「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーが、自閉症と診断されたことをインスタグラムで公表した。「この秋、自閉症であると非公式な診断を受けてから1年になります。先に自己診断し、後に正式に診断が下されました」と明かしている。診断を受けるまでの過程を「とても長く、欠陥のある一連の作業で、アップデートが必要だと私は思います」と指摘。「ショックではあったけれど、驚くことはなかったです」と自閉症であるとわかったときの心境もつづっている。現在49歳のウェントワースは「自閉症について、十分に知識があるわけではありません。(学ぶことがたくさんあります)。現在は、自分の理解を深めているところです。50年の人生経験を、新しいレンズを通して見直しています。時間がかかることでしょう」と前向きだ。しかし、自閉症という診断を受けたからといって自閉症コミュニティを代表するかのように「知識不足のまま大きな声を上げるようなことはしたくない」とも。「現在のところ、自分ができる範囲」として、自分より自閉症について知識豊富なクリエイターたちを紹介することなどを挙げている。「これは私が自分で変えられるものではありません…自閉症であることは、私自身の中核をなしている、なしていたというのをすぐに理解しました。いままで達成してきたことや発言してきたことの中核でもあったということも」と過去の自分とも向き合った。コメント欄には「13の理由」のブランドン・フリンからのハートマークや、ウェントワースと同様、大人になってから自閉症と診断されたという人たちからの共感メッセージ、サポートを表明する声などが寄せられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:プリズン・ブレイク [海外TVドラマ]
2021年07月28日『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフが主人公を演じる、前代未聞の脱獄計画に挑んだ男たちの実話スリラー『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』から日本版予告と追加画像が解禁となった。本作は、強い意志とスリルに満ちた脱獄劇であるだけではなく、抑圧された者たちの闘争であり、全ての人の平等を追求するために立ち上がった男たちの実話スリラー。ダニエル・ラドクリフが主演を務め、実在する政治脱獄犯ティム・ジェンキンを演じる。今回解禁された日本版予告では、本作の舞台となるアパルトヘイト下の南アフリカの当時の映像が冒頭に流れ、最高警備を誇るプレトリア刑務所からの脱獄を企てるラドクリフ演じるティムの姿が映し出される。反体制派の活動によりティムらは刑務所に送られると、看守長からは裏切り者として「白いマンデラ」と揶揄される。収監後すぐに脱獄の意志を示すティムに対し、イアン・ハート演じる同じ組織の長老デニスは、「脱獄は不可能」だと制する。しかし、木片の鍵を作って脱獄することを思いついたティムらが、看守らの厳しい監視の中、様々な道具を駆使して脱獄の準備を進めていく。「前代未聞」「自由と平等のために」というテロップ、「絶対に諦めない」というセリフからティムの脱獄への強い意志が感じられるとともに、緊迫感のある音楽から非常にスリリングな映画であることがうかがえる。また、政治脱獄犯を演じるラドクリフの髭をはやした端正なスーツ姿、白いランニング姿、シャワーシーン、設計図を書いて木鍵を作る知的な姿など、彼の様々な表情や新たな一面を見ることができるファン必見の映像に仕上がっている。予告と併せて場面写真も解禁。脱獄計画を練るティムの緊張感漂うカットが収められており、彼らがどのように脱獄を成功させるのか、本編への期待も高まる。『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』は9月18日(金)よりシネマート新宿、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プリズン・エスケープ脱出への10の鍵 2020年9月18日 シネマート新宿、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国公開© 2019 ESCAPE FP HOLDINGS PTY LTD, ESCAPE FROM PRETORIA LIMITED AND MEP CAPITAL, LP
