NTTドコモは、2006年9月より提供していたブラックベリー端末向けのサービス「ブラックベリーサービス」を2017年3月31日に終了する。「ブラックベリーサービス」は、2.8インチディスプレイ搭載スマートフォン「BlackBerry Bold 9900」などBlackBerry製端末向けのネットワークサービス。2006年9月から提供している、法人向けのインターネットサービス「BlackBerry Enterprise Service」、2008年8月から提供している個人向けの「BlackBerry Internet Service」および、両方のサービスを利用できる「BlackBerry Dual Service」が用意されている。サービスの終了に伴い、新規申込受付も2015年11月30日をもって終了。また、「ブラックベリーサービス」に付随するオプションサービス「ブラックベリーWebフィルタ」、「docomo Wi-Fi(ブラックベリー)」についても2017年3月31日に終了する。
2015年05月28日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店・嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「BEFORE THEY PASS AWAY」ジミー・ネルソン(JIMMY NELSON)グローバリゼーションが加速する現代において、古くから継承する文化や習慣を守り続ける世界各地の少数民族を、イギリス人写真家ジミー・ネルソンが撮影してまとめた貴重なタイトル。モンゴルの山岳地帯を周遊するカザフ族から、仮面や装飾的な衣装を身に着けたパプアニューギニアの農耕民族、ニュージーランドの先住民マオリ族、土で身体を飾るナミビアのヒンバ族やケニアのサンブル族、ジャンプ力で有名なタンザニアのマサイ族まで、自然と共に今を生きる20の民族たちの生の姿を美しいポートレイト写真で紹介。それぞれの民族の起源と伝統文化、信仰、生活、食事に関する解説付き。今日のファッションの固定観念と日常から解き放たれて、人間の本来の生き方を見ることができる清々しい1冊。本書は、「German Photo Book Award 2014」でゴールド賞を受賞している。【書籍情報】「BEFORE THEY PASS AWAY」著者:JIMMY NELSON出版社:teNeues言語:英語、フランス語、ドイツ語併記ハードカバー/424ページ/380×300×55mm発刊:2013年価格:2万1,760円
2015年05月26日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「THE BEATLES ILLUSTRATED LYRICS」アラン・オルドリッジ(ALAN ALDRIDGE)ビートルズの歌詞をイラスト入りで収録した伝説のタイトル復刻。1960年代の伝説的アイコンであり、今なお世界で愛され続けている英ロックバンド「ザ・ビートルズ(THE BEATLES)」の歌詞を、当時活躍していたデザイナーたちによるイラストやコラージュ作品、写真と共に収録した貴重なタイトルの復刻版(初版は1969年に刊行)。「ビートルズ」のアルバムが人々の耳を魅了したように、目でも楽しめるものを作りたいという想いから、彼らの友人でありデザイナーのアラン・オルドリッジ(Alan Aldridge)が、英国の人気イラストレーターやファンに呼びかけて編纂された。各デザイナーがそれぞれの歌詞をイメージして描いたユニークな作品から、歌には表面だけでは見えない意味が隠れていることもあり、その解釈やイメージのスケールの幅広さをうかがい知ることができる。歌詞は「Can’t Buy Me Love」から「Help!」「Yesterday」「Hey Jude」「Yellow Submarine」「All you Need is Love」「Let It Be」まで、ほぼ全曲を年代順に掲載しており、ビートルズの奥深い歌詞を楽しめるだけでなく、60年代の芸術作品も合わせて堪能できる特別な1冊。1,500部限定で、編者アラン・オルドリッジのサインとシリアルナンバー入り。【書籍情報】「THE BEATLES ILLUSTRATED LYRICS」著者:ALAN ALDRIDGE出版社:OMNIBUS PRESS言語:英語ハードカバー/224ページ/285×223×25mm発刊:2012年価格:8,570円
2015年05月19日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「IRINA WERNING’SBACK TO THE FUTURE」イリーナ・ワーニング(LIRINA WERNING)ブエノスアイレスの女性写真家イリーナ・ワーニングによるポートレート写真プロジェクト「Back To The Future」をまとめて収録したユーモラスな作品集。過去の写真をそのまま現代で再現するとどうなるか?彼女の面白い発想は、世界中から大反響と撮影依頼を得て、これまでに30ヶ国以上で撮影されてきた。本書には、およそ30年の歳月を経て、同じ人物が同じ格好で撮影した写真を、過去の写真と並べて収録している。例えば、表紙は1983年に撮影した少年と、その28年後の青年のポートレート。同じメガネが随分小さくなり、鼻も歯もヒゲも成長しているのが見てとれる。写真の再現は驚くほど忠実で、ぼやけたヴィンテージ感や破れ、写真の形も表現し、同じ服や場所がなければ探したり作ったりしてしまう徹底ぶり。本人は成長しているのに、同じ環境。まるで昔の自分が未来の現代にそのままやって来たかのようだ。過去と現代が生み出したユニークな作品の数々に、人間の成長と写真の面白さを見ることのできる、心奪われる1冊。【書籍情報】「IRINA WERNING’SBACK TO THE FUTURE」著者:LIRINA WERNING出版社:teNeues社言語:英語、独仏西語併記ハードカバー/160ページ/260×210×20mm発刊:2014年価格:6,780円
