ポストシーズンまで残り3試合。『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』ディビジョン1は今週のバイウィークを経て、最終盤へ突入する。選手は頭と体をリフレッシュし、コーチは手応えと課題を整理し、ラストスパートに臨むのだ。2年目の戦いはよりハイレベルかつ拮抗した試合が増えているが、そんな中王者埼玉ワイルドナイツの強さは揺るがない。今季13戦13勝で首位を独走、唯一の無敗で『NTTリーグワン2022-23』プレーオフトーナメント出場を決めたのだ。リーグ最多得点のクボタスピアーズ船橋・東京ベイがデカくて強いFW陣を押し出し、後半勝負を仕掛けられても、2年連続ファイナルで対戦している東京サンゴリアスが試合開始からエンジン全開で攻め倒しても、埼玉WKは跳ね返した。3月4日の第10節、S東京ベイにひとつもトライを与えず、SO山沢拓也が2トライ3コンバージョンキック2ペナルティゴール1ドロップゴールのフルハウスで25得点を叩き出す大暴れで30-15の勝利を飾ると、翌週の第11節はハイテンションの東京SGに前半3-17と点差を付けられるも、53分から7分間で怒涛の3連続トライで一気に逆転すると最終的には41-29と突き放したのだった。S東京ベイ戦後、HO坂手淳史主将が「チームの価値はディフェンスに見えると思う。ゲインを切られた局面、トライに迫られたシーンがあったが、スクランブルディフェンスで、プライドを見せることができた。ディフェンスに関して、誇りに思う」と胸を張れば、東京SG戦後のロビー・ディーンズ監督は「歴史的な2チームで特別な試合ができた。選手たちがハードワークしたからこその結果。ハードワークし続けなければならない苦しい展開を耐え、勝機を逃さなかった。プレッシャーに対して果敢に立ち向かったので、その点が非常にうれしい」と選手を称えた。松島幸太朗(東京サンゴアリス) (c)F.SANO一方敗戦後のライバルたちは、CTB立川理道主将(S東京ベイ)が「ゴール前までしぶとくディフェンスされた。ただ崩し切れたところもあるので、あとは本当に最後のところ。次は勝ちます。年々、ワイルドナイツに対してチームでチャレンジできるようになってきている。現実を受け止めて、これからもいい準備をしていきたい」と前を向き、FB松島幸太朗(東京SG)も「僕は全然ネガティブになっていないし、全然やれていたし、これをどう今後につなげていくか、そこだけ。今日みたいなアグレッシブラグビーを毎試合やること。その中でスペースにキックするか、FWを前に出すか、BKが考える。ディフェンスは前半すごく良かったので、80分やれる体力を考えながら試合をやりたい」とポジティブな言葉を発したが、埼玉WKとのわずかな差を埋めるのは困難極まりない。他チームが敗戦や引き分けから教訓を得ているのに対し、埼玉WKは勝ち続けながら反省をしているのだ。しかも他チームが包囲網を敷いても、徹底解剖してきても、ラストワンプレーでビハインドを背負っていても、勝ち続けている。昨季の不戦勝を除いて、じつに45試合負けなしである。正直、埼玉WKが負ける姿が想像つかない。前節も本来の力を取り戻しつつあるトヨタヴェルブリッツ相手に2枚のイエローカードを受ける苦しい戦いを強いられたが、見事なゲームコントロールで主導権を渡さずに19-10でノーサイドの笛を聴いた。数的不利の51分にピッチに入ったHO堀江翔太は浮足立つチームに落ち着きをもたらした。当人は「やることを、やっていこうと。トライラインを背負う状況でも、やってきたことを出そうと。あの感じやと、ペナルティさえ気を付ければ、取られない。モールさえ止めてしまえば何とかなると思っていた」と振り返った。坂手淳史(埼玉ワイルドナイツ) (c)F.SANO会見の席でプレーオフ進出決定の感想を質問された坂手主将は「今知りました。忘れていました。すごくうれしいし、13個勝ちを並べることができたことはチームの実力だと思う。しんどい試合ももちろんあったし、今日もどちらが勝つかわからない時間帯が長く続き、それでも勝ち切れたというのは、チームの成長と手応えを感じている。ただ、プレーオフに向けて、まだ試合数もあるし、その試合でもう1回成長して、プレーオフで戦っていけるように、ここから3試合がすごく大事だと思う。ロビーさんが言っていたように相手は失うものがない状態で僕たちに戦いを挑んでくると思う。僕たちもそこに立ち向かって、一つひとつの試合に勝って、全勝で上に行きたいと思います」と決意を新たにした。もちろん、11勝1分1敗・勝点の51の2位S東京ベイ、10勝3敗・勝点47の3位東京SGもプレーオフトーナメントでのリベンジを諦めたりしない。8勝2分3敗・勝点43の4位横浜キヤノンイーグルスも打倒ワイルドナイツへ虎視眈々。第6節ではサインプレーもズバリ、土壇場で逆転負けを喫したが、19-21と最後まで王者を苦しめた。8勝5敗・勝点39の5位東芝ブレイブルーパス東京は最終節・埼玉WKに、開幕戦で19-22の逆転負けを喫した借りを返し、逆転プレーオフ出場のシナリオを書いていることだろう。中位争いはし烈を極める。6位ブラックラムズ東京から10位三菱重工相模原ダイナボアーズまで勝点5でひしめく。6位BR東京から9位コベルコ神戸スティーラーズはわずか勝点1差しかない。BR東京は3連勝の後、悔しい2連敗を喫した。BR東京は前節・BL東京戦で78分のFBマット・マッガーンのPGが外れて10-12と白星が指先からするりとこぼれ落ちた。それでもピーター・ヒューワットHCは「自分たちのチームをとても誇りに思う。今日の試合ではほぼファーストプレーで12番が倒れてしまった。そんな状況の中でも選手たちが80分間でしっかりと出し切ってくれた。先週は10%足りていないと言ったが、それに対して選手たちがチャレンジし、リアクションをしてくれた。すごく誇りに思う」と強調した。開幕5試合未勝利とつまずいた7位静岡BRは第12節・BR東京戦19-15、第13節・相模原DB戦30-20と連勝し、ここにきて上げ潮にある。堀川隆延HCはBR東京戦で確かな手応えを感じていた。試合後「本当に今日は素晴らしい勝利を見せてくれた。静岡ブルーレヴズらしい戦い方、ディフェンスで粘ってセットピースでプレッシャーを掛ける。そういう我慢の80分間だったと思うが、本当に選手が素晴らしいパフォーマンスを出してくれた。80分間を15人で戦うのは本当に珍しいかもしれないが、15人のフィールドのパフォーマンスを見ていて選手交代をする必要がないという判断の下、80分間プレーしてもらった。フィジカルのあるリコーに対して、局面局面でしっかりとブレイクダウンでファイトし、アライブして戦ってくれた選手を誇りに思う」と笑顔を見せた。姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ) (c)JRLO8位トヨタVもNo8姫野和樹共同主将が前面に立ってから調子を取り戻している。埼玉WK戦の後、姫野は改めて「リーダーであるべき人間が、リーダーシップを取るということが大事だなと。若い世代の選手を育てていかなければいけない中で、僕も少し澄ましていたが、やっぱりトヨタヴェルブリッツというチームは、僕が前面に出てパッションを出してやっていくことをしないと、奮い立たないというのはすごく感じた。僕のリーダーシップを見せることで、周りの人間にいい影響を与えていくことがチームにとって必要だと感じている」と説明した。アタッキングマインドを発揮したゲームとディフェンスが崩れた時のゲームの波が激しい神戸S、開幕5戦で3勝1分1敗とスタートダッシュに成功した相模原DBも残り3試合、好転のキッカケをつかもうとしている。まずは入替戦圏内からの脱出がマストだ。2勝11敗の11位グリーンロケッツ東葛、13戦全敗の最下位に沈む花園近鉄ライナーズもこのままでは終わられない。D1初勝利を目指す花園Lはもちろん、GR東葛も『NTTリーグワン2022-23』D1・D2入替戦を前にひとつでも白星を重ねていきたいところだろう。それぞれのチームがそれぞれのゴールに向けて、ラスト3連戦となる『NTTリーグワン2022-23』第14節は4月7日(金)・東京SG×神戸S・秩父宮ラグビー場、4月8日(土)・S東京ベイ×花園L・江戸川区陸上競技場、トヨタV×相模原DB・岐阜メモリアルセンター長良川競技場、埼玉WK×BR東京・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場、静岡BR×BL東京・エコパスタジアム、4月9日(日)・GR東葛×横浜E・柏の葉公園総合競技場がラインナップ。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)リーグワン特設ページジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ウェブ版
2023年03月29日1993年の開幕から今年で30周年。激闘を繰り広げたカタール・ワールドカップの余韻が残る中で、Jリーグが節目のシーズンを迎える。30周年を迎えたJリーグ。次のW杯で新しい景色を見るのは誰だ。近年、日本代表の大多数が欧州組となっているが、彼らはJリーグで成長した選手たち。カタールで活躍したメンバーも前回W杯当時は多くの選手が国内でプレーしていた。日本代表と並行してJリーグをチェックしておけば、よりサッカーを楽しめるはず。何より今季のJリーグは世界を経験してきた選手、これから世界へ飛び出そうとする若武者がそろうなど、見どころにあふれている。まず他カードより先駆けて2月17日に行われる“金J”では、カタールW杯に多数の代表選手を送り込んだ川崎Fが前年度王者の横浜FMを迎え撃つ。川崎Fで最注目はピッチを縦横無尽に動き回る橘田健人。新キャプテンに任命され、日本代表入りの呼び声も高い。翌18日にはカタールW杯で主力として日本代表をけん引した長友佑都(FC東京)と酒井宏樹(浦和)が直接対決。いきなりW杯組が激突する「ブラボー!」なカードが組まれている。ワールドクラスの選手という意味では、契約最終年になりそうなアンドレス・イニエスタ(神戸)に注目したい。希代のファンタジスタがJのピッチで放つ輝きは必見。チュニジア代表FWイッサム・ジェバリ(G大阪)、韓国代表GKソン・ボムグン(湘南)というカタールW杯メンバーも新たにJクラブへ移籍し、ヨーロッパで長年プレーしていた元日本代表MF香川真司のC大阪復帰も正式に発表された。経験豊富な選手たちの競演は見逃せない。また、今季はアンダー世代の代表が本格化。U17とU20アジアカップは各年代のW杯予選を兼ねて実施され、シーズン終了後にはパリ五輪予選も行われる。Jのピッチで放つ輝きが世界につながることは先輩たちが証明しており、若手の台頭はチェックしておきたいところだ。国内リーグのレベルアップが日本代表を強くする。そして選手たちの切磋琢磨、意識向上がJリーグを、そして日本サッカーを次なるステップへと導いていくはずだ。数々の名選手たちが歴史を紡いできたJリーグ。30年という歴史の積み重ねを感じながら、名手たちのプレーとともに新しい景色を目指す新世代の脈動を見守ってみてはいかがだろうか。パリ経由、世界行き。Jで輝く若武者を先取りチェック!松木玖生(FC東京)まつき・くりゅう昨季は高卒ルーキーながら開幕スタメンをつかみ、レギュラーに定着。海外から注目される若手の筆頭株だ。藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス)ふじた・じょえるちまパリ五輪を目指すU22日本代表のキャプテン。卓越したボール奪取能力と推進力で“王者”のボランチ定着なるか。細谷真大(柏レイソル)ほそや・まおアグレッシブな突破と高い決定力が武器のアタッカー。昨シーズンはベストヤングプレーヤー賞にも選出された。カタールで活躍した日本の名手たちがJリーグで躍動する!右・酒井宏樹(浦和レッズ)さかい・ひろき攻守に世界標準のプレーを見せる右サイドの支配者。フランスの名門マルセイユで活躍して2021年から浦和へ。左・長友佑都(FC東京)ながとも・ゆうと熱いハートを持つW杯4大会連続出場のレジェンド。カタールでの「ブラボー!」のフレーズが流行語に。2023 Jリーグ開幕2023明治安田生命JリーグJ1は、2/17(金)19:00川崎フロンターレ対横浜F・マリノスで開幕。残りのJ1第1節の試合は2/18に。J2は2/18・19、J3は3/4・5に第1節。DAZNで全リーグ戦生中継。※『anan』2023年2月22日号より。写真・Getty Images文・青山知雄(by anan編集部)
2023年02月20日『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』第7節で府中ダービーがラインナップ。社会人リーグからのライバルであり、前身の『ジャパンラグビー トップリーグ』では埼玉ワイルドナイツとともに最多タイの5回の優勝を誇り、ともに本拠地を府中市に置く東芝ブレイブルーパス東京と東京サンゴリアスが激突するのだ。絶好のタイミングでの対戦である。両軍ともチーム状況が上向きだ。BL東京は埼玉WKとの『NTTリーグワン2022-23』開幕戦は19-22と悔しい逆転負けで落としたが、ブラックラムズ東京、静岡ブルーレヴズに連勝。しかし、第4節に落とし穴が待っていた。ディビジョン1昇格組の三菱重工相模原ダイナボアーズにブレイクダウンで後手に回り、終盤立て続けにPGを決められて19-23の悔やまれる敗北を喫したのだった。試合後、トッド・ブラックアダーHCが「最終的に自分たちのハンドリングのミスなどがこの結果につながった。また、ブレイクダウンに対して緊急性を持って対応できなかった。ダイナボアーズの方がブレイクダウンでハードに競ってきた。そこでプレッシャーをかけられてしまった」と敗因を語れば、SH小川高廣共同主将も「アタックのブレイクダウンの部分でふたり目のところができなかったし、ダイナボアーズがすごくいいプレッシャーをかけてきて苦しめられた。どのチームと戦うにしても、そこを一貫してやっていかなければ、難しい試合になってしまう」も同意した。課題を突き付けられた格好だが、BL東京は次の試合で一発回答してみせた。1月22日の第5節・トヨタヴェルブリッツ戦はフィジカルバトルで圧倒。ブレイクダウンで優位に立ち、スクラムで押し、CTBセタ・タマニバルとWTB濵田将暉がそれぞれ2トライと決定力を見せて63-18と大勝したのだ。戦況が決した72分、キックチャージから独走トライ献上かと思われたが、WTBジョネ・ナイカブラが全力で戻って阻止したシーンも印象的だった。ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)(C)F.SANO試合後、ブラックアダーHCが「選手たちのことを誇りに思う。全員がハードワークした。特に基本的なところでやるべきことができた。セットプレーも素晴らしく、BKの選手にも質のいいボールを提供できた。特に小川、(SOトム・)テイラー選手がよくやってくれた」と選手たちを称えれば、名指しで称賛された小川も「試合前、今日はシンプルにブレイクダウンのところだけやっていこうという話をした。そこが80分通してずっと良かったと思う。そこさえできれば自分たちのグラウンドを大きく使うラグビーが見せられると思っていましたし、実行できて良かった。これを毎試合続けられるようにやっていきたい」と胸を張った。続く花園近鉄ライナーズ戦もトライラッシュとなった。2分、相手陣10mライン付近でボールがこぼれると、小川が2度足にかけてから走り切った電光石火の先制トライを皮切りに取りも取ったり9トライ。モールからのトライあり、グラウンドの幅を使ったアタックあり、濱田、タマニバルの突破力を生かしたトライあり、No8リーチ マイケルのジャッカルからの鋭いカウンターありと多彩なアタックを披露した。60-14で連勝し、BL東京は4位に順位を上げた。指揮官、選手たちは手応えを口にしながらも、次節ライバルとの対戦を警戒した。ブラックアダーHC「今日のチームのパフォーマンスに満足している。選手たちがすごくいいプレーをしてくれた。セットプレーが素晴らしく、ブレイクダウンも効率よく、その結果素晴らしいトライを取ることができた。ただいくつか修正が必要。ブレイクダウンは少し修正を加え、ディフェンスでは突破されたところが何回かあった。それらは修正可能なこと。一番うれしいのはメンタルのタフさを出たところ。選手たちは容赦なく戦ってくれた。来週しっかり準備したい」小川「ブレイクダウンをしっかりしないとサントリーとの試合は厳しいものになるので、また1週間準備していきたい。自分たちにはいいランナーがいるので、グラウンドを大きく使って、スペースをうまく突いていきたい。チームの強みをどちらが出せるかという試合になると思う。向こうはテンポよく出してくるので、ブレイクダウンでプレッシャーをかけて、ディフェンスでは相手に何もやらせないようにしたい。アタックではワイドにボールを運んでラインブレイクしていくようにできれば」小川高廣(東芝ブレイブルーパス東京)(C)F.SANOリーチ「ブレイクダウンでどれだけいいボールを出せるかフォーカスすることによって、自分たちのラグビーができている。(東京SGは)自分たちのディフェンスがハマるチームなので、タックルの回数がかなり多くなると思う。どちらかと言うとアタックよりディフェンスを意識したい。自分たちの強みはディフェンスなので、ディフェンスをしっかりすればアタックが良くなっていくと思う」一方、東京SGも一戦一戦調子を上げている。開幕戦こそクボタスピアーズ船橋・東京ベイに18-31と力負けしたが、その後は5連勝。第3節・横浜キヤノンイーグルス戦ではこの日サンゴリアスデビューとなったSOアーロン・クルーデンがわずか18分で一発退場するピンチに陥るも、SH齋藤直人が冷静にゲームコントロールとキッカーを務め、トライ王争いを独走するWTB尾崎晟也が4トライの固め打ち、何よりも14人が鬼気迫るほどのハードワークを見せて、32-23の勝利を手繰り寄せた。第5節・花園近鉄ライナーズ戦では第4節・コベルコ神戸スティーラーズ戦でデビューしたばかりのCTBイザヤ ・プニヴァイとWTB河瀬諒介を初先発で起用し、BKを入れ替えつつきっちり7トライをマーク、51-10で完勝した。第6節・相模原DB戦ではリフレッシュしたWTBテビター・リー、CTB中村亮土、FB松島幸太朗が躍動、出場停止が明け仕切り直しの一戦となったクルーデンもオールブラックス50キャップの実力を遺憾なく発揮した。尾崎晟也(東京サンゴリアス)(C)F.SANO前半は30分過ぎまで3-3と相模原DBの粘り強いディフェンスに手を焼いたが、34分に中村のピンポイントキックパスを自陣10mラインで受けたリーがふたりをかわして60m走り切ると、40分にもリーの突破から最後は走り込んだPR小林賢太が初トライ。