ベネディクト・カンバーバッチ主演のNetflixシリーズ「エリック」が5月30日(木)より独占配信されることが決定。キービジュアルが解禁された。N.Y.で最も有名な人形使いであり、大人気の子ども向けTV番組のクリエイターでもあるヴィンセント。高い知性とカリスマ性のある仕事人間の彼だが、生活においては妻や幼い息子を蔑ろにしてしまっている。そんな中、ある日息子が通学途中に突然失踪。息子を失った喪失感、そして後悔と罪悪感に苛まれたヴィンセントは、次第に自らを見失って不安定になっていく。そしてついには、息子が描いた青いモンスターの“エリック”に執着し、「エリックをTVに出演させることができれば、息子は帰ってくる」と信じて疑わなくなる。次第にエスカレートしていくヴィンセントの破壊的な行動は、家族や同僚、事件を捜査する刑事にまで及び、彼の味方は、妄想の存在“エリック”だけになっていく…。ベネディクト・カンバーバッチ Photo by Lia Toby/Getty Images for BFI本作は、『ドクター・ストレンジ』『アベンジャーズ』シリーズはもちろん、ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」や『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(21)などで繊細な演技力を発揮し、アカデミー賞主演男優賞への2度のノミネート歴も誇るカンバーバッチが、久々にドラマシリーズに主役として出演し、エグゼクティブプロデューサーも務める意欲作。配信日決定に加え、表情を失った父ヴィンセント、失踪した息子、そして彼らを闇の中で覆う謎の存在エリックのシルエットが組み合わされた、不穏さと意味深さに溢れたキービジュアルが解禁された。高い演技力を誇るカンバーバッチが主演する異色のサスペンス・スリラーに注目だ。Netflixシリーズ「エリック」は5月30日(木)よりNetflixにて独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年03月23日ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)の10周年記念アンコール上映のひとつ、ベネディクト・カンバーバッチが主演した「ハムレット」の追加上映が決定した。イギリスのナショナル・シアターが厳選した、いま観るべき話題の舞台をこだわりのカメラワークで撮影し、世界各国の映画館で上映する企画となっている「NTLive」。12月29日(金)から、TOHOシネマズ 日本橋/大阪ステーションシティシネマ/福岡・中洲大洋映画劇場にて、10周年を記念したアンコール上映が実施予定となっている。12月27日0時より、初日にTOHOシネマズ 日本橋で上映される「ハムレット」の座席の販売が開始となったが、明け方までに完売。そこで急遽、TOHOシネマズ 日本橋での同作上映を2回、1月2日(19:20~)&3日(19:50~)に追加することが決定。本作は、オンラインチケットが発売されるやいなや10万枚のチケットが即日完売した大人気舞台。オリヴィエ賞最優秀演出賞ノミネート歴をもつ精鋭の女性演出家リンゼイ・ターナーによる、舞台の奥行を活かしたダイナミックな演出は、劇場の空間でありながら大作映画に匹敵する躍動感が溢れる。タイトルロールを演じたベネディクトは、彼特有の個性を評価されながら、同時に歴代の「ハムレット」俳優に匹敵する名演が賞賛された。NTLive10周年記念アンコール上映は12月29日(金)~2024年1月11日(木)TOHOシネマズ 日本橋/大阪ステーションシティシネマ/福岡・中洲大洋映画劇場にて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年12月28日「東京コミックコンベンション2023」にベネディクト・カンバーバッチの来日が決定。また、参加予定だったトム・フェルトンは撮影のため来日キャンセルとなったことが発表された。マッツ・ミケルセン、ユアン・マクレガー、エヴァンジェリン・リリーをはじめ、すでに7名の来日セレブの参加が予定され、開催まであと1か月半となった東京コミコン2023。さらなる来日セレブとして発表されたのは、ベネディクト・カンバーバッチ。12月8日(金)より3日間の開催となる東京コミコン2023の会期中、会場内での写真撮影会およびサイン会等が予定されている。東京コミコンへはファン待望の初参加で、会期中全ての日程で来場予定だ(カンバーバッチのサイン券・撮影券の発売情報については、後日発表予定)。さらに10月31日(火)より、先日来日が発表されたユアン・マクレガー、テムエラ・モリソン、ダニエル・ローガンのセレブチケットが発売決定。さらに、モリソン&ローガンのダブルショット、そしてユアン&モリソン&ローガンのトリプルショットでの撮影券も発売される。3名のセレブチケットは、10月31日(火)昼12時より、チケットぴあ及びハリコンサイトの両サイトにて発売開始。購入方法や各種チケット料金などの詳細情報に関しては、東京コミコン2023公式WEBサイトにて確認を。また、クリストファー・ロイド、ベネディクト・カンバーバッチのセレブチケットに関しては、後日発表予定。なお、東京コミコン2023の期間中に参加予定となっていたトム・フェルトンは、撮影のため、来日および東京コミコン2023への参加が急遽キャンセルとなった。「東京コミックコンベンション2023」は12月8日(金)~10日(日)幕張メッセにて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年10月20日ウェス・アンダーソン監督とベネディクト・カンバーバッチが初タッグを組んだ『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』より日本版予告とキービジュアルが解禁された。『アステロイド・シティ』も絶賛公開中のウェス・アンダーソン監督が手掛けた本作。『ファンタスティック Mr. FOX』(09)に続き、ロアルド・ダールの短編小説「奇才ヘンリー・シュガーの物語」を映像化した。解禁された予告編では、ウェス監督らしい世界観が炸裂した美しい映像世界が映し出されている。主人公は、大金持ちで独身、これまで働いたことのない、ギャンブルが大好きな男ヘンリー・シュガー。ある時、“目を使わずにモノを見る”ことができるという導師の存在を本で知った彼は、その力をギャンブルでイカサマをするために利用しようと計画する。すったもんだがありながらも透視の力を身に付けたヘンリーは、「今や容易に稼げる、世界中の誰よりも」と舞い上がり、あらゆるカジノでボロ儲けをしていく。しかしなぜか、考え込むような表情を見せたり、大量の札束を投げ捨てる姿も…。予告編のラストで語られる言葉は、「彼が世界のため 何をしたか知るべきだ」。果たして、ヘンテコな男ヘンリーはこのチート能力を使って、何を起こすのか?彼に待ち受ける運命は?本作は第80回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され、米映画批評サイトRotten Tomatoesでも批評家スコアが95%(9/20時点)を記録するほどの大絶賛を集めている。Netflix映画『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』は9月27日(水)よりNetflixにて独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年09月22日ベネディクト・カンバーバッチがネコの愛すべき魅力を最初に“発見”した“ネコ画家”を演じる『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』。この度、『マイティ・ソー』シリーズや『ジョジョ・ラビット』の監督として知られるタイカ・ワイティティが出演するシーンの本編映像が解禁された。今回、新たに解禁された本編映像は、『マイティ・ソー』シリーズや『ジョジョ・ラビット』の映画監督で俳優のワイティティが、カンバーバッチと共演したシーン。この2人といえば、カンバーバッチがドクター・ストレンジを演じ、ワイティティがモーションキャプチャでコーグ役を演じるマーベル映画でもお馴染みだ。