『1927-1941レビュー ニッポン・モダン・タイムス』は、日本でのポピュラー音楽の起源をたどるコンサート。昭和のはじめにモダン文化が花開き、ジャズが日本にやってきた頃から昭和16年にジャズが禁止される頃までの歴史が、歌とダンスで綴られる。ステージ上にはスタンドマイクとビッグバンド。まるでタイムトラベル感覚で、当時の音楽と雰囲気に浸れるというからワクワクする。【チケット情報はこちら】出演者の安奈淳は「父がハリー・ジェームスやベリー・グッドマンのレコードをかけていて、そんなジャズとともに育ちました。この時代のジャズはお洒落で実にかっこいい」と、音楽の魅力を語る。中原丈雄は「僕はデューク・エイセスの事務所で勤めたことがあり、彼らが『シング・シング・シング』や『恋人よ我に帰れ』『ビギン・ザ・ビギン』など歌っていたのを思い出しました。名曲ぞろいの時代ですね」と振り返る。予定ナンバーは『ダイナ』『雨に唄えば』『上海リル』『インザムード』『煙が目にしみる』『スイングしなけりゃ意味がないね』『キャリオカ』などなど。 “ジャズ”と言っても、戦前はシャンソンやタンゴなどまでが一括りにされていたため、ラテン音楽やハワイアンまで幅広く含まれているのが興味深い。安奈は『夜も昼も』『ザ・マン・アイ・ラブ(私の彼氏)』『私の青空』を歌う予定。また中原は『私の青空』でウクレレの弾き語りを披露する。その他、20名以上の宝塚歌劇団出身のスターたちが、フレッド・アステアやジンジャー・ロジャースのレビューをイメージしたステージを華やかに彩る。安奈は「『ベルサイユのばら45』でも宝塚の方々と集まりましたが、宝塚にいて良かった!と思いました。みんな家族みたいで、世代が離れていても自然と和気藹々してまとまります。今回も楽しみ」と、このステージが待ち遠しそう。唯一の男性出演者となる中原は「いやぁ、僕は花園に迷い込んだ黒一点ですね」と笑わせた。このショーで観客の皆さまに届けたいものを聞くと、「こんな素敵な歌があったことを知っていただけたら。今も古さを感じさせないし、今の音楽の礎であることを実感できます。初めて聴く歌もたくさんあると思うので、この経験をきっかけに背景などを調べてみて、音楽の世界を広げてみてはいかがでしょうか」(安奈)。「まさに大人の歌を味わえますから、一緒に時間を共有したいですね。日本の音楽史を体験できる舞台は、滅多にありません。懐かしさを楽しむもよし、日本にはこういう音楽があったのだと出会いを楽しむもよし。僕自身、ものすごく楽しみです」(中原)公演は奇しくも昭和の日、平成最後の日、そして新元号の初日に開催される。時代の変わり目に古き良きレビューを味わってほしい。4月29日(月・祝)から5月1日(水・祝)まで、東京・イイノホールにて。チケット好評発売中。取材・文:三浦真紀
2019年04月04日フレッドペリー(FRED PERRY)とラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)によるコラボレーションバッグが登場。2018年10月26日(金)より、全国のフレッドペリー直営店にて発売される。コラボレーションでは、フレッドペリーを代表する3WAYのバレルバッグや、ブリーフケースをアレンジしたボストンバッグ、500mlのペットボトルが入るウエストバッグなど全5型がラインナップ。軽量とハイブリッドをキーワードに、ラゲッジ レーベルを象徴するミリタリーと、フレッドペリーのスポーツ、サブカルチャーの要素を融合したアイテムが完成した。オールネイビーで仕上げたバッグは、PVC加工した高密度のナイロンメッシュと、コーデュラポリエステルを組み合わせ、軽量化された。また、マチ幅は、ファスナーの開閉によって調整できる仕様となっている。【詳細】フレッドペリー×ラゲッジ レーベル発売日:2018年10月26日(金)販売店舗:全国のフレッドペリー直営店価格例:・BUM BAG 21,000円+税・TOTE BAG 27,000円+税・SHOULDER BAG 30,000円+税・HOLD ALL 35,000円+税・BARREL BAG 48,000円+税
2018年10月26日10月2日(火)、ミュージカル『TOP HAT』の製作発表が行われた。【チケット情報はこちら】最初に、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースが主演した映画「トップハット」や、2011年の舞台映像が流れた後、クリエイターとキャストが登場。演出のマシュー・ホワイトは作品の魅力について、「コミカルでスタイリッシュ、チャーミングでロマンチックなところです。素晴らしい振付と、当時のアメリカで一番有名な作曲家アーヴィング・バーリンによる音楽も魅力。現実社会の悲しい出来事から遠く離れて、軽妙で楽しいコメディをご覧いただくことで現実から逃避できるでしょう」と語った。振付のビル・ディーマーは「本作には1930年代を彷彿させる多くのダンス、タップ、社交ダンス、ジャズダンス、ミュージカルダンスが登場。映画のように、燕尾服を着た素敵な男性たちが1列になって踊る、エレガントな世界を見ていただきたい」と胸を張った。ジェリー・トラヴァース役の坂本昌行は「アステアの軽やかなステップは彼にしかできない。それを自分が演じるわけですから、ダンス稽古は大変です。特に高速ステップは激しくもあり、その激しさを表に出さず軽やかに表現したい」と意気込んだ。デイル・トレモント役の多部未華子は「今年の初め、オーディションを受けました。決まってからは不安、自信のなさ、怖さなど、今もネガティブに(笑)。デイルは1番感情が揺れ動く人物。その感情の流れに沿って、歌や振付が付いているので、トータルで表現したいです」と心情を吐露。屋良朝幸はアルベルト役について「情熱的で自分が大好きな男。この仕事をする上でナルシストな部分は多少なりともあるので、その部分を存分に大きくして、人物を作りたい」。マッジ役の朝海ひかるは「本読みでテンポが大事だと感じました。セリフがとても楽しいので、言っていると興奮する感じ」、マッジの夫ホレス役の益岡徹は「結婚したことで何かが終わった気持ちになっている男。マシューが作品の世界観を“スフレのように”と喩えたような、軽やかで空気がたくさん含まれていて柔らかでふわっとした感じを伝えたい」。執事ベイツ役の浅野和之は「相手の心を読むことに長けた、パーフェクトな執事。衣裳を変えて5役ぐらいを演じます」と語った。坂本と多部はふたりの呼吸の合い方について聞かれ、坂本は「多部ちゃんはマイペース。何事にも動じずニュートラルで、僕もリラックスできて稽古が楽しい」と語り、多部は「まだ呼吸は感じていない(笑)」と笑わせつつ、「この先、ちょっとしたことでも言い合える関係性になれたら、いい作品になると思います」と前向きさを見せた。公演は11月5日(月)から25日(日)まで、東京・東急シアターオーブ、12月1日(土)から5日(水)まで、大阪、梅田芸術劇場 メインホールにて上演。取材・文:三浦真紀
2018年10月17日ミュージカル『TOP HAT』の製作発表会見が2日、都内にて行われ、坂本昌行(V6)、多部未華子、屋良朝幸、朝海ひかる、益岡徹、浅野和之、マシュー・ホワイト(演出)、ビル・ディーマー(振付)が登場した。同作は、ハリウッド・ミュージカル映画を代表するフレッ ド・アステア&ジンジャー・ロジャースが主演し、1936 年に日本でも公開した映画『トップ・ハット』をミュージカル化。2011年に英国で初演された。ミュージカルスターのジェリー・トラヴァース(坂本)と、美しいモデル デイル・トレモント(多部)のすれ違いの恋を描く。演出のマシューは「世界でいちばんのキャストだと思います」と絶賛。「実は昨日稽古の初日で、ホン読みと歌をやりましたが、それ自体がとても素晴らしく、これからより良いものになっていくと確信しています」と期待を寄せた。来日公演を観ていたという坂本は、出演に対し「100%の喜びと100%の怖さを感じました。あの軽やかなステップはおそらくフレッド・アステアにしかできないものだと思ってます。それを自分がやるとなった時にどこからスタートしたらいいのか」と苦笑。「これから深く愛せる作品になる」と見通しつつ、「一言で、大変です。何をどう踏んで音を出しているのか。激しさを出さずに華麗にやるのが難しいですね」と苦労を明かした。オーディションで役を射止めた多部は「受けてはみたものの、決まってからは、不安と自信のないのと、怖いのと、ネガティブな感情しか生まれていません。今も……」と終始不安そうな様子。坂本はそんな多部について、「僕の想像を簡単に超えた。『ここにもミュージカルスターが一人居たんだな』とびっくりするくらいです。タップもたまに僕よりちゃんと音が出てますし、皆さんの印象を180度変える多部ちゃんがそこにいました」と絶賛する。一方多部は「坂本さんのミュージカルを何年も前に拝見させていただいたことがあったので、大きい舞台に立つことに慣れていらっしゃる大先輩みたいなイメージ」と語り、「これから本番まで頼りまくって、たまに坂本さんのせいにして。身をまかせる」と周囲を笑わせた。