一般財団法人BWFインターナショナル(所在地:東京都渋谷区、代表理事:苫米地 英人)は、元米国オリンピック代表水泳チーム監督 マーク・シューベルト氏を招き、世界の子どもたちの教育高度化を目的として開発された次世代教育プログラム『PX2』を紹介する無料オンライン講演会「米国トップコーチから学ぶ次世代リーダーのマインドセット~最新科学による次世代教育プログラムの導入事例~」を2023年12月14日(木)に開催いたします。米国オリンピック代表水泳チームの元監督で、オリンピックで23個の金メダルを獲得したマイケル・フェルプス選手の幼少時代からのコーチであったマーク・シューベルト氏が、学校教育現場の教育関係者やスポーツの指導者に向けて、生徒や選手が自らの結果とともにチーム全体の高いパフォーマンスを引き出すことができるリーダーのマインドの使い方について、最新の理論・実践方法論を踏まえて講演します。また、コーチングの元祖であり、マーク・シューベルト氏の師であったルー・タイス氏の右腕として、米国認知科学の最新の研究成果を盛り込んだ能力開発プログラムの開発を担当した認知科学者である当財団の代表理事の苫米地英人(カーネギーメロン大学博士(Ph.D.))が、激変する世界情勢の中で求められる学校教育やスポーツの現場において必要となるリーダーシップの本質と、最新の科学を根拠としたマインドの働きや仕組み・具体的実践方法について、次世代教育プログラム『PX2』の教育現場への導入事例を交えて講演します。詳細は下記のとおりです。「米国トップコーチから学ぶ次世代リーダーのマインドセット~最新科学による次世代教育プログラムの導入事例~」 12/14無料オンライン講演会■開催概要名称 : 米国トップコーチから学ぶ次世代リーダーのマインドセット~最新科学による次世代教育プログラムの導入事例~日時 : 2023年12月14日(木)19:00~21:00開催形式 : オンラインライブ配信(録画配信はありません)主催団体 : 一般財団法人BWFインターナショナル規模 : 1,500名程度参加費 : 無料講師 : マーク・シューベルト(元米国オリンピック代表水泳チーム監督)苫米地 英人(一般財団法人BWFインターナショナル代表理事、認知科学者)参加者 : 学校教育関係者、生徒および学生、スポーツ指導者およびスポーツ選手、医療機関または社会福祉法人に所属の方、保護者、プロのコーチ、コーチを目指す人など後援 : 文部科学省(5文科総第1205号)お申込みページ: ■講師紹介:マーク・シューベルト氏(元米国オリンピック代表水泳チーム監督)元米国オリンピック代表水泳チーム監督マーク・シューベルト氏は、70年代に故ルー・タイス氏に師事、80年代からは代表チーム監督を歴任しており、27歳の時には、アメリカオリンピック水泳チームを率いて3つの金メダルと2つの銀メダルを獲得しています。その後も長年にわたり、アメリカオリンピックチームを率い、13歳の時から指導していたマイケル・フェルプス選手は北京オリンピックで8冠王を記録、ロンドンオリンピックでは史上初の3大会連続金メダルの偉業を達成しています。計26人のオリンピック選手を育て、金メダル29個、世界新記録50個、全米新記録300個を達成させ、アメリカ代表監督は既に退きましたが、現在でも世界のトップ選手を指導しています。■講師紹介:苫米地 英人(一般財団法人BWFインターナショナル代表理事、認知科学者)一般財団法人BWFインターナショナル代表理事。認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLabフェロー、ジョージメイソン大学 C4I & サイバー研究所客員教授、早稲田大学研究院客員教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。晩年のルー・タイス氏の右腕として活動、ルー・タイス氏の指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「PX2」、「TPIE」、「TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイス氏と共に活動。現在もルー・タイス氏(2012年逝去)の遺言によりコーチング普及後継者として全世界で活動中。サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。■次世代教育プログラム『PX2』プログラムとは最新の脳機能科学研究ならびに米国認知科学の最新の成果を取り入れて開発された能力開発プログラムです。生徒の潜在能力を引き出し、より高い目標を実現させる、「成功をイメージする力」「自ら考える力」を養います。プログラムは12のステップで構成されております。子どもたちが取り組みやすいように、アップテンポなビジュアル素材を使用し、ワークやグループディスカッションなどを通じて、主体的に楽しく学べるよう工夫されております。プログラムの進行方法は教育現場のニーズに合わせて予定を組むことができます。2011年4月より、学校法人に対して無償化、13歳から27歳の青少年が所属するアマチュア民間団体(スポーツ・クラブ、塾等)に団体料金にてご提供しております。当財団では、日本の教育現場の皆様と共に、子どもたちの未来の可能性を高める活動を積極的に推進してまいります。■『PX2』の実績・日本(2011年~2023年10月現在):スポーツ団体ほか中高大学生、専門学校生、27歳以下の青少年、教職員、教育関係者、保護者のべ約5,800名以上が受講・米国:NASA、国防総省、公立高校、大学、ロサンゼルス市警察本部(青少年対策)、プロ/アマ・スポーツチーム、オリンピック水泳代表チームほか・中国:北京オリンピック委員会、北京オリンピック体操代表チームほか・その他:英国、アイルランド、オーストラリア、南アフリカ共和国、シンガポール、中南米諸国において文部科学省、教育委員会を通じた公式導入や、学校単位での導入など。■一般財団法人BWFインターナショナルとは一般財団法人BWFインターナショナルは、世界の教育の高度化を目的とした非営利団体です。当財団は、世界中の子どもたちと、子どもたちに関わる全ての人達に、科学的理論に基づく体験型プログラム『PX2』を提供し、環境問題、経済問題、社会問題など、世界の諸問題に応えられる人材を育成することを目的として、中・高・大学・専門学校、教職員・保護者・教育関係者、スポーツ関係者、コーチング関係者等を対象に活動を展開しております。■財団概要財団名: 一般財団法人BWFインターナショナル所在地: 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア4F設立 : 2008年12月26日代表者: 代表理事 苫米地 英人URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月28日“世界最高峰のバッハ演奏団体”としての評価を確立して久しいバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)が、いよいよシューベルト(1797−1828)に取り組む注目公演が目前だ。近年では、ベートーヴェンやメンデルスゾーンといった19世紀の作品を手掛け、手垢の付いた名作に新たな光を当て続けてきたBCJだけに、今回のシューベルトへの取り組みが、どのような化学反応を起こすのか興味津々。