オーディオテクニカは10月8日、Earsuit(イヤスーツ)シリーズからハイレゾ対応ヘッドホン「ATH-ESW950」と「ATH-ES750」を発表した。ともに発売は11月13日で、価格はオープン。推定市場価格は、ATH-ESW950が40,000円前後、ATH-ES750が25,000円前後(ともに税別)。Earsuit(イヤスーツ)シリーズは、同社のヘッドホン製品ラインナップにおいて、ビジネススーツにも似合うポータブルモデルという位置づけ。今回の新製品では、メードインジャパンとハイレゾ再生にこだわったという。○ATH-ESW950ATH-ESW950は、無垢のシカモア材を削り出したウッドハウジングを採用した、密閉ダイナミック型のヘッドホン。シカモアはバイオリンにも使われる音響特性に優れた素材だ。ドライバーは42mm径でヨーク部分を一体化した設計となっている。イヤーパッドは肌触りの心地よいラム素材。ポータブル用途を意識しており、折りたたむことが可能だ。再生周波数帯域は5~40,000Hzで、ハイレゾロゴを取得している。その他の仕様は、出力音圧レベルが102dB/mW、最大入力が1,000mW、インピーダンスが46Ω、重量が160g。入力端子はEarsuitシリーズ専用のA2DCタイプ(3.5mm)。付属ケーブルは1.2mで、L型の3.5mmプラグに金メッキ処理を加えている。○ATH-ES750ATH-ES750は、ステンレス製のハウジングを採用したモデル。ハウジング表面にヘアライン加工と鏡面加工を施したデザインが上質感を演出する。ドライバーは42mm径で、再生周波数帯域は5~40,000Hz。ハイレゾロゴを冠する。その他の仕様は、出力音圧レベルが105dB/mW、最大入力が1,000mW、インピーダンスが36Ω、重量が168g。入力端子とケーブルはATH-ESW950と同様。こちらも折りたたんで持ち運ぶことができる。
2015年10月08日●JVC初のハイレゾ対応ヘッドホンJVCブランドから登場した「SIGNA(シグナ)」は、ハイレゾ対応のオーバーヘッド・密閉型ヘッドホンだ。SIGNAというラテン語で「旗印」や「基準」を意味するシリーズ名は、ヘッドホンの新潮流を創り出そうという意思表明なのだろう。あわせてハイクラス・ヘッドホンシリーズ「CLASS-S」が立ち上げられたことも、その意気込みの現れと理解したい。オーディオの老舗・ビクターのキャッチコピーといえば「原音探究」。以前と比較すると、オーディオ新製品の数と種類は少なくなったが、フルレンジのウッドコーンスピーカーが印象的なコンポーネントシステム「EX-HRシリーズ」など意欲的な製品をリリースしてきた。JVC KENWOODの一ブランドとなった現在も、音作りの基本姿勢は原音探究で一貫している。今回SIGNAシリーズとして発表された製品は、「01」と「02」の2モデル。新開発のPEN振動板やユニット背面の空気の動きをコントロールする「クリアサウンドプラグ」、ハウジング内に中高域用キャビティを配した「シーケンシャル・ツイン・エンクロージャー」など基本部分は共通で、どちらもケーブルは片出し。再生周波数帯域は8Hz~52kHzと差がなく、デザインも一見しただけでは違いに気付きにくい。しかし、相違点も少なくない。ドライバーユニット前後に配されたマグネットはそれぞれ磁力が異なり、「01」が3枚で「02」が2枚。「01」にのみ、バッフルの不要な振動を抑制してドライバーの能力を引き出す「アンチバイブレーションリング」が装備される。○リケーブルでグラウンド分離接続/バランス駆動が可能注目したいのはケーブルだ。付属ケーブルのプラグはユニット側が4極ステレオミニ、入力側が3極ステレオミニとなっており、一般的なアンバランス接続だが、実はグラウンド分離接続/バランス駆動が可能だという。しかるべきケーブルを用意し、グランド分離接続/バランス駆動に対応した製品と組み合わせれば、SIGNAの表現力をさらに引き出すことができる。いわゆる「リケーブル」の楽しみがあるという点でも、ポータブルオーディオファンに注目の製品といえるだろう。●Astell&Kern「AK Jr」と試聴○Astell&Kern「AK Jr」と試聴今回試聴したのは、上位モデルの「01」。再生機はAstell&Kernの「AK Jr」を使用した。Wolfson製DAC「WM8740」を搭載するハイレゾ対応デジタルオーディオプレーヤーだ。FLAC 96kHz/24bitで録音されたSteely Danの「Two Against Nature」など、ロックからAOR、フュージョン系を中心に聴きこんだ。まず、スピード感がある。スネアのアタックは速やかに収束し、リムショットもタイトに決まる。ハイハットのオープン/クローズにはスピード感がある。ベースも制動よく、低く沈みこみつつ輪郭が丸くならない。音の傾向は、全体的にはフラットでありつつも低域の量感がやや多めという印象だが、日々を共に過ごすヘッドホンとしてはこの程度の個性(というほど強くはないが)はむしろあったほうがいい。高域方向にも素直に伸びるが、かといって過剰さはない。今回聴いたロックやフュージョン系の音源はリズムセクションが目立ってしまう傾向があり、音場の広さや見通しのよさというハイレゾ音源ならではの部分はしっかり再現されるが、高域のキラキラ感という部分では控え目な印象もある。もっとも、本機の場合「リケーブル」という伸び代がある。