日本語吹き替え版に千葉雄大、哀川翔、浅沼晋太郎、安元洋貴、鈴木達央らが参加する映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』より、ピーターがモフワルの道に一歩足を踏み入れてしまうシーンが映し出されている本編映像をシネマカフェが独占入手した。前作から3年。本作では、ついに、ビアとマグレガーが結婚することになったが、父親気取りのマグレガーに叱られ続け、我慢の限界を超えたピーターは、湖水地方を飛び出し大都会へ家出。そこで人間への復讐の機会を伺うバーナバスと出会う――。今回シネマカフェが入手した映像は、バーナバスが率いるワル仲間の“強盗作戦の密談”にピーターが初めて参加するシーン。人間に恨みを抱く長年のワル仲間たちと共に、ある強奪作戦を計画中のバーナバス。「これはデカイ仕事だ」「成功すれば一生食うに困らない」と仲間に話し始め、ファーマーズ・マーケットを襲う計画を説明する。ピーターたちは、この密談に最初は不安や疑問を感じながら参加するが、ターゲットが動物たちにとっては夢のような食べ物、“<腐らない>最高級ドライフルーツ”一生分だと知り、テンションが上がる。また、密談シーンとともに、強奪予定現場のファーマーズ・マーケットで気ままに休日を楽しむ人間たちの様子や、美味しそうな野菜も登場。モフワルvs人間、戦闘開始を予感させる映像だ。『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』は6月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ピーターラビット2/バーナバスの誘惑 2021年、全国にて公開
2021年06月06日1981年から老若男女に支持されてきたブロードウェイミュージカル『ピーターパン』が、日本上演40周年を迎える。そこで4度目のタイトルロールを務める吉柳咲良と、新たに23代目フック船長役を演じる小西遼生に話を聞いた。アニバーサリーイヤーの目玉となるのは、森新太郎による演出のリニューアルだ。時節柄、新型コロナウイルス感染症対策を視野に入れながらの上演となるが、どのような形で演出されるのだろうか。そう尋ねると、吉柳が“アナログ化”のキーワードを挙げてくれた。「小道具や美術、舞台機構など最大限使って表現するのではなく、観客の皆さんの想像力にお任せできるものにしたらどうか──と森さんは考えていらっしゃるようです」と新演出家による構想の一端を覗かせ、「私たちの芝居や歌、アクションで観てくださる方の想像力を掻き立てられたら」と意気込む。リニューアルに際して衣裳も刷新される。ビジュアル撮影を終え、衣裳でインタビューに応じた二人だったが、特にフック船長姿の小西を目にした報道陣の一人から「今までの小西さんの演じてきたタイプにない出で立ち。でも不思議と似合う!」と声が上がるとリモート取材の雰囲気が一気に和んだ。個性派俳優が揃い踏みした歴代フック船長の中で、果たして小西はどんな“色”を打ち出すのか。この問いかけに「気品があって格好いいという今までのフック船長でなく、森さんと“ピーターパンの頭の中にいるキャラクター”というイメージで打ち出せたらと話しています」と答えた小西。豪華絢爛な海賊のコスチュームに合わせて体を鍛えることも考えていたが、「衣裳合わせで豪華な衣裳をどんどん身ぐるみを剥がされた感じで、丈が短くなったり、帽子のボリュームも減ったり……しまいに撮影では埃をかぶることになりました(笑)」と笑いながら舞台裏を明かす。当時13歳だった2017年からピーターパンを演じている吉柳は、自身の成長にしたがい役のイメージも「永遠の少年でありながら、実はいちばん考え方が大人な存在」という考え方に変化したという。「複雑な感情を持ち合わせたピーターパンの奥深さにも注目頂けるよう挑戦していきたい」と新たな挑戦に胸を躍らせるほか、『デスノート THE MUSICAL』出演を機に広がった音域で「いろんな声色を使い分けてフック船長を翻弄できたら」と含み笑いを見せた。公演は、7月22日(木)〜8月1日(日)に東京・めぐろパーシモンホールにて。その後、8月7日(土)・8日(日)に神奈川・相模女子大学グリーンホールでも上演される。その後、8月29日(日)にかけて大阪、仙台、名古屋公演も予定されている。取材・文:岡山朋代
2021年04月16日3月25日(木)今夜から放送がスタートするミュージカルコメディドラマ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」に出演するキャスト6人のインタビュー映像がYouTubeにて公開された。本作は、ある日突然、人の心の声が歌となって聞こえる能力を持ってしまうゾーイを主人公に描く、2020年に米NBCで放送開始された最新海外ドラマ。公式YouTubeにて公開中のインタビュー映像では、ゾーイ役のジェーン・レヴィが今回の役どころを説明し、「全ての人に何かが伝わると思う」「笑いあり涙あり、愉快なドラマ」と、どの世代にも楽しめる作品になっていると自信をみせている。ほかにも、スカイラー・アスティン(マックス役)、アレックス・ニューウェル(モー役)、ジョン・クラレンス・スチュワート(サイモン役)、ピーター・ギャラガー(ミッチ役)、メアリー・スティーンバージェン(マギー役)が、「1話を見たときは“あっ涙がでてる?”ってね。そうならずにはいられないよ」「この役ができて嬉しかった」「俳優人生で一番興奮した」と、それぞれのキャラクターや関係性、見どころなどを語っている。ドラマの大きな要素である音楽。ストーリーラインと重なり合いながら、ザ・ビートルズの「ヘルプ!」、シンディ・ローパーの「トゥルー・カラーズ」、ザ・ローリング・ストーンズの「サティスファクション」といった名曲などがこれでもかと散りばめられている。そんな多くの楽曲の中から、今回本作の吹き替えを務める声優の花澤香菜と福山潤のおすすめ楽曲も紹介。ゾーイの吹き替えを担当した花澤さんは第6話の「I’m Gonna Be (500 Miles)」をチョイス。「歌詞の真っ直ぐさとその時のマックスの歌声が素敵すぎて、すぐ調べて曲を購入しました」と話し、「馴染み深い楽曲もたくさん出てきますが、まだ知らない名曲に出会えるのも楽しみです」とコメント。一方、マックスの吹き替えを担当する福山さんは、同じく第6話から「You Give Love A Bad Name」を選択。「学生時代聞きまくっていた曲です。歌いだしたシーンも込みで大変印象に残っています」とその理由を明かした。なお、キャストたちが劇中で歌っている楽曲とその原曲、それぞれのプレイリストがSpotifyで公開中。現在、第1話~第6話までに登場する楽曲がラインアップされている(今後追加予定)。「ゾーイの超イケてるプレイリスト」は3月25日(木)よりスーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。2か国語版/毎週木曜22時ほか字幕版/毎週木曜24時ほか(cinemacafe.net)
2021年03月25日ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて2022年配信の最新映画『ピーター・パン&ウェンディ』(原題)の撮影が、カナダ・バンクーバーにて開始された。ジュード・ロウが主演、『ピートと秘密の友達』のデヴィッド・ロウリーが監督を務める。本作は、ジェームズ・M・バリーによる小説「ピーター・パンとウェンディ」に基づきながら、1953年公開のディズニー・アニメーション映画『ピーター・パン』にインスピレーションを受けて生まれた普遍的な物語。ある少女が寄宿学校への入学を希望する両親に逆い、2人の弟たちと一緒にネバーランドへと旅に出る。大人になりたくない少年、小さな妖精、いじわるな海賊の船長に出会いながら、家族や、温かい家から遠くはなれ場所で、ワクワクとドキドキに溢れた冒険が描かれる。主演は、フック船長を演じる『ファンタスティック・ビースト』シリーズのジュード・ロウ。ティンカー・ベル役にドラマ「Grown-ish」(原題)に出演するヤラ・シャヒディ、ウェンディ役にはミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督の娘で『ブラック・ウィドウ』にも出演するエヴァー・アンダーソン、そしてピーター・パンはアレクサンダー・モロニーと、大物と注目の若手キャストが集結。また、ウェンディたちの両親ダーリング夫人は「ハウス・オブ・カード」「ロスト・イン・スペース」のモリー・パーカー、ダーリン氏を『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のアラン・テュディックが演じる。監督のデヴィッド・ロウリーは、製作にあたり、「ピーター・パンは長い間私のお気に入りの物語の1つでした。これは、私が常に成長に抵抗してきたこともありますが、J.Mバリーの原作が、心のこもった、好奇心、冒険、想像力に溢れた色褪せない名作だからです。また、象徴的なキャラクターを新しい世代のために再定義する機会を得ることができてとても嬉しく、そしてまた、並外れたキャストとクルーでお届けできることに興奮しています」と、喜びのコメントを寄せている。『ピーター・パン&ウェンディ』(原題)は2022年、ディズニープラスにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月17日豪華なクリエイターたちが贈るミュージカルコメディ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」で日本語吹き替えを担当する花澤香菜、福山潤ら7名からコメントが到着した。