ローソンの人気商品・からあげクン。そのまま食べてももちろんおいしいのですが、たこ焼き器があれば新境地のおいしさに出会えます。たこ焼きパーティーにもおすすめのアレンジレシピをぜひ試してみてください。たこ焼き器で作るひとくちパイご自宅にたこ焼き器はありますか。もしあるのなら、そしてローソンのからあげクンが好きなら、Instagramでローソン(akiko_lawson)が紹介しているアレンジをぜひ試してみてください。冷凍パイシートを使ったひとくちパイの作り方です。からあげクンだけではなく、ポテトサラダやミートボール、チョコレートや大福もぴったりです。家族や友人とのたこ焼きパーティーでも大盛り上がりしそうなレシピですよ。材料冷凍パイシート:3枚投稿で使用されている具材・ピザ用チーズ:適量・からあげクン レギュラー:4個・国産じゃがいもの明太ポテトサラダ:適量・ミートボール:4個・ライトフレークかつお油漬:適量・濃厚ミルクチョコレート:4個・北海道産小豆使用のこしあん大福:4個・コーン:適量・カットバナナ:適量・乾燥パセリ:適量作り方作り方はとてもシンプルです。1.パイシートを切るたこ焼き器のくぼみに合わせた大きさにパイシートを切ります。2.パイシートを敷き詰める火を付ける前に、パイシートを軽く伸ばすようにしながらくぼみに敷き詰めていきましょう。3.具材をのせるからあげクン、ミートボール、チョコレートなど好きな材料をのせてください。4.10分ほど焼くたこ焼き器にフタをして、中火で10分ほど焼きます。焼き色が付く頃が目安です。5.完成焼き色が付けばひとくちパイの完成です。たこ焼きのようにひっくり返す必要もなく、手軽に好きな味が楽しめます。好みの具材を用意して、好きなひとくちパイを作りましょう。続々と集まる絶賛コメントたこ焼き器を使ったアレンジに驚いた人が多かったのか、投稿には多くのいいね!とコメントが集まりました。「ちょっとずつ色々食べられるのが素敵っ!」「パーティーで盛り上がりそうですね!」「お食事系もおやつ系もOKなの素敵すぎる!やってみたいでーす!」「むっちゃおいしそうです!」たこ焼き器を持っていたらすぐにでもやりたくなってしまいそうなアレンジに、みなさん興味津々のようでした。アレンジ次第ではおかず系もスイーツ系もできるアレンジレシピ。からあげクンや好きな具材を入れて、オリジナルのひとくちパイを楽しみましょう。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る ローソン Lawson Japan(@akiko_lawson)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2024年04月17日「“プラギョミさん”がいま世界中で増えていて、2050年にはお魚の量よりも多くなるといわれているんです!」そう教えてくれたのは、軽快なトークと精巧なイラストで愛情たっぷりにお魚の魅力を伝えてくれる、大人から子どもまで大人気のさかなクン。“プラギョミさん”とは、海のプラスチックごみのこと。毎年800万トン、ジャンボジェット5万機分のプラスチックごみが増えているのだとか。では私たちはこの先、どうやって海の恵みを守っていけばいいのでしょうか。そんなお話を楽しくわかりやすく教えてくれるトークショーが、SDGsに根ざした心地よい豊かな暮らし“グッドライフ”のヒントがみつかる体験型イベント「 GOOD LIFE フェア 」(※2023年イベントは終了。次回は2024年秋開催予定)でおこなわれました。テーマはズバリ「2050年、そのとき海は? お魚は?」。今回はそのときの模様を少しだけご紹介します。さかなクン:国立大学法人 東京海洋大学名誉博士/客員教授、日本魚類学会 代議員。さまざまなお魚の情報や知識・美味しい食べ方や環境問題などを皆様にお伝えすべく、全国各地で講演を行う。 北極にいたお魚についてクイズ形式で楽しく学ぶ!さかなクンとともにトークを繰り広げたのは、朝日新聞で南極・北極専門記者として活躍中の中山由美さん。まずは、中山さんが8月まで同行取材をしていたという、北海道大学水産学部の練習船「おしょろ丸」の北極での海洋観測について、スライドを見ながら解説していただきました。「底引き網ではスケトウダラやカレイの稚魚、クサウオなどが獲れました」と中山さんが写真を見せると、さかなクンがそれぞれのお魚について即興でイラストを描きながらクイズを出題。「じつはタラちゃんにはヒゲがあって、それを使って“あ、これは小魚だ! あ、これは大好物のカニだ! 美味そうだな~”といつもご馳走を探して食べているんですね。そうしてタラちゃんがお腹いっぱいごはんを食べるとふっくらとお腹がふくれるのですが、ここから“鱈腹(たらふく)”と当て字がついたわけなんです。そして、タラちゃんにはもうひとつほかの魚と違って背中のひれに特徴があるのですが、背びれはいくつあるでしょう? 1つ? 2つ? 3つ? わかる人!」(さかなクン)「ハイ! 3つ?」(子どもたち)「すぎょい! よくわかったねぇ。普通のお魚は1つか2つなんですが、タラちゃんは3つというのが大きな特徴です。また、このまだら模様も特徴のひとつで、“まだら”だから“タラ”と名前がついたんですね〜」(さかなクン)ハイトーンボイスに身振り手振りでテンポよく解説してくれるさかなクンとお魚が大好きな子どもたちで会場は大盛り上がり! 大人も楽しみながらお魚の知識がどんどん身についていきます。遠く離れた北極の海でいま起きている問題調査ではお魚だけでなく、海水温や海氷についても観測。温暖化の影響で海水温が上昇し、海氷が小さくなっていることが世界的に問題となっていますが、中山さんはそれを目の当たりにしたのだとか。「北極でも北の方ではホッキョクダラ、それより少し南の方ではスケトウダラが今までは獲れていたのですが、スケトウダラが北の方でよく獲れるようになっているんです」(中山さん)このような現象は各地で起きていて、日本でもブリやサワラといった、もともと暖かいところにいたお魚が、東北や北海道で獲れているのだそう。お魚にとって水温が1度上がるということは、気温が10度上がったときの私たちと同じような状態。私たちが涼を求めてクーラーの効いた場所に移動するのと同じように、それまで快適だと感じていた場所に居られなくなったお魚たちは、より水温が低い北の方の海や深海へ移動していきます。しかしそこに好みのえさがあるとは限りませんし、環境に適応するのは難しいこと。さらに、海氷もどんどん減少していているのを観測しています。「1980年代から比較すると夏の海氷の面積は半分程度にまで減少。2050年の夏には北極圏の周りに海氷がなくなっちゃうかもしれないんです。このままいくと海の中はもちろん、海氷の上からえさを獲るホッキョクグマなど、周辺の生態系にも大きな影響を及ぼします」(中山さん)海水温の上昇、海氷の減少、そして冒頭でお伝えした海洋プラスチックごみの問題。さまざまな要因がかさなって、いま海や海で暮らす生き物たちは深刻な状況に追い込まれています。海は私たち人間だけではなく、すべての生命にとって重要なもの。たくさんの生き物のすみかでもあるし、おいしい魚介類を届けてくれたり、二酸化炭素を吸収してくれたり(1年で21億トン ※二酸化炭素換算)、大気の温度や天候にも影響したりと、さまざまな働きがあります。そんな大切な海をどのように守っていけばいいのでしょうか?さかなクンといっしょに考える私たちができること「海そのものもですが、森や山や私たちの街を大切にすることもすぎょく必要なんです。じつは研究者の先生たちが調べた結果、海のプラギョミさんの8割は私たちが街(陸)で捨てたものだということがわかっているんです」(さかなクン)そこでさかなクンが取り組んでいるのが、「 プラギョミ0(ゼロ)プロジェクト 」。“プラギョミ”と親しみをこめてよんでいるのは、プラスチックももとはお魚と同じく大切な資源、仲間という考えから。海や街でプラゴミを見かけたら拾ってあげて、みんなの力でリサイクルして生まれ変わらせようと呼びかけています。そしてもうひとつ、「 HAPPYギョ食プロジェクト 」も進めています。子どもたちに人気のマグロやサケなど、私たちが普段よく食べているお魚は30種類ほど。しかし日本近海にいるお魚だけでも4千種類ほどいて、世界には3万種類はいるといわれています。これらは未利用魚や低利用魚として市場やスーパーには並ぶことなく、肥料になったり海に戻されたりしています。しかし、人気の魚介類ばかり獲って食べていると、数がどんどん減ってやがて絶滅してしまうかもしれませんし、未利用魚や低利用魚でもおいしいお魚はたくさんあります。大切な海の資源を守るためにもさまざまな種類のお魚をいただくことが大切です。「未利用魚や低利用魚といったお魚をいただくと、うわぁ日本にもこんなにおいしいお魚がいるんだ〜と発見できて、ギョギョッと目から鱗がいっぱいですよ〜」(さかなクン)みんなでアイデアを出し合って海を守ろう!そのほかにも会場では、“なるべくゴミを捨てないようにする!”“ゴミをきちんと分別する!”など、海を守るためのアイデアがたくさん出ました。最後に“さかなクンはお魚なんですか?“と子どもから質問を受け、“はい! でもじつはみなさんもお魚です!“と即答したさかなクン。太古の昔に生命の源となった海の生物が進化して人間になっていったお話を即興イラストで一気に説明すると、会場からは拍手がわき起こりました。生命の源でもある海があらためて貴重で大切な場所なんだでと気づかされます。「SDGs14番目は“海の豊かさを守ろう!”で、いま気候変動も本当に心配です。具体的な対策としては、“コンセントをもとから抜く!”というのも小さなことだけれど大切なこと。自分だけで考えてもなかなか解決策は出てこないこともあるけど、みんなで考えるとたくさんのアイデアがいっぱい出てくると思います!」(さかなクン)将来的に海氷がなくなり、お魚よりもプラスチックゴミが増えてしまわよう、そのためにはどうしたらよいのか。食卓を囲みながら家族みんなで「海を守るためにできること」を考えてみませんか?取材協力: GOOD LIFE フェア
