歌手兼俳優として活躍し、注目度抜群の次世代のスター、チャウヌ。誰もが恋する、その圧倒的なビジュアルを生かしながら、出演作ごとに演技力にも磨きをかけている。いま世界でいちばん美しい男。歌手であり演技の世界でも活躍する次世代のスターとして注目度が急上昇中のASTROのチャウヌ。完璧なビジュアルから“顔の天才”と呼ばれ、頭脳の明晰さと優しい性格から“チェチェチャチャ(推しは推しチャウヌはチャウヌ)”という言葉が流行したほど、スペシャルな存在感を放っている。「そう言ってもらえることはうれしいのですが、今でも慣れることはないですね。恥ずかしいのは相変わらずですし、僕は全然完璧ではないです。くすぐられるのに弱くて、かなりのいたずら好き(笑)。みなさん、僕のことを優しいって言ってくれますよね。(日本語で)でも僕は優しいけど、めちゃ優しくはない(笑)」これまで出演したおもなドラマは「ASTROの活動と撮影が重なり大変なスケジュールでしたが、その経験から得たものも大きい」と語る初主演作『私のIDはカンナム美人』。時代劇『新米史官ク・ヘリョン』では「先輩俳優の方々との共演から多くを学び、(撮影が夏だったので)蚊に刺されても我慢できる忍耐力もつきました(笑)」という。そして最新主演作は、ウェブトゥーンをドラマ化した『女神降臨』。漫画から抜け出したようなルックスと繊細な演技力が生かされ、原作の再現率の高さも話題を呼んでいる。「原作のウェブトゥーンは序盤だけ目を通し、キャラクターを作る過程ではほぼ読まずに監督と脚本家と話し合いながらスホという役を演じることに集中しました。この作品で改めて演技って楽しい!と思ったんですよね。6か月間スホとして過ごして、最後のシーンの撮影を終えて家に帰る道ではいろんな感情が湧いてきました。喜びもあるけど寂しくもあって、演技の仕事には抜け出せなくなる中毒性があるんだと思いましたね。演技には正解があるわけではないので難しいけれど、面白いです」ドラマを観たASTROのメンバーの反応も気になるところ。「ジンジンさんは音楽番組のリハーサルのとき急に“ジュギョン!”とヒロインの名前を叫んだり、ラキは元気が出るような応援のメッセージを送ってくれたり。ムンビンはレッスンで一緒のときに“アクション上手だったね。すごくかっこよかったよ”ってよくほめてくれたりしました」歌手と俳優の活動を両立させる大変さについては、「それぞれに集中するだけです」と語る。「もともといろいろなことに挑戦するのが好きで、休むのはあまり好きじゃないタイプなんです。だから精神的に大変なことはひとつもないのに、最近は体力が足りないと感じることもありますね。以前はそんなことはなかったけど、僕ももう(韓国の年齢で)25歳になったので(笑)」多彩なシーンで活躍するチャウヌが感じている、韓国エンターテインメントの強みとは?「韓国には僕がいる!冗談です(笑)。素敵で才能あふれる俳優、歌手の方々が多いのが韓国エンタメの強みだと思います。みなさんとても頑張っていますし……、この質問に答えるのは難しいですね。僕自身はジャンルにはこだわらず、ドラマ、映画、音楽など幅広く楽しんでいます」チャウヌ1997年3月30日生まれ。韓国出身。2016 年に韓国、‘19 年に日本でデビューしたASTROのメンバー。俳優としてはドラマ『最高の一発~時空を超えて~』などを経て、『私のIDはカンナム美人』『女神降臨』に主演。※『anan』2021年6月2日号より。写真・Daun Kim(STUDIO DAUN)取材、文・細谷美香構成・菅野知子コーディネーター・Shinhae Song(TANO International)(by anan編集部)
2021年05月29日今年、韓国の音楽番組で念願の1位を獲得。4月には日本デビューも果たし、勢いに乗るK-POPグループ「ASTRO」が、anan本誌に待望の初登場!それぞれのユニークなキャッチフレーズを、和気あいあいと考えてくれました。――日本デビューの知らせを聞いた時の心境から教えてください。ユンサナ(以下、サナ):ついに僕たちも日本でデビューできることが素直に嬉しかったです。チャウヌ(以下、ウヌ):嬉しさや期待だけじゃなく、’16年に韓国でデビューした時の気持ちに戻ったようで、緊張もありました。――日本デビュー作となるミニアルバム『Venus』の楽曲を聴いて、どんな印象でしたか?MJ:韓国でのデビュー当初、ASTROは今より明るいイメージでした。成長に合わせて曲も大人っぽく変わっていったんですが、『Venus』からは、その当時のような明るさを感じました。ウヌ:どんな曲をいただけるのか楽しみにしていて、聴いてすぐに「花咲ケミライ」にエネルギーを感じました。「この曲がリード曲になるといいね」って皆で話してたら、実際そうなって。とても嬉しかったです。ムンビン:「II愛してる」は聞き慣れないリズムだったので、最初は歌うのが難しそうと思ったんですが、楽しくレコーディングできて、結果、僕の好きな曲になりました。――ではここで、アルバム収録曲のタイトルから連想した質問をしていきたいと思います。まずはリード曲「花咲ケミライ」にかけて、好きな花を教えてください。ジンジン:バラ!MJさんと作った「Bloom」という曲のテーマにした花で、制作中に調べていくうちに好きになりました。サナ:僕はユリです。花言葉が「自分のことをずっと考えていてほしい」なんです。AROHA(ファンの通称)が僕のことをいつも考えてくれたら嬉しい!ウヌ:僕は桔梗。