コロンビア出身のラテン系俳優ジョン・レグイザモ(58)が、インスタグラムを更新。白人のジェームズ・フランコ(44)が、『Alina of Cuba』(原題)でキューバの革命家フィデル・カストロ役に起用されたと報じた「Deadline」の記事を引用し、「どうしてこんなことがいまだに起きているんだ?」と憤慨している。「ハリウッドは私たちを排除しておきながら、私たちの物語を盗んでいるとはどういうことだ?ハリウッドとストリーミングサービスにはもう横取りさせないぞ!ボイコットだ!うんざりだよ!」とラテン系俳優としての心境を吐露。「フランコに問題はないが、彼はラテン系ではない」と苦言を呈した。ジョンは、かつてハリウッドで仕事をもらいやすい「色白のラテン系俳優」でいるために、日光を避ける生活をしていたという話をしていた。「自分がある程度、成功したと感じられたら、お返しするのが務めだと思う」という信念の下、近年は積極的にSNSで政治的なコメントも発信している。映画ファンは、ジョンの意見に賛同し、ジェームズの代わりに「マンダロリアン」「ゲーム・オブ・スローンズ」のペドロ・パスカルを推し、「ペドロこそが適任だと思うけど、空いてなかったの?」という声を上げる人も。また、ジェームズが5人の女性から性的暴行疑惑を告発され、4年ぶりの大役をゲットしたということもあり、この点に関しても批判が噴出している。(賀来比呂美)
2022年08月08日ジャンフランコ・ロージ監督最新作・ドキュメンタリー映画『国境の夜想曲』が、2022年2月11日(金・祝)より、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー。ジャンフランコ・ロージ最新作映画『国境の夜想曲』は、第77回ヴェネチア国際映画祭で3冠に輝いた作品。『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』と『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』で、ベルリン・ヴェネチアを“ドキュメンタリー映画で初めて”制覇し、アカデミー賞ノミネートも果たした名匠ジャンフランコ・ロージの最新作だ。3年以上の歳月を費やし、イラク、クルディスタン、シリア、レバノンの国境地帯で撮影を行った。紛争が多発する国境エリアの人々を映すこの地域は、2001年の9.11米同時多発テロ、2010年のアラブの春、2021年のアメリカのアフガニスタンからの撤退など、侵略・圧政・テロリズムにより、多くの人々が犠牲になっているエリア。いくつもの痛みに満ちたこの場所を、ジャンフランコ・ロージ監督は通訳を伴わずにひとりで旅し、そこに残された母親や子供、若者の声に耳を傾け続けた。母親たちの死を悼む哀悼歌、癒えることのない痛みを抱えた子供たち、精神病院の患者たちによる政治の無意味さについての演劇...。夜の暗闇から、一条の希望を見出し生きようとする者達の姿を映し出す。予告編は、オレンジ色の囚人服を着た男たちが、刑務所を徘徊するシーンからスタート。アメリカ国旗を掲げた装甲車が並ぶ場面を差し込みつつ、亡き息子を想う母親、心に深い傷を負った子供たちなど、戦争や侵略に翻弄され辛い状況に置かれた人々の苦境と共に、「空が綺麗だ」と笑い合う普遍的な恋人たちの姿も映し出す。どんな状況にあっても生きることを諦めない人々の力強さと希望を感じさせる内容だ。【詳細】映画『国境の夜想曲』公開日:2022年2月11日(金・祝)より、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー監督・撮影・音響:ジャンフランコ・ロージ配給:ビターズ・エンドイタリア・フランス・ドイツ/2020年/104分/アメリカンビスタ(1:185)/アラビア語・クルド語/原題:NOTTURNO
2021年12月08日“国家”を揺るがせたベストセラー小説を映画化し、2019年上半期のドイツ映画No.1ヒットとなった『コリーニ事件』。この度、名優フランコ・ネロの渋すぎる演技に惹きつけられる、緊迫感溢れる冒頭映像が解禁された。原作小説と同様に、事件の発生が冒頭で描かれる“ホワイダニット(Why done it?)”形式で物語が紡がれていく本作。犯人を見つけるためではなく、犯行に至った動機の解明を重視した良質ミステリーを期待させる推理小説ファンも唸る設定だ。最初に映し出されるのは、高級ホテルの廊下を静かに歩くコリーニ(フランコ・ネロ)の後ろ姿。目的の部屋につくと、清潔感のある人の良さそうな男が出迎える。ベルリンの街が一望できるスイートルームへと通されたところ、後ろをふり返った男は驚いた表情を見せる。一方、後に自身初となる刑事弁護を任されることになる事件がたったいま起こっているとは露知らず、新人弁護士のライネン(エリアス・ムバレク)はボクシングのトレーニングに励んでいる。やがて、血の足跡を残しながらホテルのロビーにやって来たコリーニ。異常な様子を不審に思ったフロント係が話しかけると「奴は死んだ 最上階のスイートだ」と殺人をほのめかす…。後のコリーニとライネンの2人の奇妙な運命を示唆するオープニング映像。今回の映画化は原作小説を基にしながらも、より幅広い年代の人々が解釈しやすいよう、筋立てや設定にいくつかの改変が加えられているというが、完成された映画を観た原作者のフェルディナント・フォン・シーラッハは「自分より台本作家の方が物語作りがうまい!」