ベルギー発の時計ブランド「コモノ(KOMONO)」から、カラフルワントーンの新作ウォッチ「ザ モノ(THE MONO)」が登場。2019年6月21日(金)より旗艦店のコモノ東京KOMONO TOKYO)にて先行発売された後、6月28日(金)より一部セレクトショップと全国のH°M′S″ウォッチストアの店頭及びオンラインストアにて販売される。「ザ モノ」は、カラフルな90‘sストリート・スケーターカルチャーにインスパイアされたコレクション。カラーは、クリアなホワイトやジューシーなピンク、ネオンオレンジなど、夏の太陽に映えるビタミンカラーからニュートラルカラーまで全9色を揃える。半透明のシリコンストラップと着色アクリルクリスタルガラスを組み合わせたカラフルワントーンの時計は、アクセサリー感覚で身に着けるのが楽しい。春夏のコーディネートのアクセントに取り入れたい。【詳細】「ザ モノ(THE MONO)」先行発売日:2019年6月21日(金)先行取り扱い:コモノ東京発売日:2019年6月28日(金)取り扱い:一部セレクトショップと全国のH°M′S″ ウォッチストアの店頭及びオンラインストアケース径:38.8㎜カラー:全9色展開価格:7,800円+税【問い合わせ先】コモノ東京TEL:03-6455-4454
2019年06月24日ベルギー発のベーカリーレストラン「ル・パン・コティディアン(Le Pain Quotidien)」の国内5店舗目となる新店舗が、2019年5月下旬にたまプラーザにオープンする。「ル・パン・コティディアン」は、1990年に誕生した、オーガニック中心のベーカーレストラン。現在、パリ、ニューヨーク、ロンドンを中心に全世界に250店舗以上で展開し、各国のセレブリティにも愛される人気店だ。今回オープンするたまプラーザ店は、他店舗と同様、ベーカリーとカフェスペースで店内を構成。定番のタルティーヌやパンをはじめ、サラダやデザートなど美味しいだけでなく、体にも嬉しいヘルシーメニューを用意する。中でも、たまプラーザ限定となる「カリーフムスとフレッシュベジタブルのタルティーヌ」は、ル・パン・コティディアン自慢のオーガニック小麦のハードブレッドに、カリーで香付けしたフムスとフレッシュな野菜を乗せた注目の一品。美容と健康を意識した人や、ヴィーガンの人も気軽に食べることが出来るおすすめのメニューだ。【詳細】ル・パン・コティディアン たまプラーザ店オープン時期:2019年5月下旬住所:神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-17-5 ROOF125 1階営業時間:平日 111:00~22:00(L.O.21:00)、土日祝 9:00~22:00(L.O.21:00)定休日:年末年始席数:店内62席TEL:045-532-6490※曜日によらずテイクアウトは21:00まで。※土日祝日9:00~11:00はパンとドリンクのみの提供。※電話は5月下旬より開通。<たまプラーザ店限定メニュー例>カリーフムスとフレッシュベジタブルのタルティーヌ 1,290円+税、フェタチーズとキアヌのギリシャ風サラダ 1,590円+税、抹茶風味のクロワッサン 320円+税、バナナとチョコレートのブリュッセル風ワッフル 1,200円+税※バナナとチョコレートのブリュッセルワッフルはイートインオンリー。
2019年05月13日ベルギー王室御用達チョコレートブランド・ヴィタメール(WITTAMER)より母の日に向けた限定ケーキが登場。2019年5月10日(金)から12日(日)の期間で販売される。ペタル ドゥ ベリー「ペタル ドゥ ベリー」は、甘酸っぱいベリームースとフロマージュを重ねた爽やかな味わいが特徴。トップには苺の果実を乗せ、赤い花びらが舞う様子を表現した天面のデザインと、赤いチョコレートがエレガントな一品だ。ロゼ・ノーブルピンクの色味もキュートな甘酸っぱい苺ムースを軽い口当たりのビスキュイで包み、トップにチョコレートのフリルを飾った「ロゼ・ノーブル」。まるでカーネーションのように華やかなフリルには、感謝の気持ちを表す赤いハートのショコラが添えられる。【詳細】ヴィタメール 母の日限定ケーキ販売期間:2019年5月10日(金)~12日(日)価格:ペタル ドゥ ベリー 約17cm 1,800円+税、ロゼ・ノーブル 15cm 3,800円+税/10.5cm 2,600円+税取り扱い店舗:ヴィタメール東西20店舗【問い合わせ先】お客様相談室TEL:0120-056891
2019年04月18日「ベルギービールウィークエンド2019」が、名古屋を皮切りに、横浜・日比谷・大阪・六本木の5会場で順次開催。2019年9月11日(水)から16日(月・祝)までの期間、六本木会場にて開催される。日本最大級のベルギービール&グルメイベントこれまでに累計100万人以上を動員している「ベルギービールウィークエンド」は、日本最大級のベルギービール&グルメイベント。美食の国ベルギーにふさわしいフードメニュー、トップアーティストによる音楽ライブと合わせて、本場ベルギーの文化とライフスタイルが体験出来る。六本木には初登場9種含む全55種のベルギービールが登場六本木会場には、55種類のビールが登場。そのうち9種類が初登場のビールとなる。また、各会場とも販売するベルギービールのタイプは全11タイプに分類されている。世界で最も多く造られ、そして消費されている「ピルスナー」や、美しい黄金色の「ゴールデン・エール」、コリアンダーやオレンジピールをアクセントにした「ホワイト・ビール」、赤い色とフルーティな酸味を特徴とする「レッド・ビール」、どのカテゴリにも属さないユニークな「スペシャル・ビール」など、多彩さと奥の深さを楽しめる。また、各ビールには甘味、酸味、苦味、コク、キレ、香りを数値化したテイストチャートも用意されているので、ビールタイプと合わせてお気に入りの一杯探しの参考にしてほしい。【開催概要】「ベルギービールウィークエンド2019」■名古屋 ※終了開催期間:4月24日(水)〜5月6日(月休)会場:久屋大通公園 エディオン久屋広場・エンゼル広場■横浜 ※終了開催期間:5月9日(木)〜5月12日(日)会場:山下公園■日比谷※終了開催期間:6月27日(木)〜7月7日(日)会場:日比谷公園 噴水広場■大阪※終了開催期間:7月11日(木)〜7月21日(日)会場:大阪城公園 太陽の広場■六本木開催期間:9月11日(水)〜9月16日(月・祝)開催時間:平日 16:00~22:00、土日 11:00~22:00、最終日 11:00~21:00会場:六本木ヒルズアリーナ※全日程ラストオーダーはイベント終了30分前。<チケット>・スターターセット(オリジナルグラス1個、飲食用コイン11枚) 前売 2,950円/当日 3,200円(税込)。グループセット(オリジナルグラス1個、飲食用コイン11枚×4名分) 11,600円(税込)・ラウンジ予約(1テーブル4人掛け 2時間入替制) 前売 2,000円/当日 2,500円前売り取扱:ベルギービールウィークエンド公式サイト、楽天チケット、ファミリーマート各店【問い合わせ先】ベルギービールウィークエンド事務局TEL:03-5829-6878
2019年03月16日昔から本屋さんは大好きです。日本の駅に入っているような小さい本屋ではなく、なんでも置いてありそうな大きな本屋さんが大好き。 大きな本屋さんだと、欲しい分野の本はたくさん揃っていてどれを買うかよりどりみどりだし、よく知らない分野の通路もじろじろ背表紙を読みながら歩いて、探検気分が味わえて長時間いても飽きません。 ブリュッセルにもわたしの好みの大きな本屋さんがあります。今回はベルギーの本屋事情とベルギーでも人気な日本映画の紹介です。 その本屋は「Filigranes」といって、世界遺産の広場グランプラスから2駅のブリュッセル王宮の近くにあります。ビルの1階部分に入っており、入口は小さいのですが、その奥がアリの巣のように広がっていてかなり広いんです。拡張、拡張を繰り返したような作りで、迷路のようになっています。 わたしがいつもまず向かうのは編み物のコーナー。主要なコーナーではないからか遠い奥のほうにあります。 日本より寒いベルギーでは、編み物はソーイングより盛んなように思います。洋書っていうだけでかわいく思えてフランス語は読めなくても楽しい。 次に好きなコーナーは料理です。ここはかなり広いです。でもその広い料理コーナーで一番手前にあって目に入る平積みテーブルには、いつでもVEGAN料理の本たちが。 日本でもヘルシー志向は高まっていると思いますが、それはベルギーでも同じです。日本と違うのはベジタリアンが多いこと、グルテンフリーやオーガニック製品が充実していることだと思います。日本だと身体にいいからたまにVEGANの料理を食べる方はいても、毎食VEGANの人は少ないですよね。 VEGANの本は食事やお菓子、軽食までたくさんの種類があり、わかりやすい陳列になっています。そして有名らしいVEGAN料理研究家も数名プッシュされているのです。日本とは違う雰囲気ですよね。日本の本屋さんは久しく行ってないのですが、平積みは話題の新刊やお弁当の本などで、簡単や時短をうたう本が人気なのかな、と思います。 そして本が一つ一つ大きいのです。日本で言えば図鑑のような重さなのも不思議です。 おまけ感覚で寄るのが、ガーデニングや花の本です。ベルギーは日本より花が身近です。みんな日々花を飾る習慣がありますし、なにかお礼やお祝いとなると食べ物よりお花を贈ることが多そうです。男の人が花束を持っている光景は日常的で、とっても素敵なんですよ。 花より団子はベルギーでは通用しないかも?わたしも好きな人からもらうなら団子より花がいいです。そこはベルギー人に近いかな?花が大好きな私は美しい本を見るだけでうっとりします。これまた重い本が多いのですが、何か一つ欲しいなと思います。 DVDも少しおいてあるのですが、ここでスタジオジブリの映画をみつけてうれしくなりました。「コクリコ坂から」は、50年前くらいの日本が舞台なので、現代のベルギーの方にはどう映るのか気になります。 ベルギーに住んでみると、日本が稀有な文化を持った個性的で不思議な国だと思うようになりました。ヨーロッパはもちろんそれぞれの国で特徴はあるのですが、食文化にしろ、建物にしろ、国民性などどこか似ている部分があります。けれど島国である日本は他に似ている国がありません。とってもユニークです。日本の描写が強い映画作品の中にはベルギーの人が理解できないようなものもあるように思います。 そう感じていた最近、ベルギーでも是枝監督の「万引き家族」が公開されました。わたしはタイミングが悪く映画館に行けなかったのですが、日本語で映画を観れるチャンスだったのにと後悔しています。この「万引き家族」、ベルギーでもかなりの高評価で大人気なんです。わたしがみたサイトでは☆4.5です。 ちなみに、畳に置かれたちゃぶ台で食事をいただくシーンはベルギーのひとには新鮮だったようで、くすくすと笑い声があったそうです。 日本映画は素晴らしい作品が多いですし、こうやってベルギーでも公開されて観ていただけるのはうれしいですね。ぜひ本屋好きな方はベルギーなどヨーロッパに来たら本屋さんを探してのぞいてみて下さい。日本と違う発見があって面白いですよ。 《today’s knitting 》 #スナオミトンポーズ 先月ベルギーではたくさん雪が積もりました。北海道より北の樺太と同じ緯度のわりには、暖流の影響で雪はあまり降らないのでめずらしい量の積雪でした。8時半はまだ夜のように真っ暗で、そんな中次男を幼稚園に連れて行きました。私の作ったミトンでスナオミトンポーズしてくれました。 雪景色の幼稚園、オレンジ色の灯りもとってもきれいでした。 編み物やベルギー生活の日々のことはinstagram@shiotasunaoもご覧ください。 文・塩田素直(編み物作家・handmade mittens SUNAO)インスタグラム::
