ソフィア・コッポラ監督最新作『オン・ザ・ロック』の公開を記念して、BS10 スターチャンネルではコッポラ監督が手掛けた3作品を特別無料放送することを決定した。今回、特別無料放送されるのは、『オン・ザ・ロック』でも主演を務めるビル・マーレイと、スカーレット・ヨハンソンが出演する、東京を舞台に、男女の交差する人生のひとときを描く『ロスト・イン・トランスレーション』。実際にベルサイユ宮殿で撮影を行い、フランス王妃マリー・アントワネットの激動の人生を、コッポラ監督ならではのセンスと世界観で豪華に描き出した『マリー・アントワネット(2006)』。そして、『白い肌の異常な夜』(’71)として映画化されたことで知られる、トーマス・カリナンの小説を女性目線で再映画化、ニコール・キッドマン、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング、コリン・ファレルらソフィア映画史上最も豪華ともいえる面々が集結した『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』の3作品となっている。「ソフィア・コッポラ監督3作品特別無料放送」は10月4日(日)14時~BS10 スターチャンネルにて放送。『オン・ザ・ロック』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:マリー・アントワネット 2007年1月20日より日劇1ほか全国にて公開© 2006 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights ReservedThe Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ 2018年2月23日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開ⓒ 2017 Focus Features LLC All Rights Reservedオン・ザ・ロック 2020年10月2日より全国にて公開© 2020 SCIC Intl
2020年10月02日ソフィア・コッポラ監督が故郷ニューヨークを舞台に描く都会派コメディドラマ『オン・ザ・ロック』から、ビル・マーレイが夫の浮気に悩む“娘”ラシダ・ジョーンズにアドバイス(!?)をする本編映像が到着した。ニューヨークに暮らす若い母親は、ある日、結婚生活に疑いを持つようになり、稀代のプレイボーイである自分の父親と一緒に夫を尾行することに――。ソフィアとは3度目のタッグとなるビルがプレイボーイの父親を演じ、ソフィア同様、重鎮クインシー・ジョーンズを父に持つラシダがその娘に扮する。この度解禁する本編映像は、娘のローラ(ラシダ・ジョーンズ)から夫の浮気について相談を受けたフェリックス(ビル・マーレイ)が、「携帯はチェックしろ」とアドバイスするシーン。レストランでローラに誕生日の予定を聞くと、夫は仕事で不在と聞いて呆れるフェリックス。「僕はお母さんの誕生日は必ず家にいた」と言うと、「他のことで悲しませたけどね」とローラに反論され、一瞬、寂しそうな表情を浮かべる。しかし、すぐにウェイトレスにも色目をつかい、ローラに呆れられる始末。ローラの夫が浮気をしていると直感したフェリックスは、ローラに「携帯はチェックしろ」「電話の盗聴はあとで考えよう」と告げ、このフェリックスのアドバイスから父娘の浮気調査は次第にエスカレートしていくことに――。『オン・ザ・ロック』は10月2日(金)より全国にて公開、10月23日(金)よりApple TV+にて世界配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オン・ザ・ロック 2020年10月2日より全国にて公開© 2020 SCIC Intl
2020年10月01日『ヴァージン・スーサイズ』『マリー・アントワネット』などのソフィア・コッポラ監督と『プリングリング』以来となる気鋭の製作・配給会社「A24」、そして「Apple TV+」とのタッグで贈る、ほろ苦く切ない都会派コメディドラマ『オン・ザ・ロック』。ソフィア・コッポラは初めてホームタウン、ニューヨークを舞台にしており、「この映画は私からニューヨークへのラブレターにしたかった」と語っている。ソフィアは映画作品の成長に合わせて、東京からロサンゼルス、ときにはヴェルサイユ宮殿、と多様な環境を舞台にしてきた。だが本作では、ソフィアの故郷である大都市ニューヨークを、かつての喧騒を思い起こさせるスナップショットとして描きながら舞台に選んだ。彼女にとってニューヨークは、食べたり、飲んだり、話したり、レストランのテーブルや車窓から人々を観察したり、人々が常に何かを吸収する街で、自分がその一部であること自体が純粋な喜びとなる街だという。「この映画は私からニューヨークへのラブレターにしたかったのです。でもこの街を舞台にした他の有名なコメディとは違う作品にしたいと思いました。観客が共感できるようにリアリティに根付いたニューヨークが撮れているはずです、ほど良いファンタジーの要素も加えて。ニューヨークの歴史とロマンスの古典的なセンスが残るあらゆる場所で撮影したかったのです」とソフィアは語る。ローラ(ラシダ・ジョーンズ)と父フェリックス(ビル・マーレイ)が秘密の探偵気分を味わう間、目が眩むようなかすみの中をフェリックスがマティーニを求めマンハッタンじゅうを回ってはしごする様子をカメラは追い続ける。ミッドタウンにある、禁酒時代のもぐり酒場を改造し高級ダイニングにした伝説的な「21 Club」から、ソーホーのプリンス・ストリートにあるセレブ御用達のビストロ「Raoul’s」まで。「21 Club」のシーンでソフィア監督は、かつてローレン・バコールとハンフリー・ボガートが座ったテーブルでラシダとビルを撮った。なお、『オン・ザ・ロック』の制作は在宅指示に伴い、この映画に登場するマンハッタンの人気スポットの多くが一時的にシャットダウンしてしまう寸前に完了した。「撮影はほんの数か月前のことなのに10年前のように感じます。でもこの映画制作で私たちが味わったのと同じくらい観客もこの街の魅力に浸ってもらえたら嬉しいです」。なかなか海外旅行に行くことができないいま、人気観光スポットでもあるニューヨークの、観光地以外の地元民が愛する古典的な歴史やロマンスを堪能できる1作といえそうだ。『オン・ザ・ロック』は10月2日(金)より全国にて公開、10月23日(金)よりApple TV+にて世界配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オン・ザ・ロック 2020年10月2日より全国にて公開© 2020 SCIC Intl
2020年09月27日ソフィア・コッポラ監督&脚本作『オン・ザ・ロック』の公開を記念して、東京・新文芸坐にてコッポラ監督2本立て35mmフィルム上映を行うことが決定した。フォトグラファー、女優、ファッションデザイナーとして圧倒的支持を受けるマルチクリエイターのコッポラ。彼女の原点ともいうべき作品が、公開貴重な35mmプリントで特別上映。今回上映するのは、初監督作品にしてガーリー・ムービーの古典となった『ヴァージン・スーサイズ』(’99)。70年代のアメリカ郊外を舞台に、少年少女たちの微妙な心の揺れ動きを軽いユーモアと独特のリラックス感で繊細に心やさしく描き出しヒットを記録。少女たちに魅了された少年たちの日常の思い出を回想形式で綴る。また、ビル・マーレイとスカーレット・ヨハンソンが出演し、東京を舞台に人生に迷いを覚える中年男性と、新婚生活のなかで漠然とした不安を抱く若い女性の淡く切ないロマンスを描いた『ロスト・イン・トランスレーション』(’03)も上映する。コッポラ監督最新作『オン・ザ・ロック』は、「Apple Original Films」と「A24」が製作を手掛けるコメディ映画。ビル・マーレイとラシダ・ジョーンズが父娘役を演じ、マーロン・ウェイアンズがラシダ演じるローラの夫役を演じている。『ヴァージン・スーサイズ』あらすじリズボン家の美しい5人姉妹の末娘セシリアは、聖母マリアの写真を胸に抱き、細い腕に剃刀をあてた。一命はとりとめたものの、大人たちにその理由が分かるものがいなかった。彼女を励ますため、リズボン家ではホームパーティーを開く。招待された近隣の少年たちは緊張の面持ちであった。なぜなら、みな神秘的な姉妹に憧憬の念を抱いていたからだ。しかしその最中、ひとり部屋に戻ったセシリアは窓から身を投じ、ついに帰らぬ人に。深い悲しみの中にもやがて少女たちに明るいきざしが戻ってくるが、奔放な四女が引き起こした事件を機に、姉妹は自宅での軟禁状態に…。『ロスト・イン・トランスレーション』あらすじウィスキーのCM撮影のため来日したハリウッドスターのボブ。しかし言葉が通じず、コミュニケーションのとれない人々に囲まれるうちに疎外感を強めていく。フォトグラファーの夫に付き添って来日した新婚のシャーロット。しかし、夫は仕事に明け暮れるばかりで、宛もない彼女はホテルの部屋に取り残されてしまう。「自分の居場所がない」同じように心に空洞を抱えた2人が、同じホテルで偶然出会い――。「STAR CHANNEL presents『オン・ザ・ロック』公開記念ソフィア・コッポラ監督2本立て35mmフィルム上映」は10月9日(金)~11日(日)新文芸坐にて開催。『オン・ザ・ロック』は10月2日(金)より全国にて公開、23日(金)よりApple TV+にて配信。(cinemacafe.net)