撮影風景新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストに誘われ、イギリスからニューヨークに出稼ぎにきたルイスは、ある日、新聞記者のマックスとレストランで面会することになった。「猫は茶色の紙に座りたがる」「猫は電気リウマチを嫌がる」といった猫に関する自説を早口で披露するルイスに対して、マックスは「あなたは有名になる」「キャット・マンだ」とあしらっており、早口同士の2人の台詞の掛け合いは、思わずクスッと笑ってしまうような可笑しさがある。また、本作にはワイティティ以外にも、ルイス・ウェイン作品のコレクターでもあるミュージシャンのニック・ケイヴがSF界の巨匠H.G.ウェルズ役として出演している。ルイス・ウェインの運命を左右することになるニック・ケイヴの“声”にも注目だ。ニック・ケイヴ『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 2022年12月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年12月11日ベネディクト・カンバーバッチが夏目漱石にも影響を与えたネコ画家ルイス・ウェインを演じる『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』よりインタビュー映像が解禁された。19世紀末から20世紀にかけて、イギリスで知らない者のなかった、大人気イラストレーター、ルイス・ウェイン。当時、ネズミ退治役として軽く見られるか、不吉な存在として恐れられていたネコの魅力を最初に“発見”した、“ネコ画家”だ。不朽の名作「吾輩は猫である」に登場する、絵葉書の作者だとも言われている。本作は、そんなルイスの生涯を、英国の名優たちによる豪華共演で映画化した。この度解禁されたのは、主人公ルイス・ウェイン役を演じたベネディクト・カンバーバッチのインタビュー映像。ルイス・ウェインの魅力から、映画のテーマ、ウィル・シャープ監督の作風、共演した俳優たちの印象まで、12の質問に答えている。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)や『エジソンズ・ゲーム』(17)など、これまで実在の人物を多数演じてきたカンバーバッチ。そのプレッシャーについて聞かれると、本作のように「有名ではない人物を演じる時、より大きな責任を感じる」と回答。また、ルイス・ウェインと自らの共通点については、「絵を描くことが好き」な点だと述べ、彼の筆跡や作風を真似ているうちに、ルイス・ウェインに近づいていったと明かした。さらに、本作のテーマについて、ラブストーリーではあるが、「社会学や政治の問題に加えて、メンタルヘルスという当時の問題を取り上げている」と語り、そのテーマの奥深さにも言及。最後にはネコについて聞かれ、「ネコは最高だよ。本作はルイスだけでなく、ネコを称える作品だ」と述べ、ネコの地位向上に貢献したルイス・ウェインの業績を称賛した。しかしネコとの共演について話が及ぶと、ネコは「絶対に思い通りにいかない」と微笑み、ネコのジェスチャーを交え笑いながら撮影時の苦労を語っている。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』は12月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 2022年12月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年11月30日映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』が、2022年12月1日(木)よりTOHO シネマズ シャンテほかにて全国公開される。主演はベネディクト・カンバーバッチ。イギリス伝説の“ネコ画家”ルイス・ウェインの物語映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』は、19世紀末から20世紀にかけてイギリスで大人気を博した伝説のネコ画家、ルイス・ウェインの人生を描いたイギリス映画だ。当時のイギリスでは知らない者のなかったイラストレーターのルイス・ウェインは、かつてネズミの退治役か、もしくは不吉な存在とみなされていた“ネコの魅力”を最初に発見したネコ画家。不朽の名作『吾輩は猫である』に登場する絵葉書の作者がルイス・ウェインだと言われており、SFの巨匠H・G・ウェルズからも「ルイス・ウェインは独自の猫を発明した」と絶賛されるなど、稀代のアーティストとして活躍した。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』では、一生をかけてネコを描き続けた画家ルイス・ウェインと、周囲からの大反対の中でルイス・ウェインと結婚し、この世を去ってからもその愛で彼を守り続けた妻エミリー、親友であり人生の師でもあるネコのピーターとの物語を描く。彼ら3人のストーリーを通して、ルイス・ウェインの人物像やネコを描き始めたきっかけなどが浮き彫りになっていく。ベネディクト・カンバーバッチが主演、ネコ画家に実在の人物である主人公・ルイス・ウェインを演じるのは、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』と『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。加えて、クレア・フォイ、アンドレア・ライズボロー、トビー・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズなどが出演している。ニック・ケイヴも意外な役柄で登場するなど、英国の実力派俳優たちが集結している。ナレーションはオリヴィア・コールマンが手がけ、ネコ“ピーター”は、年齢に応じた3匹のネコが演じている。■主人公ルイス・ウェイン…ベネディクト・カンバーバッチイギリスの上流階級出身の画家。妻エミリーのために、庭に迷い込んだ子猫ピーターの絵を描き続ける。不器用でピュアな愛を貫く、イノセントかつお茶目な天才肌。■エミリー…クレア・フォイルイスの妹の家庭教師でルイスの妻。身分の違いにより周囲から反対されるも、ルイスと結婚。その後、末期ガンを宣告される。演じるのは、『ファースト・マン』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、TV シリーズ「ザ・クラウン」のエリザベス2世役で人気を博したクレア・フォイ。監督は、ウィル・シャープ。俳優としても活躍して英国アカデミー賞に輝き、監督としても同賞にノミネートされるなどその才能が注目されている。また、英国貴族の優雅な衣装は、アカデミー賞に3度ノミネートされ、『ある公爵夫人の生涯』で受賞したマイケル・オコナーが手がけた。〈映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』あらすじ〉イギリスの上流階級に生まれたルイス・ウェインは、父亡きあと一家を支えるために、ロンドンニュース紙でイラストレーターとして活躍する。やがて、妹の家庭教師エミリーと恋におちたルイスは、身分違いだと大反対する周囲の声を押し切り結婚するが、まもなくエミリーは末期ガンを宣告される。庭に迷い込んだ子猫にピーターと名付け、エミリーのために彼の絵を描き始めるルイス。深い絆で結ばれた“3人”は、残された一日一日を慈しむように大切に過ごしてゆくが、ついにエミリーがこの世を去る日が訪れる。ルイスはピーターを心の友とし、ネコの絵を猛然と描き続け大成功を手にする。そして、「どんなに悲しくても描き続けて」というエミリーの言葉の本当の意味を知る──。【詳細】映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』公開日:2022年12月1日(木)出演:ベネディクト・カンバーバッチ、クレア・フォイ、アンドレア・ライズボロー、トビー・ジョーンズ、オリヴィア・コールマン監督・脚本:ウィル・シャープ原案・脚本:サイモン・スティーブンソン原題:The Electrical Life of Louis Wain字幕翻訳:岩辺いずみ2021年│イギリス│英語│111 分│カラー│スタンダード│5.1ch│G