2019年03月15日ベルギー王室御用達のチョコレートブランド「マダム ドリュック(Madame Delluc)」が日本初上陸。2019年2月9日(土)、京都・祇園にオープンする。ベルギーで最も古い歴史を持つ、王室御用達の称号を授与された老舗チョコレートブランド「マダム ドリュック」。最高品質の原料を使用し、全工程にまでこだわったチョコレートは、その味わいはもちろん、見た目の美しさと洗練されたパッケージも一級品。N.Y.タイムズによる「死ぬまでに行きたい1000の場所」では、チョコレート店として世界で唯一選出されている。その日本国内1号店となる祇園店は、築120年の歴史ある京町屋をリノベーション。伝統ある京町屋の風情を残しつつ、本国ベルギーの洋風な雰囲気を融合した店内には、「マダム ドリュック」が誇る様々な最高級チョコレートが用意されている。また、併設のカフェでは、高品質の粉に拘って作るベルギーワッフルとチョコレートを、京都ならではの抹茶と共に楽しめる限定セットメニューも販売。ベルギー王室が認めた味と古都京都の伝統が融合した、ここでしか味わえない一品だ。【店舗情報】「マダム ドリュック(Madame Delluc)」京都祇園店オープン日:2019年2月9日(土)住所:京都府京都市東山区上弁天町435-1営業時間:10:00~20:00(ラストオーダー19:00)定休日:不定休席数:1F(個室サロン4席※予約制)・2F 22席TEL:075-531-2755<商品例>・Rosine verte(4個入り) 2,000円+税・Rosine(8個入り) 4,000円+税・Rosine rose(15個入り) 7,500円+税・Evening chic(20個入り) 9,500円+税・Eternity(16個入り) 7,900円+税・Petite boîte glamour argentée(20個入り) 9,500円+税・Réglette pralines(6個入り) 3,000円+税
2019年02月11日こんにちは。ベルギーの寒くて暗い冬がやってきました。特に日の出の時間が日本に比べて遅く、9時くらいにならないと明るくなりません。夜のように真っ暗な中、3歳の子供を連れて登園するのがいまでも不思議な感じです。 でもそんな冬は、おうちでおいしいものをつくって食べて、家族でのんびり過ごす季節です。料理が好きなわたしの日々の食卓を少しご紹介します。 少し前になりますが、長男の運動会のため、家族みんなで食べるお弁当を作りました。容器の中にさまざまなおかずをぎっしり詰めるお弁当は、日本が誇るおもしろい文化ですよね。(ベルギーの子供たちは大体パンにハムかチーズで毎日同じ)サンドイッチはローストビーフ、ヘーゼルナッツペースト、無花果クリームチーズの3種類。ヨーロッパの牛肉は赤身が本当においしいのでローストビーフがとってもおいしく作れます。ヘーゼルナッツペーストも西洋ならでは。ピーナッツバターよりオイリーではなく、チョコレートスプレッドほど濃厚ではなく、うちのこどもたちが大好きなパンのお供です。ムール貝はベルギーの有名な食材の1つです。たっぷりのムール貝をキャセロールにいれて、白ワインや香味野菜といっしょに蒸した料理が有名ですが、この日は味噌バターで味付けしました。味噌が入るだけでぐっと和の味になるので味噌はとても重宝しています。 ムール貝を使って炊き込みご飯をつくってみたらこれがとてもおいしく大成功!牡蠣ごはんを参考に、少しの生姜とかつお出汁で炊くと、ムール貝からのいい出汁も合わさって、満足いく和食の完成でした。 これはいつかのお酒のおとも。芽キャベツはフランス語では”choux de bruxelles”(ブリュッセルのキャベツ)というくらい、ベルギーで好まれる野菜でわたしも大好きです。焼き目をつけてから蒸すのがお気に入りです。香ばしさと甘味両方味わえます。コロンとした見た目のかわいさも好きな要素のひとつ。私の中で盛り付けも味の一部なので、見た目もこだわります。丸い白いものは最近はまっている山羊のチーズ。山羊のチーズといっても種類はたくさんあるのですが、この丸いものはやわらかくて食べやすく、いつも蜂蜜とナッツといっしょにいただいています。 パテは買ってきたものですが、うさぎのパテでナッツがごろごろと入っています。秋冬になりジビエの季節になると、うさぎやきじ、いのししや鹿などさまざまなパテが売られます。ややくせがありますがお酒のおともに大好きです。トマトはコリアンダー(パクチー)と和えただけ。日本ではエスニック料理でしかあまり使われないパクチーですが、こちらではほかのハーブのようにサラダで使われることも多いです。さわやかでとってもおいしいです! この秋びっくりしたのが、ビオショップに生なめこが売られていたこと!別の日に行ったら舞茸もあり、日本のキノコが西洋でも注目されてきていることに驚きました。ちなみにSHIITAKE、NAMEKO、MAITAKEと日本の名前そのままなのもうれしいです。(左上上部のパンフレットがSHIETEKEになっているのが残念 笑) これらは日本の食材なので、あえて西洋料理にしてみたのがこちら、ポリッジです。 ポリッジは西洋発祥のおかゆのようなもので、オートミールなどの穀物を牛乳か水で柔らかくゆでていただくとってもヘルシーな料理です。わたしはオートミールのかわりに蕎麦を使いました。日本では蕎麦というと麺を思い浮かべますが、こちらでは蕎麦の実や蕎麦粉が主流です。はじめて蕎麦の実を茹でましたが、香りが日本の蕎麦の麺を茹でる時と同じで懐かしく思いました。蕎麦のポリッジに、ニンニクと炒めたきのこたちとコールラビを乗せ、仕上げにバルサミコクリームとクコの実をふりかけて完成。きのこは万能です。 これはわたしがヨーグルト代わりに食べているスキール。わたしが日本にいたころ、日本で見かけたことはなかったのですが最近ではどうなのでしょうか?日本のヘルシーブームに乗って輸入されているかもしれないですね。スキールはアイスランド発祥のもので、アイスランド人が日々食べる健康食です。無脂肪乳で作られる発酵食品で、ヨーグルトより水分が少なくもっちりしていて、食感はマスカルポーネチーズのよう!脂質がないのでカロリーがとっても少ないのに高たんぱくで、身体にいいことづくしなんです。スキール自体は甘くないので、ヨーグルトのように味がついているものも売っています。値段も手ごろなので、西洋に来られた際はぜひスーパーで探してみてほしいです。わたしも冬太り対策に日々食べようと思います笑 そして先日だんなさんの誕生日があり、ケーキを作りました。めでたく?アラサーよりアラフォーに近づいてきました。 ベルギーのケーキは、フランス菓子のように凝ったデコレーションのものか素朴なタルトが多いのですが、市販のものはとても甘いんです。なので家族の記念日には自分でケーキを作ります。パティシエで買ったものはもちろんおいしいですが、スポンジケーキを焼いてクリームを塗れば立派にケーキです。自分の好みにデコレーションするのは楽しいです!そしてこのケーキはすべての食材をオーガニックのもので作ったBIOケーキ。ベルギーでは日本に比べるとずっとBIO文化が発展しています。BIOSHOPもたくさんあり、多くの人がお買い物をするからかそんなに高価ではありません。ベルギーに暮らしていると日本で馴染みの食材がなかったり、高価だったりしますが、こちらで愛されている西洋食材を自分なりにアレンジして料理することはとても楽しいです。凝ったものは作れませんが、日々健康的でおいしい料理をこころがけています。 《today’s knitting 》 #スナオミトンポーズ ベルギーや日本でもミトンの活躍する季節になり、とてもうれしいです。今年ベルギーでは数点オーダーをお受けして製作させていただきました。オーダーはそれぞれの好みが出て、わたしでは選ばないような色遣いのミトンにも出会えて、製作するのも楽しいです。ミトンで顔や頬を隠すポーズを“スナオミトンポーズ”と呼んでいますが、何枚か写真を撮らせていただいてたのでここで紹介しますね。かわいい! 編み物やベルギー生活の日々のことはinstagram@shiotasunaoもご覧ください。 文・塩田素直(編み物作家・handmade mittens SUNAO)インスタグラム::
2019年01月02日前回に続き、後編スタートです! スロベニアとクロアチアのプリトヴィッチェへのレンタカー旅。ドゥブロブニクのあとは、プリトゥヴィチェ湖畔国立公園へ。大小16の湖と92個の滝を持つ広大な公園で、こちらもユネスコ世界遺産です。遊覧船やバスを使いながらいろいろなウォーキングコースがあり、すべての湖をめぐろうと思うと5~6時間かかります。地球の歩き方など有名なガイドブックでも3ページしか内容のない公園ですが、ここを訪れた友人がとても感動したと話していたので、山や森好きなわたしたち家族はここには絶対に行こうと決めていました。湖畔に降りる前に上からみるとこの景色。 カメラについてくわしくないわたしたちが撮ってもこの美しさ。 実際にみる湖のエメラルドグリーンは息をのむほどきれいでした。こんな色が自然にあるのか、という感じでした。天気があまりよくなかったのにもかかわらず、湖は透きとおって輝き、白い岩の崖と木々との色の対比にもはっとさせられ、滝の流れる音が心地よくて、癒しの光景でした。 この日の朝まで灼熱のドゥブロブニクにいたのに、ここは深い森と谷で空気が凛として涼しかったです。ドゥブロブニクもとてもよかったのですが、わたしはここの気持ち良さには勝てないぞと思いました。 小雨も時折降りました。少し残念だなと思いましたが、そのおかげかもやが山の上のほうにでてきて幻想的な景色も見れました。湖の横からみた色のグラデーション、この景色をずっとみながら歩くことができます。 ここもみんなが寄るスポットのひとつで、最大の滝ヴェリキ滝です。落差78メートルあって、広い面積で落ちてきます。わたしの写真じゃその迫力が伝えられないのが残念。 16個の湖に落差があるので、湖と湖の間は滝があったり、急流の川になっています。川のところは透明で澄んだ水が白い水しぶきをあげながら勢いよく流れていきます。階段も多く濡れているので、3歳の次男はけっこう抱っこの時間が長くわたしたち親も疲れましたが、6歳の長男はすべて歩ききりました。 ベルギーは山が少なく、川も身近じゃないので、雄大な自然の芸術を実際に体験できてとてもよかったです! ドゥブロブニクでもそうでしたが、日本人はほとんどいませんでした。ただ韓国の方がとっても多くびっくりしました。ツアーで来られている方が多かったのですが、話を聞くと韓国でヒットしたドラマの舞台になっていたそうです。