2015年05月12日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「DRAINSPOTTING: JAPANESE MANHOLE COVERS」レモ・カメロタ(REMO CAMEROTA)各都道府県や地域のオリジナリティがあふれる、日本のマンホールデザインを集めた写真集。当初グラフィティーを撮影するために来日したオーストラリア出身のアーティスト、レモ・カメロタが、多彩なマンホールのデザインにも魅了されて撮影を開始。関東から九州まで、目を引くマンホール蓋の数々を撮りため、厳選したものを収録している。静岡では富士山、京都ではモミジなど、色付けされたカラフルなデザインが満載。いつも気に留めていなかった道や足元に目を向けてみたくなる。国内で唯一のマンホール鉄蓋専業メーカーであり、毎日400枚のマンホール蓋を製造しているという長島鋳物株式会社へのインタビューも紹介した、マンホールについての興味深い知識も得られる1冊。(※版元品切れ中、在庫限り)【書籍情報】「DRAINSPOTTING: JAPANESE MANHOLE COVERS」著者:REMO CAMEROTA出版社:MARK BATTY社言語:英語ハードカバー/96ページ/165×165×15mm発刊:2010年価格:2,100円
2015年05月05日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「KEEP IT SIMPLE」アトランタ・バートレット&デイブ・クート(ATLANTA BARTLETT&DAVE COOTE)本書では、ちょっとインテリアに気を配ることで、自分らしく生き生きとした暮らしができるヒントがビジュアル豊富に紹介されている。まずは最初のチャプターで心の整理整頓をして、自分のスタイルや好きなものを知ることから始める。そして、ものを捨てるのではなく、直したり、手作りしたり、再利用することを考える。周りの自然や色など、お金では買えない価値がたくさんあることに気づき、ものを大事にすることで、シンプルライフは実現していくという。次のチャプターでは、実際のインテリアのデザインの方法をガイドする。窓やドア、床や壁、レイアウト、カラー、家具まで、一つひとつ丁寧に吟味。フラワーアレンジやファブリック、壁の装飾なども紹介していく。部屋作りができたら、最後に実際の暮らしにフォーカスを当て、リビングでの過ごし方や家族との団らん、アウトドアスタイルなど、実例写真と共にイメージを膨らませ、自分のスタイルを考えてみる。読み進めていくうちにシンプルライフスタイルが身に付く、心も暮らしも豊かにしてくれる1冊だ。【書籍情報】「KEEP IT SIMPLE」著者:ATLANTA BARTLETT&DAVE COOTE出版社:RYLAND PETERS & SMALL社言語:英語ハードカバー/176ページ/260×225×25mm発刊:2015年価格:5,000円
2015年04月28日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「EVERYONE LOVES PARIS」レスリー・ジョナス(LESLIE JONATH)エッフェル塔、パリの街並み、公園、カフェ、食べ物、人…。それぞれが想うパリを描く、優しいタッチのイラストを100ページ以上に渡り収録。本書に収められているのは、オリヴァー・ジェファーズをはじめ、80名のイラストレーターの描くパリ。セーヌ川の風景も、スクーターで颯爽と走る女性も、花を添えたフランス語も、お店のディスプレイも、どれもみんな華やか。表紙はピンクと白のカラーリングで、縦20cm×横16cmというコンパクトサイズながら沢山のパリが詰まったなんとも可愛らしい1冊。持ち歩いてページをめくってパリに想いを馳せてみたり、お部屋のテーブルや本棚に飾ってインテリアにするのもオススメ。【書籍情報】「EVERYONE LOVES PARIS」著者:LESLIE JONATH出版社:teNeues社言語:英語、ドイツ語、フランス語併記ハードカバー/128ページ/195×160×15mm発刊:2014年価格:3,380円
2015年04月21日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「WALL PAPER Design and Application in Space」インテリアデコレーションと空間づくりの鍵の一つである、壁紙の最新デザイン特集。住宅を始め店舗、オフィス、レストラン、ホテルなどの空間における壁紙の多彩なデザインを90件以上、世界中から集めて写真とともに紹介している。反射するメタリックな壁紙、テクスチャやエンボス加工のある壁紙、サイケデリックなカラー、植物パターンなど、それぞれイラスト、配色、素材、立体感も様々で、壁紙を使って空間に独自のテーマや雰囲気、表情を与える実例が満載。部屋のインテリアに個性を出したり雰囲気をガラッと変えたい時には、壁紙のアレンジにひと手間加えてみると良いかもしれない。空間づくりの参考にも、デザインの新しいインスピレーションを得るにもおすすめの1冊。【書籍情報】「WALL PAPER Design and Application in Space」編者:Mo Tingli出版社:ARTPOWER社言語:英語ハードカバー/391ページ/295×260×40mm発刊:2014年価格:9,520円
