友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの1人がクラスメートの胡内さん。胡内さんは勝手な勘違いから「ナエくまさんがにらんできた」と濡れ衣を着せてきたり、ナエくまさんが別のクラスの知り合いと話していると「関わってはダメ!」と理不尽に怒り出したりする人物です。そのクセの強さにうんざりしていましたが、2年生に進級時のクラス替えで、ナエくまさんと胡内さんは別のクラスになります。それから月日が経ち、ナエくまさんは中学3年生に。 同じ美術部のWちゃんやあいちゃん、2年生のときに同じクラスだった誰にでも平等にやさしい新節さんとも別々のクラスになったのですが……。 笑顔であいさつしてくれた1週間後… 態度を急変させた新節さんの陰にあったのは、ナエくまさんと関わることを良く思わない胡内さんの存在……。 困った表情をしながらもナエくまさんのことを無視する新節さんの隣で胡内さんは満足そうに笑い、ナエくまさんは、その不敵な笑みにあきれかえるのでした。 急に無視され、寂しい思いをしたナエくまさんはもちろん、胡内さんから「ナエくまさんと関わってはダメ!」と求められた新節さんもまた、つらかったはず。 身勝手な「関わってはダメ!」の言葉に惑わされないことが大切ですが、学校のように集団行動が必要とされる場合、それはあくまでも理想。その発言が理不尽だと感じてはいても関係がギスギスしてしまうことを思うと、ついつい相手の言葉に従ってしまうこともありますよね。しかし、新節さんの困り顔が示しているように、自分の真意とは違う行動をとっていると、次第につらくなってしまうことも……。 新節さんと同じような立場に立たされたとき、どう行動するのが正解なのか。お子さんが同じ境遇に置かれたときの備えとして、考えてみてはいかがでしょうか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月14日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの1人が、1年生のときに同じクラスだった胡内さん。胡内さんは勝手な勘違いから「ナエくまさんがにらんできた」と濡れ衣を着せてきたり、ナエくまさんが別のクラスの知り合いと話していると「関わってはダメ!」と理不尽に怒り出したりする人物です。胡内さんのクセの強さにうんざりしていましたが、ついに迎えたクラス替えで別のクラスに。一方、ナエくまさんは、誰にでも平等にやさしく、面倒な役割にも率先して手を挙げる転校生の新節さんとは同じクラスになります。 いつの間に仲良くなったの…? いきなり無視してきたかと思いきや、しばらくとすると悪びれずに話しかけてくる……。 理由もわからず態度を変える胡内さんの気まぐれぶりに、ナエくまさんはすっかり心を閉ざしてしまうのでした。 胡内さんがいきなり無視をしてきた理由がナエくまさんが想像したとおり、周りの同級生から「仲良くしないほうがいいよ」と言われたからだったとしたら……。 自分との関係はこじれていないのに、根拠のはっきりしない噂話によって人を無視するなんて、ひどい話ですよね。「誰かが悪く言っていたから」、反対に「誰かが良く言っていたから」と周囲の評価によって仲良くする、仲良くしないを判断していては、いつになっても深い友情は築けず、気まぐれな態度をとられるほうも振り回されるばかり……。 そう考えると、胡内さんに心を閉ざしたナエくまさんの選択は、正しいのかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月13日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの筆頭が、同じクラスで一緒に英語係を務める胡内さんと、やはり同じクラスのWちゃん。胡内さんは勝手な勘違いから「ナエくまさんがにらんできた」と濡れ衣を着せてきたり、学校をたびたび休んでは英語係の仕事をナエくまさんに任せきりにする人物。一方、Wちゃんは胡内さんをはじめ、同級生がナエくまさんの陰口を言うたびにわざわざ告げ口をしてきます。ナエくまさんは2人と適度に距離を置きながら学校生活を送っていましたが、ついに迎えたクラス替えで、胡内さんとは別のクラスに。 しかし、Wちゃんとはまたも同じクラスになってしまいます。 ウチを凹ませる天才がまたしても… 「6組に行かないでね?」とお願いするナエくまさんに対し、「うん」と頷いたはずのWちゃんは、なぜか胡内さんのいる6組の教室へ……。 その理由を尋ねると「胡内いるかな〜って思って」と謎の返答をし、ナエくまさんを困惑の渦へと引きずり込むのでした。 Wちゃんの行動、あまりにも意味不明ですよね。こんなことをされたら怒りを超え、あきれてしまいそうです。 そして、髪型を変えた気恥ずかしさから「なるべく人に見られたくない」と思うナエくまさんにも共感。大人になってもなお、新しいヘアスタイルに挑戦した新鮮さやうれしさの一方、その髪型が自分に似合っているのかどうか自信が持てず、そわそわした気持ちになりますよね。 この気恥ずかしさは、多くの人に共通する感情のはず! それだけに髪型を変えた友人には、気持ちよく「似合っているね!」の一言をかけてあげたいものです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月12日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの筆頭が、同じクラスで一緒に英語係を務める胡内さんと、やはり同じクラスのWちゃん。胡内さんは勝手な勘違いから「ナエくまさんがにらんできた」と濡れ衣を着せてきたり、学校をたびたび休んでは英語係の仕事をナエくまさんに任せきりにする人物。一方、Wちゃんは胡内さんをはじめ、同級生がナエくまさんの陰口を言うたびにわざわざ告げ口をしてきます。ナエくまさんは、クセの強い胡内さんとWちゃんにうんざり……。 あまり深く関わることはせず、程よく距離を置きながら学校生活を送ってきましたが、ついにクラス替えの季節がやって来ます。 その提案はうれしいけれど… 胡内さんとは別のクラスになったものの、もう1人の厄介な人物、Wちゃんとはまたも同じクラスになってしまったナエくまさん。 それでも誰にでも平等にやさしく、面倒な役割にも率先して手を挙げる転校生の新節さんの存在に癒やされるのでした。 クラス替えも転校生も、懐かしいですね。新たな学年の始まりにわくわくする一方、仲良しの友人と別のクラスになってしまう可能性もあり、「クラス替えなんて、なければいいのに!」と思ったことのある人もいるのではないでしょうか? ちなみに、クラス替えの目的の1つは人間関係の固定化を防ぎ、より多くの人との関わりから子どもの視野を広げることにあるとか。 聞けば納得の理由ですが、クラス替えには期待と不安が入り交じるもの。