ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。海外ではイベントやプライベートでもスーツスタイルを楽しんでいるかたをよく見かけます。本日は海外で発見した素敵なスーツスタイルをピックアップしてみました。1. どんな色がお好み!?色だけが大きく異なる、シンプルなデザインのスーツスタイルの女性ふたり。どちらの色がお好みですか?ブラウンは、ネイビーやグレーなどの一般的なスーツカラーと比べて、より柔軟性があります。さまざまなシャツ、ネクタイ、靴、アクセサリーと組み合わせることで、フォーマルな場面からカジュアルなイベントまで、幅広いシーンに適したスタイリングが実現。一方、ブルー&グリーンのスーツは、その独特な鮮やかさと洗練された雰囲気が魅力!明るく華やかながらも落ち着きがあり、存在感のある色合いなので、自信や個性を表現するだけでなく、周囲の人々の注目も集めます。2. スカートスーツスタイルでクールにエレガントさとプロフェッショナルな印象を同時に演出できるスカートスーツスタイル。ビジネスシーンやフォーマルな場面で、自信をもって着用できるスーツのスタイルとして魅力的です。3. 清潔感あふれるオールホワイトホワイトは清潔さや純粋さを象徴する色であり、スーツ全体がホワイトベースで構成されていると、その鮮明な印象がより際立ちますね。シンプルながらも高級感や上品さを演出することができます!そのため、特に春や夏には涼しげな印象を与え、ビーチやリゾート地などでの特別なイベントで人気があります。4. トレンディーなビーガンレザービーガンレザーの製品を選択することは、動物の権利を尊重し、環境への配慮も感じられます。このようなスーツを着用することで、ファッションを通じて倫理的な選択を支持し、自然環境や動物の保護に貢献する意識を主張することができます。また色も落ち着きあるダークブラウン。大人っぽく着こなせています。5. シンプルでも色でアピール!もう、なんと言っても大胆さと個性を表現できる点が素晴らしいこちらのスタイル。ブラックスーツは一般的にシックでクラシックな印象を与えますが、ショッキングピンクのヒールを合わせることで、その装いに突出したアクセントを加えることができます。このようなカラーコントラストは、着る人の自信とユニークなスタイルを際立たせ、ファッションのルールに囚われない自由な発想を見せてくれます。6. 自分好みのオーバーサイズリラックスしたルックスとモダンなスタイルが印象的なオーバーサイズのスーツファッション。オーバーサイズのファッションは、トレンドを取り入れたスタイリッシュな装いを演出してくれます。そのため、オ伝統的なビジネスウェアに新たなエッジや個性を加え、ファッション愛好家やアーティストなど、自由なスタイルを求める人々にとって魅力的なスタイル!ボタン部分をピアスと合わせたユニークさが特徴です。スーツは、デザインやフィット感、その場の雰囲気などで、高級感や洗練された印象を演出してくれます。周囲にプロフェッショナルな印象も与え、非常に魅力的なファッションアイテムと言えます。今後もスーツスタイルを普段着にうまく取り入れていきたいですね。写真、文・平野秀美
2024年03月16日コーデスナップドイツチームがベルリン・ファッションウィーク開催中に会場でキャッチした、撮り下ろしスナップをお届けするこの企画。最終回も、会場でひときわ注目を集めていたファッション上級者たちが登場してくれます。日常とは一味違うスペシャルなスタイリングに目が離せません。これだからサングラスはやめられない!モノトーンコーデのポイントに淡い色合いのフレームサングラスをチョイスした、デジタルアートディレクターのシャネル・カー・イン・リャンさん(画像左)とデジタルエージェンシーのコンサルタント、マルコさん(画像右)。タイムレスなスタイルでありながらも個性を感じる着こなしです。Instagram:シャネル・カー・イン・リャンさん @chakahlia/ マルコさん@lagalantemarco お手本にしたい、とびきりクールなバランス感アーティスト、女優であり作家のフェニックスさんは、大流行中のアイテム・バイカージャケットにたっぷりギャザーの入ったハイウエストパンツを合わせたミックスコーデで登場。クロップド丈のジャケットとボリューム感のあるパンツでスタイルアップを叶えた、絶妙な着こなしテクニックです。Instagram:@phenix 儚いだけじゃない、芯のあるアティチュードボリューム満点のチュールドレス、ピンクのハートバッグとドリーミーな髪飾り。小さな女の子の夢をそのまま叶えたようなアイテムを強気なアイシャドウとウエスタン調のサイハイブーツで辛口に着こなす、詩人でライターのヴァレンチナ・ヴァポーさん。Instagram:@valentinavapaux ノーブルなスタイリングにキラリと光るアクセントをロイヤリティを感じるスタイリングの2人。ゴールドカラーをアクセントにオールブラックスタイルを着こなした歯科医師のノジャン・パルムンさん(画像左)とシルバーを基調とした小物使いがお見事な、デザイナーでスタイリストのユニークさん(画像右)。Instagram:ノジャン・パルムンさん@drnojanparmoun / ユニークさん @_younik_Photographer:Olena MindrinaSenior Writer:Yuko K
2024年03月10日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回は、ファッションウィークで常に人気のインフルエンサー6人のファッションにクローズアップします。1. インスタフォロワー約500万人!レオニー・ハンネ Leonie Hanneドイツのファッションインフルエンサーでありブロガー、モデル、ソーシャルメディアの起業家と、多岐に渡り才能を発揮している彼女。ファッションウィークでは、彼女が現れると歓声が上がるほど大人気!彼女が動けばフォトグラファー達も動きます。今回はグッチのショー前のスタイルです。スタイル抜群の彼女が着用しているドレスは、胸元が大胆に開いた超セクシーなミニスカートドレス。厚底も今シーズングッチが力を入れているシューズのひとつ。元々スレンダーで背の高い彼女ですが、より脚長に見え抜群のスタイルに見せてくれています。2. 圧巻の450万人フォロワー!カロリーネ・ダウル Caroline Daurこちらもドイツのファッションブロガー兼モデル。Instagramのフォロワー約450万人の彼女は、とっても気さくで明るい性格で、女性からも男性からも支持されています。鍛えられた腹筋は彼女の武器で、これでもかと見せてくれ、いやらしさもなく憧れの的です。こちらも厚底シューズがさらにスタイル良く見せてくれています。3. アジアンビューティー!ヨーヨー・カオ YOYO CAOシンガポールを拠点にする彼女は、ストリートスナップで常に注目を集めるアジアンビューティー!彼女のファッションは肌を見せるスタイルよりも、かっこよさや強さを表現するものが多い気がします。今回はフェイクファーに豹柄と攻めのファッションを披露。ヨーヨーの愛らしさがより際立ちます。4. カラー使いが上手なエミリー・シンドレフ Emili Sindlevエミリーは自分のスタイルを本当によく理解し楽しんでいるファッショニスタのひとり。色使いや柄使いの達人といえるほど、人とは異なるファッションを見せてくれます。蛍光色を上手に使う印象が強い彼女ですが、今回は比較的落ち着いた色をピックアップ。そんな中でも女性らしさを忘れないシューズの選びかたやトップスの見せかたは、本当に参考になります。5. ブロンドヘアがトレードマークのニキ・ウージー NIKI WU JIE常にセクシーで大胆なスタイルを見せてくれるニキ。今回はグッチで揃えた全身ワインレッドのスタイル。目のやり場に困るほど美しいボディーを披露してくれています。大胆すぎてなかなか真似はできませんが、ポイント使い等の参考になるかな!?6. スペイン出身のデジタルクリエイター!アンヘラ・ロサス・サイス Ángela Rozas Saizアンヘラは自分でビジネス立ち上げているCEOでありCreative Director。常に個性的なファッションを披露してくれる彼女の独特な感性は、上品さも感じさせてくれます。落ち着いた大人ファッションを参考にしたい場合は、彼女のスタイルがおすすめ!いかがでしたでしょうか?本日はファッションウィークには欠かせない、インフルエンサーたちのスタイルをピックアップしてみました。実は応用できる点も多くあり、今後のファッションの参考になれば幸いです。写真、文・平野秀美
