落ち着いた大人の空間が広がるダイニングバー東京・下北沢にあるダイニングバーが「sunaga(スナガ)」です。ダークカラーの外壁と重厚感のある木の扉の、シックでおしゃれな外観。店内も外観と同様、落ち着いた雰囲気が広がります。カウンターにドンと置かれた生ハムも目をひきます。オープンキッチン仕様になっており、シェフの調理姿を眺めながら食事を楽しめる空間です。オープンキッチンを望むカウンター席やテーブル席の他に、掘りごたつの個室もあり、幅広いシーンで利用できるお店です。コンセプトは「ゆったりとした雰囲気を楽しむ大人のお店」このお店がオープンしたのは2005年。当時下北沢の街にあまりなかったゆったりとした大人の店、これをコンセプトにスタートしました。落ち着いた雰囲気で多様なジャンルの料理が食べられる場所にしたいというのが、お店の願いです。店名はシェフの苗字がそのままつけられています。「我が家に招待するつもりで料理を提供する場所にしたい」というシェフの思いが込められています。この店だからこそ味わえる。創作メニューを堪能しようこの店で腕を振るうシェフたちはそれぞれ和食・イタリアン・フレンチといったジャンルを学んだ経験の持ち主。幅広いジャンルの創作メニューを味わえるのが、お店の最大の魅力です。コースメニューでまず初めに提供されるのが「前菜の盛り合わせ」です。彩り豊かな前菜がロングプレートにのせられています。前菜の数は全部で10種類ほど! すべて一口サイズで、いろいろな味わいを楽しめます。驚きの組み合わせを体感お店人気のメニューはシェフ特製「フォアグラ餃子」です。なんと、あの高級食材と餃子という驚きの取り合わせ。口の中で広がるフォアグラのまろやかな味わいと煮こごりのスープは、濃厚なコンビネーションです。「パルミジャーノ風味 おこげ仕立てのカリカリチーズリゾット」は、ここでしか味わえないシェフのオリジナルリゾットです。濃厚なパルミジャーノチーズを使用し、表面はカリカリ、下はトロトロになっています。 スプーンを入れたときの音も楽しむ、まさに大人の味といえるでしょう。おいしい料理とくつろぎ時間を楽しもう多岐にわたる料理は和洋それぞれで異なるシェフが担当し、料理を完成させています。そのため、どのメニューもシェフの個性がたっぷり。見た目にも味にもこだわった、自慢のメニューが揃います。客席の間隔はゆったりとしたスペースが確保してあります。周囲を気にせず、くつろぎの時間を過ごせるでしょう。ついつい長居してしまう雰囲気の中、おいしい時間を楽しみましょう。「sunaga」は京王井の頭線・小田急小田原線「下北沢駅」から歩いておよそ6分の場所にあります。大人の空間で楽しむ創作フレンチならここ! ゆったりくつろいで元気をチャージしてください。スポット情報スポット名:sunaga住所:東京都世田谷区北沢3-19-8 マウントハウスビル 1F電話番号:03-3467-0220
2018年06月25日海外のビストロに来た気分でフレンチを堪能兵庫・神戸にある「BISTRO POISSON ROUGE(ビストロポワソンルージュ)」は、料理を気軽に楽しめるフレンチビストロ。フレンチのほかにイタリアンが食べられるのも魅力です。まず目にとまるのが、まるでヨーロッパの街角のような、おしゃれな外観。グリーンのエントランスの向こうには、フランスのビストロをイメージして造られた、落ち着きのある空間が広がります。照明を落としてキャンドルで雰囲気を出しているので、デートなどにもおすすめ。涼しい時期には、オープンテラスも利用できます。おいしいフレンチをリーズナブルに楽しめるお店1999年にオープンしたこちらのお店。新鮮素材にこだわったおいしいフレンチを、リーズナブルに楽しめるのが魅力です。店名の「POISSON(ポワソン)」は、フランス語で魚という意味。「ROUGE(ルージュ)」は赤を意味し、「POISSON ROUGE」で「金魚」という意味になります。その名のとおり、金魚のようにかわいらしく、親しみやすいお店です。和牛ホホ肉の煮込み料理は長年愛されてきた一品こちらのお店でぜひ食べておきたいのが、「和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」。オープン当初から続く、長年愛されてきたおすすめのメニューです。赤ワインでじっくり煮込んだ和牛のホホ肉は、口の中でとろけるほどのやわらかさ。カラフルな見た目が、さらに食欲をそそります。たっぷりの野菜と一緒にいただけるのも、うれしいポイントです。とれたての鮮魚を使ったメニューもおすすめとれたての新鮮な魚を使ったメニューもおすすめです。魚を使ったメニューのひとつ「ノルウェーサーモンとトマトクリームパスタ」は、トマトクリームソースとサーモンが相性抜群の一品。キノコや野菜がふんだんに使用されているのも特徴です。そのほかにも、新鮮な魚を使った料理が、ランチ・ディナー問わず楽しめます。ボリューム満点のパスタも、人気のメニューです。地元の新鮮食材を使ったお手頃フレンチが楽しめるお店のメニューがリーズナブルな理由は、その食材にあります。通常フレンチで使われるような高級食材ではなく、地元でとれた食材を使用しています。地域のとれたて野菜を使用しているので、鮮度抜群でおいしいものばかり。そのうえ価格面も抑えることが可能なのです。「BISTRO POISSON ROUGE」は、地域の新鮮食材を使った本格派のフランス料理が、気軽に食べられるお店と言えます。こちらのお店へは、JR神戸線「三ノ宮駅」の西口から、徒歩10分ほどでアクセスできます。混雑を避けたい場合は、平日の早い時間か夜遅めの時間がおすすめ。サプライズ対応も可能なので、誕生日などのちょっとしたお祝いなどでもぜひ利用してみてください。スポット情報スポット名:BISTRO POISSON ROUGE住所:兵庫県神戸市中央区下山手通2-12-15電話番号:078-392-9666
2018年06月22日リフォームの匠プロデュ―ス! テーマは幕末スタイル大阪・四ツ橋の「和フレンチバル son-ju-cue 村塾」は、京和食とフレンチ、それらを融合させた創作料理をいただけるお店です。出入り口は2つ。一方は京都らしい和のイメージ、もう一方はガラス張りになっており、店内のシャンデリアが見える洋風に仕上がっています。お店はテレビでお馴染みの匠、進藤勝之氏がプロデュースしており、テーマは「幕末スタイルのフレンチバル」。幕末の西洋の文化が日本に入りたての頃に、日本人が建てた建築物のような感じを再現しており、店内は京町屋にシャンデリアやランプが組み合わさっています。おひとり様も訪れる、店名に2つの想いが込められた店こちらのお店の店名は、山口県萩市にある「吉田松陰の松下村塾」に由来しています。「誰でも気軽に立ち寄ることができ、訪れた方は皆、大成して欲しい」との想いが込められているのです。また、「son-ju-cue」は、フランス語で「私の都」という意味。「いつまでも訪れるお客さんの都でありますように」との願いも込められています。幅広い年代のお客さんで賑わうお店ですが、特に多いのは20代半ばから50代の女性。ひとりで訪れるお客さんも多く見られます。自家製のソースが決め手のお肉料理は、どれも絶品!「牛フィレ肉のグリエ ロッシーニ風」は、北海道産の牛フィレ肉とフランス産のフォアグラを使用したお店自慢のメニュー。自家製のフォン・ド・ヴォーとマデラワイン、さらにはトリュフを入れて仕上げた濃厚なソースが味わい深い逸品です。付け合わせのマッシュポテト、フォアグラ、牛肉を一緒に食べれば贅沢な美味しさを味わえます。「カンガルー肉のロースト」もおすすめのメニュー。オーストラリアでは、カンガルーのお肉はダイエット食として人気があります。クセが少なく、臭みもほとんどないため、牛肉に近い味わい。ジビエが苦手な方でも美味しくいただけることでしょう。とても贅沢な「ザ・フォアグラ丼 ひつまぶしスタイル」「ザ・フォアグラ丼 ひつまぶしスタイル」はシメにいただきたい人気の丼ぶりです。フランス産のフォアグラをたっぷり100g使用しており、何とも贅沢。シェフ特製の甘めのソースがかかっており、フレンチと和が融合したスタイルに仕上がっています。この丼ぶりのすごいところは、2通りの食べ方ができること。まずはご飯とフォアグラをそのまま味わいます。次に絶品のお出汁をかけて、ご飯の下に隠れたフォアグラとご飯をいただきましょう。お腹も心も大満足の逸品です。気軽に、カジュアルに! お手頃価格で味わえるのが自慢お店で腕を振るうのは、京都のホテルと大阪のホテルで腕を磨いた2人のシェフです。素材や味、料理の盛り付けはホテルクオリティながら、多くのお客さんにカジュアルに味わってもらいたいとの想いで、価格設定が低めになっているのが嬉しいもの。気軽に、カジュアルに楽しめる、和とフレンチのバルになっています。大変人気の高いお店ですが、月曜から木曜の17:30~19:00と、23:00~翌3:00の時間帯は比較的空いているので狙い目です。「和フレンチバル son-ju-cue 村塾」は、OsakaMetro四つ橋線「四ツ橋駅」から徒歩2分ほどとアクセスの良さも人気の理由のひとつ。2番出口を出て、「四つ橋筋」沿いに進むとお店が見えてきます。あなたも「和フレンチバル son-ju-cue 村塾」で、お手頃価格の美味しい和食とフレンチを味わってみませんか。スポット情報スポット名:和フレンチバル sou-ju-cue 村塾住所:大阪府大阪市西区新町1-7-5電話番号:06-6541-4488
