11月27日(現地時間)、ついにイギリス王室のヘンリー王子とアメリカの女優メーガン・マークルの婚約が発表になった。かつて「世界で最も結婚したい独身男性」に選ばれた王子のハートを射止めたメーガンは、どんな女性なのだろう?ブルネットの髪が魅力的!ドラマ「SUITS/スーツ」で一躍ブレイク1981年8月4日、ロサンゼルスで誕生したメーガンは王子より3歳上。オランダ/アイルランド系の父とアフリカ系の母の間に生まれ、はっきりした目鼻立ちの美貌と豊かなブルネットの髪が魅力的だ。両親の人種が異なる「バイレイシャル」であることから、自身のアイデンティティについて悩みながら成長したメーガンは中西部の名門校、ノースウェスタン大学で演劇と国際関係を学び、在学中から芸能活動をスタート。2002年にドラマ「General Hospital」(原題)で女優デビューした。「フリンジ」「CSI:ニューヨーク」「CSI:マイアミ」など人気シリーズへのゲスト出演を重ねた。バイレイシャルゆえに、なかなか相応しい役にめぐり合えない苦労も味わったというが、2011年、「SUITS/スーツ」のメインキャストの1人に抜擢され、パラリーガルのレイチェル・ゼイン役でブレイクした。ヘンリー王子との出会い…愛を育む「SUITS/スーツ」のレギュラー出演を獲得した同年、7年間の交際を経て映画プロデューサーのトレヴァー・エンゲルソンと結婚したが、2年後の2013年8月に離婚。「SUITS/スーツ」には、先日撮影が終了したシーズン7まで出演した。離婚後、2014年からカナダの有名シェフのコリー・ヴィテロと交際していたが、昨年春に破局。数か月後の7月に、ロンドンで共通の友人を介してヘンリー王子と知り合った。カナダとイギリスという遠距離ながら、互いの国を行き来して愛を育み、昨年11月にはケンジントン宮殿が2人の交際を認める声明を発表。合わせて、メーガンの離婚歴や人種について差別的な誹謗中傷が殺到していることに抗議、「ヘンリー王子はマークルさんの安全について心配し、彼女を守れずにいることに深く落胆している」と述べ、過熱報道への憂慮を示した。女優業だけじゃない!多彩な分野で活躍女優業のかたわら、メーガンが熱心に取り組んできたのがチャリティ活動。世界の子どもを支援する国際NGO「ワールド・ビジョン」のアンバサダーとして、今年1月もインドのデリーを訪問し、発展途上国に暮らす女性たちを取り巻く状況を綴った記事を「TIME」誌に寄稿した。学生時代にアルゼンチンのアメリカ大使館でインターン経験があり、カナダのトルドー首相とチャリティ・イベントで語らい、ジェンダーの平等と女性のエンパワーメントのための国連機関「UNウィメン」でスピーチする才媛であることが、見た目の美しさ以上に王子の心をつかんだポイントかもしれない。カナダのファッションリテーラー「Reitmans」で自身のデザインしたカプセルコレクションを発表したり、ライフスタイルサイト「The TIG」を運営し、幅広い活動で女性たちにメッセージを発信してきたメーガンだが、「The TIG」は今年4月で閉鎖。「SUITS/スーツ」も現在放送中のシーズン7で降板し、来年春に予定されている結婚準備に入っている。ヘンリー王子、メーガンは「運命の人」27日午後(現地時間)にケンジントン・パレス・ガーデンズでのフォトコールに、王子と手をつないで登場した。集まったリポーターたちに王子は「初めて会ったときから」彼女が「運命の人」だとわかったと語り、メーガンは「すごく幸せです」と喜びを表現、左手薬指の婚約指輪も披露した。ハリー王子がデザインしたもので、2人が一緒に休暇を過ごしたボツワナ産のダイヤと、王子の亡き母・ダイアナ元妃の遺品のダイヤをあしらっている。カメラの放列を前にしても、慣れた様子で自然にポーズが決めていくのは、さすが女優。王子の方が少し緊張気味のようなのも微笑ましい。「私はずっと、仕事をする女性になりたいと思っていた。私の魂を豊かにする仕事をね」と昨年「ELLE」誌で語ったメーガン。テレビ女優からプリンセスへ、絵に描いたようなシンデレラ・ストーリーを体現する彼女は、結婚後もヘンリー王子とともにチャリティ活動などで本領発揮するに違いない。(text:Yuki Tominaga)
2017年11月28日英ヘンリー王子(33)が、かねてから交際していた女優のメーガン・マークル(36)と婚約した。ヘンリー王子は1年4カ月に渡って交際しているメーガンに今月に入ってからプロポーズしていたようで、来春には挙式予定だという。ヘンリー王子(右)とメーガン・マークル(C)BANG Media International婚約のニュースは、ヘンリー王子の父であるチャールズ皇太子による声明文で発表された。「ウェールズ公チャールズはヘンリー王子とメーガン・マークル氏の婚約を喜んで発表します」「結婚式は2018年春に予定されています。結婚式の詳細については追ってお知らせさせていただきます」「王子とマークル氏は今月にロンドンで婚約しました」「ヘンリー王子はエリザベス女王をはじめ、親しい王室一家に報告しました」「ヘンリー王子はマークル氏のご両親にも承諾を求め、承諾されました」「2人はケンジントン宮殿のノッティンガム・コテージに居を構えます」メーガンの父トーマス・マークルと母ドリア・ラグランドも、2人の婚約のニュースに対して喜びのコメントを発表した。「メーガンとヘンリーのことを心から喜んでいます。私たちの娘メーガンは常に優しさと愛情を持った人間です。同じ心を持ったヘンリーと一緒になるということは、両親である私たちにとっても素晴らしい喜びの源です」「2人の生涯の幸せを願うと同時に、2人が共に歩んでいく将来を楽しみにしています」(C)BANG Media International
2017年11月28日ケンジントン宮殿のツイッターアカウントが、ヘンリー王子(33)とメーガン・マークル(36)が今月初めにロンドンで婚約したことを発表した。2人はエリザベス女王や王室メンバー、メーガンの両親から祝福を受けているという。ウィリアム王子とキャサリン妃は「ハリー(ヘンリー王子の愛称)とメーガンの婚約にとてもワクワクしています。メーガンと知り合えたことは(私たちにとっても)素晴らしいことです。2人は一緒にいてとても幸せそうです」とお祝いのメッセージを贈っている。英「Telegraph」紙によれば、現地時間の11月27日午後、2人はケンジントン宮殿でフォトコールに応じる。その際に2人そろっての会見も行われ、イギリス時間の夜にテレビで放送されるようだ。共通の知人の紹介で知り合い、16か月に渡って交際してきたヘンリー王子とメーガン。9月には2人でヘンリー王子主催の「インヴィタクス・ゲームズ」を“手つなぎ観戦”したことから、「婚約間近か?」とささやかれていた。2人はケンジントン宮殿の一角にあるノッティンガム・コテージに住むことも発表されている。結婚式は2018年春を予定しているが「詳細はいずれ発表する」とのこと。(Hiromi Kaku)