なるほど~笑アンニョハセヨと声かけられることもあってびっくりでした。 プリトゥヴィツェに行く前にレンタカーで向かったのが隣国スロベニアのポストイナ鍾乳洞。ヨーロッパ最大級の鍾乳洞で長さが奥に約27キロも広がっています。鍾乳洞の奥に行く際に、トロッコ列車に乗って向かうと聞いて、こどもたちも楽しいかな、とここに行くことを決めました。 …ただまず不安だったのが国境の超える際の検問です。ベルギーに住んでいると隣国のオランダ、フランス、ドイツに入るのになんの検問もありません。ただクロアチア周辺はそれぞれが独立してからまだ日が浅く、友好関係がまだ薄い国同士もあって、検問がきびしく、例えばボスニアやセルビア方面からの車がいると大渋滞になるそうです。もともとはみな同じ国だったことを思えば悲しい現実ですが、民族や宗教の違いはきっと日本人がすんなり理解できない深い根っこのようなものがあるのでしょうね。 わたしたちが行ったときはそこまでの渋滞はなかったのでよかったのですが、検問はとても厳重でした。レンタカーを借りるときにスロベニアにも行きたいと伝えていたので、なにか書類を書いてくれていました。それがあってよかったです。 ポストイナにつくと思っていた以上に観光客がいっぱいでした。トロッコもほぼ満席!ベルトもなにもないトロッコだったのに思った以上にスピードはでるし、壁すれすれだし、日本人にとってはスリル満点でした。日本でこんなトロッコ許可降りないんじゃないかしら?気温はみるみる下がり、中の気温は8~10度。外は27度くらいだったのでもう寒くてびっくりでした。トロッコにしばらく乗って鍾乳洞の中心につき、そこからはガイドさんの説明を聞きながら歩いて散策です。約2キロ中を歩きます。 私、日本でも鍾乳洞には行ったことがなくて初体験!細かい人工的な装飾のようなのに自然がつくったものということに感動しました。これなんてウェディングケーキみたいです。 静かで暗い洞窟の中を歩くと、水が上から落ちてぴちゃんという音が響くとても幻想的な冒険でした。 鍾乳石が1mm成長するだけで10~30年かかるといわれているそうです。大きな鍾乳石ばかりなのでその途方もない時間と地球の神秘にただただびっくりです。 そしてトラブル発生。鍾乳洞を歩いて散策する途中、深い鍾乳洞の中で停電したのです。もう真っ暗!なにが起きたのかよくわからず、とりあえず本当に真っ暗で危ないのでスマホのライトをつけました。周りにひともいなかったので、とりあえず誰か同じトロッコのメンバーの近くには行こうと真っ暗な中こどもたちを抱っこして進みました。 でもびっくりしたことに誰も慌てていないんです。すごい。ヨーロッパの人、停電に慣れています笑すぐなおりますので、といったアナウンスもなにもありません。 ベルギーに住んでいてもそういえば一度停電しました。よくわからないまま、しばらくしたら復旧したのですが、そういう環境になれているからかみんな動じません。日本だったらパニックになっていそうですよね。無事5分後くらいに復旧しました。 とまあトラブルもあったものの、トロッコも停電もおもしろく、鍾乳洞は美しく雄大で、スロベニアに寄ってよかったです。とてもたくさん歩いた2日間になりました。 《today’s knitting 》 rustic flowers of croatia 美しかったプリトゥヴィツェの湖畔に咲く素朴な花がとてもかわいく、夜ホテルで図案をせっせと描きました。図案にしたいものは出会うとほんとにビビビッときます。そしてさっと図案が描けます。今期の新作です。日本のお店に冬のはじめに納品予定です。 編み物やベルギー生活の日々のことはinstagram@shiotasunaoもご覧ください。 文・塩田素直(編み物作家・handmade mittens SUNAO)インスタグラム::
2018年10月14日夏休みがやってきた!「魔女の宅急便」でおなじみのクロアチアへ。 ヨーロッパでは夏に1~2週間ほど、長い人だと1か月くらいの「長期旅行」に行くのが一般的。その夏のお楽しみのために、みんな仕事をしているのではないかというくらいです。ベルギーでも学校は6月末で終了し、7,8月は夏休みなので、最後の日は「Bon vacances!」といってバイバイします。会社も日本のようにお盆あたりに夏休みが設定されているわけではなく、みんなそれぞれ取りたいときに有休を使って休みます。わたしたち家族は、この夏は1週間、クロアチアとスロベニアにバカンスに行ってきました。最初の数日はアドリア海の真珠と呼ばれる、クロアチアのドゥブロブニク(Dubrovnik)です。この橙色の屋根が続く突き出た旧市街をみると、魔女の宅急便や紅の豚を思い出す人もいるのではないでしょうか? ジブリ映画のモデルになったとも言われているドゥブロブニクの旧市街は、ユネスコ世界文化遺産でもあり、アドリア海に面し、城壁がぐるりと取り囲んだ要塞です。端から端まで徒歩10分で行けてしまう小さな街なのですが、ロープーウェーや宿泊したアパートメントからみると海に映える橙の景色がとても美しくかっこよく、迫力があります。 旧市街は城壁に囲まれているので、4つある門からしか入れません。車も入れません。 白くて古い壁に緑の窓が印象的な街並みで、大通り以外は細い階段の多い路地ばかりです。大通りにもにぎやかでとても楽しいのですが、細い路地をめぐるのがわたしはとっても楽しかったです。 細い路地にもレストランや、ショップがちょこちょこあったり、普通の住居らしく洗濯物が干してあってここに暮らす人々の生活が垣間見れます。どこを切り取っても絵になる街でした。 旧市街を取り囲む城壁は歩いて1周することができます。城壁の上からみるメイン通りはこんな感じ。 近くから見下ろすと、旧市街の橙の古い屋根が所せましと建っているのがわかります。 こちらは、過去の爆撃で壊されたままになっているところです。多くはありませんが、いまだ復旧できてないエリアもあって、戦争が起こっていたことをまざまざと見せつけられました。 クロアチアは旧ユーゴスラビア連邦から1991年に独立したまだまだ新しい国です。1991年なんてわたしがこどものころで、そんな時代に戦争をやっていたなんて改めてびっくりしました。実際には1995年までユーゴスラビアとの戦争は続きました。ドゥブロブニクもそのときに砲撃を受けてかなりの被害がでて、ロープーウェーも破壊されたそうですが、急速に復旧し世界遺産としての美しさを取り戻しました。 6歳の長男はこの景色をとても考えいった様子で眺めていました。日本にいると戦争という過酷な環境は遠い昔のこと、遠い世界の国のことのように感じてしまいますが、いまでも世界のあちこちで起こっているということを幼いながら理解してほしいです。 少し暗い話になりましたが、ここからはおいしい食の話!クロアチア料理というとあまりピンとこないかもしれませんが、とっても美食の国なのです。わたしの住んでいるブリュッセルは海から遠いこともあって新鮮な魚介があまり食べられず、高価なので、アドリア海の海産物を食べるのを家族みんな楽しみにしていました。まずは生牡蠣!アドリア海の牡蠣は日本のものと違って丸くて平たい形です。レモンを絞っていただくのですが、日本の牡蠣よりさっぱりしているように思いました。 ベルギーに比べてとっても暑く、湿度もあって日本のような気候なので、冷たい牡蠣とクロアチアのあっさりしたビールが最高でした。 タコも有名です。ベルギーではほぼ食べられることのないタコ。日本のガイドブックにこのタコのカルパッチョが載っていてこのお店はぜったいいくぞと決めていました。カルパッチョというとオイルと塩でいただくのかなと思っていたら、なんとチーズとレモンとケッパーでした。ケッパーをペーストにしたものとレモンを合わせるとゆずコショウのようでした。しっかりした触感のタコ、うれしかったです。 こちらはちょっといいお店でいただいた海老とトリュフのフェットチーネです。ドゥブロブニクは海に面した街ですが、クロアチアのイストゥラ半島の山ではトリュフが名産です。すりたてのトリュフはとても香りが高くて、海と山の幸のコラボにうっとりでした。 こちらはイカ墨のリゾット。イカとムール貝も入ってとてもおいしかったです。イカ墨を食べる文化も強く、クロアチア料理のひとつです。 海外にいるとお米を食べる機会が少なく、こどもたちはごはんを欲しがるのですが、クロアチアはリゾットもおいしく、助かりました。気候もそうですが、海も山も資源が豊富なクロアチアは、日本人の食の嗜好と近いものがあるのかな?と思いました。海水浴も楽しみ、2泊3日まるっと遊んだドゥブロブニク、大人も子供も楽しめてとてもよかったです!階段や坂、石畳が多く、夏はかなり暑いので、気になる方はあまり歳を重ねないうちに旅行にいかれることをおすすめします。次回はスロベニアとクロアチアのプリトヴィッチェへのレンタカー旅をご紹介します! 《today’s knitting 》鎌倉のpstroneさんでの souvenir 展 ミトンが会期前半に間に合わないハプニングがあり、大変ご迷惑をおかけしましたが、なんとか後半お店に並びました。現品販売もオーダー販売も完売いたしました。本当にありがとうございます。オーダーミトン、ていねいにおつくりさせていただきます。 編み物やベルギー生活の日々のことはinstagram@shiotasunaoもご覧ください。 文・塩田素直(編み物作家・handmade mittens SUNAO)インスタグラム::
2018年09月01日ベルギーにも夏がやってきた!毎日晴れてベルギーにしてはめずらしく、30℃を超える日があったりと、夏のピークを迎えています。 わたしは今期からSUNAO knittingと屋号を変更し、ベルギーに住みながらニットの製作をしています。今月、日本での展示会があります。 鎌倉のpatroneさんで行われる「souvenir」に参加します。詳細はこの記事の後半でまた紹介しますね。 外国で、実際に暮らすということ。 さて、今回は旅行では味わえない、「外国で暮らすということ」を紹介したいと思います。 外国に住んでみると、旅行とは違うなぁと痛感することがよくあります。病気のとき、住居のトラブル、郵便のトラブル、こどもたちの学校のことなどたいへんなこと、わからないこともいっぱいで、初めての経験をたくさんしています。 その中で楽しいけれどたいへんでもあるのが日々のごはんづくりです。 海外旅行にいくと、お味噌汁が食べたくなる、だしの効いた和食が食べたくなるとよく聞きますが、住んでいるとなおさらで家では和食が中心です。割高な日本食材と、ベルギーでは簡単に買えるものを組合せながら、家族のごはんを日々作っています。 最近のこどもたちのお弁当をご紹介。 揚げ餃子とひじき煮弁当。 餃子の皮は冷凍ですが、日系食材店で手に入ります!ただうちの餃子に欠かせないニラを買うのがなかなか難しいんです…。普通のスーパーには売っていないので、日系やアジア系の食材店に行ってよいニラをみつけたら多めに買って冷凍しています。 ニラは日本の1束くらいで400~500円くらいしますし、こっちで買うニラは細くてひょろひょろですが、ニラやっぱりおいしいんですよね。 ひじきにはにんじん、ごぼう、こんにゃくや大豆、油揚げなどいろいろ具をいれて炊くのが好きなのですが、なかなかそれらをそろえられないので、クコの実を加えて見た目や食感、栄養バランスに一役買ってもらいました。