「フィリップ・シーモア・ホフマン」について知りたいことや今話題の「フィリップ・シーモア・ホフマン」についての記事をチェック! (3/4)
ジェニファー・ローレンスを主演に迎え、全世界で空前のメガヒットを記録した『ハンガー・ゲーム』シリーズ。このほど、最終章PART1『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』の公開を待たずして、PART2『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』が世界同時公開となることが決定。併せてシリーズクライマックスの火蓋を切る『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』の特別映像が解禁された。最終章は、打倒・独裁国家パネムのシンボルとして立ち上がった主人公カットニスの想像を絶する運命を2部構成で描き出す。今回公開された映像では、民衆の希望の星“マネシカケス”になるカットニスのプレッシャー、固い絆で結ばれた戦友ピータを蝕むマインド・コントロールの恐怖…幾度となく重大な決断や忍耐を強いられながらも、真の勇気を試され成長していく姿が映し出されている。また、いままでビジュアルのみしか到着していなかった主演のジェニファー、ジュリアン・ムーア、本作が惜しくも遺作となったフィリップ・シーモア・ホフマンの3ショットシーンも確認できる。主演のジェニファーは「最終章が前後編になるから、今回の撮影はおよそ10か月かかったの。私は、クランクイン当日から泣いていたわ。なぜってあと僅かでこのシリーズとお別れしなきゃいけないからよ。監督のフランシス(・ローレンス)からは、『すぐに慣れるさ』と言われたけど、とんでもなかった。私ったらことあるごとに泣いちゃっていたのよ…」とシリーズへの愛情を覗かせた。『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』は6月5日(金)より全国にて公開。『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』は11月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス 2015年6月5日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2015 LIONS GATE FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.
2015年06月04日ジェニファー・ローレンスをスターダムに押し上げた、全世界メガヒットの人気シリーズ『ハンガー・ゲーム』。その最終章のPART1『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』 から、ジェニファー始め、本年度アカデミー賞「主演女優賞」のジュリアン・ムーア、そして最終章2部作が遺作となってしまった名優フィリップ・シーモア・ホフマンが競演を果たした、二度と実現不可能な新旧オスカー俳優の場面写真が解禁!さらに、ジュリアンからもインタビュー映像が到着した。打倒・独裁国家パネムのシンボルとして立ち上がった、主人公カットニスの運命と闘いを2部構成で描き出す最終章。その前編でシリーズ3作目となる本作は、豪華俳優陣の競演も大きな見どころの1つだ。宿命のヒロイン・カットニスを演じるジェニファーは、『世界にひとつのプレイブック』(’12)でアカデミー賞「主演女優賞」を受賞し、米経済誌フォーブスが発表した「2014年最も興行収入を稼いだ俳優」では1位にランクインされるなど、いまや名実共にハリウッドのトップスターに。カットニスの感情が激しく揺れ動く本作では、持ち前の演技力を遺憾なく発揮する。また、『アリスのままで』(’14)で本年度の同「主演女優賞」を制したことも記憶に新しいジュリアンは、反乱軍を統率するコイン首相をカリスマ性豊かに演じる。そして、『カポーティ』(’05)で同「主演男優賞」を受賞したフィリップ・シーモアも最後の名演を魅せ、新旧オスカー俳優が夢の競演を果たした格好だ。しかも、フィリップ・シーモア扮するプルタークは、国家側の人間として第75回ハンガー・ゲーム記念大会のゲームメーカーだったが、政府へのクーデターを画策し、いまでは反乱軍の指導者の1人となっている。まず、ジェニファーは、ジュリアンとの共演に「彼女が、コイン首相役を演じると聞いたときはすごくエキサイティングで、信じられなかったわ。ジュリアンは名女優の1人だから、ものすごいことだと思ってね。直接会ってみると、さらに印象的で、共演はまるで夢のようだったわ」と、撮影当時の興奮を隠しきれない様子で明かす。フィリップ・シーモアとの共演についても、「本当にいい経験だったわ。尊敬する俳優の1人だったから、彼と共演できてすごく勉強になった」とふり返った。一方で、届いた映像からも分かるように、ジュリアンはジェニファーを手放しで絶賛。「賢くて好奇心旺盛。でもある意味、カットニスと感情面が似ている。そこが観客から好かれる理由の1つだと思う」と、その魅力を言葉にした。いよいよ、この最終章2作の公開をもって年内に完結する本シリーズ。完結編『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』に向け、より壮大にスケールアップした世界観の中で各々のキャラクターを演じ切った新旧オスカー俳優に、引き続き注目していきたい。『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』は6月5日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』は11月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月17日キーラ・ナイトレイが美声を披露し、音楽&映画ファンの心を捉えている『はじまりのうた』、そして全米を震撼させたレスリング五輪金メダリスト射殺事件を映画化した『フォックスキャッチャー』。現在公開中の両作に出演しているのが、『アベンジャーズ』でも知られるマーク・ラファロだ。SNSで「キャラの振り幅がスゴすぎる!」「すぐに気付かなかった!」など早くも話題沸騰となっている、実力派俳優の変貌ぶりに注目した。『フォックスキャッチャー』は、故フィリップ・シーモア・ホフマン主演『カポーティ』(’05)、ブラッド・ピット主演『マネーボール』(’11)など、これまで実在の人物と事件を丹念に描いてきたベネット・ミラー監督による最新作。1996年にアメリカで起きた、デュポン財閥御曹司によるレスリング五輪金メダリスト射殺事件を映画化した。孤独、葛藤、富と名声、心の暗部でつながれた大富豪とレスリング金メダリストの病的ともいえる心理を鮮烈に描き、見事カンヌ国際映画祭で「監督賞」を受賞。第72回米ゴールデン・グローブ賞ではドラマ部門「作品賞」「主演男優賞(スティーブ・カレル)」「助演男優賞(マーク・ラファロ)」の3部門にノミネート、さらに2月23日(日本時間)に発表される第87回アカデミー賞では「監督賞」「主演男優賞」「助演男優賞」など全5部門にノミネートされている。本作で、チャニング・テイタム演じるレスリング五輪金メダリスト、マーク・シュルツの兄で同じく金メダリストのデイヴ・シュルツを演じたのが、マーク・ラファロだ。過去、『死ぬまでにしたい10のこと』『エターナル・サンシャイン』『ゾディアック』など数々のヒット作に出演し、『キッズ・オールライト』ではアカデミー賞「助演男優賞」にノミネート、『アベンジャーズ』では超人ハルクを演じるなど、幅広いキャラクターと演技力が評価され、ハリウッドで最も人気のある俳優のひとりであるラファロ。舞台と映画の間を行き来し、いままでにアン・リー、マーティン・スコセッシ、マイケル・マン、スパイク・ジョーンズ、デヴィッド・フィンチャー、フェルナンド・メイレレス、ミシェル・ゴンドリーなど、錚々たる監督らと仕事をしてきた。そして今回、名匠ミラー監督と初タッグを組んだのが『フォックスキャッチャー』だが、実は公開直後から、「これもマーク・ラファロなのか!」「誰だか一瞬分からなかった!」「マーク・ラファロはすぐに気付かなかった! このヒゲもじゃの男か!」「マーク・ラファロの頭がハゲちらかしている!」といったコメントがSNSに殺到。『フォックスキャッチャー』より1週間前に公開され、全国10館のスタートながらスマッシュヒットを記録している『はじまりのうた』でのラファロとの違いに、驚愕する観客たちが続出しているのだ。『はじまりのうた』では、キーラ演じるグレタの才能を見出す落ち目の音楽プロデューサーを演じ、最初はどうしようもない夫で父で音楽プロデューサーでありながらも、その軽妙さと愛らしさがたまらないキャラクタ―をつくりあげているラファロ。これに対し、『フォックスキャッチャー』ではレスリング選手ということもあり、約7か月もの間厳しいレスリングの準備を続け、全く真逆のキャラクタ―を見事に演じ切っている。実はラファロは高校時代にレスリングを経験したことがあるが、実在したデイヴ・シュルツは左利きであったため、レスリングを一から学び直して右利きから左利きへと変更。45歳のラファロが、かつて “史上最高のレスラー”といわれた33歳の男を演じるに当たり、説得力を持たせるべく、肉体的にも非常に過酷なトレーニングを積んだという。その成果となる劇中の白熱した試合のシーンは必見だ。また、よりデイヴに近づけるため、徹底的な外面改造も行った。広く後退した毛髪、それに反するように激しく蓄えられたヒゲ、レスリングなどの寝技系のファイター達によく見られる耳の変形などもきちんと再現、さらには大きく筋肉質なレスリング選手としての肉体、特徴的なデイヴの構え、動き、スタイルなどを体得し、まさにパッと見、ラファロとは気づかないほどのビジュアルへと変化させていった。「単に役を脚色するのとは異なり、実在の人間を演じるということは、確かに責任がある。僕は自分の能力の限りを尽くして、デイヴに敬意を表したかった」と語り、徹底した役づくりを見せたラファロ。今年は『アベンジャーズ』の続編となる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』も控えており、ハルクことブルース・バナーとして再び登場する予定だ。振り幅の広さを示し続けるマーク・ラファロに、これからも目が離せない。『フォックスキャッチャー』『はじまりのうた』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォックスキャッチャー 2015年2月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) Photo by Scott Garfield(c)MMXIV FAIR HILL LLC. ALL RIGHTS RESERVED.はじまりのうた 2015年2月7日より全国にて公開(C) 2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年02月20日若きオスカー女優ジェニファー・ローレンスが、宿命に立ち向かうヒロインを凛々しくも切なく体現し、“最も興行成績を上げたアクション映画のヒロイン”としてギネス認定もされた『ハンガー・ゲーム』シリーズ。その完結編へと続く『ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス』から、ついに日本版予告編映像と最新ポスターが解禁。前作までの“サバイバル・ゲーム”から、いよいよ“ファイナルバトル”へと向かう物語の一端が明らかになった。前2作が全世界で空前のメガヒットを記録し、映画史にその名を刻む超人気シリーズとなった『ハンガー・ゲーム』。その最終章は、打倒・独裁国家パネムのシンボルとして立ち上がった主人公カットニスの想像を絶する運命と葛藤を描く2部構成となる。