『ボラット』シリーズのサシャ・バロン・コーエン(52)と『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー(48)が、13年の結婚生活に終止符を打ったことが分かった。先週末、インスタグラムのストーリーズにテニスウェアを着た2人の写真を掲載。「20年を超えて続いたテニスの試合において、私たちはついにラケットを置くことになりました。2023年、私たちは結婚を終えるための手続きを一緒に行いました。私たちはプライベートを常に第一に考え、この変化に黙々と対応してきました。私たちは子どもたちに対する献身と愛情を永遠に分かち合います。家族が望むプライバシーを尊重していただけますと幸いです」と連名で発表した。2人は2001年にパーティーで出会い、2010年に結婚。子ども3人をもうけた。アイラは結婚時にユダヤ教徒のサシャに合わせ、ユダヤ教に改宗した。(賀来比呂美)
2024年04月08日12月27日、『スター・ウォーズ』のレイア姫役で知られるキャリー・フィッシャーが亡くなってから7年が経った。娘のビリー・ロードが幼い頃の自分と母キャリーの2ショット写真をインスタグラムに投稿し、偲んだ。「ママが亡くなってから7年が経ちました。(でもだれがカウントしているかって?私かな?)命日を迎えるたびに、私の悲しみは異なる形で繰り返されます)」とつづった。その悲しみが時には怒りだったり、一日中泣くことになるようなものだったり、虚無感を抱いたり、何も感じないことに罪悪感にさいなまれたり…というものだという。これら全てを一度に感じることもあるそうだ。しかし、今年の命日は「目覚めた時に感じたのは感謝。もしくは深い悲しみかな」とビリー。悲しむことは決して悪いことばかりではないそうで、「これまでの人生に対して抱いたことがなかった、感謝の気持ちが芽生えました。喜びの一瞬一瞬に、まるでこれが最後かもしれないという気持ちで浸ることができるんです」と自身の感じ方の変化を明かした。「息子には、おばあちゃんはお空の星に住んでいると話しています。ママは間違いなく、私の人生に輝きを与えてくれるはずです」と前向きに生きている様子をうかがわせた。ファンから「あなたのお母さんは会ったことがない人にもポジティブな影響を与える人だった」「あなたの悲しみの旅について、正直に率直に話してくれてありがとう」などのコメントが寄せられている。(賀来比呂美)
2023年12月28日2016年に亡くなったキャリー・フィッシャーが、5月4日の「スター・ウォーズの日」にハリウッドの殿堂入りを果たす。「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に2754番目の星型プレートを刻むことが分かった。記念セレモニーにはキャリーの代理で娘のビリー・ロードが出席するという。ゲストスピーカーについてはまだ発表されていない。『スター・ウォーズ』シリーズの共演者でキャリーの親友だったマーク・ハミルは、この件に関して「長い間待ち望まれていたこと&十分に値する #キャリーよ永遠に」とツイート。「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」のプロデューサー、アナ・マルティネスは「ファンは、彼らが大好きな映画のプリンセス、キャリー・フィッシャーがハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに星を刻むことに大喜びでしょう。キャリーは『スター・ウォーズ』の共演者マーク・ハミル、ハリソン・フォードと共に、この歴史的な歩道に仲間入りします」とコメント。マルティネスによると、キャリーのプレートはマークのプレートの近くに設置されるとのこと。さらにキャリーの母デビー・レイノルズ(2016年死去)のプレートが、通りを隔てた向こう側にあるという。マークは2018年、ハリソンは2003年、デビーは1960年に殿堂入りしている。(賀来比呂美)
2023年04月28日12月27日(現地時間)、『スター・ウォーズ』シリーズのキャリー・フィッシャーが亡くなってから6年が経った。娘のビリー・ロードがインスタグラムで思いをつづっている。2週間前の12月12日、第2子長女ジャクソンちゃんを出産したことを明かしているビリーは、「ママが亡くなってから6年経ちました。(2年のようにも感じると同時に、705年のようにも感じる)。ママが亡くなって以来のほかの年とは異なり、今年、この2週間は私の人生で最も喜びに満ちたものでした」という。「娘を出産したこと、息子(2歳の第1子)が娘に会うのを見るということは、人生で経験した魔法のような瞬間の中の2つ」と感慨深げにふり返る一方で、そんな魔法のような感動的な瞬間は、キャリーがこの世にはいないという悲しい現実に引き戻すとも。「ママが生きていてくれればなぁ…」。ビリーは、自分にできるのは子どもたちを少し強く抱きしめ、彼らのおばあちゃんであるキャリーの話をし、キャリーの好きだったことを分かち合うこと。そして、キャリーが生きていたらどれだけ孫を愛してくれたかと伝えることだとつづった。自分と同じような経験をした人たちに、「あなたのこと、理解できる。あなたは一人じゃない。どちらも無視しないで。人生は魔法のようになり得ると同時に悲しみにもなり得るのです」と呼びかけた。(賀来比呂美)
2022年12月28日魚介グルメイベント「第8回 ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル2022~全国魚市場&魚河岸まつり~」が、2022年11月17日(木)から20日(日)まで、東京・日比谷公園にて開催される。日本最大規模の魚介グルメイベント「ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル」は、全国各地の魚介料理が堪能できるグルメイベント。姉妹イベントやスピンオフイベントを合わせた累計来場者数は100万人を超えるなど、魚介料理に特化したフードフェスティバルとしては日本最大級の規模だ。約70ブースが出店、多彩な魚介料理が集結2022年は出店エリアを拡大し、前年の3倍となる約70ブースが出店。海鮮丼や各地の牡蠣の食べ比べ、地元自慢の漁師飯・郷土料理、温かい鍋料理など、多種多様な絶品魚介グルメが堪能できる。注目はバリエーション豊かな海鮮丼中でも特に注目したいのは、旬で新鮮な食材を使った海鮮丼。最高ランクのイクラを溢れるほど盛り付けた「天然アラスカ産こぼれいくら丼」、大トロ・中トロ・赤身の食べ比べができる「本マグロの大トロ入り三色丼」、ボタンエビやウニ、アワビ、ホタテ、カニ、ブリ、サーモン、子持ち昆布といった海の恵みを詰め込んだ「北海宝舟9種盛り海鮮丼」など、様々な海鮮丼が用意されている。開催概要「第8回 ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル2022~全国魚市場&魚河岸まつり~」開催期間:2022年11月17日(木)〜11月20日(日)時間:[17・18日]11:00〜21:00、[19日]10:00〜21:00、[20日]10:00〜18:00※営業時間は予定。会場:日比谷公園 噴水広場~芝生広場~にれの木広場入場料:無料※飲食代は別途必要。