また、2人の間の呼吸について、坂本が「何事にも動じず常にニュートラルにいていただける方なので、僕もリラックスできて、非常に稽古が楽しいです」と言ったものの、多部は「まだちょっと感じてないんですけど」とバッサリ。多部は「『今日は疲れてる』とか、ちょっとしたことでも言い合えるような関係性になれたらもっとより良いものが生まれるんじゃないかと思って、もっと自然に話しかけられたらいいなと思います」と抱負を表し、坂本は切なそうな表情を浮かべていた。会見後の取材では、得意のダンスを封印するという屋良が「ダンスを封印した自分をどういう風に見せるか、模索したい」と語る。先輩の坂本について「日本のフレッド・アステアだと思ってるので、楽しみです」と賞賛すると、坂本はプレッシャーに固まった表情をしつつ、「褒めていただいてありがとうございます」と頭を下げた。「もともとミュージカルが大好き」という多部は、会見後も「そんなに期待値を上げたくないんです。全く自信ないです。全くないので、歌入りのホン読みも、本当に帰りたいと思うくらい」と弱気を見せ、顔を覆ってしまう。その様子に、坂本が「本番になるとガラッと変わるんで」とフォローしていた。座長を務める坂本は「僕、『座長』と思ったことが一度もなくて」とこれまでの作品も振り返る。「僕にできることは休憩中の、ちょっとした一口のおにぎりとかを差し入れることだけ。一生懸命やりたいと思います」と胸を張ると、なぜか急にレポーターから「もっと良い差し入れにはならないですかね」といじられ、「いいじゃないですか!」とツッコミ。「V6でもそうなんですけど、引っ張っていくのがなかなかできないタイプなので、みなさんと歩調を合わせて進んでいけたら」とまとめたものの、演出のマシューから「引っ張っていってほしい」という期待されていたことを指摘され、「僕も今、多部ちゃんと一緒に不安になりました」と苦笑していた。
2018年10月02日フレッドペリー(FRED PERRY)と、スコットランドの伝統料理を使ったストリートフードを提供する「ディーニーズ(DEENEY’S)」 が再びコラボレーション。2018年8月15日(水)から31日(金)まで、フレッドペリーショップ東京 表参道側エントランスにて、ホットサンドやシェイブ アイスなどが販売される。スコットランドの伝統的な羊肉料理“ハギス”を使ったホットサンドウィッチ「マクベス」などを看板メニューに持つロンドン発「ディーニーズ」。日本にはフレッドペリーとのコラボレーションで2017年9月に初上陸し、12月には「ナショナル麻布スーパーマーケット」前にヴィンテージキャラバンで拠点を持った。2度目のタッグとなる今回は、フレッドペリーのアイコニックなポロシャツをイメージしたラッピングキャラバンが、フレッドペリーショップ東京 表参道側エントランスに登場。定番のホットサンドウィッチだけでなく、特別メニューとしてシェイブ アイス2種類も提供される。「チョコレート キャラメル ファッジ」は、キャラメルシロップとチョコレートファッジソース、マシュマロのトッピングで英国発祥の飴菓子“ファッジ”を再現。「ルバーブ ストロベリー」には、イギリスではスイーツによく使用される西洋野菜の“ルバーブ”と甘酸っぱいストロベリーを合わせた特製ジャムをトッピングしている。なお、期間中にフレッドペリーショップ東京でショッピングをした人には、先着順で好きなシェイブ アイス1種がプレゼントされる。【詳細】フレッドペリー×ディーニーズ期間:2018年8月15日(水)~31日(金) 12:00~20:00場所:フレッドペリーショップ東京 表参道側エントランス住所:東京都渋谷区神宮前5-9-6TEL:03-5778-4930メニュー例:・チョコレート キャラメル ファッジ 650円・ルバーブ ストロベリー 700円※期間中、フレッドペリーショップ東京にてショッピングした人に先着順で好きなシェイブ アイス1種をプレゼント。なくなり次第終了。
2018年08月12日フレッドペリー(FRED PERRY)より、イギリスの歌手、エイミー・ワインハウスとコラボレーションした2018年秋冬コレクションが登場。2018年8月3日(金)より、国内フレッドペリー直営店全店にて発売される。2011年に27歳の若さでこの世を去ったエイミー・ワインハウスは、類い稀な音楽センスに加え、オリジナリティ溢れるヘアメイクやファッションでも注目を浴びた女性シンガーだ。今回のコレクションは、彼女が愛したクラシカルなスポーツウェア、セクシーなピンナップガールのシルエットをミックスしたアパレルがラインナップする。中でも注目は、リバーシブルのボンバージャケット。ボディには、パンクスピリットを表現したブラック×ブラックのレオパードパターンが施された。もう一方は、光沢のあるワインレッドに黒のパイピングを配した。両面共に、フレッドペリーのロゴ、彼女のタトゥーから引用した2つのハートマークが左胸にあしらわれた。その他にも、ジャケット同様、ブラック×ブラックのレオパードパターンを配したワンピースやポロシャツを展開。さらに、マリリン・モンローをイメージして付けていたピアスの映った口元や髪に飾っていたバラのモチーフをコラージュし、ポップアート風にデザインしたTシャツに加え、バッグやスニーカーなど幅広いアイテムが展開される。【詳細】フレッドペリー×エイミー・ワインハウス・ファンデーション発売日:2018年8月3日(金)取扱店舗:国内フレッドペリー直営店全店価格例:ボンバージャケット 27,000円+税ワンピース 17,000円+税ポロシャツ 12,000円+税~【問い合わせ先】フレッドペリーショップ東京TEL:03-5778-4930
2018年08月06日フレッドペリー(FRED PERRY)は、ナナナナサーカ(77circa)とコラボレーションしたカプセルコレクション「FRED PERRY×77CIRCA」をジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)にて販売。ユニークな時代背景やパーソナリティを持つ古着を再構築し、1点もののウェアを作るナナナナサーカが、フレッドペリーならではの、スポーツとストリートのムードを併せ持ったウェアを解体。モダンなデザインやシルエットに再解釈しアレンジを加えたユニセックスのアイテムが揃う。解体したウェアのパーツを組み合わせて作られた、フレッドペリーのアイコニックなロゴが2つ並ぶポロシャツやボンバージャケット、配色の異なるチェック柄を切り替えたシャツ、バイカラーのトラックジャケットなど、抜け感のある、ユニークな表情のウェアを展開。また、ジャーナルスタンダード限定アイテムとして、Tシャツやオックスフォードシャツ、限定カラーのポロシャツも用意する。【詳細】フレッドペリー×ナナナナサーカ発売日:2018年7月7日(土)取扱店舗:ジャーナルスタンダード 表参道、新宿、大宮、横浜、金沢アイテム例:・ポロシャツ 28,000円・シャツ 33,000円・Tシャツ 17,000円 ※ジャーナルスタンダード限定・オックスフォードシャツ 33,000円 ※ジャーナルスタンダード限定■ローンチパーティー日時:7月20日(金) 19:00~21:00場所:ジャーナルスタンダード 表参道住所:東京都渋谷区神宮前6-7-1TEL:03-6418-7958(レディース)出演アーティスト:LEARNERS、PUNKADELIX(MAYUDEPTH)
2018年07月21日2011年英国で初演、ローレンス・オリヴィエ賞で3部門を受賞した名作ミュージカル『TOP HAT』が2015年の来日版に続き、待望の日本人キャストで上演される。演出は英国のオリジナル版を手がけたマシュー・ホワイト、振付・衣装・セットもオリジナル版を踏襲する。勘違いが招く恋の大騒動を描いた本作は、1936年公開の同名映画を舞台化したもの。デュエット・ダンスが見もので、映画版でフレッド・アステアが演じた主人公ジェリーをV6の坂本昌行、ジンジャー・ロジャースが演じたヒロイン、デイルを多部未華子が演じる。公演に先駆け多部が来阪し、「念願のミュージカル作品」への意気込みを語った。ミュージカル「TOP HAT」チケット情報小学5年生で観たミュージカル『アニー』に感銘を受け芸能界へ。いつかはミュージカルにとの思いはあったが、現実には「歌もダンスも得意じゃない…」と幾度かのオファーにも二の足を踏む時期が続いた。「今回お話をいただいて、やる前からできませんと断って20代を終えるのは嫌だな」と思い直した。やれることはやってみたいと一念発起、約2か月間仕事をセーブして課題曲を猛特訓。年始に英国で行われたオーディションに挑戦し、見事合格した。演出家には、デイル役は「自立したかっこいい女性」など、演じるうえでのヒントを貰った。特に課題曲のタップシーンは思い入れが強いとも。「最初は、ジェリーに対してツンツンしているのに、だんだんと波長が合って、戸惑いながらも愛に変わっていく。一曲の中にデイルの気持ちが詰まっているんだよと教わって。ひとつひとつの振りにも意味があることを初めて知って、とても楽しかったです」。ダンスは不安だが振付はすべて頭に入っている。「単に踊るだけでなく、感情を乗せた踊りができればいいかな。坂本さんは経験豊富ですし、早く稽古を重ねて波長が合えばいいなと思います」。これを機にミュージカルへの出演が増えそう?「生意気なことを言えば、今のミュージカル界と映像界には境界線があると勝手に感じていて。きっと『TOP HAT』でも、なぜ私がヒロインに?と思っている人も少なくないと思います。今は私みたいにどちらもやりたいと思う俳優が本当にどちらの作品にも挑戦できる環境になればいいなと思う夢はあります。そうすればもっといろんな人と出会えるし、可能性が広げられる」。ミュージカルの魅力は「なぜか心が震えて感動して、前向きになれる」。そんな無条件の喜びをこの作品でも伝えたいと微笑む。「劇場で感じたハッピーな気持ちが翌朝まで続くような素敵な作品にしたい。興味を持っていただければうれしいです」。公演は、11月5日(月)から25日(日)まで東京・東急シアターオーブ、12月1日(土)から5日(水)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは7月14日(土)10:00より一般発売開始。取材・文:石橋法子
