3D映画『ゴーストバスターズ』の日本公開が、このたび8月19日(金)に決定。併せて、おなじみのマークが現代風にアレンジされたポスター・ビジュアルも解禁となった。全米では現地時間7月15日に公開を迎える本作。『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』のポール・フェイグ監督がメガホンを握り、『オデッセイ』のクリステン・ウィグ、『ブライズメイズ』のメリッサ・マッカーシー、『テッド2』のケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズと人気コメディエンヌたちが集結している。ニューヨークで幽霊退治を行うゴーストバスターズは全員女性。だが、このバスターズたちがどんな素性で、なぜゴーストバスターズを結成したのか、また本作でどんなゴーストが登場し、どんな風に退治していくのかなど詳細はまだ明かにされていない。このたび解禁となったポスター・ビジュアルでは、白いゴーストの上に赤い禁止印がかかったおなじみのマークが中央に配されているが、マークも現代風にアレンジされ、キラリと光るメタリック調に!まるでゴーストたちが3Dで飛び出てくることを期待させるかのようなデザインとなっている。ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミスがゴーストバスターズを演じたオリジナルから30年以上の時を経て復活する本作。新たに集結した女性バスターズたちがニューヨークの街でどのような戦いを繰り広げるのが、続報を楽しみに待ちたい。『ゴーストバスターズ』は8月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月16日サカイ(sacai)と、デンマーク人ジュエリーデザイナー、ソフィー・ビル・ブラーエによるカプセルコレクション「サカイソフィービルブラーエ(sacaisophiebillebrahe)」が発売される。ソフィー・ビル・ブラーエは、コペンハーゲン出身のファインジュエリーデザイナー。自身の名を冠したブランドでモダンでラグジュアリーなジュエリーを発表している。2015年10月、パリにて行われたサカイ16SSランウェイショーで初めて発表された同コレクションは、全10型のスタイルで構成され、14&18カラットイエローゴールドのフリンジが連なったウェッセルトンダイヤモンドを用いたクロワッサンのイヤカフとティアドロップのパールのイヤリングを用意。何世紀にも渡る金細工の技術で作られるというアイテムは、サカイのデザイナー・阿部千登勢とソフィー・ビル・ブラーエの“クラシックなものをモダンに解釈する”という共通のフィロソフィーのもと生まれた。なお、同コレクションは2月5日にドーバーストリートマーケットで先行発売されたあと、3月2日より本格展開が予定されている。
2016年02月05日『ロスト・イン・トランスレーション』(’04)の哀愁漂う名演技も名高い喜劇スター、ビル・マーレイがキャリア史上最高の名演を披露とも話題を集めた『ヴィンセントが教えてくれたこと』がブルーレイ&DVDで発売決定。そのボリュームたっぷりの特典の内容もわかった。北米でわずか4館の限定公開でスタートしながらも、老若男女、幅広い観客層の共感を誘い、みるみるうちに2,500スクリーンにまで拡大。ボックスオフィスの4位まで駆け上がり、最終興収4,400万ドルのスマッシュヒットを記録したハートウォーミングな感動作。ジェフ・トゥイーディの新曲やボブ・ディランの名曲など本編を彩る多彩な楽曲も話題に。セルのブルーレイ&DVDには、メイキングをはじめ、ジェイデン・リーベラー来日インタビュー、予告編集(オリジナル&日本版)などの特典映像をボリュームたっぷり収録する予定。また、初回限定特典は特製スリーヴケース付で、ファン必携のコレクターズアイテム仕様になる予定。映画撮影の裏側がわかるメイキングやインタビュー映像も見逃せない。『ヴィンセントが教えてくれたこと』は2016年3月16日(水)ブルーレイ&DVDリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴィンセントが教えてくれたこと 2015年9月4日より全国にて公開(C) 2014 St. V Films 2013 LLC. All Rights Reserved.
2015年12月30日世界最大級のオンラインストーリミングサービス「Netflix」にて、好評ストリーミング中のクリスマス特別バラエティ番組『ビル・マーレイ・クリスマス』。遂に明日クリスマスを迎えるにあたり、ジョージ・クルーニーのお茶目な姿が収められた本作の特別映像が公開となった。クリスマス特別バラエティ番組のホストを任されたビル・マーレイ。ところが番組放送当日、ニューヨークはとんでもない大雪に見舞われてしまう。ホストとして責任重大なビルは大弱り…。果たして番組ゲストはちゃんと来てくれるのか?そこに駆け付けたゲストたちの大騒ぎパーティーが始まる――!9月に日本でも待望のサービスがスタートしたNetflixは、世界50か国以上で6,500万人以上の会員を抱えるオンライン配信サイト。Netflix製作のオリジナルドラマや話題の映画、TVドラマなどを楽しめ、日本独自のオリジナルコンテンツとしては、“テラハ”の新シリーズ「TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY」などを配信中だ。『ロスト・イン・トランスレーション』『ブリングリング』のソフィア・コッポラが監督、制作総指揮を務め、コッポラ監督、ビル・マーレイ、ミッチ・グレイザーが脚本を担当した本作。ビルとコッポラ監督は『ロスト・イン・トランスレーション』以来のタッグとなり、本作ではコメディアンとしてのビルの面白さが発揮されると共に、ラシダ・ジョーンズやジェイソン・シュワルツマン、マイリー・サイラス、ロックバンドの「フェニックス」らが歌って踊る盛大なパーティーが繰り広げられる。今回公開された特別映像では、ビルの歌唱パフォーマンスに飛び入りして歌を披露するジョージのお茶目な姿が収録されており、パーティームード満載の本作の楽しさを垣間見ることができる。それぞれのゲストが参加して行われるショーはまさに豪華絢爛!クリスマス・イブの本日、まずはビルとジョージによる特別ステージを堪能してみてはいかが。『ビル・マーレイ・クリスマス』はNetflixにてオンラインストリーミング中。(text:cinemacafe.net)
2015年12月24日ソフィア・コッポラが、ユニバーサルのライブアクション映画『Little Mermaid』の監督を降板した理由についてコメントをした。Thewrap.comに対して語ったもの。その他の情報「どんな映画にするのか、私たちは意見が合わなかった。撮影開始が近づく中、彼らがこのプロジェクトに求めているものに、私はふさわしくないと感じた。私はもっと小規模なものを手がけるのが好きだし、そういうものをやろうと思った」と語っている。コッポラが降板した後、主演はクロエ・グレース・モレッツに決定している。コッポラは、主演に無名女優を希望していたが、スタジオは有名スターを望んでおり、そこにも衝突があったと報道されている。コッポラの次回作はネットフリックスがストリーム配信する1時間弱のホリデー映画『A Very Murray Christmas』。ビル・マーレイが自分自身を演じるコメディで、ジョージ・クルーニー、クリス・ロックなどがゲスト出演する。文:猿渡由紀