2022年11月13日『美女と野獣』『ダウントン・アビー』のダン・スティーヴンスが、今度は完璧な恋を仕掛けるアンドロイドを演じる映画「アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド」が新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国公開された。(C) 2021, LETTERBOX FILMPRODUKTION, SÜDWESTRUNDFUNKアンドロイドのトムに課されたミッションは、「アルマを幸せにすること」。3週間の実験期間で、献身的でロマンチックなトムのアルゴリズムは、過去の傷から恋愛を遠ざけてきたアルマの心を変えることが出来るのか。理想の相手を探し求める人々に贈る、クスっと笑えてほんのりビターなラブロマンスとなっている。(C) 2021, LETTERBOX FILMPRODUKTION, SÜDWESTRUNDFUNK抜群のルックスと穏やかな性格と豊富な知識、ロマンチックなエスコートで難攻不落のアルマに恋を仕掛けるアンドロイド・トムを演じるのは『美女と野獣』、『ダウントン・アビー』のダン・スティーヴンス。(C) 2021, LETTERBOX FILMPRODUKTION, SÜDWESTRUNDFUNKトムに尽くされても素直になれないアルマには、『es[エス]』や『ヒトラーを欺いた⻩色い星』など、ドイツで活躍するマレン・エッゲルト。過去の悲しみを心にしまい込み、充実した仕事に打ち込みながらも、老いゆく父の姿に自らの孤独を重ねる複雑な現代女性アルマを繊細に演じる。監督は、超正統派ユダヤ教徒のコミュニティから逃亡する女性を描き、プライムタイム・エミー賞を受賞した 『アンオーソドックス』のマリア・シュラーダー。現在は、映画プロデューサーの権力を振りかざし、 セクハラと性的暴行事件を繰り返したハーベイ・ワインスタインの行状を暴く『She Said(原題)』(22年公開 予定)を撮影中という、今ハリウッドで最も注目を集める監督のひとりである。(C) 2021, LETTERBOX FILMPRODUKTION, SÜDWESTRUNDFUNKミドルエイジクライシスに直面する女性をアンドロイドが救うラブロマンスであると同時に、人間とアンドロイドの関係に疑問を投げかける映画となっている。■「アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド」のあらすじベルリンのペルガモン博物館で、楔形文字の研究に没頭する学者アルマ。研究資金を稼ぐため、とある企業が極秘で行う 特 別 な 実 験 に 参 加 す る こ と に 。そ こ に 現 れ た の は 紺 碧 の 瞳 で ア ル マ を 熱 く 見 つ め る ハンサムなトム。初対面にもかかわらず、積極的に口説いてくる彼は、全ドイツ人女性の恋愛データを学習 し 、ア ル マ の 性 格 と ニ ー ズ に 完 璧 に 応 え ら れ る よ う プ ロ グ ラ ム さ れ た 高 性 能 A I ア ン ド ロ イ ド だ っ た の だ ! トムに課されたミッションは、“アルマを幸せにすること” ただひとつ。実験期間は3週間。献身的でロマン チックなトムのアルゴリズムは、過去の傷から恋愛を遠ざけてきたアルマの心を変えることができるのか?【映画情報】「アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド」新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国公開中監督:マリア・シュラーダー『アンオーソドックス』出演:ダン・スティーヴンス、マレン・エッゲルト、ザンドラ・ヒュラー2021 年|ドイツ映画|ドイツ語|107 分|英題:Iʼm your man |日本語字幕:金澤壮子|提供:ニューセレクト配給:アルバトロス・フィルム 映倫:PG-12 |(C) 2021, LETTERBOX FILMPRODUKTION, SÜDWESTRUNDFUNK公式 HP:imyourman-movie.com
2022年01月14日サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ(グループ本社:東京都港区、代表:室田 博夫、以下 サーモフィッシャー)は、国立研究開発法人国立がん研究センター(以下、国立がん研究センター)と共同で、次世代シーケンシング技術を用いたカスタマイズ可能な遺伝子パネル「Ion Ampliseq HD」を共同開発し、卵巣明細胞がん、子宮体がんのリキッドバイオプシーによる遺伝子解析を実施することを発表します。両者は、2020年10月1日に締結した共同研究の複数年契約に基づいて協力していきます。国立がん研究センター中央病院は、日本をはじめアジアでの発生頻度が高く、難治性のがんとされている子宮頸がん、卵巣明細胞がん、上咽頭がん、卵巣がん、子宮体がん、トリプルネガティブ乳がん患者を対象に、患者さんの身体への負担が少ない、血液を用いたリキッドバイオプシー検査で網羅的に遺伝子異常を調べ、治療の詳細や予後などの臨床情報と合わせたデータベースを構築・解析し、治療標的となりうる遺伝子異常の特定や治験の実施につなげるアジア多施設共同前向き研究*1「A-TRAIN(エー・トレイン)」をマレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムのアジア6カ国の施設と協力して実施します。A-TRAINは、「アジアがん臨床試験ネットワーク構築に関する事業(ATLAS project)」の中で実施され、アジアでの臨床試験実施基盤の構築にも取り組みます。サーモフィッシャーはA-TRAINにおいて、卵巣明細胞がんと子宮体がんの遺伝子解析を実施します。解析には、サーモフィッシャーの次世代シーケンサー「Ion GeneStudio S5」と、サーモフィッシャーが国立がん研究センターと共同で開発したカスタマイズ可能な遺伝子パネル「Ion AmpliSeq HD」が使用されます。サーモフィッシャーの代表である室田 博夫は次のように述べています。「この度、国立がん研究センター様と共同でアジア地域の難治がん研究に貢献できることを、大変光栄に思います。弊社のリキッドバイオプシーの技術が検体採取時の患者さんのご負担を軽減し、治療の選択、スクリーニング、治療効果のモニタリング、根治的治療後の残存病変の評価といったさまざまな目的に幅広く活用されることを期待しています。サーモフィッシャーは国立がん研究センター様とともに、今後も研究を通じて連携を行い、治療標的となりうる遺伝子異常の特定や治験の実施を目指し、『より健康な世界』の実現に貢献してまいります」■アジア多施設共同前向き研究「A-TRAIN」概要サーモフィッシャーは、「卵巣明細胞がん」「子宮体がん」の研究に参画します。「卵巣明細胞がん」開始時期 :2021年12月参加国 :日本、フィリピン、マレーシア、タイ、シンガポール、ベトナム登録数 :50名遺伝子解析:サーモフィッシャー「子宮体がん」開始時期 :2022年2月参加国 :日本、フィリピン、マレーシア、タイ、台湾、ベトナム登録数 :60名遺伝子解析:サーモフィッシャー、国立がん研究センター研究所■用語解説*1 前向き研究前向き研究とは、患者さんのご協力のもと、新たにデータやサンプルを集め、実際に検証を行う研究を指します。■サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドについてサーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッド(本社:米国マサチューセッツ州ウォルサム、NYSE:TMO)は、科学サービスを提供する世界的なリーディングカンパニーであり、収益は約400億ドルに達しています。私たちのミッションは、私たちの住む世界を『より健康で、より清潔、より安全な場所』にするために、お客様に製品・サービスを提供することです。私たちはライフサイエンス研究のさらなる加速、分析における複雑な課題の解決、研究室の生産性向上、臨床診断性能と治療の向上、患者さんの人生を大きく左右する医薬品開発・製造に取り組むお客様を支援します。世界に100,000人以上の従業員を擁する当社のグローバルチームは、Thermo Scientific、Applied Biosystems、Invitrogen、Fisher Scientific、Unity Lab Services、Patheon、PPDといった業界をリードするブランドを通じて、革新的な技術、購入における利便性、医薬品開発・製造サービスにおいて、他に類を見ない組み合わせを提供します。