ラディウスは6月12日、Lightning接続が可能なiOSデバイス専用のヘッドホンアンプ「AL-LCH91W」を発表した。発売は6月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は25,000円前後(税別)。AL-LCH91WはiOS端末専用のDAC内蔵ヘッドホンアンプ。iPhoneやiPadのLightningコネクタに接続して使用する。DACチップはWolfson製の「WM8740」を採用しており、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応している。アンプはテキサス・インスツルメンツ社製の「LMH6611」を採用。周波数特性は20Hz~20kHz(0dB~0.5dB)、20kHz~45kHz(0dB~1dB)だ。S/N比は100dB以上で、最大出力は90mW×2(16Ω負荷時)となっている。出力端子は、φ3.5mmステレオミニジャック×1。本体の側面に、再生/一時停止/音量調節/曲送り/曲戻しのためのボタンを配置している。バッテリーを内蔵しており、約6時間30分の連続再生が可能だ。iOSデバイスのLightningポートから電源を採ることはない。
2015年06月12日ミックスウェーブは6月11日、米ALO audioのポータブルヘッドホンアンプ「Rx / Black」を発売すると発表した。発売は6月18日。価格はオープンで、推定市場価格は48,500円前後だ(税別)。Rx / Blackは、4月に台数限定モデルとして発表された「Rx / Nickel plating」のブラックカラーモデル。Rx / Nickel platingは85台の限定生産モデルだったが、Rx / Blackは継続販売される。Rx / Blackは、カラー以外の機能や性能についてはRx / Nickel platingと同一。広いダイナミックレンジを確保するために、15Vというポータブル機器としては高い電源電圧を採用している。IEM(インイヤーモニター)に適した設計となっており、出力インピーダンスを0.5Ω以下に抑えた。ダンピングファクターを向上させ、雑みのないクリアなサウンドを実現する。周波数特性は20Hz~60kHzが±0.6dBで、20Hz~20kHzは±0.05dBだ。THD+Nは-0.002%以下(100Hz~50kHz)。ゲインは約-14/6dBだ。入出力端子としてφ3.5mmステレオミニジャック1系統ずつ装備している。ミックスウェーブによれば、Nickel platingは発売後すぐに完売したという。これを受けて、今回のRx / Blackをレギュラーモデルとして発売することを決定した。
2015年06月11日ティアックは6月10日、デュアルモノーラルUSB DAC/ヘッドホンアンプ「UD-503」を正式に発表した。発売は6月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は150,000円前後(税別)。UD-503は、A4サイズの据え置き型USB DAC/ヘッドホンアンプ。DACチップに、旭化成エレクトロニクスの「VERITA AK4490」を2基使用しており、PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzの音源をダイレクトに処理することが可能だ。クロックは44.1kHz系と48kHz系をそれぞれ内蔵し、ジッターの影響を抑制している。10MHzの外部クロックも使用可能だ。アップコンバート機能も搭載。8倍までのPCMのアップコンバートに加えて、44.1kHz系では11.2MHzまで、48kHz系では12.2MHzまでのDSDフォーマットへのアップコンバートも可能だ。電源部からDAC部、アナログ出力段まで、左右のチャンネルが独立した「デュアルモノーラル構造」を採用し、左右チャンネルの干渉を抑えている。バランス出力の場合は、DA変換から出力段までディファレンシャルで信号処理が行われる。アナログ出力段には電流伝送強化型出力バッファー回路「TEAC-HCLD」を片チャンネルあたり2回路採用している。アナログ出力段は、ライン出力とヘッドホン出力で共用だ。バランス接続タイプのヘッドホンを使用する場合には、それぞれのTEAC-HCLDが、ホットとコールドで使用されるが、アンバランス接続のヘッドホンを使用する場合には、パラレルで動作させることで、パワフルなドライブを実現する。また、オペアンプにより仮想GNDを作る「アクティブ・グラウンド起動」も利用可能だ。ボリュームコントロールにはギャングエラーの発生しない電子ボリュームを採用。調整範囲は-95dB~+24dBで、ステップは全域で0.5dBだ。入力端子は同軸デジタル入力用のRCAピンジャック×1、同軸デジタル入力と光ミニデジタルと兼用のφ3.5mmステレオミニジャック×1、角形光デジタル端子×1、USB Type B×1、アナログ音声入力用のRCA端子×1系統を装備する。アナログ音声出力はXLR 3-32×1系統、RCA×1系統を装備。ヘッドホン出力はφ6.3mmステレオ標準ジャック×2を装備し、アンバランス×2系統、バランス×1系統のどちらでも使用可能だ。バランス接続時の出力は700mW×2(32Ω負荷、歪率1%)で、アンバランス接続時の出力は500mW×2(32Ω負荷、歪率1%)。本体サイズはW290×D248.7×H84.5mmで、質量は4.2kg。なお、ティアックは、5月の「春のヘッドフォン祭2015」にてUD503を参考出展し、プレリリースとして発表会を行ったが、その際には発売時期や価格などを明らかにしていなかった。