2020年09月18日ソフィア・コッポラが監督・脚本を務め、「Apple Original Films」と「A24」が製作を手掛けるコメディ映画『オン・ザ・ロック』の予告編が到着した。ローラ(ラシダ・ジョーンズ)は、夫のディーン(マーロン・ウェイアンズ)が新しく来た同僚と残業を繰り返すようになり、良からぬことが起こっているのではと疑いを抱く。そこで、男女の問題に精通しているプレイボーイに相談を持ち掛ける。それは、自分の父親のフェリックス(ビル・マーレイ)だった。フェリックスはローラにこの事態を調査すべきだとアドバイスし、父娘2人で夜のニューヨークへ。アップタウンのパーティーやダウンタウンのホットスポットを駆け巡る内に、フェリックスとローラは自分たち父娘の関係についてある発見をすることに――。予告編では、親子が久しぶりに会うシーンからスタート。プレイボーイさが伺える父の様子や、父娘が夫を尾行する様子などが、2人の会話と共にコミカルに映し出されていく。また予告編と同時に、ビル・マーレイとラシダ・ジョーンズが演じる父娘が写るポスタービジュアルも公開された。『オン・ザ・ロック』は10月2日(金)より全国にて公開、23日(金)よりApple TV+にて世界配信。(cinemacafe.net)
2020年09月04日長年、インディペンデント映画界に君臨してきた鬼才ジム・ジャームッシュ監督がソンビ映画を手掛けた『デッド・ドント・ダイ』のBlu-ray&DVDが、11月4日(水)早くもリリースされることが決定した(レンタル同時リリース)。本作は、アダム・ドライバーやビル・マーレイのほか、ティルダ・スウィントン、セレーナ・ゴメス、ダニー・グローバーら豪華な面々が出演するゾンビ・コメディ映画。赤いコンパクトカーで登場したかと思えば、「KILL THE HEAD!(頭を殺れ)」を合言葉に、ナタでゾンビを切りまくるピーターソン巡査(アダム・ドライバー)をはじめ、監督の独特な世界でゆるくも生き生きと存在感を放つキャラクターたちが登場。豪華俳優陣に加え、ヒップホップ歌手のRZAや、今作と同名タイトルの楽曲を描き下ろしたスタージル・シンプソンなど、分かる人には分かる嬉しい出演者や小ネタも満載。見れば見るほど楽しめる作品となっている。今回、Blu-ray&DVDリリースに加え、各種サイト配信も決定。ESTでは1か月先行(HD2500円SD2000円)で10月4日(日)以降、TVODでは2週間先行(HD500円SD400円)で10月21日(水)以降リリースが開始される。『デッド・ドント・ダイ』Blu-ray&DVDは11月4日(水)リリース、レンタル同時リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:デッド・ドント・ダイ 2020年6月5日より全国にて公開Abbot Genser / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc.
2020年08月28日『ムーンライト』『ミッドサマー』などを手掛けてきた製作・配給会社「A24」が、「Apple TV+」とパートナーシップを結んでから初めての作品となる『On the Rocks』(原題)の予告編が公開された。同作はソフィア・コッポラが監督・脚本を務め、コッポラ監督の代表作『ロスト・イン・トランスレーション』や『ビル・マーレイ・クリスマス』のビル・マーレイ、コッポラ監督の長年の友人ラシダ・ジョーンズらが出演。予告編はビルとラシダが演じるフェリックス&ローラ親子が久々に再会するシーンから始まる。フェリックスは通りすがりの女性に「美しい!」と褒めたり、知り合いに「お母さんのお尻は元気か?」と声をかけたり、「女性は35歳から39歳が一番美しい」とこだわりを主張したりと相変わらずのプレイボーイぶりを発揮。子育てと仕事に明け暮れるローラが、夫のディーン(マーロン・ウェイアンズ)が「いつも仕事で忙しく、家を空けがち」ということをぼやくと、フェリックスはディーンが浮気をしているのではないかと疑う。「パパと一緒にしないで」とローラにいさめられるも、「尾行するべし!」と2人でディーンを追跡することに。その先に待っているものとは…。コッポラ監督は以前「Entertainment Weekly」誌で、今作について自身の出産後の生活から構想を得たと語っている。物語の一部は父フランシス・フォード・コッポラを参考にしたという。『On the Rocks』はアメリカで10月に劇場公開&「Apple TV+」で配信を開始する。(Hiromi Kaku)
2020年08月20日2020年夏の大阪・梅田スカイビルは、空中庭園展望台をはじめ施設のいたるところでお出かけをお得に楽しめる企画がたくさん。カップルでも、ファミリーでも、この夏は大阪の魅力を再発見しに梅田スカイビルに出かけてみては?「梅田スカイビル 空中庭園展望台 入場引換券」チケット情報【妄想世界旅行 ~世界のビール飲みくらべ~】空中庭園展望台40F「cafe SKY 40」で9月30日(水)まで開催。世界36か国、約80銘柄のビールを片手に、まるで世界中を旅している気分で空中庭園展望台を楽しもう。【TEMBO★キッズ ウェルカムキャンペーン開催!】「コロナ禍の影響で家族旅行に出かける機会が少なくなってしまった子どもたちのために」と企画され、大阪市内の小学校の夏休み期間に合わせて、入場無料キャンペーンが実施される。【期間限定!SUMMER FREE PASSで何度でも天空へ!】特典満載の “夏季限定フリーパス” も登場。これさえあれば大人も何度でも好きな時間に空中庭園展望台に入場することができる。
2020年08月18日フジテレビ系「土曜プレミアム」の6月6日(土)放送回は、ジャングルで育てられた人間の少年モーグリと、彼を取りまく動物たちとの絆や葛藤を圧巻の3DCGを駆使して描いた『ジャングル・ブック』を本編ノーカット地上波初放送する。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリ。黒ヒョウのバギーラはこの幼き命を母オオカミのラクシャに託し、モーグリは“ジャングルの子”となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれて成長したモーグリ。自分がジャングルの「脅威」となりうる存在とは微塵も思っていなかった。だが、たった1人で大自然の脅威や新たな動物たちの中に身を投じることになった彼は、これまで知らなかった様々なことに目覚めていき、自分が自分らしく生きることの意味や本当の居場所を少しずつ見出していく。モーグリは、命を懸けて自分を守り愛してくれた者たちにとって、そして自分が愛する者たちにとって「希望」となるのか…?ディズニーの名作アニメを主人公以外“全て3DCG”で実写リメイクした本作。見どころはなんといっても、2度のアカデミー賞に輝く視覚効果スーパーバイザーのロバート・レガートをはじめとするハリウッド最高峰の映像制作チームが結集して作り上げた“実写超え”の映像。リアルに再現されながら人間の俳優のように“演技”する動物たちと、風にたなびく草木のような大自然の風景は、全てセット撮影とCGで生み出されたとは思えない驚きに満ち溢れている。メガホンを取ったのは『アイアンマン』シリーズのジョン・ファヴロー。監督として昨年公開の“超実写版”『ライオン・キング』を手掛けたのも記憶に新しい。主人公モーグリを演じるのは2,000人から選ばれた新星ニール・セディ。さらにこの映画史に残る圧倒的な映像により深い感動を与えるためにキャスティングされた声優陣も超豪華でベン・キングズレー、ビル・マーレイ、ルピタ・ニョンゴ、イドリス・エルバ、クリストファー・ウォーケン、スカーレット・ヨハンソン、ジャンカルロ・エスポジートら錚々たるスターが集結。日本語吹き替え版でもバギーラを松本白鸚、バルーを西田敏行、ラクシャを宮沢りえ、シア・カーンを伊勢谷友介、モーグリを北原十希明、キング・ルーイを石原慎一、カーを朴ロ美、アキーラを大川透がそれぞれ担当。俳優、声優界の実力派が集った。なお今回は番組の終わりに『トイ・ストーリー』シリーズの短編『ハワイアン・バケーション』もノーカットでオンエア。おもちゃたちの新たなオーナーとなった女の子ボニーの寝室で、バービーとのハワイ旅行の手配をしくじってしまったケンを見かねたおもちゃの仲間たちが、2人のためにとびきりの“ハワイの休日"を演出しようと大奮闘するという物語。ウッディ役の唐沢寿明、バズ役の所ジョージらお馴染みのキャストが出演する。土曜プレミアム『ジャングル・ブック』は6月6日(土)21時~フジテレビ系で本編ノーカット・地上波初放送。(笠緒)