これは小学生も同様に、お子さんの心が不安定になりがちな時期でもあるため、親としてはいつも以上にきめ細やかに、子どもの様子を見守りたいものです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月11日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの筆頭が、同じクラスの胡内さんとWちゃん。胡内さんは勝手な勘違いから「ナエくまさんがにらんできた」と濡れ衣を着せてきたり、ナエくまさんが顔見知りの本出さんと話していると「関わっちゃダメ!」と水を差してくる人物。Wちゃんは胡内さんから着せられた濡れ衣をはじめ、同級生がナエくまさんの陰口を言うたびに告げ口してくる人物です。それでもナエくまさんは2人と友だち関係を続け、特に胡内さんとは一緒にクラスの英語係を務めています。しかし、胡内さんは学校を休みがち。係の仕事がナエくまさんひとりにのしかかり、ナエくまさんは久しぶりに登校した胡内さんに「来てくれなきゃ、またひとりだったよ」と伝えます。ナエくまさんの言葉に、胡内さんはヘソを曲げてしまった様子……。 しかも、そのことを伝えてきたのは、告げ口グセのあるWちゃんだったのです。 ちょっと待てよ…! すったもんだがありつつも明らかになった胡内さんがヘソを曲げた理由は、「私が学校を休んだ以上、仕方のないことだから」……。 それでもナエくまさんは胡内さんが怒ったことに納得できず、さらには自分から告げ口をしておきながら深掘りされると逆ギレするWちゃんにしびれを切らし、2人と距離を置くことを決めたのでした。 同じクラスになり、よく話すような間柄になれたのだから、あまり事を荒立てずに仲良くしていたいもの。それは大人同士の人間関係でも同じではないでしょうか? とはいえ、一人ひとりの性格が違う以上、どうしても馬が合わず、つい相手にイライラしてしまうこともありますよね。 「触らぬ神に祟りなし」ということわざがあるように、歩み寄っても反りが合わない人とは深く関わらず、距離を置いてみる……。ナエくまさんが経験したように、そのほうが平和に生活できるのかもしれません。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月10日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの筆頭が、同じクラスの胡内さんとWちゃん。胡内さんは学校のルールどおりに給食のゴミ袋を手渡しただけのナエくまさんに「にらんできた」と濡れ衣を着せてきたり、ナエくまさんが顔見知りの本出さんと話していると「関わっちゃダメ!」と水を差してくる人物。Wちゃんは胡内さんから着せられた濡れ衣をはじめ、同級生がナエくまさんの陰口を言うたびに告げ口してくる人物です。それでもナエくまさんは2人となんとなくの友だち関係を続け、特に胡内さんとは一緒にクラスの英語係を務めています。しかし、一緒に英語係を務める胡内さんは、何かと学校を休みがち。 英語係の仕事がナエくまさんひとりにのしかかり、英語の授業がある日は「今日は来て!」と神頼みを続けていたのですが……。 神頼みもむなしく…? 「胡内さんが怒ってたよ〜♪」。 ニコニコとスキップをしながらWちゃんが近づいてきた理由は、ナエくまさんの予想どおり、告げ口をするためだったのでした。 余計な告げ口をされるだけでも気分が良くないのに、それをニコニコと笑顔で伝えられたとしたら……。自分ゴトに置き換えて考えてみただけで、ちょっとムカムカしてきますよね。しかし、ナエくまさんは事あるたびにWちゃんから告げ口をされ、ついには慣れてしまいます。 理不尽なことに対しては「やめて」と伝えることも大切ですが、何度、言っても通用しない相手には、ナエくまさんのように慣れ、割り切る……。そう簡単なことではないとは思いつつ、それも自分を守るための1つの方法なのかもしれません。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月09日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの1人が、同じクラスの胡内さん。胡内さんは学校のルールどおりに給食のゴミ袋を手渡したナエくまさんに、「にらんできた」と濡れ衣を着せてきた人物です。それがある日のこと、ひとりで登校するナエくまさんに胡内さんが声をかけてきたことから2人は友だちの関係となり、さらには胡内さんから誘われ、一緒にクラスの英語係になることに。英語の授業は毎日のようにあるため、英語係はなかなかに面倒。 特に人見知りのナエくまさんは、ひとりで職員室に行くのも苦手なのですが……。 体調を心配すべきなのだが… 胡内さんが学校をお休みすると、英語係の仕事をするのはナエくまさんひとり……。 根っからの人見知りのナエくまさんは英語の先生を迎えに行くたびにガチガチになってしまい、「今日は来て!」と神頼みするのでした。 休みを繰り返す胡内さんのことも心配ですが、ひとりで職員室に行く緊張感を理解できる人も多いのではないでしょうか? 大人ばかりの職員室は、同じ校内でもちょっと異質な雰囲気が漂っていましたよね。 その異質さに緊張する人がいる一方、たまに職員室に行く機会が発生すると、不思議とわくわくしたり、何はなくとも怒られそうな感じがしてしまい、萎縮したりした思い出のある人もいるはず。 “職員室”という場所にどんな思い出があるのか振り返ってみると、これまで忘れていたエピソードがよみがえってくるかもしれません。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月08日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの1人が、同じクラスの胡内さん。胡内さんは学校のルールどおりに給食のゴミ袋を手渡したナエくまさんに「にらんできた」と濡れ衣を着せてきた人物ですが、ある日、ひとりで登校するナエくまさんに胡内さんが声をかけてきたことから、2人は友だちの関係に。しかし、胡内さんをはじめとするクラスメートと一緒に下校していたときのこと。顔見知りの本出さんから話しかけられ、彼女とも一緒に下校する流れになると、胡内さんは「ウチらと一緒に帰るんでしょ!?」と怒り出したのです。どうして胡内さんは、ナエくまさんと本出さんが仲良くすることを嫌がるのか? その理由について同じクラスのWちゃんは、又聞きの噂を根拠に「本出さんは、人から借りたものをなかなか返さないから」と説明します。 貸さなきゃいいだけなのに… 身勝手な主張に対し、ナエくまさんが怒りながらも正論を伝えると、怒り顔だった胡内さんの表情が一変……。 深刻そうに「ごめんね」と謝られ、むしろ、困惑するナエくまさんなのでした。 あんなに怒っていたはずが素直に謝るなんて、ちょっと意外。ですが、言い争いにならなかったことに、見ているこちらまでホッと胸をなで下ろしたくなりますね。 「この人に何を言っても通じない!」