2014年度最高の全米オープニング成績1億2,300万ドル(日本円:約144億円)を記録し、『ハリー・ポッター』シリーズでも成し得なかった2年連続全米興行収入No.1の快挙を成し遂げた本シリーズは、最終章の『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』が6月に、またPART2『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』が冬に公開されることが決まったばかり。主人公の少女カットニス(ジェニファー・ローレンス)が、幼い妹の身代わりとなり、命がけの“ハンガー・ゲーム”に身を投じた1作目。続く2作目では、再びゲームに身を投じたカットニスは、独立国家パネムに対するクーデターに巻き込まれる。そして、完結編へと加速する本作では、“ハンガー・ゲーム”記念大会の格闘場から、危機一髪で救出されたカットニスが、第13地区の地下にある反乱軍の秘密基地に収容されるところから幕を開ける。コイン首相(ジュリアン・ムーア)率いる反乱軍は、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)が君臨する独裁国家パネムを打倒し、自由で平等な新国家を建設するための戦いの準備を進めており、幼なじみの(リアム・ヘムズワース)の姿もあった。そこで、政府軍の爆撃で崩壊した故郷の惨状を知り、心を痛めたカットニスは、革命のシンボル=マネシカケスの大役を担うことを決意。しかし狡猾な大統領は、反乱を未然に抑え込むべく、捕虜にしたピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)をテレビ番組に担ぎ出す。プロパガンダに利用されるピータの姿を目の当たりにし、胸を引き裂かれるカットニス。反乱軍はピータ救出作戦を実行するが…。本作で本格アクションだけでなく、持ち前の演技力を遺憾なく発揮し、運命に苦悩するヒロインを熱演するジョニファー。シリーズのさなかに『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞女優となり、名実ともにハリウッドの次世代スターの座を手に入れた。米経済誌フォーブスが発表した「2014年最も興行収入を稼いだ俳優」では1位を獲得、その額は14億ドル(およそ1,689億円)と驚異的な人気を誇っている。そんな彼女は「カットニスがリーダーになることに興奮したわ。でも彼女は英雄になりたいと思っているわけじゃなく、1作目では妹や家族や自分を守りたかっただけ。原作の3冊目では、自分が持つ影響力や、この戦いを率いるという選択肢があることに気付き始め、成長していくの」と自身の演じたカットニスを通して、エモーショナルなドラマの部分を分析する。さらに予告編では、本年度アカデミー賞最有力候補であるジュリアン・ムーア、昨年急逝したフィリップ・シーモア・ホフマンの勇姿も。まずはこちらの映像から、最終局面を迎えた本作を目の当たりにしてみて。『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』は6月よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』は2015年冬に全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月06日前2作が全世界で大ヒットし、『アイアンマン3』を抑え2013年度全米興行収入ランキング1位を獲得したジェニファー・ローレンス主演『ハンガー・ゲーム』シリーズ。このほど、2部作で描かれる最終章PART1『The Hunger Games: Mockingjay -Part1』(原題)の邦題が『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』、PART2『The Hunger Games: Mockingjay -Part2』(原題)が『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』に決定し、PART1の日本公開を待たずしてPART2が2015年冬に公開されると分かった。2014年度に1億2,300万ドル(約144億円)にもなる最高の全米オープニング成績を記録した最終章PART1である『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』では、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)が支配する強大な独裁国家と、カットニス(ジェニファー・ローレンス)が滅びたとされていた第13地区を率いる反乱軍との一触即発の駆け引きが展開される。家族を残した故郷を壊され、大切なピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)を政府に捕虜にされた怒りと哀しみにもがき、葛藤するカットニス。果たして彼女たちの運命は…。いよいよ大地を揺るがす最終決戦の幕が上がる。若きオスカー女優ジェニファー・ローレンスが“最も興行成績を上げたアクション映画のヒロイン”としてギネス世界記録に認定されるきっかけとなった本シリーズ。米経済誌「Forbes」が「2014年最も興行収入を稼いだ俳優」でも堂々の1位に輝くほどの彼女は、「映画は間違いなく最高よ。予想をはるかに超えているわ」と自信をみせ、持ち前の演技力で本作のヒロインも凛々しく、切なく演じている。本作では昨年惜しくもこの世を去ったフィリップ・シーモア・ホフマンも出演、さらには名女優ジュリアン・ムーアがシリーズ初参戦を果たすなど、豪華キャストとの掛け合いにも注目だ。『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』は2015年6月よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』は2015年冬に全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月26日ブラッド・ピット主演『マネーボール』(’11)では野球界の常識を変えた革新的なGM、故フィリップ・シーモア・ホフマン主演『カポーティ』(’05)では「冷血」の作家トルーマン・カポーティと、実在の人物を丹念に描き出してきたベネット・ミラー監督。このほど、『怪盗グルー』シリーズのスティーヴ・カレル、『マジック・マイク』のチャニング・テイタム、『アベンジャーズ』のマーク・ラファロという豪華キャストで、実際に起こった五輪金メダリスト射殺事件を題材にし、第67回カンヌ国際映画祭「監督賞」を受賞したミラー監督の最新作『フォックスキャッチャー』から特報映像が解禁。さらに、スティーヴ・カレルの“なりきり”ぶりを示す場面写真がした。レスリング五輪金メダリストでありながら苦しい生活を強いられているマーク(チャニング・テイタム)は、ある日デュポン財閥の御曹司ジョン・デュポン(スティーヴ・カレル)からソウル・オリンピックでの金メダル獲得を目指したレスリングチーム“フォックスキャッチャー“の結成プロジェクトに誘われる。自身のトレーニングに専念でき、同じ金メダリストである兄デイヴ(マーク・ラファロ)の影から抜け出すことを願うマークにとって、それは夢のような話だった。だが、やがてデュポンの移り気な性格と不健全なライフスタイルが、徐々に2人の風向きを変えていき、さらにデイヴもチームに加わることで、三者の関係はそれぞれ微妙なものとなっていく…。これまで、実在の人物と事件を丹念に描いてきたミラー監督。最新作で映し出すのは、1996年に全米を震撼させた財閥御曹司によるレスリング五輪金メダリスト射殺事件。孤独、葛藤、富と名声、心の暗部でつながれた大富豪と金メダリストの“病的”ともいえる追い詰められた心理を鮮烈に描き、見事、本年度カンヌ国際映画祭で「監督賞」を受賞した。事件の犯人で、デュポン財閥の御曹司ジョン・デュポンを演じるのはスティーヴ・カレル。事件に巻き込まれていく五輪メダリスト兄弟の兄をマーク・ラファロ、弟をチャニング・テイタムが演じている。カレルといえば、誰もが“全米1位”に驚いた『40歳の童貞男』で初主演を飾り、それ以降『ブルース・オールマイティ』や『40オトコの恋愛事情』『リトル・ミス・サンシャイン』『ラブ・アゲイン』など、数々のヒットコメディでお馴染み。ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門「主演男優賞」を受賞するなど、ハリウッドでもコメディ俳優としての才能はお墨付きだが、本作では、自身初めてとなるシリアスな役柄を怪演。さらに、存命する金メダリストの弟を鬼気迫る演技で熱演したテイタムも、ともに新境地ともいえる演技を披露しており、ふたり揃ってのアカデミー「主演男優賞」ノミネートが有力視されている。映画の撮影に入るかなり以前から、ミラー監督は、カレル始め、テイタム、ラファロの主要俳優に、彼らが演じる実在の人物たちの人生に没入する時間を与えたという。そうして撮影に挑んだ際のカレルは、「スティーヴが初めてデュポンとして歩み出てきたとき、僕には悪寒が走った」とラファロに言わしめたほど。確かに、今回解禁となった特報映像や場面写真に映るカレルの姿は、まるで別人。よりデュポンに近づくため、“付け鼻”を付け、心身ともにデュポンになりきっている。ミラー監督が俳優たちに役作りの準備のために与えた資料ビデオのうち、200時間はデュポンに関連したものであり、ラファロもデュポンがどのような人物で、どのようにして話し、どう振る舞うかを大変身近に感じたと語っているが、それ以上にデュポンの特性を捉えるカレルの能力があまりにも「気味が悪く、異様なほど正確だった」と言う。それは、ラファロ演じる金メダリスト、デイヴ・シュルツの実際の“未亡人”ナンシー・シュルツにも、「スティーヴ演じるデュポンは見ていて居心地が悪く、とても落ち着かなかった」と言われるほどの徹底ぶりだったとか。それほどまで“心の闇と狂気”を持つデュポン役にカレルをキャスティングした理由について、ミラー監督は「スティーヴは異様で風変わりな演技が出来ることは、分かっていた」と、その起用に自信をのぞかせる。「デュポンの役に予測できるような俳優を置くことはできない。なぜならこのキャラクターの本質が予測出来ない人物であるからだ」。見事、そのミラー監督の期待に応える形で新境地を見せたカレル。2005年に『カポーティ』で学生時代からの盟友、故フィリップ・シーモアにアカデミー賞「主演男優賞」をもたらした監督だが、今度はカレルに自身初となる「主演男優賞」をもたらすことになるのか。賞レースの台風の目となりつつある本作の動向に注目だ。『フォックスキャッチャー』は2015年2月14日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月02日若きオスカー女優にして、そのファッションや恋愛の動向などまで常に大きな注目を集めるジェニファー・ローレンスが主演を務める大人気シリーズ『ハンガー・ゲーム』。先週末11月21日(現地時間)に全米公開されたシリーズ最終章となる2部作の前編『ハンガー・ゲーム:モッキングジェイPart1』(原題)が、本年度最高の全米オープニング成績を記録!主演のジェニファーは本シリーズで“最も興行成績を上げたアクション映画のヒロイン”としてギネス世界記録に認定され、さらに日本での公開が2015年6月となることも決定した。戦いのステージは、ついに最終章へ。独裁国家パネムに対する反政府勢力のリーダーとなったカットニス(ジェニファー・ローレンス)は、コイン大統領(ジュニアン・ムーア)率いる革命軍に加わり、事態は独裁国家との全面戦争へと突入。また、滅んだとされていた第13地区の存在も明らかになる。この国の運命は、炎の少女カットニスに託された――。