咳やくしゃみ、鼻水などのアレルギー症状を引き起こす『ハウスダスト』。「健康のためにもしっかり対策したい」と思いつつも、具体的に何をどうすればよいのか分からず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。効果的なハウスダストの対策方法を、株式会社CHINTAIが運営するサイト『CHINTAI情報局』より紹介します。そもそもハウスダストとはハウスダストの正体は、『目に見えないほど小さな埃』で、その中にはダニの糞や死骸、カビ、細菌、花粉などさまざまなアレルギー物質が混ざっています。そのため咳やくしゃみ、鼻水といった不快な症状を引き起こしてしまうのです。ハウスダストが溜まりやすい場所は…目には見えないほど小さなハウスダスト。家の中でも特定の場所に溜まりやすいため、そこを重点的にケアすることで、効果的に除去できるでしょう。ハウスダストが溜まりやすい場所特にハウスダストが溜まりやすいとされている場所は以下です。・寝室・浴室・洗面所・クローゼット・押し入れ・カーテン・カーペットおすすめのハウスダスト対策効率的にハウスダストを除去するためには、掃除に使うアイテムや掃除をするタイミングに配慮するのがポイントです。モップを使うCHINTAI情報局によると、基本的には掃除機ではなくモップで掃除するのがよいそうです。掃除機では排気が出てハウスダストが舞い上がってしまうので、モップを活用しよう。またモップであれば稼働音も気にならないため、早朝や夜間の時間帯でも気兼ねなく掃除できるのもおすすめポイントだ。CHINTAI情報局ーより引用なお夜の間に床に落ちたハウスダストは、朝一番のモップがけで取り除くのがもっとも効果的。人が動く前のタイミングで、ささっと静かに床掃除を済ませましょう。空気清浄機を使う空気中に舞ったハウスダストはモップではキャッチできません。空気清浄機を活用すれば、フィルターを通してしっかりとキャッチできます。布団クリーナーを使う布団は湿気が溜まりやすい上に、ダニの好物である皮脂やフケがたくさんあります。そこで活躍するのが布団クリーナーです。布団を天日干ししてから布団クリーナーをかけて、ダニを除去しましょう。目には見えないハウスダスト。放置すれば、健康面に悪影響を及ぼすだけではなく、QOLの低下にもつながります。完全に取り除くのは難しいですが、本記事で紹介した対策を参考に、ハウスダストをできる限り除去してみましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年04月18日ライオンズゲートとブラムハウスが、1999年公開作『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のリバイバルを手掛けることが分かった。ライオンズゲートがシネマコンにて発表した。名プロデューサーのジェイソン・ブラムが2000年に設立した製作会社ブラムハウスは、主に低予算のホラー映画を製作し、ヒットさせることで知られている。これまでに『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ、『インディシアス』シリーズ、『ゲット・アウト』『M3GAN/ミーガン』といった有名ホラーを世に送り出してきた。「Variety」誌によると、ライオンズゲート・モーション・ピクチャー・グループの会長アダム・フォーゲルソンは、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のリバイバルについて、「この古典的なホラーを新しい世代に再び紹介するための新しい視点」が加わったものになると話したという。また、「ここ数年にわたって何度もジェイソンと仕事ができたのは、本当に幸運だと思っています」「このジャンルにおいて、ブラムハウスのチームに勝る人たちはいません」と、ジェイソンとブラムハウスに対する信頼も語っている。フォーゲルソンは以前ユニバーサル・ピクチャーズで働いていた時に、ジェイソンが製作した『パージ』を配給。『ザ・ギフト』製作時には、一緒に製作会社のSTXを立ち上げた。(賀来比呂美)
2024年04月11日桜の季節の恒例「オープンハウス〜サントリーホールで遊ぼう!」が今月6日(土)に開催される。0歳から入場可能なこのイベントは、クラシックの殿堂サントリーホールと、そこで開催されるコンサートの数々を無料で体験できる、春恒例の人気イベントだ(11:00から17:00まで出入り自由)。大ホールでは、「オルガン・コンサート」と「オーケストラ・コンサート」が開催され、サントリーホールのシンボルである世界最大級のオルガンの響きに浸れるほか、「横浜シンフォニエッタ」のゴージャスな演奏も楽しめる。どちらも演奏者のレクチャー付きなので、クラシック初心者でも楽しめること請け合いだ。一方、小ホール(ブルーローズ)では、「クラシック・リレーマラソン」と題して、サントリーホール アカデミーの精鋭たちが15分間のミニ・ステージを次々に披露するのも楽しい限り。復活した「ホール・ガイドツアー」に参加すれば、サントリーホールを隅々まで体験できるほか、ホールにまつわるトリビアを知ることもできる。そして新たに誕生した「大人のためのミニ・ワインセミナー」では、ソムリエによるワインと音楽の話が楽しめるのも、洋酒メーカー「サントリー」ならでは。クラシックコンサートがより一層身近に感じられるに違いない。このチャンスを見逃すことなかれ!「オープンハウス〜サントリーホールで遊ぼう!」4月6日(土) 11:00~17:00サントリーホール入場無料・出入自由・事前申込不要
2024年04月02日ジェイク・ギレンホール主演、ダグ・リーマン監督の『ロードハウス/孤独の街』が、Amazonプライム・ビデオのオリジナル映画として最高記録を達成した。Amazonによれば、配信開始からの2週間の視聴数は、全世界で5000万回以上とのこと。アマゾンMGMスタジオのトップ、ジェニファー・ソークは、「このすばらしい映画はみんなの間で話題になっています。とても誇りに思います」とコメントしている。本作は、1989年に公開された同名映画のリメイク。オリジナルにはパトリック・スウェイジが主演した。文=猿渡由紀
