ナイキ(NIKE)のスケートボディングライン「ナイキ スケートボーディング(Nike Skateboarding)」は、日本初のスケートパーク「Nike SB dojo」を、東京・天王洲アイルに2019年4月6日(土)オープンする。「Nike SB dojo」は、スケートボードを新たに始めたい人から上級者まで、全てのスケーターに向けた屋内型スケートパーク。2020年東京オリンピック国際大会で初めて正式競技に採用され、勢いを増すスケートボードをより一層盛り上げる。内部は、ランプ、階段、レールなどのスケートセクションの他、スケートボーダー同士が交流できるラウンジスペースも完備。「NIKE SPORTS FINDER」に登録すれば無料で施設を利用可能だ。また、スケートパークでは、ローカルショップや地域のアーティスト・ライダーによるイベント開催を予定している。スケートボードだけにとどまらず、多様なカルチャーを楽しむ場を目指していく。【詳細】ナイキ SBスケートパーク「Nike SB dojo」オープン日:2019年4月6日(土)営業時間:平日 15:00~22:00 / 週末・祝休日 12:00~22:00入場料:無料※「Nike SB dojo」の利用には、Nike Sports Finderの登録が必要。4月2日(火)より、Nike Sports Finderサイトでの利用登録受付を開始。住所:東京都品川区東品川2-1-1 E号棟TEL:070-2825-9525※入場年齢制限なし、5才以上利用可能。【問い合わせ先】NIKE カスタマーサービスTEL:0120-6453-77
2019年04月05日2020年、日本で開催を迎える国際大会で初めて正式競技に採用されたスケートボードがより一層の盛り上がりを見せるなか、ナイキのスケートボーディングライン「Nike SB」の日本初となるスケートパーク「Nike SB dojo」が、4月6日、東京・天王洲アイルにオープンする。Nike SB(Nike Skateboarding)は、アパレル、フットウエア、アクセサリーを展開するナイキのラインの一つ。新たにオープンする「Nike SB dojo」は、ランプ、階段、レールなどのスケートセクションを完備する屋内型のスケートパーク。無料会員サービス「ナイキ スポーツ ファインダー(NIKE SPORTS FINDER)」に登録をしているナイキメンバーは無料で施設の利用が可能。また本施設ではスケートセクションの他、スケートボーダー同士が交流する場としてラウンジスペースを設置。今後はスケートボードだけにとどまらず、音楽、アートなどの多様なカルチャーを楽しむイベントの開催も予定している。施設の利用は「NIKE SPORTS FINDER」で受付中。詳細や利用スケジュールについては、オフィシャルサイトでチェックを。【施設情報】Nike SB dojoオープン日: 4月6日住所:東京都品川区東品川2-1-1 E号棟営業時間:平日15:00〜22:00、週末・祝休日12:00〜22:00入場無料(入場年齢制限なし、5才以上利用可能)
2019年04月02日映画『スケート・キッチン』が、2019年5月10日(金)より渋谷シネクイントほかにてロードショー。ミュウミュウ短編フィルムから生まれた新スケボー映画映画『スケート・キッチン』は、ミュウミュウ(MIU MIU)が始めたショートフィルムプロジェクト「MIU MIU WOMEN’S TALES (女性たちの物語)」を元に生まれた作品だ。国際的に活躍する女性映画監督が短編フィルムを手掛けるこのプロジェクトには、ダコタ・ファニングやアニエス・ヴェルダ、また日本からは河瀨直美が参加。映画『スケート・キッチン』は、その中の1本、クリスタル・モーゼルが監督した『THAT ONE DAY』が起点となっている。NYの“いま”を走り抜けるガールズスケーター登場するのは、ニューヨーク・マンハッタンで“いま”をスタイリッシュに走り抜ける女の子のスケーターたち。様々な人種的バックブラウンドをもった少女たちに出会うことで、17歳の主人公が成長していく青春物語が描かれる。17歳内気なカミーユの成長物語ニューヨークの郊外に住むカミーユは17歳。スケートボードに熱中している内気な女の子だ。怪我が原因で母親からスケートをやめるように言われるも、カミーユの心はスケートボードに釘付け。そんなある日「スケート・キッチン」と呼ばれる女の子たちだけのスケートクルーを知る。その出会いがカミーユの生活に変化をもたらし、どんどんスケートにのめり込んでいくことに…。仲間意識や自己発見の大切さ、「スケート・キッチン」との出会いは、カミーユを成長させてくれる。そしてもちろん恋も。謎のスケートボーダー男子との関係は、スケボーのトリックを決めることよりも難しいことだった…。映画『スケート・キッチン』は、1995年公開の映画『キッズ(KIDS)』を彷彿とさせる。ガールズスケーターたちの友情と絆、そしてニューヨークのスケートシーンの現実がリアルに切り取られる。【作品情報】映画『スケート・キッチン』公開日:2019年5月10日(金)より渋谷シネクイントほかにてロードショー監督:クリスタル・モーゼル主演:スケート・キッチン
2019年03月31日2018年秋より、「SHISEIDO」のグローバルアンバサダーとして活躍している、女子フィギュアスケーターのアリーナ・ザギトワ選手が、有終の美を飾った今シーズンの活動を報告するために、3月26日(火)、資生堂汐留オフィスを緊急訪問。シーズン中のザギトワ選手をサポートした資生堂のメイクについての感想等に関し、トークセッションを行いました。また、資生堂マスタークラスのスタッフがザギトワ選手向けに個別メイクレッスンも開催。もちろん、気になる愛犬・マサルの近況もご紹介。SHISEIDO アリーナ・ザギトワ選手緊急訪問資生堂社員がザキトワ選手を熱烈にお出迎え撮影:GODMake.フィギュアスケート女子で、先週の世界選手権を初制覇したアリーナ・ザギトワ選手(16)は、3月26日(火)に「グローバルアンバサダー」を務める資生堂の汐留オフィスを、今シーズンの活動を報告するために緊急訪問。「SHISEIDO」のカラーである真紅のワンピースに身を包んで登場したザギトワ選手を、資生堂社員は、薔薇やダリア、カーネーションなどを持ち、花道とレッドカーペットでお出迎えしました。魚谷社長が「世界選手権の優勝おめでとうございます。本当に素晴らしい、思いを込めたショートとフリーの演技をテレビで拝見し、とても感動しました」とお祝いのコメントを述べると、「ありがとうございました」と流暢な日本語を披露。撮影:GODMake.また、魚谷社長、岡部チーフブランドオフィサーから花束とSHISEIDOの商品を受け取ったザギトワ選手は、「日々の応援ありがとうございます。世界的企業が私をサポートしてくれていると感じ、とても大きな心の支えになっています。今回の世界選手権は、日本で開催されるということもあり並々ならぬ想いを持って出場したのですが、皆さまの前で結果を収めることができ良かったです」と、涙ぐむ場面も。撮影:GODMake.そして、「応援のお礼に」とサイン入りのスケートシューズをプレゼント。愛犬マサル「サルコーの出来ばえ点(GOE)は+5」撮影:GODMake.魚谷社長とザギトワ選手のトークセッションでは、ザギトワ選手の愛犬、秋田犬のマサルの話題に。「マサルはかなり大きくなりました。25kgくらいになったと思います。最近は、サルコーと言うと回るようにしつけているんです。すごく上手で、スケートで言えば出来ばえ点(GOE)で+5がもらえるくらいですかね」と笑顔を見せる姿は、等身大の16歳。そんな彼女の魅力に会場中が虜に。ザギトワ「世界選手権での勝利の一部は資生堂のおかげ」撮影:GODMake.さらに魚谷社長より、「このメイク(資生堂メイクアアップ)だから勝てるのかな?」と冗談を交え問われると、「世界選手権の勝利の一部は資生堂のおかげ、とても感謝しています」と即答し、歓喜に包まれる資生堂社員。続けて演技の際の印象的なメイクについて聞かれると「実はシーズン序盤にある色々な大会でメイクを試し、その中から評判が良いものをシーズン中盤以降選んでいます。(ザギトワ選手をサポートする)資生堂のメイクアップアーティストさんは、私がこれまで挑戦したことがない、だけれども似合うという私にあったメイクを毎回提案してくれているんです」と嬉しそうな表情を浮かべます。そして、「時間があるときは妹やおばあちゃんにメイクをしてあげている」と、家族に関するエピソードも教えてくださいました。ザギトワ選手、「SHISEIDO」オフィス内の展示ディスプレイに興味津々提供:資生堂会の途中、「SHISEIDO」のオフィスを散策したザギトワ選手は、店舗と全く同じ作りの什器が飾られているコーナーを興味深く見ていたよう。昨年9月より、世界での発売を開始した「SHISEIDO メイクアップ」のコーナーでは、立ち止まり、説明する魚谷社長の話に熱心に耳を傾けていたとのこと。メイクアップマスタークラスでは艶感メイクを体験撮影:GODMake.最後にザギトワ選手は、「SHISEIDO」が提案するメイクアップマスタークラスを体験。普段マットな質感のメイクが好きだというザギトワ選手ですが、この日は艶感、ツヤ感を出すメイクレッスンを行い、メイクブラシを使ったファンデーションのお直しや、艶感を強めるラメ入りシャドウ、グリーンカラーのマスカラ、ハイライトを入れる体験をしたほか、舞台での肌の奥行きを演出するシェーディングを行いました。普段と違う雰囲気のメイクに大満足の様子のザギトワ選手。世界で活躍をするトッピアスリートの彼女ですが、メイクの効果に笑みを浮かべる姿は「普通の一人の女の子」。初の凱旋報告は大盛況で終了しました。アリーナ・ザギトワ選手プロフィール撮影:GODMake.[生年月日] 2002年5月18日(満16歳)[身長] 158㎝[代表国] ロシア[出身] イジェフスク[獲得メダル]2018年 平昌オリンピック女子シングル金メダル2018年 平昌オリンピック団体戦銀メダル2018年 ヨーロッパ選手権(モスクワ)金メダル2017-2018年 ISUグランプリファイナル(名古屋)金メダル2019年 世界フィギュアスケート世界選手権女子シングル金メダル