2018年07月13日アイドルグループ・V6の坂本昌行が、ミュージカル『TOP HAT』の主演を務めることが1日、わかった。同作は、ハリウッド・ミュージカル映画を代表するフレッ ド・アステア&ジンジャー・ロジャースが主演し、1936 年に日本でも公開した映画『トップ・ハット』をミュージカル化。2011年に英国で初演された。舞台やミュージカルを中心に活躍し、確かな歌唱力とダンスパフォーマンスで観客を魅了する坂本が、アステアが演じたジェリー・トラヴァース役に。ヒロインのデイル・トレモント役には幅広く活躍の場を広げている多部未華子が抜擢され、ダンス初披露となる。他、屋良朝幸、朝海ひかる、益岡徹、浅野和之といった実力派キャストが集結した。生オーケストラが奏でる音楽のもと、主人公カップルによるデュエットダンスの美しさや、燕尾服にシルクハット姿のキャストが魅せるパワフルなダンスシーンが見どころ。演出・脚色は、マシュー・ホワイトが務める。○マシュー・ホワイトコメント坂本昌行さんと多部未華子さんのような、とても才能あふれるお二人と一緒に作品が作れることをとても楽しみにしています。おニ人とも、ジェリー・トラヴァースとデイル・トレモント役としてぴったりの魅力と洗練さの持ち主です。本当に彼らと一緒に働けることを心待ちにしていますし、彼らがこの作品に独自の才能をもたらし舞台上で2人の”相性”は魔法のようだ(魅力的だ)と確信しています。坂本昌行さんは、歌、ダンス、演技のすべての分野において優れたスキルを持つダイナミックな パフォーマーです。彼は、チャーミングでカリスマ性のあるジェリーになると思います。プロ意識と専門 技術(知識)で、カンパニーを導いてくれるでしょう。彼のダンスと歌は、ステージを明るく照らし、観客は彼に恋に落ちることは疑いようがありません。品位と美を兼ね備えた多部未華子さんは、主演女優としてパーフェクトです。観客は、数多くのテレビや映画、ストレートプレイで活躍する彼女が、歌とダンスにも秀でている(堪能である)ことに感動するでしょう。素晴らしい衣裳をまとい、まるで空を飛んでいるかような彼女のダンスを見るのが待ちきれません。彼女はセンセーションを巻き起こすはずです。○坂本昌行コメント来日公演を観劇させていただいた際に、なんてスマートでお洒落なミュージカルなんだろうと思いまし た。TAPあり、ペアダンスあり、ユーモアあり、いつかはこんな作品に出られたらなと思っていたときにお話しをいただきました。この作品でジェリーとして生きられることを本当に嬉しく思います。願いは叶う! 次の願いはスタッフキャスト一丸となり、より良い作品を作り、そして日本のフレッド・アステア&ジンジャー・ロジャースと呼ばれるよう頑張りたいと思います。○多部未華子コメント今までにやったことのない本格的なミュージカルに挑戦することにしました。この作品の魅力はやはり歌と踊りなので、皆さんの足を引っ張らないように頑張りたいと思います。ただ、今は歌と踊りのことで 頭がいっぱいなので、本番までにデイルになれるようにこれから作っていきたいです。ロンドンのスタッフの皆さんも本当に素敵な方々で、楽しんで作品作りができそうな気がしています。 緊張していて不安もありますが、全力で20代最後を楽しみたいです。
2018年05月01日アレクサチャン(ALEXACHUNG)は、アジアにおけるバージニア(VIRGINIA)コレクションの立ち上げを記念し、東京タワーメディアセンターアーススタジオで4月5日、プレゼンテーションを開催した。スタジオスペースは、20世紀の著名な芸術家、詩人、哲学者、作家たちのグループ、ブルームズベリー・グループ(Bloomsbury Group)の活動の拠点であるチャールストンに触発された、印象的な構造で埋め尽くされた。セットの側面から入ると、超現実的なツイストが漂うシチュエーション。ゲストはブルームズベリー・グループのメンバーがかつて参加したであろう、楽しくシンプルな仕事に携わる無数のモデルに出会う。巨大な花の手入れをする女性、2D塗装された池の周りで魚を捕まえるために忍耐強く待っている女性、ヴァネッサ・ベル(Vanessa Bell)のアートワークに触発された女性の巨大な胸像として、長椅子ラウンジでゆっくりとくつろぐ女性。夢と現実に織り込まれたセットの周りを360度歩くまでは、夢と現実の中で織りなすジオラマに人々は気づかず、全貌は最後に明らかとなる。パフォーマンスのタイトルとして“ALEXACHUNG VIRGINIA”と飾られた演劇のステージは、気まぐれなインテリアから森林の中へ、そして明るく塗装された光輝く月によって照らされる。イリー・ジャンコヴィッチ(Illy Jankovich)によってデザインされ、広範囲に手塗りによってペイントされたセットは、フリルの農夫風ドレス、ヘヴィーニットジャンパー、リラックスしたデニムなどイギリスの田園地帯のクリエイターの典型的な装いに包まれる23名のモデルの遊び場となった。アーティスティックなセットの中、当時のライフスタイルを忠実に再現した、ゆったりとしたリュクスなパジャマ、豪華なペイズリーローブは、刺繍付きのスモックドレス、ラミネートフィニッシュされたレインコートとコントラストを生み出す。ブルームズベリー・グループの本質に忠実に、モデルにはフレッシュでみずみずしい質感の肌、すがすがしい田舎の散歩を思わせる頬が表現され、髪はゆるやかな質感を残し、ロマンチックにそのままのスタイルを残した。1900年代初頭を思わせる雰囲気は、視覚だけでなく、フレッド・アステア、エラ・フィッツジェラルド、ルイ・アームストロングなど、慎重に選曲されたルー・ヘイター(Lou Hayter)のプレイリストにも影響される。クリエイティブディレクター、アレクサ・チャン(Alexa Chung)は、「私の心の中に閉じ込められていたものが、完全な形となり現実になっているのを実際に目の前にしたときのこの気持ちは言葉では表しきれません。とても刺激的な経験でした。私たちは特別なものや魔法のようなものを作り上げ、それを目撃しました。かなりサイケデリックなものでした。それは美しく、エレガントで直接的なものでした。―まさに私がこの服を見ていただく方々に望んだ目線です」と語る。芸術、職人技、自己表現の祭典となる本コレクションは、ブルームズベリー・グループのメンバーであった英国の画家、ダンカン・グラントとヴァネッサ・ベルの作品からインスピレーションを得て誕生。モダニストの知的なトーンを呼び起こすコレクションとなっている。
2018年04月11日ヒュー・ジャックマンは、人を惹きつけ、人の心を揺らし、人を動かす、真のエンターテイナーだ。しかもリスクを怖れない挑戦者でもある。彼が過去に主演した『レ・ミゼラブル』をはじめ、記憶に新しいライアン・ゴズリング主演の『ラ・ラ・ランド』など、近年、世界的に話題となったミュージカル映画はあるが、作られる数は圧倒的に少ない。ヒュー・ジャックマンの主演最新作『グレイテスト・ショーマン』は、ショービジネスの原点を築いた伝説の興行師、P.T.バーナムを主人公にしたオリジナル。なぜ、ミュージカル映画として挑もうと思ったのか──。「僕のキャリアにおいてミュージカル(舞台)は最初からあったものだし、そもそもミュージカル映画を観て育ってきた。一番好きなのは『雨に唄えば』、フレッド・アステアが出ているミュージカル映画も大好きだ。でもいまは、ハリウッドはミュージカルを作らなくなってしまった。過去にバズ・ラーマン監督が『ムーラン・ルージュ』(2001)を撮ったとき、僕もオーディションを受けていて、そのとき、大好きな『雨に唄えば』のようなオリジナルのミュージカル映画ができるかもしれない!希望が湧いた瞬間だった」。そして、7年の月日をかけて『グレイテスト・ショーマン』という素晴らしいミュージカル映画を世に送り出した。「とにかく違うことをしたかったんだ。この『グレイテスト・ショーマン』と(昨年公開した)『LOGAN/ローガン』というテイストの異なる作品は同じ年に撮った。