秋も深まり肌寒さも一層増して、コートやニット姿のファッションが目立つようになってきたこの頃。今回は冬を目前に控え、身も心もふわふわと温まる冬のラブストーリー映画3本をご紹介。まず1本目にご紹介するのは、ファンタジーの世界で繰り広げられる、幻想的な愛の物語『美女と野獣』(公開中)。ディズニーでもアニメーションとして映画化された、フランス発のラブストーリーの実写化作品だ。美しい娘・ベルにはフランス映画界きっての若手実力派にして、ファッション・アイコンとしても注目される女優レア・セドゥ、そして彼女を自身の城へと閉じ込めてしまう醜い野獣役にはヴァンサン・カッセルが扮する。基本的なストーリーは原作に沿って進むものの、神話にインスパイアされたエピソードが盛り込まれ、“美の国”ならではのエンパイア調とプリンセス風がブレンドされた豪華絢爛なドレスにも意味を持たせているのが本作の特徴だ。ベルと野獣の奇妙な出会いから、過去の真実を知り、そして愛おしさが芽生え、恋に落ちる。長年愛され続けたベーシックなストーリーであるからこそ、ラブストーリーとしてのポイントをしっかりと押さえた本作は間違いなくオススメ。恋人と観ても、女子同士で観ても、きっと共感できるシーンがあるはず。日本でも公開を迎えた週の週末興行ランキングは3位、続く翌週は2位と大ヒットを記録中だ。2本目にご紹介するのは、「関ジャニ∞」の大倉忠義と武井咲がオフィスラブを繰り広げるラブコメ作品『クローバー』(公開中)。原作は“オフィスラブのバイブル”と称される、稚野鳥子原作の人気少女コミックとあって、近年の邦画ラブコメには欠かせない、「壁ドン」や「ドSのイケメン男子」といった女子垂涎の“胸キュン”シーン満載の本作。武井さん扮する恋愛オンチな新人OL・沙耶が、大倉さん演じる華麗な女性遍歴をもつイケメンエリート上司・柘植に振り回されながら、惹かれ合っていく姿を描いているのだが、最近の邦画の特徴でもある「モテ男なイケメンが純愛に目覚める」という現代女子の“自分だけは特別”という願望を反映させた共感系の演出で人気を博しており、邦画作品としては観客動員数No,1(11月1日・2日付け)を記録している。男性と…ではなく、女子同士で“胸キュン”ポイントを分かち合いながら観るのがオススメの1本だ。最後は、全世界34か国を涙させたベストセラー小説を、クロエ・グレース=モレッツを主演に迎えて映画化した『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』(公開中)。17歳の少女・ミア(クロエ・グレース=モレッツ)とその彼氏・アダム(ジェイミー・ブラックリー)が辿る恋を描いた作品。だが、それだけに非ず。ある事故をきっかけにミアの魂は肉体と分離してしまい、ある選択を強いられることとなるのだ…。ラブストーリー全般に言えることだが、ポイントとなるのは恋人たちの“2人だけの世界”。言葉がなくても伝わるもの、抱きしめあったぬくもり、そういった2人の間にしか存在しない幸せだった時間を丁寧に描いている。ジャンルとしては“泣ける映画”――胸が締め付けられるような切なさの後、きっと頬には涙が伝っているはずだそれぞれに異なる3本のラブストーリー。あなたは誰と観るだろうか?(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 2014年11月1日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開(C) 2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTIONACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS
