『ノーカントリー』のイーサン・コーエン監督が妻トリシア・クックと共同で脚本・製作を手掛けた『ドライブアウェイ・ドールズ』から、日本版予告&ポスタービジュアル&場面写真が解禁となった。キャストには、今年度アカデミー賞4部門受賞の『哀れなるものたち』に出演するマーガレット・クアリー、MCU新作『Thunderbolts』(原題)への出演が報道され注目を集めるジェラルディン・ヴィスワナサン。ドラマシリーズ「マンダロリアン」「THE LAST OF US」に出演し、いまハリウッドで最もホットな俳優ペドロ・パスカル。今年度アカデミー賞作品賞含む7部門を受賞した『オッペンハイマー』にも出演のマット・デイモン、さらにマイリー・サイラスが特別出演を果たす。ガールフレンドと別れたレズビアンのジェイミー(マーガレット・クアリー)と、堅物で自分の殻を破れずにいるマリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン)。日々の生活に行き詰まりを感じる2人が、気分転換にアメリカ縦断ドライブに出発することから始まる予告映像。車の配送(=ドライブアウェイ)をしながら目的地のフロリダ州タラハシーへ向かうことにした2人は、配送会社で受付係のカーリー(ビル・キャンプ)から1台の車を手配してもらうが、運転中のアクシデントがきっかけで、車のトランクの中に謎のスーツケースを発見。中身を確認すると、なんと信じられない“ブツ”が入っていた…!さらに、謎のスーツケースを取り戻そうとするギャングたち(コールマン・ドミンゴ、ジョーイ・スロトニック、C・J・ウィルソン)たちに追われ、ジェイミーの元カノで警察官のスーキー(ビーニー・フェルドスタイン)、物語のキーパーソンとなるゲイリー・チャネル上院議員(マット・デイモン)らを巻き込み、事態は思わぬ方向へ!?コーエン監督と豪華キャストによる終始パワフルで遊び心がたっぷり詰まった、魅力溢れる映像に仕上がった。また、併せて解禁となったポスタービジュアルは、謎のスーツケースを巡り入り乱れる人間模様と波乱の展開を匂わせるポップなもの。ハリウッドを代表する豪華キャスト陣の競演にも期待が高まるが、クセ強なキャラクターたちが勢揃いした場面写真8点も解禁されている。『ドライブアウェイ・ドールズ』は6月7日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ドライブアウェイ・ドールズ 2024年6月7日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2023 Focus Features. LLC.
2024年03月26日映画『ドライブアウェイ・ドールズ』の日本版予告とポスタービジュアル、場面写真が公開された。『ドライブアウェイ・ドールズ』は、アカデミー賞作品賞&監督賞を受賞した『ノーカントリー』のイーサン・コーエン監督による最新作。長年、兄ジョエルと一緒に“コーエン兄弟”として数々の作品を手がけてきたイーサン・コーエンは、劇映画としては初となる単独監督を務める。そして今回は、妻のトリシア・クックと共同で脚本・製作を手がけた。公開された映像は、ガールフレンドと別れた自由奔放なジェイミー(マーガレット・クアリー)と、堅物で自分の殻を破れずにいる友人マリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン)が、気分転換にアメリカ縦断ドライブに出発することから始まる。車の配送(=ドライブアウェイ)をしながら目的地のフロリダ州タラハシーへ向かうことにしたふたりは、配送会社で受付係のカーリー(ビル・キャンプ)から1台の車を手配してもらうが、運転中のアクシデントがきっかけで、車のトランクの中に謎のスーツケースを発見。中身を確認すると、信じられない“ブツ”が入っていた。さらに、謎のスーツケースを取り戻そうとするギャング(コールマン・ドミンゴ、ジョーイ・スロトニック、C・J・ウィルソン)たちに追われ、ジェイミーの元カノで警察官のスーキー(ビーニー・フェルドスタイン)、物語のキーマン、ゲイリー・チャネル上院議員(マット・デイモン)らを巻き込み、事態は思わぬ方向へと進む。コーエン監督とキャストによる終始パワフルで遊び心がたっぷり詰まった、魅力あふれる内容となっている。併せて公開となったポスタービジュアルは、謎のスーツケースを巡り、入り乱れる人間模様と波乱の展開を匂わせるポップでハイテンションなビジュアルに仕上がっている。映画『ドライブアウェイ・ドールズ』日本版予告映像<作品情報>映画『ドライブアウェイ・ドールズ』6月7日(金) 公開公式サイト: Focus Features. LLC.
