ビョーク(Björk)をモチーフにしたTシャツが、ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)全店および公式通販ベイクルーズストアにて発売される。ビョークは、1993年ソロアルバム『デビュー』を発表し、瞬く間に世界的なアーティストに成長。2016年には日本科学未来館にてビョークの展示プロジェクト「Björk Digital―音楽のVR・18日間の実験」を開催するなど、日本にも数多くのファンを抱えるアーティストだ。ジャーナルスタンダードでの展開が2度目となるTシャツは、音楽カメラマンとして世界で活躍するケヴィン・カミンズがビョークを撮影。真っ白なTシャツに身を包み、首をかしげたり、椅子に座ったり、様々なポーズをとるビョークを捉えた。Tシャツはメンズ・ウィメンズの展開で、メンズはホワイトまたはブラックのTシャツタイプ、ウィメンズは同じカラーラインナップでノースリーブバージョンで発売される。【詳細】Kevin Cummins × bjork 第2弾取り扱い店舗:ジャーナルスタンダード全店および公式通販ベイクルーズストア■メンズ・S/S TEE 6,000円+税カラー:ホワイト、ブラックサイズ:M、L、XL■ウィメンズ・Sleeveless TEE 6,000円+税カラー:ホワイト、ブラックサイズ:S、M
2018年05月19日グッチ(GUCCI)のクリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレが、歌手・ビョーク(Björk)の新曲「The Gate」のミュージックビデオの衣装を担当した。ミュージックビデオの中で、ビョークは独自の幻想的な世界を表現している。その世界観を盛り立てる衣装は、ファンタジックなドレスから、まるで蝶のように美しいエキセントリックなドレスまで。アレッサンドロ・ミケーレの非現実的なクリエーションが、見事にマッチしている。なお、このミュージックビデオは、ロンドンファッションウィークの初日である15日の夜、The Store Studiosで行われた「Nowness」主催のイベントで先行上映され、会場では監督のアンドリュー・トーマス・ホワン、クリエイティブ・ディレクターのビョークとジェイムス・メリーがゲストを迎えた。Directed by Andrew Thomas HuangCreative Directed by Björk, Alessandro Michele and James MerryDress by GucciHeadpiece by James MerryMake-up by Andrew GallimoreHair by Björk and Johnny Stuntz【問い合わせ先】グッチ ジャパン カスタマーサービスTEL:0120-88-1921
2017年09月23日ビョーク(Björk)の展示プロジェクト「Björk Digital―音楽のVR・18日間の実験」が、日本科学未来館にて、2016年6月29日(水)から7月18日(月・祝)まで開催される。オーストラリア・シドニーに続き、2都市目の開催となる本展では、最新アルバム『ヴァルニキュラ』収録曲のVR映像作品などを5つのエリアで体験できる。5つのエリアのうち3つのエリアはVRコンテンツで構成。整理券が配布され、3つのエリアへ順番に案内される。最初の2つは椅子に座って、最後は立って鑑賞する仕組みとなっている。まずスタートは、アルバム『ヴァルニキュラ』のファーストトラックである「Stornemiker」。ロケーションは、見渡す限りの岩場である。その映像は、吹きさらす風の中で、ビョークが自分のためだけに語り掛けるように歌ってくれる感じを抱く。周りをくるくると囲むように回りながら愛らしい笑顔を振り撒いてくれる彼女に、思わずバーチャルだということを忘れて魅了されてしまう。2つめは彼女の口の中へいざなわれる。アルバム収録曲「Mouth Mantra」に合わせてぐるぐると渦巻くように見える奇妙な映像。