2015年12月04日こんにちは、恋愛作家の片瀬萩乃です。私の著書のなかに『社内恋愛の教科書』(あさ出版)という、社内恋愛に特化したものがあります。このことからもわかるように、社会人になってからの出会いの多くは会社です。社内恋愛はデメリットも多いですが、それ以上のメリットも多く存在するからでしょう。「社内恋愛したいけれど、恋愛対象になる人がいない!」という人には、ビル内恋愛がオススメです! ビル内恋愛…聞きなれない言葉かもしれません。これは、会社はちがうけれど、同じビルで働いている男性との恋愛をいいます。■ビル内恋愛のメリットはこれ!エレベーターホールやコンビニなど、同じビルのなかで見かけるキラッと光る男性。会社がちがうから、接点もない……なんて諦めるのはちょっと早すぎませんか? 同じビルだからこそのメリットもたくさんあるのです。社内恋愛とちがってコソコソする必要はない。仕事終わりの待ちあわせがスムーズ。会社はちがうので一定の距離が保たれていて、仕事への支障はない。あいさつなどのアクションも、違和感なく起こすことができる。会社での失敗を見られずにすむ。同じビルにいるため仕事のやる気も変わってくる。社内恋愛であればデメリットになる部分をビル内恋愛は補うことができます。「同じ建物にはいるけど、社内ではない」ということがポイント。周りの目を気にしなくてすむというのは、とても大きなメリットになります。ですから、「イケメンくんがいる~!」とよろこぶだけで終わらせてはもったないな! ちょっと気になる人がいたらアタックチャンスです!■距離を近づける3ステップとは?アタックチャンス! とはいっても、学校生活にたとえれば「学年も部活もちがう、同じ学校の人」というだけの関係と同じ。まずは、彼に会うことが多い時間帯はいつかを知る必要があります。出社や昼食、退社、外まわりなど。きっと彼と遭遇しやすいタイミングがあると思います。そのタイミングを把握することが、次のアクションにつながる一歩です。会えるタイミングを把握したら、次は自分を知ってもらうこと。ファーストステップは、「あいさつ」です。しかも、できるだけ笑顔ですることを心がけましょう。よく「あいさつをする勇気がない」という女性がいますが、よく考えてみてください。「おはようございます」といわれて「なにこいつ…」と思う人がいるでしょうか? 「おはようございます」といった直後に「今度デートでも」と誘うような場合は別ですが、気持ちのよいあいさつをしてくれる人に、いやな印象を持つ人なんていません。むしろ「いつも笑顔であいさつをしてくれる人」と好印象を持つのではないでしょうか。なんだったら、彼にとっての「愛想の良い女性」というポジションを獲得するくらいの気持ちで、最高のあいさつを心がけてくださいね。あいさつが当たり前の関係になるというのは、大人の恋愛においてとても大切であり、大きな一歩だということを多くの女性は気づいていません。「おはよう」や「おつかれさま」が交わされるようになれば、自然な会話が増えていきます。そこで、次のステップです。ステップ2は、「日常会話をすること」。たとえば、コンビニで一緒になったときに「それ、気になっていたんです。おいしいですか?」と話しかけても、まったく不自然ではありません。次なる一手が打てるのも、あいさつができる関係になっているかどうかにかかっています。ここまで会話ができれば、次のステップへ進み、遠慮なく連絡先を聞いてください。ふたりで飲みにいくことが恥ずかしい場合は、「友だちも含めて飲みにいきませんか?」と誘ってもいいですし、万が一恋人がいても、ビル内の友人として聞いているだけというスタンスに持っていくこともできます。勤務先のビルで見かける男性に、目を向けてみませんか。運命の人は、意外とちかくにいるかもしれませんよ。
2015年11月29日いままであまり明かされてこなかったある英雄たちの実話をもとに、ジョージ・クルーニーが監督・製作・脚本・主演を務めた話題作『ミケランジェロ・プロジェクト』。一時は日本での公開が危ぶまれていたという本作が、多くのファンからの願いに後押しされ、満を持してついに公開されました!第二次世界大戦も終戦間近、ヒトラーの命令により、ドイツ軍はヨーロッパ各国の美術品を次々と略奪していた。そのなかには、なんとレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」や「モナ・リザ」だけでなく、ラファエロ、フェルメール、ピカソ、モネ、そしてミケランジェロといった巨匠たちの傑作も数多く含まれていたのだった。そこで、歴史的財産の損失を阻止すべく結成された特殊部隊が“モニュメンツ・メン”。リーダーとなる美術館の館長をはじめ、学芸員や建築家、彫刻家、歴史家といった芸術のエキスパート7人が集められ、下されたミッションは「ナチスが略奪した美術品を奪還すること」だった。しかし、彼らは戦争経験ゼロの中年男たち。周りからの協力も得られないなか、全力で任務を遂行する彼らに立ちはだかる新たな危機は、敗戦を悟ったヒトラーが発令した「すべてを破壊すること」という非情な指令だった。はたして、彼らは世紀の美術品を見つけ出し、守ることはできるのか?「第二次世界大戦を従来の戦争映画とは異なる切り口で撮りたい」と熱望していたジョージ・クルーニーにとって、監督作品としては過去最高の興行成績を収めた記念すべき作品。そんなクルーニーのもとには、ハリウッドを代表するマット・デイモンやビル・マーレイ、ケイト・ブランシェットといった豪華俳優陣が集結したことでも話題となっています。今回、この作品が公開されるまで、ナチスが約500万点もの美術品を略奪して破壊しようとしていたことやその裏で“モニュメンツ・メン”という特殊部隊が存在していたことはあまり知られていなかったようですが、現在私たちが多くの歴史的な芸術作品を楽しむことができるのは、命懸けで“人類の歴史”を守るために戦った彼らの存在なしには語れないのです。芸術のために戦った“知られざる英雄たち”の物語は、芸術の秋にぜひ観ておきたい一本。そんな彼らの熱い想いに感謝しながら、“知られざる芸術の裏側”ものぞいてみては?イベントデータ:『ミケランジェロ・プロジェクト』公開表記:11月6日(金)、TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー配給:プレシディオ©2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2015年11月19日ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ケイト・ブランシェットら、超豪華オスカー俳優を始めとするハリウッドの頂点が、第二次世界大戦下の知られざる“ヒーロー”たちの実話を完全映画化する『ミケランジェロ・プロジェクト』。このほど、本作で監督を務めたジョージ・クルーニーが相変わらずのいたずらっ子ぶりを発揮するメイキングや、豪華俳優陣との強い信頼関係が伺える特別映像が解禁となった。第二次世界大戦下、たった7人で結成された特殊部隊“モニュメンツ・メン”。彼らはいずれも、芸術家、歴史学者、建築家、美術館・博物館キュレーターなど、戦場ではまったくのド素人のアートの専門家たち。ただ、ナチスから「美術品を守りたい」という一心で、経験のない戦場を駆け、世紀の奪還作戦に挑んでいく――。ジョージを筆頭にマット、ケイト、さらにビル・マーレイ、ジョン・グッドマンなど超豪華キャストが集結し、知られざる実話を描く本作。