2024年03月09日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回はミラノで開催された24FWファッションウィークで見かけた、品のあるスタイルの中から、春先のオフィスでも着られそうなおしゃれなスタイルをピックアップしてみました。1. 色の使い方が最高!ファッショニスタの中でも人気のオリビアのスタイル。淡い白系のショートコートとボトムスに合わせたのは、目を惹くオレンジレッドのトップス。彼女のリップカラーとピッタリマッチして、おしゃれを楽しんでいるのがわかります。全体的に質の良さがわかる上品なスタイルなので、プライベートにもオフィスにも着ていけるモデルスタイルです。2. ブラックを上手にピックアップカッコよく決まったブラックスタイルも、カジュアルになりすぎないビーガンレザーのショートシャツに、膝下丈のスカートで上品です!打ち合わせのある日よりも、プライベートが充実した日におすすめの、スタイリッシュな女性スタイル。3. デキる女性全開スタイル淡いグレーベージュ系で統一された、こちらのスタイル。シンプルに見えますが、なかなか難しいコーディネート。色の選びかたも、似たようで異なる色を上手に組み合わせ、清潔感ある印象に統一。ヘアスタイルも参考になります!こんなおしゃれな人がオフィスにいたら、いつだって注目の的になりそう。4. 可愛い雰囲気も忘れずにホワイトコートと、スカートの組み合わせがかわいらしさをさらにアップしています!全体的には落ち着いた色を選んでいますが、決して印象が薄く感じないのは、細めのヒールやシャツのボタンなど、ちょっとしたパーツがかわいい印象を与えてくれているためです。5. 真似したいトータルコーディネート私のイチオシのスタイルがこちら。オーバーサイズのアウターから見えるボトムスとトップスは、いたってシンプルでありながらも、すっきりとして見えます。それは、トップスをインしているのと、淡い清潔感ある色で統一しているから。インナーよりも色の濃いアウターを着用することで、メリハリができ、すっきりとして見えます。プライベートでも仕事にも着ていける、優秀スタイル!個人的には揺れるウッドピアスも最高にお洒落です。6. シャツでシンプルお洒落に!アウター無しで見た時に、すっきりとしたスタイルになることも重要なポイント。ブルーのラインシャツはやはり爽やかで雰囲気が明るく見えますが、個人的には組み合わせが難しいかな…と悩むことも多々あります。しかし、このかたのように、グレーベージュ系のズボンなど、ブルーに合う色と組み合わせることで、違和感どころか上級者の着こなしに変身!ゴールドのブレスレットもさらにおしゃれ度に磨きをかけてくれています。今回は、ミラノで見つけたオフィススタイルにぴったりなスタイルを選んでみました。どの組み合わせもスタイリッシュで、露出が高いというよりは、自分のサイズや少しオーバーサイズを選んでいる印象。色も淡い系が人気のようです。春以降のオフィススタイルの参考にしてみてください。写真、文・平野秀美
2024年03月03日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回は、ミラノファッションウィークで見つけた、今にぴったりのアウタースタイルをピックアップ。暖かくなったり寒くなったり忙しい季節に、ぜひにしてみてください。1. まだ手がはなせない、少し厚手のコート全体的に落ち着いたベージュカラーで統一されたファッション。この日は最高気温15度前後ではあったものの、まだまだ朝は寒く、少し厚手のコートはここミラノでも手離せません。とは言っても、色で重みを軽くして、見る人の印象をライトにしている点が、とても勉強になりますよね!明るめの色のアウターは、印象操作ができるから、春先にはかなり重宝します。2. ホワイトのロングコートやはり色のコントロールで、春先に着るコートは変わってきそう!長めのコートは大人気。3月上旬は、ここヨーロッパではまだロングコートの出番があります。デニムとの相性も抜群で、カジュアルな雰囲気も春にピッタリ!3. ライトコートで爽やかにどんどん暖かくなってくると、薄手のコートの出番!薄手のトレンチコートをはじめ、こちらのシャツのような軽いコートも1枚あると便利。また、色は春らしくベージュやホワイト系が人気。この方のライトイエローも春らしくとっても可愛いですね。4. ワンピースのように着られるアウター長めのコートがまだ人気ではありますが、短め丈はすっきりした印象で、春先ずっと着用できます。一見ワンピースのように見えるデザインなど、スタイルも種類豊富なので、自分好みのデザインを探してみて!5. 落ち着いた大人ブラウン肌寒い日には、ビーガンレザーはかなり重宝します。春先はベージュ系が人気ではありますが、落ち着いたブラウンもやっぱりデキる女性風でかっこいいですね!全体のスタイルがバッチリ決まっていて、このまま真似したくなる彼女のスタイル。参考になります。6. 羽織るアウターヨーロッパは日が出ていても日差しが強いと感じることは少ない印象ですが、日本のように日差しが強い場合は、こちらのかたのように簡単に羽織えるアウターもおすすめ!ケープコートは冬向けの印象ですが、大判マフラーのような形のこのスタイルは、真似してみたいアウター着用方法。参考にしてみて!いかがでしたでしょうか?ヨーロッパもまだまだ肌寒い日が続きますが、全体的に春らしい色のアウターをよく見かけることが多くなってきました。これからのスタイルの参考になれば嬉しいです。写真、文・平野秀美
2024年03月02日2月某日、都内で行われたイベントで、mamagirlアンバサダーの石川由佳梨さん親子と、インフルエンサーの佐藤せりなさん親子スナップをパシャリ! 母娘でおしゃれに見えるコーデのポイントを聞きました。石川由佳梨さん母娘はガーリー&カジュアルをモノトーンでリンク・お名前&年齢ママ:石川由佳梨さん(37歳)お子さん:すみれちゃん(9歳)・今日のファッションのポイント「娘は、パール付きカチューシャとポンポン付きニットと旬のツイードミニスカートでモノトーンガーリースタイルに。ママは、暖かさ重視で裏起毛のスウェットに、流行りのウエストのデザインがポイントのパンツを合わせて楽ちんスタイルに。スウェットに合わせたくて買ったパール風ネックレスはSHIEN」・コーデ詳細ママトップス…しまむらボトム…Bobバッグ…しまむらシューズ…NIKEアクセ…SHEINお子さんトップス…GUボトム…GUバッグ…?シューズ…NIKEヘアアクセ…SHEIN佐藤せりなさん母娘はトレンドをたっぷり盛りこんだ2カラーコーデ・お名前&年齢ママ:佐藤せりなさん(40歳)お子さん:かえでちゃん(7歳)・今日のファッションのポイント「娘は、大人顔負けのデザインなのにプチプラなcocaのキルティングワンピースがポイント! インナーには、薄手でごわつかないのに暖かいニットソーを合わせています。バッグやヘアアクセは、ママと兼用で使っているもの。ママは、骨格ストレートを華奢見えさせてくれる(歓喜♡)タイトシルエットのボトムと、他のアイテムとセットだったフリルをトップスにコーディネートしました」・コーデ詳細ママトップス…SHEIN、付けフリル(トップスとセット)/GRLボトム…cocaバッグ…Accommodeシューズ…パシオス×anna&serinaコラボアクセ…リング/CENE、ネックレス/サンキューマートソックス…しまむらお子さんトップス…BRANSHESワンピース…cocaバッグ…しまむらシューズ…ABC MARTヘアアクセ…seriaソックス…サンキューマート石川さん母娘は、ツイード素材やパール、ウエストデザインの太めパンツ。佐藤さん母娘は、キルティングやフリルなど、トレンドアイテムがたっぷり盛り込まれたコーディネート! しかも、手にしやすいプチプラブランドのものだから、参考にしやすいですね。さらに、母娘で2色に抑えたカラーコーデにしていることで、おしゃれ度アップ! 今度のお出かけに、ぜひトライしてみてはいかが?
2024年03月01日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回はロンドンで開催された24FWロンドンファッションウィークで見つけた、おしゃれな同色上下、ワントーンスタイルをピックアップ!24年秋冬の流行りも見えてきました。1. やっぱり定番レッドは人気!トップスとボトムスで同色を組み合わせる魅力のひとつは、その強い印象と統一感。インパクト大なレッドで揃っていると、一体感があり、全体のコーディネートがまとまりやすくなります。また、レッドは目を引く色であり、着る人の存在感を強調します。そのため、上下セットでレッドを選ぶことで、自信をもって自己表現することができそう。さらに、派手すぎず洗練された印象を与えることも可能!2. 落ち着いたグレーグレーのセットアップを大人っぽく着こなしているのは、大人気のモデルDanielaさんのオフショット。シンプルなスタイルではありますが、洗練されたシックな印象。グレーは落ち着いた色味でありながら、同時にモダンでスタイリッシュな雰囲気をもちます。そのため、上下セットでグレーを選ぶことで、品のある印象を演出することができます。3. コートからトータルマッチ!こちらはコートだけでなくトップスとボトムスすべてが、グリーンベージュっぽい色で上手に着こなしています。コートと全身同じ色で統一されたコーディネートは、シンプルでありながらも上品で統一感のあるスタイルを演出します。同じ色合いで全身を包むことで、身体のラインが一体化し、スマートでシャープな印象を与えます。ポイントとして、バッグのみ明るめグリーンをピックアップしているのも、参考になります!4. ハーフパンツスタイルブラック&ダークグレー系で統一しているこちらのスタイル、なかなか難しいハーフパンツスタイルがお洒落!エナメルのサンダルとハーフパンツの組み合わせがとっても可愛い!また同色で合わせているので、シンプルでも上品に仕上がっています。5. 明るめデニムでセットアップ!一見、デニムだと気付かなかったほど、珍しい明るいグリーン系の色。またブーツとの相性も抜群で、新鮮でアクセントの効いたスタイルです。通常のブルーデニムよりも印象的な色合いのグリーン系デニムは、個性的でありながらも洗練された印象を与えます。6. 大人っぽくブラウン系で統一!ブラウン系は、その落ち着きと上品さが特徴。穏やかな色調でありながらも、洗練された雰囲気を存分に醸し出します。全身同じ色のブラウンを選ぶことで、統一感のあるコーディネートを作り上げ、品位とスタイルを際立たせます。また、大人の落ち着いた雰囲気を演出しながらも、モダンでスタイリッシュな印象を与えることができます。いかがでしたでしょうか?今までは春に近づくにつれて、明るめの上下セットアップが人気でしたが、今回ロンドンファッションウィークでは、レッド以外だと基本的にくすみ色や落ち着いたトーンダウンされた色が人気のよう。2024年のトレンドになるかもしれませんね!写真・文 平野秀美