歯や舌が見える紛れもなく口の中なのだが、音楽と映像が相まってグラフィカルな世界を感じることができる。映像の終盤には口の中から、歌うビョークを見るという不思議なロケーションに。このような空間は彼女ならではの表現であり、誰もが驚くことに違いない。3つめは、日本初公開となる「Notget」。今まで見た2つとは打って変わって、デジタルなイメージだ。蛾の女が、時を経て美しく変身を遂げていく一部始終を映像で楽しむとともに、まるで自らがその女と一体化していくかのようなミステリアスな感覚に陥る。時を忘れて映像とデジタルが創造する美しさを堪能してほしい。また、VR以外のエリアは「Biophillia」と「Cinema」の2つを用意。「Biophillia」は、電子パッドとヘッドフォンを用いた、画期的なアプリのインタラクティブ体験だ。画面に流れる映像に触れると、それに反応した映像や音が変化するなど、自分自身にアプリが連動。科学、テクノロジー、音楽などたくさんの要素が融合した、ビョークが生み出す最先端のデジタル世界へと誘われる。そして、最後に紹介するのは「Cinema」。ファンなら是非訪れたい場所だ。ここでは本展のためにキュレーションされた、ビョークのこれまでのミュージックビデオセレクションが鑑賞できる。プログラムに収録されているのは、デビューアルバムに含まれる「Human Behaviour」や、代表曲のひとつでもある「Hyperballad」など全29曲。合計約2時間にわたる、5.1chでリマスターしたミュージックビデオの中で、彼女の魅力を感じながらこれまでの活躍を追ってみてはいかがだろう。なお、「Cinema」の会場は小さな映画館のようにひな壇式になった座席に加え、絨毯の上にクッションが置かれたくつろぎのスペースも設置。寝ころびながら、彼女の愛らしい姿やかっこいい姿を一望することができる。今回の展示プロジェクトは、常に新しい表現を取り入れてきたビョークの新たな挑戦でもある。彼女は、VRは音楽の重要なツールになるだろうと考えているという。さらに、今後はそのほかのアルバムもVR化できれば、とも語っている。また、7月13日(水)にはライブ・アルバム『ヴァルニキュラ:ライヴ』が日本で先行発売される。アルバムには、惜しくも途中で突如中止となってしまった“幻”の「ヴァルニキュラ・ツアー」より、ビョーク本人が厳選&ミックスを手掛けたライヴ音源を収録する。【イベント詳細】Björk Digital ― 音楽のVR・18日間の実験開催日時:2016年6月29日(水)~7月18日(月・祝)時間:10:00~17:00※ただし金土日:7月1日(金)~3日(日)、8日(金)~10日(日)、15日(金)~17日(日)は22:00まで。休館日: 2016年7月5日(火)、12日(火)会場:日本科学未来館7階 イノベーションホールほか住所:東京都江東区青海2-3-6料金: 2,500円(税込)※入場時間指定制、整理番号付入場券:6月11日(土)10:00~ チケットぴあにて発売・※前売り券の販売はチケットぴあのみ。※小学生以上は入場券が必要※企画展、常設展、ドームシアターの鑑賞には別途料金が必要。■ライブ・アルバム『ヴァルニキュラ:ライヴ』2,400円+税発売日:2016年7月13日(水)<日本先行発売>※ライナーノーツつき、初回限定豪華紙ジャケット仕様
2016年07月02日アーティスト・ビョークの音楽と最先端のテクノロジーが融合する「Bjork Digital ―音楽のVR・18日間の実験」が、6月29日から7月18日まで日本科学未来館で開催される。今月オーストラリア・シドニーで開催されるフェスティバル「Vivid Sydney」に続く、世界で2回目の開催となる「Bjork Digital」。世界の映像クリエーターやプログラマーとのコラボレーションにより実現した、ビョークによる新たなVR作品を、5つのエリアを通して体験することができる。ビョークの音楽と最先端のテクノロジーの融合によって音楽体験を拡張する実験的なVRが体験できる貴重な企画となっている。また、同展開催につきビョーク本人も来日し、オープニングにあわせて日本科学未来館に滞在。なお、展示内容の詳細は未来館ウェブサイトで後日公開される予定だ。【イベント情報】「Bjork Digital ―音楽のVR・18日間の実験」会場:日本科学未来館 7階 イノベーションホール他住所:東京都江東区青海2-3-6会期:6月29日~7月18日時間:10:00~17:00(金・土・日曜日は22:00まで)料金:2,500円