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月23日アンドロイドとの恋を描くロマンティックムービー『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』より、ダン・スティーヴンスのダンスシーンを切り取った本編映像が解禁された。本作は、『美女と野獣』『ダウントン・アビー』のダン・スティーヴンスが、完璧な恋を仕掛けるアンドロイドを演じたロマンティックなSFラブロマンス。来年度(2022年度)のアカデミー賞国際長編映画賞・ドイツ代表にも選出されるなど、高い評価を得ている注目作だ。この度解禁されたのは、最高の伴侶としてプログラミングされたアンドロイドのトムと、主人公アルマがAI会社のセッテイングしたダンスホールで初めて会うシーン。「一緒に踊ろう」「ルンバだ」ホールでダンスを楽しむ人たちを見てトムはストレートに誘ってくるが“アンドロイドと踊る”という初めての経験にアルマはどうしても戸惑いを隠せない。けれども、トムはそんな不安げなアルマには一切お構いなし、真剣な表情で彼女を見つめながら、キレキレのルンバを踊りまくる。一体どうしたらいいのか困惑気味のアルマが一緒にダンスを踊っていると、トムの動作に突如バグが発生!「僕は、僕は…」と繰り返しはじめると、数人のスタッフに抱えられながら、舞台裏に連れ去られてしまう。そんなトムを呆然と見守るアルマ…。可笑しくも切ない、コミカルなシーンとなっている。アルマとトムの奇妙な恋の行方はもちろん、ダン・スティーヴンスのアンドロイド演技にも注目したい。『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』は2022年1月14日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド 2022年1月14日より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開©2021, LETTERBOX FILMPRODUKTION, SÜDWESTRUNDFUNK
2021年12月03日ダン・スティーヴンスが完璧な恋人アンドロイドを演じるアカデミー賞国際長編映画賞・ドイツ代表作『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』より、シーン写真が解禁となった。この度解禁されたのは、合計6点のシーン写真。アンドロイド会社のコンサルタント(ザンドラ・ヒュラー)に連れられてアルマ(マレン・エッゲルト)のもとを訪れ、まだどこか“ロボット然”とした様子のトム。彼女を喜ばそうとバスルームにキャンドルを敷き詰めてシャンパンまで用意し、さながら『プリティ・ウーマン』でリチャード・ギアが演じたロマンチックなひと時を再現しようとするシーン。デート中、彼女をただ静かに見守り、優しい表情を見せる様子など、少しずつ時を重ねることで徐々に表情や雰囲気が変化していくアンドロイド・トムと、最初は抵抗しながらも、トムの優しさとユーモアに心が解されていくアルマの、チグハグだけどどこかロマンチックな生活を切り取っている。人間同士の恋愛は妥協や擦り合わせの繰り返しで、ままならないことばかりだが、ロボット相手なら難しい人間関係もストレスゼロ。しかし、衝突のない関係は「愛」なのだろうか?それとも「高度で繊細なアルゴリズムの結果」なのか?果たして、人間アルマとロボットのトムが行き着く未来とは?ミドルエイジクライシスに直面する女性をアンドロイドが救うラブロマンスであると同時に、哲学的な永遠の問いを投げかける新時代のヒューマンドラマに期待が高まる写真となっている。『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』は2022年1月14日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド 2022年1月14日より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開©2021, LETTERBOX FILMPRODUKTION, SÜDWESTRUNDFUNK
2021年11月19日『美女と野獣』『ダウントン・アビー』のダン・スティーヴンスが、今度は完璧な恋を仕掛けるアンドロイドに大変身する『アイム・ユア・マン恋人はアンドロイド』より、本予告映像とポスターが解禁された。この度解禁された映像は、研究者のアルマがある企業が極秘で行う特別な実験の被験者になり、彼女の理想のパートナーとしてのあらゆるデータがインプットされた<アンドロイドのトム>と暮らし始めるシーンから始まる。期間は3週間、報酬を自身の研究に充てることが目的とはいえ、気乗りしないまま彼を自宅に連れて帰ったアルマだが、その不安は的中。トムは「君の瞳に吸い込まれそうだ」と甘い台詞を囁き、完璧に家事をこなすかと思えば「息抜きして、働きすぎは良くない」とロマンチックな演出とともにアルマに優しい言葉をかける。そんな“完璧な彼”に、アルマは調子が狂ってしまい「気が変になりそう」と動揺。<機械>として接することで距離をおこうとするが、トムはその後も変わらず献身的な努力を続ける。そんな中、トムと過ごす時間が増えるにつれアルマも自身の心を開くように。果たして人間・アルマとアンドロイド・トムが行き着く未来とは?「それを愛と言うのでは?」と真っ直ぐに答えるトムの真っ直ぐな言葉が胸に響くと同時に、最後には機械らしくショートする彼の姿も捉えた、シニカルでユニークな予告となっている。また同時に解禁されたポスターは、アルマの横にピッタリと寄り添いながらも、その背後にまるでクローンのように無数に連なるトムの姿を切り取ったもの。人間同士の恋愛は妥協や擦り合わせの繰り返しだが、ロボット相手ならストレスゼロ。衝突のない関係は「愛」なのだろうか。それとも「高度で繊細なアルゴリズムの結果」なのか。本作のテーマをそのまま体現するかのような2人の関係性を写し出している。なお11月12日(金)からは、オリジナルのクリアファイル付き(A5サイズ)のムビチケ(1,500円)も発売が開始される。『アイム・ユア・マン恋人はアンドロイド』は2022年1月14日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド 2022年1月14日より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開©2021, LETTERBOX FILMPRODUKTION, SÜDWESTRUNDFUNK
2021年11月09日ルイ・ヴィトンは、現代アーティストとして高く評価されているスイス出身のウルス・フィッシャーとタッグを組み、新作コレクション「ルイ・ヴィトン x ウルス・フィッシャー」を2021年1月1日より世界同時発売いたします。ウルス・フィッシャーは、自然に生じる変容と腐敗のプロセスへの強い関心を表現した、大規模な彫刻やインスタレーションで知られるアーティストです。今回発売されるコラボレーション・コレクションでは、フィッシャーが再解釈したシグネャーモノグラムを配したアイテムを展開します。アイコニックなモノグラム・パターンの全面的な再解釈を託された数少ないアーティストのうちの1人として、フィッシャーはモノグラム・フラワーモチーフと LV イニシャルを咀嚼して自身の世界に取り込み新たなバージョンを生みだしています。彼の大胆かつ創造性と遊び心に富んだビジョンを活かし、レザーグッズ、プレタポルテ、シューズやアクセサリーなど幅広いカテゴリーから展開します。またこの発売に伴い、斬新なデジタルとソーシャルメディアのコンテンツ配信も開始いたします。世界的な注目間違いなしのコラボレーションをいち早く手に入れてみてはいかがでしょうか?