2024年02月25日世界のファッションウィークからスナップレポをお届け。今回は、主要各都市のコレクションウィークの先陣を切ったベルリン・ファッションウィークでキャッチした、オシャレ関係者たちの撮り下ろしスナップをお届けします。今回も、トレンドを取り入れつつユニークなスタイルを確立するファッション上級者が登場してくれます。彼らにインスピレーションを受けて、自由にファッションを楽しんで!ひねりのあるエレガントスタイル重たくなりがちなフォーマルスタイルを洗練された印象で着こなす、コンテンツクリエイターの3人。スタイルに取り入れる色味を揃えることが重要です。ニュートラルなカラーパレットで軽やかにロングドレスを着こなしたティナ・ハーゼさん(画像左)、帽子、ジャケット、シューズをブラックに統一することでドレスの美しい質感を際立たせたベラ・エマーさん(画像中央)、オールブラックコーデでスーツのシルエットを楽しむベルナ・ビルベイさん(画像右)。Instagram:ティナ・ハーゼさん@styleappetite / ベラ・エマーさん @bella.emar / ベルナ・ビルベイさん @bernabilbey 肌見せで叶える垢抜けオールブラックコーデフェミニンなオールブラックコーデのお手本を見せてくれた、ファッションマーケットプレイス・Moticaのファウンダー、ヴェルナー・マテュシックさん(画像左)とスタイリストのシャーロット・ポストさん(画像右)。一点肌見せで、シックでありながら抜け感のあるスタイルを実現しています。Instagram:ヴェルナー・マテュシックさん@wernersilinski/ シャーロット・ポストさん@charlottaaa小物使いで魅せるシンプルコーデフォトグラファーのキナ・ウィッカーさんもオールブラックコーデをエレガントに着こなしていました。ウエストマークのベルト、タイトヘアにスカーフでアクセントをつけるなどの小物使いがお見事。さりげなくイヤリングのストーンとネイルカラーがリンクしているところもフォッション上級者のテクニックです。Instagram:@cina_uicker 非日常の着こなし方フォーマルなスタイルの多いファッション・ウィークの会場で独特なオーラを放っていた、セレクトショップSTUDIO183のマーケティングヘッド、ウロシュ・クラムベルガーさん。ペイントされたトレンチコート、破れたセーターなど、グランジ感のあるアイテムをふんだんに取り入れたこの着こなしは徹底的に世界観が統一されているからこそ特別なものに。Instagram:@jjurgen1300Photographer:Olena MindrinaSenior Writer:Yuko K
2024年02月25日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回は先日開催されたロンドンファッションウィークで印象に残ったオシャレなピアスをご紹介いたします。1. ジャラジャラロングピアス長めのピアスに施されたたくさんの装飾が、華やかでエレガントな雰囲気を演出しています!この存在感は魅力的ですよね。揺れる様子がスタイリッシュな印象を与え、ファッションスタイルに独自のアクセントを加えることができます。2. ロングシルバーピアスロングデザインのピアスは、耳元で優雅に揺れる様子が女性らしさを引き立てつつ、シルバーの素材がモダンでクラシックな印象を与えてくれます。シンプルでありながら洗練されたデザインは、日常の装いから特別なイベントまで、幅広いシーンで活躍しそう!3. ダイヤモンドデザインピアスダイヤモンドが施されたピアスの魅力は、その輝きと贅沢感!ダイヤモンドピアスは世界中で多くの人々に愛されています。光を反射し、周囲に華やかな輝きを放ち、エレガントで高級感のある印象を与えます。また、ダイヤモンドは永遠の輝きを象徴することから、そのピアスは特別な記念日や機会にふさわしい贈り物としても人気。デザイン違いで複数持っていたい一生ものです。4. 個性的なデザインピアス個性的なピアスは、他の人とは異なる独自のスタイルや個性を表現するための素晴らしい手段のひとつ。大きめのシャツにピッタリなピアスですよね!独創的なデザインや斬新なアートワークが施されたピアスは、身につける人の個性や趣味、興味を反映し、その人の特別な魅力を引き立ててくれます。5. 大ぶりゴールドピアス大ぶりのゴールドのピアスの魅力は、なんと言ってもその華やかさと存在感!ゴールドのピアスは、耳元できらめく輝きが豪華さを演出し、魅力を引き立てます。こちらは個性的で、ぐるりと巻かれたデザイン。シックなスタイルにユニークなピアスが目を惹きます。6. シンプルな大ぶりピアスシンプルな大ぶりのデザインは、遠くからでも目立つので存在感があり、ファッションのステートメントとして強い印象を与えます。また、ゴールドのピアスは、日中のカジュアルな装いから夜のドレスアップまで幅広いシーンで活躍し、つける人のスタイルにエレガントな要素を加えてくれます!いかがでしたでしょうか?ロンドンファッションウィークでは、ジュエリーを身につけている多くの人たちを見かけました。今後もお洒落な身につけ方や素敵なデザインをご紹介していきたいと思います。お楽しみに!写真・文 平野秀美
2024年02月24日デザイナーたちの最新コレクションに世界中が注目する、ファッションの一大イベント・ファッションウィーク。欧州の各都市で、人気ブランドふぁ今年秋冬シーズンのトレンドを発表するファッションウィークが開催中です。その中でも今日はドイツ・ベルリンのファッションウィークに取材。市内には、世界中から集まったファッション関係者たちが訪れ、スペシャルなスタイルを披露。ファッションウィークの雰囲気を盛り上げました。コーデスナップドイツチームが期間中に会場でキャッチした撮り下ろしのスナップを前・中・後編の3回に渡ってお届けします。2024年のベルリンのファッションのムードをぜひ感じ取ってみて。第1回目スタートです。スタイリングのポイントは小物使いにあり。共にブラックのコートで登場したエディターのエマ・フロイマンスさん(画像左)とインガ・クラッセンさん(画像右)。シックな印象のブラックコーデを今っぽく仕上げるポイントは小物使い。インガさんの着用するフォトブルーのレンズのサングラスは今年大流行の予感です。Instagram:エマ・フロイマンスさん @emmavloiemans / インガ・クラッセンさん @inga.claassen 実はミニマル?存在感バツグンのセットアップの着こなし術大胆な千鳥模様のセットアップの着こなしがお見事なミュージシャンのカロリン・ニェムチックさん。オーバーサイズのシルエットとドキッとするようなお腹見せのバランスが絶妙です。バッグはミニサイズ、シューズはポイントトゥを選んでクールに。Instagram:@carolinniemczyk 媚びのないスーパーパワーショルダー!アバンギャルドなアイテムをさらりと着こなす、ファッション超上級者が見られるのもベルリン・ファッションウィークの醍醐味。ひときわ目を惹くパワーショルダーを徹底したモノトーンでペアリングした、パフォーマンス・アーティストデュオのFemmes Fatalesは注目の的でした。Instagram:@deux.femmesfatales メイクもスタイリングの一部コンテンツクリエイターのナディーヤ・タタリノワさんはボリューム感のあるAラインドレスにすっきりしたパンツを合わせた、甘すぎないガーリースタイルで登場しました。アイメイクにも水色をチョイスすることで、コーディネート全体につながりが生まれます。Instagram:@nadiiatatarinovaPhotographer:Olena MindrinaSenior Writer:Yuko K
2024年02月22日グローバルに活躍する旬なファッショニスタをピックアップしてお届けする本連載。今回は、オランダ出身のファッションアイコン、Linda Tol(リンダ・トール)をピックアップ。サングラス愛好家としても知られる彼女は、2019年にミラノからオランダへ活動の拠点を戻し、2020年には自身のアイウェアブランド「Tol Eyewear」をローンチ、さらに2022年にコーヒーショップ「Jules Coffee」もオープン。家族が増えるタイミングでオランダへ戻った彼女ですが、昨年5月に第二子も誕生し、オランダ・ハールレムで家族とかけがえのない時間を満喫している様子。【Profile】生年月日:1984年9月24日(39歳)出身地:オランダ・アムステルダム拠点:オランダ・ハールレムInstagramフォロワー数:50.9万人(2024年2月現在)職業:アイウェアブランド「Tol Eyewear」、コーヒーショップ「Jules Coffee」ファウンダー、インフルエンサー、コンサルタントナチュラルカラーはトーンオントーンで洗練ニュートラルなカラーをレイヤードした旬な着こなしのリンダ。主張の少ないアイボリーやベージュはワンカラーでまとめず絶妙なトーンを重ねて着こなすことで洗練された雰囲気を漂わせることに成功。アクセントにしたサングラスや首元のスカーフなど、さすが小物使いが得意なリンダです。バッグはあえて開けたままで持ち、ラフさを演出。モノトーンはルーズな雰囲気が今っぽシンプルなのにエッジの効いた着こなしが得意なリンダ。ロンドンのストリートでは、旬なバギーデニムにオーバーサイズのカーディガンを羽織って抜け感のあるスタイリングを披露してくれました。小脇に抱えたバッグやホワイトトップスに重ねたシルバーネックレスなど細部にまでこだわった小物がとってもおしゃれ。シックに決まりがちなモノトーンコーデですが、リンダのようなルーズな雰囲気に仕上げるのが新鮮。オールツイードのチェッカーボード柄で品よく2023年10月、バーガンディのチェッカーボード柄に身を包み、シャネルのショーに出席するリンダをキャッチ。コート、中に着たカーディガンとスカートをすべてツイード素材で統一して品の良さを感じるスタイリングに。また、ほっこりしがちなツイード素材ですが、彼女のようにスカートで着こなすことで抜け感を演出。スタイリッシュなサングラスも垢抜けポイントです。シックなコーデは差し色のブルーバッグで華やぎを使い勝手の良いレザーブルゾンにミディ丈スカートを合わせたリンダ。ブラックと相性のよいグレーのニットをインナーにし、重く見えがちなコーデを軽やかに昇華していました。ブラックに映える鮮やかなブルーのバッグは、ロエベのアイコバッグ、パズル。ミニマルでシンプルですが洗練さが漂うリンダのスタイリング術をぜひ参考にしてみては。また、彼女のインスタグラムでは、おしゃれで優雅なファッションとライフスタイルもチェックできるのでぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。Senior Writer:H_aco
