マーベル映画『ドクター・ストレンジ』の続編、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が、全米に先駆け、2022年5月4日(祝・水)に公開される。ベネディクト・カンバーバッチ主演。ドクター・ストレンジの魔術再び!元天才外科医でありながら、魔術師として生きる道を選び、“ヒーロー”として強大な敵へと立ち向かう姿を描いた『ドクター・ストレンジ』。空間を捻じ曲げたり、高層ビル群を組み替えたり、時空を移動したり…。ドクター・ストレンジの操る“常識を覆す”魔術は、その魅惑的な映像世界と世界観で多くのマーベルファンを魅了。また『アベンジャーズ』シリーズや『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』でも物語の鍵を握る重大な人物として活躍した。フェイズ4の位置づけとなる新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、そんなドクター・ストレンジを再び主人公に、新たな物語を描きだす。<映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』あらすじ>元天才外科医にしてアベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジは、禁断の魔術によって今とは異なる世界へ通じる扉を開けてしまった。そこは無限の可能性が存在する“マルチバース”と呼ばれる無数のパラレルワールド。「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」での激戦の後、この謎に満ちたマルチバースの世界からの新たな脅威が人類に迫る中、ストレンジの前に立ちはだかるのは最凶の魔術を操る邪悪な“もう一人の自分”だった...。物語の鍵を握るのは“マルチバース”物語の鍵を握るのは、タイトルにもある“マルチバース”。マルチバースとは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でも描かれていた、無限の可能性が存在する無数のパラレルワールドだ。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では、別次元から現れる巨大な怪物などの新たな脅威が人類に襲いかかる。マルチバースからは、髪型の少し違った精悍な顔つきのストレンジや、明らかに禍々しい邪悪な気配のストレンジ...など、世界を度々救ってきたストレンジとは“異なるビジュアル”のストレンジたちも多数登場。マーベル史上最も予測不能ストーリー展開で、マーベルの新たなる次元の扉をこじ開ける。主演はベネディクト・カンバーバッチが続投主演は、2016年公開の『ドクター・ストレンジ』から「アベンジャーズ」シリーズ、そして『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』でもドクター・ストレンジ役を演じたベネディクト・カンバーバッチ。第79回ゴールデン・グローブ賞では、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で主演男優賞にノミネートされるなど大きな注目を集めている。<主な登場人物&キャスト>ドクター・ストレンジ役...ベネディクト・カンバーバッチ元天才外科医にしてアベンジャーズ最強の魔術師。ウォン役...ベネディクト・ウォンストレンジの盟友で魔術師。規律に厳しく真面目な性格だが、ストレンジにはどこか甘く、なんだかんだで彼をほっとけない人情派の一面を持つ。魔術師を率いるリーダー的存在。アメリカ・チャベス役...ソーチー・ゴメスマーベル・コミックの人気キャラクターが『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』より初参戦。“マルチバースを行き来する”という特殊能力を持っているが、まだまだ未熟なためその力を自分の意志でコントロールすることができない。マルチバースの謎を解く鍵を握る重要なキャラクター。新進気鋭の女優ソーチー・ゴメスが担当。クリスティーン役...レイチェル・マクアダムスストレンジの元恋人で医師。事故で医師生命を絶たれ絶望するストレンジを傍で支え、彼が唯一心を許せる存在であった。その後、新たなパートナーと結婚。モルド役...キウェテル・イジョフォーストレンジの兄弟子であり、謎を秘めた魔術師。ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役...エリザベス・オルセンアベンジャーズ最強の魔女。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、アベンジャーズの“敵対者”として登場するが、その後『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』等を経て、“ヒーロー”へと成長した。ディズニープラスのオリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」でゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされたエリザベス・オルセンが演じる。日本版声優に三上哲、松下奈緒など続投キャスト主要キャラクターの日本版声優は、『ドクター・ストレンジ』、『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』などに続き続投。三上哲、松下奈緒、行成とあ、田中美央、小野大輔らが吹替えを行う。新キャラクター“アメリカ・チャベス”は鬼頭明里が吹替また、物語の重要なカギを握る新キャラクター、アメリカ・チャベスの日本版声優は鬼頭明里が務める。監督はサム・ライミ監督は、『スパイダーマン』シリーズを手掛けてきたサム・ライミ。時間と空間を超越した圧倒的なスケールと未知なる映像体験で、世界を魅了する。IMAX3Dなど全12形式のフォーマットで上映尚、映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、IMAX3DやMX4Dなどを含む全12形式のフォーマットで上映される。“マルチバース”の扉が開いたことによる未知なる映像体験を、より臨場感のあふれた空間の中で体感できそうだ。【詳細】『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』公開日:2022年5月4日(祝・水)出演:ベネディクト・カンバーバッチ、エリザベス・オルセン、ベネディクト・ウォン、レイチェル・マクアダムス、キウェテル・イジョフォー、ソーチー・ゴメス監督:サム・ライミ配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2019年07月25日ベネディクト・カンバーバッチ主演、『ドクター・ストレンジ』の続編が、来年撮影開始になるようだ。ウォン役のベネディクト・ウォンが、「デンバー・ポップ・カルチャー・コン」で明らかにした。「もう脚本家が仕事を始めているっていうのは知っている。『アベンジャーズ/エンドゲーム』のプレミアで会った人。来年中には撮影が始まるんじゃないかな」と語っている。昨年12月、「The Hollywood Reporter」が、前作の監督を務めたスコット・デリクソンが続編の契約も結んだことを報じた。デリクソン監督は前作でジョン・スペイツとC・ロバート・カーギルと脚本も担当したが、続編の脚本家に関してはマーベルが新たに探しているとも伝えていた。ウォンが「会った」という脚本家が誰なのかは不明だ。まもなく公開となる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で「フェーズ3」が幕を閉じるマーベル・シネマティック・ユニバース。『ドクター・ストレンジ』の続編は『Black Widow』(原題)、『The Eternals』(原題)などとともに「フェーズ4」に属する。(Hiromi Kaku)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVEL
2019年06月06日ベネディクト・カンバーバッチが魔術の力を身につけた天才外科医を演じ主演する映画『ドクター・ストレンジ』が、5月17日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される。本作は上から目線の天才外科医が不慮の事故にあったことから神秘に満ちた魔術の力を身につけ、ミステリアスなヒーロー“ドクター・ストレンジ”となっていくというもの。ドクター・ストレンジは傲慢な性格の天才外科医だったが、悲劇的な交通事故で両手の機能を失ってしまう。様々な治療を受けるが回復することはなく希望を失いかけていたところ、“カマー・タージ”という治療施設の話を聞きネパールのカトマンズへ向かう。そこで待ち受けていたのは時空を操る力を持つエンシェント・ワンと弟子のモルド。エンシェント・ワンの手で“多次元宇宙”を体感したドクター・ストレンジは、彼女の元で修業を受けることになる。最初の修業は空間に異世界への“扉”を開ける“スリング・リング”を使いこなせるようになることだった。魔術を体得した彼は魔術師として成長していくのだが、エンシェント・ワンの蔵書“カリオストロの書”の破られたページを復元、“魔の魔術”の存在を知ってしまう。エンシェント・ワンたちは“魔の魔術”を駆使して世界を破滅に導こうとしているカエシリウスの一団と長年に渡って闘い続けていた…という物語。主人公・ドクター・ストレンジ役には『スター・トレック イントゥ・ダークネス』でシリーズ屈指の敵“カーン”を演じ、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』では実在の天才科学者・アラン・チューリングを演じアカデミー賞主演男優賞にノミネート。「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」では超人気キャラクター・シャーロック・ホームズに新しい息吹を吹き込んだベネディクト・カンバーバッチ。さらにエンシェント・ワンには『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』などのティルダ・スウィントン、モルドには『それでも夜は明ける』などのキウェテル・イジョフォー、カエシリウスには『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などのマッツ・ミケルセンといったキャスト。なおドクター・ストレンジらマーベルのヒーローが集うMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)集大成となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』も現在絶賛公開中だ。金曜ロードSHOW!『ドクター・ストレンジ』は5月17日(金)今夜21時~日本テレビ系で地上波初放送。(笠緒)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVEL
2019年05月17日5月13日(月)深夜の日本テレビ「映画天国」では、ベネディクト・カンバーバッチが実在の天才数学者を演じた『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』を放送。「さらば青春の光」によるコントは『居眠り磐音』をテーマにお送りする。第二次世界大戦時、ドイツ軍が誇った世界最強の暗号“エニグマ”の解読に挑んだ天才数学者アラン・チューリングをベネディクト・カンバーバッチが演じた本作は、トロント国際映画祭「観客賞」を受賞したのを皮切りに、ゴールデングローブ賞で作品賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞、作曲賞を、アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞などにノミーネートするなど賞レースを賑わせた。第二次世界大戦時、ドイツ軍が誇った世界最強の暗号<エニグマ>に、英国を始めとする連合軍は苦戦を強いられていた。なんと暗号機のパターンは159の後に0が18個も続く(1垓5900京通り)もの。全部の組み合わせを調べ終えるまでには10人の人間が24時間働き詰めでも2000万年かかる計算。ケンブリッジ大学の特別研究員アラン・チューリングらは英国政府のトップシークレットである、ドイツ軍エニグマ暗号機の解読作戦に参加する…というストーリー。アラン・チューリング役にはドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」をはじめ『スター・トレック イントゥ・ダークネス』など数々の作品で知られ、マーベルの人気キャラクターを映画化した『ドクター・ストレンジ』からはアベンジャーズシリーズへも参加。最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』のビッグヒットも記憶に新しいベネディクト・カンバーバッチ。暗号解読のため1人でマシンを作り出すことでチームと対立するチューリングの唯一の理解者となるジョーン・クラーク役には『ベッカムに恋して』で注目され『プライドと偏見』『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどのキーラ・ナイトレイ。暗号解読チームのリーダー、ヒュー・アレグサンダー役には『ウォッチメン』『シングルマン』やドラマ「グッド・ワイフ」などのマシュー・グードといったキャスト。またベネディクト・カンバーバッチ主演の大ヒット作『ドクター・ストレンジ』が5月17日(金)21時~日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で放送。番組お馴染みの「さらば青春の光」によるコントは松坂桃李が時代劇初主演、芳根京子、木村文乃、柄本佑、杉野遥亮らが共演、5月17日(金)より全国にて公開される映画『居眠り磐音』をテーマにお届けする。こちらもお楽しみに。映画天国『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は5月13日(月)深夜25時59分~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 2015年3月13日より全国にて公開© 2014 BBP IMITATION, LLC
2019年05月13日イルミネーションが贈る最新長編アニメ『グリンチ』の全米公開を前に、N.Y.にて11月3日(現地時間)本作のワールドプレミアが行われ、本国版声優に加えて日本語版で吹き替えを務める大泉洋が出席。ベネディクト・カンバーバッチと大泉さん、主人公・グリンチの声を務める2人がついに対面を果たした。N.Y.のアリス・タリー・ホールにて行われた今回のワールドプレミア。会場内には150mにわたるテーマカラーの“グリーンカーペット”が敷かれ、本作のテーマであるクリスマスにちなみ、人工で作られた雪が降っていた。今回このグリーンカーペットにまず姿を現したのは、本作の日本語吹き替え版で“いつも不機嫌で嫌われ者”グリンチの声を担当した大泉さん。以前、会見で「“カンバーバッチの声に合わせて作られた映像”に合わせて声をあてるのがものすごく大変だった」と、思うところがあったようだが、「実際に会ったらNice to meet youで終わっちゃうかもしれないな…」と弱気なコメントをする場面も。また、大泉さんと一緒にシンディ・ルー役の子役・横溝菜帆も登場。生まれて初めての海外プレミアだったが、世界中から集まった報道陣の中、笑顔で手を振りカーペットを歩いていた。続いて、本国版のキャスト&スタッフも登場。本作のプロデューサー、イルミネーションのCEOであり、大泉さんにグリンチ役のお墨付きを与えたクリス・メレダンドリがまず最初に登場し、「僕たちの映画に出演してくれてありがとう!ここで会うことが出来てとっても嬉しいよ!」と大泉さんに感謝の思いを述べていた。また、本国版でシンディ・ルーを演じたキャメロン・シーリーと横溝さんが対面する場面も。横溝さんが和柄のがま口財布をクリスマスプレゼントすると、キャメロンは「SO COOL!」と喜び、2人はすぐにうちとけていた。さらに終盤、本国のグリンチ役、ベネディクトが現れると、大泉さんは「Japanese Grinch!」と名乗り、ベネディクトも「Fantastic!」と反応し、夢の“ひねくれ共演”が実現。「この役は演じるのが楽しかったんじゃないかい?」などと、グリンチ役同士でグリンチの魅力を語り合った。そしてプレミアイベントを終え、大泉さんは思わず「これがアメリカか!カオスのような雰囲気」と一言。さらにベネディクトとの対面については、「あっという間だった。物腰の柔らかい方だった」とふり返った。プレミアイベント後の上映会も1,500人の来場者がつめかけ、ニューヨーカーたちにとって一足早いクリスマスプレゼントとなったようだ。『グリンチ』は12月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:グリンチ(2018) 2018年12月14日より全国にて公開(C)UNIVERSAL PICTURES
2018年11月05日ベネディクト・カンバーバッチ主演、イギリスのEU離脱を描くテレビ映画「Brexit」(原題)の脚本がインターネット上に流出した。同ドラマの脚本家ジェームズ・グラハムがツイッターで明かした。「がっかりなことに、テレビ映画『Brexit』の初期の脚本(草案)が盗まれて流出した。オンラインでいろんな人が読んで、コメントしている。脚本家仲間はよく知ってると思うけど、草案ていうのはいろんなことをやってみたり、アイディアをテストしたりするものなんだ。その草案に沿って撮影しているわけじゃないよ」。ジェームズが「本物の脚本ではない」ことを強調しているのには、理由があるようだ。リークした脚本は、EU離脱に賛成のキャンペーン「Vote Leave」陣営の一員だったシャミール・サンニ氏、Facebookから5,000万人分の個人情報が流出した一件で内部告発をしたクリストファー・ワイリー氏、トランプ大統領の元上級顧問のスティーヴ・バノン氏に酷評を受けており、「Daily Beast」によれば、全員が脚本に「間違いが多すぎる」と指摘しているという。サンニ氏は「実話に基づいた映画を作るというのなら、でっち上げはダメだ。これはフィクションだよ。空想にすぎない」、ワイリー氏は「すべてがマズいことになっている…星は1つ!」、バノン氏は「おいおい…こりゃクソだな。やつらに言ってやらなきゃ。(放送局の)チャンネル4はなんとかしてくれよ」と実に辛口。ベネディクトが「Vote Leave」を率いたドミニク・カミングスになりきり、ヴィジュアル(特にヘアスタイル)を自身の本来の姿とは劇的に変えて撮影に臨んでいる「Brexit」。果たして、仕上がりやいかに?(Hiromi Kaku)
2018年07月20日スティーヴン・ホーキング博士の死去報道から一夜が明け、さまざまな著名人から追悼メッセージが寄せられている。『ホーキング』でホーキング博士を演じたベネディクト・カンバーバッチは博士のいままでの功績を称え、「もう一緒にマルガリータを飲めないんだね。でも、マルガリータのグラスを星空に掲げるよ。彼の人生と、彼が聡明さでぼくたちを明るく照らしてくれたことを祝ってね。彼はぼくや世界の何百万の人にとって、過去もこれからも本当に刺激を与えてくれる存在だ。ありがとう」と感謝した。『博士と彼女のセオリー』で博士を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインは、「とても美しい心を持ち、類まれな科学者で、ぼくがいままであった人の中で最高におもしろい人を亡くしました。博士の素晴らしいご家族に心よりお悔やみ申し上げます」とコメント。「車いすの天才科学者」と呼ばれ、映画の題材にもなったホーキング博士だったが、自身が本人役でテレビドラマに出演したことも。最近では「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」、古くは「新スター・トレック」、「ザ・シンプソンズ」などへの出演経験があった。(Hiromi Kaku)
2018年03月15日アイアンマンやスパイダーマンなどで知られるマーベル・スタジオが贈る、ベネディクト・カンバーバッチ主演最新作『ドクター・ストレンジ』。先日、本作の“おまけシーン”に、ドクター・ストレンジと“アベンジャーズ”のメンバーで神の国アスガルドの最強戦士ソー(クリス・ヘムズワース)との会話シーンが収録されていることが話題を呼んだばかりだが、ストレンジが世界を救うために魔術による壮絶なバトルを繰り広げていたとき、ソーはいったい何をしていたのか?その謎が明かされる(?)、知られざるソーの生活を描いたボーナス映像「帰ってきた“チーム・ソー”」の一部が到着した。突然の事故で、天才外科医としての華麗なる人生を奪われたドクター・ストレンジが、神秘的な魔術により、時間と空間の概念を超えた“闇の魔術”との戦いへと身を投じていく本作。ドクター・ストレンジの戦いの一方、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、世界の危機を救ってきた“アベンジャーズ”はアイアンマンとキャプテン・アメリカが対立。アイアンマンのチームにも、キャプテン・アメリカのチームにも属さなかったソーは、なんとオーストラリアで一般人男性ダリルとルームシェアをしながら、2人で“チーム・ソー”を結成していたのだ。今回解禁された『ドクター・ストレンジ』MovieNEXに収録されるボーナス映像では、神ソーと人間ダリルの、なんとも“カミ合わない”、ゆる~い生活の様子が収められている。カボチャとアスガルドの硬貨を目の前に、「これじゃ家賃を払えない」と困惑するダリル。「アスガルドではこの硬貨は、数億兆ドルに相当する。大金持ち!」と豪語するソーに、ダリルは「(地球では)両替できない。それより働いたら?」と冷静に提案するも…。「本気か。俺の仕事は地球を救うこと。