僕にとってその1年は完璧な年、最高の年、とても楽しむことができたよ」と興奮気味に語るが、もちろん壁はあった。「『LOGAN/ローガン』も『グレイテスト・ショーマン』にも言えることだけれど、周りからは(君が)賢い人間ならやらない方がいい、自らリスクを背負わなくてもいいじゃないか、そんなことを言われた。確かに当時(7~8年前)は、ミュージカル映画はほとんど作られていなくて、失敗したら二度とチャンスはないかもしれない…大きなリスクがあったからね」。彼の背中を押したのは、P.T.バーナムの人生そのもの。「バーナムの勇気を見習って、自分を信じて、信念を持って、夢を追い求めようと思った。バーナムは7回も全財産を失う経験をしている。それでも挑戦し、人生を立て直したからね。また、その当時はまだ『レ・ミゼラブル』の企画は動きだしていなくて、『グレイテスト・ショーマン』の企画がスタートした3年後に『レ・ミゼラブル』の話をもらったんだ」。『レ・ミゼラブル』の成功があっての『グレイテスト・ショーマン』ではなく、ミュージカル映画をやりたいという信念と情熱による決断に惚れ惚れする。映画化が決定したときのエピソードがある。「9か月かけて準備したものを世界中から集まった関係者に披露するリハーサルの初日、僕は(再発した)皮膚がんの手術をうけたばかりで、鼻の辺りを80針(!)縫っていてね。医者からは“絶対に歌ってはダメ”と釘を刺されていた。だから最初はセリフだけにしようと思っていたけれど、歌わないヒュー・ジャックマンはやっぱりナシだろうと、一行だけさわりを歌うつもりが止められなくなって…気づいたら熱唱していた。傷口が開いて血は出るし、担当医に怒られたけれど、そのお披露目は映画化するかどうかを決定する場でもあったから、やった甲斐はあった。監督のマイケル・グレイシーには、また演出をしたねってからかわれたけどね(笑)」。マイケル・グレイシーはヒュー・ジャックマンと同じオーストラリア出身の若き監督だ。彼にとって『グレイテスト・ショーマン』は初の長編映画であり、大きな挑戦となったわけだが、ヒュー・ジャックマンは「彼こそが裏舞台のバーナムだ!」と絶大な信頼を寄せている。「当時、マイケル・グレイシーはコマーシャルやミュージックビデオのディレクターとしてすでに有名で一流だったけれど、長編映画は初めてだった。でも、彼は野心的で決断力があった。長編映画を撮りたい!何としても撮りたいんだ!という野心が凄かった。この映画は約7年の歳月をかけて実現しているけれど、その間、彼は45分のプレゼンを1000回もやっているんだ。映画化するために、映画製作スタジオのヘッドとかプロデューサーたちに向けてのプレゼンだ。彼がいなかったらこの映画はできなかったと思うよ」。もちろんヒュー・ジャックマン自身も野心的であることは言うまでもなく、「若い頃は緊張感のある野心、いまは楽しみながらの野心だと言えるね」年齢と共に変化があったそうだ。その背景には家族の存在があり「僕はいつでも家族がナンバーワンだよ!」──家族も大切にしている。彼が愛される理由のひとつだ。「バーナムと同じように僕にとっても家族は何よりも大切なものだ。でもバーナムは上流階級の人たちに認められたい一心で、途中、家族を放ってしまう。変わらずに愛しているけれど、放ってしまうんだ。そして最後に何が大切なのかに気づく。そこは僕と違うところだね(笑)」。そんなヒュー・ジャックマンだからこそ、映画のなかでの妻チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)や子どもたちとのシーンが、より感動的になる。なかでも『A Million Dreams』が流れる屋上のシーンは、とてもロマンチックだ。しかしながら、とても難しいシーンだったと明かす。「僕以上にミシェル・ウィリアムズが大変だったと思うよ。難しいシーンで、一番テイクを重ねたシーンでもある。たとえば、ミシェルがキュッと飛んで回転して僕がキャッチする動きは、最初の4回くらいは僕の顔が彼女のスカートの中に入ってしまったりした(笑)。あのシーンは監督マイケル・グレイシーのビジョンによって生まれた。大きな月があって、シーツはまるで踊っているようで、ロマンチックでファンタジーで、すごくいい演出だと思った。演じているときも感動していたけれど、完成した映画でそのシーンを観たとき、涙が溢れた。しかも『A Million Dreams』は、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが最初に書いた曲でもあるからね」。素晴らしき9曲のミュージカルナンバーを担当するのは、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。『ラ・ラ・ランド』のコンビだが、『グレイテスト・ショーマン』の曲はそれよりもずっと前に作られていた。「彼らを発見したのはマイケル・グレイシーだ。オリジナルのミュージカル映画を作るなら超有名な作曲家に頼むべきだと(上から)言われて、いろいろな人から曲を出してもらった。そのなかのひとつが『A Million Dreams』だったんだけれど、実はマイケルはスタジオに嘘をついていたんだ。スタジオの人間たちから、このベンジ・パセック&ジャスティン・ポールは何者だ?と聞かれて、とっさにブロードウェイで活躍する凄く有名な人たちだってね(笑)。でも、彼らの実力は本物で、曲も詞も誰よりも良いものを出してきた」。なかでも1番好きな曲をたずねると、主題歌の「This is me」と即答しつつ「でも、どの曲も素晴らしくて、大好きで、日によって1番は変わるね」と話すその表情には、ミュージカル映画への愛があふれていた。「This is me」はゴールデングローブ賞に輝き、アカデミー賞にもノミネートされている。幸運にも『ラ・ラ・ランド』の大ヒットによってミュージカル映画に再びスポットライトが当たり、そんなベストなタイミングで世に放たれる『グレイテスト・ショーマン』。時代の流れも味方につけてしまうのは、ヒュー・ジャックマンをはじめ作品に関わった人たちが信念を貫いたから、夢を追い求めつづけたから──。こんなミュージカル映画を待っていた!この映画は、観た人の一生の宝物になる、それほど心を揺さぶる映画だ。(text:Rie Shintani)(text:Rie Shintani)
2018年02月16日中川晃教のコンサート「I Sing~time to come~」が開催される。中川が歌に真正面から向き合うべく13年からシリーズ化している「I Sing」だが、今回は中川の誕生日イブと誕生日当日である11月4日(土)・5日(日)に行う特別なものとなる。【チケット情報はこちら】「『I Sing』シリーズを始めたのは、様々な活動をする中、今の自分の歌というものを実感し、より多くの人達に届けたいと考えたから。歌うことは僕にとって生きることに繋がるので、このシリーズでは、炎のように燃え上がったり収束したり、あるいは呼吸したりといった、瞬間瞬間を生きる感覚を、ステージ上からお客様に届けてきました。勿論、それはどのコンサートも当てはまることですが、『I Sing』を始めたことでシンガーとしての自分を今一度自覚することができたので、いわば僕の原点なんです」今回の“time to come”という副題には、シンガーソングライターとして16年、俳優として15年という歳月を経てたどり着いた中川の“今”が表されている。「僕は01年にシンガーソングライターとしてデビューし、02年にミュージカルデビューしました。当初、ミュージカルはエンタテインメントの中では万人に受ける世界ではないということで、音楽業界の人に反対もされたんです。でも僕は初めてミュージカルを観た時、音楽でここまで物語や感情を表現できるんだ、と感動したし、実際にやっていくうち、そこには色々な方法論や背景や物語があることを知りました。ミュージカルは僕が好きなブラックミュージックやポップスと無関係ではなく、例えばマイケル・ジャクソンだってフレッド・アステアから影響を受けているし、近年ではミュージカルにもフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズを描いた『ジャージー・ボーイズ』やキャロル・キングの半生を扱った『ビューティフル』など、ポップスが主役の作品も増えてきている。だから、かつては自分の中に二つの道があるように感じて悩んでいた音楽とミュージカルも、今では切っても切り離せないものになっています。そうした中で培ってきた声を、音楽を、センスを、表現したいですね」セットリストは、これまでのコンサートで発表してきた楽曲をまとめて昨年リリースした『decade』と新曲とで構成。中川のこれまでと今、そして未来を味わえるプログラムになりそうだ。そして、このコンサート中に、中川は35歳を迎える。「誕生日とその前日にコンサートを行うのは初めてなんです。母によれば、4日に陣痛が始まり、5日の2時頃に病院へ行き、その数時間後に僕が生まれました。だからどちらの日も、僕にとっては生まれるまでの時間。この2日間に『decade』と新曲とを、新たなミュージシャンと編成による今の音で、皆様に届けていく。