2024年02月19日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回はファッションアイテムの中で、一瞬で雰囲気が変わる帽子のスタイリングをピックアップしてみました!1. スタイリッシュなバケットハットバケットハットはその特徴的な形で、スタイリッシュなアクセサリーとして人気!さらに、すっぽりとかぶれて、頭部や顔を日差しや雨、風などから保護してくれる点も魅力的。機能的にも優秀なハットです。2. キャップはクールな存在キャップのような定番のデザインは、幅広い年齢層やスタイルにおいて人気があります。目や顔を守るためのアイテムとしてだけでなく、やはりクールにカジュアルダウンできでその日のファッションを一瞬でカッコよくしてくれる存在ですよね。男女ともに大変人気!3. スカーフを上手に身につけてスカーフを頭に巻くことで、一瞬にしてファッション全体に華やかさや個性を加えることができますよね!こちらのモデルさんも、全体はブラック&ホワイトでまとめていますが、カラフルなスカーフでおしゃれがワンランクアップ。色やパターンのあるスカーフを使うと、シンプルな服装にアクセントを加えて魅力的なルックスを演出することができます。4. 寒い日にはニット帽ニット帽は、素材の特性から保温性抜群です。また、さまざまなスタイルや服装に合わせやすく、カジュアルからスポーティなスタイルまで幅広いコーディネートにマッチします。そのため、男女ともに人気!また、最近では猫耳がついたニット帽などといったユニークな形のニット帽も人気。どんどん種類が増えているようです。5. 上品でシックなベレー帽シンプルで上品なベレー帽は、多くのスタイルやシーンにマッチし、優雅な雰囲気を与えてくれるようです。ベレー帽を被ることで、普段の装いにひと味違ったクラス感をプラスすることができますよ!日常のファッションアイテムとしてだけでなく、特別なイベントやフォーマルな場面にも適したアイテムとして人気を集めています。6. 大きいつばのおしゃれなハット大きなつばが特徴的なハットは、その存在感やファッショナブルなデザインで注目されやすいですよね!このかたの帽子も、色から形までユニークで、彼女の服装にぴったり!その洗練された見た目で、着用者にエレガントな雰囲気を与え、どんな装いにもクラスをプラスします。帽子は、その時々のスタイルによって、より個性や好みを表現するための素晴らしいファッションアクセサリーの1つです。自分のスタイルや感性を表現し、他の人と差をつけながら、ぜひファッションを楽しんでください。写真、文・平野秀美
2024年02月17日2023年のファッションウィーク開催中に注目を浴びたファッショニスタをピックアップ。Coordisnapの海外ストリートスナップでもお馴染みのタム・マクファーソン(Tamu McPherson)は、ライフスタイルサイト「ALL THE PRETTY BIRDS」の創設者で、トレンドを上手く取り入れた大人の着こなしが得意。今回は、2023年の彼女の着こなしをプレイバックしてお届けします。シンプルだけどシルエットにこだわったアイテムやエッジの効いたデザインでコーデを格上げするテクニックを探ってみて。「大人可愛い」を約束してくれるドット柄コートパリのストリートでヴァレンティノのドット柄コートを主役にしたタムをキャッチ。幼く見えてしまいがちなドット柄もサイズの異なるドットが施されることで、ポップで洗練された雰囲気に仕上がります。さらに立体感のあるスクエアシルエットなら圧倒的な存在感も。ボトムや足元は潔くシンプルにしてコートを際立てるのが正解です。ディテールや素材にこだわった大人のモノトーンモノトーンでキメたい時はタムのようにディテールにこだわったアイテム選びが重要です。フェザー素材のマニッシュなワイドパンツに、ところどころにポケットが施されたミリタリー風トップスを合わせることで、脱・マンネリできそう。サイバーなサングラスもモードな雰囲気を添えてくれます。デニムONデニムは白Tを仕込んでこなれ感今旬トレンドのデニムスカートですが、ステラマッカートニーのデニムをセットアップで着こなしたタム。美シルエットゆえ、ちょっぴり堅苦しく見えがちなデニムONデニムは、タムのように爽やかな白Tをインナーに合わせることで抜け感を演出できます。パッチワーク風のデニムジャケットなど、こだわりのデザインを選ぶのも周りと差を付けるコツです。ベージュのトーンオントーンで品よくコーデを格上げエルメスの会場でベージュのトーンオントーンを楽しむタムをキャッチ。ほっこり感の出やすいコーデュロイ素材もパンツのスーツルックならとっても上品で洗練された着こなしに。さらに、白のローファーでクラシックな足元を意識すると大人っぽく仕上がります。ベージュと相性抜群の赤いショルダーバッグがアクセント。異素材で叶える洗練ホワイトフェラガモの会場で優雅なオールホワイトの着こなしを披露してくれたタム。ざっくり感が大人可愛いニットトップにメッシュ素材のスカートを合わせることでワントーンコーデに奥行きを演出していました。さらに、スリットから覗く素足で「女っぽ」雰囲気を添えて、ブラック小物でコーデ全体を引き締めれば洗練された異素材ミックスが完成。シンプルな着こなしが好き、でも素材やシルエットにはこだわった大人コーデを楽しみたいと言う人は、ぜひタムのコーデを参考にしてみてはいかがでしょうか?Senior Writer:H_aco
2024年02月16日世界で活躍するお洒落賢者たちをピックアップする【今、気になるファッションアイコン】シリーズ。ファッションをもっと楽しみたいとき、おしゃれをアップデートしたいときには、ぜひ彼女たちを参考にしてみて。今回ご紹介するのは、ノルウェー出身のインフルエンサーであるアナベル・ローゼンダール。ラグジュアリーストアのヘッドバイヤーを務めたのち、フリーランスとしてコンサルタントやディレクターとして活躍しています。トレンドをリアルに落とし込んだ冬コーディネート、そして来たる春に向けて参考にしたい軽やかスタイルをピックアップしました。パファージャケットはボトムをすっきりと黒を基調としたウィンタールックは、シャカシャカとした素材のパファージャケットで軽やかさを両立。ふっくらとしたシルエットなので、ボトムはIラインスカートと細身ブーツですっきりさせると良バランスです。ぽってり厚みのある幅広スクエアトゥのブーツがモード感に貢献。シルエットと小物選びにこだわってインフルエンサーのダーヤ・バラニクと、コペンハーゲンファッションウィーク開催中のストリートにて。きりっとした印象のモノトーンコーディネートは、ゆとりのあるコートとパンツを選ぶことで脱力感を宿し、こなれ感をアピール。きらっと輝くスタッズベルトがハンサムムードを底上げしてくれます。仕上げに渋色カーキバッグを加え、大人らしい配色を意識。シンプルでも成功するしなやかブラックコーデ付かず離れずなシルエットのハイネックニットプルオーバーに、センタープレスパンツを合わせたブラックコーディネート。緩やかに広がるフレア型パンツなら、力強い黒にしなやかさを共存させることができます。ハンサムなレザージャケットをさらりと重ね、ミニマルシックを実現。シアートップスでトレンド感を演出冬と春の端境期に、こんな着こなしを参考にしてみてはいかが? 黒でまとめたトップとデニムパンツの着こなしは、シアートップスを迎えることで奥行きを作り、モダンなオーラを演出。ゴールドネックレスやベルトなど、格上げが叶う小物術にも注目。高揚感漂うカラーコーディネートを楽しむロゴカットソーとブルーデニムパンツのカジュアルワンツーに、ピンクのチェック柄ジャケットを重ね春の訪れを表現。親近感のあるデニムパンツがあるからこそ、外しが効いてトゥーマッチになる心配もなし。仕上げにパステルイエローのミニハンドバッグを携え、高揚感漂うカラーコーディネートをコンプリート。冬から春にかけて役立つ、アナベル・ローゼンダールのスナップを5選お届けしました。モードすぎないリアルな着こなしが魅力なので、ぜひチェックしてみて。
2024年02月07日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。2月に入り、まだ気温は低いものの暖かい春のファッションが気になってきますよね。季節の変わり目は、どんな服装がいいか悩みやすい時期。今回はそんな時期にぴったりなアウターをご紹介いたします。1. さっと羽織れるビーガンコート2月といっても、まだまだ肌寒い季節。でも重苦しいファッションにはしたくないというかたには、ビーガンレザーのコートがピッタリ!すっきりとしたスタイルだからこそ、仕事やプライベートでも着られる優秀コートです。高級感もある素材なので、ゴージャスにも見えます。2. お洒落なトレンチコートいつだってオススメのトレンチコート。こちらはちょっとこだわり抜かれたデザインなので、高級感あり!お値段もそれなりにしてしまいますが、長い間愛用できるので、今年は思い切って、自分らしい個性的なトレンチコートも買っていいかも!?3. 薄手のウールコートウールコートは冬に大人気ですが、春に近づいてくると、厚手のウールコートはちょっと暑苦しい気もします。こちらのコートのように、薄手のウールコートなら、春先まで使えるのでとっても重宝します!またブラックよりも、ネイビーやグレーなど少し色が付いているほうが、春に向けてはオススメ。4. 淡い色で勝負!春といってもコートが手放せない日には、このように淡い色の温かいコートがあれば、重すぎず雰囲気も春っぽくて素敵!またパーティーやイベントといった時にも愛用できる鮮やかコートが1着あると、急なお出かけなどにも便利です。5. 定番コートを羽織るように着るさて、先ほども紹介したトレンチコート。こちらはもっとカジュアルで定番のシンプルなデザイン。薄手なので、さっと羽織るように着ることができるのでとっても便利です。またかしこまった雰囲気ではないので、カジュアルでかつ大人っぽい印象にしたい時には、このようなトレンチがイチオシ!今回はこれからの時期にオススメの薄手アウターをご紹介いたしました。これからの季節、上記のようなアウターをうまく着こなして、春に向けておしゃれしてくださいね。写真、文・平野秀美