アカデミー賞女優のジェニファー、若手のジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワースに加え、ジェフリー・ライト、ドナルド・サザーランドら超豪華キャストが再集結した本作。本年度のカンヌ国際映画祭「女優賞」を受賞したジュリアン・ムーアが、本作からシリーズに参戦し、今年2月に惜しくもこの世を去った名優フィリップ・シーモア・ホフマンが前作に引き続いて登場することでも話題となっている。原作が全米だけでシリーズ累計6,500万部という大ベストセラーの本シリーズは、前作『ハンガー・ゲーム2』が2013年度全米興行収入ランキングで『アイアンマン3』を抑えて第1位を記録。また、過去2作品で全米8.3億ドル(978億円)、全世界で15.58億ドル(1,556億円)を超えるメガヒットとなり、ジェニファーを一気にスターダムへと押し上げたアクション超大作シリーズ。その最新作となる、シリーズ最終章の前編『モッキングジェイPart1』は、全米4,151館で週末興行成績1億2,300万ドル(約144億円)という本年度最高の全米オープニング記録を達成。同時公開された世界85か国では、1億5,200万ドル(約178億円)を突破し、各国でオープニング成績第1位を記録する見通しで、あわせて推定約2億7,500万ドル、日本円にして322億円のオープニング興収が見込まれるという。この快挙に、“最も興行成績を上げたアクション映画のヒロイン”としてギネス認定されたジェニファーは、「作品を観たわ。すごく気に入った。映画は間違いなく最高よ」とコメント。「予想をはるかに超えてたわ。カットニスのストーリーの続きで、第13地区とキャピトルとの間で戦争が始まって、もうゲームはないの。存在すら知らなかった地区で目覚めるから、自分を取り戻さないといけないのよ」と明かしている。日本公開はまだ少し先となるが、若きハリウッドのヒロイン、ジェニファーがまた新たなる伝説を生み出してくれるに違いない。2014年USオープニング成績TOP51位:『ハンガー・ゲーム:モッキングジェイPart1』 1億2,300万ドル2位:『トランスフォーマー/ロストエイジ』1億3万8,390ドル3位:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』9502万3,721ドル4位:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』9,432万0,883ドル5位:『GODZILLA ゴジラ』9,318万8,384ドル(Box Mojo調べ)『ハンガー・ゲーム:モッキングジェイPart1』(原題)は2015年6月よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月25日「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」のデザイナー、フィリップ・リムが自らキュレーションしたライフスタイルやお気に入りのスポット、最旬のニューヨークをデザイナーの視点から堪能できるスペシャルな機会。「PASHLI」ミニサッチェル 画像左から:シルバー107,000円、イエロー、フューシャピンク、コバルトブルー、フェザー各85,000円(全て税抜)銀座三越では、2014年11月5日(水)~11日(火)の期間、ファッションやアート、フードなどあらゆる分野で最先端をいくニューヨークの最旬の魅力をたっぷりと紹介する”New York Week”を開催。4階のフィーチャーブランドである「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」では、初の試みとして、デザイナー、フィリップ・リム氏が自らキュレーションしたニューヨークのお気に入りスポットの写真展を開催。そして、イベント当日から人気バッグシリーズ「PASHLI」を特別なカラーバリエーションで先行発売する。また、期間中ご来店の方に先着で写真展を記念したポストカード、「PASHLI」バッグ購入の方に先着でオリジナルクッキーを特別にプレゼント。この機会にぜひ足を運んでみてはいかがだろう。 左上:「PASHLI」バックパック フェザー115,000円、「PASHLI」ミディアムサッチェル フューシャピンク105,000円左下:「PASHLI」ジップウォレット フューシャピンク、フェザー45,000円、「PASHLI」セルウォレット フューシャピンク、フェザー32,000円(全て税抜)【概要】3.1 フィリップ リム銀座三越店開催日時:11月5日(水)~11月11日(火)所在地:〒104-8212東京都中央区銀座4-6-16銀座三越4階ソフィスティケイトコレクション元の記事を読む
2014年10月30日2014年2月、46歳の若さで急逝した、オスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマンの最後の主演作『誰よりも狙われた男』が、まもなく10月17日(金)より全国公開となる。当代最高の名優であり、同業の映画人たちからも絶大な尊敬と信頼を得ていた彼が、遺した本作から貴重なインタビュー映像が到着した。9.11から10年以上がたったドイツの港湾都市ハンブルク。かつてテロリストたちが住みつき、悪事を画策していたこの町で、極秘のテロ対策チームを率いるギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア)は、密入国したひとりの若者に目をつける。彼は、チェチェン出身のイッサ。イスラム過激派の容疑をかけられ国際指名手配されている男だ。イッサは人権団体の若手弁護士の女性アナベル・リヒター(レイチェル・マクアダムス)を介して、銀行家のトミー・ブルー(ウィレム・デフォー)と接触。彼の経営する銀行に、イッサの秘密口座があるという。一方、CIAベルリン支局マーサ・サリヴァン(ロビン・ライト)の介入も得たドイツの諜報界は、イッサの逮捕を計画。しかし、バッハマンはイッサをあえて泳がせ、さらなる“ある大物”を狙おうとしていた…。『カポーティ』(’05)でアカデミー賞「主演男優賞」を受賞し、『ザ・マスター』(’12)では、ヴェネツィア国際映画祭「男優賞」をホアキン・フェニックスと共同受賞したフィリップ・シーモア。映画界を代表する演技派として地位を確立していた彼が、期せずして最後に選んだ役柄は、『裏切りのサーカス』(’11)などで知られるスパイ小説の大家ジョン・ル・カレがあぶり出した、9.11以後のリアル諜報戦を生き抜く熟練スパイ、ギュンター・バッハマン。酒とタバコを手離さず、CIAのみならず自国の諜報組織とも闘いながら、己の信念を貫こうとする孤高の男、バッハマンの哀愁や、人間臭さ、秘めた正義をこれ以上ない深みで披露している。「もし、この映画を観て何も感じないのであれば…視野が固まっているね」と語るフィリップ・シーモア。彼の渾身の作品を、まずはこちらの映像から受け止めてみて。『誰よりも狙われた男』は10月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:誰よりも狙われた男 2014年10月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) A Most Wanted Man Limited / Amusement Park Film GmbH (C)Kerry Brown
2014年10月10日2014年秋、話題作がひしめく中で、続けて公開される2作品に重要なキーパーソンとして出演している女優、レイチェル・マクアダムス。『ラブ・アクチュアリー』などのラブコメの巨匠、リチャード・カーティス監督の集大成ともいえる『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』(9月27日公開)では、持ち前の親しみやすさでキュートな存在感を放つ一方、フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作となった『誰よりも狙われた男』(10月17日公開)では、スパイ小説の大家ル・カレの世界を映像に昇華させたアントン・コービン監督のもと、シリアスな演技を披露する。まったくタイプの異なる作品ながら、両監督がそろって絶賛するレイチェルの魅力に迫った。1978年、カナダ生まれのレイチェルは、幼いころから演技に携わり、早くから女優の道を志していた。テレビドラマなどに出演したのち、リンジー・ ローハン主演のティーン映画の金字塔『ミーン・ガールズ』(’04)で“意地悪な”学園の女王を演じて注目を集める。そして、同年、ライアン・ゴズリングと共演した『きみに読む物語』の大ヒットで世界的にブレイクを果たした。2005年には『ウエディング・クラッシャーズ』や『幸せのポートレート』に出演。さらに、ロバート・ダウニー・Jr&ジュード・ロウ共演の『シャーロック・ホームズ』(’09)と、続く『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』(’11)ではアイリーン・アドラー役を軽やかに演じて印象を残した。作品ごとにまったく違った姿を見せる変幻自在の演技力で、名だたる巨匠監督たちにも愛されており、11年にはウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』、12年にはヴェネチア国際映画祭とトロント国際映画祭で上映されたテレンス・マリック監督の『トゥ・ザ・ワンダー』、そしてブライアン・デ・パルマ監督の『パッション』と相次いで出演してきた。今後は、ジェームズ・フランコと共演するヴィム・ベンダース監督の『Every Thing Will Be Fine』(原題)や、ブラッドリー・クーパーと共演するキャメロン・クロウ監督作が控えるなど、いまや、ハリウッドには欠かせない存在となっている。『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』では、注目の新鋭・英国男子、ドーナル・グリーソン演じる主人公ティムの恋人で、後に妻となるメアリー役に。キュートで親しみやすい笑顔を振りまきながら、実直な演技でハートウォーミングな物語に華を添えている。カーティス監督は、そんなレイチェルを起用を、「以前から切望して、今回やっと叶った。『ミーン・ガールズ』での演技を観て、レイチェルならコメディを演じ切れるはずだという確信があったんだ」と明かす。「彼女はどの作品でも素晴らしい演技を見せてくれるし、癒しの力を持っている。彼女は非常に面白味のある女優だし、この映画でも見事に才能を発揮してくれたと思う。シーンのたった10秒で、私が望む通りの感情を表現してみせ、台本なんて必要ないんじゃないかと思うほどだったね。彼女はスタートした瞬間からすべてを表現しているから、初めて見る素晴らしい才能にちょっと圧倒されたよ」と絶賛した。一転、『誰よりも狙われた男』では、人権団体に所属する若い弁護士アナベル・リヒター役を演じたレイチェル。国際指名手配されている謎めいたチェチェン人イッサ・カルポフを助けるため尽力し、イッサと、フィリップ・シーモア扮するテロ対策のスパイチームを率いるバッハマン、そしてウィレム・デフォー演じるハンブルグの大手銀行家とを結ぶ重要な役どころを熱演する。ル・カレの原作小説を、スタイリッシュな映像感覚と繊細なストーリーテリングで、ハイクオリティな知的エンターテイメントに仕立てたコービン監督は、「今回、レイチェルは普段演じているような役柄ではなく、よりシリアスで挑戦的な役を演じているが、とても素晴しかったよ」とふり返っている。「裕福な家庭に育ったアナベルを演じる彼女の姿はとても美しかった。彼女の父親は裁判官の設定だが、アナベルは彼女なりに反抗をするんだ。今回、レイチェルは本当によくやってくれたと思う。ウィレムとフィリップの役の間で、非常に美しいバランスをもたらしてくれた」と、実力派キャストが勢ぞろいした本作での健闘を称えた。