僕自身もやっていて特別な感情が湧き起こるでしょうし、この日、この瞬間でなければ味わえないコンサートになると思います」公演は東京・新国立劇場中劇場にて。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2017年11月02日ステュディオス(STUDIOUS)10周年を記念して、Ground Y(グラウンド ワイ)とフレッド・ペリー(FRED PERRY)がコラボレートしたコレクション「STUDIOUS 10th anniversary Ground Y ×FRED PERRY Collection」が登場する。発売日は2017年6月2日(金)。ヨウジヤマモト「Ground Y」×「フレッドペリー」今回のコレクションは、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)の展開するブランド、Ground Yのコラボレーション企画第二弾にあたるもの。コンセプトやブランド独自のこだわりに共通点のあるステュディオス誕生10周年を祝福する形で行われる。ポロシャツ・パンツ等がユニセックスで展開される予定だ。タッグを組むのは英国の伝統あるブランド、フレッドペリー。65年の歴史の重みを感じさせる品と、ブランドのルーツであるスポーツ・ストリートといった英国サブカルチュラルなモッズさを併せ持つフレッドペリーの文化をヨウジヤマモト独自の視点で落とし込んだ、個性的かつ先鋭的なアイテムが誕生した。ユニセックス・サイズレスな家族全員で楽しめるコレクションもともとジェンダーレス・エイジレスなスタイルを希求することをコンセプトとして出来上がったGround Y。そのコンセプトに今回「ファミリー」が加わった。幅広いサイズを取り揃えることで、さまざまな年代での区別なく着ることが可能にした。イメージモデルにも夫妻である畠山千秋・畠山遥を起用、Ground Yが新たに重視するコンセプトがしっかりと表現されている。フレッドペリーの代表作を大胆にアレンジラインナップの中でも目を引くのはフレッドペリーの代表作であるポロシャツをベースとしたアイテムだ。袖口と襟のライン、丈感をスタンダードなモデルと合わせたポロシャツには、和の風合いを感じさせる花刺繍や髑髏、鳥を大胆にプリント。色合いも臙脂・紫・赤といった日本に昔からある色が使われている。他にもシンプルなシャツ・パンツにヨウジヤマモトらしい落ち感のあるシルエットや遊び心を加えたアイテムが目立つ。フレッドペリーの源流であるスポーツウェアを想起させる、バーティカルなラインを墨で描いたかのようなトップスも登場する。【詳細】「STUDIOUS 10th anniversary Ground Y ×FRED PERRY Collection」発売日:2017年6月2日(金)取り扱い店舗:Ground Y直営店、フレッドペリー東京店、大阪店、卸販売はステュディオス各店での独占販売。展開アイテム:ポロシャツ・ビッグTシャツ・ワイドパンツ他ユニセックスで展開価格帯:15,000円+税~38,000円+税【問い合わせ先】ステュディオス原宿本店TEL:03-6712-6851
2017年05月22日世界で日本だけの吹き替え版も注目を集めている新作アニメーション映画『SING/シング』。 “本家”英語版でもマシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソンら豪華俳優陣が声を務める中、今回は『テッド』で声の出演・監督を務めたセス・マクファーレンが見事な歌声を披露するシーンが到着した。本作は、『ミニオンズ』『ペット』と立て続けに大ヒット作を生み出すユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが贈る最新作。倒産寸前の劇場を立て直すため、コアラの支配人バスター・ムーンが思いついたのは、たくさんの動物たちに向けた歌のオーディション。夢を持ち、人生を変えたい動物たちが、それぞれ“自分らしい”歌を披露していく。今回到着したのは、欲張りで“自己チュー”、お金、権力、派手なモノが大好物なネズミのマイクが、ビング・クロスビーの名曲「ペニーズ・フロム・ヘブン」を歌い上げる本編映像。オーディション会場で自分の身の丈と同じサイズのマイクを、まるでレディを扱うかのように優しく包み込み、素晴らしい歌声を披露しているのは、あのテッドの吹き替えを務め、世界を爆笑の渦に包んだセス・マクファーレン。派手好きで自己チューな動物ならお手のものと言わんばかりに、本作でもハマリ役となっている。実はセスは、監督や俳優業、声優での確かな実績はもちろんのこと、音楽の才能もトップクラスであり、自身がリリースしたアルバムがたびたびグラミー賞にノミネートされる実力の持ち主!フランク・シナトラのように歌うことを得意とするネズミのマイク役は、ジャズチャートで首位も獲得するセスから放たれる甘い歌声にピッタリ。本作のプロデューサーであるジャネット・ヒーリーも、「中身が豊かな人とはセスのこと。本当に才能に溢れた人ね。素敵なメロディーを朗々に歌い上げるセスの歌声を聞いていると心がとろけてしまうほどよ」と感嘆しきり。劇中では、フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」を見事に歌い上げ、フレッド・アステアの「レッツ・ダンス・ザ・ミュージック・アンド・フェイス」も披露するセス。日本語吹き替えキャストを務めた“レジェンド声優”・山寺宏一でさえも、セスの歌声を聞いたときにプレッシャーを感じたと明かす、その歌声をここからチェックしてみて。『SING/シング』は3月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。(C) Universal Studios.
2017年03月11日フレッドペリー(FRED PERRY)とミュベール(MUVEIL)がコラボレートしたカプセルコレクション「フレッドペリー×ミュベール(FRED PERRY×MUVEIL)」が登場。2017年3月10日(金)より、全国のフレッドペリー直営店及び、ギャラリー ミュベールなどで発売される。先シーズンに引き続き実現した本コラボレーション。今シーズンは、フレッドペリーのルーツであるテニスに着想を受け、もともとは貴族階級のレクリエーションとして紳士淑女がドレスやスーツ姿で楽しんでいたという背景などを反映している。ローゲージの鹿の子に柔らかいシフォンとレースを組み合わせたシャツやドレス、取り外しができるビジュー付きのトラックジャケットなど、優雅なドレスのテニススタイルを提案。その他、オーガンジーを重ねたツイードスカートもラインナップし、レトロで上品なテニスウェアを、ミュベールのフェミニンで上質なエレメンツでアップデートした。店舗での販売に先立ち、2017年2月17日(金)12時より、フレッドペリーのオフィシャルサイトでは先行販売を実施。当時の時代やプレーしている姿を想像しながら、洋服を楽しんでみては。【詳細】フレッドペリー×ミュベール発売日:2017年3月10日(金)※オンラインは、2月17日(金)に先行販売。価格帯:20,000〜38,000円+税販売店舗:全国のフレッドペリー直営店、ギャラリー ミュベールなど
2017年02月13日フレッドペリー(FRED PERRY)が先シーズンに続き、コラボレーターにミュベール(MUVEIL)を迎えたカプセルコレクション「フレッドペリー×ミュベール(FRED PERRY×MUVEIL)」の先行予約販売の受付を2月17日12時より開始する。今シーズンのテーマとなったのは、フレッドペリーのルーツでもある“テニス”。貴族階級のレクリエーションとして、パーティー用のスーツやロングドレスをまとった紳士淑女たちによって優雅に楽しまれていた頃のテニススタイルからインスピレーションを得たアイテムが展開される。ラインアップは、ローゲージのカノコに柔らかいシフォンとレースを合わせたシャツやドレスをはじめ、取り外しができるビジュー付きのトラックジャケットや、オーガンジーを重ねたツイードスカートなど。レトロで上品なテニスウエアに、ミュベールのフェミニンかつ上質な要素を加えることでモダンにアップデートした。同コレクションについてミュベールのデザイナーの中山路子は、「昔のテニススタイルがとても素敵だったので、もしテニスがスポーツとして進化しなかったら現在はこんなウェアを着てプレーしているのでは?と想像してデザインしました」と語っている。