2024年02月04日2023年に開催されたファッションウィークで注目を浴びたファッショニスタをピックアップし、着こなしをプレイバッグ。今回は、Coordisnapの海外ストリートスナップでお馴染みのデンマーク出身のファッショニスタ、Emili Sindlev(エミリー・シンドレフ)です。ベーシックなカラーに頼らず、ハッピーを呼び込むカラーやプリントミックスコーデが得意な彼女。毎日をポジティブにしてくれるような色使いはデイリースタイルのお手本にしたいところです。マニッシュなジャケットはスカートを合わせて女っぽコペンハーゲンで行われたファッションウィークにて、ストライプ柄のビッグショルダージャケットを主役にしたエミリーをキャッチ。タイやキャップ、スニーカーなど、マニッシュな小物を散らしつつ、ミニスカートで「女っぽ」を忘れない甘辛コーデにドキッ♡ エミリーらしいブルーやグリーンのカラフルな小物使いもマネしたい。まるでバービーのようなキュートさを纏ってブラックとピンクのコントラストが印象的なスタイリングを披露してくれたのは、パリで行われたアレッサンドラ・リッチの会場。ドーリーな黒のリボンとキュートなピンクのペンシルスカートでまるでバービーのような愛らしさに。さすがピンクを取り入れたコーデがお得意のエミリー! さらにクロップド丈のブルゾンにハイウエストのペンシルスカートを合わせることで脚長効果も抜群です。リッチ感を残して程よくカジュアルダウンが叶うマックスマーラのユニークなTシャツにミディ丈スカートを合わせ、フーディでカジュアルダウンしたエミリー。厚手で立体感のあるミュウミュウのフーディならリッチな雰囲気を残しつつ程よく着崩すことができます。さらに、ベーシックカラーでまとめつつ、チャーミングなアライアのハート型バッグをアクセントにするところがエミリーらしい。ヴィンテージ風レザーコートで即こなれ感鮮やかな黄色のニットトップにチェック柄ボトム、アウターはヴィンテージ風のバーガンディのレザーコート。素材もカラーも統一性がないアイテムを上手く着こなすエミリーのファッションセンスはさすがです。中でもバーガンディのレザーコートは、身に纏うだけでこなれ感を漂わせられる優秀アイテム。さらに、マイクロミニボトムは、2024年春夏のトレンドアイテムなのでぜひコーデに取り入れてみてください。丈感が気になる場合はエミリーのようにロングアウターを合わせるのがおすすめです。ヒョウ柄セットアップはカジュアルに昇華して今っぽくアバンギャルドになりがちなレオパードのセットアップをおしゃれポップに着こなしたエミリー。コツは明るめトーンのレオパード柄をチョイスし、インナーをブラックで引き締めることで、レオパードが悪目立ちせず、上手くまとまります。さらに、ミュールにも注目。左右異なるビジューで視線を散らすことでレオパードの存在感を薄めることにも成功。ダークカラーを取り入れがちな冬のデイリーコーデは、エミリーのようなポジティブなカラーを纏って気分を盛り上げてみて。きっと「大人可愛い」おしゃれが楽しめるはずです。Senior Writer:H_aco
2024年02月02日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回はファッショニスタが愛用している膝下、またはロングスカートスタイルをピックアップ!やはりこの長さは上品に見えて大人っぽさが増します。どんなスカートがお好み!?1. エッジの効いたスタイルビーガンレザーを使用した膝下スカート。ビーガンレザーや一般的なレザー素材はエッジの効いた印象を与えて、クールでロックな雰囲気があります。スカート丈を膝下にすることで、女性らしさと同時に少しのアクセントを加えることができます。この組み合わせは、ファッションにおいて独自のスタイルを求める人たちにとって魅力的ですよね!2. 大胆スリットが魅力的Aラインスカートは、ウエストから裾にかけて広がるラインが特徴的です。優雅で女性らしい印象を与え、全体のバランスが美しく見えます。こちらのスカートは大胆に入ったスリットがポイント。シンプルでありながらも動きやすく、また動くたびに見えるブーツや肌がドキっとさせてくれます。3. 上品なプリーツスカートこちらのプリーツスカートは、素材やカラーが独特なため、動きによって生まれる優雅なフロー感がとっても美しい。また光と影で、メリハリのあるスカートスタイルになっています。このフロー感は、上品でエレガンスを引き立て、着る人に柔らかく品のある印象を与えてくれています。4. 個性的な柄でインパクト大個々の好みやシーンに合わせて服の柄を選択すると思いますが、パターンが入ることで、スタイル全体の印象を変えることができます。また、柄のあるスカートはそのデザインによって個性や特徴が際立ち、着る人の個性や主張を表現するのに適しています。5. バルーン風スカートこちらは完全なるバルーンスカートではないですが、変形型コクーンスカートで、動くとふんわりとしたシルエットになるのが特徴。柔らかな魅力を引き立て、動くたびに揺れる姿が可愛らしさやエレガンスを演出します。特に、歩くとスカートのシルエットが広がり、軽やかな動きが生まれるため、穏やかで女性らしい印象を与えます。スカートは、脚や腰の動きにフレキシブルに対応しやすく、この自由な動きは、着る人に穏やかで優雅な印象を与えるだけでなく、快適な着心地を提供してくれますよね。いろんな形のスカートがあるので、自分好みのデザインを見つけてみてください。写真・文 平野秀美
2024年01月27日世界で活躍するお洒落賢者たちをピックアップする【今、気になるファッションアイコン】シリーズ。ファッションをもっと楽しみたいとき、おしゃれをアップデートしたいときには、ぜひ彼女たちを参考にしてみて。今回お届けするのは、豪版『VOGUE』の編集長を務めるクリスティン・センテネラ。同時に『WARDROBE.NYC』というアパレルブランドも手掛けています。彼女が愛するのは、スリムなパンツやスカートのエレガントなボトムに、ビッグシルエットのコートを合わせモード感を融合させた着こなし。昔から変わらない確立されたスタイルで自分らしさを体現しています。冬に参考にしたいコーディネートを5選ご紹介します。上品コートは迫力シルエットでモダンさを強調トップスからシューズまで黒で繋いだ着こなしは、サテンスカートとレザーブーツで素材に変化をつけ、のっぺりするのを防止。筒幅にややゆとりのあるブーツなら、重厚感が生まれて格好よさ抜群。そんなブラックスタイルをしなやかに導くべく、アウターはアイボリーのチェスターコートをチョイス。パワーショルダーだからこそモダンな印象が高まっています。メリハリシルエットでモノトーンの完成度をアップこの日も黒を基調とした着こなしを披露。ぴたっとしたスキニーパンツとポインテッドトゥソックスブーツの合わせ技なら、ストイックなムードが高まって切れ味良く整います。そこにグレーのオーバーサイズジャケットを重ね、メリハリシルエットを描くとモードに着地。セットアップを活用すれば時短で絵になるトラッドな趣漂うチェック柄のチェスターコートとパンツの組み合わせで、楽してお洒落を実現。オーバーシルエットのコートとゆったりパンツなら、気張りすぎない雰囲気にまとまります。トップスとシューズはスリムな黒で統一し、色とシルエットに強弱をつけて。レディな着こなしにハンサムジャケットを重ねてこの日も、最愛ブラックのコーディネートを披露したクリスティン。黒がメインだからこそ、真っ白なポインテッドトゥパンプスのシャープさと軽快さを強調することに成功。膝丈スリットスカートとパンプスのレディな組み合わせに、ハンサムなレザージャケットを投入しぴりっと辛口に。ブルーグラデーションで奥行きを作るクラシカルなトレンチコートは、ネイビーを選んで上品さを高めつつ、オーバーシルエットで今っぽさを確保。そこにブライトブルーのパーカを忍ばせると、奥行きが生まれて顔周りの立体感がアップ。パンツとパンプスは黒で統一しながら、スリットパンツならちょうどいい抜け感を獲得することができます。クリスティン・センテネラの冬コーディネートを5選お届けしました。シンプルながらもあか抜けて見える理由は、こだわりシルエットにあり。ぜひデイリーの参考にしてみて。
2024年01月15日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。2024年は開運スタートしたい!そんな方におすすめの縁起が良さそうなオシャレピアスをご紹介いたします。1. 縁を結んでくれそうなリボンピアス大ぶりでインパクトのあるキラキラピアス。縁を結んでくれそうなリボンの形をしたピアスは、最近特によく見かけるようになりました。インパクトのみならず、縁起も良さそうなデザインは、2024年初めからぜひ身につけたいデザイン!2. 蛇は幸運の象徴かなり個性的なデザインが強烈なインパクトを与えてくれるこちらのピアス。蛇は幸運の象徴とも言われ、特にゴールドカラーは金運が良くなりそう!またデザインとして蛇が天に向かっている点も縁起が良さそうですよね。なかなかこのタイプの形を探すのは難しいかもしれませんが、逆に探せたら幸運の証かも!?3. 雫型のピアス最近ファッショニスタのあいだでよく見かける、こちらの雫型のピアス。特にゴールドカラーが人気のよう。雫は癒しや浄化、そして生命力や希望を意味するシンボルなんだとか。デザイン的にも服装に関わらず身につけられそうなデザインなので、ひとつ持っていると重宝しそう。4. 小ぶりのキラキラピアス重ねつけやっぱり小ぶりのピアスは可愛いですよね!中でもキラキラしたダイヤモンドのピアスやジルコニアなど、デザイン違いを重ねつけすると、よりゴージャスに見えます。こちらのかたはすべてのピアスはキラキラしているけど、ひとつひとつは小ぶりでデザインが違うので、とっても洗練された耳元に見えます。5. パールを贅沢に使用日本ではひと粒パールやシックなデザインが人気のパールですが、こちらのかたのように遊び心のあるパールピアスも、これもまたお洒落!ブルーのアウターとホワイトパールの色の相性もとてもよく、かなり個性的なピアスではありますが、おしゃれに見える!6. 見せる時は思いっきりパーティードレスを着用しているこのお二方のピアス、かなり大ぶりで印象深いデザインですが、見せるところは思いっきり見せるという印象。どちらも大胆過ぎる程の大きさのピアスを上手にシックに着こなしています。いかがでしたでしょうか?2024年は、今まで選んだことのないデザインのピアスで、雰囲気をガラリと変えてみるのもいいかもしれません。新しい自分らしいピアスをぜひ楽しんでみてください。写真、文・平野秀美