2018年06月22日伝統的なフランス・ノルマンディー料理を堪能!JR有楽町駅近くの丸の内エリアにある「ラ・メール・プラール東京」では、フランス・ノルマンディー地方の伝統料理をいただけます。酪農の盛んなノルマンディー地方ならではの濃厚なクリームソースや、特産のリンゴ、羊肉を使ったメニューなど、その味わいに雄大な自然の力強さを感じることができます。一度は食べたい! 絶品ふわとろ「スフレオムレツ」「ラ・メール・プラール東京」の看板メニュー「スフレオムレツ(ベーコン・チーズ・ポテト)」1,944円(税込)は、オムレツを作る調理人「オムティエ」によってひとつひとつ丁寧に作られています。オープンキッチンでは、職人がボウルに入れた全卵をリズミカルに泡立てる様を見ることが出来ます。バターと燻製岩塩がふわりと香る出来立てのオムレツは食欲をかきたてます。シンプルな味付けとふわふわの食感を楽しんだら、手前に添えられたポテトやベーコンの付け合わせをソース代わりにアクセントを効かせて一緒にいただきます。本場の味わいを東京で「仔羊のあばら肉のロースト」ノルマンディー地方では、海辺の牧草を食べて育った羊肉が良く食べられており、「ラ・メール・プラール東京」でも、仔羊料理がコース料理で楽しめます。仔羊肉の旨みをシンプルに味わえます。くせがなく、柔らかな仔羊のあばら肉は、噛むほどにジューシーに。季節の野菜とともに、彩りよく盛り付けられた華やかな一皿です。デザートは別腹! ほろ苦の「タルトタタン」ノルマンディー地方は、リンゴも特産品のひとつです。リンゴを使ったお酒、シードルも生産されており、料理と一緒に楽しむのもおすすめ。リンゴを使ったデザートで特におすすめなのが「タルトタタン」648円(税込)です。とろとろになったほろ苦いリンゴと、キャラメルが混ざり合い絶妙な味わいに。添えられたサワークリームと一緒に食感や味の変化を楽しめます。※サービス料10%を頂戴しております。「ラ・メール・プラール東京」は、フランスの本店を思わせる外観で落ち着いた雰囲気のお店です。気軽にランチやカフェを楽しんだり、ご褒美ディナーでコース料理をいただいたり、とシーンに合わせた楽しみ方ができます。スポット情報スポット名:ラ・メール・プラール東京(LA MÈRE POULARD TOKYO)住所:東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラム ホールA 1階電話番号:03-5252-7171
2018年06月22日中目黒駅から徒歩5分、都会の喧騒を忘れられる空間「N_1155 La Casquette(エヌイチイチゴゴ ラ カスケット)」は、個性的な飲食店が数多く軒を連ねる目黒にあるお店。1Fはカジュアルバル、2Fではフランス料理を楽しむことができます。住宅街にたたずむスタイリッシュなお店で、全面ガラスの壁が開放的でおしゃれな外観。店内は間接照明と木の温もりがやさしく、落ち着いた雰囲気です。2017年7月にビストロとしてリニューアルオープンこちらのお店が、現在のバルとフレンチビストロの形態にリニューアルオープンしたのは2017年7月。元々はオーガニックイタリアンを提供するお店として多くの人に親しまれていました。1Fのカジュアルバルでは、ワイン片手に気軽に楽しめるメニューを提供。2Fのビストロでは本格的なフレンチ料理を楽しむことができ、シーンに合わせた使い方ができるお店です。お店の代名詞! 「パテ・ド・カンパーニュ」フレンチ料理のなかでも、クラシックな王道メニューも楽しめます。「パテ・ド・カンパーニュ」は、国産豚の中に豚レバーペーストを混ぜて焼き上げた田舎風パテ。豚肉のクセを一切感じさせない濃厚でとろける食感は、まさに職人技です。色とりどりのピクルスと、特製ソースとともにいただきます。旨みが凝縮されたパテは、ワインも進む絶品です。厳選された食材でつくり出すチョリソーこだわりの食材が使われたメニューも見逃せません。「赤鶏さつまのジャンボネットチョリソー」は素材の旨味を存分に楽しめる逸品です。鹿児島育ちの地鶏、赤鶏さつまを使用して作られたチョリソーは、普通のブロイラーにはない旨みがつまった絶品。こんがりとグリルしたエリンギやパプリカを添えて、赤く煮詰めたオリジナルソースでいただきます。素材にこだわり、おいしくて安心な料理を届けたい「N_1155 La Casquette」は、おいしいだけでなく、安心して楽しめる料理を提供してくれるお店。食材はどれも、厳選されたものを使っています。千葉県にある「あいよ農場」からは、季節に合わせて無農薬野菜をお取り寄せ。桃の時期には、山梨二宮の桃を丸ごとコンポートにして、素材の旨味をシンプルに楽しめます。東京ではあまりお目にかかることのできない貴重な魚、三重県産のニザダイも提供。食材への強いこだわりも、お店の人気の秘訣です。「N_1155 La Casquette」は、東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」徒歩5分。ランチや持ち帰りメニューも豊富に取り揃えています。住宅街にひっそり佇むスタイリッシュなお店に、ぜひ足を運んでみてください。スポット情報スポット名:N_1155 La Casquette住所:東京都目黒区中目黒 1-1-55電話番号:03-6452-3850
2018年06月20日全国約600軒のフレンチレストランが参加する国内最大級のフランス料理イベント「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2018」が、今年も9月22日(土)~10月8日(月・祝)の計17日間にわたり開催される。第8回目となる今年は、一律価格でのコースメニュー提供に加え、「トレ・ボン!日本のテロワール」のテーマのもと、日本のテロワール独自の食材の魅力をフランス料理でアピールする。気軽に、お得にフランス料理を楽しむ17日間に注目!気軽に、お得にフランス料理を楽しむスペシャルな17日間!期間中、参加全店舗にてランチを2,500円または5,000円、ディナーを5,000円の限定コースメニュー(いずれも税・サービス料込、メニューの内容は店舗により異なる)で提供する。ランチ、ディナーとも前菜、メイン、デザート、食後の飲み物が基本コースに含まれる。普段は敷居が高いと感じているようなフレンチの名店などで、フランス料理を気軽に楽しめる絶好の機会。予約方法は、公式サイト経由「一休.com レストラン」「ヒトサラ」からのインターネットでの予約、または直接レストランへの電話予約の2通りだ。日仏で活躍する若手シェフにも注目!今年のフォーカスシェフには、「ミシュランガイドフランス2018」で一つ星を獲得した「ローベルジュ・ドゥ・サンレミ・ドゥ・プロヴァンス」のシェフ、ファニー・レイ氏と、同じく「ミシュランガイドフランス2018」で三つ星の「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」でシェフパティシエを務めるジェシカ・プレアルパト氏といった海外から招聘した女性シェフ両名とともに、日本全国6エリアから14名が選抜された。関連プレイベントも開催! スペシャルコースを堪能プレイベントでは、フランスと日本の地方都市で活躍するシェフが、表参道の「ミーレ・センター表参道 2階サロン」にて、9月5日(水)~16日(日)のうち計8日間、ブランチ(デモンストレーション&テイスティング)とディナーの2つの異なるコンテンツを実施する。また、会期直前には東京と大阪でガラディナーも開催され、フランスから多数来日するシェフおよびパティシエに日本で活躍するシェフが3名ずつ加わり、各都市併せて5名のシェフがそれぞれの個性を生かす一皿を担当して、その日だけの特別コースを披露する。開催概要開催期間:9月22日(土)~ 10月8日(月・祝)17日間主催:フランス レストランウィーク事務局特別後援:在日フランス大使館特別協賛:ダイナースクラブ (発行会社:三井住友トラストクラブ)参加者:ダイナースクラブ会員および、一般の方対象レストラン:全国の本イベントに参加している約600軒のフレンチレストラン予約方法:公式サイト経由「一休.comレストラン」「ヒトサラ」または電話にて直接レストランへ予約(text:cinemacafe.net)
2018年06月16日打ち合わせや会食で、週に一、二度は都内に出かけます。クルマでも電車でも片道一時間半くらいでしょうか。景色を見ながら考えごとをするこの時間は、生活の句読点のようなものです。都内から戻り、自宅がある江ノ電の稲村ケ崎駅で降りると潮の香りに包まれ、ああ帰ってきたなあと実感します。原稿に煮詰まったら、134号線沿いを散歩したりジョギングしたりするのが習慣です。江ノ島の向こうに沈む夕陽を眺めると、心がやわらかくなって、こんがらがっていた頭の中身もほどけていきます。海は私の暮らしの一部です。鎌倉界隈の海沿いには、サーフショップと同じくらいたくさんのカフェやレストランがあります。あるにはあるけれど、気軽で便利な店ばかりで、大人が夜を楽しむための空間は意外と少ないのです(というか、ほとんどありません)。そんな中、鎌倉高校駅近くに一昨年オープンしたバスティーズは、待ち望んでいたレストラン。海に沈む夕陽を見ながらゆっくりとアペリティフを楽しみ、波音を聞きながらおいしいものを食べ、ワインの一本でも空けてから、潮の香りに包まれつつ帰路に着く、そんなことができるのです。駅から歩いて102分、江ノ電の線路と海を見下ろす高台の白い一軒屋。東京から遊びに来た友人を連れていったら、「こんなところに住みたい!」とはしゃいでおりました。店名は、「南仏風の別荘、邸宅」という意味の「バスティード」から作られた造語だそう。店内も白を基調としていて、ブルーの効いたインテリア、隅々に赤いドナセラ。そのままトレンディドラマの撮影に使いたいような空間です。テラスのテーブルにシャンパーニュのグラスが置かれたら、カルロス・トシキ&オメガトライブの『アクアマリンのままでいて』が聞こえてきそう。1988年放送『抱きしめたい!』の主題歌です。若者の憧れるライフスタイルをそのまま取り入れた初めての連続ドラマでした。バブルに突入するまで80年代、何より「心地良さ」が優先されていました。いわゆるバブリーな物事もまだなくて、贅沢というものに対して健全な憧れと敬意が残っていたいい時代だったと思います。バスティーズのテラスで波の音を聞きながら、ついそんなことを考えてしまいました。海が見えるテラスですっかりテンションが上がった件の友人は、食事が始まる前から「ここ、デートで来た0い♡」を連発しておりました。相手がいるからデートをしたいのではなく、こんな店があるからデートをしたい、そう思わせるのは「いい店」の証。料理人の作品を崇めるより、恋愛の原動力になるほうが大切だと思うのは、やっぱり私がバブル世代だからでしょうか。供される南仏料理はこのロケーション、このインテリアによく似合う品々です。軽いけれど個性があって、フォトジェニック(インスタ映えするともいう)。きっちりしたフランス料理ではなく、リゾットやパスタ、ラビオリなどもメニューに組み込まれています。今年の初めに就任した新しいシェフは、アマルフィやピエモンテのリストランテで働いた後、青山の「リストランテ山崎」のセカンドを務めていたそう。潮の香りに包まれながらいただいた魚介はもちろん、「ヘーゼルナッツをまとった仔牛フィレ肉のローストピエモンテ州のツナソース」の香ばしい感触が忘れられません。コースは月替わりなので今はオン・メニューではありませんが、いつかもう一度食べたい一品です。