正月休みに彼女と中国に旅行に行くことになった。「万里の長城を見て~本場の北京ダック食べてみたい~!」と浮かれる彼女を見ながら、しかし一抹の不安が・・・。中国語って「ニーハオ」と「シェイシェイ」しか話せない! 英語も中1レベルの俺が中国語なんて絶対ムリ!普段は頼りない僕だけど、今回の旅が彼女を喜ばせて、うまくいけば旅の最後に上海の夜景を見ながらプロポーズなんてことも・・・!?旅行当日まで、あと数日!中国語をマスターするべく“中国漬け”の日々がはじまった。○「考えるな、感じろ!」さっそく中国語を学ぼうと本屋に行き、中国語の教材を何冊か見てみたが、漢字だらけのページをめくるたびに気が遠くなってきた。そんな時、僕はブルース・リーのある言葉を思い出した。「考えるな、感じろ!」それは映画「燃えよドラゴン」の中で弟子の少年に蹴りの極意を説くシーンに登場する名セリフだ。頭で考えすぎずに、感覚に身につけなければ本物にはなれない。中国語という苦手意識の壁を超えるために、僕は自分が日本人という意識を無くしてみた。すると、自然とブルース・リーが僕に宿り・・・。中国語に燃えるドラゴンと化し、パソコンのキーボードをものすごい勢いで叩いていると、ある中国語教材に出会った。それは『超速中国語PLUS』という初心者向けe-ラーニング教材。まず「子どもが言葉を覚えるように学習できる」というフレーズが気に入った。これは、まさに考えるより、感じるように中国語をマスターできるのではないだろうか。○「考えるな、カタチから入れ!」まずは、肉体に4千年の歴史を取り入るべく、「3食中華まんトレーニング」を始めてみた。通勤中のモーニング中華まん、デスクでランチ中華まん、枕元に夜食中華まん!というオールタイム中華まんずくし。しかし、段々と味に飽きてきて気付けば、ピザまんやプリンまんなど中国大陸からどんどんと離れていったので、あえなく挫折・・・。そこで、ネットで見つけた『超速中国語PLUS』を購入して、さっそく使ってみた。付属のCDでネイティブの発音を繰り返し聞きながら、パソコン上で問題を解答していくと、次第に漢字の「形」と「音」がセットで頭に入っていく。この発音はこういう漢字表記なんだな~と脳に感覚的に染み込んでいくようだ。○「考えるな、どこでも学べ!」時間が空いたらいつでも中国語に触れる機会を増やそうと、僕は麻雀を始めた。「数字の牌の呼び方イー、リャン、サン、スーは中国語の呼び方と同じだ!」一盃口(イーペーコ)、七対子(チートイツ)、大三元(ダイサンゲン)、国士無双(コクシムソウ)・・・ 役の名前も次々と覚え、雀荘内での語学力は身に付いたが、徹夜麻雀の日々で仕事がボロボロに。そうだ、『超速中国語PLUS』を使えば、時間を無駄にすることなくいつでも中国語の学習ができるではないか! 自分のアカウントでホームページにアクセスすればPCやスマホでいつでもどこでも学習ができるのだ。つまらない会議や退屈な通勤・帰宅時間は中国語レッスンタイムに変えてしまおう。○「考えるな、即答えよ!」中国人は早口のイメージがある。あの会話のスピードには食文化にルーツあるのでは!? 麻婆豆腐、担々麺、辣子鶏、麻辣火鍋・・・とにかく辛い食べ物が好きな人たちと対等に会話するには、さらに辛さに耐える舌を身につけなくては!ということで、“マイ中華唐辛子”を携帯してあらゆる食べ物にふりかけてみた。吹き出る汗!しびれる舌!ゆるくなる腹!頭の回転ではなく、トイレに行く回数が増えて地獄の苦しみを味わう始末・・・。トイレから這いつくばりながら、またも『超速中国語PLUS』にログイン。今回は、「超速徹底トレーニングシステム」で会話の瞬発力を鍛えることに。これは出題される課題に制限時間内に答えるというゲーム感覚が楽しい。さらに合格しなければ、次の課題にいけないので、繰り返していくうちにいつの間にか言葉の意味を理解する反射力が身に付いていった。10日間の短期集中での猛特訓で、身も心もどっぷり中国に浸かった。パソコンやスマホでいつでもどこでも学習ができる『超速中国語PLUS』によって中国語の基礎となる発音を聞き分ける力が身に付いたようだ。あとは、繰り返してこれで彼女との中国旅行もなんとかなりそうだ。あとは、さらなる繰り返しで準備万端! よし、あとは当日までにプロポーズの練習か!?文:太田陽介(都恋堂)
2013年12月28日ブルース・リー主演の名作『燃えよドラゴン』の製作40周年、リーの没後40周年を記念し発売されたブルーレイの特別上映会が、18日に都内で開催され、竹中直人が出席した。その他の写真ブルース・リー歩き方を真似ながらステージに登場した竹中は、本作を自身の初映画監督作『燃えよタマゴン』のモチーフにするほどリーを敬愛しており「初めて観た時は、あの動き、髪の毛、高い声。とにかく痺れましたね。妹が殺されて復讐に燃えて敵をやっつけるシーンがあるんですが、その表情が未だに高揚しますね」と熱く語り、得意のモノマネも披露し会場を盛り上げた。1973年に『燃えよドラゴン』が公開された時、リーはすでにこの世を去っており、当時、宣伝を担当していた渡辺完二氏は「あの頃は亡くなった事を知った上でどう宣伝するか、が課題でした。とにかく若い人を中心に試写会を沢山行いましたね」と振り返り、竹中も「初めて観た時は、もうこの人はこの世にいないんだな…と思いながら観てましたね」と早すぎた死を惜しんだ。本作は麻薬と陰謀が渦巻く要塞島で、ブルース・リー演じる主人公の怒りが炸裂するカンフーアクションで、このほど発売されたアイテムはディレクターズ・カット版を全編リマスターし、初収録となる特典映像や吹替えなどを収録している。『燃えよドラゴン』 製作40周年記念リマスター版発売中6980円(税込)発売・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
2013年07月19日『2046』、『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のウォン・カーウァイ監督が構想17年をかけて挑む、初のカンフー・アクション大作『グランド・マスター』。激動の時代に運命を切り開こうとした武術流派の“グランド・マスター(宗師)”たちの愛と宿命の闘いを、壮絶なアクションと圧倒的な映像美で描いた本作から、あのチャン・ツィイーが思わず悲鳴をあげるほどの極秘トレーニング映像が到着した。ツィイーは本作で、「北の八卦掌」のグランド・マスターである父を、野望に目の眩んだ一番弟子に殺され、復讐心に燃える美女・ルオメイを演じている。ルオメイは、八卦掌の奥義“六十四手”をただ一人受け継ぐ者。彼女は、かのブルース・リーの師であった実在の人物「南の詠春拳」のイップ・マン(トニー・レオン)への愛よりも、父の仇討ちと、流派の南北統一をなす“真のグランド・マスター”を目指す道を選ぶ。今回、実在のグランド・マスターたちから指導を受け、八卦掌を徹底的に学んだというツィイー。「私のカンフーの指導者たちは非常にタフで厳しかった」と語る通り、映像には過酷な訓練に顔を歪ませて、思わず悲鳴をあげる様子が映し出されている。トレーニングは4年間にわたって行われ、彼女は文字どおり身も心も捧げることによって、本作で本格的な武術を披露することになった。かなりの過酷さが映像からも伝わってくるが、ツィイーは「とても感謝しているの。彼らが多くを要求していなかったら、これほど上達することはなかったわね」と、グランド・マスターへの感謝の言葉を笑顔で語っている。また、中国東北部で雪の中、長期間行われた撮影では、その気温なんとマイナス30度!特に父の一番弟子と闘うシーンでは、実際の駅舎を模したオープンセットで3か月間、毎晩撮影が行われた。コートを脱ぐと、体から湯気が立ち上る最も過酷な撮影だったという。アジアから世界のトップスターに上り詰めたツィイーに、ここまで本気にさせることができたのは、カーウァイ監督だからこそ。実は、オファーがきた際には、すべてがシークレットであり、どのような役を演じるかさえ知らされていないまま、トレーニングに打ち込んでいたという。撮影も何年かかるか分からなかったが、それでもカーウァイ監督と共に仕事がしたいという思いから、彼女は二つ返事で承諾したのだとか。女としての幸せを捨て、グランド・マスターとしての宿命を全うする闘う女を見事に演じきった、ツィイー。美しいアクション・シーンの壮絶な裏側を、この映像で確かめてみて。『グランド・マスター』は5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページよりご覧いただけます。(C) 2013 Block 2 Pictures Inc. All rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:グランド・マスター 2013年5月31日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Block 2 Pictures Inc. All rights Reserved.