2015年06月10日オーディオテクニカは4日、ホームユース向けのダイナミックヘッドホン「ATH-AVA500」「ATH-AVA300」を発表した。発売は6月19日。価格はオープンで、店頭予想価格は「ATH-AVA500」が7,000円前後、「ATH-AVA300」が4,000円前後(いずれも税別)。○「ATH-AVA500」ATH-AVA500は、φ53mmCCAW(銅皮膜アルミ線)ドライバー搭載の開放型ヘッドホン。ケースに音抜けを向上させるハニカムパンチングを採用している。ハウジング搭載部分には、通気性に優れた立体形状イヤパッドを装備。「フリーアジャストヘッドサポート」により、頭に装着すると自然にフィットする形状となっている。主な仕様は、周波数特性が15~27,000Hz、音圧感度が96dB/mW、最大入力が700mW、インピーダンスが35Ω。プラグはφ3.5mmステレオミニとφ6.3mm標準の2ウェイ。本体重量は約257gで、ケーブル長は3.0m。○「ATH-AVA300」ATH-AVA300は、φ40mmドライバー搭載の開放型ヘッドホン。「アジャスタブルヘッドサポート」により、長時間使用しても疲れにくい設計になっている。主な仕様は、周波数特性が20~22,000Hz、音圧感度が94dB/mW、最大入力が300mW、インピーダンスが34Ω。音声入力インターフェースはφ3.5mmステレオミニとφ6.3mm標準の2ウェイ。本体重量は約230gで、ケーブル長は3.0m。両製品と同時に、密閉型ヘッドホン「ATH-AVC500」「ATH-AVC300」「ATH-AVC200」も発表している。
2015年06月04日オーディオテクニカは6月4日、ダイナミックヘッドホン「ATH-AVC500」「ATH-AVC300」「ATH-AVC200」を発表した。発売は6月19日。価格はオープンで、推定市場価格は、ATH-AVC500が7,000円前後、ATH-AVC300が3,000円前後、ATH-AVC200が2,000円前後。本製品群は音楽鑑賞だけでなく、映像コンテンツ視聴や楽器のモニターにも適したホームユース向けの密閉型ヘッドホン。2009年11月に発売した「ATH-T500」「ATH-T300」「ATH-T200」の後継モデルだ。ドライバーサイズはATH-AVC500がφ53mmで、ATH-AVC300とATH-AVC200はφ40mm。ATH-AVC500は制振アルミニウムハウジングを装備し、不要な振動を抑制する。ATH-AVC500とATH-AVC300は、CCAW(銅皮膜アルミ線)ボイスコイルを使用している。ATH-AVC500ではフリーアジャストヘッドサポート、ATH-AVC300とATH-AVC200ではアジャスタブルヘッドサポートを採用。ヘッドホンが頭の形に沿ってフィットするため、長時間リスニングで生じる負担を抑える。またATH-AVC500では、耳を包み込む低反発イヤーパッドを備える。再生周波数帯域は、ATH-AVC500が10Hz~25kHz、ATH-AVC300が18Hz~22kHz、ATH-AVC200が20Hz~22kHz。インピーダンスはいずれも40Ωだ。出力音圧レベルは、ATH-AVC500が106dB/mW、ATH-AVC300が104dB/mW、ATH-AVC200が100dB/mW。最大入力は、ATH-AVC500が1,800mWで、他は500mWとなっている。ケーブル長は3m。ATH-AVC500が片出しタイプで、他は両出しタイプ。先端はφ3.5mmステレオミニプラグとなっているが、φ6.3mmステレオ標準プラグアダプターも付属している。ケーブルを除いた質量は、ATH-AVC500が約270g、ATH-AVC300が約230g、ATH-AVC200が約210gだ。本製品群と同時に、開放型ヘッドホン「ATH-AVA500」「ATH-AVA300」も発表している。
2015年06月04日ボーズは6月1日、一部製品において価格を改定すると発表した。対象となるのはホームシアターやヘッドホン、スピーカーなど。価格が改定されるのは2015年7月1日から。このたびの出荷価格改定は、為替変動の影響にともなって行われる。対象となる製品は、ヘッドホン「Bose QuietComfort 25 Acoustic Noise Cancelling headphones」(30,000円から35,000円に)、ポータブルスピーカー「Bose SoundLink Color Bluetooth speaker」(14,000円から15,000円に)、ホームシアター「Lifestyle 535 Series III home entertainment system」(380,000円から437,000円)など。価格改定は7月1日からだ。
2015年06月01日イメーションは1日、TDK Life on RecordブランドよりBluetooth対応のワイヤレスヘッドホン「WR680」を発表した。発売は6月12日。価格はオープンで、推定市場価格は税込7,344円。WR680は、スマートフォンとの接続を想定したBluetooth ver.2.1対応ヘッドホン。ハウジングに音楽の再生、停止、曲送り、音量調整を行うボタンと、ハンズフリー通話を行うマイクを用意する。電源にはニッケル水素充電池を使用。約3時間の充電で、最大8時間の連続再生が行える。φ3.5mmステレオミニジャックを備えており、バッテリー切れの際も有線接続での使用が可能。NFC機能も搭載する。主な仕様は、ドライバーサイズがφ40mmで、再生周波数帯域が20Hz~20,000Hz、音圧感度が107±3dB、入力インピーダンスが32Ω。プロファイルはA2DP、HSP、AVRCP、コーデックはSBCのみに対応する。本体サイズはW189×H187×D75mmで、重量は約220g。カラーはブラック、ホワイトの2種類。有線接続専用コードと、microUSBケーブルが付属する。
2015年06月01日アスクは5月21日、米AUDEZEの平面磁界・全面駆動型ヘッドホン「EL-8」シリーズを発表した。開放型の「EL-8 Open-Back」と密閉型の「EL-8 Closed-Back」を用意。発売は5月22日。価格はオープンで、推定市場価格はいずれも税込100,000円前後。EL-8シリーズは、BMWのデザイン部門「BMW Group DesignWorks USA」とのコラボレーションによって開発されたヘッドホン。独自技術「Fluxor Magnetic Technology」を新たに導入し、高い磁束密度を実現。これにより、スマートフォンやポータブルプレーヤーなどに接続した場合でも高い感度での再生環境を提供する。振動板全体に均一化された磁場を生成する「Uniforceダイヤフラム」によって、歪みを減少させ、解像感の高いサウンドを実現する。「Fazor Technology」も搭載。空気の流れを調整することで帯域のバランスを整える。最大出力は15W(130dB)で、インピーダンスは30Ω、周波数帯域は10Hz~50KHz。ケーブル長は2m。重量は開放型が460g、密閉型が480g。