と最初から諦めてしまっては、相手の身勝手な主張が続くばかり。結果的に、自分が我慢し続けることになりかねません。 相手の主張が度を越していると感じたときには、きちんと「それはおかしいよ」と伝えることも大切。はっきり意見を伝えることで、相手も理解してくれるかもしれません。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月07日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの筆頭が、同じクラスの胡内さんとWちゃん。胡内さんは学校のルールどおりに給食のゴミ袋を手渡しただけのナエくまさんに、「にらんできた」と濡れ衣を着せた人物。Wちゃんはその濡れ衣をはじめ、同級生がナエくまさんの陰口を言うたびに告げ口してくる人物です。それでもナエくまさんは、なんとなくの友だち関係を続けていましたが、胡内さん、Wちゃん、みんなに親切なあいちゃんの3人と一緒に下校していたときのこと。一部の同級生から嫌われ、“リング”という陰のニックネームをつけられている本出さんから声をかけられます。本出さんに声をかけられ、一緒に帰る流れになったナエくまさんですが、本出さんのことを良く思っていない胡内さんは「本出さんじゃなく、ウチらと一緒に帰るんでしょ!?」と怒り顔。 ようやく本出さんが立ち去り、ホッとしたナエくまさんでしたが……。 突き放されたかと思いきや… 本出さんと仲良くしないほうがいい理由、それは本出さんが、人から借りたものをなかなか返さないこと……。 さらには、それが友だちからの“又聞き”であることにもドン引きのナエくまさんなのでした。 借り物をなかなか返さないのは、もちろん良くないこと。とはいえ、実際に被害を受けたわけでもない人が「仲良くしないほうがいい」と主張するには、薄い気がしますよね。しかも、その噂話を根拠に、Wちゃんは「仲良くしないほうがいい理由はほかにもある」と主張……。 「火の無い所に煙は立たぬ」なんて、ことわざがありますが、ひとつの噂話が引き金になり、どんどんと嫌なイメージが膨らんでいくこともあります。そうしたネガティブな連鎖に加担しないためにも、噂話には安易に飛びつかないよう、気をつけたいものです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月06日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの1人が、後ろの席の胡内さん。胡内さんは入学当初、自己紹介をしようとしたナエくまさんのことを笑い、さらには学校のルールどおりに給食のゴミ袋を手渡したナエくまさんに「にらんできた」と濡れ衣を着せた人物です。それがある日、ひとりで登校するナエくまさんに胡内さんが声をかけてきたことから、2人は友だち関係に。胡内さんから誘われ、一緒にクラスの英語係に就くことになりますが、ナエくまさんがほかのクラスの本出さんと会話をしていたところ、「あの子と関わってはダメ!」と言い出したのです。 友人3人と下校していると… 一緒に帰ることになった本出さんのことを仲間はずれにするような胡内さんの発言に、空気はどんより……。 その空気は本出さんが別の道に曲がるまで続き、ナエくまさんはドッと疲れてしまったのでした。 空気が重たくなるであろうことは予想しつつも、「ついて行かせてもらうよ」という本出さんの申し出を断るわけにもいきませんよね。とはいえ、「ウチらと一緒に帰るんでしょ?」と強く主張する胡内さんに従わなければ、今度は自分が仲間はずれにされてしまう可能性も否めません。 それでも本出さんを裏切ることなく、重たい空気に耐えながら一緒に帰ったナエくまさんは立派! 皆さんならこんなシチュエーションのとき、どのような行動を取りますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月05日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの1人が、後ろの席の胡内さん。胡内さんは入学当初、自己紹介をしようとしたナエくまさんのことを笑い、さらには学校のルールどおりに給食のゴミ袋を手渡したナエくまさんに「にらんできた」と濡れ衣を着せた人物。それがある日のこと、ひとりで登校するナエくまさんに、胡内さんが声をかけてきたのです。声をかけられたのをきっかけに、ナエくまさんと胡内さんは友だちの関係に。 さらには胡内さんの誘いにより、2人は一緒にクラスの英語係になったのですが……。 あの子と友だちなの…? 「本出とは関わってはダメ!」と主張する胡内さんをはじめ、本出さんには一部にアンチがいる様子……。 そうしたアンチの存在も影響しているのか、Sちゃんが本出さんからイヤリングを借りたことにより、本出さんは“リング”という、ふざけた陰のニックネームをつけられてしまったのでした。 「本出さんとは関わりたくない」という同級生がいるにせよ、本人の知らないところで勝手にニックネームをつけるのは良くないことですよね……。そのニックネームを本出さん自身が耳にしてしまったら、傷ついてしまうかもしれません。 仲間内の会話が盛り上がると、ついつい調子に乗ってしまい、悪気はなくとも誰かを傷つけるような冗談を言ってしまうことは、大人同士の会話でもあること。ですが、それをきっかけに誰かが嫌な思いをする可能性があるということは、常に心に留めておきたいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月04日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの1人が、後ろの席の胡内さん。胡内さんは入学当初、自己紹介をしようとしたナエくまさんのことを笑い、さらには学校のルールどおりに給食のゴミ袋を手渡したナエくまさんに「にらんできた」と濡れ衣を着せた人物。それがある日のこと、ひとりで登校するナエくまさんに、胡内さんが声をかけてきたのです。声をかけられ、胡内さんと初めてまともに会話をしたナエくまさん。 これをきっかけに、胡内さんと少しだけ仲良くなれたと感じます。 事前に約束しておかないと… 胡内さんに誘われ、英語係になることになったナエくまさん。 “ぼっち”にならずに済み、先生には褒められたものの、面倒な係を引き受けることになってしまったのでした。 委員決めや係決め、懐かしいですね。ナエくまさんのマンガどおり、委員や係ごとに役割の面倒さが違ったり、仲良しの子と同じ委員や係なるため、事前に相談をしたり……。そんな学生時代の思い出がよみがえってくるようです。 一方、タブレットの導入が一般的になりつつある今、デジタルツールを用いた学習にまつわる委員や係を設けている学校もある様子。最近はどのような委員や係があるのか、お子さんに聞いてみると、親世代との違いに驚かされるかもしれません。