まるで別人のような、この2作での彼女にぜひ注目してみて。『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』は9月27日(土)より全国にて公開。『誰よりも狙われた男』は10月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバウト・タイム愛おしい時間について 2014年9月27日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2014年09月18日映画ファンのみならず、同業者である多くの映画人たちから絶大な尊敬と信頼を得ていた名優、フィリップ・シーモア・ホフマン。『カポーティ』(’05)ではアカデミー賞「主演男優賞」に輝き、近年もポール・トーマス・アンダーソン監督作『ザ・マスター』で鬼気迫る演技を見せた彼が、2月、46歳の若さで急逝したことは、世界中に大きな衝撃が走った。このほど、そのホフマンが最後に遺した主演作『A MOST WANTED MAN』(原題)が、『誰よりも狙われた男』として10月より日本公開されることが決まった。舞台はドイツの港湾都市ハンブルク。諜報機関でテロ対策チームを率いるスパイ、ギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、密入国したひとりの若者に目をつける。彼の名前はイッサ。体中に拷問の傷跡があり、イスラム過激派の容疑をかけられ国際指名手配されている男だ。イッサは人権団体の若手弁護士アナベル・リヒター(レイチェル・マクアダムス)を介し、秘密口座を巡って銀行家のトミー・ブルー(ウィレム・デフォー)と接触するのだが…。原作は、ゲーリー・オールドマン、ベネディクト・カンバーバッチら豪華キャストで映画化された『裏切りのサーカス』で知られるスパイ小説の大家、ジョン・ル・カレの2008年発表の傑作ミステリー。冷戦時代の東西対立といった構図ではなく、“9.11”以降の混沌とした複雑な時代を象徴するスパイものとして、テロ対策を軸にした現代の諜報戦をリアルに描き出している。本作でホフマンが演じたのは、ドイツ・ハンブルクの小さなテロ対策スパイチームを率いる男、バッハマン。酒とタバコを手離さず、組織との軋轢と闘いながらも、己の信念を貫こうとする孤高の男が持つ凄みや哀愁、人間臭さを、ホフマンはこれ以上ない深みで演じ切っている。そして、ハンブルクの国際金融界を代表する、英国人銀行家トミー・ブルーには、アカデミー賞に2度のノミネート経験を持つウィレム・デフォー。また、ホフマンが「女性版バッハマンのようなところがある」と語るCIAエージェント、マーサ・サリヴァンに、『美しい絵の崩壊』のロビン・ライト。さらに人気女優レイチェル・マクアダムスが、理想主義の人権派弁護士アナベル・リヒターを演じるなど、ハリウッドきっての実力派俳優たちが集結。さらに、本作の展開の鍵を握るイッサ・カルポフには、監督が「彼は掘り出し物だった。無名の素晴らしい俳優を見つけ出せたことは幸運だった」と語る、ロシア出身のグレゴリー・ドブリギンが抜擢。そのほか、『東ベルリンから来た女』の名女優ニーナ・ホスが、バッハマンの忠実な右腕イルナ・フライ役、『ラッシュ/プライドと友情』での好演が記憶に新しいドイツのスター俳優ダニエル・ブリュールが、バッハマンのチームに欠くことのできないマキシミリアン役を演じている。監督は『コントロール』『ラスト・ターゲット』のアントン・コービン。スタイリッシュな映像と、伏線に伏線を重ねた繊細なストーリーテリングで、ル・カレの世界観を見事に映像化。ハイクオリティな知的エンターテイメントに仕立てあげた。コービンは、この素晴らしい仕事を一緒に成し遂げた亡きホフマンに、「彼はこの映画を本当に誇りにしていたことを僕は知っている」と明かし、熱烈な賛辞を捧げている。『誰よりも狙われた男』は10月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月14日2013年全米興行収入ランキングで『アイアンマン3』を抑えて第1位に輝いた、ジェニファー・ローレンス主演のメガヒットシリーズ『ハンガー・ゲーム2』。このほど、4月18日(金)のブルーレイ&DVDリリースを前に、ジェニファー演じるヒロインのウェディングドレス製作の裏側や、こだわりの撮影方法が分かるメイキング映像の一部がシネマカフェに到着した。架空の独裁国家パネムが毎年開催するサバイバル・バトル=“ハンガー・ゲーム”で勝ち残ったカットニス(ジェニファー・ローレンス)とピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)。特に“炎の少女”カットニスの存在は貧困や飢餓にあえぐ隷属地区の人々に勇気を与え、いま、国家に対する革命の動きが国中に広がろうとしていた。故郷では、家族や幼なじみのゲイル(リアム・ヘムズワース)とも再会を果たすカットニス。だが、独裁者・スノー大統領(ドナルド・サザーランド)は彼女を抹殺すべく、節目の記念大会となる第75回“ハンガー・ゲーム”で歴代勝者たちと戦わせる絶体絶命のゲームを仕掛けることに…。海外ではティーンを中心に絶大な人気を誇る本シリーズで、圧倒的な存在感で主演を務めたオスカー女優のジェニファー。前作を上回る壮絶なバトルが展開していく中、2月に亡くなった故フィリップ・シーモア・ホフマンや、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』で注目されたイケメン俳優サム・クラフリンらが新たに出演していることでも注目を集めた。本作で衣装を担当したのは、クリスティーナ・アギレラやP!nkなどのスタイリストを経て、担当したデヴィッド・フィンチャー監督『ドラゴン・タトゥーの女』と「H&M」とのコラボでも話題となったトリッシュ・サマーヴィル。トリッシュは本作で、米・衣装デザイナー組合賞「ファンタジー映画部門」を受賞。映像の中では、ジェニファー演じるヒロイン、カットニスが着用する巨大なウェディングドレスは「私が心酔するジャカルタの有名デザイナーによるものよ」と語っており、ドレスの上半身を金属製に、下のスカート部分は回転したときにフワッとなるよう軽い素材を使用するなど、考え抜かれた工夫が施されていることを明かしてくれた。また、撮影を担当したジョー・ウィレムズによれば、本作では1作目と同じく、無機質なデジタル撮影ではなく、人間味や温かみをより醸し出すフィルム撮影を選んだという。また、登場人物の感情をより強く観客に伝えるため、手持ちカメラを使い、俳優たちの至近距離から撮影。そのほうが「登場人物に感情移入しやすい」とジョーは話している。なお、ブルーレイにはこれらのメイキング映像のほか、ジェニファーの日本独占インタビューや未公開シーン、日本語吹替え声優メッセージなど、計220分の特典映像が収録されているというから楽しみだ。<衣装メイキング><撮影メイキング><『ハンガー・ゲーム2』リリース情報>『ハンガー・ゲーム2』ブルーレイプレミアム・エディション価格:6,800円(税抜)『ハンガー・ゲーム2』ブルーレイ価格:3,800円(税抜)発売日:4月18日(金)※同日レンタル開始(上原礼子(cinema名義))■関連作品:ハンガー・ゲーム2 2013年12月27日よりTOHOシネマズ みゆき座、 TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開TM&(C) 2013 LIONS GATE FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.
2014年04月09日エイミー・アダムスが演劇学校の名門、アクターズ・スタジオで行われるインタビュー番組「Inside the Actors Studio」に出演し、2日(現地時間)に亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンの思い出を語った。『アメリカン・ハッスル』で第86回アカデミー賞主演女優賞候補になっているエイミーは07年の『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』、2008年の『ダウト -あるカトリック学校で-』、そして2011年の『ザ・マスター』で3度フィリップと共演している。司会のジェームズ・リプトンがフィリップの名前を出すと、エイミーは俳優を目指す学生である聴衆の方を向き、「あなたたち全員が彼と共演できればよかったのに」と語りかけ、「彼は素晴らしい人だったわ。とてもユニークで、人を見る目を持っていた。本当に相手を見抜くのよ。ただ眺めるだけじゃない」とフィリップについて語った。19日に放送された番組の収録はフィリップの急逝の3日後に行われた。「彼のことが大好きだったし、多くの人がそうだった」とふり返ったエイミーは「ごめんなさい。いまはこれ以上、何を話したらいいのか分からない」と悲しみを隠そうとしなかった。(text:Yuki Tominaga)
2014年02月24日「glee/グリー」キャストのコーリー・モンティース、オスカー俳優のフィリップ・シーモア・ホフマンら、素晴らしい才能を持ちながらも志半ばにして不慮の死を遂げてしまった名優は数多い。1993年、23歳の若さでこの世を去ったリヴァー・フェニックスもそのひとりだ。その“伝説的”スター俳優・リヴァーの幻の遺作と言われていた『ダーク・ブラッド』が、GWより日本劇場公開される。この公開に合わせ、劇場で公開される機会の少ないリヴァーの過去作上映や関連イベントを催す「リヴァー・フェニックスフェス!」の実現に向けた、クラウドファンディングがスタートした。『ダーク・ブラッド』は、23歳の若さで薬物の過剰摂取のため急逝したリヴァーが、死の直前まで撮影していた未公開作。リヴァーは、砂漠の真ん中で車が立ち往生してしまったハリウッド俳優の夫婦が出会う、ミステリアスで美しい青年を演じていた。彼は間違いなく、この世を去ってからもその類い稀なる才能で今なお世界中を魅了し続けている俳優のひとりだろう。人気絶頂の最中にあったリヴァーの突然の死は、親友のキアヌ・リーヴス、ジョニー・デップ、イーサン・ホーク、彼に憧れていたというレオナルド・ディカプリオといった俳優仲間から各国のファンまで、世界中の人々に大きな悲しみと衝撃を与えた。日本でも、87年、91年と2度のキャンペーン来日を果たしていただけに、映画ファンの間に凄まじいショックが走ったものだ。この悲劇により、撮影途中だった本作は、主役不在での完成は不可能とされ、長い間お蔵入りに。だが、2007年末に大病を患い余命わずかと宣告されたジョルジュ・シュルイツァー監督が、キャリア最後の作品として本作の再開を決意。監督自らが大事に保管していたフィルムの権利問題や未撮影シーンの再現など、さまざまな壁を乗り越えて2012年に完成した。お披露目となったベルリン国際映画祭ほか各地の映画祭では喝采を浴び、「若き日のリヴァーがスクリーンに蘇った!」と世界的なニュースになった。インターネットを利用して不特定多数の人々に資金提供を呼びかけ、資金を調達するクラウド(=群衆)ファンディング(=資金調達)は、近年さまざまジャンルで試みられており、映画界では、キネマ旬報日本映画ベスト・ワンなど各映画賞を席巻中の『ペコロスの母に会いに行く』もFacebookを通じたクラウドファンディングから公開が実現している。支援金額に応じて、特典付きチケットや非売品プレスシート、リヴァーのもう一つの遺作でサム・シェパード監督『アメリカンレガシー』の鑑賞券などを入手することができ、“支援者”として劇場用パンフレットに名前が掲載されたり、DVDプレゼント、イベントへの招待などのリターンがある。資金が多く集まれば、いつまでも若々しい、在りし日のリヴァーにたくさん会えるチャンスも増えるはずだろう。『ダーク・ブラッド』はGW、公開。(上原礼子(cinema名義))