と大絶賛。すでに小説を読んだファンでも改めて物語を楽しめる要素が加えられており、原作、映画、どちらからでも楽しめる作りになっている。また、コリーニを演じるのは、『続・荒野の用心棒』などマカロニ・ウェスタンで大活躍し、近年では『ジャンゴ 繋がれざる者』や『ジョン・ウィック:チャプター2』などにも出演する名優フランコ・ネロ。その渋い演技が光り、重厚な雰囲気漂う冒頭映像となっている。『コリーニ事件』は6月12日(金)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月09日ジェームズ・フランコからセクハラ被害に遭ったと1年半前に告発した女性2人が、法的措置を取ったという。「Variety」誌などが報じた。2人はジェームズが2014年から2017年まで経営していた演劇学校の元生徒で、在校中にジェームズと彼のビジネスパートナーたちが「女性生徒たちに対し、権力を使って性的で不適切な行いの蔓延に携わった」として訴えを起こしている。生徒たちは月300ドルの授業料を支払い、それで真っ当な授業を受けられると思っていたが、ジェームズが受け持つセックスシーンを学ぶマスタークラスの受講にはさらに750ドルが必要だったという。マスタークラスを受けるためのオーディションでは、明らかに度を越えた性的な内容の演技が求められ、それを録画されたとのこと。録画に対する同意書に、強制的に署名させられたとも。2人はジェームズとビジネスパートナーたちを、性差別、セクハラ、詐欺、虚偽の広告、性的搾取で訴えている。ジェームズの弁護士は、原告たちの訴えに損害賠償を求めると語った。「彼女たちがこういったことを訴えるのは、これが初めてではありませんし、すでに話していることが偽りであることは明らかになっています」と自信をのぞかせている。2人は2018年1月、ジェームズのセクハラ被害者としてほかの3人とともに「Los Angeles Times」紙で体験を語っていた。(Hiromi Kaku)
2019年10月04日ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の最新映像を映画館で楽しむ「METライブビューイング」の、2019-20新シーズンのラインナップが発表された。14年目を迎える新シーズンは、MET音楽監督ヤニック・ネゼ=セガンが指揮するプッチーニの《トゥーランドット》で開幕!マスネの《マノン》、プッチーニの《蝶々夫人》&《トスカ》などの人気演目のほか、20世紀を代表する名作オペラ、ガーシュウィンの《ポギーとベス》や、世界的メゾソプラノの藤村実穂子のMETライブビューイングデビューとなる《さまよえるオランダ人》などの注目公演が目白押し。しかも、10作品中5作品が新演出なのだから見逃せない。まさに、“映画館でワイン片手にオペラ三昧”に、更に拍車がかかりそうな勢いだ。【第1作】プッチーニ《トゥーランドット》MET上演日 2019年10月12日指揮: ヤニック・ネゼ=セガン演出: フランコ・ゼフィレッリ出演: クリスティーン・ガーキー、ロベルト・アロニカ、エレオノーラ・ブラット、ジェイムズ・モリス【第2作】マスネ《マノン》MET上演日 2019年10月26日指揮: マウリツィオ・ベニーニ演出: ロラン・ペリー出演: リゼット・オロペーサ、マイケル・ファビアーノ、アルトゥール・ルチンスキー、 ブレット・ポレガート、クワンチュル・ユン【第3作】プッチーニ《蝶々夫人》MET上演日 2019年11月9日指揮: ピエール・ジョルジョ・モランディ演出: アンソニー・ミンゲラ出演: ホイ・へー、アンドレア・カレ、プラシド・ドミンゴ、エリザベス・ドゥショング【第4作】フィリップ・グラス《アクナーテン》 MET初演/新演出MET上演日 2019年11月23日指揮: カレン・カメンセック演出: フェリム・ マクダーモット出演: アンソニー・ロス・コスタンゾ、ジャナイ・ブリッジス、ディーセラ・ラルスドッティル【第5作】ベルク《ヴォツェック》 新演出MET上演日 2020年1月11日指揮: ヤニック・ネゼ=セガン演出: ウィリアム・ケントリッジ出演: ペーター・マッテイ、クリストファー・ヴェントリス、ゲルハルド・ジーゲル、クリスチャン・ヴァン・ホーン、エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー【第6作】ガーシュウィン《ポギーとベス》 新演出MET上演日 2020年2月1日指揮: デイヴィッド・ロバートソン演出: ジェイムズ・ロビンソン出演: エリック・オーウェンズ、エンジェル・ブルー、ゴルダ・シュルツ、ラトニア・ムーア、デニース・グレイヴス、フレデリック・バレンタイン【第7作】ヘンデル《アグリッピーナ》 MET初演/新演出MET上演日 2020年2月29日指揮: ハリー・ビケット演出: デイヴィッド・マクヴィカー出演:ジョイス・ディドナート、ブレンダ・レイ、ケイト・リンジー、イェスティン・デイヴィーズ、マシュー・ローズ【第8作】ワーグナー《さまよえるオランダ人》 新演出MET上演日 2020年3月14日指揮: ワレリー・ゲルギエフ演出: フランソワ・ジラール出演: ブリン・ターフェル、アニヤ・カンペ、藤村実穂子、フランツ=ヨゼフ・ゼリッグ、セルゲイ・スコロホドフ、デイヴィッド・ポルティッヨ【第9作】プッチーニ《トスカ》MET上演日 2020年4月11日指揮:ベルトラン・ド・ビリー演出: デイヴィッド・マクヴィカー出演: アンナ・ネトレプコ、ブライアン・ジェイド、ミヒャエル・フォレ【第10作】ドニゼッティ《マリア・ストゥアルダ》MET上演日 2020年5月9日指揮: マウリツィオ・ベニーニ演出: デイヴィッド・マクヴィカー出演: ディアナ・ダムラウ、ジェイミー・バートン、スティーヴン・コステロ、アンドレイ・フィロンチク、 ミケーレ・ペルトゥージ※スケジュールは2019年2月21日現在、メトロポリタン歌劇場での上演予定日。※キャストおよびスケジュールは、余儀なく変更されることがあります。