2024年03月26日『ノーカントリー』『ファーゴ』のイーサン・コーエン監督最新作『ドライブアウェイ・ドールズ』(原題:Drive-Away Dolls)が6月7日(金)より全国公開されることが決定。日本版特報が解禁された。日々の生活に行き詰まりを感じるジェイミー(マーガレット・クアリー)とマリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン)は、車の配送【=ドライブアウェイ】をしながらドライブ旅行に出かける。だが、謎のスーツケースを巡ってギャングに追われることに!女二人旅のはずが予測不能なアメリカ縦断ドライブへ…はたして、ジェイミーとマリアンの運命は?イーサン・コーエン初となる単独監督を務めた本作。妻のトリシア・クックと共同で脚本・製作を手掛けた注目作だ。キャストには、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で注目を浴びたマーガレット・クアリーやジェラルディン・ヴィスワナサンのほか、ドラマシリーズ「マンダロリアン」「THE LAST OF US」に出演し注目を集めるペドロ・パスカルや、マット・デイモン、さらに映画出演が久しいマイリー・サイラスが特別出演。コーエンとクックが「お互いにアイデアを言い合いながら作り上げた」と話す物語が、個性豊かな俳優陣によってさらなるユーモアを生み出している。この度解禁となった特報では、女二人の旅で気分転換しようとする主人公らの気持ちとは裏腹に、トラブルに巻き込まれ、クセの強いキャラクターたちから逃走する様子が映し出される。コーエン監督の遊び心もたっぷりで、破天荒なガールズムービーを予感させる映像となっている。『ドライブアウェイ・ドールズ』は6月7日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ドライブアウェイ・ドールズ 2024年6月7日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2023 Focus Features. LLC.
2024年02月21日ミュージカル『ガイズ&ドールズ』が6月9日、東京・帝国劇場で開幕。初回上演を前に、天才ギャンブラーのスカイを演じる井上芳雄をはじめ、明日海りお、浦井健治、望海風斗、来日中の演出家マイケル・アーデンが取材に応じ、抱負を語った。1950年のブロードウェイ初演を皮切りに、1200回のロングラン公演を記録し、トニー賞にも多数輝いた人気コメディミュージカル。育ちも環境も性格も正反対のギャンブラー・スカイと堅物の救世軍軍曹・サラ(明日海)。ギャンブラーたちの仕切り役・ネイサン(浦井)と人気ショーダンサーのアデレイド(望海)。30年代のニューヨークを舞台に、2組のカップルが誤解とすれ違いに翻ろうされる。「参加できて幸せだなと思える作品で、もしこれが最後(の舞台)でも満足だなと思える。まだ、引退はしませんけど(笑)」と強い手応えを示す井上は、「こうやってアメリカからマイケルをお迎えして、新しい『ガイズ&ドールズ』を作れるのは、非常に貴重な経験。コメディミュージカルですが、そこにいろんな人間が生きているドラマになっている」とアピールした。元宝塚歌劇団花組トップである明日海は「ワクワクする世界観に自分も生きている。まるで魔法にかかったような幸せを感じている」と満面の笑み。明日海、そして元宝塚歌劇団雪組トップの望海は、井上にとっては、妹の初輝よしやと“同期”という間柄で「妹いわくふたりとも真面目で努力家。気持ちとして兄なのか、親なのか(笑)。おふたりとも素晴らしい女優さんになられた」と話していた。ネイサン役の浦井は「このカンパニーならではの2022年版『ガイズ&ドールズ』がようやく船出するので幸せな気持ち」としみじみ。「何より井上芳雄さんのスカイが、空に届くほどかっこいい」と褒めたたえ、「そういう台詞があるんだよね。そればっかり言っている」(井上)、「はい、台詞の反復です!」(浦井)と息の合ったコンビネーションも披露。また、「スカイとサラが『ロミジュリ』のような真実の愛なので、僕としては、アデレイドを演じる望海さんとどれだけふざけられるか(笑)。