2020年06月06日新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、公開延期となっていたジム・ジャームッシュ監督最新作『デッド・ドント・ダイ』が、6月5日(金)より劇場公開されることが決定。この度、本作に出演するビル・マーレイとティルダ・スウィントンが、豪華キャストの中でもジャームッシュ監督ゆかりのミュージシャンたちとの共演について語った。本作には、音楽をこよなく愛するジャームッシュ監督らしく、多くのミュージシャンも多数出演している。まずは、衝撃的な「コーヒー・ゾンビ」姿を見せてくれる「ゴッドファーザー・オブ・パンク」ことイギー・ポップ。ジャームッシュ監督が手掛けた、伝説のバンド「ザ・ストゥージズ」のドキュメンタリー映画『ギミー・デンジャー』(16)の主人公でもある。また、「酔いどれ詩人」の異名で知られ、グラミー賞2度受賞、ロックの殿堂入りもしているシンガーソングライターのトム・ウェイツ。ジャームッシュ監督とは親交が深く、『ダウン・バイ・ロー』(86)の主演をはじめ常連俳優としても知られる。グラミー賞ヒップホップグループ「ウータン・クラン」のリーダーであるRZAは、『ゴースト・ドッグ』(99)で映画音楽を手掛け俳優デビューも果たしており、本作へは『コーヒー&シガレッツ』(03)に続く出演。さらに、そういったベテランの常連組に加わり、本作ではフレッシュな新顔として輝けるポップ・スターのセレーナ・ゴメスも登場。ジャームッシュ監督の娘がもともとファンだったそうで、監督自身も彼女のヒット曲「Bad Liar」について「間違いなく見事な、草分け的なポップミュージック」と絶賛している。そのほかにも、監督からのラブコールでテーマソング「The Dead Don’t Die」を描き下ろしたグラミー賞受賞のカントリー歌手、スタージル・シンプソンまでも。ギターを引きずる「ギター・ゾンビ」に扮している。そして、本作のサウンドトラックを手掛けたのは、ほかならぬジャームッシュ監督が率いるバンド「SQURL」(スクワール)。これほどまでにミュージシャンたちと深く結びついている映画監督という点ではジャームッシュの右に出る者はいないかもしれない。今回、そんなジャームッシュ組の撮影現場の様子を、ビル・マーレイとティルダ・スウィントンが明かす特別動画が到着。これまで4作品でタッグを組んできたティルダは、「監督もミュージシャンだからその感覚で撮影をすることがよくあります。実際、撮影のセットではジャム・セッションのようになることが多い」と、ジャームッシュ監督ならではの現場の様子を語る。また、ビルも「撮影は楽しかった」「トム・ウェイツとは一緒に食事をしたよ、僕の発言に彼が笑うとすごくいい気分になった」と、彼らとの共演を楽しんだ様子。さらに、渋いハスキーボイスが特徴的で、歌詞にブラックユーモアを込める人物であるトム・ウェイツが、実は鈴の音のような笑い声の持ち主で、しかも笑い上戸だという、意外な一面も明かしている。『デッド・ドント・ダイ』は6月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デッド・ドント・ダイ 2020年6月5日より全国にて公開Abbot Genser / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc.
2020年06月05日1913年に出版されたイーディス・ウォートン著の「The Custom of the Country」(邦題:「お国の習慣」)が、ソフィア・コッポラ監督の手によってドラマ化されることになったという。「The Hollywood Reporter」などが報じた。同誌によると、同作は「Apple TV+」のリミテッド・シリーズとしてドラマ化されるとのこと。コッポラ監督が「Apple」とタッグを組むのは初めてではなく、ビル・マーレイとラシダ・ジョーンズを主演に迎えた映画『On the Rocks』のリリースが年内に控えている。「The Custom of the Country」は、アメリカ中西部出身の少女アンディーン・スプラッグが、ニューヨークの上流社会での成功を目指すという物語。しばしばジュリアン・フェローズ著「ダウントン・アビー」の“インスピレーションのもと”にたとえられている。ウォートンの小説は「エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事」や「歓楽の家」など映画化されたものが多々あるが、「お国の習慣」が映画化されるのは初めて。コッポラ監督は「アンディーン・スプラッグは私の大好きな、文字通りのアンチ・ヒロイン。彼女を初めてスクリーンに登場させられることを楽しみにしています」と語っている。(Hiromi Kaku)
2020年05月13日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響でアメリカでは失業者が急増しています。そこで経済的に困窮する人たちを助けようと、有名人たちがユニークな方法で寄付金集めを始めました。2020年4月、俳優のレオナルド・ディカプリオは故スティーブ・ジョブズの妻ローリーン・パウエル・ジョブズとともに食糧基金『アメリカズ・フード・ファンド(America’s Food Fund)』を設立。この基金は低所得者や高齢者、子供たちなどに食事を届ける慈善団体を支援する目的で作られました。レオはさらに同月15日、ロバート・デ・ニーロと一緒に制作した動画をInstagramに投稿。そこで驚くべき企画が発表されたのです。ハリウッド映画にエキストラとして出演できる!助けを必要としている人たちへの寄付を呼びかけたレオとロバートは、寄付してくれた人の中から1名に特別な景品を用意していることを発表。その内容はなんと2人が共演するマーティン・スコセッシ監督の新作映画『Killers of the Flower Moon(原題)』にエキストラとして出演し、丸1日3人と一緒に撮影現場で過ごし、さらに映画のプレミアに参加できる権利です! この投稿をInstagramで見る Leonardo DiCaprio(@leonardodicaprio)がシェアした投稿 - 2020年 4月月15日午前5時44分PDT世界的な大スターであるレオとロバートと共演できて、名匠スコセッシの撮影風景が見学できるなんて、映画好きの人にとってはまさに夢のような豪華な景品!さらにレオやほかの共演者と一緒にランチが食べられて、映画のプレミアに参加する際の飛行機代やホテル代も含まれています。有名人たちが次々と豪華景品を提供この企画にほかの有名人たちも続いてほしいと、レオは俳優のマシュー・マコノヒーと人気司会者のエレン・デ・ジェネレスを指名。するとエレンは自身が出演するトーク番組『エレンの部屋』で一緒に司会をする権利をプレゼント! この投稿をInstagramで見る Ellen DeGeneres(@theellenshow)がシェアした投稿 - 2020年 4月月15日午前9時31分PDTまたマシューは彼と一緒にテキサス大学のアメリカンフットボールの試合を観戦する権利を景品としました。 この投稿をInstagramで見る Matthew McConaughey(@officiallymcconaughey)がシェアした投稿 - 2020年 4月月15日午前9時57分PDTさらにエレンから指名を受けた歌手のジャスティン・ティンバーレイクは、彼と俳優のビル・マーレイと一緒にゴルフをした後、ディナーも楽しめる権利をプレゼントすることにしました。 この投稿をInstagramで見る Justin Timberlake(@justintimberlake)がシェアした投稿 - 2020年 4月月15日午後1時54分PDT『All In Challenge』と名付けられたこの寄付金集めは2020年4月25日現在、芸能人やスポーツ選手らによる景品が90を超え、寄付金も続々と集まっています。スターが企画した景品はどれも、大金を払っても経験できないような夢のようなものばかりです。集まった寄付金は全額、『ミールズ・オン・ホイールズ・アメリカ(Meals on Wheels America)』『ノー・キッド・ハングリー(No Kid Hungry)』『アメリカズ・フード・ファンド』などの慈善団体に送られるということです。コロナウイルス対策によって多くの州で外出禁止令が出ているアメリカでは、明日の食事にも困っている人たちが食料品の配給所に長蛇の列を作っています。自分たちならではの方法で多額の寄付金集めに協力している有名人たちに感謝と拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月27日パリを舞台に、オシャレな街並みやファッションを楽しみつつ、笑いあり、そして感動ありで大人のラブストーリーを描く『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。「ラブセカ」の愛称がじわじわと浸透し始めた本作の魅力に迫った。監督やキャストも大のラブコメ映画好き!本作は、フランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」による2010年代のラブコメ映画ランキングでは、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』など数々の名作を押さえ、見事1位となった注目作。描かれるのは、ひと目惚れから結婚した、ベストセラー作家のラファエルとピアニストを目指すオリヴィアを巡る物語。2人が大喧嘩をした翌朝、ラファエルはオリヴィアがピアニストとして成功し、彼女と立場が逆転した“もう一つの世界”で目覚める。その上、2人の出会いはなかったことになっていて…というストーリー。そんな本作のユーゴ・ジェラン監督はもちろん、キャストたちも大のラブコメ映画好きだという。