2023年12月21日ブロックチェーン音楽プラットフォームのGala Musicは、2023年12月8日にGala Musicエコシステムへの鍵である新しいトークン「$MUSIC」をローンチいたしました。Gala Music 1「$MUSIC」は、Gala Musicの素晴らしいアーティストたちの音楽を聴くだけでなく、アーティストたちの物語に積極的に参加することを可能にします。貴重な未発掘音源を発見し、楽曲を購入し、かつてない報酬を体験することができます!■「$MUSIC」の仕組み「$MUSIC」はGala Musicエコシステムへの鍵です。楽曲を所有してアーティストをサポートする、ノードを所有して楽曲再生を促進する、エキサイティングな新しい音源の探求など、様々な方法を用いてGala Musicエコシステムをサポートすることで、「$MUSIC」を手に入れることができます。楽曲を購入して楽曲の所有者になると、その楽曲がストリーミングされるたびに「$MUSIC」を獲得することができます。つまり、他のユーザーがその曲を気に入れば、素晴らしい報酬を手にすることができるということです。オールアクセス・ストア( )に行けば、お気に入りのアーティストと今までにない体験をすることができます。限定コンサート、グッズ、コレクターズアイテムの他にも、1対1の食事会、音楽スタジオ訪問、パーティー、様々な体験を用意しています。「$MUSIC」の最も優れた点として、GalaChain上に構築されていることが挙げられます。このL1ブロックチェーンは、Gala Musicのニーズを念頭に置いて作られており、このエコシステムの成長に必要なスケーラビリティが備わっています。また、「$MUSIC」はGalaChain上のトークンですが、イーサリアムネットワークへのブリッジも可能です。イーサリアムネットワーク上の $MUSIC 公式コントラクトアドレス:0xD8c0b13B551718b808fc97eAd59499d5Ef862775.Gala Musicエコシステムのより詳細な情報については、ホワイトペーパーをご覧ください。( )■BEAMSについてGala Music 2これまでテストトークンとしての役割を果たしてきた「BEAMS」は、1:1の比率で「$MUSIC」に交換できます。例えば、「3,000 BEAMS」を所有している場合、「3,000 $MUSIC」に交換できます。これにより、当初予定していた供給量の半分、「75,000,000 $MUSIC」トークンが利用されることになります。今までBEAM報酬を獲得できたものはすべてインベントリのGalaChain Allowanceを通じて「$MUSIC報酬」として獲得できるようになります!■ノードとトラックのバンドルセットを販売トークンのローンチを記念して、Gala Musicのノードが再販されました!さらに、期間限定のバンドルオファーで楽曲を購入すると、無料の楽曲がプレゼントされます。( )■Gala Musicの新代表にLeila Steinbergが就任Gala Music 3Leila Steinbergはアメリカヒップホップ界の伝説と呼ばれる“Tupac Shakur (2PAC)”の初代のマネージャーで、音楽産業に長く従事してきました。その後、青少年に芸術教育プログラムを提供する非営利団体「AIM 4 The Heart」を設立し、クリエイティブ・ライティング、パフォーマンス、音楽制作を組み合わせたアーティスト育成ワークショップの「Microphone Sessions」を運営しています。Leila Steinberg 新代表は「過去30年以上に渡ってアーティストの権利を保護し、アーティストの影響力を拡大できる革新的な方法を模索してました。Gala Musicが備える技術力とネットワークを基盤にアーティストを支援するとともに、音楽産業の革新を導くことができるように努力します」と述べています。■Gala MusicについてGala Musicは、2022年2月に設立された世界初のブロックチェーン基盤の音楽プラットフォームで、単純な音源ストリーミングを超え、プレーヤーノードやNFTなどのブロックチェーン技術を活用した公正な音源取引環境を構築しています。現在までにヒップホップミュージシャン「スヌープドッグ」をはじめ、30人以上のアーティストと150以上の音源をリリースしています。詳しくは、Gala Musicのウェブサイト「 」をご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月12日ローソンから「からあげクン」のブランドブックが登場。「からあげクン お部屋ライト BOOK」と「からあげクン ×チャオパニックティピー(CIAOPANIC TYPY) ショルダーバッグ BOOK」を東北・関東・中部・近畿・四国の店舗にて8月1日(火)から、北海道・中国地方・九州の店舗にて8月2日(水)から発売する。人気の「からあげクン」がルームライト&ショルダーバッグに累計販売数40億食を突破する、ローソンの人気ホットスナックの「からあげクン」がブランドブックに。「からあげクン お部屋ライト BOOK」のライトは、手のひらサイズの“からあげクン”がキュート。約1時間で消灯するタイマー機能付きで、ベッドサイドやインテリアとして活躍してくれる。電池またはUSBの2WAY給電なので、日常はもちろん、災害時にも役立ちそう。一方「チャオパニックティピー」との初のコラボレーションによるショルダーバッグは、どんなコーディネートにも合わせやすいブラックカラー。“からあげクン”のワンポイント刺繍や引き手、総柄の裏地がデザインのポイントだ。また、取り外し可能なショルダーストラップや、小物を入れられる内ポケット、スマートフォンなどを出し入れしやすいオープンポケットを備えており、機能面でも優れている。【詳細】「からあげクン ×CIAOPANIC TYPYショルダーバッグ BOOK」2,497円※バッグサイズ:高さ19×幅14.5×マチ4.5cm「からあげクン お部屋ライト BOOK」2,849円発売日:2023年8月1日(火) 東北・関東・中部・近畿・四国2023年8月2日(水) 北海道・中国地方・九州調整中 沖縄
2023年07月29日髪の長い人は、毎日のドライヤーが大変ですよね。特に夏場は、せっかくシャワーを浴びたのに、またドライヤーの温風で汗をかくなんて人もいらっしゃるでしょう。「ドライヤーの時間が短縮できれば…」と切に願う人も少なくないはず。そのような人にうってつけの商品が、DAISO(ダイソー)で販売されています。一見するとしゃもじのような見た目をしていますが、実は非常に優秀なアイテムなので、本記事で紹介していきます。ドライヤー時間を短縮できるブローブラシ!ロングヘアの人ならきっと誰もが欲しくなるDAISOのアイテムを紹介してくれたのは、おすすめの100均商品を毎日投稿している、しげぴぃさん(shigepy_)さん。投稿で紹介されているのは「乾きやすいブローブラシ(税込110円)」です。背面からはしゃもじのように見えるアイテムですが、実はブローブラシ。2サイズ展開で販売されており、大きいものは22.8×8cm、小さいものは16.2×6.1cmです。JANコード:(大)4550480209173(小)4550480195445普段のブロー時間を短縮できる秘密は、ブラシ本体にある「隙間」です。写真のように、ピンが付いていない部分には隙間が空いている(スケルトン仕様)ため、ドライヤーの風が通りやすくなっています。隙間のない通常のブラシと比較してもその差は歴然。濡れた髪にはもちろんのこと、乾いた髪にも使えるので、ブラシはこれ1本でOKです。持ち手部分が下に行くほど太くなっており、自立するところも嬉しいポイント。少し置いておきたい時はもちろん、縦に収納したい時にも便利です。/p>「乾きやすいブローブラシ」の仕掛けは、これだけではありません。本体のお尻部分には、ミニクリーナーが内蔵されており、ブラシに溜まった髪の毛やホコリを、サッと除去できるため衛生的です。細かな工夫が詰まったブローブラシ、紹介しているしげぴぃさんの投稿には以下のコメントが寄せられています。「ダイソーで一目惚れして買いました。乾くの早くなったと思います!」「昨日この商品にめちゃくちゃ似ている商品を1,200円で購入してしまいました」すでに同じ商品を購入している人や、似た商品を高額で買ってしまったという人もいらっしゃるようです。DAISOであれば110円で購入できるので、お出かけの際はぜひ購入してみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年07月19日お笑いコンビ『サンドウィッチマン』の伊達みきおさんは、2023年1月20日のPCR検査で、新型コロナウイルス感染症の陽性と診断されたのち、休養して同月27日に復帰しました。相方の富澤たけしさんも、同月21日に陽性が判明したため休養に。同月29日に無事復帰したことをブログで公表するとともに、魚類学者であり、タレントとしても活躍する、さかなクンに向けた感謝の言葉をつづりました。すギョい行動力!さかなクンらしい贈り物富澤さんの休養中、お見舞いに直接は行けないものの気持ちを届けたかった、さかなクン。魚をさばく時に使える包丁などの5点セットのほか、みりん干しやワカメ、おすすめの魚も送っていました。富澤さんが、さかなクンから届いたメールを見ると、そこにはこんなメッセージが…。『おはようギョざいますギョ体調良くなられて嬉しいです・富澤さまのお魚探しに、今漁船です明日ギョ発送して…』いや、メールでも『ギョ』の数!!さかなくんの優しさに感謝です!富澤たけしオフィシャルブログーより引用魚は、雨の日にもかかわらず、さかなクンが自ら漁船に乗り込み、捕ってきたものだったのです!相手のためを想うからこそ、自分の手で捕ってくるとは、さすがさかなクンですね!さかなクンの行動力と優しさに、このような反響が上がっています。・お魚も包丁も立派!・さかなクンの優しさたるや…。真っ直ぐな方ですね。・あちこち走り回って集めた、文字通りの『御馳走(ごちそう)』だなぁ。健康のためには栄養のある食事が大事。さかなクンから届いた魚は、病み上がりの身体を完全復活させる一助となったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年01月31日平庫ワカの同名コミックをタナダユキ監督が永野芽郁主演で映画化した『マイ・ブロークン・マリコ』が、1月6日(金)より「Prime Video」にて見放題独占配信スタートする。2019年にオンラインコミック「COMIC BRIDGE」で連載され、単行本(全1巻)は即重版が決まる熱狂的なファンを生み出した衝撃作「マイ・ブロークン・マリコ」。「親友の遺骨と旅に出る」という斬新な物語設定と、読者に投げかける答えの見つからない問いかけが多く人の心に刺さり、「輝け!ブロスコミックアワード2020」大賞を受賞、「この漫画がすごい!2021年オンナ編」第4位にランクイン、2021年には文化庁が主催するメディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞するなど、ほぼ無名に近い新人作家の初連載作にも関わらず異例の快挙を成し遂げた。今年9月に公開された映画では、主人公・シイノを永野さんが演じ、タバコをふかし、怒鳴りつけながら親友の遺骨を強奪する泥臭くも必死な姿をスクリーンに刻み付けた。また、父親や恋人に理不尽に傷つけられ、自分自身を壊すしかなかったシイノの親友・イカガワマリコを奈緒。キーキャラクターのマキオを窪田正孝。理不尽な暴力を奮い苦しめてきたマリコの実父を尾美としのり。マリコの父の後妻・タムラキョウコを吉田羊が演じている。タナダ監督の力強さと繊細さを兼ね備えた演出、永野さんのこれまでのイメージを大胆に覆す役柄、そして原作の持つ物語の力がひとつになり、人間の儚さと逞しさが優しく熱をもって描かれ、「第26回ファンタジア国際映画祭」では最優秀脚本賞を受賞した。『マイ・ブロークン・マリコ』は1月6日(金)よりPrime Videoにて見放題独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2023年01月06日戸塚純貴主演ドラマ「かりあげクン」のポップに遊び心のあるキービジュアルが公開された。本作は、「コボちゃん」「フリテンくん」などの大人気4コマ漫画で知られ、今年で画業51年を迎えた植田まさしの代表作「かりあげクン」のドラマ化。1話に複数のショート作品を組み合わせ、本作ならではのテンポの良い痛快ドタバタコメディードラマとなっている。今回公開されたビジュアルは、オフィスを背景に戸塚さんのかりあげヘアーが大きく映るインパクトのある一枚に。手の上には、笑顔で愛嬌たっぷりに注意するほんにゃら産業の社員・清水(樋口日奈)、必死にかりあげクンの指にしがみつく課長(岩井ジョニ男)、優雅にコーヒーを飲んでいる社長(温水洋一)といった個性的なキャラクターが乗り、本作で織りなすオフィスのドタバタ感を表現。“媚びない、ブレない、仕事しない。”というキャッチコピーも添えられ、上司の顔色など気にしない、どんなことがあっても無表情で、マイペースにイタズラばかりしているかりあげクンを象徴している。土曜ドラマ「かりあげクン」は2023年1月7日より毎週土曜日23時~BS松竹東急にて放送(全12話)。(cinemacafe.net)