プログラムには、交響曲第7番ロ短調D.759『未完成』と、ミサ曲第5番へニ長調D.678という2曲が並べられ、シューベルトの本質に迫る時間が期待される。交響曲の世界において、ベートーヴェンの第5番『運命』&ドヴォルザークの第9番『新世界より』と共に「3大交響曲」のひとつとして愛されているシューベルトの交響曲第7番『未完成』の作曲が開始されたのは、シューベルト25歳の年にあたる1822年10月30日(自筆譜の記述より)。しかし、作曲作業が、いつ、そしてなぜ、中断されたのかは今も永遠の謎に包まれている。その理由については、「ふたつの楽章のみですべてを表現し尽くしために、あとのスケルツォやフィナーレは必要ない」と、シューベルト自身が判断したという説が有力だ。つまり、形式上は未完成でも、その内容においては完成された作品と言えそうだ。初演は1865年12月17日ウィーン。未完成であるためにお蔵入りとなっていた楽譜が発掘され、ようやく人々のもとに音楽として届けられたのは、シューベルトの死後43年後のことだった。一方、「ミサ曲第5番」が作曲されたのも『未完成』と同じ1822年。こちらもまた、シューベルトの生前に演奏された記録が残されていないという事実に愕然とする。シューベルトの死から195年の歳月が過ぎたこの秋、数奇な物語をはらむ2曲が並び立つ時間を堪能したい。シューベルト約束の地へ Vol.2 いま、超越へバッハ・コレギウム・ジャパン■チケット情報月16日(土)16時開演住友生命いずみホールバッハ・コレギウム・ジャパン第157回定期演奏会■チケット情報月17日(日)15時開演東京オペラシティ コンサートホール
2023年08月18日兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の第139回定期公演となる2月のステージは、ドイツ・オーストリアの作曲家たち(ハイドン、ベートーヴェン&シューベルト)の作品だ。互いに重なり合う時代を生き、創造という名のバトンを受け継いできた3人の音楽は、古典派からロマン派に至る大河ドラマを見るような趣だ。ハンガリーの貴族エステルハージ家の伯爵からの提案によってハイドンが作曲したと伝えられる交響曲第6番『朝』に始まり、ベートーヴェン唯一の短調のピアノ協奏曲「第3番」。そして最後はシューベルトの大作、交響曲第9番『ザ・グレート』というプログラムは聴き応え十分。PACと共に数々の名演を重ねてきたオランダ生まれの名匠ユベール・スダーンの指揮が冴え渡る瞬間に出会えそうだ。そして注目は、ベートーヴェンのソリストを務める児玉麻里(ピアノ)だ。大阪に生まれて6歳で渡欧した才媛は、今やベートーヴェンのスペシャリストとして世界的に活躍する存在だ。3人の偉大な作曲家たちに想いを馳せる素敵な時間を見逃すことなかれ。兵庫芸術文化センター管弦楽団第139回定期演奏会ユベール・スダーン ザ・グレイト2月17日(金)、18日(土)、19日(日) 15時開演兵庫県立芸術文化センター指揮:ユベール・スダーンピアノ:児玉 麻里管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団●ユベール・スダーン(指揮)オランダ・マーストリヒト生まれ。ブザンソン国際指揮者コンクール優勝、カラヤン国際指揮者コンクール第2位。これまでに、ベルリン・フィル、ロンドン響、バンベルク響、ウィーン響、ミュンヘン・フィル、シュトゥットガルト放響、フランクフルト放響、ドレスデン・シュターツカペレ、ミラノ・スカラ座管弦楽団等、主要なオーケストラを指揮しているほか、パリ・バスティーユ・オペラや、パルマ、パレルモ、ボローニャなどの歌劇場でも指揮している。メルボルン交響楽団首席客演指揮者、ユトレヒト交響楽団音楽監督などを歴任。ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の首席指揮者を経て、2004年9月に東京交響楽団の音楽監督に就任した。オペラでは、2006年新国立劇場で指揮した「皇帝ティートの慈悲」が、年間ベスト・オペラ公演に選ばれている。国際的な音楽祭においても、プラハの春音楽祭、ザルツブルク・モーツァルト週間、ウィーン芸術週間、ラヴェンナ音楽祭など、数多くの音楽祭に参加している。2004年7月、ザルツブルク市名誉市民およびザルツブルク州ゴールデン勲章を授与された。兵庫芸術文化センター管弦楽団とは、定期演奏会やモーツァルト・シリーズで幾度も共演を重ねている。●児玉麻里(ピアノ)大阪生まれ。6歳で渡欧。14歳の時、最年少、最優秀でパリ国立高等音楽院に入学。ピアノをタチアナ・ニコラエワ、アルフレッド・ブレンデルなどに学ぶ。17歳でプルミエ・プリを獲得して卒業。同年、同音楽院のマスター・コースに進み、19歳で修了。この間、数多くのコンクール優勝、上位入賞を果たす。同音楽院を修了後、ロンドン、ニューヨークなど欧米の主要都市で次々とデビューを果たす。現在、ヨーロッパ、アメリカ、日本、アジアで演奏活動を展開する数少ない国際的なピアニストとして名声を確立している。また、ベルリン・フィル、ロンドン・フィル、モントリオール管や、日本各地のオーケストラ等と共演。CD録音も活発で、「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」、ケント・ナガノ指揮による「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(第0~5番)」を完成させている。また、サンフランシスコの室内楽フェスティバル「フォレストヒルミュージカルデイズ」とイタリアの「traluceesogno」の創設者でもある。■チケット情報
2023年01月30日BS日テレ フォレスタメンバーによるピアノ伴奏コーラスステージも完成した“未完成” 実行委員会主催、『完成した“未完成” (シューベルト「未完成交響曲」誕生200年記念)』が2022年12月19日 (月)にかつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(東京都葛飾区立石六丁目33番1号)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにて9月20日(火)よりチケット発売中 シューベルト「未完成交響曲」誕生200年記念!完成した未完成交響曲世界初演公演「未完成交響曲」が作曲された1822年から200年、2022年ついに完成!<プログラムについて>第一部はBS日テレでおなじみのコーラスグループフォレスタメンバーによる素敵なピアノ伴奏ステージ!第二部は「“完成した未完成交響曲“」世界初演公演!シューベルト:交響曲第7番D759“未完成”(全4楽章版)「D759補完計画チーム」による全4楽章完成版<出演>【第一部】フォレスタ【第二部】N響団友オーケストラ指揮:中条良公演概要『完成した“未完成” (シューベルト「未完成交響曲」誕生200年記念)』公演日時:2022年12月19日 (月)18:00 開場/18:30 開演会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(東京都葛飾区立石六丁目33番1号)■チケット料金S席:5,000円A席:3,000円学生:1,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月04日2020年から続くコロナ禍を吹き飛ばすべく、ホールとオーケストラが手を組んで、大阪の音楽文化に再び灯りを灯したい!