2015年04月14日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「FLORAL CONTEMPORARY: The Renaissance in Flower Design」世界で今日活躍する注目のフラワーデザイナー38人を取り上げて、その着想と作品群を美しい大判写真と共に紹介した現代フラワー作品集。ウェディングやバンケットの装飾、店舗やホテルの空間デザイン、ファッション、アート展示、住居インテリアなど、小さなフラワーアレンジメントから公共空間における大規模なインスタレーションまで、幅広く斬新な作品を世界中から集めて紹介している。テーブルから天井まで届く植物アレンジや、パステルカラーの可愛い装飾、同系色の花を集めたアート、自由奔放で躍動感のあるアレンジ、静かな空気を作り出す生け花など、カラーや形、配置によってさまざまに印象を変える花と植物の姿を、優れたデザインを通して見ることができる。「フラワーデザイナーは足るを知ることが大事。どこで始めるかよりも、どこで止めるかを考えることはより難しい」「私のスタイルはエレガントで少しワイルド」など、デザイナー本人達の言葉も合わせて収録しており、感性を刺激される1冊。【書籍情報】「FLORAL CONTEMPORARY: The Renaissance in Flower Design」出版社:Thames & Hudson社言語:英語ハードカバー/228ページ/350×265×45mm発刊:2014年価格:1万2,600円
2015年04月07日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「ROOM: INSIDE CONTEMPORARY INTERIORS」10人のデザイン批評家による世界のコンテンポラリーインテリアデザイン100選。バラエティ豊富な注目のインテリアデザインの数々が、写真、図、解説とともに収録されている。住宅からブティック、レストラン、オフィス、文化施設、インスタレーションまで、各空間デザインのどの点が優れているのか、批評家たちの視点から捉えたユニークな1冊だ。本書は『The Story of Art』をはじめアートや児童書を主に手がけるファイドン(Phaidon)社から出版されている。【書籍情報】「THE MONOCLE GUIDE TO GOOD BUSINESS」出版社:Phaidon言語:英語ハードカバー/443ページ/305×305×45mm発刊:2014年価格:8,640円
2015年03月17日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「THE MONOCLE GUIDE TO GOOD BUSINESS」タイラー・ブリュレ、アンドリュー・タック世界情勢からビジネス、カルチャー、デザインの話題を独自のネットワークと視点で編集しているイギリス発グローバル情報月刊誌『モノクル(Monocle)』から、「The Monocle Guide to Better Living」に続く第2弾が登場。マネージメントの話や莫大な富を築く奇跡といった典型的なビジネス本ではなく、小さなアイデアの種をどのように成功させるかという刺激的なストーリーを語る人々の、仕事スタイルやファッションなどを、豊富なビジュアルとともに紹介。各紙のジャーナリストとして活躍後、ライフスタイル誌『ウォールペーパー(Wallpaper*)』の創刊編集長を務め、現在は『モノクル』を率い、世界中から注目されるタイラー・ブリュレ編集長だからこそ語ることのできる「"好きな仕事を丁寧に楽しみながら極めるグッドビジネス"とは何か?」が、この300頁を超える本書に詰まっている。ビジネスリーダー、これから起業する人、新しいアイデアが必要と感じている企業などに特におすすめの1冊。【書籍情報】「THE MONOCLE GUIDE TO GOOD BUSINESS」編集者:Tyler Brule、Andrew Tuck出版社:Gestalten言語:英語ハードカバー/302ページ/270×210×30mm発刊:2014年価格:7,880円
2015年03月10日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「FLOWER POWER」シルヴィ・エストラーダ手工芸の始まりからデザイナーやアーティストの創造力をかきたててきた植物や花。都市化して人工物の溢れる現代において、それらの自然界とのつながりは、再び強く求められる。本書では、そんな今日における自然をモチーフとした革新的なアートやデザインを大特集している。電車内や広場などの公共空間におけるインスタレーションや、植物を用いたアート、壁画など、ユニークで楽しい実例が満載。花やグリーンのアイデアが詰まった、眺めているだけで心が晴れやかになる春先におすすめの1冊だ。【書籍情報】「FLOWER POWER」著者:Sylvie Estrada出版社:PAGEONE言語:英語ソフトカバー/167ページ/270×215×10 mm発刊:2013年価格:4,150円
2015年03月03日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「VISUAL FAMILLIES」アントニス・アントニオウ、ロバート・クランテン、ヘンドリック・ヘリッジ、スヴェン・エーマン世界が注目するイラストレーターやデザイナー達により、私たちの身の周りにある日用品やテーマを愉快に分かりやすく分類・視覚化した、ビジュアルストーリーテリングとインフォグラフィックスのデザイン作品集。総勢100以上のデザイナー、広告会社によるクリエーティブな作品を収録する。それぞれ服、カメラ、自動車、帽子、動物、職業、食べ物、アルファベット、星、楽器、ヘアスタイルなど様々なモチーフをグルーピング。例えば、靴をテーマにしたページでは、ブーツやサンダル、スニーカー、スリッポンなどがまとめて描かれている。その他、アメリカの歴代大統領、各オリンピックが開催されたスタジアム、フクロウの種類をまとめた作品など教養になるものから、世界のお面やヒゲ、おもちゃなどのユーモア溢れるものまで、見ているだけで楽しくなってくる1冊。【書籍情報】「VISUAL FAMILLIES」著者:Antonis Antoniou、Robert Klanten、Hendrik Hellige、Sven Ehmann出版社:Gestalten言語:英語ハードカバー/208ページ/335×245×25mm発刊:2014年価格:7,380円