2014年11月13日映画パーソナリティーとして活躍中の伊藤さとりが、オトナ女子ならではの目線で恋に効くオススメ映画を紹介!記者会見や舞台挨拶の裏話もあるかも!?愛されるためにすべきこと~『イフ・アイ・ステイ愛が還る場所』好きな人と仲良くなりたい。憧れの人に興味を持ってもらいたい。恋をすれば誰だってそう思うはず。けれどどうすれば相手との距離が縮まるのか?『キックアス』で大ブレイク(当時11歳)した美少女クロエ・グレース・モレッツが、本格ラブストーリーに挑んだ映画『イフ・アイ・ステイ愛が還る場所』。この作品には、そんな恋する女の子たちの悩みに答えてくれる模範解答が詰まっています。さて、まずは物語のご紹介から。17歳のミアは、チェロ奏者としての夢を持ちつつ、ロックバンドのボーカルをしているカッコイイ彼氏にも夢中の高校3年生。ある日、家族とドライブ中に事故に遭い、大好きな両親と弟を亡くしてしまう。なんとか命は取り留めたけれど、生死を彷徨うギリギリの状態で24時間、昏睡状態。そんな彼女の意識は身体から抜け出して、今までの記憶をたどり、ベッドに横たわる自分を取り巻く人々の姿を目にしながら、大切なことに気付き始める......。生死の境で自分にとって大事な何かを見つける心の旅であり、愛の物語。人って、極限状態に陥って、改めて自分の至らなかったことや、やりたかったことを知って後悔することもあるんですね。さて、今回のテーマである「意中の彼に愛されるためにすべきこと」。ミアは、人気者のバンドマン・アダムに恋するのだけれど、アダムが彼女に好意を寄せたのは、ずばり、ミアのチェロへの愛と才能!ジャンルは違えど「音楽」に対する姿勢が同じ、ということが彼の興味を惹き、“心を通わせ合える相手”として距離を縮めるきっかけに更に仮装パーティのシーンで、ミアはアダムの世界に入りたいという想いから、ロッカーテイストのファッションで登場。その姿を見て喜ぶアダムも、ベートーベンをイメージしたファッションで現れたことで、二人がお互いに相手の世界に少しでも近づきたいと想い合っているとわかるんです。そう、気になる人に愛されたいなら、まずは相手のテリトリーに入ること。そして相手が好きなことに自分も興味を持って、趣味やスポーツなら同じように始めてみる。音楽好きなら、相手の好きな音楽をリサーチし、その曲を聞いて話のきっかけにして色々と教えてもらう。自分のファッションを相手に似せてみるのも大切。男性が彼女にしたいと思う女性の条件のひとつに、“自分に似合う相手”というのがあります。なので、彼と合わせたファッションを心がければ、必然的にアプローチできるってこと。そして“隣にいてしっくりくる”という感覚を持ってもらえたら、彼女への道、第一歩です!!ただ、前出の仮装パーティーシーン。ロックテイストなファッションのミアを見て、アダムは喜ぶものの、「こういう格好のほうがいいのね?」と聞くと「もちろんその格好はうれしいけど、いつもの君も好きだよ」と言うんです。その健気さに、愛おしさも倍増するんですよね。相手の世界に興味を抱いたり、真似てみるのは、親しくなるきっかけとして有効。けれど本当に愛されるためには、自分らしさを失わず、かつ彼のステイタスや知的レベルに見合う女性になることが重要なんです。チェロ奏者になるため、どんなときも努力を怠らないミアのように。やっぱり“いい男”に愛されるためには、趣味や知識を広げて“いい女”を目指すべし!ですよ。あらすじ:ミア17歳、高校3年生。親友と呼び合える友達がいて、つきあい始めて1年の大好きなミュージシャンの彼氏がいる。将来の夢はチェロ奏者。今はジュリアード音楽院への入学をめざして猛練習中。そんなミアを、ある雪の朝、突然の悲劇が襲った。一家が乗った車に対向車が突っ込み、ミアは一瞬にして家族を失ったのだ。病院のベッドの上、昏睡状態のミアの目に映ったものは、ベッドに横たわる自分の姿と幸せだったこれまでの人生、そして、彼女を死の淵から呼び戻そうとする人々の姿。「辛いなら頑張らなくてもいい」と言って泣いたおじいちゃんの涙。親友のキムと、看護師の制止を振りきって来てくれた最愛のアダム。彼らはミアに何を語り、ミアはそこに何を見るのか。事故から決断までの24時間が描かれる。2014年10月11日(土)新宿バルト9梅田ブルク7他公開中原作:「ミアの選択」(ゲイル・フォアマン・著、三辺律子・訳、小学館刊)監督:R・J・カトラー出演:クロエ・グレース・モレッツ、ミレイユ・イーノス、ジョシュア・レナード、ジェイミー・ブラックリー配給:ワーナー・ブラザース映画『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』()(C) ©2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights Reserved.