一般的にリケーブルは高域方向での音質改善に作用することが多い(もちろん線種や材質にもよるが)。そのうえグラウンド分離接続/バランス駆動が可能になれば解像感や分離感は大きく変化するので、否応なく期待は高まる。全体のチューニングや各音域のバランスも考慮しなければならないが、ポテンシャルという部分を踏まえればやはりプラス材料だろう。敢えて注文をつけるとすれば、装着感か。「01」のイヤーパッドはハイレゾ仕様(コンフォータブル・イヤーパッド)で、レザーには弟分の「02」より柔らかいソフトPUレザーを採用しているが、それでもやや硬めな印象がある。オンイヤー型ならではの難しさはあるが、日々共に過ごすタイプのヘッドホンであるだけに、より柔らかく疲れが少ない交換用イヤーパッドをオプションで提供するなどの配慮もほしい。リケーブルともども、アフターマーケットに期待したいところだ。
2015年10月06日オーディオテクニカは10月1日、密閉型ヘッドホン「ATH-250AV」と「ATH-350TV」を発表した。発売は10月23日。価格はオープンで、推定市場価格は、ATH-250AVが2,000円前後、ATH-350TVが2,500円前後(いずれも税別)。ATH-250AVは、40mm径のドライバーを採用した密閉型ヘッドホン。質量は約97gと軽量で、長時間装着しても疲れにくいという。PCやテレビとの接続に適した、長さ3.5mのロングケーブルを採用する。ATH-350TVも同じく40mm径のドライバーを採用した密閉型。こちらは長さ5mのロングケーブルが付属する。ケーブルには手元で音量調節を行うためのボリュームコントローラーが付いている。
2015年10月01日英Studio Banana Thingsは、骨伝導ヘッドホン「BATBAND」を開発した。同社はクラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」にて資金援助を募っており、9月14日18時現在、104,703ドルの支援金が集まっている。BATBANDは、後頭部からこめかみ付近を挟むように装着するBluetoothヘッドホン。ヘッドホンが発した音の振動を、骨伝導により聴覚神経に伝える仕組みになっている。装着時に耳をふさがないため、BATBANDの再生音源と周囲の音を同時に聴くことができるという。本体側面にタッチセンサー式の操作ボタンを搭載。通話用マイクも内蔵しており、ハンズフリー通話に対応する。電源はリチウムイオン電池(300mAh×2)で、充電はmicroUSBケーブルで行う。駆動時間は音楽再生時で6時間、通話時で8時間。BluetoothのプロファイルはHFP、HSP、A2DP、AVRCPをサポートする。同社は、10月までクラウドファンディングを実施し、12月に大規模生産を開始、2016年4月に発送を開始するとしている。資金援助には5ドルから参加可能で、149ドル支援すると1台、280ドルで2台、1,300ドルで10台のBATBANDが進呈される。
2015年09月14日JVCケンウッドは9月10日、ハイレゾ対応ポータブルヘッドホン「SIGNA」シリーズを発表した。発売は9月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は、マグネット3基搭載の「SIGNA 01」が45,000円前後、2基搭載の「SIGNA 02」が30,000円前後(いずれも税別)。SIGNAシリーズは、JVCブランドにおけるハイクラスヘッドホン「CLASS-S」の第1弾。振動板に軽量かつ高強度なPEN素材を使用した密閉型ヘッドホンだ。ドライバーユニットに新開発のクリアサウンドプラグを搭載し、抜けがよく純度の高い中域を実現。また、きょう体の内側に中高域用インナーハウジングを配置した「シーケンシャル・ツイン・エンクロージャー」構造を採り入れ、中高域と低域のバランスを整えている。ケーブルは着脱式で、ハウジングに接触を安定させる「アンチバイブレーションジャック」を装備。ジャック部と付属の1.2mOFCケーブル(片出し)にL/R独立グランドを採用し、セパレーションを向上させることで、自然な空間表現を実現したという。SIGNA 01は、メインマグネットの前方と後方にそれぞれマグネットを配置したトリプルマグネット構造を採用。磁力を最適化することで入力信号への応答速度を高め、音の輪郭を細部まで表現するという。このほか、ケーブルの接触を安定させ、バッフルの不要な振動を抑える「アンチバイブレーションリング」を搭載する。イヤーパッドの素材にはソフトポリウレタンレザーを使用している。SIGNA 02には、メインマグネットの前方にマグネットを配置した「ダブルマグネット構造」を採用。イヤーパッドの素材はポリウレタンレザーだ。共通の仕様は、ユニット径が40mm、周波数帯域が8~52,000Hz、インピーダンスが56Ω、最大入力が1,000mW、プラグが3.5mmステレオミニ。出力音圧レベルは、SIGNA 01が99dB、SIGNA 02が98dB。重量はSIGNA 01が約245g、SIGNA 02が約220g。