2013年05月28日1月公開のSF大作『LOOPER/ルーパー』で、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じる主人公の“30年後”を演じたブルース・ウィリスのインタビュー映像が公開された。若い主人公の30年後を演じられる年齢になってもなお、新鮮さを失わないウィリスが自身のキャリアや作品選びについて語った貴重な映像だ。インタビュー映像本作は、未来からタイムループしてきた標的を抹殺する暗殺者“ルーパー”のジョー(レヴィット)が、ターゲットとして“30年後”の自分(ウィリス)に出会ったことから始まるSFアクション。強烈な個性をもつ主演ふたりの激突や、物語の背後に潜む数々の謎が物語の進行と共に明かされていく巧みな語り口が高い評価を集めている。ブルース・ウィリス、57歳。ベテランといってもいいキャリアを誇る彼のフィルモグラフィーは、同年代の俳優と比較しても相当にバラエティに富んでいる。彼の代名詞と言ってもいい『ダイ・ハード』シリーズをはじめとして、『アルマゲドン』『シックス・センス』などウィリスの出演作は圧倒的な興行成績を記録しており、今年も“エクスペンダブルズ”の一員として大暴れするなど、アクション俳優としても人気を博している。その一方で彼は、クエンティン・タランティーノ、ケヴィン・スミス、ウェス・アンダーソンら気鋭の映画作家たちの作品にも出演し、“殺しても死なない男”とはほど遠い役も見事に演じている。インタビュー動画でウィリスは「常に物語の新しい語り口を探してるんだ。同じことばかりやってたら誰も見なくなる。年齢と仕事の質は関係ないと思う。何をするにも脚本がよければ」と語る。そんなウィリスが「物語がよく書けていて素晴らしい出来だった」と評価するのが本作『LOOPER/ルーパー』だ。彼は脚本も執筆したライアン・ジョンソン監督についても「彼の作品は全部観ている。彼は すごく用意周到で構想が明確なんだ。セリフひとつとっても、細かくて、小さな言葉にも意味がある。今まで何本かSFをやったことがあるが、『LOOPER/ルーパー』はかなり優れてる。これは飛び抜けていい脚本だと思う」と評する。ちなみに演じる上でウィリスが重要視しているのは“正直”さだそうで、「政治家を演じろと言われたら、おそらくうまくできないだろう。でも愛する者を奪われてその人を取り返そうとする男なら想像しやすい」という。キャリアを重ね、名声を得てもなお、役と正直に向き合い続けるウィリスが新作『LOOPER/ルーパー』でどんな男を演じるのか気になるところだ。『LOOPER/ルーパー』2013年1月12日(土)公開
2012年12月26日デジタル世代なんかに負けてたまるか!そんなキャッチフレーズを掲げているわけでもないのに、なぜか最近、若者に“逆襲”してる感が強いブルース・ウィリス。自らアナログと名乗ってはいないものの、大ヒットした『ダイ・ハード4.0』と『RED/レッド』のせいで、その手のキャラクターはおまかせ状態になったようだ。その他の写真その“逆襲”のすごさはブルースの2013年のラインナップを見れば一目瞭然。今のところ日本公開が予定されている作品だけで7本。年初めの『LOOPER/ルーパー』を皮切りに『噂のギャンブラー』『ファイヤー・ウィズ・ファイヤー炎の誓い』『ムーンライズ・キングダム』『ダイ・ハード/ラスト・デイ』(以上2月公開予定)、そして6月には『G.I.ジョー バック2リベンジ』、年末には『RED2』と並んでいる。そのなかでやっぱり気になるのは、彼の当たり役であり“逆襲”のきっかけにもなった『ダイ・ハード』シリーズの最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』!たとえアナログであっても無敵な刑事ジョン・マクレーンはついに海を越えロシアの地に。前回の男前な娘に代わって息子が登場し、ふたりそろって見知らぬ土地でテロ戦に巻き込まれる。その息子ジャックは男前な娘同様、父親に反抗的だが、相棒にならざるを得ない状況に陥ってしまい、アナログ親父とデジタル息子の関係性が大きく揺れ動く……というコメディありアクションありの物語になりそうだ。そう、ブルースの強みはここ、コメディ演技もできればアクションももちろんOKで、シリアスだって問題ナシという守備範囲の広さにある。『ダイ・ハード』シリーズのマクレーンがいまだに人気が高く飽きられないのは、そういう様々な顔を見せているからであり、彼の出演作がバラエティ豊かなのもそのためである。もうひとつ、ブルースの魅力を語る上で忘れてはいけないのはその肉体だろう。多くの役者は年を重ねるうちに太ったり弛んだりして着実に中年化が進むのだが、なぜかブルースだけは最初のマクレーンのときから変わっていない印象。お腹も出てなければ顔も弛んでない。顔だって57歳とは思えないくらいシワが少ない。だから、アクションはいまだにキレがあり、身のこなしも敏捷だ。たしかに頭は真っ先に禿げてしまったものの、潔くスキンヘッドにして自分のトレードマークに替えてしまったくらいだし、実はかなりセルフコントロールができているのかも?もしかしたら、いまだに第一線で活躍しているブルースの強みは、セルフコントロールできてしまう強靱な精神力、なのかもしれない。デジタル世代に“逆襲” できる理由もそこにある、と見た。「ぴあ Movie Special 2012-2013」より文:渡辺麻紀
2012年12月17日ブルース・ウィリスとジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』。本作でベテラン俳優ブルースと同一人物を演じているジョセフだが、ブルースに似せるためメイクに3時間もかけたという彼の新ビジュアルがひと足早くシネマカフェに到着した。舞台は近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を“ルーパー”と呼ばれる30年前に暗躍する暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。『(500日)のサマー』では、運命の恋を夢見るロマンチストな草食系男子を演じて女子の心を掴み、『インセプション』では切れ者の犯罪者、打って変わって『ダークナイト ライジング』では悪と戦う正義感溢れる若手警官を演じ、女子だけでなく男子のハートまで掴んだ(?)彼が次に挑む役柄は、凄腕ルーパーのジョー。ジョセフ演じるジョーの30年後を演じるのが、名優・ブルースなのだが、彼に印象を似せるためにジョセフは相当な苦労をしたようで「彼のことを研究しまくったよ。彼の映画をたくさん観たし、彼の映画から音声だけを録音してiPodで彼の声を何度も何度も聞いたんだよね」と当時をふり返る。さらに「一番大事だったのは、ただ彼と一緒に過ごすことだったんだ。夕食を食べたり、会話したりね。彼のことを人として知ることが一番参考になったんだ」と意外な役作りの秘訣を明かしてくれた。本作は、監督が10年ほど前から構想していた作品で監督デビュー作、ジョセフ主演作の『BRICKブリック』の撮影後、監督がジョセフに基本的なアイデアを語ったことからこのプロジェクトが始まったそう。その後、監督は脚本を本格的に書くにあたり、ジョセフのために“現代”のジョーを書き上げたのだとか。「誰かが自分のために主人公を書いてくれたなんて、僕にとって初めてのこと。そんなキャラクターを演じるのはとても光栄なことだと興奮したよ」とジョセフ自身も喜びを語っている。本作では主演だけでなく、エグゼクティブ・プロデューサーも兼任するジョセフ。今回、公開となった新ビジュアルを見る限りでも、確かに目元のあたりがブルースにそっくり!ハリウッドでいま一番熱い男、ジョセフ・ゴードン=レヴィットがブルース・ウィリスにどこまで似せることができたのか?その真相はぜひ劇場で確かめてみて。『LOOPER/ルーパー』は2013年1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年11月21日義務教育での武道の授業が必修科目になりました。「武道については、その学習を通じて我が国固有の伝統と文化に、より一層触れることができるよう指導する」のだそうです。もし、あなたが武道の授業を選択しなけれならないとしたら、どれを選択しますか?調査期間:2012/8/2~2012/8/5アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)設備の有無など、環境によって実際に選択できるかは別ですが、武道と規定されているのは、弓道、合気道、柔道、剣道、空手、少林寺拳法、なぎなた、相撲、銃剣道です。どの武道を選択するかのアンケート結果は以下のようになりました。■義務教育で武道に授業が必修科目になりました。もしあなたが武道の授業を選択しなければならないとしたら、どれを選びますか?1位弓道26.7%2位合気道18.6%3位柔道16.5%4位剣道14.4%5位空手11.3%6位少林寺拳法5.4%7位なぎなた4.7%8位相撲1.3%9位銃剣道1.1%最も人気があったのは弓道でした!最も人気のなかったのは銃剣道。銃剣道を知ってる人の方が少ないでしょうから仕方ないですね。それぞれの武道を選択した理由を聞きましたので、その回答を紹介します。■弓道を選んだ人の意見●高校時代弓道部に所属していたので。決して楽ではない武道ですけど、自分自身を見つめるのにとてもいいです。(愛知県/男性/36歳)●和美人!目も良くなりそう……。中高の部活に弓道があれば部活に入っていたくらい。(神奈川県/女性/23歳)●興味がある。おもしろそうだから。袴姿がかっこいいから。日本独自の伝統武芸なのが渋くていい。(東京都/女性/35歳)●一番女性らしいから。(神奈川県/女性/23歳)●本当はどれも嫌です……。弓道が一番、体が痛くないと思って……。(神奈川県/女性/27歳)●高校で弓道を教えている先生に聞きました「弓を引くだけで、あまり体力を使わないのではないかと思われがちですが、実はそんなことはないんですね。弓を引いた状態で静止しなければならないため、そこで持久力、それに耐えるための筋力が必要なのです。さらに相当な集中力が要求されます。袴姿の女性の立ち姿がとても美しく見えるのも弓道の特徴ですね」■合気道を選んだ人の意見●護身術になるし、あまり力が強くない人でもできる技が多いらしいから。(神奈川県/女性/27歳)●武具にお金がかからないし、習うと、暴漢対策にも使えそうだから。(香川県/女性/29歳)●気で相手を倒せたら良さそうなので。余り痛くなさそうなのも良いかなと思います。(神奈川県/女性/26歳)●合気道12年経験者に聞きました「気で相手を倒すというのはちょっと違います(笑)。それは眉唾ものの外気功というものではないでしょうか。合気道の真髄は、合理的な体の動かし方にあります。相手をも傷つけることなく制する、これができるのが合気道です」■柔道を選んだ人の意見●いざという時に一本背負いができたら、かっこいいから。