2015年05月21日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは5月12日、フィリップスのヘッドホン「フィデリオ」シリーズ「F1」「M2BT」を発表した。発売は5月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は、F1が22,000円前後で、M2BTが29,000円前後(いずれも税込み)。フィデリオシリーズはその音質とデザイン性により、欧州で高い評価を受けているヘッドホン。○フィデリオ F1F1は、ハイレゾ対応のφ40mmドライバーを採用したオンイヤー型のヘッドホンだ。ドライバーのマグネットには磁束密度の高いネオジウムが使用されている。ハウジングはバスレフ構造をとっており、スリムなスタイルながら豊かな低域表現が可能だ。イヤーパッドは、クッションに低反発フォーム、表面には高品質レザーを採用。高い装着性を実現している。持ち運びの際には、ヘッドホン全体をフラットに畳むことが可能だ。再生周波数帯域は7Hz~40kHzで、インピーダンスは16Ω。感度は107dBで、最大入力は150mWとなっている。ケーブルは着脱式で、インラインリモコンマイクも装備する。本体の質量は108gだ。○フィデリオ M2BTM2BTは、高音質な音声コーデックのaptX、AACに対応したBluetoothヘッドホン。Bluetoothのバージョンは省電力性能を強化した4.0、NFC機能も搭載している。バッテリーによる約10時間の連続再生が可能となっている。ハウジングに「イヤーシェルコントロール」と呼ばれるコントローラーを装備しており、再生/停止、曲送り/曲戻し、ボリューム、通話切り替えの操作が可能だ。M2BTが使用しているドライバーはF1と同一で、ネオジウムウムマグネットを使用したφ40mm。再生周波数帯域は7~23.5kHzと異なるが、インピーダンスと感度、最大入力のスペックもF1と同じだ。本体の質量は290gとなっている。同社によると、2製品の再生周波数帯域の違いは、F1がワイヤード、M2BTがBluetoothという接続方法の違いによるもの。M2BTにもマイクつきオーディオケーブルが付属しており、これを使用した場合には、F1と同等の再生能力を持つとのことだ。
2015年05月12日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは5月12日、フィリップスのヘッドホン「フィデリオ」シリーズより「M2L」を発表した。発売は5月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は43,000円前後(税込み)。M2LはLightning端子によってiPhoneやiPadとデジタル接続できるヘッドホン。アップルのMFi認証も取得している。ハウジングの内部にDAC(48kHz/24bit対応)とアンプを内蔵しており、ハイレゾ音源には非対応ながら、ノイズを排除した音楽再生環境を提供する。ドライバーは口径40mmで、ネオジウムウムマグネットを使用。再生周波数帯域は7Hz~25kHz、インピーダンスは16Ω、感度は107dB、最大入力は150mW、本体の質量は195g。
2015年05月12日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは5月11日、オープンエアー型ヘッドホン「SE-MASTER1」とバランス接続用ケーブル「JCA-XLR30M」を発表した。発売は5月中旬。価格はオープンで、推定市場価格はSE-MASTER1が250,000円前後、JCA-XLR30Mが30,000円前後(税別)。SE-MASTER1は、パイオニアがこれまで培ってきたヘッドホン技術を集結させた最上級モデル。設計から生産まですべて国内で行われており、高い品質を実現したとする。ドライバーはφ50mmで、振動板には20μm厚のアルミを使用。表面に高硬度なセラミック皮膜を形成させるPCC処理が施されている。エッジ部分にはPEEK複合フィルムと呼ばれる超耐熱高分子樹脂フィルムを使用。5Hz~85kHzの広帯域再生を実現している。インピーダンスは45Ωで、出力音圧レベルは94dB。最大入力は1,500mWだ。ハウジングには高剛性のアルミ合金を採用。ドライバーユニットを金属部品で強固に固定する「フルバスケット方式」によって共振を抑制している。ハンガーとハウジング、ベースの連結部にゴム部材をはさんだ「フローティング構造」とすることで、ドライバーからの振動を軽減し、左右の音のセパレーションを向上させている。2種類のテンションロッドを付け替えることで、側圧の調整が可能だ。低反発ウレタンフォームを使用した三次元形状のイヤーパッドにより、高い安定性と優れた装着感を実現している。ケーブルは着脱式で、MMCXタイプのコネクターを採用。ケーブルの被覆には、布と無鉛PCVの2種類の素材を使用している。ケーブルを除いた質量は460gとなっている。JCA-XLR30Mは、OFCリッツ線を芯線に使用したXLR3タイプのバランス接続ケーブル。ケーブル長は3mで、質量は168gだ。
2015年05月11日ミックスウェーブは4月28日、米ALO audioのポータブルヘッドホンアンプ「Rx / Nickel plating」の予約受付を開始した。85台限定のモデルで、発売は5月2日。価格はオープンで、推定市場価格は51,900円(税別)。Rx / Nickel platingは、アナログ入力専用のポータブルヘッドホンアンプだ。広いダイナミックレンジを確保するために、15Vというポータブル機器としては高い電源電圧を採用している。IEM(インイヤーモニター)に適した設計となっており、出力インピーダンスを0.5Ω以下に抑えた。ダンピングファクターを向上させ、雑みのないクリアなサウンドを実現する。周波数特性は20Hz~60kHzが±0.6dBで、20Hz~20kHzは±0.05dBだ。THD+Nは-0.002%以下(100Hz~50kHz)。ゲインは約-14/6dBだ。入出力端子としてφ3.5mmステレオミニジャック1系統ずつ装備している。筐体の素材はアルミニウムで、表面にはニッケルコーティングが施されている。サイズはW57×D17×H104mmで、質量は約113gだ。電源はリチウムポリマーバッテリー、約3時間でフル充電され、最大約10~13時間の連続再生が可能だ。