2017年02月10日フレッドペリー(FRED PERRY)とアート・カムズ・ファースト(ART COMES FIRST)のコラボレーション2シーズン目のコレクションが登場。2017年2月4日(土)からフレッドペリー 東京、大阪、オンラインショップ、その他一部限定ショップにて取り扱われる。コラボレーションでは第1シーズンから、フレッドペリーのピケシャツをベースに、モダンテーラリングとクラシックかつシャープなディテールが融合。第2シーズンは、仕立てと姿勢の両面でルードボーイから影響を受けたコレクションを展開する。オフィシャル動画に写っているボンバージャケットの内側には、アート・カムズ・ファーストのアイコン、ハサミとハットの大きなグラフィックがプリントされている。背中にはパンクから影響を受けた“LEADER OF THE PACK” のパッチがあり、音楽からインスピレーションを得たアイテムが並ぶ。【詳細】フレッドペリー×アート・カムズ・ファースト発売日:2017年2月4日(土)取り扱い店舗:フレッドペリー 東京、大阪、オンラインショップ、その他一部限定ショップ【問い合わせ先】フレッドペリーショップ東京TEL:03-5778-4930
2017年02月02日コーチ(COACH)が、ブランド創立75周年を記念して書籍『COACH:A STORY OF NEW YORK COOL』(1万4,000円)を刊行した。日本では75冊限定で、10月21日よりコーチ銀座、コーチ表参道、コーチ新宿などのフラッグシップストアなど全国の対象コーチ・ストアで発売された。同書は、コーチの真髄である独自性の高いデザインの伝統、クラフトマンシップ、本物志向など、語り継がれるコーチの歴史を網羅しながらもその進化と変革を探っていくもの。世界的アートディレクターのファビアン・バロンがデザインしたスクラップブックスタイルのレイアウトで、1941年ニューヨーク ソーホーの小さな工房で作業する6人の革職人から始まり、現在のファッションブランドへと成長した軌跡を余すことなく描写している。また、新旧の写真、デザインスケッチ、エディトリアル誌面、広告キャンペーンの他、ジョー・ディマジオ、フレッド・アステアから、マドンナ、プリンス、クロエ・グレース・モレッツまで、コーチが思い描く“クール”を体現するアイコンたちの画像を、創業当時からコーチのインスピレーションであり続けるニューヨークシティの景観と対峙させて綴っている。【書籍情報】『COACH A STORY OF NEW YORK COOL』著書:ジョエル・ディナースタイン/前書:デボラ・ハリー出版元:Rizzoli New York280×480mm/336ページ価格:税込1万4,000円動画引用元: (コーチオフィシャルYouTube:
2016年10月23日フレッド シーガル(Fred Segal)より、新ブランド「フレッド バイ フレッド シーガル(FRED BY FRED SEGAL)」がデビュー。フレッド シーガル 代官山、横浜、オンラインストアにて取り扱われる。「フレッド バイ フレッド シーガル」は、カリフォルニアのリラックスした上質なライフスタイルから着想したウェアを展開。デニムを中心に、Tシャツやニット、カシミアのセーターなど、ベーシックなアイテムを揃える。 デザインから生産までをデザイナーデニム発祥の地であるロサンゼルスのダウンタウンで行い、全てのプロダクトに最新のテクノロジーを施しているという。組み合わせて着こなせば、LAスタイルが完成できそうだ。日本では先行発売され、2016年10月25日(火)まで商品を購入した人には、オリジナルデニムトートバッグがプレゼントされる。【詳細】フレッド バイ フレッド シーガル発売日:2017年10月7日(金)取り扱い:フレッド シーガル 代官山、横浜、公式オンラインストア【問い合わせ先】・フレッド シーガル 代官山Fred Segal WOMAN TEL:03-3464-3962Fred Segal MAN TEL:03-3464-3963・フレッド シーガル横浜TEL:045-277-1070
2016年10月14日2008年『ハイスクール・ミュージカル3』を最後にシリーズを卒業したザック・エフロン、ルーカス・グラビール、コービン・ブルーが再集結した画像が公開され、ファンが喜びに沸いている。3人の再集結は、現在コービンが出演中のブロードウェイ・ミュージカル「Holiday Inn Musical」にザックとルーカスがサポートに駆けつけ実現した。ザックはSNSで画像と共に「昨夜、ルーカスと一緒にコービンのフレッド・アステアのような華麗なダンスを見に行ったよ。『Firecracker』の音楽に合わせてタップダンスを踊り、会場を熱く盛り上げてた!ぜひチェックしてみてね」とコービンの舞台を宣伝している。ルーカスも別アングルの3ショットを投稿し、「ワイルドキャッツのメンバーがブロードウェイに集合。コービンは#Holiday Inn Musicalで最高の演技を見せてくれた! ザックも含め、キミたちが大好きだ!」とコメント。卒業から8年経ったいまも、友情は固く結ばれたままのようだ。今年1月、「ハイスクール・ミュージカル」の放送10周年を記念してディズニー・チャンネルでメインキャストの同窓会が放送されたが、ザックのみがスケジュールの都合で参加できなかった。ヴァネッサ・ハジェンズとアシュレイ・ティスデイルはいないものの、久々にそろった男子メインキャストの画像に、投稿から数時間で100万件以上の“いいね!”が付けられている。(Hiromi Kaku)
2016年10月06日フレッドペリー(FRED PERRY)が、カスタマイズプロダクトブランド・ニューニュー(newneu.)とのコラボレーションハットとフットウエアを発売する。今回発売されるのは、80年代後半のマッドチェスタームーブメントからインスパイアされた2アイテム。どちらも当時のムードを反映したアートピース(ワッペン)が付属され、自由にカスタマイズすることができる。クラウンにベルクロ素材を採用したバケットハット(1万8,000円)には、マッドチェスターを想起させるアシッドカラーのアートピース3種を付属。アッパーにレザーとベルクロ素材を使用したフットウエア(3万円)は、ロゴやスタッズのアートピースの他、取り外し可能なストラップと補強パーツも付属された。9月2日より、全国のフレッドペリー直営店、ニューニュー直営店、両オンラインショップにて発売している。また、今回のコラボレーションを記念して9月18日まで、フレッドペリーショップ東京及び、フレッドペリーショップ大阪にてポップアップショップ「newneu. for FRED PERRY」をオープン。通常はニューニューでしか取り扱いがないオリジナルのアートピースを100種類以上楽しむことができる。
2016年09月12日フレッドペリー(FRED PERRY)とニューニュー(newneu.)のコラボレーションコレクション第2弾「ニューニュー フォー フレッド ペリー(newneu. for FRED PERRY)」が登場。全国のフレッドペリー直営店、ニューニュー直営店、両オンラインショップにて発売される。ニューニューは、ベルクロ(面ファスナー)のフック&ループの仕組みで、自在にカスタマイズできるアイテムを提案するブランド。同コレクションでは、フレッドペリーのストリートスタイルをベースとした、ミニマルなミッドカットのフットウェアとバケットハットを展開する。デザインインスピレーションとなったのは、80年代後半のマッドチェスタームーブメント。アートピースには当時のサイケデリックなロックスタイルを反映し、アシッドカラーやメタリックなロゴ、スタッズのアートピースを揃えた。なお、フットウェアはアッパーに、バケットハットはクラウンにベルクロを採用している。また、9月2日(金)から18日(日)までの期間、フレッドペリー ショップ 東京とフレッドペリー ショップ 大阪では限定ショップ「newneu. for FRED PERRY Pop Up Shop」を開催。遊び心溢れる組み合わせで、世界にひとつのオリジナルデザインを楽しんで。【詳細】newneu. for FRED PERRY 発売中発売時期:2016年9月取り扱い店舗:全国のフレッドペリー直営店、ニューニュー直営店、両オンラインショップ価格:・フットウェア 30,000円+税・バケット ハット 18,000円+税■newneu. for FRED PERRY Pop Up Shop開催期間:2016年9月2日(金)~18日(日)場所:フレッドペリー ショップ 東京住所東京都渋谷区神宮前 5-9-6場所フレッドペリー ショップ 大阪住所:大阪府大阪市中央区南船場 4-10-18【問い合わせ先】フレッドペリーショップ東京TEL:03-5778-4930
2016年09月09日フレッドペリー(FRED PERRY)が10月7日に発売する、ミュベール(MUVEIL)とのコラボレーションによるカプセルコレクション「フレッドペリー×ミュベール(FRED PERRY×MUVEIL)」の全ルックが公開された。スポーツとストリートがクロスオーバーしたフレッドペリーと、フェミニンで遊び心ある大人のワードローブを展開するミュベールのコラボレーション。ラインアップは、トラックジャケット(2万6,000円)、トラックスカート(2万円)、襟元のシャツとリボンが取り外し可能なセーター(3万2,000円)、襟が取り外し可能なセーター(3万円)の他、2色展開のスウェットドレス(2万4,000円)、2色展開のニットドレス(3万4,000円)、コート(7万円)、トラウザー(3万2,000円)、フィッシュテールのモッズパーカ(8万円)、バッグ(3万円)、2色展開の靴下(3,200円)、シューズ(2万5,000円、ファー付きは3万5,000円)。9月16日12時よりフレッドペリーのオンラインショップにて受付が開始される先行予約に先駆け、9月10日にフレッドペリーショップ東京にて1日限りの予約会が行われる。実施時間は17時から22時。販売は10月7日より全国のフレッドベリー直営店、GALLERY MUVEIL、その他一部ショップにて。