(鹿児島県/女性/21歳)●自分が小さいので、柔よく剛を制すをやってみたい。(神奈川県/女性/31歳)●柔の道を学ぶため。浅見選手がかわいすぎるから。(東京都/女性/34歳)●やったことがないからやってみたい。投げ技カッコ良い。公立中学ですが、剣道は中学の時に必須科目でした。防具が臭いですが楽しいですよ。(新潟県/女性/25歳)●柔道20年の黒帯の人に聞きました「日本で創られ世界中で学ばれている柔道。初めての人は、まず受け身の稽古から始めることになるでしょう。派手な技ももちろんありますが、それよりもむしろ礼を覚え、体のさばき方を習得する方が先ですね。大技をやたらに繰り出すことに柔道の本質はありません。1本がきれいに決まった時の喜びは大きいですけどね(笑)」■剣道を選んだ人の意見●中学のころ体育の授業であったが、武道の中でも人を叩いて褒められるのは剣道しかない、という教師の言葉が面白く、実際競技としても面白いと思った。冬は足が冷たく、夏は防具で頭が蒸れるのが難点ではある。(千葉県/女性/26歳)●サムライになりたかったので。(栃木県/男性/39歳)●竹刀で相手を思いっきり打ってストレス解消したいから。(山口県/女性/22歳)●剣道3段の人に聞きました「剣道は間を争う武道です。蹲踞(そんきょ)から立った時に、相手の方が自分より強い場合はすぐわかります。踏み込んでいけば打たれる、それを自分の練習で超えていくのです。剣道はそういう武道です。経験者と対峙すれば、剣道が単に竹刀で叩き合うといったチャンバラとまったく違うことがよくわかって頂けると思います」■空手を選んだ人の意見●海外でちょっとしたネタになりそうだから。(千葉県/女性/31歳)●一番実戦向きだと聞いたことがあるので痴漢撃退に。(神奈川県/女性/32歳)●自分の体で戦いたいし、かっこいいし、護身にもなりそうなので。(東京都/女性/21歳)●臭くなさそう。(神奈川県/男性/27歳)●極心空手の修行10年の人に聞きました「学校で教える空手は危険なことのないように行われるものと思います。空手の精神を学んでほしいと思います。己を鍛錬し、自らを高める修練を積むこと。千日をもって初心、万日をもって極みとなす、という言葉があります。自分もまったく修行の身ですが、常に修練を心がけること、これが学ぶ姿勢です」■少林寺拳法を選んだ人の意見●ブルース・リーのジークンドーが理想ですが、それに近そうなので。(東京都/男性/37歳)●少林寺の黒帯持ちですが、情操教育の部分も含めよい武道だと思っています。(東京都/女性/24歳)●たくさん動いてやせそうだし、体操みたいなイメージがあるから。(広島県/女性/26歳)●ある日本の空手の経験があるので中国の拳法も経験したい。(千葉県/男性/53歳)誤解があるようですがこの「少林寺拳法」は中国のものではありません。ベースには中国の少林拳があるようですが、宗道臣(1911年~1980年)が日本で興した武道です。創始は1947年とされており、その目的は「気骨ある日本の若者を育てるため」でした。■なぎなたを選んだ人の意見●高校のときに友達がなぎなた部だったが、どんなことをしているかわからないので。(千葉県/女性/22歳)●カッコいいから。あまりやっている人を見たことがないから。(東京都/女性/24歳)●なぎなた漫画にはまっているから。(東京都/男性/31歳)なぎなた漫画とは『週刊ビッグコミック スピリッツ』で連載されている『あさひなぐ』のことですね。なぎなたは剣道と同じような防具を着けて行いますが、剣道よりも1つ防具が多くなっています。それは「すね当て」。有効打突部位が、面、喉、小手、胴、すねと5箇所なのです。■相撲を選んだ人の意見●ギャグにしてふざけて楽しそう。(東京都/男性/34歳)●面倒なユニフォームがなさそうだから。(京都府/女性/22歳)●相撲は国技だから。(兵庫県/男性/33歳)相撲は日本の国技の1つですが、その歴史は居並ぶ武道の中で最も古く、その起源は神代にまで遡ると言われます。なにせ埴輪にまで相撲の様子が描かれているぐらいです。元々神事として行われていたのが現代にまで伝わっているわけです。学校の授業では、さすがにまわしを締めてはやらないでしょうが、土俵は欲しいところですね。■銃剣道を選んだ人の意見●昔、自衛隊にいたから。(静岡県/男性/44歳)●珍しいし、長物で代用して護衛術にもなりそうだから。(神奈川県/女性/23歳)●戦時中みたいだから。(福岡県/男性/38歳)●みんな素人だと思うので、経験者とやらずに済みそうなので。(群馬県/男性/26歳)銃剣道は、歩兵銃の先に着剣し、接近戦でいかに戦うかを教える銃剣術を元にしています。競技は(中学生以上の場合)長さ166cmの木銃(重さ1,100g以上)を持って行います。木銃の先にはゴム製のタンポが付いています。銃剣道ではその性質上、有効な「突き」を取ることで勝負を決します。剣道と違って「打つ」はないわけです。有効突部位は、胴(上胴と下胴がある)、喉、小手、肩です。弓道、合気道、柔道、剣道、空手、少林寺拳法、なぎなた、相撲、銃剣道、それぞれに特徴があります。みなさんならどの武道を選びますか?(高橋モータース@dcp)
2012年11月03日ブルース・ウィリス主演の大人気アクションシリーズ最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』。2013年、世界で最もツイてない男ジョン・マクレーンが、前作から6年ぶりにスクリーンにカムバックを果たす本作の最新予告が、このたび遂に解禁されることとなった。舞台は、ロシア連邦の首都・モスクワ。N.Y.市警のジョンとその“悪運のDNA”を受け継ぐ一人息子・ジャックが、世界を相手にこれまでで最大の“大災難”に立ち向かっていく姿を、ド派手なアクションで描く。シリーズの全世界での興行収入11億3,000万ドルという大記録を打ち立てている、史上最強のアクション・シリーズ『ダイ・ハード』。毎度、ボヤく主人公・ジョンが見舞われる予想を超えた災難ぶりと、ハリウッド随一のド迫力のアクションで観る者の度肝を抜いてきた本シリーズ。今回届いた映像でも、その災難を予期してか、娘・ルーシーは「パパ、お願いだから騒ぎを起こさないでね」と懇願。「最悪だぜ」と相変わらずのボヤきと共に、モスクワへと旅立っていく。しかし、そこではルーシーの心配も虚しく、街中で大規模な爆破テロが起きる“ダイ・ハード”流の手荒い歓迎がジョンを襲うのだ。この期待を裏切らない爆破シーンを始め、78日間を費やしたという大規模なカー・スタントなどスピード感あふれる瞬き禁止の怒涛のアクションが次から次へと映し出されていく。そんな災難に巻き込まれる中、反りの合わない息子・ジャックと再会を果たすジョンだが、死線をかいくぐりながら「ハグするか?」という“パパ”ジョンの提案も、「気持ち悪い」と一蹴されてしまう。娘&息子からの寂しい一言も去ることながら、謎のボディ・スーツの美女や悪役らしき人物も登場し、物語はさらに謎を深めていく。ジョンはこの大災難でついに“ラスト・デイ(=最後の日)”を迎えてしまうのか?クライマックスに突入した本シリーズの最新映像を、ぜひこちらからチェックしてみて。『ダイ・ハード/ラスト・デイ』は2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダイ・ハード/ラスト・デイ 2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2013Twentieth Century Fox
2012年10月30日ブルース・ウィリス×ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』。このたびタイムトラベルのタブーに挑んだ本作の待望の予告編とポスタービジュアルが公開となった。舞台は近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を“ルーパー”と呼ばれる30年前に暗躍する暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。公開となった予告編では、なぜ現代のジョーと未来のジョーが戦うハメになったのか?という本作のストーリー設定が明かされる。ルーパーとしてのルールはたった一つだけ、どんなターゲットでも決して逃がさず“始末”すること。失敗は、現在の自分の死を意味しているからだ。しかし、ブルース演じる30年後のジョーには未来を壊滅させるある独裁者を過去にさかのぼって殺すという目的があることが予告編からも伺える。タイムトラベルのコンセプトは、ハリウッド映画におけるある種の定番テーマでもあるが、本作では現代の自分(ジョセフ)と未来の自分(ブルース)が本気で命のやりとりを行う、いわばタイムトラベルのタブーに踏み込んだ作品とも言えるかもしれない。“若手VSベテラン”の人気実力派俳優2人がまったく新しい世界観の中で挑む、予測不可能なストーリー展開、息を飲むアクション、さらにたたみかけるようなスリルの連続が観る者を圧倒する本作。公開となったポスターにもあるように、標的は「30年後の自分」。映像の最後にはジョセフ演じる現代のジョーが、標的を打ち殺し「お前は30年後のオレか?」とマスクを取り去るシーンもあるが、果たして現代と未来の戦いの結末は!?目を離せないスリル満点の予告編をまずはこちらからご覧あれ。『LOOPER/ルーパー』は1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年10月23日2010年に公開され、人気を博したアクション大作の続編『エクスペンダブルズ2』。前作に引き続き本シリーズに出演し、本格的なアクションシーンをみせているブルース・ウィリスの特報動画が届いた。『エクスペンダブルズ2』特報動画自らを“消耗品”と名乗る命知らずの傭兵部隊・エクスペンダブルズの戦いを描く本作。シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リーら前作からのメンバーに加え、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、チャック・ノリスが初参戦する。今回ウィリスが演じるのは、世界各国をまたにかけるCIAの上級職員・チャーチ。このほど公開された動画では、「お前らには貸しがある」というセリフとともに、チャーチがバーニー(スタローン)の目の前に現れるという意味深な場面からはじまる。エクスペンダブルズにとってはクライアントであったチャーチが仲間に参入し、マシンガンを手に戦う様子が確認できる。また、本動画では、スタローンの「この顔ぶれは2度と実現できないよ」という発言とともに、スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ウィリスといった豪華3大スターが立ち並ぶという貴重な場面も公開。それだけでなく、ウィリスと本作で9年ぶりにアクション作に復帰したシュワルツェネッガーがミニカーを乗り回しながら銃を乱射するというダイナミックな戦闘シーンも盛り込まれている。映画の公開に備えて、アクション界の人気スターたちの息の合った演技が楽しめる動画をチェックしてみてはどうだろうか。『エクスペンダブルズ2』10月20日(土)全国ロードショー