2015年04月28日アユートは4月24日、米MASTER & DYNAMIC社のヘッドホン「MH40」「MH30」とイヤホン「ME03」「ME01」を近日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格はMH40が50,000円前後、MH30が40,000円前後、ME03が20,000円前後、ME01が17,000円前後だ。○MH40とMH30MH40とMH30は密閉オーバーイヤー型のヘッドホン。ネオジウムマグネットを使用したドライバーを採用しており、サイズはMH40がφ45mm、MH30がφ40mmとなっている。イヤーカップに剛性の高いアルミ素材、ヘッドバンドとイヤーカップにプレミアムレザー、イヤーパッドにラムスキンを使用。イヤーパッドは着脱可能だ。ケーブルは着脱式で、左右どちらのイヤーカップにも取り付けられる。ケーブルは1.25mと2mの2本を用意。1.25mのケーブルにはiPhone/iPad/iPod用のリモコンが装備される。芯線の素材はOFCで、表面は絡みにくく強度の高いWiven(織布)被覆が施してある。MH40の右ハウジングにはオルタネイトタイプのミュートボタンを装備。MH30は折りたたみ機構を採用している。サイズとケーブル含む重量はMH40がW200×D63×H185mm/360g、MH30がW195×D190×H65mm/260g。インピーダンスはいずれも32Ωだ。○ME03とME01ME03とME01はアルミハウジングを採用した密閉型イヤホン。ドライバーはダイナミック型で、ネオジウムマグネットを使用したφ8mmだ。インピーダンスは16Ω。同じドライバーユニットを使用しているが、それぞれ異なったサウンドチューニングされている。ME03は高域のノビを感じられるエネルギッシュなサウンド、ME01は解像感の高い深みのあるサウンドとなっている。ケーブルは絡みにくいフラットタイプで、被覆にはラバーを使用。ケーブルの長さは約1.2mだ。ケーブルにはiPhone/iPad/iPod用のリモコンとマイクも装備している。XS/S/M/Lのシリコン製イヤーチップが付属。本体サイズはW23×D63×H10mmで、ケーブル含む質量は25g。
2015年04月24日ソニーマーケティングは4月22日、ハイレゾ音源に対応したウォークマン「NW-A16」とステレオヘッドホン「MDR-10RC」のソニーストア限定モデルとして、音楽アーティストLiSAとのコラボレーションモデルを発表した。発売は今夏の予定だ。価格や発売日については「ソニーストアLiSA特設サイト」で順次公開される。LiSAとのコラボレーションモデルは、本体背面にLiSAがデザインしたキャラクターをプリントした「ウォークマンA NW-A16」と、ハウジング部分にオリジナルの刻印をしたハイレゾ対応ヘッドホン「MDR-10RC」の2つ。NW-A16のカラーは、LiSAが2015年1月10日と11日に実施した日本武道館2DAYSワンマンライブのタイトル「LiVE is Smile Always~PiNK&BLACK~『いちごドーナツ』『ちょこドーナツ』」にちなんで、ローズピンクとブラックの2色で展開する。デザインや販売開始日、価格などの詳細については、ソニーストア内のLiSA特設サイトにて順次公開される。
2015年04月23日ハーマンインターナショナルは4月21日、Harman KardonブランドのBluetoothヘッドホン「SOHO WIRELESS」を発表した。発売は4月28日。価格はオープンで、同社の公式通販サイトでの価格は29,800円(税別)。SOHO WIRELESSは、2013年10月に発表したオンイヤー密閉型ヘッドホン「SOHO」をベースに、Bluetooth機能を追加したモデル。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルはA2DPとAVRCP、HFP、HSP。音声コーデックはSBCだけでなく、より高音質なAACとaptXにも対応する。NFC(近距離無線通信)を搭載し、対応するスマートフォンなどとワンタッチでペアリング可能だ。ハウジング部分にはモーションセンサーを内蔵しており、タッチとスライドによる直感的な操作で、音楽再生や通話・終話などの操作を行える。ドライバーはSOHO WIRELESSのために新開発されたものを採用。サイズは従来モデルと同じφ30mmだが、解像感がアップし、よりきめ細やかでナチュラルなサウンドを実現した。デザインは従来モデルのスタイルを継承。ユーロスタイルのコンパクトなオンイヤータイプで、スクエアデザインのハウジングとヘッドバンドには本革、アーム部分にはステンレススチールを使用している。カラーはブラック、ホワイト、ブラウンの3色だ。周波数特性は20Hz~20kHzで、インピーダンスは32Ω(有線接続時)。電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、充電時間は約2時間。フル充電の場合、約9時間の連続再生が可能だ。製品には、専用のキャリングケースと有線接続用のヘッドホンケーブル(1.2m)、充電ケーブルが付属する。本体の質量は168g。
2015年04月21日SKIYAKIは、アーティストの楽曲を本体に内蔵したステレオヘッドホン「Q」の第一弾として、人気バンド「ゴールデンボンバー」とコラボレーションしたモデルを発表した。数量限定で、ゴールデンボンバー公式通販サイト「シルクロードストア」、TSUTAYA店舗、TSUTAYAオンラインショッピングで発売する。4月13日より予約販売を開始し、4月27日以降に発送を予定している。シルクロードストアでの価格は税込18,900円。「Q」は、ヘッドホン本体に楽曲を内蔵しているため、音楽プレイヤーがなくてもヘッドフォン単体で音楽が楽しめる。今回、人気バンドのゴールデンボンバーとコラボレーションし、ゴールデンボンバーのシングル全37曲を内蔵したモデルを発売する。内蔵する音源は「金爆の中の人"tatsuo"」が今回のために特別にリマスタリングしたもの。また、内蔵楽曲を再生しない場合は、付属ケーブルを使用し、通常のヘッドホンとしての利用もできる。主な仕様は、ドライバーユニット径が40mm、定格入力が100mW、再生周波数帯域が20~20,000Hz、プラグ形状が3.5mmステレオミニ端子、インピーダンスが40Ω/1kHz、ケーブル長は1.5m(片出し、脱着式)。