2024年01月13日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。デートに着ていきたい、オシャレなコートをピックアップしてみました!1. 柄が印象的!ロングコートブラックの超ロングコートは一般的ですが、こちらはそこに描かれた美しい花柄模様が、とっても女性らしさを演出していてインパクト大!絶対に被ることのないアウターですね。またそれほど寒くない時期には、パンプスに合わせて足元をスッキリさせると、よりセクシーに見せてくれます。2. アイボリーは、きれいスタイル好きにこのアイボリーのロングコートは、万人にウケの良さ抜群!またロングコートでも重い印象にならないので、軽やかでスッキリとした印象に見せてくれます。他の小物の色とも合わせやすいので、1枚あるととっても便利。デートやパーティなどにおすすめのカラーです。3. トレンチコート VS ウールコートどちらがお気に入りですか?真冬になるとトレンチコートだけでは寒い印象ですが、最近は暖かく着こなせる機能的な服も出てきているので、真冬でもトレンチは人気です。またウールコートはやはり暖かさ、そして清潔感もあり多くの人に選ばれています。どちらもおすすめのアウターですので、寒さやお出かけの理由によって使いわけるといいかもしれません。4. ビーガンレザーで個性的にビーガンレザーコートは、環境への配慮や動物愛護に寄与するだけでなく、スタイリッシュで洗練されたデザインにも特徴があります。ビーガンレザーは今ではトレンドの1つで、暖かくて種類も豊富に出ているので、選ばれやすいようです。色はとってもユニークなクリーミーブルー。かっこいい印象も強く、デキる女性に見せてくれるので、ぜひ1着は持っていてもいいかもしれません。5. レディースケープコートで上品にレディースケープコートはとっても雰囲気がありパーティーや重要なイベントなどでよく見かけるコート。その清潔感、優雅さ、そして特有のロマンティックな雰囲気があります。彼女はブラックとホワイトで全体を組み合わせ、シックに決めています。パーティーにぴったりな華やかなスタイルです。デートでも、高級レストランや雰囲気のある場所に行く時にも、これくらい気合を入れてもいいかもしれません。6. チェックはいつだって魅力的!シンプルなロングコートはよく見かけますが、こちらのようにチェック柄もやっぱり雰囲気があって素敵!きれいに決めるというよりは、味のあるスタイルを好むかたに人気があるコートかもしれません。チェックコートはシンプルな服装にアクセントを加えるだけでなく、他の柄や色との相性も豊富です。これにより、様々なスタイルやシーンに合わせてコーディネートを楽しむことができます。冬のコートの魅力は、防寒だけでなく、ファッションアイテムとしての存在感や個性を引き立ててくれ、季節感を演出できるのが楽しいですよね!これから冬本番。どんなコートを今シーズンは楽しみたいですか!?ぜひ上記のスタイルも参考にしてみてください。写真・文 平野秀美
2023年12月30日世界で活躍するお洒落賢者たちをピックアップする【今、気になるファッションアイコン】シリーズ。コーディネートのマンネリを解消したり、新鮮さを宿すならぜひ彼女たちを参考にしてみては?今回ピックアップしたのは、オランダのアムステルダム出身で、モデル、スタイリスト、クリエイターとしてマルチに活躍するヴェラ・ヴァン・エルプ。カットソーやシャツなど、真似しやすいベーシックアイテムを使いながら、今っぽいモダンさを融合させたスタイルが得意な彼女。この冬、そして来たる春に向けて参考にしたい着こなしをストリートスナップからご紹介します。スポーティと上品さをミックス真っ白なカットソーにクリームホワイトのダウンベストを重ね奥行きをつけたら、黒のバイカーショーツを合わせアクティブなスポーティスタイルへ。白靴下とバイカラーローファーで足元をグッドガールに整えつつ、黒ベルトでウエストマークすることでクラスアップを実現。異なるテイストをミックスしても良バランスなのは、慣れ親しんだ白黒で構成しているからこそ。ぬくもり素材で冬らしい着こなしを楽しむオーバーサイズのジャケットとコンパクトなミニスカートのバランスが良い着こなし。フェザータッチやニットのぬくもり素材で、冬らしい表面感たっぷりな装いを楽しんで。まろやかな配色の着こなしに、重厚感のあるエンジニアブーツを合わせ辛口要素をトッピング。オーバーシルエットで気負いなくジャケットとハーフパンツの辛口レザーセットアップは、身体が泳ぐシルエットを選ぶことで親近感を両立。ドライカーキのインにライトグレーニットを仕込んでニュアンス配色にしたら、黒ベルトでウエストマークしてメリハリを描いて。抜け感コートは色で冒険心を満たすキルティング加工が効いたカジュアルなダウンコートは、イエローを選ぶことで無難になるのを防止。くすんだカラートーンなら、印象がきつくなりすぎず取り入れやすいです。同じカラーのジャケットを忍ばせて奥行きを作ったら、真っ白なカットソーとシューズで切れ良く整えて。ベージュを基調としてしなやかな佇まいへ春になったら試したい、ベージュを基調としたワントーンコーディネート。ぼんやりしがちなベージュも、ショート丈のシャツとセンタープレスパンツでスタイルアップを実現。トップグレーのトップスとパンプスで洗練配色を目指して。冬なら、このスタイルにニアリーカラーのコートを重ねたスタイリングもおすすめ。 ヴェラ・ヴァン・エルプのストリートスナップを5選お届けしました。参考にしやすいアイテムを使っているので、ぜひデイリーの着こなしに取り入れてみて。
2023年12月29日世界で活躍するお洒落賢者たちをピックアップする【今、気になるファッションアイコン】シリーズ。彼女たちを参考にすれば、寒い冬でも気分が上がるような着こなし方法がきっと見つかるはず。今回ご紹介するのは、イタリア出身のモデル、デジタルクリエイター、インフルエンサーのキャンディラ・ノヴェンブレ。ミラノ在住の彼女が得意とするのは、ミラネーゼならではの上品さをベースにモダンさをミックスしたスタイルです。冬のお出かけが楽しくなりそうなコーディネートを、ファッションウィーク中のスナップからピックアップ!花柄ワンピースでモノクロスタイルが華やぐ無彩色であるモノクロコーディネートに立体感を宿すなら、柄アイテムを取り入れるのが簡単。大花柄のボウタイワンピースなら、華やかさがぐっと高まります。黒パンプスやパールイヤリングを添えてフェミニンに整えたら、相反するタフなレザーコートを重ねて甘辛ミックスに仕上げて。シャイニーコートがあればシンプルでも絵になる!クラシカルでシンプルな組み合わせの着こなしも、シャイニーなコートを主役にすれば着映え力抜群。ほかのアイテムをシックな黒で統一すると、モダンさを引き立てることに成功。コートのウエストをきゅっと絞り、構築的なラインを描いてエレガンスを倍増させました。イエロー×ホワイトで爽やかなポジティブスタイルへ冬になると、ダークカラーの装いに安心しがち。気分も一新するなら、パステルイエローのコートとホワイトアイテムを掛け合わせ新鮮さを楽しんで。仕立ての良さを感じるウールコートなら、ポップに傾きすぎず大人顔。デザイン性の高いデニムパンツで遊び心を加味白カットソーに黒レザージャケット、そしてブルーデニムパンツを合わせた辛口カジュアル。凝ったデザインのデニムパンツなら、無難にならず個性を語ることができます。手元にはパンツの色を拾ったパウダーブルーのレザーハンドバッグを携え、一体感を意識。ツイードコートをドレスのように着こなしてコートが主役になる季節だからこそ、くすみイエローのツイードロングコートというステートメントなアイテムで視線を独り占め。パステルイエローのバッグ、ブライトイエローのパンプスのように、異なるイエローの小物を重ね小気味よく。インナーは白を選び、イエローのフレッシュさをアシスト。カンデラ・ノヴェンブレのウィンタースタイルを5選お届けしました。ほんのりモードが漂うエレガントスタイルで、冬ならではの着こなしを楽しんで。
2023年12月28日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回はファッショニスタが愛用するマフラーをチェックしてみたいと思います。マフラーの巻きかたにも注目です!1. シンプル is ベスト清潔感がありモダンなスタイルに、ユニークなメガネがぴったりなファッショニスタは、シンプルに無地のボリュームがあるブラックカラーのマフラーをチョイス。とても力強く魅力的なスタイルに仕上がっています。2. フリンジ付きマフラー色の選びかたもですが、なによりもフリンジ付きの網マフラーが印象的なスタイル。マフラーは寒さをしのぐための小物としても有効ですが、上手に選ぶと冬ファッションのメインにもなります。冬にしか楽しめないマフラーファッション、その日のスタイルによって楽しんでいきましょう。3. チェック柄でカジュアルにホワイトとイエローを上手に組み合わせたきれいなスタイルに、印象深いチェック柄のマフラー。チェック柄はカジュアルに見せてくれるので、スポーティに見せたい時にはぴったりの柄です。色の組み合わせもマッチしていて、まとまっています。4. 同じ素材と色で組み合わせこちらはトップスと同じ素材と色を組み合わせた、一見マフラーに見えないスタイル。トップスと同じものを選ぶことで、マフラーの存在と印象をできるだけ薄くすることができますね。スッキリ見せたい時や、シンプルに組み合わせたい時に使える手段です。5. 『バーバリー』チェックで決める!全身バーバリーチェックで決まっているこちら、今年の新作カラーのデザイン。マフラーだけでも上品さを感じさせてくれるチェック柄です。さすがバーバリーチェック!ホワイトとブルーの組み合わせも清潔感がありインパクト大。6. 新しいマフラーの形私もJ.W Andersonの似たようなタイプのマフラーを持っていますが、本当に首周りを温めてくれ、邪魔にならずスッキリとしたスタイルに決まります。こちらのかたのように、ワンピースと同じ色を選ぶと、セットスタイルのように見えてスッキリと決まっています。マフラーを強調したくない時やスッキリまとめたい時は、絶対的におすすめの新しい形のマフラーです。いかがでしたでしょうか?暖かさとスタイルの融合を楽しめるマフラーは、冬だけに楽しめるオシャレ小物。単なる防寒アイテムに留まらず、着るひとの個性やセンスを引き立て、季節感やコーディネートにアクセントを添える存在として、幅広いシーンで愛されています。ぜひ自分スタイルで、マフラーをお洒落の1つとして楽しんでください。写真・文 平野秀美