2022年09月19日ベネディクト・カンバーバッチ主演映画『The Electrical Life of Louis Wain』が、邦題『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』として、12月1日(木)より全国公開されることが決定。併せて場面写真も解禁された。イギリスの上流階級に生まれたルイス・ウェイン(ベネディクト・カンバーバッチ)は、父亡きあと一家を支えるために、ロンドンニュース紙でイラストレーターとして活躍する。やがて、妹の家庭教師エミリー(クレア・フォイ)と恋におちたルイスは、身分違いだと大反対する周囲の声を押し切り結婚するが、まもなくエミリーは末期ガンを宣告される。庭に迷い込んだ子猫にピーターと名付け、エミリーのために彼の絵を描き始めるルイス。深い絆で結ばれた“3人”は、残された一日一日を慈しむように大切に過ごしていくが、ついにエミリーがこの世を去る日が訪れる。ルイスはピーターを心の友とし、ネコの絵を猛然と描き続け大成功を手にする。そして、「どんなに悲しくても描き続けて」というエミリーの言葉の本当の意味を知る…。19世紀末から20世紀にかけて、イギリスで知らない者のなかった大人気イラストレーター、ルイス・ウェイン。当時、ネズミ退治役として軽く見られるか、不吉な存在として恐れられていたネコの魅力を最初に“発見”した、“ネコ画家”だ。日本が誇る文豪・夏目漱石にインスピレーションを与え、不朽の名作「吾輩は猫である」に登場する絵葉書の作者だとも言われている。SFの巨匠H・G・ウェルズからも、「独自の猫を発明した」と絶賛された稀代のアーティストだったルイス・ウェイン。彼が手掛けるネコの絵は、愛らしくてコミカル、いまにも絵から飛び出してきそうな生き生きとしたタッチで描かれている。いったい、そんな絵を残してくれたルイス・ウェインとは、どんな人物だったのか?本作はそんな彼の人生を紐解いていく、優しくも温かな愛を描く感動作だ。ルイス・ウェイン役には、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』と『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。幾人もの“天才”を万華鏡のように多彩に演じてきたカンバーバッチが、不器用でピュアな愛を貫くイノセントかつお茶目な天才という、彼の魅力を最大限に活かす実在の人物に挑む。ルイスの妻のエミリーには、『ファースト・マン』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、TVシリーズ「ザ・クラウン」のエリザベス2世役で高い人気を獲得したクレア・フォイ。一人ぼっちになる夫を励ます笑顔と、書き留めたくなる台詞の数々が魂に響く。もう一人の主役にしてヒーローの“ピーター”を演じるのは、年齢に応じた3匹のネコたち。なかでもリハーサル中もずっとカンバーバッチの側にいたフェリックスが、CG一切なしの名演でネコ好きの目をくぎづけにする。共演には、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアンドレア・ライズボロー、『裏切りのサーカス』のトビー・ジョーンズ、『わたしは、ダニエル・ブレイク』で英国アカデミー賞にノミネートされたヘイリー・スクワイアーズなど、英国実力派俳優が並ぶ。また、『ジョジョ・ラビット』監督のタイカ・ワイティティと、ミュージシャンのニック・ケイヴも意外な役柄で出演。さらに、『女王陛下のお気に入り』でオスカーに輝いた英国の至宝オリヴィア・コールマンが、ルイスの精神の核心を語るナレーションを務めている。監督は、俳優としても活躍して英国アカデミー賞に輝き、監督としても同賞にノミネートされ、その才能が注目されている日系英国人のウィル・シャープ。英国貴族のエレガントな衣装を手掛けたのは、アカデミー賞に3度ノミネートされ、『ある公爵夫人の生涯』で受賞したマイケル・オコナーが務める。『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 2022年12月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
2022年09月16日2月28日(現地時間)、ベネディクト・カンバーバッチがハリウッドの殿堂入りを果たし、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」の星型プレートがお披露目された。Photo by Kevin Winter/Getty Imagesセレモニーに出席したベネディクトは、「昨年亡くした姉についてお話ししたくて。姉は今回のことを喜んでくれたと思う。本当に義理堅く、協力的な人だった。きらびやかさ、奇妙さ、魅力的なものが好きだったから、(セレモニーの)最初から最後まで笑い続けていたかもしれない。それにもしかすると泣いていたかも」と偲んだ。「Daily Mail」紙によると、“姉”とはベネディクトの異父姉トレイシー・ピーコックさんで、7年間のがん闘病の末、昨年62歳で亡くなったという。セレモニーに出席したベネディクト・カンバーバッチ「星が輝く空のどこかから、いま、この瞬間を見ていてほしいな。きっと見ているよね。本当に恋しいよ。私たちの人生の中で、あなたは本当に素晴らしく、素敵な人として記憶に残っている」とトレイシーさんに語りかけた。続けて、「私の人生においてこの最高の瞬間に、この通常とは異なるプラットフォームで、これを語らずにはいられません。現在、ウクライナで起きている明らかなことを認めること。私がウクライナの人々への支援の気持ちを持っていること。統治者の泥棒政治と愚かさに反対し、この残虐行為の進行をやめさせようとしているロシアの人々のことも支援します」とロシアのウクライナ侵攻についても触れた。そして、「私たちはただ考えたり、祈ったりするより、行動することが必要です」と強調した。(Hiromi Kaku)
2022年03月01日2016年のベン・スティラー主演作『ズーランダー No.2』で共演したベネディクト・カンバーバッチとペネロペ・クルスが、「Variety」誌の「Actors on Actors」で対談。ベネディクトは同作で演じたノンバイナリー、ロングヘア、眉なしのモデル「オール」を演じたことについてふり返った。「あの役について、本当にたくさんの論争が巻き起こりました。いまなら理解できます」とペネロペに語るベネディクト。「いまの時代なら、あの役をトランス俳優以外が演じることは絶対になかったと思います。しかし、当時はその点についてはあまり考えてはいませんでした。(メインキャラの)2人が時代遅れな人物で、新しく多様な世界を理解していない異性愛規範の決まり文句だと思っていました。それで、ちょっとうまくいかなかった」と過ちを認めている。とはいえ、メインキャラを演じたベンとオーウェン・ウィルソンとの共演は楽しかったそうだ。「わずかな時間でしたが、ベンとオーウェンと一緒に働けてうれしかったです。それにあの作品のクレイジーさと言ったら。ぼくは1作目の大ファンなんですよ」と語った。2015年、『ズーランダー No.2』の予告編が公開されると、「ノンバイナリーの人物を演じるのにシスジェンダーの俳優を雇うことは、明らかにネガティブなやり方」として、同作をボイコットするよう呼び掛ける署名活動が始まり、2万5000人の署名が集まった。(Hiromi Kaku)