ドライフルーツやナッツは日本よりとっても豊富です。 鮭塩麹焼きと昆布おにぎり弁当。 塩鮭は普通には売っておらず、日系スーパーで買うととても高い!なのでサーモンを買って塩麹漬けにして少し和の味付けにしています。こちらでは海藻を食べる文化がほとんどないので、昆布やわかめ、ひじきは家庭料理で使いたくなる食材です。ベルギーを代表するオーガニックなパン屋さん「le pain quotidien」(東京にも出店しています!)では、最近海藻を取り入れたタルティーヌがでていたりしてびっくりしました。ヘルシーな食事はベルギーでもトレンドですので、そういったお店では海藻が注目されているように感じます。 アスパラソバージュと松風焼き弁当。 日本ではほとんど見かけない「アスパラソバージュ」という野菜。わたしもベルギーに来るまで知らない野菜でした。見た目はアスパラのようなのでアスパラソバージュという名前がついていると思うのですが、アスパラとは全く違う野菜で、山菜の一種です。そのため、春の数週間しかベルギーでも出回りません。日本のわらびのように、熱を加えるとややヌメリが出てきます。こちらではわらびやこごみ、たけのこなど日本の山の恵みに出会えないので、ベルギーにも山菜があるんだとうれしくなりました。おひたしにするとシンプルでおいしかったですが、てんぷらもおいしいと聞いたので来年挑戦してみます! ムール貝のピラフ弁当。 ベルギーでは貝といえばムール貝!と言えるほど主流で、セロリや玉ねぎといった香味野菜とともに白ワインで蒸された鍋いっぱいのムール貝はベルギーの名物料理です。 殻に入った大きなものももちろんおいしいのですが、剥いてあるムールが冷凍で売られていてとても便利で重宝しています。日本にもあさりの缶詰がありますが、それと同じように貝の旨みたっぷりです。ベルギーに来られた際はぜひムール貝を食べてほしいです。 恋しくなるのが和菓子。 ブリュッセルにも日本人のパティシエさんのお店があって、ショートケーキやどら焼きが食べられて感動したのですが(ベルギーにはスポンジケーキが存在しないんです!)、お餅はありません。 餡子を炊いて、白玉粉を使ってお餅をつくり、苺大福をつくりました。素人大福ですが久しぶりの味に家族全員大満足でした。 お寿司やラーメンはヨーロッパのひとも大好きでお店もちょこちょこあるのですが、和菓子は見かけたことがありません。豆を甘く炊くということに抵抗があるのでしょうか…?ヨーロッパの人には和菓子はいまいち受けていないような気がします。 ベルギーはバターが安くおいしい国。なのでマフィンやパウンドケーキはパン屋さんにあふれています。 でも日本人には甘すぎる気が…ひとつひとつも大きくてなかなかヘビー。 わたしはちょっと健康オタクなので、家で焼くのは卵、牛乳、バター、白砂糖不使用のヘルシーなマフィンやパウンドケーキ。罪悪感なくこどもたちともいっしょに食べられて身体にも心にも優しいうれしい焼き菓子です。 このときは誕生日会だったのでたくさん焼いてかわいいピックをさしてみました!ピックは以前このPeLuLu’s PEOPLEでも紹介されていた「HEMA」で購入しました。「HEMA」はオランダ発祥の雑貨店ですが、かわいいポップなデザインでいろいろなものが売られています。見ていて楽しく、安いこともあってついつい無駄遣いしてしまうお店です。 海外で暮らしていてもやはり食べたくなるのは日本の味で、それが日本人の身体には合っていると思います。 現地で住む人間ならではの、ディープなお話。 旅行では味わえないものとしては、健康診断です。 健康診断は昨年に続き2回目。ベルギーの健康診断、日本と違うことも多く、びっくりすることだらけですが面白いです。 ・問診と婦人科健診は同じ部屋で行い、最終的にまるはだか。カーテンやタオルで隠すこともありません。裸になることへの抵抗感が違うみたいです。・1日に3種類以上の野菜と1種類以上の果物を食べているかと聞かれる。少ない!・胃カメラ以外は基本的に男性には男性のドクターが、女性には女性のドクターがついて、ドクターとは握手であいさつ。・胃カメラは麻酔だけでなく、精神安定剤を打ちます。わたしはこれがすぐ効くので打たれたらすぐ爆睡で、終わった後に起こされるので何も覚えていないまま胃カメラが終わります。楽だけどなんかこわい…。・レントゲンは2年に1回しか受けてはいけない。・ドクターのおすすめの日本の音楽を聞かれperfumeを紹介するとスマホを取り出し、youtubeでperfumeを聴きながら心電図と採血。ちはやふるという言葉の意味やかるたの遊びが英語で説明できなかったです。 とまぁ簡単に書くだけでも驚くことがいっぱいあります。 暮らしていく中で健康診断は欠かせませんが、価値観や習慣の違い、言葉の壁もあり、なかなかハードルの高いイベントです。海外で暮らしてみたいと思う方もたくさんいると思いますが、住んでみて初めて体験できること、知ることがたくさんありますね。 《EXHIBITION》 今月日本で行われる展示会の詳細です! souvenir:彼と彼女のお土産話 at patrone 鎌倉市大町1-10-25-2F月20日(金) – 28日(土) / 会期中23日(月) 休業 海外で出会ったヴィンテージ品や、影響を受けた手仕事の作品を紹介する企画展示を開催いたします。世界中の情報が簡単に手に入る時代ですが、やはり実際に歩き、目にした体験は貴重なもの。個人のフィルターを通し、表現として二次的に伝えられる世界に触れるのもまた楽しいものです。それぞれのお土産話。心ときめく何かを見つけていただけたら。 SUNAO knitting(手編みミトン)tsuitachi(ヴィンテージの器・雑貨)YOHEI NOGUCHI(Duodje)bonnieux(フランス菓子) 素敵な参加者の方々とご一緒でとてもうれしいです。期間中、patorneさんはヨーロッパの雰囲気にあふれていそうで、初夏の鎌倉にわたしも行きたいです。 わたしは現品販売とともにオーダーも承ります。クリスマスごろまでのお届け予定です。納品分は今回の展示会の雰囲気に合わせてモノトーンなど落ち着いた色のミトンを製作したのですが、オーダーでは明るい色味のミトンも選んでいただけます。追ってオーダーの詳細はわたしのホームページやInstagram 、patroneさんのInstagramでご案内します。 数量限定になりますが、みなさんのオーダーが楽しみです。 編み物やベルギー生活の日々のことはinstagram@shiotasunaoもご覧ください。 文・塩田素直(編み物作家・sunao knitting)インスタグラム::
2018年07月17日ベルギー生まれのホワイトビール「ヒューガルデン(Hoegaarden)」は、1か月限定ビアガーデン「ヒューガルデン ビア・ガルデン(Hoegaarden BEER GAARDEN)」を2018年7月20日(金)から8月24日(金)まで、渋谷キャスト ガーデンにオープンする。「ヒューガルデン」は、ワールドビアカップで通算5度の金賞を受賞するなど、世界で愛されるホワイトビール。甘さを感じさせる小麦と、ほろ苦いオレンジピール、スパイシーなコリアンダーシードをマッチさせた、スッキリとした清涼感と華やかさを合わせ持つドリンクとなっている。「ヒューガルデン」プロデュースのビアガーデンは、都会のど真ん中の渋谷キャストにオープン。緑あふれるオアシスのような空間では、「ヒューガルデン」だけでなく、ラズベリー果汁を加えた「ヒューガルデン ロゼ」、さっぱり味わえる「コロナエキストラ」、飲み口の爽やかなベルギービール「ステラアルトワ」など、世界のビールを味わえる。さらに、フードメニューも充実。ベルギーで愛されるクロワッサンに、スモークベーコン、ホワイトチョコレートなどの具材をサンドする「ヒューガルデン クロッサンド」を提供。全てのドリンクは常設ベンチで自由に飲食でき、さらに2時間ドリンク飲み放題のフリーフロープランも用意される。【詳細】「ヒューガルデン ビア・ガルデン」開催期間:2018年7月20日(金)~8月24日(金)時間:平日 15:00~21:00、土日祝 12:00〜21:00住所:東京都渋谷区渋谷1-23-21
2018年07月07日アディダス バイ ラフ・シモンズが、ベルギーの建国記念日を祝福し、スニーカー「RS レプリカント オズウィーゴ パック(RS REPLICANT OZWEEGO PACK)」の新色を発売する。「RS レプリカント オズウィーゴ パック」(5万5,000円)7月21日のベルギー建国記念日を祝い、新たな色調の「RS オズウィーゴ(RS OZWEEGO)」でデザイナーの母国に敬意を表す。先日リリースされたUSAバージョンと、この新しいベルギーバージョンで、国特有のデザインをあしらったコンビが完成。この2つのデザインには、シモンズの出身国ベルギーに対する誇りと、現在彼が住んでいるアメリカに対する称賛の気持ちが表現されている。どちらのバリエーションも2018年春夏シーズンで初めて採用されたデコンストラクション スタイルである「RS レプリカント オズウィーゴ」をアップデートしたモデル。今回、シモンズはアイコニックなモデルにベルギーの国旗の色を使用。進化した2層のメッシュ&シンセティックのアッパーは黒、EVAの踵はレモンイエロー、そしてラバー製のアウトソールはカーディナルレッドという配色になっている。独自の思想と現代的デザインの典型ともいえるこのスニーカーの特徴は、オリジナルの「RS オズウィーゴ」の透明なシリコン製ウィンドウの代わりに使われている、独特のカットアウトパネルにある。シューズは専用のBOXセットに入った形でパッケージングされており、デザインにマッチする幾何学的な模様がプリントされたニットソックス3足が付属する。このベルギーの建国記念日リミテッドエディションは、全世界限定50店舗にて7月12日に発売される。
2018年07月06日アスリートタレントの武井壮が3日、自身のツイッターを通じ、サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会の決勝トーナメントで敗れた日本代表を激励し、相手国・ベルギーへの“全力応援”を誓った。武井壮日本時間3日午前3時キックオフの試合で、日本は2-3の逆転負けを喫した。武井は試合展開に一喜一憂しつつも、終了後には「いやー、ベルギーの底力はんぱねえなやっぱ。。でも次への可能性はガッチリ魅せてもらえた試合だった。。次の世代の日本サッカーが歴史を大きく変えてくれると信じてる!お疲れ様!!!最高に楽しかった!!!!」と日本代表の選手たちに向けてツイート。さらに、「よし!もう切り替えて日本を倒したベルギーを全力で応援しよう!」と宣言し、「この大逆転勝利で勢いに乗って優勝してくれることを願う!!そしたら日本が残り20秒まで追い詰めたチームだぜ!!頑張れベルギー!!!」とベルギーがさらに勝ち上がることを願った。この武井のツイートには多くの感想が寄せられ、「最高にポジティブな意見です!」「そうだ、ベルギー優勝させるぞ」「ベルギーに夢を託しましょう!!!」「全くもってその通りです!ブラジルを是非倒してほしい!」「ブラジル戦でも素晴らしい攻撃を見せてくれよ!」「頑張れよベルギー!!」「全力で応援します」といった声が上がっている。