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月03日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!中学校に入学したナエくまさんの前に立ちはだかるのが、前の席の胡内さんと、その前の席のWちゃん。胡内さんは入学当初、自己紹介をしようとしたナエくまさんのことを笑い、さらには学校のルールどおりに給食のゴミ袋を手渡しただけのナエくまさんに「にらんできた」と濡れ衣を着せた人物。Wちゃんはその濡れ衣をはじめ、同級生がナエくまさんの陰口を言うたびに告げ口してくる人物です。それがとある日のホームルームに、ついに席替えをすることになったのですが……。 ようやく、この席順から解放される… 胡内さんに声をかけられ、最初は釈然としなかったナエくまさんでしたが、会話をしているうちに自然と打ち解け、胡内さんのことを“友だち”と思えたのでした。 出会った当初の悪印象が影響し、ついつい距離を置きたくなってしまう。これは大人になっても“あるある”なことですよね。一方、ふとしたきっかけから話してみたところ、意外にも会話が弾んだということもまた、“あるある”の1つかもしれません。 特に学生時代の登下校は、お互いが打ち解けるのにもってこいの時間。クラス全体で行動しているときには、あまり良い印象がなかったはずが、2人きりで話してみると意外な一面を知ることができた、なんて思い出のある人もいるのではないでしょうか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年01月28日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの1人が、同じクラスで同じ部活のWちゃん。Wちゃんは同級生がナエくまさんの悪口を言うたびに、わざわざ告げ口をしてくるクセ者です。また、同じ部活の仲間と一緒に、それまでに出た単語の後にしりとりを続けていく“記憶しりとり”を楽しんでいたときのこと。途中でちょっと席を外したナエくまさんに対し、Wちゃんは「いなかった間に出た単語は自分で考えて」と言い出します。あまりにも理不尽な提案に、ナエくまさんは怒り心頭。 一緒にしりとりをしていたS子ちゃんが「もう教えてあげようよ」と言ってもWちゃんは聞かず、ナエくまさんはうんざりしてしまいますが……。 「いいえ」って意味だから… Wちゃんと仲良しだと思っていたあいちゃんの、まさかの発言。ナエくまさんは驚きつつも、自分が抱えていたモヤモヤに気づいてくれる存在がいたことがうれしく、心が晴れるのでした。 あいちゃんの核心を突くような一言に、胸がスッキリした人も多いはず。しかも、Wちゃんのことを批判するわけでもなく、ナエくまさんの心情を汲むようなあいちゃんの言葉の選び方に感心してしまいます。 しかし、あいちゃんのような心遣いの言葉も、伝え方をちょっと間違えると陰口のようにもなりかねず、かえって事を荒立ててしまう可能性も……。共感の気持ちを伝える際にも、人間関係に関わるときには特に言葉を選び、誰かを傷つける事態に発展してしまわないよう、気をつけたいものですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年01月27日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの1人が、幼稚園からの顔見知りであり、同じクラスで同じ部活のWちゃん。Wちゃんには妙な告げ口グセがあり、同級生がナエくまさんの悪口を言うたびに、わざわざ伝えてくるのです。ある日、同じ部活の仲間と、それまでに出た単語の後にしりとりを続けていく“記憶しりとり”を楽しんでいたときのこと。ナエくまさんはしりとりの途中、ちょっとだけ席を外したのですが……。ナエくまさんは席に戻り、離席中に進んだ記憶しりとりの単語を確認しながら順番を待つことに。すると、Wちゃんはわざと単語を1つ飛ばして、「いなかった間に出た単語は自分で考えて」と言い出します。 あまりにも理不尽な提案に、ナエくまさんは抵抗しますが……。 いや、わからんて… 最終的に“はほへ”の正体を知ることのできたナエくまさん。しかし、Wちゃんの妙な提案に困惑させられ、まったく楽しむことができないのでした。 最後の最後まで「教えちゃダメ。それじゃつまらない♪」と言い張るWちゃんの意固地さにあぜんとさせられますが、ナエくまさんのことを不憫に思ったS子ちゃんのやさしさに救われますよね。 明らかに理不尽な提案であっても「場を乱してはいけない!」という気持ちが働き、なかなか「やめようよ」の一言が言い出させなかった経験のある人もいるはず。 とはいえ、誰か1人の理不尽を通してしまっては、次第に場の空気も悪くなり、傷つく人が出てしまうことも。何のメリットももたらさない理不尽に対しては、“ダメ”と言えるようになりたいものですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年01月26日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの1人が、幼稚園からの顔見知りであり、同じクラスで同じ部活のWちゃん。Wちゃんには妙な告げ口グセがあり、クラスメートの胡内さんや同じ小学校に通っていた門句さんがナエくまさんのことを悪く言うたびに、わざわざ伝えてくるのです。告げ口をされるたびにナエくまさんは嫌な気持ちになりますが、同じクラスになり、声をかけてきたのはWちゃんのほう……。 何を目的に余計な告げ口をしてくるのか、ナエくまさんには理解できません。 友だちになりたかったんじゃないの…? ナエくまさんが席を立っていた間に言われた単語は「自分で考えて」と言い出したWちゃん。あまりにも理不尽な提案に、怒りがわき上がるナエくまさんなのでした。 聞いていない単語を予想するなんて、それはもはや、しりとりとは別のゲームになっている気が……。Wちゃんはいったい何がしたいのか、疑念が深まります。 とはいえ、遊び慣れたルールではちょっと物足りず、独自のアレンジを加えてゲームを楽しんだことのある人もいるはず。特にしりとりはアレンジがしやすく、ナエくまさんたちがやっていた“記憶しりとり”のほか、「3文字の単語」というように文字数に縛りを設けるしりとりや、単語を声には出さず、絵で描いて伝えるしりとりもあるようです。 しりとりは、子どもの語彙力を高めることにつながるとも言われます。いろいろなアレンジを加えながら、お子さんと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年01月25日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの1人が幼稚園からの顔見知りであり、同じ部活のWちゃん。妙な告げ口グセのあるWちゃんは、「門句さんが『ナエくまさんは小学校のクラスメートに嫌われていたから、仲良くしないほうがいいよ』と言っていたよ」と吹聴してきたのです。