2019年03月31日所作はテクニックでごまかせない、本物の色気が宿る場所。だからこそ、日々のクセづけを大切に。神崎恵さんが色気を感じさせる所作のポイントを教えていただきました。“丁寧に生きる”という心がけが一つ一つの所作に色気を生む。所作は肌やカラダの育て方と違って、テクニックだけではどうにもならないところがある。だからこそ、毎日の暮らしの中で“丁寧に生きる”という心がけが必要。モノを持つ、歩く、座る、ドアを開ける。何気ない行動の一つ一つが雑な人には本当の色気を纏うことができない。丁寧な所作の基本となるのは、指先までしっかり神経を巡らせるということ。日本舞踊にしても、バレエにしても、フィギュアスケートにしても、手先で表現するあの色気は絶対的。例えば何かを持つ時も、大切なもの、壊れやすいものに触れるよう手に取り、元にあった場所に戻す瞬間までしっかりと責任を持つ。そうすれば自然とそこに色気が漂ってくる。最後までしっかり責任を持つというのは、話す時も同じ。自分の言葉で語尾までしっかり考えて発すること。そして少し低めのトーンで、ゆっくり流れるように話したほうが断然色っぽい。それは、相手に“見る隙”と、“聞く隙”を与えるから。また、最近は美容雑誌でも“声を育てる”という特集が組まれるくらい、声も大切。声は老化して、どんどん太くなり、カサついていく。悪口を言ってるとトーンが下がって声帯が閉まり、さらにざらついた声になっていくことも。色っぽく艶やかな声のため、喉を保湿したり、時には歌って、普段出せない音域まで出して活性化する工夫も必要。人との会話において意識したいのは、姫にならないということ。色気のある人は基本的に受け身で、迎え入れてくれるような余裕を感じさせる。普通がいっぱいあることを知っていて、自分が一番正しいと思っていないから、相手を絶対に否定しない。その聞く姿勢には、柔軟性と包容力、そして色気が漂う。逆に、会話の節々で“自分が一番大事”“もっと構って”という雰囲気を出してしまうと、一気に色気からは遠のいてしまう。テクニックの一つとして覚えておきたいのは、左右非対称のバランス。左右対称な顔やモノは、美しいけどつまらない。非対称なものは、するっといかず、なぜか印象に残る。座っている時に、体を傾けたり、脚を組んだり、片方だけ頬杖をついてみたり。髪の分け目を変えたり、左右で手の動きを変えてみるだけでもいい。斜めの姿勢をとることで顔や体に陰影ができて、よりミステリアスな雰囲気になる。でも、この“斜めで崩す”という色気は、あくまでテクニックの一つ。基本となる丁寧な所作と相まって初めて、その威力を発揮することができるのだ。モノを扱う時は、壊れやすいものを触るように。見え方を意識しすぎず、大切なものを扱うように丁寧に触れる。ただそれだけで、自然と色気のある所作が身につく。ゆっくり目を見ながら話して、相手に隙を与える。相手に見る隙、聞く隙を与えるには、目を見ながらやや低いトーンでゆっくり話すこと。早口、語尾伸ばしは絶対NG。カサつかない声のために喉を潤す。艶やかな声を保つために、喉の保湿はマスト。殺菌作用のあるマヌカハニーのキャンディはとくにおすすめ。相手の正面に座る時は、体を斜めにしてミステリアスさを。重心は少し前、膝は開かず、腕は肩幅より内側に収める。この3つを意識しながらバランスを崩すと女っぷりがアップ。かんざき・めぐみ美容家。数多くの雑誌や広告等で活躍。書籍の累計発行部数122万部を突破。最新刊の『この世でいちばん美しいのはだれ?』(ダイヤモンド社)が4月4日発売。ニットタンクトップ、チュールスカートはスタイリスト私物※『anan』2019年4月3日号より。写真・HAL KUZUYA(モデル)大内香織(静物)スタイリスト・清水けい子(SIGNO) ヘア&メイク・内藤 歩(Elme)モデル・八木アリサ(ViVi)イラスト・naohiga取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2019年03月28日コンバース(CONVERSE)のスケートライン「コンバース スケートボーディング(CONVERSE SKATEBOARDING)」から、新作スニーカー「BREAKSTAR SK CV OX」が登場。2019年4月より発売される。新作スニーカー「BREAKSTAR SK CV OX」は、シェブロン&スターのアーカイブモデル「オールスター Ⅱ(ALL STAR Ⅱ)」をスケート仕様にアップデートしたモデル。クラシカルなデザインをベースとしつつも、優れたグリップ性を実現したラバーアウトソールや、トリック時に接触の多い箇所を補強したプロテクターなど、アクティブなスケーティングに対応できる機能性を備えている。カラーバリエーションは、ゴールドと、ホワイト/グリーンの2種類を用意。リアルスケーターに向けた本格的な“+シリーズ”と、基本スペックは搭載しながらストリートでも活躍してくれる“スタンダードシリーズ”にて展開される。【詳細】BREAKSTAR SK CV OX発売時期:2019年4月価格:8,000円+税カラー:ゴールド、ホワイト/グリーンアッパー:キャンバスアウトソール:ラバー【問い合わせ先】コンバースインフォメーションセンターTEL:0120-819-217※月〜金曜日(土日・祝日除く) 9:00~18:00
2019年03月22日芸術性の高いフィギュアスケートやアーティスティックスイミングなどを中心に、化粧品を通じて応援するとともにスポーツ振興への取り組むコーセーは12日、アメブロ「KOSE SPORTS BEAUTY BLOG」を開設。期間限定で、フィギュアスケートの羽生結弦選手が登場し、初の“声”投稿にファンから歓喜の声が殺到している。羽生は、声で手軽にブログ投稿ができるアメブロの新機能「こえのブログ」を使い“声”で「みなさん、こんにちは。羽生結弦です。」と挨拶。「僕の日常と、みなさんを元気にできるようなエールをお届けします。みなさんからもぜひエールコメントもらえるとうれしいです!」と伝え、「今日もみなさんにとって、すてきな1日になりますように!」と締めくくった。この投稿にファンから、「声が聞こえて、嬉しい!!!」「朝からとても幸せ」「朝から羽生さんの優しい声を聞けて嬉しい気持ちでいっぱい」「素敵な声ww」「優しいお声と言葉に感動しました!」「朝からハッピーな気持ちになれました」「とっても元気が出ました!」「とても近くに感じます」「朝からお声が聞けて夢のよう」と喜びの声が殺到。「これからもずっと応援します」「GO YUZU!!!」「世界選手権頑張ってください!」と応援メッセージも相次いでいる。12日12時時点で、5000件を超える“いいね”と、600件を超えるコメントが寄せられている。羽生は、同社の化粧水「雪肌精」のアンバサダーに就任。14日から全国でオンエアされるCMにも出演する。また、特設ページでは新CMの視聴コーナーを設けているほか、同ブログは、3月12日から4月7日までの期間限定で登場する予定だ。
2019年03月12日小さなキーホルダーやフィギュアなどを小さいころに集めていたという方も多いのではないでしょうか?ミニサイズなのがかわらしくて、大人になった今でも心を惹かれることがありますよね♪今回は〔東急ハンズ〕で見つけた大人にこそおすすめしたいミニチュアフィギュアをご紹介しますよ☆大人に人気のアイテムが続々とフィギュアに!今回ご紹介するのは〔BOSCH〕、〔Kalita〕と〔コメダ珈琲店〕のフィギュア。〔BOSCH〕はDIY好きな方なら必ず知っているほどの有名工具メーカー。〔Kalita〕は赤のチェック柄が目印のコーヒー器具ブランド。そして、〔コメダ珈琲店〕は懐かしいおいしさが楽しめる人気カフェです。一般的なフィギュアはキャラクターなど、子ども向けのものが多いのですが、今回のアイテムは大人に人気のものばかりですね☆思わず欲しくなってしまいそうですね♡なにが入っているかはヒミツ♡実はこちらのフィギュアはそれぞれ複数の種類があります。何が出るかは開けるときのお楽しみなんです☆大人になっても、開けるときのわくわく感はやはりたまらないですね(笑)。本格さにびっくり!箱を開けると、中から小さなパンフレットとフィギュアが出てきました!自分で少しだけ組み立てるものもありますよ!これがまた楽しいですよね。価格:400円(税込)価格:400円(税込)価格:400円(税込)完成しました!パンフレットには全種類の写真がのっていて、参考になるだけではなく、撮影の背景にもぴったりですね。見ていると全種類そろえたくなってしまいます……♡ついつい集めたくなる☆大人もきっとはまるミニチュアフィギュアをご紹介しました!インテリアにもなる本格的なデザインなので、次々と集めたくなりますね。なにが出るかを楽しみにしながらぜひゲットしてくださいね♪
2019年03月11日子どもにはたくさんの経験を通して心も体も成長してほしい。そう考えている親御さんも多いことでしょう。しかし、子どもたちがこれからするであろうたくさんの経験のなかには、うまくいかないことやできないこと、失敗なども数多くあるはず。こうした困難に向き合うには、子どものメンタルは強いに越したことはありません。今回は、子どもにとって「メンタルが強い」とはどんな状態のことをいうのか、メンタルが強いとどんな利点があるかを考えてみます。また、メンタルが強い子どもは、普段どのようなことを習慣にしているのかも紹介します。逆境や困難に適応する「レジリエンス」メジャーリーグで活躍するイチロー選手、サッカー日本代表の長友佑都選手、フィギュアスケートの羽生結弦選手など、スポーツ選手が逆境を跳ね返して活躍する姿には、彼らの強靭なメンタルを感じます。メンタルの強さは超一流のスポーツ選手だけでなく、子どもたちにも必要となってきます。なぜならば、この先、子どもたちにはさまざまな逆境や困難が立ちはだかり、それを乗り越えていかなければならないからです。メンタルの強さというと、「負けず嫌いな性格」や「苦手なこと立ち向かう勇気」、「泣きたい気持ちを堪える我慢」のような強気な心と思われがちです。しかし子どもたちに必要なのは、もっとしなやかで折れない心なのです。最近注目されている「レジリエンス」をご存じでしょうか。レジリエンスは、ストレスのかかった状態に耐え、ほかの誰かに心ない言葉を投げられても傷つかず、トラブルに臨機応変に対応できるような生きのびる力です。レジリエンスは、勉強、スポーツ、人間関係、仕事などで、私たちの心が「折れない」ようにしてくれる心の筋肉のようなもので、誰もが持っているのだそうです。「レジリエンス」が高い人の特徴3つ海外では、レジリエンスについてすでに40年近く研究されています。欧米の学校では、子どもたちに心の強さを教える「レジリエンス教育」を取り入れているところも2,000校にのぼり、国内でもレジリエンスを育成しようという動きが学校や会社で広まってきています。国内でレジリエンスを活用した人材育成に携わっている久世浩司さんは、レジリエンスが高い人の特徴として、「回復力」「弾力性」「適応力」の3つが備わっているといい、それぞれについて次のように述べています。・「回復力」困難に直面しても、すぐに元の状態に戻ることができる、心のしなやかさをもっています。柔軟な心理は、レジリエンスの高さの証です。・「弾力性」これは、予想外のショックやストレスなどがあっても、弾力性をもって耐えることができる精神を表します。人から批判され、嫌なことを言われても、心の傷とならずに守ることができます。・「適応力」予期せぬ変化に抵抗するのではなく、それを受け入れて合理的に対応することができる思考をもっています。(引用元:久世浩司著(2015), 『マンガでやさしくわかるレジリエンス』, 日本能率協会マネジメントセンター.)※太字処理は編集部で施したこの3つの特徴は、特別な能力として一部の人にだけに備わっているものではなく、誰にでもあるものです。そして、レジリエンスは心身の疲労によって衰えることもありますし、反対に大人になってからでもトレーニングで十分に高められるといわれています。メンタルは強くできる!レジリエンスを鍛える4つの習慣お子さんのメンタルを強くするには、日頃の考え方や行動を変えてあげることが重要です。今回は、心理学者のアルバート・バンデューラ博士が提唱した「自己肯定感」を高める4つの要因にフォーカスした、レジリエンスを鍛える方法をご紹介します。【習慣1:成功体験を積みかさねる】小さな成功体験が「やればできる」の大きな原動力になります。例えば、「漢字テストで100点を取る!」という目標を立てたら、まずは出題範囲をいくつかに分けて、小分けにした範囲でパーフェクトを目指します。縄跳びで100回跳べるようにするには、いきなり100回達成にチャレンジするのではなく、まず10回、20回と小刻みに目標を立てて、クリアしていきます。【習慣2:お手本を見せる】私たちの脳には、誰かが上手にやっているのを近くで見ることで「自分にもできそうだ」と共鳴する運動神経細胞「ミラーニューロン」があります。スポーツでもピアノでも、「自分にもできる」と思えるようになるきっかけはお手本を見ること。ぜひ、プロのパフォーマンスを実際に見せてあげましょう。