第28回東京国際映画祭(TIFF)が22日、開幕した。東京・六本木ヒルズアリーナで行われたレッドカーペットには、上映作品の監督・出演者をはじめとする約440人のゲストが登場し、華やかな幕開けとなった。先陣を切ったのは、フェスティバルナビゲーターを務めるモデルの季葉とラジオDJ・翻訳家の野村雅夫。ステージに登壇し、ロボットのPepperと共に「第28回東京国際映画祭レッドカーペット、スタート!」と開幕を宣言した。その後、続々と豪華ゲストが登場し、『シーズンズ2万年の地球旅行』からは、日本版ナレーターを務める木村文乃、笑福亭鶴瓶、ジャック・クルーゾ監督が参加し、『劇場版 媚空ーびくうー』からは、秋元才加、須賀健太らが参加。『WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』のPefumeが現れると、ひと際大きな歓声が沸き起こり、『劇場霊』で主演を務めたAKB48の島崎遥香にも、「ぱるる~!」という熱い声援が送られた。コンペティション部門に出品される日本映画3作品の監督・出演者も集結。『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』の竹内結子、橋本愛、中村義洋監督、『FOUJITA』のオダギリジョー、中谷美紀、小栗康平監督ら、『さようなら』の深田晃司監督、ブライアリー・ロング、新井浩文らが参加した。また、『の・ようなもの のようなもの』からは、松山ケンイチ、北川景子らが登場。北川は、背中がセクシーな黒いドレス姿を披露し、「景子ちゃん!」「北川さん!」と熱烈な声援を送るファンに近づき、気軽にサインをして喜ばせた。終盤では、クロージング作品の『起終点駅 ターミナル』から、佐藤浩市、本田翼、篠原哲雄監督が登場。本田はあでやかな着物姿を披露し、タキシード姿の佐藤浩市にエスコートされて歩いた。『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』からは、声優陣やキュアフローラ、キュアマーメイド、キュアトゥインクル、キュアスカーレットとともに、主題歌を歌うEvery Little Thingが登場。特集上映「ガンダムとその世界」からは、富野由悠季総監督をはじめ、古谷徹、池田秀一、潘めぐみ、主題歌を担当するGACKTらがそろった。海外からも多数のゲストが参加し、オスカー女優のヒラリー・スワンクとヘレン・ミレンが圧倒的な存在感を披露。『サヨナラの代わりに』に出演するヒラリー・スワンクは白いロングドレス、『黄金のアデーレ 名画の帰還』のヘレン・ミレンは華やかなピンクのドレスでカーペットを歩き、日本のファンの声援に笑顔を振りまいた。第28回東京国際映画祭は、10月22日~31日の10日間にわたって開催。従来の六本木を中心に、今年は新宿にもエリアを広げて展開する。上映本数は205本(昨年:200本)で、オープニング作品は『ザ・ウォーク』、クロージング作品は『起終点駅 ターミナル』。出演者による舞台あいさつなどイベントも連日行われる。撮影:蔦野裕
2015年10月23日10月22日(木)、六本木ヒルズアリーナにて第28回東京国際映画祭レッドカーペットイベントが開催。国内外からの豪華俳優陣の登場に、会場は黄色い声で埋め尽くされた。開幕冒頭から、特別招待作品『サヨナラの代わりに』の主演を務めるヒラリー・スワンクが登場。胸元のパープルの飾りが映える白いギャザードレス姿のヒラリーに、会場中から歓声がわいていた。さらに、来日女優としては『黄金のアデーレ名画の帰還』で主演を務めたヘレン・ミレンの登場に、会場からは大声で名前を呼ぶ声が飛び交う。花の刺繍が施され、胸元から肩を露出したベージュのドレス姿のヘレンは、落ち着いた美しさで会場を魅了していた。日本の女優陣は、色はシンプルながらも少し個性的なデザインのドレスが目を引いた。『の・ようなもののようなもの』の松山ケンイチやでんでんと一緒に登場した北川景子は、黒を基調としていながらもビビットのイエローのラインが入ったドレス姿を披露。松山さんと一緒に、多くの来場者にサインで応じていた。コンペティション出品の『残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-』からは、監督の中村義洋と共に竹内結子、橋本愛が登場。竹内さんは、肩に結び目のついた一枚布のようなシンプルなダークネイビーのドレス姿、橋本さんは大ぶりなギャザーが施されたブラックのドレスと、どちらも個性的な印象ながらもシックな雰囲気を放っていた。同じくコンペティション出品作品である『FOUJITA』の中谷美紀は、ショートハイネックのホワイトドレスに、シンプルなヘッドドレス姿で登場。「何しゃべればいいんでしたっけ?」ととぼけるオダギリジョーに会場からは笑いが起き、中谷さんは落ち着いた語りで作品の魅力を語り、フランス語が披露される一幕もあった。ほかにも『シーズンズ2万年の地球旅行』でナレーションを務めた木村文乃は、ホワイトのロングドレス、クロージングを飾る『起終点駅ターミナル』の本田翼はクリーム色の着物姿を披露し、どちらも落ち着いた魅力を放っていた。さらにイベントでは、初のドキュメンタリー『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』が出品された「Perfume」の3人や、『劇場霊』の島崎遥香、『0.5ミリ』の安藤サクラなどの女性陣が会場を沸かせていた。第28回東京国際映画祭は、10月31日(土)まで開催中。(text:cinemacafe.net)
2015年10月22日第28回東京国際映画祭が10月22日、東京・六本木ヒルズで開幕。オープニング作品『ザ・ウォーク』を手がけたロバート・ゼメキス監督、クロージング作品『起終点駅ターミナル』に出演する佐藤浩市と本田翼、篠原哲雄監督らがレッドカーペットに登場した。その他の画像第28回東京国際映画祭は、メイン会場となる六本木ヒルズのほか、今年オープンしたTOHOシネマズ新宿などで10月31日まで開催。コンペティション、特別招待作品、アジアの未来、ワールド・フォーカス、日本映画スプラッシュ、昨年新設されたCROSSCUT ASIAなど各部門の上映に加えて、追悼特集「高倉健と生きた時代」、「ガンダムとその世界」など、提携企画を合わせた国内外の約400作品が上映され、出演者やスタッフらによる舞台あいさつやティーチインイベントが連日行われる。コンペティション部門の審査委員長を『X-MEN:フューチャー&パスト』『ワルキューレ』などで知られるブライアン・シンガー監督、トラン・アン・ユン監督、ベント・ハーメル監督、ナンサン・シー(映画プロデューサー)、スサンネ・ビア監督、大森一樹監督という国際色豊かな映画人が審査委員を務める。今年は、オダギリジョー主演の『FOUJITA』、竹内結子と橋本愛が共演する『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』、アンドロイドと人間が共演を果たした『さようなら』と3本の日本映画がコンペティション部門に選出されている。<レッドカーペットに登場した主なゲスト>ヒラリー・スワンク(特別招待作品『サヨナラの代わりに』)紀里谷和明、伊原剛志(パノラマ部門『ラスト ナイツ』)ジャック・クルーゾ監督、笑福亭鶴瓶、木村文乃(特別招待作品『シーズンズ 2万年の地球旅行』)パディントン(パノラマ部門『パディントン』)Perfume(パノラマ部門『WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』)島崎遥香、中田秀夫監督(日本のいちばん怖い夜 Jホラー降臨『劇場霊』)原田眞人監督、役所広司(Japan Now監督特集<原田眞人の世界>)松山ケンイチ(パノラマ部門『の・ようなもの のようなもの』)ヘレン・ミレン、サイモン・カーティス監督(特別招待作品『黄金のアデーレ 名画の帰還』)『第28回東京国際映画祭』10月31日(土)までTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて開催中取材・文・写真:内田 涼
2015年10月22日アカデミー賞受賞の英国の名女優ヘレン・ミレンが、クリムトの名画をめぐる感動の実話を描いた主演最新作『黄金のアデーレ名画の帰還』の公開に先駆け、サイモン・カーティス監督とともに来日することが決定。10月22日(木)より開催される、第28回東京国際映画祭の特別招待作品に選出された本作の舞台挨拶に登壇することが分かった。20世紀が終わる頃、ある裁判のニュースが世界を仰天させた。アメリカに暮らす82歳のマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)が、オーストリア政府を訴えたのだ。それは、“オーストリアのモナリザ”と称えられるクリムトの名画<黄金のアデーレ>を、「私に返してください」という驚きの要求だった。マリアの伯母であるアデーレの肖像画は、第二次世界大戦中、ナチスに略奪されたもので、正当な持ち主である自分のもとに返して欲しいと、彼女は主張する。そんなマリアの弁護をするのは、駆け出し弁護士のランディ(ライアン・レイノルズ)。対するオーストリア政府は、真っ向から反論。大切なものすべてを奪われ、祖国を捨てたマリアが、クリムトの名画よりも本当に取り戻したかったものとは──?今回、『REDリターンズ』以来、映画のプロモーションでは約2年ぶり2度目の来日となるヘレン・ミレン。2006年に公開された『クィーン』で、実話に基づくエリザベス女王の苦悩や葛藤を表現し、アカデミー賞「主演女優賞」を受賞。最近では『RED』シリーズや、『マダム・マロリーと魔法のスパイス』などハリウッド作品でもおなじみ。