2024年04月02日各国映画祭で大きな話題を集めたヒューマンホラー『胸騒ぎ』。監督を務めるのは北欧の新たなる鬼才クリスチャン・タフドルップ監督だ。第38回サンダンス映画祭でワールドプレミア上映されるや想像を絶する衝撃的な展開と不穏な作風が大きな話題になり、各国の映画祭を席巻した本作。メガホンをとったのは、デンマーク出身の新たなる鬼才クリスチャン・タフドルップ。映画監督として活躍する一方、これまで俳優・脚本家としても多彩な才能を発揮してきた。俳優としては、マッツ・ミケルセン主演『アフター・ウェディング』(06/スサンネ・ビア監督)に出演、第79回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされるなど高い評価を受けた。映画監督としては、監督・脚本・主演を務めた短編『The Copier(英題)』(99)でデビュー。その後も、監督のみならず脚本執筆にもこだわり、ほぼ全ての監督作品で脚本も担当してきた。『Parents(英題)』(16)では、長編映画デビュー作にして、第34回デンマーク・アカデミー賞監督賞やデンマーク映画批評家協会賞(ボディル賞)で脚本賞ほか数々の受賞を果たし、長編2作目となる『A Horrible Woman(英題)』(17)では独創的な物語設定が評価を受け、ヨーロッパ全体で20万人以上を動員。国内外の映画賞を獲得するなど高い評価を受けた。クリスチャン・タフドルップ監督そして、長編3作品目となる『胸騒ぎ』では、実体験に着想を得て脚本を執筆。世界を震撼させる「最狂ヒューマンホラー」を誕生させた。そんな本作に『M3GAN/ミーガン』、『ゲット・アウト』など数々の大ヒットホラー映画を手掛けるスタジオ、ブラムハウス・プロダクションズが惚れ込み、日本公開に先駆けてジェームズ・マカヴォイ主演でリメイク版の製作も決定している。これまで、「問題作」と言われながらも、独自の視点で人間の裏側に潜む「悪」や「恐怖」を浮かび上がらせ、映画史に名を刻んできた世界の鬼才たちがいる。『ファニーゲーム』での抵抗不可能かつ理不尽な惨劇描写が物議を醸したミヒャエル・ハネケ監督。『フレンチアルプスで起きたこと』など極限状態で浮かび上がる人間の本性を、ブラックユーモアを交え描いてきたリューベン・オストルンド監督。さらには、『ヘレディタリー/継承』、『ミッドサマー』など呪縛のように抗えない「恐怖」をホラー映画の概念を覆す表現で映像化してきたアリ・アスター監督。全ての監督が自ら脚本も手掛け、観客の脳裏に爪痕を残すような物語を紡いできた。クリスチャン・タフドルップ監督も、本作の着想をイタリアでの休暇中に出会った“ある家族”との実体験を基に膨らませ、自ら脚本を執筆した。半年後にその家族のもとを訪れた当時をふり返り、「自分たちはたくさんのことを我慢する羽目になった。帰路につく頃には、自分を自分で痛めつけていたかのような感覚に襲われた。僕たちはなぜ何もしなかったのか。彼らの不快な言動に“ノー”と言うよりも、我慢するほうが楽だったのはなぜだろう」と、その時に抱いた違和感から本作の根幹となる問いが生まれたことを明かした。そんな鋭い視点で生み出された本作について海外メディアも、「ミヒャエル・ハネケ、リューベン・オストルンド監督の匂いを十二分に感じる(Los Angeles Times)」、「『フレンチアルプスで起きたこと』の風刺と共鳴する(The Daily Beast)」、「『ファニーゲーム』に匹敵する衝撃(The Film Stage)」、「『ミッドサマー』で描かれる“休暇”の恐怖と近い(Mashable)」など、いま見逃せない最注目の監督として、名だたる鬼才になぞらえて絶賛している。そんな本作より、新たに解禁された場面写真では、物語の発端である“オランダ人夫婦からの招待状”を手に取るデンマーク人夫婦の妻ルイーセの姿が捉えられている。招待メッセージは、イタリア旅行で撮影された写真の裏側に書かれていて、笑顔で両家族が映る写真にも関わらず、どこか不穏な雰囲気が漂っている。週末だけのつもりで、再会を約束してしまうビャアン一家に待ち受ける悪夢とは…。監督の実体験から誕生したという本作の、生々しい恐怖の始まりを予感させる場面写真となっている。『胸騒ぎ』は5月10日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:胸騒ぎ 2024年5⽉10⽇より新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2021 Profile Pictures & OAK Motion Pictures
2024年03月31日ブラムハウス・プロダクションズとジェームズ・ワンがタッグを組んだ『ナイトスイム』より日本版劇場予告&ポスタービジュアルが解禁された。また公開日は6月7日(金)に決定した。『M3GAN/ミーガン』『透明人間』『ハロウィン』『ハッピー・デス・デイ』などの話題作を次々に送り出すブラムハウス・プロダクションズによる本作。この度解禁されたのは、ベッドの下に潜むモンスターの視点で歌われた、本作にうってつけのハラハラする世界観のビリー・アイリッシュの「bury a friend」(曲名の意味は“友を葬る”)が流れる、不穏な幕開けの日本版予告編。いまも現役復帰を夢見る元メジャーリーガーのレイ(ワイアット・ラッセル)と妻のイヴ(ケリー・コンドン)が、医学療法を兼ね、思春期の娘イジーと怯弱な息子エリオットのために中古で購入したマイホームは、裏庭にプールの付いた物件。にも関わらずそのプライベートプールは15年も未使用だったという<不可解な物件>でもある。早速、隣人をホームパーティーに招いたり、深夜こっそり恋人と“マルコポーロ”(アメリカでポピュラーなプール鬼ごっこ)を興じたりと、新たな暮らしを満喫していたのも束の間、怪しげな声や人影がチラつき始め、ウォーラー一家を恐怖の深淵へ引き摺り込む…!このプール付き「変な家」に潜むおぞましき謎の正体とは?また、ブラムハウス・プロダクションズの創業者であるプロデューサーのジェイソン・ブラムから、新作を待ち望む日本のファンのために贈られたスペシャルメッセージも到着。先月に日本でも公開となった『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』では、全世界累計で3億ドルに迫るブラムハウス史上最高の興行収入を打ち立てる大ヒットを記録しており、最新作となる本作にも期待が寄せられているが、待望の日本上陸を前に「ブラムハウスからこの夏にぴったりなホラー映画をお届けします。6月7日公開『ナイトスイム』を映画館で是非!」と笑顔を振りまき、仕上がりに自信たっぷりの様子。そして、ポスタービジュアルも併せて解禁。夜のプールをひとり泳ぐ女性の足元から、赤く濁った血の色をしたものが迫って来る様子は不穏そのもの。夏の暑さを吹き飛ばすようなひやりとしたビジュアルに仕上がっている。『ナイトスイム』は6月7日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナイトスイム 2024年6月7日より全国にて公開© 2023 Universal Studios. All Rights Reserved.