2020年07月13日“世界で最も邪悪な心理学実験”として知られる、スタンフォード監獄実験を基に描く渡辺謙作監督映画『プリズン13』。この度、本作の追加キャストとして板野友美、前野朋哉、岩井拳士朗らの出演が明らかになった。女子大生のマリが、人気Vtuberソフィアの公開実験に参加することに。姉であるユマと義兄のコウキは、内容も良く知らぬまま彼女を送り出す。マリが実験現場に到着すると、そこには4メートル四方の巨大な監獄が。これから行われる実験は、12人の被験者を看守と囚人に分け、監獄生活を疑似体験させる監獄実験らしい。ソフィアは、そこで立場や役割によって人格が変化するかを確かめるという。7日間、この奇妙な部屋で看守になることになったマリ。しかし、実験は次第にエスカレートしていき、死者も…。公開実験に参加する女子大生・マリを演じる堀田真由に続き、今回新たに13名のキャストが発表。マリを救い出そうと奮闘する姉・ユマ役には、元「AKB48」の板野友美。ユマの夫・コウキ役に、朝ドラ「マッサン」「わろてんか」や、CM「au三太郎シリーズ」でもお馴染みの前野朋哉。また、元ヤンキーの囚人グレ役を元Popteenモデル・中島健、看守長ゲーテ役をモデルで俳優の岩井拳士朗、地下アイドルGUMI役を「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の矢野優花、お調子者の囚人ヤマネ役を「仮面ライダービルド」の芹澤興人、謎の男H役を「深夜食堂」などに出演する宇野祥平が演じる。そのほか、伊藤麻実子(カミヤマ役)、立石晴香(月曜役)、岡部尚(レンズ役)、宮下かな子(Jヨン役)、岡本智礼(M16役)、近野萌子(メソ役)が出演する。さらに、本作の主題歌も決定。オルタナティヴを基盤にした無国籍な都市の日常を切り取るシンガーソングライター・LEO今井による、本作のために書き下ろした最新曲「Fandom(Remix For A Film)」。7月24日(水)リリースのカバーEP「6 Japanese Covers」に収録される。<キャストコメント>1:台本を読んだときに抱いた感情とその理由2:もし、自分がこの監獄実験に参加することになったら、看守と囚人どちらの役が嫌?その役になってしまったら自分はどうなる…?●堀田真由1:人間は理性を抑えて最良の判断を取る事が出来ると思っていましたが、それがいとも簡単に壊れてしまう怖さを感じました。2:私は閉鎖された狭い空間があまり得意ではないのと、精神的に追い込まれる期間に美味しいご飯も頂けないので囚人にはなりたくないです。●板野友美1:妹への愛があって、結婚していて、でも男っぽくて、不良に見えないように、でも、可愛らしさもあり、、、ちょっと演じるのが難しい役だなと思いました(笑)2:実際に現実に行われることになったら、命令することに耐えられなくなり囚人のほうがいいと思うのかもしれないです。でも私は、優しい平等な看守になりたいです(笑)●前野朋哉1:個性ありまくりの出演者がどう芝居するのか想像してニヤニヤしました。4年ぶりの渡辺監督の演出が楽しみで、早く現場に行きたくなりました!2:断然、看守です。M気質ですので、見張りつづけるのはつまらないかもしれません。見張っていただき、マジで堀田さんに怒られたいです。●中島健1:周りのキャストの方々とは空き時間や現場では深く関わりたくないなぁと思いました。役柄的に基本、途中まで誰とも連まない1匹狼的存在だったので。本当は仲良くしたいと思ってました!!!笑2:看守。自分の事以外の囚人の見張りも怠りそうですし囚人の為に働く事に嫌気がさして途中から腹が立ってしまいそうです。笑●岩井拳士朗1:最初に思ったのが、「面白そう!だけど、どうなるんだろう!?」。台本を読んで流れは把握しましたが、実際どうなるのか現場に入らないとわからないという緊張感と高揚感がありました。2:撮影を終えた自分からすると、どっちも嫌です。笑嫌だけど、囚人にもなってみたいです。自尊心は崩壊するでしょうね。反抗するが叩きのめされて、最終的に従順な下僕になると思います。●矢野優花1:看守と囚人という役割を与えられ、一つの空間で過ごす中で剥き出しになっていく人間の狂気的部分や真意がとても面白くて、根底にある不気味さといい、何だかゾクゾクする作品だと思いました。またGUMIという役は自分の中でチャレンジすることが多くて、どう演じようか、そういった意味では凄くわくわくしました。2:自分がやるとしたら囚人がいいかなと思います。看守の方が自分でも気付いていなかった、自分の嫌な部分を見てしまいそうなので。それって結構怖いことだと感じます。●芹澤興人1:ヤマネの人間臭い魅力に、演じる上で自分が負けるかもしれないという恐怖を感じました。監督を信じて率先して恥をかきに行こうと覚悟しました。2:看守は嫌です。人を監視するのを仕事としてやらなきゃいけないのは苦痛を感じると思います。別途特別手当を支給してくれるなら考えます。●宇野祥平1:まず渡辺監督の映画に久しぶりに参加できる喜びがありました。2:どちらになっても嫌なので、後は運試しにしたいです(笑)●伊藤麻実子1:先ず、読み始めの段階で、自分が看守だとわかった時点で安堵している自分に気づいた。人は潜在意識の中で既に優劣をつけているものなのだな…と思った。2:看守。