2022年11月30日いまからちょうど7年前のシネマカフェのインタビューで、永野芽郁は「癖のある役で自分を追い込んで、私生活にまで影響が出るような、そんな取り返しのつかなくなるくらいの難しい役にも挑戦してみたい」と語ったことがある。そんな永野さんが今年、タナダユキ監督の映画『マイ・ブロークン・マリコ』でシイノトモヨ役に出会った。これまでの天真爛漫で、陽のエネルギーを放つキャラクターとはまったく違う役どころ。自身のパブリックイメージとのギャップに悩み、出演を受けるかどうか葛藤があったというのも頷ける。そして、11月23日(水・祝)からは戸田恵梨香と共演する湊かなえ原作の映画化『母性』が公開される。話題を呼んだ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」の女性警察官ペアが、娘を愛せない母と母に愛されたい娘を演じるとあって、大きな注目を集めているところだ。映画俳優としての永野芽郁1999年9月24日、東京都生まれ。今年23歳となった永野さん。子役時代には、後に連続テレビ小説「半分、青い。」で共演する佐藤健主演の『るろうに剣心』(2012)に出演したことも。『俺物語!!』(2015)やCMで注目を集めはじめ、2016年から雑誌「Seventeen」の専属モデルを務めた。上のインタビューは『俺物語!!』公開時、主人公の“高校生”剛田猛男を演じた鈴木亮平、その同級生の砂川誠役の坂口健太郎と共にシネマカフェのインタビューに応じたときの言葉で、同作で永野さんはヒロイン・大和凜子役としてフレッシュな魅力を振りまいた。『マイ・ブロークン・マリコ』公開記念舞台挨拶その際、永野さんについて鈴木さんは「負けず嫌いだなって思いました」と語りながら「ホワホワしているように見えて、実はプロ意識が高い」と評しており、坂口さんも「いろんなことを考えてる」と同意していた。坂口さんとはその後、初のミステリー『仮面病棟』(2020)でも共演を果たしている。三島有紀子監督&中谷美紀主演の『繕い裁つ人』(2014)にも参加し、人気コミックの実写化『ひるなかの流星』(2017)で映画初主演。豪華若手俳優たちが演じる濃いキャラクターたちに混じってポジティブ・ヒロインを演じた『帝一の國』(2017)の大ヒット、2018年の朝ドラ「半分、青い。」に続いて、『君の膵臓をたべたい』月川翔監督による『君は月夜に光り輝く』で北村匠海と初共演でW主演を務め、“考察ドラマ”「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(2019)などで瞬く間に幅広い人気を獲得する。『帝一の國』よりその後は主演として、映画でもTVドラマでも、いっそうの輝きを放つこととなり、2021年には『そして、バトンは渡された』で第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を初受賞。同作と、まったく対照的なアクションコメディ『地獄の花園』での好演により、第46回報知映画賞、および第64回ブルーリボン賞と由緒ある映画賞でも主演女優賞に選ばれた。今年7月期には、主演ドラマ「ユニコーンに乗って」で教育系スタートアップ企業の女性CEOにも扮したばかり。永野さんの素直な涙にいつも観客は心動かされ、弾ける笑顔には癒やされ、背中を押されてきたのだ。『マイ・ブロークン・マリコ』公開中出演オファーを受けたときの迷いともに、「ほかの人にやられるのは悔しいと同時に思いました」と完成報告試写会の舞台挨拶で語っていた永野さん。父親や彼氏からの暴力で“ぶっ壊れた”ダチのマリコの遺骨を抱え、マンションから飛び降り、裸足で駆ける。荒々しく叫び、慟哭し、無様な姿ながらもマリコが行きたかった海へと目指すシイノ。原作漫画を読み映画化を熱望したタナダ監督が「芝居が凄い人じゃないと話にならない」(完成報告試写会にて)と、そんなシイノ役に起用したのが永野さんだ。“負けず嫌い”な永野さんは、撮影前から11か月かけて劇中に登場するドクターマーチンを履き潰し、実際に喫煙もしてみたといい、シイノの“リアル”を体感するために役作りをし、マリコ役を演じる「半分、青い。」以来の親友・奈緒とも話し込んだという。永野さんと奈緒さんだからこそ醸し出される友情(むしろそれ以上のもの)や、2人だけの世界観は本作をより特別なものにした。シイノの悔しさや無力感と、ぶつけようのない怒りも確かにそこに詰まっている。主演自らが「誇りに思います」と胸を張れる本作の凄まじい熱量と、壮絶な物語の果ての微かな救いは多くの人の心に届いていくだろう。『PARKS パークス』(2017)井の頭恩賜公園開園100周年記念で製作された、『ジオラマボーイ・パノラマガール』『HOMESTAY』の瀬田なつき監督による青春音楽映画。あどけなさを残しながら、主演の橋本愛や染谷将太、石橋静河らの間でキーパーソンとしてしっかりと存在感を発揮している。永野さんは小学3年生の頃に吉祥寺でスカウトされており、『ひるなかの流星』『ピーチガール』でも吉祥寺がロケ地となったことから並々ならぬ縁があるよう。この年はその2作と本作、『帝一の國』『ミックス。』が連続公開された。『ミックス。』(2017)『俺物語!!』などでもその片鱗は見せていたが、コメディエンヌとして開花したのはこの辺りか。「コンフィデンスマンJP」や2023年大河ドラマ「どうする家康」の脚本家・古沢良太のもと、新垣結衣演じる元天才卓球少女と永山瑛太演じる元プロボクサーによる主人公の男女混合ペアのライバルを瀬戸康史と演じた。卓球界の若きアイドル選手・小笠原愛莉の、あざと可愛らしくて憎たらしい絶妙な言動に注目。『地獄の花園』(2021)広瀬アリスや菜々緒、川栄李奈、小池栄子らと会社内外で派閥争いを繰り広げる、オフィスコメディとヤンキー漫画映画が融合したような、ギャグあり、アクションありの痛快コメディ。“普通のOL”からの華麗なる“転身”は必見!アクションする永野さんをもっと観てみたいと思った方は多いはず!?『キネマの神様』(2021)名匠・山田洋次監督が銀幕への愛を綴った本作で、『帝一の國』「3年A組―今から皆さんは、人質です―」と共演してきた菅田将暉と安心感のあるタッグ。スター女優・園子(北川景子)にときめく淑子役は瑞々しく、昭和の女性に求められていたであろう淑やかさ…だけではない、芯の強さを体現。永野さんもまた銀幕で映える役者であることを強く印象づけた。『そして、バトンは渡された』(2021)共感を呼び、思わず応援したくなるキャラクターは、4回苗字が変わっても、たくさんの愛情を受け続けてきた本作の優子もその1人。優子が卒業式で「旅立ちの日に」の合唱のピアノ伴奏を任されたことで、劇中でも、実際にもピアノを猛特訓。卒業式は「色々なお芝居をしてきた今までとはまた違う、記憶に残るシーンになりました」と本人もコメント。「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(2021)実は映画『母性』後の戸田恵梨香との共演作だったという本作。戸田さん演じる元エース刑事・藤聖子との先輩・後輩関係と、息の合った掛け合いが話題に。純粋で真面目だが、どこか抜けている新人警官・川合麻依役は、女性警察官としての苦悩や職業使命に対する葛藤と、藤と出会ったことによる成長は永野さんが演じたことでよりリアルなものとなった。『母性』11月23日(水・祝)より公開交番勤務の女性警察官の仕事をコミカルに描いた「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」で“愛され最強コンビ”を演じる以前に、戸田さんとがっつり共演していた本作。「告白」「贖罪」「夜行観覧車」など、母娘関係や女性たちの物語を綴ってきた湊かなえ作品を廣木隆一監督が映画化、母親・ルミ子役の戸田さんのみならず、祖母役の高畑淳子らの凄みあふれる演技を間近で受けとめた永野さんからも進化がうかがえる。これがあってこその「ハコヅメ」の2人かと思うと、見え方が違ってきそうだ。第35回東京国際映画祭にて特別招待上映作品(ガラ・セレクション部門)に出品。「御手洗家、炎上する」2023年Netflix配信Netflix作品に満を持しての初主演。映像化のオファーが韓国からもあったという、藤沢もやしのヒット漫画をシリーズ化する。演じるのは、かつて炎上事件があった御手洗家に家政婦として潜入する主人公・村田杏子。「原作の一コマをドラマで再現しようとすると難しく、試行錯誤しながらもスピード感と少しの違和感を持たせられるように日々頭をフル回転させて挑みました」と撮影をふり返って語っており、新たな挑戦となった様子。御手洗家の後妻・真希子役には鈴木京香。監督は「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人」の平川雄一朗、脚本は「恋はつづくよどこまでも」「着飾る恋には理由があって」の金子ありさ、音楽は小林武史が担当。どこか韓国ドラマのような不穏さを感じさせる期待作だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会地獄の花園 2021年5月21日より全国にて公開©2021『地獄の花園』製作委員会そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年11月09日さかなクンは『お魚タレント』としてだけでなく、魚類学者、そして母校である東京海洋大学では客員教授としても活躍しています。2022年9月には、さかなクンの半生を描いた映画『さかなのこ』が公開。魚好きの少年が『さかなクン』になる経緯は、多くの人の胸を打ちました。さかなクンに母親がかけた言葉に「涙が出た」2022年10月、さかなクンのYouTubeチャンネル『さかなクンチャンネル』で、『子どもの“好き”を伸ばす子育て術』と題した前後編の動画が公開されました。同月28日に公開された後編では、映画に入りきらなかった母親とのエピソードを中心に紹介。