という熱い願いが込められた企画「シューベルト交響曲全曲演奏会」が開催される(2022年9月8日、9日、10日、12日:住友生命いずみホール)。日替わりで出演するオーケストラは、関西フィルハーモニー管弦楽団(9月8日)、大阪交響楽団(9月9日)、日本センチュリー交響楽団(9月10日)、大阪フィルハーモニー交響楽団(9月12日)の4団体。そしてこの4オケを指揮するマエストロが山田和樹となれば楽しみだ。山田和樹がシューベルトに挑むのは今回が初めてというのも興味深い。大阪4オケを率いてどのようなシューベルトを聴かせてくれるのか興味津々。初物には初物ならではの緊張感と新鮮さがつきものだけに、一期一会の強烈な化学反応にも期待したい。各公演には、Vol.1「開かれた扉」、vol.2「奔流」、vol.3「異界のしらべ」、vol.4「永遠の高みへ」といったように、それぞれの公演を象徴するタイトルが付けられて、聴くものの好奇心を煽るのも要チェック。あなたにピッタリのシューベルトを是非見つけてほしい。●公演概要9月8日(木)シューベルト 交響曲全曲演奏会①「開かれた扉」山田和樹×関西フィルハーモニー管弦楽団9月9日(金)シューベルト 交響曲全曲演奏会②「奔流」山田和樹×大阪交響楽団9月10日(土)シューベルト 交響曲全曲演奏会③「異界のしらべ」山田和樹×日本センチュリー交響楽団9月12日(月)シューベルト 交響曲全曲演奏会④「永遠(とわ)の高みへ」山田和樹×大阪フィルハーモニー交響楽団
2022年08月24日世界音楽遺産実行委員会主催(岡山公演除く)、『松本和将の世界音楽遺産 シリーズ第6回 フランツ・リスト編-悪魔の調べ-』が全国6都市にて開催されます。【愛知】2022年10月10日(月・祝)/三井住友海上しらかわホール(愛知県名古屋市中区栄2-9-15)【岡山】※カンフェティ取扱なし2022年10月15日(土)/ルネスホール(岡山県岡山市北区内山下1丁目6-20 Renaiss Hall)【鳥取】2022年10月31日(月)/米子コンベンションセンター BiG SHiP小ホール(鳥取県米子市末広町294)【広島】2022年11月7日(月)/広島県民文化センター多目的ホール(広島県広島市中区大手町1丁目5-3)【東京】2022年11月17日(木)/東京文化会館小ホール(東京都台東区上野公園5-45)【栃木】2022年12月26日(月)/宇都宮市文化会館小ホール(栃木県宇都宮市明保野町7-66)チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ Twitter(@ongakuisan) YouTube 松本和将が F.リストをついに解禁!「感覚が分かりすぎて怖い」と一旦リストから離れた松本が2022年秋、再びリストと向き合う。10年の時を経てますます洗練された松本のピアノが、聖なるリストと魔性のリストを鮮やかに描き分ける。進化を続ける松本和将の世界音楽遺産 シリーズ第6回 フランツ・リスト編。ご期待下さい。<プログラム>巡礼の年第2年「イタリア」ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲 S.161-72つの演奏会用練習曲 S.145-1 森のざわめき愛の夢-3つのノクターン 第3番 変イ長調 S.541-3パガニーニ大練習曲集 第3曲「ラ・カンパネラ」S.141-3巡礼の年第1年「スイス」 オーベルマンの谷 S.160-6バラード第2番 ロ短調 S.171ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 S.244-2ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178/R.21※公演によってプログラムが異なります。松本和将プロフィール幼い頃よりピアノに目覚め、高校在学中に「ホロヴィッツ国際ピアノコンクール」第3位など、国内外のコンクールで上位入賞。また、ジュニアオーケストラでのヴァイオリン演奏やバンド活動等で音楽の世界を広げた。1998年19歳で「第67回日本音楽コンクール」優勝。併せて増沢賞はじめ、全賞を受賞。1999年より、国内外での活発な演奏活動を開始。2001年「ブゾーニ国際ピアノコンクール(イタリア)」第4位、2003年世界三大コンクールの一つ「エリーザベト王妃国際音楽コンクール(ベルギー)」第5位入賞。何度もピアノソナタ全曲演奏会や室内楽曲全曲演奏会を行ったベートーヴェンやバッハ、モーツァルト、シューベルト、シューマン、ブラームスなどのドイツ物からショパン、リスト、チャイコフスキー、ムソルグスキー、ラフマニノフ、ラヴェル、スクリャービン、ショスタコーヴィチに至る膨大なレパートリーを持ち、ソロリサイタルからピアノ協奏曲、室内楽、他ジャンルとの共演まであらゆるジャンルをこなすスキルを持ち合わせるとともに、リサイタルシリーズ「松本和将の世界音楽遺産」では1年間一つのコンセプトを掘り下げることによって他の追随を許さない高度に凝縮された音空間を達成している。第5回を迎えた前回公演はホロヴィッツの最も愛したピアノ、ニューヨークスタインウェイCD75 による「ベートーヴェン4大ソナタ」で高い評価を受けた。これまでにプラハ交響楽団、プラハフィル、ベルギー国立オーケストラ、読売日響、日本フィル、新日本フィル、東京交響楽団、東京フィルなど、多くのオーケストラと共演。世界的指揮者の小林研一郎、飯森範親、広上淳一他とも共演している。室内楽では、ベルリン四重奏団、イザベル・ファウスト(Vn)、前橋汀子(Vn)、宮本文昭(Ob)、趙静(Vc)、漆原啓子(Vn)、渡辺玲子(Vn)、小林美恵(Vn)、長谷川陽子(Vc)、松田理奈(Vn)、中嶋彰子(Sop)、藤木大地(C-Ten)、三浦一馬(Bn)との共演が好評を博す。他ジャンルとの交流にも積極的で、ジャズの塩谷哲(pf)、朗読の松平定知、和太鼓の山部泰嗣とは定期的に共演している。2010年より上里はな子、向井航とピアノトリオを結成し、2012年には東京、京都、広島を始めとする6都市で全国ツアーを行う。2016年9月には齊藤一郎指揮京都フィルとベートーヴェン:三重協奏曲を共演。これまでに2枚のレコード芸術特選盤を含む22枚のCDをリリース。2009年よりコンサートでの臨場感をそのまま録音するべく始まった「松本和将ライブシリーズ」には3枚のショパンアルバム、「月光」「熱情」「テンペスト」「子供の情景」「ブラームス:ピアノソナタ第3番」などのドイツ作品中心のアルバムがある。2019年4月、上里はな子とのデュオによる「本気の」小品集「エストレリータ 」「シャコンヌ」も2枚同時発売された。またコロナ禍を機にオンラインでも積極的に活動をはじめ、YouTube、オンラインサロン、Twitterなどで自身の演奏動画の他深い見識に基づく解説やつぶやきなどをアップし話題となっている。名古屋音大ピアノ演奏家コース客員准教授として、後進の指導にもあたる。また上里はな子、向井航らとともに全国でも類を見ない室内楽専門のマスタークラス「カンマームジーク・アカデミー in 呉」を立ち上げ、日本の室内楽のレベルアップにも取り組んでいる。