2018年07月03日決勝トーナメント進出を決め、ますます高まるサッカー熱。決勝トーナメント初戦の対戦相手はベルギーですが、ベルギーといえばチョコレートやワッフル、ビールのイメージはあるものの、正直ベルギー料理と言われてもあまりピンときませんよね。そこで今回は、ベルギー料理のレシピを3つ紹介します。●ワーテルゾーイベルギーの家庭ではおなじみのクリームシチュー風のスープが「ワーテルゾーイ」です。【材料】・鶏肉…500~800g程度(量はお好みで!)・タマネギ…1個・セロリ…1本・ニンジン…1本・じゃがいも…2個・生クリーム…100cc・卵黄…2個分・バター…適量☆コンソメ顆粒…小さじ1☆鶏がらスープの素…小さじ1☆塩…少々☆水…4カップ☆タイム…2本程度☆ローリエ…2枚程度【作り方】1)タマネギを薄切りにし、セロリは葉と茎を分けて食べやすい大きさに切る2)大きめの鍋にバターを入れて加熱し、やわらかくなるまでタマネギを炒める3)2に鶏肉を加え、☆の調味料もすべて鍋に入れる4)沸騰したら弱火にし、30分ほどコトコト煮込む5)ニンジンとじゃがいもの皮をむき、食べやすい大きさに切る6)生クリームと卵黄をよく混ぜ、5とともに4に入れ、さらに20分ほど煮込めば完成!鶏肉はもも肉でも胸肉でもOK。味が薄いと感じたら、塩コショウで調整してみてください。また、水の量を減らしてその分を牛乳に置き換えれば、さらにクリーミーさが増しますよ。●シコングラタン続いては、「シコン」という野菜を使ったグラタンのレシピ。シコンは、日本では「チコリ」という名前で浸透している、ミニ白菜のような見た目の野菜です。【材料】・シコン(チコリ)…6個・ハム…6枚・バター…少々・ニンニクチューブ…少々☆小麦粉…25g☆バター…25g☆牛乳…500cc☆ピザ用チーズ…少々☆塩コショウ…適量☆ナツメグ…適量【作り方】1)鍋にバターとニンニクを入れて熱し、シコンを弱火で蒸し焼きにする(フタは閉める)2)その間に、フライパンにバターを入れて熱し、小麦粉を入れ、牛乳で伸ばしながらホワイトソースを作る3)2の味を塩コショウとナツメグで整え、チーズを加え溶かしていく4)シコンをハムで巻き、耐熱容器に並べ、3をかける5)180~200℃で予熱したオーブンで10~15分ほど焼いたら完成!ホワイトソースの上に、さらにチーズをかけから焼いても濃厚でおいしくなります。シコンだけでは物足りないという人は、ジャガイモやマカロニなどを加えればボリュームアップできますよ!●スペキュロス最後は、ベルギーのおなじみスイーツ「スペキュロス」。紅茶のお供としてよく添えてある、ロータスのカラメルビスケットもスペキュロスの一種(?)だと言われています。【材料】・バター…50g(室温に戻しておく)・薄力粉…120g・ブラウンシュガー…70g・塩…少々・シナモンパウダー…小さじ1/2・ジンジャーパウダー…小さじ1/2・重曹…小さじ1/2・水…大さじ2【作り方】1)バターをボウルに入れてよく混ぜ、クリーム状にする2)ブラウンシュガーと塩を加え、さらによく混ぜる3)薄力粉をざるなどで振るいながら入れ、シナモンパウダーとジンジャーパウダー、重曹も入れる4)水を少しずつ加えながら混ぜてひとつにまとめ、冷蔵庫で2時間ほど寝かせる5)お好みの形、大きさ、厚さに生地を切り、オーブンシートを焼いた天板に並べ、200℃に予熱したオーブンで10分ほど焼いたら完成!シナモンやジンジャーの香りが「スペキュロス」の醍醐味なのですが、これらが苦手な子どもも多いので、お好みに合わせて調整してもいいかもしれませんね。コーヒーにも紅茶にも合うので、いつもと違うティータイムになりそう!冒頭でも触れたように、ベルギーはチョコレートやビールのイメージが強いものですが、当然それ以外にもたくさんの定番料理があります。興味があれば、ぜひ試してみてくださいね。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年07月02日ベルギー王室御用達チョコレートブランド「ヴィタメール」からソフトクリーム「ヴィタメール・ソフトクリーム・ショコラ」が登場。2018年6月19日(火)から9月上旬までオープン予定の東京・銀座三越の限定ショップにて発売する。「ヴィタメール」は、ベルギー・ブリュッセルで生まれた老舗チョコレートブランド。現在、関東・関西の百貨店を中心に21店舗を展開している。そんな「ヴィタメール」から、この夏、銀座三越でしか味わえない限定メニューが登場。「ヴィタメール・ソフトクリーム・ショコラ」は、カカオ分74%のベルギー産チョコレートを使用。ショコラ味のソフトクリームの上には、チョコソースとチョコクランチをあしらった。一口味わえばカカオのコクと香りが口いっぱいに広がる、大人の味わいに仕上がっている。【詳細】ヴィタメール「ヴィタメール・ソフトクリーム・ショコラ」500円+税発売期間:2018年6月19日(火)~9月上旬※予定取り扱い店舗:銀座三越 B2F住所:東京都中央区銀座4-6-16営業時間:10:30~20:00
2018年06月19日コペンハーゲンでの一番の楽しみは、アンティークショップめぐり! ブランドなどくわしくはありませんが、器好きなわたし。日本で買うよりもずっと手にしやすい価格で買えると聞いて楽しみにしていました。 Royal Copenhagen(ロイヤルコペンハーゲン)がやっぱり有名ですが、Jens H.Quistgaard(イェンス・クイストゴー)のほうがわたしは好みで、アンティークショップでたくさん並んでいるのを見て大興奮でした。カップ&ソーサー以外にも、ポットやミルクパン、鍋、バターケースなどいろんなタイプの食器があってもう目移りです。 デンマークは通貨が「デンマーククローネ」という独自のものなのでわかりにくいのですが、えっ!こんなので買えちゃうの!?というお値段でうれしくなりました。 スウェーデンが近いこともあって、スウェーデンのアンティークも多く並んでいました。 こうやってみてみると、スウェーデンのものってどことなく日本の民藝に近い雰囲気がありますね。柄がはっきりとしていて素朴な雰囲気もありながら大胆なデザインと色。 今回はデンマークのもので予算オーバーだったことと、2人の男の子といっしょではゆっくり見れなかったので、スウェーデンのものはまた後日見れるといいなぁと思います。 たくさん見たなかで選んだのは… 今回の旅で私たち夫婦が買ったのはこの器や照明です。 北欧食器初心者が買うようなラインナップですが、クイストゴーの代表作レリーフはやはり欲しくて、コーヒーが大好きなデンマークの方が作るカップだからか、コーヒーが似合うんです。 大きめな平皿は朝ごはんによく使います。普段柄のある器をあまり使わないのでどんな感じになるのかなと思ったけれど盛り付けがおもしろかったです。カレーなんかも似合いましたよ! 照明はこちらにしました。デンマークデザインでは有名なルイス・ポールセンのアンティークもたくさん見かけたのですが、いちばん気に入ったのはどなたがデザインしたのかわからない真鍮のものです。 シンプルにみえますがカーブが美しく、真鍮の鈍い輝きがいい雰囲気です。どことなく研ぎ澄まされた感じがして一目惚れでした。ベルギーの家では設置できないので、いつかのときまでに倉庫行きですが、せっかくここまで車で来たし思い切って買いました! 様々な場所を観光して改めて気付いた、それぞれの国の特徴。ブリュッセルからコペンハーゲンへの往復は途中いろいろなところで観光や宿泊しながらですが、1週間かけて合計2000キロ、24時間くらい走りました。いまから思うとたくさん車に乗ったなぁと思うのですが、なにせ高速道路が無料なのでがんばれます(笑)高速道路に乗っていると国が変わるごとに制限速度の上限や看板が変わるのですが、そこでの面白い発見はデンマークのフォントが一番かわいかった、という事です。やっぱりデザインに優れた国だなぁと思いました。 サービスエリアは日本のように充実はしてないですが(日本のSAはすごいですよね!)、それも国によって違います。トイレはベルギーとドイツは有料です。テーマパークのゲートのようになっていてお金をいれると開く仕組みです。50セントのところが多いと思うのですが、お店で使える割引券が出てくるので実際はもう少し安くトイレに入れます。ベルギーに住んでいると、公共のトイレはどこもたいてい有料なのでそれに慣れてしまっていて、デンマークでお金がいらないとわかり、びっくりでした。 そしてドイツのトイレは自動で便座が回るんです。用を足して立ち上がるとそれに反応して回転し、便座をクリーニングしてくれます。最初ウィーンって言い出したので、ウォシュレット!?水が噴水になったらどうしようと焦りました。日本にもこういうトイレあるんでしょうか?日本人に似て几帳面なドイツっぽいですよね。 でもこのうれしい仕組みが我が家には仇となりました。おむつがとれて間もない2歳の次男を、トイレに座らせたら軽いからなのか、小さくてセンサーが反応しないからなのか、座ったまま回りだしてしまって、恐怖でもうトイレの中で大号泣。。。ドイツのサービスエリアではトイレができなくなりました。いまでもでかけた先のトイレでは、まわる?と確認します笑 あとは日本と違ってサービスエリアの数も少なく、告知の看板(何キロ先にSAがあるというような)もほぼありません。いきなりあと2キロでSAですというような感じなんです。運転していて「ガソリンが残り120キロ分くらいだから次あったらいれようか」なんて話していたのに、一向にサービスエリアがでてこず、もうやばいとなってよくわからないとってものどかなところで高速を降りました。降りてナビを確認すると最寄りのガソリンスタンドが田舎だからかまた遠いんです。結果40分くらい時間をロスして車内はぴりっとした空気に(笑)。 そんなこんなでトラブルもありながら、大人は買い物とおいしいコーヒー、こどもたちはレゴランドとみんなが満足したデンマーク旅になりました。来年は飛行機で行こうと思います! 《today’s knitting 》Order mittens 去年の展示会でオーダーをお受けし、今年の夏にお届けするミトンが全部できました。これは一部なのですが、オーダーは私が選ばない色合いを選んでくださることも多くてとても楽しいんです。 今年の展示も少しずつ決まってきました。楽しみですし、製作頑張ります。 編み物やベルギー生活の日々のことはinstagram@shiotasunaoもご覧ください。 文・塩田素直(編み物作家・handmade mittens SUNAO)インスタグラム::
