トミー ジーンズ(TOMMY JEANS)とルーニー・テューンズ(Looney Tunes)のコラボレーションカプセルコレクションが登場。2020年4月9日(木)より一部のトミー ジーンズ店舗とトミーヒルフィガー キッズ取り扱い店舗にて発売される。トゥイーティーやバッグス・バニーを配したアイテムたちルーニー・テューンズは、ワーナー・ブラザースによる世界的な人気を誇るアニメーションシリーズ。今回のカプセルコレクションでは、ルーニー・テューンズに登場する、トゥイーティー、バッグス・バニー、ダフィー・ダックといったキャラクターをデザインしたアイテムが登場する。ラインナップするアイテムは、Tシャツやスウェット、フーディー、デニムジャケットなど。Tシャツやスウェット、デニムジャケットには、ルーニー・テューンズのキャラクターをトミー ジーンズのロゴと共に描いた、コラボレーションならではのハイブリッドロゴをデザインした。また、キャラクターを総柄で配したウェアのほかバックパックやハット、スニーカーといったアイテムも用意。ポップでユニークなルックスは街中で目を惹く事間違いなしだ。キッズラインも展開なお、本カプセルコレクションはキッズラインでも展開。ファミリーでお揃いのコーディネートを楽しむのもおすすめだ。【詳細】トミー ジーンズ ルーニー・テューンズ カプセルコレクション発売日:2020年4月9日(木)販売店舗:・トミー ジーンズ取扱店舗トミー ジーンズ キャットストリート店/新宿ルミネエスト店/ルクア大阪店/名古屋パルコ店/マークイズ福岡ももち、トミー ヒルフィガー 表参道店/心斎橋店・トミーヒルフィガー キッズ取扱店舗トミー ジーンズ キャットストリート店、トミー ヒルフィガー 表参道店/心斎橋店/伊勢丹新宿本店/日本橋三越本店/西武池袋本店/アーバンドッグららぽーと豊洲店/玉川タカシマヤ店/そごう横浜店/大丸札幌店/京都タカシマヤ店/西宮阪急店/大阪タカシマヤ店/ジェイアール名古屋タカシマヤ店/松坂屋名古屋店/博多阪急店/鶴屋百貨店・トミー ヒルフィガー 公式オンラインストア【問い合わせ先】トミー ヒルフィガー カスタマーサービスTEL:0120-266-484
2020年04月03日ソニー・ピクチャーズが、大ヒットが見込まれる数々の大作の公開日を延期した。ジェイソン・ライトマン監督作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は7月10日から来年3月5日、ジャレッド・レト主演作『モービウス』は7月31日から来年3月19日、トム・ホランド主演、人気ゲーム「アンチャーテッド」の実写版映画は来年3月5日から同年10月8日、『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』は8月7日から来年1月15日、タイトル未定のソニー&マーベルの映画は来年10月8日から変更となるが新しい公開日は決まっていないという。現時点の状況から、もはやソニーは今年の夏に国内の映画館が営業を再開できるとは考えておらず、公開予定だった大作を思い切って2021年に先送りした模様だ。これに伴い、日本の公開も延期を発表。日本の新たな公開日は未定となっている。一方、ワーナー・ブラザースの『ワンダーウーマン 1984』は、6月5日から8月14日に変更し、今夏公開予定。ディズニーの『ブラック・ウィドウ』は5月1日の公開予定日から「延期」のみを発表。『ムーラン』も同じく延期のまま公開日が発表されていない。ユニバーサルの『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は5月22日から来年4月2日に。アメリカでは現在ほとんどの映画館が閉鎖状態。劇場所有者協会(NATO)が240万ドル(約2億6000万円)の資金を集め、劇場で働く従業員で解雇になった人を対象に、給付金を支給することを発表する事態となっている。(勤続5年以上などの条件あり)。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゴーストバスターズ/アフターライフ 2021年公開モービウス 2020年全国にて公開© & TM 2020 MARVEL
2020年03月31日先週末からいくつかの省や自治区で映画館の営業が再開された中国。しかし、興行収入は1日で20万円にも満たないという厳しい結果に…。今年は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』や『ワンダーウーマン 1984』、『ムーラン』など、大ヒットが確実視される大作が目白押しだが、いずれも新型コロナウイルスの影響で公開が延期となっている。中国の映画館は、観客に対して大人数が集まって映画館で映画を鑑賞しても安全であるということ、配給会社に対して十分な観客が見込め、価値ある映画を公開しても興行収入を得られるということを証明するのが現在の課題だ。映画市場第2位の中国でなんとか観客を呼び戻そうと、ワーナー・ブラザースが3K・4Dリマスター版の『ハリー・ポッターと賢者の石』を近いうちに公開すると告知。この動きに沿ってなのか、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を含む『アベンジャーズ』過去4作品、『アバター』、『インターステラー』、『インセプション』が再上映されることになったという。「The Hollywood Reporter」によると、時期はDCP(デジタルシネマパッケージ)が各劇場に届き次第とのこと。人気のある旧作の公開は過去にも行い、成功を収めた。たとえば、2012年には3D版の『タイタニック』、2019年には『千と千尋の神隠し』が公開され、それぞれが1億4500万ドルと6900万ドルの興収を記録している。(Hiromi Kaku)■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2020年03月27日新型コロナの影響で、ワーナー・ブラザースが複数の映画の公開延期を決めた。ひとつは6月5日に北米公開されるはずだった『ワンダーウーマン1984』。新たな公開日は8月14日。6月26日の北米公開が決まっていたミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』も延期になったが、新たな公開日は未定。ジェームズ・ワン監督のホラー映画『Malignant』も、8月の公開予定日から延期となっている。アニメ映画『Scoobe!』も同様に、新たな公開日が決まらない状態で延期となった。そんな中でクリストファー・ノーラン監督の超大作『テネット』だけは、現在も、当初の予定の7月17日から動いていない。文=猿渡由紀『ワンダーウーマン1984』公開延期
2020年03月25日中国で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により閉鎖されていた映画館のうち、先週金曜日に486館、23日には21館増え、計507館が営業を再開したという。映画チケット販売&情報サイトの「猫眼電影」によると、営業が再開されたのは山東省、四川省、福建省、広東省、新疆ウイグル自治区の映画館。同国内には1万館以上の映画館があり、507館はわずか5パーセントに過ぎない。これらの映画館で現在上映されているのは、人気が高い国内映画『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』、最近公開されたばかりの『存在のない子供たち』などの作品6本。無料または正規価格から値引きして上映されており、先週金曜日のチケットの売り上げは2000ドル(22万円)にも満たず、福建省と広東省の映画館ではチケットが1枚も売れなかったのだという。今後2週間で新たに公開予定とされているのは、中国&ニュージーランド合作の『Into the Rainbow』(原題)などごくわずかな作品数に限られている。世界第2位の映画市場である中国。なんとか観客を呼び戻したい考えのワーナー・ブラザースは、先週木曜日、中国のSNSにて『ハリー・ポッターと賢者の石』3D・4Kリマスター版を公開すると発表。公開日は未定とのことだが、これには中国のファンたちが大喜びの声を上げている。(Hiromi Kaku)
2020年03月24日ファンが長年待ち望んでいた「フレンズ」の特別番組の撮影が、延期になったという。「The Hollywood Reporter」が報じた。ワーナー・ブラザースが制作する同番組は、「フレンズ」の主要キャストのジェニファー・アニストン、コートニー・コックス、リサ・クドロー、マット・ルブランク、マシュー・ペリー、デヴィッド・シュワイマーが再集結し、台本なしで過去の思い出をふり返るという番組。来週の月曜日と火曜日に撮影が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、少なくとも5月まで延期せざるを得ないとのこと。Netflixも、先週アメリカとカナダで映画とドラマの制作を中断した。人気番組「ストレンジャー・シングス」もその1つで、シーズン4の撮影が開始してから現時点で1か月ほど。同番組のショーン・レヴィ監督によると「みんなが家族のような関係を築き、撮影は絶好調だった」という。キャストやクルーに具合の悪い人や症状のある人は出ていないが、Netflixと相談のうえ「念には念を。正しいことだと思う」として2週間の中断を決めた。ほかにも「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(Hulu)、「ザ・モーニング・ショー」(Apple TV)などのドラマの制作が、新型コロナウイルスの影響で中断されている。アメリカ疾病予防管理センターは、現在50人以上が集まる行事などを見合わせるよう、勧告している。(Hiromi Kaku)■関連作品:フレンズ [海外TVドラマ]
2020年03月19日俳優のトム・ハンクスと妻のリタ・ウィルソンが新型コロナウイルスに感染したという。現在オーストラリアを訪れているトムとリタは、身体の痛みや悪寒、微熱があったことから検査を受けたところ陽性と発覚、現在隔離環境にいるという。トムは、インスタグラムで「リタと僕はオーストラリアにいる。僕たちは風邪にかかったようなだるさや身体の痛みを感じたんだ。リタは悪寒も感じていた。微熱もあったよ。きちんとしようとコロナウイルスの検査を受けたんだ。陽性だったよ」と自身の感染を公表。今後は医師の指示に従うとして、「僕たちは今後検査を受け、観察下に置かれ、人々の健康と安全のため必要なだけ自主隔離を続けていくよ。とりあえず必要なことを一日一日していくだけさ。経過は追って伝えるから。身体に気を付けて」と続けている。同夫妻は、バズ・ラーマン監督によるエルヴィス・プレスリーの伝記映画の製作へ向けてオーストリアを訪れていた。主演のオースティン・バトラーほか、マギー・ギレンホール、ルーファス・シーウェル、オリヴィア・デヨングらが出演する同新作は、トムの感染を受けて現在製作準備を一時停止しており、製作側のワーナー・ブラザースは「現在オーストラリアのゴールドコーストで製作準備中のエルヴィスの映画のメンバーがCOVID-19の検査で陽性となったと聞いています」と声明を出している。同映画関係者の中でほかにも感染者が出ているかどうかは明らかにされていないが、ゴールドコースト・ブレティン紙によると、ラーマン監督は撮影セットを訪れないようにとつづった手紙を関係者に送ったそうだ。(C)BANG Media International