伊藤さとり:映画パーソナリティー、心理テストカウンセラー。様々な映画イベントや記者会見のMCを努める映画司会者&映画コメンテーター。年間400本以上の映画を観る。TSUTAYAの店内放送で新作DVD紹介のDJ、Gyao!&ぴあ映画生活&Youtube動画「伊藤さとりと映画な仲間たち」では、監督、俳優、プロデューサー、脚本家らと対談し、映画紹介を行う。Amebaブログ:さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテTwitter:伊藤さとり@SATORIITO
2014年10月29日全世界34か国を涙で包んだヤングアダルト小説のベストセラー「ミアの選択」を映画化した、クロエ・グレース・モレッツ主演作『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』。日本でも先週末より公開となり、“涙活”推奨作品にも認定された本作には、「泣くことは覚悟してたけど、あんなに号泣することになるとは」「エンドロールまで泣き続けた」「もう1回観たい」といったツイートが続出。このほど、メイキングシーンと共に、クロエを始めキャスト、スタッフが本作への想いを語る特別映像が解禁となった。17才、名門ジュリアード音楽院への進学を控えたチェロ奏者のミア(クロエ・グレース)は、ある冬の日、交通事故で家族を一度に失い、彼女自身も昏睡状態に陥ってしまう。そんな状況のなか、思い出されるのはこれまで生きてきた17年の人生と、そうとは気づかずに手にしていた、たくさんの幸せ。でも、溢れるばかりの愛情を注いでくれた両親も、可愛くて仕方がなかった小さな弟も、この世にはもういない。それは、生きていくにはあまりにも辛すぎる現実だった…。「ヴォーグ」の名物編集長アナ・ウィンターに密着した『ファッションが教えてくれること』などのドキュメンタリー作品で映画賞に輝いた、本作のR・J・カトラー監督は「愛する人たちとのつながりの話だ。これは人生の選択の物語であり、その選択は愛する人によって変わる」と本作を語る。製作のアリソン・グリーンスパンも監督が語る作品のメッセージに共感し、「ミアが抱える葛藤や、ミアを取り巻く家族、恋人、友人といった人間模様に魅了された」と話している。人間模様といえば、クロエ演じるミアの自由奔放で大らかな母親を演じているのは、『ワールド・ウォー Z』でブラッド・ピットと共演したミレイユ・イーノスだ。ミレイユは「娘のミアに対してずっと愛情を注いできたし、支えてきた。その愛と支えは、パパとママがミアに贈った最高のプレゼント。ミアが苦しい時に、一番の支えになるの」と明かし、自身の夢と新進ロックバンドで活躍する恋人・アダム(ジェイミー・ブラックリー)との恋のはざまで悩んでいたミアを、優しく導く母親であったことに触れる。さらに、ミアの祖父にあたる“おじいちゃん”を好演するのは、名優ステイシー・キーチ。カトラー監督は、「ステイシーの演技には脱帽です。ミアとおじいちゃんの絆は胸に迫ります。2人のシーンはあまりにもリアルで、映画であることを忘れさせるほどで、時々自分の頬をつねったよ」と言うほど。ほかにも、ミアの周りには家族同然の恋人のアダム、辛口のユーモアでミアを冷静にしてくれる親友、イベントには必ず駆けつける両親の親友がおり、ミアが思い出をたどり周囲の人たちに思いをめぐらす間、ベッドに横たわるミアに寄り添う看護師もいる。クロエは、映像中で「生きるか死ぬか決めるのは私。“生きるべきか”が作品のテーマよ」と語っているが、温かい人たちとのつながりがあるがゆえにミアの心はなかなか決まらない。だが、「映画のラストでは人生の試練を受け入れ、“うぶな少女”を卒業して、“ひとりの女性”に成長するわ」と明かすクロエ。ミアが下した選択を、涙で見守ってみて。『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所 2014年10月11日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights Reserved.