2024年03月15日『ゲット・アウト』『M3GAN/ミーガン』など数々のヒット作を手がけるブラムハウス・プロダクションズの最新作『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』が間もなく公開になる。本作は、人気ゲーム『Five Nights at Freddy’s』の映画化で、ゲーム作者のスコット・カーソンの意思を尊重して映画づくりが行われた。ヒット作を連発するブラムハウスはどのようにして原作者と共に映画制作を進めたのか? 彼らの作品が映画ファンを魅了し続けるのはなぜか? スタジオのCEOを務めるジェイソン・ブラムに話を聞いた。ジェイソン・ブラムが2000年に設立したブラムハウス・プロダクションズはしばしば“低予算のホラー映画で成功している会社”と説明される。しかし彼らは『セッション』や 『ブラック・クランズマン』などホラーではない作品も手がけており、ジャンルが何であれ、通常のハリウッド映画よりも作者や監督の意思を尊重して制作にあたるのが特徴だ。「ハリウッドの典型的なやり方は、人気のコミックや小説、ゲームの権利をスタジオが大金を払って買ってきて、作者のことは横に置いて自分たちで脚本家や監督を雇って映画をつくる。そして、映画が完成してプレミア上映になった段階でやっと原作者を呼ぶわけだ」とブラムは説明する。実は本作も最初はそんな“作者の意向などお構いなし”で映画化されようとしていたようだ。「10年ほど前に大手のスタジオがゲームの映画化権を獲得したんだ。でも、ゲームの作者のスコット・カーソンは作品に対する思い入れが強いから、映画化する際には自分のビジョンで映画化したいと思っていた。彼はゲームが成功してたくさんお金を持っていたから(笑)、金の力に負けて意に沿わない映画化を許可するわけがない。結果的に彼は権利を自分の元に戻したんだ」何人もの監督が候補にあがっては消え、何バージョンもの脚本が書かれたようだ。しかし、それらはスコット・カーソンが意図したものではなかった。原作になったゲームの世界観や重要なポイントをちゃんと反映していなかった。「そこで、私がスコットに電話して言ったんだ。『あなたが頭の中に思い描いているビジョンを映画にするお手伝いをさせてくれませんか?』とね。その結果、映画化の道のりはとても複雑なものになった。というのも、彼は映画制作のプロじゃないし、映画制作というものをまったく理解していないので、我々は彼の頭の中にある映像を抽出して実現させなければならなかった。おかげで8年もの年月がかかってしまったよ!」ブラムはそう言って豪快に笑う。「でも私はこの映画をゲームを遊んでいるファンの人に楽しんでもらいたいと思った。ハリウッドだと通常は、原作が何であれ“万人受け”を狙う。でも我々はあえてゲームのファンに向けて映画を作りたかった。結果的に完成した映画は、ゲームを遊んでいない観客にも観てもらえてヒットしたわけだけど、本作の成功の最大の要因は、ゲームのクリエイターを映画制作のリーダーとして迎え入れたことにあると思う」ブラムと作者のカーソンは話し合いながら制作を進めていった。彼らの作る映画は“低予算”と言われるが、ハリウッド映画なので予算規模も公開規模も大きく、リスクもまた大きい。それでもブラムハウスは原作者や監督のビジョンを尊重する。「ブラムハウスはハリウッドの他の映画制作会社と運営の仕方が違うと思うよ。我々は原作や原案がある映画の場合は作者に、オリジナル作品の場合は監督により多くの権限を与えるようにしている。でも、それは特別なことでも何でもないんだよ。だって、アメリカ以外のアジアの国々やヨーロッパでは監督が普通に多くの権限を持っているからね。ハリウッドがそうではないだけで、国際的には普通のこと。僕らは国際的なシステムを、ハリウッドの商業ホラー映画に適用しているだけなんだ。このやり方は最高に楽しいよ!」ブラムハウス映画の根底には“家族のドラマ”がある本作の主人公は、幼い頃に弟が行方不明になってしまったマイク。彼は自分の目の前で弟が何者かに連れ去られる悪夢に苦しめられながら、現在は幼い妹と共に暮らしている。しかし、仕事はうまく見つからず、妹と暮らす資金を捻出するために廃墟と化した古いレストランの夜間警備員の仕事を引き受ける。“フレディ・ファズベアーズ・ピザ”は、かつて大盛況だった店で、レストランフロアでは機械仕掛けのマスコットが歌い踊り、店内にはゲームコーナーもあって子どもたちに大人気だったようだ。現在は朽ち果て、誰も足を踏み入れることのないレストランで、マイクはイタズラや盗難などがないよう警備を開始する。しかし、ある日、止まっているはずのマスコットたちが動き始め、侵入者たちに牙をむく。「若い人はこの映画をホラー映画だと思っているかもしれないな」とブラムは笑みを見せる。確かに本作は、廃墟になったレストランを舞台にしたホラー要素のある映画だ。しかし、映画を観ていくとホラーだけでなく、家族ドラマ、ファンタジー、ミステリーなど様々な側面が見えてくる。「私は最初からこの映画はR指定ではなく、“PG13(アメリカの映画のレーティングのひとつ。PG13は、13歳未満の子どもは入場する際に保護者の同意が必要)”にしたかった。この件についてはスコット・カーソンともよく話し合って同意してもらえたよ。我々はホラー映画をたくさん手がけているけど、ブラムハウスの作品の多くは、その中心に“ファミリードラマ”が描かれている。どんなジャンルの映画でも、そこには家族のドラマがあって、それが観客の胸をうつ。観客が魅了され、共感できる物語がある。そこは本作でも目指したよ」真夜中の朽ちたレストランで動き出す機械仕掛けのマスコットたち。それだけで恐ろしいが、映画は観客の予想外の方向へと転がっていく。ブラムのすごいところのひとつは映画づくりにおける“予算の投じ方”にある。「我々は予算を抑えて映画を作りたいと思っている。だから我々は、一番予算のかかるVFXをあまり使わない映画を作ってきたし、本作ではVFXを使用していない。スコットも私もすべてをリアルなもので撮影したいと考えていたからね。そのための準備と努力はしたよ。劇中に登場するマスコットのアニマトロニクス(撮影用のロボット。本作では名門ジム・ヘンソン・クリーチャーショップが制作を担当した)は撮影開始の1年前から作り始めたんだ。それに多くのハリウッド映画でプロデューサーは、予算を配分する際に自分にもギャラを払う。でも我々のスタジオでは自分たちにはギャラを払わない。無駄に金のかかる映画スターやスタッフは雇わないし、雇った監督や俳優にはまず最低限のお支払いをして、映画が成功したら成功した分だけ後から支払いをするようにしているんだ。もし、成功しなければ……みんなでまた頑張ればいいんだよ(笑)。そうして予算を抑えるようにしているけど、時々、ルールを破ってお金をかけることもあるよ。“画面に映るもの”についてのお金ならね。ある一定のラインの役者やスタッフにだけ必要以上のお金を支払うようなことはしない。映画のクオリティを上げるために、時々ルールを破ることがあるんだ」ジェイソン・ブラムは何を質問しても、その回答はいつもクリア。無駄な金はかけない。原作者と映画の作り手を尊重して、映画を良くするために金と労力を使う。ブラムハウスが映画ファンから愛されるスタジオになったのは当然のことなのだ。「私は日本のみなさんにこの映画を映画館で一緒になって楽しんでもらいたい! 『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は子どもから大人まで揃って楽しめる映画だし、観る年齢によって違った感じ方をしてもらえると思う。これまでに我々の映画を観たことのある人には、この映画を通してブラムハウスという会社をこれまでとは少し違ったイメージで捉えてもらえると思うよ!」『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』2月9日(金) 公開(C)2023 Universal Studios. All Rights Reserved.