2015年04月14日フロンティアファクトリーは4月9日、米Klipschの密閉型ヘッドホン「Reference On-Ear」を発表した。発売は4月24日。価格はオープンで、推定市場価格は19,800円前後(税別)。Reference On-Earはφ40mmのフルレンジドライバー(KG105)を採用した密閉型ヘッドホン。同社のホームシアタースピーカーにおけるフラッグシップ製品「Referenceシリーズ」と同じ音響エンジニアリングにより、Klipschの伝統的なサウンドを再現する。周波数特性は20Hz~20kHzで、インピーダンスは32Ω。レベルは110dB(1mW)だ。ヒンジやスライド部分が表から見えないデザインを採用。デザイン性だけでなく剛性も向上させた。折りたたみが可能で、専用のキャリングケースが付属する。イヤーカップには長時間のリスニングでも耳に負担の少ない低反発素材を採用。ケーブルは絡みの少ないフラットタイプで、長さは約120cm。Apple製品に対応した3ボタンリモコンマイクも装備。ケーブルを除いた質量は約200gだ。
2015年04月09日ソニーは4月1日、Bluetoothヘッドホン「MDR-ZX770BN」と「MDR-ZX330BT」を発表した。発売は4月24日。価格はオープンで、推定市場価格はMDR-ZX770BNが21,000円前後、MDR-ZX330BTが10,000円前後(いずれも税別)。○MDR-ZX770BNMDR-ZX770BNは、同時発表された密閉型ヘッドホン「MDR-ZX770」をベースにしたBluetoothヘッドホン。デジタルノイズキャンセリング機能を持つ。周囲のノイズの種類を判別して、状況に応じたノイズキャンセルモードを自動で選択する「AIノイズキャンセリング機能」も搭載している。φ40mmドライバー、300kJ/m3ネオジウムマグネットを使用。ハウジング部の上部に設けたポート(通気孔)で低域における通気抵抗をコントロールして振動板の動きを最適化する「ビートレスポンスコントロール」を搭載している。MDR-ZX770BNの対応音声コーデックはSBCとAAC、aptX。同社独自の高音質コーデックのLDACには非対応だ。NFC(近距離無線通信)に対応しており、対応スマートフォンであればワンタッチでペアリングできる。ハウジング部にはジョグスイッチを装備しており、楽曲の再生や停止、音量調整などを行うことが可能だ。電源は内蔵バッテリー。フル充電の場合、Bluetoothとデジタルノイズキャンセリングを使用した場合で約13時間、Bluetoothのみの場合で約19時間、デジタルノイズキャンセリングのみで約24時間の連続使用が可能だ。バッテリーの容量がなくなった場合でも、着脱式のケーブルを接続することで、ワイヤードヘッドホンとして使用できる。本体の質量は約245g。○MDR-ZX330BTMDR-ZX330BTは、コンパクトな密閉型Bluetoothヘッドホン。NFCに対応しており、対応スマートフォンなどとワンタッチでペアリングできる。ハウジングにはジョグスイッチを装備しており、楽曲の再生や停止、音量調整などを行うことが可能だ。対応する音声コーデックはSBCとAAC。ドライバーはφ30mm。電源は内蔵バッテリー。フル充電の場合、約30時間の連続再生が可能だ。本体の質量は約150g。
2015年04月01日ソニーは4月1日、密閉型ヘッドホン「MDR-ZX770」と「MDR-ZX660」を発表した。発売は4月24日。価格はオープンで、推定市場価格はMDR-ZX770が10,000円前後、MDR-ZX660が8,000円前後(いずれも税別)。MDR-ZX770はアラウンドイヤー(耳覆い)型で、MDR-ZX660はオンイヤー(耳乗せ)型の密閉型ヘッドホン。いずれもハウジング部はスイーベル機構になっており、フラットに折りたためる。コンパクトな密閉型ヘッドホンは外出用として人気が高く、音質だけでなくデザインも重視されている。MDR-ZX770とMDR-ZX660は、トレンドのクレイカラーとグレーを採用。カラーは、MDR-ZX770がブリックオレンジ、ターコイズブルー、ライムグリーン、グレイッシュホワイトの4色、MDR-ZX660がブリックオレンジ、ターコイズブルー、ライムグリーン、シルキーアイボリーの4色を用意する。音質面では、300kJ/m3ネオジウムマグネットを採用したφ40mmドライバーを採用して音の解像度を高めた。ハウジング部の上部に設けたポート(通気孔)で低域における通気抵抗をコントロールして振動板の動きを最適化する「ビートレスポンスコントロール」を搭載。低域の過渡特性を改善し、リズムを正確に再現できるとしている。ケーブルは通常の3芯ではなく、4芯タイプを採用。左右チャンネルでGNDを分離したことで、左右のセパレーションを向上させた。音の広がりと引き締まった低音を実現する。ヘッドバンド部とスライダーに一体となった金属パーツを使用することで、堅牢性と装着性を両立した。MDR-ZX770のイヤーパッドには低反発ウレタンフォームを採用。ケーブルには絡みにくいセレーションコードを使用。ケーブルを除いた質量はMDR-ZX770が約215gで、MDR-ZX660が約193g。