2016年06月06日友人との飲み会、たまには自宅に招いてまったりと楽しむのもいいですよね。みんなの顔や好みを思い浮かべながら作る料理、会話が弾むように選ぶお酒…ここからもう、パーティー気分が盛り上がってきます。ササッと掃除をして花を飾ったら集まるメンバーに合わせてBGM選び。これがまた楽しいのです! ホームパーティーの醍醐味のひとつではないでしょうか。わたしの場合、旅から帰ってきた人がいるならば、旅先の思い出に重なるように。ハードワークにあえいでいる人には癒しになるように。ラブラブの友人が来るならば小粋なラブソングを。…こんなふうにイメージをして事前に仕込んでおくのですが、実際はその時の話題や雰囲気で臨機応変、変幻自在に。そんな中でも、必ず楽しい雰囲気を演出してくれて、かなりの頻度でBGMとしてかけているイチオシCDを3枚ご紹介しましょう。ビョーク「グリン・グロ」で楽しいパーティーの始まり、始まり!昨年、最愛のパートナーだったアーティストのマシュー・バーニーと離婚。その苦悩を歌ったハートブレイクアルバム「ヴァルニキュラ」を発表したばかりのビョークですが、これは4半世紀前、母国アイスランドでリリースされた、彼女の幻のジャズアルバム。ピアノ、ドラム、ベースのシンプルなトリオをバックに、子供が童歌を歌うみたいに母国語で楽しげに歌うビョークの天真爛漫な歌声は、大人の人間関係の煩わしさから逃れて、プリミティブな柔らかい気持ちに戻してくれることでしょう。このCDを聴くたびに「女性を常にこういう状態にさせてくれる男性こそ、本当のパートナーでは?」と思ってしまいます。ジャズとはいえ、人が集まり始めたざわめきに呼応する、こなれたオフビート感が洒落ています。思わずホッとくつろいで、おしゃべりに花が咲くこと間違いありません。ジャンゴ・ラインハルト「スウィンギン・ウィズ・ジャンゴ」で宴たけなわ♪没後62年を経た今も、愛され続ける天才ギタリストのジャンゴ・ラインハルト。マヌーシュと呼ばれる、フランス語圏に住むロマ(ジプシー)出身の彼は、戦前のパリで、ヴァイオリン奏者のステファン・グラッペリと組んだフランス・ホット・ジャズ五重奏団で活躍。ジャズ史に刻印を残す、“ヨーロッパ初の偉大なジャズミュージシャン”なのです。タイトル通り、スウィングする自由闊達な雰囲気と楽しげなメロディには、ワクワクさせられっぱなし。宴もたけなわな時、ジャンゴの名演をかけると空気感が鮮やかにリフレッシュされ、なぜか会話がますます盛り上がるから不思議です。ぜひ、お試しを!サラ・ヴォーン「クレイジー・アンド・ミクスト・アップ」でさらに濃いひととき終電の人には、そろそろアテンションしないといけないな…と思ったら、逆に、このCDをかけるとよいかもしれません。サラ・ヴォーンの酸いも甘いもかみ分けた、成熟したジャジーな歌声を耳にすると、華やかなのにすごく気分が落ち着いてくるようです。みんながそれまで以上に本音で語り始めるのを、これまで何度耳にしてきたことでしょう。わたしは、そういう会話をキッチンで洩れ聞いているのが大好きです。たいていは会話に加われと言われてしまうのですが。ノリにのった自信たっぷりの天衣無縫な歌い方が圧巻で、見事なジャズシンガーというより、彼女が歌いたいように気持ちに忠実に歌ったらこうなった…という感じ。パーティーならずとも、自分を鼓舞したい時に聴くと、感性が柔軟になるのを感じるはず。必ずしもこの順番で聴かなくてもかまいません。友人を招いた際、BGMが効果的だと親密度がさらに深まるもの。そんな思い出深い、濃いひとときを音楽で演出してみてはいかがでしょう?
