サム・メンデスがビートルズの伝記映画を監督することになった。4人のメンバーひとりひとりについての映画を合計4本作るという、野心的なプロジェクトだ。ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スター、故ジョン・レノンの遺族からの賛同と、音楽の使用許可は得られているという。製作、配給はソニー・ピクチャーズ。公開は2027年の予定だが、公開される順番や正確な時期はわかっていない。メンデスの最近作は、2022年の『エンパイア・オブ・ライト』。文=猿渡由紀
2024年02月21日世界中で高い人気を博し、日本でも伝説のロックバンドとされている、『ビートルズ』。1970年に惜しまれながら解散するも、『Let It Be』や『Come Together』といった数々の名曲は、2023年になった現在も親しまれ続けています。『ビートルズ』、27年ぶりの新曲発売が決定2023年10月25日、27年ぶりとなる『ビートルズ』の新曲が発売することが明かされました。曲名は『Now & Then(ナウ・アンド・ゼン)』。日本時間同年11月2日、世界同時に配信リリースされるといいます。ユニバーサルミュージックグループによると、この楽曲は1970年代後半、ジョン・レノンさんが亡くなる前に作詞・作曲したもの。90年代半ばに、ジョン・レノンさんの歌声が入ったデモテープを使い、ほかのメンバー3人が演奏を加えて制作していたのだとか。デモテープの音質が悪く、長らく幻の楽曲とされていた『Now & Then』。現代の技術によって、歌声をクリアに聴きとれるように調整し、およそ30年の歳月を経てお披露目されます。『ビートルズ』の存命しているメンバーや、ジョージ・ハリスンさんの元妻であるオリヴィア・ハリスン、ジョン・レノンさんの次男であるショーン・オノ・レノンは、このように想いを明かしました。ポールのコメント:「ジョンの声が、とてもクリアに聞こえる。かなり感動した。僕たち全員が参加した本物のザ・ビートルズのレコーディングだと言える。2023年にまだビートルズの音楽に取り組んでいて、一般の人々がまだ聴いたことのない新曲をリリースしようとしているなんて、本当にエキサイティングなことさ」リンゴのコメント:「彼が部屋に戻ってくることの次に彼に一番近づいた瞬間だったから、僕たち全員にとって、とても感慨深いことだった。まるでジョンがそこにいるようだった。斬新だった」オリヴィア・ハリスンのコメント:「1995年当時、スタジオで数日間この曲に取り組んだ後、ジョージはデモの技術的な問題を克服できないと感じ、この曲を十分に高い水準で仕上げることは不可能だと結論づけたんです。ダニーと私は、もし彼が今日ここにいたら、彼がポールとリンゴとともに心を込めて「ナウ・アンド・ゼン」のレコーディングを完成させたに違いないと確信しています」ショーン・オノ・レノンのコメント:「父がいなくなって何年も経ってから、彼らが一緒に仕事をしていると聞いて、ものすごく感動しました。この曲は父とポール、ジョージ、リンゴが一緒に作った最後の曲です。この曲はタイム・カプセルのようなもので、運命的なものだと感じています」ザ・ビートルズーより引用新曲の発売について、世界中のファンからは「技術の進歩で新曲が聴けるとは…!」「本当に楽しみで仕方がない」といった声が続出。21世紀によみがえった楽曲と、ジョン・レノンさんの歌声は、多くの人に感動を与えてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月27日株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(本社:東京都豊島区代表取締役:堤 聡)は、新刊「ビートルズ作曲術」を、2023年10月25日に発売いたします。ビートルズ作曲術『ポール・マッカートニー作曲術』、『ジョン・レノン作曲術』に続くシリーズ集大成。ジョンとポールはもちろん、リンゴ・スターとジョージ・ハリスンの曲作りについてこれほど丁寧に分析した本はほかにないだろう。4人がどのように成長して、世界を熱狂させる楽曲を作っていったのか、どんなテクニックを使ったのかを、自身も作曲家である著者が音楽理論をもとに解説。楽曲を聴きながら読むと、まるで謎解きのように、彼らが仕掛けたさまざまな技を楽しめる。【こんな人に読んでほしい!】●ビートルズの何がすごかったのかを知りたい●曲作りは感覚とセンスだと思ってる●ヒット曲のカッコよさの理由を知りたい。作りたい!●ポールとジョンだけでなくリンゴとジョージについても知りたい!●人の心に残る曲を書いてみたい!●ビートルズのカバーバンドでオリジナルにチャレンジしたい!【本書の特徴】■作曲家かつ熱烈なビートルズマニアでもある著者が音楽理論をもとに解説■曲の中に仕掛けられたテクニックを細かく分析し、仕組みを理解することで、曲作りに応用可能■ジョン・レノンとポール・マッカートニーはもちろん、リンゴ・スターとジョージ・ハリスンの曲作りについても丁寧に分析[内容]序章4人の友情の歌―We Want to Hold Our Hands―第1章ソングライティング・ヒストリー―The Fab On The Hill―第2章ジョージ・ハリスン―Here Comes The Song―第3章リンゴ・スター―A Hard Drum’s Night―第4章レノン・マッカートニー―We Can Work It Together―第5章メロディー&サウンドのヒント―Hear Their Every Song―第6章言葉・発想・メッセージ―Lyrics In The Song With Diamonds―第7章名曲から学ぼう―I’ve Just Seen A Song―■著者について野口 義修(のぐち・よしのぶ)作曲・編曲家・音楽プロデューサー、日本音楽著作権協会会員。ポピュラー系作詞作曲指導のオーソリティ、音楽プロデューサーや講師、ディレクターとして幾多の作家やアーティストを育成。これまでに、ヤマハ音楽院、昭和音楽大学などで講師を歴任。世に送り出したアーティスト、ヒット曲には、あみん「待つわ」、アラジン「完全無欠のロックンローラー」、雅夢「愛はかげろう」、伊藤敏博「さよなら模様」などがある。NHK『みんなのうた』や『おかあさんといっしょ』などにも楽曲を提供。著書に『ポール・マッカートニー作曲術』『ビートルズ作曲術』『15秒作曲入門』『15秒作詞入門』『15秒編曲入門』『作曲本~メロディーが歌になる~』『覚えるコードは10個だけ! アコギ1本でエモいJ-POPが作れる本』がある。そのほか、通信教育システムや音楽講座の企画開発や教材制作、プロデュースも経験豊富。YouTube: 作詞作曲ビートルズよしの部チャンネル 商品詳細ビートルズ作曲術定価:1,980円(10%税込)仕様:A5判縦/256ページ発売日:2023年10月25日ISBN:978-4-636-97838-4商品コード:GTB01097838 amazonにてご予約受付中! : 【関連商品好評発売中!】ジョン・レノン作曲術定価:1,980円(10%税込)仕様:A5判縦/264ページISBN:978-4-636-97666-3商品コード:GTB01097666 ポール・マッカートニー作曲術定価:1,980円(10%税込)仕様:A5判縦/272ページISBN:978-4-636-95840-9商品コード:GTB01095840 お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または各オンラインショップまで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月20日まるで人間のように自然な文章を書く対話型AIや、特徴を伝えると、数秒でハイクオリティな画像を生み出す画像生成AIなど、近年革命的な進歩を遂げているAI技術。幅広い一般知識と問題解決能力も備えており、あらゆる分野での活躍が期待されています。AI技術により『ブラック・ジャック』の続きが…日常生活のサポートや、業務の効率化など、AIを用いた新たな技術が日々発表されている2023年現在。同年6月、AI技術を用いて、故人の名作を復活させる試みが相次いで発表されました。漫画の神様・手塚治虫の『新作』が発表同月12日、株式会社手塚プロダクションは、故・手塚治虫さんの代表作の1つ『ブラック・ジャック』の新作を今秋に公開すると発表しました。『ブラック・ジャック』は無免許の天才外科医ブラック・ジャックが主人公の医療漫画。これまでに全242話が存在しています。新作には、『ブラック・ジャック』の物語の構造や、手塚さんの画風などを学習した、AI技術を使用。「同社のクリエイターたちとAIによる共同制作である」という点で、注目を集めました。伝説のバンド『ビートルズ』の『新曲』も発表また、同月13日には、ミュージシャンのポール・マッカートニーが、1960年代に世界中で人気を博したロックバンド『ビートルズ』の最後の楽曲を年内にリリースすると、イギリスのBBC放送のラジオ番組内で発表しました。産経ニュースによると、故・ジョン・レノンが亡くなる前に残したデモテープがあり、当時『ビートルズ』のメンバーが編曲しようとしたところ、ノイズがひどく完成を断念した過去があるそうです。しかし、AIの技術を用いたことで、過去のデモ音源からレノンの声をクリアに抽出できたため、楽曲が完成したといいます。『新作』とは呼べない?ネット上では賛否の声このように、使い方はそれぞれ異なりますが、AI技術をサポートに用いることで、不朽の名作がよみがえろうとしています。しかし、手塚治虫さんも、『ビートルズ』も、偉大な功績を残しているがゆえに、ネット上ではAIの介入に対する賛否の声が寄せられていました。【肯定的な意見】・新作が出るのはファンとして素直に嬉しい。・マジか…楽しみすぎるんですが…。近未来だな!・興味深いし、有意義なAIの使い方だと思う。どれだけ面白い作品が作れるのかが楽しみ。【否定的な意見】・AIが関与したものを『新作』とは思えない。