また、動画を見せることでも十分な効果があります。コンサートDVDを活用したり、日本代表選手のプレーをテレビ観戦したり、積極的に取り入れてみてください。【習慣3:プロセスを励まし、褒める】家族や先生からの「あなたならできると思うよ」という言葉は、子どもの背中を押してあげる効果があります。このとき、できるかできないかを重視した励ましではなく、到達できたところまでのプロセスを励まし、褒めることが大切です。プロセスで励まされた子どもは、「自分は前と比べてここまでできるようになった」と振り返ることができるようになり、やればできるという気持ちに自信がつきます。【習慣4:前向きな気分で盛り上げる】グループ学習やチームスポーツでは、ポジティブな気分や感情が自己効力感をアップさせます。「ドンマイ」「次は成功するよ」「1勝したらお祝いしよう!」と盛り上げることで、子どもは「もしかしたら、やればできるのかもしれないぞ!?」と考えることができます。本人に自信がないようなときでも、「〇〇君ならきっとできるよ!」と子どもを信じて言い続けましょう。どの方法も、最初から子どもひとりでできるものではなく、家族や先生など周りの大人のサポートが必要となります。しかし、考え方の習慣化が定着すれば「やればできる」の自己効力感は高まりますし、それが「回復力」「弾力性」「適応力」を備えたメンタルの強さにつながります。***この習慣は、大人も取り入れることが可能。自己効力感がアップし、レジリエンスを高めることができます。メンタルを強くしたいと思っている親御さんは、お子さんと一緒に取り入れてみてはいかがでしょうか。(参考)久世浩司著(2014),『なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか?』, SBクリエイティブ.久世浩司著(2015), 『マンガでやさしくわかるレジリエンス』, 日本能率協会マネジメントセンター.ジェシカ・ジョエル・アレキサンダー・イーべン・ディシング・サンダール著、鹿田昌美訳(2017),『デンマークの親は子どもを褒めない 世界一幸せな国が実践する「折れない」子どもの育て方』, 集英社.NHK クローズアップ現代+|“折れない心”の育て方~「レジリエンス」を知っていますか?~Z会さぽナビ|特集 折れない心を育てる(1)
2019年02月26日舞台『氷艶hyoen2019 -月光かりの如く-』が、7月26日(金)から28日(日)まで、神奈川・横浜アリーナで開催される。2017年に開催され好評を得た前作『氷艶hyoen2017 -破沙羅-』の第2弾で、『源氏物語』をモチーフにした物語を、フィギュアスケート、舞台、音楽が融合したステージで魅せるというもの。開催に向けた記者発表が2月25日に日本テレビで行われ、演出の宮本亜門、主演の髙橋大輔、出演者の荒川静香、福士誠治、柚希礼音が登壇して開催に向けての意気込みを語った。【チケット情報はこちら】フィギュアスケートの演出、アリーナ会場での演出は初めてで、「日本文化を世界に発信したい。ジャンルを超えた出演者が化学反応を起こし“こんなショーあった?”と思ってものらえるものになる。演出家としての醍醐味を感じる」と、興奮気味に語る宮本。高橋大輔は、主人公の光源氏を演じる。「光源氏はイケメンのプレイボーイのイメージ。僕では顔が濃すぎるんじゃないかと思うけど(笑)、そこは演技でカバーしたい。『源氏物語』という最古の日本文化を西洋のスポーツであるフィギュアスケートで表現することに意義を感じる」と意気込んだ。同様に2度目の出演となる荒川静香は「演技はダメ、歌もダメ、滑るのは口とスケートだけ」と笑いを交えながら、弘徽殿女御を演じることについて「子どもが0歳なので、これから経験するであろう母親の気持ちを、先に経験できるのは非常に楽しみ」と、自身が子どもを持つ母であることと重ねた。スケートを滑りながら演技をすることになる元タカラジェンヌの柚希礼音は、「スケートを滑るのは中学生くらい以来。先日試しに滑ったら、あまりに滑れなくて驚いた」。同様に福士誠治も「転んだときの痛さを知ってしまっているから、どう怖さを克服するか」と及び腰だが、「こんなに素晴らしいみなさんとの共演に喜びがある」(柚希)、「未知数なことが多いが、アリーナで演じるのは役者人生でもないこと」(福士)と、出演に意欲を見せた。他にステファン・ラビエル、鈴木明子などの世界的プロスケーターをはじめ、俳優の西岡德馬や、歌手の平原綾香といった各界を代表する豪華なメンバーが出演。音楽をB’zの松本孝弘が担当するほか、ヘアメイクをVOGUE JAPANが担当。プロジェクションマッピングも駆使した、前代未聞のステージに期待が高まる。チケットの一般発売は、4月6日(土)昼12時より。取材・文:榑林 史章
2019年02月25日3月に行われる世界フィギュアスケート選手権に初出場する坂本花織選手。金メダルの期待もかかる全日本女王の魅力を解き明かすべく、会いに行った。ヘタなら、“ヘタクソ~”って、怒られたほうが気持ちいい。昨年末に行われた全日本フィギュアスケート選手権の女子シングルフリースケーティング。最終滑走の重圧もなんのその、会心の演技で優勝し、初の全日本女王に輝いた坂本花織選手、18歳。一昨年の同大会では、五輪切符を掴んでいる。その、ここいちばんでの強さの秘密は、どこにあるのだろう。そう尋ねると、「お昼寝」という予想外の答えが返ってきた。「公式練習は朝が早いので、お昼寝して、散歩してっていうのが、ちょうどいい気分転換になって、ああいう結果が出ました。ハハハ」笑うと、目が細くなり、エクボが出る。「目は好きじゃないけど、これは好き」と、エクボを指して、また笑う。その飾らない、作らない素顔は、観ていて気持ちのいい演技に通じるものがある。フィギュアスケートを始めたのは、4歳の時。同時に水泳や陸上、モダンダンスも習っていたというから身体能力が高かったのだろう。「小学校2年生になる時、水泳を続けるかフィギュアスケートか、究極の選択を迫られて。当時は、水中で息を止めるのが、とにかくキツくてキツくて…。普通に地上で息をしたいなと思って」フィギュアを選び、以降、ひと筋。やめたいと思ったことはない。ジャンプの練習が大好きで、「失敗してコケても、ずっと笑っている感じ。まぁ、大半は先生(中野園子コーチ)に怒られているんですけど、ごくたまに褒められることがあって。そういう時はすごくうれしいし、新鮮な気持ちでまた頑張ろうと思える。私は、ヘタなら、“ヘタクソ~”って怒られたほうが気持ちいい。ヘンにお世辞言われると、“ウソやん”と思ってしまうので」実は、いまだに恥ずかしがり屋で、目立つのも好きじゃない。モダンダンスも、「恥ずかしすぎて」やめたぐらい。この日も、カメラを前に、時折、“あぁ、恥ずかし~”という表情をのぞかせる。「それでも、衣装を着ると、テンションが上がって、“私を観て”って思えるようになりました。観てほしいところは、う~ん、パワフルなジャンプです」女子シングルにも、高難度ジャンプ時代が到来しつつあるが、「新しいジャンプは、もうちょっと体重を落として、体幹を鍛えて、跳んでもケガをしないような体を作ってからやっていこうと思っています。中3の時にトリプルアクセルの練習中に、あと少しというところで骨折と肉離れを起こしてしまったので。いまは、できるジャンプの練習だけをしています」ステップを踏むかのように、軽々と跳ぶ、幅があって正確なジャンプは最大の武器。でも、それだけではない。坂本選手の演技には、観る者をグイグイ引き込む力がある。その魅力を引き出しているひとりは、昨シーズンからプログラムの振付をしているフランス人のブノワ・リショーさんだ。「ブノワ先生は、ひとつひとつの動きを大事にしなさい、って細かく、細かく振付してくださるんですけど、いままでとはまったく違う動きなので、とにかく難しい。何回やってもついていけない。ジャンプもスピンもない振付のところで転ぶし…。試合が終わるたびにアドバイスをもらうんですけど、厳しいし、まぁ、怖いです(笑)」現在は、3月20日から、さいたまスーパーアリーナで行われる世界フィギュアスケート選手権に向け、猛練習中だ。金メダルも十分狙えるが、本人は「金メダルを目指せば、(表彰台に)乗れるかな」。ちなみに4月からは大学生。フィギュア以外でやってみたいことは?と尋ねると、ずいぶん長いこと考えて、「強いて言えば、パーマかけたい。ゆるふわ、みたいな感じに。似合うかどうかわからへんけど」と。いまは大好きな競技のことで頭がいっぱいの18歳だ。さかもと・かおり2000年4月9日生まれ、兵庫県出身。ジュニア最後のシーズンで、世界ジュニアの表彰台に立ち、シニア1シーズン目から大活躍。平昌五輪でも6位入賞を果たす。好きな色は赤と青。「賢い友だち」を募集中。※『anan』2019年2月27日号より。写真・わたなべよしこヘア&メイク・吉田奈央取材、文・齋藤優子(by anan編集部)
2019年02月23日3月2日(土)の群馬・ながめ余興場を皮切りに、全国12か所を巡る「中村七之助 特別舞踊公演2019」。本公演で舞踊『汐汲』をひとりで務め、七之助とともに中村屋を盛り立てる中村鶴松に話を聞いた。【チケット情報はこちら】一門おなじみの巡業公演で、鶴松が1演目を担うのは初めて。一昨年の大学卒業後、芸道1本となり、昨年は年間通して舞台に出続けた。1月の「新春浅草歌舞伎」では女形4役を務め、今回は1演目を任されたことで、立役・女形の中から自身で女形の舞踊を選んだ。『汐汲』は、能『松風』による海女の悲恋を描いた演目。日本舞踊を嗜む人なら誰しも踊る演目だけに、舞踊の基礎が試される。女形の見本でもあり、一番身近で尊敬する先輩でもある七之助には、舞踊をフィギュアスケートの採点になぞらえ、こうアドバイスされたという。「踊りは芸術点と技術点があると思う。鶴松は技術点がある方だが、芸術点、いわゆる魅せる踊りがまだまだ」。また坂東玉三郎からは「女形は襟を一瞬見ただけでも役柄の違いがわかる衣裳の着方を真似なさい」と声がけされた。『汐汲』をいずれも得意とする玉三郎、七之助の助言を受け、今回は長めの尺で踊ることから衣裳、小道具の気配りはもちろんのこと、佇まいの美しさ、魅せる女形を追求する。『汐汲』の前は、七之助、鶴松による『芸談』。毎年フジテレビ系で放映される密着番組でも公開していない一門の秘蔵映像が楽しめる。また10歳で中村屋の部屋子となった鶴松は、児童劇団の子役時代の写真も披露されるという。そのほか『汐汲』、七之助が四役早替りを務めるハイライトの『隅田川千種濡事』の簡単な解説も行う。立役・女形ともに演じるが、鶴松は「最近、女形の魅力にハマっている」のだと語る。「このところ玉三郎さんとご一緒いただく機会が多く、いくつになっても勉強し続ける姿勢を見習いたいです。“役者の色”とは、人生の歩みそのものではないかと。役柄は古風でも、玉三郎さんや七之助さんには現代的な美しさがあります。立ち姿だけでもキレイと思っていただけるような美しさを磨いていきたいです」。「中村七之助 特別舞踊公演2019」は、3月2日(土)から3月19日(火)にかけ、群馬、宮城、埼玉、長野、石川、福島、大阪、広島、千葉、岐阜(2会場)、愛知にわたる全国12会場にて公演を行う。チケットは発売中。取材・文:横山由希路