ジェラン監督は製作のきっかけについて、『アバウト・タイム』をはじめとするリチャード・カーティス作品や、『恋はデジャ・ブ』『エターナル・サンシャイン』『her/世界でひとつの彼女』などの名作を次々に挙げ、「ハリウッド映画の名作ラブコメのような作品を作りたかったんだ。フランス風のテイストでね」と語っている。『恋はデジャ・ブ』のハロルド・ライミス監督にちなんで名付けられたという、主人公ラファエル・ラミシー役のフランソワ・シビルは、「僕もラブコメ映画にはかなりこだわりがあってね(笑)。でもユーゴの脚本は、そんな僕にぴったりだと思ったんだ!」と、ラブコメ映画ファンとしても魅力的な企画だったと語っている。準備段階からラブストーリー全開!?そんな本作は、撮影前最後の準備として、ジェラン監督自らがラブストーリーのはじまりを予感させていた(!?)フランソワとジョセフィーヌを連れて3人でのプラハへの小旅行を企画。フランソワは、「いざ撮影という段階になったときには、僕らは音合わせもバッチリのオーケストラみたいだった。ちょっとユーゴのほうを見ただけで、彼がどういうふうにして欲しいか分かるくらいだったよ」と、ふり返っており、旅行は大正解だったようだ。また、以前日本で行われた試写会では、驚異の女性満足度96%を記録。オリヴィアを思いやることができなかったラファエルが、ラストで“愛”を知り、運命の決断を下すシーンにも感動の声が寄せられている。プライベートでも交際に発展した主演2人!パリのオシャレなファッションに、コメディもたっぷり楽しめる主人公ラファエル役のフランソワは、第72回カンヌ国際映画祭で今後の活躍が期待される新人に贈られる「ショパール・トロフィー」を獲得した注目の俳優。また、オリヴィア役のジョセフィーヌは、その弾ける笑顔でフランスを夢中にした才色兼備の女優という美男美女カップル。この2人は、本作での初共演をきっかけになんとプライベートでも交際に発展しており、まさに息ぴったりの掛け合いやラブラブなシーンには注目。また、ファッションに笑いにと、楽しめる要素はたっぷり!舞台であるパリのオシャレな街並みはもちろん、メガネ姿やアップのヘアスタイル、コートの着こなし、ピアニストとしての舞台でのドレス、オフのざっくりとしたニット姿など、オリヴィアがパリジェンヌの着こなしも披露。さらに、ラファエルの親友・フェリックスにも注目。フランス版ビル・マーレイともいえるような、クスッと笑えるバンジャマン・ラベルネの演技も要チェック!『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月1日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2020年5月1日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2020年04月07日4月3日(金)に公開予定だったジム・ジャームッシュ監督、ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントンら豪華俳優陣による『デッド・ドント・ダイ』が、全国公開を延期することが発表された。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、また、来場の観客の安全と健康を第一に考えての公開延期となり、延期後の公開日は決まり次第、公式ホームページ等にて発表される。前売り券(ムビチケオンライン券/ムビチケカード)は延期後の上映にも使用できる。なお、現在TOHOシネマズ 日比谷にて行われている先行上映については、劇場営業日は継続上映する予定という。『デッド・ドント・ダイ』は2020年、近日公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デッド・ドント・ダイ 2020年、全国にて公開Abbot Genser / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc.
2020年03月30日世界中の映画ファンからリスペクトを受ける鬼才ジム・ジャームッシュ監督が手掛けるソンビ映画『デッド・ドント・ダイ』。4月からの公開に先駆けて、この度、本作とのタイアップメニューを販売することが決定した。アダム・ドライバー演じる飄々とした顔でゾンビをぶった斬るマッチョメガネ警官のロニー巡査をはじめ、定年退職を考えていた甘党の警察署長クリフ(ビル・マーレイ)、ゾンビ襲来の影響をもろに受ける涙目の絶叫クイーンなど、本作には強烈個性のキャラクターたちばかりが登場。今回の公開記念コラボメニューでは、作品の世界観をイメージしたカラフルで強烈な個性の品々が登場。都内の飲食店6店舗で行われ、お菓子を求めて彷徨うキッズゾンビをイメージしたプリン入りチョコバナナミルクシェイク、スイーツ系のオリジナルサンド、キャラクターイメージのカクテルなどが販売される。さらに各店舗では、対象メニューを注文した方に本作オリジナルのステッカーのプレゼントも(先着順、なくなり次第終了)。『デッド・ドント・ダイ』タイアップメニュー■「cafe&DINE in "nope"」期間:3月27日(金)~終了未定オリジナルメニュー「candy,candy,candy」お菓子を求めて彷徨うキッズゾンビをイメージしたプリン入りチョコバナナミルクシェイク。※1日6~8杯の数量限定。ほか、「Ronny’s creepy pulled pork sand」「Tilda’s sweet make up」も販売予定。■「八月の鯨」期間:3月27日(金)~終了未定オリジナルカクテル「デッド・ドント・ダイ」和の心や宇宙の神秘にも通ずる造形美。主人公2人を思わせるパトランプカラー。世紀末的ゾンビ映画をチープなシャルドネ風味のカクテル。■「NEW NEW YORK CLUB BAGEL & SANDWICH SHOP 麻布十番店」期間:3月27日(金)~4月19日(日)オリジナルメニュー「デッド・ドント・ダイ」ベーグルサンドブラックのベーグルでクリームチーズ、クランベリージャム、チョコレートを挟んだスイーツ系のオリジナルサンド。■「SF-BAR 神田FLUX」「SF-Dining&Bar 新宿FLUX」期間:3月27日(金)~4月30日(木)個性の強い3人のカクテル「クリフ」「ロニー」「ゼルダ」■「Cafe&Bar BIG FISH」期間:4月初旬~オリジナルカクテル4種「ブルームーンビール スライスオレンジ付き」「ロニー」「クリフ」「ゼルダ」『デッド・ドント・ダイ』は4月3日(金)より全国にて公開。※3月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷にて先行上映(cinemacafe.net)■関連作品:デッド・ドント・ダイ 2020年4月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Abbot Genser / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc.
2020年03月25日鬼才ジム・ジャームッシュ監督が初めて手掛けるゾンビ・コメディ映画『デッド・ドント・ダイ』から、アダム・ドライバー、ビル・マーレイ、クロエ・セヴィニー、ティルダ・スウィントンという強烈な個性たちのキャラポス&キャラ動画が解禁された。平和な町センターヴィルに突如現れたゾンビたち…。彼らに立ち向かうのは、町でたった3人しかいない警官と謎に包まれた葬儀屋の女主人。解禁となるポスター画像には、それぞれ手に武器を携えた、人類の運命を託された(?)ヒーローの姿が!ゾンビ映画の凶器の定番!? マチェーテを手にして異常事態にも妙に落ち着き払った対応を見せるのは、アダム演じるロニー・ピーターソン巡査。また、警官チームのリーダーとして神妙な面持ちで猟銃を構える、ビル演じるクリフ・ロバーソン署長。そして、ゾンビ出現にパニックとなりながら猟銃を抱える、クロエ演じるミンディ・モリソン巡査。さらに、謎の葬儀屋ゼルダを演じたティルダ・スウィントンは黒いマントを羽織り日本刀を腰に携え、強烈なオーラを放っている。各キャラクターの後ろには、オドロオドロしい色で光り輝く満月を背に、イギー・ポップやサラ・ドライバー演じる“コーヒー・ゾンビ”が迫っている点にも注目。併せて解禁されたキャラ動画では、「ロニーやクリフに会いに行こう!」と銘打って、それぞれのユニークな個性が炸裂する本編シーンが紹介されている。ゾンビが這い出てきたであろう墓穴にうっかり転げ落ちるクリフ署長、ゾンビに囲まれたパトカー内で上司のクリフに「そっちこそ黙れ!」と言い返す、大人気ないロニー巡査、メガネに飛んだ血しぶきに恐れおののき絶叫を繰り返すミンディ巡査に、ゾンビに向かって、まさかのファッションチェックを始めるゼルダは日本刀で仕上げ…。豪華4人、強烈な個性の大渋滞といえるスペシャルシーンの連続となっている。『デッド・ドント・ダイ』は4月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デッド・ドント・ダイ 2020年4月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Abbot Genser / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc.