主人公のゾーイは、ある日突然、他人の心の内を聞くことができる能力を持つことになる。しかも、それはただの台詞ではなく、有名ソングとなってゾーイに向かって歌いかけてくるのだ。オフィスや家、そして街を歩いていても、人の心の声が歌となって流れてくる。最初は戸惑うゾーイだったが、徐々に前向きに受け入れるようになり、ゾーイの人生もやがて前進し始める――。ゾーイ・クラーク役(ジェーン・レヴィ)の花澤香菜は、「目が離せない人間模様と魅力的な歌唱シーンで、このドラマのファンになってしまいました」とコメント。「(ゾーイは)悩みを抱えている人を放っておけない人情の厚さも持っています」と語る。見どころは、ずばり「ゾーイの恋愛です。なかなか甘やかな雰囲気にならないドラマなのかと思いきや…!トキメキくシーンもありますので、不器用な彼女がどんな恋愛をしていくのか、見守っていただきたい」と言う。そして、「こんな風に心の叫びを歌にできたら良いのになぁ…と思うくらい清々しい歌声に出会えます!」とアピールした。また、福山潤は演じるマックス役(スカイラー・アスティン)について、「茶目でお喋りなキャラクターですがチャラ付かず誠実でやや子供っぽい部分もある男性です。その匙加減が難しい、けれど楽しい」とコメント。見どころは、「初めて自分に芽生えたある感情を歌い上げ、それを聴いたゾーイが反応するシーン」と伝えてくれた。アレックス・ニューウェル演じるモー役には田村睦心。「モーはゾーイの頼れる親友ポジションなので、言いたいことズバッというけど愛情深くて優しく聴こえるといいなと思ってやっています」と語る。お気に入りのシーンは「ゾーイと会社の仲間達のやりとり」と言い、「特に上司のジョーンが好きです。女性で上司という立場の2人が噛み合ってるような噛み合ってないようなやり取りをしてるのが面白い」と明かす。サイモン役(ジョン・クラレンス・スチュワート)を務める中井和哉は、「面白い設定でポップなミュージカルシーンはあるけれど、描かれている心情はとてもデリケートでリアルなもの」と本作について語り、「ゾーイの両親の関係、夫婦の形が見えてくるシーンが大好きです。長年の絆だったり、それでもやっぱり伝わらないこと、言えないことがあったりというのは、一定の年齢以上の皆さんには刺さりまくるのでは」とも語っている。さらに、ゾーイの父ミッチ・クラーク役(ピーター・ギャラガー)を務める楠大典は、「役者さん達の歌が素晴らしいのも見どころですが、ストーリーも心暖まる作品なので観て癒されて」とコメント。母マギー・クラーク役(メアリー・スティーンバージェン)の冬馬由美は、そんなミッチが「娘であるゾーイに...妻であるマギーに、想いをこめて歌うシーンは、胸にグッときて超オススメポイント」と言及。ゾーイの上司ジョーン・ベネット役(ローレン・グレアム)には渡辺美佐。「仕事人間ならではの葛藤や苦悩が豊かに描かれているので、高圧的な上司という表現一辺倒にならないように。そして視聴者の皆様に愛されるキャラクターの一人になれれば」と期待を込めて語っている。「ゾーイの超イケてるプレイリスト」は3月25日(木)よりスーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。【二カ国語版】毎週木曜22時ほか【字幕版】毎週木曜24時ほか(text:cinemacafe.net)
2021年03月12日映画『パーム・スプリングス』が、2021年4月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開される。主演は、アンディ・サムバーグ。‟タイムループ”に閉じ込められた、男女ふたりのラブコメディ映画『パーム・スプリングス』は、砂漠のリゾート地 パーム・スプリングスを舞台に、‟タイムループ”に閉じ込められてしまった男女のラブコメディ。一度眠りに落ちると、毎日繰り返される‟同じ今日”――それは二人で過ごす無限の楽しい日々にも思えたが、やがて明日の来ない状況下は、本当に大切なものを気付かせていく?!キャスト/登場人物主演にアンディ・サムバーグこの一風変わったラブコメディの主演に抜擢されたのは、アメリカのご⻑寿⼈気コメディ番組「サタデ・ーナイト・ライブ」に長年出演しているコメディアン俳優かつ、歌⼿のアンディ・サムバーグ。過去にはTVの主演ドラマで、ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞した彼が、タイムループにどっぷりとハマってしまった主人公・ナイルズをユーモラスに演じる。ヒロインに、クリスティン・ミリオティまたナイルズと共に、タイムループに閉じ込められてしまったヒロイン・サラ役には、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のクリスティン・ミリオティが抜擢。果たして二人は永遠に続く時間の迷宮から抜け出し、未来を掴むことができるのか?思わずクスっと笑ってしまう、ふたりのドタバタコメディにも注目だ。J・K・シモンズが最恐老人にそして何度も何度も殺しに来る?謎の最恐老人ロイ役には、J・K・シモンズが抜擢。アカデミー賞3部門で受賞した『セッション』の鬼教師役を演じた際に、「快感というか、自分が溜めているものを出せるようなカタルシス的な部分が無意識にあるのかもしれない」と語っていた彼だが、今回も不定期にナイルズを襲いに来るというとんでもない役柄にカタルシスを感じていたのかも?!そして劇中では、3人目のタイムルーパーとして描かれる重要な役割も担っている。世界の映画祭を席巻!なお映画『パーム・スプリングス』は本国で公開されるや否や、海外の映画祭を席巻。アカデミー賞の前哨戦ともいわれる2021年度ゴールデングローブ賞では、ミュージカル・コメディ部⾨の<作品賞><主演男優賞>にノミネートされた。『パーム・スプリングス』<あらすじ>カリフォルニアの砂漠リゾート地パーム・スプリングスで妹の結婚式で幸せムードに馴染めずにいたサラは、⼀⾒お調⼦者だが全てを⾒通したようなナイルズに興味を抱く。いい雰囲気になるふたりだが、謎の⽼⼈が突如ナイルズを襲撃︕負傷したナイルズは近くの奇妙な洞窟へ逃げ込んでいく。ナイルズの制⽌も聞かずサラも洞窟に⼊ってしまい、⼀度眠りに落ちると結婚式の⽇の朝にリセットされる“タイムループ”に閉じ込められてしまった︕しかもナイルズはすでにループにハマっていて、数え切れないほど同じ⽇を繰り返しているという。2⼈で過ごす無限の今⽇は最⾼に楽しいものに思えたが、明⽇がこない⽇々は2⼈に本当に⼤切なものを気づかせていく。果たしてふたりは、永遠に続く時間の迷宮から抜け出し、未来を掴むことができるのか︕︖作品詳細映画『パーム・スプリングス』公開日:2021年4月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開監督:マックス・バーバコウ出演:アンディ・サムバーグ、クリスティン・ミリオティ、ピーター・ギャラガー、J・K・シモンズ配給:プレシディオ
2021年02月08日海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」では、他人の心の内を聞くことができる能力を持ったヒロインを主人公に描くミュージカルコメディ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」(原題:ZOEY’S EXTRAORDINARY PLAYLIST)を3月25日(木)より独占日本初放送する。主人公のゾーイは、ある日突然、他人の心の内を聞くことができる能力を持つことに。しかも、ただの台詞ではなく、有名ソングをゾーイに向かって歌いかけてくる。オフィスや家、そして街を歩いていても、人の心の声が歌となって流れてくる!最初は戸惑うゾーイだったが、徐々に前向きに受け入れるようになり、ゾーイの人生もやがて前進し始める――。ドラマのストーリーラインと重なり合いながら、これでもかと散りばめられる“プレイリスト”には、「ビートルズ」の「ヘルプ!」、シンディ・ローパーの「トゥルー・カラーズ」、「ローリング・ストーンズ」の「サティスファクション」といったポップスの名曲から、「デスティニーズ・チャイルド」「ボン・ジョヴィ」、ケイティ・ペリーや「ジョナス・ブラザーズ」まで、一世を風靡したミュージシャンたちの楽曲の数々も登場!原案は製作総指揮オースティン・ウィンズバーグの家族に起きた実体験。「人の心の動きを感じ取れたら」という大きなテーマで、ヒット曲とともに描かれる、笑って泣けるミュージカル・ドラマ。「サウンド・オブ・ミュージック・ライブ!」や「ゴシップガール」などに脚本家として参加し、本作では第1話と最終話を含む全4話の脚本を担当したウィンズバーグをはじめ、スタッフには実力派が勢揃い。初回パイロット版では、「アグリー・ベティ」で2007年プライムタイムエミー賞コメディ・シリーズ部門監督賞受賞の実力派リチャード・シェパードが監督とエグゼクティブ・プロデューサーを担当。さらに、アナ・ケンドリック主演のHBO(R)maxオリジナルドラマ「Love Life」で製作総指揮を務めたポール・フェイグが、本作でも製作総指揮。映画『ラ・ラ・ランド』の振付師であり、プライムタイム・エミー賞に7回ノミネート、2020年クリエイティブアーツ・エミー賞ではスクリプテッド作品振付賞受賞のマンディ・ムーアが、第1~3話と最終話の振付を担当。彼女の最高な振り付けセンスが炸裂し、見ているときっとワクワク楽しくなってしまうような圧巻のダンスシーンが次々に登場してシリーズ全体に華やかさと彩りを加える。舞台出身のキャストによる圧巻のパフォーマンス!