2003年には、英国女王から“デイム”の称号を授与された。本作では、クリムトが描いた伯母アデーレの肖像画、通称「黄金のアデーレ」を取り戻すため、オーストリア政府を訴えた実在の女性マリア・アルトマンを、つらい過去と向き合いながらも確固たる信念を持ち、常に明るく前向きでジョークを欠かさないキュートな姿で演じている。役作りにあたり、ヘレンは当時82歳だったマリアの大量の供述録を読んだほか、映画でも取りあげられたユダヤ人迫害についての書物にも、可能な限り目を通したという。また、親日家としても知られており、前回の来日では、当時の人気ドラマ「半沢直樹」の決めゼリフ「バイガエシ(倍返し)!」を日本語で披露してくれたことも。今回の来日では、どのようなファンサービスを見せてくれるのか、要注目。なお、数々の舞台やTVで活躍し、ミシェル・ウィリアムズ主演の『マリリン 7日間の恋』で知られるサイモン・カーティス監督は、プライベートも含めて初の来日となるという。『黄金のアデーレ名画の帰還』は11月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月29日開催まで残すところ1か月余りとなった第28回東京国際映画祭。このほど、今年の特別招待作品のラインナップが発表され、19日(土)より劇場で上映される本映画祭の予告編が解禁となった。10月22日(木)~10月31日(土)に開催される第28回東京国際映画祭。今回、9月29日(火)のラインナップ発表会に先立って発表された特別招待作品は、オープニングおよびクロージング作品を中心に、日本公開を控える話題作が勢ぞろいしている。先日すでに発表となっていたオープニングには、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『フライト』のロバート・ゼメキス監督最新作『ザ・ウォーク』を上映。NYツインタワーをワイヤーロープでつなぎ、命綱なしで渡ったフィリップ・プティの実話を、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演で描く。他には、過酷なエベレスト登頂を描くジェイク・ギレンホール主演の『エベレスト3D』、グスタフ・クリムトの絵画をめぐる実話をヘレン・ミレン主演で映画化した『黄金のアデーレ名画の帰還』、デイン・デハーンがジェームズ・ディーンに扮する『ディーン、君がいた瞬間』、『オーシャンズ』のジャック・ぺラン&ジャック・クルーゾのドキュメンタリー『シーズンズ2万年の地球旅行』、難病ALSの女性を『ミリオンダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンクが演じる『サヨナラの代わりに』、西島秀俊主演の人気ドラマの映画化『劇場版MOZU』、そしてすでに発表となっていたクロージング作品として、佐藤浩市&本田翼主演の直木賞作家による原作小説の映画化『起終点駅 ターミナル』が上映される。さらに、オフィシャルサイトにて、19日(土)より劇場で上映される本映画祭の予告編が公開。発表となった特別招待作品の本編映像に加え、先日邦画3作品の出品が発表され話題をよんだコンペティション部門や歌舞伎座スペシャルナイトのほか、アニメやJホラー、クラシックなどの特集上映、東京映画食堂によるフード出展や音楽ライブなど、東京国際映画祭の魅力を十分に伝える映像に仕上がっている。今後来日ゲスト情報などが順次解禁となり、今年も大きな盛り上がりを見せるであろう東京国際映画祭。続報を楽しみに待ちたい。第28回東京国際映画祭は10月22日(木)~10月31日(土)開催。(text:cinemacafe.net)
2015年09月20日アカデミー賞女優ヘレン・ミレンが実在の女性を演じる主演最新作映画『黄金のアデーレ名画の帰還』。クリムトが描いた名画をめぐる実語を描いた本作から、胸を打つ予告編が解禁となった。アメリカで暮らすマリア(ヘレン・ミレン)の唯一の形見。それは、オーストリアが生んだ有名画家グスタフ・クリムトが描いた彼女の伯母アデーレの肖像画、通称「黄金のアデーレ」だった。かつてナチスに奪われたその名画は、数奇な運命を辿り、ウィーンのベルベデーレ美術館に展示され、オーストリアの“モナリザ”として国民から愛されていた。だが、マリアはその絵を取り戻すため、オーストリア政府を訴える。そんな彼女の覚悟に心動かされた駆けだし弁護士のランディ(ライアン・レイノルズ)とともに、一度捨てたはずの故郷ウィーンに舞い戻るマリア。名画とともに奪われた、家族や友人との美しい日々を思い出しながら…。「接吻」と並んで世界的に知られるクリムトの代表作に秘められた真実の物語を、『マリリン 7日間の恋』のサイモン・カーティスがメガホンを取り、映画化した本作。実在の女性マリア・アルトマンを演じるのは、『クィーン』でアカデミー賞「主演女優賞」を受賞し、英国女王から“デイム”の称号を授与された名優ヘレン・ミレン。いつも元気で頑固、おちゃめな毒舌とユーモアが冴えるマリアを軽快に演じながら、そんな彼女が故郷を捨てた際に、心の奥深くに封印した怒りや慟哭までも繊細に表現する。また、マリアとともにオーストリア政府に立ち向かった駆け出し弁護士のランディ役を務めるのは、この秋、ぶっ飛んだポップスリラー『ハッピーボイス・キラー』、名匠アトム・エゴヤン監督のサスペンス『白い沈黙』と主演作が相次ぐライアン・レイノルズ。さらに、オーストリアでマリアを迎えるジャーナリストを『天使が消えた街』『ラッシュ/プライドと友情』のダニエル・ブリュールが演じている。予告編では、ヘレン演じるマリアが、家族の唯一の形見である「黄金のアデーレ」への思いを明かし、かつて封印した過去を取り戻すため、祖国を相手に正義を貫くさまが映し出される。つらい過去と向き合いながらも、確固たる信念を持ち、常に明るく前向きでジョークを欠かさないキュートな82歳のマリアと、最初は頼りないながらもマリアや自身のために真相を追究していく、ライアン演じる弁護士ランディとの見事なタッグも見どころだ。「みなさんには国を代表するクリムトの名画でも、私には大切な家族の唯一の形見」と訴える、ヘレン演じるマリアの希望の物語を、この映像から確かめてみて。『黄金のアデーレ名画の帰還』は11月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月16日『クィーン』や『マダム・マロリーと魔法のスパイス』『RED』シリーズで知られるオスカー女優ヘレン・ミレンが主演を務める感動作『黄金のアデーレ 名画の帰還』の予告編映像が公開になった。“オーストリアのモナリザ”と呼ばれる傑作絵画を自身の手に取り戻そうとする女性の姿を描いた作品だ。その他の画像/予告編公開このほど公開された予告編に登場する光輝く美しい絵画が、映画のタイトルになっている『黄金のアデーレ』だ。この画は正式には『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I』というタイトルで、グスタフ・クリムトが20世紀初頭に描いた豪華で美しい作品だ。そこにはひとりの美しい女性が描かれており、映画の主人公マリアの叔母がこの女性にあたる。名女優ヘレン・ミレンが演じるマリアは、この絵を自身の手に取り戻すべく、ライアン・レイノルズ演じる若い弁護士と祖国に戻って人々に訴えるが、オーストリア政府は彼女の訴えを聞き入れない。映像は、アメリカで穏やかな日々を過ごしていた彼女が祖国で様々な人々に渡り合い、絶対に勝てないと忠告された訴訟に挑む姿がテンポよく描かれる。美しく、気品があり、同時にバイタリティあふれる女性を演じるミレンの演技に注目だ。一方で、出国以来、初めて祖国に戻るマリアはとても不安そうな表情を浮かべる。なぜ、『黄金のアデーレ』はマリアのもとを離れてしまったのか? それはナチスがオーストラリアに侵攻し、美術品は没収され、マリアは家族を失い、祖国を追われたからだ。予告編には若き日のマリアが戦争下のオーストリアで愛する家族や絵画と引き離される場面が重厚なタッチで描かれる。政府にとって『黄金のアデーレ』は名画であり、宝だが、マリアにとってこの絵は家族の思い出であり、形見だ。映画は、前代未聞の名画返還訴訟の行方と、ひとりの女性がたどった数奇なドラマを描き出していく。『黄金のアデーレ 名画の帰還』11月27日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー(C)THE WEINSTEIN COMPANY / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ORIGIN PICTURES (WOMAN IN GOLD) LIMITED 2015