2012年09月24日ブルース・ウィリス×ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』。このたび本作で同一人物を演じたジョセフとブルースの激似映像が納められた特報が解禁となった。舞台は近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を“ルーパー”と呼ばれる30年前に暗躍する暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。“現代のジョー”を『ダークナイト ライジング』のジョセフが演じ、彼が遭遇する“30年後のジョー”を誰もが知る大物アクション俳優、ブルース・ウィリスが演じることで話題となっている本作。今回、解禁となった特報映像の見どころはなんといっても横並びで映し出される、現在と未来のジョーのそっくりすぎる姿!なんとジョセフはブルースに似せるため、毎日メイクに3時間もかけて撮影に挑んでいたそう。あまりのそっくり具合に、ブルースも「まるで魔法でも見たような気分だったよ!」と大絶賛。息を呑むアクション、たたみかけるようなスリルがこの映像からも十二分に伝わってくるはず。若手、ベテランの人気実力派俳優2人が、“自分対自分”として対決するという新しい世界観の中で、予測不可能なストーリーが展開する。まずはこちらの映像から、本作で初共演を果たした“そっくり”な2人の姿をご覧あれ。『LOOPER/ルーパー』は2013年1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。※こちらのメイキング映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年09月18日ブルース・ウィリス×ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初競演で贈るSFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』が2013年1月12日(土)より日本公開することが決定!さらに、9月28日(現地時間)の全米公開に先駆けて、現地時間の9月6日、映画ファンで賑わうトロント国際映画祭のオープニング作品として本作が華々しくお披露目となり、ブルースとジョセフ、そしてヒロインのエミリー・ブラントが公式会見で顔を揃えた。本作の舞台は、近未来。タイムマシンの使用が禁じられた社会で、犯罪組織は法の目をかいくぐり、消したい標的を30年前に暗躍する<ルーパー>と呼ばれる暗殺者の元に送り、始末させていた。ある日、凄腕ルーパーのジョーの元に、ある男が送られてくるのだが、何とその男は“30年後の自分”だった…。この奇想天外なSF世界で、“現代の自分”ジョーを演じるのが『ダークナイト ライジング』での活躍が記憶に新しいジョセフ。対して、彼が遭遇する“未来の自分”ジョーを演じるのは言わずと知れた大物アクションスター、ブルース・ウィリス。人気・実力共に熱い視線を集める2人が、自分対自分として対決する、未知なる世界観が展開する。息をのむアクションにたたみかけるようなスリル、そして驚きの結末…。全く新しい顔を見せる2人の初共演に期待が集まる。同映画祭でのプレミア上映に先立って行われた公式会見に参加したブルースは、「これはほかのどのSFとも比較できない、いままでにない映画。脚本も練られていて、とても賢い内容だ」と本作を大絶賛。隣のジョセフも「この映画は娯楽を与えつつ、その後に何か考えさせる素晴らしい映画だ」とアピールした。キャスト陣の自信の程が応えるように、初のお披露目となるプレミアでは、上映を待ちわびる映画ファンで会場は満席に。熱気のこもる舞台にライアン・ジョンソン監督と共に立ったジョセフは、「今回、初めて一般の人にこの映画を観てもらう機会なので、興奮が抑えられない!」と高ぶる気持ちを隠せない様子。上映終了後には、割れんばかりのスタンディングオベーションが会場を埋め尽くしていた。『LOOPER/ルーパー』は2013年1月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年09月07日ブルース・ウィリスが、iTunesのデータの扱いをめぐって、アップル社を相手に訴訟を起こすことを考えているようだ。ブルースはアップル社のiTunesで購入した大量の音楽データを自分の死後、元妻のデミ・ムーアとの間にもうけた3人の娘たち(24歳のルーマー、20歳のスカウト、18歳のタルーラ)に譲りたいと考えていたが、iTunesの規約では利用者はダウンロードした曲を“借りている”のであって、所有しているわけではない。従って、ユーザーが死亡した場合、ダウンロードしたデータを誰かに譲ることはできないのだ。「ダウンロードしたものを転売したり、遺産として利用することは禁じられていますが、ブルースが一石を投じたのは素晴らしいことです」とデジタル・コンテンツの権利について問題提起する団体「Open Rigths Group」のジム・キロック氏は語る。ブルースは「ザ・ビートルズ」や「レッド・ツェッペリン」を始め、大量の楽曲を所有し数多くのiPodにダウンロードしているという。現在の妻、エマ・ヘミングとの間に生後5か月の娘・マーベルも誕生したブルース。弁護士に、自分の家族がダウンロードした楽曲の所有者になれるよう、法的な対決も視野に入れた上でアップル社とかけ合うように求めているらしい。(text:Yuki Tominaga)© INFPhoto/AFLO■関連作品:ムーンライズ・キングダム (原題) 2013年公開© Focus Featuresエクスペンダブルズ2 2012年10月20日より全国にて公開© 2012 Barney’s Christmas, Inc.シャドー・チェイサー 2012年10月27日より有楽町スバル座、新宿ミラノほか全国にて公開© 2012 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. G.I.ジョー バック2リベンジ 2013年春、全国にて公開© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年09月04日正道会館最高師範の空手家で、世界的格闘技イベントのK-1では競技統括プロデューサーを務めた角田信朗さん。歌手、俳優、タレントとしても多彩に活動しており、お茶の間でもおなじみの存在ではないでしょうか。そんな角田さんですが、実は関西外国語大学外国語学部英米語学科卒で、英語科の教員免許も取得している一面もあります。しかしながら、英語留学経験は一切ないとのこと。では、どのように英語力を身に付けられたのか、格闘家としてのエピソードも併せてお話を伺いました。――まず、角田さんが最初に英語に興味を持ったきっかけを教えてください。小学生のころ、僕はすごいいじめにあっていて、強さに対するあこがれを人一倍持っていました。そんな時、当時はやっていたブルース・リーの映画を見ました。よく聞けばブルース・リーは、本当の武術家であり役者で、32歳の若さでたった4本の作品を残して亡くなった、と。僕はファンになって、何回も何回も、お小遣いをはたいて映画を見に行きました。映画館を出ると「アチョー!アチョー!」とブルース・リーのまねをする子供がたくさんいたのですが、僕もご多分に漏れずまねをしていました。学校で始めて英語の教科書を開いたばかりの中学生のころ、もっとブルース・リーに近づきたいからと、親に頼んで映画のサウンドトラックのLPを買ってもらったんです。サウンドトラックに入っていた映像のないドラマの音声を聞いて、付属のスクリプトを読んで、ブルース・リーのせりふやシーンを再現したり、次第にテーマ曲を覚えたりもしました。そうして、英語の授業で教科書を読まされると、先生に「なかなかうまいね」と言われます。褒められると嬉しいから、また家に帰ったらLPを聞いて……と繰り返していました。――英語は得意科目だったようですね。大事なのは、「どこに行くかより、何を学ぶか」だと思います。英語に興味があって行った関西外国語大学を卒業するまで、僕は海外旅行すら行ったことがありませんでした。「留学されていたんですか」とよく聞かれますが、「いえ、英語は大阪で習いました」と答えています。大学生のころ、キャンパスにいる留学生を捕まえて「空手を教えてやるから」と、一緒に飯を食いに行き、そこで覚えた生の英語が、一番役に立っていますね。――英語を好きになるためにはどうしたらよいでしょうか。日本人はアクションを起こすのが下手なんです。例えば、「on」と書くところを「to」と書いたら「×」とされ、「話しても通じないのでは」と考える人も出てくる。でも、そんなこと気にせず、僕が大学生のころにやったように、街やバーにいる外国人の方を捕まえればいいわけです。ほかにも、今は映画のDVDも「字幕付き」「字幕なし」を選べます。最初は「日本語字幕付き」でストーリーを頭に入れ、次は「英語字幕つき」で何を言っているのかを聞き、最後は「字幕なし」で見るというトレーニングは効果あると思います。僕もよくやっていますが、好きな映画なら退屈はしません。――「英語が話せてよかった」と感じたのはどんな時でしたか。海外の格闘家とのエピソードも聞かせてください。K-1の競技統括担当の立場では、大会前日のルールレビューも英語で行ったり、正道会館を海外に広めたいという方とも、コミュニケーションを取ったりしています。関西外国語大学で身に付けた英語は、こんなところで役立つんだなぁという感覚です。あとこんなエピソードもあります。かつて日本人に愛され、今年で13回忌を迎えるアンディ・フグという選手がいました。ドイツ語圏の彼でしたが、ハリウッドスターになりたいという夢もあって英語を一生懸命勉強していました。僕が英語を話せたこともあって、アンディは「カクタ、マイフレンド」と慕ってくれました。一緒にバラエティー番組に出ることもありました。通訳だったら普通に訳すところを、僕はアンディの言葉をバラエティーに慣れた人間としてアレンジするんです。例えば、とんねるずの番組で出演者が「ゲームに勝ったらアンディと戦いたい」と言って、アンディが「Good Spirits!」と返した時、「よい精神ですね」というのを、僕が「見上げた野郎だ」と訳すとウケるわけですよ。そうしたらアンディは「カクタとテレビに出る時は通訳はいらない。カクタンディだ」と喜んでくれたんです。そういった関係から、アンディに子どもが生まれた時は「日本語に聞こえる名前をつけてくれ」と言われました。