2020年03月13日おとな向け映画ガイド今週のオススメはこの4作品。ぴあ編集部 坂口英明20/2/24(月)イラストレーション:高松啓二今週末に公開される映画は24本(ライブビューイング、映画祭を除く)。全国約100スクリーン以上で拡大上映されるのが『野性の呼び声』『スケアリーストーリーズ 怖い本』『劇場版「SHIROBAKO」』『しまじろうと そらとぶふね』『初恋』の5本。ミニシアターや一部シネコンなどで上映される作品が19本です。この中から、おすすめしたいおとな向きの4作品をご紹介します。『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』年老いた美術商、成功とはいいがたい彼の人生の終盤に、大きなチャンスが巡ってきます。オークションの下見会で見つけた小さな肖像画。署名がないので安価ですが、これは隠れた名画に違いない、72歳の主人公オラヴィは、その絵画にひと目で魅了されます。調べていくうちに、この絵は19世紀ロシアを代表する画家レーピンの作品だ、と確信します。もしそれが事実で、真相を知るのが彼だけならばひと財産、ですが。証拠がなければ二束三文。さて、最後にして最大のディールは……。フィンランドの首都ヘルシンキを舞台にした現代の物語です。旧市街で小さな美術店を営むオラヴィ。オークションの落札価格さえインターネットで調べられる時代ですが、彼の商売道具はタイプライターと昔ながらの紙のカード。家族も顧みず、絵画に没頭した人生。娘との確執もあり、孤独なひとり暮らしです。ギャラリーをたたむことになるかもしれないという経済状況。朝、ベーカリーでブリオッシュを一つ買うのが毎日のささやかな楽しみです。そんな彼の店に、疎遠だった孫がやってきます。問題児のため学校の職業体験課題の引受先がなく、祖父を頼ってきたのです。店番をさせると意外や商才もあり、オラヴィの調査の大きな力になってゆきます。何か小さな希望がみえてきます。クラシカルな主人公の顔と風体、帝政ロシア領時代の雰囲気を残す街の景観、それが相まって、しみじみとした趣を感じさせる映画になりました。ちなみに、彼のいきつけというベーカリーは、エクベリという老舗です。ガイドブックによればヘルシンキ最古だそうです。孫の教育のために訪れるミュージアムは、アテネウム美術館。国宝級の美術品が撮影に使われています。絵画をめぐるミステリー、スリリングなオークション、ヘルシンキの街のたたずまい、そして家族の絆。観終わったあとも気分良く映画館を出られる素敵な作品です。首都圏は、2/28(金)からヒューマントラストシネマ有楽町他で公開。中部は、2/28(金)から名演小劇場で公開。関西は、3/6(金)からシネ・リーブル梅田他で公開。『野性の呼び声』子どもの頃に読んだことがあるひとも多いかと思います。日本製アニメになったこともあります。勇敢で、誇り高い名犬バックの半生を描いた、ジャック・ロンドンの古典名作、久々の映画化です。バックの父はセント・バーナードで、母は牧羊犬のスコッチ・シェパード。19世紀末のアメリカ、カリフォルニアの判事の家で生まれました。賢くていたずら好きのお坊ちゃん犬。それが、小金稼ぎの悪党に捕まり、ゴールドラッシュのカナダにそり犬として売り飛ばされてしまいます。雪を知りません。夜の雪原でどう寝たら良いか、ましてそりを引くなんて、わけがわからない。そんな世間知らずのバックが、多くの苦難と経験を積んで、強くたくましいリーダー犬になっていきます。そしてソーントンという、傷心の旅を続ける男と巡り合います。演じているのがなんとハリソン・フォード(感動のキャスティング!)。大自然のなかでともに生き、強い友情で結ばれていきます。前半は、高貴な生まれの主人公が、低い身分に落ち、さまよい苦しんだのち尊い存在になるという、日本でいえば貴種流離譚のようなストーリー。後半は、信頼という絆でつながった「ふたり」の、壮大なアドベンチャーです。原作は何度も映像化されていますが、今回は、これまでのような人間目線とは異なり、原作と同じように、バックの立場でその半生を描いたのが特徴です。それを可能にしたのがCG。実際の動物を調教して撮影するのでなく、アニメでもない、新しい表現スタイルです。シルク・ド・ソレイユでパフォーマーだったテリー・ノータリーが、犬の身振り手振りを四足で演じ、それをCG化した上、実写映像を多く溶け込ませたハイブリット。子どもの頃のやんちゃさ、苦難の日々の不屈さ、ソーントンとのおだやかな日々、成犬としてのりりしさ。実写版『ライオンキング』にも驚きましたが、リアルに表現される主人公バックは、喜怒哀楽、とても表情豊かです。『黒い司法 0%からの奇跡』アメリカ南部アラバマ、黒人死刑囚の冤罪を晴らそうと活躍する弁護士の物語。実話を元にした映画です。日本ならインデペンデント作品となるタイプの、とてもシリアスなテーマですが、マイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・フォックスという人気の俳優が主演し、ワーナー・ブラザースが配給したメジャー映画。全米では12月のホリデーシーズンに公開された珠玉のエンタテインメント作品です。時代は1988年。ハーバート・ロースクールを卒業したエリート弁護士ブライアン(ジョーダン)は、あえて南部で、冤罪被害者を救済する活動に飛び込みます。最初に手がけたのが、死刑囚ウォルター(フォックス)の事件です。18歳の白人女性が殺害され、ウォルターの無実を立証する黒人の証人が多くいるにもかかわらず、白人男性の曖昧な証言だけで下された死刑判決。調べていくうちに、犯行を裏付けた証言は司法取引によりでっちあげられた偽証とわかります。まだ根強く残る人種差別意識、白人社会の反感のなか、無罪という正義を勝ち取ることができるか、可能性「0%からの奇跡」を描いています。『アラバマ物語』(1962年)という名作映画がありました。黒人青年の白人女性への暴行容疑をめぐる裁判劇。弁護にあたるグレゴリー・ペックは、アメリカの良心を体現したヒーローでした。この原作に描かれたのが、ほかならぬアラバマ州モンロービル。まさに『黒い司法』の舞台なのです。『アラバマ物語』の記念館があり、街の自慢なのですが。本質はなにも変わっていないという皮肉。この映画に登場する他の冤罪被害者の事件が解決したのは、つい最近という事実に慄然とします。だからこそ、今でも活動を続けるブライアン・スティーブンソン氏のこの映画が公開される意味は大きいのです。『PMC:ザ・バンカー』2024年、アメリカ大統領選挙当日、南北朝鮮の軍事境界線を越えて、北朝鮮のKINGが亡命をしてくるという荒唐無稽なポリティカルアクションです。さすが韓国映画。大胆、です。略語が多いので解説しながら紹介します。映画の中心になるのは、PMC(Private Military Company=民間軍事会社)の多国籍傭兵部隊です。CIAから依頼された彼らのミッションは、DMZ(DeMilitarized Zone=軍事境界線)の地下30メートルに作られたバンカー(シェルターのようなもの)で開かれる南北秘密会議の咳から北側の要人を誘拐すること。CIAの企みは、その要人が持つ情報で北の核武装を解除し、選挙で劣勢の現職大統領支持率を一気にあげ、勝利に導こうというもの。当初の計画では10分で片がつくはずでした。ところが、会談前にソウルに北からスカッドミサイルが打ち込まれ、しかもあろうことか、会場に現れたのは北側の最高指導者!ここからは、地下要塞での壮烈バトルです。地下のバンカーには南北双方のエリアが存在し、高級ホテル並のスイート・ルーム、いくつもの会議室、トンネルでセクターがつながっています。ここで、13人の傭兵隊と、中国に雇われた別のPMCが入り乱れての凄まじいサバイバルを繰り広げるというわけです。この臨場感がすごいんです。傭兵部隊の隊長は『神と共に』のハ・ジョンウ。多国籍部隊ですので、アメリカ、メキシコ、ラトビアなど、様々な人種のツワモノが登場します。ドラマの重要な役割をになう、KINGの主治医役で『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギュンが出演しています。首都圏は、2/28(金)からシネマート新宿他で公開。中部は、2/28(金)から岐阜・大垣コロナシネマワールドで、愛知は近日公開。関西は、2/28(金)からシネマート心斎橋で公開。
2020年02月24日第62回 ブルーリボン賞授賞式が18日に都内で行われ、武内英樹監督、佐藤順子プロデューサー、ワーナー ブラザース ジャパン 高橋雅美社長、中井貴一、長澤まさみ、吉沢亮、MEGUMI、関水渚、司会の舘ひろし、門脇麦が登場した。同賞は東京のスポーツ7紙の映画担当記者からなる「東京映画記者会」が主催する。『台風家族』『ひとよ』で助演女優賞に輝いたMEGUMIは、肩を露出した黒のドレス姿で大人の魅力を見せる。「この世界に入って初めてこんなに大きな賞をいただきました」とスピーチを始め、「グラビアからバラエティにずっとおりまして、子供ができたときにちゃんとした女優さんになりたいなと、周りのスタッフに話をして、そこを目標に10年やってまいりました。こんな賞をいただけたのは歴代のマネージャーのおかげであり、今ついてくれているマネージャーのおかげだと思っております」と感謝。「その憧れの、なかなか手が届かなかった世界にぐっと距離を縮めてくださった、『台風家族』の市井(昌秀)監督と、『ひとよ』の白石(和彌)監督には心の底から感謝しております」と語った。この受賞に、家族も「よく頑張ったね」と喜んでいたというMEGUMI。館から「素晴らしい演技でした」、門脇から「本当に素敵でした」と声をかけられ、「本当!? ありがとう〜」と嬉しさを見せていた。○第62回ブルーリボン賞 受賞結果作品賞:『翔んで埼玉』外国作品賞:『ジョーカー』監督賞:真利子哲也『宮本から君へ』主演男優賞:中井貴一『記憶にございません!』主演女優賞:長澤まさみ『コンフィデンスマンJP』助演男優賞:吉沢亮『キングダム』助演女優賞:MEGUMI『台風家族』『ひとよ』新人賞: 関水渚『町田くんの世界』