その映画化を熱望し、誰よりも早く行動した人物こそ、ジョージだった。「第二次世界大戦中の知られざる物語を作るというのは不思議な気持ちさ」と語る彼は、すぐさま映画化のため映画会社に連絡をし、その2日後にはGOサインを取り付け、キャスティングのため友人たちに直接交渉を行ったという。そんなクルーニーについて、ケイトは「ジョージは“モニュメンツ・メン”を突き動かしたその背景や重みはすごく理解していたわ」と語る。さらに旧知の仲であるビルも「ジョージは監督として素晴らしい仕事をした」と彼に賞賛を贈り、「まず楽しい。楽しくなきゃここにはいないよ」と、ジョージならではの撮影現場について明かした。そんな言葉を裏付けるように、映像で映し出されるのはスタッフのフードに雪を入れて楽しむジョージのいたずらっ子な姿!テーマがテーマだけに緊迫の現場かと思いきや、マットや『グランド・ブダペスト・ホテル』などのベテラン、ボブ・バラバンらの言葉からも、終始リラックスムードだったことが伺える。だが、その根底には戦争で偉業を成し遂げた英雄たちへの尊敬の念と、ジョージの情熱に突き動かされていることを明かす俳優たち。ジョージもまた、「この仕事ができるんだから楽しむしかないさ。こんな経験ができる人は多くはないからね。楽しむことが結果を生むんだ」と、自らの映画にかける想いをコメント。これだけの面々をまとめあげ、現代に知られざるヒーローを蘇らせた本作への自信を覗かせている。『ミケランジェロ・プロジェクト』は、11月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミケランジェロ・プロジェクト 2015年11月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2015年11月05日ビル・マーレイがソフィア・コッポラ監督とタッグを組み、ジョージ・クルーニーやマイリー・サイラスらゲストたちを招いて贈る、Netflix初のクリスマス特別バラエティ番組「ビル・マーレイ・クリスマス」が12月4日(金)より配信開始となることが決定。その豪華絢爛な予告編映像が解禁となった。クリスマス特別バラエティ番組のホストを任されたビル・マーレイ。ところが、番組放送当日、ニューヨークはとんでもない大雪に見舞われてしまう。ホストとして責任重大のビルは大弱り…。果たして番組ゲストはちゃんと来てくれるのか?クリスマスの運を味方につけたビルと、駆けつけたゲストたちの大騒ぎパーティーが、いま幕を開ける――。9月に日本でも待望のサービスがスタートしたNetflixは、世界50か国以上で6,500万人以上の会員を抱えるオンライン配信サイト。テレビ、パソコン、スマートフォン、タブレット端末、 ゲーム機など、インターネットに接続するあらゆるデバイスで、Netflix製作のオリジナルドラマや話題の映画、TVドラマなどを楽しめ、日本独自のオリジナルコンテンツとしては、あの“テラハ”の新シリーズ「TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY」や桐谷美玲主演ドラマ「アンダーウェア」などを配信中だ。そして今回は、Netflix初のクリスマス特別バラエティ番組となる「ビル・マーレイ・クリスマス」を12月4日(金)より独占配信。ビルと『ロスト・イン・トランスレーション』(’03)以来となるソフィア・コッポラ監督との強力タッグが再び実現し、かつてアメリカでは恒例だった懐かしの年末バラエティ番組ショーへのオマージュとして本作を制作。コメディアンとしてもキャリアを持つビルが脚本にも参加し、彼の本領発揮ともいえる面白さとゲストたちの魅力を、製作総指揮&脚本も務めたソフィア・コッポラ監督が見事にショーとして映像化させた。しかも、特別な夜にふさわしく、ゲストは超豪華!派手なダンスと歌を披露するジョージ・クルーニーをはじめ、サンタルックのマイリー・サイラス、ラシダ・ジョーンズ、ポール・シャッファー、エイミー・ポーラー、ジュリー・ホワイト、ディミトリ・ディミトロフ、マイケル・セラ、クリス・ロック、デヴィッド・ヨハンセン、マヤ・ルドルフ、ジェイソン・シュワルツマン、ジェニー・ルイス、フレデリック・ムーランなどのセレブたちやロックバンドの「フェニックス」などが勢ぞろい。それぞれのゲストが参加して行われるショーは豪華絢爛で、まさに本作でしか見られない“お宝映像”が満載。大いに笑って、ドキドキしながら楽しめる本作は、日本でもクリスマスを盛り上げる1本となりそうだ。「ビル・マーレイ・クリスマス」は12月4日(金)よりNetflixにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2015年10月15日『マスク』の大ヒットでコメディ俳優としての地位を確立し、『トゥルーマン・ショー』『マン・オン・ザ・ムーン』でゴールデン・グローブ賞を受賞するなど演技力も高く評価されているジム・キャリーの、20年越しの“原点回帰”作『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』。このほど、まさかの全米1位を獲得した本作に、日本でも現在、最新主演作がスマッシュヒットとなっている、ある大物俳優がカメオ出演していることが分かった。本作は、全世界興収2億5,000万ドルを上げるヒットを記録し、熱狂的ファンを獲得した『ジム・キャリーはMr.ダマー』の20年ぶりとなる続編。主人公ロイド役にジム・キャリー、ロイドの相棒ハリー役にジェフ・ダニエルズ、そして監督はボビー&ピーター・ファレリー兄弟と、オリジナル同様、おなじみのスタッフ・キャストがそろい、相も変わらず爆笑のバカMAXなコメディを作り上げた。そんな本作にふらっと登場するのは、コメディアンとしても知られ、かつて“ゴーストをバスターズ”していた、あのビル・マーレイ!最近ではソフィア・コッポラ、ウェス・アンダーソンなどの作品に引っ張りだこで、日本公開中の主演作『ヴィンセントが教えてくれたこと』では第72回ゴールデングローブ賞にノミネートされた。そんな彼が扮しているのは、決して素顔を見せない男“アイス・ピック”。ロイドが20年間、精神病のふりをして相棒のハリーを騙していた間、ハリーの同居人として生活していたのだ。彼はアパートで麻薬精製をしているという謎の人物で、その姿は人気海外ドラマ「ブレイキング・バッド」の主人公のようでもあり、ロイドが20年ぶりにアパートに戻った際には、バスターズ・ポーズでロイドを歓迎する!?実はこの撮影、監督のピーター・ファレリーいわく「ビル・マーレイはホットラインを持っていて、そこに電話をすると、だいたいいつも1か月以内に返事が来るんだ」、ボビー・ファレリーいわく「今回もギリギリに返事が来て、出てもらえることになったんだよ」という経緯があったとのこと。ジム・キャリーは大先輩ビル・マーレイのことが大好きで、撮影中は小学生のようにはしゃいでいたという。『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』は11月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月12日阪急阪神ビルマネジメントは9月29日、阪急阪神ホールディングスグループが保有または運営する、主要なオフィスビルのテナント企業を対象に、そこで働くオフィスワーカー限定のウェブサイト「阪急阪神ワーカーズウェブ」を開設し、10月1日より各種サービスの提供を開始すると発表した。本ウェブサイトでは、ビルへの各種申請サポートのほか、災害発生時の緊急情報や設備点検などの情報提供、また、阪急阪神のビルで働くワーカー限定で、阪急阪神ホールディングスグループの商業施設やホテルなどで利用できるクーポンや優待特典が提供される。また、ビジネスネットワークを広げる各種セミナーや講演会・交流会を開催し、ワーカー同士のつながりを深め、新たなビジネスの創出につながるきっかけづくりを行うとしている。まず、「梅田阪急ビル」「ハービスOSAKA」「ハービスENT」のオフィスワーカー約1万500人を対象にサービスを開始するが、2016年度以降に、梅田周辺地区にある阪急阪神ホールディングスグループのオフィスビルにも対象を順次拡大し、将来的には、約3万人のオフィスワーカーのビジネスライフをサポートする構えだ。