2015年09月16日クリムトの名画をめぐる感動の実話を基に、アカデミー賞女優ヘレン・ミレンを迎えて贈る『WOMAN IN GOLD』(原題)が『黄金のアデーレ名画の帰還』として11月に日本でも公開されることが決定。併せて本作のポスタービジュアルが解禁された。アメリカで暮らす82歳のマリア・アルトマンが駆け出し弁護士ランディと共に起こした裁判に、世界が仰天。訴えた相手はオーストリア政府。“オーストリアのモナリザ”と呼ばれる、クリムトが描いたマリアの伯母の肖像画「黄金のアディーレ」を返還を求めてのものだった。その名画には、ナチスに運命を翻弄されたマリアと彼女を取り巻く人々の美しい思い出と涙の記憶が詰まっていた――。「黄金のアデーレ」とは、正式名称「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I」といい、19世紀の美術界で一世を風靡し、「接吻」などの代表作を残した画家グスタフ・クリムトが1908~1908年に描いた傑作。世界で最も高価な絵画TOP10に入る、黄金色を多用した豪華で装飾的な肖像画である。実在の女性マリア・アルトマンを演じるのは、アカデミー賞に4度ノミネートされ『クイーン』で主演女優賞を受賞したヘレン・ミレン。さらに弁護士ランディ役をライアン・レイノルズ、『ラッシュ/プライドと友情』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたダニエル・ブリュールが演じ、監督には『マリリン 7日間の恋』のサイモン・カーティスが務める。今回公開されたビジュアルは、ヘレン演じるマリアと黄金に輝く絵画「黄金のアデーレ」が描かれたポスター。ナチスに奪われた肖像画「黄金のアディーレ」を取り戻すため、オーストリア政府を訴えたマリア。世界が固唾を呑んで見守り続けた名画裁判の行方と、その名画に秘められた真実の物語とは…。現在はニューヨークに所蔵され、当時大きな話題となった絵画。その名画の経緯を本作で確かめてみて。『黄金のアデーレ名画の帰還』は11月27日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年08月27日アカデミー賞女優ヘレン・ミレンを主演に迎えて贈る、映画『WOMAN IN GOLD』が、邦題を『黄金のアデーレ 名画の帰還』と改め、11月27日より日本で公開されることが決定。ポスタービジュアルも解禁された。同作は、19世紀の美術界で一世を風靡した画家のグスタフ・クリムトが1907から2008年に描いた傑作「黄金のアデーレ」(正式名称:アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I)をめぐる感動の実話を描いた映画。アメリカで暮らす82歳のマリア・アルトマンが、伯母の肖像画「黄金のアデーレ」の返還を求め、駆け出し弁護士のランディと共にオーストリア政府を相手に裁判を起こす。その名画には、ナチスに運命を翻弄されたマリア・アルトマンと、マリアを取り巻く人々の美しい思い出と涙の記憶が詰まっていたーー。マリリン・モンローの半生を描いた映画『マリリン 7日間の恋』(’11)のサイモン・カーティスが監督を務める同作。主人公であるマリア・アルトマン役には、アカデミー賞に4度ノミネートされ、『クィーン』(’06)で主演女優賞を受賞したヘレン・ミレンが抜擢。その他、駆け出し弁護士・ランディ役は『あなたは私の婿になる』(’09)のライアン・レイノルズが、自国と父の罪を償おうとするオーストリア人ジャーナリストには『ラッシュ/プライドと友情』(’13)でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたダニエル・ブリュールが演じている。映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
2015年08月27日『クィーン』や『マダム・マロリーと魔法のスパイス』『RED』シリーズで知られるオスカー女優ヘレン・ミレンが主演を務める感動作『黄金のアデーレ 名画の帰還』が11月に日本公開されることが決定した。グスタフ・クリムトの名画を取り戻すためにオーストリア政府を相手に返還訴訟を起こした女性の数奇なドラマを実話を基に描いた作品だ。その他の情報本作のタイトルになっている『黄金のアデーレ』は、正式には『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I』というタイトルで、クリムトが20世紀初頭に描いた豪華で美しい作品だ。そこにはひとりの美しい女性が描かれており、映画の主人公マリアの叔母がこの女性にあたる。この絵画は“オーストリアのモナリザ”と呼ばれるほどの傑作で、マリアの家に飾られていたが、ナチスが絵画を没収。やがて激動の歴史の中でマリアは国を離れ、オーストリアの美術館にあの絵画が展示されていることを知る。そこでマリアは若い弁護士のランディの助けを借りて、オーストリア政府に絵画の返還を要求。現在では“国の宝”になっている絵画を政府が簡単に返すわけがなく、マリアたちはオーストリアへと向かう。と同時に彼女はこの騒動をきっかけに自身の人生のこれまでを振り返る。楽しかった幼少期、絵のモデルになった美しい叔母との思い出、両親との記憶。そしてナチスの侵攻によって訪れた人生の大きな変化。アメリカとオーストリアを行き来しながら彼女はこれまでの人生で失ったものを改めて確認し、クリムトの名画以上に“取り戻したいもの”に気づいていく。主人公を演じるのは名女優のヘレン・ミレン。毒舌でガンコでバイタリティあふれるマリアを軽快に演じる一方、数奇な人生を振り返り、喪失や哀しみを繊細な演技で見事に表現する。また、彼女とタッグを組む弁護士をライアン・レイノルズが演じている。『黄金のアデーレ 名画の帰還』11月27日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー(C)THE WEINSTEIN COMPANY / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ORIGIN PICTURES (WOMAN IN GOLD) LIMITED 2015
2015年08月27日アメリカ演劇界で最高の栄誉、第69回「トニー賞」授賞式が6月7日(現地時間)、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われ、渡辺謙が主演を務めた『王様と私』がミュージカル部門リバイバル作品賞、ミュージカル部門主演女優賞を受賞した。ブロードウェイ初舞台で主演、さらに主演男優賞候補にもなった渡辺謙は残念ながら受賞こそ逃したが、主演女優賞に輝いたケリー・オハラ(Kelli O’Hara)は受賞スピーチで「私の王様」と彼を讃えた。こうした晴れの舞台で楽しみなのは、レッド・カーペットを彩る出席者たちのドレス。アカデミー賞やMETガラなどと較べると、トニー賞では少し抑えめの装いが基本だが、女優たちはシックな着こなしを競った。『Skylight』(原題)で演劇主演女優賞候補のキャリー・マリガン(Carey Mulligan)は「バレンシアガ(Balenciaga)」のストラップレスのドレス。マルーン・カラーでミニマルなデザインとダウンスタイルの髪で、ミニマルな美しさが光った。『星ノ数ホド』で演劇主演女優賞候補のルース・ウィルソン(Ruth Wilson)は「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」のロングドレス。トップはフィットサイズのTシャツのようなシンプルなデザインでスカート部分はシルク。フューシャピンクが鮮やかだ。現在、ブロードウェイでミュージカル『ジジ』に出演中のヴァネッサ・ハジェンズ(Vanessa Hudgens)は「ナイーム カーン(Naeem Khan)」のホルター・ドレス。花柄のプリントと背中の大きく開いたデザインが華やかだ。「オスカー・デ・ラレンタ(Oscar De La Renta)」の花柄を織り込んだジャカード・ミニドレスで出席したのはアマンダ・セイフライド(Amanda Seyfried)。実は彼女もオフ・ブロードウェイで舞台『The Way We Get By』(原題)に出演中。首のラインがキレイに出るデザインのオフショルダーが印象的だった。ミニドレスは、なぜか授賞式に来ていたケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)も着用。「カルヴァン・クライン(Calvin Klein)」のサーモンピンクで前面はシンプルだが、背中が開いたデザインだった。ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)は「ヴァレンティノ(Valentino)」のミッドナイトブルーのドレス。レッド・カーペットではヌードカラーのセクシーなドレス姿の多い彼女には珍しい、王道の女優スタイルが新鮮。そして、大胆なプランジネックで目を引いたのは演劇部門主演女優賞に輝いたヘレン・ミレン(Helen Mirren)、「バッジリー・ミシュカ(Badgley Mischka)」の白のロングドレスは大きく開いた胸元にレースのスリーブ。主演映画『クィーン』に続き、舞台『The Audience』(原題)でもイギリス女王・エリザベス二世を演じて米演劇界最高の栄誉に輝いたヘレン。セクシーなドレスを69歳の気品で着こなした。
2015年06月08日6月8日(現地時間)、アメリカ演劇界で最も権威のある「トニー賞授賞式」が開催された。「王様と私」で主演を務めた渡辺謙は、ミュージカル主演男優賞でノミネートを果たしたが、惜しくも受賞を逃す結果となった。舞台「王様と私」は3月12日からプレビュー公演がスタート。4月16日に正式な初日を迎え、リンカーン・センター、ヴィヴィアン・ボーモント劇場にて上演。共演のケリー・オハラは、今回のアンナ役を含めてトニー賞ノミネート6回目に実力の持ち主でもある。トニー賞主演男優賞に日本人がノミネートされたのは今回が初。俳優部門で日本人がノミネートされたのは39年ぶりとなる。過去には1959年に「フラワー・ドラム・ソング」でミヨシ梅木がミュージカル主演女優賞にノミネート、1976年に「太平洋序曲」で佐藤功がミュージカル助演男優賞にノミネートしている。しかし、両名とも受賞は逃している。今回行われた授賞式で渡辺さんとケリーは「王様と私」より、「Getting to Know You」、「Something Wonderful」、「Shall We Dance?」のパフォーマンスを披露し、会場を沸かせた。惜しくも主演男優賞は逃したが、「王様と私」は「ミュージカル・リバイバル作品賞」「ミュージカル主演女優賞」「ミュージカル助演女優賞」「ミュージカル衣装デザイン賞」の4部門受賞という快挙を達成。渡辺さんは、7月中旬までの公演に出演する予定だ。今回最多受賞を果たしたのはミュージカル部門「ファンホーム」、演劇部門「夜中に犬に起こった奇妙な事件」で同数、5部門受賞となる。<そのほか主な受賞結果一覧>演劇作品賞:「夜中に犬に起こった奇妙な事件」ミュージカル作品賞:「ファン・ホーム」演劇リバイバル作品賞:「スカイライト」ミュージカル・リバイバル作品賞:「王様と私」演劇主演男優賞:アレックス・シャープ「夜中に犬に起こった奇妙な事件」演劇主演女優賞:ヘレン・ミレン「ザ・オーディエンス」ミュージカル主演男優賞:マイケル・セルヴェリス「ファン・ホーム」ミュージカル主演女優賞:ケリー・オハラ「王様と私」(text:cinemacafe.net)