2019年04月18日ジェームズ・フランコが主演・監督を務める、戦慄の新世紀SFアクション『フューチャーワールド』の日本公開が決定。ミラ・ジョヴォヴィッチ、ルーシー・リューら豪華キャストが出演する本作から、この度、予告編と場面写真が到着した。『スパイダーマン』シリーズで人気を博し、『127時間』ではアカデミー賞にノミネート、『The Disaster Artist』(原題)では第75回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞した実力派俳優のジェームズ・フランコ。そんな彼が主演・監督を務めた本作は、第三次世界大戦後の荒廃した未来世界を舞台に、本能を剥き出しにした人間たちの生き残りをかけた戦いが描かれる。そんな中でジェームズが演じるのは、残された資源や土地を暴力で支配する傍若無人な侵略者、ウォーロードだ。また、薬物が蔓延した<ドラッグ・タウン>を統治する女王ドラッグロード役に、『バイオハザード』シリーズで日本でも絶大な人気を誇るミラ・ジョヴォヴィッチ。平和主義の人々が集う避難所<オアシス>のリーダー、クイーン役に、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのルーシー・リュー。また、本作の鍵となる美しきアンドロイド、アッシュ役をハリウッド実写版『Pokemon』にも出演する注目のモデル、スーキー・ウォーターハウスが熱演する。到着した予告編では、『マッドマックス』や『ブレードランナー』シリーズを彷彿とさせる荒廃した世界で、侵略者ウォーロードが目覚めさせた前時代の美しきアンドロイド、アッシュを巡り、ウォーロードとドラッグロードが命を懸けた戦いを繰り広げる模様が見られる。また、クイーン役を演じるルーシーや、共同監督のブルース・ティエリー・チャンがディーン・バコプーロス原作の小説を映画化した『Don’t Come Back From The Moon』(日本未公開)でジェームズと共演した新星イケメン俳優ジェフリー・ウォールバーグの姿も確認することができる。さらに、不穏な雰囲気を醸し出すウォーロードやドラッグロード、アッシュの姿が切り取られた場面写真も併せて公開された。『フューチャーワールド』は6月23日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年06月01日1月7日(現地時間)、ゴールデングローブ賞で主演男優賞に輝いたジェームズ・フランコ。その際にセクハラ撲滅キャンペーン「Time’s Up」のピンバッジをつけていたのを見たジェームズのセクハラ被害者たちが、彼の過去の悪行をこぞって告発。それに対しジェームズは完全否定したが、11日に行われたクリティクスチョイス・アワードの授賞式を欠席している。主演男優賞にノミネートされていたにもかかわらずだ。ジェームズは今シーズンの賞レースですでにゴールデングローブ賞、放送映画批評家協会賞などで主演男優賞を獲得した。しかし、昨日発表されたアカデミー賞では主演男優賞にノミネートされなかった。セクハラ事件が明らかになる前に一部の投票は済んでいたとのことだが、騒動後の投票が大きく影響したようだ。被害者の1人としてジェームズの過去の行いを非難した女優のサラ・タイサー=カプランは、「TIME」誌に「彼がオスカーにノミネートされなかったからといって、(声を上げるのを)止める気はない。彼は自分の振る舞いと女性に対する接し方を変えなければならない」と語っている。また、サラは自分やほかの被害者にジェームズからの正式な謝罪を求めているという。(Hiromi Kaku)
2018年01月24日ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門で主演男優賞に輝いたジェームズ・フランコが、5人の女性からセクハラ行為を告発された。ジェームズはゴールデングローブ賞授賞式で、ハリウッドの多くの女優たちが支持しているセクハラ撲滅運動「Time’s Up」のピンバッチを身につけていた1人であった。このピンバッチをつけていたことがセクハラ被害者たちの感情を逆なでし、告発に至ったようだ。「The Los Angeles Times」によると、5人のうち4人はジェームズが経営し教鞭をとる演劇学校の学生だというのだから驚きである。ジェームズが監督した『The Long Home』(原題)に出演したサラ・タイサー=カプランは、フルヌードでの出演は承諾していたものの、セックスシーンでジェームズにプラスティックの前張りを取られたと憤っている。2016年にジェームズと交際していたヴァイオレット・パレイは、ツイッターに車の中でオーラルセックスを強要されたこと、ジェームズがヴァイオレットの友人で17歳の少女をホテルに呼び出そうとしたことを激白。ジェームズはもちろん全否定しており、「ねえ聞いてよ。ぼくはいままでの人生で、自分の行いすべてに責任を持ってきたし誇りに思ってる」と言い、「ツイッターに書かれてることは正しくない。でも、ぼくは何かを告白する人や声を上げることについては完全に支持するよ。だって、長い間声を上げられなかったんだからね」と語った。(Hiromi Kaku)