2015年09月30日第二次世界大戦下、ナチス・ドイツ軍によって強奪されたヨーロッパ各国の美術品を奪還すべく結成された特殊部隊を描く衝撃の実話『ミケランジェロ・プロジェクト』。本作には、製作・監督・脚本・主演を務めるジョージ・クルーニーのもと、マット・デイモン、ビル・マーレイ、ケイト・ブランシェットなど超豪華オスカー俳優が多数集結し、さながら“実話版”『オーシャンズ』ともいうべき強力チームとなっていることが分かった。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ルノワール、ロダン、フェルメール、そしてミケランジェロ…。誰もが知る世紀の美術品の運命を変えた、知られざる英雄たちの実話を描く本作。その英雄とは、戦争経験は“ゼロ”ながら、さまざまな芸術の専門知識を持つその道のプロたちで結成された特殊部隊“モニュメンツ・メン”だ。ジョージを筆頭に、美術館の学芸員を演じるのは、『ボーン』シリーズやリドリー・スコット監督『オデッセイ』のマット、略奪された美術品の数々の行方のカギを握るパリの美術館秘書を演じるのは『ブルージャスミン』のケイト、さらに『アーティスト』のジャン、『ヴィンセントが教えてくれたこと』のビル、『アルゴ』のジョン、ジョージがファンを公言する「ダウントン・アビー」のグランサム伯爵ことロバート・クローリーなど、名優中の名優が夢の競演を果たしている。この「事実は小説より奇なり」を地で行く衝撃の実話に心惹かれたジョージは、すぐさま映画化のため映画会社に連絡をし、その2日後にはGOサインを取り付け、次にキャスティングのため友人たちに直接交渉を行ったという。「ケイトには、僕が電話した。マットには脚本を直接送りつけたよ。ビルは友人だし、ジョンに関しては『アルゴ』のパーティで会ったときに『まあ、とにかく後で脚本送るから』って伝えただけだったな」と彼は言う。「だから結局ほぼ全員、知り合いというか、友人だね。結局その方が簡単なんだよ。ほとんどの場合、映画の企画に完全なGOサインが出るまで、エージェントたちもビッグな出演者に掛け合うことをしないんだ。今回みたいなのはもっと単純で、みんなのところをまわって『こうこうこういうわけで、この日程で撮影する予定です、ギャラは何月何日に振り込まれます。さあ、やる? やらない? どっち?』って言えばいいんだから!」。また、「このメンツはとにかくすごいよ」と興奮した様子のマットは、ジョージとの共演は本作で6度目となるが、彼が監督を務める作品での共演はほぼ初めて。「この物語については何も知らなかったから、実話だったと聞かされてすごく驚いた」と明かしている。ベテラン建築家を演じたビルは、ジョージから本作の構想を初めて聞いた時点で、この作品に参加することを決意していたという。「撮影を始める2年前くらいかな、“すごくいいね。ぜひ出演したい”と思った。盗まれたアート作品を取り戻すために大戦中を奔走する、っていう物語がすごく気に入った。イイ奴らが美しくて素晴らしいもののために冒険を繰り広げるなんて、絶対に最高の作品になると確信していたよ」と、親友の話を聞いた当時をふり返って語る。これだけの豪華キャストが参加すれば、ジョージにとっては心強い反面、実際のところ、個性の強い大スターたちをバランスよくまとめるのは大変そうに思えてしまうが、彼は首を横に振る。「彼らは全員、普段は作品の全てを担って動かしていかなければならない立場にいる役者たちだ。でも一方で、出演シーンで自分が誰よりも目立ってやろうなんて思わず、それぞれのキャラクターをリラックスして演じることも出来る。全員が、ほかの役者と演技することを楽しんでくれ、誰もが前向きにこの映画に参加してくれたんだ」。略奪された数々の美術品を救出すべく、芸術家、歴史学者、建築家、美術館・博物館キュレーターなど、戦場ではまったくのド素人だった芸術の専門家で結成された彼らが、史上最高額にして最も偉大なトレジャー・ハンティングに挑んだ本作。それはまさに、クルーニーやデイモンを始め、ブラット・ピットら豪華俳優陣がさまざまな分野のスペシャリストに扮して犯罪チームを結成し、大胆不敵な強奪計画を実行した『オーシャンズ』シリーズの実話版そのもの。知られざる彼らの活躍を、楽しみにしていて。『ミケランジェロ・プロジェクト』は11月6日(金)よりりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミケランジェロ・プロジェクト 2015年11月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2015年09月17日ソフトクリーム、コーラ。猫と一緒に食べた味気ない食事。いつでもどこでも食べられる、ありふれた物でも、「誰と、どんな気持ちで食べたか」で、それはとてつもなく味わい深い思い出、記憶になっていく――。今回はそんな「おいしい映画」、『ヴィンセントが教えてくれたこと』をご紹介します。ギャンブル好きで人嫌いのジジイ、ヴィンセント(ビル・マーレイ)が住む家の隣に、シングルマザーのマギー(メリッサ・マッカーシー)と息子のオリバー(ジェイデン・リーベラー)が引っ越してくる。ひょんなことからオリバーの“シッター”を引き受けることになったヴィンセントは、破天荒な独自のスタイルで彼の世話を焼くことに。小学生のオリバーを平気で競馬場に連れて行っては馬券の買い方を教え、行きつけのバーでは注文の仕方をレクチャー。そしてガレージで酒を飲みながらいじめっこの撃退法を教えるのです。そんなハチャメチャなヴィンセントも、オリバーとは不思議と馬が合う様子。そしてオリバーも、偏屈オヤジとまわりから言われるヴィンセントと過ごす中で、彼の裏の顔を知っていきます。妻を愛する姿、妊婦のストリッパーのダカ(ナオミ・ワッツ)を気づかう姿、自分の夕食よりも愛猫の食事を優先する姿など…。誰からも理解されずに生きてきたヴィンセントの本当の姿を、そばにいたからこそ見えたオリバーは、学校の発表会で紹介することを決めるのですが…。おじいちゃんと孫ほど年の離れた2人の絆が強くなる瞬間、瞬間に登場する愛らしい食べ物。それを見るたび、思い出すだびに、二人の友情を羨ましく思い、そして温かな気持ちになります。食べ物、食事に関わることって、人の本当の姿が一番出やすいのかもしれません。そう思ったら、人を受け止める、受け入れる“味覚”を、私達も意識していかなければならないのかもしれませんね。(Umi)■関連作品:ヴィンセントが教えてくれたこと 2015年9月4日より全国にて公開(C) 2014 St. V Films 2013 LLC. All Rights Reserved.