別物として楽しみます。・サポートとしてのAIはありだと思うし、プロジェクトに興味はあるけど『新作』とは呼ばないでほしい…。・こういう試みで、何をされても文句をいえない故人を持ち出してくるのは『無粋』と感じる。「近未来的だ」と期待を寄せる声がある一方で、故人の作品にAIが関与することに対する嫌悪感がある人もいるようです。賛否の声はありますが、AIの発達により、少し前までは考えられなかったようなことが実現しているのは、間違いありません。今後、AIがどのような進化を遂げ、どのように私たちと共存していくのか、技術の進歩から目が離せませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月14日The River Birdsは、世界で最も有名な伝説のロックバンド“ビートルズ”のリーダー ジョン・レノンが、ニューヨークの自宅前で凶弾に倒れてから42年目となる今年も、ジョン・レノン追悼ライブをビートルズ専門のライブハウス「六本木ABBEY ROAD」で2022年12月25日(日)に開催いたします。ビートルズは解散してから52年経つ今も世界中のミュージシャンに影響を与え続け、楽曲も売れ続けている、まさに伝説のスーパーバンドです。1225Flyerビートルズを専門に演奏する“ビートルズ・トリビュートバンド”は世界中に存在し、日本でもその歴史は意外に古く、1973年あたりから存在していたとされています。今でも現役で演奏されている70代のビートルズプレイヤーもおりますが、いわゆる“ビートルズ・トリビュートバンド業界”の世代交代が進んでいなかったところ「ビートルズの良さを次世代に」をコンセプトに、2019年に“The River Birds”が結成されました。The River Birdsメンバーは、ジョン・レノンとポール・マッカートニーの担当を、山口大志(ヤマグチダイシ)と手島正揮(テシママサキ)のベテランプレイヤー2人と山口大志/as John Lennon手島正揮/as Paul McCartneyジョージ・ハリスンとリンゴ・スター担当に、石橋コースケ(イシバシコウスケ)、杉山安曇(スギヤマアズミ)、そしてサポートキーボーディストにナカノサキの20代のメンバーで構成されています。石橋コースケ/as George Harrison杉山安曇/as Ringo Starrナカノサキ/Keyboardsライブに足を運ぶ観客にも世代交代があり、リアルタイムでビートルズを聞いていた世代は皆無で、観客のほとんどは30代から50代が主流になり「ビートルズのマニアの方もいらっしゃいますが、有名な曲なら知っているけど、ビートルズの誰が歌っているとかまでは…という方も多いので、ただ、そっくりに演奏するだけでなく、楽しいライブだったと思っていただけるよう、トークやパフォーマンスにも力を入れてます。」とのこと。The River Birds_Liveジョン・レノン追悼ライブの会場となる、今年で26周年を迎える六本木ABBEY ROADは、ビートルズファンの間では誰もが知る老舗の名店であり、ビートルズファンの聖地の1つです。海外の有名アーティストが日本でコンサートを行った後、お忍びで来るライブハウスとしても有名で、スティング、ノラ・ジョーンズ、リアム・ギャラガー(オアシス)、ガイ・ベリーマン(コールドプレイ)、アークティック・モンキーズ、昨年上映されたビートルズの映画『Get Back』の監督のピーター・ジャクソンなど、数多くの有名海外アーティストが訪れています。ABBEY001ABBEY00412月25日(日)に演奏されるジョン・レノンの楽曲は「ジョン・レノンの代表曲だけでなく、未発表テイクや、先日、スペシャルエディションとして発売されたビートルズ7枚目のアルバム『Revolver』に収められてる未発表テイクからも演奏します」とのこと。ジョン・レノンファンだけでなく、ビートルズファンも必見のイベントです。【開催概要】日にち:2022年12月25日(日)場所 :六本木ABBEY ROAD東京都港区六本木5-16-52 FORUM インペリアル六本木2号館 B2Google Maps( )料金 :¥2,600(消費税10%込)別途、年末チャージ¥500頂戴致します。ご了承ください。+ご飲食分<Open>15:00<1st>16:00~16:45・レギュラー・ステージ・ビートルズナンバー中心のステージ*リクエストナンバーにもお応えいたします。<2nd>17:15~18:30・イヴェント・ステージ・ジョン・レノンのソロナンバー中心のステージ<Close>19:001stステージで、12月生まれの方のお誕生日をお祝いいたします。お店のスタッフまで、お申し付けください。Live image【ライブのご予約・お問い合わせ先】六本木ABBEY ROADTEL : 03-5544-9817Mail: information@abbeyroad.ne.jp <The River Birds>Home Page: Instagram: Twitter : Facebook : <六本木ABBEY ROAD>Home Page: Instagram: Twitter : Facebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月15日ウチヤマミュージックパートナーズ株式会社(所在地:新潟県長岡市、代表取締役:内山 優子(永井))は、ビートルズトリビュートバンド「COMMA-DADA」の皆様をお招きして、ホテルニューオータニ長岡にてビートルズクリスマスコンサートを2022年12月17日(土)に開催いたします。COMMA-DADAメンバー「COMMA-DADA」はビートルズ業界の重鎮である永沼忠明と小松陽介がタッグを組み、さらにプロフェッショナルなメンバーでしっかりと脇を固めており、最高レベルのクオリティが高い演奏は、全国の数多くのビートルズファンを魅了し続けています。長岡での公演は今回が3回目となります。ウチヤマミュージックパートナーズ株式会社の代表取締役である内山 優子(永井)が、もともとメンバーの皆様とご縁があり、長岡での公演が実現しました。毎回お越しになるお客様も多く、市民の皆様にも恒例のイベントと認知していただいております。クリスマスのひとときを、「COMMA-DADA」演奏のビートルズでお楽しみください。【メンバー紹介】永沼忠明(Bs) ポールマッカトニー小松陽介(Gt) ジョンレノン久保肇(Gt) ジョージハリスン松崎晃之(Dr) リンゴスター黒岩典英(Key)【開催概要】ビートルズクリスマスコンサート日時 : 2022年12月17日(土) 15:00開場、15:30公演開始座席 : 全席自由チケット: 前売 3,500円、当日 4,500円(60歳以上の方は500円引となります)会場 : ホテルニューオータニ長岡 NCホール〒940-0048 新潟県長岡市台町2丁目8番35号(長岡駅東口徒歩1分) ポスターホテルニューオータニNCホールロゴ【会社概要】ウチヤマミュージックパートナーズ株式会社所在地:〒940-0015 新潟県長岡市寿1-4-33代表 :代表取締役 内山 優子(永井)設立 :2008年11月設立(創業15年)連絡先:050-1437-5484<演奏のご依頼>「もっと身近に音楽を!」をモットーにウエディング、セレモニー、パーティーにてプロのミュージシャンによる生演奏をご提供します。規模にかかわらず承ります。ウチヤマミュージックパートナーズ<ドラムレッスン>お子様からご年配の方まで、現役のプロのミュージシャンが個別レッスンをいたします。ドラムレッスン 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月25日1970年のビートルズの解散については、ポール・マッカートニー(79)の脱退宣言が最大の原因だという説が最も有力とされてきた。しかし、マッカートニー本人がBBCラジオ4の番組「This Cultural Life」の収録で、これを真っ向から否定したとGuardian紙などが報じている。「解散を焚きつけた人間は僕じゃない。うん、違う違う違う。ある日、ジョン(・レノン)が部屋に入ってきて言ったんだよ。『俺はビートルズを辞める』って。これは解散を煽動したことになる?ならない?ビートルズは僕のバンドであり、僕の仕事であり、僕の人生だった。続けたかったよ」と、マッカートニーはインタビュアーのジョン・ウィルソンに対して語っている。マッカートニーはインタビューの中で、レノンは自身の決断を「とてもワクワクする」と評し、脱退については「まるで離婚みたいだな」と他人事のように話していたという。ジョージ・ハリスンやリンゴ・スターは解散を何とか食い止めようと働きかけたが、レノンの気持ちは翻らなかったそうだ。ではなぜ、レノンではなくマッカートニーが脱退の先鞭をつけることになったのか。新しいマネージャーのアレン・クラインが、進行中のビジネスに影響をきたすことを恐れて、解散することを黙っているようにメンバーに厳命したことが原因だとマッカートニーが述懐していると、前出のGuardianは伝えている。「数カ月間、僕らは偽ることを強制された。もうビートルズは終わりだとわかっているのに、そのまま立ち去ることもできなかったから、奇妙な感じだったんだよ」これからも変わらずにビートルズとして活動していくというファンに対する欺瞞、メンバーやスタッフの間に漂う不愉快な雰囲気に疲れ果て、マッカートニーは脱退を宣言するというカードを切って、「秘密をばらしてしまった」という。マッカートニーは、バンドの分裂を回避する術はないと実感した時のエピソードもBBCラジオ4でのインタビューで語っている。「ジョンに『平和のためにアムステルダムに1週間行ってベッドに入っていたい。これについて君らと議論する気はない』と言われた時かな。でも、ヨーコに責任があるとは思っていない。僕はあの二人は素晴らしいカップルだったと思うよ」と、当時話題を呼んだ、レノンとオノ・ヨーコのハネムーンパフォーマンスにも言及している。