オーナーソムリエの選ぶワインも、海を意識したもので揃えられています。南仏やイタリアのワインが中心ですが、フランスはコニャック地方のウィスキーなども揃えてあります。ここで一つ、「トレンディ」な提案をいたしましょう。シャンパーニュかスプマンテの際は、波の形をしたシャンパーニュグラスをリクエストしてみて下さい。これはスガハラグラスのもので、下の部分が不規則に波打っています。このグラス越しに海を見ながら金色の泡を楽しむのはいかがでしょうか。夕陽がきれいな日なら、ロゼでもいいかもしれません。ただし、このグラスはテーブルに置く際に少々不安定なので、酔っ払い過ぎないこと。散歩やらジョギンやらサーフィンやら、海を見慣れた私でもバスティーズの店内からの景色は新鮮だし、心が踊ります。その度に、晴れた日ははなやかな、曇りの日は色っぽい、雨の日はせつない、海の新しい表情を見つけるのです。バスティーズ住所:神奈川県鎌倉市腰越1-3-11電話:0467-40-4232営業:ランチ/11:30~14:00(L.O)ディナー/10月~3月17:00~20:00(L.O)4月~9月 17:30~20:00(L.O)定休日:水曜日 休日の場合は翌木曜日休要予約著者プロフィール甘糟りり子作家。1964年横浜生まれ。3歳から鎌倉在住。都市に生きる男女と彼らを取り巻くファッションやレストラン、クルマなどの先端文化をリアルに写した小説やコラムに定評がある。近著の『産む、産まない、産めない』『産まなくても、産めなくても』(ともに講談社)など現代の女性が直面する岐路についての本も好評。読書会「ヨモウカフェ」主宰。
2018年06月15日ぬくもりあふれる空間で本格フレンチを堪能梅田にある「Bistrot Varier(ビストロヴァリエ)」は、おしゃれなカジュアルフレンチレストランです。店内は、木を基調としたぬくもりのある雰囲気がつくりだされています。8名まで利用可能な半個室はソファーが用意され、くつろぎの時間を過ごすことができます。フレンチをカジュアルに楽しみたい人から本格派まで、さまざまなシーンで利用可能です。オーナーシェフの想いがつまった活気あふれるレストラン二つ星レストランで修行したオーナーシェフが、カジュアルななかでも本格フレンチを楽しんでほしいと開いた「Bistrot Varier」。オープンキッチンからは、臨場感あふれる料理パフォーマンスを堪能でき、出来立てが提供される様子は食欲を掻き立てられます。大阪直結のこのお店では、利用される客層が幅広く、時間帯によりメニューが変わるためメニュー数が多いことも特徴です。メイン料理を楽しむときもお酒と共に軽くつまみたいときでもさまざまなシーンで利用できます。国産牛と赤ワインがリッチな「Le Boeuf」国産の牛肉を贅沢に堪能できる「Le Boeuf」は、赤ワインソースでいただくリッチなメニューです。やわらかく煮込まれた牛肉と赤ワインがベストマッチで、見た目にも鮮やかな逸品に仕上がっています。まわりに添えられている野菜も彩りよく盛り付けられ、シェフのセンスが光るメニューです。ワインと一緒に堪能してみてはいかがでしょうか。巨峰を贅沢に使ったパフェのような「Le Rasin」パフェのような「Le Rasin」は、巨峰が贅沢に使われたデザートです。濃厚ななかにも爽やかさを感じられるシャーベットと合わさって、口の中に程よい甘みが広がります。巨峰本来の味わいとシェフが織り成すデザートは、贅沢な時間をより豊かに演出。見た目も色鮮やかで、食事タイムの最後まで楽しめます。自分へのご褒美にもぴったりな一品です。本格フレンチを気軽に堪能できる運ばれてきた料理は、見た目も鮮やかな逸品ばかりで、五感で楽しめると好評です。木を基調としたぬくもりのある空間で、くつろぎのひとときが過ごせます。「Bistrot Varier」は、JR各線「大阪駅」から直結の「ルクアイーレ」10Fにあります。アクセスも便利な好立地で、幅広い年代の人に親しまれているお店です。専門店街にありながら、クラシック感あふれる店内では、外の喧騒を忘れさせてくれる優雅な時間が過ごせます。スポット情報スポット名:Bistrot Varier住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ 10F電話番号:06-6485-7770
2018年06月07日本場の三つ星レストランで修行した新星シェフ神戸「三宮駅」より徒歩3分のところにある、レンガ風の壁がおしゃれなフレンチレストラン「ESPICE(エスピス)」。25歳で渡仏した江見シェフは、本場フランスの三つ星レストランで修行したフレンチの新星。その手から紡ぎ出される料理はまさに芸術です。季節ごとに進化する「ESPICE」スタイルのブイヤベース瀬戸内海の魚介を中心に厳選された旬の食材を、さまざまな組み合わせでアレンジしていく「ESPICE」スタイルのブイヤベース。季節ごとにその時一番おいしいものを使って進化していくので、訪れるのが楽しみになるメインディッシュです。思わずかわいい! と声が上がるデザート「アゲハ」「ESPICE」の料理はどれも芸術的ですが、そのなかでも女性に人気なスイーツが「アゲハ」。お花畑の中にアゲハ蝶が飛んでいる、そんな光景が思い浮かぶとても素敵なデザートです。サプライズ満載! 何度もリピートしたくなる神戸フレンチ厳選された食材を巧みな技術で紡ぎ出す江見シェフが、神戸出身のスタッフと開いたお店です。注目したいのは料理のパフォーマンス。巧みな技術があるからこそ成せる技をぜひ間近でご覧になってください。神戸市営地下鉄西神・山手線「三宮駅」より徒歩3分、クリマスや記念日の度に訪れたい神戸のフレンチレストランです。スポット情報スポット名:ESPICE住所:兵庫県神戸市中央区中山手通2-3-25 メゾンエスプリ生田1-1電話番号:078-333-1919
2018年06月07日気軽にちょっとおしゃれなフレンチを楽しめるお店ビルの地下にお店を構える「フレンチバルH(エッチ)」。オープンな雰囲気とカジュアルな見た目から多くの人たちが足を運ぶこちらのお店は、気軽にフレンチを楽しめるフレンチバルのお店。さまざまなお店が軒を連ねる地下ビルにあるため、仕事帰りの人や買い物ついでに立ち寄る人が多いんだとか。近くにお店も多いのでかしこまらず、賑やかな雰囲気のなか食事を楽しめるでしょう。ハッピーアワーなら、ワインと前菜3品で500円!スパークリングワインと3品の前菜がセットになった「フレンチセット」は、18:30までならなんと、500円で食べられます。セットの内容はラタトゥイユやキノコのマリネ、卵のテリーヌなど、その日の仕入れや仕込みによって変わるそうなので、何が出てくるかはお楽しみ。わくわくする気持ちと一緒にセットメニューを楽しんでください。天国にいちばん近い島で育てられた天使のエビの炙り高品質なことで知られる「天使のエビ」を炙り、ソースとともにいただくシンプルな「天使のエビの炙り」。天国にいちばん近い島と呼ばれるニューカレドニアの大自然の中で、養殖されたことが由来となり「天使のエビ」と名付けられたエビは、臭みがなく甘味が強いことが特徴。頭はフライにし、身は開いて炙ることで甘味がさらに増し、エビ本来の美味しさを堪能できるでしょう。クレソンピューレのソースは軽やかな味わいでエビの旨みを引き立ててくれます。自然派のワインも。本格フレンチをリーズナブルにフランスの伝統料理や自然派ワインが楽しめるこちらのお店では、有機野菜にこだわり、化学調味料は一切使っていません。健康志向な方も気を遣うことなく食事を楽しめます。リーズナブルでワインも豊富に揃っているので、ワイン好きな方へもおすすめのお店です。駅前ビル内にある「フレンチバルH」はJR東西線「北新地駅」徒歩3分、雨に濡れる心配もありません。仕事帰りのサク飲みや女子会などで気軽に立ち寄ってみてはいかが。スポット情報スポット名:フレンチバルH住所:大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル B1F電話番号:06-6341-1550
2018年06月05日フレンチテイストのお店「French Market」大阪市中央区瓦町にあるパティスリー「French Market(フレンチ マーケット)」。白を基調とした外観に、木のドアが印象的なフレンチテイストのお店です。木目調の店内に入ると、左手にカウンター席、右側に2人掛けと4人掛けのテーブル席が1つずつ用意されています。パン屋さんのように可愛いスコーンが並べられているのも印象的です。そのほかにも焼き菓子やショーケースに並ぶケーキと、甘いもの好きにはたまらない空間が広がります。お菓子も料理も両方楽しめる「French Market(フレンチ マーケット)」のオーナーシェフは、東京のフレンチ「オテル・ドゥ・ミクニ」やホテルなどで経験を積んだ経歴を持ちます。お菓子も料理も楽しめる店を作りたい、そんな思いからこの店のオープンに至りました。小さなお店のため、小学生未満のお子様の入店はお断りしています。また、店内で待ち合わせもできないので、全員揃ってから来店するようにしてください。女性を中心に人気のお店なので、早めの来店がおすすめです。焼きたてのおいしさ「スフレパンペルデュセット」お店でしか食べられない自慢のスイーツが注文を受けてから20分かけて焼き上げる「スフレパンペルデュ(1,300円)」です。デコレーションされたプレートの上に焼きたてのフレンチトーストとサラダ、スープが乗っており、見た目と香りだけで気分が高まります。特製のシロップと生クリームを、お好みでかけて味わいましょう。発酵バターの豊かな風味が口の中に広がる幸せな一品。外はカリカリ、中はもっちりの新しい食感に一度食べたら虜になってしまう人続出です。かわいいデコレーションの絶品スコーンフレンチトーストと合わせて絶対食べたい人気メニューが、スコーンです。パウダーシュガーでかわいくデコレーションされたスコーンはどれも可愛くフォトジニック。バリエーション豊富なスコーンは、味によってデコレーションも異なっており、ついあれもこれもと目移りしがち。切り株に乗って運ばれてくる可愛いセッティングは、思わず顔がほころびます。シェフのこだわり満載!「フレンチ マーケット」はフレンチの技法を使い、きちんとした料理を提供することをコンセプトにしています。手作りのケーキや焼き菓子はどれも手作りで、素材には特にこだわっています。北海道産の発酵バター、小麦粉はフランス産、卵は京都から取り寄せる山元さんの赤卵と、使用する素材はシェフの厳選したものばかり。OsakaMetro御堂筋線「堺筋本町駅」、12番出口を出て歩くこと4分。ビジネス街の中にあるお店です。「フレンチ マーケット」自慢のフレンチトーストやスコーンはどれも絶品!お店自慢の味を堪能しにぜひ足を運んでみてください。スポット情報スポット名:French Market住所:大阪府大阪市中央区瓦町1-4-1 ノダマBL1F電話番号:06-7494-9451