後半開始早々にはクルーデンの突破からパスを受けたCTB中野将伍がインゴールにボールを運ぶと、49分には相手ボールスクラムを押し込み、こぼれたボールを獲得、松島が80m近くを爆走して見せた。その後もモールにCTBに入った森谷圭介がグラバーキックでNo8テビタ・タタフを走らせるなど、攻め手を緩めず。最後は“持っている”河瀬がデビュー3戦連続トライを決めてノーサイド。D1で旋風を起こしていた相模原DBに51-13と洗礼を浴びせた。試合後、田中澄憲監督は「ダイナボアーズは勢いがあり、本当にタフでハードワークができる素晴らしいチームなので、簡単なゲームにはならないだろうと臨んだ。ただ、やはりハードワークすると言ったら我々サンゴリアスしかない。そういうプライドは持っているので、そこで何とか相手を上回ることができ、今日の結果につながった」と評価した。松島の復帰後初トライについて問われた指揮官が「『マツのああいうトライは久しぶりに見たな』というのが正直な感想。今日のこういうプレーをきっかけにもっともっと調子を上げてほしい」と期待を寄せれば、本人は「本能のままに、いけるかいけないかというところで『自分でいける』と思って走り切れた。裏にキックとか考えながら、走り切れなくてもチャンスメイクできると思った」と振り返った。松島幸太朗(東京サンゴリアス)(C)F.SANOさらに田中監督、齋藤共同主将、松島は次節へ向けて、このように意気込みを語った。田中監督「一人ひとりの能力が高い強いチームなので、ゲインラインのところがキーになると思うので、そこにフォーカスを当ててハードトレーニングをしていきたい」齋藤「明日から東芝を分析して、毎年府中ダービーはすごく厳しい試合になるので、覚悟を持って1週間準備したい」松島「東芝もタフなチームだし、80分間気を緩めずに、今日みたいにしっかり我慢してアタックするイメージでやりたい」齋藤直人(東京サンゴリアス)(C)F.SANO『トップリーグ』以降の府中ダービー通算成績は東京SGの16勝15敗(『マイクロソフトカップ』『プレーオフトーナメント』『プレシーズンリーグ』『日本選手権』含む)。最後の『トップリーグ』ではサントリーが73-5の歴史的大勝を収め、記念すべき『リーグワン』開幕戦でも東京SGが60-46と打ち合いを制した。一転シーズン終盤の第15節では雨の味の素スタジアムでBL東京がブレイクダウンで押し、27-3と東京SGに何もさせなかった。両雄は3週間後に行われた『NTTリーグワン2022』プレーオフトーナメント準決勝でも再び顔を合わせ、今度はフィジカルバトルに耐え抜いた東京SGが30-24の逆転勝利したのだった。果たして、BL東芝が府中ダービーの星をイーブンに戻すのか、東京SGがリーグ戦6連勝を飾るのか。『NTTリーグワン2022-23』第7節・BL東京×東京SGは2月5日(日)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。当日来場者にマッチデープログラムをプレゼント。チケット発売中。試合の模様はBS日テレにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)ブレイブルーパス東京対東京サンゴリアスNTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 DIVISION 1リーグワン特設ページジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ウェブ版
2023年02月03日女優の観月ありさが25日、都内で行われた「Jリーグ30周年オープニングイベント」に出席した。Jリーグは、1993年5月15日に国立競技場で開催された「ヴェルディ川崎 VS 横浜マリノス」から数え、今年リーグ開幕30周年を迎える。30周年の取り組みを発表するオープニングイベントには、日本プロサッカーリーグ チェアマンの野々村芳和氏に加え、ゲストとしてサッカー解説者の松木安太郎氏、Jリーグ選手OBの中村憲剛氏、槙野智章氏、内田篤人氏、さらに観月ありさが参加した。当初は観月ではなく朝日奈央が出席予定だったが、朝日が体調不良により欠席となり、急きょ観月の参加が決定した。観月は「今日本当は朝日奈央ちゃんが参加する予定だったんですが、同じ事務所の後輩のためになるならと思いまして、よっしゃ いこ! と思ってきました。楽しんで帰りたいと思います」と、Jリーグ30周年コンセプトワード「よっしゃ いこ!」を用いて笑いを誘った。観月は、1991年5月15日にシングル「伝説の少女」で歌手デビュー。Jリーグの開幕日と同じ日となり、「勝手に縁を感じてうれしいと思っています」と話し、「2個上ということですね?」と言われると、「2個パイセンです」と笑顔で返した。
2023年01月25日この度株式会社ハブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 剛)は、プロバスケットボールリーグBリーグに所属するアルバルク東京とSDGsパートナー契約を締結いたしました。今後は、HUB渋谷2号店をアルバルク応援店舗として、2023年1月18日(水)群馬クレインサンダーズ戦以降の全試合を店内で放映いたします。更に、アルバルク応援メニューも販売し、その売上の一部は、アルバルク東京の社会的責任プロジェクト「ALVARK Will」の活動資金として活用いただきます。■アルバルク応援メニュー応援店舗限定メニューをお楽しみください。HUB渋谷2号店ホームページ : アルバルク東京ホームページ : HUB・82ホームページ : 株式会社ハブホームページ : ■本件に関するお問い合わせ先株式会社ハブ 経営企画部電話:03-3526-8689FAX:03-3526-8691MAIL: ir@pub-hub.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月17日全世界で数々の記録を打ち⽴てたミステリー⼩説を映画化した『ザリガニの鳴くところ』のデジタルプレミア配信が、本日1月11日(水)よりスタート。あわせて本編の冒頭10分映像が公開された。原作は動物学者ディーリア・オーエンズの同名ミステリー⼩説。2019&2020年の2年連続でアメリカで最も売れた本となり、⽇本でも2021年に本屋⼤賞翻訳⼩説部門第1位に輝き、全世界で累計1500万部超の大ヒットとなった。本作は、原作に惚れ込んだ⼥優リース・ウィザースプーンが、⾃⾝の製作会社を通して映像化権を得てプロデューサーを担当。主⼈公のカイアを英ドラマ『ふつうの⼈々(ノーマル・ピープル)』で2021年ゴールデングローブ賞テレビ部門(ミニシリーズ・テレビ映画部門)主演⼥優賞にノミネートされ注目を浴びた、新星デイジー・エドガー=ジョーンズが演じている。⽶映画評論サイトRotten Tomatoesでは、オーディエンススコア97%の⾼評価を獲得するなど(2022年11⽉時点)注目を集めている。また、テイラー・スウィフトが「この魅⼒的な物語に合うような、⼼に残る美しい曲を作りたかった」と懇願したという書き下ろしの楽曲も話題を呼んでおり、そのオリジナル・ソング『キャロライナ』は第80回ゴールデングローブ賞主題歌賞にもノミネートされた。『ザリガニの鳴くところ』この度ソニー・ピクチャーズ公式YouTubeチャンネルにて公開された本編の冒頭10分映像は、美しい湿地の風景から始まる。しかし⼀転、突如衝撃の物語が幕を開ける。1969年、ノースカロライナ州の湿地帯で、裕福な家庭で育ち将来を期待されていた⻘年チェイス(ハリス・ディキンソン)の変死体が発⾒された。しかし、現場には彼の指紋も⾜跡も残されておらず、捜査にあたった警官は違和感を覚える。そんな中、容疑をかけられたのは“ザリガニが鳴く”と⾔われる湿地帯でたったひとり育った、無垢な少⼥カイア(デイジー・エドガー=ジョーンズ)だった。住⺠の多くはカイアの仕業に違いないと決めつけ、彼⼥は必死に逃亡するも警察に捕まってしまう。カイアを助けようと弁護⼠のトム・ミルトン(デヴィッド・ストラザーン)は、彼⼥に接⾒するが……。予測不能の物語の⼀端が垣間⾒える冒頭10分を味わい、事件の真相はぜひ本編で確認していただきたい。『ザリガニの鳴くところ』本編冒頭10分映像『ザリガニの鳴くところ』予告編『ザリガニの鳴くところ』1月11日(水)デジタルプレミア配信中公式サイト: 発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2023年01月11日ジャパンラグビー リーグワンに楽なゲームなどない。2シーズン目となる『NTTジャパンラグビー リーグワン』では、昨季以上に各チームの戦力・戦術が拮抗している。事実、ディビジョン1の戦いぶりを見ても、明らかに接戦が増え、番狂わせも散見される。D1昇格組の三菱重工相模原ダイナボアーズが地力のあるブラックラムズ東京、トヨタヴェルブリッツに連勝。グリーンロケッツ東葛はもうひとつの昇格組・花園近鉄ライナーズを相手に36-34と逃げ切った。GR東葛は不戦勝を除き、レギュラーシーズンで4季ぶりの勝利を飾ったのだ。埼玉ワイルドナイツと東京サンゴリアスの2強も安泰とはいかない。王者・埼玉WKは『NTTリーグワン2022-23』開幕戦で東芝ブレイブルーパス東京に22-19で逆転すると、続く静岡ブルーレヴズ戦では試合終了間際の1トライ1ゴールで劇的逆転勝利。15-14と薄氷を踏む勝利となった。一方、東京SGは開幕戦でクボタスピアーズ船橋・東京ベイに18-31と力負け。18季ぶりにサンゴリアスから白星を奪ったS東京ベイだが、続く第2節では横浜キヤノンイーグルスと27-27のドローに終わった。開幕2節を終えて、D1の全12試合中6試合がひとケタの点差のゲームとなった。昨季の開幕2節まででひとケタの点差の試合はたった1試合のみである。新型コロナウイルスによって4試合が中止になったとはいえ、ひとケタの点差の接戦は8分の1から2分の1と激増している。そう、今季のリーグワンに計算できるゲームはないのだ。『NTTリーグワン2022-23』第3節に組まれた東京SG×横浜Eも読み辛いカードと言える。2季連続準優勝、新型コロナウイルスによってシーズン不成立になった2020シーズンを除き2018-19を含めると3季連続2位に甘んじ、ひと際今年こその思いが強い東京SGだが、前記の通り黒星発進となった。大きくて強いFW陣を並べるS東京ベイに接点で後手に回り、アタックでもハンドリングエラーが見られ決定力を欠いたのだった。ただ続く第2節、東京SGはさすがの修正力を見せた。開幕戦の反省点だったブレイクダウンを改善、FW陣の出足も鋭くターンオーバーを許さず、ゴール前のラインアウトとなればモールをぐいぐい押し込んだ。開始早々の3分にSH齋藤直人共同主将がパスダミーから先制トライを決めた。10分に一本返されるも、27分ゴール前ラインアウトからモールを押し、その後近場を攻め、最後はLOハリー・ホッキングスがボールをねじ込んだ。前半終了間際の43分には右ゴール前残り5mのラインアウトからモールを押し込みHO堀越康介共同主将のトライが奪い21-5で折り返した。齋藤直人(東京サンゴリアス)ハリー・ホッキングス(東京サンゴリアス)後半も早々にトライを奪取。45分モールからショートサイドに張ったWTB尾﨑晟也がインゴールにボールを運べば、7分後にはLOツイ ヘンドリックがサインプレーをズバリ。33-19と迫られた残り20分の勝負の時間帯にはさらにギアを上げる。23分モールから近場を攻めてPR祝原涼介がインゴールに飛び込んだ。26分NO8テビタ・タタフがシンビン(10分間の一時退場)となるが、32・36分と立て続けにトライを奪い、終わってみれば50-19の大勝劇を披露した。試合後、田中澄憲監督は「勝利できてホッとしている。開幕戦で敗れ、通常であれば今日は難しいゲームになると思うが、ネガティブな要素は一切なかった。敗れたことで自分たちの課題が明確になったから。今週は課題にシンプルに取り組み、今日の勝利につなげた。完璧なゲームではないが、ひとつ自信につながるゲームだったと思う」と安堵の表情を浮かべた。写真左より)堀越康介共同主将(東京サンゴリアス)、田中澄憲監督(同)具体的な課題について問われると、指揮官は「前節ではブレイクダウンでターンオーバーされた回数が9回あった。これはただ単にブレイクダウンの弱さではなく、アタックの方向、システムで曖昧な部分があったから。今週はアタックのシステムをクリアにし、一度決めたアタックをやり抜くこと、その上でブレイクダウンで対処しようと取り組んできた。結果として、今日の試合でブレイクダウンからターンオーバーされた場面はなく、しっかり改善できた」と答えた。朗報もある。次節にはアーロン・クルーデンがサンゴリアスデビューを果たす。開幕戦では田村煕、第2節は森谷圭介が10番を背負ったが、ついにオールブラックス50キャップの司令塔がピッチに立つのだ。コベルコ神戸スティーラーズからやって来た大物SOが東京SGのアグレッシブ・アタッキング・ラグビーとどんな融合を見せるか、楽しみである。一方の横浜Eは前節、悔しい引き分けとなった。神戸Sとの開幕戦を39-30で逃げ切ると、第2節・S東京ベイ戦では試合終盤までプラン通りにゲームを遂行した。5分CTBジェシー・クリエルのビッグゲインからサポートに回ったWTBイノケ・ブルアが右サイドを駆け抜けると、SO田村優もタイトな角度からのCGを成功し、横浜Eが7-0と幸先よく先制。13分にも田村がPGを決めてペースを掴み10-8で折り返すと、後半5分に田村の絶妙なグラバーキックをWTBヴィリアメ・タカヤワがグラウンディング、CGを通して17-8とする。その後田村がPG1本、S東京ベイのSOバーナード・フォーリーが3本のPGで加点し20-17と次のスコアが重要となるが、31分ラインアウトから8フェーズ、南アフリカ代表46キャップのSHファフ・デクラークの飛ばしのパスを受けたWTBブルアがインゴールにボールをねじ込み、角度のないCGを田村が通して27-17。ファフ・デクラーク(横浜キヤノンイーグルス)田村優(横浜キヤノンイーグルス)これで勝負ありと思われたが、終盤にミスが続く。35分CTB立川理道のゴール前のグラバーキックをタカヤワがゴール前でハンブルしトライを献上すると、39分相手ボールを奪いFB小倉順平が大きく蹴り返そうとしたところでまさかのスリップ。同点トライを許したのだった。難しくない角度のCG、蹴るのはオーストラリア代表75キャップの名手。しかし、これをフォーリーが失敗。横浜Eにとっても、S東京ベイにとっても、モヤモヤの残るドローに終わったのだった。試合後「最後にするっと勝ちが逃げていった。それでもポジティブな部分もあり、次のサントリー戦に向けてまたいいスイッチが入った。あと、クリスマスプレゼントで順平にスパイク買ってやろうかなと思っています(笑)」とジョークを口にした沢木敬介監督だが、「クボタの強いFWに対して、前半しっかりとタフに戦った。またゲームプランの遂行力というところも素晴らしかった。勝てなかったが、成長を感じている選手はいると思う。ただ、ここで勝ち切るチームではないといけない」と確かな手応えを語った。さらに「昨季はトップ争いをしたが、最後の方に失速感があった。そこは本当に選手層だと思う。今どんどん層は厚くなっている。徐々にチーム力が上がってきている。あとはこういう接戦の経験がまだまだ少ないチームなので、経験値をしっかりと増やして、ラグビーのナレッジが上がってくれば。状況によって選択するプレーの判断だったり、時間の使い方だったり、ディシジョンメイキングだったり、そういうところのレベルが上がってくればもっともっといいチームになっていける」と課題を挙げた。写真左より)沢木敬介監督(横浜キヤノンイーグルス)、梶村祐介主将(同)第3節に臨む両軍の試合登録メンバーは以下の通り。【東京SG】1森川由起乙、2中村駿太、3垣永真之介、4ツイ ヘンドリック、5ハリー・ホッキングス、6箸本龍雅、7山本凱、8テビタ・タタフ、9齋藤直人、10アーロン・クルーデン、11テビタ・リー、12中村亮土、13中野将伍、14尾﨑晟也、15松島幸太朗、16呉季依典、17石原慎太郎、18祝原涼介、19トム・サベッジ、20下川甲嗣、21流大、22森谷圭介、23尾﨑泰雅【横浜E】1岡部崇人、2川村慎、3杉本達郎、4コリー・ヒル、5リアキマタギ・モリ、6コーバス・ファンダイク、7安井龍太、8アマナキ・レレイ・マフィ、9ファフ・デクラーク、10田村優、11松井千士、12梶村祐介、13ジェシー・クリエル、14イノケ・ブルア、15小倉順平、16朴成浩、17シオネ・ハラシリ、18津嘉山廉人、19マックス・ダグラス、20シオエリ・ヴァカラヒ、21荒井康植、22ヴィリアメ・タカヤワ、23エスピー・マレー果たして東京SGが連勝を飾るのか、横浜Eが勢力図を塗り替える白星を奪うのか。『NTTリーグワン2022-23』東京SG×横浜Eは1月7日(土) 味の素スタジアムにてキックオフ。当日、ジパンダ広場に設置される特設ブースにて20歳以上の来場者先着5000名に「翠ジンソーダ」をプレゼント。チケット発売中。取材・文=碧山緒里摩(ぴあ)東京サンゴリアス対横浜キヤノンイーグルスNTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 DIVISION 1:リーグワン特設ページ:ジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23:
2023年01月06日イケメン理系男子と天真爛漫な幼なじみのじれったい恋の行方を描くピュアラブ・エンターテイメント「ぼくらの恋は0か1」がU-NEXTにて独占配信開始しました。好きか嫌いじゃ解けない恋はもどかしい秀才でモテるが奥手のIT系草食男子ユーコーと、 デザイナー志望の天真爛漫なリンリン。幼なじみゆえに 本気の恋愛に進むきっかけがつかめず、互いとの距離をうまく縮められない。ふたりは、0か1かの不器用な恋を繰り広げていくが…。ジュアン・ダーフェイ、レン・ヨウルンほか若手人気俳優共演!男性は全員190cm前後の高身長イケメンが勢ぞろい!【見どころ1】甘ずっぱいストーリーに胸キュンが止まらない! 一途にヒロインを追いかける理系男子の“0か1かの恋”人気インターネット小説をドラマ化し各ランキングでトップ10入りを果たした恋愛ドラマ。明るく自由なヒロインを一途に追いかける理系男子は、幼なじみ同士だからこそ恋愛に進むきっかけがつかめず、彼女との距離をうまく縮められない。それでも大学生になったのを機に彼女のカレシになるのを目標にして大奮闘。0か1かの不器用な恋愛を繰り広げていくが…。主人公カップルの賑やかで楽しい大学生活を中心にして、そこに至るまでの隠された秘密や、その後の2人の成長をも描いていくラブストーリーは見応えたっぷり。手ごわい恋のライバルが登場して波乱が巻き起こる展開にドキドキ、雨の夜の相合傘のキスや夜明けの浜辺でのキスに胸がキュンキュン。こんなトキメキ満載の恋がしてみたかったと思ってしまうはず!【見どころ2】「夢幻の桃花~三生三世枕上書~」のジュアン・ダーフェイ、 「双嬌伝~運命の姉妹と2人の皇子~」のレン・ヨウルンら若手スター集結!ジュアン・ダーフェイとレン・ヨウルンが主人公カップルを好演、ふたりの恋を全力で応援したくなる。また、主人公に負けず劣らず懸命にヒロインを追いかけるスポーツマンタイプの二番手男子を演じたリウ・ユーハンも本作で人気を集めた。さらに、ヤン・ビンジュオとフー・ジアシンが演じたもう1組の美男美女カップルは、肉食系女子が草食系男子に大胆にアタックしていく展開で話題に!将来有望な若手スターたちの共演によって清々しいケミストリーが生み出され、フレッシュでロマンティックな感動をもたらしてくれる快作!作品概要【スタッフ】監督:ミン・イエン(「蝶の夢~ロマンスは唇から~」)【キャスト】ジョウ・リンリン:ジュアン・ダーフェイ(「夢幻の桃花~三生三世枕上書~」「妄想カレシは夢殿下!?」)ファン・ユーコー:レン・ヨウルン(「双嬌伝~運命の姉妹と2人の皇子~」「原始的な彼女」)ウェン・タオ:リウ・ユーハン(「楚喬伝~いばらに咲く花~」)イエ・ルーティン:フー・ジアシン(「楚喬伝~いばらに咲く花~」)シエ・ドワンシー:ヤン・ビンジュオ(「恋愛的夏天(原題)」)ディン:ウー・イージア(「花の都に虎われて~The Romance of Tiger and Rose~」「花不棄〈カフキ〉-運命の姫と仮面の王子-」)【公式サイト】 【予告編】 原題:二進制恋愛/2022年 中国ドラマ/全24話©Shenzhen Tencent Computer Systems Company LimitedNBCユニバーサル・エンターテイメントアジアドラマ総合サイト「韓ドラ・デラックス」 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月06日男女混合神泉系バンド・フレンズが、ライブ定番曲「U.L.K.」のSpecial Live Music Videoを本日12月24日(土) 20時にプレミア公開することが決定した。今回の映像は、各地で動画撮影OKタイムが設けられたライブツアー『フレンズ -Superb TOUR 2022-』でファンが撮影した動画を編集したもの。ライブの時空間がそのまま真空パックされているようで、ライブの興奮をリアルに追体験することができる。またプレミア公開時には、メンバーがチャットで参加する予定だ。なお、2023年1月22日(日) に東京・WWWで開催されるワンマンライブ『フレンズ -NEW YEAR LIVE 2023-』のチケットがソールドアウトとなった。フレンズ「U.L.K.」Special Live Music Video※12月24日(土) 20:00~プレミア公開<ライブ情報>フレンズ -NEW YEAR LIVE 2023-2023年1月22日(日) 東京・WWWOPEN16:45 / START17:30※一部の曲に関しては、マスクをご着用で声出しOKといたします。(コロナ感染状況を鑑みて中止になる場合もございます)<リリース情報>フレンズ デジタルシングル「cruising memories」Now On Saleフレンズ「cruising memories」MV配信リンク:フレンズ ミニアルバム『Superb』ライブ会場&フレンズECサイトで発売中価格:2,000円(税込)フレンズ『Superb』ジャケット【収録内容】1. 夜は嫌い2. U.L.K.3. cruising memories4. 朝が来た5. 「音楽と人」社歌(Bonus Track)※CDのみCD購入リンク:配信リンク:関連リンクオフィシャルサイト:::::
2022年12月24日映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が、本日12月7日(水)より「U-NEXT」にて配信がスタート。U-NEXT独占特別映像も配信された。命を吹きこまれた恐竜たちのリアルでスリリングな映像で、1993年の第1作目公開から世界中に大興奮を巻き起こし続ける『ジュラシック・パーク』シリーズ。本作『新たなる支配者』は最終章となっており、シリーズの生みの親・スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレボロウが監督復帰。ジュラシック・ワールドのあった島が、火山の大噴火で壊滅し、救出された恐竜たちが世界中へ放たれてから4年後が描かれる。本作の配信に合わせて、特別映像「これまでの振り返り」「新旧キャスト集合インタビュー」も独占配信。『ジュラシック・パーク』『ジュラシック・ワールド』の名シーンの数々や、新旧キャストによる豪華トークはファン必見だ。さらに、U-NEXT公式YouTubeでは、本編ちょい見せ映像が特別無料公開中となっている。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』はU-NEXTにて配信中(399円(税込)/視聴期間2日間)。(cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 2022年7月29日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年12月07日大事な2シーズン目の戦いだ。第2代チャンピオンを決める重要なシーズンがいよいよ始まろうとしている。11月28日、『NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23』開幕直前メディアカンファレンスが行われた。ディビジョン1からディビジョン3まで全23チームの代表選手が集結し、12月17日(土) の開幕に向けて意気込みを語った。ここではD1開幕カードごとに紹介。A・B両カンファレンスとも昨季の4強対決で戦いの火ぶたを切って落とす。■埼玉ワイルドナイツ×東芝ブレイブルーパス東京日時:12月17日(土)会場:熊谷スポーツ文化公園 ラグビー場ベン・ガンター(埼玉WK)チームの状況は非常にいい。スキル、フィットネスを見ると、ハードな練習で準備してきたのが見て取れる。開幕戦ということでチームとしても楽しみにしているし、ブレイブルーパスという素晴らしいチームと対戦できるのは楽しみ。リーグワンの基準のひとつになる素晴らしい試合を見せたい。チームとしてのディフェンスが強み。いいディフェンスからいいアタックにつなげていきたい。チームの目標は3年連続の日本一。個人としてはまず100%のコンディションに戻し、今年もベストフィフティーンを目指したい。自分の強みであるディフェンスからチームに活力をもたらしたいリーチ マイケル(BL東京)今季はプレシーズンが早く始まり、選手たちのコンディションはいい。ケガ人は最近ちょっと増えているが、開幕へ向けていい準備できている。去年少しずつ復活したので、今年さらに成長しシーズンに入りたい。(個人としては)いつも通りのプレー。股関節の調子もよくなったので、シーズンを通して活躍したい。昨年の王者との対戦、非常にワクワクしているし。開幕戦を楽しみにしている。強いランナーがいるのでチームの強みになると思う。気合いを入れていきたい。たくさん代表選手がいる中でいい試合になると思う。1試合1試合大事に戦い、優勝に向かいたい。シーズン終盤はいいパフォーマンスができたので続けたい左から)ベン・ガンター(埼玉ワイルドナイツ)、リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)■東京サンゴリアス×クボタスピアーズ船橋・東京ベイ日時:12月18日(日)会場:味の素スタジアム齋藤直人(東京SG)昨年よりハードなトレーニングを行っていることは代表に行く前から聞いていた。今はプレシーズンマッチ3試合を終えて勝ったり負けたりしているが、しっかり自分たちのやるべきことをチャレンジし続けている。個人的には早くチームに合流してサンゴリアスのラグビーをしたい。今季はよりサンゴリアスらしさを追求していると聞いているので。開幕戦では相手の大きなFWを動かして、自分たちらしいボールをたくさん動かすラグビーをしたい。(ターゲットは)もちろん優勝。その中でも昨シーズン以上にサンゴリアスらしさアグレッシブアタッキングラグビーを追求していきたい。個人としては成長し続けるシーズンにしたい根塚洸雅(S東京ベイ)僕らもプレシーズンは勝ったり負けたりだが、新しい選手が入ってきて競争力が高まっている、若い選手もリーダーシップを取ってチームのいい流れができていると聞いている。FWの強さ、重さ、BKの展開力、スピードが武器。今年はディフェンスを高めていければと思っている。昨季はベスト4までいったので、今年の目標は優勝。まず戦術・戦略・ラグビーIQを上げること。キックの使い方、攻めのキックでBKとしてレベルアップすることで優勝に近付くと思う。今年はWTBとしてトライの数にこだわっていきたい。昨季開幕戦ができなくて、今年の開幕戦は楽しみにしている。去年の対戦では僕たちのやりたいラグビーをサンゴリアスにやられてしまって、僕らが走らせられてしまった。次は自分たちのやりたいラグビーをやり、サンゴリアスをかき乱したい。勝利してそのまま優勝目指してがんばりたい左から)齋藤直人(東京サンゴリアス)、根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)■トヨタヴェルブリッツ×静岡ブルーレヴズ日時:12月17日(土)会場:豊田スタジアム古川聖人(トヨタV)自分は代表で離れていたが、HCが変わり、「スチール・オン・スチール」という鉄と鉄がぶつかるような熱さでチーム内で激しい争いができている。また「ブラザー・フッド」といって絆も大切にやっていると聞いている。チームの一体感が生まれいいまとまりができていると聞いているので、しっかりラグビーに生かしたい。代表では試合に出られなかったが、ワールドレベルの試合に向けてのマインドセットや試合に向けての準備を体感できたので、そういうスタンダートを落とさずにチームに還元できればと思っている。昨年も同じ開幕カードで試合ができなかったので、今回は同じ気持ちでやっていければと思う。長いシーズンの大事な1試合になると思うので、ひとつひとつやっていく過程の中で最終的に優勝という結果が付いてくると思う。まず1勝目を取りたい奥村翔(静岡BR)ここまでいい準備ができていると思う。若手もベテランも本当にチームのために力を尽くしている(共同主将の)クワッガ(・スミス)は試合でリーダーとして体現してくれるので、僕はチームのカルチャーをどう成長させていくかがカギだと思っている。昨年の開幕戦・トヨタ戦は流れたので、開幕戦を迎えられることを感謝しているし、その感謝の気持ちを忘れずに開幕戦に臨みたい。今回は勝ちたい。今年は開幕戦も最終戦もトヨタ。開幕戦でまずトヨタに勝って勢いを付けたい。絶対負けられない戦いになると思う左から)古川聖人(トヨタヴェルブリッツ)、奥村翔(静岡ブルーレヴズ)■リコーブラックラムズ東京×三菱重工相模原ダイナボアーズ日時:12月17日(土)会場:秩父宮ラグビー場武井日向(BR東京)昨季は思うような結果が出ず、悔しいシーズンだったが、D1に残れたので、今季その悔しさを晴らしたい。チームの状況はいいと思うが、慢心せず開幕までの数週間で最後しっかり成長していきたい。サンゴリアスとのプレシーズンマッチは結果的に勝つことができたが、まだまだ課題や改善するところあるので、しっかり修正して開幕したい。チームの中でブラックラムズらしさを取り戻して、ブラックラムズらしいラグビーをシーズン通してやっていくことが僕らのテーマ。泥臭く最後まで諦めない、最後まで立ち向かっていくラグビーをしていきたい。10番のアイザック・ルーカスがブラックラムズらしいラグビーを体現してくれると思う。精神的にも強い選手なので彼の最後まで諦めない姿勢を見てもらえればと思っている岩村昂太(相模原DB)ダイナボアーズで主将をできることを誇りに思う。去年1年は自分のパフォーマンス向上にフォーカスしてやっていたので、結果として残ってよかった。ディフェンスコーチだったグレン・ディレーニ―がHCになったので、まずはディフェンスをベースにしたチームになると思う。それにプラスしてアタックも去年と違って面白いアタックを見せられると思うので注目してもらえればと思っている。マット・トゥームア、カーティス・ロナという世界を経験している選手も入り、チームにいい影響を与えてくれている。(開幕戦は)相手どうこうではなく、まずは自分たちのラグビーを体現することに集中すれば、自ずと結果は付いてくると思う。開幕戦では地域のみなさんと一緒に戦えればと思っている左から)武井日向(ブラックラムズ東京)、岩村昂太(三菱重工相模原ダイナボアーズ)■横浜キヤノンイーグルス×コベルコ神戸スティーラーズ日時:12月18日(日)会場:ニッパツ三ツ沢競技場梶村祐介(横浜E)体調も問題なく、ケガなく代表から帰ってこれてよかった。まずはしっかりトップ4を取りにいきたいと思う。昨季序盤、中盤はよかったが、シーズン終盤に力尽きてしまったので、チームの層の厚さも含めしっかり戦っていきたい。チームと過ごす時間が少なく残り時間も少ないが、チームにしっかりコミットしていきたい。いくら言葉で伝えてもパフォーマンスがよくないと伝わらないと思う。まずチームで一番のパフォーマンスを出せるようにしていきたい李承信(神戸S)いろいろジャパンで経験し、いろいろ成長できた。アウェイでティア1の強豪との試合、結果は出なかったが、なかなかできない経験ができた。リーグワンでは味わえない強度やプレッシャーを経験できたので、リーグワンの試合で少しは余裕を持てるのではと思っている。神戸らしいどこからでも点が取れるアタッキングラグビーをしていきたい。代表で経験したことをしっかり出し、チームを勝たせられる10番になっていきたい。しっかりチャンピオン目指し、昨季は納得いかないシーズンだったので開幕戦から足元見つめてやっていきたい左から)梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)、李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)■グリーンロケッツ東葛×花園近鉄ライナーズ日時:12月18日(日)会場:柏の葉総合公園競技場レメキ ロマノ ラヴァ(GR東葛)すごく順調にきている。めっちゃ楽しみ。昨年はいろいろあった、1試合も勝てていないが、今年はトップ6を目指してやっていきたい。注目はWTBのタンゲレ・ナイヤラボロ。(SHのニック・)フィップスもいいし、フミさん(田中史朗)もいいクウェイド・クーパー(花園L)ケガのバックアップ体制がしっかりしていて、ライナーズでもワラビーズでもしっかりサポートしてくれている。リハビリも調子がいいので、理想を言えば3月くらいに戻れるかなと思っている。早くD1で戦いたい。(目標は)できるだけ勝ちたい。ひとつでも多く勝ちたい。念願のD1、もう落ちたくない左から)レメキ ロマノ ラヴァ(グリーンロケッツ東葛)、クウェイド・クーパー(花園近鉄ライナーズ)『NTTリーグワン2022-23』D1・カンファレンスAは12月17日(土)、カンファレンスBは18日(日) にスタート。2023年4月21日(金)~23日(日) まで16試合を戦い、4強による『NTTリーグワン2022-23 プレーオフトーナメント』で雌雄を決する。取材・文=碧山緒里摩(ぴあ)リーグワン特設ページ:ジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23:
2022年11月29日動画配信サービス「U-NEXT」では、11月26日(土)開催の韓国音楽授賞式「MMA 2022 Presented by Kakao Bank(MELON MUSIC AWARDS)」を独占見放題ライブ配信することが決定した。韓国最大の音楽プラットフォーム「Melon」のデータと投票によって、受賞者を選定する「MMA」。今年は、「紅白歌合戦」初出場が決定した「IVE」と「LE SSERAFIM」や、「I-LAND」から誕生したグローバルファンメイドグループ「ENHYPEN」。ほかにも、「(G)IDLE」、「NewJeans」、「MONSTA X」、「TOMORROW X TOGETHER」らが出演する。日本では、この模様を「U-NEXT」が独占でライブ配信。授賞式の模様は、見放題で配信するため、U-NEXT月額会員なら誰でも視聴することができる。「MMA 2022」ライブ配信は11月26日(土)17時開演予定(字幕・吹替なし)。見逃し配信はライブ配信終了後、準備が整い次第配信開始。(cinemacafe.net)
2022年11月24日3人組ロックバンド・Newspeakが、最新EP『Leviathan』より「Bonfire」のMusic Videoを本日11月14日21時にプレミア公開することが決定した。「Bonfire」は、第35回東京国際映画祭のフェスティバルソングとして起用され、ライブでもリリース前からパフォーマンスされていた人気の高い楽曲となっている。今回のMVの監督は、回転し続けている「Leviathan」のMVと同様Takashi Tiba氏が担当。「Leviathan」のMVとは対照的に人間の内面にフォーカスを当て、メンバーの表情とCGを絡ませながら楽曲の世界観を表現した映像に仕上がっている。Newspeak「Bonfire」MV※11月14日(月) 21:00プレミア公開<リリース情報>Newspeak メジャー1st EP『Leviathan』Now On SaleNewspeak『Leviathan』ジャケット【収録曲】・Leviathan・Where Is Your Mind・Bonfire配信リンク: オフィシャルサイト:
2022年11月14日アーセナルサッカースクールサマーキャンプを主催するPremier Sports Academy 合同会社(以下 PSA)は、プレミアリーグの名門マンチェスターユナイテッドのレジェンド達(Class of 92)から直接指導やアドバイスを受け、彼らがアレンジする強豪アカデミーチームとの真剣勝負に望むイギリス遠征の選抜メンバーのセレクションを開催しており、今回、遠征7回目の選考を実施いたします。コロナの影響で海外に行くことができなかった子どもたちにいち早くその機会を与え、去る9月にイングランド遠征も実施いたしました。レジェンドセレクション合格者にはイングランド遠征参加権が与えられるほか、特に優れた選手にはPSA及びイギリス本社と連携し、現地アカデミーへの短期参加など独自のプログラムの提供もあります。同カリキュラムにはリバプール、エバートンといったイングランド名門クラブをはじめ、アカデミーの充実したチームとの真剣勝負が組み込まれ、その前にはライアン・ギグスやポール・スコールズといったマンUレジェンド達(Class of 92)から直接指導やアドバイスを受ける内容が含まれます。【セレクション概要】■参加資格(1) 将来プロ選手を目指す、11歳~17歳の選手(2) 合格した場合、2023年3月実施のイングランド遠征に参加できること■日程・会場日程:11月23日(水)祝日17:00-19:00会場:スポパーク松森フットサルプラザ=東京=日程:11月25日(金)18:00-20:00会場:MIYAMOTO フットサルパーク錦糸町=横浜=日程:11月26日(土)17:00-19:00会場:AOBAスカイフィールド=大阪=日程:11月27日(日)15:00-17:00会場:Jグリーン堺■申込締め切り各会場定員に達し次第締め切りポール・スコールズ【遠征プログラム概要】■主な内容・マンチェスターユナイテッドのレジェンド達(CO92)によるクリニック、レクチャー・現地クラブとのトレーニングマッチ・スポーツ心理学受講・サッカーに活かせる英語学習、ヨガ講習・選手一人ひとりのディレクターによる個別評価・プレミアリーグ試合観戦・試合用オリジナルユニフォーム2着(背番号、名前入り)提供・マンチェスター・ロンドン市内観光など■参加資格日本国内で行うセレクションに合格した選手■遠征期間2023年3月26日(日)~4月4日(火)10日間■遠征先イギリス/マンチェスター・ロンドン※マンチェスターではCO92所有のHotel Football(オールドトラフォード目の前)に滞在します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月25日「NCT」から派生した中国を拠点に活動する7人組アイドルグループ「WayV」による韓国初のバラエティ「WayVision」が、U-NEXTにて独占配信されることが決定した。「WayVision」は「WayV」が2泊3日の江原道旅行を企画した単独リアリティ番組。メンバーそれぞれの個性を活かして企画を行い、1位を決めていく。江原道でグルメを満喫したり、アクティビティに挑戦したり、「WayV」の普段は見られない姿を楽しめる。「WayVision」は10月4日(火)12時~U-NEXTにて配信(全6話)。価格:各話330円(text:cinemacafe.net)
2022年10月04日ポール・スミス(Paul Smith)と、英プレミアリーグ所属のサッカーチーム「マンチェスター・ユナイテッド」、アディダス(adidas)がコラボレーション。スニーカー「Smith + Smith」を、2022年10月1日(土)よりポール・スミス銀座店などで発売する。トリプルコラボによる“オールホワイト”のスタンスミス今回のコラボレーションでは、アディダスを代表するモデル「スタンスミス」をベースにアレンジ。オールホワイトでクリーンな印象に仕上げつつ、それぞれのアイコニックなモチーフが随所に落とし込まれている。それぞれのモチーフをアッパーやシュータンに例えば、右足のシュータンにはスタン・スミス、左足にはポール・スミスの肖像画とサインがアッパーと同色のエンボス加工で施されている。また、ヒールタブには、「マンチェスター・ユナイテッド」のアイコニックな“赤い悪魔”のロゴを配置した。インソールやタンの裏側、シューレースなどには、「マンチェスター・ユナイテッド」のチームカラーであるレッド、ホワイト、グレーのストライプをあしらい、さりげなく遊び心を加えた。なお、本シューズは、スタン・スミスとポール・スミスが生まれた年にちなみ、全世界1,946足限定となる。【詳細】スタンスミス「Smith + Smith」リミテッドエディション発売日:2022年10月1日(土)販売店舗:ポール・スミス(銀座店・大阪店・丸の内店)、ポール・スミス公式オンラインショップ価格:28,600円 ※全世界1,946足限定
2022年10月03日トム・クルーズ主演映画『トップガン マーヴェリック』が、「U-NEXT」にて4K/Dolby Vision/Dolby Atmos対応でプレミア配信を開始した。1986年、トム主演の『トップガン』公開から36年の時を経て、トム自ら復活させた続編『トップガン マーヴェリック』。自ら製作も務め、トムら俳優陣が本物の戦闘機に乗り込んで撮影を敢行、本物にこだわったアクション超大作である本作は、アメリカで歴代6位の興行収入を挙げ、全世界で大ヒットを記録。日本でも興行収入126億円を突破した(9月19日時点)。今回「U-NEXT」では、臨場感あふれる高画質、立体感のある高音質で本作を楽しむことができる。価格は770円(税込)、視聴期間は2日間(※10月12日以降は399円)。また前作もDolby Vision対応で配信中だ。『トップガン マーヴェリック』は9月28日(水)0時~U-NEXTにて配信。※テレビでDolby Atmosをお楽しみいただくには、Dolby Atmos対応のAVレシーバー、またはサウンドバーに接続していただく必要があります。Dolby Vision/Dolby Atmos非対応デバイスでは通常フルHD配信となります。(cinemacafe.net)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年09月28日シワの改善と美白効果がある有効成分を配合クラシエホームプロダクツ株式会社が、「肌美精プレミア 薬用クリーム」と「肌美精プレミア 薬用3Dマスク」の機能や効果を、より一層伝えるパッケージにして発売すると9月16日に発表した。「肌美精プレミア 薬用クリーム」と「肌美精プレミア 薬用3Dマスク」には、シワの改善と美白効果がある有効成分「ナイアシンアミド」を配合。メラニンの生成を抑制し、シミ・そばかすを防ぐほか、保湿成分である「ユズセラミド」を配合し、うるおいのある肌を実現していく。肌美精独自の成分「美肌キメ成分Ex」でうるおい美肌に「肌美精プレミア 薬用クリーム」には肌の保水をサポートし、ハリのある肌へ導く保湿成分「リフトモイストACT」を配合。また、肌美精独自の成分「美肌キメ成分Ex」でうるおい美肌に導く。「肌美精プレミア 薬用3Dマスク」には、シワ・シミの気になるあらゆる部分に独自の3D形状シートマスクが密着し、美容液を閉じ込める効果がある。「肌美精プレミア 薬用クリーム」の容量は20g、「肌美精プレミア 薬用3Dマスク」は3枚入りで、いずれもオープン価格。9月27日に発売が予定されている。(画像はプレスリリースより)【参考】※クラシエホームプロダクツ株式会社 「肌美精プレミア」
2022年09月26日男子プロバスケットボールリーグ・Bリーグが9月29日(木)、7シーズン目に突入する。9月20日、『B.LEAGUE 2022-23シーズン ティップオフ カンファレンス』が行われた。2年ぶりにB1リーグ全24チームの選手が一堂に会し、意気込みを語った。『日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22』のカードかいきなり開幕戦で実現。5季ぶり2度目の優勝を果たした宇都宮ブレックスが10月1日(土)・2日(日)・敵地に乗り込み、琉球ゴールデンキングスと対峙するのだ。琉球・田代直希と宇都宮・比江島慎は、今季の抱負を口にした。田代「昨季は初めての『ファイナル』を経験し、今季は三冠を狙いたい。三冠を狙えるチームは2チームしかない。そういう舞台を経験するためにも、しっかりと狙っていきたい」比江島「去年優勝させてもらったが、まだまだチームとして『天皇杯』を取っていない、連覇もしていない。『東アジアスーパーリーグ』もある。そういうタイトルを貪欲に狙っていきたい。最終的には王者を目指したいが、まずは(レギュラーシーズン)全体1位を目指したい。去年よりも高いレベルを目指したい」ふたりとも開幕戦を楽しみにしていた。田代「とても楽しみにしている。プレシーズンマッチでいいところ悪いところ、すごく出たので、もう一段ギアを上げて、開幕戦を迎えたい。『ファイナル』の舞台で悔しい思いをしたので、今年はホームで開幕戦を迎えられるので、宇都宮にチャレンジして、いいゲームをしたい」比江島「注目度の高いカードになると思う。相手のホームコートになるし、素晴らしいアリーナなので、楽しんでやりたい」開幕戦を楽しみにしながらも、ふたりは「いきなりではなく、お互いにチームとして煮詰まってから戦いたかったという思いはある」(田代)、「開幕戦からやるのかというのが正直な気持ち」(比江島)と本音を垣間見せた。富山グラウジーズから加入したジュリアン・マブンガについて比江島が「個人で打開できる素晴らしい選手で、自分とのピックアンドロールのバリエーションも豊富。さらにパワーアップしたブレックスを見せられると思う」と手応えを語れば、田代は「マブンガが入り、ハンドラーの比江島さんがいる。止めるのは難しいと思う」と警戒した。2季ぶりの優勝を狙う千葉ジェッツは10月1日(土)・2日(日)・船橋アリーナで大阪エヴェッサを迎え撃つ。千葉Jから富樫勇樹、大阪から竹内譲次が登壇し、次のようにコメントした。富樫「千葉はスタッフが入れ替わったが、今季も変わらずスピードでファンのみなさんをたぎらせていきたい。(ジョン・パトリック新HCが就任し)かなり変化はあるが、いい雰囲気でプレーできている。ディフェンスが去年より激しくなっている。期待してもらっていいと思う」大阪・竹内「大阪エヴェッサは得点力の高い選手が揃っているので、得点をたくさん取って、爆発力のあるバスケをお見せしたい。Bリーグは7年目を迎え、1年目よりもトップと下位チームの差が縮まっている。(西地区の)京都(ハンナリーズ)、滋賀(レイクス)が強化しているのはリーグにとっても、個人にとってもいいことだと思う」開幕戦で警戒する選手はこうだ。富樫「橋本(拓哉)選手がケガから復帰したので彼。ケガをする前、手強かった。復帰して期待している部分と、相手として警戒している部分がある」竹内「富樫選手と(ギャビン・)エドワーズ選手。ふたりはチームの大黒柱。HCが変わったが、長年培ったものがあるので警戒したい」『天皇杯』3連覇とともに悲願のBリーグ制覇を見据える川崎ブレイブサンダースは10月1日(土)・2日(日)・浜松アリーナで三遠ネオフェニックスと対戦する。開幕記者会見には三遠・サーディ・ラベナと川崎・藤井祐眞が出席した。ラベナ「私たちの試合を見てくれた人に情熱とエナジーを与えられるような試合をしたい。開幕戦を非常に楽しみにしている。新しい選手と新しいコーチを迎え、日本有数の強豪である川崎とホームでブースターの前で戦えることを楽しみにしている。最善を尽くしたい」藤井「先日、ユーチューバーのクリエイターと試合をさせてもらったが、色んな方面でバスケットを盛り上げていきたいと思う。(開幕戦について)三遠は何もかも変わってどんなチームになるかわからないが、今まで千葉を率いていた大野(篤史)HCに変わり、もっといいチームに変わっていると思うので、開幕戦が楽しみ」ラベナが新チームの進捗を「選手もコーチも新しい顔ぶれとなり、システムも変わった。ディフェンスを重視するシステムに変わり、アジャストできるよう開幕に向けてがんばっている」と明かせば、藤井は「ここまで変わる相手とやるのはなかなかないし、どういう戦術でくるかわからない。一番警戒してないといけないのはマベラ選手や金丸(晃輔)選手、選手個々のスカウティングをしっかりやっていきたい」と用心する。先出し開幕戦は9月29日(木)・10月1日(土)・ドルフィンズアリーナでの名古屋ダイヤモンドドルフィンズ×シーホース三河である。栄えあるオープニングゲームに向けて、名古屋D・須田侑太郎、三河・柏木真介が意欲を表した。須田「我々ドルフィンズは攻守ともにアグレッシブなスタイルが持ち味なので、今季はさらに磨きをかけて応援してくれる人がエキサイティングな気持ちにさせるバスケをしたい。先出し開幕戦ということですごく注目されていると思う。三河はタレント力がチームなので、しっかりそこを抑えていい波を掴めるようにしたい」柏木「若い選手が多いので、よりエネルギッシュに、そして激しくやるためにハードワークがすごく必要になるので、今季はこのハードワークをテーマに戦っていきたい。名古屋も力のある選手が多いので、若いチームの僕らがどれだけ戦えるかしっかりチャレンジしたい。オープニングゲームにふさわしいゲームができるようベストを尽くしたい」愛知ダービーに負けるわけにはいかない。須田「愛知ダービーで先出し開幕戦。非常に楽しみにしている。絶対に負けられないライバルとのゲーム、チーム一丸となって勝ちたい」柏木「ダービーということで昔からの歴史もある。個人的にもすごく負けられないし、ファン・ブースターも特別な思いがあると思う。より特別なゲームになると思う。力と力のぶつかり合い、互いに力を出していいゲームをしたい」ほかにも茨城ロボッツ×ファイティングイーグルス名古屋・アダストリアみとアリーナ、群馬クレインサンダーズ×滋賀・太田市運動公園市民体育館、レバンガ北海道×秋田ノーザンハピネッツ・北海きたえーる、信州ブレイブウォリアーズ×アルバルク東京・ホワイトリング、富山×サンロッカーズ渋谷・富山市総合体育館、新潟アルビレックスBB×島根スサノオマジック・シティホールプラザアオーレ長岡、広島ドラゴンフライズ×横浜ビー・コルセアーズ・広島サンプラザホール、京都×仙台89ERS・京都市体育館が10月1日(土)・2日(日)に開催。選手たちは次のようにコメントした。茨城・平尾充庸「我々はリーグの中でもスモールラインナップになっている。アップテンポな速い展開のバスケをお見せできると思う」FD名古屋・宮崎恭行「ホームアリーナはコートと観客がすごく近く熱いブースターが多いので、チームとブースター、会場がひとつになって戦っていけると思う」群馬・野本建吾「群馬に関わってくれる全ての方にチーム一丸で戦っていく姿勢を届けられれば。プレシーズンを行い、チームも非常にいい状態に向かっている。開幕戦もホームでできるので、勝利を届けられるようがんばっていきたい」滋賀・テーブス海「今年は若い選手が多いチームなので、パッションあふれるプレーに注目してほしい。プレシーズンで積み重ねてきたものを発揮し、開幕戦では新しい滋賀レイクスをブースターに見せたい」北海道・橋本竜馬「(B.LEAGUEパーパスの)『ココロ、たぎる。』は自分の中で気に入っている。その中で激しく、熱い戦いをファンに毎試合見てほしいと思っている」秋田・田口成浩「秋田の選手のコートを駆け巡る姿をみなさんに届けていきたい」信州・三ツ井利也「日本人選手では僕と新加入の生原(秀将)が最年長という若いチームだが、プレシーズンでインパクトを残しているので、そこを見てほしい。僕らはD2からオフェンス、ディフェンスともに遂行力を高く保ってここまで来たと思っているので、そこに注目してもらえればと思う」A東京・安藤周人「今季から立川から代々木第一にホームアリーナが変わり、5年間率いたルカ(・パヴィチェヴィッチ)から(デイニアス・)アドマイティスルカにHCも変わり、チームとしてもクラブとしても新たなステージへ向かうということでチームスローガンの『Next FAZE』を目標に戦いたい」富山・晴山ケビン「昨年に引き続きインサイドを制圧して、インサイドを起点にしたバスケットを展開して、ファンと一緒に興奮できればと思っている」SR渋谷・ベンドラメ礼生「サンロッカーズのひとつの武器であるディフェンスから会場、テレビで見ている人が思わず立ち上がって声を出したくなるようなエナジーを伝えていきたい」新潟・澁田怜音「今季は若い選手が多いので、たくさん走ってアップテンポなバスケをするというのがキーワードなので、勢いをつけた試合をしていきたい」島根・安藤誓哉「昨年島根はバズソースタイルでいいオフェンスができたと思うので、今年は激しいディフェンスをしてオフェンスもディフェンスもたぎらせたい」広島・辻直人「見ているファン、会場に来てくれたブースター、実際にやっている自分たちが楽しんでバスケットをやることによって、見ている人に何かを与えられることができると思うので、ドラゴンフライズのバスケットを楽しんでもらいたい」横浜BC・森井健太「今年の横浜は若い選手が多いので、エナジーあふれるアグレッシブなプレーで引っ張っていけるようがんばっていきたい」京都・久保田義章「今季は『共に、登る。』というスローガン。若い選手がたくさんいるので失敗を恐れず、全員で勝ちにこだわって、全員で登っていきたい」仙台89ERS・渡辺「仙台はディフェンスのチーム。泥臭く強度の高いディフェンスをファンに見てもらいたい」『B1リーグ 2022-23』は3季ぶりに東・中・西の三地区制で順位を争う。9月29日(木)に開幕し、2023年5月7日(日)まで長く険しいレギュラーシーズンを展開。5月11日(木)に『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23』がスタートし、5月27日(土)~30日(火)・横浜アリーナにて『B.LEAGUE FINALS 2022-23』を予定。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)チケット情報B1リーグ 2021-2022