2015年02月24日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「INVITATION STRICTLY PERSONAL」イアン・ウェブ(IAIN R. WEBB)本書は、世界4大ファッションが行われるニューヨーク、パリ、ロンドン、ミラノで過去40年間に開催された約300以上のイベントやショーの多彩なインビテーションカードの写真と解説を収録したもの。著者は、『ロンドン・タイムズ』『ELLE UK』を経たファッションエディターのイアン・ウェブ。業界内でもトリプルAリストに値する限られた人しか配られないと言われる、貴重なインビテーションが紹介されている。フォーマットは、パスポート型、バンダナ、鍵、CD、お面、スカルプチャーなど一つの型にはまらないユニークなものばかりで心を奪われる。「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」や「ジョン・ガリアーノ(John Galliano)」「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)」「 エルメス(HERMES)」「プラダ(PRADA)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「 ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」など、招待状を通して各ブランドのアイデアやショーの歴史を垣間見ることが出来、デザインの参考資料としてもファッション業界への手引きとしてもおすすめの1冊。冒頭には、ファッションショーの歴史とストーリーも紹介されている。【書籍情報】「INVITATION STRICTLY PERSONAL」著者:IAIN R. WEBB出版社:Goodman言語:英語ハードカバー/304ページ/255×220×25mm発刊:2014年価格:7,500円
2015年02月17日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「CHOCOLATE: 50 Easy Recipes」アカデミア・バリッラ(ACADEMIA BARILLA)パスタで有名なイタリア最大の食品会社、バリラ(Barilla)のフードアカデミー「Academia Barilla」による、チョコレートのおすすめレシピ50選。右上にかじった跡のあるチョコレートの形をした装丁で、見た目も中身も美味しいレシピ集。材料約4人分の分量で作り方をシンプルに紹介。それぞれの完成写真が素敵なので、ページをめくっていると食欲がわき、ダイニングのインテリアとして飾っておきたくなるような一冊。イニシャル型のチョコクッキー、ココアビーンズ入りショートブレッド、バーチ・ディ・ダーマ、ゼリー&ムースなどのちょっと変わったレシピから、アイスクリーム、クレープ、プディング、シリアルバー、トリュフ、タルト、ケーキなどの定番メニューまで、チョコレートデザート全般のレシピを網羅した内容だ。なお、同出版社からは、このタイトルの他にも、シリーズでチーズやトマト、ポテト、パンプキンなど、テーブルやキッチンに置いてインテリアになるようなレシピ本が刊行されている。【書籍情報】「CHOCOLATE: 50 Easy Recipes」著者:ACADEMIA BARILLA出版社:White Star Publishers言語:英語ハードカバー/128ページ/235×150×15mm発刊:2012年価格:1,760円
2015年02月10日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「BLUE & WHITE STYLE」ゲイル・アボット(GAIL ABBOTT)アーティストや職人に長年愛されている定番カラー、ブルーとホワイトの組み合わせのインテリアを写真豊富に紹介した実例集。同じ青でも、カントリー調のパステルカラーから、コバルトブルーのような強く明るい青、宝石の原石を思わせるブルー顔料の色、海岸の爽やかなブルーまで、様々な風合いがあり、それらが純粋な白と合わさることによって、優しく軽やかな居心地の良い空間を演出する。本書では、クラシカル、カントリー、ジュエルブルー、海岸、アウトドアの5つの雰囲気スタイル別に、壁やドア、階段、窓の色、リネンなどのファブリック、テーブルコーディネート、家具などを「ブルー&ホワイト」で彩った実例を、写真とともに解説する。空や海の美しい自然を思わせる青と白を取り入れたライフスタイルの作り方を、色々な角度から再発見することが出来る。最後のチャプターでは、食器やセラミック、ガラス製品、タイルなどのコレクションとそのディスプレイ方法を掲載。表紙から中ページまで青と白がいっぱいに広がる、マリン好きにはたまらない一冊だ。【書籍情報】「CREATIVE BAGS」著者:GAIL ABBOTT出版社:CICO BOOKS言語:英語ハードカバー/160ページ/260×225×252mm発刊:2015年価格:5,000円