2015年06月08日俳優の渡辺謙が、アメリカの演劇・ミュージカルにおける最高峰の権威である第69回トニー賞のミュージカル主演男優賞にノミネートされたことが29日、明らかになった。『王様と私』でミュージカル主演男優賞にノミネートされた渡辺は、ノミネートの知らせを受け「アメリカでの初舞台でノミネートして頂いたことを誇りに思っています。The King and I の カンパニー、バートレット・シャー、ケリー・オハラが大きな力をくれました」とコメント。ブロードウェイ初挑戦にして受賞の快挙に期待がかかる。ほかにもミュージカル『ザ・ラスト・シップ』でスティングがオリジナル楽曲賞に、『エレファント・マン』でブラッドリー・クーパーが演劇主演男優賞に、『オーディエンス』でヘレン・ミレンが主演女優賞と、気になるノミネーションが目白押し。番組では案内役に宮本亜門、八嶋智人、スペシャルサポーターに井上芳雄を迎え、授賞式の興奮の模様を余すところなく伝えていく。なお、WOWOWでは「第69回トニー賞」の授賞式を独占生中継。『生中継!第69回トニー賞授賞式』はWOWOWプライムにて6月8日(月曜 8:00~)に同時通訳で生放送。字幕版はWOWOWライブにて6月13日(土曜 20:00~)放送。
2015年04月29日新年度が始まって、早1週間。新しい環境にまだドキドキの人も、新年度に心機一転したい人も、いつも以上にやる気がみなぎっている人も多いはず。そんなあなたに、新たなスタートだからこそ観たい、人生を豊かにするおいしい料理映画をピックアップ!目にもおいしい料理の数々とともに、そっと背中を押してくれる成長の物語が元気と癒しを与えてくれる。■『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』ラテンの料理と陽気なリズムで爽快に!まずは現在公開中の本作。有名レストランのシェフだった主人公カール(ジョン・ファヴロー)が、オーナーや評論家との衝突がきっかけで心機一転、フードトラックを開業し、料理人としての喜びや家族との絆を取り戻していく物語。新年度をきっかけに、「自分の本当にやりたいことってなんだろう?」と見つめ直す良いきっかけになるはず!なお、序盤には美しいコース料理が、中盤からはさらにおいしそうな「キューバサンドイッチ」が登場。シズル感を重視したという料理シーンには、思わずよだれが出てしまうこと請け合い。■『大統領の料理人』フランス大統領も唸らせた孤軍奮闘、女性シェフのドラマ女性で初めて、フランス大統領の専属料理人に抜擢されたシェフ(カトリーヌ・フロ)の挑戦を描いた本作は、なんと実話がベース。男社会の厨房で孤立しながらも、真摯に料理と向き合い、官邸の常識と大統領の心までも変えていく感動のドラマだ。周囲と衝突しながらも、毅然とした態度で自分を貫くヒロインの姿には、共感と憧れを持つ女性も多いはず!そんなヒロインが劇中で大統領に出した最初の1品は、「ポルチーニ茸のスクランブルエッグ」。シンプルながら素材の味を活かすことでおいしさを引き出したこの料理には、大統領も舌鼓を打ち大満足だった。■『マダム・マロリーと魔法のスパイス』チャレンジ精神みなぎる料理の魔法南フランスの地で、マダム・マロリー(ヘレン・ミレン)がオーナーを務める老舗フレンチレストランと、家族経営の新興インド料理店が真っ向から対立!だが、“絶対味覚”と抜群の“料理のセンス”を兼ね備えたインド料理店の息子・ハッサン(マニッシュ・ダヤル)を中心に、料理が織りなすマジックが人々の心を解きほぐしていく。異文化交流を通して一流シェフへと成長していくハッサンの姿からは、夢をかなえる大切さや、故郷があることのありがたみが伝わって、ますます前向きなチャレンジ精神がみなぎってくるはず。また、ハッサンがインドのスパイスやハーブをベースに、新たに得たフレンチの知識を使って生み出す“ネオ・フレンチ”も見どころの1つ。ハッサンの転機のきっかけとなったのは、マダム・マロリーのために作った、ひと味違う「オムレツ」。目にもあざやかなフランス料理とインド料理の数々の中で、シンプルな1品がひと際おいしそうに映っている。『マダム・マロリーと魔法のスパイス』は4月8日(水)よりブルーレイ&DVDリリース(※同日オンデマンド配信開始)(text:cinemacafe.net)
2015年04月08日米BOX OFFICE MOJOは4月3日~4月5日の全米週末興業成績を発表した。人気カーアクション映画“ワイルド・スピード”シリーズ最新作『ワイルド・スピード SKY MISSION』が週末興収1億4,362万3,000ドルを稼ぎ出し、初登場でぶっちぎりの首位に君臨。4月に封切られた作品としては、昨年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の9,500万ドルを大きく引き離してトップとなり、オールタイムランキングを塗り替えた。7作目となる本作では、映画“ソウ”シリーズのジェームズ・ワンが監督を務め、ドミニク役のヴィン・ディーゼルをはじめ、本作の撮影期間中に急逝したポール・ウォーカーらおなじみのキャストが続投。最強の敵であるデッカード・ショウ役を人気アクションスターのジェイソン・ステイサムが演じている他、カート・ラッセル、トニー・ジャーらも登場し、東京、アブダビ、ロサンゼルスと世界の都市を股にかけたド派手なカーアクションが展開する。前週トップのドリームワークス制作のCGアニメ『Home (2015) (原題)』、2位のウィル・フェレル&ケヴィン・ハートコンビのコメディ映画『Get Hard(原題)』は、それぞれ2位、3位にランクダウン。4位『シンデレラ』は順位を維持し、公開4週間での累計興行収入は1億6,725万1,000ドルに到達した。その他7位の『Woman in Gold(原題)』が初登場。ナチスが接収したオーストリアの画家・グスタフ・クリムトが描いた肖像画の返還を巡り、政府に対して訴訟を起こした老女と弁護士の実話を描く。監督は『マリリン 7日間の恋』(2011年)のサイモン・カーティス。主人公の老女を、『クィーン』(2006年)でアカデミー主演女優賞をはじめとした数々の受賞歴を持つイギリスの大女優・ヘレン・ミレン、弁護士役を『ウルヴァリン:X-MEN ZERO 』(2009年)のライアン・レイノルズが演じている。
2015年04月06日ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表された。その他の情報作品部門(ドラマ)の候補に上がったのは、『6歳のボクが、大人になるまで』『フォックスキャッチャー』『イミテーション・ゲーム』『博士と彼女のセオリー』『Selma。』作品部門(コメディまたはミュージカル)には、『イントゥ・ザ・ウッズ』『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『グランド・ブダペスト・ホテル』『St. Vincent』『Pride』が上がった。主なノミネーション結果は次のとおり。作品部門(ドラマ)『6歳のボクが、大人になるまで』『フォックスキャッチャー』『博士と彼女のセオリー』『イミテーション・ゲーム』『Selma』作品部門(コメディまたはミュージカル)『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『イントゥ・ザ・ウッズ』『グランド・ブダペスト・ホテル』『St. Vincent』『Pride』主演男優部門(ドラマ)スティーブ・カレル『フォックスキャッチャー』ベネディクト・カンバーバッチ『イミテーション・ゲーム』ジェイク・ギレンホール『Nightcrawler』エディ・レッドメイン『博士と彼女のセオリー』デビッド・オイェロウォ『Selma』主演女優部門(ドラマ)ジュリアン・ムーア『アリスのままで』ジェニファー・アニストン『Cake』フェリシティ・ジョーンズ『博士と彼女のセオリー』リース・ウィザスプーン『ワイルド』ロザムンド・パイク『ゴーン・ガール』主演男優部門(コメディまたはミュージカル)マイケル・キートン『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』レイフ・ファインズ『グランド・ブダペスト・ホテル』ビル・マーレイ『St. Vincent』ホアキン・フェニックス『インへレント・バイス』クリストフ・ヴァルツ『ビッグ・アイズ』主演女優部門(コメディまたはミュージカル)エイミー・アダムス『ビッグ・アイズ』エミリー・ブラント『イントゥ・ザ・ウッズ』ヘレン・ミレン『マダム・マロリーと魔法のスパイス』ジュリアン・ムーア『マップ・トゥ・ザ・スターズ』クワべンジャネ・ウォレス『アニー』監督部門アルハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』デビッド・フィンチャー『ゴーン・ガール』アヴァ・デュヴァーナイ『Selma』ウェス・アンダーソン『グランド・ブダペスト・ホテル』リチャード・リンクレーター『6歳のボクが、大人になるまで』