日本語吹替キャストも豪華本作にはこれまで舞台でキャリアを積んできた歌やダンスを得意とするキャストが多く起用されており、レギュラー登場キャラクターを演じる役者たちのパフォーマンスは大きな見どころのひとつ。各エピソードで流れるヒット曲とともに繰り広げられる、彼らの表現力豊かな歌と踊りは必見。ヒロイン・ゾーイ役を演じるジェーン・レヴィ(『ドント・ブリーズ』)は、歌と共にダイナミックなダンスも披露し、パワフルなエネルギーを秘めたゾーイのキャラクターを好演。さらにゾーイの隣人・モーには、「glee/グリー」の“ユニーク”ことウェイド役で一躍脚光を浴びたアレックス・ニューウェル。愛嬌たっぷりに、そしてパワフルに印象的な演技と歌声を披露する。ゾーイの同僚で親友でもあるマックスを演じるのは、スカイラー・アスティン。映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズのジェシー役で知られているが、本作でもブロードウェイ仕込みのキレのあるダンスと歌唱力を存分に発揮しており、ゾーイの心に聞こえてくるマックスの歌には、ぜひ注目だ。そのほかゾーイの父・ミッチを演じるピーター・ギャラガーや、ゾーイの上司ジョーン役のローレン・グレアムら海外ドラマのベテラン俳優陣も、歌にダンスにと、ドラマの見せ場を盛り上げる。また、ゾーイの声に花澤香菜、マックスの声に福山潤をはじめ、日本語吹替版にも人気声優陣がキャスティングされている。「ゾーイの超イケてるプレイリスト」は3月25日(木)よりスーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。[二カ国語版]毎週木曜22時ほか[字幕版]毎週木曜24時ほか(text:cinemacafe.net)
2021年01月18日新国立劇場12月演劇公演『ピーター&ザ・スターキャッチャー』に出演する入野自由による絵本読み聞かせ動画が12月24日のクリスマスイブに公開された。『ピーター&ザ・スターキャッチャー』は、劇作家リック・エリスが小説『ピーターと星の守護団』を戯曲化した音楽劇。ある孤児の少年が海賊たちと冒険を繰り広げ、大人にならない“永遠の少年”ピーター・パンになるまでを描いた前日譚だ。ノゾエ征爾を演出に迎えた、日本初演が12月10日(木)~27日(日)に新国立劇場にて上演されている。そんな『ピーター&ザ・スターキャッチャー』から主人公の少年を演じる入野が、絵本『ピーターパンとウェンディ』を読み聞かせる動画が公開された。誰もが知る物語を、美しい絵本で贈る。この動画は1月31日(日)までの期間限定配信となっているので、ぜひ本日のクリスマスや年末年始に家族と一緒に視聴してほしい。◆入野自由の絵本読み聞かせ【ギャラリープロジェクト】絵本読み聞かせ配信:12月24日(木)~1月31日(日)新国立劇場 公式YouTubeチャンネルにて公開(無料)読む絵本:『ピーターパンとウェンディ』読み手:入野自由【公演概要】『ピーター&ザ・スターキャッチャー』上演期間:12月10日(木)~27日(日)会場:新国立劇場 小劇場<地方公演>●2021年1月9日(土)・10日(日)14:00 / 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール●2021年1月13日(水)18:00 / サンポートホール高松 大ホール●2021年1月17日(日)13:00 / 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール●2021年1月24日(日)13:00 / 北九州芸術劇場 中ホール●2021年1月30日(土)・31日(日)14:00 / 水戸芸術館 ACM劇場公演詳細:
2020年12月25日舞台『ピーター&ザ・スターキャッチャー』が12月10日、2回のプレビュー公演を経て新国立劇場にて開幕。併せて、舞台写真と演出を担当するノゾエ征爾と主演を務める入野自由からコメントが到着した。本作は2004年に米国で出版され、日本でも『ピーターと星の守護団』として知られている小説を基に劇作家リック・エリスが戯曲化したもの。ある孤児の“少年”が海賊たちと戦う冒険を繰り広げ、大人にならない永遠の少年“ピーター・パン”になるまでを描いた『ピーター・パン』の前日譚となっている。そんな『ピーター&ザ・スターキャッチャー』を、新国立劇場で2014年に上演された『ご臨終』を演出したノゾエを演出に迎え日本初上演。ブロードウェイで2012年に開幕し、トニー賞9部門にノミネート、5冠を勝ち取ったヒット作を入野、豊原江理佳、宮崎吐夢、櫻井章喜、竹若元博、玉置孝匡、新川將人、KENTARO、鈴木将一朗、内田健司、新名基浩、岡田正の総勢12名のキャストと共に作り上げる。上演は12月27日(木)まで。チケットなどの詳細は新国立劇場HPの公演情報でチェックしてほしい。<演出:ノゾエ征爾コメント>いやぁやばいです。間に合ってないです。ってそれはもちろん冗談ですが、まんざら冗談とも言い切れないくらい探索の尽きない作品です。そしてこの作品は特に、お客さんが最後のピースを担う要素が強いように感じます。次々と切り替わる風景を、生演奏と共に、気楽に楽しんでいただけたらと思います。皆さんと一緒に、ピーターの船の帆をあげていけましたら、それ以上の喜びはありません。<主演:入野自由コメント>僕が演じる「少年」は、永遠の少年「ピーター・パン」になる男の子。特別な男の子のようですが、素朴で人間味のある子です。僕自身も、役者をやっている上で、自分の取り柄ってなんだろうと周りを見渡したときに、僕は普通だな、特別な人間じゃない気がすると感じ、引け目に思うことがあります。今回はそこを逆手に、自分自身がもつ素朴さや普通だと感じる部分が、ピーターと巧くリンクしたらいいなと思っています。こどももおとなも楽しめる作品になるよう、必死にみんなで探りながら作ってきました。シンプルな舞台上でキャストが身体を使って表現する、演劇の魅力が詰まった舞台になっています。楽しみに観に来ていただければ嬉しいです。『ピーター&ザ・スターキャッチャー』コメント&稽古場映像【公演概要】「ピーター&ザ・スターキャッチャー」公演日程: 12月10日(木)~27日(日)会場:新国立劇場 小劇場【12月のギャラリープロジェクト( )】●絵本読み聞かせ(読み手:入野自由)入野自由による絵本読み聞かせをオンライン配信公開:12月24日(木)~1月31日(日)※収録配信のため、期間中いつでも視聴可能配信サイト:新国立劇場 公式YouTubeチャンネル(無料)読む絵本:『ピーターパンとウェンディ』●おうちでバックステージツアー『ピーター&ザ・スターキャッチャー』の舞台美術の説明や開幕に至るまでの足跡等を解説する動画を配信配信:12月中旬~1月31日(日)
2020年12月11日2020年サンダンス映画祭でプレミア上映され話題となったタイムループ・ラブコメディ『パーム・スプリングス』の日本公開が決定。ポスタービジュアルも到着した。カリフォルニアの砂漠リゾート地パーム・スプリングスで行われた結婚式に出席した呑気な青年ナイルズと、花嫁の介添人のサラ。パーティーでナイルズはサラに猛烈アタック。最初は戸惑うサラだが、不思議な雰囲気のナイルズに惹かれ、2人は人目のつかないところでロマンチックなムードに。しかし、謎の老人に突然、弓矢でナイルズの肩を射抜かれてしまう。ナイルズは近くの洞窟へと逃げ込み、サラも後を追っていくが、洞窟の中で赤い光に引き込まれ、目覚めると結婚式当日の朝に戻っていた。さらになんと、彼はすでに何十万回も“今日”を繰り返しているという――。今回が長編監督デビューとなる新鋭マックス・バーバコウが手掛けた本作は、『リトル・ミス・サンシャイン』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『バース・オブ・ネイション』などを抜き、1750万ドル69セントというサンダンス映画祭史上最高額で配給権の売買が行われた超注目作品。ロッテントマトでも批評家支持率94%という圧倒的評価を記録している。製作及びナイルズ役で主演を務めたのは、バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」や映画『モンスター・ホテル』のアンディ・サムバーグ。サラ役は、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のクリスティン・ミリオティ。ナイルズを襲撃する謎の男をJ・K・シモンズ。ほかにも、『アメリカン・ビューティー』のピーター・ギャラガーらベテランが脇を固める。公開決定と併せて到着したティザービジュアルは、ナイルズとサラ、そして謎の男、なぜかヤギもいるおしゃれだがどこかシュールな1枚。また、「Live like there’s no tomorrow(明日がないかのように生きる)」と、2人の状況を表すコピーが書かれている。『パーム・スプリングス』は2021年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:パーム・スプリングス 2021年春 全国にて公開©)2020 PS FILM PRODUCTION,LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2020年12月07日ノゾエ征爾が演出を務め、「ピーター・パン」の物語の前日譚を描く音楽劇「ピーター&ザ・スターキャッチャー」が新国立劇場で12月10日より幕を開ける。11月中旬、主演の入野自由、ヒロインの豊原江理佳、そして宮崎吐夢、櫻井章喜ら実力派キャストが揃った稽古場に足を運んだ。2012年にブロードウェイで上演され、トニー賞5部門を受賞するなど高い評価を得た本作。