2014年02月21日舞台の魔術師、フィリップ・ジャンティ率いるカンパニーによる公演『動かぬ旅人』が5月22日、東京・PARCO劇場で開幕した。ジャンティの作品は不思議な魅力を持った人形、ダンス、マイム、マジックを駆使して舞台空間に生命を吹き込む、他に類を見ないステージアート。上演作は、「カンパニー最高傑作のひとつ」と絶賛された舞台で、日本では1996年に公演しているが、今回の来日公演では完全リニューアル版を上演する。カンパニー・フィリップ・ジャンティ『動かぬ旅人』気がつくと、周りを青い海に囲まれ、人々は漂う台の上。台はしだいに小さくなり人々は箱の中に押し込められたかと思うと、再び頭に箱をかぶせられて登場する。箱の中の顔はみんな同じ顔。どこからか赤ん坊の「パパ?」という声がする。作品冒頭のシーンだ。赤ん坊は何を問いかけているのか。観客はかすかな疑問を抱えながら、フィリップ・ジャンティが繰り出すイメージの洪水の中で溺れていく。時に心地よく、時に心の奥をゆさぶられながら。青い布や白いビニールで表現される海。紙で作られた荒野や砂漠。そんな風景の中で、人々と人形が不思議な旅を繰り返す。今作でもジャンティの美学が隅々までいきわたる幻惑の世界をたっぷりと堪能できる。ジャンティは言う。「今作のタイトルは砂漠を走る「不動の旅人たち」を指します。「永遠」の一部を占める砂漠に流れる、非日常的な時間のなか、旅人たちは「不動のレース」に挑む自分たちの姿に気づきます。妄想、争い、恥、怖れ、癖、夢、禁欲など理性を超えた性質がふくらんでいき、縦横無尽に時空を駆け回ります」。とは言え、難しく考える必要はない。「シュールレアリズム的に見える景色を旅してください。みなさんはそれぞれが自分に呼応する意味を感じ取り、パーソナルな心象風景を反映させた解釈をしてくださっていいのです」、ジャンティはそう言い添えている。公演は6月4日(火)まで、東京・PARCO劇場にて。その後、6月6日(木)北海道・札幌市教育文化会館大ホール、6月8日(土) ・ 6月9日(日)大阪・森ノ宮ピロティホールをまわる。いずれもチケット発売中。
2013年05月23日芸術性が高く、それでいて子どもから大人まで楽しめる不思議な舞台。フィリップ・ジャンティ率いるカンパニーが6年ぶりに来日、1995年の初演以来ツアーを重ねてきた代表作『動かぬ旅人』を、5月22日(水)より東京・PARCO劇場で上演する。カンパニー・フィリップ・ジャンティ『動かぬ旅人』チケット情報不思議な魅力を持った人形、ダンス、マイム、マジックを駆使して舞台空間に生命を吹き込む、舞台の魔術師フィリップ・ジャンティ。そのステージアートは日本でもたくさんの観客を魅了してきた。各界の著名人にもファンは多く、名だたるクリエーター、アーティスト達が賛辞を寄せている。ここではその一部をご紹介。■宮本亜門(演出家)フィリップ・ジャンティ久々の来日公演になるようです。これを見逃さないでください。観客は驚いて、笑って、楽しんで、そして不思議な世界へ連れて行かれる。舞台でしか、ライブでしか観られない興奮なんです。ぜひ劇場に足を運んで頂ければ、フィリップ・ジャンティの良さを存分に体感することができると思います。■coba(アコーディオニスト)「不条理」「不可思議」とってもユーモラスにそれを表現しますよね。人の夢とか想いとかそういうものがギューッと凝縮して詰まっている。そんなニュアンス・雰囲気がステージ全般に広がりますよね。とっても楽しみです。僕も必ず観にうかがいます。■森山未來(俳優)色彩感覚だったり遠近感だったり、夢の中というか、人の夢を見ているのに自分の夢を見ているかのような錯覚に陥るというか、すごく素敵な世界だと思います。出会うなら、いま出会ってもいいんじゃないかなと思います。■増田セバスチャン(アートディレクター)演劇を見に行くというよりは、一つの絵画を見るような感覚で観てほしいなと思います。人形劇だとか手品だとか美術装飾だとか演技だとか、そういったものが色んな複雑に絡み合って織り成す一つの絵画として観ると、すごく楽しめるんじゃないかと思います。公演は5月22日(水)から6月4日(火)まで、東京・PARCO劇場にて。チケット発売中。
2013年05月15日今年10月より公開され、大ヒットを記録した『アルゴ』が第70回ゴールデン・グローブ賞において最優秀作品賞・ドラマ部門、監督賞、助演男優賞、脚本賞、音楽賞の5部門にノミネートされ、監督・主演を務めたベン・アフレックより、喜びのコメントが到着した。1979年11月4日、イラン革命が激化していたテヘランにて、アメリカ大使館占拠事件が発生。過激派により52人の人質となり、内6人が逃げ出すことに成功。しかし、敵だらけの町中に置き去りにされた彼ら6人にはさらなる危険が迫っていた。CIA救出作戦のエキスパート、トニー・メンデス(ベン・アフレック)は、命が狙われている彼らを無事に国外へと逃すため、“ニセの映画撮影”を装い前代未聞の作戦を立てるのだが――。ベンは監督賞の部門でノミネートを果たしたが、「『アルゴ』をゴールデングローブ賞5部門にノミネートしていただき、本当にありがとうございます。これはアメリカ、カナダ、イラン、そして世界中の英雄たちの勇気や熱意のおかげです。複数の言語を話す役をこなしてくれた120人の俳優たち、アメリカや海外の何千人ものエキストラたち、映画の製作に心血を注いでくれた何百人ものスタッフたち、そして本日ノミネートされたアラン・アーキン、クリス・テリオ、アレクサンドル・デプラ、全ての人たちに感謝の気持ちを贈ります!」と普段のクールなイメージから一転、喜びを爆発させた。さらに、助演男優賞でノミネートとなったアラン・アーキンからは、「とても光栄に思います。特にクリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオ、フィリップ・シーモア・ホフマン、そしてトミー・リー・ジョーンズといった、私が非常に尊敬している俳優たちと一緒にノミネートされたことにとても感激しています。また、この『アルゴ』でベン・アフレックが注目を集めたことに非常に興奮しています」と、1960年代から映画俳優として活躍する大御所とは思えない謙虚さでその胸の内を明かしてくれた。今回のゴールデン・グローブ賞5部門でのノミネートで人気が再燃することは間違いない!『アルゴ』ブルーレイ&DVDは早くも2013年3月13日(水)より発売。「アルゴブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)」発売日:2013年3月13日(水) ※同日、レンタル/オンデマンド配信開始価格:3,980円(税込)発売/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ/デジタル・ディストリビューション© 2012 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.■関連作品:第70回ゴールデン・グローブ賞 [アワード] 2012年12月13日(現地時間)にノミネート発表、2013年1月13日に授賞式開催アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年12月14日犯罪を捜査する警察、さらには容疑者を起訴する検察の視点に立ち、ニューヨークで巻き起こる事件とその顛末を描く「LAW&ORDER//ロー・アンド・オーダー」。刑事や検察官たちの活躍が目を引く中、もうひとりの主人公とも言えるのが、物語の舞台となっているニューヨーク。アメリカを代表する大都市ニューヨークなくして、「ロー・アンド・オーダー」を語ることはできません。シリーズ開始当初からニューヨークでのロケにこだわり、シティーホールやセントラル・パークといった有名スポットから知る人ぞ知るストリートまで、ニューヨークならではのロケーションがドラマ内に登場。2004年には、撮影場所として頻繁に使用されていた道が、ドラマに因んで“ロー・アンド・オーダー通り”と名づけられるという記念すべき出来事もありました。そんな中、ニューヨーク市は2005年から“MADE IN NY”キャンペーンを立ち上げ、ニューヨークで撮影される映画やドラマの支援を開始。市に800億円以上もの経済効果をもたらしたとも言われる「ロー・アンド・オーダー」は、市より“MADE IN NY”の称号を公式に与えらました。同じく“MADE IN NY”の認定を受けているドラマには、みんな大好き「SEX and the CITY/セックス・アンド・ザ・シティ」やジョシュ・デュアメル、アマンダ・セイフライドが出演していたこともある昼メロ「オール・マイ・チルドレン」なども。ちなみに、「セックス・アンド・ザ・シティ」でミスター・ビッグとミランダを演じていたクリス・ノースとシンシア・ニクソンは、「SATC」から遡ること8年前に「ロー・アンド・オーダー」のシーズン1でも共演しています。クリスやシンシアに限らず、ニューヨークを拠点に活躍する俳優たちが“MADE IN NY”のドラマに馴染み深いのは当然のこと。「ニューヨークと言えばこの監督!」とも言うべきウディ・アレン監督作品で常連の名女優ダイアン・ウィーストは、地方検事役で「ロー・アンド・オーダー」にレギュラー出演。ニューヨーク出身のフィリップ・シーモア・ホフマンやクレア・デインズ、ローラ・リニーも本作のゲスト出演組です。このような流れを経て、いまやニューヨークで撮影されるドラマは数多く、「ゴシップガール」や「ダメージ」、「ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル」、、「パーソン・オブ・インタレスト」、「グッド・ワイフ 彼女の評決」、「SMASH」などなど挙げればきりがないほど。それに伴い、ニューヨークを拠点にする俳優にも注目が集まっています。「ダメージ」の主演を張り続けてきたグレン・クローズは「(自宅のある)ニューヨークで撮影されることも、「ダメージ」に出演したいと思った理由の1つよ」と言っていましたし、「SATC」のスタンフォードことウィリー・ガーソンは「ホワイトカラー」でも個性を発揮。このように、“ニューヨーク”に注目しながらドラマを見るのも楽しみ方の1つではないでしょうか。(text:Hikaru Watanabe)「ロー・アンド・オーダー<ニューシリーズ>」DVD<セル>「LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー<ニューシリーズ1> DVD-BOX」[DVD]価格:9,800円(税込)発売日:10月24日(水)<レンタル>「LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー<ニューシリーズ1>」Vol.1~610月3日(水)レンタル開始Vol.7~1110月24日(水)レンタル開始発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント公式サイト:© 2004/2005 Universal Studios. All Rights Reserved.特集:「ロー・アンド・オーダー」■関連作品:ロー・アンド・オーダー [海外TVドラマ]© 1990-2010 Universal Studios. All Rights Reserved.SEX and the CITY/セックス・アンド・ザ・シティ [海外TVドラマ]ゴシップガール [海外TVドラマ]TM & © Warner Bros. Entertainment Incダメージ [海外TVドラマ]© 2007 Sony Pictures Television Inc. and Bluebush Productions, LLC. All Rights Reserved.ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル [海外TVドラマ]© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2012年09月27日フィリップ・シーモア・ホフマンが、新作スーパーナチュラル・スリラー『Ezekiel Moss』(原題)の監督を務めることになった。同作の脚本はハリウッド業界人によって選ばれるブラックリスト(映画未製作の優秀脚本リスト)にランクインしたもので、死者と意思疎通を図ることができる流れ者と友人になる少年の姿を描いたスリラー作品だ。本作の製作を担当するマンダレイ・ピクチャーズ社のキャシー・シュルマン氏は、メガホンを握ることとなったフィリップを「現世代で最も素晴らしい才能の持ち主のひとり」と賞賛。「フィリップのような有能な人間の手によって、信仰とスーパーナチュラルがテーマのこのゴシックスリラー作品が手がけられるのを大変嬉しく思っています」と声明を発表している。フィリップは、本年度のヴェネチア国際映画祭に出品された『The Master』(原題)で優秀男優賞を受賞するなど、俳優として世界中から高い評価を受けているが、監督としては2010年製作の日本未公開作品『ジャック、舟に乗る』だけ。果たして、円熟したセンスは監督業でも発揮されるのか?■関連作品:The Master (原題) 2013年春、全国にて公開