囚人達への好き嫌いが分かれているくせに、囚人皆に偽善で普通に対応しようとしながらも、其の実、心の中では見下す感覚になるであろう自分が気味悪い。●立石晴香1:「人って怖いな」と思いました。環境でこうも変わってしまう。環境がそうさせているのかそれぞれの中に元からあるものが拡張されているのか考えさせられました。2:看守が嫌です。人に命令はもちろん、理不尽なことがとても嫌いなので、囚人だけど自分と何も変わらない立場の人に何かを命令するなんて耐えられないと思います。●岡部尚1:ホストの役という事で、うわぁ大丈夫かなぁ俺…というのが正直な感情です。自分とは違う世界の人間と思っていたので。だからこそ楽しみでもありました。2:囚人が嫌です。手錠も足かせも、痛いし惨めな気持ちになるので、もう嫌です。実際にやる羽目になったら、事なかれ主義を貫いて一日中瞑想するでしょう。●宮下かな子1:人は、ここまで人格が変わるのだろうかと疑問を抱きながらも、心に隠し持つ狂気的な部分が徐々に頭角を現してくる過程に、恐怖を感じました。2:私自身、人に命令することが苦手なので、看守役にはなりたくないです。もし看守になり、誰かを傷つけるようなことが行われる場合、耐えられず辞退すると思います。●岡本智礼1:普段の生活からスマホで動画サイトを見ることが多かったので、今回、M16という役でこのような企画に参加できる作品に出会えて非常に楽しみでワクワクしました。2:囚人です。自分は環境にのまれやすい性格だと思っているので囚人になったら何も抵抗せず、ただひたすらに弱い人間になりそうだからです。●近野萌子1:対等だったはずの関係が、どんどん崩れていく。台本を読んだだけで「人はこうも変わってしまうのか」と、恐怖をかき立てられました。2:囚人役です。私がなってしまったら、食べ物だけは美味しいものを看守とシェアできないかと、一度提案したいです。あとは、百万円のために耐えます!『プリズン13』は8月30日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2019年06月28日今年春、8年ぶりにテレビに帰ってきた「プリズン・ブレイク」が、さらなるシーズンの製作に向けて調整中のようだ。同作でリンカーン役を演じているドミニク・パーセルが、インスタグラムに「PRISON BREAK」のロゴ写真と「#プリズンブレイク6。準備中」というシンプルなメッセージで報告した。製作・放送のFOXから正式なコメントは出ていない。主演のウェントワース・ミラーも「出演する」との発表はしていないが、先日、数年に渡って出演していた「レジェンド・オブ・トゥモロー」、「THE FLASH/フラッシュ」を降板することが決定し、スケジュールには余裕がありそうだ。「レジェンド・オブ・トゥモロー」、「THE FLASH/フラッシュ」に「プリズン・ブレイク」と同じくドミニクとともに兄弟役で出演したことで「プリズン・ブレイク」を復活させたいと願い実現した2人。ドミニクは4月に「Digital Spy」に「何年だってやりたい」と番組への愛を語り、ウェントワースは10月にシーズン6の独自の構想をSNSで発表。しかし、クリエイターのポール・シェアリングはシーズン5ですべて終わったという考えで、「ぼくはこれ以上、このチームでまた物語を作り出すことはできない」と新シーズンに否定的だった。果たしてシーズン6のクリエイターにポールは続投か…?(Hiromi Kaku)■関連作品:プリズン・ブレイク [海外TVドラマ]
2017年12月15日エズラ・ミラーが主演を務め、1971年に実際に行われた“世界一悪名高い”心理実験「スタンフォード監獄実験」を映画化した衝撃作『プリズン・エクスぺリメント』。サンダンス映画祭で3冠を獲得した本作から、予告編とともにポスター&場面カットが一挙に解禁となった。1971年8月――。スタンフォード大学心理学部のジンバルドー教授(ビリー・クラダップ)は、夏休みの校舎を利用してとある実験を始めた。被験者として募集された男子学生を、9名の看守と9名の囚人グループに分け、刑務所生活を再現、“役割”が人にどのように影響するかを調べるというものだった。“看守は囚人に暴力を振るわない”など、いくつかの条件の下、実験は始まった。囚人番号8612となったダニエル(エズラ・ミラー)は刑務所に収監されるが、反抗的な態度から看守役の屈辱的な命令がエスカレートし、ついには禁止されているはずの暴力にまで発展する。しかし、監視カメラで様子をみているジンバルドー教授はスタッフの制止もきかず、実験の続行を命令。その一方、ダニエルはひとり、気が狂ったふりをして脱出し、皆を助けに戻ると約束するが…。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』や『ジャスティス・リーグ』の注目俳優エズラが主演を務める本作。