2014年12月12日まもなく恋人たちが待ちに待ったクリスマスシーズンがやってくる。銀座の目抜き通りに並ぶデパートやブティックのショーウィンドウには、クリスマス・イルミネーションがいっせいに灯される。この時期、銀座はほかのどの街よりも華やかなムードに包まれる。今回は、銀座の中でも特にカップルにぴったりのスポット、10月30日(木)に銀座一丁目にオープンしたばかりの「KIRARITO GINZA(キラリト ギンザ)」に注目したデートプランをご紹介!キラリト ギンザは、「銀座でいちばん、幸せな場所。」をコンセプトに、結婚式や結婚記念日、誕生日などのギフトをテーマに、地下1階から地上12階のビルに全52店舗が集結。ジュエリーや雑貨など大切な人へのギフトにぴったりのアイテムが見つかるショップや、旬で話題のレストラン、そしてブライダルサービスの専門店などが充実し、まさにこの時期、カップルで訪れたいスポットのひとつ。飲食店には、デート時に使いやすいオシャレな最新のカフェやレストランが多く、また手頃な価格でスペシャル感の高いジュエリーやアクセサリーがゲットできるショップが多数入っているので、映画館→キラリトギンザでディナー→ギフトショップめぐりという、クリスマスに向けた王道のデートコースが叶う。ギフトのプレゼントはクリスマスまでとっておきたいという人も、彼氏彼女の好みを探っておくために、さりげなく一緒にお店をのぞいてみて。まず食事処をみていくと、軽めのランチやお茶するならパンケーキの火付け役となったハワイアンカジュアルレストランの人気店「Eggs’n Things(エッグスンシングス)」がおすすめ。ディナーなら、窯焼きピッツアとイタリア料理「トラットリア・デル・パチョッコーネ」で、パスタやナポリピッツァ、魚・肉料理が1600円~2000円、デザートは600円とお手頃だ。少し奮発して豪勢に食事をしたいなら、今年ブームになった極上のお肉をワインとともにスタイリッシュな空間で味わえる焼肉ダイニング「ワールドダイナー プロディース 牛の達人」などはいかが? コース料理は4,500円~。銀座の夜景が眺められるビューシートもあるのでぜひチェックを。お腹が満たされたら施設内のギフトショップへ。日常使いもできるブライダルリングを取り揃えるファッションジュエリーブランド「TAKE-UP(テイクアップ)」なら、1万円代~3万円前後でクリスマス限定のネックレスやピアス、リングが選べる。ペアジュエリーを探すなら「THE KISS Anniversary(ザ・キッス アニバーサリー)」。クリスマスにぴったりの特別感のあるデザインのペアリング、ペアネックレスが2人合わせて3万円前後で見つかる。「ふたりの旅」をコンセプトにデザイン性の高いアイテムを揃える「PORTADA(ポルターダ)」では、オリジナリティの高いお気に入りアイテムが見つかりそう。今月ピックアップする映画は、ディズニー映画『マダム・マロリーと魔法のスパイス』。監督は『ショコラ』のラッセ・ハルストレム。製作はハリウッド映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグが務め、オスカー女優のヘレン・ミレンを主演に迎えて贈る、美味しい料理とその周りで起こる人々のドラマを描いた作品。笑って、楽しめて、観終わった後は、心温まるほっこりとした気分になれそうだ。最寄りの劇場は、有楽町の「角川シネマ有楽町」。ある日、南フランスでマダム・マロリーが経営するミシュラン1つ星フレンチ・レストランの真向いに、インド・レストランが開業した。究極の味と穏やかな雰囲気を重んじるフレンチに対して、賑やかな音楽とともにスパイスたっぷりの料理を提供するインド・レストラン。道を隔てた相容れない2つのレストランの間で、ありえない“戦い”が繰り広げられる。そしてこの“戦い”が、やがてマダム・マロリーと2つのレストランに拘わる人々の心に、変化をもたらして行くのだった。『マダム・マロリーと魔法のスパイス』は、全国にて公開中。(text:Miwa Ogata)■関連作品:マダム・マロリーと魔法のスパイス 2014年11月1日より全国にて公開(C) 2014 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2014年12月03日“食欲の秋”真っ盛りのいま、食が与えてくれる“美味しさ”のみならず、食にまつわる文化や懐かしい記憶、素材を生かし創り出すことの楽しさなど、さまざまな魅力がたっぷり詰まった映画『マダム・マロリーと魔法のスパイス』が、現在公開中だ。気品あふれる一流フレンチや、スクリーンから香りが漂ってきそうなスパイスたっぷりのインド料理が次々と登場する本作には、思わずお腹がなってしまう人も続出中とか。そんな本作が、劇中さながら有名フレンチカフェ&老舗インド料理店とコラボしていることが分かった。映画の舞台は南仏。ある日、インドから来た一家が、山間の美しい街でレストラン「メゾン・ムンバイ」を開店する。ところが、通りを挟んだ目の前には、マダム・マロリー(ヘレン・ミレン)が経営するミシュランの1つ星フレンチレストラン「ル・ソール・プリョルール」があった。静かで格式ある「ル・ソール・プリョルール」とは対照的に、大音量のインド音楽と強烈なスパイスの匂いを放つ「メゾン・ムンバイ」は、マダムにとっては迷惑そのもの。一方、そんなマダムの態度に、インド一家のパパ(オム・プリ)も敵意むき出し。だが、“絶対味覚”を持つ次男のハッサン(マニッシュ・ダヤル)は、奥深いフランス料理に興味を示していき…。インドレストランのオーナー・パパと、食と文化のバトルを繰り広げ、ハッサンの才能を見抜いていく主人公マロリーを演じたヘレン・ミレンも、「この映画を観てすっかりお腹をすかせてから、美味しいフレンチかインド料理のレストランに行くといいわ」とコメントしている本作。渋谷Bunkamuraル・シネマのお膝元にある、パリの雰囲気を感じられるおしゃれなカフェ「ドゥ マゴ パリ」では、映画上映期間中のスペシャルメニューとして、劇中に登場する料理をイメージした「野菜のオムレツとブッフブルギニョンのプレート」を提供中。そして、「インド料理ムンバイ」では、グリーンチリやコリアンダーでインド風にアレンジした「魔法のスパイス・オムレツ」(ディナータイムのみ/丸の内店・銀座店で実施)が味わえる。また、劇場鑑賞券の半券を持参すれば、インドのポピュラーなお菓子「ジャレビ」を九段下本店ほか各店でプレゼントしてくれるという(11月30日まで)。「ル・ソール・プリョルール」の副料理長マルグリット(シャルロット・ルボン)とハッサンの、ライバル同士のフレッシュな恋も見どころのひとつとなるだけに、映画を観た後の気分に合わせてお店をチョイスしたり、ランチとディナーにそれぞれ訪れてみたりと、映画の世界観が1日で味わえるデートを楽しんでみては?『マダム・マロリーと魔法のスパイス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マダム・マロリーと魔法のスパイス 2014年11月1日より全国にて公開(C) 2014 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2014年11月13日アカデミー賞女優のヘレン・ミレン主演『マダム・マロリーと魔法のスパイス』(11月1日公開)で、製作を務めたスティーブン・スピルバーグらスタッフ陣による解説を合わせた特別映像がこのほど、公開された。本作は、マダム・マロリー(ヘレン・ミレン)が経営する伝統的なフレンチ・レストランと、道を隔てた真ん前に新たにオープンした、インドから移住してきた頑固な父と息子ハッサン(マニッシュ・ダヤル)たち一家が経営するインド料理店が巻き起こす攻防戦を軸にした物語。マダム・マロリーは、ミシュランで1つ星を獲得している自分の店に、もう1つ星を増やすことを目指して日々奮闘中。そんなある日、ハッサンとその家族が経営するインド料理店がオープンする。マダム・マロリーは、ライバル店の父に敵意を燃やし、2つのレストランによる戦いは激化するが、ハッサンが亡き母から譲り受けた魔法のスパイスと絶対味覚のセンスが、両店主の心を溶かしていく。このたび公開された特別映像は、本作の軸となっている老舗フレンチ・レストランと、向かいにオープンした新興インド料理店とのコミカルな攻防にフォーカスした内容。互いにライバル視し合い、戦場と化した両キッチンの様子と、スピルバーグら豪華スタッフ陣による解説を合わせた映像となっている。まず、製作のスピルバーグが「インドからやってきた一家がレストランを開く。よりによって向かい側のレストランは、マダム・マロリーの店」と物語の始まりを説明し、製作のオプラ・ウィンフリーが「彼女はライバルの出店を許さない」と補足。主演のヘレン・ミレンも「攻防戦は激化する」と伝え、ラッセ・ハルストレム監督は「異文化の衝突だ」と語っている。(C)2014 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2014年11月01日ミシュランに認められた老舗フレンチレストランと、ある日突然現れたインドの新興レストランを舞台に繰り広げられる、美味しくて、可笑しくて、温かい心の交流の物語『マダム・マロリーと魔法のスパイス』が、いよいよ11月1日(土)より公開となる。このほど、本作の見どころのひとつである、フレンチレストランの副料理長マルグリットと“絶対味覚”を持つインド料理の若シェフ、ハッサンという、ライバル同士の2人のラブストーリーに迫った特別映像が到着した。