2017年11月27日ヘンリー王子と交際中のメーガン・マークルが、イギリス移住に向けて着々と準備を進めているようだ。王室情報に詳しいジャーナリスト・ケイティ・ニコールが「メーガンは11月に入ってすぐにロンドンに引っ越してくると聞いています」と「ETonline」に語っている。「彼女はもう『SUITS/スーツ』の出演契約もないし、カナダを離れてロンドンを新しい、そしてこの先ずっと住む街にしたいと考えているようです」。ケイティによると、メーガンは現在ヘンリー王子が住んでいるケンジントン宮殿内にある“ノッティンガムコテージ”で同棲を始めるとのこと。「もうすでに、メーガンの洋服などはヘンリー王子の自宅に置いてあるみたいですよ」。先週木曜日の午後(現地時間)、メーガンはエリザベス女王に謁見したと報じられており、今後についての話し合いがもたれたそうだ。ケイティは「王室にとって婚約発表はタイミングが重要」だと言い、少なくとも年内ではなく「新年になるのでは」とみている。そして結婚式は、現在妊娠中のキャサリン妃が4月に出産を予定していることから、「赤ちゃんが誕生する4月中旬から少し期間を空けた夏に行われると思います」と予想。ヘンリー王子とメーガンが交際2周年を迎える6月の可能性も高いという。(Hiromi Kaku)
2017年10月24日72歳のヘレン・ミレン、79歳のジェーン・フォンダのベテラン女優たちが「パリ・ファッションウィーク」で開催された「ロレアル(L’Oreal)」のファッションショーでランウェイを闊歩した。ヘレンとジェーンは「ロレアル」のアンバサダーを務めている。ヘレンは163センチとモデルとしては小柄ではあるが、長身のスーパーモデル、アドリアナ・リマやウィニー・ハーローに負けない存在感を発揮。ワイドパンツにトレンチコート、マニッシュなレースアップシューズと黒い杖をアクセサリーに、堂々とキャットウォークを披露した。ランウェイの先端では仁王立ちポーズも!クールにキメたヘレンとは対極に、ジェーンはトラ柄のグラマラスなロングドレスで登場。先日のエミー賞授賞式で、アリアナ・グランデ風のポニーテールに劇的イメチェンした髪型もすっかり元通りで観客を安心させた。エミー賞では「ワースト・ドレッサー」として各メディアに取り上げられ、憂き目を見たジェーンだったが、この日のドレッシーな出で立ちは淑女そのもの。ランウェイからフロントロウに座っていたナオミ・キャンベルを見つけて握手とキスを交わしたり、歩きながらピースサインをするなど、終始ご満悦だった。(Hiromi Kaku)
2017年10月02日23日(現地時間)、カナダ・トロントで「インヴィクタス・ゲームズ」が開幕した。これは2014年にヘンリー王子が先頭に立って始めた負傷兵たちのためのパラリンピック形式スポーツイベント。開会式には昨年から交際を続け、婚約間近とささやかれるメーガン・マークルの姿もVIPエリアに姿を現したものの、2ショットを見せることはなかった。ところが25日、「インヴィクタス・ゲームズ」の種目の1つ、車いすテニスの試合会場には2人で手をつなぎながら会場入り。もちろん、2人は隣同士に座り、観戦中は終始笑顔で耳元でささやきあう姿もキャッチされた。昨年11月、ヘンリー王子が交際宣言をしてから、手をつなぐというような愛情表現を公の場で見せるのはこれが初めて。「People」誌によれば、観客席でヘンリー王子はメーガンに通常のテニスの試合とは少し異なる「インヴィクタス・テニス」のルールについて説明していたそうだ。2人と会話したというオリヴィア・コーナルさんは、「すごくうれしかった。彼らは私の義理の父の試合を応援してくれたから。試合中、2人の笑いは止まらなかったわね。対決する選手同士が知り合いで、からかいあったりしていたからそれを見て笑っちゃったみたい」と語った。試合が終了すると、2人はファンと会話を交わし、再び手をつないで会場を後にしたという。(Hiromi Kaku)
2017年09月26日「ザ・キラーズ」のドラマー、ロニー・ヴァヌッチィがイギリスの音楽雑誌「NME」に親友のヘンリー王子について語った。ロニーはヘンリー王子との出会いを「俺は王室のことを何も知らなかったから、彼に出会ったときはただの男としか思わなかったよ。俺はバンドの男で彼はロンドンの男さ」とふり返る。「彼はキスがすっごい上手なんだよ」とヘンリー王子のマル秘情報までも冗談ぽく明かすロニー。これはもちろん、2012年にヘンリー王子が騒動を巻き起こした「全裸写真流出事件」を茶化したコメント。事件は「ザ・キラーズ」のホームタウンであるラスベガスのホテルで起こったが、「あれは俺の責任じゃないよ」と自身の関与を否定した。「友だちになって、10年くらいかな。ただただ気が合うんだよね」というように、固い友情で結ばれているロニーとヘンリー王子。今年7月、ヘンリー王子は「ブリティッシュ・サマータイム・フェスティバル」でヘッドライナーを務めた「ザ・キラーズ」のメンバーに会いに行き、バックステージでつるむ姿も目撃されている。(Hiromi Kaku)
2017年09月19日イギリス王室のヘンリー王子が9月15日(現地時間)に33歳の誕生日を迎える。昨秋交際を明らかにした女優のメーガン・マークルとの婚約間近とも言われる王子は、親しみやすい人柄で人気だが、かつてはやんちゃな行動でゴシップが絶えなかったことも。波乱に満ちた33年間をふり返ってみる。チャールズ皇太子とダイアナ妃の“次男”として誕生ヘンリー王子はウェールズ公であるチャールズ皇太子とダイアナ妃の間に1984年9月15日誕生した。2歳上の兄・ウィリアム王子とは小さな頃からとても仲良し。兄弟は10代前半で母を亡くす悲劇を経験し、絆はさらに強くなったという。王子は21歳のとき、兄について「地球上でただ1人、何でも話せる相手」とデイリー・テレグラフ紙で語った。12歳で最愛の母が事故死…幼い頃から両親は不和で、王子が8歳の頃から別居状態。最愛の母・ダイアナ元妃が1997年8月31日(現地時間)に亡くなったのは、13歳の誕生日の2週間ほど前だった。パパラッチとのカーチェイスで起きた交通事故による突然の死、葬儀で衆人環視の中、母の棺の後ろを歩き続けたことなど、思春期の少年にはつらすぎる現実が王子の心に大きな傷を残したことは想像するに余りある。今年になって「どんな状況でも、子どもにあんなことをさせてはいけない」とニューズウィーク誌に語った王子は、「自分の感情を閉ざし、母親について一切考えないようにしていた」とデイリー・テレグラフ紙で当時の心境を明かした。10代~20代はスキャンダルが続出!“ダーティ・ハリー”の異名も悲しみを封印しようとしたからか、若き日の王子の生活は荒れていった。