2015年09月10日ハーマンインターナショナルは9月10日、AKGによるポータブルヘッドホン「Y50」の日本限定色モデルを発表した。ラインナップはグリーン、ピンク、オレンジの3色だ。発売は9月中旬。価格はオープンで、同社公式通販サイトでの販売価格は9,380円(税別)。Y50は、2014年8月に発表されたオンイヤータイプのカジュアルユース向けヘッドホン。これまでブラック、イエロー、ティールブルー、レッドの4色を扱っていたが、新たにグリーン、ピンク、オレンジを日本限定で追加する。グリーンは和を感じさせる深みのあるカラーに仕上げている。また、ピンクは桜の花びらを、オレンジはニシキゴイをイメージしているという。なお、AKGのヘッドホンにおいて、日本限定色を提供するのは今回が初。主な仕様は、ドライバー径が40mm、周波数特性が16Hz~24kHz、インピーダンスが32Ω、感度が100dB/mW。ケーブルは着脱式で、マイク付きリモコンを装備した4極ケーブルが付属する(スマートフォン用)。ケーブル長は1.2m。質量は211g(ケーブル含まず)。
2015年09月10日ティアックは9日、独beyerdynamicのスタジオモニターヘッドホン「DT 1770 PRO」を発表した。発売は9月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別72,000円。DT 1770 PROは、プロフェッショナルヘッドホン「DT 770 PRO」の第2世代モデルだ。1テスラを超える強力な磁束密度を生み出す独自技術「テスラテクノロジー」の改良版を採用した「テスラ2.0ドライバー」を搭載。高い能率、広いダイナミックレンジ、歪みの低減を実現している。ケーブルは着脱式で、ハウジングにロック可能なミニXLR端子を装備。3mの片出しストレートケーブルと、5mの片出しコイルケーブル(ともにプラグは3.5mmステレオミニ)が付属する。イヤークッションは、マスタリング時などにクリアな音質を再現するベロア地のものと、レコーディング時などに周辺ノイズを低減する固めの合皮素材のものを付け替えることができる。主な仕様は、ドライバー径が45mm、周波数特性が5~40,000Hz、インピーダンスが250Ω、感度が102dB(1mW/500Hz)、ヘッドバンド側圧は約7.2N、重量が388g(ケーブル含まず)。
2015年09月09日パイオニアDJは8日、DJヘッドホンのエントリーモデル「HDJ-700」を発表した。発売は10月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別15,000円前後。HDJ-700は、音響設計やデザインにおいて、2015年3月に発売された「HDJ-2000MK2」などパイオニアDJの上位モデルを踏襲したヘッドホン。40mm径のドーム型ドライバーを搭載している。19μmの振動板とCCAWボイスコイルを採用し、ドラムのキック音やスネア音など中低域の音をクリアに再生する。また、イヤーパッドの内径を縮小することで音圧を高め、豊かな低域を再現する。右耳側のアームを120度の範囲でスライドする「スウィング構造」を採り入れており、ヘッドホン装着中のモニタリングが可能。ハウジング外周には滑り止めのローレット形状を採用しており、グリップ性を高めている。ヘッドバンド内にステンレス素材を組み込むことで、耐久性を向上。イヤーパッドとヘッドクッション表面には、柔軟性が高く肌触りのよいポリウレタンレザーを使用しており、長時間の装着にも向いている。デザイン面では、アーム回転部にスピン加工を施したアルミ製ヒンジを、ハウジングにはIラインパーツを備え、シンプルに仕上げている。主な仕様は、インピーダンスが45Ω、出力音圧レベルが105dB/mW、周波数特性が5Hz~2.8kHz、プラグは3.5mmステレオミニ、重量は285g(コード含まず)。カラーはゴールド、ブラック、レッド、ホワイトの4色。ケーブルは着脱式で、1.2m片出しカールコード(伸長時約3.0m)と1mストレートコードを同梱する。このほか、金メッキネジ式の6.3mmステレオ標準プラグアダプターが付属する。
2015年09月08日ボーズは4日、アラウンドイヤータイプのワイヤレスヘッドホン「Bose SoundLink around-ear wireless headphones II」を発表した。発売は9月18日。推定市場価格は税別32,000円前後。SoundLink around-ear wireless headphones IIは、Bluetooth機能やNFC機能を内蔵し、イヤーカップに2基のマイクを装備。ハンズフリー通話にも対応したアラウンドイヤー・ヘッドホンだ。ヘッドホンの右ハウジングには、着信応答や音楽の再生といった操作が可能なコントロールボタンが付いている。低音再生能力を向上させる「Triportテクノロジー」や、音量レベルに応じて周波数特性を自動で最適化する「ボリューム・オプティマイズド・イコライザー」などの独自技術を搭載する。通話面では、アダプティブ・オーディオ・アジャストメント・テクノロジーにより、受話音量を周囲の騒音レベルと比較して自動調整。イヤーカップに備えた2基のマイクにより、周囲の騒音のみを低減して音声を伝えるアドバンスド・2マイクロフォン・システムを採用する。最大8台のデバイスとペアリングが可能。マルチポイント機能を備え、登録機器のうち2台と同時に接続できる。このほか、バッテリーの残量や接続状況などを日本語音声で知らせる「ボイス・プロンプト」機能を搭載する。電源は内蔵のリチウムイオン充電池。約3時間でフル充電され、約15時間の連続再生、約200時間の連続待ち受けが可能だ。本体サイズはW152×H191mmで、重量は195g。カラーはブラックとホワイトの2色。