さかなクンは、こうして『魚のプロフェッショナル』になることができた理由として、母親の教育方針が大きかったといいます。自分が学校の授業もなかなか頭に入らなくて、テストの答案用紙にさえもタコちゃんとかお魚ちゃんまで描いて、学校の先生にも、すギョく(すごく)注意されたりしても、(母親は)「もっともっと勉強しなさい!何やってんの!」っていうことはなく、むしろ『タコ好き』『お魚好き』を本当に応援してくれまして。学校の先生が「もっと授業にもっと集中してもらいたいです」っていう言葉を母に伝えても、母は「いや、うちの子は魚が好きで、絵を描くのが大好きなので、それでいいんです。みんながみんな勉強ができて、みんながみんな同じように育ったら、そうなったらロボットみたいじゃないですか」っていう、お返事をしたっていうことを聞いたんですけど。さかなクンチャンネルーより引用魚のことが好きなあまり、時には学校の勉強がおろそかになってしまうこともあったという、子供時代のさかなクン。そんな時も母親は優しく、温かく見守ってくれたのだとか。さかなクンは、母親についてこのように想いを明かしました。10年ぐらい前だったような気がするんですけど、「自由に泳がせたら、本当にお魚になったね」っていう言葉をもらったんですけど、本当にのびのびと自由に泳がせてくれまして。で、本当に自由に泳いで『さかなクン』になれたなって。そんなふうに思います。さかなクンチャンネルーより引用もちろん、ここでいう『自由に泳がせる』という言葉は、決して『放置をする』『やりたい放題させる』という意味ではありません。子供の持つ『好き』という感情や熱意を、そばで見守りながらしっかりと伸ばし、我が子の想いを尊重した母親のやり方が、魚のプロである『さかなクン』を生み出したのでしょう。もし、さかなクンの母親が違う行動をとっていたら、こんなにも多くの人から愛される『さかなクン』は存在していなかったかもしれません。我が子の個性を伸ばす教育方針をとった母親と、そんな母親を尊敬するさかなクン。2人の美しい親子関係に、多くの人から反響が上がっています。・エピソードに感動した。お母様の考えを見習いたい!・素晴らしい教育方針。さかなクンの人柄は、親譲りのものだったんですね。・好きなことを伸ばすって、本当に大事だよね。動画から、いろいろな学びがあった。魚に限らず、誰しも1つは好きなものや、夢中になれるものがあるでしょう。子供を育てる多くの人が、動画を見て「我が子も『好き』を伸ばして、さかなクンのような愛される人になってほしい」と思ったようです。[文・構成/grape編集部]
2022年10月29日女優の永野芽郁が主演を務める、映画『マイ・ブロークン・マリコ』(9月30日公開)の場面写真が15日に公開された。同作は平庫ワカの同名コミックの実写化作。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることになる。今回公開されたのは、シイノが旅先で出会うマキオ(窪田正孝)との場面写真。シイノはマリコが生前行きたがっていた“まりがおか岬”に向かうが、その道中ひったくりに鞄を盗まれてしまう。そんなシイノの前に現れたのが謎の男・マキオ(窪田正孝)で、シイノは彼の助けを借り漁港でひとり夜を明かす。場面写真では彼がフラッと現れ「僕、歯磨き好きなんですよ」と歯磨きセットを差し出すシーンをとらえている。タナダ監督は、マキオという人物がどんな風に気分転換するのだろうと考え、思いついたのが“歯磨き”だったという。酒を飲みタバコを吸ってひと晩野宿したシイノがすっきりした気分で岬へ向かうためにも必要なシーンだったと振り返っている。原作者・平庫ワカ曰く、マキオは”町の見回りをしている人”。毎日同じように町を歩き回る彼の行動として、自然に馴染む映画オリジナルシーンに仕上がった。今作で脚本を担当した向井康介とタナダ監督が試行錯誤したのは、映画のオリジナル要素をどう入れるかという点。完成度の高い短編原作を長編映画として描くに当たって、内容を膨らませることは必然であったという。原作に忠実であることが話題となっている同作だが、今回公開された場面写真も作品を彩る重要なオリジナルエピソードのひとつとなっている。
2022年10月15日ファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した、現在公開中の永野芽郁主演映画『マイ・ブロークン・マリコ』より、新場面写真が公開された。鬱屈した日々を送るシイノトモヨ(永野さん)は、学生時代から父親に虐待を受けていた親友・マリコ(奈緒)が亡くなったことを知り、魂を救うため、遺骨を強奪して逃走する。そんな“ふたり”で旅に出る本作。マリコが行きたがっていた“まりがおか岬”に向かうも、その道中でひったくりに遭ってしまう。そこでシイノの前に現れるのが、今回公開された写真に写るマキオ(窪田正孝)。シイノは彼の助けを借り、漁港でひとり夜を明かす。そしてその前に再び彼がフラッと現れ、「僕、歯磨き好きなんですよ」と歯磨きセットを差し出す。本作の監督・タナダユキは、マキオという人物がどんな風に気分転換するのだろうと考え、思いついたのが“歯磨き”だったそう。お酒を飲んで、タバコを吸って、ひと晩野宿したシイノが、すっきりした気分で岬へ向かうためにも、必要なシーンだったという。原作者・平庫ワカ曰く、マキオは“町の見回りをしている人”だという。毎日、同じように町を歩き回る彼の行動として、自然に馴染む映画オリジナルシーンに仕上がった。完成度の高い短編原作を長編映画として描くにあたって、内容を膨らませることは必然。そんな映画のオリジナル要素をどう入れるかという点で、脚本・向井康介とタナダ監督が試行錯誤したという。『マイ・ブロークン・マリコ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年10月15日永野芽郁が「あの時の自分がやれることは全てやった」と振り返る主演作『マイ・ブロークン・マリコ』。平庫ワカ氏のコミックを『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』のタナダユキ監督が映画化した同作で、永野は、気迫あふれる演技を見せて新境地に達している。魂の片割れを亡くした主人公が、その遺骨を抱いて旅に出る……。タバコをふかし、やさぐれた雰囲気を全開にした主人公・シイノを演じた永野。これまでまっすぐで愛される役柄が多かった彼女のイメージからは180度異なる挑戦となった。「自分が作品の世界観を壊してしまうんじゃないか」と常にプレッシャーを感じていたという永野が、シイノの絶対的な存在・マリコを演じた奈緒との関係や、本作への挑戦、完成報告試写会での涙のワケなどを語った。○■ポスター写真、マリコを抱くシイノの目が赤いのは――とても素敵なポスターです。私もすごく好きです。表裏ありますが、どちらとも「ポスターを撮ります」と決めて撮ったわけではないんです。奈緒ちゃんと撮ったものも、岬で「じゃあ、今写真撮っておこうか」という軽い感じで、バッと撮った中の1枚ですし、私ひとりのものも「今いい天気だから」くらいの感じでした。原作だとタバコを咥えているんですけど、映画のポスターとしては、「タバコを咥えないほうが、もしかしたらシイノの真の強さが伝わるかもしれないね」と。映画ならではのこだわりを感じますし、これまでの作品のなかでもすごく好きな、大事にしたいポスターになりました。――表情の指定などはあったのですか?細かい指定はなにもありませんでした。ふたりで撮ったときは、すごくマリコを近くに感じたくて後ろから抱いていますが、それは幻影のマリコで、実際にはもう触れられない。若干目が赤く涙ぐんでいる感じなのは、それもあってです。さらに「こんな世界だけど生きていかなきゃいけない」みたいな覚悟とか、いろんなことを頭の中で考えていました。――新境地と言える役柄です。タナダ監督に「無理かもしれないです。できる気がしないんです」とずっと言っていたんです。クランクインの日にも言ってました。でも「なんで? 芽郁ちゃんしか考えられないから大丈夫。絶対にできる」と何かあっけらかんと言ってくださって。説得でもなく、お世辞とも違う、ただただまっすぐに言ってくださった。監督のパワーにはいつも背中を押されて、「なんとか乗り越えられる」と感じていました。――マリコを演じた奈緒さんの存在も大きかったのかなと思います。奈緒さんとは連続テレビ小説『半分、青い。』で親友を演じられていて、今回もお互いに特別な存在だとお話されています。今回の原作は私も好きでしたし、前向きに考えたかったけれど、ちょっと難しいとも思っていました。でも「マリコは奈緒さんにお願いしたいと思っています」と聞いたので、連絡を取り合って、「頑張って挑もう」と最初からふたりで決めて始まりました。私がマリコを守るシイノのようになる時もありましたが、私が弱音を吐いて怖がっていたところを、奈緒ちゃんが「芽郁ちゃんなら大丈夫」とすごく勇気づけてくれて、役とは関係性が逆転するときもありました。お互いに支え合いながら過ごせたのは、奈緒ちゃんだったからだと思います。○■「この世界観を壊すとしたら私だ」と思ってしまった――完成報告試写会の舞台挨拶での涙が話題になりました。あの日は、朝から絶対に泣くなと思っていたんです(苦笑)。改めて、やっぱりすごい挑戦だったんですよね。勝手に自分にプレッシャーをかけて挑んでいた部分もありましたし、それが完成して、いよいよ一般の方に観ていただける。すごく嬉しいのと寂しいのとで泣いちゃいました。――自分にプレッシャーをかけていた。原作がとってもいいですし、脚本も原作をリスペクトして作られた素敵な脚本だったので、「この世界観を壊すとしたら私だ」と思ってしまったんです。でも絶対に壊したくないし。自分の中にある表現力で、この作品ができるかなという不安を抱えながらやっていました。いまだにまだもっとできたんじゃないかと思うときもありますけど、すごく素敵な作品に参加できてよかったなと思います。――ファンの方が永野さんに抱く“イメージを壊すかも”といった発言もされています。世間の皆さんが抱く私のイメージとシイノがきっと違うだろうことは、自分でも理解していて、そこに挑戦するからには絶対に「こんな姿もあるのね」と思ってもらえるようにしたかったんです。でも日常の自分に近いわけじゃないので、「できない確率のほうが高いんじゃないか」と思いつつ、違う人が演じてるのを見るのも悔しい。ものすごく葛藤がありました。これまでは自分と近い気がする役柄が多かったんです。でも今回は理解できるところもあるけれど、私が入っているのがイメージできない世界観だったので、私が入ることによって壊してしまわないかが、とにかく一番大きな不安でした。――そうした中で実際にクランクインして、シイノを特に強く感じられた場面はありますか?マリコの父親に包丁を突きつけるシーンがすごく印象的でした。めっちゃ緊張してたんです。原作のコマを見て、こんな表情作れるかなとか。ドスの利いた声だけど、すごく核心を突くような声。それを自分が出せるかなとすごく緊張していて、本当にガタガタ震えながらやりました。でもあのとき、現場の空気も一気に変わりましたし、私自身、シイノという人をようやくしっかり掴めた気がしました。