Wちゃんからそんな告げ口をされたナエくまさんは当然のように傷つきますが、悪口の大元である門句さんもまた、なかなかクセの強い人物のようで……。 一緒に行ってもいい…? 小学生のときから距離を置いてきたはずなのに、中学校に入学後、Wちゃんに「ナエくまさんとは仲良くしないほうがいい」と伝えた門句さん。ナエくまさんは自分なりに悪口を言われるに至った原因を分析しますが、当の門句さんはどこか寂しそうに、ひとりで登下校しているのでした。 「これ!」といった理由はなくとも、なんとなくの嫌悪感が積み重なり、仲が良かったはずの友人と距離を置きたくなること、確かにありますよね。一度、疎遠になると仲を取り戻すのは簡単ではなく、もしかすると門句さんは、ナエくまさんと再び仲良くなりたかったのかもしれません。 とはいえ、離れた距離はなかなか取り戻せず、悩んでしまうもの……。皆さんは疎遠になった友人と仲を取り戻そうとするとき、どんなアクションを起こしますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年01月24日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!中学校に入学したナエくまさんが気がかりなのが、いかにもクセの強い胡内さんの存在。その予感は的中し、入学から数カ月後の席替えで胡内さんが後ろの席になると、胡内さんは「給食のゴミを渡すときに、ナエくまさんがにらんでくる」とWちゃんに吹聴。さらにWちゃんは、なぜかナエくまさんに「胡内が悪口を言っていたよ」と繰り返し告げ口してくるのです。2日連続で告げ口され、さすがに気になってしまったナエくまさん。翌日、あえて自分からWちゃんに「胡内、ウチのこと何か言っていた?」と聞くと、今度は「知らな〜い♪」とニンマリ。 以来、告げ口をしてくることはなくなったのですが……。 またしても余計な暴露を… 告げ口が終わったと思ったのも、つかの間。今度は入学式の日にまでさかのぼって、門句さんの発言を告げ口してきたWちゃん。これには他人のことを気にしない性格のナエくまさんも、傷ついてしまうのでした。 「『嫌われているから、仲良くしないほうがいいよ』と言われた」なんて告げ口されたら、傷つくのも当然! 自分がそんな告げ口をされたら、Wちゃんだって傷つくはずです。 それなのに告げ口が止まらないWちゃん。ナエくまさんが考えたように“ナエくまさんと仲良くしている自分”に酔っている可能性もありますが、ここまで来るとWちゃんの告げ口グセは、根っからの性格のようにも思えてきます。 深く傷つかないためには、「もし私に関する悪口を聞いても、報告しないで!」とはっきり宣言したほうが良いかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年01月23日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化。中学校に入学したナエくまさんが気がかりなのが、いかにもクセの強い胡内さんの存在。しかも、入学から数カ月後の席替えで、胡内さんが後ろの席になってしまいます。ナエくまさんが通う学校は、給食のゴミは席順に回収していくルール。ナエくまさんは何も意識していなかったにもかかわらず、クラスメイトのWちゃんから「胡内さんが『ゴミを渡すときにナエくまさんがにらんできた』と言っていたよ」と告げられたのです。濡れ衣を着せられ、イラッとしたナエくまさん。それでも特に引きずることはなかったのですが……。 何で、わざわざ言ってくるの…? 聞いてもいないのに告げ口を繰り返しておきながら、こちらから尋ねると「知らな〜い♪」。Wちゃんの意味不明かつ理不尽な返答に、怒り心頭のナエくまさんなのでした。 ナエくまさんが憤慨するのも納得! 勝手な勘違いをしたのは胡内さんですが、それをわざわざ本人に伝える必要はありませんよね。 そして、告げ口を繰り返されるたびに、胡内さんの印象まで悪化するのも仕方のないこと。たとえ、良かれと思った告げ口であっても、それをきっかけに、より人間関係に亀裂が入ることも否めません。事を荒立てないためにも、心に留めておくのが正解なのかもしれません。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年01月22日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口をわざわざ告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化。中学校に入学したナエくまさんですが、気になるのが、いかにもクセの強い胡内さんの存在。その予感は的中し、ナエくまさんが自己紹介を始めると、胡内さんとその友人の女子が何やら笑い始めたのです。その笑い声に傷つき、自己紹介を続けられなくなってしまったナエくまさん。幼稚園から顔見知りだったWちゃんの「笑われたから話せなくなったんでしょ?」という同情の言葉に少しは救われましたが……。 席替えの提案に沸き立ったものの… Wちゃんから「胡内さんから『ナエくまさんがにらんできた』と言っていたよ」と告げられたナエくまさん。濡れ衣を着せられたことにイラッとしますが、アイスのおいしさが、そのイライラを忘れさせてくれたのでした。 にらんでも怒ってもいなければ、不機嫌ですらないのに妙な勘違いをされた経験のある人は、少なくないかもしれません。勘違いは誰にもあり得ることですが、確証がないまま誰かに告げ口してしまうのはトラブルのもとになりかねません。 しかし、小学校や中学校のころを振り返ってみると、ちょっとした勘違いから濡れ衣を着せられることは、意外と“あるある”なのかも……。 とはいえ、勝手な勘違いによって、ナエくまさんが嫌な思いをしたことも事実。誰かの表情がちょっと不機嫌に見えたとしても、まずは一度、自分の心にしまい込むのが無難なのではないでしょうか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年01月21日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口をわざわざ告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化。晴れて中学校に入学したナエくまさんは、ひとまず“ぼっち”を回避しますが、気になるのが、いかにも闇の深そうな胡内さんの存在です。事あるたびにクラスメイトとケンカをする胡内さんを眺めながら、ナエくまさんは「関わりたくないっ!!」と思いますが、ナエくまさんの勘どおり、やはり彼女はクセ者のようで……。 何を話せばいいんだ…? 「自己紹介で笑われたから、話せなくなったんでしょ?」 Wちゃんの言うとおり、深く傷ついてしまったナエくまさん。それでもWちゃんの一言に、ちょっとだけ救われたのでした。 