2018年01月12日ジェームズ・フランコが、「何らかのスーパーヒーロー映画の製作に関わっているようだ」といううわさについて事実であると認めた。「The Hollywood Reporter」によると、ジェームズは「どのくらいしゃべっていいのかはわからないけど、ぼくは製作と出演、両方受け持ってるよ。まだまだ初期段階だから、やらなきゃならないことが山積みなんだ」と語ったという。弟で俳優のデイヴとともに立ち上げた製作会社「ラモナ・フィルムズ」を通して製作を進めていることも明かした。ジェームズはどんなスーパーヒーローを演じるのかについては具体的に触れなかったが、『X-MEN』シリーズや『デッドプール』、『LOGAN/ローガン』などの脚本や製作を手掛けてきたサイモン・キンバーグと『X-MEN』関連の作品の開発段階にあるとは明言。複数メディアが報じているように、『X-MEN』ユニバースのキャラクターで自分の分身を作り出すことができる、マルチプルマンを主人公とした映画であるとみられる。FOXやサイモン、『X-MEN』に関わった人たちが、1作目から十数年をかけて『デッドプール』や『LOGAN/ローガン』のようなR指定のハードなヒーロー映画を生み出したことに感銘を受けたというジェームズ。「ぼくらも“スーパーヒーローもの”の新しいジャンルを生み出さなきゃね!」と誓った。(Hiromi Kaku)
2017年11月28日先日、リドリー・スコット監督作『エイリアン:コヴェナント』にクレジットなしでの出演が明らかになったジェームズ・フランコのインタビュー映像が、シネマカフェに到着。キャサリン・ウォーターストン演じるダニエルズとの関係や、スコット監督、本シリーズについて語っている。広大な宇宙を舞台に“完璧な生命体”との遭遇を描き、映画史上に金字塔を打ち立てた『エイリアン』シリーズの最新作となる本作。ジェームズが演じるのは、キャサリン演じるヒロイン・ダニエルズの夫で、コヴェナント号の船長。映像では、「2人はとても愛し合っていて、幸運にも夫婦で一緒に同じミッションに従事している。2人には将来のための計画があるんだ」と、新たな惑星で輝かしい未来を描いていると明かす。彼ら2人だけでなく、人類の新たな移住先を目指すコヴェナント号の乗組員は皆カップルで構成されているため、ハラハラだけでなくキュンキュンするシーンもありそうな予感。だが、そんなラブラブなカップルたちに待ち受けるのは、本作で初めて登場する、“ネオモーフ”という新種のエイリアンをはじめとする生命体。ジェームズも本作で描かれる恐怖は「不思議な現実感があって、“あり得るかも…”と思ってしまう」と、そのリアルさについて分析。続けて、「シリーズのどの作品でも主人公の緊迫感が伝わってくる」と語りキャサリンの演技を絶賛し、「エイリアンと向き合う主人公があまりに真剣なので、観客も引き込まれてしまうんだ」と本作においても、圧倒的なスリルを約束する。ほかにも映像では、本作で12本目の全米NO.1を獲得した巨匠スコット監督の撮影現場についても触れている。滅びゆく地球を後にして、宇宙の楽園を発見したはずの移住船クルーたちに牙を剥く未知の新種エイリアン。観る者は、シリーズ最大のミステリーと極限のスリルを体感し、新たな伝説の目撃者となるはずだ。『エイリアン:コヴェナント』は9月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月25日ミラ・ジョヴォヴィッチが『Future World』に出演することになった。ジェームズ・フランコとブルース・ティエリー・チャンが共同監督するSF映画で、フランコは出演もする。その他の情報戦争が延々と続き、病気が蔓延する未来の世界で、裕福な生まれの少年は、死に直面している母のために、薬を求めて旅に出るという物語。途中、彼は多くの危険をくぐり抜けていくことになる。ストーリーは、フランコが考案した。ジョヴォヴィッチは麻薬ディーラーを演じることになるようだ。ジョヴォヴィッチは最近、『バイオハザード』の6作目『バイオハザードVI:ザ・ファイナル』を撮り終えた。今作でシリーズは幕を閉じる予定。北米公開は来年1月。フランコの次回公開作は、声の出演を務めるアニメ映画『Sausage Party』。北米公開は8月。文:猿渡由紀