2014年10月17日“人生最高の日”って、どんな日だと思いますか?大好きな人と出会った日?心に描いていた夢が叶う日?彼からプロポーズされる日?それとも、日常の中で何気ない幸せに気づいてほっこりする日?今日10月11日公開の映画『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』のヒロイン、ミアにとってそれは、秋のある休日に自宅の庭で行われたパーティーでした。そこには家族や友人、そして愛する彼氏アダムがいて。大切な人たちがみんな揃う中、元ミュージシャンである父親とそのバンドメンバーが、ギタリストのアダムと一緒に即興で演奏をスタート。アダムは、やはり音楽の道を志すミアのチェロを持ってきて参加を促し、2人は初めてセッションします。温かそうな焚火の色。ふんだんに用意されたパーティー料理。誰もが音楽に浸り、お腹も心も満たされて笑顔を見せている。この時間が永遠に続けばいいのに。いつまでもこんなふうに笑いながら過ごせたらいいのに……。原作は、全世界34ヶ国を涙で包んだベストセラー小説『ミアの選択』。突然の事故により家族を失い、自身も昏睡状態になった少女がそれまでの人生を振り返ると共に、ある大きな“選択”をするというストーリー。全米での公開時は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』など、大型アクション映画が数多く並ぶ中、「心に刺さる素晴らしい映画だ!」(People誌)など好評価。1館あたりの興収であるスクリーン・アベレージで、ダントツの1位を飾りました。頭の中は将来の夢と恋人のことでいっぱい。家族や親友に支えられ、幸せだったはずの人生に今、終わりを告げようとする少女ミア。彼女は“人生最悪の日”であるその日、何を選ぶのか……。ところで、いつかみなさんがミアのように人生を振り返ったとき、「あの日こそ、そうだった」と思えるような“人生最高の日”とは、どんな日なのでしょうか?公開に先立ち、守護石鑑定士のCherrystarさんに教えていただいた、12星座それぞれの“人生最高の日”にまつわるキーワードをお届けします!<12星座別“人生最高の日”にまつわるキーワード>★牡羊座暖炉、キャンプファイヤー、スポーツ観戦、太鼓、数字の9★牡牛座金曜日、喫茶店、カフェ、庭園、レース、リボン、ペット、数字の6★双子座書店、企画室、木箱、図書館、オウム、インコなど話す鳥、数字の5★蟹座レストラン、ボートハウス、ホテル、家、キッチン、数字の2★獅子座金色、宮殿、城、塔、日曜日、スポーツクラブ、数字の1★乙女座鏡、ライトブルー、野原の花、オフィス、編集室、数字の5★天秤座サロン、美術館、カナリヤ、花壇、美容院、数字の6★蠍座競技場、煙突、ざくろ、スポットライト、エンジン、数字の9★射手座ベルベット、オリーブ油、大きな部屋、馬、象、大学、数字の3★山羊座農場、鉱石、マッサージ師、仕事場、黒色、数字の8★水瓶座飛行場、コンピュータ、プラネタリウム、電話、博物館、数字の4★魚座藤色、貯蔵所、海老、透ける繊維、ダンサー、数字の7(Createdby Cherrystar☆)ご自身の星座のキーワードは何でしたか?場所・曜日・身近にあるもの・動物・数字など、いろいろな言葉が登場しましたが……。これらを意識して過ごしたら、「これぞ“人生最高の日”」と思える日の訪れに、いち早く気がつけるかもしれません。【STORY】ミア17歳、高校3年生。親友と呼び合える友達がいて、つきあい始めて1年の大好きな彼氏がいる。将来の夢はチェロ奏者。今はジュリアード音楽院への入学をめざして猛練習中。そんなミアを、ある雪の朝、突然の悲劇が襲った。一家が乗った車に対向車が突っ込み、ミアは一瞬にして家族を失ったのだ。病院のベッドの上、昏睡状態のままのミアの目に映ったものは、ベッドに横たわる自分の姿と幸せだったこれまでの人生、そして、彼女を死の淵から呼び戻そうとする人々の姿。いつもと変わりなく話しかけてくれるおばあちゃんの声。「辛いなら頑張らなくてもいい」と言って泣いたおじいちゃんの涙。親友のキムと、看護師の制止を振りきって来てくれた最愛のアダム。彼らはミアに何を語り、ミアはそこに何を見るのか。事故から決断までの24時間が描かれる。