2015年04月01日ザウンドインダストリートウキョウは3月31日、「URBANEARS(アーバンイヤーズ)」ブランドから、密閉型ヘッドホン「PLATTAN ADV(プラッタン・エーディーブイ)」を発表した。発売は4月中旬で、希望小売価格は9,200円(税別)。PLATTAN ADVは、2009年に発売した「PLATTAN」の後継モデル。PLATTANは、シンプルなスタイルと、多彩なカラーバリエーションを特徴としたモデルだ。PLATTAN ADVでは、従来モデルから機能性と装着性の面で改良を加え、サウンド面でのチューニングも行われている。機能面では、「ウォッシャブル・ヘッドバンド」と「ZoundPlug」を採用。ウォッシャブル・ヘッドバンドは、ファブリック製のヘッドバンドを取り外して洗うことができるようになったというもの。ZoundPlugは、左右のハウジング部に備えた入力ジャックのどちらにヘッドホンケーブルを挿しても使用できるというもの。入力ジャックはデイジーチェーン用の出力プラグとしても使え、複数人で1つの音楽ソースをシェアできる。装着面では、ヘッドホンを着けた際にユーザーの頭と耳に合うよう自動で調整される「3Dヒンジ」を採用。フィット感が向上し、長時間のリスニングでも快適だとする。サウンド面では、PLATTANがバランス重視のチューニングだったのに対して、PLATTAN ADVでは中域の密度をアップさせた。使用しているドライバーのサイズはφ40mmで、再生周波数帯域は20Hz~20kHz。インピーダンスは60Ωで、出力音圧レベルは115dBだ。最大入力は50mWとなっている。コード表面にもファブリックが使用されており、長さは120cm。
2015年03月31日ティアックは、自分好みのサウンドとデザインを楽しめる、ドイツのbeyerdynamic社のセルフカスタマイズヘッドホン「CUSTOM ONE PRO PLUS」を発表した。発売時期は3月下旬。価格はオープン。全国の量販店およびオーディオ店を通じて販売される。同製品は、好みに合わせてサウンドとデザインを変えることのできるセルフカスタマイズヘッドホン。アコースティックな手法で、密閉型から開放型へ4段階に音質を変えることが可能なバリアブル・バスレフシステムを搭載しており、本体下部にあるカスタムサウンドスライダーを操作するだけで、バスレフ効果を高めることができ、落ち着いたサウンドから迫力あるサウンドまで、音楽のジャンルに合わせて音質を変化させることが可能となっている。また、16種類のカバーとマイク内蔵リモコン付きケーブルを同梱しているので、その中から好みのデザインを選んで楽しめる。さらに、70種類を超える別売アクセサリーも用意されており、ヘッドバンド、イヤーパッド、カバーなどのアクセサリーを買い足すことで、自分好みのヘッドホンにカスタマイズできる。そのほか、高効率なプロフェッショナル 16Ωベロシティドライバーや、周囲のノイズを遮断して音漏れを防ぐバリアブル・ノイズリダクションシステムを搭載。また、世界中で高い評価を得ているDT 770 Proなどのプロ用ヘッドホン同様に、ドイツ工場でハンドメイド生産されているということだ。
2015年03月20日ティアックは3月19日、米KOSSのBluetoothヘッドホン「BT540i」を発表した。発売は3月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別28,000円前後だ。BT540iは、新開発のドライバー「PLX40」を搭載するBluetoothワイヤレスヘッドホン。2015年2月に開催された「ポータブルオーディオ研究会2015冬」にて参考出品されていたものが、このたび正式に発表された。KOSS伝統の重低音サウンドを継承しているとする。Bluetoothのバージョンは3.0で、プロファイルはGAP、GAVDP、A2DP、HSP、AVRCP、HFPに対応する。音声コーデックはSBCに加えてより高音質なaptXも利用可能だ。イヤーパッドには低反発メモリーフォームイヤーパッドを採用し、高い遮音性と快適な装着感を提供。ハウジング部は回転するため、折りたためる。周波数特性は10Hz~25kHzで、インピーダンスは38Ω。感度は100dB SPLとなっている。ケーブルは片出しの着脱式で、長さは1.4m。約2時間でフル充電され、最大8時間の音楽再生・通話が可能だ。ケーブルを除いた重量は227g。3.5mmステレオミニプラグを備えたストレートケーブル、USB充電ケーブル、セミハードケースが付属する。
2015年03月19日ティアックは3月19日、独beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)社のセルフカスタマイズヘッドホン「CUSTOM ONE PRO PLUS」を発表した。発売は3月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別25,000円前後だ。CUSTOM ONE PRO PLUSは、自分好みにサウンドとデザインをカスタムできる「CUSTOM ONE PRO」シリーズの新モデル。「バリアブル・バスレフシステム」を引き続き搭載しており、密閉型から開放型へ4段階の変更が可能だ。本体下部にあるカスタムサウンドスライダーを操作することで、バスレフ効果を調節できる。ドライバーには16Ωベロシティドライバーを採用。周囲の雑音を遮断し、音漏れを防ぐバリアブル・ノイズリダクションシステムも持つ。16種類のカバーを同梱し、ユーザーは着せ替えを楽しめる。別売のアクセサリーとして、ヘッドバンドやイヤーパッドなども用意される。ケーブルは片出しの着脱式。1.5mストレートケーブルのほか、ハンズフリー通話などに用いるマイク付きリモコンを備えた1.2mストレートケーブルが同梱される。プラグは3.5mmステレオミニだが、6.3mmステレオ標準プラグ変換アダプタも付属。主な仕様は、周波数特性が5Hz~35kHz、インピーダンスが16Ω、感度が96dB SPL、歪率が0.2%以下。ケーブルを除いた重量は290g。カラーはブラックとホワイト。
2015年03月19日ドスパラは16日、密閉型ヘッドホン「DN-12743」を発表した。同社が運営する「上海問屋」にて販売を開始し、価格は2,999円。40mmのドライバを搭載した密閉型ヘッドホン。長時間の使用でも耳が痛くなりにくい柔らかめのイヤパッドを採用する。マイク機能を備え、スマートフォンでも利用できるという。音の傾向はボーカル中心の中音が聞きやすいという。主な仕様は、インピーダンスが32Ω、再生周波数帯域が20Hz~20kHz。感度が93±3dB、インタフェースが3.5mmステレオミニジャック。本体カラーはレッドとグレーの2色を用意する。