名門イートン校在学中から、飲酒や薬物使用が明らかになり、父・チャールズは王子にリハビリ施設を見学させ、薬物の恐ろしさを学ばせたという。イートン校卒業後は大学進学せず、オーストラリアの牧場やアフリカのレソト王国の孤児院で働いた後、王立陸軍士官学校に入学。陸軍に入隊後は2015年6月の除隊までアフガニスタン前線にも2度派遣された。だが、その間も仮装パーティでナチスの軍服を着た写真や、休暇で訪れたラスベガスのパーティで撮られた全裸写真が流出して大騒動になった。父、兄に次いで王位継承権順位3位(当時)でありながら、次々にスキャンダラスなトラブルを起こし、「ダーティー・ハリー」と見出しを付けられたことも。兄の助言で、母の死と向き合うそんな弟の様子を見かねたウィリアム王子がカウンセリングを受けることを提案。この時初めて、考えることを避けてきた母の死と向き合ったという。王子は28歳になっていた。2年半かけて、公務や私生活にも真剣に取り組めるようになった王子は、兄夫婦とともにメンタルヘルスの支援キャンペーン「Heads Together」に熱心に取り組んでいる。今年4月には同キャンペーンの3人で語り合う動画も公開した。母の遺志を継ぐチャリティ活動「母は、自分が成し遂げられなかったことを僕にさせたいと望んでいるだろう」とニューズウィーク誌に語った王子は、チャリティ活動に熱心に取り組んでいる。生前のダイアナ元妃が取り組んでいた世界中の地雷や不発弾の撤去活動、HIV感染に対する正しい知識の啓蒙活動、そして兄と立ち上げたロイヤル財団では、スポーツを通じて貧困家庭の子どもたちを前向きに導く活動を行っている。「まだやんちゃな部分も残っているが、だからこそ問題を起こしてしまう人たちに共感できる」と自認する王子に親しみを覚える国民は多い。2014年からは傷痍軍人たちによるスポーツ・イベント「インビクタス・ゲーム」も開催している。恋多き王子がついに出会った運命の女性オン&オフを繰り返していたチェルシー・デイヴィーさんをはじめ、うわさを含めて多くの女性との交際が報じられてきた王子は昨年5月、カナダを訪問した際に女優のメーガン・マークルと知り合い、程なくして交際がスタート。2人の仲がうわさになり始めた直後の11月にケンジントン宮殿が交際を認める声明を発表した。メーガンは先日「Vanity Fair」誌上で王子との関係について「私たちは幸せで、愛し合っています」「みなさんの前で自分たちのことを説明しなければならないときがくることも、話すべきことがあるのもわかっています」と語った。そんな中、「Us Weekly」誌はメーガンが渡英し、3日(現地時間)にスコットランドのバルモラル城でエリザベス女王と面会したと伝えている。23日(現地時間)にカナダのトロントで開催される「インビクタス・ゲーム」に2人揃って出席すると言われている。実現すれば、交際を認めてから10か月、ついに公の場でのツーショット披露になる。(text:Yuki Tominaga)
2017年09月15日メーガン・マークルが、「Vanity Fair」誌10月号にヘンリー王子との交際をオープンに語った。ヘンリー王子が昨年11月にメーガンと交際中であることを宣言してから初めてのことである。「とてもシンプルなことよ。私たちはすごく幸せで、愛し合っている2人なの」。メーガンによれば、交際が報道される6か月前からヘンリー王子とデートを重ねていたとのこと。「その間も私は働いていたし、変わったのは人々の(私に対する)見方よね。私自身は何も変わってないわ。私はいままで通りの私。誰かと付き合うことで自分自身の定義付けを変えたことは一度もない」。先月、2人は3週間のアフリカ旅行を楽しんだ。メーガンが36歳の誕生日を迎えたすぐあとであったこと、アフリカは兄のウィリアム王子がキャサリン妃にプロポーズした地でもあったことから、ヘンリー王子もメーガンにプロポーズしたらしいという報道も出た。しかし、残念ながらこの報道に対してメーガンが言及することはなかった。メーガンは、「記事とかニュースとかは見ないの。『SUITS/スーツ』関連のものさえ見ないのよ。私の親しい人たちは、(どんな記事が出ようが)私という人間をよく知っているし支えてくれている。ほかのものはただの雑音にすぎないわ」とメディアから自身を遠ざけていることを明かした。(Hiromi Kaku)
2017年09月06日キャサリン妃のご懐妊報道を受け、3人の叔父となるヘンリー王子が「素晴らしい。最高だよ。彼らのことを思うとうれしくて仕方ない!」と大喜びしていることがわかった。月曜日(現地時間)、ヘンリー王子は5月にアリアナ・グランデのコンサートで起きたテロ事件の被害者を慰問していた。そこで義姉が妊娠したことへの喜びと、「最近は会ってないけど、大丈夫だと思うよ」と現在妊娠3か月で悪阻に苦しんでいると報じられたキャサリン妃の現状を語った。ヘンリー王子が公の場でキャサリン妃に最後に会ったのは、8月30日に故ダイアナ元妃を偲んで記念庭園を訪れたときだとみられる。おめでたいニュースで世界が沸く中、快く思っていない集団がいた。それは、ビヨンセのファンだ。ケンジントン宮殿がキャサリン妃懐妊の発表をした月曜日は、ビヨンセの36歳の誕生日だった。ツイッターではビヨンセの熱狂的ファンたちが、ビヨンセの誕生日にこのような発表をすることは「無礼だ」、「失礼だ」、「キャサリン妃のオメデタもうれしいことだけど、(発表は)昨日だって、明日だってよかったのに…」とのツイートしている。(Hiromi Kaku)
2017年09月05日BBCが製作した故ダイアナ妃のドキュメンタリー「Diana, 7 Days」(原題)で、ヘンリー王子が珍しく父チャールズについて語っている。12歳の多感な時期に、母であるダイアナ妃を失くしたヘンリー王子。1997年8月31日、パリで自動車事故によりダイアナ妃が亡くなったその日、ヘンリー王子はウィリアム王子とチャールズ皇太子とスコットランドのバルモラル城で休暇を過ごしていたそうだ。「親にとって、子どもにもう1人の親が亡くなったことを伝えるのは究極にツラいことの1つだと思う。どうしたら対処できるのか、僕にはわからないよ」と当時、ダイアナ妃が亡くなったことを伝えなければならなかった父を思いやった。「(父は)ぼくたちと一緒にいてくれた。唯一の親だからね。ぼくたちを守り、きちんとした世話が受けられるようにとベストを尽くしてくれた。でも、父だってぼくたちと同様、深い悲しみの中にいたんだよね」とふり返る。チャールズ皇太子が息子2人を守ったように、エリザベス女王は息子と孫たちを守ろうと必死だったようだ。ウィリアム王子によれば、エリザベス女王は自宅から新聞などの読み物をすべて撤去して、外部からの情報を遮断したという。