2015年02月03日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「CREATIVE BAGS」Lin Shijianパっと目を引く変わったデザイン、面白い形のバッグを世界中から集めて写真豊富に紹介したクリエーティブなバッグの作品集。雲や目玉焼きの形をしたクラッチバッグ、口を絞ればポットになるバッグ、取っ手を持つとまるでのこぎりを持っているように見えたり、ナマケモノが腕にぶら下がっていたりする面白いアイデアのものから、木で出来たもの、透明なもの、畳んだり切り取ったり出来る機能的なバッグまで、素材、色、形、制作技術のバラエティが豊富な実例が満載。みんなが持ち歩くハンドバッグをキャンバスとして、それぞれの興味やオリジナリティを存分に表現したデザインの数々は、新しいアイデアを模索中の人に非常なインスピレーションとヒントを与えてくれる。斬新すぎて目をまるくするデザインや、こんなバッグがあったら持ってみたいなと思えるものがあり、自分の好みや今後のファッションにも活用出来る。多用途で使える布製オリジナルバッグ付き。【書籍情報】「CREATIVE BAGS」著者:Lin Shijian出版社:SendPoints言語:英語ソフトカバー/240ページ/285×215×20mm発刊:2014年価格:7,430円
2015年01月27日アンドレアス・メルボスタッド(Andreas Melbostad)手掛けるディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)が、ミラノで2015-16秋冬メンズコレクションを発表した。今シーズンは、英国の伝統的なテーラリングと、ユース・サブカルチャーに着目。素材やテクニックで対比的な要素を織り交ぜたミックススタイルを提案する。ブランドアイコンのデニムピースには、ウオッシュ、コーティング、デストロイ、ジップを用いたリペアなどハードな加工を施しながらも上品な印象。工業的なジップが走るトレンチコートや、軍服風ワッペンやピンをあしらったジャケット、ビスを用いたライダースなどパンキッシュなシグニチャーピースにはもちろんだが、仕立ての良いテーラードジャケット、英国ユニフォーム的なストライプのブレザー、ラガースウェットにもマッチする。カルチャーのミックスはレイヤードでも表現。シングルジャケットや、ミリタリージャケットの下には、襟元をかっちりと締めたシャツにジップアップのキルティングダウンを着用。更に、重厚感のあるレザーコート、びっしりとビスで敷き詰められたライダースにまでも、ギンガムやタータンチェック、タッタソールのシャツをインナーとし、どこかトラッドの香りが漂う。また、ツイードで仕立てられたライダースにはデニムシャツを合わせてカジュアルダウン。対比するエレメントの組み合わせ方は様々だ。カラーはブラック、ネイビー、インディゴ、チャコール、ミリタリーグリーン、ワインレッドなど、全体的にダスティーで落ち着いたニュアンス。
2015年01月23日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「FRIENDS OF FRIENDS」Freunde von Freundenベルリン発のインタビューウェブマガジン「FvF (Freunde von Freunden) 」は、アートやデザインなどのクリエイティブな仕事に携わる人々のお宅を訪問してインタビューし、そのリアルな暮らしぶりと住居のインテリアを写真豊富に紹介している。2009年の発刊以来、420以上のお宅を訪問した。本書は、その中から注目の45軒をまとめて収録した、クリエイティブなお宅拝見ブックだ。インテリア関連の洋書は数多くあるが、その中でも、そこに住まう人々にフォーカスして紹介するタイトルは稀。実際に暮らす人々がそれぞれのセンスでデザインした住まいには、インテリアの本物の要素が感じられる。本書の面白い点は、インタビューの対象が友人から始まり、その友人からまたその友人へと友達の輪を広げて展開されているところ。ベルリンから世界へ飛び出してつながった友達の輪は、世界70都市にも及んでいる。登場するのは、1人悠々自適に暮らすベルリンの建築家から、アメリカの写真家エド・テンプルトン夫妻、ベルギーやフランスのファッションデザイナー、女優とミュージシャンのカップル、大自然の中で絵を描く女性作家、南アフリカの老夫婦まで、老若男女さまざま。彼らの自然体な表情やファッションを捉えており、プライベート空間を訪ねたような気分になれる1冊だ。【書籍情報】「FRIENDS OF FRIENDS」著者:Freunde von Freunden出版社:DISTANTZ言語:英語、ドイツ語ハードカバー/335ページ/235×190mm発刊:2014年価格:6,980円
2015年01月20日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「BESTIARY」常にデザインやアートの豊富なインスピレーション源となっている、「動物」をモチーフとした作品集。本書では、動物たちにインスパイアされたアーティストによる、様々なアートやプロダクトデザインを世界中から集めて紹介している。一風変わったアニマルポートレートから、公共空間におけるバルーンや彫刻などの立体アート、イラスト、ポスター、家具や壁紙、キッチン用品、ストリートアートまで、動物たちが繰り広げる多彩な作品を特集。街中に設置された巨大なウサギやアヒルのインスタレーション、馬や鳥の形をした机やランプ、ゾウやシカのようなワインボトル置き、卵型のイス、アニマル柄の壁紙やテキスタイル、底から動物がこっちを見てくるカップなど。ユーモラスで見て楽しい、クリエイティブなアートが満載だ。グラフィックデザイン、アート系書籍を手掛ける出版社「INDEX BOOK」が2013年に刊行した本書。視覚的に楽しめる作品集なので、年齢や言語を問わず、動物好きなら誰にでも読んでもらいたい1冊だ。【書籍情報】「BESTIARY」刊行者:シルヴィ・エストラーダ(Sylvie Estrada)出版社:INDEX BOOK言語:英語ソフトカバー/200ページ/235×190mm発刊:2013年価格:4,530円