2020年02月19日第62回 ブルーリボン賞授賞式が18日に都内で行われ、武内英樹監督、佐藤順子プロデューサー、ワーナー ブラザース ジャパン 高橋雅美社長、中井貴一、長澤まさみ、吉沢亮、MEGUMI、関水渚、司会の舘ひろし、門脇麦が登場した。同賞は東京のスポーツ7紙の映画担当記者からなる「東京映画記者会」が主催する。『翔んで埼玉』で作品賞に輝いた武内監督は、同作が埼玉県内で10億円の興行収入を得たことから、埼玉県民について「よっぽどマゾというか、寛大な心をもった人々なんだろうなというのを感じました」と苦笑した。主演女優賞に輝いた長澤は、「昨今はいろんな情報が錯綜して、コンフィデンスマンの世界のように、何が本当で何が嘘かわからないところがあるなと思います。ダー子という人を演じていく上で、彼女は自分なりの信念のもとに、自分で見たもの、感じたことに突き進んでいくキャラクターだなと思っていて、彼女を演じるたびに、そんな姿に勇気づけられて、私もダー子のように信念を持って生きていけたらいいなと思っております」と語る。「ドラマを撮影してからコンフィデンスマンの世界にどれだけ長くいるんだろうって。でもそれだけ楽しく幸せな時間で、愛すべきスタッフ、愛すべき共演者、そして愛すべきコンフィデンスマンたちと一緒にみんなで頑張ってこの作品を作り上げたことで、この賞がいただけたのではないかと思います。本当に嬉しいです」と感謝。さらに「この作品が本当に大好きなので、まだまだコンフィデンスマンの世界が続いたらいいのになと思っています」と希望した。○第62回ブルーリボン賞 受賞結果作品賞:『翔んで埼玉』外国作品賞:『ジョーカー』監督賞:真利子哲也『宮本から君へ』主演男優賞:中井貴一『記憶にございません!』主演女優賞:長澤まさみ『コンフィデンスマンJP』助演男優賞:吉沢亮『キングダム』助演女優賞:MEGUMI『台風家族』『ひとよ』新人賞: 関水渚『町田くんの世界』
2020年02月19日第62回 ブルーリボン賞授賞式が18日に都内で行われ、武内英樹監督、佐藤順子プロデューサー、ワーナー ブラザース ジャパン 高橋雅美社長、中井貴一、長澤まさみ、吉沢亮、MEGUMI、関水渚、司会の舘ひろし、門脇麦が登場した。前回の主演男優賞・主演女優賞受賞者が司会を担当するという恒例のため、MC席に立った舘と門脇。門脇が「ちょっと台本の字が小さくないですか?」と振ると、舘がCMキャラクターを務める「ハズキルーペ」をかけて会場は拍手喝采というところから、式がスタートした。式は進み、主演男優賞に輝いた中井が「先日、このブルーリボン賞受賞の取材を受けさせていただいたときに、記者の方にまず言われたのが『おめでとうございます」そして次に言われたのが、『来年、司会をすることになります』」とスピーチを始めると、司会の舘が中井のマイクスタンドを調整しに登場。中井は苦笑しながら「あの、このブルーリボン賞の授賞式に関しては、司会者の腕にすべてかかっていますと言われました。なので最初から舘さんと門脇くんの司会ばかりに目がいってしまいました」と明かす。さらに、中井が「舘さん、あの、司会の最中にあそこでこそこそしゃべってるの、全部(マイクに)入ってます」と指摘すると、舘は「入ってた!? まずいな、おい」と驚いた様子に。「役作りでなんか苦労したことあった?」とフランクに話しかける舘に、中井が「舘さん、俺のときずいぶん楽ですね!」とつっこむ一幕も。舘が、「来年は長澤さんと司会ですよ」とにやりとすると、中井は「僕と長澤くんは、『グッドモーニングショー』という映画を撮りまして、2人ともアナウンサー役だったんです。そのときにちょっとリハーサルはしてあるので、来年は『えーっと、次なんだっけ』とか、そういうのなしです」と、宣言し、舘のゆるい司会っぷりを楽しんでいた会場は爆笑。中井はさらに「だいたい、舘さん、飛び道具持ってますからね。メガネかけただけであれだけ笑われるって。来年、メガネ貸してください」と要求し、舘は「差し上げます」と応じていた。○第62回ブルーリボン賞 受賞結果作品賞:『翔んで埼玉』外国作品賞:『ジョーカー』監督賞:真利子哲也『宮本から君へ』主演男優賞:中井貴一『記憶にございません!』主演女優賞:長澤まさみ『コンフィデンスマンJP』助演男優賞:吉沢亮『キングダム』助演女優賞:MEGUMI『台風家族』『ひとよ』新人賞: 関水渚『町田くんの世界』
2020年02月19日第12回『日本ブルーレイ大賞』(デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン主催)の授賞式が本日2月19日、都内で行われ、グランプリに『ボヘミアン・ラプソディ』(発売元/販売元:20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン株式会社)、準グランプリに『ライオン・キング』(発売元/販売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社)、『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』(発売元:ワーナー ブラザース ジャパン合同会社)が選ばれた。高画質や高音質といったブルーレイディスクの特長を活かした作品を審査する“クオリティ部門”と、売上や話題性など2019年に注目されたブルーレイソフトを総合的に審査する“カテゴリー部門”に分けて審査を行い、両部門の受賞作品から、その年を代表するグランプリ、準グランプリ作品を決定し、表彰する。『ボヘミアン・ラプソディ』がグランプリに輝いた20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン株式会社の井上氏は「何より映画を見てくださった、たくさんのファンに御礼を申し上げます。ファンの皆さんの熱い思いが拡大した結果、まさに社会現象といわれる大ヒットになった」と受賞に感謝を示し、感無量の面持ち。AV評論家で日本ブルーレイ大賞審査委員長を務める麻倉怜士氏も「クオリティはもちろん、社会性があった。劇場に足を運んだ人が、ブルーレイも購入するという、まさにブルーレイが目指していた世界がついに来た。圧倒的なナンバーワン。絶対にこれですよね。これ以外考えられない」と賛辞を惜しまなかった。授賞式には、日本ブルーレイ大賞アンバサダーを務める堀田真由が駆けつけ、自身が選んだ“アンバサダー特別賞”として、レディー・ガガが主演を務め、第91回アカデミー賞で作品賞を含む8部門にノミネートされた『アリー/スター誕生 4K ULTRA HD & ブルーレイセット』の受賞を発表。「誰もがうらやむシンデレラ・ストーリーですが、同時に夢と愛を追いかける葛藤と苦悩も描かれていて、女優をやっている自分に重ねる部分もあり、ラストは涙しました。4Kで見ると、映像の色合いや音が鮮明で何度も見返したくなる作品」と同作の魅力を語っていた。■各賞・グランプリ:『ボヘミアン・ラプソディ』【評価ポイント】本作の市場性は文句なしに抜群。社会現象にもなった劇場でのヒットの影響が、パッケージメディアにも及んだのは特筆すべきことであり、劇場で観た感動を家でも体験するという流れを作ることに貢献した。クオリティの面においても画質的な良さ、特にHDRが良く効いており、色表現によって編年体の物語が語られる制作意図が鮮やか。音も臨場感豊かだった(Ultra HDブルーレイはDolby Atmos)。本編では観られない「ライブ・エイド」のフルのパフォーマンスを楽しめる点も評価したい。クイーンを知らない世代をもファンにさせてしまった意味でも、クオリティ、市場性含めまさにグランプリにふさわしい作品である(麻倉怜士氏)・準グランプリ:『ライオン・キング』『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』・審査員特別賞:『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス 完全数量限定LPジャケット版Blu-ray & DVD2枚組』・アンバサダー(堀田真由)特別賞:『アリー/スター誕生 4K ULTRA HD & ブルーレイセット』■クオリティ部門・高画質賞(ブルーレイ):『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生エクステンデッド版ブルーレイセット』・高画質賞(Ultra HDブルーレイ):『ライオン・キング 4K UHD MovieNEX』・高音質賞:『アリー/スター誕生』■カテゴリー部門・映画賞(洋画):『ボヘミアン・ラプソディ』・映画賞(邦画):『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』・TVドラマ賞:『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』・アニメ賞(洋画):『スパイダーマン:スパイダーバース』・アニメ賞(邦画):劇場版『鬼滅の刃1』・音楽賞:『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』・ノンジャンル賞:『4K夜景2 TOKYO HDR NIGHT』取材・文・写真:内田 涼
2020年02月19日DCコミックス「バットマン」の日本製作アニメーション映画『ニンジャバットマン』の舞台化が決定。キーアートも公開された。1939年の誕生以来、いまなおその不動の人気を誇る「バットマン」シリーズ。映画『ニンジャバットマン』は、本作のキャラクターを用いて日本で製作、現代の犯罪都市ゴッサムシティの悪党たちがタイムスリップし、群雄割拠する戦国時代の日本を舞台に壮大なバトルが展開。山寺宏一と高木渉がバットマン、ジョーカーをそれぞれ演じたほか、釘宮理恵、子安武人、諏訪部順一、森川智之ら超豪華声優陣が集結したことでも話題に。そんな本作が、DCコミックス、ワーナー・ブラザースと 2.5次元舞台の超ヒット作を世に送り続ける「Office ENDLESS」とタッグを組み、「ニンジャバットマン ザ・ショー」として舞台に!会場は「新宿シアターモリエール」。客席から手を伸ばせばステージに届きそうなこの距離感を最大限に生かし、映画館では実現できない劇場全体をスクリーンと捉えた、超立体究極体験を臨場感たっぷりに届ける。なお、出演者は未発表となっており、随時発表予定。チケット一般発売は、6月5日(金)10時からスタートするようだ(※プレミアウィークのみ2月19日10時~)。ストーリー現代の犯罪都市ゴッサム・シティの悪党たちがタイムスリップし、群雄割拠する戦国時代の日本。戦国大名となった悪党たちがこのまま自由に暴れ続ければ、日本だけでなく世界の歴史すらも変わってしまう!絶望的な乱世で、現代テクノロジーからも切り離されてしまったバットマンは世紀の歴史改変を阻止することができるのか?日本と世界の歴史を賭けて、時空を超えた壮大な戦が幕を開ける――。「ニンジャバットマン ザ・ショー」は10月10日(土)~12月31日(木)新宿シアターモリエールにて上演(全172公演)。※10月3日(土)~プレミアウィーク公演あり(計13公演限定)(cinemacafe.net)■関連作品:ニンジャバットマン 2018年6月15日より新宿ピカデリーほか全国にて公開Batman and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © Warner Bros. Japan LLC