楽しみながら、作品のスパイスになれれば」と意気込みんだ。望海は「この数年は我慢することことも多く、最近も心痛むニュースが多いですが、こうして明るい作品をマイケルさんと一緒にみんなで作れて、お客様を迎えられるのが、どれだけ幸せか」と感無量の面持ち。明日海との共演シーンについては「(宝塚)音楽学校に戻ったような、懐かしい感覚がある」と話していた。演出のアーデンは、『春のめざめ』『アイランド』のリバイバル公演でトニー賞候補に挙がり、ブロードウェイ史上初めて35歳以下で2度のノミネートを果たした、注目の若手演出家。「70年以上前に書かれた戯曲ですが、描かれる人間模様は、歳月を経ても変わっていない。そういう部分をお見せしたいし、譲り合い、寄り添いながら変化する登場人物のドラマは、昨今の世界が学ぶべきこと」と語り、日本人キャストに対しては「仕事に対する美学、哲学、誠意を感じる。それは日本の文化全体にも通じるものがある」。さらに「完ぺきさを目指すのではなく、自分らしさを出すことにチャレンジしてほしい。観客は俳優の欠点やもがく姿も含めて、見たいと思っているのですから」とエールを送った。取材・文・写真=内田涼【公演情報】ミュージカル『ガイズ&ドールズ』演出:マイケル・アーデン出演:井上芳雄、明日海りお、浦井健治、望海風斗製作:東宝【東京公演】2022年6月9日(木)~7月9日(土)会場:帝国劇場【福岡公演】2022年7月16日(土)~29日(金)会場:博多座
2022年06月10日1950年にブロードウェイで初演されて以来、日本でも宝塚歌劇団などによりたびたび上演されてきた名作『ガイズ&ドールズ』。井上芳雄、明日海りお、浦井健治、望海風斗という当代きってのスターたちをタイトルロールに、そしてブロードウェイの新鋭マイケル・アーデンを演出に迎えた新バージョンが、6月9日より帝国劇場で上演されている。舞台は1936年のニューヨーク。超大物ギャンブラーのスカイ(井上)と超堅物な救世軍の軍曹サラ(明日海)、スカイのギャンブラー仲間ネイサン(浦井)とその14年にわたる婚約者アデレイド(望海)、二組のカップルの恋模様がにぎやかに展開される。現代とは男女観も結婚観も大きく異なる時代の、しかもギャンブルやキリスト教といった私たちには馴染みの薄い文化に彩られた物語。リバイバルの名手たるアーデンがさてどう料理するのかと思ったら、冒頭の演出からして洒落ていた。詳しくはネタバレになるので避けるが、野暮な説明や下手な力技で物語世界に引き込むのではなく、観客に「1936年のニューヨーク」を丸ごと飲み込ませるような作り。洒落た演出のあとには、帝劇の廻り舞台をダイナミックに活用したセットがその方向性を確立させていく。そんな中で登場人物たちが、もはや「生き生きとしている」を超えてしっかり根を張って「生きている」ため、私たちは多少意味の分からない用語が登場しようと、決して遠い物語と感じることなく彼らを愛することができるのだ。「生きている」筆頭はもちろん4人のスターたち。歌、ダンス、コミカルなやり取りで大いに沸かせつつ、揺れる恋心を繊細に描き出していく。加えて特筆すべきは、アンサンブルを含めた全員が「生きている」ことで、たとえば物語上特にフィーチャーされているわけではない洋服店のセットの中や路上でも、常に何らかのストーリーが進行していた。結果として浮かび上がるのは、男女観や結婚観がいかに移り変わろうと変わることのない、人間という存在のドラマ性。人が人に恋をしたり、大切に思ったり、巻き込んだり協力し合ったりすることはそれだけでドラマで、故にキャラクターが魅力的なドラマ作品はいつまでも色褪せないのだと実感させられた。最後に。キャラクターとして生きていた4人を評してこんなことを付け加えるのも失礼かもしれないが、待望の再共演となる井上と浦井、宝塚の同期である明日海と望海が同じ舞台に並び立つ様にはやはり胸躍るものがある。井上&浦井の似合いすぎる帝劇ゼロ番(センター)でのツーショット、ちょっとしたコスプレ(?)を含む七変化、明日海&望海が互いの恋の成就に向けて結託するナンバーは、なんだかんだ言っても必見!だ。取材・文:町田麻子