2018年06月01日赤いカーディガン フロントボタンを閉めて一枚着風に、ボーダーカットソーに肩掛け、あるいは白いシャツの上に重ねて。羽織るだけで特別な感情が生まれる赤いカーディガンは、パリジェンヌのマストアイテム。オレンジがかった絶妙な赤は、愛らしさ抜群!ヌーヴェルバーグの女優を気取って、リップの色をニットに合わせしたら、ほかは極力シンプルに装うのが鉄則です。 カーディガン¥24,000 / Veritecoeur et ses COPAINS(エムティー ルーツ) 進化系ボーダーカットソー ベーシックアイテムとして重宝されるボーダーカットソー。ボートネックやクルーネックはたくさん持っている!という方こそ、デザインにひと技ある進化系ボーダーカットソーが新鮮に映ります。マルセイユの海を想起させる爽やかなブルーで、フレンチマリンに着飾りましょう。 ボーダーカットソー¥11,500 / H/standard(アッシュ・スタンダード二子玉川ライズ店) 首元を彩るスカーフ スカーフは大柄派?小柄派?さてはてヴィンテージ、憧れのブランドもの、ママのおさがり、どれを選ぼう。いえいえ、本物志向で紳士ブランドのものという選択肢もあります。 アクアスキュータムのアクセサリー・コレクションのデザイナーとして活躍していた、マイケル・ドレイクによって1977年に設立された《Drake’s(ドレイクス)》。Tシャツ&デニムスタイルに、落ち着いた英国紳士カラーのスカーフを添えるだけで、パリガール風のこなれた小物使いに。 スカーフ各¥9,000 / ともにDrake’s(ドレイクス 銀座店) 石畳にはデッキスニーカーも ローファーやバレエシューズが似合うパリの石畳ですが、楽々歩けるのはやっぱりスニーカー。中でもクラシカル&ミニマルなデッキスニーカーは古い街並みにもなじみます。足元にさりげなく、レディライクなレースアップリボンのアクセントを加えるのもお忘れなく。 スニーカー(右から)¥16,800/WAKOUWA(アナトミカ 東京)、¥5,500/VANS(ヴァンズ ジャパン)、¥12,000/MOONSTAR(ムーンスター カスタマーセンター)
2018年05月31日古民家風の外観とモダンな内観とのギャップが面白い!大阪市・浮田にある「MON CHARME par monsieurK(モンシャルメパールムッシュケィ)」。フレンチレストランというよりは、日本料理屋のような古民家風の外観がお店の特徴です。店内は外の雰囲気からは想像できない、明るくモダンな空間。カウンターからは店主の華麗な手さばきを見ることができます。席数は13席あり、会話を楽しむ事もできます。個室もあり貸切も可能なため、大切な友人や恋人と特別な一日を楽しみたいときにもおすすめです。店主の集大成でもあるこだわりのフレンチ料理店敷居が高いイメージのあるフランス料理をもっと身近に、気軽に楽しめるようにしたいとの想いから誕生した「モンシャルメパールムッシュケィ」。フランス語で「私の魅力」という意味の店名には、店主自身の集大成という意味も込められています。「大人の社交場」をコンセプトに改装した、古民家の趣のある店内と、店主の温かい笑顔も人気の理由。心地よい空間と一流のフレンチが、訪れた人をリラックスさせてくれます。「本日のディナーおまかせコース」は品ぞろえが充実!茨城県産の無農薬野菜や新鮮な食材にこだわった「本日のディナーおまかせコース」(4,500円 税別)は、店主自慢の料理がリーズナブルにいただけるメニュー。その日の仕入れ状況によってメニューの内容を決めるため、常に旬の食材を使った四季折々のフレンチが楽しめます。クリームやバターなど動物性油脂は極力使わず、「胃にもたれないフランス料理」が楽しめるのもこのお店の魅力です。店主の技が光る自慢の品々で構成されたコース「本日のディナーおまかせコース」を構成する料理は、店主の粋な心づかいが感じられる品ばかりです。「自家製サーモンマリネの瞬間燻製」は、こだわりの調理法によって引き出されたスモークの香りと香ばしさが魅力。サラダ感覚でさっぱりといただけます。「鴨もも肉のコンフィ 色彩野菜を添えて」は、鴨肉の香りとうまみが口の中に広がる贅沢な一品です。一流フレンチをもっと身近に感じられるレストランフレンチレストランは緊張して楽しめないというイメージを持っている人に、ぜひ立ち寄ってもらいたいのが「モンシャルメパールムッシュケィ」です。店内は会話を楽しみながら過ごすことができる居心地の良い雰囲気ですが、提供されるフレンチは本格的。四季折々の旬食材と店主の熟練の技が作り出す料理は、どれも一流店に負けずとも劣らない美味しさです。「モンシャルメパールムッシュケィ」は、阪急千里線・OsakaMetro各線「天神橋筋六丁目駅」徒歩5分のところにあります。専用駐車場はないため、公共交通機関での来店がおすすめです。普段は味わえないような本格フレンチを大切な人との会話とともに楽しむ、そんなぜいたくを味わいたい人はぜひ一度来店してみましょう。スポット情報スポット名:MON CHARME par monsieurK住所:大阪府大阪市北区浮田1-5-31電話番号:06-6131-9119
2018年05月28日フランスにも日本にも通じる発酵料理。それはいわば庶民の「とっておき」。 発酵食品を使用することで、おうちで簡単に作れるのにも関わらず旨みたっぷり!食卓の主役となる大皿料理で楽しいおもてなしを。 ① La choucroute(シュークルート) 下ごしらえは前日、美味しいお肉を買って、 塩を振って寝かせるだけ!アルザスの伝統発酵料理、シュークルートは市販のザワークラウトを使って簡単に作れる大皿料理。たっぷり多めに作るのが、上手に仕上げるコツ。 【 材料 】(5人分)□ 豚肩ロース ... 600g□ ベーコン(塊)... 400g□ ソーセージ ... 6本□ じゃがいも ... 2個□ にんじん ... 1本□ 市販のザワークラウト ... 600gくらい □ ローリエ ... 2枚□ にんにく ... 1片□ 水 ... 500ml□ 塩、コショウ ... 適量※ 豚肩ロース、ベーコン塊、ソーセージは美味しいものを使うのがおすすめ 【 作り方 】①前日の下ごしらえ。豚肉は全体に塩をまぶして、冷蔵庫で一晩(8時間以上) 寝かせる。②ベーコンは厚さ2cmほどに切っておく。鍋ににんにく1片のスライスを入れて熱し、3cmほどの厚さに切った❶とベーコン、ソーセージを焼く。③❷に皮を向いたじゃがいも、人参、ザワークラウト、水、ローリエを入れ25分ほど煮込む。じゃがいもが柔らかくなったら、塩、コショウで味を調える。 ② Confit de citron & Boulettes de viande(レモンコンフィ & ミートボール) ドレッシングにも、パスタや肉料理など 様々な料理と相性のいいレモンコンフィは旨みたっぷりな挽肉料理のアクセントにも合う発酵食品。くるみの食感やレモンのさわやかな酸味がワインなど、お酒の席にぴったり。 【 材料 】A. レモンコンフィ(4人分)用意するもの ... ビン(フタの口が広いものがおすすめ)□ 有機レモン ... 4個□ 塩 ... レモンの分量の17% 【 材料 】B. ミートボール with レモンコンフィソース(3〜4人分)□ 合い挽き肉、又は豚ひき肉 ... 200g□ 生くるみ ... 40g□ 玉ねぎ ... 1/6個□ パン粉 ... 30g□ 牛乳 ... 大さじ2□ 卵 ... 1個□ 塩、コショウ ... 少々□ レモンコンフィ... Aの4分の1□ レモンの皮 ... 少々□ 小麦粉 ... 適量□ 生クリーム ... 1/4カップ□ イタリアンパセリ ... 少々 ☆ソース□ バター ... 大さじ1□ 小麦粉 ... 15g□ ブイヨンスープ ... 1カップ半□ 白ワイン ... あれば適量 【 作り方 】A. レモンコンフィ①ビンをよく洗い、熱湯をかけて消毒する。レモンはよく洗い、ペーパーや付近などで水気をよく拭き取る。②輪切りレモンは、5mmほどの薄切りにする。乱切りにしてもOK。その場合はタテ半分に切り、1 個を8~10等分の乱切りにする。③ビンに塩を入れ、レモン、塩と重ねて入れていき、最後に塩を入れてフタをする。④直射日光の当たらない冷暗所か冷蔵庫で1週間以上置く。※ 料理などで使用する際は清潔な箸、スプーンを使って取り出す。1日1回くらいビンを振って、レモン汁と塩、レモンが混ざるようにする。 【 作り方 】B. ミートボール①くるみを包丁で細かく刻み、玉ねぎはみじん切りにしておく。②ボウルに❶と挽き肉、牛乳、パン粉をよく混ぜ合わせ、みじん切りにしたレモンコンフィと胡椒を加えてさらによく混ぜる。③❷を12等分してボール状に丸め、表面に小麦粉をまぶす。④ソースを作る。鍋にバターを溶かして小麦粉を振り入れ、弱火で2分ぐらい炒める。ブイヨン、白ワインを少しずつ加え、ダマにならないようによくかき回す。⑤❹にとろみがついてきたら❸を入れる。一度沸騰させてから、弱火で15〜20分くらい煮込む。※水分が少ないので焦げやすいため、水分が足りない場合はブイヨンかお湯を少しずつ足す。⑥最後に生クリームを加えて、塩、コショウで味を調える。さらに盛り、細かく刻んだレモンの皮とパセリを散らす。 kiitos. vol.8より