2012年09月19日第69回ヴェネツィア国際映画祭が8日(現地時間)に閉幕し、コンペティション部門作品賞にあたる金獅子賞は韓国のキム・ギドク監督『Pieta』(原題)が受賞した。韓国映画の金獅子賞受賞は史上初。ギドク監督は受賞スピーチの代わりに「アリラン」を熱唱した。銀獅子賞(監督賞)を受賞したのは『The Master』(原題)のポール・トーマス・アンダーソン監督。サイエントロジーの創始者であるロン・L・ハバードをモデルに、とある新興宗教団体のリーダーと第二次世界大戦から復員後に信者となった男の物語。リーダーを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンと、やがて主人公の右腕となる男を演じたホアキン・フェニックスは共に優秀男優賞を受賞した。アンダーソン監督とフェニックスは既にトロント国際映画祭に向かった後だったが、ホフマンは単身ヴェネツィアに戻り、空港から直接会場入りして賞を受け取った。実はその後、コンペティション部門の審査委員長マイケル・マン監督が賞を渡し間違えるハプニングが発生。場内アナウンスがイタリア語だったために混乱したようで、審査員特別賞を授賞すべきところで、マン監督が発表したのは銀獅子賞受賞者、『The Master』のポール・トーマス・アンダーソン監督の名前。だが、アンダーソン監督に代わって再登壇したフィリップ・シーモア・ホフマンは何の疑いも持たずに審査員特別賞の楯を受け取った。この時点で一部の審査員や会場の観客は異変に気づいたが、マン監督は次の賞の授与をする際、銀のライオン像が用意されているのを見て、ようやく間違いに気づいたという。そこでホフマンは三度壇上へと呼ばれ、審査員特別賞の受賞者、『Paradise:Faith』(英題)のオーストリアのウルリヒ・ザイドル監督と、楯と銀獅子像を交換した。優秀女優賞はイスラエルの『Fill the Void』(英題)のハダス・ヤロン、マルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)はマルコ・ベロッキオ監督の『Dormant Beauty』(英題)と『E Stato Il Figlio』(原題)の2作に出演したファブリッツォ・ファルコが受賞。優秀脚本賞は、現在『カルロス』が日本でも公開中のオリヴィエ・アサイヤス監督の新作『Apres mai』(原題)が受賞した。オリゾンティ部門の最優秀作品賞、オリゾンティ賞は中国のワン・ビン監督の『Three Sisters』(英題)が受賞。日本からの出品したコンペティション部門の『アウトレイジ ビヨンド』(北野武監督)、オリゾンティ部門の『千年の愉楽』(若松孝二監督)は惜しくも受賞は逃した。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:The Master (原題) 2013年春、全国にて公開アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会千年の愉楽 2012年秋、全国にて公開
2012年09月10日『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で世界を沸かせたポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作『The Master』(原題)。現在開幕中の第69回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門にて9月1日(現地時間)、本作のワールド・プレミアが行なわれ、アンダーソン監督を始め、主演のホアキン・フェニックスに共演のフィリップ・シーモア・ホフマンらが出席し盛大な拍手とスタンディング・オベーションで迎えられた。ネット上で囁かれているあのうわさにも言及するシーンもあり、会場をおおいに沸かせた。第二次世界大戦で心に深く傷を負った兵士(ホアキン・フェニックス)が帰国後、偶然新興宗教の“マスター”ランカスター・トッド(フィリップ・シーモア・ホフマン)に出会い、セッションを通して深く取り込まれていく様子を描く本作。カルト的な宗教団体の姿を通して、心の傷と信仰というテーマに挑んだ137分に及ぶ問題作である。主演のホアキンとフィリップの見ごたえのある演技合戦に早くも男優賞候補の声があがり、今年の賞レースを賑わせる一作として高い注目を集めている本作。さらに、トム・クルーズが熱心な信者であることで知られる実在の宗教団体・サイエントロジーをモデルとしているといううわさがネット上で連日騒がれており、この日の会場には入りきれないほどのマスコミ陣が詰めかけた。アンダーソン監督は、「現在のサイエントロジーについてはあまり知らないが、初期の頃のことは知っている」と前置きしつつ、トム・クルーズにも作品を見せたことを認めた。しかし、トムの感想については「あとのことは僕らだけの話。でも彼とはいまも友人だよ」と笑って答えていた。口下手なホアキンは役づくりに関する質問にも「よく分からない」と言葉を濁し、途中で一瞬姿を消すなど、挙動不審な一面も。一方、フィリップはレッドカーペットでの観客のサイン攻めに笑顔で応える紳士な一面を覗かせていた。『The Master』は2013年春、全国にて公開。第69回ヴェネチア国際映画祭は9月8日(現地時間)までイタリア・ヴェネチアにて開催。■関連作品:The Master (原題) 2013年春、全国にて公開
2012年09月04日作品賞も含めアカデミー賞8部門ノミネートという快挙を果たし、主演男優賞、撮影賞を受賞した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』から5年。若くしてその確かな手腕が認められ、ハリウッドから絶大な支持を得たポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作『The Master』(原題)が来年春に日本公開されることが決定!さらに、この公開に先駆けて、8月29日(現地時間)に開幕となる第69回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることが明らかとなった。1950年代、アメリカで信者を増やしていった新興宗教団体のカリスマ的教祖と、彼の右腕となり教団にのめり込んでいく一人の男のドラマを描く本作。教祖を『マネーボール』などでの名演が光るオスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマン、その妻を『魔法にかけられて』のエイミー・アダムスが演じるほか、突然の歌手活動から一転、『容疑者、ホアキン・フェニックス』での俳優復帰が話題を呼んだホアキン・フェニックスが教団にのめり込む信者を演じる。本作が出品される同コンペティンション部門では、日本からも北野武監督の『アウトレイジビヨンド』が正式出品される予定で、栄誉ある賞を巡る戦いも注目されるところだが、本作がいま高い注目を集めている理由がもう一つ。フィリップ扮するカリスマ的教祖が実在する宗教団体をモデルにしているかは明かされていないが、アメリカに拠点を置く新宗教「サイエントロジー」の創始者L・ロン・ハバードを彷彿とさせると製作前から物議を醸しているのだ。本国アメリカでは、アカデミー賞レースの有力候補を占う映画祭の一つとして重視されているヴェネチア映画祭での出品とあってますます注目の的となっている本作。『ブギーナイツ』、『マグノリア』、そして『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』と次々と衝撃作を生み出してきたアンダーソン監督と彼の作品の常連でもあるフィリップの強力タッグとあって、早くもオスカー候補の呼び声高し!?宗教というデリケートな題材がテーマとなっていることもあり、本映画祭でも物議を醸すことは間違いなさそうだ。『The Master』は2013年春、全国にて公開。第69回ヴェネチア国際映画祭は8月29日から9月8日(現地時間)までイタリア・ヴェネチアにて開催。■関連作品:The Master (原題) 2013年春、全国にて公開
2012年08月08日フィリップ・シーモア・ホフマンが、『ハンガー・ゲーム』の続編である『Catching Fire』(原題)への出演のオファーを受けているようだ。フィリップが同作の製作を担当するライオンズゲート社から打診されているのは、ハンガー・ゲームの仕掛け人であり、秘密裏に反乱を企む地下組織「ディストリクト13」のリーダーでもあるという、二面性を持ったプラターチ・ヘヴンズビーという役だという。もしフィリップが出演を承諾すれば、日本でも9月28日(金)公開予定の第1作『ハンガー・ゲーム』にも出演し、今回の続編にも引き続き参加するジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワースらと共演することとなる。一方、ライオンズゲートは本作の同名原作で描かれる、第65回ハンガー・ゲームの優勝者フィニック・オダイル役に知名度のあるスターか、または新人を起用するのかいまだ決めかねているという。第1作のゲイリー・ロスに代わって『恋人たちのパレード』のフランシス・ローレンスがメガホンを取る本作は、来年11月の公開を目指して今秋にもクランクイン予定。■関連作品:ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年06月14日今週末の3月30日(土)に公開を控える、『ドライヴ』と『スーパー・チューズデー~正義を売った日~』という全く毛色の異なる作品で、これまでに見せたことのない男気あふれる存在感を放つライアン・ゴズリング。その魅力に迫る3連続インタビュー、第2弾はジョージ・クルーニーと初競演を果たした『スーパー・チューズデー~正義を売った日~』について語る彼の動画インタビューをお届け!全く過去を明かさないドライバーを演じた『ドライヴ』とは対照的に、本作でライアンが演じるのは、正義感に満ち満ちた若き広報官・スティーヴン。4年に一度のアメリカ大統領選挙の前に多くの州で同時開催される“スーパー・チューズデー”と呼ばれる予備選に向けて、その卓越したリーダーシップと頭脳を用いて、民主党の有力候補マイク・モリス(ジョージ・クルーニー)の選挙キャンペーンを率いていく彼だが、敵陣のブレインから持ちかけられた話をきっかけに、選挙戦の裏で渦巻く陰謀に巻き込まれていくことに――。いまハリウッドで、映画監督から最も出演を熱望されている俳優と言っても過言ではないライアン。その中でインディペンデント作品への出演を選んできた彼だが、これまでの作品とは一線を画す本作への出演は「ジョージ・クルーニーと一緒に仕事がしたかったから」と明かす。