2022年06月09日ミュージカル『ガイズ&ドールズ』が、2022年6月に帝国劇場、7月に博多座で上演されることが決定した。本作は1950年にブロードウェイで初演されると同時に大評判となり1200回のロングラン公演を記録した人気ミュージカル。これまでトニー賞作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞など8部門受賞の栄誉に輝いている。育ちも環境も性格も正反対のギャンブラー・スカイと女軍曹・サラ。ギャンブラーたちの仕切り役・ネイサンと人気ショーダンサー・アデレイド。2組のカップルが物語の中心となる。天才ギャンブラーのスカイを演じるのは、ミュージカル界で名実共にトップランナーの井上芳雄。お堅い救世軍軍曹サラは、元宝塚歌劇団花組トップで舞台・映像と話題作に次々と出演し目覚ましい活躍を続ける明日海りおが演じる。スカイのギャンブル仲間ネイサンは、読売演劇賞最優秀男優賞受賞をはじめ確かな実力が評価され難役に次々と挑む浦井健治が、ネイサンの婚約者である踊り子のアデレイドは元宝塚歌劇団雪組トップで華のあるビジュアルと歌唱力を誇る望海風斗が演じる。演出は、『春のめざめ』、『アイランド』のリバイバル公演でトニー賞候補に挙がり、ブロードウェイ史上初めて35歳以下で2度のノミネートを果たした、ブロードウェイで今最も注目を集める若手演出家であるマイケル・アーデンが担う。アーデンは『メリリー・ウィー・ロール・アロング』『メイビー・ハッピー・エンディング』などを手掛けるほか、ブロードウェイで俳優としても活躍しており、最新演出作である本作への期待が高まる。情報発表に合わせて、井上、明日海、浦井、望海、アーデンより、コメントが寄せられている。【井上芳雄】中学生の時に初めてブロードウェイに行って見たミュージカルの一つが、『ガイズ&ドールズ』でした。本当に楽しくて、“これがミュージカル・コメディなんだ!”という醍醐味を味わえる名作です。スカイは二枚目であると同時に、時折り垣間見せるユーモラスな部分とのギャップが面白い役。いろんな面が見せられるスカイになればいいなと思います。浦井(健治)くんの事はよく知っていますが、帝劇で共演するのは『二都物語』以来です。普段やっている役とはまた違ったコミカルな役柄なので新しい浦井くんを見られるのではないでしょうか。明日海りおさんと望海風斗さんは素晴らしい女優さんであることは勿論ですが、実はお2人とも僕の妹と宝塚歌劇団の同期です。“89期の兄”と自分で言っていて(笑)身内みたいな感覚でいるので、ちょっと照れるような気持ちもあります。まさかこうやって共演出来るとは思わなかったので、とても楽しみです。コロナ禍の中でどういう作品をお届けするのが良いのかと考えている中で、明るく笑える作品が求められているなと感じています。クラシックな名作がマイケル・アーデンの新しい演出でどう生まれ 変わるか、僕自身楽しみにしていますし、今までにない『ガイズ&ドールズ』になるだろうと、期待でいっぱいです!【明日海りお】宝塚歌劇の再演時に観劇して、胸躍るオーバーチュア、そしてスカイとギャンブラー達の最高にカ ッコいいナンバーに、釘付けになっていました。他にもハバナやナイトクラブなど、どのシーンも華やかで、これぞミュージカル!!を堪能していただける作品だと思います。私の演じるサラのキャラクターは、とにかく「はちゃめちゃに可愛い」です。初演の黒木瞳さんや、映美くららさんなど、演じられる女優さんが本当にチャーミングで。以前は男役という立場から見ていたということもあり、なおのことそう感じていたのだと思いますが、自身が演ずる役として、シンプルに台本や共演者の方々と向き合った時に、どのように印象が変わっていくのか、どういったアプローチをしていくのか……怖くもあり、楽しみでもあります。井上(芳雄)さんも浦井(健治)さんも今回初めてご一緒させていただきます。お二人とも、私がまだ新人だったころから、日本ミュージカル界のスターでいらっしゃいましたし、客席や映像で観させていただくのが主なので、今はまだ本当に実在されてるのかな?という気持ちです。一方、望海とはもう出会ってから20年の付き合いになります。舞台上でまた巡り会えることに感謝しつつ、どんどん頼っていこうと思います!新たな作品、役との出会いは、わたしにとっては「生きる場所」を与えてもらった様な、特別な喜びがあります。