(左)38万1,000円(中)29万1,000円 (右)17万2,000円バッグ(左)38万1,000円 ショール(右)10万円スニーカー 10万3,000円【公式サイト】【ルイ・ヴィトンについて】1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」という精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンは伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきました。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。【お問合せ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービス0120-00-1854#LouisVuitton #ルイヴィトン企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年12月29日『ジャスティス・リーグ』でサイボーグ役を演じたレイ・フィッシャーが、先月初め、同作を監督したジョス・ウェドンや撮影当時のDCエンターテイメントの重役ジェフ・ジョンズを自身のツイッターで批判。13日、今度はジョンズのみに対する批判をツイートした。「ロサンゼルスで『ジャスティス・リーグ』の撮り直しを行っているとき、ジェフ・ジョンズのオフィスに呼び出された。私やエージェントが、正しい指揮命令者に苦情を入れようとすることをけなし、注意した。そして、私のキャリアについて事実上の脅迫をしてきた。こんな振る舞いを続けさせてはならない」。レイの言っている「『ジャスティス・リーグ』の撮り直し」とは、2021年に「HBO Max」で配信されるザック・スナイダー・カットのことではなく、2017年にスナイダー監督が降板し、ウェドンが監督に就任した際に行われた撮り直しのこととみられる。レイのツイートのコメント欄には、彼に同情する声や今後のキャリアを心配する声が寄せられている。ジョンズは「The Flash/フラッシュ」や映画『ワンダーウーマン1984』など数々のDC作品の脚本を手掛けてきたことから、「ジョンズは良い人間であると言えないかもしれない。でも、最高の脚本家であることは確か」という複雑な感情を表す声も。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開ジャスティス・リーグ 2017年11月23日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年08月14日『ジャスティス・リーグ』でサイボーグ役を演じたレイ・フィッシャーが、同作を監督したジョス・ウェドンを批判している。6月30日(現地時間)、レイはツイッターに過去のコミコンで「ジョスはすごくいい人。(降板した)ザック・スナイダー監督はいい人を選んだ。うまく作品をまとめて仕上げてくれた」とウェドン監督を褒めた動画を投稿し、「完全撤回したい」と表明。7月1日に、「『ジャスティス・リーグ』の撮影現場での、ジョス・ウェドンのキャストやスタッフに対する扱いは下劣で、口汚く罵ったり、プロ意識に欠けていたりと、到底受け入れられるものではなかった」とツイートした。ウェドン監督のそうした態度を可能にしたのは、当時ワーナー・ブラザースの重役を務めていたジョン・バーグと、当時DCエンターテイメントの重役を務めていたジョフ・ジョンズのせいという指摘もした。ウェドン監督はこの報道に反応を示していないが、彼のツイッターの最新投稿には「なにか話すことは?」とレイのツイートを引用してプレッシャーを与えるようなコメントが目立つ。バーグは「Variety」誌に「私たちがプロ失格の態度を可能にしただなんて、断固としてありえません。レイのことで覚えているのは、アニメではサイボーグがよく『ブーヤー!』と言うので、それをレイに言ってもらおうとしたら、すごく嫌がったということです」と語っている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開ジャスティス・リーグ 2017年11月23日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年07月02日『輝ける人生』(’17)の製作チームが、イギリスの漁師バンド“フィッシャーマンズ・フレンズ”の奇跡の実話を基に描いた『フィッシャーマンズ・ソングコーンウォールから愛をこめて』。この度、本作のメイキング映像がシネマカフェに到着した。本国イギリスでは、口コミが広がり公開1週目で初登場2位を獲得し、動員数100万人超えのヒットとなり、公開から8か月経ったいまでも上映中と、異例のロングランとなっている本作。劇場では、スタンディングオベーションが湧き上がるほど観客を魅了している。そんな本作から今回シネマカフェに到着したのは、本編さながらの和気あいあいとした様子が覗けるメイキング映像。デヴィッド・ヘイマンやデイヴ・ジョーンズらがスタッフらと船上で冗談を言いながら戯れる仲良しな様子や、雨合羽に苦戦するデヴィッド、さらにコーンウォールの絶景の中、歌唱する場面も初解禁されている。『フィッシャーマンズ・ソングコーンウォールから愛をこめて』は2020年1月10日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年12月12日日本最大級の魚の祭典「第5回 ジャパン フィッシャーマンズフェスティバル 2019 ~全国魚市場&魚河岸まつり~」が、日比谷公園にて2019年11月14日(木)から17日(日)まで開催される。魚介料理を満喫できる大規模イベント「ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル」は、日本各地の魚介料理を満喫できる大規模イベント。5回目の開催となる今回は、うに トロいくら丼や、海峡サーモン丼などの新メニューも加わり、お酒とつまみを堪能できる「赤ちょうちん通り」エリアを新設する。うに・トロ・いくら……海鮮を心ゆくまで約90ブースが出店するうち、新メニューとして、登場するのは「海峡サーモン」「うにトロいくら丼」などの丼物、寒くなってきた季節にもぴったりな「ふぐ鍋」「深海真鯛ラーメン」などの豪華ラインナップ。なかでも「海峡サーモン」は、引き締まった身と脂乗りが特徴で、コクがあるのに脂のりはあっさりしており、その味はまさに“極上”だ。さらに、ボリューム満点の「こぼれいくら丼」や、大トロ・中とろ・赤身を1杯で堪能できる「まぐろ三色丼」、“海のフォアグラ”あんこうの肝を使った「あんこう肝鍋」、白子・あん肝・カキを贅沢に使用した「痛風鍋」といった、各店自慢の魚介メニューが揃う。うまい酒とつまみを堪能「赤ちょうちん通り」「赤ちょうちん通り」では、ゆるやかに灯る赤ちょうちんの下、うまい酒と美味しい郷土のつまみを味わえる。つまみには、白身魚のすり身にアスパラやベーコンなどの具材をねじり込んだ、瀬戸内こだわりの味「瀬戸内にぎり天」、もんじゃ焼きの味をコロッケで楽しめる「浅草もんじゃコロッケ」などを用意する。そして、お酒には、日本酒、焼酎、ハイボール、ワイン、スパークリング、リキュールなどバリエーション豊かに展開。なかなか味わえない地酒が盛りだくさんなので、飲み比べするのも楽しそうだ。【詳細】第5回 ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル 2019~全国魚市場&魚河岸まつり~期間:2019年11月14日(木)~17日(日)開催時間:14日(木) 11:00~21:15、15日(金) 11:00~21:00、16日(土) 10:00~21:00、17日(日) 10:00~18:00 ※予定※同時開催:第7回 Fish 1 グランプリ(17日(日)のみ)場所:東京都立日比谷公園 噴水広場住所:東京都千代田区日比谷公園1-2購入方法:商品購入チケット(現地発売)または電子マネーnanaco、Suica、PASMO※払い戻しは不可。会場内はnanacoのみチャージ可能。