ジョージの監督第4作目にして、初共演を果たした監督ジョージ・クルーニーについてこう語る。「彼はおもしろいんだ。演出するときの彼は畳み込むように、たくさんしゃべる。打楽器みたいにね。ビートを刻んでいるみたいに話すんだ、シーンのリズムを保つみたいにね。会話にもはっきりしたリズムがある。とても音楽的なんだ」。選挙戦を軸に、そこに関わる人間の野心と思惑が絡み合う駆け引きがスリリングで、片時も目が離せない本作。フィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド、ジェフリー・ライトと、ジョージ・クルーニーの元に集まった本格派の面々が織り成すアンサンブルは見事だ。その渦巻きの中心に飛び込むのは、どんな気分なのか?「マリサ・トメイは大好きな女優なんだ。悪かったことがないし、いつも素晴らしい。ポールもそうだし、この映画の全員がそうだ。いろいろなタイプの俳優たちが揃っていた。僕には本当に大きなチャンスだった。でも同時に緊張したよ。まだ新参者だからね。実力を証明してきた俳優たちの中に入って共演するのは緊張するよ」。錚々たる顔ぶれの中で揉まれながら、そこに興奮を覚えている様子のライアン。「みんな、仕事のスタイルは違うよ。全然違う。だからいつも気をつけていないとね。誰もが同じものを求めているんだけど、そこに到達する方法が全員違うんだ」。そう語る彼の表情には、若きスティーヴンの野心と重なり合うものを感じずにはいられない。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY俳優ライアン・ゴズリングに迫る!vol.1:『ドライヴ』で魅せる“謎”の男■関連作品:ドライヴ 2012年3月31日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Drive Film Holdings, LLC. All rights reserved.スーパー・チューズデー~正義を売った日~ 2012年3月31日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Ides Film Holdings, LLC■関連記事:ジョージ・クルーニー、スーダン大使館前のデモ参加中に一時身柄を拘束される俳優ライアン・ゴズリングに迫る!vol.1『ドライヴ』で魅せる“謎”の男ジョージ・クルーニー、ブラピらが出演の朗読劇、200万ドル以上をチャリティに寄付シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第24回)理想の“尽くす男”俳優は?スーツ男子1位は藤木直人!向井理、G・クルーニーら色気と知性を備えた俳優たちも
2012年03月28日大ヒットラブストーリー『きみに読む物語』(’04)で一躍脚光を浴びて以来、『ラースと、その彼女』(’07)や『ブルーバレンタイン』(’10)など、作品ごとに全く異なる存在感を放ってきたライアン・ゴズリングが、いま熱い。インディペンデント映画を中心にキャリアを積み重ねてきた彼だが、既に全米で公開されている作品も含め、今年から来年にかけて出演作が4本も続いている。最近では年上のエヴァ・メンデスとのディズニーランドでのロマンスを報じられるなど、いまハリウッドで一番のモテ男と言ってもいい、そんな彼の“胸きゅん”ポイントが満載のラインナップをここで少しだけご紹介!まず一本目にご紹介するのは、11月に日本での公開を控えるロマンスコメディ『ラブ・アゲイン』。本作でライアンが演じるのは、ラブドールに恋をする青年とも朝から酒を飲む夫とも真逆の男。妻に離婚を切り出され、人生の路頭に迷う40代の生真面目男・カルを“モテ男”へとコーディネイトしていく脂ののったプレイボーイ、ジェイコブをセクシーに演じ上げている。その見事に絞られた肉体美と、カクテルがとってもお似合いのスタイリッシュな着こなしは、女性だけでなく男性も参考にしたくなる?主演のスティーヴ・カレルとのコメディ要素たっぷりの掛け合いからも目が離せない。次なる注目作は、本年度カンヌ国際映画祭で見事監督賞(ニコラス・ウィンディング・レフン監督)に輝いたバイオレンス・アクション『Drive』(原題)。プレイボーイから一転、本作のライアンは、昼は映画のドライブ・スタントマン、夜は強盗の逃亡を手助けする運転手という2つの顔を持つ男に変身。ある事件をきっかけにマフィアの犯罪に巻き込まれていく。華麗なドライブ・テクニックが魅力のアクションにスリルを感じると共に、元夫の出所により危険に見舞われる恋人のシングルマザー(キャリー・マリガン)を守る姿が女子の心をつかみそうな一作。カンヌ映画祭で行われたプレミア上映では、モンブランのブルーのスーツをばっちり着こなしていたライアンだが、劇中はワイルドな革ジャン姿を披露。先日、全米で封切られた本作は初登場3位という好成績を記録中だ。『Drive』の公開から間もなく、来る10月に全米公開を迎えるのが、オスカー候補の呼び声も高いジョージ・クルーニー監督作『THE IDES OF MARCH』(原題)だ。こちらは、ジョージが演じる大統領候補入りを目論むオハイオ州知事の政治スキャンダルをめぐる諜報戦を描いたスリルサスペンス。ジョージの指揮の下、ライアンは州知事をホワイトハウスへと導こうとする彼のスポークスマンを熱演している。ジョージ、ライアンのほかにフィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアメッティら一癖ある男同士の攻防ドラマの末、ライアン演じる主人公が最後に出す答えは何なのか…。ヴェネチア国際映画祭で初上映した後、トロント映画祭でも上映され高評価を集めた本作とあって、今後の賞レースへの参戦にも注目が集まる。そして、最後にご紹介するのは現在撮影真っ只中の『The Gangster Squad』(原題)。40年代から50年代にかけてアメリカ・ロサンゼルス一帯を掌握していた実在のギャング、ミッキー・コーエンとロサンゼルス警察の抗争を描いた一作。ショーン・ペン、ジョシュ・ブローリンという名だたる俳優たちとの競演で、ライアンはコーエンを追跡する正義感に満ちあふれた若き刑事を演じる。舞台が1940年代とあって、本作ではクラシックなスーツ姿を見せており、『ラブ・アゲイン』に続き恋人役でエマ・ストーンズと再共演を果たしている。30代に突入し、この先も『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督と再タッグ作でエヴァ・メンデス共演の『The Place Beyond the Pines』など多数の出演作が控えており、そのめざましい活躍から目が離せないライアン。スーツからカジュアルまで、作品ごとに男の色気漂わせる、伊達男ファッションも楽しみなところ。さて、あなたが気になる作品は?© Moreau Cyril© Splash/AFLO© Everett Collection/AFLO■関連作品:ラブ・アゲイン 2011年11月19日より全国にて公開© 2011 - Warner Bros.ブルーバレンタイン 2011年4月23日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2010 HAMILTON FILM PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:『ブルーバレンタイン』で検証、結婚に求めるもの。意外な男女の「理想」の違いは?ライアン・ゴスリング、7歳年上のエヴァ・メンデスとディズニーランドでデート恋愛と結婚はどう違う?『ブルーバレンタイン』マスコミ用プレスを25名様プレゼント女性が結婚に望むのは?アンケート発表!男性には厳しい?意外な現実志向が…愛の奥深さに触れる『ブルーバレンタイン』女性限定試写会に35組70名様ご招待
2011年09月30日ブラッド・ピットの最新主演作『マネーボール』のプレミア上映が、映画の舞台であるカリフォルニア州オークランドのパラマウントシアターで行われ、ブラッドやジョナ・ヒル、フィリップ・シーモア・ホフマンら主要キャストと共に、地元球団オークランド・アスレチックス所属の松井秀喜選手も出席、人工芝を敷いたグラス・カーペットを歩いた。弱小だったアメリカンリーグの野球チーム「オークランド・アスレチックス」を独自の理論「マネーボール」を用いて立ち直らせたジェネラル・マネージャー、ビリー・ビーンの活躍を描く作品で、ブラッドは敏腕だが、少し短気な面もあるビリーを熱演している。この日はパートナーのアンジェリーナ・ジョリーは伴わずに会場に姿を見せたブラッド。「サンフランシスコ・クロニクルズ」紙によると、グラス・カーペット上で「野球の試合シーンの撮影では何時間も一緒にがんばってくれた。エネルギッシュにね。2002年(映画に描かれる、チームが奇跡的な躍進を遂げた年)からのアスレチックス・ファンにもたくさん会ったよ。本当に特別なことだ」と撮影に協力してくれたオークランド市民を賛えた。アスレチックスの現役選手として、ブラッドとツーショットでカメラの前に立った松井秀喜選手は好きな野球映画を聞かれて、ロバート・レッドフォード主演の『ナチュラル』を挙げたという。『マネーボール』は11月11日(金)の日本公開に先駆けて、10月開催の第24回東京国際映画祭でクロージング上映、併せてブラッドの来日も予定されている。■関連作品:マネーボール 2011年11月11日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:東京国際映画祭を若者にアピール!イケメン3人衆「TIFF BOYS」結成ブラッド・ピット、南仏の自宅防犯のため元イギリス陸軍特殊部隊チームを雇うブランジェリーナにG・クルーニー、マドンナなどトロントに豪華スター集結!ハリウッドスター来日の皮切りに?ブラピ最新作『マネーボール』引っさげ来日を約束アンジェリーナ・ジョリー、「子供たちに普通の観光旅行をさせたい」
2011年09月21日『ジュリエットへの手紙』、『クロエ』、そして『赤ずきん』と主演作が立て続けに公開中のアマンダ・セイフライドが、7か月でライアン・フィリップとの交際に終止符を打った。「Us Weekly」誌によると、2人は昨年10月にケイト・ハドソンが開いたハロウィン・パーティで知り合って交際を始めたが、今年2月に破局、その後よりを戻していた。同誌への情報提供者は「彼らは真剣に交際していたわけではありませんでした」と語る。「いつもくっついたり離れたりを繰り返して、ほかの相手とデートもしていました」。3月にライアンの元恋人が彼の子供を妊娠中で6月に出産予定と報じられたときはそのまま交際を続けた2人だったが、今後は友人同士としてつき合うと決めたという。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ジュリエットからの手紙 2011年5月14日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved.クロエ 2011年5月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2009 Studio Canal All Rights Reserved.赤ずきん 2011年6月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:アマンダ・セイフライド インタビュー初めてのセックスシーンより強烈だったのは…雅子meets『クロエ』 「2人で一緒にいる空間を大切にするのが、結婚の秘訣」5年来の恋人と破局したばかりのレオナルド・ディカプリオに早くも新たな恋人出現?ジュリアン・ムーア『クロエ』インタビュー「これは私たちの人生を描いた映画なの」T・スウィフトが込めた想いがリンクする『ジュリエットからの手紙』独占映像入手!