花言葉である「変わらぬ愛」をAROHAに示していきたいです。ムンビン:僕は、モクレンが好き。冬、ふかふかの毛で芽を包むモクレンのように、AROHAを温かく包み込む男になれたら。MJ:僕は明るい性格なので、自分はひまわりのようだと思います。ムンビン:ひまわりみたいに背が高かったらよかったのに(笑)。MJ:十分だと思ってる(笑)。ラキ:僕はカスミソウですね。ムンビン:みんなの答えを聞きながら検索してたでしょ?(笑)ラキ:(あえて検索画面を棒読みしながら)カスミソウの花言葉は「清らかな心と愛の成就」。カスミソウのように清らかにAROHAとの愛を成就させたい。検索はしましたけど、僕の本心です。――MVには猫が登場しますよね。MJ:あの子は、たまたま撮影現場にいた野良猫なんです。空き時間に遊んでて、僕の撮影の番になってもあとをついてくるんで、急遽、抱っこして撮ることになりました。僕の日本デビューは、にゃんこと一緒です!(笑)――次に韓国歌番組で初の1位を獲得した「All Night」。歌詞にスマホが登場しますが、スマホ依存度が高いメンバーは?サナ:スマホが好きなのは、ジンジンさんとMJさんとムンビンさんとウヌさんとラキさん。つまり、僕以外全員(笑)。ムンビン:僕はスマホがなくても生きていけるから違う。ラキ:ジンジンさんは、スケジュールが終わってぐったりしながらもスマホゲームをやってるよね。操作なしでアイテムが手に入ったり、勝手にレベルが上がるゲーム。ウヌ:普通、ゲームは操作しながら遊ぶのに、ジンジンさんはスマホをじっと見てるだけなんだよね。ジンジン:ゲーム中は何も考えず集中できるから、いろんなジャンルをやるんだけど、放置しても進むゲームをなぜやり続けるのかは、自分でもわからない(笑)。――ウヌさんには、美しい顔立ちから「顔天才」というキャッチフレーズがあります。そんなふうに、これからASTROを知る人が一度で覚えられるようなキャッチフレーズを考えてみてください。ウヌさんはぜひ新しいものを!ムンビン:実は、ジンジンさんも「顔天才」。ひとつの顔に1000通り面白さが潜んでいて、見るたびに違う魅力を感じられるんです。ジンジン:天才を超えた神です!ムンビン:じゃ、「顔神」ってことで(笑)。MJさんは(日本語で)ピカピカしてる。MJ:僕は、ステージのどこにいてもピカピカ輝いてます!ウヌ:“どこでもピカピカ”を略して「どこピカ」でどう?サナ:それ、かわいい~。僕は?ムンビン:サナの特徴といえば、グループNo.1の高身長。ウヌ:かわいい末っ子でもあるね。ムンビン:わかった!日本語の“背が高い”と“末っ子”を合わせて「せっこ」。サナ:1個の言葉で2つの意味があって面白い!気に入りました。ラキ:ムンビンさんは地下鉄のホームにある「スクリーンドア」。練習生時代のあだ名だけど(笑)。ムンビン:それはイヤ!いったん他の人のを考えよう。ラキは岩みたいにガッチリしてるから「岩」。ラキ:生きてるものでお願い!サナ:じゃ、「岩人間」(笑)。ジンジン:ウヌには「牛」ってつけたいな。丑年生まれだから。サナ:たくさんごはんを食べた後、牛の鳴き声を出すのも上手だし。ラキ:なら「イケメン牛」でしょ。MJ:保留中のムンビンは?ラキ:ムンビンさんは超大食い。ウヌ:ごはんを食べたいビンを略して「ごたビン」で。ムンビン:それいい~!サナ:このキャッチフレーズで、僕たちを覚えてください!(笑)アストロ2016年に韓国デビュー。グループ名は、スペイン語で天体や星を意味する「ASTRO」から。ファンの通称は「AROHA(アロハ)」。4月3日、日本オリジナル曲「花咲ケミライ」「II愛してる」「I’m on Your Side」他、全6曲を収録したミニアルバム『Venus』で日本デビュー。オリコンデイリーチャート1位に輝き、人気の高さを証明した。Debut Mini Album『Venus』【初回限定盤A CD+DVD】¥2,685【初回限定盤B CD+フォトブック】¥2,685【通常盤CD】¥2,130(UNIVERSAL MUSIC)ジンジン1996年3月15日生まれ。リーダー、ラッパー。いつもニコニコしている癒しキャラ。涙もろい一面もある。全体的に行動がゆっくりしており、メンバー曰く「早寝遅起き」。ムンビン1998年1月26日生まれ。ボーカル。子役出身で、現在韓国ドラマ『十八の瞬間』で10年ぶりに演技に挑戦中。好きな日本の食べ物は焼き鳥。「ぼんじり、最高です!」チャウヌ1997年3月30日生まれ。ボーカル。頭脳明晰で日本語力もグループNo.1!韓国で放送予定の時代劇『新米史官ク・ヘリョン』に主演。ハイチュウプレミアムがお気に入り。ラキ1999年2月25日生まれ。ラッパー。ダンススキルや表現力が高く、振付も手掛ける。自身にとって、ファン以外のVenusは母親。「小3まで世界でいちばんかわいいと思ってました」ユンサナ2000年3月21日生まれ。ボーカル。“かわいい”担当の末っ子ながら、パフォーマンスでは大人びた表情に。犬か猫なら猫派。「ムンビンさんの実家の猫が超かわいいです」エムジェイ1994年3月5日生まれ。ボーカル。音域の広いパワフルな歌声で魅了。ファン以外のVenusといえば「ジンジン(笑)。女性っぽいとこがあって、見るたびにドキドキ」。※『anan』2019年5月22日号より。写真・伊藤元気(Symphonic)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年05月21日