お前が働け」と反論したり、普段デスクワークをしているダリルを「機械に言葉を打ち込むのが仕事か?」と茶化したりと言いたい放題。その後も、ソーのマイペースならぬ、神ペースな持論に終始ふり回されるダリル。果たして、チーム・ソーの未来は!?ソーを演じるヘムズワースのコメディセンスと、その筋肉にも要注目。最新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』の公開を、日米同日の11月3日(金・祝)に控えるソーからも目が離せない。『ドクター・ストレンジ』はデジタル先行配信中。MovieNEXは6月2日(金)よりリリース。『マイティ・ソー バトルロイヤル』は11月3日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年05月26日ベネディクト・カンバーバッチを主演に迎え、魔術を武器にするマーベルの異色ヒーローを描く『ドクター・ストレンジ』。このほど、6月2日に発売されるMovieNEX(発売)に収録されるボーナス・コンテンツの中から、本作に賭けるカンバーバッチの意気込みが伝わるボーナス映像の一部が解禁された。英国のTVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」で一躍ブレイクし、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』でアカデミー賞主演男優賞候補になるなど、快進撃を続けるカンバーバッチ。そんな彼が今回挑むのは、人知を超えた魔術を操るというマーベル史上、ほかに類を見ない異色ヒーロー、ドクター・ストレンジだ。天才ゆえに傲慢だった外科医ドクター・ストレンジは交通事故で両手の機能を失い、さまざまな治療法を探し求めた末にたどり着いたカトマンズで、魔術師の施設カマー・タージの存在を知る。指導者エンシェント・ワン(ティルダ・スウィントン)のもとで厳しい修行を積んだ彼は、苦悩と挫折を乗り越えて神秘の魔術を習得。やがて、世界の崩壊を目論む闇の勢力と闘うことになる――。そんなドクター・ストレンジ役を体当たりで演じたカンバーバッチだが、製作陣は当初から、彼以外にこの役を演じることのできる俳優はいないと猛プッシュ。だが、当時舞台に出演していた彼のスケジュールが折り合わず、一度は別の俳優を起用することも検討された。しかし、やはり彼でなくてはならないと考えたプロデューサー陣の判断によって、撮影期間から劇場公開日までも、すべて彼のスケジュールに合わせて変えたという経緯があった。今回解禁されたボーナス映像では、その舞台の合間にもカンバーバッチが本作の撮影準備のために体を鍛えていたことを、宿敵カエシリウス役を演じたマッツ・ミケルセンが明かす。さらに、製作総指揮者のチャールズ・ニューワースは「懸命に役作りにしていた。舞台をやりながら何か月も体を鍛えたんだ」と、忙しい合間を縫って戦い方や動きを学び、カンバーバッチがスタントマンを使うことなく、自ら全てのアクションに取り組んだことに言及。カンバーバッチ自身も「衣装に合う体型とタフな身体作りが求められる。5日間も続く戦いのシーンに耐える必要があるからね」と話し、撮影中、腕立て伏せをする様子も映像では目にすることができる。また、魔術師の先輩であるモルド役のキウェテル・イジョフォーは、子弟関係の2人が初めて対等に向き合ったシーンでの殺陣を「まるでダンスのようだった」と、息の合う演技だったことを振り返っている。本番さながらの激しいリハーサル・トレーニングの模様から、実際に巨大セットでの格闘シーンに挑む撮影現場の様子まで、カンバーバッチ・ファン垂涎のお宝映像も満載。これまでも少なからずアクション演技は体験してきたカンバーバッチだが、これだけ本格的なファイト・シーンを演じるのは恐らく初めてのこと。そんなカンバーバッチの、アクション・スターとしての新たな魅力にあふれた本作を、ぜひチェックしてみて。『ドクター・ストレンジ』はデジタル先行配信中。MovieNEXは6月2日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年05月16日日米同時公開が決まり注目を集める『マイティ・ソー バトルロイヤル』。このほど、ベネディクト・カンバーバッチ主演『ドクター・ストレンジ』のボーナス映像から、本作のエンドロールの後に収められたソーとドクター・ストレンジが出会う“おまけシーン”のメイキング映像の一部が解禁となった。突然の事故で“神の手”を失った天才外科医ストレンジ。彼を甦らせたのは──魔術。厳しい修行により魔術師となった彼は、世界を滅亡から救うため“闇の魔術”との戦いに巻き込まれていく。神秘的な魔術により、時間と空間の概念を超えた世界を表現する驚異的ビジュアルとバトルアクション、人の命を救う立場にある医師としての葛藤も描いたドラマチックな作品となった本作。このほど、6月2日(金)に発売されるMovieNEXに収録されるボーナス映像の中から、話題を呼んだ“おまけシーン”のメイキング映像の一部が到着。マーベル作品ではおなじみの、エンドロール最後の“おまけシーン”、今回はドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)と “アベンジャーズ”のメンバーで神の国アスガルドからやってきた最強の戦士ソー(クリス・ヘムズワース)が、椅子に座って対面を果たしている。もともと、このシーンに台本はなかったと明かすのは、製作総指揮のスティーヴン・ブルサード。撮影の後半で、先日11月3日(金・祝)に公開することが発表されたばかりのソーの次回作『マイティ・ソー バトルロイヤル』の脚本を読み、ドクター・ストレンジがマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に加わる瞬間だと思い、あの“おまけシーン”が生まれたと明かす。さらに、ブルサードは「2人は笑いのツボが同じなんだ」と語り、ユーモアたっぷりの2人の共演はすばらしいものだったと絶賛。シリアスな演技派俳優(でも素はお茶目)のカンバーバッチと、肉体派アクションスター(でもコメディセンス抜群)のヘムズワースによる夢のようなワンシーンをふり返っている。果たして、ドクター・ストレンジは今後アベンジャーズとどう関わっていくのか、これからのMCUに期待感は高まるばかりだ。『ドクター・ストレンジ』はデジタル先行配信中。MovieNEXは6月2日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年05月11日『アベンジャーズ』シリーズなどのマーベル・スタジオが、“超感覚”映像体験を届ける『ドクター・ストレンジ』。本作の先行デジタル配信が5月3日(水)から開始されることに合わせ、MovieNEXのボーナスコンテンツの中から、主演を務めたベネディクト・カンバーバッチのお茶目すぎるNGシーンの映像が到着した。突然の事故で、天才外科医としての華麗なる人生を奪われたドクター・ストレンジが、魔術を武器に世界を滅亡から救うため“闇の魔術”との戦いに身を投じる。神秘的な魔術により、時間と空間の概念を超えた世界を表現するビジュアルに加えて、人の命を救う立場にある医師としての葛藤も描いたドラマチックな作品となり、これまでに誰も見たことがない変幻自在の世界観を作り上げた。届いた映像では、主演を務めるベネディクトが、一心不乱に修行を積むかと思いきや、おどけた表情を見せたり、激しいアクションシーンに挑んでいたかと思えば、突然軽快なステップを踏んでキレキレダンスを披露したりと、コミカルな表情を見せている。「神経細胞を自己“解決”させる」とセリフを間違えてしまうと、自ら「そうじゃない!」と1人ノリツッコミを入れるシーンも!アクション用のワイヤーにつながれた状態で、「ミラー次元」と言うべきセリフを「ミラー区域?あぁ、ミラー次元だった」と、トボける姿は劇場のスクリーンでは目にすることのできない貴重なNGシーンだ。また、アカデミー賞助演女優賞に輝いた経歴をもち、本作ではストレンジを魔術の世界に導くエンシェント・ワンがハマリ役となったティルダ・スウィントンの貴重なNGシーンも到着。ストレンジに対する長いセリフの途中で、鳴り響く“ピー音”!恐らくセリフが飛んでしまったせいで、思わず放送禁止用語を発してしまったらしい。本人も「何を言ってるの?」と照れ笑い。クールな印象が強いティルダの意外な一面も垣間見える。本作をはじめ、今年はマーベルに注目が集まっている。現在、東京・六本木ヒルズでは、日本初公開となる貴重な資料、衣装や小道具など約200点が展示され、その世界観を余すところなく紹介する「マーベル展」が開催中。そして、5月12日(金)には、銀河一“ヤバい”ヒーロー・チームの活躍を描くマーベル・スタジオ最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』も控えている。ベネディクト演じるドクター・ストレンジや、ガーディアンズのメンバーは、今後『アベンジャーズ』シリーズの最新作『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー(Avengers:Infinity War)』にも参戦するだけに、本作も見逃せない。『ドクター・ストレンジ』MovieNEXは6月2日(金)より発売、5月3日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年05月02日ベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンが、現代に生きるホームズとワトソンを演じる大人気ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の待望の最新シーズンの初放送が決定。それに合わせて、これまでのシーズンと劇場公開もされた特別編「SHERLOCK/シャーロック忌まわしき花嫁」も再放送されることになった。現代のロンドンを舞台に、世界で最も有名な名探偵シャーロック・ホームズが活躍する大ヒットドラマの待望のシーズン4は、シャーロックの知られざる過去が明らかに!だが、ある衝撃的な出来事によって、シャーロックと相棒ジョンとの間に大きな亀裂が生じる。死んだはずの宿敵が仕掛ける、犯罪ゲームのトリックに潜んでいたのは…。本国イギリスで今年1月に放送されたばかりの本作が、7月にNHK BSプレミアムにて日本初登場。3年ぶりの新シーズンの放送に先駆け、これまでのシーズン1~3、そして特別編を5月6日(土)から集中再放送する。カンバーバッチが演じる、超高速な頭の回転で複雑怪奇な事件を解決する、類いまれなる探偵シャーロック・ホームズ(声:三上哲)。高飛車で人付き合いは得意ではないが、相棒ジョン・ワトソン(フリーマン/声:森川智之)のことは親友として大切に思っている。そのほか、ジョンの妻メアリー・ワトソン(アマンダ・アビントン/声:石塚理恵)、レストレード警部(ルパート・グレイヴス/声:原康義)、ハドソン夫人(ユナ・スタッブス/声:谷育子)、兄マイクロフト(マーク・ゲイティス/声:木村靖司)ら、お馴染みの顔ぶれは健在。さらに今回は、シャーロックを犯罪者として陥れるために、病院の屋上で自殺したはずの宿敵ジム・モリアーティ(アンドリュー・スコット/声:村治学)の復活が示唆されている。新たな局面を迎える最新シーズンに注目だ。「SHERLOCK/シャーロック 4」第1回「六つのサッチャー」は7月8日(土)、第2回「臥せる探偵」は7月15日(土)、第3回「最後の問題」は7月22日(土)22時~BSプレミアムにて放送。「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1~3は5月6日17時~毎週土曜BSプレミアムにて放送(全9回※各シーズン全3回)。特別編「SHERLOCK/シャーロック忌まわしき花嫁」は7月3日(月)21時~BSプレミアムにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SHERLOCK/シャーロック [海外TVドラマ](C) Colin Hutton Hartswood Films 2010 John Rogers (C) Hartswood Films 2010