2015年09月04日ボーズは9月4日、スポーツヘッドホン「SoundSport in-ear headphones」の新カラーと、アラウンドイヤーヘッドホン「SoundTrue around-ear headphones II」を発表した。発売はいずれも9月18日。希望小売価格はSoundSport in-ear headphonesが15,000円、SoundTrue on-ear headphones IIが20,500円(以下、価格はすべて税別)。○SoundSport in-ear headphonesSoundSport in-ear headphonesは、防滴仕様と優れた耐久性を持つ、エクササイズ用のインイヤーヘッドホン。イヤーチップには、快適な付け心地と装着安定性を提供するStayHearチップを採用している。Apple製品対応リモコンを備えたモデルはブルー/グリーン/オレンジの3色、Androidスマートフォン対応リモコンを備えたモデルはグリーンを扱っていたが、今回カラーバリエーションを刷新。新カラーは、Apple製品対応モデルがチャコール/フロスト/ネオンブルー/パワーレッド/エナジーグリーンの5色、Androidスマートフォン対応モデルがチャコール1色となる。また、リモコンのないストレートケーブルを備えたオーディオ専用モデルもラインアップに追加。カラーは、チャコールとフロストの2色だ。オーディオ専用モデルの希望小売価格は11,500円。○SoundTrue around-ear headphones IISoundTrue around-ear headphones IIは、軽量と高音質を両立させたオンイヤーヘッドホン。音響性能は現行の「SoundTrue around-ear headphones」と同一で、バランスの取れた豊かな低音を再生する「Triportテクノロジー」を搭載している。ヘッドバンドは頭全体に加重がかかるよう再設計している。イヤーパッドには低反発素材を使用し、側圧を減らすことで、装着時の心地よさと外れにくさを両立した。また、現行モデルで細めに設計していたサイドバンドを、ノイズキャンセリング対応プロダクト「QuietComfort」シリーズのような太めのデザインに変更した。カラーはチャコールブラックとネイビーブルーの2色で、トーンを抑えたマット仕上げを施している。本体重量は170g(ケーブル含まず)。Apple製品対応リモコンを備えたモデルと、Androidスマートフォン対応リモコンを備えたモデルの2タイプを用意する。ケーブル長は172cm。
2015年09月04日プレアデスシステムデザインは8月31日、Blue Microphones社のヘッドホンアンプ内蔵ヘッドホン「Blue Mo-Fi Powered High-Fidelity Headphone」(以下、Mo-Fi)を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は48,800円前後(税別)。Mo-Fiは、50mm径ドライバーを搭載した密閉型オンイヤーヘッドホン。FiiOと共同開発したアナログタイプのヘッドホンアンプを内蔵し、大口径ドライバーをパワフルに駆動する。アンプの動作モードはノーマルのほか、アクティブモード、低音域強調モードを用意。アンプの電源をオフにし、パッシブ型のヘッドホンとして使用することも可能だ。ヘッドホン部分は、ユーザーの頭の形にフィットするように、ヘッドバンドのテンションとサスペンションを調節できる。また、イヤーカップを常に平行に保つマルチジョイントデザインを採用している。ヘッドホンのオープン/クローズは、アンプ電源のオン/オフと連動。ケーブルは着脱式で、付属品として、iPhone/iPad用のマイク付きリモコンケーブル(1.2m)と、ストレートケーブル(3m)を同梱する。主な仕様は、内蔵アンプの電源となるバッテリー容量が1,020mAh(内蔵アンプを約12時間駆動)、出力が240mW、周波数特性が15Hz~20kHz、インピーダンスが42Ω。本体サイズはW290×D120×H180mm(オープン時)で、質量は466g。
2015年09月01日タイムロードは8月28日、独ULTRASONE(ウルトラゾーン)のモバイルヘッドホン「ULTRASONE GO」を発表し、同日より受付を開始した。発売は9月12日。価格はオープンで、推定市場価格は税込20,000円前後。ULTRASONE GOは、40mm径ドライバーを搭載した密閉型のオンイヤーヘッドホン。ハウジング部が可動するほか、折りたたみ機構を採用しており、持ち運びに適している。音質面では、独自技術「S-Logic Basic テクノロジー」により、立体的で広がりのあるサウンドを実現している。イヤーカップのアルミニウムパネルには、ダイヤモンドカットのロゴを刻印。イヤーパッドは取り外しが可能で、素材にプロテインレザーを採用している。主な仕様は、再生周波数帯域が20~20,000Hz、インピーダンスが32Ω、音圧感度が96dB、重量が141g(ケーブル含まず)。リケーブルが可能で、約1.15mのリモコン付きケーブルが付属する。