ピーター・パンはなぜ空飛ぶ永遠の少年になったのか? ネバーランドはどのようにして生まれたのか? 誰もが知る物語の誕生の秘話が描き出される。のちにピーターとなる“少年”を演じるのは入野自由。登場時は、苗字はおろか名前すらも与えられていない孤児の少年で、孤児院の院長により異国へ向かう船に売られてしまう。“ピーター・パン”の萌芽を垣間見せつつも、いまだ何者でもない彼が徐々に成長し、リーダーシップとカリスマ性を手にしていく様を入野が生き生きと表現する。そんな少年の運命を変える存在であり、本作において強烈な輝きを放っているのが、豊原江理佳が演じるヒロインのモリー。「なによ? 女の子だって夢を見るの!」というのは、彼女の冒頭のセリフ。女は男に従うのが当然だった時代に、好奇心旺盛な10代の少女は、持ち前の知性と行動力で少年と共に冒険を繰り広げ、新しい時代の女性像を体現。ピーター・パンの誕生に大きく関わっていくこととなる。ユーモラスな“敵”の存在も「ピーター・パン」に欠かせない要素だが、本作にもしっかりと魅力的な敵たちが登場する。海賊・黒ひげを演じるのは文学座の実力派・櫻井章喜。そして、大人計画の宮崎吐夢が、オリジナルの「ピーター・パン」でもおなじみの海賊・スミ―を演じている。他にも、モリーの父親で、ビクトリア女王の命によりある使命を遂行しようとするアスター卿を新川將人が、モリーの乳母ミセス・バンブレイクを岡田正が演じるなど、経験豊かなベテランが脇を固めている。50代以上の面々からは、ダンスの稽古の際には「腰問題」「肩問題」といった自虐的な言葉が苦笑まじりにたびたび漏れていたが、いざ始まると一同、キレのあるダンスと美しいハーモニーを披露し、この魅惑のファンタジーの世界を確かな実力でしっかりと支えていた。そしてもうひとつ、本作を語る上で欠かせないのが元SAKEROCKの田中馨&野村卓史の生演奏による音楽。舞台の後ろに控え、各楽曲の伴奏に加えて、この日の稽古中もノゾエのリクエストに応じて船の汽笛の音を再現するなど、多彩な音で楽しませてくれる。実力派の俳優陣の演技と歌声とダンス、そして魅力的な音楽が重なり合い、あの「ピーター・パン」の世界がどのようにして作り上げられていくのか? 完成を楽しみに待ちたい。「ピーター&ザ・スターキャッチャー」は新国立劇場 小劇場にて12月10日より上演。(プレビュー公演:12月5日、6日)取材・文/黒豆直樹
2020年12月02日ピーターラビットのオフィシャルカフェ「ピーターラビットカフェ」から、ウサギのピーターの大好物“ニンジン”を丸ごと使用したスペシャルプレートが登場。2020年11月19日(木)より順次、ピーターラビット ガーデンカフェ自由が丘とピーターラビット カフェ横浜ハンマーヘッド店にて期間限定で提供される。スペシャルプレートの主役となる蒸しニンジンは、「ピーターラビット」の絵本の世界に登場するような、大きくて色鮮やかな色付きが魅力的。キャラクターのモチーフを刻印したラケルパンor野菜ピラフ共に、こだわりソースをたっぷりと添えた、見た目にも楽し気な一品に仕上げている。また同期間には、ブロッコリーやミニトマトを“菜園”に見立てた、ハンバーグプレートも限定メニューとして提供。いずれも料理愛好家・平野レミと、義娘にあたる料理研究家・和田明日香とのコラボレーションによって生まれた、スペシャルなメニューとなっている。【詳細】「ピーターラビットカフェ」期間限定メニュー■ピーターラビット ガーデンカフェ自由が丘住所:東京都目黒区自由が丘1丁目25番地20号 自由が丘MYU 1F提供期間:2020年11月19日(木)~12月30日(水)■ピーターラビット カフェ横浜ハンマーヘッド店住所:横浜市中区新港2丁目14番1号 横浜ハンマーヘッド2F提供期間:11月25日(水)~12月30日(水)メニュー:・スペシャルメニュー~人参びっくりまるごと蒸しプレート~ 単品1,380円+税・スペシャルメニュー~野菜いっぱい菜園バーグ ブロッコリーの木かげで~ 単品1,580円+税※単品には、ラケルパンor野菜ピラフがセットになる。※2つの料理が楽しめるセットメニューは、2,580円+税で提供。
2020年11月22日ディズニーストアから、『ピーター・パン』に登場するキャラクターをモチーフにした新作シリーズ「Sprinkle A Little Magic」が登場。2020年11月20日(金)より一部店舗とショップディズニーで先行発売、その後11月24日(火)より全国の店舗でも発売される。ディズニーストアから『ピーター・パン』モチーフの新シリーズ街中が煌びやかなイルミネーションに包まれるホリデーシーズンに向けて登場する「Sprinkle A Little Magic」は、ティンカー・ベルのピクシーダストをイメージしたゴールドグリッターをアクセントにした様々なアイテムで構成される新作シリーズ。ティンカー・ベルのLEDフィギュア例えば、ティンカー・ベルのLEDフィギュアは、スイッチを入れるとランタンの中のティンカー・ベルがライトアップされる幻想的なアイテム。ライトはドリーミーな雰囲気を演出する温かみのある色味で、玄関やリビング、ベッドルームなどあらゆる部屋に自然と馴染んでくれる。星形ストーン付きのイヤリングや空飛ぶピーター・パン柄のナイトウェアこのほか、七色に輝く星形のストーンが連なるティンカー・ベル型のイヤリング、ピーター・パン&ティンカー・ベルのペアマグカップ、空飛ぶピーター・パンたちを総柄でデザインしたロングパンツと長袖シャツのナイトウェアセットなど、ホーム雑貨からファッションアイテムまで、ギフトにも最適な全19アイテムがラインナップする。商品情報「Sprinkle A Little Magic」発売日:・2020年11月20日(金) ディズニーストア 仙台東映プラザ店/渋谷公園通り店/京都四条河原町店/心斎橋店/ショップディズニーで先行発売・2020年11月24日(火) 全国のディズニーストア店舗で発売※商品のデザイン、価格、発売日、販売店舗、仕様は変更になる場合あり。※一部店舗で取り扱いがない場合あり。©Disney
2020年11月20日元オアシスのノエル・ギャラガー(53)がコメディアンでDJのマット・モーガンのポッドキャストに出演した。英国では現在、公共の場におけるマスク着用が義務づけられている。この政府の対策に憤懣やる方ない様子のギャラガーは、Fワードをふんだんにちりばめながら、マスクに関する持論を披露した。「まあ聞け。これは法律じゃない。今、俺たちは多くの自由を奪われている。今日、店に行ったら『マスクをお持ちですか』って訊かれたんだよ。『持ってない』『着けてください』『誰が言ってるんだ?』『店長です』『よし、店長を出せ』って調子だ。俺はそんなものは着けない。もしウイルスをもらったとしても、それは俺の責任だ」マスクは自衛のためではなく、人に感染させないために着ける、という今では広く知られた“常識”を、ホストのモーガンが説明しようとしてもギャラガーは聞く耳を持たなかった。Twitterでは「無知にもほどがある」「あまりにも利己的」と、ギャラガーへの批判が多数書き込まれ、該当のポッドキャストが削除される事態となった。
2020年09月16日英国ロックバンドの伝説「オアシス」のメンバー、リアム・ギャラガーの、オアシス時代からソロミュージシャンとして復活するまでの姿にフォーカスしたドキュメンタリー映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』が9月25日(金)より公開される。この度、本作の本編映像が公開された。オアシスの成功でスターダムにのしあがる反面、破天荒でスキャンダラスな行動をとったことでメディアから度々バッシングを受けていたリアム・ギャラガー。さらにバンドメンバーである兄ノエル・ギャラガーとの確執が表面化し、バンドは解散状態に。本作はイギリスのロックシーンを牽引するロックンロール・スターであるリアム・ギャラガーの成功、挫折、苦悩からの復活をありのままに映し、彼の素顔に迫る。この度公開された本編映像は、オアシス解散後に離婚訴訟問題が勃発し、結成したバンド「ビーディ・アイ」も軌道に乗らず自然消滅、リアム・ギャラガーが失意のどん底にあった時期を切り取ったもの。ある日リアムは、酒場でギネスビールを飲み続けていた。リアムの兄ポール・ギャラガーが明かすようにベロベロの状態だったリアムは、酔った勢いでパブの老人が渡してきたギターを手に自ら作った未発表曲「ボールド」を演奏。後にこの様子を撮影した映像がネットにアップされ話題に。リアムの復活を予感させる、伝説の映像となった。「飲んだギネスは、ほぼ30杯」と語るリアムは、当時一般客が混じる酒場で1stソロアルバム『アズ・ユー・ワー』に収録されることになる楽曲『ボールド』を歌った経緯について、「誰かがギターを出してきたら、俺が弾いてた」と、ごく自然に歌唱していた状況を振り返る。元オアシスのメンバーのボーンヘッドは「ボールド」について、リアムが楽曲発表前、携帯に録音して送ってきた過去を振り返る。「『聴けよな。頭がブッ飛ぶぜ』っていう態度じゃない。『どう思う?いいかな?』と、もっと謙虚な態度だった」。破天荒でビッグマウスな言動で知られるリアムからは想像がつかない素顔のひとつだ。『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』はそんなリアムの知られざる姿が映し出されている。『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』9月25日(金)公開