「セイヤ」という名前をつけましたが、友達関係以上の厚い信頼を感じました。――これから角田さんが、英語を使ってチャレンジしたいことはありますか。海外で試合をやる時は、必ず現地の言葉でスピーチをしていました。こういった外国語でのパフォーマンスは今後もいろいろとやっていきたいです。あるいは、サッカーの国際試合で「君が代」を歌わせていただいたことがありましたが、そんな職業ありませんが、色んな国の国歌を歌う「国歌斉唱請負人」という職業を作って、やってみるのも面白そうです。あとは、これまではあまり考えていなかったけど、ハリウッドも視野に入れています。語学とリンクしたことでやりたいことを考えると、ハリウッドが出てくるんですね。そのため、最近錆び付き気味の英語力をもっと高度にするために、ネイティブスピーカーとのプライベートレッスンにも取り組んでいます。お金を出して学べば、それだけ真剣味も増しますし(笑)――最後に、英語を学ぶ人にメッセージをお願いします。さっきも言いましたけど、「どこに行くかより何を学ぶか」なんです。海外に半年おっても英語を全く話せない人がいる反面、大阪におっても英語を話せる人もいます。また、強くなりたいからと空手を始めた自分の可能性が、今はこんなに広がっているのは、英語を話せたことも理由にあります。皆さんも、英語を身に付けることで可能性を広げるチャンスをつかめるかもしれません。■お話を伺った人 角田信朗さん。大阪府出身。関西外国語大学英米語学科卒業 英語教員免許取得(中学1級、高校2級)。正道会館空手最高師範。空手家としてだけでなく、俳優、声優だけでなく、国歌斉唱を行うなど歌手としても活躍。多彩な才能を持つ。ギネスブック認定バット折り世界記録保持者でもある。■著書 「悔しかったらやってみぃ!!」(幻冬舎) 「角田信朗のフルコンタクト英会話」(講談社) 「角田信朗のボディトレーニング」(日本文芸社) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日椎名誠の人気小説を西表島完全ロケで映画化した『ぱいかじ南海作戦』。公開を前に、主演の阿部サダヲと本作で初めて長編映画のメガホンを執った細川徹監督に話を聞いた。離婚と失業を同時に味わった中年男が、心地よい“ぱいかじ(沖縄の方言で南の風)”が吹く南の島で繰り広げるサバイバル生活を描く。共に「大人計画」事務所の所属だが、本格的に仕事を共にするのは初めて。監督は当初、主役の佐々木にはもっと年配の俳優を考えていたそうで「僕の中では岩松了さんのイメージでした」と明かす。だが阿部の名が挙がった時点で「阿部さん以外に考えられなくなった」という。原作の一人称による独特の世界観を重視し、語りを含め阿部は2時間出ずっぱり。「それで退屈させないところがすごい。サモ・ハン・キンポーで2時間はキツいしユンピョウでも無理だけど、ジャッキー(・チェン)やブルース・リーならイケる。阿部さんも2時間見ていたいと思わせる俳優」と信頼を口にする。一方の阿部は「舞台はいつも観に行ってるけど『何で出してくれないのかな?』と思ってました。だから今回、初めての映画で呼んでもらって嬉しかったです」と喜びを語った。阿部単独で撮影が始まり、共演陣が徐々にやって来るという、映画と同じ流れで撮影は進行。特に永山絢斗とのやり取りが楽しかったそうで「永山くんが来て、佐々木のキャラクターを自然と壊していくことができた。逆に僕も永山くんを崩したかった。ああいうイイ男がウンコを我慢したりするのは素晴らしい」(阿部)。「最初は『ちょっと我慢し過ぎ』って注文付けたけど、東京帰って観たらそれがよくて永山プランを採用した(笑)」(細川監督)と揃って絶賛。また、雨による待ち時間もかなり長かったようだが、阿部は「雨が打ちつける音が都会にはない感じで待つのが苦にならなかった」と、都会とは異なる時間の流れに身を任せていたよう。さらに「島を出るときはお世話になった人たちに見送られて、そんなにってくらい大泣きしちゃいました」と告白。1か月におよぶ島での生活が、作品にもたらしたものの大きさをうかがわせた。『ぱいかじ南海作戦』7月14日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2012年07月12日2009年夏に公開され、全世界でヒットを記録したアクション大作『G.I.ジョー』の続編『G.I.ジョー バック2リベンジ』に、ブルース・ウィリスが参加することが発表され、ウィリスの精悍な姿を捉えた場面写真がこのほど公開された。『G.I.ジョー』作品情報『G.I.ジョー』は、アメリカ政府が組織した国際機密部隊“G.I.ジョー”と、世界征服を企む悪の武装集団“コブラ”が壮絶な戦いを繰り広げるアクション大作。最新作となる『…バック2リベンジ』では、大統領の陰謀によって処刑命令をくだされた“G.I.ジョー”たちが襲撃を受け、生き残った数少ないメンバーで再び勢力を拡大したコブラたちに立ち向かう姿を豪快なアクションを交えて描く。本作でウィリスが演じるのは、初代“G.I.ジョー”と呼ばれる伝説の司令官ジョー。コブラの冷酷非道なテロ攻撃によって東京、上海、ワシントン、そしてロンドンが壊滅状態に陥り、絶体絶命状態になった“G.I.ジョー”を助けるべく登場するという。このほど公開された画像は、ウィリス演じる司令官ジョーがシックなスーツに身を包み、銃を構えて標的を逃すまいと鋭い視線をおくっている場面を捉えたもの。ウィリスは渋いルックスと、個性豊かなキャラクター造形で人気を博し、『ダイ・ハード』シリーズや、『パルプ・フィクション』『シン・シティ』など数々の作品で観客に強烈な印象を与えてきた。『…バック2リベンジ』で彼が演じるジョー司令官がどのような人物なのかは現段階では不明だが、数々の“伝説”を作って来た名優が演じる“伝説の司令官”がどんな活躍を見せるのか気になるところだ。『G.I.ジョー バック2リベンジ』8月10日(金) 丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2012年03月22日絵を描く過程を映像技術とダンスで見せる韓国のアートパフォーマンス「アクション:ドローイング [HERO]」の日本初公演が、4月6日(金)・7日(土)・8日(日)に東京・サンシャイン劇場で開催。公演に先駆け、3月7日、都内で制作発表会が行われた。「アクション:ドローイング [HERO]」公演チケット情報同公演は、2010年10月に韓国・ソウルで生まれ、現在もソウルの常設劇場(忠武路・明宝アートホール)でロングラン公演を続けているノン・バーバル・パフォーマンス(台詞がない劇)。老若男女、国籍を問わず誰もが楽しめるというのが魅力のひとつで、中国やシンガポール、タイなどアジア各国でも公演を行い好評を博した。チャップリン、マイケル・ジャクソン、ブルース・リー、スーパーマンの4つのチームが「ヒーロー」をテーマに、黒いキャンバスに、真っ黒な絵の具を使って描く「ダストドローイング」、水面にインクを垂らして描く「マーブリングアート」、ルービックキューブで描く「キューブアート」ほか、10以上のアート・パフォーマンスを展開。また、絵を描くだけでなく、テーマに合わせた曲で踊ったり、コミカルな動きをしながら、観客を巻き込んで盛り上げる。発表会には、日本公演に出演するチャップリン・チームが参加し、踊るようなスピードで、墨を用いてトラを描く「スピードドローイング」や「マーブリングアート」などを披露した。メンバーは「絵を描く過程や、描き上がってからのどんでんがえしが楽しいです。初の日本公演では、新しいパフォーマンスも追加予定」とアピールし、注目ポイントは「カッコイイ顔とステキな身体」とユーモアたっぷりに笑いを誘った。また、公演中には、絵を観客にプレゼントする演出もあり、日本公演では「もっといい絵をプレゼントしますよ!」と約束した。チケットは発売中。なお、本公演に先駆け、3月12日(月)15時より東京・サンシャインシティ噴水広場にてパフォーマンスを披露する。イベント参加は無料。
2012年03月08日一度は挫折した方がストーリーは盛り上がる!!ラブストーリー、コメディ、ミステリーなど、映画にはさまざまジャンルがありますが、気分をスッキリさせたいときにぴったりなのがアクション映画です。たった一人で悪の組織に立ち向かい、正義のために戦うヒーローの姿に勇気づけられることも多いのでは?しかし、主人公が悪を倒すに至るまでに、見たことがあるシーンが多い気も……。そこで、今回はアクション映画のありがちな展開を20代女性593名に聞きました。>>男性編も見るQ.アクション映画でありがちだなと思ってしまう展開を教えてください(複数回答)1位主人公が一度は敵にボコボコにされる39.8%2位主人公より敵の方が身体的にも技的にも絶対強いはずなのに最後は必ず主人公が勝つ37.4%3位1人でありえない数の敵を倒す33.0%4位主人公が逃げ出したと同時に爆破シーン31.2%5位むちゃなジャンプをしても骨折なしで見事に着地29.9%■主人公が一度は敵にボコボコにされる……・「一度は死にかけるけど、最後にばんかいする展開ってよくあると思う」(24歳/学校・教育関連/専門職)・「一度は挫折を味わうという流れは定番」(23歳/金融・証券/事務系専門職)・「無敵になるための試練だと思う。ジャッキー・チェンのアクション映画はそうだと思う」(25歳/そのほか)・「一度はボコボコにされるが、結局勝つというパターンばっかり」(25歳/金融・証券/専門職)・「主人公の悔しさを見ている私たちも共有できるので、物語を盛り上げるのには欠かせないシーンだと思う」(27歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)■主人公より敵の方が身体的にも技的にも絶対強いはずなのに最後は必ず主人公が勝つ……・「最終的にハッピーエンドの映画が多い」(25歳/食品・飲料/営業職)・「主人公が最後に勝たないとアクション映画は成立しないと思う」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「敵にやられているときも『どうせ勝つんだろうな』と思ってしまう」(28歳/自動車関連/事務系専門職)■1人でありえない数の敵を倒す……・「ジャッキー・チェンやブルース・リーの映画は、大抵一人で敵地に乗り込んで行く。あり得ないけどカッコいい!」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「実際に四方八方から攻められたらやられそうなのに全員を倒してしまうシーンにいつもワクワクする。『マッハ!』、『セブンソード』、『チョコレート・ファイター』などがそうだと思う」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「『カンフー・ダンク!』でジェイ・チョウ演じる主人公が、カンフーで悪いやつらをどんどん倒していてかっこよかった」(23歳/そのほか/事務系専門職)■主人公が逃げ出したと同時に爆破シーン……・「絶妙なタイミングで逃げ出す。