2018年05月22日天満にひっそりと佇む小さなスリランカ茶園2016年にオープンした「ORANGE FIELDS Tea Garden(オレンジフィールズティーガーデン)」は、セイロンティーとフレンチトーストのお店です。天神橋筋商店街のお店とお店の隙間に入口があります。30種類のこだわりの紅茶は、専用のカップでおかわり自由。本場スリランカから直送されたセイロンティーが紅茶専用の銅製ケトルの中で踊る様子を見ていると、今か今かと待ちきれない思いに駆られます。スリランカの茶園をイメージして作られた店内やテラス席は、木々を眺めながら紅茶を楽しむ人でいっぱいです。迫力の厚さ6センチ! 中まで染み込んだフレンチトーストお店の自慢は、何といっても美味しさを追求したフレンチトースト。オーブンでふっくらしっとりと焼きあがったフレンチトーストは、厚さがなんと6センチ!「メープル四つ葉バターのフレンチトースト」(Rサイズ 780円)は、シンプルで濃厚な四つ葉バターとメープルの風味が絶妙なハーモニー。「ミックスベリーのフレンチトースト」(Rサイズ 950円)は、ミックスベリーとカシスリキュールのソースが程よい甘みと酸味を生み出し、美味しさを引き立てています。仕上げのカラメリゼがプリンのような味わいな「焦がしカスタードフレンチトースト」は、とろとろの食感がたまならい逸品。どれも味はもちろん、見た目にも美しい芸術品ともいえるスイーツです。目の前で淹れてくれる紅茶の美しさお店のもうひとつの名物は、香り豊かな紅茶です。香りをより楽しめるオリジナルのカップ、ティードリッパーで入れる紅茶は、両手で包み込んで飲むことでより深い味わいを楽しむことができます。セイロンティーは、30種類を飲み放題で楽しむことができ、料理に合う紅茶をスタッフが席まで注ぎに来てくれるシステム。まるで、ソムリエがワインを注いでくれているような演出が楽しめます。少しリッチな気分を味わいながら、好みのセイロンティーを堪能しましょう。「ORANGE FIELDS Tea Garden」は、こだわりの紅茶とふわとろのフレンチトーストを、リラックスした空間で楽しむことができます。天満で極上のティータイムを過ごしに、ぜひ足を運んでみては。スポット情報スポット名:Orange Fields Tea Garden住所:大阪府大阪市北区天神橋3-7-26 レジュールアッシュ梅田イースト102電話番号:06-6948-6290
2018年05月16日まるでおもちゃ箱のような楽しい雰囲気のビストロ大阪・北新地の「シャンパン食堂 北新地本店」は、フランス料理が味わえるビストロです。大きな明るい看板に照らされた石畳の階段を下りて、B1Fにあるお店へと進みましょう。店内はカジュアルで、アットホームな雰囲気です。カウンター席やベンチソファー席、コロンとかわいらしいイスが特徴のテーブル席があり、さまざまなシーンで訪れたくなります。壁には写真やアートが飾られ、オブジェや飾りもあちらこちらに見られます。おもちゃ箱のような、楽しい空間です。気分はフランス旅行! 本場の味をシャンパンと共に「シャンパン食堂」という名前には、「シャンパンと本格的なビストロ料理を気軽に毎日楽める、日本一のお店にしたい」という思いが込められています。フランスの大衆料理店のことをビストロと言いますが、日本では大衆料理店は食堂と呼ぶため、このような名前になりました。こちらのお店の料理長は、かつて1年もの間フランスで放浪をしながら料理の修行を積んでいたそう。そんな料理長がつくる料理は、上質で本場フランスの味に匹敵。さらにはお手頃なお値段で楽しめるのが自慢です。ここにくれば、フランスにいるかのような雰囲気を堪能できます。「仔羊背肉のロースト ブルーチーズのソース」が絶品「仔羊背肉のロースト ブルーチーズのソース(2,376円)」はお店自慢の一皿です。お皿の上には、ホワイトアスパラガスなど季節の野菜が乗り、その上にほどよく火入れされた仔羊のローストが乗っています。ブルーチーズのコクのあるソースと一緒に仔羊のローストを口に運ぶと、ジューシーなお肉の旨味を堪能できます。こっくりとしたソースは、野菜に付けてもたまらない美味しさ。お店を訪れたら味わいたい逸品です。絶品「マグレ鴨胸肉のロースト マディラのソース」「マグレ鴨胸肉のロースト マディラのソース(3,024円)」も、お店の人気メニューです。白いお皿の上には、ソースがたっぷりと注がれており、その上にマッシュルームやベイクドポテトなど、焼き野菜が添えられています。その上に大きくカットされた赤身のグラデーションが美しいマグレ鴨肉のローストが乗っており、贅沢な見た目です。マグレ鴨は大変希少価値の高いお肉。きめ細やかな肉質と、噛むほどに旨みが出てくるのが特徴。一皿で満足する、ボリューム満点のメニューです。シェフ自ら買い付けた旬の厳選素材でつくる料理店名のとおり、「シャンパン食堂 北新地本店」には多くの種類のシャンパンが揃っており、料理とのマリアージュを楽しめます。一緒にいただく料理も本格派で、シェフ自らが市場に出向いて買い付ける、「その時期に一番おいしい食材」を使っているのが自慢です。人気のお店ですが、平日のディナータイムは比較的空いているので、狙い目と言えます。「シャンパン食堂 北新地本店」は、JR東西線「北新地駅」から徒歩5分ほどの場所にあります。OsakaMetro四つ橋線「西梅田駅」からは徒歩4分ほど。「堂島アバンザ」の東側にお店があります。あなたも「シャンパン食堂 北新地本店」で、気軽にシャンパンと絶品フレンチを味わいませんか。スポット情報スポット名:シャンパン食堂住所:大阪府大阪市北区堂島1-3-20阪口ビルB1F電話番号:06-6343-2498
2018年05月08日ラグジュアリーな非日常空間でいただく絶品フレンチ大阪・西天満にあるフレンチレストラン「Revenir(ルヴニール)」は、新鮮な海の幸と、四季折々の食材を合わせて作る絶品フランス料理が味わえるお店。シェフの金丸さんは、老舗鮮魚商のオーナーと毎朝市場で食材を仕入れます。空気感や料理、そして優しいサービスなど、全てにおいて非日常と癒しを感じさせてくれる「Revenir」。お昼は店内の大きなガラス窓から光が差し込み、明るい雰囲気で食事を楽しむことができ、夜はラグジュアリーな洗練された大人の空間に。一皿一皿が繊細に表現された美しい料理「Revenir」は、美しく彩られた料理が何よりの魅力。新旧の技術を駆使した、大胆かつ繊細なフレンチを堪能することができます。フランス料理の伝統を土台に、挑戦と探求を続け、常に新しいものを魅せてくれる「Revenir」の料理は、一皿一皿が繊細に表現され美しく、優しく、それでいてどこか懐かしい心に響く料理です。「北海道産7つ星(大葉鰯)と焼き茄子のプレッセと肝のヴィネグレット」鰯を3枚に下ろしマリネにしたものと、ブイヨン、焼き茄子の順で層に重ね、サイドに鰯の肝を使ったソースが添えられています。層の断面の色合いが美しい一品です。「紀州ヒメジのポワレ、本ビノスと赤貝のマリニエール」ヒメジを3枚に下ろし、皮面をカリっと焼き上げた一品。ビノス貝とムール貝とスライスした赤貝を、マリニエールソースに絡めたもので仕上げられた上品な味わいです。自分が主役の甘美な時間を「Revenir」で過ごす明るい雰囲気もあって、ランチは女子会での利用が人気だそうです。夜は洗練された空間で、家族との食事や恋人との食事など、特別なひとときを過ごすことができます。「Revenir」は、OsakaMetro堺筋線「北浜駅」26番出口から徒歩5分、なにわ橋を西天満に渡り左手にあるレンガ色のビルの1Fにあります。事前に希望する素材を伝えておくとメニューで対応してもらえるので、予約の際はぜひご利用ください。スポット情報スポット名:Revenir住所:大阪府大阪市北区西天満1-7-4 協和中之島ビル1F電話番号:06-6360-7551
2018年05月07日喧騒を忘れてゆっくりと食事を楽しむ大人な空間「Sourire(スゥリル)」は美味しいワインが堪能できるフランス料理のお店です。東京・中目黒の大通りの喧騒から少し離れた、コンクリート打ちっぱなしのモダンなビルの2Fにあります。ガラスのドアを開けると、そこはまるで大人の隠れ家。木目調で落ち着いた雰囲気の空間が広がります。ここではシェフこだわりのフランス料理が堪能できるので、食事をゆっくり楽しみたいカップルや大人にぴったりです。店内はどこからでもキッチンが見えるので、料理を五感で楽しむことができます。きめ細やかなサービスと料理で自然と笑顔になります店名は、フランス語で微笑みや笑顔という意味です。料理人や生産者の美味しいものを提供したいという気持ちが、ここへ訪れるお客さんの笑顔へと繋がるようにと付けられました。このお店で堪能できるのは、旬の食材を使ったフランス料理。オーナーが目と舌で厳選した食材だけを使用しています。鮮度抜群の魚介類や、太陽の恵みがいっぱい詰まった野菜のコラボレーションを楽しんでください。食感を楽しむ「キスのフリットとフォアグラのサラダ」このお店で人気の「キスのフリットとフォアグラのサラダ」は、訪れた人に一度は味わってもらいたい一品です。淡白な味のキスにメレンゲが入った衣をつけて、外はカリッと中はふんわり仕上がったフリット。その上には、口に入れると舌でとろける濃厚なフォアグラが贅沢に乗っています。絶妙な食感のコントラストを楽しんでください。まるで芸術品「天然本マグロのニース風サラダ仕立て」「天然本マグロのニース風サラダ仕立て」は、海の幸と新鮮な野菜の旨みがギュッと詰まった至福の一品です。この料理に使われている天然本マグロは、素材の旨みを口いっぱいに感じられるよう厚く贅沢にカットして使用しています。その後、鉄板で綺麗な焼き目を入れ、色とりどりの新鮮な野菜と卵を乗せてニース風にアレンジ。素材の旨みが活きたこの料理は、ワインとの相性も抜群です。Sourireの料理は一度食べたら忘れられない味です!「スゥリル」は、気の知れた友人や大切な人を自宅の食事会に招待したような、アットホームなおもてなしをコンセプトにしています。スタッフはお客さんのニーズに合わせてきめ細やかなサービスをしてくれると定評があり、30代から50代の落ち着いた大人の方に人気です。ここまでご紹介したほかにも「新玉葱のパフェ」や「焼き茄子のアイスクリームと生姜のグラニテ」などの定番メニューがあり、そのどれもが素材の旨味を最大限引き出した逸品。一度食べたら忘れられないフランス料理が堪能できます。東急東横線「中目黒駅」の正面口から8分ほど歩いた、コンクリート打ちっぱなしのデザイナービルの2Fにお店はあります。食事と共にお酒を堪能する方が多いので、専用駐車場はありません。自然の旨みを活かしたフランス料理が堪能できる「スゥリル」。大切な家族や友人と、一度は訪れていただきたいお店です。スポット情報スポット名:Sourire住所:東京都目黒区青葉台1-15-2 AK-3ビルディング 2F電話番号:03-5784-2036