2021年10月11日モデルの市川紗椰さんが2021年1月23日放送の音楽番組『題名のない音楽会』(テレビ朝日)に出演しました。この日の同番組の企画は『和楽器でビートルズに挑戦する音楽会』。ゲストとして出演した市川さんは、家族そろってロックバンド『ビートルズ』の大ファンなのだそうです。また、市川さんは番組内で両親の名前について、驚きの事実を明かしました。小さい頃から家ではずっと『ビートルズ』が流れていて。両親の名前はジョンとヨーコ。題名のない音楽会ーより引用アメリカ人の父親と日本人の母親を持つ、市川さん。ビートルズが好きな両親は、『ビートルズ』のジョン・レノンとその妻、オノ・ヨーコと同じ名前なのだそうです!これには、司会を務めていた俳優の石丸幹二さんも「え!?そのもの!?」と驚き、興奮していました。視聴者からはさまざまな声が上がっています。・市川さんのご両親、『ビートルズ』が好きで、さらに名前がジョンとヨーコって。これはお互いに運命を感じただろうなあ。素敵。・なんという偶然。そんなことってあるんだ!・和楽器で奏でる『ビートルズ』もなかなかいいですね。それにしても、市川さんの両親の名前の話に驚いた。運命を感じるような、名前に関するエピソード。名前には、人との縁を結ぶ、不思議な力があるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月24日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、年代を問わず、誰もが知っているビートルズ。でももしも、ビートルズを誰一人知らないとしたら?そんなありえない設定の音楽映画『イエスタデイ』をご紹介します。■『イエスタデイ』4月22日発売。Blu-ray+DVDセット3,900円、4K Ultra HD+Blu-ray5,990円(ともに税別)。発売元:NBCユニバーサル・エンターテインメントイギリスの小さな町に住む売れないシンガー・ソングライターのジャックは、幼なじみのマネージャーのエリーに「もう音楽はやめる」と宣言します。その帰り道、世界中で12秒間の大停電が起こり、ジャックは交通事故に遭ってしまいます。退院後、ビートルズの『イエスタデイ』を友人に歌って聞かせると、全員が感動し、みなこの曲を初めて聴いたと言うのです。「ビートルズ」を検索しても出てこず、この世に存在しないと知ったジャックは、ビートルズの楽曲を歌い、たちまちスターになっていきますが……。そのきっかけが実にユニーク。本人役のエド・シーランが近所に住んでいて、ジャックの才能にほれ込み、ロシア公演の前座を頼むんです。そこで披露する『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』は大盛り上がり。大観衆のシーンはエド・シーランが行う実際のライブ会場で撮影しただけあって、すごい熱気が伝わってきます。主演のヒメーシュ・パテルの声も吹き替えかと思うほどの高クオリティで、まさにビートルズ!記者は、ライブ会場にいるような臨場感にどっぷり浸りました。観賞後、ビートルズをまた聴きたくなる映画です。「女性自身」2020年4月28日号 掲載
2020年04月20日NHK-FMにてオンエアされた「ディスカバー・マイケル」に続くディスカバーシリーズ第2弾の始動が決定。今回は「THE BEATLES」(ビートルズ)を1年間大特集する。昨年1年間、マイケル・ジャクソンを徹底的に特集した「ディスカバー・マイケル」。今回新年度からは、1年間限定で「ビートルズ」を特集。約10年の活動を経て正式に解散してから50年の節目に、彼らが生んだ数々の名曲が後世に与えた影響を様々な角度から検証し、新たな魅力を再発見する。案内役には、ミュージシャンの杉真理(月末回以外)と「TRICERATOPS」和田唱(月末回のみ)。4月の放送では彼らのシングルヒットを通じて、全容を紹介。5月以降も様々な角度から彼らの魅力を追求していく。杉さんは「ビートルズの曲は、1曲1曲全部違っていて、同じことを二度やらないのがすごいところなので、それらが世の中のアーティストに与えた影響とか、カバーの聴き比べとか、あまり知られていないエピソードなどを掘り下げていき、おもしろい番組にします」と意気込み、和田さんは「基本ラインは杉さんに託し(笑)僕は不器用ながらもマニアックに、時に横道に逸れながらビートルズ愛を語れたら」とコメントしている。「ディスカバー・ビートルズ」は4月5日より毎週日曜日21時~NHK-FMにてオンエア。(cinemacafe.net)
2020年04月02日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)が、ビートルズのアニメ映画『イエロー サブマリン(Yellow Submarine)』にインスピレーションを得た「オール トゥゲザー ナウ(All Together Now)」コレクションを発表した。昨年発表から50周年を迎え、デジタルリマスターされたアニメ映画『イエロー サブマリン(Yellow Submarine)』が描く、カラフルな世界をめぐるサイケデリックな冒険は、人々を愛と音楽で一つに結びつけ、“トゥギャザネス”というメッセージを送る。それは最初に公開された当時のみならず、今の世界情勢においても重要なメッセージだ。本コレクションのウィメンズ、メンズそしてキッズのレディ・トゥ・ウエアには、同作のシーンやモチーフ、グラフィックをフィーチャーしている。特に、ニットウエアとジャージには、映画の場面から抜き出された「オール トゥギャザー ナウ(All Together Now)」というスローガンが、複数の言語で刺繍されている。このトゥギャザネスというメッセージは、“all you need is love”と“love, love, love”という歌詞からのモチーフとしてもアウターウエアとシャツ地で強調されている。ウィメンズでは、『ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ(Lucy in the Sky with Diamonds)』の場面が、色彩を強調したパッチワークのダンサーのジャカードとしてドレスをキャンバスに生まれ変わり、ウォッシュ仕上げと流れるようなシルエットがエフォートレスにフェミニンさを感じさせる。ドラマチックなファー フリー ファー(Fur-Free-Fur)のジャカードコートがマーチングバンドの制服姿のビートルズを描くのに対し、イエロー サブマリンのミニモチーフを用いた限定版モノグラムは、アルターナッパエクリプスとアイコンバッグ、ファラベラコレクションの主役を演じる。メンズでは、ビートルズのポップアートポートレートにポスタリゼーションを施し、アウターウエアには大胆なパッチとしてあしらわれ、ニットウエアではグラフィックなインタルジアとして新しい姿で登場。フルレングスのブラックコートは、折衷的な祝福のステートメントを一つずつ刺繍したパッチで覆われている。サヴィルロウのテーラリングにあしらわれた太いストライプ、トラウザーズとジャケットの醸し出す繊細な雰囲気は、映画のマーチングバンドの制服にインスピレーションを得たものだ。キッズウエアは、愉快なビートルズのグラフィック、鮮やかなカラーとイエロー サブマリンのモチーフが全体を彩る。ブランドのコミットメントに忠実であり続けるために、本コレクションの3つのカテゴリーのすべてにサステナビリティが反映され、コレクションに込められたメッセージは、私たちの地球を守るために力を合わせようと促す。コレクションのサステナブルな素材には、オーガニックコットンのジャーやデニムなどがあり、新たに100%リサイクルコットンのブルトンも仲間入りした。「オール トゥゲザー ナウ」コレクションは、2019年秋冬コレクションの一部として7月13日よりステラ マッカートニー青山店にて先行発売中。7月19日より全国展開予定。
2019年07月17日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)は、ビートルズの映画『イエロー サブマリン』にインスピレーションを得た「オール トゥギャザー ナウコレクション(All Together Now Collection)」をメンズ、ウィメンズ、キッズコレクションからローンチ。2019年7月13日(土)からステラ マッカートニー 青山店で先行発売したのち、7月19日(金)より全国での発売を予定している。『イエロー サブマリン』のユーモアあふれる世界を表現『イエロー サブマリン』は、1968年に製作されたビートルズ初のアニメ映画。ジョン・レノンやポール・マッカートニーらビートルズのメンバーたちが、海の底にあるペパー・ランドの平和を守るため、イエロー サブマリンに乗って海底の冒険へと繰り出す物語だ。カラフルでユーモアあふれるその海底の冒険を、ステラ マッカートニーは遊び心たっぷりに、そしてクラシカルかつラグジュアリーに表現した。メンズコレクションメンズのシャツやVネックニットにはビートルズのメンバーたちを大胆にあしらった。そのグラフィックはまるでアップリケのようにクリーンなストライプシャツにも採用されている。最も目を引くクラシックなシルエットのメルトンコートは、無造作に張り付けられたワッペンで「オール トゥギャザー ナウコレクション」ならではのデザインに。ビートルズのお馴染みのロゴから、メンバーのグラフィック、そして「イエロー サブマリン」のCDジャケット写真まであらゆるワッペンが施された。ウィメンズコレクションカラフルな映画の世界はシャツやラッフル付きのシャツ ドレスに投影。クラシックなチェック柄のコートのライナーにも同じくカラフルな世界が広がっている。クルーネックニットには、“サブマリン”をはじめワッペンをあしらい、リブ部分にピンクやイエローを差し込むことで、ユーモアに溢れる映画の世界を反映した。ステラ マッカートニー、ウィメンズバッグの代名詞とも言うべき「ファラベラ」は、イエローサブマリンと“STELLA McCARTNEY”のロゴでおめかししたキャンバス素材で。いつもとは一味違うデザインは、夏の装いもきっと楽しくしてくれるはず。【詳細】オール トゥギャザー ナウコレクション発売日:2019年7月19日(金)※青山店では7月13日(金)より先行販売。■アイテム価格例・メンズメルトン コーティング コート 810,000円+税メルトン ブルゾン 194,000円+税ビートルズ フェイス Tシャツ 71,000円+税ビートルズ フェイス V ネック ジャンパー 90,000円+税・ウィメンズブラックウッド コート 291,000円+税シャツ 97,000円+税シャツ ドレス 210,000円+税ファラベラ ミニ トート 122,000円+税スニーカー 81,000円+税