2020年03月19日『パターソン』以来、3年ぶりの最新作となる鬼才ジム・ジャームッシュの『デッド・ドント・ダイ』から、ジャームッシュ作品の常連ティルダ・スウィントンのキャラ紹介特別動画&場面写真が到着した。これまで、天使や魔女、吸血鬼に加え、ルカ・グァダニーノ監督映画『サスペリア』では、全身に特殊メイクを施して完全に別人と言える82歳の男性を演じたことでも話題となった女優ティルダ・スウィントン。演じるキャラの振れ幅がとにかく広く、ミステリアスな美貌と実力で世界中を虜にしてきた彼女は、本作でこれまた一風変わった葬儀屋の主人ゼルダ・ウィンストン役を演じている。ティルダがジャームッシュ・ファミリーに加わるのは今回が4本目。ジャームッシュ監督は、執筆の初期段階から彼女と連絡を取り、見た目を自在に変えられ、世界的に活躍するこの女優に、どういうキャラクターを演じたいかと尋ねたという。その問いに「タイトルで言っているように、“死者は死なない”ために虫の居所が悪い葬儀屋を演じたいと伝えた」そうで、本作での役どころは、実は本人自らが提案したというユニークなエピソードを明かした。今回到着した映像では、流れるような美しいホワイトブロンドのロングヘアをなびかせ、手には日本刀、空手道着に身を包み、ゾンビたちを次々と切り倒してゾンビ無双をかますゼルダの姿が切り取られている。「ゾンビから身を守る術は心得ております」と無感情な表情で淀みなくまくし立て、その言葉通りに、ゾンビたちを次々に切り伏せる姿を見せつけられたロバートソン(ビル・マーレイ)。「パソコンの扱いは?」の質問を口にすると、すぐさまにゼルダは、異常なスピードでキーボートを叩き、“マトリックス”のごとき、神業ともいえるパソコンスキルまで披露する。自身が演じた“ゼルダ”というキャラクターに対し、ティルダは「誰もゼルダのことをよく知らないのです。彼女がどこから来たのかも。ゼルダには謎があります。こういう変わった人たちの中でも、ひと味違う変人ですね」と明かしており、まさに謎に包まれた女性だ。そんな謎多き人物ですら、完璧に演じきってしまうティルダの見事な演技は本作でも見どころのひとつ!さらに、スコットランド王家の血を引くといわれる彼女の、彫刻のような美しさが際立つ場面写真も到着。どこか神々しさすら感じさせる謎の葬儀屋主人・ゼルダの活躍に、乞うご期待!『デッド・ドント・ダイ』は4月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デッド・ドント・ダイ 2020年4月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Abbot Genser / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc.
2020年03月16日ジム・ジャームッシュ監督と4度目のタッグとなるビル・マーレイと、前作『パターソン』で主演を務めたアダム・ドライバーのW主演で贈る『デッド・ドント・ダイ』。今回、本作で初めてジャームッシュ・ファミリーの仲間入りを果たしたセレーナ・ゴメスの本編映像が到着した。世界的ポップスターで、女優・プロデューサーでもあるセレーナ・ゴメスが演じるのは、自動車旅行の途中でたまたま田舎町のセンターヴィルを訪れ、ゾンビ騒動に巻き込まれてしまった都会っ子のゾーイ。7歳で子役デビュー、ディズニー・チャンネルの「ウェイバリー通りのウィザードたち」で一躍人気者となり、モデルやシンガー、慈善活動家としても活躍するセレーナ。1億5200万人を超えるインスタグラムのフォロワーを持ち、アカウントを消去するまでは長らく「最もフォロワー数の多い女性」として君臨していた。体調不調による休業から見事に復帰すると、これまでのイメージを一転する本作への出演を果たした。なんと意外にも(?)ジャームッシュ監督はセレーナファンで、ヒット曲「バッド・ライアー」を「間違いなく見事で、草分け的なポップミュージック」と絶賛!彼の愛娘もセレーナのことを応援しているファンだそう。ジャームッシュ監督は、彼女が演じるキャラクターについて「偶然センターヴィルにたどり着く、若くてきれいな旅行者をイメージしていた」と明かす。彼は今回、劇中に多様な世代の人を出したいと思っていたとかで、セレーナと旅行仲間は、彼女たちと同年代のグループを代表し、怖いもの知らずの自由を象徴する役割を担っているという。解禁された本編映像は、ちょうど彼女たちが町に到着したばかりの1シーン。雑貨店を営むホラーオタクの青年ボビー(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)の店へ、ガソリンの補給と買い出しに訪れた場面が切り取られている。そんな中で最も注目なのが、セレーナ演じるゾーイが何気なく手に取るあるCD。実は本作、映画の全編に流れるテーマソングは、ジャームッシュから直々に依頼を受けたグラミー賞アーティスト、スタージル・シンプソンが書き下ろした曲。映像内ではゾーイがこの曲について「大好きよ」と絶賛。映画と同タイトルの「デッド・ドント・ダイ」という曲で、劇中の世界ではCDが12ドルで売られている。観る者の耳を不思議と癒やし、開いた口がふさがらないほど想像を超えたエンディングへと誘うカントリーナンバーとなっているこの曲。このうえなくチャーミングなジャームッシュ流アポカリプスに軽やかな無常観を吹き込んでいるのだが、米国では本編に登場するのと全く同じジャケットでCDが発売されており、手に取ればゾンビ映画の世界へ足を踏み入れた気分になれる、かも!?『デッド・ドント・ダイ』は4月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デッド・ドント・ダイ 2020年4月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Abbot Genser / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc.
2020年03月12日ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、セレーナ・ゴメスらが出演するゾンビ・コメディ映画『デッド・ドント・ダイ』。この度、アダムが演じるマッチョなおトボケ警官の特別動画が2種類到着した。今回ビルとW出演を務めたアダムは、「スター・ウォーズ」シリーズのカイロ・レン役でお馴染み、また『ブラック・クランズマン』『マリッジ・ストーリー』など次々と話題作へ出演し、いま最も旬な俳優。そんな彼が本作で演じているのは、ビルやクロエ・セヴィニーらと共に町に3人しかいない警官のひとり、ピーターソン。マッチョながらも飄々としたゆるいキャラのピーターソンは、「まずい結末になる」が口癖で、ゾンビ事件にメガネの奥の瞳は無表情のまま粛々と対処するようなキャラクターだ。今回到着した映像は、カンヌ映画祭のオープニングで上映された際も、このシーンでは会場で笑いが起こったというピーターソンの登場シーン。平和な町で猟奇殺人事件が発生。その現場に、なんと超コンパクトな愛車“スマート”で登場!コミカルでシュールな場面となっている。このメルセデス・ベンツが発売しているスマートという車種は、全長約2.5m×全幅1.5mという、とにかく小さいマイクロコンパクトカーのアイコン的存在だ。そして、ビル、セレーナらとの豪華共演シーンに加え、ティルダとクロエの2人がピーターソン巡査についてトークを繰り広げるコミカルなキャラクター映像も公開。『パターソン』に続き再びジム・ジャームッシュ監督とタッグを組んだアダム。実は前作を撮影中、2人は詩人肌で物思いに沈む『パターソン』の主役とは真逆の暴力的で反社会的なキャラクターが登場する『パターソン』というアクション映画をいつか作ろうと冗談を言っていたそう。そして、無表情の巡査にドライバーをイメージしながら脚本を書いているとき、ジャームッシュ監督はすぐそのキャラクターにピーターソンという名前をつけたという。『デッド・ドント・ダイ』は4月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:デッド・ドント・ダイ 2020年4月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Abbot Genser / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc.