2022年09月22日ジークスタースポーツエンターテインメント株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:大賀智也)が運営・マネジメントする日本ハンドボールリーグ(以下JHL)所属のジークスター東京は、JHLが2024 年開幕にて準備を進める新リーグの入会について、8月31日を締め切りとする今回の審査申請は見合わせる決定をしましたのでお知らせいたします。ジークスター東京は、東京を拠点とするハンドボールチームとして若い有志が結集し、「東京から、世界と戦えるハンドボールチームを!」をコンセプトに2018年に前身となるチームが創設されました。多くの支援者のご尽力により2020年シーズンからJHLへの参入が決定し、2020年4月にプロハンドボールチーム「ジークスター東京(ZEEKSTAR TOKYO)」として、企業名を付さない、地域に密着した東京のチームというブランディングで新たな一歩を踏み出しました。ハンドボール界の発展のため、参入から一貫してハンドボールを新しいアリーナエンターテインメントに進化させ、人々に「驚き」「喜び」「感動」を提供するという付加価値をつけるべく活動しています。エンターテインメントとしての試合興行と演出、最新ITを利活用したチーム強化やファンサービスを自ら企画、実践し進化させてきました。また、次世代ハンドボーラー育成、地域貢献、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。日本のハンドボール界にプロリーグが誕生することは選手、チーム、そしてファンにとってもおおいに期待できることであり、ハンドボール界の未来を切り拓こうとしているジークスター東京とも方向性は合致します。今後、様々な背景を持つ各チームの意見が十分にくみ取られ、新リーグの事業計画や、ESG時代にふさわしい運営体制・手法、情報開示等に納得できた段階で改めて参入を検討する予定です。ジークスター東京はこれからもハンドボール界の発展に尽力していきます。Twitter投稿 : instagram投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月01日ひらかたパーク(枚方市枚方公園町1-1)は、日本フットボールリーグ(以下、JFL)に所属する「FCティアモ枚方」のホームゲーム、JFL第22節FC大阪戦が行われる9月18日(日)に、コラボ応援イベント「ひらパーDay」を開催いたします。表1: ■開催概要■【開催日】2022年9月18日(日)【場 所】たまゆら陸上競技場(大阪府枚方市中宮大池4丁目10−1)、ひらかたパーク【時 間】開場13:00、キックオフ14:30【料 金】<前売券>1.ひらパー入園券付き観戦チケット(100枚限定)おとな(高校生以上) 2,400円、中学生 1,800円、小学生 1,000円<セット内容>ひらかたパーク入園券(2023/3/31まで有効)、観戦チケット(9/18限り有効)、オリジナルフォールディングファン(折りたたみうちわ)<当日券>2.枚方市民招待者対象入園割引チケットおとな(高校生以上) 1,400円、2歳〜小学生 700円※枚方市民招待当選メールと身分証を、ひらかたパークチケットうりばで呈示。入園料料金を割引販売。※前売券は完売した場合、当日券の販売はございません。※詳細や販売方法、試合のライブ配信視聴方法などはFCティアモ枚方のホームページをご確認ください。■ひらパーDay連動企画 ひらパーPR動画対決■ひらパーDay開催を記念して、選手5名がひらパーの “いいところ”をPRする動画で対決。ひらかたパーク公式Twitterで投稿し、「いいね」「リツイート」「コメント」の合計数を競います。合計数が最も多い選手に投票した方には抽選で、豪華賞品をプレゼントします。<投稿日時>2022年9月5日(月)~9日(金)に毎日1本ずつ投稿<投票期間>初回投稿時~9月18日(日)14時<結果発表>9月18日(日)に、たまゆら競技場でハーフタイム中に発表※詳細は後日、ひらかたパークWEBサイトにて行います。■ひらかたパーク 来園者対象企画■1.オリジナルフォールディングファン「ひらパー入園券付き観戦チケット」購入者を対象に、ノームショップでチケットをご呈示いただくと、選手の直筆サインが入った、オリジナルフォールディングファン(折りたたみうちわ)をプレゼントします。本イベント限定の貴重なアイテムです。オリジナルフォールディングファン※画像はイメージです。2.ひらパーDay限定特別出店枚方の魅力を感じていただくグルメメニューなどが、ひらかたパークに登場します。購入特典として、商品1点をお買い上げにつきオリジナルグッズを1つプレゼント。FCティアモ枚方ファンはもちろん、一般のお客さまもご利用いただけます。詳細は後日、ひらかたパークWEBサイトにて発表いたします。※購入特典は数に限りがあります。3.FCティアモ枚方応援スポットお土産ショップ「フロドの森」にミニパブリックビューイングスペースを設置。動画配信サイト「REIBOLA」で配信される試合の模様を、どなたでも気軽に観戦いただけます。またフォトスポットとして、選手・監督の集合写真パネルも登場予定です。【REIBOLA WEBサイト】 ■たまゆら陸上競技場 来場者対象企画■試合会場となる、たまゆら陸上競技場にご来場いただいた方を対象に、ハーフタイム抽選会、MVP選手へのプレゼンター抽選会の実施など、様々な企画をご用意しています。また好評販売中の“FCティアモ枚方×ひらかたパーク”のオリジナルTシャツの販売も致します。詳しくはFC ティアモ枚方WEBサイトをご確認ください。【WEBサイト】 <オリジナルコラボTシャツ>FCティアモ枚方とひらかたパークのコラボロゴが胸元に大きくデザインされた、オリジナルコラボTシャツ。▲FCティアモ枚方×ひらかたパークコラボロゴ■「FCティアモ枚方」とは■枚方・寝屋川・交野を中心とした北河内地域をホームタウンとする社会人サッカーのクラブチーム。2020年、全国地域チャンピオンズリーグを制覇して悲願のJFL昇格を成し遂げました。優勝を決めた試合では、ひらかたパークでパブリックビューイングをおこない、地元のサポーターとその喜びを共有するなど、地域密着での活動を強化しています。さらに枚方市のPR大使に任命され、枚方市の地域活性化にも貢献しています。ティアモ(TIAMO)とは、イタリア語で「愛している」を意味し、地域を愛し、そして地域から愛されるチームに、という想いに由来しています。【WEBサイト】 以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月12日韓国のボーイズグループ・U-KISSのライブ映像作品「U-KISS LIVE IN BUDOKAN」が、dTVユーザーを対象にしたアーティスト別アンケートで1位になった。2008年に韓国デビューし、2011年に「Tick Tack」で日本デビューを果たしたU-KISS。アメリカや中国などで海外生活経験のある個性豊かなメンバーで結成され、実力派グループとしてアジア全域で活躍。メンバーチェンジを経て、2022年からはスヒョン、キソプ、フンの3人編成で再始動した。dTVでは、デビュー直後の2012年から2020年までのライブ映像15作を配信中。今回のアンケートでは、初の武道館公演を映像化した「U-KISS LIVE IN BUDOKAN」が1位に選ばれ、初ジャパンツアーのファイナル公演を収めた「U-KISS 1st JAPAN LIVE TOUR 2012」が2位、初のハロウィンイベント「Happy Halloween Party~UKISS or kiss me ドキドキ ドッキリ大作戦~」が3位となった。
2022年08月10日いきなりの首位攻防戦だ。2週間ぶりに再開となる『明治安田生命J1リーグ』で13勝6分3敗・勝点45の首位横浜F・マリノスと11勝7分4敗・勝点40の2位鹿島アントラーズが激突。第23節にして、今後のV戦線を大きく左右する重要な一戦と言えよう。30年間唯一J1の舞台で対戦が続くオリジナル10同士による“The CLASSIC”はより大きな意味を持つ。横浜FMは第14節までチーム最多得点をマークしていたCFアンデルソン・ロペスが6試合出場停止となり第15節以降の成績が危ぶまれたが、代わりに入ったレオ・セアラが救世主となった。それまでわずか1得点だったレオ・セアラは第15節・京都サンガF.C.戦から8戦9発の大爆発。チームの6連勝、そして8試合負けなしの原動力となった。ただ、ここ2試合連続の引き分けは気になる。第21節・セレッソ大阪戦は数少ないチャンスを効果的に決められて0-2。チャンスは作れどゴールが遠い展開に敗戦ムードが漂い始めたが、79分こぼれ球に詰めた右ウイング仲川輝人の決定機を阻止した左SB山中亮輔が退場。84分セアラがPKを冷静に沈めて1-2。アディショナルタイムにはボランチ岩田智輝のふわりとしたクロスにセアラがヘディングシュートを合わせて2-2。連勝は6で止まったが、敗戦濃厚な雰囲気を払拭し、勝点1を手繰り寄せた。第22節・サガン鳥栖戦も仲川がPKを獲得。17分仲川が右サイドからボックス内へドリブルを仕掛けると、相手DFはたまらずファウル。18分キッカーを務めたセアラが真ん中を撃ち抜き先制。1点を先取しペースを掴んだかに見えた横浜FMだが、鳥栖は怯まず。6分後に同点弾を献上し、59分にはCKから逆転を許す。追う展開となった横浜FMは64分にアンデルソン・ロペス、エウベル、マルコス ジュニオールの3枚代え。ゴールへの圧力を高めるもGKパク・イルギュの好守に得点を阻まれる。それでも横浜FMは85分、右SB松原健のクロスを仲川に代わって右ウイングに入った水沼宏太が技ありバックヘッドでゴールネットを揺らした。この2戦連続の2-2を首位を走るチームの底力と見るか、神通力が弱まったと取るかは意見が分かれるところだろう。対する鹿島だが、こちらは完全に足踏み状態に陥っている。第14節以降、2勝6分1敗。3試合連続ドロー中である。第20節・C大阪戦は35分にオウンゴールで先制されるもアルトゥール・カイキのヘディングで前半の内に同点に追い付く。後半早々に鈴木優磨が個人技の高さを見せ逆転するも、70・77分とカウンターから立て続けに失点。89分にエヴェラウドがオーバーヘッドのゴラッソを決めて3-3。劇的ゴールにボルテージは上がったが、もったいない失点が気になるゲームとなった。続く北海道コンサドーレ札幌戦はハイテンポに攻め合うもスコアレスドロー。前節・ヴィッセル神戸戦も後半早々に大迫勇也に先制弾を決められて追う展開に。58分鈴木のクロスをエヴェラウドがヘッドで押し込んで同点と思いきや、相手DFにボールは跳ね返された。60分にはCBキム・ミンテが2枚目のイエローを受け退場となる苦しい状況に追い込まれた。それでも鹿島は諦めず。87分左SB広瀬陸斗の大きなサイドチェンジをボックス内の鈴木がヘッドで折り返すと、走り込んだ右MF和泉竜司がボレーシュート一閃。試合終了のホイッスルとともに両チームの選手たちがピッチに倒れ込む消耗戦は1-1で終わった。7月13日『天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会』ラウンド16でガンバ大阪を2-0で撃破した試合後、「今日はチームが明るくなる材料が非常に多かったと個人的に感じている。エヴェがゴールを取れて僕自身もうれしいし、悩んでいた安西(幸輝)のこともうれしいし、(ディエゴ・)ピトゥカもここで完全復活という意味で決めてくれてうれしい」と手応えを口にした鈴木だが、16日・神戸戦後では「また同じ繰り返しかと個人的に思う。こういう試合をここ最近ずっとやっているので、追い付いたという評価は僕の中でもうさすがにできない。これを勝点3に変えるのが勝つチーム、優勝するチームだと思う」と悔しさを露わにした。第23節が続けて行われていたら、横浜FM有利は動かないところだろう。だが、『EAFF E-1 サッカー選手権 2022』決勝大会によって2週間の中断期間があり状況は変わった。ご存じ、横浜FMは水沼宏太、宮市亮、西村拓真、岩田智輝、藤田譲瑠チマ、畠中槙之輔、小池龍太の7人を日本代表に送り出し、鹿島からは選出はなし。7月27日・韓国戦は宮市を除く6人が先発出場し、岩田、畠中、小池はフル出場。途中出場した宮市は右ヒザをケガした。韓国代表を3-0で粉砕し、4大会ぶり2度目の『E-1』優勝を獲得した自信は計り知れないが、疲労は確実に蓄積している。マスカット監督が代表組をどのように起用するか注目される。一方の鹿島はチーム全員でみっちり2週間F・マリノス対策を叩き込み天王山に臨むわけではない。ケガ人に新型コロナウイルス陽性者が重なり、思うようにトレーニングを消化できなかった。ここで万全を期しておきたかったレネ・ヴァイラー監督としては思惑が外れた格好だが、代表7人を欠いた横浜FMよりは有意義な時間を過ごしたことだろう。ベストではなくとも、ベターな準備は施してきた。リーグ戦の通算成績を振り返ってみると、鹿島が34勝8分23敗と勝ち越し。直近6試合でも5勝1敗と鹿島が圧倒する。昨季までは5連勝。しかも合計16ゴールを量産している。鹿島がカウンターからハイラインの裏のスペースを突いてゴールラッシュを見せていたのだ。ただ、5連勝中に5戦連発となる計6得点と横浜FMキラーぶりを見せ付けていた上田綺世は新天地へ旅立った。さらに前回の対戦では、横浜FMがやり返した。4月10日・カシマスタジアムでの第8節。リーグ戦5連勝中の鹿島が好機を連発する。25分鈴木優磨の右クロスにアルトゥール・カイキが高い打点のヘッドを合わせるも惜しくもクロスバーを叩き、41分GKクォン・スンテのパントキック一本からFW上田が抜け出すもシュートはGK高丘陽平の正面を突いた。52分MF樋口雄太の右CKをCBに入った三竿健斗がニアで合わせるも、こちらも高丘が好セーブ。チャンスの数では横浜FM、決定機の数では鹿島が上回る試合展開の終盤、試合が動いた。82分永戸勝也のCKをフリーのCFアンデルソン・ロペスがドンピシャヘッドをズバリ。ここから横浜FMのゴールショーがスタート。89分に途中出場のエウベルの作り直しのクロスをトップ下・西村が滞空時間の長いヘディングシュートを放ち勝負あり。アディショナルタイムにはエウベルの縦パスにレオ・セアラが折り返しのラストパス、ゴール前に走り込む宮市が気になったのか、オウンゴールを誘った。試合後、ケヴィン・マスカット監督が「エクセレントな試合だった。選手たちが素晴らしいメンタルを見せ、強さが出してくれた。ボールを支配しようとして、いい結果につながった。繰り返しになるが、メンタルの強さが出た試合となった」と胸を張った。果たして、横浜FMがダブルを達成し首位固めに入るのか、鹿島が勝点差を詰めて再び混戦に持ち込むのか。明治安田J1』第23節・横浜FM×鹿島は7月30日(土)・日産スタジアムにてキックオフ。当日は城彰二、鈴木隆行、波戸康広らで構成されたチームBLUEと栗原勇蔵、兵藤慎剛、坂田大輔が名を連ねるチームWHITEが対戦する『横浜F・マリノス30周年記念OBマッチ supported by #命つなぐアクション』や波戸アンバサダー、栗原クラブシップ・キャプテンとともに鹿島の中田浩二クラブ・リレーションズ・オフィサーによる『レジェンドトークショー』を展開。チケットはチケットF・マリノス(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。
2022年07月29日映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が、本日よりプレミア配信されている。ワーナー・ブラザースの「プレミア配信」は、話題の最新映画が、自宅をはじめ好きな環境で楽しめるデジタルレンタル&デジタルダウンロード販売にて、最速で提供されるもの。『マトリックス レザレクションズ』『THE BATMAN-ザ・バットマン-』に続き、 このたび第3弾として、4月に劇場公開されたばかりの『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のプレミア配信が開始となる。魔法ワールド最新作であり、ファンタビ史上最高傑作とも呼び声の高い本作は、映画館での累計興行収入は46億円、観客動員数は314万人となり、全米を除くインターナショナル興行収入でも日本は地元イギリスを抜いて世界でトップとなった。ファンタビ3作目となる今作では、魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、ダンブルドア先生やマグル達と寄せ集めのデコボコチームを結成し、世界の未来を操ろうと企む史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルドに立ち向かう。そして明かされる、ダンブルドアとその一族に隠された誰も知らない秘密とは?ホグワーツ城、ホグズミード村、不思議なトランクや可愛い仲間のビーストたちとともに、より深く大きく広がっていくストーリーでは、『ハリー・ポッター』シリーズとのつながりも随所に登場し、全ての『ハリー・ポッター』と魔法ワールドのファンにとって、ますます見逃せない展開が待っている。キャストは、主演を務めるニュート・スキャマンダー役のエディ・レッドメイン、ダンブルドア役のジュード・ロウをはじめ、ダン・フォグラー(ジェイコブ役)、アリソン・スドル(クイニー役)、キャサリン・ウォーターストン(ティナ役)、エズラ・ミラー(クリーデンス役)らが続投。さらに本作より「黒い魔法使い」グリンデルバルドとして、マッツ・ミケルセンが参加している。人気の吹替版でも、エディ・レッドメインの声を務める宮野真守、ジュード・ロウの声に森川智之が続投のほか、マッツ・ミケルセンの吹替には、これまでにも彼の日本語吹替を多く担当してきた井上和彦が名を連ねている。オリジナルキャストと並ぶ実力派豪華布陣は必見。なお、本日より放映となる『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』プレミア配信のTVCMでは、お笑い芸人・もう中学生がナレーションを務めている。おなじみの”あの”フレーズも?そして、Amazonプライム・ビデオでは『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の本編冒頭10分映像の無料配信を開始。 独占配信期間は 7月1日(金)から7月28日(木)までとなっている。さらに、『ハリー・ポッターと賢者の石』公開20周年記念として、ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント他、豪華出演陣が、シリーズ終了後初めてホグワーツ魔法魔術学校で感動の再会を果たした初の同窓会もリリースされる。お互いの人生の一部となった仲間たちとの魔法のような瞬間、人生を変えた思い出、そして今は亡きメンバーへの思い。今だからこそ話せる『ハリー・ポッター』の知られざる舞台裏が語り尽くされる。さらに、映画キャストと同じように、本作のために「ハリポタ」声優陣が再集結。ハリー役の小野賢章、ハーマイオニー役の須藤祐実、ロン役の常盤祐貴をはじめ、オリジナル吹替声優たちによる日本語吹替版収録が実現した。貴重な本作も見逃さないでほしい。【ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』プレミア配信情報】プレミア配信プラットホーム一覧 (50 音順)Amazonプライム・ビデオ、イッツコムオンデマンド、GYAO!ストア、Google Play、クランクイン!ビデオ、J:COMオンデマンド、DMM動画、dTV、TELASA、ひかりTV、 ビデオマーケット、Microsoft映画&テレビ、music.jp、milplus、U-NEXT、Rakuten TV【『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』Amazonプライム・ビデオ 冒頭10分映像無料独占配信】【『ハリー・ポッター20 周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』詳細】字幕版・吹替版 先行デジタル配信中ブルーレイ&DVD 発売・レンタル 近日リリース日発表予定公式サイト Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. J.K. Rowling’s Wizarding World TM J.K. Rowling and Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) J.K.R.