2017年04月13日ベネディクト・カンバーバッチ主演最新作『ドクター・ストレンジ』のMovieNEXリリースが6月2日(金)に決定。そこで、特撮ドラマ「仮面ライダーアマゾンズ」で主演を務めたモデルで俳優の藤田富が、本作で宿敵を演じた“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンに直撃インタビューを敢行した。突然の事故で神の手を失った天才外科医ドクター・ストレンジを甦らせたのは、魔術。厳しい修行により魔術師となった彼は、世界を滅亡から救うため“闇の魔術”との戦いに巻き込まれていく――。本作は、『アベンジャーズ』シリーズをはじめ数々の世界的大ヒット映画を製作するマーベル・スタジオ最新作。魔術によって作り出される時間と空間の概念を超えた、驚異のバトルアクションが話題となった。その本作で、ストレンジの宿敵カエシリウス役を演じたマッツにインタビューしたのは、Twitterのフォロワー数は約30万人を誇り、女子中高生を中心に人気急上昇中の藤田さん。大のマーベルファンとして知られる藤田さんが初めてハリウッドスターへのインタビューに挑戦!本作の魅力について迫った。マッツといえば、『007/カジノ・ロワイヤル』のル・シッフル役やTVシリーズ「ハンニバル」でのハンニバル・レクター役など、悪役として名を馳せつつも、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では主人公の父親ゲイレン・アーソ役を演じたことも記憶に新しい。本作では人知を超えた力を手に、カンバーバッチ演じるストレンジとの壮絶な戦いを繰り広げていく。まず、「『アベンジャーズ』を観たとき、主役級のヒーローがたくさんいてこれまでのヒーロー作品の常識が覆された」と語る藤田さん。マッツにマーベル作品の魅力を尋ねると、「マーベルのヒーローにはほかにはない特別な魅力があると思う。みんな欠点があり、人間的にも立派とは言えない連中だ」とマッツも持論を述べる。「たとえばドクター・ストレンジも自己中心的かつナルシストでどうしようもない男だが、物語の中で多くのことを学び、世界を危機から救うことになる。そして人間として成長を遂げるんだ」と語り、さらに、「ヒーローや悪役に欠点があるからこそ、誰でも共感できる。完璧なスーパーヒーローとは少し違うね」とマーベル作品の魅力について語った。さらに藤田さんが撮影現場の様子について質問すると、マッツはカンバーバッチとの印象深いスタントのエピソードを明かす。マッツ演じるカエシリウスがストレンジに向かって剣を振るも、よけられたためにガラス製のキャビネットが粉々になるというシーンで、「僕は宙に吊られたまま重い剣を取り出し、人に当てないように気をつけてガラスを割るという動作を何度も練習したよ。その結果、本番の撮影ではすべてが完璧に進み、カットがかかる直前についニヤけてしまった」と激白。「物を派手に壊すだけでお金をもらえるなんて最高だよ」と笑うマッツに、藤田さんが「もう1度観たら確認します」と言うと、「スロー再生したら、僕の笑顔が確認できるかもしれない」とうなずき、2人で笑い合っていた。インタビューを終えた藤田さんは、「マッツさんのように、僕も楽しみながら仕事を頑張りたい」と興奮気味にふり返ってコメント。「男として理想。余裕があってカッコいい」とすっかり感激した様子で、「いつかマーベル作品に出たい」と胸の内を明かした。「マーベル作品は『欠点があるヒーローだから共感を呼ぶ』と話していたけど、まさにそのとおりだなと。マーベル作品のように、いろんな人の共感を呼んだり期待に応えたりする作品に出てみたいです!」と自身の夢を熱く語っていた。本作のMovieNEXの発売に先駆け、4月7日(金)からは日本初公開となる貴重な資料、衣裳や小道具など約200点の展示などにより、その世界観を余すところなく紹介する「マーベル展」が六本木ヒルズにて開催。さらに5月12日(金)からは、銀河一“ヤバい”ヒーロー・チームの活躍を描く最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が公開される。今年も、マーベルから目が離せなくなりそうだ。『ドクター・ストレンジ』MovieNEXは6月2日(金)より発売、5月3日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年04月02日ベネディクト・カンバーバッチ&ソフィー・ハンター夫妻に第2子男児が誕生していたことが明らかになった。「The Mail On Sunday」によると、ソフィーは3月3日に出産したという。ハル・オーデン・カンバーバッチと名付けられた赤ちゃんの名前は、20世紀最大の詩人の1人といわれる「W・H・オーデン」と、シェイクスピアの「ヘンリー四世」に登場する若きヘンリー5世を指す「ハル王子」に由来すると見られている。ベネディクトの親友のトム・ヒドルストンが、シェイクスピアの3つの傑作史劇「リチャード二世」「ヘンリー四世」「ヘンリー五世」を描いたドラマ「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」で「ハル王子」を演じたことも理由の1つか。ベネディクトとソフィーは2009年の『Burlesque Fairytales』(原題)で共演し、2014年から交際をスタート、2015年のバレンタインデーに結婚した。その年の6月1日に第1子のクリストファー・カールトンくん(愛称:キット)が生まれている。2児のパパになったベネディクトは、日本で「いじわるグリンチのクリスマス」のタイトルで知られる児童向け絵本「How the Grinch Stole Christmas」のアニメ版映画でグリンチの声優に決定している。公開予定の2018年11月には、長男のキットくんなら「パパの声だ」と理解できるようになっているかもしれない。(Hiromi Kaku)
2017年03月27日ベネディクト・カンバーバッチ主演のマーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』(公開中)で、ストレンジの宿敵カエシリウス役を演じたマッツ・ミケルセン。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』での主人公ジンの父親ゲイレン・アーソ役も記憶に新しいマッツは、母国デンマークで "ナイト"の称号を与えられた"北欧の至宝"でもある。交通事故で神の手を失った天才外科医ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)が、カマー・タージと呼ばれる聖域で過酷な修行を積む。彼は人知を超えた力を手にするが、その後、カエシリウスたちとの壮絶な戦いに巻きこまれてゆく。マッツにインタビューし、マーベル・スタジオ作品と『スター・ウォーズ』シリーズの両方に参加した感想や、出演作選びのポリシーなどを聞いた。――初めてマーベル作品『ドクター・ストレンジ』のオファーが来た時はどんな気持ちでしたか?大変光栄だったよ。マーベルコミックは子どもの頃から読んでいて大ファンだっただけに、今回自分がどんなふうに命を吹き込めるのかをすごく考えたよ。僕はいままでのマーベル作品も全部楽しんできたけど、『ドクター・ストレンジ』は他のマーベルコミックとは少し勝手が違う気がしていたから、どういうふうに映画化されるんだろう?と興味が湧いたんだ。――コミックを読んでカエシリウスの役作りに生かしたのですか?コミックを読んだのは7、8歳くらいの少年の頃だよ。特に『ドクター・ストレンジ』は洗練されていたから、そこにある哲学みたいなものはわかってなかったんじゃないかなと思う。僕は常に原作ものの役を演じる時は、監督と脚本からのインスピレーションを大事にしているんだ。――『ドクター・ストレンジ』はもちろん、ほぼ同時期に『スター・ウォーズ』シリーズの『ローグ・ワン』にも出演されたことで、役者仲間の方からうらやましがられたりしなかったですか?役者をやってない知り合いからは「両方出ているんだ! すごいね」と言われ、役者仲間の友人からは「良かったね」と喜んでもらったりしたよ。でも、僕とすごく仲のいい役者で、世界一のマーベルファンである友人は、雑誌で僕が『ドクター・ストレンジ』に出演するという記事を見てがっかりしたらしい(苦笑)。彼は、マーベルコミックを全部初版で手に入れ、良好な状態でもっているくらいの大ファンなんだ。だから僕がカエシリウス役に決まったと聞いた時「あーあ、自分が出たかったな」と悔しがったみたい。――今回のカエシリウスだけではなく「ハンニバル」のハンニバル・レクター、『007 カジノ・ロワイヤル』でル・シッフルなど、悪役も数多く演じられています。悪役を演じる醍醐味はどんな点ですか?それぞれに違った悪役を演じられてとても楽しかったよ。カエシリウスの場合は目指すところは理解できるけど、やり方に問題があると感じたね。でも、ハンニバルの場合は逆で、その行動には理解しがたいものがある。彼は人を殺すことに何の葛藤もないんだから。ただ、彼は最高の食べ物を食べ、最高の友人と会い、最高の時間を過ごしたい人なんだ。自分が生きている時間のすべてを美しいものに昇華しようとするところにはちょっと惹かれるかもしれない。そもそも我々人間は、そういう悪役に魅力を感じるものなんじゃないかな。なぜ悪魔に心を惹かれるのかといえば、私たちの一部にそういうものがあるからだと思う。それで我々人間は常にダークサイドに導かれてしまいがちなんだよ。――インディーズ作品から『ドクター・ストレンジ』や『ローグ・ワン』などの大作まで幅広く出演されていますが、出演作はどんなふうに選んでいますか?僕は出演作を選ぶにあたり、作品の規模の大小は一切考えないんだ。僕が一番重要視するのはストーリーと監督だ。監督がちゃんとビジョンを持っているかどうかが大切だね。たとえストーリーが完全に理解できなくても、監督が確固たるビジョンを持っていたり、その映画を作るためなら4カ月眠れなくてもいいというくらいの情熱があれば、僕はその昨品に参加したいと思う。■プロフィールマッツ・ミケルセン1965年11月22日、デンマーク・コペンハーゲン生まれ。1996年に『プッシャー』で劇場映画デビューし、『キング・アーサー』(04)でハリウッドに進出。『007 カジノ・ロワイヤル』(06)で注目される。『偽りなき者』(12)で第65回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞。テレビシリーズ版「ハンニバル」でのハンニバル・レクター役も話題となる。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)ではゲイレン・アーソを演じた。
