ワン・ダイレクションのメンバーであるナイル・ホーランが、ソロ初のデビュー・アルバム『フリッカー』をリリースすることが決定。2017年10月20日(金)に発売される。ナイル・ホーランとは活動休止中の英国グループ「ワン・ダイレクション」のメンバーであるナイル・ホーラン。2016年秋にソロデビューし、デビューシングルの「ディス・タウン」は全世界で300万枚以上売り上げ、プラチナ認定された。その後、2017年5月にシングル「スロー・ハンズ」を発表。こちらも世界各国のチャートを上昇中で、ヒットソングとなっている。ソロ初のアルバムソロデビュー・アルバムとなる『フリッカー』。トラックリストに含まれる新曲「スロー・ハンズ」に関して、「このところ80年代初期のものをよく聴いていて、ヘヴィーなベースやファンキーなギター・サウンドにインスピレーションを得ていたんだ。僕のアルバムの別のフレイヴァーになるね。」とコメントしている。なお、彼は来日公演を9月14日(木)に開催。ソロ活動しているメンバーの中で誰よりも早く日本で単独公演を行った。ワールドツアーの一環で、8月29日(火)の地元アイルランドを皮切りに、日本を含む9カ国21公演を予定している。【詳細】ソロ・デビュー・アルバム『フリッカー』発売日:2017年10月20日(金)
2017年09月18日ON Semionductorの日本法人であるオン・セミコンダクターは10月21日、車載ADASアプリケーション向けにLEDフリッカー抑制技術(LFM)ならびにASIL レベルBをサポートするさまざまな機能を搭載した2.3MピクセルのCMOSイメージセンサ「AR0231AT」を発表した。同製品に搭載されるLFMは、LEDライトが発生させるフリッカーを抑えることができる技術で、交通標識認識アルゴリズムをあらゆる光条件で作動させることが可能なほか、1フレーム最大4露光時に1928×1208@30fpsのHDR(ハイダイナミックレンジ)キャプチャで120dB以上のダイナミックレンジを低ノイズで実現する。また素子の性能としては、1/2.7インチ光学サイズと、独自技術である「DR-Pix」により3.0μm BSIピクセルを使用する1928×1208アクティブピクセルアレイを備えており、画像をリニア/HDR/LFMのいずれかのモードでキャプチャし、モード間でフレームツーフレームのコンテキストスイッチを可能とする。さらに、マルチカメラ同期をサポートしており、複数のセンサノードの実装を容易に実現できるほか、一般的な2線シリアルインタフェースや、MIPI、パラレル、HiSPiなどのインタフェースも搭載している。加えてオプションとして、自動制御もしくはユーザー制御が選択可能な黒レベルコントロール、スペクトラム拡散入力クロックサポート、複数カラーフィルターアレイなども用意されている。ON Semionductor イメージセンサーグループ オートモーティブ担当プロダクトライン・マネージャーであるナライヤン・ピュロヒット氏は、「時間的に自動運転もしくは半自動運転がいつ実現されるかは明確にはわからないが、近いうちに実現されることは間違いない。そうした背景から、ADASのトレンドは歩行者の保護などの観点から重要になってきており、車内のさまざまなシステムが統合され、最終的にはADASをベースとした自動運転が実現されるだろう」とし、2017~18年ころには昼間の歩行者検知、AEB(自動緊急ブレーキ)が搭載されるようになるほか、2019~20年ころには夜間の歩行者検知が重要になってくることが予想され、SAE(Society of Automotive Engineers) Internationalが示す自動化のレベルが上昇していくことになるとした。また、ADASセンサの要件としては、低照度SNR、フリッカーフリーHDR、高温動作での動作、より高い解像度、すぐれた色再現性、ダイサイズの小型化、ASIL Bから最終的にはDへの対応、そしてコスト性能が重要とし、中でもASIL対応のイメージ出力処理については「それぞれのフレームごとに列ヘッドデータと行ヘッドデータがあり、それぞれの行列ごとにデータの健全性を示すことが可能。カスタマは、こうしたデータを活用することでASIL対応を進めていくことができる」とした。なお、AEC-Q100に完全準拠した同製品はすでにサンプル出荷を開始しており、量産出荷は2016年を予定しているという。
2015年10月21日