大勢の前での自己紹介、大人になっても緊張しますよね。それなのに理由もわからず笑われては、深く傷つき、自己紹介を続けられなくなるのも仕方ありません。それにしても、ちょっと気になるのが先生の対応。先生に困り顔をされてしまったら、笑われた本人は、より困惑してしまいます。 ナエくまさんの言うとおり、思春期のころはちょっとしたことにも傷つき、それが尾を引くことも。対処に困った先生の気持ちも理解できなくはありませんが、こうしたときは大人として、どう対応するのが最善なのか……。考えたいものです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年01月20日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口をわざわざ告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するアラフォー女性・ナエくまさんが、中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!当時から地味で目立たない“5軍”を自称するナエくまさんは、晴れて中学校入学を迎えます。 中学校では、たくさんの友だちができることを期待しながら校門をくぐりますが……。 いよいよ、今日から中学生! 当初の想像とは裏腹に、いかにも気の強そうな胡内さん。女子とも男子とも事あるたびにケンカをする胡内さんの様子を眺めながら、ナエくまさんは心から「関わりたくないっ!!」と思うのでした。 期待と不安の入り交じった入学式。特に仲良くはないものの、幼稚園から顔見知りの同級生と同じにクラスになり、ひとまず“ぼっち”を回避できたことに安堵したナエくまさんに、共感した人も多いのではないでしょうか? クラス発表は、基本的に学生特有のもの。当時を思い返してみると、大人になるとなかなか感じられないクラス発表のドキドキ、そわそわする感覚がよみがえってくるはずです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年01月19日女友達のふとした行動やちょっとした発言に、違和感を感じた経験は誰にでもあると思います。明らかに相手が非常識なのにも関わらず、こちらが我慢しなくてはならず、モヤモヤしてしまうことがありますよね。今回は、思わず“距離を置きたい”と思った、女友達のイラっとする行動を聞いてきました。「なんで誘ってくれないの?」が口グセ「私が友達と遊んでいる様子をSNSに載せると、必ず『何で誘ってくれないの?』と言ってくる友達がいます。『私とは全然遊んでくれないよね!』と言われて、何と答えたらいいのか困ってしまうんです。しかも自分から誘ってきたことが一度もないので、そんなに遊びたいならたまには自分から声をかければ?と思ってしまいますね」(小百合/32歳)自分以外の友人が集まっているところを見て寂しくなる気持ちはわかりますが、大人同士の付き合いなので、時にはドライに構える姿勢も必要。また、いつも誘われるのを待ってばかりいても、状況は変わりません。友達に会いたいと思ったら、受け身でいるのではなく、自分から企画を立てたり声をかけたりする努力をすべきです。告げ口をして仲違いさせる友人「アラサーになってもいまだに子どもみたいな友人がいます。『ちゃんがあなたの悪口を言っていたよ!』と、聞いてもいないのに他人が悪口を言っていたことを告げ口するんです。しかも相手が悪気なくぽろりといった発言を、悪意があるように変えて言うので厄介です…。彼女のせいで仲が悪くなった子たちもいるので、本当にいい加減にしてほしいです」(悠香/29歳)人の悪口を言うこと自体が問題ですが、それをわざわざ人に告げ口するのはさらに残念な行動です。他の友人の間に割って入り、口を出すような行為は、トラブルに巻き込まれやすいだけでなく、周囲からの信頼も失いかねないので要注意。人の話は聞かず、自分の話ばかり…「他人の話には耳も傾けず、自分の話だけをずっとしている女友達。疲れている時に彼女に会うと、エネルギーを吸い取られるだけなので、最近は距離を置くようにしています。一番酷かったのは、私が婚約破棄して落ち込んでいた時。私の話はほとんど聞いてくれず、ずっと自分の仕事の愚痴を言っていて、さすがにビックリしました…」(はるか/30歳)人の話を聞くよりも話す方が好き、という人にとっては悪気のない行動かもしれませんが、どんなに親しい間柄でも相手の話には耳を傾けるべきです。自分の話したいことだけを話して帰るのは、ただの自己満足。せめて相手にストレスを与えないようなコミュニケーションを取りたいですね。以上、思わず“距離を置きたい”と思った、女友達のイラっとする行動を紹介しました。親しい仲にも礼儀あり。自分のことしか考えていない振る舞いは、友達から嫌われる一方です。大人だからこそ、気持ちの良い関係作りを心がけましょう。©izusek/Gettyimages©ZenShui/Eric Audras/Gettyimages©Henglein and Steets/Gettyimages文・小泉 幸
2022年09月23日友達だと思って信頼していた相手から、ある日突然裏切られたり、陥れられた経験はないでしょうか?仲の良い友人のふりをして近付き、友達を陥れるような人のことを「フレネミー」と呼ぶそうです。今回は30代女性の皆さんに、女友達からされた信じられない裏切り行為を聞いてきました。友達が言っていた悪口を自分のせいにされた「女友達が、ある男性の噂話をしていたんです。彼女が『さんってすごいケチなんだよね〜』と言っていたので、私は『へえ、そうなんだ〜』と適当に相槌を打っていました。すると後日、その男性からものすごい剣幕で『僕のことケチって言ってたらしいね』と言われてびっくり。なんと女友達が、自分ではなく私が悪口を言っていたことにしたようです…。誤解を解くのが大変でした」(優子/32歳)他人が言っていた悪口を自分が言ったことにされてしまうと、悪いことは何もしていないのにも関わらず、誰かの信頼を失ってしまいます。不可抗力とはいえ、こうしたトラブルは絶対に避けたいですよね。巻き込まれないようにするには、友人が誰かの悪口を言い始めた時にも絶対に加担せず、すぐに話題を変える方が良いです。他人の好きな人にアプローチする友人「友人と一緒に行った合コンに、私のタイプど真ん中の人がいたんです。合コンの帰り道、女友達に『あの人すごいタイプだった〜!』と言ったら、彼女は『えー、あんな人どこがいいの!?』と全否定。ところが後日、彼女の方から彼をデートに誘っていたことが発覚しました。しかもこれが初めてではなく、前にも私が気に入っていた男性にアプローチしたことがあったので、かなり嫌な気持ちになりましたね」(めぐみ/30歳)自分が気に入っていた男性に、最初は興味がなさそうだった友達が、いつのまにかアプローチしていてモヤモヤ…。そんな経験はないでしょうか?