『ハート・ロッカー』でアカデミー賞を受賞した仕掛け人ブライアン・ジェラティが、1971年にアメリカ・スタンフォード大学で実際に行われた心理実験を、2001年のドイツ映画『es/エス』、2010年のアメリカ映画『エクスペリメント』に続いて映画化した。その心理実験とは、健康な男子大学生を囚人役と看守役に分け、“立場”や“役割”が人に与える影響を調べるもの。期間は当初、14日間の予定だったが、実験が開始するや否や暴力が蔓延し、学生たちの精神を破壊、わずか5日で幕を閉じたとされる。本作では、原作となった心理学書「ルシファー・エフェクト」を忠実に映像化。“命令”の名のもとに、普通の人間がいとも簡単に残忍になり、人格破壊をしていくかをあぶり出し、サンダンス映画祭ほか世界中の映画賞で絶賛を受けた。エズラが主人公のダニエルを熱演し、心理学教授役を『ウォッチメン』『20センチュリー・ウーマン』などのビリー・クラダップが務めるほか、『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』「13の理由」のマイルズ・ハイザー、『ウォールフラワー』「ガールボス」のジョニー・シモンズ、スピルバーグ監督作『Ready Player One』(原題)や『X-MEN:アポカリプス』のタイ・シェリダン、『キングコング:髑髏島の巨神』のトーマス・マン、『JUNO/ジュノ』『ジャッジ・ドレッド』のオリヴィア・サールビーなど、若手キャストたちが集結。まずは、“人間が壊れる”その過程を、この予告編から確かめてみて。『プリズン・エクスぺリメント』は7月19日(水)より新宿シネマカリテにて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月03日海外ドラマ史上最強の脱獄劇と言われる「プリズン・ブレイク」の最新シーズン「プリズン・ブレイク」シーズン5が、映像配信サービス「dTV」にて日本最速リアルタイム配信されることが決定した。「プリズン・ブレイク」といえば、「24 -TWENTY FOUR-」シリーズや「LOST」シリーズと並び、“三大海外ドラマ”のひとつとして日本で根強い人気を博す海外ドラマの金字塔。2005年8月にアメリカでシーズン1の放送がスタートし、シーズン4で一度は最終章を迎えた本作が、今回8年の歳月を経て復活!最新作には、当時のオリジナルキャストが再集結することが決まっており、海外ドラマファンの期待が一層高まっている。この度、dTVではCS放送「FOXチャンネル」で放送されると同時刻の4月10日(月)21時より日本最速リアルタイム配信することを決定。またdTVでは「プリズン・ブレイク」のシーズン1から4まで、過去全シーズンを見放題で一挙配信中だ。最新作を観る前にもう一度見直すも良し、そして「プリズン・ブレイク」をまだ観たことない人はいまがチャンス。ぜひこの機会に「プリズン・ブレイク」を見てみては?「プリズン・ブレイク」シーズン5は4月10日(月)21時~dTV FOXチャンネルにてリアルタイム配信スタート。※初回配信翌日から20日間見逃し配信「プリズン・ブレイク」シーズン1~4はdTVにて配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:プリズン・ブレイク [海外TVドラマ]
2017年04月07日大ヒットTVドラマ『プリズン・ブレイク』の製作総指揮・脚本を手がけたポール・シェアリングが脚本・監督を務める映画『エクスペリメント』の予告編動画が公開された。その他の写真『エクスペリメント』は、ドイツ映画『es[エス]』のモチーフにもなった実在の出来事“スタンフォード大学監獄実験”を基に描いた作品で、24人の男たちを看守役と囚人役に分けそれぞれの役割で振舞うことを条件に行われた実験の行方を描いた心理スリラー。14日間の予定で始まった実験はなぜ6日間で中止されたのか? 人間の本質が浮きぼりになる衝撃のドラマを描くという。予告編では、『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディ演じるトラヴィスと、『ラストキング・オブ・スコットランド』のフォレスト・ウィテカー演じるバリスらが実験に参加する場面で幕を開け、単なる“実験上の役割”のはずなのに分けられたグループ同士の間に緊迫感が高まっていく様子が描かれている。『プリズン・ブレイク』シリーズでは、次々と危機的状況を仕掛けて観客をスリリングな空間に導いたシェアリング監督は、本作では実在の実験結果に数々の劇的なアイデアを投入し、より緊迫のあるドラマを生み出しているという。『エクスペリメント』12月4日(土) ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー(C)2010Experiment Film Holdings LLC.All Rights Reserved.