2024年02月07日各国映画祭で話題を集めたヒューマンホラー『Speak No Evil』(英題)が『胸騒ぎ』の邦題で5月10日(金)より公開されることが決定した。イタリアでの休暇中、デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスは、オランダ人夫婦のパトリックとカリン、その息子のアーベルと出会い意気投合する。数週間後、パトリック夫婦からの招待状を受け取ったビャアンは、家族を連れて人里離れた彼らの家を訪ねる。再会を喜んだのも束の間、会話のなかで些細な誤解や違和感が生まれていき、それは段々と広がっていく。彼らの「おもてなし」に居心地の悪さと恐怖を覚えるも、その好意をむげにできないビャアンとルイーセ。善良な一家は、週末が終わるまでの辛抱だと自分たちに言い聞かせる。だが、違和感は徐々に加速し、夫婦を恐怖のどん底へと引き摺り込むことになるのだった…。本作は、第38回サンダンス映画祭でワールドプレミア上映されるや「血も凍るような恐怖」(The Hollywood Reporter)、「今年最も不穏な映画」(Cinemacy)と大きな話題になり、本国デンマークのアカデミー賞のロバート賞では11部門にノミネート。さらに、第41回モリンス・デ・レイ・ホラー映画祭最優秀映画賞、第26回富川国際ファンタスティック映画祭最優秀監督賞を受賞するなど映画祭を席巻し、大ヒットホラー映画を続々と手掛けるスタジオ“ブラムハウス”が惚れ込み、ジェームズ・マカヴォイ主演でリメイクされることも決定している注目作だ。監督と脚本を手掛けたのは、俳優としても活躍するデンマークの鬼才クリスチャン・タフドルップ監督。リメイク版では、タフドルップ監督が製作総指揮を務めることが分かっている(監督は『フレンチ・ラン』『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』などのジェームズ・ワトキンス)。ホラーファン大注目の本作に期待が高まる。『胸騒ぎ』は5月10日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年01月31日『ゲット・アウト』『M3GAN/ミーガン』などのホラー映画を代表作に持つ製作会社のブラムハウスが、名作ホラー『シャイニング』のモデルとなったコロラド州エステス・パークにあるスタンリー・ホテルとタッグを組み、「ホラーに特化したミニ版のアカデミー・ミュージアム」のようなものを作るという。ホテル内にある1万平方メートルを超えるスタンリー・フィルム・センターの展示スペースで、ブラムハウスの映画、テレビ、ゲーム作品から様々なものを公開する。コロラド州知事のジャレッド・ポリスは「ブラムハウスがやってきます!コロラドの象徴的なこのホテルに、面白さと恐怖の新しい要素が加わり、コロラドの人たちも、世界中の観光客も楽しめるようになりますよ。観光事業の促進、私たちの経済の強化にもなります」と期待を寄せている。ブラムハウスのCEOジェイソン・ブラムは、スタンリー・ホテルを「ホラーファンにとって神聖な場所」であり、ここでブラムハウスが展覧会を行うのは「自然なこと」とコメント。「ファンはここで、自分の大好きな作品にこれまで以上に近づくことができるでしょう。でも、私たちが展示する“アイテム”からは距離を取りたいと思うかもしれませんね」と自信をのぞかせている。(賀来比呂美)
2024年01月29日2022年に公開されたブラムハウスのホラー映画『ブラック・フォン』の続編に、前作のキャストが帰ってくることが分かった。「Deadline」が報じた。カムバックが決定したのはイーサン・ホーク(グラバー)、メイソン・テムズ(フィニー)、マデリーン・マックグロウ(グウェン)、ジェレミー・デイヴィス(テレンス)、ミゲル・モーラ(ロビン)。監督は引き続きスコット・デリクソンがメガホンを取り、脚本もデリクソン&C・ロバート・カーギルのデュオが担当する。前作は、サディスティックな連続殺人犯“グラバー”に誘拐され、防音の地下室に閉じ込められた13歳の少年フィニーの物語。地下室の壁には古い黒電話が取り付けてあった。グラバーは「壊れていて通じない」と言っていたが、ある時電話が鳴る。過去にグラバーの餌食となった被害者の子どもたちが、電話を通じてフィニーを脱出させようと試みて…。続編の内容は不明だが、映画ファンは前作のキャストが続投ということで期待が高まった模様。特に、フィニー&グウェン兄妹を演じたメイソン&マデリーンが再出演するということに、「将来有望な2人のスターをまた見ることができてうれしい!」と喜びの声が上がっている。『Black Phone 2』は2025年6月27日全米公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:ブラック・フォン 2022年7月1日より全国にて公開© 2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2023年11月30日ホラー映画を中心に、数多くのヒット作を生み出し続け、いま最も注目される映画製作会社「ブラムハウス・プロダクションズ」の日本初公式グッズが、11月28日(火)より限定販売されることが決定した。「ブラムハウス・プロダクションズ」は、アカデミー賞ノミネートプロデューサーでありCEOのジェイソン・ブラムが2000年に立ち上げ、AI人形が引き起こす惨劇を描いた『M3GAN/ミーガン』や、ホラーの金字塔『エクソシスト』の新章として大きな話題を呼び、日本での公開を目前に控えた『エクソシスト 信じる者』など、大ヒットホラーを量産している。今回販売される公式グッズは、スタジオロゴを全面にあしらったアパレルと雑貨を含む全7種類。ブランドカラーである白・黒・緑を基調にしたカラーバリエーションで展開され、またブラムハウス作品の冒頭で流れるロゴムービーを表現した、暗やみで妖しく光る蓄光仕様のTシャツやステッカーも制作。新宿駅前にて期間限定オープンするスペース「リアル・ブラムハウス」での販売と、パルコの公式ECサイト「ONLINE PARCO」で予約販売ができる。BLUMHOUSE公式グッズ販売概要<店頭販売:リアル・ブラムハウス 1F>場所:クロス新宿スペース開催期間:11月28日(火)~12月3日(日)11:00~23:00※11月28日(火)は14:00オープン予定<オンライン:ONLINE PARCO 内 Parco Movieショップ>予約販売期間:11月28日(火)14:00~12月17日(日)23:59※商品画像はイメージ※発売日時は変更になる場合あり※オンライン予約購入の商品発送時期は24年1月下旬~2月上旬以降を予定※本商品は後日イベント、店舗、オンラインストア等で販売の可能性あり(シネマカフェ編集部)■関連作品:エクソシスト 信じる者 2023年12月1日より全国にて公開© Universal Studios. All Rights Reserved.