2018年05月07日日常と非日常が交差する空間でフレンチをブラン(白)・ルージュ(赤)をイメージしたエレガントな店内から望む交通の要所としての東京駅。そんな新鮮な空間で頂くのは、フランス料理の技法を用いながら、日本の食材をふんだんに使い和のエッセンスも取り入れた洗練されたお料理です。他にもシーンに合わせて利用できる個室や、約1,200本のストックを誇るワインセラーも完備。行き交う列車を眺めながら美食にうっとりするのもよし、個室で大切な人とゆったり過ごすのもよし。特別なひとときを楽しめるお店です。まるで芸術作品! 色彩豊かなお料理の数々総料理長 石原雅弘シェフが作り上げるお料理は、ひとつひとつがまるで美術品のよう。おおよそ月ごとにメニューが変わるコース「Blanc Rougeブラン ルージュ(19,800円 税込サ別)」は、旬の素材をふんだんに活かした上品なお料理の数々に、目も舌も嬉しい時間が流れてゆきます。旬の食材をたっぷり使用! 季節感あふれるメニュー6月のメニューでは旬の稚鮎や鮎魚女(あいなめ)といった和の食材や、旨みたっぷり宮崎県産の佐土原なすや山形県産アスパラガス「あまえんぼう」など各地のブランド野菜がたっぷり使用されています。そんな食材がふんだんに盛り込まれているお料理は、頬が落ちてしまうほどの旨味でいっぱい。ヘルシーなお野菜を様々な種類頂けるのも、女性にとっては嬉しい点です。それぞれの素材が絡み合い、新たな美味を奏でるお料理を存分に楽しんで。(食材は入荷状況により変更の可能性がございます)取材・文/おゝしろ実結スポット情報スポット名:Restaurant Blanc Rouge(レストラン ブラン ルージュ)住所:東京都千代田区丸の内1-9-1(東京ステーションホテル内)電話番号:03-5220-0014
2018年05月02日「Chez Panisse」は、憧れのレストラン。オーナーであるAlice Waters(アリス・ウォーターズ)さんが、地元産のオーガニックな旬の食材を使って、その日にメニューを決めた料理を提供するという、1971年に開業したレストランです。ローカル、オーガニック、そしてサステナブルな食生活を50年近くも提唱しています。その「Chez Panisse」の総料理長 をしていらっしゃった Jérôme Waag (ジェローム・ワーグ)さん。そして、目黒の人気ビストロ「BEARD」(2017年に閉店)は生産者から直接仕入れた食材を使った料理が評判で、そのオーナーシェフをしていらっしゃったのが原川慎一郎さん。この二人が始めたレストランが、今回ご紹介する「the Blind Donkey(ブラインドドンキー)」です。 神田という場所JR神田駅からほんの5分もかからないところにあります。あまりにナチュラルな佇まいのためか、通り過ぎてしまいました。床から天井までガラスばりの外観、入り口は向かって左にあり、お店に入るというより、マンションの一室に入るようなドアです。駅から近いのに、この辺りはとても静かです。ガラス越しに見える店内の暖かな柔らかい明るさは、店内に入ると少し彩度は上がるけど、優しい雰囲気です。 バーとレストラン中に入ると、手前にバーとして利用できるテーブル席が3つ、そして、レストランとして利用する長いカウンター席、奥にもテーブル席があります。バーは予約なしで利用できます。でも、レストランは、要予約。食事はコースメニューのみ、ドリンクはお任せでお料理にあったワインを楽しむこともできます。この日は、食事にお任せのワインにしました。 わくわくの始まりカウンター席に案内されました。ジェロームさんがお料理を作る姿がよく見える、特等席。大きな桜が活けてあり、お花見をしながらのご飯となりました。 それぞれの席にお店のロゴの目を隠したドンキーが版画になっている、手作りのメニューが置かれています。木のカウンターは、リラックスと暖かさを感じて、いいですね。早速、飲み物をお願いし、原川さんに選んでいただいたロゼから始まります。 お料理はコースで、メニューには使われている食材と生産者の名前が書かれてあります。生産者とのつながりがわかるという安心と、美味しい食材を作る人たちの名前を知るということで、大切にいただこうという気持ちが強くなります。 まず、お通し、と言いたくなってしまうアミューズは兵庫県浜坂で採れたホタルイカと高知で採れたトマトとキュウリ 1皿目、「山菜のフリットと梅干しのチャツネ」使われている山菜は、フキノトウと甘草。甘草は初めて見ました。そして、何より、右上のチャツネが美味しかったです。梅干しのチャツネとあるけど、オレンジ色なのはなぜだろう?と伺うと、黄色い人参でした。意外な組み合わせでびっくり。 2皿目は「松葉ガニ、柑橘とチコリのサラダ」爽やかな柑橘はキヨミオレンジ、ハルカ、ハッサク。チコリの他にプンタレッラ、そして菊芋チップスがのっています。 3皿目は、「ポレンタ、キノコとのびる」しめじの他のキノコは白霊茸、ボリュームを感じるのは歯ごたえがあるからですね。珍しい食材に出会えるのも喜びです。 そして4皿目、「サドルバックポーク、葉玉ねぎとハーブサルサ」マリネされたポークはカウンター前でジューッと網目がつく焼き上がり、少しのパリッと感と噛むと柔らかくとろける感じ。シンプルな調理だけど、素材と話しながらお料理されているような、食材と恋愛関係にあるような、「一番好きな君」に食材を変えてしまうのが、「料理」なのかなと思いました。 そしてデザートは、「そば粉のガレットと甘酒アイスクリーム」ガレットは、レモンのコンフィとくるみが入っていて、素朴。そして、寺田本家の甘酒のアイスクリーム、初めていただきました。絶品!もう、アイスはこれしか欲しくないと思うくらい。甘酒の甘さのみと思われるほのかな甘さがいいです。 そして、忘れてはならないのが、パン。すぐに売り切れてしまう「吉田パン工房」(京都)のパンです。「吉田パン工房」は、つい先日実店舗をオープンされたのですが、それまでは、レストランへの卸専門のパン屋さんだったそうです。こちらでは、京都からパンを取り寄せています。塩加減、硬さ、もちもちしすぎない(してない)、海外でしか食べられなかったパン、という印象のパンです。京都まで買いに行ってみたいと思わずにいられないです。 最後のワインは、ブルゴーニュのピノ・ノワール。最近飲んだ自然派ワインのピノ・ノワールの中では、間違いなく一番美味しかった、BALLORIN & F です。食事と一緒でももちろん美味しいですが、吉田パンのカンパーニュとこのワインがあれば、果てしなく飲み続け、食べ続けることができそうな、夢のようなワインでした。 サステナブルな食への共感東京にいながら、「Farm to Table」を感じる、美味しい食材を旬の味わいで食べることができる「ブラインド・ドンキー」。「自然を料理する」そしてそれを大切に味わう。地方では「Farm to Table」「Terroir」を感じるレストランはあります。でも、東京の真ん中でも、それが実現しました。そして、もう、サンフランシスコに行く必要ないです。Bliss! The Blind Donkey(ブラインドドンキー)住所:東京都千代田区内神田3-17-4 1F TEL:03-6876-6349営業時間:火曜~土曜 17:00~23:30(レストラン 18:30~)休日:日曜、月曜 www.theblinddonkey.jp/ja/
2018年04月27日この秋はフレンチなティータイムで決まりとっておきの紅茶とともに、お食事やスイーツを堪能できるアフタヌーンティー・ティールームに実りの秋が訪れました。今秋のテーマ「“LOVE FRENCHY”フランス気分で遊ぶ秋」では、フランスの魅力が詰まった新作スイーツやドリンクが新登場。店内にはバラをモチーフとした優美な装いがなされ、2017年フランス観光親善大使のリカちゃんもアフタヌーンティーを楽しんでいます。知人と友人と、もちろんおひとりでも。素敵な午後のひとときを令嬢スイーツ&ドリンクとともに。溢れるフランスらしさ! 秋限定アフタヌーンティーセットフレンチスイーツを思う存分味わうならば、秋限定アフタヌーンティーセット ルージュローズがおすすめ。マカロンとローズゼリーのパルフェ、苺たっぷりのエクレア、そしてフルサイズの苺のショートケーキの3品が味わえる、とっておきのティーセットです。もちろんアフタヌーンティー自慢の紅茶つき。豊富な種類の中からお好きな銘柄をチョイスできます。(1,860円税込/ティーセットは午後14:00からの提供)さらにスペシャルプレゼントとして、アフタヌーンティーセット ルージュローズをご注文の方に先着で、リカちゃんのPINS(ピンバッジ)もプレゼント。2種類のピンバッジが、期間を変えて登場します。2017年9月28日(火)からは、「タルト・オ・シトロン」が登場します。ローズカラーの限定ドリンクで素敵な午後を期間限定で登場のローズカラーのドリンクも要チェックです。「苺とハーブのクリームソーダ」は甘酸っぱいエルダーフラワーとつぶつぶ苺のソーダに、甘く冷たいバニラアイスとフレッシュな苺をあわせた特製クリームソーダ。ゆっくりと溶け合う2つの味わいを心ゆくまで愉しんで。「ローズヒップとピーチゼリーのアイスティー」は、ローズヒップ&ハイビスカスの赤いアイスティーに、ピーチゼリー、ラズベリー、レッドカラント、イエローピーチをトッピングした上品なスイーツティー。爽やかなティーにフレッシュなフルーツやゼリーが絡み合い、きゅんと甘酸っぱい幸せのひとときが訪れます。「丸の内新丸ビル」の店舗では、国内唯一のローズの装飾が彩られています。こちらも2017年11月1日(水)までの期間限定なので、目が離せません。※天日により実施内容・価格が異なります。文/おゝしろ実結スポット情報スポット名:アフタヌーンティー・ティールーム 丸の内新丸ビル店住所:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 4F電話番号:03-5223-8050