あのシーンからまたひとつギアが入った感じでした。○■一見違うようでいて、シイノと永野に通じる同じバイブス――旅先で出会った、窪田正孝さん演じるマキオとの駅のホームでのシーンもとても残っています。マキオがシイノにかけた言葉は、永野さん個人として何を感じますか?マキオさんとの出会いで、シイノはすごく救われるんですよね。窮地に立っているときに救ってくれる人の言葉って、絶対的に大事だし、響くものがある。あの言葉は、あの時はシイノとしてしか聞いていなかったのですが、でもきっと私の中でも、これから先、いろんなことが起きていくなかで、たまに思い出す言葉なんだろうなと思います。――続くお弁当を食べるシーンも、生きていく強さを感じて素敵でした。あそこは、最初に「すごい勢いで食べてほしい」と監督から言われて、「わかりました」とテストでお弁当を食べ始めるまでの動きをしてみたら、一連の動きが、監督が思ったよりもすごく早かったみたいなんです。それで最初はカットを割って撮る予定だったのが、ワンカットでの撮影になったんです。列車が動く中での撮影だったので、NGになったらまた一周列車を待たないといけないので、すごく集中して撮りました。――今回、監督がシイノの劇伴にギターを選んでいます。永野さんもギター好きですし、特にロックやソウルがお好きなので、そうした体の奥に流れているバイブスは、実はシイノと通じるところがあるのでは?確かにそうですね。もともとソウルミュージックが好きでかっこいいと思っていて、そこからいろんな楽器を始めたりしているので、乱雑だけれど柔らかいような、複雑な感じが奥に流れているのはシイノと似ているところがあるのかもしれないです。あとシイノは何か低音な感じがします。ギターも素敵ですが、ベースっぽくもあるのかなと。周りからは弾き鳴らすギターに見えるかもしれないけれど、実は一歩引いて後ろで音を鳴らしてちゃんと調和している。シイノには、実はベースっぽいところもあるんじゃないかなと感じます。――最後に改めて一言お願いします。あの時の自分がやれることは全てやったと思っています。この作品を観て、これまでの私のイメージとは違うと驚かれる方もいらっしゃると思いますが、こういう姿もあるんだな、こういう世界もあるんだなと思ってもらえたらいいなと思っています。それと私のことを見てというわけではなく、すごく素敵な作品ですし、こうやって喝を入れてくれる映画ってあまりない気がするので、ぜひ映画館で観てもらいたいです。■永野芽郁1999年9月24日生まれ、東京都出身。2009年に映画デビュー。2015年の『俺物語!!』でヒロインを務め脚光を浴びる。17年には『ひるなかの流星』で映画初主演。18年には、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインに抜擢された。21年の映画『そしてバトンは渡された』で第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、同作と『地獄の花園』で、第46回報知映画賞、第64回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。その他の主な映画出演映画に『帝一の國』(17年)、『君は月夜に光り輝く』(19年)、『仮面病棟』(20年)、『キネマの神様』(21年)など。公開待機作に戸田恵梨香とW主演の『母性』(11月23日公開)がある。
2022年10月05日永野芽郁を主演、奈緒らを共演に迎え、タナダユキ監督がメガホンをとった映画『マイ・ブロークン・マリコ』。この度、永野さん、奈緒さんが作品への想いを語る貴重なインタビューが盛り込まれた特別映像が解禁となった。主人公シイノを演じた永野さん、そしてマリコを演じた奈緒さんが「オファーを受けた時の心境」「それぞれとの共演について」「印象に残っているエピソード」「印象に残っているセリフ」が、初解禁となる本編映像とあわせて明らかになる本映像。隣にいるお互いを想いながら、言葉を紡ぎ出す永野さんと奈緒さん。作品への参加の経緯を話す中、奈緒さんがマリコ役を演じる可能性が出て来た段階で「奈緒ちゃんがやるならできるかも」とふり返る永野さん。さらに、「ずっと芽郁ちゃんが隣にいてくれた」ことが大きかったという奈緒さんも、元々の信頼関係だからこそできた役づくりだったことを明かす。二人とも難しい役どころだったのにもかかわらず、「友達としても、奈緒ちゃんのこの瞬間を、今、私しか見ていないって幸せだなって思う」という気持ちがあったと話しながら、『マイ・ブロークン・マリコ』が「二人の絆を確かなものにしてくれた作品」であると断言する永野さん。さらには「印象に残っているセリフ」を語る中では、公開後だからこそ明らかにできる作品の細部に渡るまで、それぞれの想いが語られる。最後には「明日に寄り添える作品ができた」と奈緒さん、「魂からの叫びをスクリーンを通して体感していただけるようになっていると思います。日常に彩りが出たら良いなと思っています」と永野さんはそれぞれメッセージを送っている。「輝け!ブロスコミックアワード2020」大賞を受賞、「この漫画がすごい!2021年オンナ編」第4位にランクインしたほか、2021年に文化庁主催メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した平庫ワカのコミックを映画化した本作。カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞している。『マイ・ブロークン・マリコ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年10月02日平庫ワカの同名コミックを実写映画化した『マイ・ブロークン・マリコ』の公開記念舞台挨拶が10月1日(土)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の永野芽郁をはじめ、共演する奈緒、窪田正孝、尾美としのり、吉田羊、タナダユキ監督が登壇した。ブラック企業で働き、鬱屈した日々を送っていた会社員・シイノトモヨ(永野さん)は、親友のイカガワマリコ(奈緒さん)が亡くなったことをテレビのニュースで知る。幼い頃から、実の父親にひどい虐待を受けていたマリコの魂を救うため、シイノはマリコの父親のもとから遺骨を強奪し逃亡。マリコの遺骨を抱き、マリコとの思い出を胸に旅に出る。「皆さんに届けることができて、純粋にうれしいですけど、今日で一区切りかと思うと寂しさもあって…。ですが、私自身、好きだなと思える作品に携わることができて誇りに思います」と胸を張る永野さん。公開初日を迎えた9月30日には、自らTOHOシネマズ六本木ヒルズで本作を鑑賞したそうで、「ようやく冷静に見られましたが、やっぱりいい映画でした!」と手応えは十分。「生きていれば、いいことも悪いこともありますが、こんな世界でも生きていくかと前向きになれる映画に仕上がった」と自信のアピールだった。奈緒さんも「パワーを持った原作が、映像になってより多くの人に届く作品になったので感無量です」と本作への思い入れは格別だ。永野さんと奈緒さんが親友役を演じるのは、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」(2018)での共演以来、これが2度目。初めて本作を鑑賞したのも、二人一緒だったそうで「二人して号泣してしまい、周りの人たちが引いていた(笑)」(永野さん)、「なんでこんなに泣いちゃっているんだろって。見終わった瞬間、いろんな気持ちで胸いっぱいになってしまって」(奈緒さん)と二人一緒に号泣したことも明かした。そんな二人の様子に、シイノが旅先で出会うマキオを演じた窪田さんも「現場でも芽郁と奈緒ちゃんが、すごく仲良くて」と回想。「その姿を、まるでわが子を見守るようにカメラ横で見つめる監督の姿も思い出される」としみじみ語っていた。マキオは旅をするヒロインを助ける役どころで、永野さんは「もう頼もしくて、頼もしくて。気づいたら救われている関係性でした。一生ついていきます!」と所属事務所の先輩で、共演経験もある窪田さんへの信頼感を明かしていた。『マイ・ブロークン・マリコ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年10月01日女優の永野芽郁が主演を務める、映画『マイ・ブロークン・マリコ』(9月30日公開)の場面写真が24日に公開された。同作は平庫ワカの同名コミックの実写化作。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることになる。9月24日は、主人公シイノトモヨを演じた永野の23歳の誕生日ということで、記念して写真を公開。シイノがラーメンやビールを前に中華料理屋でひとり飲みする姿、マリコの遺骨を隣に牛丼をかきこむ姿などを捉えた場面写真で、中でも原作で印象的に描かれるタバコを吸うカットは、永野の役作りの賜物だという。喫煙の仕草を自然なものにするため、ニコチンの入っていないタバコでの練習をクランクイン前から自発的に重ねた。多くの原作ファンの心を掴み、何より演じた永野本人も“魅力的“と語る主人公・シイノ。永野は感情剥き出しで破天荒でありつつも、どこか弱さや脆さも持ったキャラクターを全身全霊で演じている。原作への想いが強すぎるがあまり、自身のパブリックイメージと役とのギャップを感じ ”めっちゃやりたいけど、やりたくなかった”と、出演することに葛藤があったという永野だが、不安を抱えながらも、本作への出演を“大きな挑戦”と捉え、走り切った。映画公開前に行われた試写会で一足先に本作を観た原作ファンからは、その熱演ぶりを絶賛する声が相次いでおり、大きな話題を集めている。先日、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞し、公開も来週に迫っている。(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月24日先日、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した永野芽郁主演、タナダユキ監督による『マイ・ブロークン・マリコ』。本日9月24日の主人公シイノトモヨを演じた永野さんの誕生日に合わせ、シイノの新たな場面写真が解禁となった。今回解禁されたのは、シイノがラーメンやビールを前に中華料理屋でひとり飲みする姿、マリコの遺骨を隣に牛丼をかきこむ姿などを捉えた場面写真。多くの原作ファンの心を掴み、何より演じた永野さん本人も“魅力的“と語る主人公・シイノ。感情剥き出しで破天荒でありつつも、どこか弱さや脆さも持ったキャラクターを、永野さんは全身全霊で演じている。だが、原作への想いが強すぎるあまり、自身のパブリックイメージと役とのギャップを感じ“めっちゃやりたいけど、やりたくなかった”と、出演することには葛藤があったそう。とはいえ、不安を抱えながらも、本作への出演を“大きな挑戦”と捉え、走り切った永野さん。映画公開前に行われた試写会でひと足先に本作を観た原作ファンからは、その熱演ぶりを絶賛する声が相次いでおり、大きな話題を集めている。