2015年01月13日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25 T-PLACE1階A103)。今回は、新年にふさわしいスペシャルな書籍をピックアップしました。■『WA』ロッセッラ・メネガッツォ、ステファニア・ピオッティ6世紀の伝統的なものから現代の最新デザインまで、多彩な日本のプロダクトデザイン250点を、 木、金属、陶磁器、紙、布、新素材など 材質別に収録。グラフィックデザイナー原研哉が日本のデザインを紹介するテキストに始まり、吉岡徳仁、倉俣史朗、深澤直人、柳宗理、坂茂など、数多くのデザイナーの作品が登場。掲載されているのは、鳥居、けん玉、こけし、茶道具、箸、筆、扇子、テーブル、照明、ペーパーアート、組紐、着物、マスキングテープ、スツールなど様々。ページをめくって新旧様々なデザインを眺めているうちに、日本の「和」の心や洗練されたデザインの美しさが見えてきてこの国の良さを再認識できる。日本人としての今後のインスピレーションに刺激を与えてくれる作品集だ。本の装丁は原研哉によるもので、白地に赤い糸で和綴じ製本されたこだわりの作りとなっている。【書籍情報】『WA』著者:ロッセッラ・メネガッツォ、ステファニア・ピオッティ出版社:PHAIDON言語:英語ソフトカバー/288ページ/270×205mm発刊:2014年価格:8,000円
2015年01月06日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25 T-PLACE1階 A103)が2014年発行の書籍から、最もオススメしたい一冊を紹介します。■「The Outsiders -New Outdoor Creativity」ジェフリー・バウマン、スヴェン・エーマン他登山にサーフィン、サイクリング、カヌー、キャンプ、スキー、モーターサイクルなど、世界の最新アウトドアライフカルチャーをビジュアル豊富に紹介した書籍。美しい大自然と人々の写真、デザイン性の高いグッズの紹介に加え、登山家を始めとする各分野のキーパーソンたちのインタビューも掲載されている。序文は、地球上の三大極限地点に世界で初めて到達したノルウェーの冒険家、アーリング・カッゲによるエッセイ。人間誰もが持っているという冒険スピリットをかき立てられる。続けて、木の上に張るテントや軽量バッグ、機能性ウェア、USB接続で充電できるキャンプストーブのような便利グッズなど、人の技術と自然が融合した、現代のクリエイティブなアウトドアライフスタイルが紹介されている。欧州では今年5月に発売され注目を集めた本書。デザイン・アートの観点から見る"アウトドア"というテーマが面白く、美しい写真も見ごたえたっぷり。現在日本では輸入版しか出回っていないが、多くの人に手に取ってもらいたい完成度の高い1冊だ。【書籍情報】「The Outsiders -New Outdoor Creativity」著者:ジェフリー・バウマン、スヴェン・エーマン他出版社:GESTALTEN言語:英語ハードカバー/274ページ/285×250mm発刊:2014年価格:7,380円
2014年12月30日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25 T-PLACE1階 A103)がオススメする書籍を紹介します。■「THE CRAFT AND THE MAKERS」ダンカン・キャンベル、シャルロット・レイ、スヴェン・エーマン他家具や時計、カバン、帽子、宝飾品から石鹸、パイプオルガン、地球儀に至るまで…魂を込めたものづくりと熱いクラフトマンシップに焦点を当てた1冊。それぞれの伝統を受け継ぎ、今もなお活躍している世界中の製造会社を40以上取り上げ、その歴史や製品、職人たちの姿勢、工房での作業風景などを豊富な写真と共に紹介している。日本からは「中川木工芸」の桶やおひつ作り、「開化堂」の茶筒、京都の朝日焼などが掲載されている。本書を手掛けたのは、ドイツ・ベルリンを拠点としたアート&デザイン書籍の出版社「ゲシュタルテン」の編集者たち。同出版社ではイラストレーション、グラフィックデザイン、建築、アートなど、あらゆる視覚的メディアの先鋭的才能やトレンドを発見し、積極的に紹介している。現在はロンドン、ニューヨーク、東京にもオフィスを構えている。【書籍情報】「THE CRAFT AND THE MAKERS」著者:ダンカン・キャンベル、シャルロット・レイ、スヴェン・エーマン他出版社:GESTALTEN言語:英語ハードカバー/272ページ/305×250mm発刊:2014年価格:8,140円
2014年12月23日日産自動車は16日、SUV「エクストレイル」の特別仕様車「ブラック エクストリーマーX」を設定して発売した。ブラック エクストリーマーXは、本格SUVとしてワイルドでタフなイメージを強調したグレード「エクストリーマーX」の、フロントオーバーライダーやアンダーカバー、フロントグリル、アルミホイールなどのエクステリアパーツをダークカラーに変更することで個性を際立たせ、人気の高い「LEDヘッドランプ」や「ルーフレール」を標準装備した特別仕様車。同車の商品企画には、プロ スノーボーダーの角野友基氏がユーザーとしての意見を提案し、日産自動車・オーテックジャパンと協業で仕様を決定している。エクストレイル ブラック エクストリーマーXの価格は、281万3,400円~296万5,680円(いずれも税込)。あわせて、クリーンディーゼルエンジン搭載車(T31型)のエントリーグレード「20GT S」と「20GT S エクストリーマーX」の価格を見直し、購入しやすい設定とした。20GT Sの価格は259万9,560円~265万3,560円、20GT S エクストリーマーXの価格は276万1,560円~281万5,560円(いずれも税込)。
