お宮参り、きょうだいの七五三、結婚式など、赤ちゃんと一緒にフォーマルな場に行く機会は意外と多いもの。そんなとき、赤ちゃんに何を着せればいいのでしょうか? ベビーフォーマルの種類はいろいろあるので、迷いますよね。今回はそんなベビーフォーマルについて、月齢や男女別におすすめの服装、選ぶときのポイントなどをご紹介します。ベビーフォーマルとは? いつ着るもの? ベビーフォーマルとは、フォーマルな場所で赤ちゃんに着せる服のことをいいます。お宮参りや初節句など赤ちゃん自身が主役のセレモニーはもちろん、きょうだいの卒入園・卒入学式、七五三、お呼ばれした結婚式など、活用のシーンはさまざまです。大人のフォーマルウェアとちがって、ベビーフォーマルにはっきりした決まりはありません。たとえば結婚式のゲストが白い服を着るのはNGですが、赤ちゃんの場合は問題なし。あまりに場違いなファッションは考えものですが、基本的にはドレスコードを気にしすぎず、かわいいファッションを思いっ切り楽しんでOKです。ベビーフォーマル選びの基本ポイント5つまずは男女や年齢(月齢)に関わらず、おさえておきたいポイントを5つご紹介しましょう。【1】素材赤ちゃんのお肌はデリケートで汗っかき。全体に通気性のいい素材で、肌に触れる部分は綿素材がおすすめです。【2】着心地おむつ替えがしやすく、赤ちゃんの動きをさまたげないデザインを選びましょう。顔や首まわりにレースやリボンが付いていると肌への刺激になってしまうこともあるので、注意してください。【3】サイズ大きすぎるサイズを選ぶと、手が出なかったり、裾を踏んづけてしまったりして赤ちゃんのイライラや危険のもと。見た目もちょっと不格好です。生後3ヶ月くらいまでは50~70cmくらいのフリーサイズがいいでしょう。それ以降は80cmサイズを選ぶと比較的長く着られます。【4】季節ベビーフォーマルは大きく分けて「春夏用」「秋冬用」の2種類あります。季節にあったものを用意しましょう。赤ちゃん~幼児期の服装は「大人ー1枚」が基本なので、厚着させすぎないようにインナーなどを調節してください。【5】レンタルのメリット&デメリット「そんなに頻繁に着ないだろうから買うのはちょっと…」という方にはレンタルも便利です。ただし、筆者個人的にはレンタルよりも「あまり高くないものを買う」ほうが便利&お得だと思います。ベビーフォーマルのほとんどは洗濯できるので大人用のようにクリーニング代を気にする必要はありませんし、赤ちゃんは付属品を引きちぎったり、汚したりすることもあります。レンタルや高いお洋服を着せてヒヤヒヤしているよりも、気軽に買い替えられるものを選んだ方が、ママも安心してイベントを楽しめますよ。新生児~お宮参りに【ベビードレス】って必要?ベビードレスとは、新生児~生後3ヶ月くらいの赤ちゃんに着せるセレモニードレスです。着せる機会としては、出産した病院からの退院時やお宮参り、この時期に出席する結婚式などがあります。フリルやレースなどのついた愛らしいデザインで、ツーウェイオールとフード(帽子)にコートがセットになっているタイプが多いようです。色は「まだ何にも染まっていないこと」を意味する白が一般的です。また、ベビードレスのほとんどは男女兼用です。「男の子にフリフリのレースはちょっと…」という方には、スーツ風デザインやシンプルな白いツーウェイオールもあります。【男の子】おすすめのベビーフォーマル男の子におすすめなのは、スーツやタキシード風のプリントやデザインです。首元がネクタイ風になっていたり、前身ごろにだけベストが縫い付けられていたり、赤ちゃんの負担にならないおしゃれなデザインがいろいろあります。お座りまでの赤ちゃんならツーウェイロンパース、立って動き回るようになったらセパレートタイプが便利です。靴がプリントされた靴下や、ネクタイがプリントされたおめかし用スタイ(よだれかけ)なども組み合わせると「一丁前」でかわいいですよ。【女の子】おすすめのベビーフォーマルお座りくらいまでの赤ちゃんには、ボディスーツやロンパースにチュチュを組み合わせると手軽に女の子らしい雰囲気になります。もう少し大きくなったら、ワンピースやツーピースもおすすめ。エプロンドレスなら、インナーを変えればオールシーズン着まわせるので便利です。つけ襟ふうのスタイやおめかし用の靴下、タイツ、ヘッドアクセサリーを組み合わせれば、さらにおしゃれ度がアップします。赤ちゃんならではのおしゃれを楽しんでベビーフォーマルは着られる時期こそ短いものの、赤ちゃんならではのおしゃれを楽しむ絶好のチャンスです。今回ご紹介した内容を参考に、赤ちゃんの負担にならないよう、かわいいおしゃれを楽しんでくださいね!
2017年04月07日