2020年08月21日元「オアシス」の英国のロックンロール・スター、リアム・ギャラガーを追ったドキュメンタリー映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』。この度、“どん底”状態のリアムが、あるパブで弾き語りをした“名曲誕生”の瞬間をとらえた本編映像が解禁となった。時はオアシス解散後。離婚訴訟問題が勃発し、結成したバンド「ビーディ・アイ」も軌道に乗らず自然消滅。リアム・ギャラガーが失意のどん底にあった時期――。ある日リアムは、結局8時間も飲み続けることになるバーでギネスビールを飲み続けていた。リアムの兄ポール・ギャラガーが明かすようにベロベロの状態だったリアムは、酔った勢いでパブの老人が渡してきたギターを手にとると、自ら作った未発表曲「ボールド」を演奏。後にこの様子を撮影した映像がネットにアップされ話題に。リアムの復活を予感させる、伝説の映像となった。「飲んだギネスは、ほぼ30杯」と語るリアムは、当時一般客が混じるパブで1stソロアルバム「アズ・ユー・ワー」に収録されることになる楽曲「ボールド」を歌った経緯について、「誰かがギターを出してきたら、俺が弾いてた」とごく自然に歌唱していた状況をふり返る。さらに、元「オアシス」のメンバーのボーンヘッドが、リアムが楽曲発表前、携帯に録音して送ってきた過去を「『聴けよな。頭がブッ飛ぶぜ』っていう態度じゃない。『どう思う?いいかな?』と、もっと謙虚な態度だった」とふり返るシーンも。破天荒でビッグマウスな言動で知られるリアムからは想像がつかない素顔がのぞく。本作は、そんなリアムの知られざる姿が映し出されているといえそうだ。『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』は9月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Liam Gallagher: As It Was(原題) 2020年より公開©2019 WARNER MUSIC UK LIMITEDリアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ 2020年9月25日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2019 WARNER MUSIC UK LIMITED
2020年08月21日英国ロックバンドのトップを走り、伝説となったバンド「オアシス」のメンバー、リアム・ギャラガーのオアシス時代からソロミュージシャンとして復活するまでの姿にフォーカスしたドキュメンタリー映画「リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ」が、9月25日より、TOHOシネマズシャンテほかにて、全国公開される。公開に先立ち、今回、映画本編からの場面写真が11枚解禁された。初披露となる場面写真からは、貴重な本編の一片を垣間見ることができる。リラックスしながらインタビューに答える姿や、圧巻のステージに立つ姿など、様々なリアム・ギャラガーの様々な姿が収められているが、中でも注目しておきたいのは、彼がひとりの女性を紹介する写真だ。実家を訪れるリアム・ギャラガーこの女性は、リアムの母、ペギー・ギャラガー。リアムが実家を訪れるこのシーンでは、ノエルやデビュー前の思い出が語られ、彼の知られざる素顔が赤裸々に明かされることになる。ミュージシャンとしての彼の一面だけではなく、ひとりの人間として知られざるリアム・ギャラガーが映し出されることが本作の魅力の一つと言えるだろう。他にも、ファンからサイン攻めにあう様子やステージ上でリアムが少女と一緒に並ぶ珍しい光景の写真も登場。衰えることを知らない、根強い人気を実感するとともに、新しい、若い世代のファンを獲得していることも発見することができる。「ワンラブマンチェスター」の様子上の「I♡MCR」を背にリアムが歌う写真は、2017年にマンチェスターで起きたテロ事件の被害者とその家族を支援するために行われたチャリティイベント「ワンラブマンチェスター」の一幕。同ステージには、「コールド・プレイ」のクリス・マーティンの姿も確認することができる(リアムの右手側)。リアム・ギャラガーと兄・ノエル兄・ノエルと映る場面写真は、オアシス時代の貴重な2枚。オアシス解散後、二人はそれぞれの音楽活動をしており、交流も持っていないとのことだが、リアムのノエルに対する想いは、劇中インタビュー映像の端々に溢れだしている。場面写真にて思いを馳せながら、9月25日の映画公開を楽しみに待ちたい。■「リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ 」あらすじ音楽ファンならば知らぬ者はいない稀代のフロントマン、リアム・ギャラガー。オアシスの成功でスターダムにのしあがる反面、破天荒でスキャンダラスな行動をとったことでメディアから度々バッシングを受けていた。さらにバンドメンバーである兄ノエル・ギャラガーとの確執が表面化し、バンドは解散状態に。そこから新たに結成したバンド「ビーディ・アイ」も軌道に乗らず解散となってしまう。失意の中、自らの力だけで音楽の世界を生き抜くことを決意したリアム。本作はイギリスのロックシーンを牽引するロックンロール・スター=リアム・ギャラガーの成功、挫折、苦悩からの復活をありのままに映し、彼の素顔に迫る。「リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ 」予告編Liam Gallagher : As It Was -Official Playlist【映画情報】リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ9月25日より、TOHO シネマズシャンテほか全国公開監督:ギャビン・フィッツジェラルド、チャーリー・ライトニング出演:リアム・ギャラガー、ボーンヘッド、ノエル・ギャラガー、ポール・ギャラガー、クリス・マーティンほか2019年 / イギリス / カラー / スコープサイズ / 英語 / 89 分原題:LIAM GALLAGHER:AS IT WASURL:ASITWAS.JP公式Twitter:@AsItWas_Movie© 2019 WARNER MUSIC UK LIMITED
2020年07月22日シス・カンパニーが、9月に新国立劇場・小劇場にて、英国を代表する劇作家ピーター ・シェーファーの2本の男女3人芝居「わたしの耳」「あなたの目」を連続上演することが分かった。3月以降、多くの舞台公演が中止や延期を余儀なくされるなか、シス・カンパニー公演が再び始動。新型コロナウイルス感染予防対策をとりながら、オンラインライブ配信も予定しているという。この度、上演が決まった作品は、1962年に初演し、人気を博した舞台。人間同士の心の距離やその取り方の面白さを対照的な2本の物語に織り込んで、ちょっとくすぐったいような軽やかな笑いとともにお届けするお洒落な物語が展開する。先に上演されるのは、9月9日(水)開幕の「わたしの耳」。出演は、英国演劇留学からの帰国後初の舞台に挑むウエンツ瑛士、多くの舞台や映像作品でその実力を高く評価されている趣里、お笑いコンビ「かもめんたる」のメンバーであり、「劇団かもめんたる」で演劇活動も展開している岩崎う大。ロンドンを舞台に男女3人が過ごすある夜の出来事を、マギーの演出で描き出す。続いて、9月22日(火)から始まる2作目「あなたの目」には、小林聡美、八嶋智人、野間口徹のベテラン勢が登場。物語は、やはりロンドンが舞台。ある女性の行動を探る風変わりな探偵と、その妻の尾行を探偵に依頼した夫の3人が繰り広げる駆け引きを描いた物語。ミア・ファロー主演映画『フォロー・ミー』原作としても知られる本作を、寺十吾の演出でお届けする。それぞれ1作単独でも成立する戯曲だが、「耳」と「目」両作品を鑑賞することで、男女関係のみならず、人間関係の妙を2倍堪能し、2倍深めることができる楽しい仕掛けとなっている。「わたしの耳」一般前売開始日:8月23日(日)9月9日(水)〜9月18日(金)新国立劇場小劇場作:ピーター・シェーファー上演台本・演出:マギー出演:ウエンツ瑛士、趣里、岩崎う大(かもめんたる)「あなたの目」一般前売開始日:9月6日(日)9月22日(火)〜10月1日(木)新国立劇場小劇場作:ピーター・シェーファー上演台本・演出:寺十吾出演:小林聡美、八嶋智人、野間口徹両公演ともに、ライブ配信を準備中。公演タイムテーブル・ライブ配信等の詳細は、決定次第、公演サイトにてお知らせ
2020年07月15日ディズニーの「ピーター・パン」の実写映画『Peter Pan & Wendy』(原題)で、ジュード・ロウがフック船長を演じるようだ。関係者が「Variety」誌に「ジュードと出演交渉中である」と明かした。J.M.バリーの小説を原作として、数々の映画が作られてきた「ピーター・パン」。これまで『フック』(1991)でダスティン・ホフマン、『ピーター・パン』(2003)でジェイソン・アイザックス、『ネバーランド』(2004)でティム・ポッター、そして最近では『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』(2015)でギャレット・ヘドランドがフック船長を演じた。ジュードの起用について、SNSでは「良いチョイス!」という声が多く見受けられるが、「でも、この人に演じて欲しかった」として、ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」でフック船長を演じていたコリン・オドナヒューの名前を挙げ、役に扮したコリンの画像を投稿する人も多かった。『Peter Pan & Wendy』のストーリーは、ディズニーが1953年に制作した長編アニメ『ピーター・パン』に基づいたものになるという。すでにピーター・パン役はアレクサンダー・モロニー、ウェンディ役にはポール・W・S・アンダーソン監督&ミラ・ジョヴォヴィッチの長女エヴァー・アンダーソンが決定している。監督は『ピートと秘密の友達』のデヴィッド・ロウリーが務め、同作で共に脚本を執筆したトビー・ハルブルックスと再び脚本も手掛ける。(Hiromi Kaku)