2015年08月28日ナイコムは8月27日、GRADOの開放型ヘッドホン「GH1」を発表した。希望小売価格は税別84,500円。発売は9月1日で、フジヤエービックとe☆イヤホンで取り扱う。GH1は、ハウジングにニューヨーク・ブルックリン産のメープル材を使用した開放型ヘッドホン。木材の産出量に合わせ、日本国内では22台を限定発売する。ヘッドバンドは本革製で、側圧調整板を内蔵する。ケーブルには8芯UHPLC無酸素銅線を採用している。主な仕様はドライバー口径が40mm、周波数特性が13Hz~29kHz、インピーダンスが32Ω、感度が99.8dB、ケーブル長が約2.1m、重量が約190g。6.3mm標準プラグアダプターが付属する。
2015年08月27日オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは8月26日、ポータブルヘッドホンアンプ/SDプレーヤー「DAC-HA300」を発表した。発売は9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は70,000円前後(税別)。DAC-HA300は、USB DAC搭載ヘッドホンアンプとポータブルプレーヤー機能を統合したハイレゾ対応製品。microSD/SDHC/SDXC対応のカードスロットを備え、1台でハイレゾ音源の再生が可能だ(内蔵メモリは非搭載)。2014年7月にオンキヨー初のポータブルヘッドホンアンプとしてリリースした「DAC-HA200」の上位モデルとなる。DACチップには、テキサス・インスツルメンツ社のバーブラウン「PCM1795」を採用。DSD 5.6MHz、PCM 192kHz/24bitのハイレゾ音源をネイティブ再生できる。ただし、FLACは96kHz/24bitまで。オペアンプには新日本無線の「MUSES8920」を採用している。また、iOS/Android用アプリ「HF Player」にも対応。DAC-HA300とiPhoneやiPad、Android端末をデジタル接続すると、HF Playerのフル機能を使用できる。
2015年08月27日ノースフラットジャパンは8月20日、FX-AUDIO-ブランドのハイレゾ対応USB DAC/ヘッドホンアンプ「DAC-X5J」を発表した。発売は8月下旬を予定しており、希望小売価格は税込4,980円(電源別売)。DAC-X5Jは、USB端子と角型の光デジタル端子、同軸デジタル端子の3系統入力に対応。DACチップにはシーラスロジックの「CS4344」を搭載しており、角型光デジタル端子と同軸デジタル端子からの入力においては192kHz/24bitのハイレゾ音源再生が可能だ。USB端子からの入力においてはUSBレシーバーチップのVIA VT1630の制限により、96kHz/24bitまでの対応となる。ボディ素材はアルミで、前面は削り出しのパネルとなっている。サイズはW75×H30×D100mm。出力インタフェースは3.5mmステレオ端子とRCA端子を備えている。電源は別売りとなっており、DC12V・容量500mA以上を推奨している。
2015年08月20日オーディオテクニカは9月1日より、ヘッドホンやマイクなど28製品の価格を改定し、平均で15%程度値上げすると発表した。原材料費の高騰や急激な為替変動などにより、生産コストが上昇したため。価格を改定する28製品のうち14製品は希望小売価格を明示せず、いずれもオープンプライスとする。価格改定の対象となる製品は以下の通り。
2015年08月18日OPPO Digital Japanは8月18日、平面駆動型ヘッドホン「PM-3」専用のリモコンケーブルとして、iPhone用の「PM-3 Portable Cable for iPhone」と、Android用の「PM-3 Portable Cable for Android Devices」を発売した。希望小売価格はいずれも3,980円(税別)。PM-3 Portable Cableは、マイク付きのリモコンを装備した長さ1.2mのケーブル。カラーはブラックとホワイトの2種類を用意する。PM-3は、独自設計の平面磁界ドライバーを採用したリケーブル可能なヘッドホン。振動板全体での均質な振動が可能で、正確な音楽再生を実現する。また、平面駆動型でありながら高効率を実現。ヘッドホンの感度は102dBで、スマートフォンなどとダイレクトに接続しても十分な音量で再生できる。同日より、同社オンラインショップでPM-3を購入すると、リモコンケーブルを1本プレゼントするキャンペーンを実施している。プレゼントは数量限定で、PM-3の購入手続き時に希望のケーブルを選択できる。
2015年08月18日S’NEXTは、8月28日よりfinalブランドのヘッドホン「PANDORA HOPE」の製品名を、「SONOROUS(ソノラス)」に変更すると発表した。販路を海外へ拡大するにあたり、一部の国で商標権を獲得できなかったため。PANDORA HOPE IVは「SONOROUS IV」に、PANDORA HOPE VIは「SONOROUS VI」に製品名を改める。新たな製品名SONOROUSは「朗々と鳴り響く」という意味を持つ言葉で、同社の「声や楽器の音が空間の中で響き渡る臨場感を再現したい」といった願いが込められているという。PANDORA HOPEシリーズは、製品名の変更に合わせてパッケージを一新。本体に刻印されているロゴも、新デザインのものに変更した。また、原材料価格などの生産コスト上昇を理由に、約10%値上げすることも発表した。現在(値上げ前)の推定市場価格は、PANDORA HOPE IVが43,000円前後、PANDORA HOPE VIが60,000円前後(ともに税別)。S’NEXTは、2015年5月にファイナルオーディオデザイン事務所と統合。合わせてブランド名「final audio design」を「final」に変更している。