2020年02月19日第62回 ブルーリボン賞授賞式が18日に都内で行われ、武内英樹監督、佐藤順子プロデューサー、ワーナー ブラザース ジャパン 高橋雅美社長、中井貴一、長澤まさみ、吉沢亮、MEGUMI、関水渚、司会の舘ひろし、門脇麦が登場した。同賞は東京のスポーツ7紙の映画担当記者からなる「東京映画記者会」が主催する賞。映画『キングダム』で助演男優賞を授賞した吉沢は、「このような歴史のある賞を……」と話し始めたものの、マイクの位置が若干下だったために客席はざわざわ。マイクを直そうとする吉沢に、司会の舘が飛んできて位置を直す一幕に、その場も和んだ様子だった。吉沢は改めて「『キングダム』という作品でこの賞を取れたというのが何よりも嬉しくて、撮影している時もキャストもスタッフの皆さんもものすごい熱量で、誰一人手を抜いている人はいない、全員が全身全霊で挑んでいく、『絶対いいものにしていく』という熱量で挑んだ作品でもあった」と振り返る。「殺陣のシーンが大迫力でした」と絶賛する舘に、「撮影に入る2カ月前くらいから山崎賢人と2人で合わせて行きました」と答える吉沢。2役を演じ、苦労したのは「目の動きですね。目力とか目線の動きとか、1番に意識したかもしれないです」と明かす。舘は吉沢に「大河の主演も決まって、ノリに乗っている。何年か前、『さらばあぶない刑事』でお世話になりました」と感謝。「もうちょっとあのとき、ゴマすっとけばよかったな」とこぼす舘に、会場でも笑いが起こっていた。○第62回ブルーリボン賞 受賞結果作品賞:『翔んで埼玉』外国作品賞:『ジョーカー』監督賞:真利子哲也『宮本から君へ』主演男優賞:中井貴一『記憶にございません!』主演女優賞:長澤まさみ『コンフィデンスマンJP』助演男優賞:吉沢亮『キングダム』助演女優賞:MEGUMI『台風家族』『ひとよ』新人賞: 関水渚『町田くんの世界』
2020年02月19日2017年に実写映画化が発表されたウェブコミック「とんかつDJアゲ太郎」。この度、公開日が6月19日(金)に決定したことが分かった。「とんかつDJアゲ太郎」は、集英社「少年ジャンプ+」が創刊された2014年から2017年まで連載されていた原案:イーピャオ、漫画:小山ゆうじろうによる新鋭ウェブコミック。連載スタートするやいなや、ネット上で絶大な支持を集め、2015年には「少年ジャンプ+」で初の単行本化、2016年4月にはテレビアニメ化もされた。物語の舞台は東京・渋谷の片隅にある老舗とんかつ屋「しぶかつ」。主人公・勝又揚太郎はその三代目の跡取り息子だが、父・揚作の元、キャベツの千切りの毎日。ある日、弁当の配達で渋谷のクラブへ。初めて訪れたその場所で音楽にあわせ盛り上がるフロアにこれまでにない高揚感を体感。お調子者の揚太郎は“とんかつ”も“フロア”もアゲれる男「とんかつDJアゲ太郎」を目指す…というストーリー。実写映画化決定発表時には、Twitterのトレンドに入るほど話題に。そんな実写映画化は、今回フジテレビが製作、ワーナー・ブラザース映画が配給することが決定。今回の発表ではまだ明らかになっていないキャストと監督。本作のプロデューサーは「公開までに時間がかかったのにはワケがあります。キャスト・監督・スタッフを最高のメンバーで揃えたかった。しかし人気者は簡単にはタイミングが合わない。一時は諦めかけた時期もありました。ところが!奇跡的に最高のメンバーが集まるタイミングが来たのです!」と時間がかかった理由を明かし、「本当に最高のメンバーです!主演は、あの大ヒット映画が記憶に新しい、コメディ映画初挑戦のあの方! そして、SNSフォロワーがミリオン越えの若手女優、話題の連ドラで人気急上昇中の若手俳優、昨年の大ヒットコメディ映画出演のあの方が共演者として名を連ねます!これからの邦画界を担うキャストと監督が集結!」とヒントを口にした。なお、1月29日には追加の解禁が予定されている。『とんかつDJアゲ太郎』は6月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月21日ギャグ漫画『とんかつDJアゲ太郎』が実写映画化され、6月19日に公開されることが21日、明らかになった。同作は原案:イーピャオ、漫画:小山ゆうじろうにより、集英社『少年ジャンプ+』で2014年から2017年まで連載されていたギャグ漫画を実写化。東京・渋谷の片隅にある老舗とんかつ屋「しぶかつ」を舞台に、主人公・勝又揚太郎は弁当の配達ではじめて訪れた渋谷のクラブで、音楽にあわせ盛り上がるフロアにこれまでにない高揚感を体感し、“とんかつ”も“フロア”もアゲれる男「とんかつDJアゲ太郎」を目指す。2016年4月にはテレビアニメ化も実現し、2017年に初の実写映画化が発表され、Twitterのトレンドに入る程の話題となった。各方面から熱視線を集め、製作がフジテレビ、配給がワーナー・ブラザース映画に決定となった。小山による、実写化始動開始の喜びのアゲアゲ“特別描き下ろしイラスト”も解禁。映画のアゲ太郎を演じる出演者を意識したイラストは、原作アゲ太郎もびっくりするようなイケメン若手実力派俳優がとんかつを揚げる姿が描かれている。○原案:イーピャオ、漫画:小山ゆうじろう コメント『とんかつDJアゲ太郎』映画化計画…水面下、もとい油面下でじっくり仕込んでおりました!アノ原作が! 実写という衣をまとうと…どうなる!?どう揚がってもファンキーな予感しかないッ! 一緒にカツ目して待ちましょうッ!!○小原一隆プロデューサー コメント実に3年以上の熟成期間を経て、一部の人からは「実写化不可能」と言われたあの『とんかつDJアゲ太郎』が、ついについに、公開されます!!公開までに時間がかかったのにはワケがあります。キャスト・監督・スタッフを最高のメンバーで揃えたかった。しかし人気者は簡単にはタイミングが合わない。一時は諦めかけた時期もありました。ところが!奇跡的に最高のメンバーが集まるタイミングが来たのです! しかも、東京オリンピックに世界の注目が集まるこのミラクルな2020年に!本当に最高のメンバーです!主演は、あの大ヒット映画が記憶に新しい、コメディ映画初挑戦のあの方!そして、SNSフォロワーがミリオン越えの若手女優、話題の連ドラで人気急上昇中の若手俳優、昨年の大ヒットコメディ映画出演のあの方が共演者として名を連ねます!これからの邦画界を担うキャストと監督が集結!とにかく早く発表したい!ですがもう少しお待ちください!(発表は8日後の29日<ニクの日>)
2020年01月21日映画『黒い司法 0%からの奇跡』が2020年2月28日(金)より公開される。弁護士ブライアン・スティーブンソンの“奇跡の実話”を描く映画『黒い司法 0%からの奇跡』は、冤罪の死刑囚たちのために闘う弁護士ブライアン・スティーブンソンによる“奇跡の実話”を、『ショート・ターム』の監督デスティン・ダニエル・クレットンが描いたドラマ作品。舞台となるのは、黒人への差別が根強く残る1980年代のアメリア・アラバマ州。無実の罪で死刑宣告された黒人の被告人ウォルターを助けるため、新人弁護士ブライアンが立ち上がることから物語は始まる。しかしそんなブライアンが直面するのは、仕組まれた証言に、白人の陪審員たち、証人や弁護士たちへの脅迫といった、数々の差別と不正。果たしてブライアンは、最後の希望となり、罪なき黒人たちを救うことができるのか?可能性0%からの奇跡の逆転劇に挑むー。Who is ブライアン・スティーブンソン?日本ではあまり馴染みのないブライアン・スティーブンソンだが、彼は社会正義活動家としても活躍する、アメリカの著名弁護士。アラバマ州モンゴメリーを拠点とする司法の校正構想の事務局長も務める人物だ。アメリカでは“黒人の3分の1が刑務所に入ったことがある”という深刻な人種差別問題を抱える中、ブライアンは多くの死刑囚の救済措置を勝ち取ってきた。貧困者や黒人に対する偏見に立ち向かうその姿勢は高く評価されており、マッカーサー財団の“天才”賞ほか、数々の受賞歴を有している。キャスト主人公にマイケル・B・ジョーダン本作では、そんなブライアン・スティーブンソンの“駆け出し”時代を、「クリード」シリーズや『ブラックパンサー』で知られるるマイケル・B・ジョーダンが演じる。絶望の淵に立つ人々に寄り添いながら、不利な司法システムの中で闘う弁護士を熱演する。豪華オスカー俳優が共演また共演者には、オスカー受賞歴のある豪華実力派俳優が集結。不当な判決を受ける死刑囚ウォルター役を『Ray/レイ』のジェイミー・フォックス、ブライアンと共に黒人死刑囚を助けるための法律事務所で働く女性エバ役を、『ルーム』『キャプテン・マーベル』で主演を演じたブリー・ラーソンが演じる。【詳細】映画『黒い司法 0%からの奇跡』公開日:2020年2月28日(金)監督:デスティン・ダニエル・クレットン脚本:デスティン・ダニエル・クレットン/アンドリュー・ランハム原作:「黒い司法 黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う」ブライアン・スティーブンソン著/亜紀書房刊キャスト:マイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・フォックス、ブリー・ラーソンほか配給:ワーナー・ブラザース映画
2020年01月19日全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)が3日間で2回の爆破予告を受けた。「Variety」誌などが報じた。「今朝(現地時間木曜日)、組合のロサンゼルスとニューヨークにあるオフィスを爆破するという脅迫電話を受けました。警察に通報し、スタッフはオフィスから避難しました。警察が調査したところ、脅迫は信用性に欠けるということがわかり、私たちはオフィスに戻ったのです」と同組合の広報担当が語った。ロサンゼルス市警察も、同組合が木曜日の午前10時26分に爆破予告の電話を受けたことと、通報を受けて不審物の捜索を行ったことを発表している。警官たちが10時40分にパトカーとヘリコプターで駆け付け、11時21分には安全が確認された。その直後、従業員にオフィスに戻るようメールが送られたとのこと。2日前の火曜日にも、同組合は同じような脅迫電話を受け、警察が出動していた。従業員たちは避難し、その日オフィスに戻ることはできなかったという。この日はロサンゼルス郡バーバンクにあるワーナー・ブラザースのスタジオにも、同様の脅迫電話があったことが明らかになっている。(ただし、ワーナー・ブラザースは木曜日には電話を受けていない)。(Hiromi Kaku)