2018年06月10日ブラウンカラーを基調とした大人っぽい空間を演出「hapje(ハピェ)」はブラウンを基調とした外観で、お店の入り口ではワッフルを食べている人形がお客さんを出迎えてくれます。店内はひとり用の席のほか、テーブル席の用意もあるので複数で訪れても安心です。内観はブラウンに加えホワイトカラーでアクセントを出した、シックな雰囲気。キッズコーナーもあるので、子供連れでも気兼ねなく入ることができます。本場の味をぜひ! ベルギーの食材をふんだんに使用シェフが、日本人に新食感のワッフルを提供したいと思ったことがきっかけで、本場ベルギーワッフルの専門店としてお店をオープンさせました。ワッフルに使用されている食材はすべてベルギー産にこだわり、ベルギーの手法を取り入れてひとつひとつ丁寧に焼き上げています。正方形が主流のワッフルですが、ハピェのワッフルは長方形が特徴で食べごたえも満点です!みんな大好き! 「ブリュッセルワッフル全部のせ」「ハピェ」に来たら必ずオーダーしたいのが、なんといっても「ブリュッセルワッフル全部のせ」。ワッフル生地には砂糖を使用していないため、ベルギー産のバターの風味と粉砂糖の甘味が引き立ちます。ベルギーでは粉砂糖だけで食べるのが主流ですが、「ハピェ」では季節のフルーツをはじめ、たっぷりのホイップクリームやチョコレートソースなどをトッピングすることが可能。全部乗せはその名の通りトッピングを全て乗せた贅沢な一品。一度食べてみる価値ありのメニューです。ワッフル以外にもアイスクリームも大人気!「ベルギー産アイスクリームダブル」もおすすめです。ほろ苦さがクセになるベルギー産のチョコレートと、シナモンクッキーの絶妙なバランスが人気の秘訣。コーンをワッフルコーンにしたり、アイスクリームの個数を増やしたりと、お好みに合わせてオリジナルスイーツにすることもできます。アイスクリームもベルギー産のものを使用し、本場ベルギーにこだわったスイーツたちが堪能できるのも「ハピェ」ならではです。ベルギーのメニューを多くの人に知ってもらいたいスイーツ以外にも、ベルギービールやベルギー産のジャガイモを使用したフレンチフライの販売も開始しました。ベルギービールは大阪でも取り扱っている店舗が少ないため、ベルギービールの愛好家たちの間で話題に。そのため、甘いものが食べられない人にもおすすめです。大阪地下鉄御堂筋線、長堀鶴見緑地線の四ツ橋駅3番出口を出てすぐ左にあるお店です。駅から近いので初めて足を運ぶ人も迷わず行くことができます。本場ベルギーのサクサクふわふわのワッフルを焼き立てで提供しているワッフル専門店「ハピェ」。一度食べたら病みつきになる味をぜひ堪能してみてください。スポット情報スポット名:hapje住所:大阪府大阪市西区北堀江1-1-25 1F電話番号:06-6567-8626
2018年05月16日イースター休暇スタート!家族みんなでデンマークへトリップ。 ベルギーでは春に2週間イースター休暇というものがあり、学校や幼稚園はお休みです。その休暇を利用して家族でデンマークへ行ってきました。(うちの家族構成は30代前半の主人とわたし、6歳と2歳の兄弟です)少し距離はあるのですが、本場のレゴランドに子供たちを連れて行ってあげたかったこともあり、車で行ってきました。車で行くとベルギー→オランダ→ドイツ→デンマークと3回国境を超えます。トラブルもありながら車旅もとってもよかったです。しあわせの国デンマーク、はたしてその秘訣とは。デンマークは幸福度の高い国ということは知っていましたし、 HYGGE(ヒュッゲ)という言葉も聞いたことがありました。みんながしあわせに暮らせる社会ってどういう雰囲気なの?行ったらHYGGEを体感できるのかしら?というのが、まずデンマークに行ってみたいと思うきっかけでした。デンマークの人々が日々大切にしているHYGGEは、日本語ではとても表現しにくい言葉のようですが、私の持っている本には「居心地がいいこと」と書いてありました。すごく意味の広いぼんやりとした言葉のように思いますが、考えてみると毎日居心地がいいってうれしいことですよね。ベルギーにいても寒くて天気が悪くて暗い季節が長いなぁと思うのに、デンマークはさらに北にあり、冬は日照時間が7時間ほどしかないそうです。家の中で過ごす時間がとても多い国だからこそ、家の中での時間を満たされたものにする知恵がHYGGEとして大事にされています。大好きなひとたちとゆっくりごはんを食べる、のんびりする、分かち合う、笑いあう、、、けっして贅沢ではなく、孤独でもなく、背伸びのしない過ごし方がデンマークの人たちのしあわせにつながっているのだと思います。こうして考えてみると、ベルギーでもレストランに1人で来ているひとはあまり見たことがありません。食事は家族や友人と楽しい時間を過ごすツールで、1人で食べるものではないようです。そりゃ1人じゃおいしくない楽しくないってひとりごはんができないわたしは思います。そしてデンマークでは残業をみんなほぼしないそうです。それも大切な人と日々時間をいっしょに過ごすためです。(日本の幸福度の低さが少しわかるような気がしてきちゃいます。。。)そんなデンマークのひとが大好きなもの、それはコーヒー!デンマークでは、街を歩いているとコーヒー屋さんがとってもたくさんあるのが印象的でした。(日本にたくさんあるスタバは見かけませんでしたが)わたしの住んでいるベルギーにはコーヒー屋さんがあまりなく、おいしいコーヒーにあまり出会えないのです。そんなわけで、コーヒー好きな主人とわたしは、デンマークのコーヒーをとても楽しみにしていました。行ったのは、コペンハーゲンで人気だというCOFFEE COLLECTIVEの本店です。素敵な小さいお店が並ぶおしゃれな通りの一角にありました。コーヒーを2つとパンを店内で。「おいしい!」と先に飲んだ主人がとてもびっくりした顔で言ったので、わたしも急いでひとくち。「わぁおいしい!」今まで飲んだ中でいちばんおいしい!感動しました。うまく言葉にできないのですが、香りも華やかで丸みのある柔らかい味。苦みも酸味も強くないとても優しいコーヒーです。コーヒーで感動するなんて思わなかったのですが、それくらいすごいインパクトでした。コーヒーが苦手な方もブラックで飲んでほしい味でした。店員さんに話を聞くとボリビアでとれたオーガニックのコーヒー豆で、ボリビアで高い品質のコーヒー豆を生産できるようにするためにとても努力をしたそうです。平日の昼間でも席はほぼ満席で、みんなゆったりした時間を過ごしていました。パンはデンマークのひとが大好きだというシナモンロールと、チーズやバターがついたベーシックなややハードなパン。シナモンロールは甘すぎず、チーズやバターもくせがなく優しい塩分で、コーヒーに合うようにつくられていました。ベルギーに住んでいると、ショコラの甘いパンやチーズもくせがあるものも多いのでうれしかったです。店内も木の家具と白い壁のすっきりおしゃれな空間に、大きな灯りが印象的。ベルギーはフランスの影響からかデコラティブな凝ったインテリアが多いので、北欧のすっきりした空間がわたしはやっぱり好きです。ここはもう、いまからでもまた行きたい場所になりました。絵本から抜け出してきたような、コペンハーゲンの街並み。そしてコペンハーゲンの街並みは想像していた以上にとってもかわいかったです。暖色が外観にたくさん使ってあって、窓が整然といっぱい並んでいます。屋根裏がありそうな最上階なんかに住んだらもう絵本の世界みたいです。歩いていても飽きません。ただびっくりするほど落書きが多かった、、、それはとても残念でした。あとはセブンイレブンが1階に入ってる建物をよくみかけて観光客としてはそれも少し残念に思いました。コンビニはベルギーにはないのでとってもびっくりしましたよ。街歩きの途中で毛糸屋さんを見かけました。日本だと大型の手芸店などが多いですが、ベルギーも個人経営の小さい毛糸やさんがちょこちょこあります。コペンハーゲンで立ち寄った毛糸屋さんも、小さく薄暗い店内ですてきなマダムが編み物をしながら店番をしていました。寒く家の中で過ごす時間が長いコペンハーゲンでも編み物は盛んなようです。毛糸屋さんに寄ったら職業柄毛糸を買ってしまいます。何をつくろうか楽しみです!今回は、チボリ公園やニューハウン、クリスチャニアといった気になっているスポットは回れなかったので、コペンハーゲンはまた行かなきゃ!《today’s knitting 》CONNECTIONS立体的な丸い輪のつながりが印象的なミトンです。今年の新作! ベルギーに来てからというもの、今回のコペンハーゲンのように毛糸屋さんに思わず寄って購入してしまうことも多く、これまでの製作で使っていた日本の毛糸以外にも使いたい糸がいっぱいでてきます。そういう毛糸たちを使って新作を考えています。まだまだウールで編み物をしていますが、ブリュッセルも暖かい日が増えてきました。 編み物やベルギー生活の日々のことはinstagram@shiotasunaoもご覧ください。 文・塩田素直(編み物作家・handmade mittens SUNAO)インスタグラム::
2018年05月13日ベルギー王室御用達のチョコレートブランド「ヴィタメール」から母の日ギフトが登場。2018年4月20日(金)から5月13日(日)までの期間限定で発売される。フランス語で"母の日"を表すギフト名の「ラ フェット デ メール」。ピンクのバラのオーナメントを添えた2段ボックス仕様の豪華なセットだ。1段目には、いちごのピュレで味付けした季節限定ショコラや、四つ葉のクローバーをイメージしたショコラ、ハート型のショコラなど、見た目もキュートな9粒がアソートメントされている。2段目には、マカダミアナッツやアーモンドをトッピングした焼き菓子「マカダミア・ショコラ」のミルク味とダーク味が詰め合されている。また、真っ赤なカーネーションのオーナメントを飾ったボックスセット「母の日エッセンシャル」は、SサイズとMサイズの2タイプで販売。フィナンシェやフロランタンなどバリエーション豊かな菓子のアソートメントとなっている。【詳細】ヴィタメール 母の日ギフト発売期間:2018年4月20日(金)~5月13日(日)取扱店舗:全国のヴィタメール ※店舗により販売日が異なる場合がある。・ラ フェット デ メール 5,500円+税内容:1段目 ショコラ9粒(バニラ・フォンダン、クール・レイ、ミルティーユ、マティニオン、ヴィタメール、キュラソー、フランボワーズ、フレーズ・シャンパン、アイリッシュ・カフェ 各1粒)、2段目 マカダミア・ショコラ(ミルク/ダーク)各4枚・母の日エッセンシャル(M) 3,100円+税内容:フィナンシェ×2、フィナンシェ・オ・ショコラ×1、フロランタン・アマンド×1、アールグレイ×2、アマンディーヌ・ナチュレ×1、アマンディーヌ・ショコラ×1、マカダミ・ショコラ(ミルク)×2・母の日エッセンシャル(S) 2,100円+税内容:フィナンシェ×1、フィナンシェ・オ・ショコラ×1、フロランタン・アマンド×1、アールグレイ×1、アマンディーヌ・ナチュレ×1、マカダミ・ショコラ(ミルク)×2