2010年11月08日「プリズン・ブレイク」現場取材レポ最終回は、もちろんマイケル・スコフィールドことウェントワース・ミラーに接近!昨年12月には日本を訪れているウェントワースですから、空港に駆けつけたみなさんをはじめ、すでに彼の人柄に触れている方々も多いと思います。…しかし!撮影真っ只中のウェントワースは主役だけあって現場を離れることができず、なかなかインタビューに応じられない状態。そして、ついに夜もどっぷり更け、撮影終了の時間を迎えてしまいました。となると、1日の撮影も終わったことだし、一刻も早く帰宅したいのでは?という私たちの心配をよそに、いつもの優しげな笑顔を浮かべながらウェントワースが颯爽と登場。「お待たせして、本当に申し訳ないね」と温かい謝罪の言葉を口にしながら、たっぷりインタビューに答えてくれました。シーズン1で一気にブレイクし、いまや国民的スターとなったウェントワース。そんな彼だからこそ、ファイナル・シーズンに寄せる思いもひとしおのようです。「マイケルは自分たち兄弟を陥れた組織との対決を迎えるのだけれど、その一方で過去の行いに責任を感じ始めるんだ。彼らに関わった人々が、たくさん命を落としてきたからね。マイケルのしたことは正当化されるのか?彼自身にハッピーエンドは許されるのか?彼はサラの愛にふさわしい男なのか?そんな苦しみを抱えるマイケルの心の旅に注目してほしいな」。苦悩のヒーロー、マイケルと長く向き合うことで、ウェントワース自身も心の旅を繰り広げてきた様子。現在の自分の立場については、こう語ってくれました。「マイケル・スコフィールドを演じてきたことで、人間として、俳優として、僕自身にも大きな期待を寄せられているのは理解しているつもり。それをプレッシャーに感じることもあるけれど、プレッシャーを感じる状況にいられること自体がラッキーだと考えているんだ。僕は4年の間、来る日も来る日も撮影に取り組み、俳優として多くを学び、以前よりも豊かな生活を送れるようになった。それに、子供たちは僕をヒーローだと思ってくれている。幼い子が『プリズン・ブレイク』を観ることに問題がある気もするけれど(笑)、とにかく彼らに尊敬される存在でありたい。たとえ辛いことがあったとしても、文句や愚痴なんて言ってられないよ」。最後に、日本のファンに向けてのメッセージをお願いすると、「みなさんの応援は、僕はもちろん、『プリズン・ブレイク』の関係者にとって本当にかけがえのないもの。ファイナル・シーズンはきっと最高のシーズンのひとつになると思います。謎だらけの展開に辛抱強くついてきてくれた方、ついに報われるときが来ましたよ!」と穏やかな口調の中にユーモアを滲ませたウェントワース。泣いても笑っても、これが本当のファイナル・シーズン!マイケルの、そしてウェントワースの“旅”を最後まで楽しみましょう。(text:Hikaru Watanabe)「プリズン・ブレイクファイナル・シーズン」<レンタル>・Vol.1〜6絶賛レンタル中※Vol.7、89月2日(水)レンタル開始予定「プリズン・ブレイクファイナル・シーズンDVDコレクターズBOX1」(6枚組・全11話)絶賛発売中価格:10,290円(税込)発売元・販売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン© 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:プリズン・ブレイク [海外TVドラマ]■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.106「プリズン・ブレイク」兄リンカーンが登場!シネマカフェ的海外ドラマvol.105「プリズン・ブレイク」重要シーンを直撃!シネマカフェ的海外ドラマvol.103「プリズン・ブレイク」の美女復活のウラ話シネマカフェ的海外ドラマvol.102「プリズン・ブレイク」の“問題児”登場!シネマカフェ的海外ドラマvol.101「プリズン・ブレイク」最後の現場潜入!
2009年06月11日