2016年05月19日ジェームズ・フランコが、アレックス・マーウッドの小説『The Killer Next Door』を映画化することになった。近所に住む6人の人物が結束しなければいけない状況に陥るが、その中には、自分の秘密を守るためならどんなことでもする殺人犯が混じっているというミステリーだ。その他の情報フランコと共にプロデューサーを務めるアーナ・オライリーは、出演もすることになりそうだ。オライリーは、フランコが監督とプロデューサーを兼任した『In Dubious Battle』『The Sound of Fury』、また彼がプロデューサーと主演を兼任した『I Am Michael』にも出演した。ほかの出演作に『フルートベール駅で』『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』などがある。フランコは近年、インディーズ映画のプロデュースや監督業に力を入れている。最近のメジャースタジオ作品には、ソニーへのハッキング問題で注目を浴びたコメディ映画『ザ・インタビュー』がある。文:猿渡由紀
2015年07月15日ジェームズ・フランコが監督と主演を兼任する『In Dubious Battle』に、若手からベテランまで、豪華なキャストが集まった。その他の情報共演は、ロバート・デュヴァル、エド・ハリス、ジョシュ・ハッチャーソン、セレナ・ゴメス、ブライアン・クランストン、アシュレイ・グリーン、ザック・ブラフら。原作はジョン・スタインベックが1936年に出版した『疑わしき戦い』で、撮影は来週からジョージア州でスタートする。文:猿渡由紀
2015年03月20日ジェームズ・フランコと初共演で夫婦役を演じるケイト・ハドソンに、『サンバ』『最強のふたり』のオマール・シー、『フィクサー』などで知られる演技派トム・ウィルキンソンと、名優たちが一堂に会するクライム・サスペンス『パーフェクト・プラン』。いよいよ今週末2月28日(土)に劇場公開が迫った本作から、ケイトのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。ロンドン郊外の安アパートに住む請負労働者トム(ジェームズ・フランコ)と小学校教師アナ(ケイト・ハドソン)。シカゴから再起を誓い、移住して来たこの若い夫婦は、祖母から相続した屋敷を改築し、子どもと幸せに暮らすという夢を抱いていた。だが、ある日、トムの元に“退去勧告”の通知が届く。英国政府による金融引き締め政策と外国人労働者への取り締まり強化により、ふたりは経済的に追い込まれていたのだ。途方に暮れるふたりは、突然死した階下の住人が残した3,500万円もの大金を発見する。それは麻薬密売取引にかかわる黒金。近づく退去期限。ふたりは慎ましやかな夢を叶えるため、その金に手を染めてしまう…。八方塞がりの状況の中、ごく普通の夫婦がふとした出来心から絶対に手を出してはいけない“黒金”に巻き込まれていくクライム・サスペンスとなる本作。ケイトは、ジェームズ演じる夫と、ロマンティックな時期を過ぎながらも、より強い信頼関係で結ばれた夫婦を演じ、初共演とは思えないほどの化学反応を見せている。映像では、本作での役柄やジェームズとの“夫婦の絆”、そして“モラル”について真摯に語るケイト。アカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされた『あの頃ペニー・レインと』から15年、実生活では「ミューズ」のフロントマン、マシュー・ベラミと婚約解消したものの、本作では大人の女性として新たな魅力を放っているようだ。『パーフェクト・プラン』は2月28日(土)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月24日ジェームズ・フランコとセス・ローゲンがオンラインの料理番組に出演、なんと焼肉(コリアン・バーベキュー)入りラザニアの作り方を紹介した。2人は25日(現地時間)に全米公開予定のコメディ映画『The Interview』(原題)に主演、インタビュー取材の機会に朝鮮人民共和国(北朝鮮)の最高指導者、キム・ジョンウンの暗殺を企てるTV司会者と番組プロデューサーを演じている。この内容が北朝鮮側の怒りを買い、先月末に映画を配給するソニー・ピクチャーズのサイトがサイバー攻撃にあったのは同国が関与したとの説もある。そんな中、2人はオンラインの料理番組「Epic Meal Time」(原題)に出演、レギュラー司会者に代わって番組を仕切り、「普通のバーベキューとコリアン・バーベキュー(焼肉)の違いは分かる?コリアン・バーベキューには…ソウルがあるんだよ!」とジェームズがコメントしながら、セスと2人でプルコギなどを調理。いい加減な説明をしては、正確な情報については「ググれ!」と言いながら、番組を進めていった。ラザニア生地にキムチ・ソースをまぶしたベーコンやフライドポテト、コチュジャン、プルコギを詰めた総熱量33,083カロリーの“コリアン・バーベキュー・ラザニア”を完成。みんなで試食し、最後に「このコリアン・バーベキュー・ラザニアが気に入ったなら、俺たちの映画『The Interview』を観に行ってくれ」と締めくくった。番組はYouTubeで見ることができる。(text:Yuki Tominaga)