2015年09月08日2014年にわずか4館で限定公開されたのち、多くの支持を得て、4週間でなんと全米2500館にまで拡大した注目作『ヴィンセントが教えてくれたこと』。幅広い観客を魅了した“ちょい悪オヤジといじめられっ子のでこぼこコンビ”がおくる感動のハートウォーミングストーリーの誕生です!ブルックリンの一軒家に住む気難しい老人のヴィンセントは、酒とギャンブルに明け暮れるだけの生活を送っていた。そんなある日、ヴィンセントの隣にシングルマザーと12歳の息子オリバーが引っ越してくる。そして、ある出来事がきっかけとなり、ヴィンセントは放課後にオリバーの子守をすることに。祖父と孫ほど年の離れた2人は、始めは反発しあうものの、お互いを知っていくうちに意気投合し、2人の間にはいつしか友情が芽生えていた。しかし、そんな2人の前にヴィンセントとオリバーそれぞれが抱える問題が立ちはだかってしまう。そんななか、オリバーが取ったある意外な行動がヴィンセントの人生に再び光を照らすことになる。年の差コンビの固い絆が生み出す感動の結末とは……?嫌われ者で偏屈な老人を演じたビル・マーレイは、キャリア史上最高の演技との呼び声も高く、観客の誰もがマーレイ以外にこの役は考えられないと思わせるほどのはまり役。そして、その相棒オリバーを演じたのは、演技経験も少なかった当時10歳のジェイデン・リーベラー。子役嫌いでも知られているマーレイに「今まで私がすごいと思った俳優たちと同じくらいの演技をした」と言わしめた実力は今後ますますの活躍が期待されています。子供の可愛らしい表情と芯の強い大人びた表情のどちらにも思わず虜になってしまうはず。また、そんな2人を見守るロシア人ストリッパー役のナオミ・ワッツやオリバーの母親役のメリッサ・マッカーシーといった女優陣の活躍もお見逃しなく!つい人の見た目や言動だけで相手のことを判断してしまいがちですが、オリバーのように純粋な気持ちで心を開いて接すれば、見えてこなかった相手の本質を理解することができるのかもしれません。ヴィンセントが教えてくれることも、オリバーが教えてくれることも、人と関わりあって生きていく上では大切なことなのだと感じさせてくれます。友情には年齢も立場も関係なく、お互いを思いやる気持ちだけで十分なのです。オリバーがヴィンセントのために立ち上がる姿には、熱い涙と拍手を止められません。友情こそが人生を輝かせてくれるもののひとつだと感じるはずです。あなたの人生に光を与えてくれた“最高の相棒”は誰ですか?イベントデータ:『ヴィンセントが教えてくれたこと』公開表記:9月4日(金)TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ新宿他全国公開配給:キノフィルムズ© 2014 St. V Films 2013 LLC. All Rights Reserved.
2015年09月03日東京・杉並区にある映画館・ユジク阿佐ヶ谷では9月18日から10月3日まで、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)に輝いた『グランド・ブタペスト・ホテル』の監督、ウェス・アンダーソンの特集を行う。ウェス・アンダーソンは、テキサス大学在学中に俳優のオーウェン・ウィルソンと映画の共同制作をスタート。短編映画『Bottle Rocket』がジェームズ・L・ブルックス監督の目に止まり、劇場用にリメイクした『アンソニーのハッピー・モーテル』で長編映画デビューを果たした。これまでにアカデミー賞脚本賞にノミネートされた『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』や、ビル・マーレイ主演の『ライフ・アクアティック』などの作品で監督や脚本を手掛け、14年に公開された『グランド・ブダペスト・ホテル』ではベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞した。今回の特集上映では、ウェス・アンダーソンが監督した『ファンタスティックMr.Fox』と『ムーンライズ・キングダム』の映画2作品を上映する。1作品目の『ファンタスティックMr.Fox』は、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者として知られるロアルド・ダールの児童文学をストップモーションアニメ化した映画作品。主人公であるMr.フォックスは、妻と子供のために盗みを止めたが、意地の悪い3人の農場主の近くに引っ越してしまったことで、再び野生の本能が目覚め、盗みを再開してしまう。自分たちの獲物を盗まれた人間たちが怒りだし、人間と動物の戦いが始まる…という物語が展開する。2作品目は、駆け落ちした12歳の少年と少女の逃避行を描いた愛らしい『ムーンライズ・キングダム』。ニューイングランド島に住む12歳の少年・サムが、1年前に恋に落ちた少女・スージーと共にボーイスカウトのキャンプを抜け出し、秘密の場所“ムーンライズ・キングダム”へと向かうのだが、やがて保安官、ソーシャル・ワーカー、スージーの両親、みんなが彼らを捜すうちに平和な村は一挙に嵐や火事に巻き込まれていく。作品を発表するたびに、劇中に登場する可愛らしいファッションや小物が話題を集めるウェス・アンダーソン作品の世界観に、改めて注目してみてほしい。「ウェス・アンダーソン監督特集」は9月19~10月3日、ユジク阿佐ヶ谷にて開催。
2015年08月31日この9月、奇しくも、“次世代を担う天才子役”が演じる少年たちが、ある出会いを通じて力強く生きていく姿を魅せる映画が、3週連続で公開される。この3作品に共通するのは、彼らが自分たちの前に立ちはだかる脅威と懸命に闘っていること。そんな少年たちが大人に伝えてくれる、人生の切り開き方に迫った。1.少年VSコドモなジジイ『ヴィンセントが教えてくれたこと』9月4日(金)公開の『ヴィンセントが教えてくれたこと』は、人生に空しさを感じ始めていた“不良老人”が、年の離れた少年との友情を通して、もう一度“生きる力”を取り戻していく物語。アルコールとギャンブルをこよなく愛する、ちょい悪オヤジのヴィンセントを演じるのは、ビル・マーレイ。2015年ゴールデン・グローブ賞で「作品賞」「主演男優賞」(コメディ/ミュージカル部門)にWノミネートされた。本作で少年オリバーが闘うのは、アルコールとギャンブルにおぼれ、口を開けば毒舌を連発する偏屈老人ヴィンセント。大人になりきれないコドモなヴィンセントに、大人な子ども、オリバーは悪戦苦闘する。このオリバーを演じるのはジェイデン・リーベラー。ビル・マーレイ相手に堂々と渡り合った彼は、ラスベガス映画批評家協会賞始め、数々の「ベスト子役賞」を獲得している。2.少年VS限られた時間『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』翌9月11日(金)に公開となる『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』は、厳しい生活環境下で生き抜いてきた少年が、突然の事故をきっかけに米国一のエリート少年合唱団を有する私立高に入学し、才能を開花させ、自身の人生を切り開いていく感動のドラマ。少年合唱団を率いるベテラン団長を2度のオスカーに輝くダスティン・ホフマンが演じる。本作で、少年ステットが対峙するのは“時間”。これはステットだけではなく、少年合唱団員全員に言えることで、ボーイ・ソプラノは永久的に出せるものではなく、少年から大人になるまでのわずかな間だけしか出せない“奇跡の歌声”であるからこそ。夢の舞台を目指しながらも、いずれは終わりが訪れる才能の儚さが秀逸に描かれている。ステット役のギャレット・ウェアリングは、本作が長編映画初出演となったが、それまでモデルとしても活躍し、プリティーン男子モデル賞などを獲得。早くもハリウッドでは、近年まれに見る天才子役と言われ、「リバー・フェニックスの再来なのでは?」と注目を集めており、先日の来日でも話題を呼んだ。3.少年VSアルプス『ベル&セバスチャン』最後に、9月19日(土)公開の『ベル&セバスチャン』は、第二次世界大戦中のナチス占領下のフランスで、ユダヤ人家族を救うため、冬の“アルプス越え”に挑む孤児セバスチャンと野犬ベルの絆を描いた感動物語。孤児セバスチャンが闘うのは、極寒の冬のアルプス。第二次大戦下、山の麓の小さな村で暮らすセバスチャンは、野犬ベルと共にまだ見ぬ母親の帰りを待っていたが、ナチスの捜索の手が伸び、ユダヤ人一家を救うため、道案内人として危険な冬のアルプス越えに命がけで挑む。本作でセバスチャンを演じるのは、2,400人の候補者の中から選ばれた新星フェリックス・ボシュエ。無邪気さとたくましさをあわせ持つ少年を素直な感性で見事に演じ、ベル役の真っ白で大きなグレートピレニーズとの絶妙なコンビネーションを観客を魅せている。純粋な心を持つ少年たちが、素直にまっすぐな眼差しで前を向いて進む姿は、観ている私たちが多くのことを学ばされるかも…。天才子役たちの期待を裏切らない名演は必見だ。(text:cinemacafe.net)