これまで多くの作品で主演を務めてきた永野さんだが、新境地に挑んだ本作が23歳になって初の公開作となる。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月24日映画『マイ・ブロークン・マリコ』(9月30日公開)の公開直前イベントが19日に都内で行われ、永野芽郁、奈緒、タナダユキ監督が登場した。同作は平庫ワカの同名コミックの実写化作。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることになる。親友役の2人は、互いの好きなところや新たな一面について聞かれ、奈緒は「全部好きだと思う」と回答。永野は「奈緒ちゃん、本当に私の事好きなんですよ〜」と客席に訴える。改めて奈緒は「舞台挨拶で芽郁ちゃんとのファンの皆さんとの交流を見させていただく中で、芽郁ちゃんがすごくファンの方を大切にされていて、素敵だなと思う一面でした。私がファンだったらめっちゃ嬉しいなあと。こっちまで幸せな気持ちにさせてもらえて、好きだなって思いました」と語った。逆に永野は「奈緒ちゃんのお芝居はすっごい憑依型。お芝居が始まると『奈緒ちゃん』って言えないの」と絶賛。奈緒も「芽郁ちゃんがシイちゃんだったから」と永野のことを褒めるが、永野は「本当に奈緒ちゃんのスイッチが入ったとたんの変わりようがすごいです。だから狂気的な役やってる時、絶対近づいちゃだめだよ」と観客に注意し笑わせた。また、24日が永野の23歳の誕生日であることから、この日は奈緒からサプライズの手紙も。永野は「駄目だってそういうの! 前回(完成披露試写会)も泣いて、今日も泣くみたいなことになっちゃうんじゃないの?」と苦笑し、奈緒は「泣かない文!」と言いながら、手紙を読み上げる。しかし「初めて会った時、18歳だったメイちゃんが9月24日、23歳になりますね。少し早いけど、お誕生日おめでとう。出会ってから5年。あの頃からずっと的な才能を持ちながら、努力も欠かさずに物事にひたむきに向き合う姿を心から尊敬しています」「私はマリコを演じるにあたってもっと辛い日々になるだろうと思っていました。でも、撮影が始まってみると辛さより、幸せな気持ちに満たされていました。隣にいつも芽郁ちゃんがいてくれたからです」といった言葉に涙を光らせ、見せないように後ろを向いてしまう。奈緒は「マリコにとってシイちゃんが希望であったように、撮影中、私にとっての希望は芽郁ちゃんでした。プライベートでも仕事でも私が辛いと感じる時、全力で寄り添ってくれる芽郁ちゃんにいつも心から感謝しています。ありがとう。これから先どんどん芽郁ちゃんが素敵に年を重ねていく中、きっと大変なこともたくさんあると思います」と読みながら自身も声を振るわせ、「そんな時は芽郁ちゃんの羽根の休まる時間を一緒に過ごして生きたいです。これからもよろしくね。大好きだよ」と締めくくる。永野は「どこが泣かない文なのよ!?」と泣きながらツッコんでいた。永野は奈緒から手紙とハンカチを受け取り、さらに監督からは花束も。「なんてことですか、本当に。語ろうとするとすぐに涙が出てきちゃうけど、本当に愛に溢れたチームとご一緒できて幸せです。ありがとうございます」と感謝していた。
2022年09月19日女優の永野芽郁が主演を務める、映画『マイ・ブロークン・マリコ』(9月30日公開)のメイキング写真とクランクアップ映像が19日に公開された。同作は平庫ワカの同名コミックの実写化作。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることになる。今回公開されたのは、主人公・シイノを演じた永野芽郁のクランクアップ時の映像と写真。本編の撮影を終え、メガホンをとったタナダユキ監督より花束を受け取る永野は、サプライズで親友・マリコを演じた奈緒が登場すると、驚きと共に大粒の涙を流す。劇中では亡くなってしまった親友であった奈緒に「生きてる〜!」と感慨深い様子で、現場を和ませた。そこから撮影を振り返っていくが「一言じゃ足りない」と冒頭から気持ちが溢れ「人生で初めてこれほど不安なことに挑戦しようと思ってクランクインしたので無事に終われてよかった」と安堵し、ここでも涙する永野。続けて「現場での空気も温かくて、心地よくて、この組でシイノという役に挑戦できたことが今後の人生で大きな転機になると思った。監督が、この組を引っ張ってくださって、本気で尊敬できる人の姿を目の前で見れて本当に幸せでした」と、タナダ組での撮影に感謝する。さらに、「奈緒ちゃんじゃなかったら、この役はここまでやり遂げられなかった」と奈緒へも涙ながらメッセージを送った。(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月19日永野芽郁が新境地を切り開いた映画『マイ・ブロークン・マリコ』より、クランクアップ時の映像と写真が到着した。公開された映像では、永野さんが本編の撮影を終え、監督のタナダユキから花束を受け取ると、サプライズで親友・マリコ役の奈緒が登場。驚きと共に大粒の涙を流し、劇中では亡き親友という設定のため、「生きてる~!」と言い、現場を和ませる。そして、コメントを求められると「人生で初めてこれほど不安なことに挑戦しようと思ってクランクインしたので無事に終われてよかった」と安堵しながらも涙する。続けて、「この組でシイノという役に挑戦できたことが今後の人生で大きな転機になると思った」とふり返り、「奈緒ちゃんじゃなかったら、この役はここまでやり遂げられなかった」とメッセージを送っている。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月19日主演を務める永野芽郁の圧倒的新境地『マイ・ブロークン・マリコ』より、マリコ役の奈緒が自筆した手紙と場面写真が公開された。先日、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞し、ますます公開に期待が高まる本作。この度解禁されたのは、奈緒さん演じるマリコを写した数枚の場面写真。そのうちの1枚は、屈託のない笑顔を見せているが、頬には殴られた痣が痛々しく写っている。また、本作にとって重要なアイテムとなるのは、永野さん演じるシイノが旅をする中で、マリコの回想と共に出てくる“手紙”。時代を感じさせ、回想での出演となるマリコというキャラクターを表すためにも重要な手紙は、マリコを演じた奈緒さんが全て自筆した。最初にタナダユキ監督と会った際に「美術部さんが用意されるかもしれませんが、手紙を書いてもいいですか」と相談したという奈緒さん。タナダ監督からも「書いてほしい」とリクエストがあり、書き始めたが、その時期にシイノを演じた永野さんも役作りの一環でドクターマーチンを履き始めており、示し合わせたわけではないのにも関わらず、ふたりは同時期に『マイ・ブロークン・マリコ』の旅をスタートさせていた。原作を読み、心を強く動かされた奈緒さんは「この作品のために最大限、思いつく限りのことは全部やりたいと思っていました」と話しており、そのひとつとして作品のキーアイテムとなる“手紙“を書いている。今年もすでに3本の出演作が公開されており、日本テレビ10月クールドラマ「ファーストペンギン!」で待望の初主演を務めるなど、引っ張りだこの奈緒さんの演技に注目だ。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月16日女優の永野芽郁が主演を務める、映画『マイ・ブロークン・マリコ』(9月30日公開)の場面写真と本編映像が9日に公開された。同作は平庫ワカの同名コミックの実写化作。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることに。今回公開されたのは、親友の遺骨を持って旅に出る主人公シイノ(永野芽郁)が、道中で出会う青年・マキオ(窪田正孝)の出演シーンと場面写真。映像では、マリコの遺骨を抱え、バスで岬に向かったシイノが、到着して早々にひったくり犯から鞄を奪われてしまう姿が。そこに、釣り道具を持ったマキオ(窪田正孝)が現れ「大丈夫ですか?」「大丈夫に見えるかよ!」「大丈夫に……見えますね」とひょうひょうとした様子。シイノも思わずあきれ顔で「大丈夫なわけあるか!」と全力でツッコむ。そうこう話している間に、シイノはマリコからもらったたくさんの手紙の束も一緒に奪われてしまったことに気付き、大事な遺骨を置いたままひったくり犯を追いかけ猪突猛進にダッシュする。『ふがいない僕は空を見た』『ロマンス』に続き、タナダユキ監督作へ3度目の出演となる窪田は『僕たちがやりました』(17年)以来、永野と5年ぶりの共演となる。何かに突き動かされるように、親友の遺骨を持って知らない土地を訪れ危険な目に遭うシイノに対し、真摯に向き合うマキオは、自身も辛い経験をした過去を持つ。自分ごとのように他人に目を配り優しく手を差し伸べる姿に、原作ファンからは「まるでスナフキンのよう」だと捉える声も上がっている。解禁された場面写真でも優しい視線を投げかけるマキオはどこか哀愁を感じさせる背中で、窪田は「過去を背負っていて、岬を来る人たちを監視している」ようだと分析し、「人と違う時空に住んでいるような感じを出したくて演じていましたね」と語る。久しぶりの共演となる永野については「大人の女性になっていてびっくりした。シイノ役はプレッシャーだったと思うが、また新しい永野芽郁が見れた」と賞賛した。また、そんなマキオが作品の中でも特にお気に入りのキャラクターだと語るタナダ監督は「ちゃんと傷つき、それでも生きてきた人だからこそ言える言葉を、マキオとして確かに紡げる人、それが窪田正孝さんでした。そんな彼だからこそ、放つ言葉に真実味と優しさが溢れたんだと思います」と明かしている。(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月09日カナダ・モントリオールで行われた「ファンタジア国際映画祭」で最優秀脚本賞を受賞した映画『マイ・ブロークン・マリコ』より、5年ぶりの共演となった永野芽郁と窪田正孝の出演シーンが公開された。親友・マリコ(奈緒)の遺骨を奪い、最初で最後の旅に出る、永野さん演じるシイノ。向かったのは、マリコが生前行きたがっていた岬だった。今回到着した本編映像では、遺骨を抱えバスで岬に向かい、到着早々にひったくりに遭ってしまう。そこに現れたのは、窪田さん演じる釣り道具を持ったマキオ。シイノを心配をする優しさを持ち、どこか飄々として掴みどころのないマキオに、シイノも思わずあきれ顔。そして、マリコからもらった手紙の束も一緒に奪われてしまったことに気付き、大事な遺骨を置いたまま、ひったくり犯を追いかける。辛い経験をした過去を持つマキオ。場面写真でも優しい視線を投げかけている様子が切り取られ、どこか哀愁を感じさせる背中は、孤高の旅人・スナフキンを感じさせる。窪田さんはマキオについて「過去を背負っていて、岬を来る人たちを監視している」ようだと分析し、「人と違う時空に住んでいるような感じを出したくて演じていましたね」と役作りを明かす。また、「僕たちがやりました」以来、5年ぶりの共演となる永野さんについては「大人の女性になっていてびっくりした。