2019年02月22日3連休最終日となった2月11日の午後3時半、東京・歌舞伎座。「二月大歌舞伎」昼の部が終わり、観客たちで賑わう出入り口に乙武洋匡氏(43)と、18年3月に真剣交際が報じられたA子さん(23)の姿があった。「A子さんはフィギュアスケート選手のアリーナ・ザギトワ(16)似のハーフ美女。5カ国語を操る国際派でもあり、現在は大学を休学して経営者として活躍しています。乙武さんとは彼が主宰する私塾で出会い、意気投合。交際は順調だと聞いています」(知人)乙武氏は16年3月に5人の女性との不倫を報じられ、同年9月に元妻と離婚。以降、公私ともに大きなダメージを受けて引きこもりがちな彼を励ましてきたのがA子さんだったのだ。歌舞伎観劇後、2人は近くのカフェへ。道中、A子さんが慣れた様子で電動車椅子の移動を手伝う姿が印象的だった。「乙武さんと彼女は隣同士に座ると、彼女が2人分のコーヒーを買いにカウンターへ向かいました。戻った彼女と乙武さんは肩をくっつけながらスマホの画面を覗き込み、終始ラブラブでしたね」(居合わせた客)小1時間経ったころ、乙武氏とA子さんは一緒に多機能トイレの個室に入って行った。「2人は交際当初から同居していると聞いています。A子さんは毎日、乙武さんの身の回りの世話をすべて1人でこなしています。彼女は謙虚で『物理的には助けているかもしれないけど、ほかの面では乙武さんに支えられています』というのが口癖だそうです」(前出・知人)カフェを後にした2人はシチューの名店で夕食を堪能すると、乙武氏がレギュラー出演する『AbemaPrime』(AbemaTV)の収録へ向かった。「A子さんのご両親にも乙武さんを紹介済みで、家族公認の仲となっているそうです」(前出・知人)彼女の献身的な愛が成就する日も近そうだ――。
2019年02月20日自分の夢や目標に向かって前進したいけど、いまいち決断できない…。そんな人のために、人生の切り拓き方を教えてくれる名言をセレクト。さまざまな分野の賢人が教えてくれました。転職などの決断に迷った時【決断守り】そうやって選んだから得られる幸せもあるわけで。簡単には比べられないのよ。どんな道を進んでも、いいところも悪いところもあるのが人生だから。綿貫さん/白岩 玄『たてがみを捨てたライオンたち』(集英社)独り身で、自分の趣味にお金と時間を注ぐ40代前半の女性・綿貫さんが、同僚である25歳のアイドルオタク・幸太郎に話した言葉。「何を選んでも、メリットとデメリットの両方があり、最終的に大切なのは周囲に流されるのではなく“自分で選ぶ”ということ。自ら選んだことで何かを失うのを恐れている人にこの言葉を捧げます」(フリーライター・瀧井朝世さん)迷わず行けよ、行けばわかるさ。アントニオ猪木/1998年4月4日の引退試合後のマイクパフォーマンスより「32歳で、会社を辞め、上京する決断をしたのですが、いざ辞表を出すとなるとなかなか踏み切れないもの。そこで頭に浮かんだのがこの言葉です。利害を超越して男のロマンを追いかける猪木さんの生き方のように、まずは行動に移し、後から考えるべきだと気づきました。理路整然と策を講じるより、行動することも大事です」(フリーアナウンサー・清野茂樹さん)これが僕の生き方ですから。宇野昌磨/2018年12月のフィギュアスケート全日本選手権でショートプログラム前の練習で右足首を負傷し、周囲からは棄権も進言されたが、反対を押し切り続行。コーチから「なぜそこまで出たいのか」と聞かれたのに対し、こう返答したという。「周りに何を言われても、自分らしさという軸さえ持っていれば、ブレずに決断できることを教えてくれる言葉です」(スポーツライター・矢内由美子さん)その世界に飛び込んで 自分に才能がないって 突きつけられて落ち込むより その道に進めない理由探す方が 楽だったんだな ビビってる以外に 理由なんてなかったんだ乾 和臣/咲坂伊緒『思い、思われ、ふり、ふられ』(集英社マーガレットコミックス)夢を諦めていた男子高校生・和臣が、友人の言葉から自分が「ビビってる」ことに気づき、行動を決断するシーン。「本当はやりたいことがあっても、もっともらしい理由で現状維持を選ぶのは大人の世界でもよくあることですが、こんな高校生ならではのストレートな言葉を突き付けられたら、迷いが吹っ切れるかもしれません」(フリーライター・門倉紫麻さん)人は慎重であるよりはむしろ果断に進む方がよい。なぜなら、運命は女神だから、彼女を征服しようとすれば、打ちのめし突き飛ばす必要がある。マキャベリ/イタリアの哲学者1532 年に書かれた、マキャベリの政治学に関する著作『君主論』より。「運命を屈服させて自らが主導権を握るためには、大胆に行動するほうがいい。遠慮がちでは、自分で人生のハンドルを握れなくなってしまいます。組織やチームの中で、思い切って行動することが苦手だと感じている人に贈りたい名文です」(作家、哲学ナビゲーター・原田まりるさん)原田まりるさん作家、哲学ナビゲーター。著書に『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』(ダイヤモンド社)など。2月28日に小説『ぴぷる』(KADOKAWA)が刊行。清野茂樹さんフリーアナウンサー。プロレス実況の第一人者であり、バラエティ番組やラジオなどでも活躍。著書に『コブラツイストに愛をこめて実況アナが見たプロレスの不思議な世界』(立東舎)。瀧井朝世さんフリーライター。小誌をはじめ数々の雑誌でインタビュー、書評、対談企画などを担当。著書に『偏愛読書トライアングル』(新潮社)など。「WEB本の雑誌」で「作家の読書道」を執筆。矢内由美子さんスポーツライター。サッカー日本代表、浦和レッズ、体操やスピードスケートなど幅広く取材。雑誌『スポーツグラフィックナンバー』でコラム「オリンピックロード」を連載中。門倉紫麻さんフリーライター。雑誌や新聞などで、主に漫画に関する記事の企画・執筆を行う。新刊『2.5次元のトップランナーたち 松田 誠、茅野イサム、和田俊輔、佐藤流司』(集英社)が発売中。※『anan』2019年2月13日号より。イラスト・黒猫まな子文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年02月09日注目選手がぞくぞくと!’19フィギュアスケートの展望を小塚崇彦さんが教えてくれました。男子シングルも、女子同様、日本選手を中心にメダル争いが繰り広げられるのだろうか。宇野昌磨/Shoma Uno (JPN),DECEMBER 6, 2018 – Figure Skating :2018 ISU Grand Prix of Figure Skating FinalMen’s Short Programat Doug Mitchell Thunderbird Sports Centre, Vancouver, BC, Canada.(Photo by YUTAKA/AFLO SPORT)「世界選手権は、やはり、羽生結弦選手と宇野昌磨選手のふたりが中心になると思います」アメリカのネイサン・チェン選手を筆頭に、ふたりよりも難度の高い構成で挑んでくる選手はきっといるはずだが、それでも小塚さんはこう予想する。「両選手のプログラムには、抜け目がないですよね。トランジションと呼ばれる、ジャンプやスピンといった要素と要素の間のつなぎを、すごく大切にしています。よく、“難しい入り方からのトリプルアクセル”といった解説を耳にすると思うんですが、ジャンプの前後に難しい動作を入れるのは、あくまでジャンプの加点をもらうため。それを入れながら、なおかつ、その間にも、難しいターンを入れたり、上半身の大きな動きをつけたりして、途切れないスケートをしているのが、つなぎがあるということ。実はジャンプを跳んだ後に、つなぎを入れるのは、難しいことなんです」でも、これが、PCS(プログラムコンポーネンツ)と呼ばれる演技構成点に反映され、得点にかかわってくるのだという。「見ていると、ただ足をクロスさせながら滑っているだけ、という選手が意外に多い。そんな中で、日本の2選手、特に羽生選手の演技には、つなぎがたくさん入っています。グランプリファイナルで3位に入った韓国のチャ・ジュンファン選手も、そこを意識して滑っていると感じます。ふたりとも、同じブライアン・オーサーコーチに師事していますが、こういうところもチーム・オーサーの強さの秘密だと思います」中国のボーヤン・ジン選手は、「そこに気づいて、つなぎを入れようとしているんだけど、それによってジャンプに影響が出てしまっているという段階ではないでしょうか。でも、少し前までの彼は“高難度ジャンプを跳ぶ選手”というイメージでしたけど、最近はとても個性が出てきましたよね。演技を見ていても、楽しいな、面白いなという部分が感じられるので、これからが楽しみです」そして、もうひとつ、ルール改正も戦いを左右するという。「羽生選手が、平昌五輪で4回転ループジャンプを回避して、4回転トウループとサルコウの2種類だけで、金メダルを獲りましたよね。今季からのルール改正で、それがより顕著に出てくると思います。つまり、難度を下げても、戦略的に戦えば、高い点数が出て、勝機があるということです」あとは、跳びたいのか、勝ちたいのか、選手の考え方次第。「以前、チェン選手が、“いましかできないから”と、フリーで4種類の4回転を5本跳んだことがあったんですが、それもひとつの考え方。ただ、いまは、ケガを押してまで頑張らなきゃいけないシーズンではないので、とにかく無理だけはしないでほしいですね」日本から出場するもうひとり、田中刑事選手については「身長が高いので、ジャンプが決まると映えます。全日本選手権では、今季、苦しんでいた4回転サルコウも決まって、魂の入った演技をしていたと思います」「ただし」と、四大陸に出場する友野一希選手とともに、あえて、愛ある苦言と激励の言葉を。「全日本選手権での高橋大輔選手は素晴らしかったと思いますが、ふたりはその上をいかなきゃいけなかった。なにせ4年間もブランクがあったんですから。3位と4位という成績に終わり、改めて気持ちが入っていると思うので、しっかり結果を残してほしいです」ちなみに、いまはジュニア世代にも、4回転ルッツを跳ぶ選手が出てきている。男子のジャンプ構成は、今後も高難度化が進むのか。「僕は、ジャンプの種類は、落ち着いてくるんじゃないかと考えています。チェン選手がいま、5種類の4回転ジャンプを跳んでいますが、これがおそらくマックスではないかと。ただ、羽生選手は近い将来、4回転半(アクセル)を跳んでくるかもしれません」羽生結弦ソチに続く、平昌でも金メダル。男子シングル史上、66年ぶりの五輪連覇を成し遂げた24歳。世界選手権へは、2011-12シーズンから6大会連続出場。2度金メダルを獲得しているが、近年はケガに悩まされ、昨年は代表に選ばれながらも欠場に。トリプルアクセルの完成度は別格で、4回転アクセルへの挑戦も公言している。宇野昌磨平昌五輪で羽生選手に次ぐ、銀メダル。昨年末の全日本選手権で3連覇を達成した日本男子シングルの二枚看板のひとり。マイペースな天然キャラとして愛されていたが、最近は男気のある姿勢やコメントも注目を集める21歳。世界選手権は2年連続の銀メダル。クリムキンイーグルを炸裂させ、今年こそ金メダルなるか。ネイサン・チェン平昌五輪での、男気あふれる驚異の巻き返しが記憶に新しい19歳。5種類の4回転ジャンプを跳ぶことができる前回世界選手権の覇者で、今季もグランプリシリーズ連勝、ファイナルも制している。将来、医者になるという夢を叶えるべく、昨秋からアイビーリーグの名門イェール大学に通う、文武両道を実践するスケーター。チャ・ジュンファン今季はシニアのグランプリファイナルで韓国男子初の表彰台に上がるなど、韓国・男子シングルの歴史を次々と塗り替えている17歳。11歳で5種類の3回転をマスターしていたという逸材は、オーサーコーチの下で、着実にトップ選手への階段を上っているところ。子役もしていたというそのルックスで、人気も高い。友野一希シニア1年目の昨季は、“浪速のエンターテイナー”からトップ選手へ大躍進。補欠で出場した世界選手権で5位入賞。日本の3枠確保に貢献したが、昨年末の全日本選手権では力を発揮できず、自力での出場は叶わず。四大陸選手権での活躍を誓う。海外の実況も驚くベビーフェイスの20歳は、大のラーメン通としても有名。※『anan』2019年1月30日号より。写真・YUTAKA/アフロスポーツ(宇野昌磨)写真:坂本 清/アフロ(高橋大輔)取材、文・齋藤優子(by anan編集部)