2015年05月15日表参道のミュージアムショップ「MoMA DESIGN STORE」は3月19日、「ビョーク MoMA エキシビション カタログ」(8,424円)を発売する。このカタログは8日からニューヨーク近代美術館MoMAで開催されている回顧展に合わせて発刊されたもの。メインのペーパーバックでは、ビョークのメジャーアルバムにフォーカス。ライブでのパフォーマンス写真に、長年のパートナーである詩人のショーンが文章を書き添えた。その中には、「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」や「フセインチャラヤン (Hussein Chalayan)」など、名だたるデザイナーが手掛けたステージ衣装を身にまとったビョークの姿も写しだされている。その他、ナン・ゴールディン、ユルゲン・テラー、ステファン・セドゥナウィ、荒木経惟などが撮影した数多くの写真に加え、ミシェル・ゴンドリーらが手掛けたミュージックビデオのスチールカットも掲載。また、4冊あるブックレットにはMoMAのキュレーターや音楽評論家アレックス・ロス、音楽心理学者ニコラ・ディベンなども文章を寄稿しており、哲学者ティモシー・モートンとの対談がイラスト付きで掲載されている。これに、ビョークのCDアートワークをデザインしたポスターを加え、全6点のアイテムがラインアップされた。これらを収録するケースは“驚きの世界”をテーマに、「エムエムパリス(M/M Paris)」がデザインしている。現在、MoMAで開催されている回顧展では、実際に使用された楽器やツアー衣装、『オール・イズ・フル・オブ・ラブ』のミュージックビデオに登場したロボットなどを展示。更に、ニューアルバムの収録曲「ブラック・レイク」の映像インスタレーションや、過去のアルバムを映像や関連資料で紹介した展示を通じて、ビョークのアーティスト活動を振り返ることが出来る。
2015年03月17日ビョーク(Bjork)のニューアルバム『Vulnicura』が、1月21日iTunes Storeでリリースされ、日本でも配信を開始した。同作は、前作『Biophilia』発売以来、約4年5ヶ月振りとなるアルバム。当初は3月にCDリリースを予定していたが、急遽イギリス・ロンドンのレーベル「ONE LITTLE INDIAN RECORDS」からiTunesを通じて先行リリースを行ったという。このCDジャケットでビョークが着用しているヘッドピースは、日本人デザイナー武田麻衣子(Maiko Takeda)のもの。武田は、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修士課にて帽子デザインを専攻。同大学の卒業制作に、プラスチックのOHPシートを用いたヘッドピースのコレクション「Atmospheric Reentry(大気圏再突入)」を発表した。素材の質感を予測させない、幻想的でインパクトのあるコレクションは瞬く間にヨーロッパを中心に世間で注目され、その内の一人がビョークだった。ビョークは2013年に行ったライブのステージ衣装として武田の作品を着用をしている。武田麻衣子は、ロンドンのセントマーチン美術大学ジュエリーデザイン科でジュエリー製作を学ぶ。在学中、ステファン・ジョーンズ(Stephen Jones)に師事しつつ、同大学を主席で卒業。フリーランスで数々個展を行った後、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに進学し帽子製作を専攻した。現在は、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」でアクセサリーデザインを担当している。2014年には、イタリアで開催されるファッションコンペティション「イッツ(ITS)」のファイナリストにノミネートされた。
2015年01月23日アイスランド出身の女性アーティスト、ビョークが英国プロデューサーのデイビッド・アッテンボローとタッグを組み、音楽ドキュメンタリー『Attenborough and Bjork:The Nature of Music』(原題)を製作することが決定した。同作は音楽の進化や人間と音楽の関係、今後テクノロジーがいかにその関係に影響を及ぼすのかといったテーマを追究した作品になるとのこと。監督を務めるのはルイーズ・フーパー、製作は『Katy Perry:Part of Me』(原題)や英ポップバンド「ブラー」のPVで定評があるパルス・フィルムズ社が担当。英チャンネル4で放送される。本作の製作総指揮を務めるルーカス・オチョア氏は、本作について「ビョークの革新的な音楽プロジェクト(である2011年の「バイオフィリア」)に端を発した企画」と言い、我々としてはビョークとこのドキュメンタリーを製作することができてとても興奮しています。ビョークはポップ・カルチャーにおいて最もアイコニックな存在で、ほかのどのアーティストもしないような斬新なことを試みる存在なんです」と作品への意気込みを語る。オチョア氏が言う通り、ビョークによるマルチメディア・プロジェクト「バイオフィリア」が強く影響しているという同作では、コトドリやヨシキリなどの鳥のさえずりやシロナガスクジラの鳴き声を織り交ぜて自然界における音楽の存在を表現するものになるようだ。ビョークとプロデューサーのアッテンボロー氏は昨年、3年ぶりの彼女のイギリス公演「マンチェスター・インターナショナル・フェスティバル」が開催された際に、同氏がイントロダクションやナレーションを担当するという形でコラボを実現している。ビョークは子供の頃に見たアッテンボロー氏によるザ・ローリング・ストーンズへのインタビュー映像を見て以来、彼を「私のロックスター」と高く評価しているとか。
2012年08月03日