2019年10月11日『美女と野獣』のダン・スティーヴンスが、『Eurovision』に出演することになった。歌のコンテストを舞台にしたコメディで、スティーヴンスの役はロシアからの出場者だ。ほかに、アイスランドからの出場者として、ウィル・フェレル、レイチェル・マクアダムスが出演する。フェレルはプロデューサーと脚本家も兼任。監督は、マクアダムス、フェレルが出演した『Wedding Crashers(日本未公開)』のデビッド・ドブキンだ。Netflixが製作、世界配信を手がける。スティーヴンスの次回作は、9月にアメリカで公開されるSF映画『Lucy in the Sky』。共演はナタリー・ポートマン、ジョン・ハムだ。文=猿渡由紀
2019年08月20日『スター・ウォーズ』続3部作の最終話にあたる『STAR WARS: EPISODE IX』(仮題)に、故キャリー・フィッシャーの“出演”が決定した。「エピソード7」にあたる2015年製作の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で撮影された未公開の映像が使用されるという。『スター・ウォーズ』の公式ホームページで監督のJ・J・エイブラムスが発表した。エイブラムス監督は「ぼくらはみんな、どうしようもないくらいキャリーを愛していた」ため、「キャリーの存在なしに、スカイウォーカー・サーガを満足に締めくくることはできない」という結論に達したそうだ。その結果、代役を立てることも、CGを使うことなく、未使用の映像を使ってキャリー演じるレイア姫を出演させることになった。キャリーの娘で続3部作にコニックス中尉として出演しているビリー・ラードも、この案をサポートしているとのことだ。キャリーの弟のトッド・フィッシャーも「J・J・エイブラムスは、キャリーがアイコン的存在であることをよくわかってる!」とCGを使用せずに実際のキャリーを出演させるという監督の計らいに大喜び。トッドは以前から「『エピソード9』でもキャリーの姿を見たい」とメディアに語り、アピールしていた。『STAR WARS: EPISODE IX』(仮題)は8月1日(水)からロンドンのパインウッド・スタジオで撮影が始まる。(Hiromi Kaku)
2018年07月30日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でヒロインのレイを演じた女優のデイジー・リドリーは、レイア姫役のキャリー・フィッシャーから生前、人生についてのアドバイスをもらったという。キャリー・フィッシャー(C)BANG Media International2016年12月に60歳の若さで他界したキャリーとこの2作品で共演したデイジーだが、2人で名声について率直な議論を交わした後、キャリーからいくつかの重要な人生のアドバイスを授かったことを豪版エルに明かしている。「キャリー・フィッシャーが成功を尻込みしちゃだめ、楽しみなさいって言ってくれたの。素晴らしかったわ」これ以外にもデイジーは、キャリーに「同シリーズでレイ役を引き受けたことで、あなたのプライベートな恋愛は完全に違ったものになるだろう」と言われたという。そして、スターダムに上がることが恋愛にどのような影響を及ぼすかを説き、私生活は本当に複雑なものになるとアドバイスし、他人に「俺レイア姫とやったんだ」などと言われるのを防ぐ気持ちからも恋愛はとても難しくなると付け加えたそうだ。また、キャリーは撮影現場で双極性障害やLSDの使用について話していたようで、デイジーは「あれだけ躁うつに関して明け透けに、LSDの日々を目を輝かせて話す人を見たことがなかったわ」とコメント。以前にもデイジーは、キャリーからの教えについて「キャリーは自分の人生を自分のやりたいように生きた。何事にも決して謝らないこと、まだ私は勉強中よ」「『恥ずかしい』は違うな。でも私は何ていうか縮こまっている感じだった。そしたら私に『決して尻込みしちゃダメ。楽しまなきゃ』って言ってくれたの」と明かしていた。(C)BANG Media International
2018年01月08日キャリー・フィッシャーが亡くなり1年が経った12月27日、『スター・ウォーズ』共演者のマーク・ハミルがSNSでキャリーを追悼した。マークは若き日のキャリー&マーク、キャリーが亡くなる直前に撮影された『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の2人の写真、中指を立てた“聖人”キャリーが愛犬ゲイリーを抱えている絵に「No ones ever really gone…」(誰もいなくなってはいない)とキャプションを付けて掲載。これは『最後のジェダイ』でマーク演じるルーク・スカイウォーカーのセリフの一文でもある。「#いつまでも一緒 #キャリーは永遠」というハッシュタグも添え、キャリーを偲んだ。キャリーの娘ビリー・ロードは、キャリーが大好きで夢中だったというオーロラを見に父ビリー・ロードとノルウェイへ。残念ながらキャリーと一緒にオーロラを見ることはできなかったそうだが、SNSに美しいオーロラの写真をアップし、「無限に愛してる」とキャリーへの愛を綴った。ファンからは『スター・ウォーズ』の名セリフ「フォースと共にあらんことを」や、「美しい写真をありがとう」、「悲しみに負けず、あなたがポジティブでいてくれることがうれしい」などのコメントが寄せられている。(Hiromi Kaku)
2017年12月28日1970年代に『スター・ウォーズ』シリーズで共演したハリソン・フォードと不倫関係にあったことを告白した故キャリー・フィッシャー。今度は同じく『スター・ウォーズ』の共演者マーク・ハミルがキャリーとの“関係”を激白している。マークは「The Guardian」紙の取材に対し、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の撮影時をふり返り、「キャリーとぼくは、お互いに惹かれ合っていた」とある一夜の思い出を語った。いまから40年前のことである。「間違いなく、お酒が入っていたんだろうね。ぼくらはキスのテクニックについて話してたんだ」とマーク。「キャリーに『ぼくはかなりのキスの達人だよ。それにぼくはどっちかって言うと、自分からガツガツ責めるより女性に来てほしいタイプだな』と言ったら、キャリーは『それってどういう意味?』って。それからティーンエイジャーみたいにイチャついたよ」。「お互いの身体を触りまくった」という2人だが、「一線を越えずに済んだのは、お互い自分たちが何をしているんだろうって気付いて大笑いしちゃったんだ」とのことだ。以降、マークとキャリーはケンカもできる兄妹のように親しい関係を築いた。(Hiromi Kaku)
2017年12月15日エズラ・ミラーとレイ・フィッシャー。DCコミックスのヒーローたちがチームを組み、巨悪に立ち向かう『ジャスティス・リーグ』の中で、2人の演じるフラッシュとサイボーグはいわば新人ヒーローだ。先輩ヒーローのバットマンやワンダーウーマンらと共に戦う彼らは、フレッシュでパワフル。そのエネルギーは、エズラとレイ自身からも感じられる。「だって、この仕事を始めた頃はスーパーヒーローになる自分なんて想像もしていなかったから」と、まずはレイ。舞台俳優として活躍してきた彼にとって、『ジャスティス・リーグ』は本格的デビュー映画となる。「もちろん夢ではあったけど、リアルに想像すると、実現しなかったときに失望するから(笑)。その点、夢は手の届かない所にあるものだから、抱く分には問題ないよね。でも、オーディションに参加し、スクリーンテストをし…、夢が近づいてきたのを感じた。その後、監督のザック(・スナイダー)から『君がサイボークだ!』と連絡をもらったときは信じられなかったよ。いまだに信じられないけどね」。一方のエズラは『少年は残酷な弓を射る』『ウォールフラワー』から『ファンタスティック・ビースト』シリーズまで、様々な映画に出演。