2020年03月09日ビル・マーレイとアダム・ドライバーが鬼才ジム・ジャームッシュのもとでW主演する、愛すべきゾンビ・コメディ『デッド・ドント・ダイ』から、オールスターキャストが集結した日本版予告と、ポスター画像&場面写真が一挙に解禁された。先に解禁された海外版予告の字幕版を見た映画ファンからは、「これはwwwジム・ジャームッシュやりたい放題かよ」「楽しみしかなくて発狂しそう」「1億パーセント面白いと確信している」など、期待あふれる声が殺到している本作。今回、新たに日本版の予告映像が到着。「この平和な街に…ヤツらがやって来る」という、どこかノスタルジックな文字とともに、ゾンビのダイナー襲撃シーンから幕を開ける。現実社会に溢れる、一心不乱にスマホ画面に見入って歩行する“スマホ・ゾンビ”からインスピレーションを得たというジャームッシュ監督。本来は無個性であるゾンビに現代の世相を反映させた驚きの演出で、本格的なゾンビ映画の創造に挑戦!テニスラケットを振り回す「スポ根ゾンビ」、“コーヒー”という言葉を繰り返してさまよう「コーヒー・ゾンビ」、酒の匂いを漂わせ酔っ払う「シャルドネ・ゾンビ」など、生前の物欲に従って行動する生ける屍たちを映像化。奇想天外でユーモラスなゾンビたちは、「ウォーキング・デッド」のようにシリアスでもなく、『新感染ファイナル・エクスプレス』のように過激でもない、どこかトボけた滑稽さがあり、“もしも自分がゾンビになったら?”と思わず想像力を膨らませてしまう!?さらに、奇想天外なゾンビたちの大量発生に立ち向かうのは、これまたトボけた警官コンビ。ビル・マーレイが猟銃をぶっ放す衝撃シーンに加え、アダム・ドライバーがライトセーバーならぬナタでゾンビを斬り捨てる驚愕シーンも!「ゾンビを成敗しないと世界は終わる」と日本刀を携えたブロンド長髪のティルダ・スウィントンなど、ほかの映画では絶対に観られないコミカルな怪演を披露する豪華キャストたちも見逃せない。併せて解禁となったポスター画像では、まさにいま、墓から這い出てきたかのような生々しいゾンビの手が…。月夜に迫りくるゾンビの恐怖をかき立てるビジュアルだ。新たに解禁となった場面写真では、ティルダが道着で日本刀を構える姿や、セレーナ・ゴメスが友人たちとオタクグッズでいっぱいのホビーショップに立ち寄るシーン。ゾンビの襲来に怯えるダニー・グローヴァーとケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、まさかのゾンビ役で登場したイギー・ポップ、森で暮らす世捨て人を演じるトム・ウェイツの姿が切り取られている。ジョージ・A・ロメロ監督の古典的名作『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』にオマージュを捧げ、疾走感よりも牧歌的な緩やかさを選び取ったジャームッシュ。特有のオフビートなスタイルと相まった、唯一無二のゾンビ・ワールドとなっている。『デッド・ドント・ダイ』は4月3日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デッド・ドント・ダイ 2020年春よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Abbot Genser / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc.
2020年03月06日スター俳優たちの場面写真とポスタービジュアルがお披露目され、注目を集めたウェス・アンダーソン監督の最新作『The French Dispatch』(原題)から、世界中のファン待望の予告編映像が解禁された。ベニチオ・デル・トロやティモシー・シャラメ、ジェフリー・ライトという新参組に、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントン、レア・セドゥ、フランシス・マクドーマンド、シアーシャ・ローナン、ビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソン、ウィレム・デフォーら、お馴染みの常連組も合わせ、豪華キャストが集結している本作。20世紀のフランスのある架空の街、「ニューヨーカー」誌をモデルにした「The French Dispatch」の記事を3つの物語にした形で、アンダーソン監督によれば「ジャーナリストへのラブレター」を描くという。予告編には、アンダーソン監督ならではのポップな色使いの雑誌社の様子が映し出されるカラーパートと、何やら不穏な雰囲気のモノクロパートに分かれ、その中には1968年5月に学生運動から広がったフランスの「五月革命」を思わせるシーン、早速話題を呼んでいる頭にタオルを巻いたティモシーのバスタイムなどのシーンが登場している。『The French Dispatch』は7月24日より全米公開予定。(text:Reiko Uehara)■関連作品:The French Dispatch(原題) 2020年より公開予定
2020年02月12日今夏、全米公開となるウェス・アンダーソン監督作『The French Dispatch』(原題)の新しいポスターが公開された。これにより、いままでベールに包まれてきた、豪華キャストの演じるキャラクターが明らかに。特に話題を呼んでいるのが、タオルをターバンにして頭にかぶり、裸で風呂に入りながら書き物をしているティモシー・シャラメ。ブリーフケースを持ち、デスクにずらりと並んだ札束を目の前にたたずむスーツ姿のエイドリアン・ブロディや、絵の具まみれの絵描き、ベニチオ・デル・トロも目立っている。ポスターから様々な情報が読み取れる上に、タイトルにもなっている「The French Dispatch」は、「ザ・ニューヨーカー」誌にインスパイアされた架空の週刊誌であることも明らかになった。「ザ・ニューヨーカー」誌が公式サイト上で、映画の場面写真を独占的に掲載した。アンダーソン監督はティーンエイジャー時代から同誌の大ファンであり、自身が生まれる前に発売された雑誌まで集めているコレクター。ビル・マーレイ演じる「The French Dispatch」の編集者アーサー・ハウィッツァー・Jr.は「ザ・ニューヨーカー」誌の創刊者ハロルド・ロスに同誌への寄稿者A・J・リーブリングを足したようなキャラクターで、ジェフリー・ライト演じるローバック・ライトは作家のジェイムズ・ボールドウィンとやはりA・J・リーブリングをミックスさせたキャラクターなのだという。「ザ・ニューヨーカー」誌の影響を受けた今作は、まもなく予告編が公開される。(Hiromi Kaku)
2020年02月12日毎年、試合はもちろん、あらゆる企業の凝りに凝ったCMでも盛り上がるスーパーボウル。今年のCMから人気俳優が出演しているものや、インパクトの強いCMをご紹介!住宅ローン「Rocket Mortgage」「この家では本当にくつろげて、自分自身でいられる」と語るジェイソン・モモアが、身体から筋肉を“脱ぎ捨て”、あのマッチョな身体からガリガリに。さらにロン毛もカツラというていで脱ぎ捨て、衝撃の落ち武者ヘアを披露する。飲料「マウンテンデュー ゼロ・シュガー」ブライアン・クランストンが『シャイニング』の主人公ジャックに扮したパロディCM。最後には、ブライアンがなんとあの双子役も演じている。自動車「ヒュンダイ ソナタ」クリス・エヴァンス、ジョン・クラシンスキーが出演。とある駐車場でコーヒーを飲んでいたクリスの目の前に、ジョンが「ソナタ」に乗って登場。降りて無人の状態の車を、リモコン1つで駐車してしまうという「スマート・パーク」機能を見せつける。スナック菓子「ドリトス The Cool Ranch」カウボーイに扮したラッパーのリル・ナズ・Xと75歳の名優サム・エリオットが、ドリトスを賭けて早撃ち対決…ではなく、ダンスバトルに。ビリー・レイ・サイラスもカメオ出演。自動車「Jeep グラディエーター」ビル・マーレイが自身の主演映画『恋はデジャ・ブ』のフィル役を再演。映画と同様、2月2日の6時00分から、翌朝の5時59分を繰り返す毎日だが、違う点はジープに乗って違った毎日を楽しんでいる点。「ジープのグラディエーターに乗っていると、同じ日なんてない」というメッセージが込められている。(Hiromi Kaku)