ハラハラドキドキさせつつ、間一髪で助かるのはアクション映画っぽい」(26歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「ねらったかのように主人公は爆発から逃れている」(22歳/金融・証券/営業職)・「爆破シーンが一番先に思い浮かんだ」(26歳/ソフトウェア/事務系専門職)■むちゃなジャンプをしても骨折なしで見事に着地……・「いくらなんでも骨折くらいはすると思う」(27歳/金融・証券/専門職)・「ジャッキー・チェンはなにしても、ケガをしない」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「どこでもジャンプできちゃうイメージがある」(24歳/建設・土木/技術職)総評1位は「主人公が一度は敵にボコボコにされる」でした。「必ず一度は主人公がピンチになる」、「大抵のヒーローが一度は通る」といった声が多く寄せられました。多くのアクション映画では、ヒーローは無敵というわけではないようです。こうした展開は、見ている人も主人公に感情移入がしやすくなるので、よく取り入れられる演出なのかもしれませんね。3位には「一人でありえない数の敵を倒す」がランクイン。ありえないと思いつつも、このシーンが好きという女性は多かったです。特にジャッキー・チェンは、武器に頼らず己の肉体を使って戦う姿が定番ですが、人気は高いようです。あんな強いヒーローがそばにいてくれたら、うれしいですよね。アクション映画といえば、派手な爆発シーンを思い浮かべる女性も多数いました。緊迫感を出すにはもってこいのシーンなので、よく見られるのかもしれませんね。アクション映画は男性ファンも多いジャンルなので、恋人とありがちな展開につっこみを入れつつ、楽しんでみてはいかがでしょうか?(文・ペンダコ)調査時期:2011年9月9日~9月26日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性593名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】スパイ映画でありがちだなと思ってしまう展開【ランキング女性編】恋愛映画でありがちだなと思ってしまう展開【ランキング女性編】マンガでありがちなシチュエーション完全版(画像などあり)を見る
2011年11月13日ダメダメお坊ちゃま社長ブリット・リードとクールなお抱え運転手カトーが、ロスの街に出没する“グリーン・ホーネット”となって悪者たちをやっつける!3D公開で話題沸騰中の『グリーン・ホーネット』は、鬼才ミシェル・ゴンドリー監督による斬新な映像と主演俳優セス・ローゲン&ジェイ・チョウの凸凹コンビが大きな魅力。そこで、公開直前に来日したセス&ジェイを直撃し、“『グリーン・ホーネット』が面白いワケ”を探った。互いの存在を認識するなり意気投合し、ケンカするほど仲の良い相棒同士と化していくブリットとカトーだが、演じるセスとジェイもいまや大の仲良し。ブリット&カトー同様、打ち解けるまでに時間はかからなかったそうで、「リハーサルの期間中に台本の読み合わせをしたのだけど、すぐにジェイとは気が合うことがよく分かった」とセスが言えば、「たしかに言葉の壁もあったけど、僕たちの間には暗黙の了解のようなものがあった。セスは僕のことをいつも“クールな奴”と言ってくれていたけど、僕はクールな格好をしているだけで本当はクールじゃない(笑)。そういった本質の部分がお互いに分かってきて、仲良くなれたんじゃないかな」とジェイも笑う。ちなみに、どうやって言葉の壁を乗り越えたかと言うと、「僕はジェイがたとえ分かっていなくても、分かっていると思い込んで喋り続けた」と強硬手段(?)に出たセス。そんなセスに対し、ジェイも「分かっているふりをするのは上手いよ。役者だからね、僕は(笑)」と、これまた大胆不敵な方法で応えたようだ。絶妙な間合いが楽しいブリットとカトーの会話は、こんなところから生まれたのかもしれない。今回、主演だけなく製作総指揮と脚本も担当しているセスは、ジェイをカトー役に抜擢した張本人。自分にとって大切な相棒となる役どころに、ジェイを起用した理由を聞いた。「キャスティングの理由は、ひと目見て彼が面白い奴だと分かったし、気が合うとも感じられたから。もちろん、ジェイはどこからどう見てもクールだしね。彼は間合いを取るのが上手くて、そこからユーモアが生まれるんだ。みんなが知っているように、カトーはかつてブルース・リーが演じた役だけど、ブルース・リーとは全く違う個性を彼が持っていたのもよかったと思う。ジェイならではのカトーが出来上がったからね」。セスの話からも分かるように、『グリーン・ホーネット』はラジオドラマ、映画、コミック、TVドラマとして親しまれてきた人気シリーズ。なかでも、ブルース・リー出演で60年代に放映されたTVドラマ版が有名だ。これについて、ジェイは「カトーは誰が演じるにしてもプレッシャーを感じずにはいられない役」と冷静に分析する。「だって、あのブルース・リーが演じた役だからね。だから、僕はオリジナルのカトーに敬意を払った上で、新しい要素を取り入れるようにした。僕が演じたカトーはコーヒーも入れるし、ピアノも弾く。よりロマンティックなキャラクターになったんじゃないかな」。たしかに、おいしいコーヒーを入れられるコーヒーメイカーを発明したかと思えば、得意の武術で敵を圧倒し、楽器も弾きこなしてしまうカトーはとってもクール。さらには、ありとあらゆるハイテクを駆使し、攻撃機能を搭載した武装車まで開発する“天才”なのだから、クールじゃないわけがない。そんなカトーを違和感なく演じられるジェイにセスも惚れ惚れしているようで、「ジェイは本当にクール!」と事あるごとに連呼するセス。これまでに『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』ではキャサリン・ハイグルを妊娠させる青年を演じ、『スモーキング・ハイ』ではジェームズ・フランコと“ラブロマンス”を繰り広げ、美形共演者には慣れている(?)はずのセスだが、そんな彼でさえ大きな声で主張したくなるジェイの“格好よさ”とは何なのか。だが、この質問に対し、セスは「ちょっと待って!『パイナップル・エクスプレス』(原題)の邦題は『スモーキング・ハイ』なの!?そりゃいいや!ぶはははは」としばし大爆笑。気を取り直して再び聞くと、「そんなの見れば一目瞭然だろう?今日のこの服(※写真参照)を着こなせるのはジェイしかいないね。キャサリン・ハイグルには到底無理だ」と断言。では、ここまで絶賛されたジェイはセスをどう思っているかと言うと、「普段のセスは隣の家に住んでいる大きなお坊ちゃまという感じ」。その真意は「すごく面白いし、ナチュラルだから」だそうで、互いに対する評価のコメントもどことなくブリット&カトーっぽいふたりなのだった。ところで、映画のヒーローとなったセスとジェイにも憧れの存在はいるらしく、セスのヒーローは「ビル・マーレイが最高な『ゴースト・バスターズ』」、ジェイのヒーローは「アメリカでは『バットマン』。日本では『ドラえもん』」とのこと。ちなみに、ジェイは「フィギュアやオモチャやゲームが大好き」だそうで、ドラえもんグッズにも夢中になっている様子。「ドラえもんから『行け!稲中卓球部』まで、フィギュアが家にたくさんあるよ。友達の中に『行け!稲中卓球部』のキャラクターにそっくりの奴がいるんだ(笑)。あとは、『となりのトトロ』のネコバスも好き」と、クールなだけではないキュートな一面を覗かせた。そんなジェイだが、『グリーン・ホーネット』を作り上げたいまなお、ひとつだけ無念なことがあるそうだ。「いままでは映画を通して知っているだけだったキャメロンとせっかく共演できたのに、ラブロマンスにまつわるシーンがあまり描かれなかったこと。続編があるなら、ぜひ恋愛のシーンを増やしてほしいな」。キャメロン・ディアス演じるブリットの美人秘書レノアは、ブリットからもカトーからも言い寄られる役どころ。日本語で「ザンネンデス…」と呟きながら、最後はやっぱり男の相棒よりロマンス相手の美女?なジェイと、その横で「ぶはははは」と豪快に笑うセスだった。(photo:Toru Hiraiwa/text:Hikaru Watanabe)■関連作品:グリーン・ホーネット 2011年1月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:『グリーン・ホーネット』日本上陸!愛車も“飛び出す”ド派手プレミアで、なぜか餅つきキャメロン・ディアス『グリーン・ホーネット』LAプレミアに真っ赤な妖艶ドレスで登場キャスト&監督来場!3D超大作『グリーン・ホーネット』ジャパン・プレミアに25組50名様ご招待鬼才ミシェル・ゴンドリーが蘇らせた『グリーン・ホーネット』予告編がついに解禁!台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出
2011年01月28日2011年1月29日(土)に日本公開になるブルース・ウィリス主演最新作『RED/レッド』の予告編映像が公開され、ウィリスを始め、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンら実力派俳優陣のド派手なアクションシーンの数々が公開された。映画は、静かな引退生活を送る元CIAのフランク(ウィリス)が何者か襲撃され、かつてCIAから“RED”(Retired Extremely Dangerous=引退した超危険人物)と呼ばれ恐れられていた仲間たちとともに、巨大な陰謀に立ち向かう物語。公開された予告編では、現役を引退した元スパイのウィリスが、マーヴィン(マルコヴィッチ)のもとを訪ねる場面から始まり、伝説のチームが再結集する場面や、アクロバティックなアクションシーンの数々がテンポよく登場する。驚くべきは、オスカー受賞/候補に挙がり、“演技派”や“重厚な演技”と称されることの多いミレン、フリーマンら俳優陣が豪快なキャラクターを演じていることだ。『クィーン』で物静かな女王を演じたミレンはマシンガン片手にニコリと微笑み、ライフル射撃の腕を披露。フリーマンが豪快なパンチを見せたかと思えば、マルコヴィッチはミサイル付きボウガンを手にした相手に真っ向から立ち向かう! 現在公開中の『エクスペンダブルズ』は、ハリウッドを代表するアクション俳優たちが総結集して話題を呼んだが、演技派俳優たちがこれまで見せたことのないハジケっぷりを見せる『RED/レッド』も見逃せない1作になりそうだ。『RED/レッド』は先週末より全米で公開され、ボックスオフィス2位につけるヒットを記録。日本では来年1月29日(土)から全国公開される。『RED/レッド』2011年1月29日(土)ロードショー(C)2010 Summit Entertainment LLC. All Right Reserved.