2015年08月31日ジョージ・クルーニーが監督・主演を務め、“美術品救出”プロジェクトに挑む男たちを描く『ミケランジェロ・プロジェクト』。11月6日(金)より公開される本作の予告編映像とポスタービジュアルが解禁となった。芸術の専門家で結成された戦闘経験ゼロの特殊部隊“モニュメンツ・メン”は、ナチスに奪われた世紀の美術品を奪還するため1944年7月フランス・ノルマンディーに上陸。ヨーロッパ各地を手分けして捜索するも、全ては奪われた後だった…。そんな中、敗北を悟ったヒトラーは、遂に「ネロ指令」―ドイツが敗北した際には全てを破壊すること―を発令し、一刻の猶予もなくなる。世紀の美術品は、どこに隠されているのか。 あることに気づいたとき、彼らの怒涛の快進撃が始まる――。名実共にトップスターであり、監督としてもアカデミー賞ノミネート経験を持つジョージ・クルーニーが、監督・製作・脚本・主演という“1人4役”を兼任して取り組んだ本作。共演には、『ボーン』シリーズでおなじみのマット・デイモン、『アーティスト』で世界中を魅了したフランス人俳優ジャン・デュジャルダン、『ブルー・ジャスミン』のケイト・ブランシェットと、オスカー俳優たちが豪華な競演を果たし、他にも『ロスト・イン・トランスレーション』のビル・マーレイ、『アルゴ』のジョン・グッドマンら個性豊かなメンバーが名を連ねている。このたび公開された予告編は、ナチス・ドイツ軍によって奪われたレオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」、ルノワール「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」、ファン・エイク「ヘントの祭壇画」、そしてミケランジェロの「ブルージュの聖母子像」と、数々の芸術作品が映し出され始まる。それら芸術作品を取り戻し正当な持ち主に返還せよ、という米ルーズベルト大統領の命を受け、美術館長を始めとする7人のアートのエキスパートが集められた。戦場ではまったくの素人だった彼らだが、ナチスを追うため、最前線のフランス・ノルマンディーに上陸、ヨーロッパ各地を手分けして捜索するのだ。“史上最も偉大な宝探し”とされた実話を基にした本作。果たして彼らは隠された美術品を見つけ出すことが出来るのか?知られざる英雄たちの活躍ぶりを、まずは予告編で目撃してみて。『ミケランジェロ・プロジェクト』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年08月14日現在撮影中のリメイク版『ゴーストバスターズ』に、ビル・マーレイが出演することになった。マーレイは、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミスらと共に1984年の『ゴーストバスターズ』に出演している。先に、エイクロイドがリメイク版に出演することも報道されている。その他の情報リメイク版は、主要キャラクターが全員女性というのがオリジナルとの大きな違い。主要な4人は、メリッサ・マッカーシー、クリスティン・ウィグ、ケイト・マクキノン、レズリー・ジョーンズが演じる。ほかに、クリス・へムズワースも出演。監督は『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』のポール・フェイグ。北米公開は2016年7月。文:猿渡由紀
2015年08月10日ズーイー・デシャネルが結婚していたことを、3日(現地時間)に発表した。お相手は映画プロデューサーのジェイコブ・ペチュニックで、結婚と合わせて第1子となる女児の誕生も明らかにした。夫妻の代理人は「ズーイー・デシャネルと夫のジェイコブ・ペチュニックが、美しく健康な女の子の両親になったとお知らせするのをうれしく思います」と声明を発表した。現時点ではまだ赤ちゃんの誕生日や名前について、ズーイーたちが結婚式を挙げたかどうかなど、詳細は伝えられていない。ズーイーは2009年にロックバンド「デス・キャブ・フォー・キューティー」のボーカル、ベン・ギバードと結婚したが、2011年に別居し、2012年12月に離婚が成立した。ズーイーと、ジェイコブは昨年から交際を始め、彼女の35歳の誕生日である今年1月17日にカタリナ・アイランドでジェイコブがプロポーズした。ジェイコブは42歳で、リチャード・リンクレーター監督の『ビフォア・ミッドナイト』の製作総指揮などを務めてきた。最新作は10月に全米公開予定のビル・マーレイ主演作『Rock the Kasbah』(原題)で、同作にはズーイーも出演している。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月05日ジョージ・クルーニーが監督・主演を務め、“美術品救出”プロジェクトに挑む男たちを描く『ミケランジェロ・プロジェクト』の日本公開が、このほど決定した。戦闘経験ゼロの特殊部隊「モニュメンツ・メン」は、ナチスにより強奪されていく世紀の美術品の奪還のため、ヨーロッパ各地の戦場へ飛び、自力で美術品を次々と取り戻していく。一方、戦争の敗北を悟ったヒトラーは、今度は強奪した美術品の破壊を決断する…。果たして、命がけのミッションを彼らはどのように成し遂げるのか!?レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」、ヤン・ファン・エイク「ヘントの祭壇画」、ロダン「ダヴィデ」、ミケランジェロ「ブルージュの聖母子像」、レンブラント、ピカソ、マチス――。第二次世界大戦下、ナチス・ドイツ軍によって強奪されたヨーロッパ各国の美術品を奪還すべく戦場に向かったある特殊部隊「モニュメンツ・メン」の活躍を描く本作。一度日本での公開中止の憂き目にあいながらも、このほど再度日本公開が決定。美術については筋金入りのプロ、しかし戦闘は全くのド素人の7人の男たちの実話に基づく本作に感銘したジョージが、監督・製作・脚本・主演を務め映画化を実現させた。ほかにも、リドリー・スコット監督作『オデッセイ』の公開を控えるマット・デイモン、『ヴィンセントが教えてくれたこと』のビル・マーレイ、『ブルージャスミン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットら豪華な面々がキャストに名を連ねる。“ナチスが強奪していった美術品の奪還”という、まさに史上最大最高額のトレジャー・ハンティングに挑む7人の男たちの活躍を描く本作。俳優としてはもちろん、監督としても『コンフェッション』や『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』などといった力作を生み出してきたジョージの演出にも注目だ。『ミケランジェロ・プロジェクト』は11月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日日本での公開が中止となっていたジョージ・クルーニー監督・主演『ミケランジェロ・プロジェクト』が、11月6日に日本公開されることが30日、明らかになった。