2014年12月05日『127時間』でアカデミー賞など各賞にノミネートされたジェームズ・フランコが、ジャスティン・ビーバーをパロディーにしたビデオを製作して、ジャスティンを怒らせてしまったことが発覚した。ジェームズは、今月の初めに自身の公式サイト「jamesfrancotv.com」に、ジャスティンの髪型や格好を真似て、カメラ目線でジャスティンのヒット曲「Boyfriend」に口を合わせて歌っているビデオを投稿したのだ。そのビデオの中には映画『Spring Breakers』(原題)でジェームズと共演し、彼の恋人だとうわさされている女優のアシュレイ・ベンソンも登場しており、2人のはっちゃけた様が話題になっていた。すでに、問題となったこのビデオは削除されている。削除の理由について、ジェームズはサンダンス映画祭で「E!オンライン」の取材に答え、「ある人にビデオを削除しろと言われたんだ。ビーバーは僕に直接連絡をしていないけど、彼はあまりこのビデオに関してはハッピーじゃなかったようだね。でも、僕は彼をバカにするつもりはなかったんだよ」と語った。ジャスティンに近い関係者は、彼は一度もそのビデオを見ていないと主張しているが、ジャスティンを怒らせたことには変わりないようだ。ジェームズは以前にも、ジャスティンの元カノ、セレーナ・ゴメスのヒット曲「Love You Like A Love Song」を口ぱくパフォーマンスで披露したビデオを彼のサイトに投稿しており、セレーナは「面白かったわ。とてもよく出来ていたもの」とコメントしていた。もしかしたら、ジャスティンはその頃から、ジェームズをよく思っていなかったのかもしれない。今回の事件も、ジェームズには悪気はなかったようだが、ジャスティンにとっては笑えないビデオだったようだ。(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:127時間 2011年6月18日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開(C) 2010 TWENTIETH CENTURY FOXオズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開(C) 2012 Disney Enterprises, Inc.All rights reserved.ディス・イズ・ジ・エンド 2013年夏、全国にて公開
2013年01月22日12歳年下の女優と交際中と報じられたジェームズ・フランコがブログでこれを否定、併せて最近相次いでうわさになったハリウッドの若手女優たちとの仲も否定した。先日、TVシリーズ「プリティ・リトル・ライアーズ」のアシュレイ・ベンソンと交際中と報じられたジェームズ。今月初めにニューヨークのワシントン・スクエア・パークを散歩していた彼女とは、先週ロサンゼルスで手を繋いで歩いているのも目撃されたが、彼女は新しい恋人ではないと否定した。「The Huffington Post Entertainment」のブログでジェームズ自身が以下のように綴っている。「僕がセレーナ・ゴメス、クリステン・スチュワート、そしてアシュレイ・ベンソンとデートしているといううわさを耳にした。なんてラッキーな男なんだ、僕は。実際、トロントの劇場で13列目の座席から『On the Road』(原題)のQ&Aセッションに参加しているクリステンを見たときより、もっと彼女に近づきたかった。でも、そうはならなかった。彼女と話したこともないし、僕が彼女をデートに誘ったというソーホーの家にも行ったことはない」。ちなみにジェームズは数年前、ジョシュ・ハートネットと一緒に同作のオーディションを受けたが、2人とも落選したそうだ。ブログ上では、セレーナとアシュレイについて「(ジャスティン・)ビーバーの女の子たち」と綴ったジェームズ。セレーナは、もちろんジャスティンの恋人。そしてアシュレイはジャスティンの親友と交際していたが、『Spring Breakers』(原題)の共演をきっかけにジェームズと恋のうわさが立ったのだ。ジェームズは「彼女たちとあえて絡もうなんて思わない。彼(ジャスティン)に蹴飛ばされるよ!」と結んでいる。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開プリティ・リトル・ライアーズ [海外TVドラマ]© 2012 Warner Bros.Entertainment Inc.All rights reserved.
2012年10月26日ジェームズ・フランコがTVシリーズ「プリティ・リトル・ライアーズ」のアシュレイ・ベンソンと交際中だという。「プリティ・リトル・ライアーズ」でハンナ・マリンを演じているアシュレイとジェームズは「1か月と少し前から会うようになりました。いい感じですよ」と「New York Post」紙に関係者が語っている。ジェームズは昨年、5年間付き合った女優のアーナ・オライリーと破局した。ジェームズはコネティカット州のイェール大学で学び、アーナはロサンゼルス在住。「4、5年、付き合った。ロサンゼルスでは同棲してたよ。それから僕は大学に行くために、まずニューヨークで2年過ごした。その後、イェールに登録したんだけど、彼女はそれで(別れを)決めたみたいだ」とジェームズはアーナとの関係について語っている。シャイな性格ゆえに、昔から女の子との付き合いがなかなかうまくいかないと語るジェームズは34歳。「短期間付き合って、いつもふられるんだ。たぶん、僕が奥手なんだと思う」と言うが、今度のお相手、11歳年下のアシュレイとはうまくいくだろうか?(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:プリティ・リトル・ライアーズ [海外TVドラマ]© 2012 Warner Bros.Entertainment Inc.All rights reserved.