2019年01月29日冬を彩る人気スポーツの筆頭は、何といってもフィギュアスケート。世界の頂点を争う強豪たちに加え、若手もぞくぞく登場し、目が離せません。女子フィギュアスケートの今後の大会での見どころや注目選手を小塚崇彦さんが解説してくれました。「フリープログラムの中で、4回転ジャンプを4回、5回と跳ぶ選手が次々と出てきた、(平昌五輪前の)男子シングルと同じような状況が、女子にも訪れているのではないでしょうか」平昌五輪が終わって迎えた今シーズンの女子シングルの状況を、小塚崇彦さんはそう話す。昨年末に行われたロシア選手権では、4回転の中でもっとも難しいルッツジャンプを2人の選手が跳んで、ワンツーフィニッシュ。その翌日に行われた全日本選手権フリーでは、紀平梨花と細田采花の2選手が、トリプルアクセル(3回転半)と、そこからの連続ジャンプを着氷。それに先んじて行われたグランプリファイナルでも、紀平選手とロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手が、トリプルアクセルに成功。浅田真央さんの引退以降、あまり動きがなかった女子のジャンプ構成が、堰を切ったようにレベルアップし、面白くなっている。「女子シングルの選手が挑戦する高難度ジャンプといえば、そのほとんどが3回転―3回転の連続ジャンプでした。それが、ロシアのジュニア世代から、4回転ジャンプを跳ぶ選手が出てきたことで、一気に変わってきました。4回転どころか、4回転からの連続ジャンプまで跳んでしまうんですから、男子もびっくりですよ。それこそ、ちょうどいま、ジェネレーションチェンジ(世代交代)が起こっているところじゃないかな」とはいえ、4回転を跳ぶのは、主に世界選手権には出場できない年齢のジュニアたち。今季の世界選手権のメダルの行方は、どうなるのだろうか。昨季は、平昌五輪で銅メダルを獲得したカナダのケイトリン・オズモンド選手が金、樋口新葉選手が銀、宮原知子選手が銅メダルを獲得した。今季、オズモンド選手は休養中ながら、平昌五輪の金メダリスト、アリーナ・ザギトワ選手も、おそらく出場してくる。それでもなお、「今回は、前回以上に、日本の3選手の活躍が目立つ大会になると思います。坂本花織選手は、女子では回転不足がとられやすいジャンプも、正確に跳ぶことができるのが強み。紀平選手は、なんといってもトリプルアクセルジャンプが武器ですが、それ以外のスピン、ステップ、スケーティングといった技術も高い。宮原選手は、全日本選手権では少しミスが出てしまいましたが、なにより、どんな状況でもミスを最低限に抑えられる経験がありますから」それに加えて、今回の会場はさいたまスーパーアリーナ。地元開催という地の利もある。「あとは、チャンピオンシップと呼ばれる世界選手権や四大陸選手権のような一発勝負の戦いは、調整能力や、ここぞの集中力が求められる。そこが勝負を分けるのではないでしょうか」紀平梨花ジュニア時代から“女子シングル選手初”の称号!?をいくつも獲得してきた天才肌の16歳。シニア1年目となる今季も、3回転半―3回転の連続ジャンプをプログラムに組み込み、グランプリファイナルでは、平昌五輪金メダリストのザギトワ選手を抑え、初優勝。一躍、世界のトップに。全日本選手権では一歩及ばず、銀メダル。写真:7044/アフロエリザベータ・トゥクタミシェワ五輪明けのシーズンになるとなぜか復調する不思議な選手。体を絞って迎えた今季も、キレのあるトリプルアクセルを跳び、グランプリファイナルでは銅メダル。浮き沈みを経験してきたからなのか、22歳になったばかりとは思えないほど貫禄十分。エキシビションで見せる悩殺クリムキンイーグルは、もはや代名詞!?写真:森田直樹/アフロスポーツアリーナ・ザギトワ15歳で平昌五輪に出場。すべてのジャンプを、得点が1.1倍になる後半に組み込むという常識破りのプログラムで、金メダルを獲得。日本から秋田犬が贈られ、マサルと名付けたのは、有名な話。今季のロシア選手権ではジャンプミスが出て、なんと5位に沈んでしまったが、長い手足が氷上映えする美しい選手。写真:YUTAKA/アフロスポーツ坂本花織ジュニアグランプリファイナルと、世界ジュニアで銅メダルを獲得。シニアにあがった昨シーズン、全日本選手権で2位となり、平昌五輪に出場して6位入賞。一気にトップ選手への階段を駆け上がった、明るく、ざっくばらんなキャラの18歳。昨年末、最終滑走の重圧も何のその、初の全日本女王に輝いたのは、記憶に新しい。写真:YUTAKA/アフロスポーツ小塚崇彦さん圧倒的なスケーティング技術を持つフィギュアスケーター。2011年世界選手権で銀メダル。’16年現役引退後は、日刊スポーツなどで解説するほか、スケートのブレードも開発。※『anan』2019年1月30日号より。写真・小笠原真紀(小塚さん)取材、文・齋藤優子(by anan編集部)
2019年01月28日竹内結子が危機管理専門の弁護士を演じ、水川あさみ、中川大志らが共演する「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」の第3話が1月24日(木)放送され、劇中で披露された中川さんの流暢な英語と、ゲスト出演した白石聖の演技に視聴者の注目が集まっている。本作はスキャンダル処理の裏側で暗躍する“スピン・ドクター”を題材にしたオリジナル・ストーリー。クライアントのためならうそすら正義に変える凄腕のスピン・ドクター・氷見江に竹内さん。氷見の右腕的な存在で女友達のような関係でもある与田知恵に水川さん。端麗な容姿と華やかな経歴を持つ一方“天然”な一面も持つ駆け出し弁護士・藤枝修二に中川さん。高度なハッキング技術と謎の人脈を持つ真野聖子に斉藤由貴。氷見らと対立関係となる敏腕週刊誌記者・東堂裕子に泉里香。氷見らの大手法律事務所の副所長・鈴木太郎にバカリズムといったキャスティング。さらに本作では豪華な各話ゲストも話題になっており、初回には馬場ふみかや伊原六花が、2話には国生さゆり、成海璃子らが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。鈴木法律事務所にフィギュアスケート選手の相馬紀子がコーチ、マネージャーとともに訪れる。紀子は世界大会で金メダルを獲得、日本で記者会見を開いた翌日に婚約者の塚越健太が殺害され、その容疑者にされてしまったのだ。だが紀子は早く拠点であるアメリカに戻りたいので何とかして欲しいという。氷見は紀子が犯人である疑いを抱きつつ他に被疑者を探す。調べを進めると紀子のライバルである青山リナが浮上。リナは塚越と付き合っており、なんと紀子は塚越とリナとの関係も知っていたのだ。さらに紀子の母がガンであることも発覚。一方、東堂は氷見との誓約を破り林議員のセクハラスキャンダルを雑誌に載せると言い出す…というのが3話の展開。実は紀子はコーチから審査員との“枕”を強要されており、それに気づきその事を公表しようとした塚越をコーチが殺害、罪を紀子になすりつけようとしていた。氷見らは紀子の謝罪会見の日程を調整して東堂のネタをつぶす…というラストだった。今回は中川さん演じる藤枝が、ド派手なスーツで東堂を脅しに行ったかと思えば一転、イケメン外人スケーターのフェルナンデスの部屋に乗りこまされ情報収集…と大活躍。流暢な英語を披露する場面に「中川大志、英語の発音いい」「英語ペラペラ、発音良すぎ」などの感想が集まっている。また今回相馬紀子役で「PRINCE OF LEGEND」などの白石聖が出演。大人たちに振り回されるフィギュアスケーターを演じた白石さんに「演技良かったな」「めちゃくちゃ上手い」「迫真の演技、ビジュアル、感動しました」などの声が殺到している。(笠緒)
2019年01月24日2年前、将来への期待をこめて取材したジュニア選手は、着実に結果を残し、日本を代表するスケーターになりつつある。人気もうなぎ上りの友野一希選手に、再び会いに行った。なにをどのぐらいやれば、世界と戦えるかが見えてきた。「以前は、褒められるなら、“かっこいい”がいいと思っていましたけど、最近は、考えを改めました。“かわいい”って言ってもらえるだけでも、ありがたいなって」そう言って、人懐っこい笑顔をカメラに向ける友野一希選手、20歳。シニアにあがる直前に取材してから2年。そのかわいさは相変わらずだけれど、氷上では、本人も「正直、びっくりしている」と明かす躍進を見せた。なかなか結果が出なかったジュニア時代とは対照的に、シニア1年目の昨シーズンは、補欠で初出場した世界選手権でいきなりの5位入賞。今季はグランプリシリーズのロシア杯で初の表彰台。全日本選手権では表彰台に一歩及ばなかったが、四大陸選手権への出場を決めた。「いまは、“先が見えるスケート”ができていると感じています。もちろん、4回転ジャンプは、最低でももう1種類は必要ですし、スピンやスケーティングもまだまだ。羽生結弦選手や宇野昌磨選手に比べれば、未熟なところだらけ。それでも、なにをどのぐらいやれば、彼らと戦えるのかが見えてきて。北京五輪に出場するという目標も、より明確になりました」言葉の奥には決意が覗く。明るいキャラクターそのままに、楽しい演技で観客の心をつかんできた“浪速のエンターテイナー”は、表現力でも新境地を見せた。「いままでは、自分のスケートや気持ちを前面に出して滑るだけでした。でも、今季のショート『ニュー・シネマ・パラダイス』では、映画の中で描かれているいろいろな愛の形を、音楽にのせて、観ている方に届けるという、これまでとは違う思いの伝え方ができるようになった気がします。演技後には、経験したことがない拍手や会場の空気に包まれて、自分はこういう曲を演じたかったんだな、って気づきました。いまでは、いちばんのお気に入りです」ショートを振り付けたウズベキスタンのフィギュアスケーター、ミーシャ・ジーさんとの出会いも、成長を後押ししている。「彼は、僕がまさにそうなりたいと目指している、美しい演技から楽しい演技までできるスケーター。ありがたいことに、振付の先生という枠を超えて、スピンやステップなどの技術まで、本当に熱心に指導してくださっています」競技を忘れ、大学の仲間と過ごす時間も大切。オフアイスでの過ごし方も、結果につながっているのだろうか。現在は、同志社大学スポーツ健康科学部の2年次生。「見てのとおり、普通の大学生です」と繰り返すように、自宅からリンク、大学へは、いまも電車通学。この日もキャップにパーカというスタイルで、ひとりでふらりとやってきた。「私生活では、フィギュアスケーターの友野一希は捨てて、大学の友だちと焼き肉を食べに行ったり、会話したりする時間を大切にしています。スケートのことばかり考えていると、ストレスがたまってしまうので。仲良くなるのは、自分と同じように、なにか本気で目指しているものがある人。逆に、漫然と学生生活を送っているような人は苦手かなぁ。大学の友だちからは、よく“やっぱり大阪人だね”って言われるんですけど、なにが大阪人ぽいのか、自分ではよくわかりません」と、笑う。トレーナーの袖口が図らずも萌え袖になるほど、本当に華奢。体重は、なんと48kg。「日本のブランドのXSサイズしか着られないんですよ~」と嘆くが、氷の上に立てば一転、どこにそんな力を秘めていたのかと思うほど、エネルギッシュに舞う。最後に来季への思いを聞いた。「グランプリファイナルに行って、本気でメダルを目指したいし、ショートで100点台という異次元枠にも行きたい。でも、その前に、四大陸選手権の表彰台です」友野一希1998年5月15日、大阪府生まれ。4歳からフィギュアスケートを始め、17歳の時に出場した世界ジュニアで初めて“世界”を経験。意識が変わり、飛躍を遂げている。※『anan』2019年1月30日号より。写真・わたなべよしこスタイリスト・壽村太一取材、文・(by anan編集部)