2020年01月10日「週刊少年ジャンプ」の人気コミック「銀魂」、アニメ劇場版3作目となる『アニメ劇場版銀魂』が2021年に公開される。週刊少年ジャンプの人気コミック『銀魂』アニメ劇場版3作目銀魂とは?「銀魂」は、2003年より連載をスタートした、シリーズ累計発行部数5500万部を超える「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)の人気コミック。己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時を主人公に、混沌としたパラレルワールドの江戸で起こる様々な事件を描いていく。連載当初は、読者アンケートで下位に低迷していたものの、みるみるうちに人気を伸ばし、2006年にはTVアニメがスタート。さらに、その間に『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』(2010年)、『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』(2013年)と、2度にわたる劇場版アニメ、小栗旬・菅田将暉・橋本環奈らを出演者に迎えた映画『銀魂』と映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の実写版2作を公開した。“最終回詐欺!?”その後、遂に幕を下ろした物語そして2018年、コミックスで遂に“完結”――。と思いきや、物語は終わらず、その後2度の最終回告知を繰り返したのち、公式アプリで約15年の歴史に幕を下ろした。しかし一方で、一向に進展が無いアニメ劇場版を心配するファンの声もあがっていた。現在ギャラ交渉中、まだまだ前途多難な製作現場その声に応えるべく、公開が決定した劇場版第3作目の『アニメ劇場版銀魂』。オリジナルのエピソードになるか、原作で描かれるエピソードになるのかなど、ストーリーについてはまだ発表されていない。“超ティーザービジュアル”では、お馴染みの“万事屋銀ちゃん”のセットの中、撮影入りを待っている坂田銀時、志村新八、神楽の様子が描かれている。また、「撮影快調!ギャラ交渉中!」のコピーも踊っており、まだまだ前途多難な製作現場となっているようだ。今後の続報が待たれる。「ジャンプフェスタ2020」にてアニメ劇場版公開を発表12月21日(土)に開催された、最強ジャンプの人気各誌による一大イベント「ジャンプフェスタ2020」初日の夜、ニコニコ生放送で「アニメ劇場版銀魂~俺たちのスーパーステージ~」が配信され、坂田銀時役の杉田智和、志村新八役の阪口大助、神楽役の釘宮理恵の万事屋3人自らが出演し、今回の劇場版への出演を正式発表。しかし実のところ、「銀魂」は、「ジャンプフェスタ2020」に招かれておらず、今回の発表は独自配信。2019年の劇場版映画も全世界興行収入98億円を突破した「ONE PIECE」にあやかろうと(?)、JF会場内「アミューズメン島」の「ONE PIECE」ゾーンを背に、自分たちの扱いに怒り心頭の万事屋3人は、愚痴をこぼしながらも新作への出演を報告した。なお、坂田銀時役の杉田智和、志村新八役の阪口大助、神楽役の釘宮理恵は、ファンに向けたメッセージを以下のように贈った。■杉田智和(坂田銀時役)こちらも収録を待っています。よろしくお願いします。■阪口大助(志村新八役)ホントにやるんですかぁ?もうなにも信じられない状況ですけど(笑)。これで最後なのか?また詐欺なのか?なんにせよ頑張りますよ。お楽しみに!■釘宮理恵(神楽役)「アニメ劇場版銀魂」が決定、情報も解禁!ということで、いつかはやるのかな?と思っていたものがいよいよ現実味を帯びてきました。精一杯楽しみたいですし、頑張りたいと思います!待っていてくださいね!【詳細】『アニメ劇場版銀魂』公開時期:2021年早めの公開配給:ワーナー・ブラザース映画©空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
2019年12月27日るろうに剣心シリーズ最終章2部作『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が2021年に連続公開。それぞれ2021年4月23日(金)、6月4日(金)より公開される。人気シリーズ『るろうに剣心』原作は、「週刊少年ジャンプ」に連載された和月伸宏作の人気コミック「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚-」。幕末から明治にかけての激動の時代を舞台に、かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられた主人公・緋村剣心の活躍を描いたアクション時代劇コミックだ。これまで実写化された『るろうに剣心』『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』の3作品は、シリーズ累計興行収入125億円以上を突破。度肝を抜くような超高速アクション、そしてエモーショナルに描かれる人間ドラマは、大きな反響を呼び、世界各国でも数々の賞を獲得した。遂に完結へ!そんな人気映画が、2020年夏に遂に完結を迎える。前作から5年ぶりとなる最新作は、全2部作で構成。原作の最終章にあたる<人誅編>をベースに、これまで語られることのなかった剣心の過去が明かされる。るろうに剣心 最終章 The Final『るろうに剣心 最終章 The Final』では中国大陸の裏社会を支配する謎の武器商人で、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていたシリーズ最恐の敵・縁(えにし)との戦いを描く。大胆なアクションシーンに注目だ。あらすじ『るろうに剣心 最終章 The Final』かつては“人斬り抜刀斎"として恐れられた緋村剣心だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀”さかばとう”を持ち穏やかな生活を送っていた。最狂の敵・志々雄真実が企てた日本転覆の計画を阻止するため、かつてない死闘を繰り広げた剣心達は、<神谷道場>で平和に暮らしていた。しかし、突然何者かによって東京中心部が攻撃される。剣心とその仲間に危険が及んでくる。それはいったい誰の仕業なのか?何のために攻撃してくるのか?剣心は仲間とともに新時代への一歩を踏み出すことができるのか?今まで明かされたことの無い剣心の過去に大きく関係し、決して消えることのない十字傷の謎へとつながっていく。るろうに剣心 最終章 The Beginningこれまで語られることのなかった<十字傷>の謎に迫る『るろうに剣心 最終章 The Beginning』。動乱の幕末期と明治維新後の新時代の2つの時代の物語を通して明かされる、「るろうに剣心」の原点と究極のクライマックスに是非注目してほしい。キャスト主演に佐藤健主人公・緋村剣心は、『8年越しの花嫁』『サムライマラソン』の佐藤健が続役。「毎回どの作品も全力で演じていますが、『るろうに剣心』に関しては、やはり特別な思いがあります。また、この二部作は、剣心の十字傷の秘密(剣心の過去)を描いていることもあり、剣心にとって間違いなく一番重要なエピソードです」とコメントを寄せている。武井咲や蒼井優らが続役また剣心を支えてきた<神谷道場>に集う仲間たちのキャストは、シリーズお馴染みの顔ぶれが揃う。神谷薫役に武井咲、喧嘩屋の相楽左之助役に青木崇高、女医の高荷恵役に蒼井優が続投。さらに、明神弥彦役には、「キングダム」信の子供時代を演じ注目を集めた、大西利空が新たな仲間として加わることとなった。ビジュアルには、平和の象徴である<神谷道場>に集うキャラクターたちの姿も映し出されている。縁(えにし)役 - 新田真剣佑シリーズ史上最恐の敵である雪代縁(ゆきしろえにし)を演じるのは新田真剣佑。縁は、剣心の十字傷の謎を知る男。中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人で、武器や軍艦を送り込み志々雄真実(ししお まこと)を操っている。剣心はもちろん、関わるもの全て、また、剣心が作り上げた新時代をも破壊するために、<人誅>を仕掛けてくる。斎藤一役 - 江口洋介元新選組三番隊組長として最大の宿敵である剣心と共に、幕末の動乱を生き抜いてきた斎藤一。時には剣心のライバル、時には剣心の頼もしい仲間として刀を振るってきた『るろうに剣心』シリーズに欠かせないその役には、江口洋介が引き続き出演。剣心との因縁が残るまま、新たな時代で別々の道を歩み始めるが、新たな脅威を前に再び剣心と共に戦いに身を投じていく。雪代巴役 - 有村架純幕末、人斬り抜刀斎時代、剣心は結婚していた。血も涙もない剣心が、唯一心を許したにもかかわらず、その手で斬殺してしまう妻。巴は剣心の頬の十字傷に深く関わるとともに、彼女の存在は剣心が人斬りをやめ、「不殺の誓い」を立てる理由にもなる。四乃森蒼紫役 -伊勢谷友介京都隠密御庭番衆の御頭。伊勢谷は、『京都大火編 / 伝説の最期編』からの続投。巻町操役 - 土屋太鳳京都隠密御庭番衆。蒼紫と共に生きる。沢下条張役 - 三浦涼介強の敵・志々雄真実の配下である十本刀の一人。また剣心の前に立ちはだかるのか?呉黒星役 - 音尾琢真呉黒星(ウーヘイシン)は、“縁”が率いる上海マフィアの副官。辰巳役 - 北村一輝剣心の過去に大きな影響を残す旧幕府直属の隠密組織「闇乃武(やみのぶ)」のリーダー。主題歌アーティストはONE OK ROCKが続投過去の作品で楽曲を提供し、『るろうに剣心』を最大限に盛り上げてきたONE OK ROCK。終章の2作でも引き続き書き下ろしの主題歌を担当する。監督に大友啓史監督は、引き続き大友啓史が担当。本作について、「今回描く物語は、ファンの方が一番大事にしているエピソードだと思いますし、初めて『るろうに剣心』を観る方にも届くような深い物語でもありますので、最終章は気合をいれ直し、いま全身全霊で挑んでいます」と、作品制作に対する意気込みを語る。かつて大河ドラマ『龍馬伝』を手掛けた大友が、新時代のアクション時代劇のクライマックスをどのように描くのか。7か月以上の撮影を経てクランクアップ2018年11月4日(日)にクランクインした『るろうに剣心』最終章は、京都・奈良・滋賀・三重・兵庫・熊本・広島・栃木・埼玉・静岡・大阪・長野など全国43カ所で大規模な撮影を7カ月以上に渡って行い、2019年6月7日(金)に遂にクランクアップを迎えた。参加したエキストラは延べ6,000人。長きにわたる撮影は時に困難を極め、極寒の中での深夜撮影や、朝まで及ぶ撮影、悪天候によるスケジュール変更なども余儀なく実施されたこともあったという。佐藤健&大友監督のコメント約8年間を通して本シリーズの主演を務めてきた佐藤健は、「この作品は、言うまでもなく僕の誇りで、これまでもこれからも『るろうに剣心』を背負っていきます。特に今回のエピソードはこのシリー ズを語る上で避けることはできないですし、絶対演じたいと思っていました。そして、ただ描くだけじゃなく、圧倒的なクオリティをもって映画史に名を残す、という使命にも似たような気持ちもありました。」とコメント。これから1年を費やし映画の編集作業を進めていくという大友監督は、「東京オリンピックに負けない“るろうに旋風”を、再び世界中にまき起こせるような、すべての人が楽しめる、刺激的で圧倒的パワーを持ったエンターテイメント作品に仕上げたい。」と意気込みを語っている。シリーズ初と、緋村剣心フィギュア登場なお映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の公開を記念して、主人公「緋村剣心」の1/6 スケールのフィギュア化が実現。飛天御剣流 抜刀術を繰り出す際の姿を、11カ月の制作期間を経て忠実に立体化した、緊迫感溢れる佇まいに仕上げている。先行予約は、12月4日(金)よりセブンショッピングにて受付を行う。【詳細】映画『るろうに剣心』最終章公開時期:『るろうに剣心 最終章 The Final』2021年4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(金)※購入した前売り券(ムビチケカード)は延期後の上映時に利用可能。配給:ワーナー・ブラザース映画監督:大友啓史音楽:佐藤直紀主題歌:ONE OK ROCK主演:佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、蒼井優、伊勢谷友介、土屋太鳳、三浦涼介、音尾琢真、鶴見辰吾、中原丈雄、北村一輝、有村架純、江口洋介