本作は、リチャード・C・モライスのベストセラー小説をもとに、『ギルバート・グレープ』『ショコラ』など、数々の珠玉ドラマを手掛けてきた名匠ラッセ・ハルストレムが監督。製作をスティーブン・スピルバーグと有名TV司会者で女優でもあるオプラ・ウィンフリーらが手掛けたディズニーの最新作。マダム・マロリー役には、アカデミー賞女優のヘレン・ミレン。そして、敵対するレストラン同士にもかかわらず、恋仲になる若き2人の料理人を、“インドの山田孝之”との呼び声も高いマニッシュ・ダヤルと、『イヴ・サンローラン』で注目を集めたフランスの若手女優シャルロット・ルボンが演じ、作品全体に瑞々しさを振りまいている。『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞受賞したA.R.ラフマーンによる軽快な音楽で幕を開ける、この映像。ヘレン演じるマロリーと、インドレストランの店主パパとの食と文化を巡る“戦い”とともに、シャルロット演じるマルグリットとマニッシュ演じるハッサンが、シェフの仕事を通じて次第に相手に惹かれていく様子も描かれている。特に、本作で初めてハリウッド進出を果たし、ネクスト・ブレイク間違いなしといわれているシャルロットの、ころころと変わるコケティッシュな表情は必見。ライバルでもある同業者と恋に落ちても、仕事には“自分らしさ”を貫きたい、そんな芯の強さと乙女心を繊細に表現している。彼女らしいキュートなファッションにもぜひ注目してみて。『マダム・マロリーと魔法のスパイス』は11月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マダム・マロリーと魔法のスパイス 2014年11月1日より全国にて公開(C) 2014 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2014年10月31日オスカー女優ヘレン・ミレンが主演を務める映画『マダム・マロリーと魔法のスパイス』の特別映像が公開になった。本作の概要を紹介しながら、本作のスタッフ・キャストが作品の魅力を語る予習にピッタリの内容だ。『マダム・マロリーと魔法のスパイス』特別映像本作の主人公は、自信が経営するフレンチ・レストランにすべてを捧げている女性マロリー。店の気品と静かな雰囲気を保つために心を閉ざして経営にあたっていた彼女は、にぎやかな音楽と刺激的なスパイスが魅力のインド・レストランと対立する。しかし、宿敵の息子ハッサンが“魔法のスパイス”を駆使してつくりあげた料理によって彼女は変化を遂げていく。特別映像には、ミレンをはじめ、ラッセ・ハルストレム監督、製作を務めたスティーヴン・スピルバーグ、オプラ・ウィンフリーらが出演し作品を紹介。対立や偏見に囚われることなく、身近な場所で相手をよく見て、話をし、違いを認め合い、お互いの魅力を知っていくことを描いた本作は、“料理”の映画ではなく、人間関係や恋愛、家族の問題にも通ずる誰も共感できる物語のようで、それぞれがキャラクターやストーリーについて笑顔で語っている。さらに映像には格式を重んじて繊細に作り上げられたフレンチ、刺激的なスパイスをふんだんにつかったインド料理、そしてふたつの料理の魅力が混ざり合ったオリジナル料理が次々に登場。映画の“小道具”ではないスタッフこだわりの料理の数々を映像で楽しめる。『マダム・マロリーと魔法のスパイス』11月1日(土) 全国ロードショー
2014年10月29日主演ヘレン・ミレン&製作スティーヴン・スピルバーグで贈る、この秋イチバンの“美味しい映画”『マダム・マロリーと魔法のスパイス』が、いよいよ11月1日(土)より公開となる。南仏の老舗フレンチ・レストランと新興インド料理店のコミカルな攻防を背景に、食を通した人々の心の交流を描いた本作では、ヘレン演じるマダム・マロリーとライバル関係になるインド料理店の青年シェフを演じているマニッシュ・ダヤルが、日本を代表する実力派俳優・山田孝之に“そっくり!”と早くも話題を呼んでいる。舞台は、南フランスのとある町。マダム・マロリー(ヘレン・ミレン)が経営するミシュラン1つ星フレンチ・レストランの真向いに、パパ(オム・ブリ)が経営するインド・レストラン「メゾン・ムンバイ」が開業した。究極の味と穏やかな雰囲気を重んじるフレンチに対し、賑やかな音楽とともに香ばしいスパイスたっぷりの料理を提供するインド・レストラン。道を隔てた相容れない2つのレストランの間で、食をめぐる“戦い”と、文化と心の交流が繰り広げられ…。製作をスティーヴン・スピルバーグとオプラ・ウィンフリーが務め、『ショコラ』のラッセ・ハルストレム監督がメガホンをとった本作。ダヤルが演じる青年シェフ、ハッサンは、母親譲りの“絶対味覚”のセンスで、頑固者として知られたマダムの心をも溶かし、その才能を認められてシェフとして成長していくという役どころだ。序盤は純朴でさわやかなハッサンも、物語が進み、自身の才能が磨かれていくに連れ、次第に洗練されたシェフになっていくのだが、その後半部のハッサンが、強い意志を感じる目力とちょっぴり濃いめのヒゲというビジュアルで、日本でも映画やドラマにひっぱりだこの山田さんに“激似”なのだという。もちろん彼を演じたダヤルも、シェフの修業過程で悩み、戸惑う心理を細やかに見事に表現しており、演技力は抜群だ。実は、ダヤルをハッサン役に強く推薦したのは、スピルバーグ。映画『魔法使いの弟子』や、人気テレビシリーズ「新ビバリーヒルズ青春白書3」「LAW&ORDER:性犯罪特捜班」「グッドワイフ」といった作品にゲスト出演していながらも、ほとんど無名といえるダヤルを、オーディションの映像を見てとても気に入り、「美しく冷静で、安定した存在感がある」と絶賛したという。ヒューマンドラマにも定評あるハリウッドの大物に見初められ、オスカー女優とインドの名優との間で才能を開花させていくシェフを好演した“インドの山田孝之”に、ぜひ注目してみて。『マダム・マロリーと魔法のスパイス』は11月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マダム・マロリーと魔法のスパイス 2014年11月1日より全国にて公開(C) 2014 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2014年10月29日食欲の秋まっただ中の11月1日(土)、大切な人と観たくなる、とびっきりおいしい映画『マダム・マロリーと魔法のスパイス』が公開されます!こちらは、ポルトガル生まれの米人作家リチャード・C.モレイスのベストセラー小説をもとに、『ギルバート・グレイプ』『ショコラ』のラッセ・ハルストレム監督がメガホンを取ったヒューマンドラマ。原作に惚れ込んだプロデューサー、ジュリエット・ブレイクのプレゼンを受け、共同プロデュースに名乗りを上げたのは、なんとあの名監督スティーブン・スピルバーグです。舞台は南フランスの小さな田舎町。マダム・マロリーがオーナーを務める老舗のフレンチ・レストランと、その真向いにできたインド料理店の間で、ありえない“料理バトル”が勃発します。この戦いはやがて、料理と人生にストイックな彼女と、2つのレストランに関わる人々に“おいしい奇跡”を巻き起こし――。作品を彩るのは、今すぐ食べたくなるような目にもおいしい料理の数々。気品あふれる一流フレンチや、スパイスたっぷりのインド料理の魅惑に、思わずお腹が鳴ってしまうかも!?約2時間の映画の後には、これからフレンチを食べるかインド料理を食べるかで頭を悩ませてしまいそう。インド人一家の次男で料理人のハッサンと、フレンチの副料理長マルグリットの恋の模様も見逃せません。若い2人はお互いの才能への敬意を恋へと発展させていくのですが、仕事上ではライバル同士。しかも、ハッサンの父親とマルグリットのボス、マダム・マロリーが敵対しているため、思うようにコマを進められないのです。初々しい料理人コンビの恋の行方は?そして、衝突を繰り返していたマダムとパパは和解できるのか……?おいしい料理が人の心を解きほぐし、そのスパイスで、まるで魔法にかかったようにみんなが幸せになる。そんな当たり前の――でも、なかなか気づけないことを教えてくれる、美しく彩り豊かな極上のエンタテイメント。ぜひ映画館でご賞味ください♪【オムレット・オ・フィーヌ・ゼルブ(ハーブ入りオムレツ)】映画では若きシェフ、ハッサンが作ったオムレツがきっかけで、マダムとインド人一家の関係に変化が生まれるという、物語上でのキーポイントとなっています。≪材料≫(2人前)・卵・・・6個(Mサイズ)・サラダオイル・・・大さじ1・バター(無塩)・・・5g・チャービル(セルフィーユ)・・・3枝・チャイブ(シブレット)・・・3本・タラゴン(エストラゴン)・・・3枝・パセリ・・・3枝・ミニトマト・・・(小さめ)・・・3個※24cmのテフロンフライパンを使用食べるときに・澄ましバター/サラダ油・・・適量・塩コショウ≪作り方≫[1] チャービル、チャイブ、パセリ、タラゴンをよく洗い水気をきる。葉と軸に分け、葉先のみ使う。ハーブ類を細かくきざむ。ミニトマトは洗ってヘタをとり、水気をきり、縦半分に切っておく。[2] 調理する直前に卵をボウルに割入れ、塩コショウして[1]のハーブをよく混ぜる。[3] オムレツ用のフライパンをよく熱し、サラダ油を入れて少し火を弱め、バター5gを加えてムース状になったところへ、素早く[2]の卵液を入れる。フォークで優しくかき回し、固まり始めたら、トマトをちりばめ、かき交ぜるのを止め、火からおろし、フライパンを軽くゆすり、フライパンから卵が離れるのを確認したらフライパンの柄を持ち上げて、フォークで卵を支えながらオムレツを半分に折りたたみ仕上げる。[4] 温めておいたお皿にスライドさせ、皿の上に盛りつける。