2019年01月24日スタイリスト、デザイナーの安野ともこが手掛けた、女優やトップアスリートのコスチュームを展示する展覧会「安野ともこのコスチューム展“Thanks a million”」が、1月18日から27日まで、東京のandMade 北参道にて開催する。映画『フラガール』、『東京タワー』、舞台『哀しい予感』、ドラマ『すいか』など数々の作品を担当し、人をより魅力的に“魅せる”スタイリングを追求する、スタイリスト・ジュエリーデザイナーの安野ともこ。フィギュアスケート・浅田真央のコスチュームや、ミュージカル『キャバレー』の衣装デザイン・製作を手掛けるなど、衣装デザイナーとしても活躍している。今回は、過去に安野が手掛けた代表的な映画、ドラマ、CMに加え、舞台『キャバレー』、フィギュアスケート・浅田真央のソチオリンピックやアイスショー“サンクス・ツアー”の衣装など、貴重な衣装作品の数々が展示される。同展開催の最大のきっかけは、会場となるandMade 北参道が、“My Brandをつくる場所”をコンセプトに、主に服作りのための様々な裁縫機器・デジタル機器を有する稀有なFAB施設であり、創造の現場であることに安野が共感したこと。衣装を通じて映像作品や舞台を彩ってきた安野の世界を生で体験できる貴重な同展では、安野がデザインを手掛けるアロマティック カスカ(AROMATIQUE | CASUCA)、カスカ(CASUCA)のエクスクルーシブ・モデルも展示・販売される。【展覧会情報】“Thanks a million”展会期:1月18日~1月27日会場:andMade 北参道住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-34-3時間:10:00〜22:00 ※19日、最終日のみ19:00終了予定入場無料
2019年01月09日2019年3月に、世界フィギュアスケート世界選手権が、5年ぶりに日本開催される。先日その代表選手も決定し注目がますます集まっているフィギュアスケート界で現在一人の歌手の認知度が高まっているという。「藤澤ノリマサさんというポップオペラ歌手なんですが、ポップスとオペラを融合させた歌を歌っています。ソロ・シンガーでこれをやるのは世界で一人だけだそうです。2016年から3年連続でファンタジー・オン・アイスに出演しています。3年連続で出演しているアーティストの人は藤澤さんだけなんです。数々のトップスケーターとショーをしていますが、羽生結弦さんがジュニアの時から歌を暗記するほど聞いていたそんな注目の歌手が藤澤さんなんです」(音楽関係者)そんな藤澤ノリマサ(35)に本誌は話を聞いた。「確かに、羽生選手からは2017年にご一緒した時に『初めまして』って挨拶したら『知ってますよ!』と。2010年の仙台でのイベントで『希望の歌~交響曲第九番~』という歌を歌っている時に、中継先のリンクにいたのが当時16歳の羽生選手だったみたいです。2017年のショーのフィナーレでその曲が使われたのですが、さらに羽生選手はショーに使われるそれ以外の曲も全て歌詞が頭に入っていると言っていました。確かにリハーサルの時から滑りながら口ずさんでいたので、僕の方がどうやって歌詞覚えているのか教えてもらいたいくらいですよね(笑)」ファンタジー・オン・アイスへの出演が決まったのは、音楽監督の武部聡志さんに声をかけてもらったのがきっかけだという。「幸いにもそこから3年連続で呼んでいただけてます。スケーターの方々が競技中にかけている曲を僕も持ち歌として歌っていることが多く、ショーに出始めるまではスケートの事を意識したことはなかったのですが、今ではすっかりスケートファンの一人です。グランプリファイナルで優勝した紀平梨花選手(16)もショーでご一緒できましたし、羽生選手のコーチのブライアン・オーサー(56)には『ビューティフル!』と歌を褒めて頂けました」藤澤は声楽家の父と、カラオケ教室を開いていた毋の影響を受け、音大で声楽を学んでいた。「プロの歌手を目指す過程で、1曲の中で、ポップスとオペラ2つの歌唱法を使って表現する、今のポップオペラというジャンルを切り開いてきました。なかなか馴染みのない方もいらっしゃると思いますが、一度聞いていただければ幸いです」日本の名曲をカヴァーしたアルバム『ポップオペラ名曲アルバム』が発売中。中島みゆきリスペストライブにも出演し、2019年3月からは、10周年コンサートツアー<10th anniversary藤澤ノリマサ CONCERT TOUR2019~威風堂々~>(4月30日の国際フォーラムC他7本)も開催決定だ。詳細はへ。
2018年12月30日来年は亥年。亥は陰陽五行では「水」の気があるとされます。水の気の干支である来年と自分の生まれ年の干支との相性から、干支別に年越しのカウントダウンをすると恋愛運を良くなるラッキープレイスを占いました。オススメの場所や、ためして欲しい過ごし方をお知らせします。■ ●子年生まれ…銀世界!見渡す限りの銀世界で、今年のカウントダウンを過ごしましょう。白い雪が降り積もっている場所が、来年に向けてのあなたの恋愛運気の流れを良くします。また、子年生まれのラッキーな時間帯は、まさに真夜中前後。カウントダウンをすること自体がラッキーアクションです。■ ●丑年生まれ…木がいっぱいのところ夜中ではありますが、森林浴をしながらのカウントダウンが恋愛運を上げてくれます。杉林がそばにある神社や松並木のある海辺などがオススメ。木がいっぱい、という場所がラッキープレイスになりますが、夜中でも人がたくさん出る安全な観光地が◎。訪れたら、深呼吸をしましょう。■ ●寅年生まれ…真夏のリゾート寒い日本とはうってかわっての、真夏のリゾートが恋愛運を上げてくれるカウントダウン・ラッキープレイスです。じっとしていても汗をかくくらいの気候の場所がオススメ。リゾートの明るいテンションで、夏のカクテルを飲みながら「ハッピーニューイヤー!」と盛り上がりましょう。■ ●卯年生まれ…木が燃えている部屋暖炉か薪ストーブが暖かく焚かれている部屋でのカウントダウンが、恋愛運に良いでしょう。心地よく木が燃えている環境は、恋愛運をじわじわと上げてくれます。来年を通してラッキーな場所ではありますが、寒い冬にうってつけです。年の切り替わりの時に、火と木を見つめてください。■ ●辰年生まれ…龍神がいる寺社大晦日の夜から、初詣に出かけるのが恋愛運にラッキーです。お参り先は、山にある龍神を祀っている神社や、龍神に縁のあるお寺などが◎龍の像や絵がある寺社でもOKですが、山にあることが条件となります。その寺社が定めるやり方に従ってお参りを。辰の干支守があったら、購入しましょう。■ ●巳年生まれ…魚が泳いでいるところ魚を見ながらのカウントダウンが、恋愛運を上げてくれます。大晦日~元旦にかけてオールナイト営業をしている水族館で、カウントダウンをしましょう。水ではなく魚がポイントなので、魚が泳いでいるのを見られる場所であればOK。出かけるのが難しいのなら、自宅の水槽で泳がせて……でも。■ ●午年生まれ…キャンプ場旅行ともひと味違う、年越しキャンプでのカウントダウンがオススメ。水辺ではなく、木の多いキャンプ場がいいでしょう。グランピングでも◎年越しそば打ちやお餅つきなど、キャンプ場企画の年末年始イベントに参加し、新年の気で心をいっぱいにすれば、恋愛運もぐんぐん上がります。■ ●未年生まれ…自宅でしっとりしみじみと年明けの新しい運気を体に取り込むことが恋愛運に効く、未年生まれ。テレビなどは消し、除夜の鐘を聞きながら自宅でのしっとりした時間の中、カウントダウンをしましょう。年が明けたら、今年の恋愛開運を祈ってください。もしくは教会のミサなど、歌が聞けるところも◎です。■ ●申年生まれ…氷上カウントダウンスケートリンクの上でカウントダウンをしましょう。できれば、友だちでも彼氏でも、誰かと一緒に滑りながらの楽しいカウントダウンがオススメ。アイスショーやフィギュアスケートの映像などを見ながらでもOK。氷と躍動感の両方が、恋愛運にとてもいい刺激を与えてくれるでしょう。■ ●酉年生まれ…流氷を見ながらとっても寒いですが、流氷を見ながらのカウントダウンが恋愛運を上げてくれます。すっかり凍ってしまった湖や池もラッキープレイスですが、動く氷=流氷の方がベター。動く水と氷の気が厄を流し、新しい恋愛運気を入れてくれるからです。現地に行くのがムリなら、映像でもOK。■ ●戌年生まれ…登山恋愛運アップの一押しカウントダウンアクションは、登山。夜の山は大変危ないので、年越しでロープウェーが運航している山など、安全な山を選びましょう。近くにそういう企画をしている山がない場合は、山のふもとでのカウントダウンでも◎山を近くに感じることが大切となります。■ ●亥年生まれ…イルミネーション遊園地遊園地でのカウントダウンで、恋愛運が急上昇!メリーゴーラウンド、ジェットコースターなど大きい乗り物がたくさんあり、イルミネーションが派手な遊園地がオススメです。一年間の苦労を吹き飛ばすように遊び、閉園したら帰ってゆっくり休養することで、気が充足されるでしょう。■ ●さいごにカウントダウンにもいろいろな選択肢がある時代です。1年に1度の機会ですから、恋愛運が上がる場所でカウントダウンを楽しみましょう。お出かけの場合は、風邪を引かないように!(星谷礼香/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年12月28日12月20日~24日、大阪・門真市のRACTABドームで、第87回全日本フィギュアスケート選手権大会が行われる。この大会は今年度の日本チャンピオンを決める大会。それと同時に、来年3月にさいたま市で開催される世界選手権の代表最終選考会を兼ねていて、大会後に代表選手が発表される。出場が予定されている選手の中で話題なのは、何といっても高橋大輔選手。今年7月1日、現役復帰を発表。約4年間のブランクを経て競技の世界に戻ってきた。10月、復帰戦の近畿選手権で3位、続く11月の西日本選手権で優勝し、全日本への切符を掴んだ。現役復帰の記者会見で「今季の目標は全日本選手権の最終グループで滑ること」と語っていた高橋。前代未聞の復帰、そして32歳となった髙橋選手がどんな演技を見せるのか、目が離せない。ケガのため羽生結弦選手は出場しない可能性が高い。となると、男子の優勝候補は宇野昌磨選手だろう。今季のGPシリーズで、スケートカナダとNHK杯で優勝。出場選手の中でライバルは見当たらない。女子で注目したいのは紀平梨花選手。今季シニアデビューを果たし、いきなりGPシリーズのNHK杯、フランス杯と2連勝!パーソナルベストスコアでも、女子選手中、トップに立つ。浅田真央さんの代名詞だった、女子では限られた選手しか跳べないトリプルアクセルが武器。GPファイナル(12月6日~10日)でも好成績を収め、そのままの勢いで大会を迎えると、ニューヒロイン誕生の可能性も高いのでは。対するは宮原知子選手。五輪初出場だった平昌で4位、全日本でも昨年まで4連覇中と女子エースの座を守ってきたが、NHK杯では2位と紀平選手に負けている。しかも紀平選手とは同じコーチ。現女王が巻き返すのか、一気に台頭してきた後輩との同門対決に注目を!全日本フィギュアスケート選手権大会期間:12月20日(木)~24日(月)会場:大阪府門真市・東和薬品RACTABドーム(大阪府立門真スポーツセンター)男子はSPが22日、FSは24日。女子はSPが21日、FSは23日。フジテレビ、フジテレビONE 、BSフジにて放送。※出場選手の情報は12月7日現在※『anan』2018年12月26日号より。写真・アフロ(by anan編集部)