10月11日(土)新宿バルト9梅田ブルク7他ロードショー監督:R・J・カトラー原作:ゲイル・フォアマン出演:クロエ・グレース・モレッツ、ミレイユ・イーノス、ジョシュア・レナード、ジェイミー・ブラックリー配給:ワーナー・ブラザース映画『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』(c)2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights Reserved.★オリジナルグッズプレゼント★手のひらサイズのかわいいノート(3冊セット)を2名様にプレゼントします!応募・詳細はこちらから♪※プレゼント応募にはcocoloni PROLOの会員登録が必要です。ご応募期限:10/27(月)
2014年10月11日全世界34か国を涙で包んだベストセラー小説を日本でも絶大な人気を誇るクロエ・グレース・モレッツを主演に迎えて映画化した『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』。このたび、“ヒットガール”から大人になったクロエが演じる主人公・ミアのキス4シーンを含むオンライン限定予告が公開された。17歳、高校3年生のミア。親友と呼び合える友だちがいて、大好きな彼氏アダム(ジェイミー・ブラックリー)がいる。将来の夢はチェロ奏者、いまはジュリアード音楽院への入学をめざして猛練習中だ。しかしそんなミアを、ある雪の朝、突然の悲劇が襲った。病院のベッドの上、昏睡状態のままのミアの目に映ったものは、ベッドに横たわる自分の姿と幸せだったこれまでの人生、そして、彼女を死の淵から呼び戻そうとする人々の姿。いつもと変わりなく話しかけてくれるおばあちゃんの声。「つらいなら頑張らなくてもいい」と言って泣いたおじいちゃんの涙。親友のキムと、看護師の制止をふりきって来てくれた最愛のアダム。事故から決断までの24時間が描かれる――。公開された映像では、「パパもママもいないのにどうやって生きていけばいいの?」「アダムをおいてどうやって去れば良いの?」とミアは過酷な二者択一を迫られる。恋人・アダムとのキスシーンが回想されると共に、とどまるべきか、去るべきなのか決断に迷うミア。そんな彼女に友人や恋人が掛ける言葉の一つ一つ、想いの一つ一つは、あたかも自分のことのように胸に響いてくる。「初恋を知ったときは、世界が違って見えるわ」と語るクロエは原作を読み、「相手のことを思うとドキドキして、胸の鼓動が地球を一周しそうになる。そんな心情をみごとにとらえているし、恋によって自分の強さも弱さもさらけ出されることを教えてくれる」と人生最大の決断に影響を与える恋人・アダムとの恋愛について明かす。そんなアダムを演じたジェイミー・ブラックリーは「本当に心揺さぶるストーリーなんだ。ふたりの恋はデリケートで、多難で、目が離せなくなるよ。ところが、何の予告もなしにすべて一瞬にして変わってしまうんだ。大切な人に再び会うことはできるのか、いつでも伝えられると思っていたことを伝えられないまま終わってしまうのではないか――そんなことを考えると胸が締めつけられるよ」と自身に置き換えて話した。「VOGUE」編集長アナ・ウィンターと雑誌編集に密着した『ファッションが教えてくれること』などのドキュメンタリー作品で映画賞に輝いたR・J・カトラー監督は、本作を鑑賞して「ストーリーの根本にある“自分とは自分が大切に思う相手である”というメッセージに心を打たれた」と話す。「この作品は“人生の真実”を探る旅に連れ出してくれる。その真実とは“運命が人の一生を決められるなら、愛にもその力がある。そして、愛を理由に選んだことはすべてを変える力がある”ということなんだ」と本作のメッセージの強さを語った。家族愛、恋愛、夢を追いかける自分に対する愛…“愛”をめぐるミアの葛藤に心を揺さぶられることに違いない。『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』は10月11日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所 2014年10月11日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights Reserved.