2022年07月01日4位死守に向けて、正念場となる一戦である。横浜キヤノンイーグルスが『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022』第14節で埼玉ワイルドナイツを迎え撃つのだ。4位・横浜Eは9勝4敗・勝点41、5位・東芝ブレイブルーパス東京が8勝5敗・勝点39とつばぜり合いが続く。対する埼玉WKは11勝2敗・勝点48の3位ながら、新型コロナウイルス感染症による不戦敗を除けば、11戦全勝。最後の『トップリーグ』チャンピオンは新リーグ初代王座に照準を合わす。第1ラウンドはある意味衝撃的な結果となった。1月23日の『NTTリーグワン2022』第3節は横浜E有利と思われた。開幕戦でグリーンロケッツ東葛に33-12、続く第2節はコベルコ神戸スティーラーズに55-21と連勝スタートを切った横浜Eに対して、埼玉WKは開幕直前にコロナの陽性者・濃厚接触者が続出。2試合が中止を余儀なくされ、チームが活動を再開させたのは試合6日前であった。さしもの王者も試合勘、ゲーム体力、戦術理解、すべてにおいて不安視された。だが、試合が始まれば、埼玉WKはそんな不安を一掃。2週間の空白を感じさせない好パフォーマンスを披露した。8分にFB小倉順平のPGで横浜Eが先制したが、6分後にはSO松田力のPGで同点。その後互いに決め手を欠いたが、前半の内に埼玉WKにトライを奪われた。36分オーストラリア代表42キャップのWTBマリカ・コロインベテからのパスが乱れるもCTBディラン・ライリーが拾いそのまま走り抜けて3-10で折り返した。51分、埼玉WKは稲垣啓太&平野翔平の両PR、HO坂手淳史主将、FLラクラン・ボーシェー&福井翔大と一気に5枚替え、ギアを一段上げた。56分にスクラムからコロインベテが抜け、新加入のボーシェー、ウエールズ代表20キャップのCTBハドレー・パークスとつないでトライを奪うと、69分には松田がPGを成功。75分には松田が右サイドに張ったWTB竹山晃暉へキックパスをズバリ。終わってみれば3-27。横浜Eは埼玉WKの堅守と決定力、そして卓越した試合巧者ぶりに屈したのだった。試合後、沢木敬介監督は「試合は生き物、前半は流れを掴むチャンスがあったが、ワイルドナイツの選手の経験や上手さで、なかなか自分たちが勢いに乗ることができなかった。今日もまたいい勉強をさせてもらった」と振り返り、欠場した田村優に代わりキッカーを務めた小倉も「敵陣に入れば入るほどディフェンスが堅くなることは事前にわかっていたこと。その中で崩し切れなかった。ブレイクダウンの強い相手やタックル後のリロードの早いチームに対して、どうやって崩すかが課題、次から何ができるかを話していきたい」と修正点を明確にした。埼玉WK強しを強烈に印象付けた第3節から3か月、横浜Eは着実にステップアップしてきた。大雨・強風・寒さの三重苦に襲われた3月18日の第11節・トヨタヴェルブリッツ戦では田村とともにNO8アマナキ・レレイ・マフィを欠きながら20-9で勝利。続く首位・東京サンゴリアスとの第12節も、残り7分まで27-28と競った展開に持ち込んだ(最終的なスコアは27-40)。4月15日・第12節では第5節で21-50の完敗を喫した2位クボタスピアーズ船橋・東京ベイに31-20の勝利。7分、SO小倉のキックがチャージされて先制トライを許すも、16分には連続攻撃を経て小倉がパスダミーから自ら飛び込んだ。FBエスピー・マレーのCGも成功し追い付くと21分にはS東京ベイに2本目のトライを奪われる。36分にはマレーがPGを決めて10-14で前半を折り返した。後半は横浜Eが勢いを得る。44分ゴール前でのスクラムからのアタックでマレーのパスを受けたCTB梶村祐介がスペースを突きトライ。49分にはシンビン(10分間の一時退場)で数的有利となると横浜Eは圧を強める。横浜EのプレッシャーにS東京ベイがペナルティをおかすと57・70分とPGを決めて23-14。74分、残り5mでラインアントからドライビングモールを押すもグラウディングできずにノートライに終わるも、4分後の同じような局面では再びモールで押し込み今度はPR五十嵐優がしっかりグラウディングし、勝負あり。接点への出足の鋭さと運動量で18個ものペナルティを誘った横浜Eが見事に第1ラウンドの借りを返したのだった。S東京ベイ戦の勝利に、辛口で知られる沢木監督も「チームもいい方向に進んでいると思う。ただこれからも試合は残っている。トップ4が目の前にぶら下がっている状況なので、チーム全員で一戦一戦成長しながら、自分たちのスタイルを築き上げながら、さらなる進化をしていきたい」と珍しく手応えを口にした。HO庭井祐輔ゲーム主将が「前回はブレイクダウンの部分で負けたが、その課題をしっかりと修正できた。ブレイクダウンで善戦できたからこそ、この結果があると思う。そこが成長できた点」と胸を張れば、マレーも「トップ 4の相手に対しても、自分たちの能力をしっかりと信じて戦うことが徐々にできるようになったのではと思う。チームとしてもしっかりとこのまま継続して成長していきたい」と自信を深めた。再び雨の金曜ナイトゲームとなった前節も危なげない完勝を収めた。相手は11位に沈むシャイニングアークス東京ベイ浦安だが、第12節・埼玉WK戦では善戦した。SA浦安は第5節5-48と大敗を喫した埼玉WKに前半を10-0で終え、後半に逆転を許してなお73分に24-24の同点に追い付くなど地力を発揮したのだ(最終スコアは24-31)。横浜Eはそんな相手にも隙を見せなかった。6分、相手のキックパスをインターセプトしたWTB松井千士が自陣10mラインから独走トライを奪うと、24分にはモールで前進しFLコーバス・ファンダイクがラックサイドを回り込んでトライ。前半の内に一本返されたが、14-5とリードした。後半早々に会心のトライも決めた。43分、SH山菅一史からシザースパスを受けたマフィが一気にインゴールに飛び込んだのだ。50分には得意のモールが決まり、59分にSO田村が戦線復帰。66分その田村がキックパスでトライに導いたと思いきや、TMOの結果でノートライ判定に。それでも横浜Eは攻め続け、試合終了間際に途中出場のNO8シオネ・ハラシリがクイックタップからインゴールへボールを運び35-5。快勝劇を締め括った。してやったりのゲーム展開に沢木監督は「結果的にボーナスポイントを獲得して勝てたことは次のワイルドナイツ戦へ勢いがつながる。ただ前半よかったスクラムが、後半あまり優位に立てなかった。まだまだ個々のパフォーマンスにこだわっていかないといけない。ワイルドナイツ、スティーラーズ、グリーンロケッツの3チームに対して、しっかりしたゲームをしないといけない」とラストスパートを誓った。1か月ぶりにプレーした田村の評価を問われると、指揮官はこう答えた。「優は先週しっかり練習できた。雨の試合もゲームコントロールがうまくできていると思う。ただもう少しタックルしないと」改めてS東京ベイ戦の勝因を求められると、沢木監督はこのようにコメントした。「勇気を持ってチャレンジするところが一番変わった。自分たちがやろうとしていることを相手のプレッシャーとか、ミスを恐れてチャレンジしないのが一番のミス。前回のスピアーズ戦でも、そういうマインドのところが変わってきた」次節・埼玉WK戦へコメントを求められると、こう返した。「1回やっている。ワイルドナイツのディフェンスはリーグで一番堅いと思う。そこをどうやって崩すかイメージはある。来週1週間しっかり準備をして、ワイルドナイツのプレッシャーに負けずにしっかりチャレンジしたい」綿密かつ豪快なトライを決めたマフィは「あれはモールから始まったプレー。みんなが自分を犠牲して、いいモールを組んでくれたおかげ。その後のプレーはサインプレー。みんながお膳立てしてくれたおかげで、自分がいいプレーをしたように見えたが、あれはみんなで勝ち取ったトライ」とチームメイトを称えつつ、次節へ向けて「パナソニックはチャンピオンなので大きなチャレンジになる。前回の試合結果が残っているが、全力を尽くしてしっかり勝ちたい。非常に楽しみにしている」とキッパリ。一方、無敗の埼玉WKだが、盤石かと言われると、決してそうではない。第11節・静岡ブルーレヴズ戦は80分にFWが近場を攻め最後はNO8ジャック・コーネルセンがトライ、松田がCGさせて25-24の大逆転劇となった。第12節・SA浦安戦は前記の通り、75分にSH小山大輝、松田、堀江、NO8大西樹、CTBヴィンス・アソとつないで31-24。神戸Sとの前節は18-17で迎えた56分に相手にイエローカードが出ると、59分にスクラムからのアタックでWTB竹山晃暉が飛び込み、64分には連続攻撃から堀江が密集を走り抜けるなど立て続けにトライを奪い勝負を決めたと思われたが、神戸Sのモールに苦しみ37-31。終わってみればまたもや接戦となった。ここ3試合の戦いぶりを勝負強いと見るか、王者らしくないと見るかは意見が分かれるところだろう。事実、3トライ以上の差を付けるボーナスポイントが取れないことが響き、S東京ベイに2位の座を明け渡した。神戸S戦後、堀江は「なかなか厳しいゲーム。自分たちのミスで思うようにできなかった。こないだの試合よりまだよかったが、自分たちがやらないといけないことができなくて、なかなか難しいゲームになった」と反省の弁を述べた。さらに遂行力の低下を問われると、「なんでやろう。教えてほしい。なんやと思います? わかんないっす」と考えつつ、「僕らの教え方が悪いのか。レフリーとか関係があるのかもしれないし、若い選手が目立とうとしているのか、逆に何も考えすぎなかったりしているのか。ラグビーにはいろんなキャラクターがいる、同じ方向を見させるのは難しい」と明かした。両チームの試合登録メンバーは以下の通り。【横浜E】1五十嵐優、2庭井祐輔、3津嘉山廉人、4サウマキ アマナキ、5コリー・ヒル、6コーバス・ファンダイク、7嶋田直人、8アマナキ・レレイ・マフィ、9山菅一史、10田村優、11松井千士、12梶村祐介、13ジェシー・クリエル、14ヴィリアメ・タカヤワ、15エスピー・マレー、16高島忍、17岡部崇人、18松岡将大、19アニセ サムエラ、20シオネ・ハラシリ、21天野寿紀、22小倉順平、23南橋直哉【埼玉WK】1稲垣啓太、2坂手淳史、3平野翔平、4長谷川崚太、5ジョージ・クルーズ、6大西樹、7ラクラン・ボーシェー、8ジャック・コーネルセン、9内田啓介、10松田力也、11マリカ・コロインベテ、12ハドレー・パークス、13ディラン・ライリー、14竹山晃暉、15野口竜司、16堀江翔太、17クレイグ・ミラー、18ヴァル アサエリ愛、19マーク・アボット、20布巻峻介、21小山大輝、22山沢拓也、23セミシ・トゥポウ果たして横浜Eが第1ラウンドのリベンジを達成するのか、埼玉WKが12連勝で返り討ちにするのか。『NTTリーグワン2022』第14節・横浜E×埼玉WKは4月23日(土)・日産スタジアムにてキックオフ。チケット発売中。試合の模様はtvk(テレビ神奈川)にて生中継。また『NTTリーグワン2022 プレーオフトーナメント』準決勝のチケットは4月22日(金)、決勝・3位決定戦のチケットは5月10日(火)よりJAPAN RUGBY SAKURA CLUB/JRFU メンバーズ先行抽選がスタート。初代王者を決める戦いも残り5試合、いよいよクライマックスへ向かおうとしている。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)横浜キヤノンイーグルス対埼玉ワイルドナイツNTTジャパンラグビー リーグワン 2022 DIVISION 1ジャパンラグビー リーグワン 特設ページジャパンラグビー リーグワン 2022 観戦ガイド
2022年04月22日小林聡美が『東京オアシス』(2011)以来、約11年ぶりに主演した映画『ツユクサ』完成披露プレミアイベントが行われ、小林さんをはじめ、松重豊、斎藤汰鷹、ベンガル、そして平山秀幸監督が登壇した。まず満席の客席を見渡した小林さんは「今日はあいにくの雨ですが、たくさんお集まりいただいてありがとうございます。短い間ですが、楽しい時間を持てたらと思っております」と挨拶。松重さんも「こうやって満席のお客さまの前で舞台挨拶ができるのは感慨深いです」としみじみ。本作でラブストーリーに挑んだ平山監督は「この作品は10年くらい前から企画が浮かんでは沈んで、ということを繰り返してきました。ですから、ようやく皆さんに観ていただけるということ、非常にうれしく思います」と晴れやかな表情。さらに「10年ってやはり長いようで短くて。だからこのメンバーで撮影することができて、落ちつくところに落ちついたという気がして非常にうれしいです」と付け加え、待望の映画完成に喜びをかみ締めた。小林さんも、本作は挑戦となる役だったという。「私はこれまで、あまり恋愛がらみのシチュエーションがなかった。だからそういったシーンが台本に書かれていたので、ちょっとドキッとしましたが、でも物語の流れの中で、自然に演じられればいいなと思っていました」と撮影をふり返ると、松重さんも「僕はこのテアトル新宿のスクリーン上では、何度死んだか分かりませんし、何度殺したか分かりません」と冗談めかしつつ、「そういう専門の俳優だったものですから、この年になって恋愛を担うなんて思ってなかったので。そこは挑戦だったなと思います」と感慨深く語った。一方、ベンガルさんはそんな2人が演じたラブストーリーについて「僕自身は、もっといい感じの男だなと思っているんですが。僕も役者をはじめて40年近くたちますが、そういう役は来ないですね。やはり人が見る目線って違うんだなと」と、うらやましそうな様子。松重さんは「ただ小林さんというのは、(『転校生』など)どうしても思春期の頃にスクリーンの向こう側にいた方というイメージがあるんですよ。だから、薬師丸ひろ子さんや小林聡美さんって、僕自身が思春期に戻ってしまう。そこが冒険でもあり、照れくさくもあり。なんか新鮮な感じでしたね」と、照れを見せながら述懐。小林さんも「松重さんは普段からこういう方なんで。(ラブストーリーといっても)ぶれない感じでしたね。ただ私自身、松重さんを尊敬していますから。自分が初めてのことでも、松重さんが相手なので安心感がありました」とお互いに助けられたという。また、芙美の年の離れた親友を演じた斎藤さんは、4月に中学生となったばかり。「中学に入学しました。小学校が同じ子もいるので、その子たちと仲良くしながら、新しい友だちも作れたらと思っています」と笑顔。続けて昨年の撮影をふり返り、「この映画では、夏にカツラをかぶったり、ルートビアを飲んだり。月の石を見たりと。初めての体験がたくさんありました」と言う。隣にいた小林さんは「目線の高さが撮影の時と全然違うし、足も25センチになったと言うし。会うたびに大きくなって、違う生き物にみたい。映画が公開される頃には身長も抜かれそう(笑)」と笑みを見せつつ、“親友”斎藤さんが頼もしく挨拶する様子に目を細めた。中盤では、主人公・芙美が遭遇する、隕石がぶつかる確率は1億分の1という“奇跡”にちなみ、「最近起きた奇跡」についてのトークへ。小林さんは「あえてベタなことを言いますと、今日ここで皆さんと会えたことが奇跡じゃないかなと思います。隕石がぶつかる確率よりも、日本の人口の方が多いのにこうやって出会えたのは奇跡です」と話すと、会場からは大きな拍手が。最後に小林さんは「この映画は難しいことを考えずに、見終わった後に心が温かくなるような映画になっています。本当にさりげない日常の中に、そうしたしあわせが転がっているんだなということに気付くきっかけとなっていただけたら」と観客にメッセージを送り、完成披露イベントは幕を閉じた。『ツユクサ』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ツユクサ 2022年4月29日より全国にて公開©2022「ツユクサ」製作委員会