2019年07月08日ビートルズの創成期を描いた舞台「BACKBEAT」が5月25日に開幕。それに先がけフォトコール(プレス向け撮影会)と囲み取材が行われ、取材には戸塚祥太(A.B.C-Z)、加藤和樹、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、JUON(FUZZY CONTROL)、上口耕平、夏子、鈴木壮麻、尾藤イサオ、翻訳・演出の石丸さち子が出席した。【チケット情報はこちら】本作は、1994年に公開された伝記映画『バック・ビート』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品の日本初演。ビートルズ結成時のベーシストで、デビュー目前に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフ(戸塚)を中心に、親友ジョン・レノン(加藤)、ポール・マッカートニー(JUON)、ジョージ・ハリスン(辰巳)、ピート・ベスト(上口)、そしてスチュアートの恋人となる写真家アストリッド・キルヒヘル(夏子)ら若者たちの揺れ動く心を繊細に描く。今回の見どころのひとつは約20曲にものぼる舞台上での生演奏。しかし演奏ははじめ、戸塚が「絶望からスタートしたといっても過言ではない」と明かすほどのレベルから始まったそう。しかしこの日、前半の2シーンが披露されたフォトコールでの演奏は抜群の仕上がり。音楽が楽しい!5人で演奏するのが嬉しい!という思いが真っ直ぐに伝わる姿そして音を届けた。そこに至るまでをJUONは「だけど初めて5人で音を出したとき、すぐグルーヴしたよね」、上口も「初めての会話が“音”だったのでそれがすごくよかった」と、このメンバーだからこそ生まれた音があったと振り返る。さらに辰巳も「稽古の間ずっと(5人が)近くにいた。ビートルズさんの当時の映像を観ても常に距離が近いけど、僕たちも近い距離感でワイワイ作品をつくっていった」と本作で描かれるビートルズの姿に自分たちを重ね、笑顔を交わした。そうやって生まれた5人の演奏を加藤は「ライブなので何が起きるかわからない。でもそのライブ感はこの作品でしか味わえないものなので、そこをぜひ体感してほしい」と語る。そんな5人を翻訳・演出の石丸は「ビートルズは目指すには大きすぎるのですが、私たちは観客にビートルズを伝える架け橋。その架け橋は立派にできあがっています」と絶賛。1966年にビートルズの初来日公演で前座を務めた尾藤も「皆さんの成長がすごくて驚きました。ビートルズに負けない!」と太鼓判を押した。石丸が「長いこと演劇をやっていますが、こんな作品は観たこともないし、つくったこともない。細かなみんなの努力やコミュニケーションがあって、こんな素敵な作品が生まれた。このメンバーを誇りに思います」と語る本作は、6月9日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて上演後、兵庫、愛知、神奈川を巡演。取材・文:中川實穗
2019年05月28日ドイツ・ハンブルクにあるダイヒトーアハレン(Deichtorhallen Hamburg)。かつて市場として使われていた建物を改装した現代美術館で、アーチ型のガラス窓が特徴。地下鉄のシュタインシュトラーセ(Steinstraße)駅最寄り、ハンブルク中央駅やハンブルクのランドマークであるエルプフィルハーモニーも徒歩圏内だ。ダイヒトーアハレンでは現在、マックス・ダックス(Max Dax)のキュレーションによる展覧会「HYPER! A JOURNEY INTO ART AND MUSIC」が開催されている。マックス・ダックスはドイツの音楽雑誌『Spex Magazine』『Electronic Beats Magazine』の元チーフエディター。アートと音楽が相互に与える影響を紐解く本展には、キム・ゴードン(Kim Gordon)、ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)、アンドレア・グルスキー(Andreas Gursky)、ピーター・サヴィル(Peter Saville)など60以上のミュージシャン、アーティストが参加している。1968年にリリースされたビートルズのレコード『The Beatles』(通称ホワイトアルバム)のみを集め、レコード店を模した真っ白な空間で展示するインスタレーション「We Buy White Albums」はご存知だろうか? 2013年に、アメリカ・ニューヨークとインディアナポリスで公開された、ニューヨークを拠点とするアーティスト、ラザフォード・チャン(Rutherford Chang)による作品で、日本でも、当時の公益財団法人東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイト主催による、第8回「展覧会企画公募」の1企画として選ばれ、2015年1月にトーキョーワンダーサイト本郷(現在のトーキョーアーツアンドスペース本郷)で展示された。リチャード・ハミルトン(Richard Hamilton)のデザインによるシンプルな白一色のジャケットには、何万部ものヒット&コピーが繰り返されていくことを皮肉るように盤ごとに隅にシリアル・ナンバーが振られている。その内1枚を、ラザフォード・チャンが15歳の時にガレージセールで1ドルで購入したことをきっかけにナンバリングされたレコードだけを集め続け、今や2,000枚を超えるコレクションを所有(オフィシャルサイトでは、2,295枚と記載されている)。現在も彼のライフワークのように、Instagramのアカウント(@webuywhitealbums)で数日置きに『ホワイトアルバム』がポストされ続けている。 View this post on InstagramWe Buy White Albumsさん(@webuywhitealbums)がシェアした投稿 - 2018年 7月月19日午前6時26分PDT床、壁、面出しの棚、真っ白な空間に、「WE BUY WHITE ALBUM」のネオン、レコードプレイヤーが2台。箱には、『ホワイトアルバム』がシリアル番号順に並べられ、訪問者はそれらを閲覧し、選んで聴くことができる。そこはレコード店さながらだけれど、置いてあるのは『ホワイト・アルバム』のみ、そしてそれらは買い入れられるが、販売はされない。飲食のシミや落書き、誰かに宛てたメッセージ、カビや補修跡など、新たに固有の特徴を得たレコードは、大量生産された同一商品でありながら、半世紀前に始まりそれぞれが経た物語を語る、唯一無二のものとなっている。インスタレーション以外にも、ラザフォード・チャンが収集した『ホワイトアルバム』のLP数100枚をコピーして一度に再生したミックス音源も発表している。こちらから聴ける一部、A面分約24分では、2曲目「ディア・プルーデンス(Dear Prudence)」あたりから音のズレが生じ始め、終盤にかけてはノイズに近い音と化している。同じアルバムをプレイしているはずなのに生まれる歪みや捻じれ。世界中の所有者のもとで、確かに存在していた時と鼓動が浮き彫りにされ、新しい物語が聴こえてくる。AUDIO THE SOUND OF HYPER! ON SPOTIFY【展覧会情報】HYPER! A JOURNEY INTO ART AND MUSIC会期:3月1日〜8月4日場所:Deichtorhallen Hamburg(HALL FOR CONTEMPORARY ART)住所:Deichtorplatz 1, Hamburg
2019年05月09日都内某所のライブハウスで、4月中旬、舞台『BACKBEAT』の製作発表が行われた。本作は“5人目のビートルズ”と言われるスチュアート・サトクリフを中心に、ハンブルクでの巡業時代のビートルズ創成期が描かれる。この日は翻訳・演出を手がける石丸さち子のほか、キャストの戸塚祥太、加藤和樹、辰巳雄大、JUON、上口耕平、夏子、鈴木壮麻、尾藤イサオが登壇した。【チケット情報はこちら】会見冒頭に披露されたのは、バンドメンバーキャストによる『ロックン・ロール・ミュージック』と『ラブミー・テンダー』の生演奏。ハンブルク時代、ビートルズはカバー曲を演奏することが多く、この2曲も作品を象徴する重要な楽曲となる。ジョン・レノン役の加藤がボーカルを務める『ロックン~』では、熱い歌声とパワフルな演奏でバンドとしての一体感を見せ、『ラブミー~』ではスチュワート役の戸塚がボーカルを取り、恋人のアストリッド・キルヒヘルへの想いを情感たっぷりに歌い上げた。続いて全登壇者が登場。まず石丸から「本編ではビートルズのカバー曲を中心に20曲以上を生演奏します」との驚きの発表が。そのためすでにバンドメンバーは、2月から楽器のレッスンを始めていたという。だが観客の前で演奏したのは初とのことで、「今すごく気分が高揚しています!バンドマジックを体験してしまいました」とは戸塚。加藤も「初めてひとつになった瞬間でした。このバンドのグルーヴ感をもっと高めていきたい」と意気込む。辰巳はほぼギター初心者だったとのことだが、「もうすっかり味をしめちゃったので、このバンドメンバーでライブツアーをやりたいです!」との大きな夢を明かした。ビートルズがライブを行っていたクラブのオーナー、ブルーノ・コシュミダーなどを演じる尾藤は、1966年のビートルズ初来日時、彼らの前座として同じ日本武道館のステージに立っている。そんな尾藤に「皆さんの演奏、とってもグーでした」と言われると、バンドメンバーの顔にも安堵の色が。さらにビートルズ来日時のエピソードとして、「内田裕也さんも出ていたので、日本のアーティスト代表として一緒にプレゼントを渡そうということになったんです。でもとにかく警備が厳しくて!彼らの楽屋まであと3メートルというところで止められて、結局会えずじまいでした」との貴重な話も飛び出した。かつて世界中を熱狂させたビートルズ。今度はこの『BACKBEAT』の面々が、日本の観客を熱狂させてくれるに違いない。5月25日(土)から6月9日(日)まで東京・東京芸術劇場プレイハウスにて上演後、兵庫、愛知、神奈川を巡演。取材・文:野上瑠美子