2022年01月31日ベネディクト・カンバーバッチ主演の映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が公開。第94回アカデミー賞では最多ノミネート&監督賞を受賞。第79回ゴールデン・グローブ賞ではドラマ部門作品賞、監督賞、助演男優賞を受賞した。緊迫した関係をリアルに描く人間ドラマ映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、1920年代のアメリカ・モンタナ州を舞台にした人間ドラマ。周りの⼈々に恐怖と畏怖を与えるカリスマ的な牧場主フィル・バーバンクと、その弟ジョージ、ジョージの妻ローズ、息⼦ピーターらを巡り、絡み合う緊迫した関係をリアルに描く。<映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』あらすじ>ある⽇、地元の未亡⼈ローズと、その息⼦ピーターと出会った⼤牧場主のバーバンク兄弟。弟・ジョージはローズと結婚し、家に迎え⼊れることに。これにショックを受けたフィルは、すべてを壊そうと、残忍で執拗な攻撃を仕掛けるが、とある事件をきっかけに、⼈を愛することへの可能性が芽⽣え始め̶。第94回アカデミー賞で監督賞&最多ノミネート映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、第94回アカデミー賞で11部門12ノミネートの最多ノミネートを達成し、ジェーン・カンピオンが監督賞を受賞。第79回ゴールデン・グローブ賞 ドラマ部門作品賞を受賞第79回ゴールデン・グローブ賞の最多7部門にノミネートされ、ドラマ部門作品賞、監督賞(ジェーン・カンピオン)、助演男優賞(コディ・スミット=マクフィー)を受賞。また、第78回ベネチア国際映画祭では、銀獅⼦賞(監督賞)を受賞するなど、賞レースを席巻している。主演ベネディクト・カンバーバッチが“残忍で執拗”な牧場主に主演を務めるのは、『クーリエ:最高機密の運び屋』『モーリタニアン 黒塗りの記録』と出演作が続くベネディクト・カンバーバッチ。カリスマ性を持つ“残忍で執拗”な男を、どのように演じきるのか注目したい。<主な登場人物&キャスト>フィル・バーバンク(ベネディクト・カンバーバッチ)...周りの⼈々に恐怖と畏怖を与えるカリスマ的な牧場主。ジョージ・バーバンク(ジェシー・プレモンス)...フィルの弟。ローズ(キルステン・ダンスト)...ジョージの妻。未亡⼈だったが、息⼦ピーターを連れ、ジョージと結婚する。ピーター(コディ・スミット=マクフィー)...ローズの息⼦。コディ・スミット=マクフィーはピーター役で第79回ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞を受賞した。パルムドール受賞のジェーン・カンピオンが監督メガホンを取るのは、ジェーン・カンピオン。『ピアノ・レッスン』で⼥性初のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した監督だ。【詳細】Netflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』公開日:2021年11⽉19⽇(⾦)より⼀部劇場にて公開※12⽉1⽇(⽔)よりNetflixにて全世界独占配信。監督:ジェーン・カンピオン出演:ベネディクト・カンバーバッチ、キルステン・ダンスト、ジェシー・プレモンス、コディ・スミット=マクフィ
2021年11月01日ジェーン・カンピオン監督×ベネディクト・カンバーバッチ主演のNetflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が12月からの独占配信に先駆け、11月19日(金)より日本全国の一部の映画館で上映することが決定。併せて場面写真が到着した。ベネディクト・カンバーバッチが周りの人々に恐怖と畏怖を与えるカリスマ的な牧場主役、その弟ジョージをジェシー・プレモンス、ジョージの妻をキルスティン・ダンストが演じている本作。第78回ヴェネチア国際映画祭では銀獅子賞(監督賞)を受賞し、明日10月30日(土)より開催される第34回東京国際映画祭ではガラ・セレクション部門へ出品されることも決定している。そしてこの度、12月1日(水)からの全世界独占配信に先駆けて11月19日(金)より日本全国の映画館での上映が決定。また、併せて解禁となった場面写真では、馬に乗っているフィル(ベネディクト・カンバーバッチ)とジョージ(ジェシー・プレモンス)のバーバンク兄弟の姿や、ジョージの妻となったローズ(キルステン・ダンスト)、その息子ピーター(コディ・スミット=マクフィー)のどこか影のある表情が切り取られている。映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は11月19日(金)より全国の一部劇場にて公開。12月1日(水)よりNetflixにて全世界独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】パワー・オブ・ザ・ドッグ 2021年12月1日よりNetflixにて配信
2021年10月29日HBOが現在企画中のリミテッドシリーズ「Londongrad」(原題)で、ベネディクト・カンバーバッチの主演が決まった。「Variety」誌が報じた。同ドラマは「ニューヨーク・タイムズ」紙の元特派員アラン・コーウェルの著書「The Terminal Spy」に基づき、元KGB(ソ連国家保安委員会)のスパイ、アレクサンドル・リトビネンコの毒殺事件について描くという。リトビネンコは2006年、ロンドンで放射性物質「ポロニウム210」が入っていたとされる紅茶を飲んだ後に体調を崩し死亡した。リトビネンコを演じるベネディクトは、自身の製作会社を通じで製作総指揮にも名前を連ねる。『ゲティ家の身代金』のデヴィッド・スカルパが脚本兼製作総指揮、『イカロス』でアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したブライアン・フォーゲルが監督兼製作総指揮を務める。ツイッターでの反応は「この事件のことはいまでもよく覚えている」「出演作が目白押しで大変だね!」など。リトビネンコを題材としたテレビドラマは、イギリスのITV局でも「Litvinenko」(原題)として製作中で、こちらはデヴィッド・テナントが主演する。2007年にはジョニー・デップがリトビネンコの暗殺事件を映画化するという話も報じられたことがあった。(Hiromi Kaku)
2021年10月29日ベネディクト・カンバーバッチ主演、ジェーン・カンピオン監督による11年ぶりの監督作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が、Netflixにて12月1日(水)より独占配信。この度、初映像とキービジュアルが解禁された。本作は1920年代のアメリカ・モンタナ州を舞台に、周りの人々に恐怖と畏怖を与えるカリスマ的な牧場主フィル・バーバンク(ベネディクト・カンバーバッチ)と、その弟ジョージ(ジェシー・プレモンス)、そしてジョージの妻ローズ(キルスティン・ダンスト)らを巡る、絡み合う緊迫した関係をリアルに描く人間ドラマ。大牧場主のバーバンク兄弟はある日、地元の未亡人ローズとその息子ピーター(コディ・スミット=マクフィー)と出会う。その後ジョージはローズの心を慰め彼女と結婚。家に迎え入れることにするも、これにショックを受けたフィルが、全てを壊そうと残忍で執拗な攻撃を仕掛ける。しかしある事件をきっかけに、そんな残酷なフィルにも人を愛せる可能性が芽生えていくことに――。本作はベネディクト・カンバーバッチ、キルスティン・ダンストをはじめ、『アイリッシュマン』、『もう終わりにしよう。』のジェシー・プレモンス、『モールス』『X-MEN』シリーズのコディ・スミット=マクフィーなど豪華キャストが出演。監督は『ピアノ・レッスン』でカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞、同作でアカデミー賞脚本賞受賞を誇るジェーン・カンピオンが務めた。今回解禁となった映像では、残忍で執拗な男フィルの不気味な口笛が常に響き渡る中、“不穏”に満ち溢れたシーンが印象的に描き出されている。ローズやピーターに向けられたフィルの敵意は、彼女たちを精神的に追い詰めていく。ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」の自己中心的な天才名探偵シャーロック・ホームズ、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のひねくれ者の数学者アラン・チューリングなど、一癖あるキャラクターを演じてきたカンバーバッチが挑む新境地に注目したい。なお、本作は11月から日本の一部劇場での公開も予定されている。Netflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は12月1日(水)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】パワー・オブ・ザ・ドッグ 2021年12月1日よりNetflixにて配信