2022年04月19日「Wow!」が詰まった幕開けとなった。女子ソフトボール新リーグ『ニトリ JD.LEAGUE 2022』開幕戦の話である。3月28日・ZOZOマリンスタジアムでのビックカメラ高崎ビークイーン×トヨタレッドテリアーズには、JDリーグが目指す「驚き」「感動」「わくわく」「笑顔」に溢れていた。JDリーグがテーマに掲げる「Wow!」が随所に見られたのだ。試合前のフィールドでは新リーグを祝うイベントやJDリーグらしい親近感のあるセレモニーが行われた。18時前には親子キャッチボールを実施。事前に企画チケットを購入した小学1~6年生の子どもたちとその保護者たちがフィールドでキャッチボールを楽しんだ後はドリームノックがスタート。日本代表を『シドニーオリンピック2000』銀メダル、『アテネ五輪2004』銅メダルへ導いたレジェンド・宇津木妙子がビックカメラ高崎とトヨタを除くJDリーグ14チームの名手たちにノックの嵐。東京五輪金メダルメンバーの川畑瞳(デンソーブライトペガサス)、原田のどか(太陽誘電ソルフィーユ)の『東京五輪2020』金メダリストらが華麗な守備を繰り広げた。その後、ビックカメラ高崎、トヨタの順番でシートノック。両チームともプレーボールへ向けて、ウォーミングアップした。18時半過ぎにはマリーンズ・ダンスアカデミーがスペシャルパフォーマンスを披露。100名近い圧巻のダンスに続いて、開幕セレモニーが開始。オーロラビジョンにはJDリーグ全16チームのオーナーたちのコメント動画が流れた。開幕戦を戦わない全14チームの選手たちもグラウンドへ集合、トヨタとビックカメラ高崎のラインナップを聞いた。またオーロラビジョンで流れた「スタジアムのご利用と応援に関するご協力のお願い」と「新型コロナウイルス感染症対策へのご協力のお願い」の動画には選手たちが登場。ホンダリヴェルタの菱谷香実と日本精工ブレイブベアリーズの須藤祐美が観客に注意事項を説明した。18時50分には日本女子ソフトボールリーグ機構・三宅豊会長が開幕宣言。「やる人、観る人、支える人みんながワクワクするリーグを目指し、ここに16チーム各選手の活躍を期待し、開幕を宣言します」と高らかに宣言した。そして開幕花火が海浜幕張の夜空に大輪を咲かせた。国歌斉唱もJDリーグらしい人選となった。君が代を歌ったのは阿南恵子さんと河澄星菜さん。豊田自動織機シャイニングべガで活躍したOGがその大役を担ったのだ。ファーストピッチセレモニーにはファッションデザイナーのコシノジュンコ、千葉市・神谷俊一市長、JDリーグのタイトルパートナーのニトリ・似鳥昭雄会長、白井俊之社長が登場、始球式には元千葉ロッテマリーンズの黒木知宏が登板。黒木は内角をえぐるストレートでスタンドをどよめかせた。19時3分。前身の『日本女子ソフトボールリーグ』3連覇を達成した絶対女王・ビックカメラ高崎と、ビックカメラに次ぐ優勝10回優勝を誇るトヨタによる開幕戦がプレーボール。両チームへの応援が熱を帯び、ゆずの『栄光の架橋』が流れる中、歴史的オープニングゲームが熱戦の火ぶたを切った。開幕投手を務めるのはビックカメラは昨季最優秀防御率の濱村ゆかり、トヨタは最多勝&MVPの後藤希友だ。独特の緊張感が漂うマウンドに濱村はコロントールを乱し、先頭打者を四球で歩かせる。初回から1死二・三塁のピンチに陥るも、四番・下山絵里をセカンドフライ、五番・鎌田優希を三振に切って取る。一方の後藤は捕手・切石結女の構えるミットめがけて、速球を投じ、1・2回と三者凡退に抑える上々のスタート。3回はともにチャンスを迎える。トヨタは連続四球などで1死1・2塁とするが、三番・石川恭子はサードライナー、続く下山は三振。ビックカメラ高崎も2死1・3塁と最初のチャンスを作るが、二番・藤本麗のショートへの打球は遊撃手・石川にさばかれたのだった。石川の好守でピンチを防いだトヨタベンチは喜びを爆発させた。ピンチの後にはチャンスあり。4回表、トヨタが最大のチャンスを迎える。2死満塁でバッターボックスにはこの日2四球のバッバ・ニクルス。濱村の放った初球をフルスイングし、ファウルながら大飛球を飛ばして一塁側スタンドを沸かせた。しかし、最後は濱村が外角へ速球をズバリ。絶体絶命のピンチを2者連続三振で切り抜けて、今度は三塁側スタンドが沸いたのだった。5回終了時には再びスペシャル花火が打ち上げられた。ZOZOマリン名物のスペシャル花火が息詰まる熱戦に花を添えた。6回裏のマウンドには後藤、三輪さくらに続いてアメリカのエースとして幾度となく日本と名勝負を繰り広げ、『日本リーグ』でも4度MVPを獲得しているモニカ・アボットが登場。110kmを超える速球を連発し、圧巻の三者連続三振の奪三振ショーを見せ付けた。延長戦突入かという雰囲気に包まれた7回表、ゲームが動いた。2死三塁で打席は下山。この日2三振、チャンスを潰してきた四番が最後にきっちり仕事を果たした。濱村が投じた145球目を詰まりながらもフルスイング、打球はセンター前にポトリと落ちてトヨタが待望の1点を奪ったのだ。7回裏、モニカがビックカメラ打線を3者凡退に抑えて1-0。トヨタはまるで優勝したかのように歴史的勝利を喜んだ。時計は21時を少し回ったところ、6502人の観客が見守った手に汗握る投手戦は幕を閉じたのだった。フィールドではヒロインインタビューが行われた。決勝打を放った下山は「JDリーグ開幕戦で勝利できて本当にうれしいです。開幕戦はこの試合だけ、絶対勝つという思いがこの一打につながったと思います」とスタンドに声を届けた。ソフトボールの試合はスピーディに展開された。この日の試合時間は2時間3分。投手は20秒以内に次の投球をしなければいけないため、試合はテンポよく進む。20秒をカウントする掲示板はグラウンドで設置されているので、スタンドからも一目瞭然である。そして何よりも活気がある。スタンドの応援団も元気だが、ベンチの選手からは味方を鼓舞する元気な声が飛んでいた。ベンチが一体となって戦う姿勢もJDリーグらしさと言える。試合後、島田利正チェアマンは「感慨深い思いもあるですが、始まったばかり。まだまだこれからだという思いがあります。スタートを切れてホッとしているところと不安、両方あります。これからも期待も不安もあると思うので、一歩ずつ前へ行けばいいなと思います。『こうすればよかった』『ああすればよかった』というのはプレーボール前からかなり多くあったと思いますし、逆になければいけないと思うので、反省しながら前へ進んでいければ」と先を見据えた。両チームを指揮した監督はこのように開幕戦を振り返った。トヨタ・馬場幸子監督「まずこういう素晴らしい環境でビックカメラさんと試合ができて感謝しています。ありがとうございます。試合はチャンスがある中、なかなか点が取れなかったのですが、それでも選手たちが攻め続けてくれたことが今日の試合で一番よかったところかなと思います。本当に選手たちがよくやってくれました。苦しい戦いの中で気持ちを切らさずにやってくれたのがよかったです。若い選手が多いですが、1回からとにかくエネルギッシュに声を出して、選手たちが声をかけ合って、それを7回までできたことがチームの成長だと思います」ビックカメラ高崎・岩渕有美監督「新しいリーグの初戦ということで、これだけ素晴らしいスタジアムで試合がやれ、イベントもある中で、最初はなかなかかみ合わないところがありましたが、試合を進める中でみんながひとつひとつ取り戻していけたかなと思います。結果は負けましたが、今年のチームの戦い方は少し見えたかなと思っています」開幕勝利を飾ったトヨタナインはこのように喜びの声を発した。後藤「正直二・三塁になった時は今まではだめだという感じになっていましたが、前を見たら切石さんが『来い!』という顔をされていたので、すごく思い切って投げられました。今日はお互いにいい感じで集中できたと思います。ひと言で表すと、このチームはザ・元気。どこのチームよりもフレッシュさを出せるし、結束力があると思います。去年はチーム防御率が0点台でしたが、去年よりいい数字を出せるようバッテリーでがんばっていきたい」切石「トヨタがチャンスを作っている中なかなか点を取れない厳しい試合でしたが、後藤が相手に流れを持っていかないように踏ん張ってくれて、守備から攻撃にいい流れを作れたのはよかったと思います。一球一球集中して投げてくれたので本当に今日はいいピッチングでした。今年はバッテリーで抑えて攻撃につなげていきたい。お客さんを楽しませるのがプレーヤーの仕事だと思います。そのためにはまずプレーする私たちが楽しむのが大事だと思うので、私たちがソフトボールを心から楽しむことをやっていきたいです」モニカ「とてもいい舞台、素晴らしい雰囲気の中、素晴らしいエネルギーを持ってトヨタが素晴らしいスタートを切ることができました。少し緊張しましたが、最初の三振で流れを掴みことができました。トヨタにはいい先発が3人揃っています。3人それぞれタイプが違うのがトヨタの強みだと思います」鎌田「新リーグの開幕戦をできるのは私たちトヨタとビックカメラさんしかいなくて、まずそこで試合ができることに本当にわくわくして臨みました。自分たちらしく明るく元気に流れを作れたので、そこがよかったですし、なかなか点を取れない中、粘り強く戦い最後は四番の下山が決めてくれて本当にうれしかったです」下山「多くの先輩が抜けて、若いレッドテリアーズになりましたが、その中で私たちは挑戦することをやってきました。苦しい試合展開でしたが、攻め続ける守備と攻撃をし続けたのが、勝利につながったと思います。3打席チャンスで凡退していたので、最後は開き直って、絶対打つという強い気持ちで臨みました」惜しくも黒星発進となったが、ビックカメラ高崎の面々も次のように充実のコメントを残した。濱村「JDリーグがスタートしどうしても勝ちたかったのですが、勝てなくて悔しいです。探りながら一球一球、ボールが多くなっても失投だけはしないよう投げていたので、簡単に点数を与えなかったのはよかったかなと思います。一球一球丁寧に投げることがゲームを作ることにつながると思うので、それを意識して投げました」我妻悠香「こうしてたくさんお客さんが入った中で試合ができてうれしく思います。これから試合をしていく中で私たちもしっかり成長してればいいなと思いました。若手も増えて、移籍メンバーが入ってきたので、常勝チームと呼ばれてきたそういう雰囲気を伝えていきたい。今日のような劣勢のゲームを勝っていくのがうちのチームだと思うので、こういうゲームで揉まれながら、最後11月にチームがひとつになれればいいかなと思います」藤田倭「いろんな選手が抜けて新しいチームとして一発目のゲームでしたが、打つべき人、結果を出さないといけない人がはっきり決まっていると思うので、自分たちの役割を考えながら次のゲームにつなげていければいいかなと思いました。」内藤実穂「チャンスを生かせずに得点できなかったのが敗因だと思いますが、いい課題ができたので今後につながると思います」3月28日・ZOZOマリンススタジアムで華々しいスタートを切った『ニトリ JD.LEAGUE 2022』は今週末各地で第1節が開催される。宇津木スタジアムでは4月2日(土)・戸田中央×大垣ミナモ、ビックカメラ高崎×ホンダ、3日(日)・大垣ミナモ×ホンダ、ビックカメラ高崎×戸田中央メディックス埼玉、デンソーブライトペガサススタジアムでは2日(土)・太陽誘電×日立サンディーバ、デンソー×NECプラットフォームレッドファルコンズ、3日(日)・NECプラットフォームズ×日立、デンソー×太陽誘電、パロマ瑞穂野球場では2日(土)・東海理化チェリーブロッサムズ×シオノギレインボーストークス兵庫、トヨタ×伊予銀行ヴェールズ、3日(日)・伊予銀行×東海理化、トヨタ×シオノギ、草津グリーンスタジアムでは2日(土)・豊田自動織機×SGホールディングスギャラクシースターズ、日本精工×タカギ北九州ウォーターウェーブ、3日(日)・豊田自動織機×タカギ北九州、日本精工×SGホールディングスがプレーボール。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)JDリーグのチケット情報
2022年03月31日交流戦も最終節である。今週末『NTTジャパンラグビー リーグワン2022』第11節を迎える。翌週の休みを挟み、4月9日(土)・10日(日)からは同一カンファレンスの戦いが第2ラウンドへ突入するのだ。リーグ戦は第16節まで、いよいよ後半戦がはじまろうとしているのである。最後の交流戦を前にここまでの戦いぶりを振り返ってみたい。首位は9勝1敗・勝点42の東京サンゴリアス、2位は8勝2敗・勝点39のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ、3位は8勝2敗・勝点36の埼玉ワイルドナイツとなっているが、実際に試合を行った中では埼玉WKが8戦全勝をマーク。埼玉WKは開幕直前に新型コロナウイルス陽性者が続出し、第1・2節は不戦敗となった。第4節こそコベルコ神戸スティーラーズに41-37のギリギリの逆転勝利となったが、それ以外は危なげなく白星を積み重ねる。『NTTリーグワン2022』第7節では『ジャパンラグビー トップリーグ 2021』プレーオフトーナメント決勝のリベンジに燃える東京SGを34-17のダブルスコアで返り討ちにしている。ベンチに代表クラスがズラリと控える選手層に鉄壁の守備、そしてSO松田力也&FB山沢拓也のダブル司令塔など、埼玉WKは安定した強さを見せ付けている。世界的名将のロビー・ディーンズ監督もFB山沢に「本当に素晴らしい貢献をしてくれる選手、10番も15番もこなせる選手だと信じている。いい15番とは、ゲームに絡んでいくことができる。山沢は自分からボールをもらいに行くことができ、なおかつスピードもある。彼がボールを持つことで相手に脅威を与えられる」と太鼓判を押す。1か月前、埼玉WKに完敗を喫したからと言って、東京SGが戦力的に劣るわけではない。埼玉WKに敗れた翌週には神戸Sに8トライ8ゴールを決めて56-17の圧勝。第9節は主力を欠くS東京ベイに苦戦しながらも33-29で勝利を飾ると、前節はシャイニングアークス東京ベイ浦安を相手に今季最多得点の69-29で大勝した。前節はこれまでFBを担ってきたニュージーランド代表のダミアン・マッケンジーをSOで初起用、最後尾にはWTB尾崎晟也を据えた。中村亮土&サム・ケレビの日豪CTBコンビの代わりに埼玉WKから移籍してきた森谷圭介とWTBとして試合に出ていた中野将伍を配置。ショーン・マクマーンに代わり、テビタ・タタフがNO8の先発に名を連ねた。これまでとメンバーを入れ替えつつ、10トライをマークするのだから、アグレッシブアタッキングラグビー恐るべし。『トップリーグ2021』最多トライゲッターのテビタ・リーも直近3試合で7トライと爆発。シーズン終盤へ向けて、ケガ人や不測の事態にも対応するオプション作りに余念はない。ミルトン・ヘイグ監督は10番マッケンジーについて「本人も10番でのプレーを希望していた。今日はゲームコントロールができていたし、勢いがありどんどん前へ仕掛けていた。彼のパフォーマンスには満足している」と評価した。3月11日に東京SGに惜敗したとはいえ、S東京ベイも充実した戦いぶりを見せている。そもそも東京SG戦はほぼベストメンバーの相手とは対照的に、南アフリカ代表44キャップのHOマルコム・マークスに日本代表主将のFLピーター・ラピース・ラブスカフニ、そしてルアン・ボタ、デーヴィッド・ブルブリング、ヘル ウヴェのLO勢、さらにはニュージーランド代表48キャップのCTBライアン・クロッティを欠いていた。主力が何人もいないにもかかわらず、接戦に持ち込んだのだ。選手層と経験値がS東京ベイの課題とされてきたが、昨季『トップリーグ』で初の4強入りを果たし、今季は若手を組み込みながら東京SGを相手に好試合を披露。前節ではボタ、ブルブリング、クロッティが戦線復帰し、東芝ブレイブルーパス東京とのフィジカルバトルを43-28で制した。