2015年08月18日inMusic Japanは11日、Numarkブランドのワイヤレスヘッドホン「HF WIRELESS」を発表した。発売は8月21日。価格はオープンで、推定市場価格は税込9,980円。HF WIRELESSは、Bluetooth 4.0対応のワイヤレスヘッドホン。NFC機能を搭載し、2台までのデバイスに同時に接続できる。本体は折りたたみが可能。イヤーパッドの素材にはレザーレットを使用している。このほか、音量などを操作するボタンとマイクを備えている。主な仕様は、ドライバーサイズがφ40mm、再生周波数帯域が60Hz~20kHz、インピーダンスが32Ω、出力が20mW、連続再生時間が約10時間、サイズがW190×D69×H179、重量が約165g。3.5mmステレオミニケーブルと6.5mm変換プラグが付属する。
2015年08月11日タイムロードは、独ULTRASONEのヘッドホン「Edition M」を8月15日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別120,000円前後。Edition Mは、ハイエンドヘッドホン「Edition」シリーズ初のオンイヤーヘッドホン。プロトタイプ版の発表当初、8月中旬とされていた発売日がこのたび正式に決定した。今回の製品版発表に際して、いくつかの仕様を変更。ハウジングのロゴの光沢を向上させたほか、MMCXパーツをEdition8と同じ仕様とした。ヘッドバンド部分は、スライダーの金属を梨地からヘアラインフィニッシュに変更。ヘッドバンドのネジ部には保護用のアルミプレートを装着し、耐久性と質感へ配慮した。さらにヘッドバンド内側の刻印はより確認しやすい色になっている。このほか、付属品として新たにフェルト地のキャリングポーチを用意する。再生周波数帯域は10Hz~38kHzで、インピーダンスは40Ω。出力音圧レベルは99dBだ。ケーブルは着脱式で、コネクターはMMCXタイプ。付属のケーブルは長さ1.2mで、リモートマイクを装備している。
2015年08月10日JVCケンウッドは8月6日、ステレオヘッドホン「KH-KZ3000」「KH-KZ1000」、インナーイヤーヘッドホン「KH-CRZ700」「KH-CRZ500」を発表した。8月29日から「ビクターエンタテインメントオンラインショップ」限定で発売する。希望小売価格(税込)は、KH-KZ3000が48,400円、KH-KZ1000が25,000円、KH-CRZ700が7,980円、KH-CRZ500が4,980円だ。4製品のコンセプトは「身に付けることで少し特別な非日常間を楽しめる」こと。装着時のスマートさにこだわったというソリッドなデザインには、ケンウッドロゴの「The red triangle」も取り入れている。KH-KZ3000とKH-KZ1000は、ハイレゾ音源対応モデルとなるオンイヤータイプのヘッドホン。ハウジングに4つのポートを設ける「クアットダクトエンジン」を備える。4つのポートそれぞれが、異なる周波数の低域を受け持つことで、歯切れのよい低域再生を実現した。ドライバーはφ40mmで、KH-KZ3000がトリプル、KH-KZ1000はシングルのネオジウムマグネットを採用している。ケーブルはいずれも着脱式で、長さは1.2mだ。なお、KH-KZ3000には、低域の再現性を高める「グラスファイバーPAサウンドディフューザー」も採用されている。KH-CRZ700とKH-CRZ500は、ライブ感を高めるバスポートを採用したインナーイヤーヘッドホン。ドライバーはいずれもφ10mmで、KH-CRZ700はダブル、KH-CRZ500はシングルのネオジウムマグネットを採用している。ケーブルは、からみを抑えるフラットタイプだ。通話や音楽再生などの操作が可能なリモコンも備え、ケーブルの長さは1.2mだ。
2015年08月06日アユートは7月31日、米MASTER & DYNAMICのヘッドホン「MH40」「MH30」とイヤホン「ME03」「ME01」を、8月7日に国内発売すると発表した。価格はいずれもオープン。直販サイト「アキハバラe市場」での販売価格は、MH40が55,500円、MH30が44,400円、ME03が22,200円、ME01が18,800円(すべて税込)。MASTER & DYNAMICは、ニューヨークを本拠とするヘッドホン・イヤホンブランド。「MH40」「MH30」「ME03」「ME01」の国内発売日は、4月の発表当初「近日」とされていたが、このたび正式に決定した。なお、今回取り扱いを開始するのは全モデルともブラックのみで、その他カラーの発売日は追ってアナウンスされる。MH40は、φ45mmのネオジウムドライバーを採用するアラウンドイヤータイプの密閉型ヘッドホン。イヤーカップには剛性の高いアルミ素材を採用しており、振動を抑制する。カラーはBLACK/BLACK、GUNMETAL/BLACK、SILVER/BROWNの3種類。MH30は、φ40mmネオジウムドライバーを採用したオンイヤータイプの密閉型ヘッドホン。折りたたみ機構を備える。素材は、イヤーカップにアルミ、ヘッドバンドとイヤーカップの表面にヘビーグレイン・カウハイド、ヘッドバンドの裏側とイヤーパッドにラムスキンを使用している。カラーはBLACK/BLACK、GUNMETAL/BLACK、SILVER/BROWNの3種類。ME03とME01は、φ8mmのネオジウムドライバーを搭載したダイナミック型イヤホン。ハウジングはアルミ製だ。両製品は同じドライバーユニットを使用しているが、それぞれ異なるサウンドチューニングが施されている。カラーはBLACK、GUNMETALの2種類。