これまでに谷口厚子、芦田田鶴子、故中島和彦、角野裕、御木本澄子、パスカル・ドヴァイヨンに師事。岡山県芸術特別顕賞、倉敷市芸術文化栄誉章、福武文化奨励賞、マルセン文化賞、エネルギア音楽賞受賞。公式HP: ツイッター:@kazmatsukiフェイスブック:@pianist.kazYouTubeチャンネル: ピアニスト松本和将のオンライン音楽サロン: 公演概要『松本和将の世界音楽遺産 シリーズ第6回 フランツ・リスト編-悪魔の調べ-』【愛知公演】公演日時:2022年10月10日(月・祝)13:00開場/13:30開演会場:三井住友海上しらかわホール(愛知県名古屋市中区栄2-9-15)■チケット料金一般:4,500円学生:2,500円 ※要学生証提示(全席指定・税込)【岡山公演】※カンフェティ取扱なし公演日時:2022年10月15日(土)14:15開場/15:00開演会場:ルネスホール(岡山県岡山市北区内山下1丁目6-20 Renaiss Hall)主催:一般社団法人The MOST【鳥取公演】公演日時:2022年10月31日(月)17:45開場/18:30開演会場:米子コンベンションセンター BiG SHiP小ホール(鳥取県米子市末広町294)■チケット料金一般:3,500円学生:2,000円※要学生証提示(全席指定・税込)【広島公演】公演日時:2022年11月7日(月)18:15開場/19:00開演会場:広島県民文化センター多目的ホール(広島県広島市中区大手町1丁目5-3)■チケット料金一般:4,000円学生:2,000円 ※要学生証提示(全席指定・税込)【東京公演】公演日時:2022年11月17日(木)14:15開場/15:00開演・18:15開場/19:00開演会場:東京文化会館小ホール(東京都台東区上野公園5-45)■チケット料金一般:4,700円学生:2,700円 ※要学生証提示昼夜セット券:8,000円※カンフェティ取扱いなしライブ配信:2,500円※カンフェティ取扱いなし(全席指定・税込)【栃木公演】公演日時:2022年12月26日(月)13:15開場/14:00開演会場:宇都宮市文化会館小ホール(栃木県宇都宮市明保野町7-66)■チケット料金一般:4,000円学生:2,000円 ※要学生証提示(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月18日ピアニスト河村尚子が、「シューベルト プロジェクト」の第2夜を開く[9月13日(火)紀尾井ホール]。シューベルト晩年のソナタ4曲を2回に分けたリサイタル。今年3月に続く今回は第20、21番の傑作2曲を軸に3曲の小品を組み合わせた。「晩年のソナタは音楽的にもドラマ的にも充実していますし、インテンシヴな瞬間がある、メッセージとしてすごい強い音楽です。病気に悩まされた晩年の苦しみや孤独が伝わってくるのを感じます。愛に憧れて、でも応えてもらえなかったシューベルト。孤独を感じることは誰にもありますが、シューベルトのように、それを音で表現した、〝孤独な音楽〟というのは多くありません。それが聴衆の心を摑むのだと思います」シューベルトを〝歌曲王〟のイメージで考えると、つい旋律に目が向くが、それだけではないという。「ものすごく挑戦的な和声を使っていたりするんですね。とても穏やかだったところで、えっ、こんな和声を使うの?という、突然すごく落胆するような表現をする。そこがスパイスになっているのがシューベルトの聴きどころだと思います。旋律の美しさだけではないのです」2018年から2年間、全4回のリサイタルで集中的にベートーヴェンと向き合った。その経験から、あらためて見えてきたシューベルト像もある。「晩年のシューベルトが、ベートーヴェンの作品から受けた刺激を、より意識するようになりました。たとえば調性。シューベルトの第20番はベートーヴェンの作品101(第28番)と同じイ長調。第21番と《ハンマークラヴィーア》(第29番)は変ロ長調です。3月の第1夜で弾いた第18番はピアノ協奏曲第4番と同じト長調で、始まり方もそっくり。シューベルトが、『ベートーヴェンは素晴らしい。でもここに僕がいるんだ!」とアピールしているのを感じます。あとは弾き方ですね。アーティキュレーションとかペダルとか。ロマン派に振り分けがちですが、より古典的な要素を持っているのを感じるようになりました」取材では、「シューベルトのことを話せてうれしい」と作曲家への愛を丁寧に語ってくれた。シューベルトに必要なのは、自然な声で歌える範囲の表現と、弦楽合奏をイミテーションしながら作る広がりのある音色だという。6年後の2028年には生誕200年を迎えるシューベルト。そのカウントダウンを彼女のコンサートから!第1夜を聴き逃した人もまだ間に合う。(宮本明)
2022年08月08日シューベルトの歌曲集『美しき水車小屋の娘』や『冬の旅』の詩を書いた同時代の詩人ヴィルヘルム・ミュラー(1794-1827)に光を当てる著作『ヴィルヘルム・ミュラー読本(松下たえ子著/未知谷刊)』が登場した。ハイネ(1797-1856)をして「ゲーテは別格ですが、あなたほど私の愛する歌謡詩人は他にいません(本書より)」と言わしめたほどの才能を持つミュラーの作家活動は、わずか10年余。33歳の誕生日の直前に急逝してしまったのだから儚すぎる。その意味では、わずか31歳の若さでこの世を去ったシューベルト(1797-1828)の人生とも重なって見える。ほぼ同時代を生きた2人に直接の面識はなかったと言われるが、ミュラーの詩を読んで感激したシューベルトが、同名の歌曲集『美しき水車小屋の娘』や『冬の旅』を作曲したことによってミュラーの名は永遠不滅のものとなったのだ。この夭逝の天才詩人の実像に迫る本書の価値はとても高い。音楽を愛する方々、特に「ドイツリート」を中心とした歌曲に興味のある方にはぜひお薦めしたい。併載されている80頁に及ぶ『小詩集』の味わい深さも格別だ。
2021年05月29日英国発のデリカフェ・フランツ アンド エヴァンス ロンドン(FRANZÈ & EVANS LONDON)は、“ミント”が主役の新作ドリンク「F&E ストロベリーミントチョコスムージー」と「F&E ミントチョコスムージー」を、2020年4月8日(水)から順次発売する。「F&E ストロベリーミントチョコスムージー」は、苺とチョコミントの絶妙なバランスを楽しめる、爽やかな季節にぴったりのドリンク。ほろ苦く甘さ控えめなチョコレートと、爽やかなミントをミックスしたスムージーに、旬の苺の優しい甘さをプラスしている。また、2019年にも好評を博した「F&E ミントチョコスムージー」もより一層ミント感をアップして再登場。清涼感たっぷりのミントとほんのりビターなチョコレートの味わいがマッチしたスムージーに、ミントクリームとザクザク食感のチョコレートビスケットをふんだんにトッピングした、チョコミントテイストを存分に堪能できる1杯だ。【詳細】フランツ アンド エヴァンス ロンドン 新作ドリンク販売場所:フランツ アンド エヴァンス ロンドン表参道店住所:東京都渋谷区神宮前4-9-4 1FTEL:03-5413-3926・F&Eストロベリーミントチョコスムージー 700円+税販売期間:2020年4月8日(水)~6月30日(火)・F&Eミントチョコスムージー 700円+税販売期間:2020年4月29日(水)~8月31日(月)