2020年02月04日マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏の長女、ジェニファーさん(23)が、Instagramで婚約したことを発表した。相手はエジプト人のネイエル・ナサールさん(29)。PEOPLEによると、ナサールさんはシカゴで裕福なエジプト人の両親のもとに生まれ、少年時代をクウェートで過ごしたという。5歳のときに馬術競技を始め、’13年、’14年、’17年のFEIワールドカップに出場。今年の東京五輪にもエジプト代表として参加するそうだ。ジェニファーさんも馬術競技の選手として活躍しており、試合会場に連れ立って登場することも多い。出身大学はジェニファーさんと同じ名門スタンフォード大学。経済学の学位を取得している。ジェニファーさんはプロポーズされたときの写真をInstagramに投稿。「ネイエル・ナサール、あなたは唯一無二の人よ。先週末は私たちがこれまで情熱を分かち合った、最も意味のある場所ですっかりあなたに夢中になってしまった。私のこれからの人生をあなたと一緒に学び、成長し、笑い合い、愛し合いながら過ごしていくのが待ちきれない。何百万回だってイエスというわ」彼女の左手薬指には大きなダイヤモンドの婚約指輪が輝いていた。
2020年01月31日ウェス・アンダーソン監督最新作『The French Dispatch』の全米公開日が決定した。配給のサーチライト・ピクチャーズの発表によると、今年の7月24日だという。同日公開の映画は、ほかにドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラントが主演するディズニーの『Jungle Cruise』(原題)がある。今作の正式タイトルが『The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun』(原題)であることも明らかになった。20世紀のフランスの架空都市にある、アメリカの新聞社の支局で働くジャーナリストたちの物語が描かれる。今月中旬、IMDbが上映時間を「4時間1分」で、1部が「1時間57分」で2部が「2時間4分」という情報を掲載し、話題となったがこれは誤りで、現在は「108分」に訂正されている。豪華キャストが出演することでも注目されている今作。ベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントン、レア・セドゥ、フランシス・マクドーマンド、ティモシー・シャラメ、ビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソン、ウィレム・デフォーらと錚々たるメンバーが集結している。キャストのほとんどは、アンダーソン監督の過去の作品にも登場した常連メンバーだが、ベニチオとティモシーが参加するのは初。(Hiromi Kaku)
2020年01月30日鬼才ジム・ジャームッシュ監督の最新作『The Dead Don’t Die』が邦題『デッド・ドント・ダイ』として、4月3日(金)より公開決定。本日1月22日(水)のジャームッシュ監督67歳の誕生日を記念して、アダム・ドライバーにビル・マーレイ、ティルダ・スウィントン、セレーナ・ゴメスら豪華キャストがゾンビたちの大量発生に立ち向かう日本語字幕付き海外版予告が解禁となった。本作は、アダム・ドライバー演じるバス運転手の何気ない日常を切り取り、日本でも大ヒットした『パターソン』(2016年)以前からジャームッシュ監督が構想を温めていたという、3年ぶりの最新作。世界中からリスペクトされる鬼才がついにソンビ映画を手掛けたことでも話題となり、昨年の第72回カンヌ国際映画祭のオープニング作品として初披露されるや、「大爆笑!」(The Hollywood News)、「この世のものとは思えない、凄いキャスト」(Awards Daily)、「ビル・マーレイとアダム・ドライバー、最高の二人」(Nightmare On Film Street)、「ゾンビジャンルへの楽しい試み」(The Hollywood Reporter)などメディアから熱いレビューが続々と寄せられていた。今回解禁された海外版予告編は、アメリカの田舎町センターヴィルに、何やら恐ろしくゾッとする影が忍び寄るシーンから幕を開けるーー。3人だけの警察署で勤務するロバートソン署長(ビル・マーレイ)とピーターソン巡査(アダム・ドライバー)、モリソン巡査(クロエ・セヴィニー)は、ダイナーでの変死事件を皮切りに、思わぬ事態に巻き込まれていく。次々と墓場から蘇えり、町に溢れる死者たち。どうやら生前の活動に引き寄せられているようだ。ピーターソン巡査はライトセイバーよろしくナタを振りかぶり、ナイス・スウィングでゾンビの首を切り落としていく。葬儀屋のゼルダ(ティルダ・スウィントン)も道着をまとい、日本刀を携えて救世主のごとく現れ、ゾンビたちを斬りまくる!しかし、時間を追うごとに増殖していくゾンビたち。彼らを待ち受けるのは、希望か、それとも絶望か…!?まさに、オールスター・キャストの豪華ジャームッシュ・ファミリーが大集結した本映像。死後もなお生前大好きだったモノを求め彷徨う“コーヒー・ゾンビ”(イギー・ポップ)や、“シャルドネ・ゾンビ”など、奇想天外なゾンビたちに、ちょっぴり頼りない警官たちと住民たちが立ち向かう。ほかにはどんなゾンビが登場するのか、続報にも注目だ。『デッド・ドント・ダイ』は4月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デッド・ドント・ダイ 2020年春よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Abbot Genser / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc.
2020年01月22日『ビルとテッドの大冒険』(1989)、『ビルとテッドの地獄旅行』(1991)で主役のビルとテッドを演じたアレックス・ウィンターとキアヌ・リーブスが、再び帰ってくる。約30年を経て3作目『Bill & Ted Face The Music』(原題)が製作され、ツイッターの公式アカウントからファーストルックが公開された。1作目、2作目と同様、ビル&テッドは再び公衆電話型タイムマシンでタイムトラベルをする模様。今回は2人が組んでいるバンド「ワイルド・スタリンズ」が、世界を救うために音楽を作る話だという。前作から引き続き、ウィリアム・サドラー演じる死神も登場することが画像から分かる。すっかり中年となった2人には家族がおり、ビル(アレックス)の娘テア役をサマラ・ウィーヴィング、テッド(キアヌ)の娘ビリー役をブリジット・ランディ=ペインが演じている。脚本も前2作を担当したクリス・マシソン&エド・ソロモンのコンビが担当。マシソンによると、テアもビリーも父親たちの音楽を愛しており、曲作りの手伝いをするという。また、キッド・カディが本人役で出演。この30年間、キアヌは俳優業に邁進してきたが、アレックスは主にドキュメンタリー作品の監督を行い、俳優業からは遠ざかっていた。「リア王を演じろなんて言われたらビビっちゃうけど、ビルのことは知り尽くしているから大丈夫」と自信を見せた。『Bill & Ted Face The Music』の全米公開日は2020年8月21日。(Hiromi Kaku)
2019年12月18日同じ会社ではないけれども、同じビルに好みのイケメンを見つけてしまったという人もいるかもしれません。今回は、そんな人が恋愛成就するためのテクニックを紹介しましょう。彼と会える時間帯を把握する同じビルの中に、気になるイケメンを発見した場合は、まず、その彼と会うことが多い時間帯を把握します。出社や昼食、退社、外回りなどの時間を把握しちゃいましょう。同じビルであれば、食堂が同じでランチのたびに彼の姿を見られるかもしれません。彼と出会えるタイミングをつかむことで、あなた自身が彼の目に止まることもあるかもしれません。彼との遭遇率を高めることで、次のアクションに進めることが可能です。挨拶をしてみようもし彼と出会えたら、思い切って挨拶してみましょう。挨拶をすることで自分を知ってもらえます。その際には、笑顔でいることが大切です。特に笑顔は、彼だけにではなくあらゆる人に笑顔で挨拶すると好感度が高まります。緊張してしまって、挨拶ができないというシャイな女性もいるかもしれません。しかし、よく考えてみましょう。挨拶をされて、不快に思う男性入るでしょうか。突然デートに誘うのは考えものですが、気持ちよく挨拶してくる人に、いやな印象を持つ人はいませんよね。むしろ、いつも笑顔で挨拶してくれる人と好印象を持ってもらえます。彼にとっての愛想の良い爽やかな女性というポジションを獲得する気持ちで、最高の挨拶を心がけましょう。世間話をしてみよう挨拶するようになり、自然に話しかけられるようになったら、今度は世間話にチャレンジしてみましょう。朝一緒になったら、気候の話をしてみるのも良いでしょう。コンビニエンスストアで彼に遭遇した時に、買い物したものに関して話すのも全く不自然ではありません。しかし、彼にはすでに彼女がいることもあるため、急速なアプローチは厳禁です。相手にとって迷惑になってしまうこともあります。誰にでも通用するようなさりげない会話がオススメですよ。もし相手が自分に対して興味を持ってくれれば、男性の方から話しかけてくれるはずです。そこで、会話が弾むようになれば、今度一緒に飲みに行きましょうなどと誘いやすくなるでしょう。二人で行くのが恥ずかしい場合は、合コンという形で、友達を連れて飲みに行くと良いでしょう。連絡先を交換する彼と食事に行ったり、合コンをしたりすることで、彼との距離はグッと近まるはずです。そのタイミングにて彼との連絡先の交換を申し込みましょう。連作先さえ交換できれば、メッセージの交換などしやすくなり二人の仲も親密となるでしょう。