2015年07月31日パイオニアDJは29日、プロ向けDJヘッドホン「HDJ-1500-N」を発表した。発売は9月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は18,000円。HDJ-1500-Nは、φ50mmドーム型ドライバーユニットを搭載した密閉型ヘッドホン「HDJ-1500」のゴールドモデル。HDJ-1500シリーズは、ブラック、シルバー、ホワイトが既発売となっている。厚さ30μmの高強度振動板を備え、DJミックスに必要なキック音やスネア音などをクリアに再生する。また、ハウジング部に小容積のチャンバー(空気室)を設け、中低域の遮音性を高めている。素材は、可動ハンガーとヒンジ受け部がマグネシウム合金で、イヤーパッドが低反発ポリウレタン。主な仕様は、インピーダンスが32Ω、出力音圧レベルが108dB/mW、周波数特性が5Hz~3kHz、プラグはφ3.5mmステレオミニ、ケーブルは1.2m片出しカールコード、重量は285g(コード含まず)。金メッキネジ式のφ6.3mmステレオ標準プラグアダプターが付属する。
2015年07月30日トリニティは、Blueloungeのユニバーサルヘッドホンスタンド「Posto」を発売した。価格はオープンプライスで、同社オンラインストア価格は3,780円。プロダクトデザイナーのDominic Symonsと、グラフィックデザイナーのMelissa Sunjayaにより設立された総合デザインスタジオ「Bluelounge」により開発された同製品は、ヘッドレストに柔軟性のあるゴムを採用。ヘッドホンを置くと、そのカーブに沿ってしなやかに曲がる仕組みとなっており、あらゆるサイズのヘッドホンに対応する。また、使用していないときも、お気に入りのヘッドホンを美しくディスプレイすることが可能で、台座の底面に配置された吸着剤(取り外し可能)により、スタンドをしっかり固定できる。カラーは、ブラック、ホワイトの2カラーがラインナップされている。
2015年07月29日ミックスウェーブは7月28日、米ALO audioのUSB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Continental Dual Mono」を発表した。発売は7月29日で、本日より予約受付を開始する。価格はオープンで、推定市場価格は195,000円(税別)。Continental Dual Monoは、真空管とトランジスタを併用したハイブリッドタイプのポータブルアンプ。USB DACチップにWolfsonのフラッグシップ「WM8741A」を組み合わせており、PCM 192kHz/24bit、DSD 2.8MHzのハイレゾ音源再生にも対応する。使用している真空管はフィリップス製の6111。LR独立デザインを採用し、クロストークの発生を抑えている。回路設計には、バッテリー駆動型真空管アンプを数多く開発してきた米Red Wine AudioのVinnie氏が関わっている。電源にはパナソニック製のリチウムイオンバッテリー「18650」を直列で3セル使用。スイッチングノイズが発生しないリニア方式電源レギュレーターを採用したほか、各回路の内部電圧を独立させることで、歪みを抑えている。入力端子はmicroUSB×1、φ3.5mmステレオミニジャック×1、φ2.5mm4極端子(Astell&Kern互換)×1。出力端子はφ3.5mmステレオミニジャック×2に、φ2.5mm4極端子(AstelL&Kern互換)×1を装備する。バッテリーによる連続駆動時間は、アンバランス出力使用時で約7時間、DACまたはバランス出力使用時で約5.5時間。本体サイズはW82×D127×H25mmmで、質量は約412g。カラーは、ブラックとシルバーの2色を用意している。
2015年07月28日ディーアンドエムホールディングスは7月1日、Bowers & Wilkins初のBluetoothヘッドホン「P5ワイヤレス」を国内向けに発表した。発売は7月中の予定で、価格はオープン。推定市場価格は税込51,500円前後。P5ワイヤレスは、定評のある「P5 S2(シリーズ2)」をベースにBluetooth 3.0対応としたヘッドホン。コーデックはSBC、AACのほか、aptXもサポートしている。40mm口径のドライバーユニットをはじめ、イヤーパッドのレザー素材やアームのアルミニウム素材など、ワイヤレス機能に関わる部分以外はP5 S2と同じ設計を採用している。バッテリー駆動時間は約17時間で、充電はUSB経由で行う。音楽の再生や一時停止、スキップなどの操作が可能なうえ、2基のマイクによる通話も可能となっている。再生周波数帯域は10Hz~20kHz、インピーダンスは22Ω、感度は109dB/V(1KHz時)。入力端子として3.5mmステレオミニジャックを備えており、有線接続時はP5 S2と同等の再生能力を発揮する。重量は213g。有線接続用のケーブル、充電用USBケーブル、キルト素材のキャリーポーチが付属する。