2021年09月02日映画『クーリエ:最高機密の運び屋』が、2021年9月23日(木・祝)より全国公開。主演はベネディクト・カンバーバッチが務める。“核戦争を回避せよ”実話を基にしたスパイ・サスペンス映画『クーリエ:最高機密の運び屋』は、キューバ危機の舞台裏で繰り広げられた、知られざる実話をもとにしたスパイ・サスペンス。核戦争回避のために命を懸けた男たちの“葛藤と決断”をスリリングに描く。<映画『クーリエ:最高機密の運び屋』あらすじ>1962年10月、アメリカとソ連、両大国の対立は頂点に達し、「キューバ危機」が勃発した。世界中を震撼させたこの危機に際し、戦争回避に決定的な役割を果たしたのは、実在した英国人セールスマン、グレヴィル・ウィンだった。スパイの経験など一切ないにも関わらず、CIA(アメリカ中央情報局)とMI6(英国秘密情報部)の依頼を受けてモスクワに飛んだウィンは、国に背いたGRU(ソ連軍参謀本部情報総局)高官との接触を重ね、そこで得た機密情報を西側に運び続けるが―。ベネディクト・カンバーバッチがスパイに!主人公グレヴィル・ウィン(ベネディクト・カンバーバッチ)表向きは平凡な英国人セールスマン、裏の顔は密命を帯びたスパイ。ソ連軍の協力者ペンコフスキーとの友情と信頼を築いていく。演じるのは、映画『クーリエ:最高機密の運び屋』で製作総指揮も務める、英国映画界を代表するベネディクト・カンバーバッチ。オレグ・ペンコフスキー大佐(メラーブ・ニニッゼ)ソ連軍の協力者。『ブリッジ・オブ・スパイ』のメラーブ・ニニッゼが務める。シーラ(ジェシー・バックリー)主人公グレヴィル・ウィンの妻。スパイになったことをひた隠しにする夫の変化を感じ取る。キャストは、『ワイルド・ローズ』のジェシー・バックリーが担当。エミリー(レイチェル・ブロズナハン)ソ連側に潜入するCIA局員。演じるのは、「マーベラス・ミセス・メイゼル」のレイチェル・ブロズナハン。監督はドミニク・クック監督は、舞台演出家として名高いドミニク・クック。抑制を利かせた演出で、スパイ映画ならではの味わいと平凡な男のスペクタクルを映し出す。ポーランド出身の作曲家アベル・コジェニオウスキによる、美しくも哀愁に満ちたワルツのテーマにも注目だ。“実際に使われていた”スパイツールも60年代の東西冷戦下で“実際に使われていた”ものを含む、スパイツールの数々も見どころの1つ。「盗聴防止装置(通称:金魚鉢)」や「超小型カメラ(ミノックス)」、「仕掛けテーブル」、「筆談ボード」、「タイピン」など、60年代当時の技術力と創造力にイマジネーションを膨らませずにはいられないアイテムが登場する。【詳細】映画『クーリエ:最高機密の運び屋』公開日:2021年9月23日(木・祝)監督:ドミニク・クック出演:ベネディクト・カンバーバッチ、メラーブ・ニニッゼ、レイチェル・ブロズナハン、ジェシー・バックリー配給:キノフィルムズ提供:木下グループ2021年|イギリス・アメリカ合作|英語・ロシア語|カラー|スコープサイズ|5.1ch|112分|原題:THE COURIER|G
2021年07月16日ベネディクト・カンバーバッチ主演最新作『THE COURIER』(原題)が、『クーリエ:最高機密の運び屋』の邦題で9月23日(木・祝)より全国公開することが決定し、併せてポスタービジュアルと場面写真が解禁された。1962年10月、アメリカとソ連、両大国の対立は頂点に達し、「キューバ危機」が勃発。この未曾有の危機に際し戦争回避に決定的な役割を果たしたのは、英国人の平凡なセールスマン、グレヴィル・ウィンだった…。スパイの経験など一切ないにも関わらず、CIA(アメリカ中央情報局)とMI6(英国秘密情報部)の依頼を受け、GRU(ソ連軍参謀本部情報総局)高官と接触し諜報活動を続けた実在の人物グレヴィル・ウィン。その知られざる実話を基に、核戦争回避のために命を懸けた男たちの葛藤と決断をスリリングに描き出していく。主人公ウィンを演じるのは英国映画界を代表する演技派ベネディクト・カンバーバッチ。本作では製作総指揮も務めた。国に背き西側に情報を流した実在のGRU高官ペンコフスキー役を『ブリッジ・オブ・スパイ』ではスパイを厳しく取り締まる尋問官だったメラーブ・ニニッゼが演じている。相対する名優2人のケミストリーも本作の大きな見どころだ。そのほか「マーベラス・ミセス・メイゼル」のレイチェル・ブロズナハン、『ワイルド・ローズ』のジェシー・バックリーらが脇を固める。監督は、舞台演出家として名高いドミニク・クック。抑制を利かせた演出で、スパイ映画ならではの味わいと平凡な男のスペクタクルを見事に描き切った。今回解禁となったポスターは、カンバーバッチ演じる主人公ウィンの張り詰めた表情とともに、キューバ危機の渦中で様々な思惑が入り乱れる様子をパズルのように散りばめたもの。「世界の運命は、一人のセールスマンに託された。」と添えられたキャッチコピーにより、そのミッションの重要度が垣間見えるビジュアルとなっている。20世紀政治史の闇に葬られた米・ソ諜報戦の真相に肉薄する、迫真のスパイ・サスペンスに注目だ。『クーリエ:最高機密の運び屋』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クーリエ:最高機密の運び屋 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 IRONBARK, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年07月13日トム・ホランド主演の『スパイダーマン』3作目に、ベネディクト・カンバーバッチのドクター・ストレンジが登場することになりそうだ。現在、出演についての交渉がなされているという。カンバーバッチは『ドクター・ストレンジ』の続編の撮影も控えているが、先に『スパイダーマン』を撮ってからそちらに移る予定だそうだ。『スパイダーマン』3作目は、過去2作同様、ソニーとマーベルが共同で製作する。北米公開予定日は2021年12月。『ドクターストレンジ』の続編『Doctor Strange in the Multiverse Madness』の北米公開予定日は2022年3月。監督はサム・ライミ。文=猿渡由紀
2020年10月09日ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジが、トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズ第3弾に登場することが明らかになった。「The Hollywood Reporter」が伝えた。ドクター・ストレンジは同作で、スパイダーマン/ピーター・パーカーにとって師の存在であった『スパイダーマン:ホームカミング』のアイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)や、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)のような、導く役割を担うという。『スパイダーマン』第3弾の撮影は、今月の終わりからアトランタにて開始予定で、ベネディクト主演の『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』(原題)も今月中にロンドンで開始予定。ベネディクトとトムの共演シーンがいつ撮影されるかは不明。先日、『スパイダーマン』第3弾にはアンドリュー・ガーフィールドがスパイダーマンを演じていた『アメイジング・スパイダーマン2』に登場したエレクトロ(ジェイミー・フォックス)が再登場することが報じられたばかり。ドクター・ストレンジやエレクトロの登場が決定したことで、ファンから「マルチバース」や「スパイダーバース」の実現を期待する声が上がっており、「1代目スパイダーマンのトビー・マグワイアや2代目のアンドリューが出演してくれたらうれしい」という希望が多数寄せられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVEL
2020年10月09日ベネディクト・カンバーバッチの最新作が、8月28日に北米で公開されることに決まった。今年1月のサンダンス映画祭でプレミアしたもので、当時のタイトルは『Ironbark』だったが、『The Courier』に改題される。実話にもとづく冷戦時代のスパイ物で、カンバーバッチの役はソ連に対する諜報活動に参加することになるイギリスのビジネスマン。共演は『マーベラス・ミセス・メイゼル』のレイチェル・ブロズナハン。監督はドミニク・クック。アメリカではコロナの影響で、まだ映画館が閉鎖しているが、北米配給を行うライオンズゲートとロードサイド・アトラクションズは、その頃までには劇場が再開していると見ているようだ。今作にはユーモアもあるらしく、「今、観客が見たいと思うに違いない映画だ」と彼らは語っている。文=猿渡由紀
2020年05月07日4月3日(金)に公開を予定していたベネディクト・カンバーバッチが天才発明家エジソンを演じる『エジソンズ・ゲーム』が、新型コロナウイルスの影響により公開延期となることが発表された。配給の株式会社KADOKAWAでは、「新型コロナウイルス感染拡大の伴う各行政機関の発表、及び感染拡大の予防対策のためご来場されるお客様の安全と健康を第一に考え、公開を延期することにいたしました」と、先ほど3月27日18時に発表。カンバーバッチをはじめ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルトの豪華共演が話題となっていた本作。延期後の公開予定日は、日程が決まり次第、本作公式ホームページ、公式SNSなどにて通知。前売券(ムビチケカード)は、延期後の上映にも使用できる。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エジソンズ・ゲーム 2020年4月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2018 Lantern Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2020年03月27日「BS10スターチャンネル」が、‟STAR CHANNEL MOVIES”のスペシャル企画として、ベネディクト・カンバーバッチ主演・製作総指揮映画『チャイルド・イン・タイム』をBS10スターチャンネルで独占日本初公開(無料放送)することが分かった。本作品は『つぐない』や『追想』などの原作者であるベストセラー作家、イアン・マキューアンの小説「時間のなかの子供」を映像化した感動作。主人公は、児童文学の作家スティーヴ。娘のケイトと一緒にスーパーマーケットに買い物へ出掛けるが、店内で少し目を離した瞬間、彼は娘の姿を見失ってしまう。失踪してしまった娘に対する罪悪感に苛まれ、その悲嘆からスティーヴは酒に溺れていくことで、妻ジュリーとの関係も悪化してゆく。彼は教育委員会の仕事に従事するも、娘のことがひと時も忘れられず、やがて街中でケイトの幻影を追い求めるようになる……。字幕版は2月29日(土)18:15~、吹替版は3月6日(金)20:00~で無料放送される。また、同日にメイキング映像も無料で放送されることも決定している。『チャイルド・イン・タイム』BS10スターチャンネル独占日本初公開字幕版2月29日(土)18:15~吹替版3月6日(金)20:00~
2020年01月20日ベネディクト・カンバーバッチが『つぐない』のベストセラー作家イアン・マキューアンの原作小説を自ら主演・製作総指揮を務めて映画化した『チャイルド・イン・タイム』が、BS10スターチャンネルの無料放送にて独占日本初公開されることになった。本作は、カンバーバッチも出演した『つぐない』やシアーシャ・ローナン主演『追想』などの原作者イアン・マキューアンの小説「時間のなかの子供」を、カンバーバッチ自身が立ち上げたプロダクションで映像化。突然娘が失踪し、行方不明となってしまった夫婦の抱える罪悪感や悲しみを繊細に描きながら、人生を前に進めていこうとする父親の姿を描く。『トレインスポッティング』やNetflix「Giri/Haji」のケリー・マクドナルドらが共演する。今回、より多くの方に見ていただきたいという思いから、スターチャンネルにて無料放送されることが決定。同日には本映画のメイキング映像も無料放送。さらに、本作の放送に合わせて、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』『ブレグジット EU離脱』『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』『裏切りのサーカス』などカンバーバッチ歴代出演作を9作品、一挙放送する。ストーリー児童文学の作家であるスティーヴは、娘のケイトと一緒にスーパーマーケットに買い物へ出掛けた。ところが、店内で少し目を離した瞬間、彼は娘の姿を見失ってしまう。失踪してしまった娘に対する罪悪感に苛まれ、その悲嘆から酒に溺れるスティーヴ。当然、妻ジュリーとの関係も悪化していく。彼は教育委員会の仕事に従事するも、娘のことがひと時も忘れられず、やがて街中でケイトの幻影を追い求めるようになるのだが…。STAR CHANNEL MOVIES『チャイルド・イン・タイム』は【字幕版】2月29日(土)18時15分~、【吹替版】3月6日(金)20時~BS10 スターチャンネルで独占日本初公開(無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2020年01月20日ベネディクト・カンバーバッチが魔術の力を身につけた天才外科医を演じ主演する映画『ドクター・ストレンジ』が、5月17日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される。本作は上から目線の天才外科医が不慮の事故にあったことから神秘に満ちた魔術の力を身につけ、ミステリアスなヒーロー“ドクター・ストレンジ”となっていくというもの。ドクター・ストレンジは傲慢な性格の天才外科医だったが、悲劇的な交通事故で両手の機能を失ってしまう。様々な治療を受けるが回復することはなく希望を失いかけていたところ、“カマー・タージ”という治療施設の話を聞きネパールのカトマンズへ向かう。そこで待ち受けていたのは時空を操る力を持つエンシェント・ワンと弟子のモルド。エンシェント・ワンの手で“多次元宇宙”を体感したドクター・ストレンジは、彼女の元で修業を受けることになる。最初の修業は空間に異世界への“扉”を開ける“スリング・リング”を使いこなせるようになることだった。魔術を体得した彼は魔術師として成長していくのだが、エンシェント・ワンの蔵書“カリオストロの書”の破られたページを復元、“魔の魔術”の存在を知ってしまう。エンシェント・ワンたちは“魔の魔術”を駆使して世界を破滅に導こうとしているカエシリウスの一団と長年に渡って闘い続けていた…という物語。主人公・ドクター・ストレンジ役には『スター・トレック イントゥ・ダークネス』でシリーズ屈指の敵“カーン”を演じ、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』では実在の天才科学者・アラン・チューリングを演じアカデミー賞主演男優賞にノミネート。「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」では超人気キャラクター・シャーロック・ホームズに新しい息吹を吹き込んだベネディクト・カンバーバッチ。さらにエンシェント・ワンには『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』などのティルダ・スウィントン、モルドには『それでも夜は明ける』などのキウェテル・イジョフォー、カエシリウスには『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などのマッツ・ミケルセンといったキャスト。なおドクター・ストレンジらマーベルのヒーローが集うMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)集大成となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』も現在絶賛公開中だ。金曜ロードSHOW!『ドクター・ストレンジ』は5月17日(金)今夜21時~日本テレビ系で地上波初放送。(笠緒)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVEL
2019年05月17日ベネディクト・カンバーバッチ主演、イギリスのEU離脱を描くテレビ映画「Brexit」(原題)の脚本がインターネット上に流出した。同ドラマの脚本家ジェームズ・グラハムがツイッターで明かした。「がっかりなことに、テレビ映画『Brexit』の初期の脚本(草案)が盗まれて流出した。オンラインでいろんな人が読んで、コメントしている。脚本家仲間はよく知ってると思うけど、草案ていうのはいろんなことをやってみたり、アイディアをテストしたりするものなんだ。その草案に沿って撮影しているわけじゃないよ」。ジェームズが「本物の脚本ではない」ことを強調しているのには、理由があるようだ。リークした脚本は、EU離脱に賛成のキャンペーン「Vote Leave」陣営の一員だったシャミール・サンニ氏、Facebookから5,000万人分の個人情報が流出した一件で内部告発をしたクリストファー・ワイリー氏、トランプ大統領の元上級顧問のスティーヴ・バノン氏に酷評を受けており、「Daily Beast」によれば、全員が脚本に「間違いが多すぎる」と指摘しているという。サンニ氏は「実話に基づいた映画を作るというのなら、でっち上げはダメだ。これはフィクションだよ。空想にすぎない」、ワイリー氏は「すべてがマズいことになっている…星は1つ!」、バノン氏は「おいおい…こりゃクソだな。やつらに言ってやらなきゃ。(放送局の)チャンネル4はなんとかしてくれよ」と実に辛口。ベネディクトが「Vote Leave」を率いたドミニク・カミングスになりきり、ヴィジュアル(特にヘアスタイル)を自身の本来の姿とは劇的に変えて撮影に臨んでいる「Brexit」。果たして、仕上がりやいかに?(Hiromi Kaku)
2018年07月20日スティーヴン・ホーキング博士の死去報道から一夜が明け、さまざまな著名人から追悼メッセージが寄せられている。『ホーキング』でホーキング博士を演じたベネディクト・カンバーバッチは博士のいままでの功績を称え、「もう一緒にマルガリータを飲めないんだね。でも、マルガリータのグラスを星空に掲げるよ。彼の人生と、彼が聡明さでぼくたちを明るく照らしてくれたことを祝ってね。彼はぼくや世界の何百万の人にとって、過去もこれからも本当に刺激を与えてくれる存在だ。ありがとう」と感謝した。『博士と彼女のセオリー』で博士を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインは、「とても美しい心を持ち、類まれな科学者で、ぼくがいままであった人の中で最高におもしろい人を亡くしました。博士の素晴らしいご家族に心よりお悔やみ申し上げます」とコメント。「車いすの天才科学者」と呼ばれ、映画の題材にもなったホーキング博士だったが、自身が本人役でテレビドラマに出演したことも。最近では「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」、古くは「新スター・トレック」、「ザ・シンプソンズ」などへの出演経験があった。(Hiromi Kaku)
2018年03月15日ベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンが、現代に生きるホームズとワトソンを演じる大人気ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の待望の最新シーズンの初放送が決定。それに合わせて、これまでのシーズンと劇場公開もされた特別編「SHERLOCK/シャーロック忌まわしき花嫁」も再放送されることになった。現代のロンドンを舞台に、世界で最も有名な名探偵シャーロック・ホームズが活躍する大ヒットドラマの待望のシーズン4は、シャーロックの知られざる過去が明らかに!だが、ある衝撃的な出来事によって、シャーロックと相棒ジョンとの間に大きな亀裂が生じる。死んだはずの宿敵が仕掛ける、犯罪ゲームのトリックに潜んでいたのは…。本国イギリスで今年1月に放送されたばかりの本作が、7月にNHK BSプレミアムにて日本初登場。3年ぶりの新シーズンの放送に先駆け、これまでのシーズン1~3、そして特別編を5月6日(土)から集中再放送する。カンバーバッチが演じる、超高速な頭の回転で複雑怪奇な事件を解決する、類いまれなる探偵シャーロック・ホームズ(声:三上哲)。高飛車で人付き合いは得意ではないが、相棒ジョン・ワトソン(フリーマン/声:森川智之)のことは親友として大切に思っている。そのほか、ジョンの妻メアリー・ワトソン(アマンダ・アビントン/声:石塚理恵)、レストレード警部(ルパート・グレイヴス/声:原康義)、ハドソン夫人(ユナ・スタッブス/声:谷育子)、兄マイクロフト(マーク・ゲイティス/声:木村靖司)ら、お馴染みの顔ぶれは健在。さらに今回は、シャーロックを犯罪者として陥れるために、病院の屋上で自殺したはずの宿敵ジム・モリアーティ(アンドリュー・スコット/声:村治学)の復活が示唆されている。新たな局面を迎える最新シーズンに注目だ。「SHERLOCK/シャーロック 4」第1回「六つのサッチャー」は7月8日(土)、第2回「臥せる探偵」は7月15日(土)、第3回「最後の問題」は7月22日(土)22時~BSプレミアムにて放送。「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1~3は5月6日17時~毎週土曜BSプレミアムにて放送(全9回※各シーズン全3回)。特別編「SHERLOCK/シャーロック忌まわしき花嫁」は7月3日(月)21時~BSプレミアムにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SHERLOCK/シャーロック [海外TVドラマ](C) Colin Hutton Hartswood Films 2010 John Rogers (C) Hartswood Films 2010
2017年04月13日ベネディクト・カンバーバッチ&ソフィー・ハンター夫妻に第2子男児が誕生していたことが明らかになった。「The Mail On Sunday」によると、ソフィーは3月3日に出産したという。ハル・オーデン・カンバーバッチと名付けられた赤ちゃんの名前は、20世紀最大の詩人の1人といわれる「W・H・オーデン」と、シェイクスピアの「ヘンリー四世」に登場する若きヘンリー5世を指す「ハル王子」に由来すると見られている。ベネディクトの親友のトム・ヒドルストンが、シェイクスピアの3つの傑作史劇「リチャード二世」「ヘンリー四世」「ヘンリー五世」を描いたドラマ「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」で「ハル王子」を演じたことも理由の1つか。ベネディクトとソフィーは2009年の『Burlesque Fairytales』(原題)で共演し、2014年から交際をスタート、2015年のバレンタインデーに結婚した。その年の6月1日に第1子のクリストファー・カールトンくん(愛称:キット)が生まれている。2児のパパになったベネディクトは、日本で「いじわるグリンチのクリスマス」のタイトルで知られる児童向け絵本「How the Grinch Stole Christmas」のアニメ版映画でグリンチの声優に決定している。公開予定の2018年11月には、長男のキットくんなら「パパの声だ」と理解できるようになっているかもしれない。(Hiromi Kaku)