本作は、70年前の第二次世界大戦下、ナチス・ドイツ軍によって強奪されたヨーロッパ各国の美術品を奪還すべく戦場に向かった特殊部隊「モニュメンツ・メン」を描いた実話。芸術という文化を後世に残すため、命をかけた無名の英雄たちがいた事実を埋もれさせるわけにはいかないという思いと、公開を楽しみにしていた映画ファンからの熱い声に後押しされ、このたび日本での公開が決定した。美術については筋金入りのプロだが、戦闘はド素人という7人の男たちによる特殊部隊「モニュメンツ・メン」のミッションは、ナチスが強奪していった美術品の奪還。彼らがいなければ、レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』、ヤン・ファン・エイク『ヘントの祭壇画』、ロダン『ダヴィデ』、レンブラント、ピカソ、マチス、そして、ミケランジェロ『ブルージュの聖母子像』といった名作名画は現存していなかったのだ。「モニュメンツ・メン」の存在に感銘を受けたジョージ・クルーニーは、自ら監督・製作・脚本・主演を務め、キャストには『オーシャンズ』シリーズのマット・デイモン、ゴールデングローブ賞ノミネート俳優ビル・マーレイ、『ブルージャスミン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットら豪華な顔ぶれが集結。知られざる英雄たちの活躍を娯楽性豊かに映画化した。(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2015年07月31日ジョージ・クルーニーが主演だけでなく製作・脚本・監督も手がけ、マット・デイモン、ケイト・ブランシェット、ビル・マーレイら豪華キャストと共演したノンフィクション・サスペンス『ミケランジェロ・プロジェクト』が11月に日本で公開されることが決定した。本作はかつて日本での公開が中止になったが、映画ファンの熱い声に押されて、プレシディオの配給で公開が決定した。その他の情報本作は、第二次世界大戦中のヨーロッパを舞台に、心から美術を愛する美術館館長をリーダーとする7人の特殊チーム“モニュメンツ・メン”が、ナチに略奪され、永遠に葬り去られようとしている世紀の美術品の数々を命がけで奪還する過程を描いた作品。ミケランジェロの『聖母子像』や、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』など貨幣価値で換算できない“人類の遺産”を救出するため、7人のメンバーはフランス、パリ、ベルギーなどに散らばり、ナチの脅威に立ち向かいながら、前代未聞のプロジェクトに挑む。『ミケランジェロ・プロジェクト』11月6日(金) TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー
2015年07月31日現在撮影中のリメイク版『ゴーストバスターズ』に、オリジナルに出演したダン・エイクロイドがカメオ出演することがわかった。本人がFacebookで報告したもの。その他の情報新しい『ゴーストバスターズ』は、クリステン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー、レズリー・ジョーンズ、ケイト・マクキノンの、女性4人が主演するところが大きな違い。ほかにクリス・へムズワース、アンディ・ガルシアも出演する。監督は『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』を大ヒットさせたポール・フェイグ。北米公開は来年7月。1984年に公開されたオリジナルの『ゴーストバスターズ』には、エイクロイドのほか、ビル・マーレイ、ハロルド・ライミス、アーニー・ハドソンが出演した。続編は、1989年に公開されている。文:猿渡由紀
2015年07月16日17日(現地時間)に開催されたビルボード・ミュージック・アワードでトップ・デュオ/グループ賞を受賞したワン・ダイレクション(1D)が、この賞をグループから脱退したゼイン・マリクに捧げた。ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行なわれた授賞式に出席した「1D」の4人(ルイ・トムリンソン、ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ナイル・ホーラン)は受賞スピーチで、3月にグループを脱退したゼインの名前を挙げた。「これを分かち合う人物がもう1人います。僕らの兄弟、ゼインです」と語ったのはリアム。彼は14日(現地時間)にアメリカでトーク番組に出演した際にも、ゼインから脱退の意志を告げられたときには皆動揺したが、怒りはすぐに収まったとコメントしている。ゼインは「1D」のアジア・ツアー中に突然脱退、その理由は「普通の22歳になりたい」というものだった。だが、脱退直後からソロ・デビューの計画が浮上。音楽プロデューサーのノーティ・ボーイがゼインのソロ音源をインターネットにアップしたことから、ルイとノーティ・ボーイの間でTwitterを介した言い争いが発生し、「1D」ファンやゼインも巻き込む騒ぎになっていた。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月19日ビル・マーレイが主演するヒューマンコメディ『ヴィンセントが教えてくれたこと』(原題『ST.VINCENT』)が今秋公開されることが決定し、ポスタービジュアルが初披露された。その他の写真映画は、アルコールとギャンブルをこよなく愛する気難し屋のヴィンセントと、隣に引っ越してきた12歳の少年オリバーの交流を、ときにコミカルにときにハートウォーミングに描く。人生に空しさを感じ始めていたヴィンセントを演じるのがマーレイで、もう一度自分を見つめ直し“生きる力”を取り戻していく彼の姿が綴られる。昨年のトロント映画祭でワールド・プレミア上映されると「彼のキャリアで最高の演技」とマーレイを絶賛する声が上がり、第72回ゴールデン・グローブ賞では作品賞と主演男優賞にノミネートされた。北米では、公開4週間後に4館だった上映館数が2500館に拡大し、最終的には興行収入4400万ドルを突破するスマッシュヒットを記録した。このほど公開されたポスタービジュアルには、サングラスをかけクラシックカーを運転するヴィンセントと、その横を併走するオリバーの姿があり、車の後ろにはオリバーのママ(メリッサ・マッカーシー)が立ち、助手席には妊婦のストリッパー(ナオミ・ワッツ)が登場。オリバーを演じたジェイデン・リーベラーは、本作でラスベガス映画批評家協会賞など、数々のベスト子役賞を受賞した実力派子役で、監督と脚本は本作で初長編作デビューを飾ったセオドア・メルフィが手掛けた。『ヴィンセントが教えてくれたこと』秋、全国ロードショー
2015年05月12日ソフィア・コッポラ監督作『ロスト・イン・トランスレーション』や、『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督作の常連キャストとしても知られるビル・マーレイ主演の感動作『ヴィンセントが教えてくれたこと』の日本公開が、このほど決定した。ヴィンセントはアルコールとギャンブルをこよなく愛する、気難し屋のちょい悪オヤジだ。ある日、お隣にシングルマザーのマギーと12歳の息子オリバーが引っ越してくる。仕事で遅くなるマギーから頼まれ、オリバーの放課後の面倒を渋々見ることになったヴィンセントは、行きつけのバーや競馬場にオリバーを連れ歩き、オッズの計算方法、バーでの注文方法、いじめっ子の鼻のへし折り方など、一見ろくでもないことを教え込んでいく。始めは反発しあっていた2人だったが、ヴィンセントの嫌われ者の顔の裏側に、本当の優しさや心の傷を感じ取ったオリバーは、その思いを何とか周囲に伝えようとする…。2014年北米でたった4館からスタートし、4週間後には2,500館に拡大、最終的には4,400万ドルを突破する驚異の快進撃を果たし、全米を笑いと涙で包んだハートウォーミングな感動作『ヴィンセントが教えてくれたこと』の公開が、2015年秋に決定した。