2012年10月23日『127時間』、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のジェームズ・フランコが、在籍していたニューヨーク大学(NYU)の元講師から訴えられていることが明らかになった。訴訟を起こしたのはNYUで昨年9月まで映画制作の授業の講師を務めたホセ・アンヘル・サンタナ氏。同氏は昨年、長年勤めた職場を不当解雇されたとして大学に訴えを起こした。訴状によると、ジェームズが氏の講義を何度も欠席したために成績を「D」と判定したことで解雇されたという。サンタナ氏は、ジェームズは全14回の授業を12回欠席し、それを反映した評価を与えたが、ほかの教授や講師たちはジェームズに対して甘かったと話している。サンタナ氏は4日(現地時間)、マンハッタンの裁判所で今度はジェームズを相手どって提訴。ジェームズは大学が訴えられた直後はリアクションをせずにいたが、今年4月に出演映画『The Broken Tower』(原題)のプロモーション活動中に受けた取材で、サンタナ氏について「ひどい」、「駄目な教師のために時間を無駄にしたくない」、「今後、彼を雇う教育機関なんてないだろう」などと語った。サンタナ氏はジェームズの一連の発言により多大なダメージを受けたとして、今回の訴訟に踏み切った。「New York Post」紙上でサンタナ氏は、ジェームズについて「彼は名声を利用して、自分を評価しない人間のことを苦しめるのです」と酷評し、大学側が彼におもねるような態度をとっていたと語る。ちなみにジェームズは、サンタナ氏が解雇された昨年9月からNYUで講師として授業を受け持った。(text:Yuki Tominaga)© Broadimage/AFLO■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開
2012年09月06日ジェームズ・フランコ、ミラ・クニス、ケイシー・アフレックの3人が『クラッシュ』のポール・ハギス監督が手がける恋愛群像劇『Third Person』(原題)に出演することが決定した。既にオリヴィア・ワイルドとリーアム・ニーソンの共演も決まっている同作は3都市を舞台に3組のカップルを描く群像劇で、メガホンを取るハギス監督は本作について「3つの異なったストーリーラインで、それぞれ恋人関係の始まり、真ん中、そして終わりに焦点を当てます。イタリアのカップルは付き合いたてで、パリのカップルはしばらく付き合っている中堅カップル、そしてニューヨークのカップルは破局寸前、とそれぞれ異なるカップルを描き出します」と語っている。ジェームズとミラが演じるのは、ニューヨークのカップル。さらに、イタリアのカップルをケイシー・アフレックとモラン・アティアス、パリのカップルをオリヴィア・ワイルドとリーアム・ニーソンが演じる。ジェームズとミラは2013年に公開となる『オズ はじまりの戦い』でも共演している。本作は10月からローマでクランクインする予定で、製作陣は来月に開催されるトロント国際映画祭で同作の配給先を探す予定だという。■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開
2012年08月24日ジェームズ・フランコが、自身とリンジー・ローハンの2人の人生の5つの時期を描く新作で監督を務めることになった。ジェームズの製作プロダクション「ラビット・バンディーニ・フィルム」が手がける本作は、ジェームズとリンジーという2人のハリウッドセレブの人生の13歳、21歳、30歳、45歳、60歳の5つの時期を描くという自己遡及的な作品だという。本作にジェームズとリンジー本人たちは出演しない模様で、製作側は現在、13歳、21歳、30歳、45歳、60歳の5つの年齢でそれぞれジェームズとリンジーに似ているキャストを探しているという。ジェームズは近作では、ポルノ映画『ディープ・スロート』(’72)で有名となった女優リンダ・ラブレースの人生を描いた話題作『Lovelace』(原題)でプレイボーイ誌の創始者ヒュー・へフナーを熱演。同作では主演のアマンダ・セイフライド、サラ・ジェシカ・パーカーと共演している。■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開
2012年08月20日ジェームズ・フランコが今秋公演を予定していたニコール・キッドマン共演の舞台を降板したことを、彼のパブリシストが発表した。本作でジェームズはブロードウェイ・デビューを果たすはずだった。ジェームズが出演を予定していたのはテネシー・ウィリアムズ作の「青春の甘き小鳥」で、年齢を重ねた落ち目の女優・アレクサンドラが俳優志望の若いジゴロ・チャンスに翻弄される物語。1959年の初演ではジェラルディン・ペイジとポール・ニューマンが演じ、1962年の映画版『渇いた太陽』でも2人が主演を務めた。1975年から76年の再演ではクリストファー・ウォーケンがチャンスを演じている。35年ぶりの再演がニコールとジェームズの共演ということで、2011年〜12年のブロードウェイ上演作の中でも特に期待を集めていたが、ジェームズの降板によって今秋公演の予定は白紙となった。最新主演作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(写真)が全米で大ヒットを記録したジェームズは現在、サム・ライミ監督、ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ共演の『Oz : The Great and Powerful』(原題)を撮影中、長寿TVシリーズ「General Hospital」にも出演している。さらに、イェール大学の博士課程で学ぶ身でもある。パブリシストは降板の理由を明らかにしなかったが、この忙しさでは、舞台稽古の時間をとるのもままならないはず。降板は必然だったと言えそうだ。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2011年10月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation■関連記事:『猿の惑星』で研究者を演じるジェームズ・フランコは4つの大学に通う高学歴男!その知能の高さに人間も唖然…『猿の惑星:創世記』特報&ポスターが到着邦題決定『猿の惑星:創世記』猿が試験管を握る衝撃の画像が解禁!