キッチンペーパーでオムレツをおおい、型を整え、澄ましバターを刷毛で表面に塗り、艶を出す。残りのミニトマト、チャービル、タラゴンを使って彩を添えても良い。ル・コルドン・ブルー オリジナルレシピ※監修:ル・コルドン・ブルー日本校☆こちらは、ハッサンのレシピそのものではなく、劇中のオムレツからイメージして作られたレシピです。頑固なマダム・マロリーが心を開き、ハッサンの才能を認めるに至ったオムレツの味。みなさんも、ハートをつかみたい相手のためにオムレツを作ってみてはいかがでしょうか?ハッサンと同じように、小さな、でも忘れられない“おいしい奇跡”を起こせるかもしれませんよ!(文=編集J)【STORY】南フランスでミシュラン1つ星フレンチ・レストランを経営する、マダム・マロリー。彼女は夫を亡くして以来、レストランでの最高のサービスと美食の追及に人生のすべてを捧げていた。ある日、そんなマロリーの店の真向かいに、新天地を求めてこの地にたどり着いたインド人一家がインド料理店を開業する。格式高い名門フレンチとにぎやかな庶民派インド・レストラン――何もかも対照的な2つの店は、食材やお客をめぐって衝突を繰り返す。その解決の鍵を握るのは、インド人一家の次男で“絶対味覚”と亡き母から受け継いだ“魔法のスパイス”を自在に操る、天才料理人のハッサンだった……。11月1日(土)全国ロードショー監督:ラッセル・ハルストレム原作:リチャード・C.モレイス(集英社文庫)出演: ヘレン・ミレン、オム・プリ、マニッシュ・ダヤル、シャルロット・ルボン、ミシェル・ブラン配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン『マダム・マロリーと魔法のスパイス』(c)2014 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved
2014年10月28日近年、オーガニック野菜を使ったレストランや、朝食メニューに特化したレストラン、さらにパクチーや牡蠣だけを取り扱った専門店などが登場し、健康や美容に敏感な女子には切っても切れない存在となってきている“食べる”こと。そんな“食”の魅力を伝える映画がこの秋公開される。オスカー女優のヘレン・ミレンを主演に、製作スティーブン・スピルバーグ、オプラ・ウィンフリー、名匠ラッセ・ハルストレム監督の豪華スタッフが紡ぎ出すディズニーの最新作『マダム・マロリーと魔法のスパイス』だ。先日、シネマカフェでは本作の女性限定試写会を開催し、アンケートを実施。さらにトークショーも行い、来場者と共に“食”のもつパワーについて改めて考えた。南フランスの美しい街にある、名門フレンチ・レストラン“ル・ソール・プリョルール”。経営者のマダム・マロリー(ヘレン・ミレン)は、ミシュラン1つ星の店に、もう1つ星を増やすため、すべてを捧げていた。しかし道を隔てた向かいに、なんとライバル店が出現!インドから移住してきた頑固なパパと、息子ハッサン(マニッシュ・ダヤル)たち一家が、ど派手なインド料理店“メゾン・ムンバイ”を開店したのだ。ライバル店のパパに、敵意を燃やすマダム・マロリー。2軒のレストランによる“戦い”は激化するばかり。しかし、ハッサンが亡き母から譲り受けた魔法のスパイスと、“絶対味覚”のセンスが、頑なだった両店主の心を溶かしていく――。今回の試写会には、内なる美しさのための“食”の魅力に気づき始めた20代~30代の女性が中心に集まった。まず本作の満足度を聞いてみると、5つ星中、平均4つ星と高得点!その中には「人の付き合い方と食の印象が強かった」(20代・女性)、「料理や食材の描写がキレイで香りまで伝わってくる」(30代・女性)、「料理の美しさと家族の絆が感じられる」(20代・女性)、「『料理は人を幸せにする』ということを感じることができ、私も勉強して料理の腕を上げ、大切な人を幸せにしたいと思わせてくれた」(20代・女性)と美味なる料理たちと共に描かれた人間ドラマに魅せられた人たちが多かったようだ。そんな人間模様もしっかり描かれている本作にちなんで、来場者に忘れられない味や人生で一番美味しかったものなど“食”にまつわる思い出を聞いてみたところ、「上京して3か月くらい経った頃、母が手料理を送ってくれて、一人暮らしで食べていなかった懐かしい味に頑張ろうと思った」(20代・女性)、「病み上がりに母が作ってくれた料理」(30代・女性)、「母に教えてもらったカレーライス」(30代・女性)と、ほとんどの人が子どもの頃から口にしていた“母の味”が思い出と語った。料理の味そのものに加えて、そこに込められた愛情や想いが伝わり記憶に残るのだろう。作中でも、インド人青年シェフのハッサンにとって、母から受け継いだ秘伝のスパイスが、彼の才能を導いてくれる大事な存在となっている。また、今回の試写会で行われたトークショーには、日本テレビ「PON!」にレギュラー出演しているほか、シネマカフェのコラム「シネマVOYAGE」を執筆するなど幅広く活躍するライターの新谷里映をゲストに迎えて実施。先に鑑賞していた新谷さんは「観終わったあとに幸せになる映画って素敵だなと思いました。“食”を通して、堅物だったマダムが柔らかくなってく感じとか、ごはんを食べるだけで人ってこんなにも幸せになれるんだなって。改めて“食”の大切さを学びました」と語った。トークショーが進む中、主人公の純情青年・ハッサンについて触れると、会場にざわめきが…。ほとんど日本では無名に近い俳優マニッシュ・ダヤルが演じているのだが、以前から「イケメン!」と話題になっており、今回も彼にハートを射抜かれた女子が多かった様子。新谷さんも「山田孝之に似てません?」と投げかけると、「確かに…」と納得がいった様子で頷いていた。実際アンケートの中にも「ハッサン、カッコよかったです」「ハッサンは山田孝之くん風」という声もあがるほど。またハッサンの恋愛模様や、印象的な料理について終始ほっこりした雰囲気でトークショーは進んだ。今回参加した女性たちは、主人公のイケメンっぷりはもちろんだが、本作のテーマ“食”がどのように人生に関わり、どんな食事が幸せを運んでくれるのか、その重要さについて考えるきっかけとなったよう。母の味をも思い起こさせる本作で“食欲の秋”を盛りあげてみてはいかが?『マダム・マロリーと魔法のスパイス』は11月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マダム・マロリーと魔法のスパイス 2014年11月1日より全国にて公開(C) 2014 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2014年10月27日『RED/レッド』シリーズ第2弾!のみどころは、何と言っても女性たちの活躍がパワーアップしていること。ブルース・ウィリスの演じる元CIA超極秘任務専門エージェントのフランクを筆頭に、RED=“R”etired(引退した)、“E”xtremely(超)、“D”angerous(危険人物)な伝説のスパイたちが、世界滅亡の危機を救うというストーリー設定は前作と変わらず…なので・す・が!男くささの強かったキャラクターに今回は女子パワーがプラス!主演はブルース・ウィリスだけれど実は彼よりも強くてカッコいいんじゃない!?って思ってしまうほど『REDリターンズ』の女性キャラクターが魅力的なんです。しかも1作目を観ていなくても、設定もストーリーもばっちり把握できるという、分かりやすさもす・て・き!主要女性キャラクターは、フランクの恋人のサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー/49歳)、超一流スナイパーであり英国諜報機関MI6のヴィクトリア(ヘレン・ミレン/68歳)、フランクと公私にわたり交流があるらしいロシアのスパイ・カーチャ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/44歳)の3人。演じる女優陣の平均年齢は、なんと53歳!一般的に、女性にとって年齢を重ねるということはあまり嬉しくないこと。でも、サラやヴィクトリア、カーチャたちの活躍を見ると「歳だから…なんてセリフはナンセンスだわ!」「まだまだこれからが勝負よ!」と俄然勇気をもらい、彼女たちのように「歳を重ねるほどにいい女になりたい!」と思わせてくれるんです。その中でも、最年長のヴィクトリアが後半のカーアクションで魅せる二丁拳銃がたまらなくカッコいいんです。ヴィクトリアとカーチャはスパイという特殊な職業ということもあり、そのズバ抜けた強さはさすがに真似できず…。ではありますが、たとえ銃撃戦のときであっても服装や仕草がエレガントだったりする点は、どんな仕事であっても女性らしさを活かしてこそ本物の女!というヒントに。一方、ごく普通のOLからフランクとつき合うことで新しい自分を発見していくサラは共感しやすいキャラクター。でありながらも、フランクに守られるだけの女にならず、危険すぎる好奇心をフルに活かして人生を切り開いていくお転婆な四十路の生き方は、いくつになってもどんなことにでもチャレンジはできる、と気づかせてくれます。また、敵と恋に落ちてしまう情熱的なヴィクトリア、元CIAエージェントのフランクと一緒にいたら危険と分かっていても彼との生活を選ぶサラ。恋愛においても妥協はしない、自分の意志を貫く彼女たちの恋愛観もとびきりカッコよくて。本能のまま、心が動くままに恋をしていいんだと恋愛力もアップ!『REDリターンズ』は意外にも女性向け映画。観ないと損しちゃうかも!(text:Rie Shintani)■関連作品:REDリターンズ 2013年11月30日より全国にて公開(C) 2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2013年11月22日世界で2億ドル超えの大ヒットを記録した『RED/レッド』の続編『REDリターンズ』。ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、メアリー=ルイーズ・パーカーという鉄板キャストに、なんとオスカー女優の2人、アンソニー・ホプキンスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、さらに韓流スター、イ・ビョンホンが加わり、超危険な中年スパイチームがさらにパワーアップ。そんなキャストたちの中でも、変わらぬ美しさで他を圧倒するキャサリンの魅力に迫る!本日、9月25日はキャサリンの44歳の誕生日(偶然にも夫マイケルも同じ誕生日で、今年69歳!)。アラフォー女子とは思えない色気たっぷりの豊満ボディで男性陣の目を釘付けにし、その凛とした強さで女性たちからも羨望の眼差しを浴びる。先立って公開された予告編では、いきなり元カレ役のブルースの唇を奪い、攻めて攻めて攻めまくる姿で、元祖・肉食系女子として健在であることを知らしめた。一方でキャサリンは、最近ゴシップネタでもよくその名を目にする。夫マイケル・ダグラスが喉頭ガンを克服したと思えば、キャサリン本人が双極性障害を患っていたことを発表し、さらには現在2人は別居中とのこと。なかなか波乱万丈な人生を送っている彼女だが、今年だけでもスティーヴン・ソダーバーグ監督の『サイド・エフェクト』、ラッセル・クロウ、マーク・ウォールバーグ共演の『ブロークンシティ』とキャリアの方は相変わらず順風満帆。本作では“ロシアの女スパイ”を演じているキャサリンだが、当然ありきたりなキャラクターにするわけはない。これまで見たこともない、ひとクセもふたクセもある独特な存在に仕立て上げた。キャサリンの目標は「『007』シリーズなどに登場する一元的な人物にならないようにすること」だったという。さらに「脚本を読んで、まずたくさんのファッション雑誌に目を通したわ。それから私の中でのカーチャ(キャサリンの役)のイメージを監督に送ったの。おかげでビジュアル的に彼女をとらえることができたわ」と役作りについて語っている。妖艶なキャサリン・ゼタ=ジョーンズの危険な肉食系女子っぷりに注目だ。『REDリターンズ』は11月30日(土)より全国にて公開。(江﨑仁美(cinema名義))■関連作品:REDリターンズ 2013年11月30日より全国にて公開(C) 2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2013年09月25日稀代のオスカー賞女優、ヘレン・ミレンほどエンターテインメント業界で長く生き延びるための知恵を持っている人物はなかなかいないだろう。ヘレンが自身の最新作『RED リターンズ』の取材の最中、現代の若手女優、とりわけ“お騒がせ”がすぎるリンジー・ローハンとアマンダ・バインズに対してアドバイスを求められたとを米エンタメ情報サイト「eonline.com」が明かしている。そこでヘレンは「これをテレビで言っていいかは分からないけど」と前置きをしながら「調子に乗るんじゃないわよ」とキツい一発。「若いときはみんな調子にのって、ハメを外してしまうけれど、やってはいけないわ。絶対にダメ」。現在でこそ大英帝国勲章を受けるほどの存在のヘレンにおいても、かつてはコカインを使用していたと過去を告白した経験がある。「若い頃っていうのは、みんなバカなものなのよ」と2011年の雑誌「Esquire」のインタビューで発言している。「自分でそうは思っていなくても、おばかさんなの。そして、そうあるべきものなの」と話すヘレンは、「人生でもっとも厳しいのは20代ね」と言い切っている。偶然なことにリンジーとアマンダは共に27歳。ヘレンが言うところのもっとも厳しい時期なのだ。「恥ずべきことだけど、(20代は)一番ゴージャスで身体能力もピークな時期なのね。だけど、実際はもっとも不安定で、自分への疑問に満ちた時期でもあるのよ。この先に何が起きるのか分からずにいるのは、恐ろしいことなの」。ヘレンの言う“厳しい時期”20代を抜けるには、あと3年もあるリンジーとアマンダ。彼女たちの“お騒がせ”は30代になっておさまるのだろうか。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年07月05日『007 スカイフォール』と同作でメガホンを取ったサム・メンデスが、24日(現地時間)にロンドンにて英映画雑誌「エンパイア」の主催で開催されたジェイムソン・エンパイア・アワードで主要賞を獲得した。最近イギリス国内で歴代興行収入第1位に輝いた同作は今回最多ノミネートを受けていたが、結果的に「作品賞」を獲得し、サムも「監督賞」と「エンパイア・インスピレーション賞」をダブル受賞している。『ホビット 思いがけない冒険』のマーティン・フリーマンが「男優賞」に、そして『ハンガー・ゲーム』でカットニス・エヴァディーンを演じたジェニファー・ローレンスが「女優賞」に輝いている。ダニエル・クレイグ、ロバート・ダウニー・Jr.、ダニエル・デイ=ルイス、クリストフ・ヴァルツら強豪を抑えて一般投票で今回トップに輝いたマーティンは「僕の演技が今年度最高とは言えない可能性も否めないけど、でも受賞したからには受け取っておくよ」と控えめなコメントを残している。また『ホビット 思いがけない冒険』自体も「最優秀SF/ファンタジー作品賞」に選ばれている。さらにロンドンの高級ホテル、グローヴナー・ハウスで開催された同アワードでは、ヘレン・ミレンが「エンパイア・レジェンド賞」を獲得し、受賞スピーチで「レジェンドを越してる気がするわ。だってこれまでのキャリアの中でもっと沢山成し遂げてきたもの」と語っている。また、ダニエル・ラドクリフが「エンパイア・ヒーロー賞」を受賞した。他にも『テッド』が「最優秀コメディー賞」に選ばれ、最近ロザリオ・ドーソンと破局したばかりのダニー・ボイル監督は「エンパイア貢献賞」を獲得している。(C) Getty Images(text:cinemacafe.net)■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2013年03月26日“サスペンスの神”アルフレッド・ヒッチコックと、その妻・アルマに焦点を当てた映画『ヒッチコック』。このほど、お笑い界の天才・太田光 (爆笑問題)と夫を支え続ける妻・太田光代が、映画さながらに共同作業した本作のプロモーション映像が製作中であることが分かった。そのプロモーション映像とは、題して「3分でわかる!映画『ヒッチコック』」。世界中の映像作家やクリエイターに今なお影響を与え続けるカリスマ、ヒッチコックと、彼を生涯支え続けた妻・アルマと同様に、太田光さんが監督(企画・演出)、太田光代さんが企画プロデュースを努め、爆笑問題の相方、田中裕二が特殊メイクを施してヒッチコックに扮して撮影中だとか。いわば、太田光監督&光代夫人プロデュースによる、初の“田中裕二主演”のプロモーション映像となる。本作は、名作『サイコ』の成功にいたるまでの道のりと、ふたりの天才の知られざる物語を、時にユーモラスに、時にドラマチックに描いた感動のドラマ。主演は『羊たちの沈黙』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、「サー」の称号をもつ英国最高峰の演技派、アンソニー・ホプキンス。妻・アルマには、『クィーン』で同主演女優賞を受賞し、「デイム」の称号をもつヘレン・ミレン。英国を代表する二大アカデミー賞俳優の初競演が実現している。さらに、スカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・ビールなど、豪華キャストが集結。アンソニー・ホプキンスが特殊メイクを施し、ヒッチコックの人間性に迫った圧倒的な演技も見ものだ。“サスペンスの神”と崇められたヒッチコックだが、その作品の評価とは裏腹に監督として“アカデミー賞に嫌われた男”でもあった。そんな無冠の帝王の心の葛藤と逆境を支え続けた女性がアルマ。優れた映画編集者にして、ひらめきに満ちた脚本家であり、ヒッチコックの生涯ただ一人の妻だ。爆笑問題・太田光が、長きにわたって芸能界の第一線で活躍しているのも、妻であり、事務所社長である光代さんの内助の功があってこそ。そんな彼らとコラボしたプロモーション映像はどんなものを見せてくれるのか。期待して待ちたい。『ヒッチコック』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒッチコック 2013年4月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2013年03月19日アンソニー・ホプキンスが20世紀を代表する名監督を演じた映画『ヒッチコック』のポスター画像が公開された。その他の写真本作は、サスペンスの神と謳われたアルフレッド・ヒッチコックが、名作『サイコ』を完成させるまでの道のりを、これまであまり語られてこなかった妻アルマとの関係に焦点を当てて描いた作品。このほど公開されたポスター画像は、特殊メイクを施し、ヒッチコックに扮したホプキンスと、妻アルマ演じるヘレン・ミレンが正装して並んでいるもの。ホプキンスは片手に、『サイコ』のシャワーシーンを彷彿とさせる包丁を握り、もう片方の腕では妻を優しく抱いている。さらにふたりは、アカデミー賞の赤絨毯を連想させるかのような背景をバックにしており、生涯で一度もアカデミー賞を受賞することのなかったヒッチコックの過去を皮肉った強いインパクトを残すデザインになっている。『ヒッチコック』2013年春、全国ロードショー
2012年12月28日