2020年04月05日ロンドン発のデリカフェ「フランツ&エヴァンス ロンドン(FRANZÈ & EVANS LONDON)」表参道店では、ミント香る新作ドリンク2種を4月8日より順次販売する。左:「F&E ミントチョコスムージー」(700円)、右:「F&E ストロベリーミントチョコスムージー」(700円)爽やかな新緑の季節に向けて登場するドリンクは、ミントが主役のスムージー。「F&E ストロベリーミントチョコスムージー」(700円)は、甘さ控えめでほろ苦いチョコレートと、ミントの爽やかさがマッチしたスムージーに、旬のいちごの優しい甘さをプラス。絶妙なバランスの味わいが感じられる一品。また、昨年好評だった「F&E ミントチョコスムージー」(700円)も、今年はさらにミント感をアップして再登場。すっきりとしたミントの清涼感と、甘さ控えめでほろ苦いチョコレートの味わいが感じられるスムージーに、たっぷりのミントクリームとザクザク食感のチョコレートビスケットがトッピングされている。「F&E ストロベリーミントチョコスムージー」は4月8日から6月30日まで、「F&E ミントチョコスムージー」は4月29日から8月31日まで発売。清々しい気候が続く季節にぴったりな、この時期だけの限定ドリンクを楽しんでみては。
2020年04月05日12歳のデビューから7年。10代最後の年を迎えている牛田智大。3月21日(木・祝)に神奈川・横浜みなとみらいホール大ホールに横浜で、シューベルト《4つの即興曲》Op.90とショパン《24の前奏曲》Op.28を軸にしたリサイタルを開く。【チケット情報はこちら】「シューベルトもショパンも、とても繊細で、シンプルで美しい形式・構成の中に深いドラマがあります。内省的な意味でドラマティックな作品をお楽しみいただければと思います」。シューベルトは、和声に対する感覚など演奏家の基礎的な部分が試される作曲家だという。「いわば試金石ですので、シューベルトを弾くための土台ができていないとなりません。もっと経験を積んで勉強してから、と考えていた時期もあったのですが、10代最後のこの時期に取り組む価値があると思いました」一方のショパンの《24の前奏曲》も、ここ1年ぐらい取り組んできた、比較的新しいレパートリー。3月にはニューアルバム『ショパン:バラード第1番、24の前奏曲』もリリースされる。「ショパンも本当に難しい作曲家です。この《24の前奏曲》も、自分にとっては挑戦ですし、ピアノのエヴェレストに挑むような感覚がありました。技術的に難しい作品はほかにもたくさんありますが、この曲は音が多くないぶん、ごまかしがきかないというか、少ない音のひとつひとつに意味を見い出して、すべてに正しいニュアンスや音色をつけていかなければなりません。和声やアーティキュレーションの構成から、作品のスタイルに合った感覚をつかむことが大切だと思っています」これからおそらくは40年、50年と続くキャリア。中心にしてゆきたいのがこのふたりの作曲家だと語った。今回はそこにラフマニノフの《絵画的練習曲》Op.39の第5曲と、リストの《超絶技巧練習曲》から第8番〈荒野の狩〉を組み合わせた。「ショパンとシューベルトだけだとスタイル的に偏ってしまうので、もう少しグランディオーソ(壮大に、堂々と)な要素を持った作品でバランスを取りたいと思いました。それによってお互いが引き立ちますし、リストがシューベルトから受けた大きな影響や、ラフマニノフがショパンから受け継いだ特徴的な部分など、その系譜を感じていただけることにもなると思います」10代のうちに、バッハやモーツァルトなど、何人かの作曲家についてまとまった時間をかけて集中的に勉強したいという。「レパートリーを増やす時期と、1曲を掘り下げて勉強する時期をバランスよく取らなければなりませんし、レパートリーを増やすためにも引き出しが必要。そのストックを作らなければなりません」。新しいレパートリーに挑戦する3月のリサイタルも、その重要なステップのひとつに位置付けられるだろう。昨年は国際コンクール初挑戦となった浜松国際ピアノコンクールで日本人歴代最高位タイの第2位を獲得するなど、さらなる高みへ向かって新たな進化を続ける姿がまぶしい。取材・文:宮本明
2019年02月12日英国発のデリカフェ「フランツ アンド エヴァンス ロンドン(FRANZÈ & EVANS LONDON)」から、ハロウィーンに向けたスイーツが登場。2018年10月31日(水)まで、表参道店と京都・三条店にて販売される。展開されるのは、ハロウィンシーズンならではの、不気味で毒々しい見た目のスイーツ。シナモンなどのスパイスをきかせた「パンプキン&ブルーベリーケーキ」の天面には、チョコレートソース&ブルーベリーソースをあしらって、蜘蛛の巣を彷彿させるビジュアルに。ドラキュラの歯をイメージした「モンテカルロ」は、ピーナッツバター入りのクッキーにマシュマロとラズベリージャムをサンドした一品だ。ほかにも、ケーキから血が滴っているかのように、ラズベリーソースをたっぷりとかけた「レッドベルベットホールケーキ」や、苺がモンスターに変身した様子を表現した「ヴィクトリアカップケーキ」など、思わず写真に収めたくなるスイーツの数々が店頭を彩る。【詳細】「フランツ アンド エヴァンス ロンドン」のハロウィンスイーツ販売期間:~2018年10月31日(水)価格:・パンプキン&ブルーベリーケーキ 741円+税※1カット・レッドベルベットホールケーキ 741円+税※1カット※週末限定販売・ヴィクトリアカップケーキ 602円+税・モンテカルロ 370円+税■取扱店・フランツ アンド エヴァンス ロンドン 表参道店住所:東京都渋谷区神宮前 4-9-4 1FTEL:03-5413-3926・フランツ アンド エヴァンス ロンドン 京都・三条店住所:京都府京都市中京区三条通東入弁慶石町39三条TCビル1FTEL: 075-254-7749
2018年10月19日ロンドン発のデリカフェ「フランツ アンド エヴァンス ロンドン(FRANZÈ & EVANS LONDON)」の日本2号店となる店舗が、4月24日京都・三条の三条通り沿いにオープンする。フランツ アンド エヴァンス ロンドンが提案するのは、イタリアンや地中海料理をベースに大きくカットされた野菜をたっぷり使う“モダンブリティッシュ”。ホームメイドのような温かみと視覚的にも楽しい独創性溢れるメニューを提供する。スパイスやハーブを効かせたフレッシュメイドやデリミール、彩り豊かなスイーツからなる、ダイナミックなディスプレイも特徴のひとつだ。(右)京たけのこと九条ねぎのアランチーニ(税込700円)(左)京壬野菜、アスパラガス、椎茸のサラダ(税込650円) 京都・三条店では、京都ならではの素材を使った限定デリやスイーツ、また日本初登場となるベーカリーもラインアップ。店舗限定のメニューとして、名物の“アランチーニ(ライスコロッケ)”に京野菜を使った「京たけのこと九条ねぎのアランチーニ」や「京壬野菜、アスパラガス、椎茸のサラダ」など、京野菜の新鮮な食感を生かしたメニューを展開。イートンメス 抹茶と丹波黒豆(税込1,890円)また、京都限定スイーツとして「イートンメス 抹茶と丹波黒豆」も登場する。イートンメスとは、サクサクに焼いたメレンゲと生クリーム、フルーツをごちゃごちゃに混ぜて食べる、いま話題の英国のトラディショナルスイーツだ。さらに、朝から夜まで使える“イーテリー(食堂)”として、食パンなどのベーカリーを中心としたモーニングメニューも充実。昼は野菜たっぷりのデリミール、夜はフィッシュアンドチップスなどの軽食と合わせて、京都醸造のクラフトビールやカクテルを楽しめる。【店舗情報】フランツ アンド エヴァンス ロンドン(FRANZÈ & EVANS LONDON)京都・三条店住所:京都府京都市中京区三条通入弁慶石町39 三条TCビル1F営業時間:8:00〜23:00(ベーカリー 8:00〜20:00 / デリ 11:00〜23:00)不定休