2018年12月22日12月5日、俳優の中村倫也(31)が、2018年に最も検索数が急上昇した「Yahoo!検索大賞2018」の俳優部門賞に輝いたとして話題となっている。「Yahoo!検索大賞2018」は、1年間で多くの人に指示され前年と比べもっとも検索数が急上昇した人物に賞を授与するアワード。今年で5周年を迎える。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』で脚光を浴び、ドラマや映画、CMなど幅広く活躍する中村。幅広いキャラクターを演じわけるカメレオン俳優として注目され、今回の受賞につながった。中村はTwitterに「Yahoo!検索大賞2018 俳優部門 いただきました!ありがとうございます」と報告。「ずっしりと、トロフィーの重みをしっかりと感じながら、日々邁進してまいりたいと思います」と想いを伝えた。これには6,000を超えるリツイートと45,000近い、いいねが付き人気の高さをうかがわせた。ファンは「おめでとうございます!私もいつも検索しております」「おめでとうさすが倫也くん」「自分の事のように嬉しいです」「朝からドキドキしながら待機してたので、発表見て興奮しまくりました!!!」など喜びと祝福のコメントが相次いでいる。また、大賞とアイドル部門賞をKing & Princeがダブル受賞。ミュージシャン部門賞は9月に引退した安室奈美恵(41)、モデル部門賞はKoki,(15)が受賞。お笑い芸人部門賞はひょっこりはん(31)、作家部門賞はカラテカ・矢部太郎(41)が選出された。また平成生まれの著名人に贈られるスペシャル部門賞には、女子テニス・大坂なおみ(21)とフィギュアスケート男子・羽生結弦(23)が受賞した。
2018年12月05日世界のストリートファッションシーンでも話題の「10匣(テンボックス)」のディレクター・Mr.Piguがディレクションする、4日間限りの幻のローラースケート場「4DAYS ROLLERSKATING BY TENBOX」が、伊勢丹新宿店本館7階=催事場に、2019年1月3日から6日までオープンする。百貨を扱い、遊園地などもあり、家族で週末やお休みに出かける場だった百貨店も、いつしか買い物に行くことがメインで、家族や人が集う場が少なくなった。昔のように家族や人が集える百貨店、そんな集いの場として開催する本イベント。2019年1月に誕生2周年を迎える10匣のディレクターである、Mr.Piguによってアメリカのローラースケート場を再現する。ローラースケート場では、売店でのフード販売や物販も楽しめる。会場では、本場アメリカの雰囲気漂うネオンカラー一色のムーディーな雰囲気の中で懐かしのローラースケートの滑走ができる。子供にとっては新鮮で、大人にとってはどこか懐かしい、年代を超えて楽しめる空間となっている。 Mr.Piguまた、初日である1月3日の16時から20時には、ローラースケート場オープンと10匣の2周年を記念したパーティーを開催。LAより人気セレクトショップ「VIRGIL NORMAL」オーナーのShirleyとCharlie、イーストハリウッドのスタジオにてハンドメイドホームグッズやアクセサリーをデザイン製作している「Made Solid」のPeter MaxwellとMiaの2組を招聘し、更に、ポーランドで開催された「IDA WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2013」で世界4位という実績をもつDJ SHOTAという豪華ゲストによるDJが披露される。売店のフードの監修は、表参道などで人気のピザ屋「PIZZA SLICE」がディレクションを手掛ける。オリジナルのアメリカンドックを中心に、手作りのドーナツやコーヒーなどイートインスペースで気軽に食べられるフードとドリンクを提供し、さらには限定の「PIZZA SLICE」特製ピザマンも登場予定。Shirley&Charlie ©Autumn DeWilde物販では、10匣が制作した限定アイテムを展開。ブランドの立ち上げ以前に、Mr.Piguが自分用と友人用のみで製作していたボア付コーチジャケット(税込1万7,064円)から、10匣でも人気のロングスリーブTシャツ(税込1万1,664円)のほかに、クルーネックスウェット(税込1万3,824円)、フーディー(税込1万3,824円)など、ローラースケート場オープンを記念して製作された限定アイテムが多数登場。「VIRGIL NORMAL」とのコラボレーションによる、ロングスリーブTシャツ(1万2,960円)も限定発売する。商品は、12月19日より伊勢丹オンラインストア()で先行販売予定。お正月は、久しぶりに家族で、友人同士で百貨店を訪れてみては。【イベント情報】4DAYS ROLLERSKATING BY TENBOX会期:2019年1月3日〜6日会場:伊勢丹新宿店本館7階=催事場
2018年12月05日2020年東京オリンピックの正式種目に採用されているスケートボード。日本でもその人気がますます高まるなか、2018年12月1日(土)に国際イベント「スケートエクスチェンジ powered by JTB」が東京の「ムラサキパーク」で開催されました。アメリカからLacey Baker(レイシー・ベイカー)やMariah Duran(マライア・デュラン)、そして日本の西村碧莉選手など、世界トップ女子スケートボーダーが東京に集結。未来のオリンピアンたちが国を越えて競い合い、交流を育んだ様子をご紹介します。「スケートエクスチェンジ」とは?2018年12月1日(土)に、東京の「ムラサキパーク」で開催された「スケートエクスチェンジ powered by JTB」。ただの協議会ではなく、新しい文化交流スタイルを育むイベントとして企画されました。日本のスケートボーダーやファンが、海外の女子トップスケートボーダーたちと直接ふれあうことで、日本の女子スケートボード・シーンの活性化と国を越えた文化交流を目指しています。主催女子スケートボード界の世界的パワーハウスである「Women’s Skateboarding Alliance(WSA)」 と、米国ロサンゼルスをベースとするスポーツエージェンシー「B-Global Agency(BGA)」の主催で開催されました。世界トップ女子スケートボーダーが東京に集結スポーツ競技大会「X Games」などで活躍する、世界レベルの女子スケートボーダーたちが「ムラサキパーク」に集まりました。今回のイベントの招待選手たちをご紹介します。【アメリカ】Lacey Baker(レイシー・ベイカー)カリフォルニア州のロサンゼルス郊外の街出身のレイシーは、今最も尊敬される女子スケートボーダーの一人です。2018年は「X Games Norway 2018」のスケートボード・ストリート部門で銀メダルに輝きました。スケートボードの技術だけでなく、自分自身でいることを大切にする飾らない生き方も、多くの人々に影響を与えています。【アメリカ】Mariah Duran(マライア・デュラン)マライアは、2018年最も注目された女子スケートボーダーではないでしょうか。「X Games Minneapolis 2018」のストリート部門で、日本の西村碧莉選手を破っての金メダル、そして続く「Sydney 2018」でも金メダルに輝きました。ストリート部門のトップへと躍進した彼女の今後の活躍が注目されます。【アメリカ】Jenn Soto(ジェン・ソト)ニュージャージー出身のジェンは、多くの若者から支持されるプロスケートボーダーです。12歳のときにスケートボードに出合って以来、型にとらわれることなく自分を表現できるスケートボード・コミュニティを愛してきました。今回のイベントにも、日本にスケートボードの楽しさを広めたいと、足首の怪我をおして参加しました。【アメリカ】Samarria Brevard(サマリア・ブレヴァード)2017年7月に開催された「X Games Minneapolis 2017」のスケートボード・ストリート部門で銀メダル輝いたサマリア。その活躍が認められ、同じ年の11月、ロサンゼルスのスケートボードショップ「enjoi」のプロチームに昇格しました。【アメリカ】Alexis Sablone(アレクシス・サブロネ)3度の「X Games」での優勝経験を持つアレクシス。今年31歳の彼女は新しく台頭する世代に負けず、常に妥協を許さずにスケートボードを追求します。そんな姿勢はスケートボード以外にも表れ、2016年には「マサチューセッツ工科大学」で建築学の修士号も取得。今回のイベントでも、高難易度のトリックを成功させるまでなんども挑戦し続ける姿を見せてくれました。【フィリピン】Margielyn Didal(マージェリン・ディダル)フィリピン・セブ島出身のマージェリンは、今アジアで最も注目される女子スケートボーダーの一人です。2018年アジア競技大会で金メダルを獲得。フィリピンにとって同大会で4つ目の金メダルをもたらしました。【日本】西村碧莉(にしむら・あおり)現在、間違いなく日本の女子スケートボード界を牽引している西村碧莉選手。2017年に開かれた日本選手権の初代王者にして、「X Games Minneapolis 2017」のストリート部門で日本人初の金メダルに輝きました。「X Games Minneapolis 2018」で銀メダル、「Sydney 2018」では銅メダルを獲得しています。2020年東京オリンピックの金メダル候補の一人です。【日本】藤澤虹々可(ふじさわ・ななか)10歳の頃よりネットですごい技を決める少女がいると注目された藤澤虹々可選手。2017年にカリフォルニア州で開催された女子スケートボード最大のイベント「EXPOSURE 2017」では、優勝の栄冠に輝きました。現在17歳、オリンピックに向けてこれからの活躍がますます期待されます。【日本】Sky Brown(スカイ・ブラウン)日本やアメリカのテレビでも人気者のスカイ・ブラウン選手。まだまだ10歳ながらスケートボーダーとしての技量は確かなもの。スケートボード以外にもサーファーとしても活躍しています。今回はゲストとしてイベントに参加。会場でもやはり人気者でした。世界レベルの技の競演!「ベストトリックコンテスト」8名の招待選手のほかに、さらに8名の日本の若手女子スケートボーダーたちを交えてのコンテストが開かれました。コンテスト内容コンテストは4名1組のグループ(ヒート)に分かれて、街中にある階段やスロープなどを模した構造物のあるコースで、5分間のあいだにさまざまなトリック(ジャンプや回転などの技)を披露し、それを審査員が評価することで競います。第1と第2ヒートは日本の若手女子スケートボーダーたちが、第3、第4ヒートでは招待選手たちが滑りました。コンテスト中の選手たちの様子今回のコンテストの目的は、ほかの競技会と違って“楽しむ”こと。若い日本人スケートボーダーたちは、スター選手を目の前にして果敢に自分の実力を試し、難しいトリックに挑戦していました。一方で海外の招待選手たちが音楽に合わせて陽気に踊りだしたり、笑顔でスケートボードを楽しむ姿を見せたりして、リラックスしたムードを率先してつくっている姿も印象的でした。足首を痛めているジェン。しかし心からの笑顔でスケートボードを楽しんでいました。藤澤虹々可選手は高難易度のトリックに挑戦。何度も失敗しますが諦めず、最後の最後、ラスト2秒で成功させ会場を盛り上げました。優勝は藤澤虹々可選手ラスト2秒で大技を成功させたのが決めてとなり藤澤虹々可選手が優勝。