男性絡みのトラブルが多い友達とは、合コンのような男性がいる場所にはなるべく一緒に行かないのが無難。無理をして付き合っても嫌な思いをするのはあなたなので、上手に距離を取るようにしましょう。信用して秘密を打ち明けたのに…「同僚に内緒で社内恋愛をしていたんですが、同期で一番仲の良い子にだけはこっそり打ち明けたんです。『もちろん絶対誰にも言わないから安心して!』と言っていたのに、週が明けたら部署中に知れ渡っていて唖然…。そのせいで付き合っていた人ともギクシャクして、その後うまくいかなくなってしまいました。同期のことを簡単に信用して打ち明けた自分が甘かったと反省しています」(奈緒/31歳)おしゃべりな女性というのは、どこにでも存在しますよね。味方だと思って秘密を打ち明けると、あっという間に広まってしまい、自分が大切なものを失ってしまうことになるので要注意。本気で信頼できる友人以外には、秘密は漏らさない方が賢明です。以上、仲が良かったはずの女友達から裏切られたエピソードを紹介しました。“フレネミー”タイプの友人とは、深入りしないのが一番。どんなにモヤモヤしたとしても、決して仕返しを考えたりはせず、これ以上のトラブルを避けるためにも一定の距離を保ち、そっと距離を置くのがベストです。©10’000 Hours/Gettyimages©JGI/Jamie Grill/Gettyimages©Sven Hagolani/Gettyimages文・小澤サチエ
2022年07月04日”フレネミー” それは婚活において信じられないほどに障害になる存在です。一見すると自分が辛いときに親身になって話を聞いてくれる心強い親友のように思えるかもしれません。しかし、その実態は友達が困っていることを喜び、それを慰める自分に酔っているだけなのです。婚活フレネミーとは?フレネミーとは、フレンド(友達)とエネミー(敵)を掛け合わせた造語です。とりわけ婚活の結果について異常なまでにネガティブな発言をする女友達のことを指します。兎に角、女友達の婚活が上手く行くことを望んでおらず(表面上は応援しているふりをして)、事あるごとに相手の男性に厳しいダメ出しを行います。もちろん、女性ならではの冷静な視線で『ダメ男』をジャッジしてくれるのは良いですが、明らかに情報とはかけ離れた『妄想』で発言している場合は注意が必要で、これはかなり危険な存在です。何故ならば、『結婚したい!』という気持ちをじわじわと削ぎ落とし、人の幸せを妨害してくる可能性があるからです。婚活フレネミーの見分け方① 失恋話をすると親身になってくれる② 恋愛の相談をすると些細なことでもダメ出しをしてくる③ その場にいない人(女友達や男友達など)の悪口を言う④ 嫉妬深く他人と比較しがちで依存心が強い上記のような特徴を持っている女友達はフレネミーの可能性が非常に高くなります。安易に婚活の相談をしようものなら『もっと素敵な男性がいるからやめた方がいい!』などとけしかけて、婚活を妨害してくる可能性があります。婚活フレネミーへの対応女性は集団でいるときに無意識にカースト制度(順位)を付けたがる傾向があります。女性が『雌』として群れの中で上下関係を作り生きてきた野生の名残と思うと仕方ない面もあるかもしれません。しかし、現代社会において理性があり自我がある我々はそれをすんなりと受け入れることは出来ません。では、どのように対応するのがよいのでしょうか。実はとっても簡単です。受け流し距離を取ってしまいましょう。相手に自分の詳しい情報を渡さない様にすればいいのです。そうすれば相手は蹴落とす相手に貴方を選んでも意味がないと理解して離れていきます。女友達の助言は、婚活をする上で薬にもなりますし毒にもなります。相談する前に相手が本当に適任な相手なのかしっかりと見極めることも大切です。また、自分自身がフレネミーにならないように他人の婚活に口を出しすぎないようにしましょう。大切な友人を失うことになってしまうかもしれません。
2019年05月07日世の中には、人の物が良く見える人がいて、友達の彼を奪う事に喜びを感じている女性もいます。平気な顔で彼を奪い取る鬼畜女性も世の中にはたくさん!やっと出来た彼氏をあっという間に横取りされて泣きを見ないいように。そんな友達のフリをして彼氏を狙うフレネミー女子の特長と撃退方法についてお届けします。フレネミー女子とは一体?”フレネミー”とは「友達(フレンド)」と「敵(エネミー)」を組み合わせた造語で、「友達を装う敵」という意味があります。女友達の彼氏を平気な顔で横取りする女性っていつの時代もいるものですが、そういう女性を指す言葉として最近良く雑誌などでも見かけますよね。フレネミー女子の中には、自分に彼氏がいるにもかかわらず、人の彼氏を寝取ったり、 彼女の目を盗んで勝手にLNE交換してやり取りをしながら距離を詰め、最終的に自分の物にしてしまう人もいるみたい。あなたが友達だと思っている女性が、明日は自分の敵になるかもしれないのです。様々なフレネミー女子の特徴1.人のものがうらやましくなる欲しがりフレネミー女子自分に彼氏がいるのにも関わらず、友達の彼が自分の彼よりもお金持ちだったり、顔が良かったりすると、とたんに奪い取る気満々になってしまうのがこのタイプのフレネミー。このタイプは対象が人だけじゃなく物にも現れる事があるので、普段の付き合いの中で「○○チャンの服かわいい!欲しい」なんて言葉がよく出てくる女性には自分の彼の話をしないのがベストです。2.自分より幸せなのが許せない不幸大好きフレネミー女子彼氏がなかなか出来ずに苦しんでいる女友達が変身しやすいフレネミーの形。彼氏の話を楽しそうに話すあなたに対して妬み、「私より幸せなんて許せない」「邪魔してやる」という気持ちから彼を奪いにかかります。普段から人の悪口や噂話が好きなタイプの女性がこのようなフレネミーになりがちなので注意。情報通の女性も、その元になっているのは自分より不幸な人を探して少しでも幸福感を味わいたいから。こういうタイプの人の前では、ラブラブな恋人との話はしない方がベター。3.親友だよねが口癖!いい人系フレネミー女子人当たりがよく誰にでも好かれているタイプの女友達も注意が必要。人の話を聞き出すのが得意な聞き上手系女子で、ついつい自分の彼の話を楽しそうにしてしまったら最後。根こそぎ奪ってやる!と闘志をひそかに燃やすタイプ。このタイプのフレネミーが一番厄介で、なかなか本性に気が付かず相談に乗っているフリをしながら「○○君って意外にヤバイかも」「あんまりたいした男じゃないって」なんて別れを促します。「親友だよね」と言いながら自分の情報をあまり出さないのがこのフレネミーの特徴!女友達の見極めは超重要!!彼氏が出来るとついつい嬉しくて女友達に色々話をしてしまう気持ちはわかりますが、フレネミー女子たちは静かに彼氏を奪う準備をしています。一番の対策は自慢話になりそうなことは話さないようにすること。彼の悪口や愚痴を言うのもNGですが、ちょっぴりダサかった彼の失敗談などを挟みながら楽しくその場をやり過ごし、しゃべりすぎないことが大切です。本当に信頼できる長い付き合いの友達にしか彼氏の話をしないことも対策のひとつでしょう。女子会などで彼氏の話は鉄板ネタですが、誰がどこで彼を狙っているかわかったものじゃありません。普段人を信じすぎちゃうあなたは要注意。女性は怖いもので男のためなら平気で友達を裏切る生き物だということを常に頭に入れ置くことも必要かも。彼氏の話をする女友達はしっかりと見極めて、大切な彼を死守していきましょう。written by 亀ぱんだ