2019年04月17日ビートルズの創成期、ハンブルク時代を描いた舞台『BACKBEAT』が日本初演となる。1994年公開の伝記映画を舞台化。結成時のベーシストでデビュー直前に21歳で夭折した美少年スチュアート・サトクリフを軸に、10代の揺れる心、友情と葛藤、孤独がビートルズの名曲に乗せて綴られる。【チケット情報はこちら】ジョン・レノンを演じる加藤和樹は「僕らは大スターのビートルズしか知らないけど、多くの苦労やいざこざを乗り越えてきたのだと知りました。特にビートルズの根幹であるジョンは、常に怒りを抱えて生きていた。その怒りを歌に表せるよう、ロックならではの歌い方を習得中です」と語った。ジョンはずっとスチュアートを慕っていたと言われるが、「なぜそこまでスチュが大きな存在だったのか。ジョン本人の気づかないところで友情を超えた愛があったのかも。ぜひ掘り下げたい」と、意欲たっぷり。ドラマー、ピート・ベストを演じる上口耕平は、「ピートはデビュー寸前で解雇されたドラマーで、マッシュルームカットを唯一拒んだ男。彼の魅力、そしてメンバーとの関係性をどう築けるかが楽しみです」。以前から個人的にドラムを習っていたそうで、まさにうってつけの役と言えるだろう。個別の楽器練習が進み、上口はすでにバンド合わせを経験。「実際に音を合わせたら感動しました。ドラマーとして、僕がみんなのリズムを刻んでいるんだなぁって」。このバンドを結成する感覚は物語や役と重なるようで、加藤「僕らの中に生まれたバンド感が、芝居に活きるはず」、上口「お客さんをビートルズみたいに熱狂させたい」と意気込む。ふたりは当時のビートルズがやんちゃで小汚いことに驚いたというが、「その小汚さがロックでかっこいい」と加藤。10代を演じることについては、加藤「30代まで様々な経験を重ねてきた僕らが、10代に立ち戻ることに意味がある」、上口「僕らの挑む姿と10代の初々しさがリンクするはず」、加藤は「あとはメイクの力を信じて」と笑った。ちなみに10代後半は何をしていたのかと聞くと、加藤「芸能界に憧れて上京、夢と希望に満ちていました。テレビなんてすぐ出られると思っていたけど、オーディションに落ち続けて…。怖いもの知らずが最高の武器でした」、上口「僕も高校の同級生とストリートダンス三昧。僕らしかできない!と根拠のない自信で尖っていた。自分の創造力を信じ込んでいた点は彼らとそっくり」。知られざるビートルズの若かりし頃をぜひ公演で目撃していただきたい。公演は、5月25日(土)から6月9日(日)まで東京・東京芸術劇場プレイハウスにて、6月22日(土)・23日(日)は、神奈川・やまと芸術文化ホールメインホールにて上演。チケットぴあでは、電話による抽選先行を実施中。取材・文:三浦真紀
2019年02月21日ビートルズ(The Beatles)のトリビュートライブ「LET IT BE ~レット・イット・ビー PARTII~」の日本ツアーが、2018年6月2日(土)を皮切りに、全国6都市にて開催される。2014年、2015年に続き、約3年ぶりの来日公演となる「LET IT BE ~レット・イット・ビー~」。声や演奏、衣装、メンバーのちょっとした仕草までを忠実に再現し、時代を追ってショーが展開されていき、まるで本物のビートルズが演奏しているかのような演出となっている。ビートルズのデビュー50周年記念をきっかけに作成されたこのトリビュート・ライブショーは、2012年のロンドン初演以降、世界中で100万人以上を動員している。また、ショーでは約40曲ものビートルズ・サウンドを一気に聞くことができる。実際のビートルズのライブでは演奏されなかった、複雑で実験的な幻の曲も再現され、ファン必見の内容となっている。今回は、新たに「1980年のジョンレノンの誕生日にビートルズが再結成されたら」というテーマを設定したパフォーマンスが行われる他、以前のトリビュートライブの来日公演では演奏されなかった、「Starting Over」「Happy Dance」「Because」「Got To Get You Back Into My Life」「It Don’t Come Easy」「Band On The Run」「Watch The Wheels」といった楽曲も演奏される。【詳細】LET IT BE ~レット・イット・ビー PARTII~チケット一般発売日:2018年3月24日(土)※愛媛公演のみ2018年3月10日(土)より発売。■公演スケジュール2018年6月2日(土)13:00相模原市民会館大ホール(神奈川)2018年6月3日(日)15:30アイプラザ豊橋・講堂(愛知)2018年6月6日(水)19:00サンケイホールブリーゼ(大阪)2018年6月7日(木)14:00/19:00サンケイホールブリーゼ(大阪)2018年6月9日(土)16:30高知県立県民文化ホール・オレンジホール(高知)2018年6月10日(日)15:30松山市民会館・大ホール(愛媛)2018年6月15日(金)19:00☆東急シアターオーブ(東京)2018年6月16日(土)13:00●/18:00●東急シアターオーブ(東京)2018年6月17日(日)13:00●/18:00☆東急シアターオーブ(東京)■料金神奈川・愛知・大阪・高知公演:S席6,500円/A席5,000円/当日座席指定3,500円愛媛公演:S席7,000円/A席5,500円/B席3,500円東京●公演:S席8,500円/A席7,000円/B席5,500円/プレミアムシート14,500円東京☆公演:S席7,500円/A席6,000円/B席4,500円/プレミアムシート13,500円※年齢制限:3歳以下入場不可、4歳以上有料※プレミアムシートは、正面6列目以内の保証、お土産付き※当日座席指定:開演60分前より、会場入口横の「当日券受付」にて指定席券と引換。座席位置の選択不可。■演奏予定曲目Standing There/She Loves You/Wanna Hold Your Hand/All My Lovin/Yesterday/Help!/Happy Dance/I Feel Fine/Twist and Shout/Day Tripper/Sgt. Pepper/Friends/Penny Lane/Strawberry Fields/When I’m 64/Reprise/Day In The Life/Come Together/Get Back/Revolution/The End/Because/Got To Get You Back Into My Life/What is Life/Starting Over/It Don’t Come Easy/Band On The Run/Watch The Wheels/My Sweet Lord/Black Bird/Here Comes The Sun/Imagine/Slowdown/Long Tall Sally/Live or Let Die/Guitar Gently Weeps/Back In The U.S.S.R/Let It Be/Hey Jude他 約40曲※曲目は変更の可能性あり。【問い合わせ先】<愛媛公演>テレビ愛媛 事業部 TEL:089-933-0322<神奈川・愛知・大阪・高知・東京公演>サンライズプロモーション東京 TEL:0570-00-3337
2018年03月09日ビートルズと忌野清志郎に焦点を当てた展覧会「ONTEN〜LOVE&ROCK ビートルズ×忌野清志郎〜」が、2018年2月10日(土)から4月8日(日)まで、ATC(大阪南港)特設会場ITM2Fにて開催される。日英のキング・オブ・ロックに焦点を当てた合同展本展では、ビートルズ展「Ladies and Gentlemen... THE Beatles」と、「ロックスター忌野清志郎展」、日英それぞれのキング・オブ・ロックに関する展覧会を、2つに分けられた会場内で同時開催する。ザ・ビートルズの貴重な展示作品400点が集結ビートルズ展「Ladies and Gentlemen... THE Beatles」には、アメリカ・グラミー・ミュージアムが保有する、ザ・ビートルズの貴重な展示作品400点以上が一堂に集結。これらの多くは、1964年から1966年中期に行われたアメリカツアーに関するもので、どれも日本では公開される事のなかった貴重な品々だ。展示品は、1965年にニューヨークのシェイ・スタジアム公演で着用されたポール・マッカートニーのステージコートや、1964年〜1966年の北米コンサートにおける開催地毎のチケット、写真や楽器など様々。ビートルズ時代のエルヴィス・プレスリーのギターや、ジェームス・ブラウンのステージ衣装など、ビートルズにゆかりのあるアーティストの品々も多数展示される。「アビイ・ロード」で撮影しようまた、会場にはアルバム「アビイ・ロード」のジャケットで使用された横断歩道をプリントしたフォトパネルが設置されるほか、リンゴ・スターが実演する3種類のリズムで学ぶドラムレッスン、イエローサブマリンのカラオケBOXなど体験型の展示も用意されている。