2015年07月01日センチュリーは18日、リテイル事業の一つ「白箱.com」から、DSD音源とハイレゾ音源に対応したヘッドホンアンプ搭載のUSB DACとして、Speed Dragon社SYBASONICシリーズのUSB DAC「UAU19A」と「D31A」を発売した。税込価格はUAU19Aが19,980円、D31Aが17,980円。UAU19AとD31Aがサポートするハイレゾ音源は、UAU19Aが最大384MHz/24bit、D31Aが最大192MHz/24bitとなり、両モデルともDSD音源のネイティブ再生が可能だ(2.8MHz/5MHz、1bit)。製品には、DSD音源やハイレゾ音源を再生できるメディアプレーヤーソフト「JRiver Media Center」のフルバージョンが付属。また、ASIO/WASAPI、DSDデータをPCMデータに擬似化して転送するDoP(DSD over PCM)にも対応している。音声出力のインタフェースは、アナログライン出力と光デジタル出力(3.5mmミニジャック)だ。ヘッドホンアンプも搭載し、本体の前面に6.3mmフォンジャックと3.5mmステレオミニジャックを備える。S/N比は112dB、インピーダンスは16~600Ω。UAU19Aは、DAC部に「CirrusLogic CS4392」、コントローラ部に「SaviAudio SA9227」、オペアンプに「Texas Instruments LM4562NA」というICチップを採用している。本体サイズはW67×D78×H28mm、重量は約170g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8.5以降。一方のD31Aが搭載するICチップは、DAC部が「CirrusLogic CS4392」、コントローラ部が「VIA VT1736」、オペアンプが「NJM4580」だ。本体サイズはW38.5×D116×H49mm、重量は約160g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8.5以降。
2015年06月18日ゼンハイザージャパンは16日、密閉型ヘッドホン「MOMENTUM」の折りたたみ式モデル「MOMENTUM G」を発表した。製品名の「G」はサムスン製スマートフォンGalaxy対応の意味。発売は7月9日。価格はオープンで、推定市場価格は税別42,000円。MOMENTUM Gは、密閉型ヘッドホン「MOMENTUM」の第2世代。前モデルより、音質、装着感、素材を改良したほか、本体を折りたたみ可能とした。音圧感度は113dBで、重量は約220g。また、コンパクトなデザインの密閉型ヘッドホン「MOMENTUM On-Ear」の第2世代「MOMENTUM On-Ear G」も同時発売する。価格は税別27,000円。MOMENTUM On-Ear Gの音圧感度は112dBで、重量は約170g。共通の仕様は、再生周波数帯域が16Hz~22,000Hz、音圧感度が112dB、インピーダンスが18Ω。有線接続用のL型3.5mmステレオミニプラグを備える。両製品ともに、Apple製品対応モデルの発売も予定している。
2015年06月17日ゼンハイザージャパンは16日、Bluetooth対応の密閉型ダイナミックヘッドホン「URBANITE XL WIRELESS」を発表した。発売は7月9日。価格はオープンで、推定市場価格は税別37,000円。URBANITE XL WIRELESSは、2014年に発表された折りたたみ式ヘッドホン「URBANITE XL」のワイヤレスモデル。Bluetooth 4.0に対応し、SBCとapt-Xコーデックを利用可能。スマートフォンと接続するとハンズフリー通話が行える。Bluetooth接続時は、2台のデバイスを同時に認識できる。再生、停止、音量調整、通話切り替えなどは、ハウジングに備えたボタンにタッチして操作する。主な仕様は、再生周波数帯域が16Hz~22,000Hz、音圧感度が110dB、インピーダンスが18Ω。有線接続用のL型3.5mmステレオミニプラグを備えている。本体重量は約310gだ。
2015年06月16日KEFジャパンは6月15日、オーバーヘッド型ヘッドホン「M500」に、新色のホワイトとブラックを追加すると発表した。M500のカラーは、これまでシルバーのみとなっていた。6月中旬の発売予定で、希望小売価格は35,000円(税別)。M500は、KEFが初めてリリースしたヘッドホン。同社は50年以上の歴史を持つスピーカーメーカーで、M500は同社のスピーカーサウンドに近い音を再現した。ネオジウムウムマグネットを使用したφ40mmドライバーを搭載。ボイスコイルにはCCAWを使用しており、自然な広域とパワフルな低域を実現している。フレームはアルミ製で、ヒンジ部分は、折り畳みと回転が可能な「Smart Hinge」だ。イヤーパッドとヘッドバンドには、通気性を持った形状記憶フォームを使用している。再生周波数帯域は20Hz~20kHzで、インピーダンスは320Ω。効率は103dB(1kHz)で、最大入力は30mWとなっている。ケーブルは、ストレートタイプと、iPhone/iPadなどに使用できるリモコンマイクを装備したタイプの2種類が付属している。長さはいずれも1.3mだ。本体の質量は208g。M500は2013年5月に発表された製品。2013年のRed Dot Awardをはじめ、世界各地で開催されているデザイン賞を受賞している。
2015年06月15日