それでも、フラッシュ役は彼にとって特別な意味を持つようだ。「レイと僕は2人ともオタクで、スーパーヒーローのいる世界に大人になってからも浸るタイプ(笑)。演じられて本当に嬉しいんだ。この記事を読む人に伝わればいいなと思うのは、いろいろな可能性や自分の心の中にある世界は強いエネルギーになるということ。だからこそ、それを決して失わないでほしい。人からどう言われようとね。情熱は持ち続けるべきだし、心の声には耳を傾けて従うべきだ」。夢を現実に引き寄せた2人が演じているからか、超高速で動くフラッシュも、肉体の半分が機械のサイボーグも、現実世界に根づいたヒーローになっている。未知の危機に立ち向かうだけでなく、日常でも戦っているのが彼らの魅力だ。「ビクター(サイボーグ)の葛藤は大勢が抱えているものでもある」とレイが言う。「彼の父親は優秀な科学者で、IQ170の息子にも自分と同じ道を歩ませたがったけど、ビクターはスポーツの道を選んだ。親が望むものと、子ども自身が望むものがずれているんだ。そのせいで、2人の気持ちには距離ができた。そんなビクターを演じる上で大事だったのは、僕自身の葛藤とも向き合うこと。役者は役と自分の共通点を探し、演じるものだから。今回に関して言えば、僕自身の父の不在がビクターを演じる手がかりになった。自分の人生の瞬間を使って役に入ったんだ」。「ちょっと奇妙なことに…」とエズラが続く。「バリー(フラッシュ)はライトなキャラクターだと思われがち。でも、光輝く存在には大きな闇がつきまとうもので、僕にとってバリーは孤独で悲しい人なんだ。幼い頃に母親を失い、父親を無実の罪で刑務所に送られた彼は、ずっと1人で過ごしてきた。そんな彼が他者とつながりたい気持ちに僕は共感させられたし、ピエロの涙みたいなものを感じた。人生で何かを失った人、誰かを亡くした人、葛藤している人ほど、明るく振る舞おうとするからね。僕の役目は、孤独を抱えてきたバリーが仲間に受け入れられた喜びを表現することだった。僕の人生にもある喜びをね。僕自身、家族や仲間に救われてきたから。この人生に残れるよう、人生がより美しくなるよう、彼らが僕を助けてくれたんだ」。「素敵なコメント!」と隣で感激するレイに対し、照れ隠しもあってか(?)「味が濃くなっちゃうから…」と、入れっぱなしになっていた緑茶のティーバッグをレイのカップから出してあげるエズラ。何てキュートな2人。「これぞ、友情の証だよね」と微笑むレイとエズラが意気投合したのは、エズラの友人がブルックリンで開いたパーティーでのことだそうだ。「クールなアーティストたちのパーティーがあって、誘ってみたらレイが顔を出してくれたんだ」とエズラが明かす。「役に決まってから顔を合わせてはいたけど、お互いをよく知ったのはそのとき。彼の知性にすっかり魅了されちゃったよ。役者としての真摯な姿勢にもね。すごく心を打たれた」。共に撮影を駆け抜けたいまも、一緒に過ごす時間を心から楽しんでいる様子。ちなみに、俳優エズラ・ミラーにとってのヒーローは「どんな役でも演じられるし、深い思いやりを内面に注ぎ込むことで役に共感力をもたらす。自らの血肉を、芸を通して観客と分かち合うんだ。それが本当に大変なことだと僕も役者として自覚しているから、尊敬の念しかない」という理由でフィリップ・シーモア・ホフマン。そして、この後にレイの口から出た名前は何と、「エズラ・ミラーかな」。回答を聞いたエズラが「何だよ!だったら僕も答えを変えるよ!故人ではフィリップ・シーモア・ホフマン、存命の俳優ではレイってことで(笑)」と慌てて訂正したのは言うまでもない。お世辞ではなく、俳優レイ・フィッシャーにとってのヒーローはエズラなのだそうだ。レイが説明する。「真面目な話、自分の技を大切にしながら、コラボレーションも大事にするエズラを尊敬しているんだ。そもそも、共演者ほど敬意を抱かずにはいられない俳優はいないと思う。共同作業をし、彼らに学ばされる。哲学とアプローチを目の当たりにできるからね」。「プロモーションが終わって会えなくなるのが寂しい。離れ離れでいる期間が長くならなければいいけど」と、最後に頭と頭をコツンとするエズラ&レイ。大丈夫。DCエクステンデッド・ユニバースはまだまだ続くのだから。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開
2017年11月23日デイジー・リドリーが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で共演した故キャリー・フィッシャーから恋愛に関する警告的なアドバイスを受けていたことを「Vogue」誌に明かした。キャリーはデイジーに、『スター・ウォーズ』の一員であることは恋愛を難しくすると言っていたという。「だって、誰かに『俺はレイラ姫とセックスしたんだ』なんて言わせたくないでしょ?」とデイジー。世界的な人気を集めるキャラクターを演じているからには、恋愛にも慎重にという教訓をキャリーから得たようだ。デイジーは「私はキャリーほど、二面性をオープンにしている人に会ったことはないわ。LSDに明け暮れたと語ったりね」と感心している。キャリーが『スター・ウォーズ』シリーズで名声を得て、プレッシャーを抱えるようになったのと同様、デイジーの精神的な負担もかなり大きい様子がうかがえる。「何もかもが混乱していた。みんなが私を知っているという状態よ。どうしていいかわからなかったの。ストレスで肌も荒れ放題。常に見られているように感じたし、自意識過剰でもあったわ」。ファンがデイジーの家のドアを叩き、サインを求めることもあったのだそうだ。いまだに月1回は母親に電話をかけて泣きじゃくるというデイジーだが、1人のセラピストの女性と出会ったことで人生を軌道修正できたと語っている。(Hiromi Kaku)
2017年10月12日『美女と野獣』で大ブレイクした英国美男ダン・スティーヴンス。人気女優アン・ハサウェイがまさかの“ダメウーマン”を演じる『シンクロナイズドモンスター』では、彼女の彼氏役を演じている。10月10日には35歳の誕生日を迎えたばかり、いまノリにノッているダンの場面写真をシネマカフェが独占入手した。本作は、怪獣バトルとダメウーマンの成長という対極にある物語が、見事にシンクロしたセカイ系バトル・エンターテインメント!アンがこれまでのイメージを覆すかのように、憧れのニューヨークで働いていたものの、失業して酒浸りになり、同棲相手から家を追い出されるダメウーマン、グロリアを演じていることでも話題。その同棲中の彼氏ティムを演じているのが、ダンだ。『美女と野獣』ではエマ・ワトソン演じるベルと恋に落ちる野獣役を演じ、ここ日本でも大ブレイク。2004年、TV映画「フランケンシュタイン」でデビューしたダンは、舞台でも高い評価を受けながらジェーン・オースティン原作「分別と多感」などのTVドラマ出演を経て、ゴールデン・グローブ賞を受賞したドラマ「ダウントン・アビー」のマシュー・クローリー役として一躍知名度を上げた。その後、『ブレアウィッチ』のアダム・ウィンガード監督の『ザ・ゲスト』主演、大ヒットシリーズの最終章『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』、アカデミー賞作品賞『スポットライト世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督による『靴職人と魔法のミシン』などで着実にキャリアを積み上げてきた。ダークかつレトロポップな世界観が話題を呼んだ、「X-MEN」初のTVシリーズ「レギオン」でも主演を務めている。そして、不朽のディズニー・アニメーションを完全実写化した『美女と野獣』の野獣役では、その美声を披露するとともに、多くの女性の心をわし掴みに。そんな彼の次なる日本公開作『シンクロナイズドモンスター』では、心優しい野獣役から打って変わって、ニューヨークの高級マンションでリッチな生活を送る完璧な男テイムに。まさにうってつけの役柄といえそうだが、完璧な男ゆえにグロリアの酒グセの悪さに怒鳴ったり、嫌味を言ったりと、きつく当たる。