ミュージシャン・絵描き・サイクリスト、3つの清志郎の顔に迫る同時開催となる「ロックスター忌野清志郎展」では、2009年に惜しまれつつこの世を去ったミュージシャン・忌野清志郎のギターやOrange製のアンプなどの楽器類、代名詞とも言える特徴とも言えるド派手でカラフルなステージ衣装など、忌野清志郎にまつわる様々な品々を展示。また、絵描き・忌野清志郎に迫る、自画像などの絵画も多数登場。中でも、タワーレコード新宿店オープンを記念して描かれた9mの大作はファン必見だ。さらに、サイクリストとしての忌野清志郎にもフィーチャー。オレンジ号と言われる自転車やヘルメット、サングラスなどの付属品一式を含めた展示など、“イマーノワールド”を余す事なく堪能出来る構成となっている。開催概要「ONTEN 〜LOVE&ROCK ビートルズ×忌野清志郎〜」開催期間:2018年2月10日(土)〜4月8日(日)時間:11:00〜20:00 ※入場は閉館の30分前まで休館日:会期中無休会場:ATC(大阪南港) 特設会場ITM2F住所:大阪市住之江区南港北2丁目1-10入場料:■ビートルズ展・忌野清志郎展 二展示会共通券前売り 大人 2,600円/学生 1,800円、当日 大人 3,300円/学生 2,200円■ビートルズ展前売り 大人 1,800円/学生 1,300円、当日 大人 2,200円/学生 1,500円■忌野清志郎展前売り 大人 1,500円/学生 1,000円、当日 大人 1,800円/学生 1,200円※小学生以下無料※チケット発売に関する情報は公式WEBサイト(より。チケットの問い合わせ : 楽天チケット(050-5817-9070)
2018年02月11日イギリスの伝説的ロックバンド「ビートルズ」の展覧会、「Ladies and Gentlemen... THE BEATLES!」が東京・有楽町で開催。開催期間は2017年11月18日(土)から2018年1月28日(日)まで。1962年の「ビートルズ」のデビューから55年を迎える2017年に開催される本展は、米国外で初となるグラミーミュージアム公認の「ビートルズ」展覧会。過去、「ビートルズ」の展覧会は国内で幾度となく行われてきたが、今回はグラミーミュージアムが保有する貴重な展示物、約400点が一堂に会する。展示物の大半は、デビューから1966年の日本武道館公演までの4年間における、日本初公開の超希少なもの。ビートルズメンバーの愛用楽器や、衣装、秘蔵写真など、ここでしか見られないものが多数展示される。また、体験型の展示コーナーもあり、ビートルズ世代だけでなく、幅広い世代が楽しめるようなコンテンツも準備。ファミリーで足を運ぶのもおすすめだ。メンバーのポール・マッカートニーとリンゴ・スターは、現在でも精力的に音楽活動を行う現役のミュージシャン。世界的人気アーティストのカニエ・ウェストとポールのコラボレーションによる楽曲のリリースは記憶に新しい。そんなデビューから現在まで、世界の音楽シーンを牽引してきたアーティストの歴史をこの機会に是非辿ってみて。【詳細】「Ladies and Gentlemen... THE BEATLES!」開催期間:2017年11月18日(土)~2018年1月28日(日)開催時間:11:00~20:00 ※入場は閉館の30分前まで休館日:2017年12月30日(土)~2018年1月2日(火)会場:有楽町インフォス住所:東京都千代田区丸の内3-8-3料金:・前売り引換券一般 1,800円、学生 1,300円(小学生以下無料)・当日券一般 2,200円、学生 1,500円(小学生以下無料)※購入は楽天サイト他展示内容:展示物400点以上、ビートルズメンバーの愛用楽器やビートルズにゆかりのある有名アーティストの楽器など。その他、衣装、秘蔵写真、グッズ販売ほか。体験ブース:タッチパネル、ビートルズファンの部屋、リンゴのドラムレッスン、ヒストリーブース
2017年11月10日イギリスのロックバンド・ビートルズが来日したのは、1966年。今年でちょうど50年になります。彼らの解散は1970年。1962年のレコードデビューからわずか8年後のことでした。ライブ盤や編集・企画盤などを除いてその8年間にリリースしたオリジナルのアルバムは12枚。シングルは22枚。発表した楽曲は213曲に上ります。じつはこの213曲すべてが、ほかのアーティストによってカバーされているのです。ビートルズ自身もデビュー当初はカバー曲を多く演奏していましたが、全曲カバーされているアーティストはなかなかいないでしょう。どれだけビートルズが世界中に愛されているかがわかります。では、一体どの曲が最もカバーされているのでしょうか?ビートルズのカバー曲を世界中から5,000曲以上集めて分析し、紹介しているサイト『ビートルズカバーの館』が発表した、カバーされた曲ランキングをカウントダウンしていきましょう。■9位:「ヒア・カムズ・ザ・サン」(96曲)&「キャント・バイ・ミー・ラブ」(96曲)ジョージ・ハリスン作の穏やかなフォーク・ロック・バラードと、史上最も予約枚数が多かったシングルとしてギネス世界記録にも記載されている初期のヒット曲が同数で並びました。■8位:「ヘイ・ジュード」(99曲)ポール・マッカートニーが、ジョン・レノンの長男であるジュリアンに向けて書いたとされている曲が8位。日本でもとても人気がありますね。■7位:「イン・マイ・ライフ」(111曲)7位は、アルバム『リボルバー』収録のノスタルジックなナンバー。シングルとしては発表されていませんが、人気の高い曲です。■5位:「カム・トゥゲザー」(113曲)&「ヘルプ!」(113曲)5位にも、同数で2曲が並びました。「カム・トゥゲザー」ジョンが「ビートルズのなかでもっとも好きな曲」と語った曲で、マイケル・ジャクソンやエアロスミスなどもカバーしています。「ヘルプ!」は、ビートルズ主演映画『ヘルプ! 4人はアイドル』の主題歌で、ディープ・パープルやカーペンターズのほか、サザンオールスターズもライブでカバーを披露しました。■4位:「レット・イット・ビー」(130曲)ビートルズ最後のシングルとして発表されたこの曲が4位でした。アレサ・フランクリンやレイ・チャールズ、ビル・ウィザースなど、ソウル系のミュージシャンもこの曲を多くカバーしています。■3位:「エリナー・リグビー」(138曲)弦楽8重奏の伴奏が印象的な曲。そのためか、クラシックのミュージシャンやハードロック/ヘヴィ・メタルのバンドからカバーされることが多いのも特徴。■2位:「ブラックバード」(141曲)メロディの美しいシンプルな楽曲。ジャコ・パストリアスやブラッド・メルドー、サラ・マクラクランなどがカバー。■1位:「イエスタデー」(218曲)ビートルズがストリングスをバックに演奏した初めての曲。ギネス世界記録には「世界でもっとも多くカバーされた曲」として記載されています。現在でもカバーするアーティストが続々と登場するため、実際には世界中にカバー曲が何曲存在するか具体的な数字は明らかになっていないそうです。ちなみに今回のランキングは、ビートルズのカバー曲をひとつひとつ解説している『ビートルズカバーの館』管理人のレナトさんが、2011年時点で集めた5700曲を分析したもの。現在の2016年時点で集まったカバー曲は7,500曲にまで増えているため、今後集計が進めば順位が変動するかもしれません。*そういえば、ポール・マッカートニー自身も来日公演で、数ある自作のビートルズ・ナンバーのなかから「ブラックバード」や「エリナー・リグビー」を歌っていました。でも「イエスタデー」や「レット・イット・ビー」「ヘルプ!」などは、「ブラックバード」や「エリナー・リグビー」は、よくある「ビートルズの好きな曲人気投票」などでも上位に名を連ねますが、「ブラックバード」や「エリナー・リグビー」はちょっと意外、と思う人が多いかもしれません。「この2曲はシングルでナンバーワンヒットしたわけではなく、一般的な人気投票では、おそらくトップ10には入らない曲なのに、カバー曲がもの凄く多いんですよね。“カバーされた曲”を一つの切り口としてビートルズの楽曲全体を眺めると、もっともっとビートルズの良さを見つけることできるのではないでしょうか」(『ビートルズカバーの館』管理人・レナトさん)ちなみに、カバーしたアーティストを日本人に限定すると、また別の曲が上位にランクインする傾向があるのだとか。愛情と独創性にあふれるカバー曲の数々から、ビートルズの魅力を再発見してはいかがでしょうか。(文/宮本ゆみ子) 【参考】※ビートルズカバーの館
2016年07月02日1970年の『レット・イット・ビー』以来、46年ぶりのビートルズ公式映画となる『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』が9月22日に全国公開されることが20日、わかった。本作は、1963年~66年のツアーの様子、世界の称賛を得たバンドのキャリアの第一期をベースにした作品。リバプールのキャバーン・クラブ時代の初期の時代から、最後に観客の前で演奏した1966年のサンフランシスコ・キャンドルスティック・パーク公演までを追う。そして、4人がどのように集まり"ザ・ビートルズ"になっていったか、また、彼らのグループ内での意思決定や楽曲づくり、キャリアの構築に迫る。全世界一斉解禁された公式ポスタービジュアルには、1964年8月22日に、ワシントン州シアトル・タコマ国際空港からブリティッシュコロンビア州バンクーバーへ向かう飛行機のタラップで撮られた4人の写真を使用。これは、ザ・ビートルズやローリング・ストーンズのツアー・マネジャーを務めたボブ・ボニスが、64年から66年にかけて行われた全米ツアーに同行した際のプライベート写真のうちの1枚だ。メインビジュアルと共に公開された日本限定デザインのティザーポスタービジュアルと第一弾の前売り券には、1966年の日本公演の写真を使用。メンバーが武道館のステージに上がる後ろ姿のモノクロ写真となっている。なお、本作はアカデミー賞受賞のロン・ハワード監督がメガホンをとる。(C) Apple Corps Ltd.