2014年12月17日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする1冊。■「VINTAGE WEDDING FLOWERS」ヴィック・ブラザーソン(VIC BROTHERSON)ウエディング向けのビンテージ風フラワーデザインを美しい写真と共に紹介。まるで自宅の庭から摘み取ってきたかのように自然体でエレガントなブーケや花飾り、テーブルデコレーションを作り上げる実例やヒントを多数収録している。ありのままの姿を大切にした花と色の組み合わせや、インテリアの参考にもなるフラワーデザインも満載。ページをめくる度にカラフルで優しい花の世界に誘われる、プレゼントにもおすすめの一冊だ。本書を監修したヴィック・ブラザーソンは、ロンドンの花屋「スカーレット&バイオレット」のオーナー。同店は、イギリスのタウン誌「タイムアウト」からロンドン最高の花屋の一つとして指名されており、ケイト・モスの結婚式に花を提供したことでも知られている。【書籍情報】「VINTAGE WEDDING FLOWERS」著者:ヴィック・ブラザーソン出版社:KYLE BOOKS言語:英語ハードカバー/176ページ/250×215mm発刊:2014年価格:5,610円
2014年12月16日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする1冊を毎週紹介。■「VITRA: EVERYTHING IS CONNECTED」フロリアン・ベーム(Florian Bohm)、アナヒータ・カマーリー(Annahita Kamali)本書は、1950年にスイスで創業した家具ブランド「ヴィトラ(VITRA)」のプロダクトデザインや関連人物などを、写真を中心に構成したビジュアルブック。20世紀から今までヴィトラ社に関わってきた人物のポートレート、家具の写真や広告、スナップショット、スケッチなどを約300ページにわたって収録。イームズ夫妻、アレキサンダー・ジラルド、柳宗理、ノグチ・イサム、ジョージ・ネルソン、はたまた現代アーティストのブルース・ナウマンやヘラ・ヨンゲリウスら、ヴィトラ社とゆかりのあるデザイナーの作品も掲載している。「イームズ ラウンジチェア」のようなアイコン的なプロダクトの変遷なども、美しいビジュアルイメージの数々を通して見ることができる、インスピレーションを刺激される一冊。ヴィトラ社のプロモーションフィルムを制作したこともあるデザイナーのフロリアン・ベームとアナヒータ・カマーリーが書籍デザイン、編集を手掛けた。【書籍情報】「VITRA: EVERYTHING IS CONNECTED」著者:フロリアン・ベーム、アナヒータ・カマーリー出版社:GESTALTEN言語:英語ソフトカバー/304ページ/250×190mm発刊:2014年価格:5,530円
2014年12月09日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする1冊を毎週紹介。■「PEOPLE OF THE TWENTY-FIRST CENTURY」ハンズ・エイクルブーム(Hans Eijkelboom)オランダの写真家ハンズ・エイクルブームが、アムステルダムからニューヨーク、パリ、東京に至るまで世界の各都市で、1993年から20年以上に渡って撮りためたストリートファッション写真集。同じ日に同じ場所で、同じ種類の服やアクセサリーを着用している、似た格好と年代の人々を多数キャッチして、1ページごとに並べている。「黒い革ジャンとジーンズの男性」、「Tシャツにへそ出しルックの女性」「コートを着て腕を組む老夫婦」「ボーダー柄のシャツと長ズボン」等など…こんなに同じような格好をした人がいるの?というほどの収集力。21世紀の人々それぞれのスタイルや着こなし方、各都市でどんなファッションがどの年齢層に広がり、スタンダードになっているかが分かる、ユニークな1冊。【書籍情報】「PEOPLE OF THE TWENTY-FIRST CENTURY」著者:ハンズ・エイクルブーム出版社:PHAIDON言語:英語ソフトカバー/512ページ/220×175mm発刊:2014年価格:3,500円
2014年12月02日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする1冊を毎週紹介。■『BIRDS OF PARADISE』ミレン・アルサリュス(Miren Arzalluz)、カート・デボ(Kaat Debo)ほか優美な豪華さと気品を持つフェザー(羽)は、長年に渡ってセレモニーのガウンやオートクチュールドレス、映画スターのイブニングドレスなど、高貴な場面でのファッションに使用されてきた。本書はそのフェザーファッションの歴史を19世紀から、豊富な資料や写真と共に解説。美しい羽毛を持つ鳥、現代までの多彩なデザイン、フェザーを身にまとった女性たち、フェザーを巧みに衣服へ仕上げる職人技などを紹介している。【書籍情報】「BIRDS OF PARADISE」著者:ミレン・アルサリュス、カート・デボ出版社:LANNOO PUBLISHING言語:英語、オランダ語併記ハードカバー/208ページ/280×220mm発刊:2014年価格:8,980円