現在のようにスマホなどもなかったため、プライバシーが保たれた環境の中で悲しんだり気持ちの整理をすることができたのだとか。そのため、「母の死が世間であんなに大きく取り上げられていたなんて、ぼくたちは知らなかったんだ」とのことだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月23日時計ブランド「ダン・ヘンリー(DAN HENRY)」が日本初上陸。2017年8月19日(土)から恵比寿のコンティニュエ エクストラ・スペースで発売される。ダン・ヘンリーとは「ダン・ヘンリー」は、数え切れないほどのオークションやフリーマーケットで実に1,500以上の時計を集めてきたウォッチコレクターのダン・ヘンリーが自ら立ち上げた時計ブランド。ヴィンテージウォッチの魅力を持った各モデルは、その時代を特徴付けるデザインから名付けられており、歴史的背景や当時のプロダクトへのオマージュにもなっている。普段使いにより適したクオーツ式ムーブメントを採用し、手の届く価格で提供しているのも特徴だ。ケースサイズは、やや大きめのサイズの41mmや44mmとなっている。クロノグラフをモチーフとしたウォッチなど「1939」は、1930年代の時計「ミリタリークロノグラフ」をモチーフとしたモデル。大砲の発射音と着弾音から敵の位置を探るのに用いられていたテレメーターなどが搭載されているほか、裏蓋には空気圧や圧力、スピードや温度などの換算表が記されている。当時距離やスピード、心拍数さえも測っていたクロノグラフの機能美を周到したウォッチだ。「1947」は、エレガントなスタイルが流行した時代の、上品ながら日常的なスタイリングに馴染む時計をイメージしたモデル。フラットなベゼル、上品なクロスヘアダイアルやインデックスといった要素がバランス良く組み合わさったスマートなデザインが特徴だ。ジャケットスタイルはもちろんのこと、カジュアルなスタイリングにもよくマッチする。ブランド定番の人気モデル「1963」は、本格的なパイロットウォッチ。必要な情報が一目で分かることが腕時計には求められるようになっていった時代に各メーカーからも発表され、当時流通していた多くのパイロットウォッチの優れた機能性とディテールをオマージュし製作されている。ミヨタの日本製クロノグラフムーブメントを搭載し、サブダイヤルを用いることで1/10秒まで計測することが可能になっているほか、裏蓋にはロッキード社のブラックバードがあしらわれており、時計が好きなデザイナーの遊び心が感じられる逸品だ。【詳細】ダン・ヘンリー発売日:2017年8月19日(土)取り扱い:コンティニュエ エクストラ・スペース住所:東京都渋谷区恵比寿南 2-9-2 Calm 恵比寿 1FTEL:03-3792-8979
2017年08月18日イギリスの腕時計ブランド「ヘンリー ロンドン(HENRY LONDON)」の新宿伊勢丹限定モデルが20本限定で登場。2017年9月20日(水)より9月26日(火)までの期間、同店にオープンする期間限定ストアにて発売される。2016年に日本上陸を果たしたヘンリーロンドンは、デザイナーカップルが1本のアンティークウォッチと出会ったことから誕生したブランド。裏ぶたにメッセージを刻印することを前提としたデザインが特徴で、オリジナルのメッセージを彫れば、世界で1つのオリジナルウォッチが完成する。今回リリースされるのは、ブランドの日本上陸1周年を記念して、新宿伊勢丹のショップスタッフが顧客の声を取り入れて企画した、生産本数20本の限定モデルだ。古典的なラグジュアリーウォッチの技巧を採り入れ、ケースと一体化したドーム型レンズ、またそれに合わせたカーブ状の文字盤や針といったクラシカルなデザインはそのままに、ベルト部分にアリゲーターレザーを採用。ベージュには普段使いがしやすいマットな加工を、一方のレッドには光沢があり華やかな加工を施している。【商品情報】ヘンリーロンドン 新宿伊勢丹限定モデル ※限定20本発売日:2017年9月20日(水)価格:HL25-S-0072-IST 23,000円+税/HL25-S-0113-IST 22,000円+税【問い合わせ先】伊勢丹新宿店本館1F婦人雑貨アクセサリーウォッチTEL:03-3355-8433
2017年08月10日(写真:THE FACT JAPAN) 再ブームの予感がする韓国ドラマ。そんな“韓ドラ”の凄ワザを、『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著書もある、韓国ドラマを15年間で500作品見た、作家・藤脇邦夫が読み解く! 【第17回】『町の弁護士チョ・ドゥルホ』ーパク・シニャンの成熟度について ’16年の『町の弁護士チョ・ドゥルホ』(KBS)は好評のうちに終了したのち、早々と続編制作が決定した。その主役が今いちばん韓国で演技力に定評がある俳優の1人である、パク・シニャンだ。 医師、弁護士といった職業がまさに嵌まり役で、熱血とコミカルな部分がないまぜになったオーバーな感情過多の部分さえ特徴の1つと思い当たる、他に類型を探すのが難しいタイプだ。静かな闘志を秘めて、およそ考えつくあらゆる人間の英知と感情をフルに使って、弁護に猪突猛進する。そういう役柄にピッタリな俳優はいそうでなかなかいない。もう少し庶民的な俳優のソン・ヒョンジュと対極的な位置にあるともいえる。 パク・シニャンは現在、48歳、映画もだが、ドラマは特に主演作品は少なく、作品を選ぶ俳優ともいわれている。’04年の『パリの恋人』が大ヒットしたためか、そのイメージが強かったが(『銭の戦争』はほとんど韓国版ナニワ金融道だが)、俳優としての本質は明らかに、その後の『サイン』、この『町の弁護士チョ・ドゥルホ』にある。 特にこの作品(『町の弁護士〜』)で、俳優としての評価は決定的になった。世界的に有名な俳優学校の1つであるアメリカのアクターズ・スタジオ出身かと錯覚するような部分もあり、アメリカの良心と称されたヘンリー・フォンダと言うより、韓国ではアン・ソンギ、イ・ソンミン、カン・シニルの系譜につながる、演劇的な俳優の1人だ。 今まで夥しい量の裁判、弁護士物が製作されてきたが、パク・シニャンの作品だけ違う手触りを感じるのは、一つにはこの俳優の人間的な、関西テイストをも彷彿させるキャラクターによるものだろう。様々な局面での意表を突く解決策は、シナリオの妙によるところが大であっても、俳優によってその印象がずいぶん違ってくる。そのくらい、タイトル通り庶民の味方となった“町の弁護士”としての活躍はまさに全開で、手垢の付いた正義の味方的な神話も一瞬信じたくなる錯覚を覚えるほどだ。 脇役の金貸し業パク・ウォンサンと、事務長ファン・ソクチョンとのコンビは傑作で、スパイ大作戦的な要素も加わって、視聴率の好調と続編制作決定の背景には、現在の韓国における汚職、収賄の忌避という民意の反映が大きいと思われる。