2017年02月04日ベネディクト・カンバーバッチが、マーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』(公開中)で、元天才外科医の魔術師として降臨! これまで彼は『SHERLOCK(シャーロック)』(10~17)のシャーロック・ホームズや『スター・トレックイントゥ・ダークネス』(13)の悪役ジョン・ハリソン、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)の天才数学者アラン・チューリングなど、幾通りものカリスマを演じてきた。今回も異色のヒーローがドハマリだ!交通事故で両手の機能を失い、絶望の淵に立たされたストレンジ。彼はカマー・タージと呼ばれる聖域で、神秘の力を操る指導者エンシェント・ワンの下で修行を積み、人知を超えた力を手にしていく。自身もチベット仏教僧院というスピリチュアルな場所で過ごした経験をもつカンバーバッチを直撃し、当時の体験や本作の撮影エピソードについて聞いた。――魔術を使うヒーロー、ストレンジはクールなのにコミカルでとても魅力的でした。浮遊マントとのやりとりも最高でしたね。マーベルの映画は、コミカルなシーンやユーモアを盛り込むのが絶妙にうまいですね。本作では浮遊マントとの絡みがキーになっていて、クスッと笑えるから、僕自身も演じていてとても楽しかったです。全編を通してアドリブも多く、実はマントの襟が涙を拭うシーンは僕のアイデアなんですよ。――マントの登場シーンもかなりインパクトがありました。マントは“もう1人のキャラクター”となっています。自分の意志を持つというところが、非常にユニークでしょ。普通ならばヒーローが自ら武器や道具を手に入れたり身につけたりするけど今回は逆で、マントの方がストレンジを見つけ出すんです。マントが向こうからやって来るというところも、今までの作品とは一味違った面白いポイントですね。ストレンジとマントが初めて対面するシーンでは、お互いにどんなやつなのか?と探り合うんです。ストレンジはマントの使い方を知らないし、マントも彼の人柄が分からないので、ギクシャクした感じになる。その凸凹コンビはまるで人間同士のようにとても面白く描かれています。ストレンジはまだ修行の身であり、マントを使いこなせない状況で、そこもまた笑いを生むんです。みんなでアイデアを出しながら、キャラクターとしてのマントを練り上げていきました。――19歳でチベット仏教僧院で過ごした経験があるそうですが、今回その経験はどんなふうに役立ちましたか?西洋の文化で育った若者が、初めて東洋の国に行って全く異なる文化に触れる、その体験自体が僕にとっては貴重なものでした。そういう意味でも、ストレンジという西洋人がチベットを訪れ、新しい世界に出会うというところがリンクしていますね。僕は当時物理学にとても興味があって、ものすごく難解な本を読む努力をしていました。そんな本を読みながら東洋哲学や物理学にふけりつつ、バックパッカーのようにリュックを背負い、インドのデリーからいろんな所を旅して回っていたんです。それまで目に触れることのない文化的な儀式や日常生活などを肌で感じ取っていったことを覚えています。――そこでの出会いも大きかったのでしょうか?そうですね。そこで出会った人々は、山に囲まれ、人里離れた所にいながらも非常にユーモアのセンスがありました。インターネットも使うし、ポップカルチャーなど、意外と近代文化にも精通していたので驚いたこともありました。異文化交流ということでも、お互いに素晴らしい関係性を築けたし、とても面白い体験ができたんです。僕が読んだ難解な本によると「1つの次元からもう1つの次元に移っていく」という感じで人間がステップを踏んで成長するためには「今の自分を知らなければいけない」とありました。物理学なのでたくさんの数式が出てくるのですが、残念ながら私は数学があまり得意ではなかったので「自分に物理学者は無理かな」と思って諦めてしまいました。ただ、数学や物理学などに興味があったので、とても面白かったんです。――今回の撮影では、どんな出会いがありましたか?撮影中には、ティルダ・スウィントンの友人で仏教徒の僧侶がセットを訪ねて来てくれました。私は当時の話をしながら、チベットの寺院で英語を教えていた思い出を振り返ったり、東洋哲学のことを語ったりして、とても楽しい時間を過ごしました。そういった瞑想やスピリチュアリズムを自分の中に取り込むことで、集中力が高まり、役に入りやすくなります。特に本作のようなファンタスティックでスペクタクルな世界を舞台にした映画で、地に足のついた演技をすることにおいてはとても役立ちました。また、現実というのは精神の力でどうにでも変えられるということが、この映画のテーマともリンクしていると思いました。自分自身の精神力によって現実というものは定義できる、それが東洋哲学には理論としてあるんです。――では、ドクター・ストレンジというキャラクターにも過去の経験がかなり反映できたということですね。僕は役者としてキャラクターになりきるには、そのキャラクター自身が抱える信念、哲学、信条などに100%共感できないと演じ切れないと思っています。そういう面でいえば、自分に土台があったということで役に入りやすかったですね。映画や舞台の現場は常にバタバタしていて、気が散ることがたくさんあります。そこでノイズをシャットアウトして集中するのは結構な技が必要なのですが、そういった時に瞑想などで集中できたからとても良かったです。もちろん偶然ですが、19歳の時に経験したことが一周回って、こういう形で助けになっていることにとても運命的なものを感じています。■プロフィールベネディクト・カンバーバッチ1976年7月19日、イングランド・ロンドン生まれ。数々の舞台で経験を積んだ後、2004年のテレビ映画「ホーキング」で注目され、テレビシリーズ「SHERLOCK(シャーロック)」(10~17)で人気を博す。映画は『戦火の馬』(11)、『ホビット』シリーズ、『それでも夜は明ける』(13)、『スター・トレックイントゥ・ダークネス』(13)などに出演。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)の天才数学者役で、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。(C)2017MARVEL
2017年02月02日1月27日に公開を迎えたマーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』で、俳優のベネディクト・カンバーバッチが演じる主人公の天才外科医ドクター・ストレンジが、なぜ世界を救うヒーローへと変貌を遂げたのか、その秘密をキャスト陣が明かす特別映像がこのほど、公開された。ドクター・ストレンジを演じたベネディクト・カンバーバッチは映像の中で、ストレンジが医師を目指そうと思ったきっかけについて「人の運命と死を制御しようとした。だから神経外科医になったんだ」と語る。ストレンジは、遠い過去に大切な家族を失ったという大きな心の傷を持つ。だからこそ、人の"命"を救うことを絶対あきらめず、多少上から目線で同僚から疎まれようとも自らを貫き通す。そして、転職のきっかけについて、ストレンジの元恋人で女医クリスティーンを演じたレイチェル・マクアダムスは、「苦悩の連続で人生が崩壊してゆくの…」と説明。ストレンジは、大事な商売道具の両手を失って自分自身を見失い、愛する人をも失い、最後に魔術の力にたどり着く。オスカー女優ティルダ・スウィントンが演じるエンシェント・ワンは、ストレンジに「未来を知りたいですか? 可能性よ」と魔術の一部をみせ、この出会いをきっかけに、ストレンジはワンを自らの魔術の師とし、壮絶な修行に励むことになる。自分の人生に新たな光を灯す"魔術"に出会ったときのストレンジの心境について、「想像を超えた超自然的世界に触れることで、より大きな人を救う力に彼は気づくんだ」とカンバーバッチ。運命を制御しようとしたストレンジは、皮肉にもその運命の導きによって、より多くの命を救うためにヒーローへと覚醒してゆくのだ。本作の監督であるスコット・デリクソンは、「優れた映画というのは、いつだって、人物の成長の過程をうまく描いたものばかりです。そういった意味でも、ドクター・ストレンジがヒーローになるまでの物語には独特の面白さがありますよ!」と本作の魅力を語る。(C)2017MARVEL
2017年01月29日「他人になり切る俳優の仕事は、かなり“ストレンジ”。それに、僕の名前と顔もわりと“ストレンジ”だよね(笑)」。この一言で、発言主が誰なのか容易に想像できるはず。一度耳にしたら忘れられない、一度目にしたら忘れられない、自称“ストレンジ”な名前と顔のベネディクト・カンバーバッチが、マーベル映画のヒーローに。その名も『ドクター・ストレンジ』は、元外科医の異色ヒーローだ。もっとも、医学界から戦いの世界への転身は、本人が望んだわけではない。ある日の事故で両手の機能を失ってしまったことが、彼の運命を大きく変える。「いい経験も悪い経験も経て歳を重ねるのが人間だけど、ストレンジの場合はかなりドラマティック。外科医としての生命を絶たれてしまうのだからね。でも、それをきっかけに、彼の人生は大きく変わる。僕自身に彼ほどの経験はないけど、素晴らしい展開だと実感したよ。ただし、教訓を学んでほしいシーンでもあるんだ。“皆さん、電話をしながら運転するのはやめましょう”ってね。僕も気をつけるから(笑)」。「僕自身に彼ほどの経験はない」とは言うものの、実はベネディクトの人生もかなりドラマティック。かつて、命の危機に瀕したこともあるとか。「南アフリカでの撮影中にカージャックされたことは、みんなもう知ってるよね?あれは本当に大きな出来事。以来、人生に対する感謝の気持ちが強まったし、成長することができた。あとは、子どもの頃のことだからあまりよく覚えていないのだけど、雨の日に母が運転する車に乗っていて、危ない目に遭ったこともある。スピンして、電柱に正面から激突したんだ。幸いなことに、みんな軽症で済んだのだけど」。「様々なことがあったけど、こうして生きて、仕事をしていられる僕は恵まれていると思う」。こう語るベネディクトとは違い、ストレンジは「人生に対する感謝」を感じるまでに少々時間がかかる。いわく、「傲慢で、天才肌で、エゴの塊」だからだ。それらの気質は、ベネディクトが「SHERLOCK/シャーロック」で演じてきたシャーロック・ホームズの持つ気質とも重なる。「その質問を僕が警戒するのは、似た役ばかりを演じていると思われたくないから。自分には演技の幅があって、いろいろな役をこなしてきていると思いたいし、思ってもらいたい」と前置きしながらも、冷静な分析を聞かせてくれた。