2014年10月10日クロエ・グレース・モレッツ主演で贈る、この秋の“感涙”ドラマ『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』。このほど、チェリストを目指していたヒロインを演じたクロエが、自らチェロを演奏するシーンを始め、本作を彩る珠玉の音楽にフォーカスした特別映像が到着した。ミア(クロエ・グレース・モレッツ)の将来の夢はチェロ奏者。目下、ジュリアード音楽院への入学をめざして猛練習中だ。そして、つき合い始めて1年になるロックミュージシャンのアダム(ジェイミー・ブラックリー)とは幸せな日々を送っていた。だが、ある雪の朝、突然の悲劇がミアを襲う。一家が乗った車が事故に遭い、ミアは一瞬にして家族を失い、自分もまた昏睡状態に陥ってしまう。しかし、ミアの目に映ったのは、ベッドに横たわる自分の姿と、幸せだったこれまでの人生、そして彼女を死の淵から呼び戻そうとする人々の姿だった…。本作はベートーベンの「チェロソナタ」で幕を開け、コダーイ・ゾルターン、バッハといったクラシックから、パンクロックの「バズコックス」、「ソニック・ユース」、ベック、ブロンディ、「イギー・ポップ」、「ザ・ダンディ・ウォーホルズ」など、さまざまな楽曲に乗せてストーリーが展開。「音楽は映画のキャストの一人よ」と、主人公のミアを演じたクロエも話すように、本作の音楽は物語をドラマティックに彩る重要なファクターだ。「R・J・カトラー監督は、劇中のサウンドデザインや曲の編成が本当に上手」とクロエは言う。実はカトラー監督は、メイン・キャスト一人ひとりに、それぞれの役柄が聴いているであろう楽曲が入ったMP3プレイヤーを渡していたそうだ。「好きな音楽がキャラクターの個性を決めるからね」とカトラー監督。クロエが受け取ったプレイヤーには、クラシックだけでなく、クラシックの楽器を採り入れた「ニルヴァーナ」の「アンプラグド」など、現代のナンバーも入っていたという。さらに、パンクミュージシャンとその熱狂的ファンという両親の影響も考えて、ミアの耳にも馴染んでいるはずの「クラッシュ」、「イギー・ポップ」、デヴィッド・ボウイ、エルビス・コステロ、「スマッシング・パンプキンズ」、「パール・ジャム」の楽曲や、ミアの地元で流れていると思われる太平洋岸北西部発祥の音楽も収録されていた。また、“チェロとアダムしか頭になかった”というほど、クロエ演じるミアと熱烈な恋に落ちるロック・ミュージシャン、アダムを演じたのは、英国俳優のジェイミー・ブラックリー。2人の出会いは、ある日の放課後、ミアが奏でるチェロの音色を耳にしたことから。学校のイケてるグループに属していたアダムが、内気なミアにすっかり魅入られてしまうという、“ひと目”惚れならぬ“ひと耳”惚れ。音楽のジャンルは違えど、アダムはチェロを弾くミアに強く惹かれていくのだ。そんなジェイミーは、ミアの家でパーティーが開かれる重要なシーンで、カメラの前で歌と演奏を初めて披露した。ミアはその日を“人生最高の日”として昏睡状態の中で思い出すのだが、アダムを演じたジェイミー自身もこのシーンを最高のシーンのひとつに数えている。クロエもまた「すごく象徴的な場面なの。ふたりの人生の糸がより合わされていくみたい」とふり返り、「歌もギターも演技も、全部上手な人はそういないわ」と、役柄同様にジェイミーの才能にはベタぼれといった様子だ。全世界34言語に翻訳されている原作を執筆したゲイル・フォアマンは、「ミアがチェロを弾き、アダムとミアが一緒に演奏する姿を目で、耳で味わうことができました。それは小説や頭の中で描いたものよりも百万倍も感動的だった。この映画の音楽は、きっと観客の心にも響くはず」と語り、音楽を通してカトラーが表現した情感に胸を打たれたという。クロエは、自身でもチェロを相当練習したらしく、カトラー監督から「あんなに努力する役者は初めてだよ」と太鼓判を押されている。そんなクロエが演じたミアにとって、生と死のはざまで過去の出来事を振り返るときも、アダムとの紆余曲折に思いをはせるときも、その時々の音楽が思い出の道しるべとなっている。まずはこちらの映像から、感涙必至の本作を彩る音楽に触れてみて。『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』は10月11日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所 2014年10月11日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights Reserved.
2014年10月03日