和食では冬場の鍋の具材として扱われることの多いタラですが、元は北大西洋が原産。イタリアやフランス、北欧などのヨーロッパの国々では、ごく日常的に食卓に上がる人気の魚介食材です。タラの洋風レシピをマスターしたいという方に最初にオススメなのが、このクリームソースパスタ!火を通すとふわっとほぐれるタラの身が、フェットチーネやソースと相まって、さっぱりなのに濃厚なおいしさ。フェットチーネの太さに合わせてピーラーで薄くスライスしたにんじんも、パスタとよく絡み、丸々一本ペロッと食べられてしまいます。■ニンジンとタラのフェットチーネ調理時間20分 826Kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 2人分> ニンジン 1本甘塩タラ 1切れニンニク(みじん切り) 1片分オリーブ油 大さじ1.5白ワイン 大さじ3パスタ(フェットチーネ) 140g 塩 14g生クリーム 150ml塩 適量バター 5g粗びき黒コショウ 適量粉チーズ 適量 <作り方>1、ニンジンは皮をむき、ピーラーで縦にスライスする。甘塩タラはザルにのせ、熱湯をまわしかけて臭みを抜く。2、たっぷりの湯に塩14gを入れ、パスタをゆでる。袋の表示時間の1分前にザルに上げ、水気をきる。3、パスタをゆでる間にソースを作る。フライパンにニンニクとオリーブ油を入れて熱し、香りがたったらニンジン、甘塩タラ、白ワインを加えてフライパンに蓋をし、弱火で蒸し煮にする。いったん火を止めて甘塩タラを取り出し、皮と骨を取り除いてほぐし、フライパンに戻し入れる。4、再びフライパンを火にかけ、煮たったら生クリームとパスタを加え、煮からめる。塩、バターで味を調えて器に盛り、粗びき黒コショウ、粉チーズを振る。タラは煮過ぎるとパサパサッとして食感が悪くなってしまいます。蒸し煮にする際も時間をかけすぎず、中まで火が通ったらさっと取り出してほぐすようにしましょう。
2016年11月28日