SO岸岡智樹、WTB根塚洸雅が待望の初トライをマークした(根塚は2トライ)。S東京ベイは初のタイトル獲得へ、確実に階段を上っている。1位東京SG、2位S東京ベイ、3位埼玉WKは当日のメンバー、コンディション次第で勝敗が左右されるほど、戦力は拮抗している。だからこそ、プレーオフトーナメントを睨み、1位に座っていたいところ。というのも、プレーオフでは1位と4位、2位と3位の準決勝を経て、決勝を迎える。準決勝から3強対決は避けたいはずだ。しかも、最終節には埼玉WK×S東京ベイがラインナップされている。『NTTリーグワン』第16節と『NTTリーグワン』プレーオフトーナメント準決勝、難しい連戦を強いられることになる。ちなみに東京SGの最終節の相手はトヨタヴェルブリッツ。こちらも連戦の可能性がある。プレーオフトーナメント出場最後の椅子となる4位争いも激しい。4位横浜キヤノンイーグルスが7勝3敗・勝点32、5位トヨタVが6勝4敗・勝点27、6位BL東京が5勝5敗・勝点25と、勝点7差内にひしめく。S神戸は4勝6敗・勝点21と厳しい状況にあるが、ここにきて世界最高峰のCTBの呼び声高い南アフリカ代表ルカニョ・アム、退団から一転電撃復帰となったオールブラック84キャップのUBKベン・スミスが途中加入。大逆転4強入りをまだまだ諦めてはいない。第10節の横浜E×トヨタVは凄まじいゲームとなった。ホストの横浜Eは豪雨・強風・厳寒の悪条件の中、NZ代表LOパトリック・トゥイプロトゥ、南アフリカ代表FLピーターステフ・デュトイ、日本代表NO8姫野和樹とワールドクラスのFWを並べるトヨタVをノートライに抑えた。SO田村優、NO8アマナキ・レレイ・マフィを欠きながら、前半3-9から20-9という逆転勝利にさぞや自信をつけたことだろう。試合後、沢木敬介監督は「難しいコンディションで、このメンバーでしっかりタフに戦えたことが一番の収穫。FWが我慢強いプレーができたと思う。来週のサンゴリアス戦に向けていい流れができたと思う」と次週古巣との対戦へ手応えを口にした。『NTTリーグワン』後半戦を前に行われる最後の交流戦。3強も4位争いをするチームも、まずは目の前の試合に集中していることだろう。第11節は3月27日(日)に開催。S東京ベイ×NTTドコモレッドハリケーンズ大阪・新潟市陸上競技場、横浜E×東京SG・昭和電工ドーム大分、グリーンロケッツ東葛×トヨタV・柏の葉公園総合運動場、SA浦安×ブラックラムズ東京・江東区夢の島競技場、静岡ブルーレヴズ×埼玉WK・IAIスタジアム日本平、S神戸×BL東京・東大阪市花園ラグビー場がキックオフ。各試合のチケットは発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)ジャパンラグビー リーグワン 特設ページジャパンラグビー リーグワン 2022 観戦ガイド
2022年03月25日『トップガン マーヴェリック』の世界プレミアが、カンヌ映画祭で行われることがわかった。オフィシャル・セレクション枠での上映。映画祭では、トム・クルーズのキャリアを称える特別のイベントも予定されているという。今年は、クルーズが『遥かなる大地へ』でカンヌを訪れてから30周年となる。コロナのため、公開が何度か延期された『トップガン マーヴェリック』は、5月27日(金)に日米同時公開される。監督はジョセフ・コシンスキー、共演はマイルズ・テラー、ジェニファー・コネリーら。文=猿渡由紀『トップガン マーヴェリック』5月27日(金)公開
2022年03月18日クボタスピアーズ船橋・東京ベイにとって、確かな自信を手に入れた80分間となったことだろう。3月11日、『NTTジャパンラグビー リーグワン2022』第9節・東京サンゴリアスとの首位決戦に敗れはしたものの、好試合を繰り広げた。ほぼベストメンバーの東京SGに対して、S東京ベイは南アフリカ代表44キャップのHOマルコム・マークスに日本代表主将のFLピーター・ラピース・ラブスカフニ、そしてルアン・ボタ、デーヴィッド・ブルブリング、ヘル ウヴェのLO勢、さらにはニュージーランド代表48キャップのCTBライアン・クロッティを欠きながらも食らい付いたのだ。キックオフ直後のディフェンスで、FLトゥパ フィナウがジャッカルからパワフルな突破を披露。パスを受けたLO青木祐樹が大きくゲインし、SH谷口和洋からSOバーナード・フォーリーにボールが渡ると、元ワラビーズの司令塔は右サイドのスペースへグラバーキック。走り込んだNO8ファウルア・マキシの鮮やかな先制トライと思いきや、ボールはこぼれてノックオン。それでもチャンスは潰えなかった。S東京ベイはインゴールまで残り5mの地点での相手ボールのスクラムを押し込んだ。2分、フロンローの北川賢吾、杉本博昭、オペティ・ヘル、セカンドローの松井丈典&青木祐樹、サードローのフィナウ、マキシ、末永健雄が8人一体となってプッシュし相手スクラムを崩すと、ボールを掴んだマキシがそのままショートサイドへ回り込んでインゴールへ。ここから取って取られてのシーソーゲームが展開される。6分、近場を攻めた東京SGが同点トライを奪えば、NZ代表40キャップのFBダミアン・マッケンジーのCGで逆転し、12分には東京SGがPGを成功させて5-12となる。24分相手陣10mラインのラックからCTBテアウパ シオネが守備網の隙を突くピック&ゴーからそのままトライを奪い返すと、フォーリーがCGを決めてS東京ベイが12-10と逆転する。だが、その後は東京SGがペースを握る。29、35分と『トップリーグ2021』最多トライゲッターのWTBテビタ・リーが連続トライ。CGも2本とも成功させた東京SGに12-22と10点差をつけられる。前半の内に点差を詰めておきたいS東京ベイもすぐさま反撃に出る。インゴール目前でのCTB立川理道からWTB金秀隆への飛ばしのパスをマッケンジーが意図的にはたき落とし、ペナルティトライとなり19-22。マッケンジーはシンビン(10分間の一時的な退場)となった。後半開始から数的有利を生かしたいS東京ベイだったが、逆にマッケンジーがピッチに戻ってきた52分、WTB尾崎晟也に右サイドを破られて19-27。60分にはPGで追加点を許した。残り10分近くなってS東京ベイがギアを一段上げる。69分、マイボールラインアウトからフィナウがサインプレーをズバリ。ただFBゲラード・ファンデンヒーファーのCGは失敗し24-27。72分にPGを献上し24-33となっても、S東京ベイの勢いは止まらない。74分、自陣10mライン手前から根塚洸雅がラインブレイク、途中出場のSO岸岡智樹とのパス交換から大きく距離を稼ぎ、最後は立川のキックパスが右サイドに張るフィナウへ。強さと速さを兼ね備えたFLが連続トライをマークした。しかし、CGは決められず、結局29-33でノーサイドを迎えたのだった。多くの主力を欠き、ワンサイドゲームの危険性もはらんでいたが、スリリングなゲームをやってのけたS東京ベイ。東京SGに首位の座を譲ったが、充実のコメントが聞かれるだろうと思われた試合後、その予想はあっさり覆された。フラン・ルディケHCが「大事な局面でエラーをしてしまった。エラーをしたが、毎回追いついて追い抜かれてという展開となり、プレッシャーをかけ切れなかった。大事な局面で自滅し、ミスをしてしまった。勝点1が取れたことは今後接戦になると思われるのでよかったが、また来週からしっかりと立て直していきたい」と反省の弁を繰り返せば、立川主将も「若い選手を使いながらボーナスポイントを取れたことはよかったが、勝ちにいった中で勝てなかったのは非常に残念。チーム内の競争も激しくなり、ケガ人が出て若い選手が出ても自分たちのパフォーマンスが出せるのはチームの層の厚さや強さだと思う。でも勝たないと意味がない。今日負けた原因をしっかりと見つめ直し、次の試合を迎えたい」とキッパリ。勝敗を分けたポイントとして、指揮官はブレイクダウンでの攻防、主将は後半立ち上がりの10分間を振り返った。ルディケHC「土台のラインアウトがうまくいかなかったり、ブレイクダウンでペナルティを取られたり、プレッシャーをかけたいところでかけ切れなかったところが、(前節の静岡)ブルーレヴズ戦との違い。ただ今回の試合は非常に若い選手が多く、ミスが出た。そこは学びだと思う。ブレイクダウンについてはしっかりと見直して、自分たちがやりたいアタッキングマインドのラグビーを修正して、来週以降準備していきたい」立川「あの時間帯はしっかり自分たちがゲームをコントロールして、エリアやスコアを変えていくということが重要だったが、なかなか思うようにコントロールできず、逆にサンゴリアスにうまくコントロールされてしまった」ルディケHCも立川主将も接戦に自信を深めるのではなく、惜敗を悔しがっていた。ラストシーズンとなった『トップリーグ2021』で初の4強入りを果たしたS東京ベイは、新リーグの頂点しか見ていない。敗戦から学びを得る段階を経て、勝って反省するメンタリティが育まれているのだ。勝利以外に満足できなくなったのはHCと主将だけではない。世界的な名手フォーリーと実質1年目のWTB根塚は東京SG戦を次のように振り返った。フォーリー「非常にタフな戦いだった。自滅したところがある。セットプレーでやられたし、ラックのペナルティもあったが、今後もタフな戦いが続く。修正していきたい」根塚「タフな戦いを想定していたが、その中で自分たちのミスがあり、ディシプリンがなかったのが今日の結果につながった。でもアタックでもディフェンスでも、大胆な選択ができたのはよかった」初めて対戦した東京SGの率直な印象を根塚はこう語った。「フィジカルが強い、ブレイクダウンが強いというのは自分でもわかっていたが、やっぱり強かった。そこでプレッシャーをかけられたので、これから改善していかないといけない。個人としてはミスもいっぱいあり課題が見つかった。ただポジティブなアタックやディフェンス、仕掛けるという点はよかった」74分のトライにつながったビッグゲインと52分に尾崎に奪われたトライシーンについてはこのようにコメントした。「ちょっと受けている時間帯だったので、取り返したいという気持ちがあり、ずっと狙っていた。相手が内に寄って、そこでチャレンジできると思い、ボールを持ったら思い切りプレーしようと考えていた。いいタイミングでボールもらったので、思いっ切り勝負し、それがうまくいった感じ。あのランはすごくよかった。ディフェンスの駆け引きやキックのケアは自分でもまだ課題だなと思っている。尾崎選手にトライを取られたので、すごく悔しかった。次につなげたい」オーストラリア代表71キャップを誇る司令塔はルーキーの活躍に目を細めた。「コウガはシーズン序盤にケガもあったが、試合に出るようになってからはしっかりネクストレベルでアタックなどをやってくれている。彼と一緒にプレーできて楽しいし、コウガのマインドは素晴らしい。常にアタックしたいという姿勢が見える。純粋にラグビーを楽しんでいる」4強からチャンピオンへ目線を上げたS東京ベイにとって、負けた後のゲームが大事となる。次戦の相手は東芝ブレイブルーパス東京だ。もちろん、ホストゲームとして迎え撃つBL東京にとっても第10節は重要なゲームである。今季のBL東京は低迷していたここ数年とは明らかな違いを見せつつも、なかなか思うような結果を残せずにいた。『NTTリーグワン』第4節・トヨタヴェルブリッツ戦は23-33、第6節・埼玉ワイルドナイツ戦は18-30と60分までは接戦を演じながら、ラスト20分で力尽きた。第7節では試合の主導権を握った上、数的有利にもかかわらずシャイニングアークス東京ベイ浦安に21-22というショッキングな逆転負けを喫した。このままズルズル後退するかと危ぶまれたが、BL東京はここで踏みとどまった。第8節・横浜キヤノンイーグルス戦では前半40分まで0-15のスコアだったが、前半の内にWTBジョネ・ナイカブラが一本返す。後半に入って43分にPGを献上し、55分にはNO8アマナキ・レレイ・マフィのピック&ゴーからインゴールに運ばれて万事休す、TMOの末トライは認められずに命拾いした。すると57分にはナイカブラがこの日2本目のトライをマークし、SH小川高廣がシビアな角度のCGを決めて14-18。74分に数的有利となると、その1分後にラインアウトからCTBセタ・タマニバルがパワフルな突破で逆転トライ、SO中尾隼太も難しい角度のCGを成功させて21-18とした。BL東京はSA浦安戦の教訓をさっそく生かしたのだった。前節はグリーンロケッツ東葛を相手に快勝。100キャップのFLリーチ マイケルがブレイクダウンやタックルで存在感を発揮すれば、今季初スタメンのFB豊島翔平も好パフォーマンスを繰り広げた。61分には元オールブラックスのFLマット・トッドの奇跡的な“ヒールパス”も見られた。一時は2点差まで詰め寄られたが、残り20分で再びペースを掴み取り、終わってみれば37-18のダブルスコアである。試合後、トッド・ブラックアダーHCが「アタックのシェイプの部分がうまくいった。自分たちが狙っているスペースに、ボールをうまく運ぶことができた。エクスキューションがしっかりできていれば、もっとチャンスを作り、トライを取ることができた。選手たちがプレーをしていて楽しく感じるようなアタッキングラグビーをやりたい」と手応えを口にすれば、小川共同主将も「やるべき方向性を決めてしっかり取り組めているので、チームとしてまとまりのあるアタックができている」と同意した。記念すべき100キャップを達成したリーチは「東芝としていいセットピースでプレッシャーをかけ、ボールをキープした時にはいいアタックができた。それがトライ、さらに勝利につながったと思う。東芝で100試合できたことを本当に誇りに思う。しかし、僕の中には(大野)均ちゃんがいる。170試合を超えたいので、またがんばっていきたい」と次なる目標を掲げた。試合登録メンバーは以下の通り。【東芝ブレイブルーパス東京】1三上正貴、2橋本大吾、3小鍜治悠太、4シオネ・ラベマイ、5ワーナー・ディアンズ、6徳永祥尭、7マット・トッド、8山本浩輝、9小川高廣、10トム・テイラー、11桑山淳生、12中尾隼太、13セタ・タマニバル、14ジョネ・ナイカブラ、15松永拓朗、16森太志、17藤野佑磨、18深村亮太、19伊藤鐘平、20リーチ マイケル、21ジャック・ストラトン、22ティム・ベイトマン、23豊島翔平【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】1北川賢吾、2杉本博昭、3オペティ・ヘル、4青木祐樹、5ルアン・ボタ、6トゥパ フィナウ、7末永健雄、8ファウルア・マキシ、9谷口和洋、10岸岡智樹、11根塚洸雅、12立川理道、13ライアン・クロッティ、14山崎洋之、15ゲラード・ファンデンヒーファー、16大塚健太郎、17山本剣士、18松波昭哉、19デーヴィッド・ブルブリング、20バツベイ シオネ、21藤原忍、22テアウパ シオネ、23金秀隆ここ最近は10番中尾&12番べイトマンの組み合わせだったが、第5節以来となるSOテイラー&CTB中尾の並びとなる。101キャップ目のリーチはベンチから出番を待つ。一方、S東京ベイはボタ、ブルブリングの大型LOらが戦線復帰したが、ゲームをコントロールするフォーリーがメンバーを外れた。果たして、5勝4敗で5位につけるBL東京が3連勝を飾るのか、7勝2敗・2位S東京ベイが再び白星街道を走るのか。『NTTリーグワン2022』第10節・BL東京×S東京ベイは3月19日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)東芝ブレイブルーパス東京対クボタスピアーズ船橋・東京ベイNTTジャパンラグビー リーグワン 2022 DIVISION 1のチケット情報東芝ブレイブルーパス東京のチケット情報クボタスピアーズ船橋・東京ベイのチケット情報ジャパンラグビー リーグワン 特設ページジャパンラグビー リーグワン 2022 観戦ガイド
2022年03月18日