2010年10月19日ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンら実力派俳優陣総出演で贈るアクション・エンターテイメント『RED/レッド』のワールドプレミアが10月11日(現地時間)に開催され、上記キャスト陣に加え、特別ゲストとしてシルヴェスター・スタローン、ジョディ・フォスターらも姿を見せ、会場は大きな盛り上がりを見せた。『フライトプラン』のロベルト・シュヴェンケ監督の手による本作。静かに隠居生活を送るはずだった元CIAのフランク(ブルース・ウィリス)が、とあるきっかけでかつての仲間と共に伝説のチーム“RED”を再結成し、アメリカを揺るがす巨大な陰謀に挑むという痛快アクション。全米では10月15日(金)からの公開となるが、それに先駆けてハリウッド・チャイニーズシアターで開催されたこのワールドプレミアに3,000人を超えるファンと世界各国からの報道陣が駆けつけた。キャスト陣が姿を現すと会場のあちこちから歓声があがったが、これはまだまだ序の口。ブルース・ウィリスの“盟友”シルヴェスター・スタローン、シュヴェンケ監督の『フライトプラン』に主演したジョディ・フォスターが特別ゲストとして姿を見せると、会場はさらにヒートアップ!先日、レディ・ガガを真似て、衝撃の“生肉カツラ”をかぶってTVに出演して話題を呼んだブルースだが、この日はまともな格好…?『エクスペンダブルズ』での客演のお礼として駆けつけたスタローンとガッチリ抱擁を交わすと会場からは一段と大きな拍手と歓声が。物語になぞらえて「引退したら何をする?」と尋ねられると「ビールがあれば幸せだ!!」と陽気にコメント。さらに劇中の激しいアクションについては「映画で使っているのは短いシーンだけど、撮影のときはもっと長かったよ」と苦労を明かした。モーガン・フリーマンは撮影で印象に残っている瞬間を聞かれ「クランクアップの瞬間(笑)」とニッコリ。「…と言うのは冗談で、誰かをだます瞬間があるんだけど、それが楽しかった瞬間かな」とユーモアたっぷりに答えてくれた。果たして全米での反響は?そしてこの豪華キャスト陣の来日はありうるのか?『RED/レッド』は2011年1月29日(土)より全国にて公開。■関連作品:エクスペンダブルズ 2010年10月16日より全国にて公開© 2010 ALTA VISTA PRODUCTIONS, INCRED/レッド 2011年1月29日より全国にて公開© .2010 Summit Entertainment, LLC. All Right Reserved..■関連記事:スタローン&ドルフがおしゃれイズム出演!「一番怖いものは…」アクション界のスターたちが競演『エクスペンダブルズ』試写会に10組20名様ご招待スタローン、シュワちゃんら濃い男たちズラリ『エクスペンダブルズ』全米初登場1位
2010年10月13日来年1月に日本公開されるアクション・エンタテインメント大作『グリーン・ホーネット』の予告編動画が解禁された。『グリーン・ホーネット』は、新聞社の若き社長ブリット・リイドが、全身グリーンのスーツとマスクで正体を隠しながら犯罪者と戦いを繰り広げる物語。故ブルース・リーが出演していたことでも知られる往年の人気TVシリーズを新生させた作品で、全米を代表するコメディアン、セス・ローゲンをはじめ、キャメロン・ディアス、ジェイ・チョウが出演。『エターナル・サンシャイン』や『僕らのミライへ逆回転』など独自の映像美学で知られるミシェル・ゴンドリー監督が初の3D大作に挑んでいる。公開された予告編では、放蕩生活を送るブリットが新聞王だった父の死を機に、街を悪の手から守ることを決意する物語がコンパクトに紹介されるほか、彼らの秘密基地にズラリと並んだ特殊兵器の数々、キャメロン・ディアス演じる秘書レノア・ケースの登場シーン、そして豪快なアクション場面が収められている。『グリーン・ホーネット』2011年1月、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2010年08月25日往年の人気TVシリーズを鬼才ミシェル・ゴンドリーが映画化して注目を集める『グリーン・ホーネット』の予告編が解禁となり、その映像世界の一端が明らかになった。偉大な父の跡を継いで新聞社の社長に就任したブリット・リードが、助手のカトーと共にひとたび凶悪事件が起こると帽子とマスクを被った“グリーン・ホーネット”となって悪人たちをなぎ倒すという痛快ヒーローアクション。1960年代にTVシリーズが放送され、日本でも人気を博した。ちなみにこのときのTVシリーズでカトーを演じたのは、ブレイク前のブルース・リー。今回、新たに3Dで映画化された本作。メガホンを取ったのは、数々のCMやミュージックビデオを手がけ注目を浴び、『エターナル・サンシャイン』、『恋愛睡眠のすすめ』などの話題作を世に送り出してきたミシェル・ゴンドリー。ユーモアたっぷりの魅惑の映像を作り上げてきた鬼才が今回、ハリウッドのアクション大作に挑戦する。主人公のブリットを演じるのは、カナダ出身で俳優、コメディアン、監督としての顔も持つセス・ローゲン。カトーには、台湾出身で日本でも人気のジェイ・チョウが扮し、激しいアクションを披露している。ほかにキャメロン・ディアス、『イングロリアス・バスターズ』でオスカーを獲得した演技派クリストフ・ヴァルツなどが出演している。まずは予告編で映画の世界観、そして男心をくすぐる、車に装着されたマシンガンをはじめとする数々のメカを見るべし!『グリーン・ホーネット』は2011年1月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:グリーン・ホーネット 2011年1月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出
2010年08月25日シルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演を務め、ジェイスン・ステイサムにジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーまでが出演する『エクスペンダブルズ』が全米で公開を迎え、興行ランキングで初登場第1位を記録した。法外な報酬で雇われ、たとえ死んだとしてもその事実すら公表されない使い捨ての傭兵軍団“エクスペンダブルズ”が、南米の軍事独裁国家壊滅という困難な依頼に従事する姿を描いた本作。スタローンの下に、ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、ドルフ・ラングレン、そして現カリフォルニア州知事のシュワルツェネッガーなど、数々のアクション大作で主演を張ってきた錚々たる面々が集結!“使い捨て”と呼ぶにはなんとも贅沢な本作だが、8月13日(金)の公開から3日間で3,503万ドル(約30億円/3,270館)を記録し、堂々の初登場1位!過去のスタローンの主演作のオープニング記録(『ランボー/怒りの脱出』/2,017万ドル)、同じく監督作での記録(『ロッキー4/炎の友情』/1,999万ドル)を共に塗り替えることになった。スタローンは本作について「今年で映画界でのキャリア40年目になるが、ファンの目に映る俺の姿はシルヴェスター・スタローンではなく、ロッキーやランボーなんだ。これが俳優としての俺の宿命だと思う。今回また『エクスペンダブルズ』のバーニーというキャラクターが加わることになれば」と語っているが、このヒットスタートでその願いも現実味を帯びてきたと言えるかも?また、大ヒットスタートを受けてスタローンは、スケジュールの都合で出演がかなわなかったジャン=クロード・バンダムに「だから出演すればよかったのに!」と話したとか…。ズラリと並んだマッチョな男たち。白黒の写真なのに“熱”が伝わってきそう!?『エクスペンダブルズ』日本での公開は10月16日(土)より全国にて。■関連作品:エクスペンダブルズ 2010年10月16日より全国にて公開© 2010 ALTA VISTA PRODUCTIONS, INC
2010年08月18日井筒和幸監督が3月12日(金)、東京・スペースFS汐留で行われた最新作『ヒーローショー』の完成披露試写会に来場し、約2年半ぶりに芸能活動を再開させる予定の女優、沢尻エリカにエールを送った。井筒監督は、監督作『パッチギ!』のヒロイン役に沢尻さんを起用し、国内映画賞の新人賞総なめの高評価を得て彼女がブレークするのにひと役買った父親的存在。取材陣から、沢尻さんの名が出ると「聞くな!俺に」と怒鳴ったが、「実の親みたいになってんねん」と心配そうにつぶやき、約2年半ぶりにCM出演で芸能活動を再開させる予定と聞かされると「よかったやん。全然いいんじゃないですか?捨てる神あれば拾う神ありですよ。一層磨きがかかって帰ってきたらええ」と温情あふれる言葉。また起用したい?の問いは「いまは『ヒーローショー』やから」とバッサリ切り捨てた。同作は、中途半端な日々を送る若者たちのもがき苦しむ姿を描く青春バイオレンス。井筒監督は、自作では初のR-15指定となったが「いままで食らわなかったのが不思議なくらい。名誉ある烙印」と大喜び。内容について「考えるチャンスがなく流されている若者や若いサラリーマンが2〜3日、学校や会社を休みたくなる映画を作った」と熱弁をふるった。一方、これまで沢尻さんのほか『ガキ帝国』で島田紳助と松本竜介らを俳優としてブレイクさせるなど個性的なキャスティング眼に定評があり、今回は吉本興業のお笑いコンビ「ジャルジャル」(後藤淳平&福徳秀介)を主演に抜擢。「吉本の製作やったから」とトボケたが「何組かノミネートしてもらって、周りの人はほかのコンビがいいと言ったけど、俺だけはこいつら2人や!って。今日初めて言うけど」と告白。映画初出演にして初主演の後藤さんは「(紳助さんら)その並びは恐れ多いですが、正直、ニヤけてしまう」とニヤニヤ。福徳さんは「僕のヒーローはやっぱりブルース・リー。あんな風に人を魅了したい」と話し、井筒監督を「おっ、いいねぇー」と喜ばせていた。『ヒーローショー』は5月29日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ヒーローショー 2010年5月29日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2010「ヒーローショー」製作委員会