シイノ役はプレッシャーだったと思うが、また新しい永野芽郁が見れた」とマキオ同様、あたたかな視点で永野さんとの共演をふり返っている。そして、マキオが作品の中でも特にお気に入りのキャラクターだと語るタナダユキ監督は「ちゃんと傷つき、それでも生きてきた人だからこそ言える言葉を、マキオとして確かに紡げる人、それが窪田正孝さんでした。そんな彼だからこそ、放つ言葉に真実味と優しさが溢れたんだと思います」とコメントした。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月09日映画『さかなのこ』(9月1日公開)の公開記念舞台挨拶が3日に都内で行われ、のん、井川遥、磯村勇斗、岡山天音、さかなクン、沖田修一監督が登壇した。同作はさかなクン初の自叙伝『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜』を映画化した沖田修一監督の最新作。お魚が大好きな“ミー坊”(のん)が一つの道にまっすぐに飛び込んで行く姿と、それを見守る周囲の人たちを描く。|photo_ right|I@002.jpgお魚大好きな主人公・ミー坊を演じ、鮮やかなイエローの衣装で登壇したのんは「皆さんお越しくださりありがとうございます。今日はお魚を意識した衣装を着て来ました! 今日はよろしくお願いします」と挨拶。「このお話をいただいた時に、さかなクンって老若男女のヒーローだし、ミー坊もめちゃくちゃヒーローでかっこいいと思いました。好きを追い求めて、好きを原動力に動くという部分にシンパシーを感じました。一方的に同志のような気持ちです」と話し、ミー坊の役柄は自身ともリンクする部分があったそう。また、海へ飛び込むシーンなどはスタントなしで自力で飛び込んでいたことも明かすと、観客からは驚きの声も上がった。自身の人生が映画になったさかなクンは周りの反応について聞かれると「映画にも出てくる母やヒヨ、鈴木先生も試写へ呼ばせていただきまして、みんなめちゃくちゃ感動していました。すギョいね~映画になるってすギョいことだね~って言ってくれまして、これは夢か!? 幻か!?(頬を叩きながら)いや本物だ!となりました」と驚きと喜びを表した。イベントでは、さかなクンからのんへプレゼントも。運ばれてきたワゴンに乗せられた銀の蓋を開けると、なんとさかなクンの代名詞でありチャームポイントのハコフグ帽が現れる。さかなクンのハコフグは角ばっているものの、今回のんへプレゼントされたハコフグは丸みを帯びたかわいらしいスタイルをチョイスしたそうで、その場で実際にのんが被ると、拍手が起こる。のんも「かわいい~~! うれしい!ありがとうございます! ギョギョー!」と大喜びする。さらに、さかなクンからは本日の登壇者全員へもうひとつサプライズということで、驚く一同の前に登場したのは、それぞれイメージして描かれたさかなクン直筆のおさかなイラスト。のん演じるミー坊は目がとってもキラキラしているという理由でイットウダイ、井川演じる母・ミチコは海の中でも色んなお魚を治す力を持つ大らかなマンボウ、磯村演じる総長はギョじゅっキロ(50kg)という巨大な身体を持つ“磯”の王者クエ、岡山演じるカミソリ籾は大きいお魚を誘導するというブリモドキ、沖田監督は見た目が似ているとずっと思っていたというコロコロして可愛いショウキハゼ、と、一人ひとりにぴったりなイラストが贈られた。最後に作品を代表してのんが「この映画は見た人全員が多幸感(タコう感)を感じる幸せな映画だと思います。みんなが自分の好きを持っていると思うので、ミー坊を見て自分の好きを大事にしてください。あなたの映画になりますように!ギョギョギョー!」と力強いメッセージを語った。
2022年09月03日お魚への大きな愛とユーモラスなキャラクターで人気のさかなクン。彼の半生を描く映画『さかなのこ』が9月1日に公開。原作はさかなクン初の自伝的エッセイ。さかなクンの分身であり、大好きな絵とお魚の力で未来を切り開く主人公・ミー坊をのん(29)が演じた。取材日、おなじみのスタイルで「ギョんにちは!」と登場したさかなクン。のんとは、過去にも共演経験があり、互いにリスペクトする仲。30分にわたった対談では終始ハイテンションで、撮影中の思い出や作品に込めた思いを語ってくれたーー。さかなクン:映画を拝見して、ものすギョく感激しました!ミー坊が熱帯魚屋さんで働いているシーンでは、「こんなこともあったなあ」と昔を思い出したり、笑ったり切なくなったり、いろんな感情があふれ出ました。映画を見て、涙がダーッと大ギョーキュウ(号泣)になるなんて初めて。とにかく!!のんちゃんさまの演技が素晴らしかったでギョざいます!のん:正直、最初は私でいいんだろうか?ってドキドキしていたんです。ところが本読みのとき、ホワイトボードに〈男か女かは、どっちでもいい〉と監督の手書きの紙が貼られているのを見て、「あ!どっちでもいいんだ!」という気づきがあって。私にこの役がきたことに、自分自身、すごくしっくりきたというか、ジェンダーうんぬんじゃなくて、お魚が大好きなミー坊という人間を演じればいいんだなあと思いました。役作りにあたっては、さかなクンさんが昔、『TVチャンピオン』に出ていたころの動画を拝見して研究しました。さかなクン:ギョエ〜!!お恥ずかしい!『TVチャンピオン』さまのころを見ると、自分でも進化したんだなあって(笑)。当時は引っ込み思案で、人前では全くしゃべれなかったんです。それが、難しいクイズに正解して、あまりのうれしさに拳を突き上げたり、跳びはねたりしていたら、周りの皆さまが拍手をして褒めてくださいました。もともと褒められるとめちゃくちゃうれしく元気になるため、だんだん今のようになってきました(笑)。のん:さかなクンさんには一緒にいる人を幸せにする力があるし、そういう明るいパワーは、自分にもあるような気がするんです。脇目も振らずに好きなことに突き進むところとか、自分と似ているなあって。さかなクン:突き進むといえば、以前、映画『海月姫』さまで共演したとき、のんちゃんさまに「タコクラゲに負けた!」と言われたことが(笑)。のん:あの日のことは忘れないです!熱帯魚屋さんでの撮影中、2人で雑談しているとき、「タコクラゲ、出すよ!」という声が聞こえたら、さかなクンさんが一目散にタコクラゲのほうに飛んでいってしまったんですよね(笑)。さかなクン:お話の最中だったのに、本当にギョめんなさい!!のん:でも、そのときのさかなクンさんの姿がすごく清々しくて。だから今回、さかなクンさんの本を読んだとき、この主人公はヒーローだ!と思いました。さかなクンさんが演じたギョギョおじさんとの出会いで、ミー坊が覚醒していく姿がめっちゃカッコいいんですよ。さかなクン:のんちゃんさまに褒められて、ものすギョくうれしゅうギョざいます♪ギョギョおじさんは、監督さまから「本人に近い感じで演じて」とギョ指導を受けて、なるべく自然体でやろう、と。のん:ずっと変わらずお魚だけが好きなミー坊を中心に、周りの人たちが変わっていく。私自身、自分はそういうヒーローポジションにいると信じてこの仕事をしているので、この作品でヒーロー役ができてうれしかったです。さかなクン:ギョギョッ!カッコいい!!さかなクンもお魚をずっと好きでいることを貫けたのは、多くの人たちに支えていただけたからこそです。そして、お魚にはとにかく!いっぱい魅力があります。たとえば、アユちゃんは〈香魚〉とも書くように、スイカのようないい香りがするんです。お魚はそれぞれに見た目の美しさ、鱗やひれなどの質感、香り、発する音、そして味わいがあります。人の“ギョ感(五感)”全てに感動を届けてくれるんです。のん:私にとっては、それが演技なんだと思います。中学生のときに俳優を目指して上京して、まだ演技も何もできないうちから、「いい俳優になるんだ!」という根拠ない自信があったなぁと。さかなクン:それにしても、映画でギョ披露されていた、のんちゃんさまのナイフさばき。一つの迷いもなくて、ギョギョびっくり!!しかも、包丁ではなくナイフであの手さばきに心が打たれました!のん:相当練習しました。お魚さんたちとたくさん“ギョミュニケーション”ができて楽しかったです。
2022年09月02日永野芽郁が主演を務め、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した『マイ・ブロークン・マリコ』より、永野芽郁と奈緒が写る場面写真が解禁された。今回解禁となったのは、永野さん演じるシイノと奈緒さん演じるマリコが2人っきりで線香花火をする様子を切り取ったもの。劇中で、花火は中学生の頃のシイノとマリコにとって忘れられない、2人の関係をまた特別なものにするキーワード。大人になり、広い屋上で肩を寄せ合いながら静かに線香花火をする2人の姿は映画の中でも象徴的に描かれる。原作者、平庫ワカのイラストにインスパイアを受けた本シーンは、線香花火の着火時間が予想できないこともあり、本作の中でも撮影に最も時間を要したという。花火をしながらの2人の会話は、長回しで撮影され、撮影当日に急遽足された台詞も多くあったそう。秋を感じさせる気候が続く夏の終わりにぴったりな1枚で、柔らかい表情のシイノとマリコがどのような会話を交わしているのか、本作の公開にますます期待が膨らむ写真となっている。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月01日そのおさかな愛で老若男女に愛されるさかなクンの自伝的エッセイがこのたび映画『さかなのこ』になった。さかなクンの分身的存在の主人公・ミー坊を演じるのは、のんさん。「いろんな作品を観て私が興味を持つ役って、たいてい男の子の役なんです。そんな私にミー坊を、と言ってもらえたのがうれしかった!」物語では学ラン姿がまぶしい学生時代から、大人になり社会の荒波に翻弄されていく姿を力強く演じきった。一方で「性別は重要ではない」という難しくも斬新な設定。「演技は最初に何パターンか持っていって、監督と相談しながら決めました。結果、男の子と女の子の真ん中くらいのトーンになったなと」同級生・ヒヨ役の柳楽優弥さん、夜の街で働く幼馴染み・モモコ役の夏帆さん。豪華キャストによる名場面の数々も作品の密度を高める。なかでもモモコと幼い娘がミー坊の部屋で暮らすひと夏の光景は鮮烈だ。「ふつうじゃないよね」とつぶやくモモコを「ふつうってなに?」と見つめ返すミー坊。そのまなざしと問いかけはスクリーンを越えて、観る人の心にまっすぐに投げかけられる。「ふつうって…なんだろう。私もミー坊の言葉にうなずきました。でも人に喜んでもらう表現をするためには、多くの人がどんなことに興味を持っているかを理解することも大事だと思ってます。その上で面白いか、明るいか、楽しいか、私に合うか。それが選択の基準になってます」そしていきいきとしたミー坊の表情や動きも本作の魅力の一つ。「さかなクンとして、とにかく軽やかであることを大切にしました。特に研究したのは、さかなクンが世に出るきっかけになった番組『TVチャンピオン』で優勝した時の映像。学ラン姿で跳びはねて…すでに“らしさ”が出ていて素敵でした。それをご本人に話したら、問題に正解した喜びが凄まじくて跳びはねたんだとか(笑)。