2011年09月01日今年のアカデミー賞授賞式でアン・ハサウェイと共に司会を務めると同時に『127時間』で主演男優賞候補にもなったジェームズ・フランコが、9月にヴェネチア・ビエンナーレ芸術祭で発表予定の短編映画『Rebel』(原題)で、2008年1月に25歳の若さで亡くなった俳優、ブラッド・レンフロを追悼している。3年前の1月、ヘロイン過剰摂取が原因でこの世を去ったレンフロ。、ジェームズとは2002年の『デュースワイルド』で共演しているが、実はレンフロが演じた役はジェームズと競い合って勝ち取ったものだったという。良きライバルだった故人について、「ブラッドが亡くなった翌週にヒース・レジャーが亡くなって、ブラッドのことはすぐに忘れられてしまった。その年のオスカー授賞式で追悼してもらうことさえなかった」と語り、「『Rebel』によって、映画ファンがレンフロの悲劇的な生涯に目を向けてほしい」と話している。同作は『ミスター・ロンリー』のハーモニー・コリンが監督を務める。『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンにも参加を呼びかけたというが、ジェームズによると、「ハーモニーがコンタクトをとって、企画を説明したけど、ロブは『意味が分からない』と答えた」そうで、参加は叶わなかったようだ。(text:Yuki Tominaga)© Globe Photos/AFLO■関連作品:127時間 2011年6月18日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOXエクリプス/トワイライト・サーガ 2010年11月6日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】公開直前、期待と混乱?ゆれる『ハリポタ』ファンロバート・パティンソン、トロントでD・クローネンバーグ監督新作を撮影中自然を愛するアウトドア野郎は恋人としてあり?なし?『127時間』アンケート発表岡本夏生、結婚はあきらめても「芸能界にはしがみつく!」と引退を否定ジェームズ・フランコ インタビューオスカー監督に引き出された新たな魅力
2011年07月20日作品ごとに全く異なるタイプの役柄を演じつつ、不思議な魅力で観る者を惹きつけるジェームズ・フランコ。その名を世界に知らしめた『スパイダーマン』シリーズでは、屈折した思いを抱えて心を闇に染めていくハリー役で存在感を放ち、『スモーキング・ハイ』ではセス・ローゲンと共にマヌケなコンビを好演しゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネート。そして『ミルク』では主人公の恋人のひとりを演じ、寂しさと優しさを湛えた表情が絶賛され、2度目のオスカー像を手にした主演のショーン・ペンに負けずとも劣らぬ高い評価を得た。今年のオスカー授賞式では司会者であると同時に主演男優賞候補者として、まさに八面六臂の活躍を見せたが、彼をそんな立場に押し上げたのがまもなく公開となる『127時間』である。本作の撮影の様子やメガホンを握ったダニー・ボイルの魅力について、ジェームズが熱く語ったインタビュー映像が到着!自然に囲まれた撮影現場で彼は何を感じたのか――?登山家のアーロン・ラルストンが実体験を綴った「奇跡の6日間」(小学館刊)を原作に、岩に挟まれて身動きが取れなくなった男の限界を超えた127時間と、サバイバルのために彼が下したある“決断”を描き出す本作。広大な自然の中で開始された撮影だが、監督のある意図によって撮影方法が変更される。ジェームズはそのときの様子をこう語る。「ダニーはテイクを細かく区切らずに撮影することを望んだんだ。長いテイクで撮ったシーンを切り取って効果的に使うためにね。長いときは20分くらいノーカットで撮影したよ」。だが、その手法は俳優にとって、大きな課題が…。「監督は具体的な指示が出せなくなる。『13分後にこう動いてくれ』なんて言えないだろ(笑)?だから僕と監督は同じ構想を持って撮影に臨まなければならなかったんだ。そのすり合わせは難しかったよ」。いわば、2人の信頼関係が可能にさせた撮影というわけだ。ジェームズはダニー・ボイルから直接掛けられた言葉を踏まえて、その魅力をこう表現する。「ダニーは監督という立場から役者の心得についていろいろ教えてくれたよ。常に新しいことに挑戦し、自分を高めることが大事だということ。『未知の作品に触れることで新たな能力を引き出せる』ってね」。まさにその言葉通り、限られた狭い空間の中で映し出される、これまでにない彼の表情、その変化、そして彼が表現したアーロンという男の深みを持った人間性にぜひ注目してほしい。『127時間』は6月18日(土)よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開。※こちらのインタビューはMOVIE GALLERYにて動画でご覧いただけます。MOVIE GALLERY「127の運命を変えた瞬間」キャンペーンサイト■関連作品:127時間 2011年6月18日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox■関連記事:窮地に立たされた男の究極の決断『127時間』試写会に20組40名様ご招待『127時間』伝説の本人も登場!世界各地から“運命を変えた瞬間”が到着あなたの運命を変えた瞬間は?『127時間』独占試写会に25組50名様をご招待オスカー授賞式のアフターパーティが各所で開催J・フランコは学業優先で大学へ【ハリウッドより愛をこめて】アカデミー賞のアフターパーティの一部を紹介!
2011年06月07日