2018年01月31日友達(フレンド)と敵(エネミー)の二つの単語を組み合わせた造語の「フレネミー」。表面上は仲良くしているように見えて、裏では敵対心から相手が不利になるような振舞いをする人の事ですが、 映画やドラマなどで、すでに知っている人も多いことでしょう。仲がいいはずの女友達。でも、会うとなんだか楽しくなくて、気分がどんよりしてしまう…。「あの子の言動にモヤっとしてしまう。悪気はないみたいだけど…私の気にしすぎかな?」 というように違和感を感じてしまう事はありませんか?それって、もしかしたら「フレネミー」かもしれません。今回はあなたの身近に潜む「フレネミー」の特徴と対応についてご紹介させていただきます。すべての始まりは「嫉妬心」フレネミーになりやすい人の多くは嫉妬深いという特徴があります。プライドが高く威圧的な人と、ネガティブで卑屈な人は、正反対のキャラクターのように感じますが、どちらも嫉妬深い場合が多いという共通点があります。単なる嫉妬として自分の中で消化させたり、その嫉妬心を自分を高めるためのスパイスとして利用できる人は特に問題がないのですが、 周囲には分からないように、嫉妬の対象人物を貶めたり失脚させるような行動に出るのがフレネミーです。嫉妬深い人は根に持ちやすくしつこい為、実際にあなたに不利な事が起こるまでターゲットにされてしまうでしょう。そこで、普段から他人の嫉妬心を煽らないよう過ごす事をおすすめします。仕事や恋愛など、嬉しい事があった時に話す相手は慎重に選んだり、SNSの公開範囲を見直してみるとよいでしょう。また「他人から嫉妬されやすい」「いつも僻まれたり妬まれたりする」という人は、自分の言動を少し振り返ってみてください。もしかしたら、知らず知らずのうちに自らをターゲットにし易くするような振舞いをしているかもしれません。噂話には参加しないフレネミーは本人のいないところでも、ターゲットを貶める事に余念がありません。「あの人があなたの事をこんな風に言っていたよ」と第三者を利用してあなたを攻撃したり、あなたが他の人の悪口を言っていると 吹聴して回り、あなたを孤立させる為にあの手この手を使ってくるでしょう。例えば、その場にいない人の事を悪く言っている人に同調を求められた時に「そうだね」などと何気なく相槌を打っただけだとしても あなたが悪口を言っていた事になってしまい、思いもよらないトラブルに巻き込まれてしまう可能性大です。もしも、誰かの悪口や噂を聞いたとしても、同調しないことが重要です。「そうなの!?」などど話を広げるのはあなたが墓穴を掘ってしまう事になりかねないし「私はそうは思わない」などど否定すれば、フレネミーは自分を否定されたと思い込み、余計なトラブルの引き金になりかねません。「私はよく分からないわ」とはぐらかしたり「ところで、昨夜のドラマ見てた?」と話題をすり替えてしまいましょう。フレネミーからは「逃げるが勝ち」が有効です。親友や恋人を会わせないフレネミーの最たる特徴は「嫉妬深い」ということは前項でもお伝えした通りですが、嫉妬の対象は人間関係にも及びます。「どうしてあの子があんなに素敵な男性と付き合ってるの?」「どうしてあの子は友達に恵まれているの?」と言うような 一方的な嫉妬心から、あなたの大切な親友や恋人を奪い、孤立させるだけでなくあなたのポジションまでも手に入れようというのが目的と言っても過言ではありません。もし、やむを得ず親友や恋人を紹介しなければならない時には、出来るだけ他にも人がいるというシチュエーションの時を選びましょう。また、女友達がフレネミーに変化しやすいのは恋愛が絡んだ時という体験談も、メディア等では多く見られます。「女の友情よりも恋愛が優先」という価値観の女性は意外と多く存在します。普段から恋人についてのろけたり自慢し過ぎない事も大切です。思いもよらない友人がフレネミーに変身した、という展開にならないように注意して自分を守ることも忘れないで下さいね。いつも平常心を忘れない他の人がいる場でターゲットに笑顔で毒を吐いたり恥をかかせたり等、さりげなく相手をけなす、所謂「マウンティング」ですが、 女性同士の普段の何気ない会話の中でも「アレッ!?」と思った事があるという人も多いのではないでしょうか?その「マウンティング」こそ、フレネミーの得意技なんです。「もしかして、今バカにされた…?」と、その場ではモヤっとしたけれど、後になって考えてみれば確信に変わって怒りがこみ上げてくる事も あるでしょう。そんな時には「次からはバカにされないようにしよう」と身構えたり、反撃のチャンスを窺ったりしたくなりますが、それではフレネミーを増長させてしまう事になりかねません。「貴女だって…」と言い返したくなるところをグッと我慢して、気付かないふりをして笑顔でかわしてしまいましょう。普段の会話から「私はそういう事を気にするタイプじゃないんです」とさりげなくアピールして、マウンティングを寄せ付けないのも方法のひとつです。ムキになって反応しては、フレネミーの思うツボです。「この人はイジリ甲斐がない」「何を言ってもつまらない反応しかしない」と思わせてターゲットにならないようにするのも良いでしょう。自分がフレネミーに変身する可能性がある事も忘れないここまでフレネミーについてお伝えして参りましたが、誰しもフレネミーになる可能性がある事も忘れないでいてください。嫉妬心とは誰にでもある感情ですが、時には自分でコントロールが利かなくなる事もあります。例えば、自分に立て続けに悪い事が起こった時「どうして私ばかり…」とネガティブな気持ちになり、周りの友達が羨ましく見えてしまう事はよくある事です。そこで「私も頑張ろう!」と自分を鼓舞できればいいのですが、「どうしてあの子だけ」という気持ちが勝ってしまう事もあるかもしれません。「私は私、誰にでも良い時もあれば悪い時もある」という気持ちを常に忘れずに、人の表面的な部分だけを見て嫉妬しないように心がけて下さいね。身近に潜む「フレネミー」についてご紹介してまいりましたが、いかがでしたか?フレネミーは身近にいながらとっても手強い存在です。また、誰しもがその要素を持っています。普段から話す相手を選ぶなどして、他人からの嫉妬を受けないようにすることが自分を守るカギとなるでしょう。また、普段から「人は人、自分は自分」という冷静な心を持つことで自分自身ががフレネミー化する事を防ぐ事ができます。フレネミーとは距離を置いて、嬉しい事も悲しい事も共感しあえるお友達を大切にしてくださいね。
2016年10月14日