2020年07月09日英国の伝説的バンド「オアシス」のメンバー、リアム・ギャラガーの「オアシス」時代からソロミュージシャンとして復活するまでの姿にフォーカスしたドキュメンタリー映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』。新型コロナウイルスの影響により公開延期となっていた本作の新たな公開日が9月25日(金)に決定、併せて本編映像が解禁された。本作は、英国のロックシーンを牽引するロックンロール・スター=リアム・ギャラガーの成功、挫折、苦悩からの復活をありのままに映し、彼の素顔に迫ったドキュメンタリー。この度到着した本編映像は、リアム・ギャラガーが「オアシス」解散当時をふり返り、そのきっかけとなった兄ノエルとの壮絶な兄弟喧嘩を関係者たちが語る貴重なシーン。「何かがおかしいのは分かってた。バスも別々。楽屋から何からすべて別々だ。アルバムの出来も良くなくてオアシスは下降線をたどってた」。そう当時のバンドの雰囲気を述懐するのは、ギャラガー家の長男ポール・ギャラガー。続いてオアシスのギター、ボーンヘッドも「見てられなかったよ。2人のケンカは時に激しい取っ組み合いになった」と喧嘩の壮絶な様子をふり返る。そして、当事者のリアムは「奴は人からもらった俺のギターを叩き割った」「で俺も奴のギターをブッ壊した」と互いのギターを破壊しあった過去をあっけらかんと話し、相変わらずの破天荒ぶりをカメラの前でさらけ出す。加えて解禁となったシーンには、満席の客を前に「バンド内の口論」という前代未聞の理由でライブが中止になった衝撃的な映像も…。「ロックンロールは?」「自分らしくあることだ」「ロックンロールは音楽なんだよ!音楽!」「うるせえ」。激しく対立し、儚くもすれ違っていくリアムとノエル。未だに「オアシス」解散を惜しむ声はある中、2人の対立する姿にハラハラする映像となっている。『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』は9月25日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Liam Gallagher: As It Was(原題) 2020年より公開©2019 WARNER MUSIC UK LIMITEDリアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ 2020年秋、TOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2019 WARNER MUSIC UK LIMITED
2020年07月02日東京国立近代美術館の展覧会「ピーター・ドイグ展」が、2020年6月12日(金)より日時指定制で再開。会期は10月11日(日)まで延長されました。ピーター・ドイグ、日本初個展「ピーター・ドイグ展」は、イギリスの現代アーティスト、ピーター・ドイグの初期作から最新作まで、約70点の作品を紹介しながら、その制作手法に迫る展覧会。日本では初の個展です。ピーター・ドイグは、ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家として知られ、ロンドンのテート、パリ市立近代美術館、エジンバラのスコットランド国立美術館、ウィーンの分離派会館といった世界有数の美術館で個展を開催してきました。同世代、後続世代のアーティストに多大な影響を与えていることから、過去の巨匠になぞらえて、しばしば「画家の中の画家」と評されています。本展にも出品予定の代表作《のまれる》は、オークションにて、2015年当時の約30億円相当で落札されています。想像力や記憶を刺激する絵画ピーター・ドイグは、ゴッホやゴーギャンなどの近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーン、写真、自らが暮らしたカナダやトリニダード・トバゴの風景、記憶といったさまざまな要素から作品を構築。多様なイメージから成るピーター・ドイグの作品は見る者の想像力や記憶を刺激し、いつかどこかで見たことがあるように感じられるのが特徴です。会場には、日本のニセコのスキー場を描いた《スキージャケット》や小津安二郎の映画『東京物語』を念頭に置いて描かれた《ラペイルーズの壁》、幅3メートルを超える大型作品などの、貴重な作品が集結。映画『13日の金曜日』のワンシーンから発想した「カヌー」モチーフの絵画も登場します。一連の作品からは、人々の想像力をかきたてる、豊かな世界観を体感することができます。映画上映会「スタジオフィルムクラブ」の直筆ポスターまた、ピーター・ドイグがトリニダード・トバゴ出身の友人のアーティスト、チェ・ラブレスと2003年から始めた映画の上映会「スタジオフィルムクラブ」も紹介。近隣住人に上映会を周知するために掲出された、ポスターのドローイングが展示されます。「スタジオフィルムクラブ」では、名画座やミニシアターから着想を得た、過去の名作映画などを上映。上映が終わると作品について話し合ったり、音楽ライブへと展開したりと、ある種の文化サロンのようなコミュニティが形成されていきます。【詳細】展覧会「ピーター・ドイグ展」会期:2020年2月26日(水)~10月11日(日)〈日時指定制〉※2020年2月29日(土)から臨時休館していたが、6月12日(金)より再開※当初は2020年2月26日(水)~6月14日(日)の会期を予定していたが、変更しての開催開館時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)※当面のあいだ、金曜・土曜の夜間開館は実施しない休館日:月曜日(8月10日(月)、9月21日(月)は開館)、8月11日(火)、9月23日(水)会場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー住所:東京都千代田区北の丸公園3-1観覧料:一般 1,700円、大学生 1,100円、高校生 600円※価格はいずれも税込※中学生以下および障がい者手帳持参者とその付添者1名は無料※公式サイトより日時指定チケットを購入(6月10日(水)10:00から)※すでにチケットを購入している場合、あるいは観覧料無料対象の場合、開館時間中に原則いつでも入場可能だが、混雑状況に応じて待つ場合あり※チケットの払い戻しおよび来館に際しての注意事項は、公式サイトを確認のこと※本展の観覧料で入館当日に限り、「MOMATコレクション」(4F~2F、所蔵品ギャラリー)、およびコレクションによる小企画「北脇昇:一粒の種に宇宙を視る」(2F、ギャラリー4)も観覧可※予定は変更となる場合あり
2020年06月28日現代具象絵画の旗手として世界中から注目を集めるピーター・ドイグ。新型コロナウイルスの影響により中断していた、ドイグの日本初となる個展がいよいよ再開。期間を延長し、10月11日(日)まで東京国立近代美術館にて開催される。【開催情報】「ピーター・ドイグ展」10月11日(日)まで東京国立近代美術館にて開催【関連リンク】ピーター・ドイグ展( )
2020年06月11日ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』の公演の中止決定が、27日に発表された。 同作はジェームズ・マシュー・バリによる世界的な名作をミュージカル化。日本では1981年に榊原郁恵主演で上演されてから、毎年上演されている。これまでに笹本玲奈、高畑充希、唯月ふうかなどが主演し、2020年は10代目ピーターパンの吉柳咲良(2017年〜)、松平健らの出演を予定していた。しかし、新型コロナウイルス感染症に関わる政府および地方自治体の方針を踏まえた上で、東京および地方で予定していました全公演を中止に。主催は「スタッフ・キャスト、そして何よりも劇場に来てくださるお子様、保護者の皆様の安全を最優先し、総合的に状況を検討した結果」と説明している。さらに、「ピーターパンは、客席の頭上を飛んでいく演出があり、毎年多くのお客様に喜んで頂いております。来年には、元気よく、ピーターパンが客席に飛んでいき、皆様とお会いできることを信じております」とコメントを寄せた。○中止公演ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』・2020年8月2日~8月12日東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場) 全14公演ほか、大阪・静岡・愛知・岩手・神奈川公演
2020年05月27日『ゲーム・オブ・スローンズ』出身のふたり、ジェイソン・モモアとピーター・ディンクレイジが、映画で初共演を果たすことになった。『Good Bad & Undead』というタイトルのアクションアドベンチャーで、ふたりはプロデューサーも兼任する。ディンクレイジの役はヴァンパイアハンターのヴァン・ヘルシング、モモアの役はもう殺しはやらないと決意したヴァンパイア。本来、敵対関係にあるはずの彼らはコンビを組むことになるが、思わぬ展開が待ち受けているというストーリーらしい。監督はマックス・バーバコウ。モモアの次回作は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『Dune』。ディンクレイジの次回作はロザムンド・パイクと共演する『I Care a Lot』。文=猿渡由紀