2018年04月23日隠れ家にしておきたいフレンチレストランフレンチレストラン「Cochon Rose(コションローズ)」は、大阪・谷町四丁目の谷町筋に面したビルの1Fにあります。やさしいベージュ色のタイル張りの外観は、シンプルで落ち着いた雰囲気を醸し出してします。金具で縁どられたアメ色の扉が目印です。ファストフード店や気軽に立ち寄れる飲食店が肩を並べ、人や車の往来が激しい谷町筋ですが、店のある一画は静かで、まさに大人の隠れ家のようです。シェフのこだわり、パリを感じる店内幼少の頃からフランス文化に魅了されていたシェフ。料理修行をしたパリへのこだわりは、店の内部にも溢れています!バックに流れる音楽には、古き良きパリをイメージしたフランス音楽が。壁にかけられたアートや、しつらえられたアンティークな調度品の数々。やさしいパリの風を感じる店内は、まるで現地のお店に迷いこんだかのような雰囲気です。店内にはカウンター席とテーブル席があります。大きな一枚板のカウンターは、ひとりでも気軽に食事ができるようにという心配りです。カウンターからはシェフが腕を振るう様子が眺められます。カジュアルなランチコースはいかが?「Cochon Rose」の「定番ランチ」(1,200円)には、メインのお肉料理、野菜をたっぷり用いたスープと自家製パンがついています。残念ながら予約は受け付けていないので、混み合う時間帯を避け、13:00過ぎを狙いましょう。そのほかに「ランチおまかせコース」(3,500円)もあり、内容はディナーメニューから抜粋しています。前菜が2皿にメイン料理、デザートとカフェもついています。前日までに予約が必要です。ディナーのはじまりは、おいしいスープからリーズナブルな「ディナーコース」(5,400円~)は、シェフおまかせ。前菜3皿にメイン料理、チーズとデザート、カフェがついています。次々と出てくるお料理は見た目も美しく、器とのコラボにも思わず見入ってしまうほどです。ディナーのスタートで提供されるスープには、特に注目。毎回変化する食材で楽しむことができる絶品です。例えば、玉ねぎの甘みが溢れる豊潤な玉ねぎの冷製スープには、ドライシェリーのアイスクリームが添えられています。また、オマールエビのビスクにズワイガニとエノキの軽い煮込みをあわせたスープもぜいたくな一品。愛らしい花皿に、やさしい花びらが散らされた泡状のスープです。こだわりの食材、フレンチの基本と季節感を大切に農家から直接届く新鮮な野菜、魚介類、フランスから届く食材など。「Cochon Rose」ではランチにもディナーにも、こだわりの本格食材が使用されています。フレンチの基本を踏まえ、旬を大切にした料理は、季節ごとのの食材を日々組み合わせて、自由な発想で提供されます。何度訪れても楽しめるようにと、メニューの多様性も工夫されています。おいしい料理と一緒に、より良いくつろぎの時間を過ごしてほしいという、シェフのこだわりです。お料理に合うワインも各種、揃っています。「Cochon Rose」は、OsakaMetro谷町線・中央線「谷町四丁目駅」2番出口を出てすぐの、谷町筋通りに面しています。友人同士でも女子会でも、また、おひとりさまでもぜひ訪れたい大人のレストランです。サプライズやデート、記念日にもおすすめ。アレルギーや苦手な食材にも対応OKなので、予約時にぜひ相談を。スポット情報スポット名:Cochon Rose住所:大阪市中央区谷町3-2-15 松本ビル1F電話番号:06-6943-1407
2018年04月18日世界が認める名匠の味がここに今やフレンチ界の革命児とも呼ばれる吉野建シェフ。そんな名匠がプロデュースした「メゾン タテル ヨシノ(MAISON TATERU YOSHINO)」が2016年に大阪・北新地「ANAクラウンプラザホテル 大阪」内に誕生しました。濃紺のエントランスの先に進むと、世界が一転。ホワイトカラーを基調とした空間がお出迎えしてくれます。サンゴをあしらったじゅうたんや清涼感溢れるガラスの装飾が美しい内観は、まさにシェフのお料理をいただくのにぴったりの空間です。1979年に渡仏し以来、フランスと日本の両国で上質なフレンチ料理を追求し続けてきた吉野氏。2009年には銀座4丁目の「レストラン タテル ヨシノ」がミシュランで一つ星を獲得、さらにはミシュランガイド京都・大阪2018にて、「メゾン タテル ヨシノ」が一つ星を獲得。確かな実力を持つ力強いフレンチをぜひその舌で味わって。繊細なテクニックが光る 絶品メニューがずらり大地のめぐみをそのままとじ込めた、パワフルな味わいが特徴の吉野シェフのフレンチ。そんな中で、特におすすめのメニューが「季節の野菜 モネの庭園をイメージして」です。蓮の絵で有名な印象派の画家・モネの庭園をイメージしたプレートは、約45種類の野菜がふんだんに使用された彩り豊かな一皿。それぞれのお野菜を茹でたりころもを付けて揚げたりと、多岐にわたる調理法で口に運ぶ度に新たな発見があります。定番のコースメニューはもちろん、短時間で満足できるように作られたショートコースや季節ごとのイベントを彩るコースなど幅広いニーズに対応しているのも魅力のひとつ。フランスが認める確かなフレンチがここに。文/おゝしろ実結スポット情報スポット名:メゾン タテル ヨシノ住所:大阪府大阪市北区堂島浜1-3-1 ANAクラウンプラザホテル大阪電話番号:06-6347-1128
2018年04月18日余った食パンをおやつタイムに使おうと思うと、定番なのがフレンチトースト。手軽に作れておいしいのですが、あまり頻繁に作っても子どもが飽きてしまいそう…。そこで食パンを使ったスイーツのレシピを紹介します。食パンメロンパン子どももみんな大好きなメロンパンが食パンで簡単に作れちゃいます!【材料】・食パン…2枚・マーガリン…大さじ3杯・砂糖…大さじ3杯・卵…1個・薄力粉…大さじ3杯・バニラエッセンス…適量【作り方】1)食パンを斜めに半分に切って三角形にし、前日より冷凍しておく2)ボウルにマーガリンと砂糖をいれ泡立器ですり混ぜる3)卵を加えて混ぜ、最後に薄力粉を加えバニラエッセンスを数滴加えて混ぜる4)凍った食パンの全体にたっぷりと3の生地をぬる(側面も忘れずに)5)オーブントースターで表面に軽く焦げ目がつくくらいに焼いたら完成余った生地は、そのまま焼けばクッキーになるので、多めに作っておいてもOK。くるみ入りチョコバナナロール小腹が空いたときやスポーツ後のカロリー補給にもぴったりの手軽なおやつです。【材料】・くるみ…50g・食パン(8枚切り)…4枚・バナナ…1本・板チョコ…150g・クリームチーズ…40g【作り方】1)くるみとチョコは粗めにくだいておく2)クリームチーズは耐熱皿に入れ、600Wのレンジで10〜20秒ほど加熱する3)ボウルにくるみ、チョコ、フォークなどで粗めにつぶしたバナナ、クリームチーズを入れて混ぜる4)食パンの耳を切り、ラップをかけて上から手で薄く伸ばす5)混ぜた具材を1/4のせたて、巻いてラップで包んだら出来上がり食パンを10秒ほどレンジで加熱しておくと、巻くときにしっかりくっつきます。食パンベニエホットケーキミックスで、四角いドーナツ「ベニエ」が作れます。【材料】・食パン…お好みの量・ホットケーキミックス…お好みの量・卵…適量・牛乳…適量・揚げ油…適量【作り方】1)食パンの耳を切り落とし、4等分にする2)卵と牛乳、ホットケーキミックスを混ぜ、食パンにからめ、フライパンで揚げ焼きにしたら出来上がりホットケーキ生地は牛乳を多めにして柔らかめにすると作りやすいです。簡単に作れて材料の用意もしやすい食パンスイーツ。おやつのバリエーションを簡単に増やせ、食パンも余らせずに使えるのでとっても便利です。覚えておいて損はないかも?(文・姉崎マリオ)
2018年04月14日路地裏で一際目を引く、青いフレンチ食堂大阪・谷町六丁目にある「Bistro Galop(ビストロ ギャロ)」では、おいしいフレンチをリーズナブルに楽しむことができます。銅座公園すぐ近くで、一際目を引く青いお店。外からも見える、ズラリと並んだワインの瓶がお店の目印です。フランスの食堂をイメージしたという店内は、全部で席数11席という作り。階段下にはワインクーラーも置かれ、絶品フレンチを肴に、ワインも進みます。創業10周年を迎えた、地元で愛されるお店お店がオープンしたのは、2007年11月のこと。たまたまこのエリアを訪れたオーナーシェフが街の雰囲気に惹かれ、この地においしく安くお腹いっぱいになれるフレンチ食堂を開業しました。オーナーシェフを務めるのは、橋本元氏。大阪に生まれ、数々のお店で修業を積みました。店名の「Galop」とは、馬が駆ける様を指すフランス語。馬好きのオーナーシェフならではの店名です。ほろほろと口のなかでほどける絶品お肉料理!ワインが進む絶品フレンチメニューが豊富に揃うお店ですが、「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」はフレンチの王道メニューであり、お店の人気メニューのひとつです。牛ほほ肉は塊のまま軽くソテーし、特製の赤ワインソースでじっくり煮込みます。赤ワインの風味を充分に吸い込んだ牛ほほ肉は、口に含むとほろほろと解けてしまう柔らかさ。付け合わせの野菜たちも、ソースに絡めていただきましょう。鴨肉の旨味を閉じ込めた、ジューシーなメイン料理「鴨もも肉のコンフィ」も、ワインと相性抜群の逸品です。やわらかい食感が特徴の鴨のもも肉を、フランス南西部発祥の伝統的な調理法・コンフィでいただきます。低温の油でじっくり加熱することで、表面はカリっと、中は柔らかい食感を実現。ジューシーな鴨肉の旨味を逃がさず閉じ込めます。表面にほどよくついた焦げ目が、食欲をそそるメニューです。おいしいだけじゃない!安心して食べられる厳選食材肩ひじ張らず、気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力のお店。お店で使われている食材は、どれもシェフが厳選したこだわりの逸品です。キッシュや、デザートに使われる卵は、薬剤を一切使わずに飼育された徳島県産のものを使用。有機栽培された野菜は、奈良県の明日香村にある契約農家から仕入れています。おいしいのはもちろんのこと、安心して楽しめる食材選びも人気の秘訣です。OsakaMetro谷町線・堀鶴見緑地線「谷町六丁目駅」が最寄り。4番出口から南方向に進みます。空堀商店街に入り、2本目の筋を左に曲がったところにあるお店です。フランスの食堂を思わせる店内で、楽しくおいしいひと時を過ごして下さい。スポット情報スポット名:Bistro Galop住所:大阪府大阪市中央区瓦屋町1-1-1電話番号:06-6762-1016