物語が進むにつれてグロリアが女性として成長していく一方、ティムは化けの皮が剥がれていき…。超絶イケメン俳優ダン・スティーヴンス演じる完璧男・ティムの変貌っぷりも、本作の大きな見どころとなっている。『シンクロナイズドモンスター』は11月3日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月11日『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、故キャリー・フィッシャーへの素晴らしいオマージュとなっているそうだ。2016年12月に60歳でこの世を去ったキャリーだが、キャリーが生前にレイア姫を演じて撮影されたシーンを用いて、同作に最後の出演を果たすことになるようだ。前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でキャリーと共演したジョン・ボイエガは、同作がキャリーへのオマージュとなっているとABCニュースに話した。「僕たちは一緒の時間を楽しんだんだ。キャリーの死を知った時、僕はナイジェリアにいた。本当にとても奇妙な気持ちがした。キャスト全員が黙り込んでしまったように感じた。でも新作はとても素晴らしい方法でキャリーを送り出しているんだ」新作の監督を務めたライアン・ジョンソンも、レイア姫の最後の出演シーンについて「感情的にカタルシスのようなものを与えられたらいいと思っているんだ。何というか感情的に満足させてくれるんだよ。僕はそう思っているし、観客にとってもそうだと願っているよ」と語っている。またライアンは、同作でのキャリーの演技についても賞賛している。「キャリーは本作でとても美しい演技をしてくれたよ。もちろん僕たちはこれがキャリーの最後のスター・ウォーズ作品になんてしたくなかった。とにかくキャリーの存在が人々に訴えかけるシーンがいくつもあると思う。それらのシーンを、彼女亡き今見てみると、僕らが撮影できたこと、そしてそれを観客に届けられることに感謝の気持ちでいっぱいになるよ」『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日に日本公開となる。(C)BANG Media International
2017年08月03日昨年12月23日(現地時間)、ロンドンからロサンゼルスに向かう航空機内で心臓発作を起こし、27日に入院先の病院で亡くなったキャリー・フィッシャー。それから半年以上経ったいま、キャリーの検視結果が発表になった。「AP通信」によると、キャリーが心臓発作を引き起こした原因として、ロサンゼルスの検視官が「睡眠時無呼吸症候群にあるようだ」とコメントしたという。睡眠時無呼吸症候群とはその名の通り、睡眠時に呼吸停止または低呼吸になり、脳卒中、心不全など命を脅かす病気の引き金にもなりうるという怖い疾患だ。そのほか、キャリーの死因の可能性として複数の要素が挙げられている。心臓の血管が狭く、硬くなっていたことから動脈硬化による心臓病を患っていたことが考えられ、また、複数の薬を服用していたとの検視結果も出ているが、それが直接的に死の原因につながったかは特定できていないそうだ。これを受けて、娘のビリーは「People」誌に「ママは人生を通してドラッグ依存症と闘っていた。結局、そのせいで命を落としたのよ」とふり返り、「ママは自分の死をきっかけに、(依存症の)人々が助けを求める勇気を持ってくれたらと思っているはず」と語っている。(Hiromi Kaku)
2017年06月19日演じたダン・スティーヴンス自ら、「大金持ちで、わがままに育てられていて、うぬぼれ心が強く、女性を物のように扱う男」と言い表す“王子”は、『美女と野獣』の中でたちまち魔女の怒りを買い、“野獣”の姿に変えられてしまう。ダンの魅力的な外見を知る者なら誰でも、そんな王子の浅はかさを呪わずにはいられないだろう。それは撮影時のダンにとっても、同じことだったと言えるかもしれない。「撮影中の僕は竹馬のようなものに乗り、CGで筋肉を描き足すためのボディスーツを着る必要があった。野獣の背丈や体の大きさを考慮してね。その状態で撮影を進めながら、27個の小さなカメラがセットされたブースの中で数週間おきに顔の表情のデータも撮っていく。要するに、違う状況で2度演じたものを組み合わせて野獣が完成するのだけど、(ハルク役で)CG撮影の経験豊富なマーク・ラファロに話を聞いたら、『そんなの難し過ぎて不可能だ!』と言っていたよ(笑)」。そのうえ、「ボディスーツは熱いし、重かった。かさばるしね。内側に熱がこもるから、スーツの下に冷却用のベストも装着していたんだ。F1レーサーが着るものを参考に作ってもらったのだけど、これが余計に重くて…」と、やや恨み節(?)でさらなる撮影秘話を明かす彼の尽力により、美しい村娘ベルと孤独な野獣のラブストーリーは完成。「『美女と野獣』の物語は時代を超越している。そこが僕も好きなんだ」とダンは語る。「男らしさ、女らしさに対する考え方や男性であること、女性であることが同時に描かれていると思う。美しいけれど村人たちに個性を受け入れてもらえないベルは、野獣に出会い、惹かれ合うようになった。僕らの社会はしばしば表面上の見かけを意識させるけど、実のところは内面を見ることが最も重要で、だからこそベルは野獣と本当のつながり、本当の愛を感じるようになるんだ。一方、野獣にとっても、ベルは彼の本質を思い出させる存在。彼が野獣としての日々の中で失ってしまったもの、例えば文学を愛する気持ち、ダンスや音楽を愛する気持ちを彼女は思い起こさせてくれるんだ」。その想いは、アラン・メンケンが野獣のために書き下ろした新曲「ひそかな夢」からも伝わってくる。ダンの歌声を聴いたとき、ベル役のエマ・ワトソンは涙を流したそうだ。「ひどくて泣けてきた…なんてことじゃなければいいけど(笑)。あのバラードを歌う機会が与えられたのは僕にとっても本当に名誉なことで、とても胸の躍る経験だった。怖くもあったけどね。その曲を公式に歌う最初の人間になるわけだから」。「怖くもあったけどね」と言いながらも落ち着き払っているように見えるのは、「何事に対しても遊び心を持ち、楽しむようにしているから」。それが俳優としてのモットーでもあるという。「これは人生に対しても言えることだけど、こだわり過ぎていい結果を生むことはほとんどない。例えば『こうやって演じよう!』と固めても、魅力のあるシーンが約束されるわけではないし、共演者たちの助けになることもないしね。それよりも起ころうとしている変化を受け入れ、楽しむことが、演技においても人生においても大事なんじゃないかな」。昨年起きた変化の1つは、「3番目の子どもが誕生したこと。娘なんだ」とのこと。「あの作品があったから、いま起こっているたくさんの素晴らしいことがある」という大人気ドラマ「ダウントン・アビー」のマシュー役でブレイクしたときも、ディズニープリンスの仲間入りを果たした現在も、「家族のおかげで、舞い上がらない自分でいられる」そうだ。「それが僕の大切な人生だし、妻や子どもたちがいるからこそ僕は僕としてすべきことをしているのだと思う。それに、友人たちの存在も大きいね。調子に乗ろうものなら、引きずりおろしてくれる良き友人が僕にはたくさんいるんだ(笑)」。また、「どんなときも、それまでに関わっていた作品と正反対の作品に飛び込むようにしている。野獣は演じたから、今度は美女かな(笑)?」と、冗談も交えながらキャリアプランを明かすダンには、俳優としての“ひそかな夢”があるという。「数年前に共演し、良き友人になったベネディクト・カンバーバッチとはぜひともまた一緒に仕事をしたい。あと、大好きなダーレン・アロノフスキー、ヴェルナー・ヘルツォークの作品に出演できたら最高だね。彼ら以外にも仕事をしたい監督は大勢いるのだけど、忘れてはいけない人が実は1人いるんだ。それは、宮崎駿監督。いつかスタジオジブリ作品の声優を務めてみたいんだよね。1日中話していられるくらい、ジブリ作品が好きなんだ。宮崎監督は本当に引退を撤回してくれたのかな?すごく気がかりだよ…」。