2019年11月24日おとな向け映画ガイド今週のオススメはこの4作品。ぴあ編集部 坂口英明19/11/18(月)イラストレーション:高松啓二この週末に公開の作品は19本(ライブビューイングを除く)。全国のシネコンで拡大上映されるのは『アナと雪の女王2』『決算!忠臣蔵』『ゾンビランド:ダブルタップ』の3本。ミニシアターや一部シネコンなどで上映される作品が16本です。この中から厳選して、おとなの映画ファンにオススメしたい4作品をご紹介します。『ゾンビランド:ダブルタップ』ウィルス感染で人類がほとんどゾンビ化したなか、数少ない生き残りたちが、まるでアーケードゲームで遊ぶように敵を倒し、お気楽に、世界を生き抜くという2009年『ゾンビランド』の続編。あれから10年、戦いはまだ続いてます。それどころか、ゾンビが進化、スケールアップし、種類も増加していて……。対する4人は、マッチョな親父タラハシー、ゲームオタクの大学生だったコロンバス、元気な姉妹ウィチタとリトルロック。12歳だった妹の方はさすがに大人っぽくなったな、と思いますが、あとの3人はほぼ同じキャラ。相変わらず生き残るためのルールを几帳面に考え、実践しています。“ルール2:ゾンビは2度撃ちして(ダブルタップ)止めを刺せ”、とか。前作で32あったルールは、その後の学習の成果で、どんどん書き加えられていきます。最初の、コロムビア映画のトレードマーク、自由の女神をまず茶化すところから始まって、廃墟と化したホワイトハウス、プレスリー博物館など、舞台は選びたい放題。ゾンビもT-800と呼ばれるターミネーター風だったり、IQが高いのはホーキングとよばれたり、全篇ポップに遊びまくります。あ、前作で確か死んだはずのビル・マーレイも……。ウィチタ役のエマ・ストーンは前作のあと、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、タラハシー役のウディ・ハレルソンは『スリー・ビルボード』で評価され、メインキャスト4人はすっかりビッグネームになったのですが、こういうおバカさん映画だからと気を抜いていません。面白かったあ、と映画館を出て、後に頭に残らない、これは万人向きサタデー・ナイト・ムービー、最高です。『決算!忠臣蔵』大石内蔵助というのは几帳面なひとで、赤穂藩が取り潰しにあったあとの収支をきちんと帳簿につけていたそうで。それをもとに忠臣蔵を金銭面から捉え直す、いわば学術的な新書『「忠臣蔵」の決算書』が原作。なるほどこれは新しい切り口です。『殿、利息でござる!』の中村義洋監督が大胆に脚本化し、時代劇映画にしました。『ゾンビランド』では、生き残りのルールが画面に都度書き出されますが、この映画は、あらゆることを現代の金額に換算して、画面表示します。人が動けばお金がかかるんです。江戸と京都の行き来は現代でいうと海外旅行並みです。これをあまり頻繁にやられると、大石でなくとも、おいおい、目的はともかく、もう少し倹約できんものかと思ったりします。討ち入りだって、陣太鼓がいくらで、はしごにいくら。あの装束も、実は…、これは映画を観てのお楽しみにしますが、説得力あります。大石役は兵庫県出身の堤真一。しぶちんな勘定方役が岡村隆史。みな赤穂藩のお侍、セリフは関西弁で話します。「討ち入り、やめとこか!」「そんな予算、ありまへんで」といった感じ。製作の中心は松竹、そして吉本興業でっせ。『テルアビブ・オン・ファイア』対立するパレスチナとイスラエル、日本の我々にとっては、常に角突き合わせて暮らしているようなイメージですが、ふたつの民族が重なり合って生活するエルサレムはもう少しデリケートです。この映画の主人公サラームは、現代のエルサレムに住むパレスチナ人で、パレスチナ・ドラマ制作の現場で働いています。行き帰りにはイスラエルの検問所を通らなければなりません。この検問所が映画の重要な舞台なのです。スタジオでは『テルアビブ・オン・ファイア』というドラマを制作中。時代設定は1967年、イスラエル軍の将軍から戦争計画を探るパレスチナの女スパイものです。このドラマはアラブではもちろん、ユダヤ人社会でも大人気です。ある日、サラームは検問にひっかかっり、司令官の取り調べを受け、あのドラマの脚本を書いている、とウソをついてしまいます。実は、司令官の妻をはじめ家族中がこのドラマのファン。俺ならこういうストーリーにすると言いだされてしまい……。この司令官、アラブ料理のフムス好き。そんな風に、この地域、いろいろ嗜好がまざりあっているのです。監督はイスラエル在住のパレスチナ人、サメフ・ゾアビ。イスラエルの他にフランスなど3カ国が加わった合作映画。民族間のギャップや、戦争をも笑いとばしています。複雑な環境に生きる映画人の、ぎりぎりの皮肉、ユーモアが魅力です。2018年のヴェネチア国際映画祭で作品賞を受賞した傑作です。関東は、11/22(金)からシネマカリテほかで公開。中部は、11/30(土)から名演小劇場で公開。関西は、1/31(金)からシネ・リーブル梅田で公開。『EXIT イグジット』韓国映画、940万人を動員したこの夏の大ヒット作です。ロッククライミング・アクションときいていましたが、ビルの壁をよじ登るパニック映画とは思いませんでした。主人公のヨンナムは大学の山岳部出身。ボルダリングも得意です。高層ビル群のなかにある宴会場で開いた母の古希祝いのパーティが終了間近、という時、何者かによる有毒ガス大量噴出事件に遭遇します。少しずつそのガスが上昇をはじめ、あたりに蔓延、ビルにいる人々は屋上へ避難します。救助に手間取るなか、家族と招待客はなんとか避難できましたが、ヨンナムと、会場の副支配人ウィジュだけが取り残されてしまいます。実はこのふたり、山岳部の先輩後輩。この宴会場を選んだのもウィジュに未だ想いをよせるヨンナムのアイデアでした。ロープと松ヤニがわりのチョーク、カラビナを頼りに、ビルを壁づたいに逃げまくるふたり。なるほど、ここで山岳部で養ったロッククライミングの技術が役に立つというわけです。トム・クルーズのアクション映画ならビルとビルの間もひとっとびですが、この映画のように、10センチずつおっかなびっくりが現実でしょう。その辺のリアル感がたまりません。ネット社会らしく、いろいろな機器もリアルな面白い使い方で出てきます。ヨンナム役はチョ・ジョンソク、ウィジュ役が「少女時代」のユナです。このユナの運動神経というかアクション・アクトレスぶりがすばらしい。かわいいだけじゃありません。の
2019年11月18日ビル・マーレイ(69)が、アトランタ空港にある中華料理のチェーン店「P.F.チャンズ」の求人に応募したという。エイミー・シューマーのポッドキャストに出演したビル本人が明かした。エイミーとのトーク中に「俳優以外にやってみたい仕事」という話題になり、ビルは「応募フォームに記入したんだ。だって、あそこは最高の店だと思うから」と語ってエイミーを驚かせた。「P.F.チャンズで働いている人はみんなすごく楽しい時間を過ごしているみたいだし」と“志望理由”も説明した。エイミーがそれ以上の詳細を尋ねることはなかったが、「P.F.チャンズ」のツイッター公式アカウントが「CNN」が報じた記事を掲載して反応。「ビル、きみを雇うことになったよ!いつから始められる?」とツイートし、話題を呼んでいる。ビルは日本で来月22日に公開される『ゾンビランド:ダブルタップ』や、2020年公開予定の『ゴーストバスターズ』新作など、今後も出演作が目白押しの多忙な俳優。しかし、「いつかアトランタ空港のお店に行ってみたいな。本当にビルが働いていたりして!」と接客や調理するビルを実際に見たいと期待するファンもいるようだ。(Hiromi Kaku)
2019年10月31日