2019年12月23日第44回報知映画賞の表彰式が18日に都内で行われ、各賞の受賞者が登場した。特別賞に輝いたのは、まさかのヒットを記録した『飛んで埼玉』。花束を持って登場した原作者の魔夜峰央は、「特別賞、なにがどう特別なんだかよくわからない、あやふやでぼやっとしたところが『翔んで埼玉』にふさわしいかなと思います。今回はありがとうございます」とユーモアたっぷりに祝福する。さらに主演のGACKTが「今回、この役の話をいただいたときに、一番最初に、断らせていただきました」と明かすと、会場は大爆笑。高校生役を演じたことに「今年46なんですけど、なにやってんのかなあと」と苦笑しつつ、「僕は昔から魔夜先生の大ファンでして、先生からご指名ということで、これはさすがに断れないなというところで、苦悩しながら高校生を演じさせていただきました」と振り返った。また、主演男優賞に輝いた中井貴一に対し、『記憶にございません!』三谷幸喜監督からのメッセージを預かってきたというフジテレビジョン 取締役編成統括局長 石原隆氏は「『やったね!』以上です」と読み上げ、この潔さにも会場は爆笑。さらに共演した佐藤浩市からは映像で、「なかなか日本の映画賞で、コメディで演技賞を授賞する例があまりないんだよね。僕の記憶の中では渥美清さん以来なんじゃないかな。そういう意味では非常に僕は意義があると思うし、大きな功績だと思います。あなたはすでに寅さんの域なんです。がんばってください、これからも。お互いにね」と愛あるメッセージが流れた。中井は改めて、「デビューしましてもう39年、年月が流れました。親父が亡くなったのが38歳のときですから、役者人生だけで父の人生の年月を抜いたことになります」と、3歳のときに死別した父親で俳優の故・佐田啓二さんに触れる。「デビューした時、ご多分に漏れず、"二世"と言っていただいたんですけども、私にはまったく父の記憶がなく、肌感もなく、自分が一番キョトンとしていたことをおぼえています。しかし幼かった頃の自分と亡き父の間をとりもってくれたのが、映画というものでした。映画で見る父を自分の父と思い、そこに自分のイメージを膨らませ、自分が父の子供であると認識するということが多くありました」と振り返る中井の言葉に聞き入る会場。「自分が今、映画というものに携わらせていただいて、この映画に恩返しをしなければならないというふうにも思っています。まだまだ非力でどこまで恩返しできるかどうかわかりませんが、この先も映画を愛して、映画に必死に取り組んでいきたいと思います」と真摯な言葉に惜しみない拍手が送られた。○第44回報知映画賞 受賞・登壇者一覧作品賞・邦画部門:『蜜蜂と遠雷』石川慶監督 花束ゲスト:松岡茉優作品賞・海外部門:『ジョーカー』ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 社長兼日本代表 高橋雅美 花束ゲスト:田中誠アニメ作品賞:『天気の子』 新海誠監督 花束ゲスト:醍醐虎汰朗、森七菜主演男優賞:中井貴一『記憶にございません!』 花束ゲスト:フジテレビジョン 取締役編成統括局長 石原隆主演女優賞:長澤まさみ 『マスカレード・ホテル』『コンフィデンスマン JP -ロマンス編-』 花束ゲスト:小日向文世助演男優賞:成田凌 『チワワちゃん』『愛がなんだ』『さよならくちびる』 花束ゲスト:深川麻衣助演女優賞:小松菜奈 『来る』『閉鎖病棟-それぞれの朝-』 花束ゲスト:平山秀幸監督監督賞:佐藤信介 『キングダム』 花束ゲスト:山崎賢人新人賞:鈴鹿央士 『蜜蜂と遠雷』 花束ゲスト:松岡茉優新人賞:玉城ティナ 『Diner ダイナー』『惡の華』 花束ゲスト:井口昇監督特別賞:『翔んで埼玉』 武内英樹監督、GACKT 花束ゲスト:魔夜峰央
2019年12月19日第44回報知映画賞の表彰式が18日に都内で行われ、各賞の受賞者が登場した。新人賞に輝いた玉城ティナは、「映画が本当に大好きで、思い返すと映画にどん底に突き落とされたり、時に拾い上げられたりりながら、私の内面だったり感情を育ててもらったように感じます」と感謝。「今は私が表現をする側として、映画を作っている人たちに、この子にだったら物語を紡がせてやってもいいかなと思わせられるようになったらいいなと思います」と今後への思いを表した。助演女優賞の小松菜奈は、「2014年に中島哲也監督の『乾き』でデビューさせてもらって、この報知映画賞の新人賞でここに立たせてもらった以来なので、心にグッとくる思いがあります」としみじみ。「賞をとるためだけに頑張っているわけではないんですけど、『頑張ったな』と思わせていただけるような賞をいただけて、純粋に嬉しいです。それもスタッフのみなさんや監督、『来る』での岡田(准一)さんや『閉鎖病棟』の(鶴瓶)鶴瓶さんを筆頭にすばらしいキャストの方々のおかげだと思っています」とメッセージを送る。また、主演女優賞に輝いた長澤まさみのために花束を持って登場した小日向文世は、「最近長澤さんと会うたびに、背が高くなってるんじゃないかなという気がしてて。ただもうさすがに身長は伸びてないはずだから、僕も60半ばで縮み始めてるんでその落差かなと思いながら」と苦笑する。「でも実はきっと、女優としてのオーラが、背が大きくなっているというふうに僕を錯覚させてるんだろうなと思ってます」と説明すると、長澤も笑顔を見せる。小日向は「共演するたびに長澤さんの女優としてのすばらしさ、すごさを肌でひしひしと感じていました。これからますます大きくなってさらなる高みを目指してもらいたいと思います」と長澤のことを称賛した。長澤は、「みなさんのおかげでいただけた賞だなと思っております」と改めて感謝しながら、「さっきトロフィーをいただいて、15年前に助演女優賞でトロフィーをいただいた時も、その重みにびっくりしたのをまた思い出しました」と振り返る。「映画というのは、作るにはとても時間がかかる大変なものだと思っております。今もこうして映画の一部になれていること、たくさんの映画に携われていることを感謝し、これからも日々努力し、毎日を積み重ねていきたいなと思いました。本当にありがとうございました」と頭を下げた。○第44回報知映画賞 受賞・登壇者一覧作品賞・邦画部門:『蜜蜂と遠雷』石川慶監督 花束ゲスト:松岡茉優作品賞・海外部門:『ジョーカー』ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 社長兼日本代表 高橋雅美 花束ゲスト:田中誠アニメ作品賞:『天気の子』 新海誠監督 花束ゲスト:醍醐虎汰朗、森七菜主演男優賞:中井 貴一『記憶にございません!』 花束ゲスト:フジテレビジョン 取締役編成統括局長 石原隆主演女優賞:長澤まさみ 『マスカレード・ホテル』『コンフィデンスマン JP -ロマンス編-』 花束ゲスト:小日向文世助演男優賞:成田凌 『チワワちゃん』『愛がなんだ』『さよならくちびる』 花束ゲスト:深川麻衣助演女優賞:小松 菜奈 『来る』『閉鎖病棟-それぞれの朝-』 花束ゲスト:平山秀幸監督監督賞:佐藤信介 『キングダム』 花束ゲスト:山崎賢人新人賞:鈴鹿央士 『蜜蜂と遠雷』 花束ゲスト:松岡茉優新人賞:玉城ティナ 『Diner ダイナー』『惡の華』 花束ゲスト:井口昇監督特別賞:『翔んで埼玉』 武内英樹監督、GACKT 花束ゲスト:魔夜峰央
2019年12月18日第44回報知映画賞の表彰式が18日に都内で行われ、各賞の受賞者が登場した。作品賞・邦画部門、新人賞(鈴鹿央士)の2冠に輝いた『蜜蜂と遠雷』。広瀬すずにスカウトされ、オーディションで天才少年役に選ばれた鈴鹿に、主演の松岡茉優が花束を贈呈した。松岡は「鈴鹿くんは去年まで岡山で普通の高校生をしていました。そんな彼が、1番と言っていいくらいプレッシャーのかかる役を演じてくれたんですけど、私は彼と目線を合わせてお芝居するとセリフが飛んでしまうくらいまっすぐに、見たことないくらい純粋な目で一緒にお芝居をしてくれました」と振り返る。「彼がもっとたくさんの役と出会っていくのも楽しみですし、その門出が『ミツバチと遠雷』であったことも誇りに思いますし、何より報知映画賞さんで、鈴鹿くんのお芝居が良かったんだとハンコを押してもらった気がして、もう一歩押しができた気がして本当に嬉しいです」と祝福した。鈴鹿は「本当にみなさんに感謝していて、捨て犬を拾ってもらったような感覚で……捨てられてないんですけど」と会場を笑わせる。「パッと出てきた僕を石川監督がオーディションで見つけてくれて、いろいろ鍛えられながら映画を撮影して、こういうところでしゃべってるというのは想像できなかったことで、大きい門出なんですけど、転んじゃいそうなので、支えてもらいながら……事務所の方にもお願いしますね、本当に」と念を押した。さらに鈴鹿は「ここにいる方々もこれからお世話になると思うんですけど、ちょっと天狗だなと思ったらすぐにへし折ってもらって。のびのびと成長できるように」と懇願。「これから新人賞をいただいて、いつまで新人なのかなと思ったんですけど、新人じゃなくなる時がくるんですよね、僕も。それが楽しみだなという今です」と自然体で語った。また作品賞・邦画部門の表彰では石川監督が登場。松岡が花束を持って再度登場するも、石川監督の胸元の花が曲がっているのに気づいて直す一幕も。石川監督は改めて「主演の4人の役者さんたち(松岡、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿)が本当にピアノを頑張っていただいて、本当に役者さんたちにこそ捧げられるべき賞だなと思っています」と役者たちへの感謝を述べた。○第44回報知映画賞 受賞・登壇者一覧作品賞・邦画部門:『蜜蜂と遠雷』石川慶監督 花束ゲスト:松岡茉優作品賞・海外部門:『ジョーカー』ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 社長兼日本代表 高橋雅美 花束ゲスト:田中誠アニメ作品賞:『天気の子』 新海誠監督 花束ゲスト:醍醐虎汰朗、森七菜主演男優賞:中井 貴一『記憶にございません!』 花束ゲスト:フジテレビジョン 取締役編成統括局長 石原隆主演女優賞:長澤まさみ 『マスカレード・ホテル』『コンフィデンスマン JP -ロマンス編-』 花束ゲスト:小日向文世助演男優賞:成田凌 『チワワちゃん』『愛がなんだ』『さよならくちびる』 花束ゲスト:深川麻衣助演女優賞:小松 菜奈 『来る』『閉鎖病棟-それぞれの朝-』 花束ゲスト:平山秀幸監督監督賞:佐藤信介 『キングダム』 花束ゲスト:山崎賢人新人賞:鈴鹿央士 『蜜蜂と遠雷』 花束ゲスト:松岡茉優新人賞:玉城ティナ 『Diner ダイナー』『惡の華』 花束ゲスト:井口昇監督特別賞:『翔んで埼玉』 武内英樹監督、GACKT 花束ゲスト:魔夜峰央