2023年11月26日株式会社ドゥ・ハウス(本社:東京都千代田区、以下:ドゥ・ハウス)は、株式会社REECH(本社:東京都新宿区、以下:REECH)と協業し、新潟県三条市への移住をサポートする取り組みの一環として、2023年11月13日からコミュニケーションプランの企画運営を受託しています。今回の取り組みは、新潟県内の市町村が抱える様々な地域課題の解決を図るため、新潟県が法人又は団体と市町村とのマッチングを支援する「令和5年度地域活性化リーディングプロジェクト」を通して受託することとなりました。ドゥ・ハウスは、企業の商品開発や商品育成支援を目的にマーケティングサービスを提供しています。リサーチ事業では定性調査と店頭調査に強みを持ち、マーケターの仮説づくりや検証のためのリアルな事実データの収集・提供を行っています。また、プロモーション事業では、ネット上でのサンプリングや店頭購買型サンプリングでのトライアー獲得支援、クチコミによるファン育成支援を行っています。40年以上にわたり培ってきたノウハウを活用し、本企画の運営~プロモーションまでフルサポートしています。REECHは、「データとテクノロジーで、“本当の価値”を提供する。」をミッションに掲げ、データと、独自の解析技術を活用したインフルエンサーマーケティング関連サービスを提供しています。インフルエンサーマーケティング・インフルエンサー管理ツール「REECH DATABASE」や、キャスティング技術、ディレクション技術を掛け合わせ、インフルエンサーPRをトータルサポートする「REECH DIRECTION」を運営。ドゥ・ハウスとともにプロモーション領域をサポートしています。ドゥ・ハウスとREECHのコミュニケーションプラン支援について今まで様々な商品のプロモーションに関わってきたノウハウを活用し、新潟県三条市の課題解決に貢献します。各種SNSの利用率やメディア特性を勘案して三条市のイメージや世界観が訴求できる最適なSNSを選定する他、全体的なコミュニケーションプランの企画を行います。【移住定住支援サイト】三条で暮らす。(三条市公式)「地方移住×転職×住まい探しをサポートします。」(参考URL)【移住定住支援サイト】三条で暮らす。(三条市公式)「地方移住×転職×住まい探しをサポートします。」 会社概要株式会社ドゥ・ハウスURL: 設立:1980年7月所在地:〒102-0076 東京都千代田区五番町6-1 AKビルディング3F代表者:代表取締役社長小笠原 亨株式会社REECHURL : 設立 :2018年11月所在地:〒163-1424東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F代表者:代表取締役CEO小笠原 亨 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月16日10月27日から29日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、ビデオゲームを映画化するブラムハウスの新作ホラー『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』だった。3日間の売り上げは7,800万ドル。全世界では1億3,000万ドルで、ブラムハウスの歴史上最高の全世界デビューだ。2位は『テイラー・スウィフト:ERAS TOUR』。3位は『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』。4位はドキュメンタリー『After Death』、5位は『エクソシスト信じる者』だった。次の週末は、デイジー・リドリー主演の『The Marsh King’s Daughter』が北米公開される。『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』2024年2月9日(金) 全国公開(C)2023 Universal Studios. All Rights Reserved.『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR』公開中(C)2023 Trafalgar Releasing. ALL RIGHT RESERVED.文=猿渡由紀
2023年10月30日『M3GAN/ミーガン』のブラムハウス最新作『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』(原題:Five Nights at Freddy's)が2024年2月9日(金)より公開されることが決定。特報と場面写真が解禁された。廃虚のピザレストランを舞台に、夜間警備員となった主人公が体験する恐怖の5日間を描く本作は、全世界で一大ブームを巻き起こしたホラーゲームの映画化。『M3GAN/ミーガン』『ブラック・フォン』『透明人間』など数多くのヒット作を生み出し続ける製作会社「ブラムハウス」の最新ホラーだ。この度初解禁となった特報映像は、廃墟と化したピザレストラン<フレディ・ファズベアーズ・ピザ>の夜間警備員として働き始めた主人公のマイク(ジョシュ・ハッチャーソン)が、誰も居ないはずの店内に漂う異様な雰囲気と、次々と巻き起こる奇妙な出来事を不審に思い、懐中電灯片手に恐る恐る歩き回っている様子から始まる。やがて、無邪気な笑い声が店内に響き渡り、眠っていた機械仕掛けのマスコットたちが狂気と共に目を覚ます様を映し出している。「夜が更けますと、当レストランのマスコットたちが、あなたに危害を加える恐れがあります」というナレーションも不穏さを煽り、愛らしくも狂気的な行動を予感させるマスコットたちに不気味さすら感じる映像となっている。レストランとマスコットたちに隠された衝撃の秘密とは?そしてマイクは恐怖の夜を生き延びることができるのか…?雰囲気満点の特報映像となっている。マイク役を演じるのは『ハンガー・ゲーム』シリーズでお馴染みのジョシュ・ハッチャーソン。共演にはエリザベス・レイル(「YOU ―君がすべて―」)、パイパー・ルビオ(「限界ダディ」)、キャット・コナー・スターリング(『屋根裏のアーネスト』)、メアリー・スチュアート・マスターソン(「ブラインドスポット」)、マシュー・リラード(「グッドガールズ:崖っぷちの女たち」)らを迎える。本作の重要キャラであるアニマトロニクスのマスコットたちは、マペットや「セサミストリート」などコミカルな動きのキャラクターを手掛けることを得意とするクリエイター集団ジム・ヘンソン・クリーチャーショップが制作した。ハリウッドのホラー界を牽引する注目の製作会社、ブラムハウスが新たに世に送り出すサスペンス・ホラーに期待が高まる。『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は2024年2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年10月19日同期の仲良し芸人3人がシェアハウスで暮らし、日常的な小ボケやツッコミをTikTokで配信したら、SNSでバズった「板橋ハウス」。そんな彼らも、一緒に暮らしてもうすぐ3年目に突入。衣食住を共にしてきた3人に、シェアライフの楽しさを聞いてきました。共同生活をシェアTikTokフォロワー数64万人、YouTubeチャンネル登録者数58万人以上の「板橋ハウス」は、それぞれ違う相方とコンビを組む吉本芸人の吉野裕介さん、竹内智也さん、住岡遼太さんによる動画コンテンツ。シェアハウスに住む3人が普段の生活でふざけている動画を何気なくSNSにアップしたら、予想を超えた人気コンテンツに!左からお掃除リーダー・竹内智也さん、部屋の汚さNo.1!?・住岡遼太さん、どこでも寝られる・吉野裕介さん。――吉野さん、竹内さん、住岡さんは、3人でルームシェアを始めて約3年になりますが、そもそもなぜ一緒に住むことに?竹内智也(以下、竹内):最初は僕と吉野で話してたんです。