その時『こんな自分を見て楽しんでもらえるんだ』って思ったら跳びはねてる自分のことも好きになった!って…。私も人を喜ばせるのが好きだから、わかるなあ」「好き」を大事に生きていくことの大切さを、この作品であらためて感じたというのんさん。「演技はほんとに好きで、一生の仕事だと思ってます。それに音楽と絵と…。そう思うといま好きなこといっぱいできてます!だからこそ大変な時もあるけど、ミー坊のようにみずみずしい気持ちを持ち続けたい。この映画を観たら、きっとわかるはず。ミー坊のように生きられたらどんなに素晴らしいだろうって。そしてミー坊から刺激を受けて、周りの人も自分の幸せを見つけていく…。その明るいパワーをぜひ映画館で受け取ってもらいたいです!」『さかなのこ』おさかなに夢中なミー坊が周りの人に見守られながら育ち、社会の荒波に揉まれつつ、大人になっていく姿を描く。さかなクン自身も地元の不思議な大人「ギョギョおじさん」として登場!沖田修一監督作品。9月1日全国公開。©2022「さかなのこ」製作委員会のん女優、創作あーちすと。アニメ映画『この世界の片隅に』で主人公すずの声を担当し、注目を集める。主人公・ミー坊役で出演する映画『さかなのこ』では、その確かな演技と天性のイノセントな存在感でさらなる注目を集めている。イヤリング¥19,800(FUMIE TANAKA/DO‐LE co ltd. TEL:03・4361・8240)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年9月7日号より。写真・嶌原祐矢スタイリスト・町野泉美ヘア&メイク・菅野史絵(クララシステム)インタビュー、文・大澤千穂(by anan編集部)
2022年08月31日文藝春秋 電子書籍編集部/コミック編集部は、高世えり子さんの人気シリーズ「理系クン」の最新刊『理系クンの日々ステイホーム育児2』を、電子コミックで8月26日(金)より配信いたします。本書は「cakes」での連載「理系クンの日々アップデート育児」のエピソードをまとめたもので、約550ページの大ボリュームでお届けします。■ あらすじ新型コロナウイルスによって、在宅ワークが定着した理系夫・N島クン。コロナ前から元々在宅ワークだった高世さん。マスク登校が定着して、時にはオンライン授業にもチャレンジする子どもたち。『理系クンの日々ステイホーム育児』の発売から1年半が経ち、感染対策をとりながら徐々に元の生活に……。N島クンのエピソードを集めた「理系クン篇」、ウィズコロナな日常を描いた「ステイホームあるある篇」、高世さんが子どもたちの幼少期の思い出を振り返る「過去の育児篇」、子どもたちのエピソードたっぷりの「かぞく篇」の4章構成です。「マスクあるある」「オンライン旅行」などのウィズコロナなエピソードが盛り沢山。そのほか、家族とのほっこりエピソードも。「cakes」に掲載された82話+描き下ろしのあとがきを収録した、大ボリュームでお届けします。■ 「文春オンライン」でも一部を無料公開!『理系クンの日々ステイホーム育児2』の収録エピソードの一部を、「文春オンライン」で8月26日より、毎日更新で連載します。第1話はこちらから。 ※8/26(金)朝6時より公開予定■ 「理系クン」シリーズ、既刊も好評発売中『理系クン』『理系クン 結婚できるかな?』『理系クン 夫婦できるかな?』『理系クン イクメンできるかな?』『理系クンの日々アップデート育児』『理系クンの日々ステイホーム育児』も好評発売中です。※『理系クンの日々アップデート育児』『理系クンの日々ステイホーム育児』は電子書籍のみでの発売になっています。【書誌情報】書名:『理系クンの日々ステイホーム育児2』著者:高世えり子価格:1100円(税込) ※電子書店によって異なる場合があります主要販売電子書店:Kindleストア、楽天Kobo、Apple Books、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、コミックシーモア他、電子書籍を販売している主要書店商品URL(コミックシーモア): 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月25日「親友の遺骨と旅に出る」という心に刺さるドラマを描いた、漫画家・平庫ワカによる衝撃的コミックを映画化した『マイ・ブロークン・マリコ』。8月23日(火)、完成報告試写会が行われ、主演の永野芽郁、共演の奈緒、そしてタナダユキ監督が出席。本作で親友同士を演じ、プライベートでも仲の良い永野さんと奈緒さんが一緒に登壇するのはこの舞台挨拶が初めてとなり、2人の関係性があるからこその撮影時のエピソードや、永野さんにとって大きな挑戦になったという本作への役作りなどを語った。ブラック企業に勤める主人公・シイノ役を演じた永野さんは、「ホントにホントに、みんなで全身全霊で挑んだ作品です!」と手応えを口にしながら「この作品に出会えたことが幸せ。もしかしたら『え?芽郁ちゃんじゃない…』とちょっと衝撃を受けるかもしれませんが、絶対に見て後悔はさせない自信があるので嬉しいです」と新境地開拓となった本作の披露を喜んだ。シノイの親友マリコ役の奈緒さんも「脚本を読んだ段階で撮影に入ってもいないのに、今日この日を夢見る自分がいました。客席にいる皆さんにその夢を叶えてもらっている気がして感極まりそうです」と感激。原作を読み終わった途端、自分で映画化したいとプロデューサーに直談判したというタナダ監督は「発売当日に原作を読んですぐにプロデューサーに電話したのは初めての経験。シイノちゃんの衝動に引きずられる形で絶対に撮りたい、絶対に撮るという気持ちで突き進んでそれが今日に結びついていると思うと感慨深い」と思い入れを口にした。タナダユキ監督、リアル親友であることを知らずにキャスティング監督は、永野さんと奈緒さんの起用理由について「芝居が凄い人じゃないと話にならない。芽郁ちゃんがやってくれたらすごいと思ってオファーしました。そしてマリコは誰?となったときに、シイノの原動力になりうる芝居ができる力がないとダメなので、その力を借りられるのは奈緒ちゃんだと思った」と明かす。ちなみに永野さんと奈緒さんは朝ドラで共演して以来、プライベートでも親友だが、タナダ監督はそれを知らず「キャスティングした後に仲がいいと聞いて驚きました」と明かし、2人を笑わせていた。オファーを受けて永野さんは「とてつもない漫画で衝撃を受けた。やりたいけれどやりたくないというのが第一印象でしたが、漫画も脚本も良すぎてほかの人にやられるのは悔しいと同時に思いました」と告白する。さらに、役作りのため、劇中で着用したドクターマーチンを撮影の11か月前から履き続けてきたことなどを明かす。一方の奈緒さんは、原作漫画を読んで大号泣したそうで「あまりにも力が強くて呆然と涙を流している自分がいて、この物語を伝えなければという気持ちになりました。この凄い作品を凄いパワーと愛を持ってタナダさんが作り上げる組に芽郁ちゃんが座長をしている。そんな船に私も飛び込みたいと思った」と熱弁。そんな2人の気合いを受け取ったタナダ監督は「撮影中の2人はシイノとマリコだった。毎日そのお芝居を間近で撮っていくにつれてプレッシャーも積もりました。これをちゃんと仕上げて届けなければと」と心境を吐露した。永野芽郁「肩の荷が下りる気持ちになるような作品」完成作の試写では2人横並びで鑑賞したという。永野さんは「凄い映画に出たんだと自信をもらえて、自分にとっても大事な作品だと思った」と感想を述べると、奈緒さんは「序盤から泣いてしまって鼻をすする音で迷惑をかけたのではないかと思った」と照れ笑い。それに永野さんは「場内が明るくなって横を見たら、奈緒ちゃんの顔が凄いビチョビチョでメイクも落ちていて。撮影中は魂を削ってやられている姿を見ていたので、またここで一つ奈緒ちゃんが救われたと思って2人で泣くという」と仲良し号泣を明かす。「周りの人は引いていたよね?」と言う永野さんに、奈緒さんも「私たちこの作品では涙も鼻水も流していいよねと話し合っていたけど、まさか試写であんなにグシャグシャになるとは…」と認めて笑いを誘っていた。その後、舞台挨拶の締めの挨拶を求められた主演の永野さんは「私自身がこうやって自信を持って絶対に見てほしいという作品が…」と話し始めるも、感極まって言葉を続けることができず、一度息をつくことに。そして大粒の涙を流しながら「この作品ができたことを誇りに思いますし、それを皆さんにも感じていただけると思います。今日ここに足を運んでくださった皆さんが、帰るときには何か肩の荷が下りる気持ちになるような作品ができたと思います」と作品の完成に自信を見せていた。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年08月24日映画『マイ・ブロークン・マリコ』(9月30日公開)の完成披露試写会が23日に都内で行われ、永野芽郁、奈緒、タナダユキ監督が登場した。同作は平庫ワカの同名コミックの実写化作。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることに。永野が「ファンの方が見たら『え〜、芽郁ちゃんじゃな〜い』って衝撃を受けるかもしれない」と言っていたほどの意欲作となったという同作。「やりたいけどやりたくないというのが第一印象で、(原作は)とてつもない漫画なんです。すごく衝撃を受けるし、絵が動いているように見えて、これだけ成立してるものを映画でしかも私がやって、原作をすごく好きな方たちはきっと『なんで』と思うだろうし、期待に応えられる自信がなくて、表現力も技術力も足りてないんじゃないかと思ったんですけど、漫画も脚本も良すぎて、『これ他の人にやられるのも悔しい』とも同時に思って、監督とお話ししてから考えさせてほしいと思って」と引き受けた時の状況を明かした。親友役の奈緒とは実際に仲が良く、試写も一緒に見たという。奈緒は「結構序盤から泣いてしまって、ずっと鼻をすする音で、芽郁ちゃんに迷惑をかけたんじゃないかと思うんですけど」と苦笑。「原作を読んだ時にすごく救われたんです。きっとこれは誰かを救ってくれる作品だというのを感じる映画になったので、ずっとお別れできなかったマリコにお別れして、皆さんの中で生き続けてくれたらいいな」と期待する。永野も「本当にだいぶ序盤から泣かれていまして、私も泣きそうだったのに、泣いちゃいけないとずっと堪えてて、曲が流れて、ようやく終わって明るくなったらもう(奈緒の)顔がすごいびしょびしょで。メイクも綺麗にしてきてたのに全部が落ちてて、その顔を見て本当に魂を削ってやられてた姿も見てたので、またここでひとつ奈緒ちゃんが救われたんだなと思って、2人で泣いて、周りの人驚いてたよね」と振り返った。最後に永野は「私自身が自信を持って絶対に観てほしいという作品ができたことをすごく誇りに思います」と言いながら、言葉が詰まってしまい、目からは大粒の涙が。永野はそのまま「それをきっと皆さんが感じてくれると思います。今日ここに足を運んでくださった皆さんが帰るときには何故か何か肩の荷が降りるような気持ちになる作品ができたと思います」と思い入れと自信を見せていた。
2022年08月23日