2017年08月07日英ヘンリー王子(32)が、過去に王室からの離脱を考えていたことを明かした。過去に王子という肩書きを捨て一般人として生きることを考えたというヘンリー王子だが、祖母エリザベス女王のために残ることを決めたという。ニューズウィーク誌の記者アンジェラ・レビン氏と赤裸々なインタビューを行ったヘンリー王子は、メール・オン・サンデー紙にその当時の心境を明かした。ヘンリー王子は退役後の20代のさなか戸惑いを覚え「成長したくなかった」と感じていたことや、世間の目にさらされながら自分のなすべき役目を探すことに苦戦していたと説明している。「自分のいた状況にいたたまれなくなった。でも最終的にはうずめていた頭をあげて、周囲の言葉に耳を傾け、自分の立場を良いことに使おうと決めたんだ」「今は活力に満ちているし、チャリティー活動で様々な人に会い、みんなを笑わせることが大好きさ」「まだ水槽の中で生きていると感じることはあるけど、昔より気にしなくなった」「まだやんちゃな面もあるし、それを楽しんでいるんだ。似たような気質から、トラブルに陥ってしまった人たちとも親近感が持てるし」王室の離脱こそ思いとどまったヘンリー王子だが、出来るだけ普通の生活を送るように心がけているそうだ。現在女優のメーガン・マークルと交際中のヘンリー王子は「比較的普通な生活を送ろうと決めているんだ。もし幸運にも子供に恵まれたら、子供たちにも同様の生活をさせたい。ただの有名人というだけでなく、その立場を何か良いことに使いたい」と語った。(C)BANG Media International
2017年06月28日ヘンリー王子はいまや単独でカリブ海諸国へのロイヤルツアーをこなし、エイズ撲滅やメンタルヘルス向上運動に献身的に携わり、イギリス王室のメンバーとして欠かせない存在だ。しかし、現在32歳の彼は、やはり若い頃はさまざまな葛藤と闘っていたという。12歳で母ダイアナ元妃を亡くし、パーティーに明け暮れたような時代もあったヘンリー王子。「王室から抜けたいと思ったこともあった」と思い悩んだ過去を「The Daily Mail」誌に打ち明けている。2005年から約10年に渡って陸軍に身を置いたことが、自身の気持ちを変えたそうだ。「人生で最高の“逃亡生活”だったよ。達成感があったんだよね」とヘンリー王子は軍隊生活を振り返る。「まったく違うバックグラウンドを持った人たちのことも、深く理解することができたんだ。それに、ぼくがチームの一員であるという実感もね。“王子”じゃなくて、ただの“ハリー”(ヘンリー王子の愛称)でいることができた」。陸軍を除隊後、ヘンリー王子は自分の時間、労力、影響力を他人に捧げることを決意。「(僕ら王室メンバーは)ただのセレブリティになろうだなんて思っていない。自分たちの立場を良いことにうまく使っていきたいんだ」と意欲を語っている。(Hiromi Kaku)
2017年06月26日20日(現地時間)、イギリスのイングルフィールドで行われたピッパ・ミドルトンさんとジェームズ・マシューズ氏の結婚披露宴で、ヘンリー王子と恋人のメーガン・マークルの席は別々のテーブルだったという。イギリスの「The Telegraph」紙によると、ヘンリー王子が教会で行われた結婚式の後でロンドンまで迎えに行ったメーガンは、マロン色でバックレスのドレスでミドルトン家の邸宅で開かれた披露宴に出席した。だが、用意された席は王子とは別のテーブル。離ればなれになってしまったが、カップルを別々のテーブルの席にしたのは招待客同士が親しくなれるようにという新郎新婦の意向らしい。お祝いの食事の後、メーガンと王子はほかのカップルと同様にダンスを楽しんだという。披露宴のテーマは「魔法の森」で、ピッパさんは給仕役にモデルたちを雇い、ゲストのみならずスタッフまで華やかな雰囲気のゴージャスな宴だったようだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月23日イギリス王室のヘンリー王子と交際中のメーガン・マークルが、キャサリン妃の妹・ピッパの結婚式に出席するために渡英した。「E!News」によると、メーガンは16日(現地時間)、ロンドンのヒースロー空港に降り立ち、そのままヘンリー王子が暮らすケンジントン宮殿に直行した。ヘンリー王子の義姉にあたるキャサリン妃の妹で、ソーシャライトのピッパ・ミドルトンは20日(現地時間)に投資銀行CEOのジェームズ・マシューズ氏と挙式を予定している。新郎新婦は、結婚式に招待するのは親族か友人とその配偶者、婚約者のみとしているそうで、メーガンはまだ正式に婚約はしていないものの、彼女の存在を誰もが認めていることの証といえそうだ。ピッパとキャサリン妃が育ったバークシャーの実家近くのセント・マーク教会で行われる結婚式には、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻も出席。夫妻の愛児であるジョージ王子はページボーイ、シャーロット王女はブライズメイドを務める予定だ。メーガンは6日(現地時間)にもバークシャーで、ヘンリー王子が参加したポロのチャリティ試合を観戦。王子と2人そろって初めて公の場に姿を見せた。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月19日6日(現地時間)、イギリスのアスコットで行われた「ポロ(POLO)」のチャリティ試合にヘンリー王子が参加、交際中のメーガン・マークルが観戦に訪れ、初めて王子と一緒に公の場に登場した。ヘンリー王子は支援しているチャリティ団体「Sentebale」と「WellChild」のための試合に選手として参加。メーガンは、ヘンリー王子の兄・ウィリアム王子とイートン校で同級生だったエディ・レッドメインらと声援を送った。メーガンと王子が並んで姿を見せることはなかったが、昨秋に交際が明らかになって以来、公の場に同時に姿を見せたのはこれが初めてだ。ネイビーブルーのワンピースに白いジャケットを羽織ったメーガンは、カナダでホームレスの女性たちを支援する団体「Shoebox Project」が制作しているブレスレットを身につけていた。ヘンリー王子とウィリアム王子は2007年以来、「ポロ(POLO)」のチャリティ試合に参加していて、これまでに1,000万ポンド(約14億7,000万円)の寄付金を集めている。今年も夏いっぱい、「ポロ(POLO)」のチャリティ試合に参加するそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月08日イギリス王室のヘンリー王子が、母親であるダイアナ元妃の20年前の事故死で長年苦しみ続けた日々について、インタビューで語った。