ライブ終わりに、吉野がバイクで僕の家まで送ってくれて、その時に「最近、お笑いがあんまりできてない」「ルームシェアしてる芸人は、家でもお笑いしてるから強い」「もっと頑張りたい」みたいな話をずっとしていて。吉野裕介(以下、吉野):家の前で3時間くらい喋ったよね。竹内:そう。ただ、その時は一緒に住もうみたいな話にはならずに解散したんです。でも、僕はやっぱりルームシェアしたいって気持ちがすごくあって…。だから思い切って誘ったんです。住岡を。――あれ?吉野さんではなく?吉野:そう思いますよね。竹内は3時間アツく語った僕じゃなくて、住岡を誘ったんです。竹内:吉野は一緒に住めるタイプじゃないと思ったので。吉野・住岡:あはは!竹内:吉野は当時、胸ぐらを掴むみたいな荒いボケが多かったので、一緒に住んだら胸ぐら掴まれるかも。ちょっと怖いかなと。住岡遼太(以下、住岡):その点、僕は胸ぐらを掴まないので(笑)。とにかく僕と竹内で一緒に住もうということになったんですけど、芸人のルームシェアって、2人ではなく3人っていうパターンが多いんですよね。竹内:だから、ほかにも誰か誘おうという話になって。住岡:実は僕と吉野は、ここでルームシェアをする前にも、何人かの芸人仲間と一緒に住んでいたことがあったので、また吉野に声をかけようかなと思ったら…。吉野:僕と竹内が奇跡的にそんな話をしていたという(笑)。――3人はNSC(吉本総合芸能学院)東京の同期なんですよね。もともと仲は良かったんですか?竹内:3人が、というより同期が全員、仲が良かったんです。僕は吉野と住岡がルームシェアしていた家にもよく行ってましたし。吉野:けっこう珍しいほど仲良かったよね。同期の誰とルームシェアしても不思議じゃないくらいに。竹内:この3人だったのは、たまたまタイミングが合ったからかも。吉野:最初はそうだったかもね。――部屋を探す時は、どんな条件を重視していたのでしょう。竹内:吉野のバイト先が赤羽で、そこをどうしても辞めたくないと言うので、赤羽の近くということになりました。吉野はバイト先が大好きすぎたんだよね。吉野:いや、どちらかというとバイト先が僕のことを大好きだったんです(笑)。男子大学生が15人いたんですけど、みんな僕のことを好きだから、辞められなくて。住岡:あとは個室が3部屋あることも希望で。でも、なかなか…。吉野:家賃のことも考えると、難しかったよね。最初、不動産屋の人も条件を聞いて「ないですね~」みたいな感じで諦め半分だったんです。でも、いや待てよと。1件だけあるっていうのでこの物件に連れてこられたら、リビングが1部屋としてカウントされていて。「じゃあ僕がリビングを使います」って言ったらその人、「いいんですか!?」って驚いてました。自分で連れてきておいて(笑)。――じゃんけんで負けてリビングになったとかそういうことでなく、自ら進んで選んだんですね!吉野:そうです。部屋割りを決める時、ひと揉めもなかったです。僕はどこでも寝られるし、プライバシーとか気にならないので。竹内:逞しいっすね。ワイルド!吉野:風呂を出たらすぐにリビングだから、僕が寝ていると、二人が体を拭いている水しぶきが飛んでくる!でも、寝てます。住岡・竹内:わははははは!よしの・ゆうすけ1994年2月3日生まれ、福岡県出身。お笑いコンビ「めぞん」のボケ担当。「板橋ハウス」の動画ではお題を考えることが多い。すみおか・りょうた1993年6月22日生まれ、大阪府出身。「つるまる」の名前で、お笑いコンビ「軟水」のツッコミを担当。愛称は「すみ」。マンガ好き。たけうち・ともや1995年1月6日生まれ、愛知県出身。お笑いコンビ「ピュート」のツッコミ担当。美容&健康オタクで常に様々なグッズを試している。※『anan』2023年10月18日号より。写真・内山めぐみ(by anan編集部)
2023年10月14日『スポーン』のリブート映画が、2025年にリリース予定で製作が進められていることが分かった。製作会社「ブラムハウス」の社長ジェイソン・ブラムが、「Comic Book」とのインタビューで「2025年は『スポーン』が公開される年です」と明かした。1997年、トッド・マクファーレン原作のアメコミを映画化した『スポーン』。主人公でCIAの工作員アル・シモンズが、上司ジェイソン・ウィンの裏切りにより焼死。地獄の王に魂を売り、尖兵スポーンとして現世に復活する。しかし地上ではすでに5年の月日が流れ、様々な状況が変わっていた。スポーンは自分を陥れた者たちへ復讐を誓うという物語。リブート版は2017年からブラムハウスが製作に携わることを発表した。これまでに複数の脚本家を起用したことが何度か報じられ、いまに至る。オリジナル版の監督はマーク・A・Z・ディッペだったが、今作はマクファーレンがメガホンを取る模様だ。オリジナル版ではアル・シモンズ/スポーンをマイケル・ジェイ・ホワイトが演じ、マーティン・シーン、ジョン・レグイザモらが出演。リブート版のスポーンはジェイミー・フォックスに決定している。映画ファンは「本当に待つのが長すぎた」「作品を観るまでは信じない!」「どうか公開に漕ぎつけて」などの声を寄せている。(賀来比呂美)
2023年10月03日ペットと一緒に暮らしていると、その愛らしい見た目や仕草に、うっとりしてしまうことがあるでしょう。時には、予想だにしない行動をとり、飼い主を驚かせることがあります。飼い主(kagram0815)さんも、一緒に暮らす犬のポテトくんの行動に、不意を突かれてしまいました。犬に「ハウス」と指示を出すとある日、飼い主さんはポテトくんに、ケージに戻るよう「ハウス」と指示を出します。ポテトくんはすぐさま動き出し、ケージの中に入るかと思いきや…。 この投稿をInstagramで見る かぐら&ポテト(@kagram0815)がシェアした投稿 ポテトくんは、なぜかケージを一周してから、中に入ったのです!飼い主さんは、ケージの周囲をまわる指示は出していないとのこと。ポテトくんの中に、自分だけの『マイルール』があるのでしょうか…。学校の運動部が行う走り込みのように、必死にまわる姿が、なんともかわいらしいですね。ネットでは「笑ってしまいました」など、さまざまな声が寄せられていました。・普通の『ハウス』より、何倍もかわいい。・これはこれでありだと思います!・入った後の表情もかわいすぎる。最終的には、飼い主さんの指示通り、ちゃんとケージの中に戻る、おりこうなポテトくん。忠実ながらも少し変わった行動に、多くの人が癒されたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年09月27日『スクリーム』シリーズ第7弾の監督に、ブラムハウスのホラーコメディ『ハッピー・デス・デイ』シリーズ、入れ替わりコメディ映画『ザ・スイッチ』などのメガホンを取ったクリストファー・ランドンが就任するようだ。「The Hollywood Reporter」などが報じた。監督決定の正式発表はまだだが、ランドン監督はX(ツイッター)で「どうやら7は本当にラッキーな数字のようだ。さらなるお知らせはこれから…」と殺人鬼ゴーストフェイスの画像を添えて報告。ゴーストフェイスの公式Xアカウントは「正式に決まりました。もっとやるために帰ってきますよ。#スクリーム7」と、『スクリーム』第7弾の製作を発表した。第4弾から11年ぶりに『スクリーム』シリーズを復活させた第5弾、第6弾の監督コンビは、今作では製作総指揮を務めるという。脚本は、前2作はジェームズ・ヴァンダービルト&ガイ・ビューシックが担当したが、今作も続投するかは不明。キャストは前作よりメリッサ・バレラ、ジェナ・オルテガ、メイソン・グッディング、ジャスミン・サボイ・ブラウン、シリーズ常連のコートニー・コックスとヘイデン・パネッティーアのカムバックが予想される。(賀来比呂美)■関連作品:スクリーム(2022)