昨年トロント国際映画祭でワールド・プレミアが行われると、主演のビルの演技に対して「オスカー候補入り間違いなし」「彼のキャリアで最高の演技」と高い評価が飛び交った本作。残念ながらオスカーノミネーションはかなわなかったものの、2015年のゴールデン・グローブの主演男優賞にノミネートされたほか、多くの批評家から絶賛を浴びた。キャストには、主演のビルのほかにも、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』でアカデミー助演女優賞にノミネートされたメリッサ・マッカーシーが悩めるシングルマザーを演じ、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』での好演が記憶に新しいナオミ・ワッツが妊婦のストリッパー役を務めるなど、それぞれ型破りな役柄で観る者に新鮮な驚きを与えている。また、オリバー役でビル相手に堂々と渡り合ったジェイデン・リーベラーは、ラスベガス映画批評家協会賞始め数々のベスト子役賞を受賞した。同時に公開となったティザーキーアートでは、クラシックカーを運転し、サングラスをして助手席にはロシア人ストリッパーを乗せたヴィンセントと、その車に必死に併走しているオリバー、そして後ろで心配そうなオリバーのママ・マギーの姿が。問題だらけの彼らの関係性を表した、疾走感あふれるビジュアルとなっている。「さあ、人生のホームワークを始めよう。」というキャッチ・コピーが目を惹く本作。タイトルが示す“ヴィンセントが教えてくれたこと”とは一体なんなのか?公開まで楽しみに待ちたい。『ヴィンセントが教えてくれたこと』は2015年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月12日カヤックは、働いているビルをベースにつながるアプリ「ビルとも」をApp StoreおよびGoogle Playでリリース開始した。同アプリは、同じビルに勤務するワーカー同士で友だちになったり、イベントを開催できるコミュニティサービス。勤務するオフィスビルにアカウント登録することで、他フロアや他企業のワーカーと"ビルとも"になることができる。同じビルに勤務している者同士なら、Facebook認証を利用するだけで登録できる。認証は、そのビルのオフィスワーカーにしか分からない質問で確認を行い、1ユーザーに対して1つのビルの登録が原則となるため、他のビルで働いている人は登録できない仕組みとなっている。登録後は、自らが主催者となって、ワーカーが集う「ビル会」を開催することもできる。同じ業種や共通の趣味、食事会などさまざまなビル会を実施し、コミュニケーションを図ることが可能。対応機種はiOS7以上、AndroidOS4.0以上のスマートフォン。アプリ価格は無料。なお、アプリの利用にはパケット通信料が必要となる。
2015年05月11日フランスを拠点に活動するクリエイティブデュオ、M/M(Paris)のポスター展「M/M(PARIS)SUGOROKU DE L’OIE(エムエムパリス スゴロク ドゥロア)」が4月20日まで、渋谷のパルコミュージアムにて開催中だ。2008年に行われた展覧会「The Theatre Posters」以来となる本展は、日本の“すごろく”に似たフランスの伝統的ボードゲーム「LE JEU DE L’OIE」を題材に、これまでに制作したポスターをマス目に見立てて展示するという、ユニークな内容。会場内はまるで迷路のように入り組んだ回廊で構成されている。どうしてこのようなポスター展を日本で行うことに決めたのか?今回、本展の開催に合わせて来日していたM/M(Paris)のマティアス・オグスティニアックに話を聞いた。2014年秋冬シーズンから、パルコの広告を手がけている「M/M(Paris)」だが、今回パルコで展覧会を行うことにしたのは「他よりもさまざまなトレンドがミックスされている場所なので、展示会のテーマにもふさわしいと思ったから」だそう。「展示会場も螺旋のようなレイアウトにし、ポスターもフランスのボードゲームである『LE JEU DE L’OIE』のマス数である、“63”に合わせてフランスからアーカイブの63枚の厳選されたポスターを運んできた」という言葉通り、まさにマティアスが話す“テリトリーがあってルールがある、ゲームのような感覚の展覧会”が創り上げられていた。ところで、どうしてマティアスは日本の「すごろく」を知っていたのだろうか。「もちろん、リサーチして見つけたんだよ。やったことはないけれど、だいたい、同じようなゲームが各国1つずつ存在するもの。それで『すごろく』が『LE JEU DE L’OIE』と同じような気がしたので、それらの名前を混ぜ合わせた展示会名にしたんだ」。展覧会の構成をゲーム仕立てにした理由について、「ゲームのように駒を進めていくようにするなかで、自分たちが決めたことがどのような運命を歩むことにつながったのか、ということを表現している。20年続けてきたポスター作りのアーカイブを並べることで、それを伝えることにもなる」と話す。つまり、ゲームというものは、サイコロを振ることでさまざまな人生が決まる。次にどんな目が出るか予想できないように、これまでM/M(Paris)が経験した出会いもまた偶然。彼らのクリエイションとゲームとを重ねる展示方法が、彼らの作品特有の神秘性や暗号性を現わしている。まさに「すごろく」のボードを彷彿とさせるレイアウトの展示会場では1996年に芸術センター「Le Theatre de Lorient」とのコラボレーションで制作したポスター作品「Brancusi contre Etats-Unis」から2014年に公開した最新作まで、順を追って展示している。その中には、M/M(Paris)がタッグを組むことが多いフォトグラファー、イネス・ ヴァン・ラムスウィールド&ヴィノード・ マタディンとのコラボレーション作品で、俳優のビル・マーレイをコラージュのように見せた「Opening Parenthese」、カール・ラガーフェルド、ビョークが登場するビジュアルなど、アーティストやクリエイターとの共同作品も展示。彼らのこれまでの“軌跡”とも呼べるマス目に見立てたポスターを、来場者が“コマ”を進むように1枚ずつ観ていく、ユニークな体験ができる会場になっている。--後編はM/M(Paris)と日本との繋がりについて。
2015年04月17日朝日新聞社は3月30日、東京都中央区銀座6丁目の所有地に新ビル「銀座朝日ビル(仮称)」を建設することを発表した。同ビルは、1・2階を商業施設、3~12階をラグジュアリーホテルで構成し、2017年秋に完工する予定。ホテル部分は国際級のラグジュアリーホテルを誘致する予定で、ブランド名など詳細は決まり次第発表するとのこと。同ビルの計画地は、同社が1888(明治21)年に取得し拠点を置いた場所で、東京都における創業の地となる。ブランドショップや老舗が並ぶ並木通りに面しており、東京メトロ銀座駅から徒歩3分の銀座の中心部に位置しているという。建物外観は「『100年の灯』~次代をてらす灯、宿る思い~」をコンセプトとし、銀座の街並みと調和した品格と格調のあるデザインを実現するとのこと。なお、階数は地下2階・地上12階・塔屋1階となる。
2015年04月01日ブルース・ウィリスが、ブロードウェイの劇に初出演することになった。作品はスティーブン・キングの小説を原作にした『ミザリー』だ。その他の情報『ミザリー』は90年に、ジェームズ・カーンとキャシー・ベイツ主演で映画化もされている。雪山で事故に遭遇した恋愛小説家が、大ファンに助けられ、看護を受けるが、そのうちに彼女は少しずつ狂気を見せるようになっていく。公演は今年の秋。ウィリスの最近作は、『シン・シティ復讐の女神』で、次回作は11月北米公開予定のコメディ『Rock the Kasbah』。共演はビル・マーレイ、ケイト・ハドソンら。現在は、スリラー映画『Extraction』を撮影中。文:猿渡由紀
2015年03月06日