2018年04月27日ロンドン発のデリカフェ「フランツ&エヴァンス ロンドン(FRANZÈ & EVANS LONDON)」日本2号店が、2018年4月24日(火)に京都・三条通り沿いにオープンする。「フランツ&エヴァンス ロンドン」は、イタリアンや地中海料理をベースにしたモダンブリティッシュスタイルの料理を提供するデリカフェ。スパイスやハーブを効かせたフレッシュメイドのデリミールや、彩り豊かなスイーツなどダイナミックなビジュアルも魅力としている。京都ならではの限定デリ&スイーツが登場京都店では、京都の素材を使った限定デリやスイーツ、日本初となるベーカリーといった豊富なラインナップを揃える。限定デリとして登場するのは、名物の “アランチーニ (=ライスコロッケ)” に京野菜を使用した「京たけのこと九条ねぎのアランチーニ」、京野菜の新鮮な食感を楽しめる「京壬生菜、アスパラガス、椎茸のサラダ」だ。また、日本オリジナルメニューとして2017年から展開しているスイーツシェイク「イートンメス パブロヴァ」の京都店限定フレーバー「イートンメス 抹茶と丹波黒豆」も店頭に並ぶ。メレンゲと生クリーム、フルーツを混ぜて食べる英国のトラディショナルスイーツを、丹波黒豆、みずみずしい苺、抹茶クリームなどを使用して色彩豊かな逸品に仕上げた。朝から夜まで、シーンを問わず楽しめる豊富なメニュー朝から夜までシーンを問わず使えるのも京都店の魅力だ。日本発登場のベーカリーには、モーニングにおすすめ。食パンをはじめ、クロワッサン、バゲット、パンドプレなどデイリーで楽しめるパンが登場する。そのほか、イギリスの伝統的な朝食「イングリッシュブレックファースト」、名物のブリオッシュの「フレンチトースト」なども一日の元気をつけるために食べたいメニューだ。もちろんランチ、ディナーも充実のラインナップ。昼は野菜たっぷりのデリミール、夜はフィッシュアンドチップスなどの軽食と合わせて、京都醸造のクラフトビールやカクテルといったアルコール類を用意する。詳細フランツ アンド エヴァンス ロンドン 京都・三条店(FRANZÈ & EVANS LONDON KYOTO SANJO)オープン日:2018年4月24日(火)住所:京都府京都市中京区三条通東入弁慶石町39三条TCビル1F営業時間:8:00~23:00(L.O. 22:30)ベーカリー:8:00~20:00、デリ:11:00~23:00TEL:075-254-7749(4/24より開通)休み:不定休席数:89席■限定メニュー京都店限定 「イートンメス 抹茶と丹波黒豆」1,890円■モーニング ※提供時間:8:00〜11:00イングリッシュブレックファースト 1,750円フレンチトースト 1,480円各種ベーカリー 250円〜 ※京都店限定、20:00まで■ランチ ※提供時間:11:00〜16:00ランチプレート 1,380円〜京壬生菜、アスパラガス、椎茸のサラダ 650円(単品) ※京都店限定デリ、23:00まで京たけのこと九条ねぎのアランチーニ 700円 ※京都店限定デリ、23:00まで■ディナー ※提供時間:16:00〜23:00フィッシュアンドチップス 1,200円クラフトビール京都醸造 クラフトビール 700円〜 銘柄:欧州の風、一意専心など※価格は税込み
2018年04月14日英国発のデリカフェ「フランツ アンド エヴァンス ロンドン 表参道(FRANZÈ & EVANS LONDON 表参道)」では、ハロウィンスイーツが2017年10月31日(火)まで販売される。ハロウィンらしい不気味で毒々しいケーキやスイーツ全4種類が登場。パンプキンとブルーベリーを使ったケーキは、滴る血に見立てたブルーベリーソースをたっぷりと掛け、仕上げにナイフを突き刺した一品。またカップケーキには、脳みそをイメージしたアイシングクリームをトッピングし、ザクロのシロップでリアルさを演出した。さらに、ニュージーランド発祥のスイーツ「パブロヴァ」のミニサイズも登場。メレンゲ生地に生クリームとフルーツがトッピングされているスイーツで、今回はパンプキン、マロン、トリック オア トリートの3フレーバーが展開される。【詳細】フランツ アンド エヴァンス ロンドン ハロウィンスイーツ期間:〜2017年10月31日(火)価格:・ハロウィン パンプキン&ブルーベリーケーキ 800円+税・ハロウィン ブレイン カップケーキ 600円+税・ミニ パブロヴァトリック オア トリート 980円+税、パンプキン 900円+税、マロン 900円+税■取扱店フランツ アンド エヴァンス ロンドン 表参道店住所:東京都渋谷区神宮前 4-9-4 1F営業時間:月~金 9:00~22:00 (L.O. 21:30)土 10:00~22:00 (L.O. 21:30)日・祝 10:00~21:00 (L.O. 20:30)TEL:03-5413-3926
2017年10月07日英国発のデリカフェ「フランツ アンド エヴァンス ロンドン 表参道(FRANZÈ & EVANS LONDON 表参道)」のシェイク「イートン・メス パブロヴァ」にチェリーフレーバーが登場。2017年6月21日(水)より販売がスタートする。「イートン・メス パブロヴァ」とは、フルーツやヨーグルトベースの冷たいシェイクに、メレンゲや生クリームを使ったふわふわスイーツ「パブロヴァ」を大胆にのせた新感覚のスイーツ。フルーツやクリームをごちゃごちゃに混ぜてスプーンでいただく英国スタイルで楽しめる。今回登場するチェリーフレーバーの「イートン・メス パブロヴァ -チェリー-」は、チョコレートアイスとチェリージャムがベースのシェイクに、パブロヴァとたっぷりのチェリーの果肉をトッピングした。ほろ苦いカカオの香りが広がるチョコレートと甘酸っぱいチェリーが相性抜群。真っ白なメレンゲと艶やかな真紅のチェリーは、つい写真でシェアしたくなるアートな見た目だ。【詳細】イートン・メス パブロヴァ -チェリー-発売日:2017年6月21日(水)販売店舗:フランツ アンド エヴァンス ロンドン 表参道住所:東京都渋谷区神宮前4-9-4価格:1,580円(税込)【問合わせ先】フランツ アンド エヴァンス ロンドン 表参道TEL:03-5413-3926