2015年03月16日完実電気は3月6日、B&O PlayのBluetoothヘッドホン「BeoPlay H8」を発表した。ベージュ系の「BeoPlay H8 AB」とブラウン系の「BeoPlay H8 GH」を用意。発売はH8 ABが3月19日、H8 GHが4月中旬。希望小売価格はいずれも46,080円だ(税別)。BeoPlay H8は、デンマーク出身のプロダクトデザイナーであるヤコブ・ワグナー(Jakob Wagner)によってデザインされたヘッドホン。Bluetooth 4.0に対応したワイヤレスヘッドホンで、アクティブノイズキャンセル(ANC)を搭載している。イヤーカップの外側と内側に内蔵したマイクで拾ったノイズの逆位相の音を流すことで、快適なリスニング環境を実現する。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、SPP、HSP、HFPで、音声コーデックはSBCのほか、高音質なaptX、AACを利用できる。交換可能なバッテリーを採用しており、充電時間は約3時間。BluetoothとANCを使用した場合は最大約14時間、Bluetoothのみを使用した場合は最大約16時間、ANCのみを使用した場合は最大約35時間の連続使用が可能だ。着脱式のオーディオケーブルが付属しており、バッテリーが切れた場合は、ワイヤードヘッドホンとして使用可能だ。ケーブル使用時のインピーダンスは33Ω。ドライバーはφ40mmで、周波数特性は20Hz~22kHz。B&Oのサウンドマスター、エンジニアにより音質のチューニングが行われている。質量は225gだ。
2015年03月09日zionoteは3月6日、韓国のジヌンエレコム社が展開しているオーディオブランド「JAVS」のUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「X-nano」を発売した。価格は22,800円(税込)。X-nanoは、ハイレゾ音源に対応したUSB DACを搭載するヘッドホンアンプ。DACチップにはシーラスロジック社のCS4398を採用しており、192kHz/24bitまでのPCMと、2.8/5,6MHzのDSDネイティブ再生に対応している。アンプにはMOS FETディスクリートアンプを搭載。FETは特性が合うように厳選したものを使用している。入力はmicroUSB×1。XMOS社のX-Coreマイクロプロセッサーを採用しており、同チップに統合されたUSBコントローラーを使用。asynchronous(非同期)モードでの伝送、ビットパーフェクト出力をサポートする。Windows環境ではTHESYCON製のドライバー、Mac環境ではOS付属のドライバーで動作する。また、サポート対象外ではあるがLunux環境でも動作する。出力はφ3.5mmステレオミニジャックのヘッドホン端子×1とライン出力端子×1を装備する。DDCとしても利用可能で、ライン出力端子は丸型光デジタル端子と兼用。製品には丸型から角型への変換アダプターも付属している。インピーダンス16~600Ωのヘッドホンに対応。電源はUSBからのバスパワー。本体サイズはW60×D80×H25mmで、質量は約160gとなっている。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1、Mac OS X 10.6以上。
2015年03月06日ヒビノインターサウンドは2月27日、iBasso AudioブランドのUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「D Zero MK2」を発表した。発売は3月13日。価格はオープンで、推定市場価格は18,500円前後(税別)。D Zero MK2は、カードサイズ(W55×D101×H11mm)のUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ。2013年6月に発表した「D zero-SE」の後継モデルだ。従来モデルのD zero-SEは、DACチップにESSテクノロジー社の「ES9023」を使用した非ハイレゾモデルだったが、新モデルのD Zero MK2はDACチップにCirrus Logic社の「WM8740」をモノラルモードで2個使用。96kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生に対応した。PCやMacからの再生だけでなく、付属のOn-The-Go(OTG)ケーブルを使用することで、Android端末からの再生も可能(Android 4.1以降でUSB Audioをサポートする機種)。iOSデバイスとも、Lightning-USBカメラアダプターやiPad Camera Connection Kitを使用することで、デジタル接続できる。出力は、φ3.5mmステレオミニジャックのヘッドホン×1とライン出力×1(アナログ音声入力と兼用)を装備。ヘッドホン出力はインピーダンス8~300Ωのヘッドホンに対応しており、ゲイン切り替えスイッチも装備している。入力はUSBポートのほかに、φ3.5mmステレオミニジャックのアナログ音声入力端子を装備。電源は内蔵のリチウムポリマーバッテリーで、充電時間は約5時間。フル充電の場合、DAC使用時には約10時間、アンプのみの場合には約120時間の連続使用が可能だ。
2015年02月27日GNネットコムジャパンは2月20日、「Jabra」ブランドのBluetoothヘッドホン「Jabra Move Wireless」の新色モデルを発表した。発売は3月6日。価格はオープンで、推定市場価格は12,800円前後(税別)。Jabra Move Wirelessは、Bluetooth 4.0に対応したヘッドホン。2014年10月に発売されたCOAL(コール)、CAYENNE(カイエン)、COBALT(コバルト)の3色に、このたび新色のMatte Gold(マットゴールド)が加わった。アームは耐久力のあるステンレス製で、ヘッドバンドには湿気に強いファブリック素材を採用。イヤーカップ部には電源ボタン・音量調節ボタン・多機能ボタンを装備しており、プレーヤーの楽曲選択や着信応答などを行える。電源は内蔵バッテリーで、最長8時間の連続再生および通話、連続288時間の連続待ち受けが可能だ。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HSP、HFPで、音声コーデックはSBCをサポートする。また、左側のイヤーカップに3.5mmステレオミニジャックを備え、充電切れの場合など有線ヘッドホンとしても使用できる。本体サイズはW146.1×D59×H172mmで、重量は150g。