加えて、帝国劇場の舞台に立たせていただけるというのもとても楽しみです。はじめて挑戦する分野の割合が多い役ではありますが、私なりのサラを、心を込めて創っていけたらと思っております。【浦井健治】ネイサンは小悪党でギャンブル好きで騙されやすく、どうしようもない奴。でもどこか憎めない男。男性のずるさも含めて、あり得ないくらいカッコ良さを追及するスカイと、人間らしさのネイサン。その対比を出せたらと思います。(井上)芳雄さんとのミュージカル作品での共演は『二都物語』以来なのですが、ずっと先輩の背 中を見て、憧れながら、歩んできました。兄であり、同志であり、なかなか追いつけない背中。心から信頼しています。明日海りおさんとはまだ直接お会い出来ていないのですが、美しく整ったビジ ュアルと、その華やかさ、オーラ、カリスマ性に、トップスターであることの意味を、そのお姿から学ばせていただいています。芳雄さんとの化学反応を、僕も間近で魅せていただけるのかと、ワクワクしています!望海風斗さんは『ファントム』を観劇させていただいたことがあり、その歌声とお芝居にただただ圧倒され、感動し、自然と涙を流したのを覚えています。こうしてネイサン&アデレイ ドで組ませていただけること。大切に臨みます。ネイサンとアデレイドは長年連れ添った間柄ですので、自然と阿吽の呼吸のようなものを醸し出せるよう、努めます。このような素晴らしい名作に、まさか自分が参加させていただけることになるとは。本当に光栄に感じています。個人的には、『マイ・フェア・レディ』でお世話になった大地真央さんが大切にされていた作品であり、由緒ある作品。今、役者として、この作品に関わらさせていただくこと自体に、様々な巡り合せを感じます。ネイサン、大事に演じます!!【望海風斗】この『ガイズ&ドールズ』は宝塚で観て、作品の大ファンになりました。陽気でワクワクするナンバ ーと、スカイとサラ、ネイサンとアデレイドのそれぞれの恋の駆け引きや行方、そしてブロードウェイミュージカルならではの華やかさが大好きです。アデレイドは、見た目は派手ですが、一途で、家庭というものに憧れるチャーミングな女性なんです。今回一緒に出演させていただく井上(芳雄)さんは、宝塚在団中や卒業後の最初のコンサートでも、大変お世話になりました。大尊敬するお兄さんのような方です。明日海(りお)もとても頼りになる同期です。また同じ舞台に立てることが楽しみでなりません!浦井(健治)さんは舞台を拝見していて、とても人間味があって魅力的な方だと感じてます。素敵なキャストの皆様と、どのような化学反応を起こしていくのか、今からとても楽しみです。大好きな作品に出演させていただけること、心から嬉しく思っています。ブロードウェイの名作。そして個人的には久しぶりの陽気なミュージカル!そして何と言っても、初めての帝国劇場!!楽しみな事づくしです。この気持ちを大切に、作品と役に向き合っていきたいです。【演出:マイケル・アーデン】アメリカの傑作ミュージカル『ガイズ&ドールズ』の新たなプロダクションを東京の観客の皆様にお届けできることは光栄であり、このうえない喜びでもあります。新型コロナ禍の下、舞台内外のあらゆる人々の安全と健康を守るため、通常よりはるかに重い負担を抱えながらもエンターテインメントを提供し続けている東宝演劇部に心からの謝意を表します。このミュージカルの日本上演に向けて、私は最高のキャスト陣とともに、そして長年共同作業を行ってきた舞台美術デザイナーのデイン・ラフリー、振付家のエイマン・フォーリーとともに魅力的なプロダクションを新たにつくりあげることを楽しみにしております。『ガイズ&ドールズ』は完璧なミュージカルと長年呼ばれてきました。ご覧になった皆様は口ずさみやすく美しいナンバーの虜となり、二組の恋人たちを応援したくなるに違いありません。この作品は観客の皆様をニューヨークの街角へ、そして地下のサイコロ賭博場へ、さらにはキューバのハバナへのつかの間の旅へとお連れします。陽気で楽しくハッピーな舞台をお届けできることを楽しみにしております。■公演情報ミュージカル『ガイズ&ドールズ』演出:マイケル・アーデン出演:井上芳雄、明日海りお、浦井健治、望海風斗2022年6月帝国劇場 / 7月博多座製作:東宝2022年春チケット一般前売予定
2021年12月07日