2016年09月09日●ロックにダメ出しはないから心配ロックミュージシャンとして独特の存在感を放ち、更には映画・ドラマ・バラエティにも多数出演、自身の経験から『成り下がり』『タネナシ。』『育爺。』といった著書を上梓するなど、多方面にわたって活躍するダイアモンド・ユカイ。さらに2016年、世間を驚かせたのが、初めてのミュージカル出演という発表だった。しかも演目は『ミス・サイゴン』。アメリカ・ブロードウェイでロングランを重ね、世界中で公演が行われており、日本でも1992年の初演以来24年間定期的に上演が続けられている。芸歴30年にしてオーディションを受け、この大作に挑む。ベトナム戦争下のサイゴンで売春宿を経営するしたたかな"エンジニア"役について、どのようにとらえているのだろうか。○子供の頃に憧れた世界――ミュージカルとユカイさんの出会いはいつ頃でしたか?初めて見たのが劇団木馬座の『ピーターパン』で、「大人にならない子供だよ」っていうセリフが今も残ってますね。その後も、アメリカのエンタテインメントに対するあこがれはずっとあるから、映画で見るジーン・ケリーのタップとか、フレッド・アステアとかフランク・シナトラとか、歌って踊る人のことはかっこいいなと思ってた。でも、中学でビートルズに出会ってからは、ロックの道をまっしぐらだったんで、離れていったけど、根底には歌って踊れる人に対する憧れはあったね。――ミュージカルという世界に50代で新たに挑戦する心境はいかがですか?それが、初めて『ミス・サイゴン』を見た時、ロックで表現したかったものが、このミュージカルに詰まってると思ったんだよね。エンジニアが歌う楽曲も、まさにダイアモンド・ユカイが歌いたかった曲で。ほかのミュージカルも見てきて、その中の曲がいい歌だなと思うことはあったけど、自分の表現したいドンピシャの曲があるとは思ってなかったから、雷に打たれたみたいだったね。――どういう部分に打たれたんでしょうか。全部だね。エンジニアの曲『アメリカン・ドリーム』は、デイヴィッド・リー・ロスの『カリフォルニア・ガールズ』とか、マリリン・モンローの『Diamonds Are a Girl’s Best Friend』とか、マドンナの『マテリアル・ガール』をよりぶっ飛んだロックの世界だなと。ダイアモンド・ユカイとしても、そういう世界をやってきたつもりではあったんだけど、ミュージカルの物語の中で、そういう曲をやる意味ってまた格別で。興味深いなって。『ダイ・イン・ベッド』に関して言えば、戦争で荒れ果てて混とんとした中から這い上がっていくエンジニアの姿はワイルドだし、ロックそのものだなって。歌いたいと思ったね。――芸能生活30年で新たにオーディション受けるって、怖くはなかったですか?ロックにオーディションなかったからね。でも、ダメでも仕方ないと思ってたから。経験も少ないし、どういう表現をしたらいいかわかんない中で受けたオーディションなんでね。自分のやりたい表現がそこにあって、歌いたいと思うことって、一生のうちでも、そんなにあることじゃないからさ。これから稽古じゃない? 役者さんって、演出のときにダメ出しがあったりするけど、ロックにダメ出しもなかったから、俺、ダメ出しあったら立ち直れるかなって思ってたりもするよ(笑)。でも、凹んでる暇はないからね。あと、新人だからさ、あんまり偉そうにしないように、粗相のないようにというのが、第一の目標ですよね(笑)。もちろん、エンジニアという役については、自分でぶつかって切り開いていかないといけないんだけど。●役者の仕事と言われ行ったら、『さんま御殿』○足かせの中を逆走してきた――"エンジニア"に自分の姿を重ねたりしますか?俺はそこまでワイルドな人生じゃないけどさ。公務員の息子で平々凡々と生きてきたから。でも、ロックの世界に入ってからは、ああしろ、こうしろっていう足かせの中を逆走したっていうのはあるけどね。――どういう形で逆走してきたんでしょうか。俺の中高生のときは、いい大学に入っていい会社に入って一人前という道筋がはっきりしてて、そこに向かわないとお前はアウトロ―なんだという日本全体がそんな学校教育だったから、個性みたいなものが尊重されないところがあったんだよ。俺はかたい家庭で育ったから、ロックなんてもってのほかで、その上、当時はロックが商売になるなんて夢のまた夢だったね。中学2年でロックに目覚めて、大学5年生でデビューしたけど(笑)、ロックスターになるか、親が喜び安心させる事ができる公務員になるかと言う選択で迷ってたね。――好きなことをやることを選んでも、続けることは大変だったのでは。22のときに本を読んでさ。自分が自分の人生の主役。好きなことを選ばないと本当の幸せは得られないっていう言葉が、響いちゃったんだよね。そんなとき、親父が死んだ。悲しかったけど、そこでひとつの山は越えた。でも、鮮烈なデビューをして西武球場や武道館でLiveもやったんだけどバンドは解散して、好きなことでお金にならなかった時代もある。『成り下がり』って本を書いた。でも、自分で選んだ好きな道だから苦労を苦労とは思わない。○あのころ罵倒していたバラエティにも――その後、第2の山はありましたか?耐えずジェットコースターみたいな感じだよ。バラエティを始めたのも転換期だったと思うしね。レッド・ウォーリアーズというバンドを知ってる人からしたら、あの時代からしたら、最も遠いバラエティの世界に出てるのを見て、「コイツ大丈夫かな」と思ってただろうしね。でも、挑戦するっていうのは、意味があると今はそう思ってる。――バラエティをやってみて、得たものってありますか?最初は、役者の仕事が入ったって言われて、いざ行ってみたら『踊る!さんま御殿!!』だったんだよ。自分としては素で話してたんで、何が面白いかわからなかったけど、やってくうちに、これはこれで一つのエンタテインメントだなと。お客さんを楽しませるという意味ではロックと共通してるよね。――そこにはすぐ気づいたんですか?最初はオファーが来るからやってたんだけど、一年たったらやめようと思ってました。でもやってるうちに勉強することも多いし、新しい発見も沢山あって、そんなときに子供を授かったりもして、世間の人達の見え方も変わって来たような気がして、目の前にあることは、実は意味があるんだなと思えるようになった。――この『ミス・サイゴン』に今出会うことも意味ですよね。もちろん。「アメリカン・ドリーム」に雷に打たれて、歌いたいって思って、オーディションを受けてさ。でも果たして俺にできるのかっていうプレッシャーは今も持ってて、大きな関門だね。でも、挑戦することに意味があるんだ。挑戦してるときって、魂がキラキラするんだよね。――これから稽古、そして本番ですけど、どういう舞台にしていきたいですか?今は、何がどうなっていくのかまったく分からないけど、小さな光だけは見えていて、それに向かってるところです。俺って、いつもロックロック言ってるけど、見に来てくれる人には、キムとクリスのストーリーはとても痛くて悲しい事であるからこそ、ベトナム戦争時代の混沌とした八方塞がりの中で自分の夢に向かって逞しく生きるエンジニアのロック精神を感じてもらえたら嬉しいな。ロックミュージシャンである自分にしかできない自分なりのエンジニアを表現できたらなって思っています。西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2016年09月09日フレッドペリー(FRED PERRY)とミュベール(MUVEIL)がコラボレーションしたカプセルコレクション「フレッドペリー×ミュベール(FRED PERRY×MUVEIL)」が登場する。2016年10月7日(金)より全国のフレッドペリー直営店とギャラリー ミュベールほか、一部限定されたショップでの発売を予定。なお、フレッドペリーのオンラインショップでは9月16日(金)12:00より先行予約を受け付ける。コラボレーションのデザインベースとなったのは、モッズパーカ、トラックジャケット、Vネックセーター、テニスドレスなどのフレッドペリーのミニマルなアイテム。そこに、ミュベールのフェミニンで上質な要素を掛け合わせた。セーターの裾やスカートのスリットから覗くレース使い、チェスターコートに散りばめたローレルのビジュー、バッグやシューズのパールモチーフなどによって、遊び心ある大人のワードローブが完成している。ミュベールのデザイナーである中山路子は、「フレッドペリーの持つ、イギリスらしいクラシカルなムードや、スポーツとサブカルチャーが融合したユニークな歴史とヘリテージに心惹かれました。」と語る。なお、2016年10月5日(水)から10月11日(火)までの期間、伊勢丹新宿店本館でイベント「BRITISH CONTEMPORARY<FRED PERRY×MUVEIL>」を開催。同コレクションの先行販売と、発売記念としてフレッドペリーの歴史、今回のコラボレーションを表現した写真展を実施する。【概要】カプセルコレクション「フレッドペリー×ミュベール(FRED PERRY×MUVEIL)」発売日:2016年10月7日(金)※フレッドペリーのオンラインショップでは、9月16日(金)12:00より先行予約。販売場所:全国のフレッドペリー直営店とギャラリーミュベールほか、一部限定されたショップ価格例:・セーター 30,000円+税・ニット ドレス 34,000円+税※インナー用キャミソールドレス付属。・トラック ジャケット 26,000円+税・バッグ 30,000円+税・シューズ(ファー付) 35,000円+税■BRITISH CONTEMPORARY<FRED PERRY×MUVEIL>場所:伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/TOKYO解放区期間:2016年10月5日(水)~10月11日(火)住所:東京都新宿区新宿3-14-1【問い合わせ先】フレッドペリーショップ東京TEL:03-5778-4930