2016年06月21日60年代のノルウェーを舞台に、「ビートルズ」に憧れる少年たちを描いた青春映画『Beatles』の邦題が『イエスタデイ』に決定し、10月1日(土)より日本公開されることになった。ビートルズ旋風が世界を駆け抜け、ノルウェーにも押し寄せていた1960年代半ばの、オスロ。いつも一緒の高校生4人組は、屋根裏で「ビートルズ」の「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のレコードを初めて聴く。彼ら4人は“スネイファス”というバンドを結成し、自分たちも「ビートルズ」のように有名になりたいと夢を見ていた。ある日、ポールに心酔し、髪型も真似ているキムは、見ず知らずの女の子・ニーナと映画館で出会い、帰り道に突然キスをされる。どこの誰か分からないまま、彼女への想いだけを募らせ、渡しようのないラブレターを書くことに熱中するキム。一方、学校では、ヘビに襲われかけた転校生の美少女・セシリアを助けたことをきっかけに、別の恋が芽生えるのだった…。本作は、ノルウェーを代表する作家ラーシュ・ソービエ・クリステンセンが1984年に発表し、世界20カ国以上で翻訳されたベストセラー小説を元に映画化。劇中で流れる「シー・ラヴズ・ユー」「レット・イット・ビー」といった誰もが知るビートルズの名曲は、いずれもオフィシャルで許諾されたものが使用されている。さらに、本作の音楽監督を務めたのは、「テイク・オン・ミー」などの世界的なヒットで知られ、2015 年に再結成したノルウェーのポップバンド「a-ha」の “マグス”の愛称をもつマグネ・フルホルメン。また、『コン・ティキ』や、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの最新作『Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』(原題)でメガホンをとるノルウェー出身のヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリが製作総指揮、北欧を中心に活躍する新鋭ペーテル・フリントが監督を務める。全編を彩るビートルズ楽曲とまぶしい青春の融合に期待していて。『イエスタデイ』は10月1日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月14日「ビューティフルピープル(beautiful people)」の14-15AWコレクションのインスピレーション源は、1969年に行われたビートルズのルーフトップコンサート。ロンドン・サヴィル・ロウにあるアップル・コア社の屋上で行われたその伝説的ライブでのビートルズのメンバー達と、昼休みにライブを観に集まってきたスーツ姿のビジネスマンやOL達のエレガントなスタイルを現代のトラッドスタイルとして表現した。前シーズン、プレフォールと今デザイナー熊切秀典はビートルズにはまっているようだ。今季はポール・マッカートニーがライブで着ていたテーラー「トミー・ナッター」のジャケットからインスパイアされ、特にジャケットやアウターに力を入れた。長めの丈のジャケットやチェスターフィールドコート、オフショルダーのダブルフェイスのジャケットなど、テーラリングをより意識してエレガントに仕上げた。ラペルは大き目。ブランドのアイコンでもあるライダースは、ウエストベルトを省いてシャープに。ゴージャスなカルガンファーのコートは、寒空の下、ジョン・レノンやジョージ・ハリスンが妻のファーコートを羽織って演奏したという逸話から想を得たもの。名曲「GET BACK」の歌詞にも出てくるハイネックやクルーネックのセーター、そしてピーコートやモッズコート、白のシャツにピンストライプやチェックなど、60年代を代表するアイテムを今すぐ着たくなるようなバランスでアップデートしている。その頃のビートルズはブーツカットのパンツを合わせていたが、今コレクションではクロップドパンツやロールアップしたノンウォッシュデニムでブランドらしいモダントラッドスタイルに。ウィメンズではリブ編みのニットパンツやタイツなど暖かみのあるボトムも登場した。カラーはベージュやグレー、ネイビー、グリーンなどベーシックトーンをベースに、カラフルなサイドゴアブーツやローヒールのストラップシューズで色を加えた。バッグは、ボア素材の四角いクラッチや、ライダース風のクラッチを携えている。ラストの曲は、コレクションのタイトルでもある「ACROSS THE UNIVERSE」。この選曲には趣味趣向や年代を超えた服を作りたいという思いが込めたという。「キッズサイズから、(今コレクションで登場した)肩を落としたエレガントな大人のアイテムまで、服作りの幅を広げることができた。テーマはあったけれど、それを超えるコレクションが作れたと思う」と熊切。ランウエイには、LEDで光る大きなユニオンジャックが置かれ、ギターを抱えた熊切とその仲間達で結成されたロックバンドが登場。「デザイナーだけ頑張っても良いモノ作りはできない」(熊切)というビューティフルピープルのクリエーションへの姿勢を反映した演出だ。
2014年03月19日ビートルズ・トリビュートライブ『LET IT BE~レット・イット・ビー~』が3月4日、東京・渋谷の東急シアターオーブで開幕。当日はプレスプレビューも行われ、出演者の4人と日本公演のスペシャルサポーターを務める、ものまねタレントの福田彩乃がPRのため登場した。『LET IT BE~レット・イット・ビー~』チケット情報2012年9月に英ロンドンで開幕以来、世界中のビートルズファンを魅了してきたヒット作で、今回が日本初公演。衣裳やパフォーマンスなど時代を追ってビートルズを忠実に再現。公演タイトルにもなっている『Let It Be』をはじめ、『Hey Jude』『Yesterday』『All My Loving』など、約40曲を次々と披露する。ロンドン公演を観劇したという福田は「本当に似ているんで『やられた』と思いました。特に、リンゴ・スター(役)さんのドラムの叩き方、首の動かし方がそっくり」と激賞。好きな曲を聞かれると『Please Please Me』を上げ、ノリノリでさわりを口ずさむ。さらに、「感想をものまねで」とむちゃぶりされると、ニワトリのものまねで感動を表現。キャストたちから『オー、チキン』『ワンダフル』と称賛の声が上がった。公演は3月9日(日)まで。その後、新潟、愛知、大阪、福岡でも公演。
2014年03月05日ジャパン・オールラウンド・ミュージックは12月8日、ビートルズ専門店「GET BACK30」大阪店を期間限定オープンする。同店舗は、1982年12月8日(ジョン・レノンの追悼日)に開店、2009年にはWebショップへと移行したビートルズ専門店「GET BACK」を、期間限定で実店舗展開するというもの。ビートルズのデビュー50周年を記念した取り組みで、世界の50周年関連商品等、ビートルズ関連の商品を販売する。場所は大阪市中央区西心斎橋の「心斎橋オーパきれい館B1F」。営業時間は11時~21時。営業開始は12月8日で、期間限定だが終了日は未定となっている。詳細は「GET BACK@WEB」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日ベネディクト・カンバーバッチが、ザ・ビートルズの初代マネージャーを務めたブライアン・エプスタインの伝記映画でブライアン役を演じるようだ。1961年にビートルズのマネージャーに就任し、ときに「5人目のビートルズ」とも呼ばれたブライアンの生涯を描いた本作で、ベネディクトは自身が主演する英TVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」で監督を務めたポール・マクギガンと再タッグを組むことになるようだ。UTA社が製作を担当する本作は、同姓愛者であることを隠し、ギャンブルに溺れ麻薬中毒に苦しんだ末、1967年に薬の過剰摂取によりこの世を去ったブライアンの生涯を描き出すという。トム・ハンクスが、自身の映画製作会社プレイトーンのゲイリー・ゴーツマンやサイモン・ハルフォンらと共に本作のプロデュースを担当する模様で、プロデューサー陣は「この映画は自分で1960年代に最大のパーティーを開いたのに、自分自身がそれに参加することはなかったという男のストーリーです」と語っている。さらに今回の作品だけではなく、先日にはヴィヴェック・J・ティワリーがブライアンを主人公に執筆したグラフィック・ノベル「The Fifth Beatle」の映画化についても報道されたばかりだ。同映画化作品ではヴィヴェック自身が脚本とプロデューサーを担当し、すでにソニー/ATVミュージックパブリッシングからビートルズの楽曲使用の権利を獲得済みだという。