2023年12月24日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。ブランドバッグもいいし、個性的な形のバッグもいい!ということで、今回はファッションウィーク期間中に気になった個性的なバッグたちをピックアップしてみました。1. 風呂敷のようなバッグで目を惹くかわいらしいファッションがとっても似合っているこのかたのバッグは、風呂敷のような可愛らしい形。また色もパッと目をひくオレンジです。全体がモノクロで統一されているからこそ、メインアイテムとして注目したくなりますよね。2. カラーバランス最高のクラッチカラーの選びかたが最高!なかなかグリーンのクラッチバッグを選ばないと思うのですが、服や小物とまったく異なる色にすることで、なんとも言えない相乗効果が生まれ、全体の印象が一段とオシャレに見えますよね!このグリーンのクラッチバッグ、大きめでより目立ちます。3. 『ルイ・ヴィトン』の超個性的なショルダーバッグ!?よくみると、『Louis Vuitton』というロゴが見えるオシャレすぎるショルダー。これはネックレス?それともバッグ?と目を疑ってしまいます。どちらにしても、一般的なサイズや形では無いのは確かです。高級ブランドがつくるデザインは、私たちがまったく想像つかないことをするので、面白いですよね!4. 『ロエベ』のウエストバッグ定番ではありますが、やはりロエベのこのタイプのバッグは重宝します。サイズと色がとってもオシャレです!邪魔にならずポイントカラーになって、全体のスタイルを引き立ててくれています。ひとつあればいろんな場面で活躍してくれそうですよ!5. 『アクネ』のコロンとしたハンドバッグ淡い色と形が特徴的な『Acne Studios』のハンドバッグ。このかたの組み合わせがとっても魅力的!レッドのオーバーサイズのトレーナーに合わせたグリーンの豹柄スカートにぴったりですよね。6. 運気が上がりそうな形形も色も運気が上がりそうなチャーム型のバッグ。中に何が入るかな?とワクワクしそうなミニバッグです。彼女のようなモダンでシックなスタイルだと黒のクラッチや革系のバッグを選びがちですが、このように遊び心があるバッグも、その日のファッションの雰囲気を変えてくれて楽しい!いかがでしたでしょうか?本日は一風変わった形のバッグをご紹介いたしました。とは言ってもファッションとしては抜群のアイテムでもあるバッグは、定番の形から遊び心ある形まで自分好みに揃えたいですね!写真・文 平野秀美
2023年12月23日東京の街でキラリと光るおしゃれさんをピックアップし、紹介するストリートスナップ企画。第1回は個性光るスタイリングが目を引く会社員の【わっしーさん】@___s_29が登場。彼女がこの冬気分だというロックなコーディネートに、トレンドのバラクラバを掛け合わせた独自のMIXコーデや、絶妙なレイヤードテクニックに注目です。トレンドのマフラーつきバラクラバを辛口に味付け「テーマは海外スナップにいそうな感じ。今季かなり重宝しているマフラー付きのバラクラバを主役に、レザーやチェック、ランジェリーキャミソールなど少しロックなテイストをMIXしてスパイシーに仕上げました」・着用アイテムボアジャケット:Ungridカットソー、キャミソール:古着スカート:韓国系の通販サイドゴアブーツ:MAISON SPECIALネックレス:ZARAマフラー付きバラクラバ:SLYバッグ:セレクトショップレイヤードテクとグレーの差し色がポイント「インナーにキャミソールを重ねたり、大きめなネックレスでアクセントをつけたりと、シンプルすぎずアクセントのある着こなしが好き。今季気になっているグレーカラーを所々に入れてトレンド感をプラスしました」-ファッションのインスピレーションを教えてください「Pinterestで海外スナップを見て、そこからアイデアを得ることが多いです。Pinterestはおすすめの提案度が高くて、関連したものが出てきてくれるので、自分好みのコーデを集めて保存しておくようにしています」-お洋服はどこで買うことが多いですか?「古着屋か通販です。古着屋は三軒茶屋や下北沢、中目黒あたりのショップを回ります。通販だと最近は“ARCANA ARCHIVE”など、セレクトのプラットフォームを見ることが多いですね」-この冬注目しているファッションは?「グレー系アイテムはトレンドで見る機会が多いこともあり、私自身も今気分です。あとは韓国アイドルのスタイルも参考にしているので、そこからのバレエコアファッションに注目しています」Senior Writer:Manami Ishii着用アイテムはすべて本人私物です。記事内の情報は執筆時のものになります。あらかじめご了承ください。
2023年12月19日世界で活躍するお洒落賢者たちをピックアップする【今、気になるファッションアイコン】シリーズ。今回ご紹介するのは、ブロガーブームを牽引した1人であるガラ・ゴンザレス。1986年にスペインで生まれた彼女は、ロンドン芸術大学にて学位を取得。2007年にスタートさせたブログで人気に火がつき、今では世界を代表するインフルエンサーとなりました。#NoMoreSeasonsをコンセプトにしたシーズンレスなサステナブルブランド『AMLUL』の創設者兼クリエイティブディレクターも務めています。彼女が愛するのは、エレガンス漂うファッション。フェミニンさと今っぽいモード感を併わせもったスタイリングに注目です。端正なブラックにソフトなグリーンを仕込んでレースのような表面感とパワーショルダーがモードなコートに、華奢なレースアップパンプスを合わせ、黒のシックな印象を引き立てて。淡い色味が落ち着いた印象を醸すグリーンワンピースをインに迎えれば、黒を柔らかく着こなすことができます。バッグはレザー素材を選び、奥行きをオン。オーバーシルエットでかしこまりすぎないネイビーとベージュという上品かつ知的な配色で、大人の余裕をアピール。いずれもオーバーサイズをチョイスすれば、かしこまりすぎないエフォートレスな雰囲気が生まれます。だぼっとしすぎないよう、マイクロミニのハンドバッグとシャープなポインテッドトゥパンプスを選び、メリハリを意識。黒で統一すると引き締めも叶います。ブルーを小さく効かせクリーンさを両立クールな面持ちのオールブラックコーディネートは、レザーコートを主役にすることでタフな都会派ムードをエンジョイ。そこにくすみブルーのハンドバッグを効かせると、クリーンさが加わって洗練された印象が高まります。さらにクラッチバッグ風に抱えることで小粋な表情へ。優雅なセットアップでミニスカートコーデにチャレンジともすると幼い印象に傾きがちなミニスカート。切れよく仕上がるシャカシャカ素材やキルティング加工、そして柔和なベージュのセットアップなら大人の気品が醸せます。ハンドバッグとルージュ、ネイルカラーを深みのある赤でリンクして、マチュアなムードを振りまいて。足元は黒のブーツできりっと引き締め。目を引くボトムでジャケットコーデをドレスダウン白のタートルネックトップスに、ウエスト部分がややくびれた構築的な黒ジャケットを重ね、クラス感漂う組み合わせを意識。そこに相反するハードなダメージデニムパンツを合わせ、ドレスダウンを実行。上下を異なるテイストで分ければ、それぞれの持ち味を引き立て合うことに成功。あらゆるブランドのキャンペーンやコラボレーションに登場するパワーインフルエンサー、ガラ・ゴンザレス。彼女のようにタイムレスなエレガントを軸にした着こなしなら、いつでも凛としたオーラが醸せるはず。ぜひ、参考にしてみて。