2019年12月18日ワーナー・ブラザースが、『マトリックス』第4弾とDCコミックスのフラッシュ単独映画『The Flash』(原題)の公開日を発表した。それぞれ2021年5月21日と2022年7月1日。今夏、製作されることが発表されたばかりの『マトリックス』第4弾。オリジナルキャストのキアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミスに加え、ニール・パトリック・ハリス、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ジェシカ・ヘンウィックが出演することが決定している。数日前には「glee/グリー」のジェシー役、『アナと雪の女王』のクリストフ役声優として知られるジョナサン・グロフの出演決定も報じられた。公開日の2021年5月21日は、なんと『ジョン・ウィック』第4弾と同じ日でキアヌの主演作がぶつかり合うことに。フラッシュ単独映画『The Flash』は2014年10月から企画がスタートしたが、これまで監督の降板、脚本の書き直しなど様々なハプニングに直面し、一向に製作が始まっていなかった。現在のところ、主役のフラッシュ/バリー・アレンを演じるのはエズラ・ミラーに変わりなく、監督は『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』シリーズのアンディ・ムスキエティが務めることになっている。(Hiromi Kaku)
2019年12月12日タレントの柳沢慎吾(57)がサイコスリラー映画の金字塔「シャイニング」を“一人”で再現する映像が11月18日、YouTubeなどで公開された。公開から40年を迎える「シャイニング」同様、芸歴40年目となる柳沢。その全力ぶりが大きな反響を呼んでいる。柳沢が“一人シャイニング”を披露したのは同日に開催された、「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」の試写会でのこと。各メディアによると「いとしのエリー」が流れるなか登場した柳沢は、「40年経って続編を作るって凄いことですよ!」などと話したという。続けて“一人シャイニング”を披露した柳沢。その様子は、シネマトゥデイの公式TouTubeアカウントなどで公開されている。そこで柳沢は映画ファンにおなじみの“三輪車を漕ぐ姿”を見せたり、双子に怯えてみせる。またシャイニングのポスターでお馴染みの、ドアから顔を覗かせるシーンも再現。「Wendy, I’m home」といい直後に怯える妻の役を“一人二役”で演じ、さらにセルフで効果音をつけながら名シーンを演じてみせている。「ドクター・スリープ」を配給する「ワーナー ブラザース ジャパン」の公式Twitterアカウントも同日、“一人シャイニング”の動画を公開。そして、こうツイートしている。《再現度が異常に高い》“一人シャイニング”がネットやテレビで公開されると早速話題に!Twitterでは《柳沢慎吾の1人シャイニングで爆笑してる1人で》《昼休みに柳沢慎吾のひとりシャイニング見たらバカバカしすぎて心が救われた ありがたや》《シャイニングさえも怖くなくなっちゃう》といった声が上がっており、大好評となっている。また当日に登壇していた映画コメンテーター・有村昆氏(43)も柳沢と司会・笠井信輔アナウンサー(56)とのスリーショットをアップし、《柳沢慎吾さんの1人シャイニングに大爆笑!》と絶賛のツイート!さらに会場にいた観客たちも、こんなツイートをしている。《柳沢慎吾さん最高だった………わたし試写会でこんな涙が出るほど笑ったことない………慎吾さんがシャイニングの名シーンを再現する「ひとりシャイニング」を間近で観たんだけど、匠の技、プロの心意気、素晴らしかった……すき…》《ドクタースリープ試写、柳沢慎吾の1人シャイニングが面白く、Wendy, I’m homeのギラついた顔が似てて爆笑…》《なんでゲスト慎吾ちゃんなんだろと思ったら、今年デビュー40周年なんですって!すごく納得!40周年おめでとうございます》
2019年11月20日講談社「good!アフタヌーン」にて2014年4月から連載中の大ヒット青春コメディ漫画「ぐらんぶる」が、ワーナー・ブラザース映画により実写映画化されることが決定。監督は、『ヒロイン失格』「賭ケグルイ」の英勉が務める。物語は、主人公の北原伊織が大学進学を機に海辺の町に引っ越してくるところから始まる。叔父が営むダイビングショップ「GRAND BLUE(グランブルー)」に下宿することになった伊織。きれいな海、かわいい幼なじみ…あこがれのキャンパスライフを前に、期待に胸を膨らませていた伊織を待っていたのは、男だらけのダイビングサークルだった!?登場シーンの半分が服を着ていないともうわさの原作は、11月22日発売の最新14巻で累計発行部数440万部を突破。2017年に映画化された「亜人」とならぶ同誌の看板コミックとなっている。原作の井上堅二は、「『実写化してイケメンの股間を見るんだ!』『ぐらんぶる』の構想段階から抱いていた、僕の純粋無垢で――青年誌で連載する作家の誰もが抱く大きな夢。それがついに叶う時が訪れようとしています」と計画通りに実写化が実現した(?)喜びを語りつつ、「協力してくれた関係者の皆様に感謝を、そして出演する被害者の皆様に心からの謝意を送ります」とまさかの謝罪表明も。また、漫画の吉岡公威は、「美しい海で繰り広げられる爽やかな若者たちの青春」と本当かウソか本作を説明。最新巻の帯でも「おいおい正気かワーナー・ブラザース!」とツッコミを入れられているが、「いよいよ実写化され、スクリーンで見られるんですね。本当にドキドキしてます。色々な意味で。本当に、色々な意味で!」と含みがある期待を寄せ、井上氏ともども茶目っ気たっぷりに実写化の喜びを語った。「男子ってバカねっ」って映画を作ろうと思ったんですが…本作のメガホンを取るのは英勉監督。デビュー作『ハンサム★スーツ』で鮮烈なコメディデビューをしたのち、『高校デビュー』『貞子3D』など幅広いエンタメ作品を手掛け、2015年の『ヒロイン失格』は興行収入24億円超えとなるヒットを記録、その年の実写邦画ランキングTOP5に入り、昨今の若者向け映画ブームの火付け役に。今年は、TVシリーズから手掛けてきた「賭ケグルイ」の劇場版でもメガホンをとった。そんな英監督は撮影を終え、「『男子ってバカねっ』って映画を作ろうと思ったんですが、『男子ってバカ!ほんとバカ!クズ!』って映画になっちゃいました」とコメント。映画化を予想する一部のファンからすでに「ぐらんぶる映画化説あるの草」「だって脱がないでしょ?」という声もある中で、そのハジけ具合に自信を見せた。「『ダイビングに賭ける青春と恋と友情。さあ、最高の海の世界へ』という宣伝が展開されると思いますが、違いますから。詐欺ですから」と、いつの世も作品をよく見せようとする宣伝に騙されないようにまさかの注意喚起も?原作の関係者から「本当に大丈夫ですか?」と心配される今回の映画化にあたり、エグゼクティブプロデューサーの関口大輔氏は、「昨今似たようなテーマの邦画が多いのは、『お客さんが好きなタイプの映画』に傾向があり、そのベストな期待に制作が行われているからでしょう」と前置きした上で、「圧倒的な異物感、圧倒的なバカバカしさ、そして圧倒的に熱苦しい男たち...。私はこの圧倒的な既視感のなさに心底惚れ込み、リサーチ全盛の時代の今だからこそ、数字では測り切れないこの作品を映画化したいと思いました」と、唯一無二の原作だからこそ映画化に踏み切ったことを告白。また、「原作の関係者から『本当に大丈夫ですか?』と心配される映画は『ぐらんぶる』くらいです」と笑い交じりにコメント。メガホンを取った英監督については、「監督は、英さん以外思いつきませんでした。何の制限もない振り切った演出を任せられる日本人監督は英さんしかいないでしょう」とその手腕に全幅の信頼を寄せる。今回の解禁では実写化、監督の名前のみが明かされており、キャスト陣をはじめストーリーやスタッフなどもベールに包まれている。ヒントはダイビングショップ「グランブルー」の前に、パンツ姿とオタTを巻いてたたずむ2人の青年の写真のみ。無駄にオシャレな外観のショップの前に鍛え上げられたカラダが印象的な1枚。このハジけた役をいったい誰がスクリーンで演じられるのか?関口氏は今後発表となるキャストについても、「キャスト陣の発表はこれからとなりますが、ほぼ素っ裸で作品に挑んでいますのでこちらも引き続き楽しみにしていてください」とその振り切った演技に自信のコメントを寄せている。『ぐらんぶる』は2020年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月20日世界最大のメタル超大国・フィンランドを感動の涙と抱腹絶倒の笑いで包み込んだ『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』。この度、日本版予告映像が解禁となった。『ブルース・ブラザース』『スパイナル・タップ』『デトロイト・ロック・シティ』の系譜に新たな閃光を放つ、今年度最も魂を震わせる爆笑系音楽映画といえる本作。フィンランドのド田舎で退屈な日々を送るトゥロは一応4人組ヘヴィ・メタルバンドのボーカル。だが、ライブもしない、単なるコピーバンドだ。しかし、ひょんなことからノルウェーの巨大メタルフェス出演のチャンスを掴み、バンド名も“インペイルド・レクタム”(直訳すると直腸陥没)に決定したが、地元ライブで緊張したトゥロが大嘔吐する前代未聞の惨劇で敢えなく解散。さらに、ハイウェイでトナカイを避けたドラマーの事故死…。盗んだバンに亡き友の棺桶を乗せ、精神病院から新ドラマーを誘拐し、バンドを再結成したトゥロは一路ノルウェーへ。両国の警察に追われながらも、亡き友、仲間、そして自分のために夢のフェスを目指す。だが、国境には“デルタ部隊”が立ちはだかる。インペイルド・レクタムは、巨大フェスに参加することができるのか!?『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』は12月27日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月18日マット・リーヴス監督作『バットマン』に、ポール・ダノがヴィランのリドラー役で出演するようだ。「Variety」誌が報じた。先日、悪役のオファーを受けていたジョナ・ヒルが辞退したと報道されたが、ワーナー・ブラザースはすぐに新たな候補に声がけをした模様。ジョナはリドラー役またはペンギン役で出演交渉を行っていたとされている。ポールは『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で英国アカデミー賞助演男優賞でノミネート経験を持つ俳優で、『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』ではゴッサム・インディペンデント映画賞&ボストン映画批評協会賞の主演男優賞を受賞した。リドラー役は過去に『バットマン フォーエヴァー』でジム・キャリーが演じたことがある。1966~68年のテレビシリーズ「怪鳥人間バットマン」ではジョシュ・ゴーシン&ジョン・アスティンが演じた。リドラーの本名はエドワード・ナッシュトンで、原作コミックではのちにエドワード・ニグマとなるが、今作でポールが演じるのは“ナッシュトン”だという。リーヴス監督作の『バットマン』に現在出演が決定しているのは、バットマン役にロバート・パティンソン、キャットウーマン役にゾーイ・クラヴィッツ、ゴードン刑事役にジェフリー・ライト。全米公開は2021年6月25日予定。(Hiromi Kaku)