2011年06月02日今年も東京・六本木ヒルズをメイン会場に、世界各国から選りすぐりの作品を集めて開催される東京国際映画祭(TIFF)。つい先日、コンペティション部門に出品される日本映画『海炭市叙景』の監督、キャスト陣が出席して公式記者会見が行われたが、さらにその後、中国映画『ブッダ・マウンテン』のコンペティション出品が発表され、コンペティション全15本が出揃った。ここでは邦画および話題作を中心にコンペティション部門の行方、さらにその他の部門に出品されている注目作品などをご紹介!まずはコンペ!まずは邦画!ということで、今年、「東京 サクラ グランプリ」獲得の期待を背負って日本からコンペティション部門に出品されるのは、先述の『海炭市叙景』と『一枚のハガキ』の2作品。『海炭市叙景』は、村上春樹らと並び称されるほどの文才を持ちつつも生前、不遇を囲った函館出身の作家・佐藤泰志の幻の小説を映画化した作品。海炭市という、函館を思わせる架空の街を舞台に、そこで暮らす様々な人々の日常のドラマを映し出し、函館市と市民の協力の下、函館で撮影が行われた。監督は『空の穴』、『ノン子36歳(家事手伝い)』の熊切和嘉。規模の大きな作品とは言えないが谷村美月、加瀬亮、小林薫、南果歩といった錚々たる顔ぶれが函館に集い、市井の人々の生きる様子を静かに、そして確かに演じている。もうひとつの邦画『一枚のハガキ』は脚本家および監督として数々の名作を世に送り出してきた新藤兼人が98歳にして「映画人生最後の作品」として挑んだ作品。戦争末期に召集された兵士と、彼が戦友から託された手紙に関するある頼みにまつわる物語を通じて、庶民の視点から見た戦争の惨禍が浮き彫りにされる。こちらも豊川悦司、大竹しのぶ、六平直政、大杉漣、柄本明、倍賞美津子と現在の邦画界になくてはならない名優たちがズラリと名を連ねる。時代背景は違えど市井の人々の姿を描き出す2作が邦画代表に!派手さはないものの静かな感動を呼び起こす。第1回(1985年)の『台風クラブ』(相米慎二監督)、第18回(2005年)の『雪に願うこと』(根岸吉太郎監督)に続く邦画の最高賞受賞なるか?両作に期待がかかる。邦画以外でコンペで注目を集めているのは、名作『日の名残り』の原作者カズオ・イシグロの小説を映画化した『わたしを離さないで』。謎めいた寄宿施設で育てられた3人の若者たちの絡み合う愛憎、痛切な運命を儚く描き出したラブストーリー。『17歳の肖像』で世界中の称賛を浴びたキャリー・マリガンに、“新スパイダーマン”アンドリュー・ガーフィールド、そして『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキーラ・ナイトレイという豪華キャストが揃っており、東京 サクラ グランプリ最有力候補と言えそう。それ以外の作品で、日本でも知名度の高い俳優の出演作としてはマイケル・シーン主演で大学構内で起こった銃乱射事件がある家族にもたらす悲劇を通じて家族の絆を問い直す『ビューティフル・ボーイ』に、海辺の町を舞台にした文豪グレアム・グリーンの名作を映画化した、サム・ライリーとヘレン・ミレン出演作『ブライトン・ロック』などが出品されている。とはいえ、過去の最高賞受賞作を見ても、知名度の高い俳優が出演している話題作が受賞するとは限らないのがTIFF。何より、いずれの作品もかなりの倍率を突破してこのコンペティションに名を連ねているだけに粒揃い。どの作品が受賞しても不思議はない。この映画祭を機にこれから世界へ羽ばたいていく監督も多いだけに、決して事前の注目度の高くない作品を見て回るのも一興?そしてコンペ以外にも話題作が続々と日本上陸!いまだ謎多き『トロン:レガシー』は全世界初公開となるフッテージ映像の上映が行われるほか、デヴィッド・フィンチャー監督最新作『ソーシャル・ネットワーク』がオープニングを飾り、そしてベン・アフレックが自ら監督・主演を務める『ザ・タウン』がトリを務める。また、「WORLD CINEMA」部門にも話題の作品が続々。9月に急逝したヌーヴェルヴァーグの巨匠クロード・シャブロルの遺作でジェラール・ドパルデュー主演の『刑事ベラミー』に、今年のヴェネチア国際映画祭で絶賛を浴び、ヴィンセント・ギャロに主演男優賞をもたらした『エッセンシャル・キリング』(原題)。ユアン・マクレガー扮するゴーストライターが、政治を巡るある陰謀に巻き込まれる『ゴースト・ライター』、フィリップ・シーモア・ホフマンの初監督作『ジャック、舟に乗る』、そして鬼才ミシェル・ゴンドリーが自らの叔母にカメラを向けたドキュメンタリー作品『心の棘』など気になる作品があちらこちら。ほかにも「アジアの風」、「日本映画・ある視点」、「natural TIFF」ほか部門もジャンルも多彩!会期は9日間。何を観るべきか?そして東京 サクラ グランプリの行方は――?東京国際映画祭は10月23日(土)より開催。特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF■関連記事:映画のヒロインに変身!「TIFF」ヘアデザインショーモデル体験に1名様ご招待早くもオスカー最有力?『ソーシャル・ネットワーク』北米初登場1位!来日も決定函館から世界へ!谷村美月、南果歩ら東京国際映画祭コンペ出品会見
2010年10月13日このところ、オフの期間は長くひげを伸ばしっぱなしだったブラッド・ピットが、新作『マネーボール』(原題)に出演するにあたって、ついにひげを剃り、さっぱりとした顔でロサンゼルスの撮影現場に姿を現した。一気に剃り落とすのではなく、クランクイン前の1か月間で徐々にひげを剃り始めたというが、それだけ愛着があるのかというと、そういうわけでもなく、理由は毎日ひげを剃って「きれいにしてるのが面倒だから」という1点のみだったそうだ。『マネーボール』はマイケル・ルイスのベストセラー「マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男」(ランダムハウス講談社刊)の映画化で、ブラピはチーム・マネージメント能力に定評のある米・メジャーリーグのオークランド・アスレチックスのゼネラル・マネージャーのビリー・ビーンを演じる。共演にフィリップ・シーモア・ホフマンやロビン・ライト・ペンといった実力派、さらにジョナ・ヒルも名を列ねている。(text:Yuki Tominaga)© Fame Pictures/AFLO■関連作品:マネーボール (原題) 2011年公開
2010年07月14日恋人へたった一言“愛してる!”と伝えるために詐欺と脱獄を繰り返し、懲役167年を科せられた、ひとりの男の純粋ラブストーリー『フィリップ、きみを愛してる!』。本作の公開に先駆けて、2月9日(火)、シネマカフェの映画体験型サイト「シネマライブ!」では、国内最速となる本作の試写会をカップル限定で開催。バレンタインデー直前ということに因んで、カップルの意識調査アンケートを実施!その結果は…?驚愕の実話を基に、ジム・キャリー&ユアン・マクレガーを主演に迎え映画化された本作。ジム演じる主人公・スティーヴンは投獄された刑務所で出会ったフィリップ(ユアン)に一目惚れ、その後の全人生を賭けて、“嘘”を重ねては様々な障害を乗り越え、彼への愛を伝えていく。この“嘘”に因んで、来場したカップルにはまず「“愛”を貫くためには時には“嘘”も必要?」と質問。これには全体の65%が「はい」と回答。その理由は、「相手を傷つけないため」と答える人が圧倒的に多く、「とにかく相手に一筋ということを伝える」(32歳・女性)や、男性陣の中には「浮気が疑われたら」(33歳男性)、「恋人以外の異性に会ったら」(27歳男性)という意見も。一方で「恋人・パートナーの嘘を見抜ける自信はある?」との問いには、半数の人が「はい」とのこと。興味深いのは、両質問ともに男性よりも女性のほうが賛同率が高い点。“嘘”に関しては、女性の方が敏感なのかも?さらに、映画のような「一世一代の“愛の賭け”に出た経験の有無」について問うものの、こちらは99%の人が「いいえ」と回答。劇中のようなジェットコースター・ロマンスを夢見ながらもなかなか踏み出せない、もしくは“草食系”の兆候の表れか…。本作のスティーヴンの素晴らしい行動力と情熱を見れば、喚起される人も多いのでは?一見、コメディ要素や同性愛という部分がフォーカスされがちな本作だが、観終わった観客の感想を見れば、一目瞭然!純粋すぎるラブストーリーにパワーをもらったという人が続出。「一途な愛を貫き通していてすごい!笑えるだけでなく純粋な気持ちになった」(女性)、「スティーヴンの一途さと情熱にホロリとさせられた」(32歳・女性)といった感想が多く寄せられた。ここ一番の賭けに出てみたい人はもちろん、恋愛の持つ並々ならぬパワーを再確認したい人への処方箋になること必至の『フィリップ、きみを愛してる!』。公開は、3月13日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて。みんなの映画レビューをチェック!『フィリップ、きみを愛してる!』試写会レポート映画体験型サイト シネマライブ!■関連作品:フィリップ、きみを愛してる! 2010年3月13日より新宿ピカデリーほか全国にて公開Photos:Patti Perret © 2009 EUROPACORP■関連記事:ジム・キャリー×ユアン・マクレガー『フィリップ、きみを愛してる!』カップル限定試写会に25組50名様ご招待ジム・キャリーとユアンがカップルに!『フィリップ、きみを愛してる!』画像到着
2010年02月12日