2016年08月25日フレッドペリー(FRED PERRY)が10月7日、ミュベール(MUVEIL)とのコラボレーションによるカプセルコレクション「フレッドペリー×ミュベール(FRED PERRY×MUVEIL)」を発売する。同コラボレーションは、フレッドペリーとミュベールがストーリー性のあるブランド背景や独自の世界観をリスペクトし合うことにより実現したもの。コレクションでは、モッズパーカ、トラックジャケット、Vネックセーター、テニスドレスなどのイギリスのサブカルチャー史にも登場するフレッドペリーのブランドルーツアイテムをデザインベースに製作されたアイテムの数々が展開される。ラインアップは、レース使いが特徴的なスカートやクラシカルなセーター、ローレルのビジューが散りばめられたチェスターコート、パールモチーフがアクセントとなったシューズやバッグなど。フレッドペリーのミニマムなアイテムに、ミュベールのフェミニンで上質なエレメンツがミックスされた。同コラボレーションについてミュベールのデザイナーである中山路子は、「フレッドペリーの持つ、イギリスらしいクラシカルなムードや、スポーツとサブカルチャーが融合したユニークな歴史とヘリテージに心惹かれました」とコメントしている。なお、同コレクションは9月16日の12時よりフレッドペリーのオンラインショップにて先行予約を受け付け、10月7日に全国のフレッドペリー直営店と東京・南青山にあるミュベールの旗艦店GALLERY MUVEIL他一部限定されたショップにて発売される。
2016年08月22日フレッドペリー(FRED PERRY)とアート・カムズ・ファースト(ART COMES FIRST)のコラボレーションアイテムが登場。2016年8月6日(土)からフレッドペリーショップ東京と大阪、一部限定ショップ、オンラインショップにて取り扱われる。アート・カムズ・ファーストは、スタイリスト兼ファッションコンサルタントとして活躍するシャカ・メイドーと、ブランドのクリエイティブディレクターであるサム・ランバートの2人からなるユニット。今回のコラボレーションは、フレッドペリーのピケシャツをベースに、モダンテーラリングとクラシックかつシャープなディテールが融合。ピケシャツはホワイトとブラックの2色で展開され、ホワイトバージョンにはブラックのローレルリース刺繍と、アート・カムズ・ファーストのラベルが施されている。トラックジャケットとハリントンジャケットは、身頃と袖が異なる素材で切り替えられている。ローレルマークとアート・カムズ・ファーストの英字ロゴが刺繍されたワッペンが右袖に配置され、コラボレーションならではのアイテムに仕上がっている。【アイテム詳細】アート・カムズ・ファースト×フレッドペリー発売日:2016年8月6日(土)アイテム:・ポロシャツ 18,000円+税・トラックジャケット 26,000円+税・ハリントンジャケット 46,000円+税取り扱い店舗:フレッドペリー ショップ東京、大阪、一部限定ショップ、オンラインショップ
2016年08月04日フレッドペリー(FRED PERRY)が8月6日、アート・カムズ・ファースト(Art Comes First)とのコラボレーションコレクションを発売する。アート・カムズ・ファーストは、スタイリスト兼ファッションコンサルタントとして活躍するシャカ・メイドー(Shaka Maidoh)と、サヴィル・ロウでビスポークテーラーとして活動していたサム・ランバード(Sam Lambert)によるクリエーティブユニット。13AWシーズンにロンドンでスタートした。フレッドペリーのピケシャツを原点に製作された今回のコラボレーションコレクションでは、アート・カムズ・ファーストが得意とするモダンテーラリングと、クラシックかつシャープなディテールが融合。ピケシャツはホワイトとブラックの2色で展開されており、ホワイトバージョンはボディと対照的なブラックのローレルリース刺繍とアート・カムズ・ファーストのラベルが特徴的なモデルとなっている。また、トラックジャケットとハリントンジャケットは、身頃と袖を異なる素材で切り替え、ローレルマークとアート・カムズ・ファーストのロゴが刺繍されたワッペンを右袖に配置した。なお、取り扱いはフレッドペリーの東京と大阪の路面店、及びオンラインショップの他、一部の限定されたショップのみ。
2016年08月01日フレッドペリー(FRED PERRY)が6月11日より、ヨーロッパを代表するアイウエアブランド・オリバー・ゴールドスミス(OLIVER GOLDSMITH)に別注したサングラスの予約受付を開始する。サングラスの展開はフレッドペリー初となる。1950年代にセンセーショナルなデザインや色使いで話題をさらい、ヨーロッパで一大ブームを巻き起こしたオリバー・ゴールドスミスのサングラス。その後、一時のブランド休止期間を経て05年に鮮やかに復活した。その独創的でエッジの効いたサングラスは、これまでにファッション誌『ヴォーグ(VOGUE)』のフォトグラファーであるデビッド・ベイリーをはじめ、ピーターセラーズ、マイケル・ケイン、ジョン・レノン、モナコ王妃グレース・ケリー、オードリー・ヘプバーン、ジャクリーン・オナシスなど多くのセレブリティーが愛用してきた。今回フレッドペリーは、そんなオリバー・ゴールドスミスに別注して、ブランド初となるサングラスを製作。オードリー・ヘプバーンが愛用したことで有名で、映画『シャレード』や『おしゃれ泥棒』などに使用されていたモデルの復刻版「オードリー(AUDREY)」(3万4,000円)や、ブリッジ部分のキーホールがアクセントとなったシャープなフォルムが美しい、オリバー・ゴールドスミスでは珍しい細目のフレーム「アナベル(ANNABEL)」(3万3,000円)といったモデルが登場する。すべてのサングラスのレンズと付属のクリーニンググロスに、ローレルマークとオリバー・ゴールドスミスのロゴが刻印され、オリジナルのボックスに収められた。このサングラスは6月11日から19日まで予約を受け付け、7月15日からは一般発売を開始。なお、東京店、大阪店では7月1日より先行発売される。また、東京店で7月1日から10日まで、大阪店で7月15日から24日まで、今回のコラボレーションを記念したポップアップショップがオープン。2店舗のみ取り扱いとなる「アナベル」のマットネイビーカラーが数量限定で発売される他、オリバー・ゴールドスミスの貴重なアーカイブコレクションが展示される。
2016年06月07日フレッドペリー(FRED PERRY)の旗艦店「フレッドペリーショップ東京(FRED PERRY SHOP TOKYO)」が2016年3月19日(土)、原宿・表参道エリアにオープン。「フレッドペリーショップ東京」は、フレッドペリーの全コレクションを取り揃える、100坪超のブランド世界最大店舗だ。外観はロンドンの街並みを連想させるレンガ作り。イギリス積みの積法で、神宮前の街並みにマッチするダークチョコレートカラーのレンガを約45,000個積み上げた。店内は、東と南で高低差がある設計。どちら側にもエントランスがあり、南側からはグランドフロアに、東側からは1回にアクセスできる。天井には天窓が設置され、やわらかな採光を実現。どれも直射日光ではないので、穏やかな照明がリラックスした空間を演出している。中2階のフロアには、メインスピーカーにタンノイ(TANNOY)、アナログプレイヤーにリン(LINN)という英国を代表するサウンドシステムを配置。ブリティッシュサブカルチャーとともにあったブランドにふさわしく、アナログレコードも豊富に取り揃えている。【店舗概要】フレッドペリーショップ東京オープン日:2016年3月19日(土)住所:東京都渋谷区神宮前5-9-6TEL:03-5778-4930営業時間:11:00〜20:00定休日:不定休
2016年04月02日