「確かに、ストレンジとシャーロックの共通点は多いと思う。ただし、圧倒的に違うのは名声に対するスタンスだね。シャーロックは名声に興味がないけど、ストレンジは名声を求めている。それに、ストレンジは孤高であるとはいえ、いまの世の中に適応している物質主義的な男。その点、シャーロックは社会性に欠けるんだ。どちらも魅力的だけどね。秀でた才能を持つ象徴的な役柄を演じられるのは、役者にとってはとても光栄なことだよ」。ちなみに、ストレンジとベネディクト自身の共通点はと言うと、「音楽が日常に欠かせないところ」。お気に入りの曲をバックに幾多の手術を成功させてきた外科医時代のストレンジのように、ベネディクトも「音楽によって集中力を高める」のだそうだ。「フィリップ・グラスが手掛けた『めぐりあう時間たち』のサントラはかなりのお気に入り。『I’m Going to Make a Cake/ケーキを作りましょう』を聴きながら、集中するんだ(笑)。ドレイク、レディオヘッド、エルボーもヘビーローテーションで聴いている。あと、BBCラジオは世界一の放送局だと思っていて、そこでお気に入りの曲に出会うことも多い。音楽は演技の助けになるし、エネルギーになるし、インスピレーションを与えてくれる。音楽だけでなく、演劇も、詩も、絵画も、アートが常に自分の糧となるんだ」。傲慢で、エゴが強く、けれどもどこかキュートで、音楽をこよなく愛する面すら愛おしいドクター・ストレンジは、マーベル映画の中でも1、2を争う魅力的なキャラクター。やがてストレンジは時空を超えた力を身につけていくが、俳優の道を歩み始めた頃の自分は、未来の自分がマーベル映画のヒーローになると知ったら何と言う?最後にこう訊ねると、これまたチャーミングな答えが返ってきた。「僕はキャリアプランを考えながら俳優をやってきたわけじゃないし、最初の半年は仕事すらもらえなかった。仕事が入り始めてからも、好きなことをしてお金がもらえるだけで嬉しいという気持ちでいたしね。だから、もちろん何年か後に自分が世界中で愛される大作シリーズのヒーローになれるなんて想像もしていなかった。本当にラッキーだと思うよ。キャリアというものは、“あの作品があったから、この作品がある”なんて後から考えてみたとしても、それが本当に正しいかは誰にも断言できない。ただ、1つ言えるのは、僕はどんなチャンスも逃さないよう心掛けてきた。だから、今後もあまり考え過ぎず、チャンスが来たらそれをつかむ。けれど、そうだね…。僕が俳優を始めた頃はもちろんマーベル・シネマティック・ユニバースなんてものはなかったから、その頃の僕はこう言うだろうね。『えっ?マーベルがそんなにたくさんの映画を作るようになったの?僕がその主役になるって?いや、ありえないよ』」。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年01月23日全米で大ヒットを記録したマーベル・スタジオの新作『ドクター・ストレンジ』の日本公開が近づいている。ベネディクト・カンバーバッチ演じる天才外科医が手にした“魔術”が、例年以上の盛り上がりを見せる「2017年アメコミ映画イヤー」の幕開けを飾る。不慮の事故で“神の手”と称された両手の機能を奪われた天才外科医スティーブン・ストレンジが、過酷な修行を経て会得した魔術を武器に、世界の破滅をもくろむ闇の魔術師とバトルを繰り広げる。人知を超えたパワーを題材に、『ハリー・ポッター』や『スター・ウォーズ』に通ずる善悪の危ういバランス、良心の呵責や疑心暗鬼、闇への誘惑をめぐるストーリーが、『インセプション』超えのねじれた時空間ビジュアルでド派手に展開していく。『アイアンマン』の主人公トニー・スタークに負けず劣らず、傲慢で上から目線なストレンジのキャラ造形も、クセがすごい。日本でも人気が高いカンバーバッチが、栄光からの転落、そして復活と覚醒を果たす“新ヒーロー誕生”を華々しく表現した。対する闇の魔術師カエシリウス役に、北欧の至宝の異名をもち、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でデス・スターの設計者を演じたマッツ・ミケルセン。こちらもハマっている。アメコミ映画が日本で苦戦する理由として、「なんだかんだで予備知識が必要でしょ?」という先入観があるが、一見して善悪が判断できるキャラの分かりやすさや、東洋的でファンタジックな世界観など、『ドクター・ストレンジ』には日本人にもなじみやすい要素が多い。「日本よ、これが映画だ。」の宣伝コピーで『アベンジャーズ』が上陸を果たして早5年。試行錯誤の末、徐々に広がりを見せる国内のアメコミ映画人気が、ついに爆発する予感だ。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年01月22日ベネディクト・カンバーバッチがマーベル・スタジオの新しいヒーローを演じる『ドクター・ストレンジ』。本日1月9日の「成人の日」に、なんとカンバーバッチから新成人に向けたお祝いコメントが到着!“地道な努力”が実を結ぶと身を持ってアドバイスする(?)新成人の心を打つ修行シーンの特別映像も解禁となった。本作は、『アイアンマン』や『アベンジャーズ』など、シリーズ累計興収1兆円を突破するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作。すでに公開された全米では初登場1位を獲得し、MCU作品として14作連続の第1位を達成している。そんな大注目である本作の日本公開を控え、主人公の異色ヒーロー、ドクター・ストレンジを演じる人気者カンバーバッチから、日本の新成人に向けたお祝いコメント映像が到着。冒頭では、カンバーバッチが「今年20歳になる皆さん、“オメデトウゴザイマス!”」と、日本語を交えてお祝いの言葉を披露。「人生にさまざまな挑戦が生まれてくることでしょう。他の年と比べて、大変なこともあるかもしれません。でも、あなた方は必ずそれらを乗り越えることでしょう。幸運を、皆さんのために祈ります」と、将来への期待に胸を膨らませつつ成人式を迎える多くの若者たちへ、アツいメッセージを送った。ハリウッドスターが、日本の新成人にこうしたお祝いコメントを出すのはきわめて異例。そんなカンバーバッチ自身は、“人生において「大人になった」と思った瞬間”について「幸運なことに、(ドクター・ストレンジのように)私自身は、彼が苦しんだような大きな事故に巻き込まれることもなくこれまで生きてきました。彼がたどった習熟の軌跡はとても刺激的なものでしたが、それに比べれば、私のそれはかわいいものですし、じっくり長い時間をかけて起こったことだと思います」と謙虚にコメントする。カンバーバッチが語るように、本作では主人公ストレンジが瀕死の事故から立ち直り、修行の末、身につけた魔術を操って戦ていく成長の様子も描かれる。映像の後半では、彼が過酷な魔術の修行を積む本編シーンが登場。“上から目線”の天才外科医だったストレンジは、良き兄弟子であり戦いのパートナーであるモルド(キウェテル・イジョフォー)と共に修行をするさなか、彼から手痛い一発をくらうシーンとなっており、これまでのイメージを一新するような地道に鍛錬を重ねる姿は、これから幾多の困難を経験するであろう新成人たちのお手本ともなりそう。カンバーバッチもそんな主人公を例に、「この映画『ドクター・ストレンジ』で私が演じたスティーブン・ストレンジも、困難な場面に直面しました。もうすぐ公開される映画の中でその姿を見てください。皆さんが見てくれることを願っています」と語り、新成人を勇気づける(?)エールを贈っている。苦難と過酷な修行を乗り越えて、ヒーローとなった“ドクター・ストレンジ”。カンバーバッチが見せる努力の果てのヒーローに、新成人たちも心震えることになりそうだ。『ドクター・ストレンジ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月09日ベネディクト・カンバーバッチがマーベルの最新ヒーローを演じ、あの『アイアンマン』を超えてマーベル・スタジオの単独ヒーロー第1弾作品として史上最高のヒットを記録中の『ドクター・ストレンジ』。このほど、本作で天才外科医・ストレンジを演じるカンバーバッチが、アベンジャーズたちを“診断”する特別映像が解禁となった。英国の大人気俳優カンバーバッチを主演に、かつてない史上最もミステリアスなヒーローの孤独な戦いと、想像を遥かに超える圧倒的な映像革命で早くも注目を集めている本作。すでに世界興収は6億ドルを突破、手厳しい評価で有名な批評サイト「Rotten Tomatoes」では、91%の高評価(12月2日時点)を獲得している。そんな本作から今回解禁となった映像は、傲慢な天才外科医であるストレンジが、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で決裂したアベンジャーズたちの戦いを上から目線で次々と診断してゆく、というもの。キャプテン・アメリカの盾でやられた兵士には「聴覚の喪失。ついでに威厳も失ったな」と辛らつなひと言を放ったり、ブラックパンサーに攻撃されたバッキーに対しては、「ただのかすり傷だ。ただ、狂犬病の検査を薦める」などと皮肉なジョークを交えたりする場面も。“ヒーローでありながら傲慢な天才外科医”というドクター・ストレンジは、8,000ものキャラクターを有するマーベルの中でも、かなり異色のキャラクター。実はカンバーバッチは、そんなストレンジの外科医としての顔を演じるために、有名な神経外科医から仕事のイロハを学んだという。「僕はとても高名な神経外科医のウィリアム・ハークネス博士からアドバイスをもらったんだ。彼は脳について、手術について、手術前の手洗いの仕方まであらゆることを教えてくれたんだ」と明かす。さらには医学的な書籍も読破し、それらが役作りにとても役立ったという。そのような役作りもあってか、劇中で手術の腕をふるう場面は、“天才外科医”として説得力のあるシーンともなっている。そんな“神の手”と呼ばれる手術の技で多くの人々を救ってきたドクター・ストレンジが、唯一救えないと匙を投げた人物が、本映像のラストで明らかにされる。『シビル・ウォー』において「友は裏切れない」と語るキャプテン・アメリカに対し、「私も友だろ?」と答えるアイアンマンに、「申し訳ないが、この心の傷を治す方法はないよ」と診断。彼ほどの天才外科医でも、友と仲違いしたアイアンマンの心の傷は専門外。「気晴らしを薦めるよ」として「強烈なビジュアルでオールスター・キャストで不可能に挑むヒーローの映画とか」との“提案”も行ってはいるが…。同じ正義をめざしながらも、『シビル・ウォー』で決定的な仲間割れになってしまったアベンジャーズたち。天才的な医師の目から見ても、彼らの溝はそれほどまでに深いのか?そして『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』(原題)への登場が明かされ、今後のマーベル作品に大きく関わってくるドクター・ストレンジは、いかにヒーローたちの傷を癒してゆくのだろうか、期待して待ちたい。『ドクター・ストレンジ』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月05日マーベルの新作映画『ドクター・ストレンジ』の日本語版キャストが発表になり、ベネディクト・カンバーバッチが演じる主人公ストレンジの声を、カンバーバッチの声を多くの作品で務めてきた三上哲が演じることが決定した。