2023年08月03日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第22話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)【前回までのあらすじ】真央は上京してシェアハウスに住む大学生。ある日、真央の『財布』がなくなってしまいました。その後、“泥棒騒ぎ”が収まり平和な日常を送れるように。再び“盗難事件”が勃発!住人全員で話し合うことに……。疑いは晴れない……疑心暗鬼になる住人たち……軽美の彼氏が犯人……?軽美の彼氏が犯人だった……という結末の方が気が楽ですよね。でも決定的な証拠がない以上、行き詰まり状態……。真央達はこの状況をどうする!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月19日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第17話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)【前回までのあらすじ】真央は上京してシェアハウスに住む大学生。ある日、真央の『財布』がなくなってしまいました。泥棒の犯人捜しで“疑心暗鬼”になる住人たち。ついに“新参者”の真央に疑いの目が……。さすがに否定……誰のこと……?話が聞こえていた……?シズカの証言……軽美の彼氏が共有スペースをうろついていた!?どんどん怪しくなってきましたね……。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月06日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第15話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)【前回までのあらすじ】真央は上京してシェアハウスに住む大学生。ある日、真央の『財布』がなくなってしまいました。『泥棒はこの中にいる』物が盗まれて騒ぐ住人たち。そして後日確信せざるを得ない出来事が……。汚ギャ子も被害に……心当たりは……軽美の彼氏に疑いの目が……シェアハウスで次々と起こる盗難騒ぎ。犯人は軽美の彼氏なのでしょうか……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月02日『ソウ』『死霊館』や『アナベル』シリーズで知られるジェームズ・ワンと『ハロウィン』『透明人間』のジェイソン・ブラム率いるブラムハウスによる制御不能サイコ・スリラー『M3GAN/ミーガン』。惨劇を引き起こす行動に走る人形を描いたスリラーには『チャイルド・プレイ』や『アナベル』シリーズなどがあるが、心に傷を負った少女の親友になるようプログラムされたAI人形<M3GAN>は何が違うのか、ジェームズ・ワンが“人形から恐怖を生み出す極意”について語った。『チャイルド・プレイ』や『アナベル』シリーズなどに対して、本作『M3GAN/ミーガン』はテクノロジーの進化という現実に則ったつくりとなっている。その点ではリメイク版の『チャイルド・プレイ』(19)のチャッキーに近いものがあるが、悲しい気持ちを機敏に察して歌を歌ったり、一緒にお絵かきをしたりなど、持ち主の気持ちを経験から学習する、“お友達AI人形”ミーガンのほうがより高性能である。しかし高度な能力を持ちすぎたゆえに人間の負の感情までも吸収し、執着心は狂気的なまでに膨れ上がる。そんな彼女が繰り広げる惨殺の行動の数々は、素敵なドレスをまとった人間の少女のような姿とのギャップと相まって、強いインパクトを残す。チャッキーやアナベルとはひと味もふた味も違う点は、ここにある。そんなミーガンというキャラクターを創作するにあたり、スタッフたちは監督のジェラルド・ジョンストンとプロデューサーのジェームズ・ワンを中心に、不気味な人形を背筋が凍るほど恐ろしい存在にする方法について話し合った結果、子どものおもちゃに命が宿ったという設定にすることが第一だという結論に至った。「トビー・フーパー監督の『ポルターガイスト』(82)に出てくるピエロ人形がまさにそうでした。観客はこれから何か悪いことが起きるという予感を察知するけど、いつ何が起こるかは分からないのです」とワンは語る。続けて「人形に命が宿るというのは不気味だし恐ろしい。何度もデザインを修正し、ジェラードと話し合いを重ねた結果、ミーガンの外見が人間に近くなっていきました。まさに『不気味の谷(人型ロボットなどの様態があまりにも人間に近い時に、見る者に違和感や嫌悪感を抱かせるとされる現象のこと)』的な外見により、ミーガンの不気味さが増したんです」と解説する。ジョンストン監督はミーガンの外見について、意図的に不安をかき立てるようなものにしたという。離れた場所からだと人間のように見えるが、そばに寄ると体のバランスや微かな表情に違和感があり、人形のように見える。肌の色や質感、髪、目、眉、まつ毛はいままで見たことがないようなものとなった。彼女は人間なのか、そうじゃないのか?と一瞬でも思わせることが恐怖を生み出す極意となっているようだ。『M3GAN/ミーガン』は6月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:M3GAN/ミーガン 2023年6月9日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2023年05月28日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第13話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)【前回までのあらすじ】真央は上京してシェアハウスに住む大学生。ある日、真央の『財布』がなくなってしまいました。そして話は真央が引っ越してきた頃に。次々と物がなくなる中、“犯人探し”をする真央たち。疑いの目を向けた“人物”は……?勘違い……まだ犯人は不確定……不和子に異変が……泥棒の正体がわからないまま、次の事件が……!?不和子はどうしたのでしょうか!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月20日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第12話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)【前回までのあらすじ】真央は上京してシェアハウスに住む大学生。ある日、真央の『財布』がなくなってしまいました。そして話は真央が引っ越してきた頃に。届いているはずの荷物が無くなった真央。ともに相談すると“衝撃の事実”が……。真央と同じ状況のとも……犯人は誰……?思い当たる人物……疑いの目を軽美の彼氏に向けた真央たち。真相はいかに……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月19日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第11話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)【前回までのあらすじ】真央は上京してシェアハウスに住む大学生。ある日、真央の『財布』がなくなってしまいました。そして話は真央が引っ越してきた頃に。ある日、冷蔵庫にあるはずのアイスが無くなってしまいました。“犯人捜し”をする気にならず、忘れようとしていましたが……配送状況を確認……届いているはずなのに……ともに相談すると……物が無くなっていたのは真央だけではなかったようですね。とも以外の住人たちも同じ状況なのでしょうか……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月18日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第2話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)【前回のあらすじ】真央は上京してシェアハウスに住む大学生。ある日、レジで『財布』がないことに気づき“パニック”に……。