2010年03月13日デンゼル・ワシントンとゲイリー・オールドマンという演技派俳優の競演の下、全てが失われた近未来を舞台に、世界にたった1冊残された本を手に西に向かって歩き続ける男の旅を描いたSFアクション『ザ・ウォーカー』。本作のL.A.プレミアが1月11日(現地時間)に開催され、キャスト陣が顔を揃えた。映画のイメージの“黒”をコンセプトに、レッドカーペットならぬ“ブラックカーペット”が敷きつめられた、L.A.のグローマンズ・チャイニーズ・シアター。最初に姿を現したのは、主人公・イーライ(デンゼル)と敵対する悪役・カーネギーを演じたゲイリー。デンゼルとの初共演について尋ねられると「私もデンゼルも同じ舞台出身。そんなところですぐに気が合ったよ」と笑顔を見せた。『レオン』、『エアフォース・ワン』などで映画史に残る悪役を演じてきたゲイリーだが、悪役を演じたのは10年ぶりのこと。自身の役柄について「コスチュームとヘアスタイル」がお気に入りだと答え、「終末後の世界のアメリカに生きるワルを演じるのは初めて。10年もの間、悪役と離れていたから、こうして久しぶりに悪役に戻れて嬉しいよ」と語った。イーライの旅の道連れとなる少女を演じたのはミラ・クニス。ちなみに、彼女はあのマコーレー・カルキンの婚約者ということで、恋人同伴での出席が期待されたが、この日は一人で登場。自身の役どころについて「とても強い女性。全てを投げ捨てて、次のステップに踏み出したんですもの。ストーリーが進むにつれ彼女は、少女から大人の女性へと変化を遂げるのよ」とアピール。また、デンゼルについては「尊敬するとても素晴らしい人。偉大な俳優で、人間的にもすごい人なの」と語った。最後に、歓声を浴びながらデンゼルが登場。作品について「善人と悪人について描くストーリーなんだ。アクション場面はスタントマンを使わず、全部オレがやったよ。ジェフ・イマダという“現代版ブルース・リー”のようなヤツについて、半年近くトレーニングしたんだ。そうして、16分間ノンストップのアクションをやったんだ。すごくクールだよ」と興奮気味に見どころを語ってくれた。そして、ゲイリーとの共演については「ゲイリーは偉大な俳優の一人で、昔から大ファンだった。彼とは撮影の合間にジョークを言い合って、とても楽しんだんだ」と明かした。デンゼル・ワシントン版『アイ・アム・レジェンド』との呼び声も高い本作。ハリウッドを代表する名優の競演、さらにデンゼルがその出来栄えに胸を張る16分のノンストップアクションと見どころ満載のようだが、何と言っても気になるのは結末!イーライの旅の目的は何なのか?なぜ“西”なのか?そしてこの世にたった一冊残された本には何が書かれているのか?いまだ謎多き『ザ・ウォーカー』。日本公開は6月19日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて。© Eric Charbonneau/Le Studio/Getty Images■関連作品:ザ・ウォーカー 2010年6月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 ALCON FILM FUND, LLC
2010年01月13日アジア各国で大規模なライヴを展開、『言えない秘密』で自ら監督・主演もこなすマルチな才能で、アジアのスーパースターとなった台湾のジェイ・チョウが、ついにハリウッド進出を果たした。現在ジェイはロサンゼルスに滞在し、『グリーン・ホーネット』(原題)を撮影中。5日にはキャメロン・ディアスと一緒のシーンを撮った。『グリーン・ホーネット』は60年代に放映された同名TVシリーズの映画化で、昼は新聞社社長で夜はマスクを被って悪と戦うスーパーヒーロー「グリーン・ホーネット」が主人公。新聞社社長のブリット・リードを演じるのはセス・ローゲンで、共同脚本も担当。ジェイは彼の右腕でマーシャル・アーツの達人・ケイトーを演じる。ちなみにTVシリーズではブルース・リーがこの役を演じ、人気を博した。日本では来月に主演作『私の中のあなた』が公開になるキャメロンは、ブリットの秘書を演じている。監督は『TOKYO!』のミシェル・ゴンドリー。映画の公開は来年クリスマス・シーズンを予定している。(text:Yuki Tominaga)6月に開始された北京でのライヴでのジェイ・チョウ。© AFLO■関連作品:グリーン・ホーネット (原題) 2009年夏、公開私の中のあなた 2009年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© MMIX New Line Productions,Inc.All Rights Reserved.■関連記事:少子化問題もこの映画で解決?『私の中のあなた』“感涙”試写会で子作り宣言続々生まれ変わりたい女優は誰?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼントキャメロン・ディアスが母親を熱演『私の中のあなた』母娘試写会に30組60名様ご招待初の母親役で絶賛の声を集めるキャメロン「家族は、何事にも変えがたい大切なものよ」キャメロン・ディアス、家族や友人の祝福を受けて「ウォーク・オブ・フェイム」入り
2009年09月07日悪の組織に属する忍者がなぜ全身真っ白?日本の観客からはそんな声が聞こえてきそうだが、そんなことは問題ではない!この男には不思議と白が似合う。案の定と言うべきか、イ・ビョンホンはインタビュールームにも全身白で、甘い笑顔を携えて現れた。念願のハリウッド進出作となった『G.I.ジョー』では冷酷な暗殺者に扮し、激しいアクションを披露。気負いや緊張などまるで感じさせず、クールにパリの街を壊滅に追い込んでいる。来年で40歳を迎えるが、その人気はとどまるところを知らぬビョンホン。人々を魅了してやまない笑顔を封印して挑んだ本作、さらに今後について話を聞くために韓国へ飛んだ。3作品に連続出演。「かなり疲れました」作品との出会いは2005年のカンヌ。主演作『甘い人生』が映画祭で上映され、各国メディアから絶賛を浴びた翌日だった。「それより前に、トラン・アン・ユン監督(『夏至』、『ノルウェイの森』)が直接、韓国にいらしてくださり『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』への出演の交渉をしていたんです。でも、出演を決断するまでに1年ほどの時間を要しました。その間にカンヌで『甘い人生』が上映され、エージェントから『こういう映画があるが、出てみないか?』とお話をもらったんです」。奇しくも、『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』と本作『G.I.ジョー』は同じ年に立て続けに公開されることに。「撮影の順番で言うと、まず『グッド・バッド・ウィアード』(※8月29日より公開)があって、次に『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』。『G.I.ジョー』は最後でした。『グッド・バッド・ウィアード』でかなり体を作っていたので、続く2作での準備が容易になった部分はあります。でも、立て続けの撮影だったこともあり、かなり疲れていたのも事実です」。これまでになく、ハードなアクションが求められた本作。撮影中にひざの靭帯を損傷するという大ケガを負っている。「空中でキックするというシーンがあったんです。テコンドーの技を応用したものなんですが、なかなかいい映像が撮れず、僕の方からもお願いして十数回やり直したんです。緊張のせいか、(靭帯が)切れた瞬間は分かりませんでした。でも、少しして足が言うことを聞かなくなってきまして…。いよいよおかしくなって病院に行ったら、お医者さんからは『俳優だか何だか知らないけど、2〜3週間は安静にしてなさい』と言われました。幸いなことにその後しばらくはアクションシーンの撮影はなく、プラハで無事に撮影を終えることが出来ました」。ビョンホン自身が求めたファイトシーンのインパクト「実は、その病院でちょっとおもしろい話がありまして…」。いたずらっぽい笑顔を浮かべ、そのときのエピソードを語ってくれた。「行った先の病院は、看護師さんも医師もみんな日本人だったんです。看護師さんは私に気づいて大喜びしてくれたんですが、その医師は私のことを全く知らず『本当に映画俳優なの?』という表情でしたね(笑)。たまたま、近くに置いてあった雑誌に僕の写真が載っていて『これ、僕です』と見せたら『本当だったんですね』とようやく納得してくれまして、なかなか楽しい時間を過ごすことができました」。また劇中、忍者の衣裳を脱ぎ捨て、その美しき肉体を惜しみなく披露しているが、これは彼自身のアイディアだという。「ラストのファイトシーンは、もう少しインパクトがあった方がいいのではないかと考え、僕からも様々なアイディアを出しました。例えば、彼の武器はいかにも“近未来”という感じですが、これについても監督とかなり話し合いました。その流れの中で『服を破って脱ぎ捨ててはどうか?』と提案したんです」。激しいアクションに加え、最新のVFXを駆使した刺激的な映像が魅力の本作。中でも、ビョンホン演じるストームシャドーは、一撃でエッフェル塔を倒壊させてしまう。ちなみにビョンホン自身は2年前にパリの街で撮影された写真集、その名も「パリイ」をリリースしており、折に触れてパリへの並々ならぬ思いを語っていたのだが、その胸中やいかに…?「もう、僕は二度とフランスに行けないんじゃないかと思ってます。この作品がフランスで公開されて、僕がパリの街を歩いていたら、危険な目に遭うかもしれないですね(苦笑)」。中学生の頃の日記の1ページ目に書いたのは…本格アクション大作で、ハリウッド進出を果たしたが、自らに訪れた“変化”についてこう語る。「確かに『G.I.ジョー』は、これまで出演してきた心理を細かく描くような作品とは大きく方向性が異なります。ではなぜこの作品への出演を決めたのか?と考えたとき、思い当たったのは、子供の頃から映画館という空間が大好きだったということ。アニメやアクション映画を観て、新しい世界、希望を感じ取っていました。自分もそうした作品に出ることで、希望を与えられるのではないかと思ったんです。少し美化し過ぎた言い方かもしれませんが。子供の頃のアクションヒーローですか?ブルース・リーはもちろんですし、ジャッキー・チェンとはいまでは義兄弟のような関係ですが、中学の頃から思い出があります。中学生のときに『酔拳』を観て、その帰りに買った日記帳の1ページ目に『ジャッキーのようになりたい』って書いたんです(笑)。彼にその話をしたら面白がってました」。来年“不惑”と言われる40歳を迎えるビョンホンだが、今後思い描く俳優人生について聞いてみた。「ありきたりな答えかもしれませんが、年齢を意識したことはありません。そのせいで、いまだに子供っぽいところが残っていたりして、突拍子もない行動をしてしまうのかもしれないですね(笑)。(ハリウッド進出を果たし)新たな段階に足を踏み入れたのかな、とも思いますが、自分は俳優として長く韓国を拠点としてきました。それは今後も変わらないでしょう。もちろん、この映画を気に入っていただけて、ハリウッドの方に再び声を掛けていただけるなら、断る理由はないですね」。スクリーンの中での“狂気”をも漂わせる姿とは打って変わって、笑みを絶やさず気さくにこちらの質問に答えてくれるビョンホン。日本のエンターテイメントに話が及ぶと、こんな打ち明け話も!「中学生の頃に初めて(映画雑誌の)『SCREEN』や『ROADSHOW』に出会いました。といいますか、映画の1シーンとしてセクシーな写真が載っていて、みんなで破れそうになるくらい奪い合ってました(笑)」。にわかに想像しがたいが…この男、我々に見せていない秘密をまだまだ抱えているのかも――?今後、日本での活躍にもぜひ期待したい。■関連作品:G.I.ジョー 2009年8月7日より丸の内ルーブルほか全国にて公開©2009 by Paramount Pictures■関連記事:ビョンホン登場にファン熱狂夏の超大作『G.I.ジョー』豪華キャストが大挙!シエナ・ミラー、ラジオDJの不躾な質問に激怒!オンエア中に罵倒劇中より刺激的?セクシー・ボンデージの美女軍団が『G.I.ジョー』を応援!パリ崩壊の決定的瞬間!新型ウイルスが猛威、革命記念日のパリで大規模テロ発生?この夏、最強のアクション『G.I.ジョー』衝撃映像到着!ビョンホン暴走でパリが…
2009年08月06日トニー・レオンが晩夏より撮影開始予定の新作『一代宗師』(原題)に向けてトレーニング中、左前腕を骨折するアクシデントに遭ったことがわかった。事故が起きたのは13日。トニーがカンヌ映画祭最優秀男優賞に輝いた『花様年華』をはじめ、ほとんどの作品に彼を起用しているウォン・カーウァイ監督の最新作でもある『一代宗師』はブルース・リーの師であり、詠春拳の大家である葉問(イップ・マン)の物語。トニーは兼ねてより詠春拳の訓練をしていたが、この日は5人のトレーナーを相手に練習中、1人がトニーに蹴りを入れ、左腕で防御した際に当たりどころが悪かったようだ。病院に運ばれ、検査の結果、骨折が判明した。数週間の安静を要するが、トニーのパブリシストは「蹴りの練習ならば、その間も出来ます」とアソシエイト・プレスの取材に応えている。撮影は9月開始を予定していたが、トニーの回復の様子を見て、少し遅れる可能性もあるという。(text:Yuki Tominaga)4月19日、妻のカリーナ・ラウと一緒に香港電影金像奨に出席した際のトニー。© AFLO
2009年07月15日