2017年03月27日ベネディクト・カンバーバッチがマーベル・スタジオの新しいヒーローを演じる『ドクター・ストレンジ』。本日1月9日の「成人の日」に、なんとカンバーバッチから新成人に向けたお祝いコメントが到着!“地道な努力”が実を結ぶと身を持ってアドバイスする(?)新成人の心を打つ修行シーンの特別映像も解禁となった。本作は、『アイアンマン』や『アベンジャーズ』など、シリーズ累計興収1兆円を突破するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作。すでに公開された全米では初登場1位を獲得し、MCU作品として14作連続の第1位を達成している。そんな大注目である本作の日本公開を控え、主人公の異色ヒーロー、ドクター・ストレンジを演じる人気者カンバーバッチから、日本の新成人に向けたお祝いコメント映像が到着。冒頭では、カンバーバッチが「今年20歳になる皆さん、“オメデトウゴザイマス!”」と、日本語を交えてお祝いの言葉を披露。「人生にさまざまな挑戦が生まれてくることでしょう。他の年と比べて、大変なこともあるかもしれません。でも、あなた方は必ずそれらを乗り越えることでしょう。幸運を、皆さんのために祈ります」と、将来への期待に胸を膨らませつつ成人式を迎える多くの若者たちへ、アツいメッセージを送った。ハリウッドスターが、日本の新成人にこうしたお祝いコメントを出すのはきわめて異例。そんなカンバーバッチ自身は、“人生において「大人になった」と思った瞬間”について「幸運なことに、(ドクター・ストレンジのように)私自身は、彼が苦しんだような大きな事故に巻き込まれることもなくこれまで生きてきました。彼がたどった習熟の軌跡はとても刺激的なものでしたが、それに比べれば、私のそれはかわいいものですし、じっくり長い時間をかけて起こったことだと思います」と謙虚にコメントする。カンバーバッチが語るように、本作では主人公ストレンジが瀕死の事故から立ち直り、修行の末、身につけた魔術を操って戦ていく成長の様子も描かれる。映像の後半では、彼が過酷な魔術の修行を積む本編シーンが登場。“上から目線”の天才外科医だったストレンジは、良き兄弟子であり戦いのパートナーであるモルド(キウェテル・イジョフォー)と共に修行をするさなか、彼から手痛い一発をくらうシーンとなっており、これまでのイメージを一新するような地道に鍛錬を重ねる姿は、これから幾多の困難を経験するであろう新成人たちのお手本ともなりそう。カンバーバッチもそんな主人公を例に、「この映画『ドクター・ストレンジ』で私が演じたスティーブン・ストレンジも、困難な場面に直面しました。もうすぐ公開される映画の中でその姿を見てください。皆さんが見てくれることを願っています」と語り、新成人を勇気づける(?)エールを贈っている。苦難と過酷な修行を乗り越えて、ヒーローとなった“ドクター・ストレンジ”。カンバーバッチが見せる努力の果てのヒーローに、新成人たちも心震えることになりそうだ。『ドクター・ストレンジ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月09日メディアを騒がしているキム・カーダシアンの強盗事件。頭に銃を突きつけられるという恐ろしい体験に、心に受けた傷は計り知れないが、なんと、ベネディクト・カンバーバッチも同じような経験をしたのだそうだ。「Vanity Fair」誌にこんなことを語っている。2004年、テレビ局BBC制作のミニドラマ「To the Ends of the Earth」の撮影で南アフリカに滞在していたベネディクト。共演者のセオ・ランディ、デニス・ブラックとスキューバダイビングの旅から帰る途中に、武器を持った6人の男たちに囲まれてしまった。携帯電話、クレジットカードを奪われ、銃口を向けられて車のトランクに押し込まれた3人。ベネディクトは「トランクの中から蹴ったり叫んだり、命乞いもした」とふり返る。車はある橋の下で停車。下ろされた3人は、そのとき履いていた靴のひもで縛られ、膝をつくいわゆる「処刑スタイル」を取らされた。「これで人生が終わるのか…」と思ったベネディクトだったが、どういうわけかそこから強盗たちは逃走。おかげで人に助けを求めることができ、いまに至るのだという。キムは押し入り強盗で、ベネディクトは誘拐と、状況は少し異なるものの銃を突き付けられたという共通の恐怖体験をした2人。彼はキムの事件が起こる前にこの体験を告白しており、キムの事件直後に「Vanity Fair」誌が発売されて明らかになるという偶然が重なった。(Hiromi Kaku)
2016年10月06日ベネディクト・カンバーバッチが、マーベルの中で最もミステリアスで異色なヒーローを演じる最新作『ドクター・ストレンジ』の日本公開日が、2017年1月27日(金)(全米公開11月4日)に正式決定。日本版ポスタービジュアルと、先日の米コミコンにて初公開されたばかりの特報映像が解禁となった。本作は、天才的な脳外科医でありながら、あるとき、不慮の事故によって両手の機能を損なわれてしまったドクター・ストレンジが主人公。彼は両手を治し、完璧だった人生を取り戻そうとあらゆる治療を試みるが、どんな最先端医療を持ってしても完治する見込みはなく、 財産も使い果たしてしまう。また、かつて天才外科医として名を馳せた華麗なキャリアのためか、職を失い堕落しても、“アイアンマン”のトニー・スタークさながらの上から目線は変わらず、周囲の人々からも見放されてしまう…。そんな男を演じるのは、世界的人気を誇るBBCドラマ「SHERLOCK/シャーロック」やアカデミー賞にノミネートされた『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などで知られる大人気英国俳優ベネディクト・カンバーバッチだ。このたび解禁された特報の前半では、ベネディクト演じる天才外科医ストレンジが突然の事故に遭い、苦悩し、堕落する姿が一気に映しだされる。やがて、全てを失ったストレンジが頼ったのは、どんな傷も治せるという魔術師。映像では、魔術を必死に学ぶストレンジの姿も描かれていく。そして観る者を驚愕させるのは、空間を自在に捻じ曲げたり、壊れた街をまるで巻き戻しでもするかのように再生したり、天地が全く分からないような形で高層ビル群を組み替えたりと、常識を覆すような大迫力の映像。魔術を取得したストレンジは、強大な敵の登場と兄弟子的な存在であるモルドーの「(世界を救えるのは)お前しかいない」という言葉に「私には不可能だ」と悩みながらも、ヒーローとして目覚めていく。しかし、プライドが高く傲岸不遜に見えるストレンジだが、人の命を救う医師である彼は、誰一人、敵ですらも傷つけられないことが“弱点”となる――。また、レイチェル・マクアダムスやティルダ・スウィントン、キウェテル・イジョフォー、さらに怪しげなメイクを施したマッツ・ミケルセンの姿も確認することができるが…。この映像をいち早く鑑賞したのは、世界中から毎年50万人を動員するといわれる、世界最大級のポップカルチャーの祭典「コミコン・インターナショナル」に集まった観客たち。会場では『ドクタ ー・ストレンジ』の特報上映が終了するや、その驚きと興奮で会場中が大歓声に包まれた。ベネディクトは、前夜のリハーサル後に徹夜で並ぶファンの列を見て感動し、感謝の意を伝えるためにファンのもとに赴いたという。彼が登場した瞬間、会場のボルテージは最高潮に。大歓声に包まれながら、監督のスコット・デリクソンととともに、映像化不可能ともいわれていたミステリアスな本作についてコメントを残している。<以下、コメント>■スコット・デリクソン監督コミックスの「ドクター・ストレンジ」はストーリーもビジュアルも全く新しい世界を体験させてくれた。素晴らしいクリエイティビティだった。ベネディクト・カンバーバッチ、レイチェル・マクアダムス、マッツ・ミケルセン...こんな素晴らしいキャストに恵まれるなんて、僕は前世でいったいどんな良いことをしたのかわからないよ!■ベネディクト・カンバーバッチ(いままでの映画とは)スケールが全く違うよ。いままでに演じてきた(アイコン的な)キャラクターとも全く違う。ストレンジは、自分が社会的にも人間的にも上の方にいると思っていて、それに自信を持っている。でも、事故で全てを失った時、自分には何もないことに気がつくというストーリーなんだ。 僕はこんなにも大勢のファンの前に立ったことはないと思う。しかも、彼らは「1日中並んでいた」って聞いて、本当に凄い!って思ったし、彼らと一緒にこの特報を初めて観たんだけど、少しでも喜んでもらえたらいいなと思っているよ。“敵でさえ傷つけられない”という苦悩に葛藤するドクター・ストレンジは、新しいパワーを身に着けて外科医に戻るのか、それとも、最強の魔術師として世界を守っていくのか?マーベル史上最もミステリアスなヒーローによる、深遠にして魅惑的な冒険がついに幕を開ける。『ドクタ ー・ストレンジ』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月26日