■関連作品:SHERLOCK/シャーロック [海外TVドラマ]© Colin Hutton Hartswood Films 2010 John Rogers © Hartswood Films 2010ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年11月02日坂本龍一が発起人となり、小林武史がプロデュースを手がける東日本大震災復興支援のチャリティシングルがリリースされる。ミュージシャン30人が集結し、ビートルズの代表曲『All You Need Is Love』をカバー。1月25日(水)から配信が開始され、3月7日(水)にはCDシングルでも発売される。『All You Need Is Love』ジャケット音楽を通して日本が連帯していくこと。そんな想いから「JAPAN UNITED with MUSIC」と名付けられたこのプロジェクトには、レーベル/プロダクションの壁を越えて共鳴したアーティストが無償でレコーディングに参加。誰もが知っているロッククラシックに新たな息吹をふきこむこととなった。■参加ミュージシャン(50音順)AI/今井美樹/EXILE ATSUSHI/EXILE TAKAHIRO/Crystal Kay/Kj(Dragon Ash)/小泉今日子/小林武史/桜井和寿(Mr.Children)/Salyu/JUJU/SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN、Juno Reactor)/Superfly/トータス松本/東京スカパラダイスオーケストラ(GAMO・北原雅彦・NARGO・谷中敦)/ナオト・インティライミ/難波章浩(Hi-STANDARD)/VERBAL(m-flo)/一青 窈/藤巻亮太(レミオロメン)/布袋寅泰/BONNIE PINK/miwa/屋敷豪太/YMO(坂本龍一・高橋幸宏・細野晴臣)この楽曲、原盤の利益はすべて“子どもたち”をテーマとし、迅速かつ適切に被災者に届く寄付先を、AYNIL制作委員会が責任を持って選定し寄付される。
2012年01月10日始まりはビートルズの幻の名盤「ブッチャーカバー」の紛失。事件は一応の収束を見るが、その1年後、探偵を名乗る男が現れ…。彼の口から語られる“もうひとつの物語”。事件の真相は?『苦い蜜 〜消えたレコード〜』は“大人の密室劇”と呼ぶにふさわしい重厚なるミステリー。探偵役をおおせつかったのは、映画に舞台に幅広い活躍を見せる金子昇。元々、ビートルズファンという金子さんが作品の魅力をたっぷりと語ってくれた。「白衣のビートルズ」がこの映画に最初につけられたタイトル。「それを聞いた瞬間に、脚本を読まずに『出たい!』って思いましたね」。そう語る金子さん、16歳のときからビートルズファンというが、実は、いまこうして俳優をやっていることにも、ビートルズの存在が密接に関わっているとか…。「ずっとバンドをやってたんですが、あるときビートルズがビートルズになる以前の物語を描いた『バックビート』という映画を観たんです。それを観て『あぁ、役者って面白いかも』と思って俳優を志すようになったんです」。亀田幸則監督は、本作の全ての登場人物に関して、自身の周囲に実在する人間をモデルにしたそうだが、唯一の例外が金子さんが演じた探偵役。監督による完全なオリジナルのキャラクターだとか。「実はそれ、今日初めて聞いたんですよ。誰もモデルにしていない…ということは、この役は監督自身なんだなと勝手に思ってます(笑)。でも、撮影のときも監督はあまり多くは語らなかったですね。ただ、僕はこの作品のクランクインの直前まで、どっぷり4か月間、ニューハーフの役に浸かっていたので、そういう動きが空気感が出てしまうかもしれないと思った。そこは、監督の方で指摘してくださいとお願いしました」。“探偵役”という、なかなか演じる機会のない役柄とあって、準備段階から楽しめたのでは?と尋ねると苦笑いを浮かべつつこんな答えが。「そう、探偵役と聞いて、僕の方もあれこれ想定して『古畑任三郎タイプか?それともコロンボか?いや、コナンくんか?』と探りつつ、キャラクターを考えてたんですが…。まあ、映画を観てもらえれば分かりますが、僕の演じた探偵は、決して“推理、推理”って感じのいかにもな探偵ではないんですね。何も下調べなく乗り込んでいく感じで。準備していった古畑やコロンボはほぼ役に立たなかったですね…(笑)」。物語の内容は…と、これは観てのお楽しみ!ただ、少ない人数での密室劇とあって、会話のやり取りが大きな見どころ。この点に関して金子さんは「舞台の経験が生きた」と明かす。「僕の演じた三影というキャラクターに関しては、あまり色を出し過ぎない方がいいなと思い、相手のセリフをどう受けて返すかに集中しました。そういう点で舞台のノリでした。自分がでしゃばらない方が――普段はいろいろとやりたがるんですが(笑)――周囲も物語も活きるな、というカンが働いたとでも言うのかな…。いろいろやりたい衝動はありましたけどね(笑)」。映画に携わるようになっておよそ10年。演じていてこうした余裕が生まれてくるのも成長の証と言えるかもしれない。本人に以前との作品への取り組み方の違いや成長について尋ねてみた。「まあ、確かに焦らなくはなりましたね。以前はようやく役をもらって『もっと売れないと!』という意識が先行してたけど、いまは『楽しみたい』という気持ちもあって…。とはいえ、まだまだ選べる立場じゃないですよ!だから、受けた仕事の中でどう楽しみを見つけるか?という感じですね。現場の空気感を楽しむのか?会話のキャッチボールを楽しむのか?それとも打ち上げを楽しむのか…(笑)?中には、最初読んで『これが面白いのか?』という脚本もありますよ。でも、やっていくうちにそれが本当に面白くなっていったりする。『俺、読みきれてなかったな。俳優で、演出のひと声でこんなに変わるのか?』とかそういうことがいまだにあるんです。いや、以前は感じられなかったけど、いまだから感じられるようになったのかもしれないですね」。最後に質問。ビートルズで最も好きな楽曲をひとつだけ選ぶとしたら?「無理!選べないですよ。うーん、ジョンが歌ってる曲全て…かな(笑)。どちらかというと初期の…いや、そうとも言えないな…」と結局答えは出ず。写真撮影の間も、この日一番の難しい顔をして悩みに悩んでいた金子さんだった。■関連作品:苦い蜜 〜消えたレコード〜 2010年4月10日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開© 2010「苦い蜜」製作委員会
2010年04月21日伊坂幸太郎の人気小説を映画化した『ゴールデンスランバー』で、斉藤和義が自身初の映画音楽監督を務め、主題歌であり物語の鍵を握るビートルズの名曲「Golden Slumbers」を自らカバーすることが発表された。原作は2007年に発表され、翌年の「本屋大賞」および「山本周五郎賞」を受賞したサスペンス。堺雅人、竹内結子をキャストに迎え、首相暗殺の濡れ衣を着せられた一般市民の男の逃亡劇を描く。斉藤さんは音楽監督という立場で、主題歌、エンディングテーマだけでなく劇中の全ての音楽を担当しているが、エンディングテーマの「幸福な朝食、退屈な夕食」を巡っては、伊坂さんとの“奇縁”が明らかに。伊坂さんはこの曲を聴いて、会社勤めを辞めて作家一本でやっていく決意を固めたということで、斉藤さんのファンであることを公言している。ちなみに、斉藤さんは、本作と同じく伊坂さん×中村義洋監督のコンビによる『フィッシュストーリー』でも、劇中のパンクバンドが演奏する楽曲をプロデュースしており、伊坂作品で音楽に携わるのはこれが2度目。斉藤さんは今回の音楽監督という仕事について「映画の規模も大きいと聞いてたし、出演者のみなさんも豪華だし、責任重大だって感じましたね。サントラってずっとやってみたいと思ってたことだから、声を掛けてもらったときは『いいんですか!?』って思ったけど、ぜひぜひってことでやらせていただきました。まだラフの段階の映像を見ながら、監督とイメージのすり合わせをしてスタジオに入り、一人でやってみたりバンドを集めてジャムってみたり。監督もレコーディングに立ち会ってくれて、その場でどんどん決まっていく感じですごくやりやすかったですね。なんせ、映像を見ながら演奏するってのも初めてだったので、おもしろかったっす」とコメント。主演の堺さんは「ビートルズの原盤『アビー・ロード』では、メドレーのなかの橋わたしのようなつかわれ方をしているこの曲ですが、斉藤さんの歌をきいて、独立した曲として人を感動させる力をもっているのだなとおもいました」と“斉藤版”「Golden Slumbers」の感想を語ってくれた。「黄金のまどろみ」と直訳されるこの「Golden Slumbers」、原作小説の中で描かれるスリルや郷愁といった様々な要素を見事に彩り、重要な役割を果たしているが、映画では、観客の心にどのように響きわたるのか?『ゴールデンスランバー』は1月30日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会■関連記事:堺雅人&竹内結子、『ジェネラル・ルージュ』の次は伊坂作品で恋人役!
2009年11月11日