2019年10月18日10月4日に公開された『ジョーカー』が、大ヒット中の三谷幸喜監督作『記憶にございません』を抑え、R15指定の映画ながらもぶっちぎりのナンバー1ヒットを飾った。ご存知、DCコミック『バットマン』の最恐ヒール、ジョーカーの誕生秘話を描く作品で、第76回ヴェネツィア国際映画祭にて、アメコミ作品として初の金獅子賞も獲得。現在、世界中でメガヒット中の本作で、主演のホアキン・フェニックスだけではなく、トッド・フィリップスたち製作陣の才能も脚光を浴びている。日米同時公開となったが、全米では10月4日~6日の3日間で9,350万ドル(1ドル=106.77円換算で99億8318万円)を挙げ、10月公開作品としては『ヴェノム』(18)が保持していた8,025万ドルという数字を大きく塗り替え、日本を含む12カ国でワーナー・ブラザース映画として今年一番のオープニング記録を達成した。日本でも、土日2日間の数字で、DC映画としてダントツのNo.1をマーク。たとえば同じジョーカーが登場する『スーサイド・スクワッド』(16)との対比は140%、『ダークナイト』(08)では251%(16.3億円)となり、圧倒的な強さを誇った。アメコミ映画としては、マーベルコミックのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の成功例と比べられがちなDC映画だが、近年は『アクアマン』(18)の全世界興収がDC 映画史上No.1となり、日本でも興収16.35億円を挙げたことも記憶に新しいところだ。ただ、『ジョーカー』のメガホンをとったトッド・フィリップス監督は、本作の時代設定を敢えて70年代後半から80年代初期にしたことについて「主な理由はDCのユニバースから切り離すため」とバッサリ言い放ち、「今までの映画で観てきたジョーカーとこのジョーカーが共存することは避けたかった」と明言している。映画を観れば納得する点もあるが、DC陣営としては、2020年公開のハーレイ・クインの単独映画『バーズ・オブ・プレイ』や『ワンダーウーマン 1984』に向けて、弾みをつけたいところだ。○■24kg減量のあばら骨が物語るホアキン・フェニックスの熱演本作で描かれるのは、悪のカリスマ、ジョーカーの“0章”だ。ホアキン・フェニックス演じる主人公は、コメディアンを夢見る孤独な青年アーサー役。彼が社会から阻害され、恐ろしいジョーカーへと変貌していく様を、原作にはないオリジナルストーリーで描く。ティム・バートン監督作『バットマン』(89)のジャック・ニコルソンや、『ダークナイト』のヒース・レジャー、『スーサイド・スクワッド』(16)のジャレット・レトなど、個性派俳優陣が演じた歴代のジョーカーも、それぞれ魅力的だったが、とりわけ同役を演じたあとに急逝してからオスカーを受賞したヒースの壁は大きかったはず。正直、レジェンドとなったヒースとホアキンでは、作風や設定なども含め、同じ土俵には並べづらいが、24kgという壮絶な減量を果たした彼のあばら骨を見た時、その本気度に感嘆した。実際、その演技は絶賛の嵐を呼び、ヴェネツィア国際映画祭では、金獅子賞とW受賞が不可ということで男優賞を逃したものの、本年度のオスカー受賞の呼び声は高い。○■トッド・フィリップスとブラッドリー・クーパーの黄金タッグトッド・フィリップス監督がヒットメーカーに名を連ねたのは、ブラッドリー・クーパー主演のコメディ「ハングオーバー」シリーズだろう。フィリップスと何度も組んでいるブラッドリーは、本作でもプロデューサーを務めているが、彼の監督作『アリー/スター誕生』(18)では、フィリップスがプロデューサー側に回っていた。まさに良きパートナーシップを築いてきた2人だが、『ジョーカー』によって、改めてこの2人の才能にもスポットが当たっている。『ジョーカー』で監督・製作・共同脚本を務めたフィリップスだが、本作は“コメディ監督”という彼のイメージを払拭するくらいのインパクトがあった。脚本には、人間の心の闇が丁寧に織り込まれ、これまでのジョーカーによるめちゃくちゃな“理由なき反抗”を、なぜ彼が悪の道に足を踏み入れたのかを物語る“理由”を提示したことで、孤高さと哀しみが際立ち、観客は心を鷲づかみにされた。また、ホアキンは俳優としての演技力は言うまでもないが、何をしでかすかわからないお騒がせな一面もある。兄リバー・フェニックスの死に直面し、表舞台から姿を消したことは、その胸中を察するが、アル中や、車の横転事故、いきなり歌手への転向宣言など、かなりのやんちゃぶりだ。ただ、その不安定な危うさも彼の魅力の1つで、今回のアーサー役はドンピシャなキャスティングだったと言える。この暴れ馬の手綱をにぎり、彼からモンスター級の熱演を引き出したフィリップ監督の手腕は大いに称えたい。また、『世界にひとつのプレイブック』(12)や『アメリカン・ハッスル』(12)、『アメリカン・スナイパー』(13)など、自身の出演作でプロデューサーも務めてきたブラッドリーの目利きはすばらしい。俳優としては、何度もオスカーにノミネートされていながらも無冠ではあるが、クリント・イーストウッドからバトンを受け取って監督した主演映画『アリー/スター誕生』も作品の評価は非常に高かった。『ジョーカー』では、改めてプロデューサーとしての有能さも知らしめることになりそうだ。そういう意味で、ホアキンの主演男優賞を含め、『ジョーカー』が何冠を獲るのか、本年度のオスカー授賞式が今から楽しみでならない。(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DCComics
2019年10月09日孤独で心優しかった男アーサーが、“悪のカリスマ”へと変貌していく衝撃のドラマを描いた『ジョーカー』が、ついに全米、日本を含む73か国で公開。日本を含む12か国でワーナー・ブラザース映画の今年一番のオープニング記録を達成、世界中で記録を塗り替える大ヒットとなっている。米サイト「Box Office Mojo」(現地時間10月6日付)によると、10月4日(金)~6(日)の3日間、全米4,374館での暫定の興行収入は9,350万ドル(99億8318万円)と2位以下を大きく引き離す初登場No.1の大ヒットを記録(「Box office mojo」調べ※1ドル=106.77円換算)。これまで10月公開作品のオープニング興収記録を保持していた『ヴェノム』の8,025万ドルを大きく塗り替え、新たな記録の樹立となった。さらに米・映画批評家サイト「Rotten Tomatoes」のオーディエンス・スコアも91%と非常に高い満足度を記録、全米での『ジョーカー』の口コミは初週末のトレンドになるほどで、口コミによるさらなるムーブメントの加速が期待されている。また、全米だけでなく、10月4日(金)に公開初日を迎えた日本をはじめとする73か国でも公開後初めての週末を迎え、日本を含む12か国でワーナー・ブラザース映画としては今年最高のオープニング記録となっている。日本では10月6日までの3日間で動員数49万8,071人、興行収入7億5,566万8,700円となり、週末興行収入ランキングでは圧倒的No.1の大ヒットスタートを記録、土・日2日間の数字ではDC映画でNo.1に。『スーサイド・スクワッド』(2016)対比140%(最終興収17.6億円)、『ダークナイト』(2008)対比 251%(同16.3億円)、『アクアマン』(2019)対比 174%(同16.35億円)、『ワンダーウーマン』(2017)対比203%(同13.35億円)、『ジャスティス・リーグ』(2017)対比267%(同10.6億円)と、圧倒的な力を見せつけた。初日から来客層は大学生から50代まで幅広く、20代の男性グループや女性同士、カップルでの来場者が目立った。SNS上では、「自分の価値観が揺らぐほどの衝撃」「ジョーカーが衝撃的過ぎて未だに眠れない。すげー映画だった」「エンドロールが終わるまで、誰も席を立たない作品は、なかなかない」と“衝撃”を目の当たりにした声、「ジョーカーが出てくる映画を正直今まで観たことがなかったが、衝撃を受けた。怪演ぶりが素晴らしく、憎悪や喜怒哀楽、そして狂気さが脳裏に焼き付くまで伝わってきた」「アメコミ系の映画は見たことなかったけどまったく問題なかった。ガツンと心に残る凄まじい映画だった」「こんなに観客が集中した映画ってある?わたし息してた???って感じ」と、初めてアメコミ映画に触れた方からもほかの映画とは全く異なる映画体験についてのコメントで話題沸騰。「ジョーカー観てきた。凄すぎた。最高だった。ホアキンさんの芝居、ジョーカーが完全に憑依してた。泣いた」「迫真の演技とはこのことを言うのだろう。ホアキンの主演によって成り立ったと言っても過言ではない」「肉体改造して挑んだホアキン.Fの怪演、妖演が全て」と、アーサー/ジョーカーを24キロ減量の肉体改造で演じたホアキン・フェニックスへの賛辞も止まらない。さらに、すでに「おそらく稀代の傑作であろう『ジョーカー』2回目に突入」「ジョーカー、観てきた。大傑作。時間作って2回目チャレンジしたい」などと早速リピーターも続出しており、映画の枠を超えたエンターテインメントとして、また、エンターテインメントの枠を超えた社会現象として衝撃はまだまだ広まっていきそうだ。『ジョーカー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年10月07日