2020年05月21日展覧会の初日の前日、ラッキーなことに内覧会に行くチャンスがあり、いそいそと鑑賞に行ってまいりました。(会場である「東京国立近代美術館」は2月29日から閉館中です。)日本初の個展で、とても規模が大きく、初期の作品から最新作まで展示されている展覧会です。 ピーター・ドイグ(Peter Doig)は、イギリスの画家で、「ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家です。今日、世界で最も重要なアーティストのひとり」と言われています。(東京国立近代美術館の案内より) 案内の看板は「ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ(Gasthof zur Muldentalsperre)」2000-02年 開場の時間が来るまで看板の絵を見ながら、「幻想的」などと思いながら待っていました。 開場の時間となり、音声ガイドを借りて、自由に見学です。展覧会は、3章の構成になっています。第1章は「森の奥へInto the Woods1986〜2002」。ピーター・ドイグはロンドンで美術を学び、美術誌に取り上げられたり、ターナー賞(イギリスを拠点とする現代美術作家を対象に贈られる賞)にノミネートされて、注目を浴びるようになりました。第1章は幼少期を期したり、美術学校を出て修士号をとるまで一時滞在していたカナダが主題となっているといことです。第2章は、「海辺でBy the sea2002〜」。2002年から幼少期に暮らしたことのあるトリニダード・トバゴへ活動の拠点を移しました。その前後から、海辺のモチーフが多くなっていたようですが、展覧会でも、第1章の少し暗く重い感じがする森の中から、テーマは日常生活でそこに何かイメージを重ね合わせている絵画が展示されています。 第3章は、「スタジオのなかでーコミュニティとしてのスタジオフィルムクラブIn the Studio-studiofilmclub as a Community2003〜」。これは、スタジオフィルムクラブというピーター・ドイグが友人のチェ・ラヴレスと始めた映画上映会の周知をするために描かれたドローイングということで映画のタイトルとイベント名(Studiofilmclub)が書かれているのですが、単なるポスターとは違っていて、選ばれている作品にピーター・ドイグの趣味を垣間見ることができます。 第1章の作品は、自然の中にいる人物が描かれている絵画が中心ですが、多くの人物は「山の風景のなかの人物」のように、人とわかるもののかなり変形されていて、ミステリアスです。 「山の風景のなかの人物(アイ・ラブ・ユー、ビッグ・ダミー)Figure in a mountain landscape (I Love You Big Dummie)」1999年 海辺の様子も、人物はいるのに、生きている人というより、少し亡霊みたいな奇妙な気持ちになります。左の船に乗った人の絵は、水面に写って、上下が対象なのに、人は写っていなくて、不思議。この絵を見たときはマーク・ロスコを思い出しました。 左「スピアー・フィッシングSpearfishing」 2013、右「夜の水浴者たちNight Bathers」2019 この2枚の展示は、色のコントラストが印象的でした。左の「夜のスタジオ」の床の赤と右の「ピンポン」のラケットの赤、ふたつの作品ともに人物が描かれていますが、顔はぼんやり。はっきりしているのに、人はぼんやりしている、それは、人の心はわからないんだ、という言っているように思えました。 左「夜のスタジオ(スタジオフィルムとラケット・クラブ)Night Studio (STUDIOFILM & RACQUET CLUB) 》」2015/ 右「ピンポンPing Pong」2006-08 「馬と騎手 (2014)」は色合いがぐっと闇のような色味で、赤い枠の四角は行く先に待ち受けるものを表しているのか、騎手の頭には角があるけれど、人の中にある悪魔を表しているのか。そんなことを考えながら見ていても、結論は出ません。(だから、もう一度見に行きたい。) 「馬と騎手Horse and Rider」2014 黄色が目を引く「ポート・オブ・スペインの雨」は、不思議なことに本来檻の中にいるはずのライオンが檻の外を自由に歩き回っている様子が描かれています。黄色い檻の左側に薄く人も描かれています。本来自由に行動している人間が薄く、檻の中にいるライオンが力強く描かれてます。ピーター・ドイグは誰か(何か)をライオンに重ね合わせて、自由に行動ができる日が来るようという希望を表現しているようにも見えます。 「ポート・オブ・スペインの雨(ホワイトオーク)Rain in the Port of Spain (White Oak)」 2015 そして、第3章「スタジオのなかでーコミュニティとしてのスタジオフィルムクラブIn the Studio-studiofilmclub as a Community2003〜」のパートへと進んでいきます。ここは、ピーター・ドイグの描く映画の世界がポスターのように並んでいます。このフィルムクラブは、文化的サロンのような形式のようで、上映後に作品について話し合ったりするコミュニティの役割を果たしているようです。 左から2枚目は、デビッド・リンチの「ブルー・ベルベット」が5月1日に上映されることを知らせています。切り落とされた耳を拾うことから事件に巻き込まれるというストーリーを思い出しました。 そして、なんと、日本の映画も取り上げられていたようです。 盲目の侠客の映画「座頭市」の絵が。この絵からすると、髪の色が金髪なので北野武さんの「座頭市」ですね。目を赤くすることで、凄みがましていて、盲目であることがわかります。 そして、展覧会のお楽しみ、グッズコーナーへ。 気に入った絵画の絵葉書があると、必ず、購入することにしていて、ただ、主催者と私の気に入る具合が必ずしも一致しないので、欲しかった物があるかどうか、いつもドキドキします。 今回は、こちらを購入。 右上から時計回りに「ラペイルーズの壁Lapeyrouse Wall 2004、「Pelican (Stag) 2003」、ポートオブスペインの雨Rain in the Port of Spain 2015」、「無題 Untitled 2015」、フィルムクラブから「TOKYO STORY」 会場を出るときに一人の外国人の男性とすれ違ったのですが、それがピーター・ドイグ本人で、内覧会の後に予定されていた記者会見の前に、ショッピングから戻ってきたところだったようです。 ピーター・ドイグ展をはじめとする開催期間中であるべき展覧会が再開される日が、待ち遠しい思いです。 ピーター・ドイグ展会場東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1会期:2020年2月26日(水) ー 6月14日(日)《2月29日から臨時休館中》
2020年05月07日「私がデビューしたころとは時代が違うんですよね。私なんて、化粧してるってだけで出られなかったから(笑)」こう話すのは「ピーター」こと、歌手・俳優の池畑慎之介さん(67)。映画『薔薇の葬列』で、いきなり主役を務めて鮮烈な銀幕デビューを飾り、デビュー曲『夜と朝のあいだに』も大ヒット。最近では人気ドラマ『下町ロケット』(TBS系)でイヤミな弁護士役を白髪頭で演じ、好評を博した。そんな彼の父親は、女形の舞手として名をはせた上方舞吉村流の家元、人間国宝の吉村雄輝。物心つくころには、父から芸を厳しく仕込まれていた。「父の目に私は跡継ぎとしか映っていなかったと思います」ピーターは父の元を飛び出した。東京で、知り合った作家や演出家の目に止まって芸能界へ。デビュー曲『夜と朝のあいだに』でレコード大賞最優秀新人賞を獲得。アイドル・ピーターは、一気にスターダムにのし上がった。しかし、世間はまだまだ保守的。極め付きは年の瀬の紅白、曲の大ヒットを受け「初出場当確!」とスポーツ紙は書いたのだが、「偉いおじさんが言ったそうですよ。『なんで、化粧した男を出さなきゃならないんだ』って。その一言で落選。私の周りのスタッフはひどく落胆してましたけど、私はそうでもなかった。そこまでマスコミの言葉を信じてなかったし。なかには面白半分に『紅と白、どっち?桃組か?』なんて書かれ方も。ムカついてたし、紅白なんて、どうでもいいやと思ってたから」紅白落選から7年目、アイドル路線を歩むことにも少しずつ嫌気がさしていた。「父が敷いたレールを進むことがいやで、家を飛び出したのに、また目の前には他人が敷いたレールがあるように思えて仕方がなかった」24歳。思い切って事務所を辞め、ニューヨークに渡った。芸能界も辞めるつもりだった。「でも、ブロードウエーの客席で舞台を観ているうちに『私はこっち側じゃない、舞台に立つ側の人間だ』と思ったんです」芸能界に舞い戻って以降、活動の軸足を映画や舞台、演劇に移していった。それでもピーターは、ピーターのイメージをなかなか払拭しきれない。常に、中性的な魅力を求められた。そんなとき、大きな転機が訪れる。黒澤明監督から映画『乱』への出演を打診されたのだ。「私の役は『狂阿弥』という狂言師。重要な役どころで、監督は『メークもとろうよ、ピーターのイメージはいらないよ』と言ってくださった。だから、デビュー以来、初めてスッピンで出演しました。本当に感謝してます。その後、NHKの大河ドラマ『北条時宗』で、ヒゲ面の北条実時役のオファーをいただけたのも、元をただせば素顔で『乱』に出られたおかげ。それこそ、『下町ロケット』の白髪頭の弁護士役も」紆余曲折を経ながら、それでも芸能界でのキャリアを積み上げていったピーター。一方、「吉村雄秀」という名を21歳で取って、芸能活動と並行して舞も続けていた。そして、父・吉村雄輝との確執も、まだくすぶっていた。流派を継いでもらいたい父。顔を合わせれば息子を諭し、言外に芸能界の仕事を見下した。ある日、父にピーターはこう切り出した。「吉村流、継いであげてもええけど、いまの私の仕事と同じだけ、稼げますか?芸能界のこと、バカにしてはるけど、そんならお父さんの年収証明、見せてよ」父は’86年には重要無形文化財保持者にも認定されていた。だが人間国宝も息子の痛烈な言葉に押し黙り、下を向いた。そんな父は、晩年、息子を認めるようになっていたという。「母にこう言ってたらしいんです。『わてにできんこと、あの子はやってる。もう認めてやらな、しゃーないな』って。私のショーも見に来てくれてたんですね。そんなときね、よく言ってたらしいんです。『慎とわてと、どっちが奇麗や?』って(笑)」家を飛び出し、大ヒット曲を歌うも、時代が阻んだ紅白出場。それから、『乱』でつかんだ大きな転機。人間国宝の父との確執をも支えた「自分らしく正直に生きる」信念は変わらない――。「女性自身」2020年4月28日号 掲載