1997年、ダイアナ元妃が滞在先のパリで亡くなった時、王子は12歳。「12歳で母を亡くし、すべての感情を20年間閉ざしてきました。このことは私生活だけではなく、仕事にも影響したと思います」と王子は「デイリー・テレグラフ」紙のインタビューで語った。「神経衰弱寸前になったことは何度もありました。悲しみやさまざまな嘘、誤解があらゆる方向からやって来るのですから」悲しみを乗り越えるために「頭を砂の中に突っ込むように、母について考えるのを完全に拒否しました」と王子は語る。「考えても何の助けにもならないから。悲しくなるだけで、母は帰ってこないのですから」20代後半になるまで、「人生は最高だ」という態度を貫いていたが、ある日突然、悲しみが押し寄せてきたという。特に、「完全にカオス状態だった」2年間過ごした後、28歳でカウンセリングを受けたことも明かした。その際には兄のウィリアム王子に大いに助けられたそうだ。悲しみと向き合おうとしない自分の態度に対して「兄は『間違っている。普通じゃない。誰かと話さなきゃだめだ。話していいんだ』と言い続けてくれました」と振り返ったヘンリー王子。苦しみ続けた日々について率直に明かし、「2年半かけて、今では私生活にも仕事にも真剣に取り組めるようになりました」と語った。(text:Yuki Tominaga)
2017年04月18日「“母の約束”を果たすため、みなさんに協力いただけるようお願いします」 国際地雷デーの4月4日、関連イベントでそう語ったのは英国王室のヘンリー王子(32)。地雷除去活動に熱心だった亡き母・ダイアナ元妃(享年36)の遺志を引き継いでいくと誓ったのだ。 実は今、そんなヘンリー王子の“婚約”が取り沙汰され、イギリス中で大きな話題を呼んでいる。お相手は、3歳年上の米国女優・レイチェル・メーガン・マークル(35)。出会いは昨年5月。知り合いを介した食事会での、王子の“ひと目惚れ”だった。 その後も2人はお忍びデートを重ね、昨年7月には王子がメーガンの父のもとへ。そこで結婚前提の交際を報告したという。 「2人のツーショットが初めて撮られたのは、昨年12月のこと。ロンドン市内を堂々とクリスマス・ショッピングに繰り出した王子とメーガンは、互いの頭文字が入ったお揃いのネックレスを身に着けていたそうです。また2人は、今年3月にジャマイカ婚前旅行へ。もはや“結婚秒読み”ともいわれていますね」(現地在住ジャーナリスト) ところが、この結婚に“待った”をかけたのがヘンリー王子の継母・カミラ夫人(69)だった。 「王位継承権6位以内のヘンリー王子は、エリザベス女王(90)の許可がなければ結婚は認められません。そこで結婚反対のカミラ夫人は女王の耳に届くように、王室の重鎮を捕まえては『メーガンは王室にふさわしくない!』と吹き込んでいるそうなんです。内容は主にメーガンの経歴。彼女はバツイチで、両親も離婚しています。また両親がともに自己破産を経験しているのですが、そうしたことを問題視しているのです。カミラ夫人は王室の調査部まで動かして、王子とメーガンの仲を裂こうと躍起になっているといいます」(前出・ジャーナリスト) そんな逆風のなか、メーガンはヘンリー王子の義姉・キャサリン妃(35)から“王室に嫁ぐ心得”をレクチャーされているという。果たして、2人の結婚は認められるのだろうか。だがヘンリー王子はひそかに“ある決意”を固めていた。 「エリザベス女王は、世論をとても気にします。そのため、王子は『世論を味方につけて結婚を認めさせよう!』と画策しているそうです。またこれは兄のウィリアム王子などのごく近い数人しか知らされていないことですが、ヘンリー王子は『もしメーガンとの結婚が認められなければ、王室離脱も辞さない!』という覚悟まで漏らしているそうなのです」(現地の王室番記者) もし“駆け落ち婚”となれば、約80年前に“王冠を賭けた恋”として世界を驚かせたエドワード8世とシンプソン夫人の結婚に匹敵する大スキャンダルだが、果たして……。
2017年04月12日順調な交際が続いているイギリス王室のヘンリー王子とメーガン・マークルがケンジントン宮殿で同居の準備を進めているようだ。イギリスの大衆紙「The Daily Mail」によると、ケンジントン宮殿内のアパートで現在改装作業が進められていて、ヘンリー王子がひんぱんにそこを訪れては完成がいつになるか尋ねているという。昨年11月に交際を公にして以来、メーガンはヘンリー王子のノッティンガム・コテージを定期的に訪問しているが、現在改装中のアパートはヘンリー王子の兄・ウィリアム王子とキャサリン妃が2人の子ども(ジョージ王子とシャーロット王女)と暮らす場所のすぐ隣り。ウィリアム王子夫妻は最近、邸内に針葉樹を並木状に植えて、パパラッチや野次馬対策を講じたばかり。宮殿の西側は木々の壁で覆われることになり、プライバシーを守りたいヘンリー王子たちにとっても心強いはず。ケンジントン宮殿のスポークスパーソンは、ヘンリー王子の新居について「プライベートなこと」としてコメントを拒否した。(text:Yuki Tominaga)
2017年03月28日トランプ大統領就任式翌日、女性権利デモに参加したジェーン・フォンダ(写真:REX FEATURES/アフロ) 二度のアカデミー賞に輝いた女優ジェーン・フォンダ(79)が、オンラインガジン「Edit」で行ったブリー・ラーソンとの対談の中で、10代のときにレイプ被害に遭っていたことを明かした。 ヘンリー・フォンダの娘であるジェーン・フォンダは、幼い頃から舞台に立っていた。1960年に映画デビューし、『コールガール』(1971)、『帰郷』(1978)でアカデミー主演女優賞を獲得。女優として輝かしいキャリアを築き続ける一方で、反戦運動や女性の権利向上を訴えるフェミニズム活動にも力を注いだ。 ラーソンに「なぜフェミニストになったのですか」と問われたフォンダはこう答えた。 「私は50年代に育ち、フェミニズムに目覚めるまでには長い時間がかかったわ。これまでに会った男性の多くは素晴らしい人たちだったけれど、父権制度を信じこまされた犠牲者でもあった。私は貶められていると感じていたの。(中略)私はまだ子どもだった頃にレイプされ、性的虐待を受けていた。ボスと寝ることを拒んだら、仕事をクビになったこともあったけれど、それは自分が悪いんだと思い込んでいた。私がしたのは正しいことじゃなかった、とね。他にもレイプされた女の子たちがいたのを知っていたけど、それがレイプだとは思っていなかった。彼女たちも『いや』と言うことが間違っていると考えていたのよ」 男性優位のハリウッドで、女性は虐げられ、食い物にされ続けてきた。性的搾取を受けた経験が、フォンダをフェミニズムへと駆り立てたのだ。 大先輩の告白を受けて、ラーソンは「私は性的虐待被害に遭う役を2度演じたことで、被害女性と共にたくさんの活動を行っています。虐待が自分の責任だと考えることを被害者に許すべきではありません。それは“人を喜ばせたい病”なんですよね」と続けた。 レイプ被害に遭うと、女性は自分に非があったと思い込み、心を病んでいく場合が多い。フォンダはこの精神状態を「疫病」と表現した。今年80歳になる彼女は、今後も女性のための活動を続けていく。