2017年06月15日年度の変わり目というのは年末年始以上に、この国は悲喜交々があるようです。ふと自分の将来と世の中の流れに思いを馳せたり、そのなかでどんな幸せを手繰り寄せられたら幸せだろう、と急に不安になってみたり。そんなときは季節も時代も違うが、この映画をお勧めしたい。“絶対的” だった価値観が変わる過程映画通が口をそろえて言う「彼ほどのスターはもう現れない」というアラン・ドロン、そしてタンクレディの婚約者として妖艶なフィアンセを演じたクラウディア・カルディナーレ。(先日発表された第70回目カンヌ国際映画祭のメインビジュアルを見れば、時代に左右されないその絶対的な美しさに同性だれど目がくらむはず。)ラストの圧巻の舞踏会シーンのエキストラは全員本物の貴族たち。自らも貴族の末裔という家系のイタリア映画の巨匠、ルチーノ・ヴィスコンティだからこそ描けた豪華絢爛な映像美。映画『山猫』が描くのは、1860年代のイタリア独立戦争に翻弄されたシチリア島のある貴族の「死」。といっても、実際に誰かが命を落としたりという訳ではない。どちらかというと時代の変化に適応できずに存在そのものが置き去りにされるという意味での「死」だ。絶対的権威を誇っていた一つの貴族の中で、新時代の幕開けにうまく溶け込む甥のタンクレディと、これまでの「貴族」のまま抵抗することなく静かに「死」を待つ叔父のファブリツィオが、奇妙なまでに美しく描かれる。バート・ランカスター演じるファブリツィオにとって、これまで “絶対的” だった貴族という存在が俗世と馴染んでいきその “絶対的” が失われていく過程は、まるで自分の存在が世間から葬り去られる感覚に近い。「若い者にはわかるまい。君らに死は関係ない。存在せぬのと同じだ」という言葉には、四半世紀程度の小娘には想像もつかない「死」への甘美な憧れとも言える凄みを感じてしまう。ただ、一歩引いて感じてしまったことは、時代の変化に取り残される「死」は虚しくないだろうかという素朴な疑問だった。ト書き通りにいかないグレー色な自由鑑賞後から悶々としていたわたしにとって、現代の答えを示してくれているように感じたのが『カルテット』でした(何段も論理が飛躍しているのは承知のうえ)。偶然を装った必然か、必然を装った偶然かで、カルテットを組むことになった4人の男女の軽井沢での物語。誰かが突出した奏者であることもなく、むしろ亜流= “三流” 。その彼らには下手の横好き、というコトバが似合う。最終話のホールでの演奏の1曲目に演奏したフランツ・シューベルトの『死と乙女』に現れるように、一流になれる未来なんてなくても淡々と演奏をつづけるという選択は、世間にとって「どうでもよい」存在にかなり近い。そして変化が著しい現代において、それはすこし「死」に近い。だからこそ、決して王道ルートでないけれど “これが私たちの幸せだ” と言わんばかりの彼らがラストシーンでは、ミゾミゾというよりキラキラして見えた。大方の悩みに対する答えは、往往にして結果論でしかないかもしれない。なんたって、ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサが、没後はじめて『山猫』を “イタリア文学の最高峰” と評価されたくらいなのだから。その時代時代での善いとか悪いとか勝ちとか負けとかは所詮、未来を誰にも予測させるべきではないのと同じくらいに、永遠を持たないコンテンポラリーなことでしかないのかもしれません。『山猫 (原題:Il gattopardo)』(1963)監督:ルキーノ・ヴィスコンティ出演:バート・ランカスター、アラン・ドロン、クラウディア・カルディナーレ ほかこんな時に観たい:黄昏どきアーカイヴはこちら〈 洒脱なレディ論 〉では映画・音楽・本・舞台といった作品を通じて、様々なレディ像を紐解いていきます。目指すのは、混沌とした時代に軽妙洒脱なレディとして生きるための指南書です。 Text. Midori TokiokaIllustration. Sandra Jockus
2017年04月04日イギリス・グラスゴー出身の4人組バンド、フランツ・フェルディナンド(Franz Ferdinand)が、約4年ぶりとなるニュー・アルバム『ライト・ソーツ、ライト・ワーズ、ライト・アクション(Right Thoughts, Right Words, Right Action)』を日本先行でリリースした。待望の新作は、彼ららしい親しみやすいメロディーラインをベースにしたグルーヴ感のある、ファンが待ち望んでいた仕上がりに。その充実ぶりをアピールする新作について、そしてファッションについてボーカルのアレックス・カプラノス(Alex Kapranos)に話を聞いた。――4年ぶりとなる新作ですが、昨年はSummer Sonicで来日したり、各地のフェスにも積極的に参加していました。昨年の時点で、もうアルバムは完成していたのでしょうか?いや、まだだったね。でも、レコーディングが済んでいた曲がいくつかあって、確かサマソニでは「Right Action」を演奏したと思うよ。僕らは曲が完成してからライブで演奏するので、ステージで試しながら完成に持っていくということはやらない。ただ、ライブをすることで、実際にスタジオに入って演奏する際にエッジが立つというか。例えて言うなら、猫を飼っていたとすると、家の中で飼っている猫よりも外で他の猫とケンカしたり、いちゃついたりする猫の方が爪が研ぎ澄まれているじゃない?それと一緒かも(笑)――前作はテンポの良さやノリというよりも、重心をしっかりと置いて作りこんだ曲が多かったように感じます。しかし、新作はそこにデビューした頃のノリが加えられたというか、バランスが取れている気がします。前作でサウンド作りやレコーディングについて学んだことが多かったんだ。今回の新作にもちろん生かされているよ。同時にソングライティングに関して言うと、前作よりも初期の方が良かったと思うし、今回のアルバムを作るにあたって、僕らは納得するまで曲を磨き上げて、それからスタジオに入ったんだ。だからだろうね。――それでいて70年代のアナログ感のあるダンスミュージックの要素もありますね。制作時にはもちろんリリースされていませんが、たとえばダフトパンク(Daft Punk)の新作とはとても共振すると感じたのですが。うん、確かに通じるところはあるかな……それは何かというと、現代にはびこっているコンピューターを多用した音楽への抵抗だと思う。僕らは自分達のことを、ずっとダンスバンドだと思っているし、それをロックというフォーマットで表現してきた。70年代のアナログ機材やレコーディング手法に固執せずに、新しいテクノロジーも柔軟に取り入れながらやってきたけれど、そのバランス具合はとても重要なんだ。テクノロジーばかりが先行して人間味がなくなると、凄くつまらないものになってしまうからね。――プロツールス(Pro Tools、オーディオ制作プラットフォーム)によって、デスクトップ上で作業できるようになったのも功罪があることは常々思っていたことです。Pro Toolsの誕生によって作業が早まったり、音がクリアになったということは良いことだと思う。ただ、その反面、修正することも簡単になってしまったよね。僕は、そこに納得していない。2年前にシチズンズ(Citizens!)のアルバムをプロデュースした時から「修正禁止」というルールを自分に課したんだ。音の波形データとにらめっこしながら、ほんのわずかなズレを見つけては1クリックで修正してしまう。個性なんて、生まれるはずもないよね。表情もない。雑誌の表紙を飾るモデルの写真をフォトショップで修正するようなもんだよ。あれって、逆に凄く不自然だよね。――ホット・チップ(Hot Chip)のアレクシス・テイラー(Alexis Taylor)とジョー・ゴダード(Joe Goddard)、それにトッド・テリエ(Todd Terje)とコラボレーションしたのは、彼らが同じ考えを持っているからでしょうか?