2020年04月20日映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』が、2020年9月25日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー。伝説的なバンド「オアシス」のメンバー リアム・ギャラガーの成功と挫折、ソロアーティストとしての復活までを描く。激動の音楽人生を歩んできたリアム・ギャラガー音楽ファンならば知らぬ者はいない稀代のフロントマン、リアム・ギャラガー。オアシス全盛期時代には、破天荒でスキャンダラスなリアムの行動によって、メディアから度々バッシングを受けていた。また2009年には、バンドメンバーであり、実兄のノエル・ギャラガーとの確執が表面化し、バンドは解散状態へ。さらには新たに結成したバンド「ビーディ・アイ」も軌道にのらぬまま解散を迎えてしまう。失意の中、リアムが決心したのは、自らの力だけで音楽の世界を生き抜くということー。本作ではリアムが駆け抜けてきた激動の音楽人生を、実際の映像や、親密な関係者の証言をもとに、克明に映し出していく。“誰も見た事のない”リアムの素顔公開された予告映像には、解散当時の様子や、酒におぼれ、離婚訴訟に勃発した事件をはじめ、父親としての姿など、“誰も見た事がない”リアムの素顔が映し出されている。また散後も執拗にSNSで攻撃する兄ノエルへ本当の気持ちが垣間見られるシーンも登場。オアシスファンの人は、是非シアターに足を運んで鑑賞してみてはいかがだろう。詳細映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』公開日:2020年9月25日(金)よりTOHO シネマズシャンテほか全国ロードショー ※当初2020年7月3日(金)公開予定だったが延期。延期発表前に購入した前売券ムビチケは、延期後の上映にも利用可能。監督:ギャビン・フィッツジェラルド、チャーリー・ライトニング出演:リアム・ギャラガー、ボーンヘッド、ノエル・ギャラガー、ポール・ギャラガー、クリス・マーティン配給:ポニーキャニオン
2020年03月30日イギリスの伝説的ロックバンド「オアシス」の元フロントマン、リアム・ギャラガーの、兄ノエルとの確執から新バンドの結成・解散、ソロアーティストとして復活するまでの日々を追ったドキュメンタリー『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』が7月3日(金)に公開決定。その予告編とポスタービジュアルが解禁された。この度、解禁となった予告編の冒頭では、人々の熱狂が伝わる伝説のバンド「オアシス」の映像が流れる。しかし、リアムの口から飛び出したのは「兄貴と大ゲンカして終わった」との言葉。その直後、「何をすりゃいい。俺はいったい誰なんだ?」と解散当時の動揺を口にするリアム。そして、親密な関係者たちの証言から浮かび上がるリアムの素顔。酒におぼれ、離婚訴訟も勃発…。やがて、ロックスター=リアムは自分の“音楽”と向き合うことで最後の賭けに出る――。「ステージのど真ん中、そこが俺の場所だ」それは、ドン底から這いあがったリアムの復活劇。ギャラガー家の長男ポールと母ペギーも登場し、実家も公開され、自然体のリアムや息子たちと一緒に中指立てる、どこまでも破天荒な父親としての姿。また、ネット動画で話題となり、再起のきっかけとなったバーでの弾き語りシーンや、マンチェスターテロのチャリティー「ワンラブマンチェスター」で「コールドプレイ」クリス・マーティンと共演する映像もちらりと映し出される。さらに、解散後も執拗にSNSで攻撃する兄ノエルへ本当の気持ちが垣間見られるシーンも。「オアシス」ファンならずとも、圧倒的な高揚感に満たされる予告となっている。同時に解禁されたビジュアルでは、「彼は、最後のロックンロール・スター。」とリアムの代名詞とともに、「オアシス」時代とはどこか違う表情で前を向く彼の姿が印象的な構図となっている。『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』は7月3日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Liam Gallagher: As It Was(原題) 2020年より公開©2019 WARNER MUSIC UK LIMITED
2020年03月27日大人から子供まで幅広い世代に愛されてきたブロードウェイミュージカル『ピーターパン』が、今年40年目を迎える。その記念すべき年に大胆なリニューアルを敢行。新たに森新太郎が演出を担う。そこで、ピーターパン役は今回で4度目となる吉柳咲良と、森のラブコールで出演が実現したフック船長&ダーリング氏役の松平健、さらに森を加えた3人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「ワクワクする構想はいろいろあるんです」と切り出した森。「僕がつくりたい『ピーターパン』の世界は、粗っぽいところがたくさんある、子供のごっこ遊びの延長。つまりこちらが全部しつらえてしまうのではなく、半分以上は劇場にいる子供たちの想像力で補えるようなものにしたくて」と目を輝かせる。そこに欠かせなかったと言うのが、松平の存在。森は「フック船長ってものすごく愛嬌のある人。で、1度松平さんだって思っちゃったら、もう松平さん以外考えられなくなって。直談判した結果、無事出てもらえることが決まって嬉しい限りです」と満面の笑みを浮かべる。衣裳をまとった松平は、すでにフック船長そのもの。「森さんがおっしゃったように、みんなから愛される、本人は真面目にやっていることが笑われるような、そういう愛嬌のある人物になればいいですね」と語る松平の目元には、印象的なブルーのアイシャドウが。実はこれ、松平本人からの提案だそうで、森も「大賛成!」と絶賛。その仕上がり具合に松平も、「ばっちり」と満足そうに微笑んだ。13歳から4年連続でピーターパン役を任された吉柳に森は、「実は大人になってからの方が、少年役ってうまく演じられるんですよね。実年齢に近いと、どうしても拒否感が出てしまうから。つまり今の方が客観的に幼い者を演じられると思いますし、今回はとにかく激しく動いてもらって、こんなパワフルな子供はいない!ってくらいの演技を見せて欲しいですね」と期待を寄せる。その言葉に吉柳は、「覚悟は出来ています。これまでは実年齢に近いからありのままでぶつかっていけば大丈夫だろうと、自分で自分に保険をかけていたところもあって。でもそういうことはすべて忘れて、新しく一から役をつくっていきたいです!」と意気込む。さらに歌に関して、「今年『デスノート』で弥海砂(あまねみさ)を演じたことで、声の幅や自分が出せる音域が広がったので、是非そこはピーターパンに活かしたいです」と自信も覗かせた。最後に森は、「今までに観たことのない『ピーターパン』になることは間違いありません」とニヤリ。このカンパニーは、果たしてどんなネバーランドへと観客を誘ってくれるのだろうか。公演は8月2日(日)~8月12日(水)まで東京建物Brillia HALLにて。その後、大阪・静岡・愛知・岩手・神奈川と全国を回る。ぴあでは3月20日まで妖精の粉付きのチケットを先行発売中。取材・文:野上瑠美子
2020年03月19日女優のミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督の娘であるエヴァー・アンダーソン(12)が、ディズニーの名作アニメ『ピーター・パン』の実写版リメイク作品『Peter Pan & Wendy』で、ウェンディ役を演じる。ピーター・パン役には、アレクサンダー・モロニーが決定した。デヴィッド・ロウリーが監督並びにトビー・ハルブルックスと脚本の共同執筆を担い、ジム・ウィテカーが製作する同作品は、実写版『わんわん物語』と同様にディズニー・プラスでリリースされるという噂が浮上していたが、関係者によると同新作は劇場公開へ向けて製作されるという。ディズニーはこのところ、『アラジン』など自社のアニメ作品を実写化した作品で成功を収めており、今年には実写版『ムーラン』の公開を控えているほか、現在『アラジン』続編や『美女と野獣』の前日譚となる実写版の製作にも入っている。(C)BANG Media International
2020年03月13日