2014年11月25日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする1冊を毎週紹介。■「ATTACHMENTS」ジェーン・バーキン(Jane Birkin)&ガブリエル・クロフォード(Gabriel Crawford)フランスを代表する女優であり、歌手であり、永遠のファッションアイコンであるジェーン・バーキンの写真集。長年の親友でもある写真家ガブリエル・クロフォードによる撮影で、自然体な表情にあふれ、ケイト・バリー、シャルロット・ゲンズブール、ルー・ドワイヨンの3人の娘をはじめとしたジェーンの家族も紹介されている。プライベートでも舞台の上でも、歳を重ねても美しい彼女の魅力が詰まった一冊。【書籍情報】「ATTACHMENTS」著者:ジェーン・バーキン、ガブリエル・クロフォード出版社:Editions de La Martiniere言語:フランス語ハードカバー/160ページ/260×195mm発刊:2014年価格:7,070円
2014年11月18日「ブラック企業」という言葉は、今や知らない人がほとんどいないぐらい有名な言葉になりました。就活生の多くも「ブラック企業に就職するのは嫌だ」という気持ちで就職活動をしていることと思います。もっとも、「ブラック企業にさえ就職しなければそれで安心」と単純化して考えてしまうのは間違いです。「ブラック企業」という捉え方をする場合、その対象となる最小単位は1つの会社です。しかし実際には、1つの会社の中にもさまざまな部署が存在し、部署によって働き方に大きな差が出ることは少なくありません。世間では優良企業だと言われている会社であっても、その中に「ブラック部署」が存在する可能性は十分にありうるのです。そういう意味で、入社後どの部署に配属されるかは、どの会社に入るのかと同じぐらい重要です。就職先の決定と違って、配属先の決定は会社側に絶対的な決定権があるので新入社員にできることは決して多くはないのですが、それでも可能な限りブラック部署に配属される確率は下げておきたいものです。○配属先決定のプロセス配属先の決まり方は会社によってまちまちですが、一般的には (1)部署側の都合、(2)本人の適性、(3)本人の希望、を勘案して決めるのが普通です。このうち、(1)については新入社員にできることは何もありません。しかし(2)と(3)については、ある程度の「努力」をすることは可能です。具体的には「新人研修」と「配属面談」をうまく活用することです。○まずは部署の情報を集めよう最初にやるべきは、部署について確かな情報を集めることです。入社すると、内定者時代には知り得なかったこともわかるようになります。「◯◯部はすごく雰囲気が悪いらしい」といったうわさも耳にするでしょうし、実際にその部署で働く人がどんな顔をして働いているかを見れば、なんとなくその部署がどんな雰囲気かの察しもつきます。内定者の時に「よさそうだな」と思っていた部署が、実際にはブラック部署だということもあるので、配属先の希望を既に決めているという人も、一度「社内から見て実際にどうか」は確認しておくべきです。実は僕も、入社後の「実態」を見て希望配属先を切り替えた経験があります。入社前、僕はある部署(仮に「A部」としておきます)に配属されることを希望していたのですが、実際に入社してからA部で働く社員がいつも疲れた顔をして働いているのを目撃し、さらには社内でA部は「不夜城」と称されていることを知って、慌てて希望配属先を切り替えました。あのまま突き進んでいたらと思うと、今でもゾッとします。○研修では頑張り過ぎない研修を通じて「ストレス耐性」や「精神力」が高いと人事から判断されてしまうと、それがそのままブラック部署への配属につながってしまう可能性があります。「あの部署は大変な部署だけど、あいつは根性があるからきっと大丈夫だ」と思われてしまうのです。そうならないためにも、新人研修は「ほどほどに」過ごすことをおすすめします。不真面目になりすぎて目をつけられるのは避けたいですが、一方でやる気を出しすぎて「あいつならどの部署に行っても耐えられる」と勘違いされては目も当てられません。例えば、研修の課題のために徹夜をして、会社に泊まりこむなど論外です。研修期間中は「努力・根性」は封印しましょう。むしろ「体力に自信がないからいつもみんなより一足先に帰る」ぐらいでちょうどいいのです。○配属面談では「現実的な希望」を出す配属面談では、必ず希望の部署を伝えましょう。その際には、「現実的な希望」を言うという観点が大事です。あまりにも自分の適性とかけ離れた部署を希望してしまうと、人事も受け入れることはできなくなります。仮に自分が人事でも、自分をそこに配属させることは合理的だと思うような、そんな現実的な希望を根拠と一緒に伝えられるとよいでしょう。希望は1つだけでなく、いくつか出せるとさらに安全度は高まります。1番ダメなのは、「どこでもいいです」と決定を完全に相手に委ねてしまうことです。希望は必ずしもかなうとは限りませんが、言っておけば考慮はされます。言わなければ、考慮のされようがありません。○それでもブラック部署に配属されてしまったら……ここまでやったとしても、やはり配属から「運」の要素を除去することはできません。運悪く自分の望まない部署に配属されてしまうことはありえます。その際にどうすればよいかはとても難しい問題です。解決策は状況に応じて個別具体的な検討が必要ですが、ひとつだけ言えることは「異動の時期までじっと耐えろ」が唯一の正解ではないということです。人生の時間は有限です。時間を無駄遣いしないために、耐えるのではなく自ら違う環境に移る選択をするのも、ひとつの考え方だと僕は思います。日野瑛太郎ブロガー、ソフトウェアエンジニア。経営者と従業員の両方を経験したことで日本の労働の矛盾に気づき、「脱社畜ブログ」を開設。現在も日本人の働き方に関する意見を発信し続けている。著書に『脱社畜の働き方』(技術評論社)、『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』(東洋経済新報社)がある。(写真は本文とは関係ありません)
2014年07月25日