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年04月16日4月21日公開の『美女と野獣』で野獣役を演じ、注目度急上昇中の英国俳優ダン・スティーヴンス。海外ドラマファンには「ダウントン・アビー」のマシューとしてもお馴染みの彼ですが、現在、彼の新作主演ドラマも話題沸騰中なのをご存じでしょうか?今年の2月から米ケーブル局FX、日本ではCSのFOXチャンネルで放送された「レギオン」は、映画『X-MEN』シリーズの世界からつながる新作ドラマ。映画の中ではジェームズ・マカヴォイらが演じていたミュータント、プロフェッサーXの息子を主人公にした物語です。その主人公デヴィッドを演じるのが、ダン・スティーヴンス。地上最強のテレパスと言われるプロフェッサーXの血を受け継ぐデヴィッドが、自身のルーツを巡る戦いへと身を投じていきます。プロフェッサーXとデヴィッドの間には何らかの事情があるようで、シリーズ冒頭のデヴィッドは自分がミュータントだと知りません。そのため、能力者ゆえの幻覚や幻聴に幼い頃から悩まされてきたデヴィッドは、精神病院への入退院を繰り返すことに。そんなデヴィッドに、本当の自分を理解する存在との出会いが訪れます。現実と虚構、過去と現在、能力の自覚と無自覚の狭間で揺れるデヴィッドの覚醒が物語の主軸にあるため、彼が手探りで真実に向かっていくのと同じように私たち視聴者も手探り!? つかみかけたと思ったらまた手から離れてしまうような、まさに翻弄してくるドラマになっています。『X-MEN』史上最も奇抜で挑戦的でもある「レギオン」を手掛けたのは、「FARGO/ファーゴ」のクリエイター、ノア・ホーリー。人を食ったようなおかしみとダークな味わい、そしてスタイリッシュさが混在する作品世界は、「レギオン」にも「FARGO/ファーゴ」にも共通するものと言えます。ウェス・アンダーソン好きはハマること間違いなしのカラフルな本編もさることながら、エンドクレジット画面まで「レギオン」はいちいちオシャレ。登場人物たちのファッションも、60~70年代のクラシックスタイルに未来的な要素が加えられていてとにかくかわいいです。そんな中、ダン・スティーヴンスの魅力が炸裂しているのは間違いないところで、能力に困惑する姿もキュートなら、一目惚れした女性ミュータント、シド(レイチェル・ケラー)とのロマンスもキュート。触れた相手と入れ替わる力を持つシドとは、プラトニックをキープせざるを得ず。とは言え、モジモジにはもう飽きた!と言わんばかりに、ミュータントらしい解決方法をちゃっかり見つける展開も面白いです。ちなみに、『美女と野獣』で歌声を披露しているダンですが、「レギオン」にもまさかの歌唱シーンが。しかも、『美女と野獣』が野獣仕様の歌声であるのに対し、こちらではダンの生声を堪能できます。ダン自身にとっても昨年の仕事面のハイライトはバンクーバーで4~5か月間かけて行われた「レギオン」の撮影(私生活でのハイライトは「3人目の子どもの誕生!」)だそうで、「作品と同じように、狂った撮影だった(笑)」とのこと。先頃シーズン2も決定した「レギオン」を、ぜひチェックしてみてください。(text:Hikaru Watanabe)
2017年04月10日ジョン・レノンとオノ・ヨーコの息子ショーン・レノンが、キャリー・フィッシャーと手掛けた歌「Bird Song」をSoundCloudで公開した。「この曲は、数年前にキャリーと僕が一緒に書いたんだ。彼女が亡くなったとき、この曲をレコーディングするべきだと感じた。レコーディングに数時間しか取れなかったから、純粋なデモだけど」とショーンはSoundCloundのアカウントにコメントを掲載している。「Bird Song」は、「夜更かししすぎて鳥のさえずりが聴こえてくるシチュエーション」を歌ったもの。「キャリーと書いた歌詞が最高なんだ」と自信をみなぎらせている。ショーンがリードボーカルを務め、彼が“ゴールデン・ボイス”と称えるウィロー・スミスも参加しハモりを聴かせている。「キャリーと僕は、よく人生について夜明けまで語り合ったものだよ。あれは僕にとって最高のひとときだったね」とキャリーとの思い出をふり返るショーン。キャリーが亡くなった際、インスタグラムで「決して立ち直ることのできないような喪失感」「心が完全に、永遠に壊れてしまった」と嘆いていた。キャリーは歌手のジェームス・ブラントとも親しくしていたことも発覚しており、映画界のみならず音楽界でも人望が厚かったようだ。(Hiromi Kaku)
2017年03月07日大ヒット曲「ユア・ビューティフル」で知られるイギリスの歌手ジェームス・ブラントが、“アメリカの母”と慕っていたキャリー・フィッシャーとの思い出を披露し、キャリーを偲んだ。ジェームスは、「The Sunday Times」紙のインタビューで、キャリーにデビューアルバムの製作時から世話になっていたことを明かした。「デビューアルバムをロサンゼルスで製作する」とキャリーに話したところ、キャリーは自宅への滞在をオファー。アルバムの中の1曲「グッバイ・マイ・ラヴァー」のレコーディングは、キャリーの家のピアノを使って行われたそうだ。「キャリーは僕にとっての“アメリカの母”であり、素晴らしいインスピレーションを与えてくれた女性だ」とジェームスは言う。キャリーの家に滞在中、キャリーはジェームスの部屋のドアの外側に、段ボールをカットして作ったレイラ姫の自分を飾ったというが、「レイラ姫のおでこのところに、キャリーが自分の誕生日と“命日”を書いたんだよね。それが、正確な日付は思い出せないんだけど、ちょうど本当にキャリーが亡くなった頃だったと思うんだ」とまるでキャリーが自身の死を予想していたかのような過去を語った。また、ジェームスは「ものすごく残念なのは、キャリーに息子のゴッドマザーになってもらったのに、2人が知り合う機会を作れなかったことだよ」とキャリーの死を嘆いた。(Hiromi Kaku)
2017年02月20日ディズニーの傘下であるルーカスフィルムが、今後『スター・ウォーズ』作品内でキャリー・フィッシャーのデジタルイメージを使う権利を求めているという噂を一掃した。先月60歳で亡くなったキャリーの遺産管理団体にディズニーがキャリーの肖像権を求めて交渉を行っていると噂されていたが、ここにきてディズニーは、キャリーが同シリーズに与えてくれた「全てを誇りに思っていく」ものの、今後キャリーのイメージを作品内で使うことはないと宣言した。StarWars.comに投稿された声明文には「ルーカスフィルムがキャリー・フィッシャーの演じたレイア姫、レイア・オーガナをデジタル化することはないということをファンの皆さんにお知らせします」「キャリー・フィッシャーはこれまでも、そしてこれからもルーカスフィルムの一員です。彼女は私たちのプリンセスであり、将軍であり、そして何よりも大切なことに、私たちの友人なのです。彼女を失った悲しみを私たちはまだ抱えています。彼女のレイア姫としての思い出と遺してくれたものを称え、これからも彼女が『スター・ウォーズ』に与えてくれた全てを誇りに思っていく次第です」とつづられている。『スター・ウォーズ』のスピンオフ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に1994年に他界した俳優ピーター・カッシングがCGで登場していたことから、BBCの『ニュースナイト』が、ディズニーが今後『スター・ウォーズ』作品内で同様の技術を使用してレイア姫をよみがえらせようとしていると報じていた。キャリーは死の直前に『スター・ウォーズ:エピソード8』の撮影を完了させていたと言われているものの、同作品には続編が予定されている。ディズニーと3本の映画契約を結んでいたキャリーが昨年12月27日にこの世を去ったことで、その契約が果たすことができなくなり、保険会社よりディズニーに個人の生命保険金として史上最高額となる5,000万ドル(約59億円)が支払われることになると先日報じられていた。(C)BANG Media International
2017年01月17日