2015年02月20日ティアックは2月12日、KOSSのヘッドホン「SP330」「SP540」「Pro4S」を国内発表した。そして2月14日、東京・中野サンプラザの「ポータブルオーディオ研究会2015冬(ポタ研)」において、その製品発表会を開催した。○密閉性を高めるD型ハウジングの「SPシリーズ」最初に紹介されたのは、SP330とSP540(SPシリーズ)。この2製品について、KOSS社は「1958年にKOSSの設立者であるジョン・コス氏が最初のヘッドホン"SP3"を開発したときのように、革新的な気持ちを持って開発した」としており、まったくゼロの状態から新しいヘッドホンとして作り上げた製品となっている。SPシリーズの大きな特徴がD型のハウジングだ。KOSSの国内代理店を務めるティアックの松野氏によると、密閉型のヘッドホンの再生能力は、密閉された空間のなかで、どのように空気が振動するかで決まってくる。多くのヘッドホンが採用している円型のハウジングでは、耳の形に完全にはフィットしないため、隙間からどうしても音が逃げる。D型のハウジングは耳の形に合わせることで密閉度を高められるという。また、イヤーパッドには低反発素材「メモリーフォーム」を採用。さらに、イヤーパッドの形状にも工夫がなされており、顔の曲面に合わせた高低差が付けられている。D型のシェイプと、このイヤーパッドにより、完全な密閉空間を作り、確実に鼓膜に音を届ける。また、ポータブルヘッドホンであるSPシリーズでは、軽量化も進められている。KOSS社は、都市部などではヘッドホンを使用する時間が長くなる傾向があり、それは今後さらに進むと考えている。SPシリーズの軽量化は長時間の使用でも快適に使用できることを目的としたものだ。ただし、やみくもに世界最軽量を目指すのではなく、あくまでもKOSSの目指すサウンドを実現したうえで軽量化を進めている。松野氏によると、SPシリーズのサウンドは「からっとして低域がパワフルな伝統的なアメリカンサウンド」とのこと。軽量化された新生代のポータブルヘッドホン、SPシリーズでもKOSSらしさは失われていないようだ。○サウンドチューニングに2年かけたスタジオモニター「Pro4S」同時発表されたPro4Sは、スタジオモニターヘッドホン。前述のように、KOSSのサウンドはパワフルな低域が特徴的なアメリカンサウンドなのだが、Pro4Sはそれを封印し、あえてフラットな特性を持つヘッドホンとして開発された。KOSS社ではこのフラットなサウンドを作るのに、チューニングに約2年かけたとのことだ。また、また、サウンドだけでなく、新たに音楽制作向けの機構を2つ搭載している。それが「デュアルエントリー機構」と「デイジーチェーン機構」だ。Pro4Sは着脱式のケーブルを採用しているが(SPシリーズも着脱式)、普通の着脱式と異なるのは、左右のハウジングにそれぞれコネクターを装備している点。これがデュアルエントリー機構だ。音楽制作の現場では機材の位置が常に一定ではないため、このように左右どちらのコネクターにケーブルを差してもサウンドを鳴らせると便利だ。また、2つあるコネクターのうち片方を出力としても使用することができる。これを利用したのがデイジーチェーン機構だ。複数人で同じ曲をモニターする際に便利な仕組みだ。松野氏によると、2~3台までのPro4Sをデイジーチェーンして演奏させることが可能だそうだ。○未発表のBluetoothヘッドホンも参考出展会場ではもう1台、未発表のBluetoothヘッドホン「BT540i」が参考出展された。ベースになったモデルは「ProDJ200」。これに通話など多くの機能を盛り込んだのがBT540iだ。Bluetoothユニットを組み込んではいるが、KOSS独特のアメリカンサウンドは失われていない。NFCに対応しているほか、高音質コーデックのaptXも利用可能だ。バッテリーは約8時間の連続使用が可能となっている。
2015年02月14日ティアックは2月12日、米KOSS社のヘッドホン「Pro4S」「SP330」「SP540」を発表した。発売は2月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は、Pro4Sが24,000円前後、SP330が20,000円前後、SP540が24,000円前後(いずれも税別)。Pro4Sは、ヒンジ部分にメタル素材を使用するなど、プロユースに耐える堅牢さを持つモニターヘッドホン。ケーブルは片出しの着脱式で、長さ1.4mのカールコードを採用している。左右のハウジングにコネクタを備えており、どちらにケーブルを接続しても使用できるデュアルエントリー機構を搭載。また、2つあるコネクタを利用して、複数のPro4Sをディジーチェーンでつなぎ、同じ音を同時モニターすることが可能だ。ドライバーはスタジオリファレンス用に開発された「SLX40」を採用。高い再生能力を発揮する。周波数特性は10Hz~25kHzで、インピーダンスは35Ω。感度は99dB SPLとなっている。ケーブルを除いた質量は192g。セミハードケースが付属する。SP330とSP540は、耳の形に合わせたD型のハウジングを持つポータブルヘッドホン。低反発イヤークッションとの組み合わせで、優れた密閉性を実現している。ハウジングは回転式で、持ち運び時にはフラットに畳むことが可能だ。ドライバーは、SP330が「SLX30」、SP540はPro4Sと同じ「SLX40」を採用している。SP330の周波数特性は20Hz~25kHzで、インピーダンスは35Ω。感度は101dB SPLとなっている。SP540の周波数特性は10Hz~25kHzで、インピーダンスは35Ω。感度は99dB SPLだ。いずれもケーブルは着脱式で、長さ1.4mのストレートケーブルと、セミハードケースが付属している。質量は、SP330が108gで、SP540が184g(ケーブル除く)。
2015年02月13日