2位に西村碧莉選手、3位はマージェリン・ディダル選手となりました。プロスケーターとのサイン会/写真セッションコンテストの後はサイン会と写真セッションが設けられました。招待選手たちは皆、笑顔でサインと写真に応じ、日本のスケートボーダーやファンたちとの交流を楽しんでいました。選手たちの声レイシー・ベイカー■日本の印象日本は素晴しくて、ショッピングも楽しんだし、食べものも美味しかったし、このイベントも素晴らしかったです。■日本の女子スケートボーダーについてみんな若くて才能があり、さまざまなスタイルを見せてくれました。アオリ(西村碧莉選手)は最高ですね。たくさんのスタイルを持っているし、成長も早いし、また勝負するのが楽しみです。■オリンピックに向けての意気込み最善を尽くして、それから健康でいることですね。健康でいて、練習を沢山して、成長していきたいと思います。マライア・デュラン■日本の印象日本に来たのは初めてですが、スケートシーンが盛り上がっていて素晴らしいと思いました。■日本の女子スケートボーダーについて日本人スケーターの成長は素晴らしく、今後も楽しみですね。アオリ(西村碧莉選手)がなぜあんなに素晴らしいかもわかりました。彼女は日本のスケートボードコミュニティを盛り上げているし、日本にとってもそれは良いことでしょう。■オリンピックに向けての意気込み今年は忙しい年でしたが、来年はオリンピックに向けてもっと忙しくなるでしょう。個人的にはスケートボーダーとして全力を尽くしていきたいです。西村碧莉■イベントの感想いつも海外に行って(招待選手たちと)一緒にいるのに、日本にいるから凄く新鮮味を感じました。こういう風にいろいろな人が来て、スケートボードが広まっていくのかなと思います。日本で女の子だけのイベントというのは少ないので、このように女の子もいっぱい来てくれたので、もっといろいろな所でやっていきたいなと思います。女子スケートボードに今後も注目西村碧莉選手の世界での活躍もあり、2020年の東京オリンピックに向けて、ますます盛り上がっていく女子スケートボードにこれからも注目です。もしかしたら今回のイベントでスター選手たちとふれあった若手選手のなかから、将来のオリンピアンが誕生するかもしれませんね。スポット情報スポット名:ムラサキパーク東京住所:〒120-0024 東京都足立区千住関屋町19−1 アメージングスクエア内電話番号:03-5284-3693
2018年12月03日「初音ミク フィギュア展」が、横浜人形の家で2018年12月8日(土)から2019年1月31日(木)まで開催される。「初音ミク フィギュア展」では、キャラクターそしてバーチャル・シンガーとして注目を集める初音ミクにフォーカス。歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」として誕生した後、グッズ展開やライブを行うまで人気を集めた初音ミクの魅力に迫る。会場では、いつもそばに居て欲しい初音ミク、楽器としての初音ミク、アートとしての初音ミク、そして時代と共に様々な人の想いによって創られる初音ミクをキーワードに、約200体にも及ぶフィギュア展示によってその魅力を紹介。これまでに製作された関連フィギュアを始め、等身大モデルなども集結する。また、初音ミク 特設ショップでは、オリジナルのぬいぐるみや当館限定コラボドール「プーリップ/初音ミク 横浜人形の家 ver. 」の発売も予定している。【詳細】「初音ミク フィギュア展」開催期間:2018年12月8日(土)~2019年1月31日(木)※月曜日休館(祝日の場合は翌火曜日休館/年末年始は12/29~1/1休館)会場:横浜人形の家 2階多目的室住所:神奈川県横浜市中区山下町18料金:大人〈高校生以上〉600円/小人〈小・中学生〉300円※入館料含む・未就学児は無料TEL:045-671-9361■初音ミク缶バッジづくり開催日時;2019年1月19日(土)・20日(日)各日10:00〜※定員になり次第終了定員:各日先着100名参加費:200円(材料代込)※別途入館料が必要会場:3階イベントスペース■初音ミク アクセサリーづくり開催日時:2019年1月26日(土)・27日(日)各日10:00〜※定員になり次第終了定員:各日先着100名参加費:400円 ※別途入館料が必要会場:3階イベントスペース■コンサート映像上映会&撮影会開催日時:2019年1月5日(土)13:00〜16:00終了予定会場:4階あかいくつ劇場参加費:無料 ※別途入館料(大人400円/小人200円)が必要定員:先着100名申込:事前申込制 ※横浜人形の家HPから12月1日9時より先着受付※小学2年生以下は保護者同伴。<グッズ情報>・オリジナルぬいぐるみ「初音ミクフィギュア展 横浜人形の家ぬいぐるみ」発売時期:2018年12月中旬販売開始予定・当館限定コラボドール「プーリップ/初音ミク 横浜人形の家 ver. 」発売時期:2019ン絵1月中旬販売開始予定
2018年12月01日「ホンマにだんじり効果で5億円が出ました!奇跡ですわ!」大阪府「磯上チャンスセンター」の販売担当・篠木将司さんから、編集部に歓喜の連絡がきた。本誌が今年のハロウィンジャンボ特集で「祭りが億招きする売り場」として紹介した「磯上チャンスセンター」から1等が出たのだ。この売り場は岸和田市にあり、全国的に有名な岸和田だんじりの山車が店頭を駆け抜ける。たまたま今回だんじり祭り開催中に売り場を訪れたところ、なんと販売員のひとりと山車をひく若頭が元同級生だったことから、撮影にも協力してもらった。「販売員と若頭が偶然にも同級生だったことも奇跡。祭りパワーにそんな奇跡も重なって、5億円が舞い降りたのと違いますか」と、篠木さんも興奮気味。かたや、東京都「池袋東口西武線駅構内売場」は、本誌が今年のバレンタインジャンボ企画で推した売り場。フィギュアスケートの浅田真央選手が勝ち運をつかんだといわれる秩父・三峯神社の「氣」のお守りを、売り場に飾って当せん祈願していることを紹介したのだが、なんとハロウィンジャンボで1等・前後賞5億円が!「ジャンボ億は6年ぶり。長かったです。必死の思いで三峯神社にすがった御利益かと思っています」(鈴木洋平社長)本誌で紹介した売り場に次々と舞い降りる奇跡の億。今後、紹介する売り場も見逃すな!
2018年12月01日11月30日公開の映画『くるみ割り人形と秘密の王国』のプレミアムイベントが26日、都内で行われ、主人公・クララの日本語版吹き替えを担当した小芝風花、福島善成(ガリットチュウ)が出席した。時代を超えて世界中から愛され続ける物語を、ディズニーのスタッフ&キャストが実写映画化した『くるみ割り人形と秘密の王国』。愛する母を亡くして心を閉ざしたクララが、 "花の国""雪の国""お菓子の国""第4の国"からなる<秘密の王国>に迷い込む。プリンセスと呼ばれることに戸惑うクララは、やがて、危機に瀕した王国の戦いに巻き込まれていく。公開を間近に控えたこの日のイベントは、厳かな雰囲気が漂うチャペルの会場に映画の中でクララが迷い込む美しい"秘密の王国"を再現。そして"モノマネ芸人"のガリットチュウ福島善成がくるみ割り人形に扮し、主人公・クララの日本語版吹き替えを担当した小芝風花をエスコートした。小芝は、福島のコミカルなメイク姿に笑いが止まらず、「インパクトがすごすぎて(笑)。この顔になれないんですけど、すごく素敵です」と笑顔を見せ、福島は「本気で人形になることが大事なんです。眉毛や目、チークをはっきりさせることを意識しました」とメイクのポイントを解説した。本作について小芝が「本編では(くるみ割り人形を)福島さんだと想像してほしくないんですけど」と断りを入れながら、「素敵なフィリップっていうくるみ割り人形がいて、彼が冒険に連れてってくれます。クララは完璧じゃないところがすごく共感できま、不器用な女の子だからこそ同年代の女性に共感してもらいやすいと思いますよ」とアピールした。劇中では小芝が声を入れたクララが冒険をしていく過程の中で、大切なモノに気づいていく。それにちなみ、「自身にとって大切なものは?」という質問に、小芝は「母に教えてもらった言葉で、夢に向かって努力すること、夢を諦めないこと、成功した自分を想像すること、と教えてもらいました。その時はフィギュアスケートを習っていたんですが、目標があったり夢を追いかけている人には全部に共通する言葉だと思うので、芸能界に入った今でもすごく大切にしている言葉です」と回答。福島は「熊本にいるお父さんからは『魚は骨ごと食え』と教えてもらいました。カルシウムがあるし風邪は引かない、ということで、僕はサンマを全部食べます。お父さんありがとう!」と笑いを誘っていた。映画『くるみ割り人形と秘密の王国』は、11月30日より全国公開。
2018年11月27日お笑いコンビのバナナマンがMCを務めるテレビ朝日系バラエティ番組『ソノサキ~知りたい見たいを大追跡!~』(毎週火曜 23:20~ ※一部地域除く)では、レギュラー放送1周年を記念した初のゴールデン3時間スペシャルを、27日(19:00~21:48)に放送する。今回のスペシャルでは、フィギュアスケート界に注目し、羽生結弦選手や紀平梨花選手にまつわる意外な事実をひも解いていく。番組では紀平選手に密着し、妥協なき衣装作りの裏側が明らかにしていくが、スタジオ収録中に、なんと紀平選手の優勝が決定した。収録後、その事実を知らされたバナナマンも感動しきりで、設楽統が興奮気味に「もともとは紀平選手の調子がいいから密着させていただいたんですけど、まさか収録中に初優勝されるとは…! この番組、持ってますね~」と話すと、日村勇紀も「こんなこと、なかなかない! 何か運命めいたものを感じますよね」と感慨深げだった。他にも、羽生選手とフラワーボーイとの感動シーンや、元トップスケーター・小塚崇彦氏の"引退したソノサキの意外な人生"も徹底調査する。設楽は初の3時間スペシャルについて「スタッフの気合がすごいんですよ!」と明かし、日村も「ゲストがいっぱいいるから、収録はホント楽しかったよね!」と振り返っていた。
2018年11月26日「ジョジョの奇妙な冒険」フィギュア展が、なんばマルイで2018年12月21日(金)から2019年1月8日(火)まで開催される。「ジョジョの奇妙な冒険」フィギュア展は、TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」の放映を記念して、フィギュア・キャラクターグッズ事業を展開するメディコス・エンタテインメントが実施。会場では、超像シリーズ、スタチューレジェンドシリーズを中心に200体以上のフィギュアを展示・販売する。関西エリアで200体以上を展示・販売するイベントは過去になかったことだ。展示作品の中には、過去にイベント限定で販売、または特典としてしか入手できなかった超レアなフィギュアも登場。さらに、普段あまり見られないフィギュアの開発資料などもともに展示する。また、物販コーナーでは、本イベントのための描き下ろしイラストを使用したグッズ販売も行う。フィギュアも「超像可動 ジョジョの奇妙な冒険 第5部」シリーズを含む蔵出し品もラインナップ予定だ。なお、購入者特典も用意されている。【詳細】「ジョジョの奇妙な冒険」フィギュア展期間:2018年12月21日(金)~2019年1月8日(火)時間:平日・土 11:00~20:30、日・祝 11:00~20:00場所:なんばマルイ住所:大阪府大阪市中央区難波3-8-9TEL:06-6634-0101※イベントの日時、内容は一部変更になる可能性あり。©荒木飛呂彦/集英社©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
2018年11月25日