2017年03月03日イギリス王室のヘンリー王子と交際中のメーガン・マークルは、バレンタインデーを王子と一緒に静かに過ごしたという。「Us Weekly」誌によると、2人は王子の住まいであるケンジントン宮殿で交際スタート以来初めてのバレンタインデーを過ごしたようだ。メーガンは昨年12月以来、王子が暮らすケンジントン宮殿内のノッティンガム・コテージで過ごすことが多い。関係者は「警備員は全員彼女を知っていて、(ミーガンは)好きなときに出入りしています」と語っていて、いまや、我が家同然らしい。プライバシーを大切にして、あまり目立たないようにしている2人だが、2月1日(現地時間)には会員制クラブの「ソーホーハウス」でディナーを楽しんだ。この店は昨年6月に2人が最初に互いを紹介された場所だという。メーガンはすでにヘンリー王子の兄・ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻、夫妻の娘であるシャーロット王女にも対面している。ロイヤル・ファミリーとの関係は少しずつ段階を踏みながら、より親しいものになりつつあるようだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年02月17日水曜日(現地時間)、半年以上に渡って順調交際を続けているヘンリー王子とメーガン・マークルが、ロンドンでデートをしている姿が目撃された。「The Sun」紙の記者は、「2人はなるべく目立たないようにとレストランでも個室に座っていたのですが、完全なプライベートエリアではなかったので、人目に付いてしまったのです。しかし、彼らはお互いしか目に入っていないようでした」と、2人のアツアツぶりを語っている。ディナーの後はヘンリー王子がメーガンの手をしっかりにぎり、混み合った道を歩いていった。ロンドンでのデートが目撃されたのはこれが2回目。昨年12月に人気の舞台「The Curious Incident of the Dog in the Night-Time」 (邦題:『夜中に犬に起こった事件』)を観劇したのが公での「お披露目デート」になっていた。メーガンと親しい人たちはヘンリー王子との交際を応援しており、メーガンの親友で「クワンティコ/FBIアカデミーの真実」の主演プリヤンカー・チョープラーは、彼女たちの交際について「メディアにしゃべらないこと」を徹底。「SUITS/スーツ」でメーガンと6年以上共演しているパトリック・J・アダムスは、「僕とメーガンは兄弟のような関係だから、彼女が本当に好きな人を見つけたことをうれしく思う」とコメントしている。(Hiromi Kaku)
2017年02月03日俳優のジャック・ニコルソン(79)が60年間の俳優人生に終止符を打ったようだ。『イージー・ライダー』の共演者であったピーター・フォンダは、『シャイニング』などで知られるジャックが俳優業を引退したのだと話している。ピーターは、ロサンゼルスで行われた英国アカデミー賞ティー・パーティーの会場でザ・サン紙に対し、「彼は事実上、俳優業を引退していると思うよ。彼についていろいろと言うつもりはないけど、たくさんの仕事をこなしてきたし、お金もしっかりと稼いできたからね」と告白。「時に人は誰も知らない理由を持っているものなんだよ。それが何か僕に聞く権利もないよ。僕は彼のことをジョニー・ホップと呼んでいるんだけど、彼に電話して『やあ、ジョニー、何してるの?』『ご機嫌はいかが?』なんて聞いたりはしないよ」と語った。ジャックはこれまでにアカデミー賞で12回のノミネート経験と3度の授賞歴を持つ。さらに、ジャックの映画界での功績を称えられ、1999年に受賞したセシル・B・デミル特別功労賞を含む7つのゴールデン・グローブ賞に輝いている。ジャックは以前、年を取るにつれて自身の演技に磨きがかかってきていると語っていたことがあるが、その一方で人々から「リンカーン記念像」のようにあがめられたくないため、脚光を浴びるのが好きではないとも話していた。(C)BANG Media International
2017年01月18日火曜日(現地時間)、ヘンリー王子が交際中の女優メーガン・マークルをキャサリン妃とシャーロット王女に紹介したと「The Sun」紙が報じた。同日、キャサリン妃は普段暮らしているノーフォーク州のアンマー・ホールから義理の弟の彼女に会うために、シャーロット王女とともにロンドンのケンジントン宮殿へと足を運んだ。ジョージ王子はスクール通学のため、メーガンに会うことはできなかった。メーガンはウィリアム王子には11月に会っており、その際、ウィリアム王子が2人の交際をサポートすることを表明した。キャサリン妃はヘンリー王子の彼女に会えることを楽しみにしており、そのことがどれだけヘンリー王子にとって大切なことであるかをよく理解していたという。ヘンリー王子は幼い頃、母であるダイアナ妃を亡くしていることから、王室入りしてからはキャサリン妃が姉・母親代わりとして彼のことを気遣っている。メーガンとキャサリン妃の対面は「非常にうまくいった」とのこと。メーガンは、ちょうど前日に35歳の誕生日を迎えたキャサリン妃に、革綴じの日記帳をプレゼントしたそうだ。さらに、メーガンはシャーロット王女とも一緒に過ごし、「本当にかわいらしい」と喜んでいたと「The Sun」紙は伝えている。(Hiromi Kaku)
2017年01月16日イギリス王室のヘンリー王子が、交際中のメーガン・マークルの父親と対面していたことがわかった。32歳のヘンリー王子は35歳のメーガンと昨年カナダで出会い、5月から交際に発展。11月にはバッキンガム宮殿が交際を認める声明を発表した。そしてヘンリー王子は、カナダのトロントに暮らすメーガンの父親のトーマスさんとすでに顔を合わせているという。メーガンの兄のトーマス・ジュニアさんは交際について「父は最初から知っていました」とイギリスの大衆紙「Daily Mail」に語った。「約半年前、父はトロントで初めて王子と面会しました。2か月おきに行くんです。(メーガンと父親は)とても仲が良くて、いつも連絡を取り合っています」。交際について父親は「とても喜んでいて」、娘について「とても誇りに思っている」という。メーガンも昨年末にロンドンを訪れた際、ヘンリー王子の親族と面会したと見られている。トーマス・ジュニアさんは、妹とヘンリー王子について「とても幸せそうで、お似合いです」と言い、王子について「メグのことを愛してくれさえすれば、それ以上望むことは何もありません。僕も彼と会って握手したいです」と話している。(text:Yuki Tominaga)