ストレンジの師・エンシェント・ワンを樋口可南子が、ストレンジの元恋人の医師クリスティーンを松下奈緒が、ストレンジと行動を共にするモルドを小野大輔が演じる。その他の情報本作は、圧倒的な腕を誇る神経外科医ドクター・スティーヴン・ストレンジが交通事故によって使えなくなってしまった両手を癒そうとする過程で、神秘的な力に触れ、闇の勢力と戦う姿を描く大作映画。今後のマーベル作品の動向を左右する重要な作品として注目を集めており、アメリカでは大ヒットを記録している。ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』などでカンバーバッチの声を演じてきた三上は「アクションの要素もありながら、ストレンジの成長の物語にもなっているところが魅力です。また、ストレンジの上から目線の傲慢なキャラクターは言葉できくとあまりいい役には聞こえないかもしれませんが、何故かカンバーバッチさんが演じると品があるというか、悪くみえないのが不思議です。事故ですべてを失い、壮絶な修行を経て変わっていく姿に思わず応援したくなるキャラクターです」と説明。ストレンジの“兄弟子”でもあるモルドを演じた小野も「ストレンジは男から見ても純粋に格好良い男だなと思います」と言い、自身の演技については「激しいアクションも多いのですが、ストレンジの兄弟子で彼を導く役どころなので、落ち着いた大人の雰囲気を心掛けました」と振り返った。エンシェント・ワンは数百歳で、その存在自体が謎の満ちた人物。声を演じる樋口は「演じるティルダ・スウィントンさんのお芝居も抑えたお芝居で、魔術が使えるからといってすごく大げさなお芝居があるわけではなくて、淡々と時々笑みを浮かべながら静かにお芝居をするという…そういうお芝居は本当に難しくて」と語るも「まず私にオファーをくださったことに驚いて、予告編でエンシェント・ワンがものすごくかっこよかったので、『これはやりたい!』と直感的に思いました」と意気込む。また「ひとつひとつのシーンに対して本当に大事に命を吹き込むかのように、声をちゃんと入れていかなければいけないな、という事を感じました」という松下が演じるクリスティーンは、ストレンジとの場面が多いが「“どこかツンデレだけど放っておけない魅力”があるドクター・ストレンジ。自信家で、ちょっと自意識過剰なところは私もすごく好きなんです」と語った。『ドクター・ストレンジ』1月27日(金) 全国ロードショー
2016年11月16日ベネディクト・カンバーバッチが、アイアンマンやキャプテン・アメリカなどに続く新たなマーベルのヒーローになる『ドクター・ストレンジ』。このほど、カンバーバッチ扮する“上から目線”の天才外科医が繰り出す魔術によって、ロンドンやニューヨークといった大都会やエベレストの山々が同じ空間に存在する日本版ポスターと、街並みがぐにゃりとねじ曲がる驚異のバトル映像が解禁!マッツ・ミケルセン演じる敵との対決も登場している。『アベンジャーズ』『アイアンマン』シリーズなどの超メガヒット作品を次々に生み出し、世界最速で累計興収1兆円を突破したマーベル・スタジオが贈る最新作となる本作は、これまでにない異色のヒーローを描く。主人公は、傲慢で天才的な外科医でありながら、不慮の事故で両手の機能を損なわれ、全てを失ったスティーヴン・ストレンジ。絶望の淵にあった彼がたどり着いたのは、人智を超えた“魔術”の力。自分の両手を治すために魔術の修行に励む中、しだいに強大な敵との戦いに巻き込まれていく。10月20日(現地時間)にはL.A.にてワールドプレミアが開催され、25日を皮切りにイギリスやフランス、台湾や韓国など各国が公開日を迎えると、全米映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では『アイアンマン』など歴代作品を抑え、98%というマーベル・スタジオ史上最高評価を獲得(10月27日時点)。早くもマーベルファン、カンバーバッチファンを中心に、期待の声が高まっている。そんな中、解禁された日本版ポスターでまず引きつけられるのが、壮絶な決意を内に秘めたかのように、真っ直ぐ前を見つめるカンバーバッチ演じるストレンジの姿。その後ろをよく見ると、ロンドンのタワーブリッジが見えているかと思いきや、すぐ隣にはニューヨークのエンパイアステートビルや、エベレストと思しき山々まで見えている。いったいこの空間は何なのか?その答えは、ストレンジが壮絶な修行の末に会得する魔術の力にある。本作で登場人物たちが操るのは、時間や空間を操るダイナミックな魔術。敵の魔術によって、変幻自在に歪められた空間を逃げ惑うストレンジ。時間や空間をも自由自在に操りながら繰り広げられる彼らの戦いは、観る者の想像を超えてゆく。ポスターに描かれているように、ロンドン、ニューヨーク、エベレストさえも、彼らにとっては“隣町”程度の感覚でしかないのかもしれない。併せて解禁となった映像には、高層ビルがさながら真っ二つになり、大都会の街並みがぐにゃりとねじ曲がってゆく中で繰り広げられる、ストレンジと敵との死闘が映し出される。ポスターと合わせてみると、ドクター・ストレンジの驚異のパワーと、いままで見たこともない新次元のアクションシーンが想像できるだろう。そしてもう1つ、ストレンジが対峙しなければならない敵の巨大さをも物語っている。映像の中で、仲間の1人が「アベンジャーズは物理的な脅威から世界を守っているが、我々は神秘的な脅威から世界を守らねばならない」と話している。アベンジャーズは過去2回、アスガルドのロキ(トム・ヒドルストン)や、人工知能ウルトロン(ジェームズ・スペイダー)など、史上最強クラスの敵から世界を守ってきた。それは、誰か1人でも欠けていたら勝てなかったかもしれない、アベンジャーズの総力戦だった。だが、ストレンジは、それと同等の強大な敵に、たった1人で立ち向かわなければならない。映像のラスト、敵役である闇の魔術を操るカエシリウス(マッツ・ミケルセン)と初めて出会うストレンジの姿が映る。そこでも「ドクターだ」と名乗るストレンジ。敵に「どうでもいい」と言われても、魔術を操るヒーローになってもなお、医師であることにこだわる。だが、人の命を救うことに誇りを持つ医師ゆえに敵ですら傷つけられないこの男は、一体どのようにして強大な敵に立ち向かうのか?史上最もミステリアスなヒーローの孤独な戦いと、想像をはるかに超えた圧倒的な映像革命を、この冬、ついに目撃することになる。『ドクター・ストレンジ』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月28日マーベルの新作映画『ドクター・ストレンジ』のファンイベントが、世界36の国と地域で行われた。香港には、主演のベネディクト・カンバーバッチをはじめ、ティルダ・スウィントン、スコット・デリクソン監督と、製作者のケヴィン・ファイギが登場。会場からは終始、大歓声があがり、大きな盛り上がりを見せた。『ドクター・ストレンジ』ファンイベント その他の写真本作は、圧倒的な腕を誇る神経外科医ドクター・スティーヴン・ストレンジが交通事故によって使えなくなってしまった両手を癒そうとする過程で、神秘的な力に触れ、驚異的なヒーローに成長していく様を描く。本作でその“起源”が描かれるドクター・ストレンジは、今後のマーベル映画にとって極めて重要なキャラクターということもあり、公開前からファンの期待値は大きい。その証拠に、ファンイベントには世界で36の国と地域で開催され、アメリカでは115か所のIMAXシアターで約15分間の映像が上映され、日本でも新宿にファン500人が集結した。香港のカルチャーセンターには、美しい夜景をバックにレッドカーペットが設置され、ファン3000人が集結。大歓声の中、姿を見せたカンバーバッチは「彼(ドクター・ストレンジ)のジャーニーは本当に常識を超えているんだ。元々僕が想像していたものとまったく違っていて、とても楽しめる部分がたくさんあると思うよ。気に入ってくれると嬉しいな」とコメント。レッドカーペットに集まったファンに丁寧にサインをし、共に記念撮影するなどしてイベントを楽しんだようだ。『ドクター・ストレンジ』1月27日(金) 全国ロードショー
2016年10月15日ベネディクト・カンバーバッチを主演に、『アベンジャーズ』シリーズ、『アイアンマン』シリーズなど、超メガヒット作品を次々に生み出してきたマーベル・スタジオが贈る最新作『ドクター・ストレンジ』。本作の世界公開を目前に控え、香港にてカンバーバッチや共演のティルダ・スウィントンらが参加した記者会見が行われた。新たなマーベルのヒーローとなるのは、傲慢で天才的な外科医でありながら、不慮の事故で両手の機能を損なわれ、全てを失ったスティーヴン・ストレンジ。絶望の淵にあった彼は、魔術に救いを求め、壮絶な修行と強大な敵との死闘を経て最強の魔術師“ドクター・ストレンジへ”と生まれ変わっていく。地位も金も、人の命を救う手さえも失ったストレンジに唯一残されたのは、人の命を救うことへの誇りだけ。自分の手を治すために魔術の修行に励む中で、闇の魔術との戦いに巻き込まれていくが、医師である彼は、敵でさえも傷つけたくないと苦悩する。史上最もミステリアスなヒーローの孤独な戦いを、我々の想像を遥かに超えた圧倒的な映像革命によって描き出す。10月12日、本作の重要なシーンの舞台となった香港にて記者会見が行われた。登壇したのは、本作の主人公ドクター・ストレンジ役を務めたカンバーバッチ。そのカンバーバッチの師匠で、全てを失い絶望の淵にあったストレンジに神秘の力を見せ、彼がドクター・ストレンジへと変わってゆくきっかけを与えたエンシェント・ワン役のスウィントン。そして、本作のメガホンを握った監督のスコット・デリクソン、マーベル・スタジオの最高責任者にして、全てのマーベル作品のカギを握るプロデューサーのケビン・ファイギという面々。会見場となったザ・リッツカールトン香港のダイアモンド・ボール・ルームには、本作の情報をいち早く入手しようと世界中からマスコミが集まり、その数はTVカメラ50台、スチール30台、記者200人。会場は多くの人であふれかえり、主演のカンバーバッチを始めスタッフ・キャストが登場すると、割れんばかりの拍手とフラッシュで迎えられた。カンバーバッチは、本作について、「ドクター・ストレンジのオリジン・ストーリーであり、ファンタジーの旅。ユーモアもある。キャスト、スタッフ、スタジオが一丸となって作り上げたスペタクルで心に響くワクワクする映画になりました」とコメント。「傲慢で自信にあふれていた男が、事故で全てを失い、絶望の淵から徐々にスーパーヒーローへと再生してゆくという、大変難しい役だったけど、いままでで一番楽しい役になりました。是非、観客の皆さんにこの物語をストレンジと一緒に体験して欲しいです!」とストレンジを演じた体験を興奮気味に告白した。さらに、「ワイヤーで吊るされたり、全力で走ったりと、これだけのアクションは初めてでした。肉体的にはかなり大変でした」と、アクションシーンではかなりの部分を自ら挑戦したことも明かしながら、よほどこのアクションが堪えたのか、記者からの「もし魔術が使えたら何をしたい?」