2018年04月12日いつ訪れても美酒と美味で迎えてくれるフレンチの名店カジノでちょっと勝ったし、美味なるワインで贅沢をしたいな。そんな時に多くの美食家が訪れる名店が、ミシュランガイド香港・マカオで2ツ星に輝くフレンチの王道【ザ・テイスティングルーム】です。店名の名に違わず、壁一面を埋めるワインセラーより、その日の料理に合わせたソムリエ厳選のワインとのマリアージュで至福のときを楽しめます。贅沢に空間を使った優雅な室内で絶品の味をさらに、かわいい蝶をあしらった皿に、花のように盛り付けられる美しい料理の数々。それこそが長くフランスや香港で活躍し、ここマカオでもシェフ・ファブリス ヴュリン(Fabrice Vulin)氏が守り続けるフランス料理の世界観なのです。新陳代謝の激しいマカオという街にあって、フレンチの伝統を守り続ける同店。流れに左右されること無く、フランス料理のエスプリを貫くシェフの姿勢こそが、唯一無二。変わり続ける街で、常に味わえる王道の安心感、このような一軒こそマカオ滞在で押さえておきたい美食店なのかもしれません。単純に見える料理に忍ばせる仕事こそがアーティスティック「提供したいのは100%フランス料理。ここに来たらアジアではなく、フランスの風を感じて欲しいんだ。気持ちはフランス料理のアンバサダーかな。だけどね、ウニやピジョン(鳩)は、日本のものを使っている。フランスからだと、どうしても輸送に時間がかかるからね」。郷に入っては郷に従えではないが、フランス料理の姿勢は貫きながらも時に柔軟に、時に旬を大切に、料理に季節を落とし込むのがファブリス ヴュリン氏流。単純に見える料理に忍ばせた手間を惜しまない仕事もまた氏の真骨頂です。『Green Asparagus by Gerome Galis Baby Lobster Bisque Coat, Blinis』旬のアスパラガスは、その日の朝に仕込んだもののみを使用し香りを引き立たせ、脇を固めるザリガニは調理寸前まで活きていたものに軽く火入れをします。一見、味の手数は少なく見えるが、芯の部分に魚のエキスを潜ませたり、アスパラの根元はビスクソースで包んでみたりと、ひと皿で幾重にも重層的に味わいが押し寄せてくるのですFabrice Vulin Profileフランス南部のEzeにある【LeChâteaude laChèvred’Or】や【Restaurant Hotel du Parc des Eaux-Vives】でシェフとして活躍。その後フォーシーズンズホテル香港の【レストランカプリス】のエグゼクティブシェフを経て、現在にいたる。【The Tasting Room】☎+853 8868 6681住所:Level 3, Nüwa, City of Dreams,Estrada do Istmo, Cotai営業時間:12:00014:30、18:00022:30休日:無休
2018年04月07日デザインホテルの1Fにある、コンテンポラリーな雰囲気のレストラン「CLASKA Restaurant "kiokuh"」。ディナータイムは各テーブルに優しいオレンジ色の灯りがともり、ムード満点の空間に。思い出に残したい、特別な日のディナーにもぴったりです。春の味覚とシェフの遊び心を楽しむ、軽やかなフレンチのフルコース和を意識した春のコースは、じゃがいもの芋餅にバターをのせたスナック感覚の一品から。前菜には山菜や新玉葱が使われ、春の苦味と甘味が味わえます。メインのお魚には春キャベツと桜えびを合わせるなど、その美しさにもうっとり。デザートは甘い苺に苦味のあるトレビスとショコラノワール、酸味のあるライ麦パンの粉末を合わせ、ちょっぴりパンチの効いた、大人の味わいに仕上げています。シェフこだわりの春のポトフは、見ても食べても大満足シェフのスペシャリテは、思わず写真に収めたくなるほどおしゃれで上品なポトフ。スープには、バターミルクに蛤の出汁とかぶせ煎茶を合わせています。意外な組み合わせに思えますが、一口食べればその香り高く深い味わいに、もっともっとと味わいたくなるほどの嬉しい驚きが生まれます。ワインのペアリングで、ディナーをもっと楽しくペアリングを頼むと、5杯程度のお酒が料理とともにいただけます。ワインを中心にメニューに合ったドリンクを提案してもらえるので、食材とのマリアージュもぜひ楽しみたいところ。6月からは夏のコースも登場と、四季折々で楽しめるディナーで、大人の満ち足りたひとときをを楽しんでみてはいかがでしょうか。取材・文/三ツ井香菜スポット情報スポット名:CLASKA Restaurant "kiokuh"住所:東京都目黒区中央町1-3-18 CLASKA 1F電話番号:03-3719-8123
2018年03月31日中山豊光手掛けるパリの人気店「レストラン トヨ(Restaurant TOYO)」が東京初進出。2018年3月29日(木)、東京ミッドタウン日比谷にオープンする。レストラン トヨ(Restaurant TOYO)とはパリで予約が取りづらい名店として知られる「レストラン トヨ」。オーナーシェフである中山豊光は、日本とパリのフレンチレストラン、そして本格的な日本料理店を経て、デザイナー高田賢三の専属料理人として働いていた経歴をもつ。そんな彼が、「レストラン トヨ」で織りなす料理は、 素材の魅力を存分に感じられる和食の影響を受けたフレンチ。そして「レストラン トヨ トウキョウ」では、これまでパリ本店で彼に師事してきた大森雄哉がシェフとなり、その精神を受け継ぐ。日本人としての心を大切にしながら、素材にこだわり、そして和と洋の融合のすばらしさを届ける。フレンチと和食が融合する、唯一無二の料理「レストラン トヨ トウキョウ」のコンセプトは、新鮮な素材の触感や香りを生かし最低限の調理を加えるというミニマリズムの精神と、フレンチと和を融合させた世界観だ。一つ一つの料理が懐石料理のように繊細に作り出されており、唯一無二のフレンチを楽しむことができる。ランチコースではアミューズ、前菜2品、メイン料理、デザート、食後の飲み物、ディナーコースではアミューズ、前菜3品、コンソメスープ、魚、肉、お米料理、デザート、食後の飲み物が提供される。日本の伝統的な美意識を料理に落とし込んだ一皿は、見た目も美しくどこか儚げに感じられる。提供方法は、料理する素材を並べて、目の前で料理人が調理をすることで目でも味わえるカウンターフレンチのスタイル。素材、料理はもちろん、器や空間から「レストラン トヨ トウキョウ」を楽しむことができる。【詳細】レストラン トヨ トウキョウ(Restaurant TOYO Tokyo)オープン日:2018年3月29日(木)場所:東京ミッドタウン日比谷 3F住所:東京都千代田区有楽町1-1-2TEL:03-6273-3340営業時間:ランチ 11:30〜14:30、ディナー 17:30〜23:00定休日:無休席数:カウンター 8席、テーブル 14席 ※全席禁煙。■メニューランチコース 5,000円〜内容:アミューズ、前菜2品、メイン料理、デザート、食後の飲み物ディナーコース 15,000円〜内容:アミューズ、前菜3品、コンソメスープ、魚、肉、お米料理、デザート、食後の飲み物※食材をグレードアップしたランチ 8,000円、ディナー 18,000円、25,000円のコースの用意もあり。(要予約)※季節により内容・構成が変わる場合あり。※上記価格に別途税金・ディナーコースはサービス料10%が発生。
2018年03月27日パリの邸宅のような隠れ家フレンチレストラン東京・白金の地に佇む「La Clairiere(ラクレリエール)」。フランス・パリ郊外にある邸宅のような雰囲気のフレンチレストランです。シェフは恵比寿の老舗・モナリザで修行をした後、渡仏。本場フランスでミシュランの星を獲得したレストランにて鍛錬した本格料理人です。ミシュランの味を引き継いだその手腕は本物。訪れる人が絶えない人気店になりました。木漏れ日が差し込むエレガントな大人時間店名の「Clairiere」は、森林に降り注ぐ陽の光という意味があるのだそう。窓辺から木漏れ日が差し込む店内は、白を基調とした、美しくも温かみのある雰囲気です。大人優雅な空間の「La Clairiere」は、ゆっくりと会話や食事を楽しめる時間が流れています。東京の食材を使って生み出されるフレンチの逸品「フランス料理」は地方料理の集合体といわれているのだそう。「東京」という一つの地方で、日本人の感性を大切にした「フランス料理」を創りたいというコンセプトのもと、美しい料理を生み出しています。ランチは4種、ディナーは5種のメニューを提供しており、予算や好みなどを考慮してメニューを決めることができるので、幅広いシーンで利用できます。ワイン好きの方にはワインペアリングもワイン好きの方には嬉しい「ワインペアリング」のサービスもあるので、検討してみてはいかがでしょうか?カクテルなどの各種ドリンクメニューも取り揃えているそうなので、お気に入りの1杯と料理のマッチングを楽しみましょう。食後にはコーヒー・紅茶・ハーブティーの中から好きなものを選べます。特にハーブティーは絶品と、お客さんからの人気が高いのだそう。まるでアート作品!デザートまでこだわり抜くシェフの想いデザートも目で見て楽しい飾り付けで、シェフの遊び心が顔を覗かせます。「La Clairiere」では素材を生かしたメニューにこだわっており、絶品の味わいと見た目も美しい料理を提供しています。東京メトロ南北線「白金高輪駅」徒歩11分。リピーターを増やしている「La Clairiere」の本格フレンチを一度味わってみませんか?スポット情報スポット名:La Clairiere住所:〒108-0072 東京都港区白金3-14-10電話番号:03-5422-6606
2018年03月27日温かみのある店内でフランス定番メニューを東京・飯田橋にあるパリの本格的な肉ビストロ「Sacrée fleur(サクレフルール)」。石と木を基調に造られた温かみのある店内です。シンプルかつ豪快な、フランスの人たちが日常的に親しむ絶品料理を堪能することができます。肩肘張らず気軽な雰囲気で、パリ時間を楽しんで。「ステックフリット(2,052円~)」繊細な肉質で脂身が少ないのに柔らかい、ブルゴーニュのシャロル村を原産地とするシャロレー牛を、ステーキ×フリットのフランス定番の食べ方で楽しみましょう。ホットストーンの上で好きな焼き加減に仕上げたら、まずはそのまま頬張って!口の中でとろけるシャロレー牛の旨味を堪能してください。「国産牛のクラシックタルタル(1,058円)」なかなか食べる機会のない牛生肉。「Sacrée fleur」では本場フランスで好まれて食されている、タルタルステーキのスタイルで楽しむことができます。限りなく生に近い状態に低温調理された国産牛を、添えてある薬味を全部混ぜていただきます。ユッケとはまた違う、深い味わいに感動できるはず。フランスの人たちが日常的に楽しむ料理の数々をぜひ味わって!「Sacrée fleur」は、東京メトロ有楽町線「飯田橋駅」から徒歩約3分のところにあります。「神楽坂駅」からも徒歩約6分とアクセスが便利。フランスの伝統的な調理法で作る料理でありながら、シンプルかつ豪快なメニューを楽しみながら、パリの日常時間を味わってみませんか?スポット情報スポット名:Sacrée fleur住所:東京都新宿区神楽坂3-2大宗第5ビル電話番号:03-6228-1513
2018年03月26日