2017年01月06日シェイクスピアの歴史劇『ヘンリー四世』二部作が鵜山仁の演出により、11月26日(土)新国立劇場にて開幕する。稽古も佳境を迎えた11月中旬、第一部の通し稽古の模様を取材した。舞台『ヘンリー四世』チケット情報同劇場では鵜山の演出で、2009年に『ヘンリー六世』、2012年には『リチャード三世』を上演。この2作にメインキャストで出演してきた浦井健治が今回、父王ヘンリー四世にとっては頭痛の種である奔放な放蕩息子・ハル王子を演じ、同じく過去2作に出演した岡本健一が、王に反旗を翻す“ホットスパー”に扮する。取材したこの日は第一部の後半、まさにこのふたりの見せ場を稽古。反乱軍と体制側が交互に描かれ、異なる立場のふたりが己の運命に向き合い、やがて、一騎打ちに至るまでが描かれる。物語を包む空気をひとことで表すならば、超ハイテンション。浦井は常に陽気で“正”の磁力とスピード感にあふれるハル王子を体現し、舞台上を何度も全力疾走で駆け抜ける。衣裳は当時の時代風俗に沿ったもので、小道具もしかり。ところが、浦井だけヘッドフォンをぶら下げているのが気になる。また同じハイテンションでも、岡本演じるホットスパーはどこか狂気を宿し、自らの言葉に陶酔しているようにも見える。戦いを前にしてのパワフルな演説は、見る者の胸を熱くさせるが、その裏に、王に反抗する男の悲壮な決意、哀しみさえも感じさせる。そんなふたりがクライマックスで激突。高低差のある遊園地のアトラクションのような巨大なセット(稽古場ではあくまで木が組んであるだけで、本番でどのように仕上がっているかは分からない)が目を引くが、浦井と岡本は縦横無尽に駆け巡り、激しく刃を交わらせる。もちろん、このふたり以外の個性豊かな登場人物たちも魅力的に物語を彩る。ヘンリーの“悪友”の大酒飲みで、シェイクスピア作品の中でもひときわ高い人気を誇るフォールスタッフを愛嬌たっぷりに佐藤B作が演じるほか、ホットスパーの叔父で共に王に反旗を翻すウスター伯を演じる下総源太朗、同じく反乱軍に参加する騎士ヴァーノンの今井朋彦など実力派俳優たちが存在感を放つ。そんなベテラン俳優たちも、浦井&岡本の熱気に乗せられるかのように、演技がどんどんヒートアップしていく。シェイクスピア芝居でありながら、ライブ会場か熱狂的なカリスマ政治家の演説会に来ているかのような錯覚、興奮さえ感じる。唯一、落ち着きを持っているのが王ヘンリー四世を演じる中嶋しゅう。周囲があまりに高揚しているせいか、王の静かにつぶやくようなひとことが、まるで“ツッコミ”のように作用し、何気ないシーンでドッと笑いが起こる一幕も。なんとも不思議な空気とリズムが包むシェイクスピア劇になりそうだ。公演は11月26日(土)から12月22日(木)まで「第一部」「第二部」を交互上演(一部例外あり)。チケットは発売中。取材・文・撮影:黒豆直樹
2016年11月23日シェイクスピアの歴史劇で第一部だけでも約3時間、二部を通しで観たら6時間超…。そう聞くと、何かの修行?と感じそうなものだけれど、'09年の『ヘンリー六世』からスタートした新国立劇場のこのシリーズは、長時間もまるで苦にならないほど、めっぽう面白い。「最初に台本を読んだ時は、堅いし難しいし、まったくセリフが頭に入ってこなくて大変でした。でも、稽古場で人が口にした途端に、言葉がものすごくエネルギーを放ち始めたんです。セリフの裏にある役の背景が見えてきたり、口にしていることとは真逆の気持ちが生まれてきたり。シェイクスピアは400年経っても何も変わらない人間の根底を描いているんですよね。観れば、こういう人いるな~とか、うちの家族もこんな感じだな~とか、きっと、舞台を斜めに見ながら笑ったり共感したりしてもらえると思います。頭で難しく考えるより、むしろ感覚的に観ていただくほうが、わかりやすく楽しめるのかもしれません」そう話すのは、いまやこのシリーズになくてはならない浦井健治さん。これまでにヘンリー六世、ヘンリー七世を演じてきたが、今回は『ヘンリー四世第一部-混沌-・第二部-戴冠』で同じ血脈に繋がるヘンリー五世に扮する。「イングランドの歴史のなかでも偉大といわれる王様ですから、高貴で気高い人物を思い描いていたんです。でも、王子時代のハル(後のヘンリー五世)にはそのイメージが全然なくて、それまで考えていた役作りは全部白紙に(笑)。先輩方からいろいろアドバイスをいただいて、もう一度台本と向き合ってみると、対峙している相手とは別の人に自分の考えを伝えようとして意図的にしゃべっていたり、言っていることと考えていることが真逆だったりすることがわかってきて、なんて複雑でひねくれた人物なんだろうって。でもいまは、ハルのそんなところに、興味を惹かれています」浦井さんをはじめ、岡本健一さんや中嶋しゅうさんなど、共演者の多くはシリーズを通じて出演しているお馴染みの面々。「心にゆとりがあって、お芝居が好きで、何より作品をいいものにすることを第一に考えているような先輩方ばかり。いまは、皆さんにぶつかるだけぶつかって、ときどきとっ散らかる自分を楽しんでいます」◇うらい・けんじ1981年、東京都生まれ。近作にミュージカル『王家の紋章』、舞台『アルカディア』など。来年2月にはミュージカル『ビッグ・フィッシュ』出演が決まっている。ジャケット¥48,000 カットソー¥13,000パンツ¥19,000(以上DISTICTION MEN'S BIGI/メンズビギ リミテッド 有楽町マルイ店 TEL:03・6738・3801)その他はスタイリスト私物◇'09年に上演され、数々の演劇賞を受賞した『ヘンリー六世』。その続編『リチャード三世』が'12年に上演された際には、同じ役を同じキャストが演じ、歴史の流れが掴みやすいと評判に。今回の『ヘンリー四世』は『~六世』の前の時代の物語。浦井さんは今回、以前に自身が演じたヘンリー六世の父を演じることになる。写真は、'09年『ヘンリー六世』より。撮影:谷古宇正彦◇11月26日(土)~12月22日(木)初台・新国立劇場 中劇場作/ウィリアム・シェイクスピア演出/鵜山仁出演/浦井健治、岡本健一、ラサール石井、中嶋しゅう、佐藤B作ほか二部作通し券1万6000円(S席)S席8640円A席6480円B席(注釈付2階席)3240円*すべて税込み新国立劇場ボックスオフィス TEL:03・5352・9999(10:00~18:00)写真は、'12年『リチャード三世』より。撮影:谷古宇正彦※『anan』2016年11月23日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・宮崎智子ヘア&メイク・山下由花インタビュー、文・望月リサ
2016年11月21日