そうだよ、彼らが作るのは、人間味があふれているダンスミュージックだ。ソウルも感じるしね。EDM(エレクトロニック・ダンスミュージック)なんて、整形したダンスミュージックだよ(笑)。ほんとにつまらないし、退屈だ。トッドもホット・チップも、クラフトワーク(Kraftwerk)が証明したエレクトロミュージックでも人間の感情を豊かに表現できるということを、同じようにやっている。彼らの音楽は、まったく薄っぺらくないよ。――なるほど。それではここからはファッションに関する質問をさせてください。好きなブランドは?ポール・スミス(Paul Smith)かな。今はアレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)のシャツを着ているよ。サイケな柄が気に入っていてね。――デザイナーでは?エディ・スリマン(Hedi Slimane)だね。彼は重要なデザイナーであり、僕の友達でもある。非常にクリエーティブだし、ロックなデザイナーだよね。――ということは、エディに写真を撮ってもらったこともあるんですよね?うん、何回かあるよ。今回のショーには行けなかったけれど、前回はバンドで演奏したりもしたしね。エディって、ファッション界の常識をものともしないから、高い創造性を保てていると思うんだ。音楽も同じで歴史を認識するのは大切だけれど、新しいものを作っていくのならば壊していかないといけないからね。その点でも彼をリスペクトするし、共感もするよ。――あなたが服を選ぶ際の基準は?一生着続けるつもりで、いつも服を選ぶんだ。14歳の時に買ったシャツを今でも着ているよ。――今はロンドンとスコットランドの半々の暮らしということですが、お気に入りのお店はどちらに多いですか?ロンドンで買うことが多いかな。やっぱりお店が多いしね。行きつけはデパートのリバティ(Liberty)なんだ。建物がクラシカルで好きだから。リバティに行くと買い物もできるし、クラシカルな建築も見れるし、どっちも満足できるからね(笑)第一次世界大戦の引き金となったサラエボ事件で暗殺されたオーストリア皇太子の名前をバンド名にしたフランツ・フェルディナンドは、2001年にグラスゴーで結成。ロンドンのインディ・レーベル、ドミノ(Domino)より2003年にシングル「ダーツ・オブ・プレジャー(Darts of Pleasure)」をリリースしてデビューを果たした。70年代末から80年代初頭のポストパンク期に通じる、ダンサンブルなリズムとシャープなギターリフが同居したキャッチーなサウンドが新鮮かつ個性的。セルフタイトルのデビューアルバムは最も権威のある英国の音楽賞、ブリット・アワードとマーキュリー・プライズで栄冠に輝いた。日本ではフジロックのグリーン・ステージでのヘッドライナー、日本武道館公演を早々と実現させ、ウォークマンやトヨタ、iPod touchのテレビCMにも起用されている。イギリスのインディ・ロックバンドとしては破格の人気ぶりで、オアシス(Oasis)解散後、最も支持される英バンドの一つと言える。11月には来日公演も予定。【イベント情報】「Franz Ferdinand Japan Tour 2013」場所:11月19・20日東京・ZEPP TOKYO、11月22日大阪・ZEPP Namba時間:各日18:00開場19:00開演料金:1階スタンディング前売り7,000円(ドリンク代別)、2階指定席前売り7,000円(ドリンク代別)
2013年08月26日オーストリア・ハプスブルク帝国皇后、エリザベートの生涯を描いたミュージカル『エリザベート』。今年、その夫である皇帝フランツ・ヨーゼフに扮するのは、2004年から本作に出演している石川禅と、今回初参加する岡田浩暉のふたりだ。エリザベートを誘惑しハプスブルク家を破滅へ誘う“トート(死)”と対立、作品の要となる存在のフランツ。「大変な役」だと口を揃える彼らに今の心境を訊いた。『エリザベート』チケット情報はこちら20世紀初頭まで生きた実在の人物であるフランツ。だが石川は「ドレスのお姫様の夫、という存在はなかなか肌に伝わってこなくて。徳川家康とか織田信長とかならまだわかるんですが(笑)。自分との接点がなくて大変なんですよ」と演じる上での苦労を語る。岡田も「資料を読んだりしても、なかなか捉えどころのない人で、しかもその捉えどころのなさが皇帝フランツの大きな部分を占めている。観客として観ている時も、難しい役だな、禅さんすげぇな、と思っていました。だからこの役のオファーが来たときも、手放しの嬉しさというより『エリザベート』という作品と自分は相撲をとるんだ、って気持ちでしたね」と緊張が先に立ったそうだ。そんな岡田に石川は「浩暉君の戸惑い、わかります。僕、シェーンブルン宮殿でフランツ専用の便器を見た時に、“あ、この人も生きていたんだ”って思ったの(笑)。そこから彼が夢の世界の人間じゃなくなった」と自らが辿ったエピソードを披露。「フランツって、何もしなかったらしないで成立してしまうけど、それだと何も表現しないことになる。禅さんがおっしゃるようにそこに人間っぽさを加えていけば、僕のフランツが出来るのかな……」という岡田は、自らのフランツ像については「僕は禅さんほど器用ではないので、“動かない”方向になるかな」。これに対し経験者・石川は「多くの縛りがある皇帝という立場で、様々なものを背負ってフランツは立っているんです。そうするとどうしても動けなくなる。だから浩暉君はしっかりフランツを受け止めている。そんな彼を見て、僕も自分が初めて演じた時のことを思い出して、こういう気持ちを忘れちゃいかんぞって思うんです」とこちらも気を引き締める。『エリザベート』は日本でも、今回の上演中に公演回数1000回を迎えるほどの大ヒットとなっている作品。定番と言ってもいい存在だが、今年は作品に向かう気持ちが、例年とは少し異なるそうだ。「3.11の震災以降、日本では大変なことが起こっている。これはもう動乱と言ってもいい。演出の小池修一郎さんが、今の現状は、エリザベートが生きたハプスブルク家の動乱の時代とリンクすると話していましたが、それはその通りで、この経験は少なからず反映されると思います」(石川)、「そしてこの話がその動乱の時代の中でエリザベートが自らの意思で自立していく話なら、フランツは逆に“混沌の時代”の象徴ですよね。そこを意識したい」(岡田)。2012年ならではの『エリザベート』、気合いも新たにベテラン俳優ふたりが挑む皇帝像に注目したい。公演は5月9日(水)に東京・帝国劇場で開幕。チケットは発売中。
2012年04月18日夏恒例の都市型フェス「SUMMER SONIC 2012」の第2弾出演アーティストが発表された。発表によると、サマソニ初登場の大物2組、ジャミロクワイとフランツ・フェルディナンドの出演が決定。そのほか、マイアミ出身のパーティ・ラッパー、ピットブル、昨年ブレイクしたUSの新人フォスター・ザ・ピープル、昨年インディ・ロックシーンを席捲したUKのホープ、ザ・ヴァクシーンズ、UK注目の新人カインドネスなど計6組の出演が決定した。「SUMMER SONIC 2012」は、8月18日(土)・19日(日)にQVCマリンフィールド&幕張メッセ、舞洲サマーソニック大阪特設会場にて開催。チケットの一般発売は6月2日(土)午前10時より。★以下のリンクより「SUMMER SONIC」をお気に入り登録して、チケット情報をGETしよう!
2012年02月29日