住人も大騒ぎ……三者三様の反応……賑やかなシェアハウス……結局、真央の財布は見つからず……。本当に真央の財布は家でなくなったのでしょうか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月12日人を疑わざるを得ない状況になったら……?若い世代に人気のシェアハウス。人間関係が希薄になりがちな今、シェアハウスで起きるさまざまな人間模様を描く漫画家サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さん。今回は、大人気マンガシリーズ、サレ妻ひより(@sareduma.hiyori)さんの『「泥棒が住むシェアハウス」第1話』を紹介します。原作:真央さん(ひよりのInstagramから応募)漫画:沢村さち子(@swmr.rr)上京し、大学に進学した真央。これは真央が“泥棒”のいるシェアハウスに住んでしまった話です……。ある日のこと……パニックになっていると……救世主現る……事情を話し……財布を無くしてしまった真央。家の中に財布はあるのでしょうか……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@swmr.rr)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月11日『ゲット・アウト』『セッション』のブラムハウスが放つ、全編ワンショット・リアルタイムスリラー『ソフト/クワイエット』から、穏やかな放課後…と思いきや、“何かがおかしい”、不穏で違和感のある冒頭2分映像が解禁となった。マイノリティーへの偏見を持つ白人女性たちが、あるトラブルをきっかけに思わぬ方向へと転じ、絶叫が飛び交い、暴力が炸裂。惨たらしい地獄絵図へと変貌していく…。そんな本作から、冒頭2分の映像が解禁。閑静な田舎町にある幼稚園で、ある子どもが親の迎えを1人で待つシーンから幕を開ける。そこへ、ブロンドの長い髪が印象的な白人の先生が現れ、一緒に親を待つことに。先生は、これから行われる会合で友達にサプライズで持っていくパイを生徒に見せ、初めて作ったという絵本を読まして上げるなど、どこにでもある和やかな風景が映し出される。だが、そこへモップ掛けをしようとする清掃員が現れ校舎に入っていったことから雰囲気は一変。「あぶないから、生徒が帰るまでモップ掛けはするな」と言ってきてと、子どもから清掃員に対して注意するように促す。「男の子なんだから勇気を出して、自分を守るために闘うの」と。不気味に歩み寄るカメラワークや、やたらと音が大きく聴こえる清掃道具を運ぶ車輪の音などが相まって、不穏で違和感が残る冒頭シーンとなっている。『ソフト/クワイエット』は5月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年05月04日ブラムハウスのスリラー映画『ソフト/クワイエット』が、2023年5月19日(金)に公開される。ブラムハウスが贈るクライム・スリラー『パラノーマル・アクティビティ』『パージ』といったヒット作をはじめ、『セッション』『ゲット・アウト』など、数々のヒット作を世に送り出してきた、ジェイソン・ブラム率いるブラムハウスから、新たなクライム・スリラー映画『ソフト/クワイエット』が公開へ。SXSW2023でプレミア上映され、審査員特別賞にノミネートされるなど高い評価を得た作品だ。ヘイトクライムの狂気を没入感あふれるワンショット映像で物語のテーマとなるのは、アメリカで社会問題化している「ヘイトクライム」。ごく普通の女性たちが、白人優位の差別思想に傾倒・共感し、内に蓄えた攻撃性を煮えたぎらせて“怪物化”していく狂気の様と、集団心理の恐ろしさを描き出している。尚、『ソフト/クワイエット』では、92分にわたる全編をワンショットで映像化。リハーサルもわずか4日間と、大胆な撮影手法を作用することで、リアルな没入感と息詰まる緊迫感を生み出した。監督・脚本はベス・デ・アラウージョ監督・脚本はベス・デ・アラウージョ。『ソフト/クワイエット』が長編デビュー作となる。映画『ソフト/クワイエット』登場人物・キャスト主人公エミリー…ステファニー・エステス幼稚園の教師。実はガチガチの白人至上主義者であり、知人の女性たちと「アーリア人団結をめざす娘たち」というグループを結成する。マージョリー…エレノア・ピエンタ「アーリア人団結をめざす娘たち」のメンバー。勤務先の昇進レースでヒスパニック系の同僚に敗れたことを、白人への逆差別だと主張する。キム…ダナ・ミリキャン「アーリア人団結をめざす娘たち」の一員で、ふたりの子を育てる食料品店の店主。ユダヤ系の銀行に融資を断られたことを恨んでいる。レスリー…オリヴィア・ルッカルディ雇い主のキムに勧誘され、「アーリア人団結をめざす娘たち」に参加。刑務所上がり。アリス…レべカ・ウィギンス「アーリア人団結をめざす娘たち」メンバーの、自称・悩める母親。ジェシカ…シャノン・マホニー「アーリア人団結をめざす娘たち」に参加。生まれたときから秘密結社KKK(クー・クラックス・クラン)の一員で、5人目の子供を妊娠中。アン…メリッサ・パウロリリー…シシー・リーアジア系の姉妹。閉店中だと知らずにキムの食料品店に立ち寄ったことで、エミリーやキム、レスリー、マージョリーとトラブルに。クレイグ…ジョン・ビーヴァーズエミリーの夫。映画『ソフト/クワイエット』あらすじとある郊外の幼稚園に勤める教師エミリーが、「アーリア人団結をめざす娘たち」という白人至上主義のグループを結成する。教会の談話室で行われた第1回の会合に集まったのは、主催者のエミリーを含む6人の女性。多文化主義や多様性が重んじられる現代の風潮に反感を抱き、有色人種や移民を毛嫌いする6人は、日頃の不満や過激な思想を共有して大いに盛り上がる。やがて彼女たちはエミリーの自宅で二次会を行うことにするが、途中立ち寄った食料品店でアジア系の姉妹との激しい口論が勃発。腹の虫が治まらないエミリーらは、悪戯半分で姉妹の家を荒らすことを計画する。しかし、それは取り返しのつかない理不尽でおぞましい犯罪の始まりだった……。【作品詳細】映画『ソフト/クワイエット』公開日:2023年5月19日(金)監督・脚本:ベス・デ・アラウージョ出演:ステファニー・エステス、オリヴィア・ルッカルディ、エレノア・ピエンタ、メリッサ・パウロ、シシー・リー、ジョン・ビーバース2022年/アメリカ/英語/92分/16:9/5.1ch/原題:soft&quiet/日本語字幕:永井歌子/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム/G
2023年04月02日『ゲット・アウト』『セッション』のブラムハウスが放つ、全編ワンショットの“体感型”極限クライム・スリラー『ソフト/クワイエット』。この度、白人至上主義の女性たちが集う特報映像が解禁、ゲームクリエイターの小島秀夫、作家の樋口毅宏からのコメントが到着した。92分の全編をワンショットで映像化し、アメリカで社会問題化しているヘイトクライム(憎悪犯罪)の狂気をえぐり出す本作。特報映像では、閑静な田舎町を歩く女性の後ろ姿とともに、短いながらもおぞましさがヒシヒシと伝わってくる衝撃シーンがコメントとともに切り取られている。「表向きはソフトに。ひそかに心に入り込むの」という白人女性のセリフとも相まり、“異次元”の映像体験と“人間の恐怖”が描かれる、スリルを超えた別次元の恐怖を突きつける作品であることを期待させる映像となっている。小島氏は「人が人でなくなる恐怖をワンショットで見せつける。吐き気がするほど恐ろしいのは、それが心霊現象でも超常現象でもないからだ。今のご時世を見事に逆手に取った新しい“人間ヘイト”ホラー映画」と本作について語り、樋口氏は「分断社会が生んだ、2020年代最大のブチ切れ問題作」と表現している。『ソフト/クワイエット』は5月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年03月30日