との質問には、「ワイヤーなしで飛べるようになること」とドクター・ストレンジらしいウィットなユーモアで答える一面も。また、スウィントンは「マーベル作品というのは特別な体験を意味しています。まったく違う世界に観客を連れて行ってくれるのです」とコメント。「一番楽しかったは戦いのシーン。毎日がパーティのように楽しかった」と撮影を楽しげにふり返った。そして、プロデューサーのファイギは、「ドクター・ストレンジ」の映画化を「実は何年も前から狙っていた」と、この映画の重要性をアピール。ストレンジ役にはどうしてもカンバーバッチを迎えたかったと明かし、「ベネディクトをキャスティングしたのは彼が最もふさわしい俳優だから。実はどうしても彼に演じて欲しいので、撮影期間や公開日まで彼のスケジュールに合わせて変えたくらいです。彼はまさにドクター・ストレンジそのものだと思います」と語った。会見のラスト、記者から「この映画はマーベル史上最高?」と質問されたカンバーバッチは「もちろん100%!」と笑顔で応じ、大きな拍手に見送られながら会場を後にした。本作からマーベル・シネマティック・ユニバースに参戦することとなったドクター・ストレンジ。今後のマーベル作品との関わりにも期待が高まる。『ドクター・ストレンジ』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月13日マーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』(2017年1月27日)の世界公開を前に、本作の重要なシーンの舞台となった香港で13日、主演のベネディクト・カンバーバッチをはじめとするスタッフ・キャストによる記者会見が行われた。本作は、傲慢な天才的な外科医でありながら、不慮の事故で両手の機能を損なわれ、全てをうしなったスティーヴン・ストレンジが、魔術の力と出会い、壮絶な修行と強大な敵との死闘を経てドクター・ストレンジへと生まれ変わる様を描いた作品。会見には、主人公ドクター・ストレンジを演じたベネディクト・カンバーバッチに加え、ストレンジに神秘の力をみせ、最強の魔術師へと目覚めるきっかけを与えた、ストレンジの師エンシェント・ワンを演じたティルダ・スウィントン、本作のメガホンを握り、マーベル・スタジオ作品の新境地を切り開いたスコット・デリクソン監督、そしてマーベル・スタジオの最高責任者にしてマーベル・シネマティック・ユニバースの立役者、プロデューサーのケヴィン・ファイギが参加した。主演のカンバーバッチは「傲慢で自信にあふれていた男が、事故で全てを失い、絶望のふちから徐々にスーパーヒーローへと再生してゆくという、大変難しい役だったけど、今までで一番楽しい役になりました。ぜひ、観客の皆さんにこの物語をストレンジと一緒に体験してほしいです!」とストレンジを演じたことが、自身のこれまでの役者人生の中で最高の瞬間であったことを告白した。また、「ワイヤでつるされたり、全力で走ったりと、これだけのアクションは初めてでした。肉体的にはかなり大変でした」と、アクションシーンでかなりの部分を自ら演じたことを明かしたカンバーバッチ。よほどこのアクションが堪えたのか、記者から「もし魔術が使えたら何をしたい?」と尋ねられると、「ワイヤ無しで飛べるようになること」とドクター・ストレンジらしいユーモアで答える一面もあった。プロデューサーのケヴィン・ファイギは『ドクター・ストレンジ』の映画化を「実は何年も前から狙っていた」と言い、この映画の重要性をアピール。さらには、ストレンジ役にはどうしてもベネディクト・カンバーバッチを迎えたかったと話し、撮影期間はおろか、作品の公開日までカンバーバッチのスケジュールに合わせたことを明かした。会見のラスト、記者から「この映画はマーベル史上最高?」と質問されると、カンバーバッチは「もちろん100%!」と笑顔で答え、大きな拍手に見送られながら会場を後にした。会見場となったザ・リッツカールトン香港のダイヤモンド・ボール・ルームには、世界中からマスコミが集結。テレビカメラ50台、スチールカメラ30台、記者200人にも上った。(C)2016MARVEL
2016年10月13日マーベルの新作映画『ドクター・ストレンジ』の記者会見が13日に香港で行われ、主演のベネディクト・カンバーバッチをはじめ、ティルダ・スウィントン、スコット・デリクソン監督と、マーベル・フィルムを率いるケヴィン・ファイギが登場した。本作は、圧倒的な腕を誇る神経外科医ドクター・スティーヴン・ストレンジが交通事故によって使えなくなってしまった両手を癒そうとする過程で、神秘的な力に触れ、富と地位のあるそれまでの世界に戻るか、魔術師として世界のために戦うかの選択を迫られる。これまで数々のヒット作を送り出してきたファイギは「本作の原作は1960年代に誕生しましたが、とにかくキャラクターが素晴らしい」と語り、「長年、この役はベネディクトに頼みたいと思っていたから、彼のスケジュールに合わせて撮影期間を調整しました。マーベル映画で、俳優のために撮影期間を調整するのは初めてのことです」とコメント。デリクソン監督は脚本も手がけており「脚本を書きながらずっとティルダのことをイメージしていたから、もし彼女に出演を断られたら、脚本を書き直さないといけなかったよ」と振り返った。カンバーバッチは「基本的にはどの役であってもアプローチは同じ」としながらも「撮影において最も難しいところは、もっとも楽しいところでもあるんだ。この映画では物質主義的で何不自由なく暮らしていた男が事故によってすべてを失ったのちに、少しずつ段階を経てマーベルのヒーローになっていく。その過程を段階ごとに演じていったよ」と振り返った。マーベル映画は、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルクなど人気キャラクターを多く抱えているが、デリクソン監督は「アイアンマンでもハルクでも、その力がどこから来たのか説明する必要があり、それらはいつも科学的で現実的なものだった。でも本作では人智を超えた部分を描いているのが、これまでのマーベル映画との決定的な違いだ」と力説。カンバーバッチは「この映画は物語の起源を描くものであり、原作にも忠実で、アクションもスペクタクルもユーモアも、感動的なドラマもある。期待してくれていいと思うよ」と完成度に大きな自信を見せた。『ドクター・ストレンジ』1月27日(金) 全国ロードショー
2016年10月13日メディアを騒がしているキム・カーダシアンの強盗事件。頭に銃を突きつけられるという恐ろしい体験に、心に受けた傷は計り知れないが、なんと、ベネディクト・カンバーバッチも同じような経験をしたのだそうだ。「Vanity Fair」誌にこんなことを語っている。2004年、テレビ局BBC制作のミニドラマ「To the Ends of the Earth」の撮影で南アフリカに滞在していたベネディクト。共演者のセオ・ランディ、デニス・ブラックとスキューバダイビングの旅から帰る途中に、武器を持った6人の男たちに囲まれてしまった。携帯電話、クレジットカードを奪われ、銃口を向けられて車のトランクに押し込まれた3人。ベネディクトは「トランクの中から蹴ったり叫んだり、命乞いもした」とふり返る。車はある橋の下で停車。下ろされた3人は、そのとき履いていた靴のひもで縛られ、膝をつくいわゆる「処刑スタイル」を取らされた。「これで人生が終わるのか…」と思ったベネディクトだったが、どういうわけかそこから強盗たちは逃走。おかげで人に助けを求めることができ、いまに至るのだという。キムは押し入り強盗で、ベネディクトは誘拐と、状況は少し異なるものの銃を突き付けられたという共通の恐怖体験をした2人。彼はキムの事件が起こる前にこの体験を告白しており、キムの事件直後に「Vanity Fair」誌が発売されて明らかになるという偶然が重なった。(Hiromi Kaku)
2016年10月06日ベネディクト・カンバーバッチ演じるシャーロック・ホームズとマーティン・フリーマン演じるジョン・ワトソンのパーフェクトコンビが活躍する「シャーロック」最新シーズンのオフィシャルフォトが公開された。2017年に放送されるシーズン4は、先月撮影が終了。ホームズの宿敵モリアーティが再び帰ってくることが明らかになっており、前シーズンと比べて非常にダークな内容になるとのこと。そんな内容とマッチしたオフィシャルフォトは、極めてダークな背景と同化してしまいそうな衣服に身を包んだ2人が写っている。フェイスブックの「シャーロック」公式ページで公開されたこの写真に対し、ファンから「ワトソンが白髪になっちゃうくらい時間がかかったわね」と指摘されるのも納得。後ろに撫でつけたワトソンの髪の毛は、前シーズンから2年以上が経ち白髪に…。現在のところ、シーズン4に続き、シーズン5も製作予定と言われているが、製作総指揮のスティーヴン・モファットは「シーズン4で最後になってしまったらちょっと驚くね。でも、ありえないことではないんだ」と「Telegraph」誌に語っている。その一方で、「(こんな感じで期間を空けたりして)たまに番組を製作しながらずっと続いていくかもしれない」とも。いつまでこの黄金コンビを見られるか!?(Hiromi Kaku)
2016年09月01日マーベル映画『ドクター・ストレンジ』が、2017年1月27日(金)より全国の劇場で公開される。主演は英国俳優ベネディクト・カンバーバッチ、監督はスコット・デリクソンが務める。「アベンジャーズ」シリーズ、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』など、各国の映画記録を塗り替え続けるマーベル・スタジオが贈る待望の最新作となる本作。主人公は、天才的な脳外科医でありながら、不慮の事故で両手の機能を失ってしまったストレンジ。完璧だった人生を取り戻そうと様々な治療を試みるが、どんな最先端医療を持ってしても完治する見込みはなく、財産も使い果たしてしまう。全てを失ったストレンジが頼ったのは、どんな傷も治せるという魔術師だった。空間を自在に捻じ曲げたり、高層ビル群を自在に組み替えたり、時空を自在に移動したりと、常識を覆す魔術を取得したストレンジは、強大な敵の登場を前に、悩みながらもヒーローとして目覚めていく。医師としての本質から、“敵ですら傷つけられない”という苦悩に葛藤するドクター・ストレンジ。新しいパワーを身に着けて外科医に戻るのか、それとも、最強の魔術師として世界を守っていくのか。マーベル史上最もミステリアスなヒーローによる、深遠にして魅惑的な冒険が始まる。また映画公開を記念して、本作の前日譚となるマーベル公認のオリジナルストーリー「ドクター・ストレンジ エピソード0」が、11月22日(火)発売の週刊少年マガジンに掲載されることが決定した。ペンを取るのは、マーベルの大ファンだという漫画家の春壱。ドクター・ストレンジが魔術を手に入れる少し前、天才外科医の彼が傲慢な態度で同僚たちを困らせながらも、その“神の手”で数々の患者を治療していく姿が描かれるそうだ。【作品情報】映画『ドクター・ストレンジ』原題:Doctor Strange公開日:2017年1月27日(金)監督:スコット・デリクソン製作:ケヴィン・ファイギ出演:ベネディクト・カンバーバッチ/レイチェル・マクアダムスほか© 2016 Marvel.
2016年07月29日