2023年12月19日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回は素敵なインフルエンサーたちのファッションとリップカラーについて、チェックしてみたいと思います!1. 上品でグロッシーリッチなピンク全体を個性的でかっこいいデニム&ボンバージャケットでまとめた彼女は、スタイルに映える上品なピンクカラーのリップをチョイス。このタイプのカラーは、どんなスタイルにも合わせやすいので、一番人気とも言えます。最近はマット系も人気で、TPOに沿って選びたいですね。2. 落ち着いた淡いピンクカラー淡いピンクは一般的に優雅で女性らしい雰囲気を醸し出してくれます。肌になじみやすく、柔らかい印象を与えながらも、品のある華やかさを演出しているよう。まさに彼女の今回のスタイルにぴったりな、派手すぎず、上品を強調するリップカラーです。3. インパクト大なレッドレッドは力強く、自信に満ちた印象をもたらしてくれます。リップの色が強調されることで、強さと積極的で目立つ姿勢を感じさせます。まさにこのかたにぴったりなカラー!さらに、こちらのかたのように、レッドカラーのリップは他の色よりかなり目立つため、強い存在感をもっています。顔全体の印象を一変させ、個性的でセクシーな雰囲気を演出。メイク全体の中でも唇にフォーカスを当てますよね。これにより、他のメイクや服装を引き立てる効果もあります。4. 優しいピンクレッド柔らかで女性らしい印象を与えながらも、程よい明るさや元気さを感じさせるカラーです。優しいピンクレッドは、温かみがあり、肌になじみやすい色調なので、自然な印象を演出しつつも、健康的で元気な雰囲気を醸し出します。真っ赤なレッドが少し苦手なかたは、ピックレッドに挑戦してみるといいと思います。5. 肌の色に近いカラーで肌の自然な色調を引き立てつつ、軽い印象を与えるカラー。他のメイクアップとの相性が良いため、アイシャドウやチークとも調和が取りやすいです。また彼女の場合は、インパクトの強いヘアースタイルを活かしたメイクアップと言えます。6. スタイルと合わせたダーク系ダークな色合いは強い存在感をもっています。唇に深みが生まれ、他のメイクや服装とのコントラストが際立ちます。これにより、個性的でセンセーショナルな印象を作り出します。このかたのように、スタイルに合わせたダーク系のリップカラーは、大人の女性らしさや個性を引き立て、洗練された印象を作り上げます。メイク全体やファッションとの調和を考慮しながら選ぶと、より一層魅力的に仕上がります。リップカラーを選ぶ際には、肌の色、シーズン、イベントの性質、お好みのスタイルなどを考慮するといいと思います。最終的には自分の好みが最も重要なので、自分に合ったカラーを知っておくと、心地よく感じ、自信をもってつけることができ、リップメイクが楽しくなります。写真・文 平野秀美
2023年12月17日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回はファッションウィークで出会ったイケメンのヘアスタイルに注目してみたいと思います。1. くりんくりんでかわいらしさ倍増甘いマスクのモデルさんを発見しましたが、とにかくヘアスタイルがくりんくりんで目を奪われてしまいます。とっても雰囲気がかっこいいなか、かわいらしい部分が垣間見れてほれぼれ!個性的でオリジナルな印象をもっているので、他とは違う個性を強調し、視線を引く要素でもあります。2. スッキリ決めたヘアスタイルカッコよく決まったスーツスタイルの彼、イケメンオーラ満開!スッキリと決まったショートヘアも彼のスタイルにピッタリ。スーツなのにボトムスを短くしたり、部分的に飾りをつけたりとお洒落度かなり高いイケメン。3. 頼りたくなるイケメンもう自分でもイケメンだとご存知な感じではありますが、まさにその通り!前髪を上の方にあげてシャープなイケメン顔がよく見えます。シックなスタイルも彼らしくカッコよく決まってます。4. 長めヘアが似合うイケメンボブヘアは一般的にトレンディでファッショナブルな印象ですよね。女性に人気のヘアスタイルですが、男性でもお洒落!短髪でありながらも前髪があるスタイルは、洗練された外見を演出し、時代感覚のある魅力をアピールしているよう。またボブヘアは顔の輪郭やフェイスラインを強調する効果があります。前髪があることで、目や口元がより引き立ち、表情が豊かになります。5. ホワイトカラーがピッタリホワイト寄りの金髪ヘアは明るく、鮮やかな印象をもたらします。これが顔立ちを引き立て、洗練された外見を演出してくれていますよね。また、甘いマスクの彼がとっても美しく、髪色が美しく映えることで、全体のスタイルが際立ちます。6. 前髪を長めにしたスタイルぺたんとした髪質をいかした少し長めの前髪は、ナチュラル感を演出します。髪型が無理なく自然体であるため、リラックス感や柔らかな雰囲気があります。ミステリアスな雰囲気のこちらのイケメンにピッタリなヘアスタイルですよね。 少し長めの前髪があることで、額を覆うような柔らかなラインが生まれ、若々しさや爽やかな印象を引き立てます。これが、年齢を問わず幅広い層に受け入れられる要素となります。髪型は外見に大きな影響を与えます。イケメンのヘアスタイルを真似ることで、自分の外見の印象を向上させ、より引き立った新たな魅力をみることができますよ!写真・文 平野秀美
2023年12月16日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回は1年中愛用できるオールインワンスタイルのオシャレさんをスナップしてみました。夏はオールインワンのままですが、冬は上からジャケットやデニムを羽織るとまた雰囲気が変わりますよ!1.清潔感と爽やかさが印象的ホワイトは女性らしさや優雅さを引き立てる効果があります。肌の色をきれいに見せ、柔らかな雰囲気を演出します。また寒い時期は、上からコートを羽織るだけでバッチリ決まります!ホワイトのオールインワンは他の色や柄との相性が良く、どんなアウターにも似合いそう。また、アクセサリーや小物使いでアレンジがしやすいですよ!2.フォーマルなシーンでも活躍シルキー素材は光沢感があり、なめらかな肌触りで大人気。これがブラックの色合いと組み合わさることで、上品で華やかな印象を生み出します。そして特別なイベントやフォーマルな場面での着用にぴったりなデザインです。シンプルななかにも高級感が漂い、洗練された女性らしいスタイルを演出してくれます。3.季節やシーンに合わせやすいベージュは自然で温かみのある色合いで、肌に馴染みやすい特徴があります。そのため、優雅ながらも親しみやすい印象ですよね。写真のオールインワンは半袖タイプですが、やはりベージュは女性の柔らかな印象を醸し出してくれる、最高のカラーかもしれません。4.クラシックで洗練された印象カーキ色のオールインワンは、そのユニークで温かみのある色合いから洗練されたスタイリングを演出する素敵なアイテム。独特な色合いで、自然な雰囲気や温かみを感じさせることができます。また、シンプルなデザインでも個性を引き立て、カジュアルからドレッシーまで様々な場面で活躍するカラーでもあります。5.きらびやかなデザインパーティやイベントで存在感を発揮するブラックですが、このかたのように光沢感やラメ、ビジューなどが取り入れられていると、一層華やかな雰囲気を醸し出します。彼女のようにオールブラックで決めてもかっこいい!ブラックは暗い色のはずですが、とってもゴージャスで目を惹くカラーでもあります。6.カジュアルでリラックスした雰囲気デニムのオールインワンは、カジュアルでありながらもスタイリッシュで万能なアイテムです。そのため、デニムのオールインワンはさまざまなスタイルやコーディネートに合わせやすく、日常的な着こなしにも適しています。デニムは特に重ね着やレイヤードを楽しんだりしやすい生地なので、季節に合わせてアウターやインナーを調整して着こなすことができます。これらの魅力が組み合わさり、オールインワンは忙しい日常でもおしゃれを楽しむための便利なアイテムとなっています。シルエットが美しく見えたり簡単なスタイリングで時間短縮できたり、魅力がたくさんあるオールインワン。年中使えるスタイルなので、ぜひ今後も注目していきたいと思います。写真・文 平野秀美
2023年12月10日グローバルに活躍する旬なファッショニスタをピックアップしてお届けする本連載。今回は、ファッションスナップでも常連の韓国系アメリカ人、クリッセル・リム(Chriselle Lim)をピックアップ。ファッションアイコンであり、2児の母でもある彼女は、2011年に始めたブログがきっかけでブレイク。その後、2020年にミレニアル世代の働く親をサポートする「Bümo」を立ち上げ、ビジネス面でも才能を発揮。洗練されたファッションセンスはもちろんのこと、働くママとしての注目を集めるカリスマ的存在です。【Profile】生年月日:1985年4月10日(年齢38 歳)出身地:アメリカ・テキサス州Instagramフォロワー数:155.8万人(2023年11月現在)職業:ファッションスタイリスト、ブロガー、デジタルインフルエンサー、起業家洗練された雰囲気が宿るニュアンスカラー一見難しそうなくすみイエローのコートも同じトーンのアイボリーのシャツを合わせることで、全体がまとまりやすくなります。さらに、風になびくボウタイシャツと大胆なスリットが入ったペンシルスカートを取り入れることで、優雅でエレガントな雰囲気に。同じトーンのベージュサンダルを合わせることで軽やかなスタイリングに仕上げた、さすがの着こなしです。主役は脱コンサバが叶うベージュのムートンアウターコンサバな雰囲気が出やすいベージュのコートですが、彼女のようにヴィンテージ風ムートンならリッチでおしゃれ上級者の着こなしを叶えてくれます。バックには大胆なスリットがデザインされているためロング丈でも抜け感をキープできます。素足でヘルシーに着こなせば、ますますリッチでレディな雰囲気に。ハードなレザーはペールカラーで女っぽく昇華フェンディの会場では、レザースカートとレースアップブーツを取り入れたクールな着こなしを披露。アイシーなペールブルーのカーディガンがハードな雰囲気を緩和し、女性らしい印象に昇華。カーディガンを少しずらして肩をチラ見せするのが「女っぽ」を醸し出すポイントです。カジュアルでリッチなツイードスタイルシャネルの会場では、トレンドのツイードジャケットをデニムでカジュアルダウンしたクリッセルをキャッチ。クラシカルな雰囲気をブラックデニムで着崩しつつ、大人可愛いピンクのツイードジャケットでリッチに仕上げるのが彼女らしい。今っぽさを取り入れるならツイードジャケットはクロップド丈がおすすめです。赤のグローブが映えるハンサムなパンツスーツパリのファッションウィークでパンツスーツ姿のクリッセルを発見。今季トレンドでもあるストライプ柄をパンツスーツで取り入れた彼女。ネイビーとホワイトのストライプなら、セットアップで着ても重くなりすぎないのが魅力です。クリーンな雰囲気に仕上げてくれる白シャツは、ボタンをすべて閉めずに着こなすことでラフな雰囲気を添えてくれます。コーデのアクセントにした手元の赤グローブがポイント。おしゃれ通はもちろんのこと、働くママ世代からも圧倒的な支持を得るファッショニスタ、クリッセル・リム。カッコいい中にも女っぽさやリッチな雰囲気が溢れる着こなしが彼女の魅力です。ぜひチェックしてみてください。Senior Writer:H_aco
2023年11月29日