2018年04月10日フライドポテト専門店「ポムケ」で出会う本場の味!外苑前にオープンしたフライドポテト専門店「ポムケ」では、本場・ベルギーのフライドポテトを楽しめます。2度揚げにより外はカリッ、中はふんわりとした理想の食感を実現し、女性でも食べやすいのが魅力です。フライドポテトの他にも、サイドディッシュやベルギー・ビールもラインナップ。「ポムケ」に訪れたら一度は食べておきたい!そんなベルギー料理をご紹介します。こだわりが詰まった絶品ポテトフライ!本場ベルギーの味にこだわったフライドポテトの「ポムケ(L)」700円。フライドポテトに最適なベルギー産の「ビンチェ」という品種を使い、本場の製法で作られています。 熱が逃げにくいので、時間が経ってもホクホクとしたポテトのおいしいさはそのまま。5種類のディップにつけるとまた違った味わいになるので、自分好みの組み合わせを楽しめます。マヨネーズにケチャップや唐辛子などを混ぜた「サムライ」が特に人気のソースです。とろとろホロホロの煮込み料理「カルボナード」数あるサイドディッシュの中でも、本場の味を存分に楽しめる「絶品とろけるカルボナード」800円。牛肩肉、玉ねぎ、ニンジン、いんげん豆をベルギービール「トンゲレロ・ブラウン」を使用して3時間煮込んでいます。トロトロとやわらかく仕上がった牛肉に、野菜とビールの旨みがほどよくマッチします。ビールにぴったり! スパイシービーフのプロシェットビールとあわせて楽しめる「スパイシービーフのプロシェット」1本460円。牛肉と玉ねぎの串揚げに、チリパウダーがトッピング。スパイスが全体をピリリと引き締め、ついついビールが進んでしまいます。無形文化遺産に登録されるほど、ベルギーで愛されているフライドポテト。ベルギーでは、揚げたてのフライドポテトを食べながら街を歩くスタイルが広く愛されています。テイクアウトも可能なので、日本で気軽に“ベルギー流”のフライドポテトを楽しんでみては。スポット情報スポット名:ポムケ住所:東京都港区北青山2-12-27 ハレクラニ北青山1F電話番号:03-6804-5884
2018年04月05日日本にいるときから料理が好き。お肉やお魚も大好きだけど何より野菜が大好きです。こちらへ来る前に、ベルギーにはどういう野菜があるんだろう?ゴボウやレンコンなどの根菜はないんだろうなぁとベルギーでのごはんづくりに不安を感じていました。 けれど実際に来てみると日本ではまだなじみの少ない西洋野菜を気軽に買うことができてどういう風に料理しようかなとわくわくすることも多いです。コールラビ、ポワロー、シコン(チコリ)、ビーツ、ロマネスコ、トレビス、芽キャベツ、アーティチョーク、パースニップ、スイスチャード、、、人参やトマトはカラフルだし、洋梨はさまざまな種類があります。見たことのないきのこもたくさんあります。 そしてこれらの野菜たちをつかって和食をつくるのが私のひそかなマイブームです。やっぱり和食はおいしいし、いろんな調理法や調味料で野菜のおいしさを引き出せる気がしています。料理教室も行ったことのないわたしなので素人料理ですが、日々のおうちごはんを紹介します。 先日、友人の出産祝いと送別会を自宅で行い、ごはんをつくらせてもらいました。この時の献立は、エビときのこの春巻き、洋梨と生ハムとバジルの春巻き、蒸し大根(ビーツ味噌)、ラディッシュソテー、ズッキーニナムル、梅酢ひじきポテトサラダ、ロマネスコ、紫キャベツの和マリネ、苺とトマトのサラダでした。パッと見ると和食には見えないかもしれませんが、味付けは味噌や醤油、酢や梅など日本の調味料が中心です。西洋野菜はとても色鮮やかなので和食をつくってもカラフルに仕上がるのがうれしいところです。 こちらはチキンカレーです。ベルギーにはタイ料理屋さんはいっぱいあるのに、こういう茶色いカレーが食べられるところは身近にありません。食べたかったら作るしかない!スパイスは豊富に売っているのでおいしく作ることができます。野菜もいっしょにいっぱい食べたいので、焼いた芽キャベツやラディッシュ、ビーツとクレソン、ザクロも盛り付けました。黄色い万願寺唐辛子のような野菜は初めて買って焼いてのせてみたらこれがとっても激辛で!食べられませんでした。名前のわからないこの子はもう買いません。。。こういう失敗も面白い経験です。 食べたかったら作るしかない!シリーズとしてはラーメンです。ラーメンが食べられるお店はベルギーにもあるのですが、なにせ高いんです。1杯で15ユーロ(1850円くらい)でしょうか。豚肩ロースの塊をお肉屋さんで買い、チャーシューをつくり、その煮汁を使って醤油ラーメンを作りました。自家製なのでとてもあっさりでしたが、やっぱりラーメンはおいしかったです。家族にも大好評でした。今度は味噌ラーメンにも挑戦したいところです。 これは少し前の秋にお友達を招いてつくったごはんです。ベルギーはとってもフルーツの種類が豊富です。柿もKAKI(多くはスペイン産)という名称で売っています。キャロットラペと和えてサラダでいただきました。日本では珍しいパッションフルーツも簡単に買えます。食べたことがなかったので半分に切ったときはその見た目にかなりびっくりしました。(ちょっとなにかの卵のような、、、)でもそのさわやかな酸味とプチカリな独特な食感がおいしくて、秋にはたくさん買いました。 フルーツもBIOのものが安く買えるのがベルギーのうれしいところです。レモンは特にこちらで料理に使うことも多いからか、BIOが多く出回っています。安心して皮ごと使えるので、レモン酵素シロップをつくりました。日本から持ってきている甜菜糖とスライスしたレモンを交互にピンにいれて、1日に1、2回手で混ぜます。少しずつ砂糖がとけていき、9日目ごろから小さい泡がでてくるようになりました。作って1か月以上たった今では蓋をあけるとポンっといい音がします。お湯で割って飲むのが一番簡単でおいしく、乾燥しているベルギーではのどのケアや風邪の防止にいいんじゃないかなと思っています。そのほかドレッシングに使ったり、お菓子作りに使っています。 野菜ではないですが、ベルギー食材で大好きなのがムール貝です。殻つきのムールが大きなパックに入って売っていてそれもよく買うのですが、剥いてあるムールも冷凍で売られていてとても重宝しています。ムール貝の濃厚なおいしさに加えてとてもいいだしが出るので、パスタやスープなんかに加えるととてもおいしくなるんです。使い切るとまたすぐ買う我が家の常備冷凍食品です。そのおいしいだしを使って切干大根の煮物を作るのがもう大好き!日本ではつくれない組合せかと思いますが、ムール貝は和食にとても合います。切干大根は普通のスーパーには残念ながらないので日系食材店で買うことになります。(高い!)余談ですが、背景にある絵は長男(6歳)が書いたぼくと弟(2歳)です。2人とも現在フランス語の幼稚園に通っています。 年末にはこちらで手に入る食材でなんとなくおせちもつくりました。鴨もこちらでは簡単に買える食材です。日本では調理したことなかったので、初めて鴨ロースをつくりました。真ん中はアーティチョークです。筍に似た触感のおいしい野菜なので、筍ご飯ならぬアーティチョークごはんが作れないか考え中です。 不慣れな食材も多く苦労しがちなベルギーでのごはんづくりですが、和食にアレンジするとおいしくいただけるし考えるのが楽しいです。野菜いっぱいのオリジナルレシピどんどん考えてみたいです。 《today’s knitting 》BLUGGE LACE(FOR KIDS)15世紀から手仕事で作られつづけるブルージュレースその繊細で美しい模様や可憐な雰囲気をミトンにしたかったのです 今回はこども用のミトンの紹介です。ベルギーで暮らす中でデザインできたミトン。大人用しか作っていなかったのですが、こどものサイズにもデザインしてみました。ちいさい手ってだけでかわいいのはなぜでしょうね。 編み物やベルギー生活の日々のことはinstagram@shiotasunaoもご覧ください。 文・塩田素直(編み物作家・handmade mittens SUNAO)インスタグラム:
2018年04月01日ベルギーといえばチョコレート(ショコラ)も有名ですよね。 住んでみて驚いたのはショコラティエの数です。わたしの家の半径500メートル以内にはショコラティエが4つもあり、ブーランジェリーよりたくさんあります。そしてブーランジェリーにもショコラは売っているので、ほんとうにショコラが街にあふれています。わたしは普段そんなにショコラを食べないのですが、住んでいるとせっかくだし、と食べる機会も増えました。ショコラ好きにはたまらない国だと思います。 日本でもGODIVAやPierre Marcolini、Wittamerは有名ですし、少し詳しい方ならベルギー王室御用達に選ばれているneuhausやGaller、Leonidasなんかもご存知だと思います。(わたしは全く知らなかった!)有名なショコラブランドはもちろんおいしいですが、ガイドブックにもいろいろ載っていたり、日本でも手に入ったりするので、今回はベルギーで過ごすなかで知ったおいしいショコラをご紹介したいと思います。 まずここはブリュッセルから車で25分くらいの街、Leuvan(ルーヴァン)にあるbittersweetというショコラティエです。黒を基調としたおしゃれな店内にかわいいロゴと鮮やかで斬新なショコラが並びます。2011年の12月にオープンしたとても新しいショコラティエで、シェフも若くてとてもフレッシュな印象を受けました。ショコラのテイストもユニークなものが多いのですが、それ以上にひとつひとつのデザインがおもしろく、遊び心が感じられます。わたしたち家族が選んだのは、PASSION、BELGIAN COOKIE-HAZELNUTPISTACHIO&SMOKED MADON SALT、RHUBARB-STRAWBERRY、LIME CHEESECAKE,CARAMEL-SEA SALT、WASABINUTSとブラウニー(赤い大きなもの)です。わたしは甘すぎないショコラのほうが好きなので、ピスタチオと塩のショコラが好きでした。あとはブラウニー。ブラウニーは買う予定じゃなかったのですが、試食をくださり、おいしくてこれも買う!となりました。ベルギーのお菓子はけっこう甘さたっぷりなのですが、このブラウニーはほろ苦くてすごくうれしかったです。このお店はぜったいリピートします。 くださったパンフレットもかわいいんですよー。オランダ語でしたがよかったらHPみてくださいね。 bittersweet続いて紹介するのは Passion Chocolat というブリュッセルにあるお店です。私が住んでいる地区が発祥のお店で、1998年にとても小さなお店から始まったそうです。おいしい!と地元の方に愛されて今ではブリュッセルの中心にも店舗があります。甘くないショコラが多いからかベルギーに住んでいる日本人にもファンが多く、帰省土産にここのショコラを選ぶ方も多いみたいです。ショコラティエはたいてい量り売りなので好きなものを1つずつ選んで買うことができるのがありがたいです。Passion Chocolatは先ほどのbittersweetに比べると種類もとっても多く、王道なショコラも多く並びます。 壁にはってあったショコラ一覧だけでもこんなに!今回はトリュフもいれてビターなものをメインにちょこちょこ買いました。 わたしはここのプラリネが大好きです。ハートがくっついた形のショコラはビターなプラリネなんですが、カカオ豆の濃い苦みとプラリネクリームの甘さのバランスがとってもおいしいです。1つで大満足の味。あとは脇役ですが、ちいさいコーヒー豆の形のチョコがくせになる味です。割と苦いのですが、カフェでコーヒーを頼んだときにこのショコラがおまけについてきたらうれしいなと思います。よかったらHPみてくださいね。こちらは英語もありました。 Passion Chocolatベルギーは4月にイースターという特別な祝日があり、いまはショコラティエでもスーパーでも卵型のショコラやうさぎの形のショコラがいっぱいです。うさぎやひよこ、たまごがモチーフなんですよね。日本人にはあまり縁のない行事ですが、この期間には限定のショコラもでるのでまた試してみたいです。そしてまだまだおいしいと聞いて、行きたいと思っているショコラティエがあるので、またご紹介しますね。 《today’s knitting 》CHOCOLAT優しいミルクショコラカラーチョコレートが並んでいるようなおいしい甘いミトン 今回はショコラの記事だったのでわたしのミトンのCHOCOLATをご紹介。幾何学的な四角形をショコラにみたててちりばめたデザインです。日本はかなり暖かい日もありそうですが、ベルギーは3月頭に寒波が到来し雪遊びをしました。まだまだミトンの季節です。 編み物やベルギー生活の日々のことはinstagram @shiotasunaoもご覧ください。 文・塩田素直(編み物作家・handmade mittens SUNAO)インスタグラム:
2018年03月20日ベルギーの高級パティスリー「ドゥバイヨル(DEBAILLEUL)」から、バレンタイン限定コレクション「ジャルダン ドゥ ローズ」が登場。2018年1月17日(水)より販売される。2018年バレンタインのテーマは、フランス語で”バラの庭園”を意味する「ジャルダン ドゥ ローズ」。18世紀半ばフランスの宮殿の庭園に咲き誇る美しい薔薇たちから着想を得た5種のショコラを展開する。淡いピンク色を基調に薔薇のモチーフを取りれたショコラは、クラシックで優雅な気品が美しい。一足早く春の空気を運んできてくれそうだ。「スペシャル ハート」は、ホワイトとピンクのグラデーションがロマンティックなハート形のショコラ。舌触り滑らかで香り高い深煎りへ―ゼルナッツのプラリネチョコレートだ。「ガナッシュ ポワール」は、赤やピンクの縞模様を配したキュートでモダンな1粒。ほろ苦く深みのあるダークチョコレートと、爽やかな洋梨のガナッシュが相性ピッタリだ。「ガナッシュ フレーズ」は、ピンク色の薔薇の花びらを描いた美しいショコラ。苺のガナッシュの甘酸っぱい酸味と、ミルクチョコレートのコクが口の中でとろけあう。バレンタイン限定のショコラ「ジャルダン ドゥ ローズ」は、3種類のボックスで展開。薔薇の花びらやレース模様が描かれたピンクやブルーの丸いボックスには、純白のリボンを結んで。まるで、ジュエリーが入っていそうな繊細で優美なボックスは、部屋に飾りたい美しさで、贈り物にもぴったりだ。【詳細】ドゥバイヨル「ジャルダン ドゥ ローズ」発売日:2018年1月17日販売店舗:丸の内オアゾ店・丸ビル店・髙島屋日本橋店・伊勢丹新宿店・三越銀座店他有名百貨店価格:「ジャルダン ドゥ ローズ」4 個入 1,728円 / 6個入 2,592円 / 9個入 3,888円※全て税込み「アンローベ モア!コレクション」には新デザインが登場。【問い合わせ先】片岡物産 お客様相談室TEL:0120-941440
2018年01月21日ベルギー発「ピエール・ルドン(Pierre Ledent)」のバレンタイン限定ショコラが登場。2018年1月下旬から全国の有名百貨店にて発売する。2018年のテーマは「白の魔法(Magie Blanche)」。ベルギー伝統の"レース"が作り出す繊細さや、白バラのたおやかさをショコラで表現した。2018年初登場となる「シャトーマジィブランシェ」は、煌びやかなゴールドに繊細なペイズリーレース柄が施された美しいボックスに入ったスペシャルアソート。味わい深いプラリネ、なめらかなガナッシュ、とろける口どけのキャラメルが堪能できる。アミューズ・ブーシェ(5粒) 550円+税同じく初登場となる日本限定のショコラは、イチジクのフルーティーな甘さとミルクショコラのまろやかさにシナモンでアクセントを加えたハート型の「セリーヌ」、ビターショコラにヘーゼルナッツの香ばしさとペッパーのスパイシーな風味が香る「アマンダ」、ミルクショコラとヘーゼルナッツプラリネの甘さの中にティミュットペッパーを忍ばせた「エリサ」の3粒。どれもショコラティエのピエール・ルドンが出会った魅力的な女性たちからネーミングされている。他にも、豪華6段ボックスの数量限定「グランシャトー・オペラ」や、可愛いドーム型ショコラのお試しアソート「アミューズ・ブーシェ」などがラインナップ。贈り物に適した華やかなパッケージで大、中、小、様々なタイプが取り揃えられている。【詳細】ピエール・ルドン 2018年バレンタイン発売日:2018年1月下旬から取扱:全国の有名百貨店価格例:・シャトーマジィブランシェ(2段 計10粒) 3,400円+税・プチシャトー(2段 計8粒) 2,650円+税・グランシャトー・オペラ(6段 計35粒) 9,150円+税・トロワ(3粒) 900円+税・アミューズ・ブーシェ(5粒) 550円+税【問合せ先】ストークグローバル・ジャパン株式会社TEL:03-6457-5088
2018年01月19日ベルギー発ショコラティエ「ブノワ・ニアン(Benoit Nihant)」の2018年バレンタインチョコレートが、2018年1月下旬より「サロン・デュ・ショコラ 2018」などの催事や百貨店にて販売される。「ブノワ・ニアン」は、ベルギーのカカオ職人ブノワ・ニアンが、カカオ豆のセレクトからショコラ製造まで、すべて自家製で手掛けるチョコレートブランド。日本での展開はバレンタイン期間だけだ。グランクリュ産地や生産者へのリスペクトから他の豆と混ぜることをしない"シングルオリジンカカオ"製法にこだわったビーントゥショコラ。葉巻やコーヒーのようなスモーキーなフレーバーからフルーツとミルクのまろやかな風味のものまで産地からインスピレーションを得た5粒の詰め合わせとなっている。アプリコットの風味が香るミルキーな「サン ホセ デ ボカイ」とフレッシュフルーツにシナモンやジンジャーなどを加えたスパイシーな「ハシエンダ ヴィクトリア」は、日本初登場。オートクチュールコレクションボンボンショコラの製造まで自家製で行うブノワ・ニアンが、オートクチュールと呼ぶショコラの詰め合わせとして「オートクチュールコレクション」が展開される。キャラメル、ガナッシュ、プラリネといったブランドの代表的なボンボンショコラが詰め合わされたセット。従来の3個、6個入りの他に2018年は10個入りが仲間入り。他にも、5つの産地別のカカオをタブレットとガナッシュで食べ比べできる「カカオセレクション」や、サクサクとした食感のキャラメルとピーカンナッツをそれぞれチョコレートでコーティングしたブリトル2種の「デリショコラセレクション」、カカオ本来の美味しさを味わいつくす「Bean to Barコレクション」など、この期間にしか味わえない"カカオ職人"のチョコレートが豊富にラインナップする。【詳細】ブノワ・ニアン 2018年バレンタイン販売期間:2018年1月下旬~バレンタイン期間のみ取扱場所:サロン・デュ・ショコラ、百貨店サロン・デュ・ショコラ開催期間:2018年1月22日(月)~28日(日)会場:新宿NSビル 地階=イベントホール(東京都庁舎隣り)住所:東京都新宿区西新宿2-4-1価格:・グランクリュ(5個入) 1,850円+税・オートクチュールショコラ(3個入) 1,250円+税・オートクチュールショコラ(6個入) 2,400円+税・オートクチュールショコラ(10個入) 3,700円+税・カカオセレクション(10個入) 3,300円+税・ブノワDeluxe(4箱入) 7,000円+税・デリショコラセレクション(2箱入) 3,200円+税・Bean to Barコレクション(全6種) 1,800円~2,200円+税
2018年01月15日ベルギー王室御用達のラグジュアリーレザーグッズブランドのデルヴォー(DELVAUX)が、最新限定コレクション「ミニチュア・ベルジテュード」(全7種/各9万1,000円)の発売を記念したフィルムを公開している。デルヴォーのアイコンバッグであるブリヨン(Brillant)と同コレクションで展開される同フィルム。映画監督であるジャコ・ヴァン・ドルマンを迎え、コレクションのひとつひとつの真髄を表現するベルギーの都市7つを訪れ、それぞれのアイテムの気まぐれな世界と魅力を体験できる。また、同コレクションは、ブリヨンが誕生した1958年ブリュッセル万博博覧会の開催地「ブリュッセル」、アバンギャルドなファッションの中心地「アントワープ」、ルネ・マグリットの作品から着想を得た「ヘント」、国際的で洗練された海岸沿いのリゾート地「クノック・ヘイト市ザウテ」、有名なベルギーワッフル発祥の地「リエージュ」、ベルギーグルメで有名な街「ナミュール」、そして、ビーチの女王であり王でもある「オステンド」といったベルギー各都市の名前を冠している。Delvaux Miniatures Belgitude by Jaco Van Dormael 動画引用元:(Minimal-Bean to Bar chocolate-オフィシャルYouTube : )
2017年09月07日「ベルギービールウィークエンド 2018」が、2018年9月19日(水)から24日(月・祝)まで、東京・六本木ヒルズアリーナにて開催される。ベルギービールの祭典ベルギービールの各銘柄が会場に集結し、音楽やフードとともに味わえるイベント「ベルギービールウィークエンド 2018」。9年目を迎える2018年は、4月25日(水)より名古屋にてスタートし、横浜、大阪、札幌、神戸、日比谷を巡回してきた。ラストは東京・六本木会場ラストを飾る東京・六本木ヒルズアリーナの会場には、98種類のベルギービールが集結。そのうち41種類がベルギービールウィークエンド初登場となる。定番のトラピストビールやIPAをはじめ、残暑が続く9月にぴったりのホワイト・ビールやセゾン・ビール、女性に人気の高いフルーツ・ビールなど、幅広いバリエーションの中から、自分好みのビールを見つけよう。イベントには、全てのビールをピルスナー、IPAなど11のタイプに分類し、ビールの特徴が一目でわかるテイストチャートが用意されているため、ビール初心者にも分かりやすい。登場ビールを一部紹介本記事では、会場に登場するビールの一部を紹介する。トラピスト・ビールの「シメイ ホワイト」はアロマの効いたホップをふんだんに使ったブロンド色のビール。やや苦味を帯びた、鋭いドライさを感じさせる個性派の味わいだ。ピンク色のルックスがアイキャッチなフルーツ・ビールの「ブロンシュ・デ・ナミュール・ロゼ」は、フレッシュなラズベリー果汁を加えたビール。「ブロンシュ・デ・ナミュール」ならではの小麦とスパイスの香りを生かしながらも、甘くフルーティーな風味を楽しめる。アルコール度数も3.4%と低めだ。一方、スペシャル・ビールの「グーデン・カロルス・ウイスキー・インフューズド」はウィスキーを原料として使ったパワフルな味わいが特徴的。バニラやチョコレートのほのかな香りの中にオークの香りが漂う、ユニークなテイストを楽しめる。他にも、バルサミコ酢のような酸味が特徴的なレッドビール「バッカス」やフレッシュレモンのような酸味と穏やかな苦みのランビック・ビール「オードグーズ ティルカン」など、個性豊かなビールが勢揃いする。飲み比べセットなどその他、毎日先着100セット限定の「ベルギービール飲み比べセット」や、ランダムで変わる日替わりメニューを提供する「ビービーダブリュー・ブティック(BBW Boutique)」コーナーなど、様々な手法でビールを楽しませてくれる。一緒に楽しみたいベルギー料理も一緒に味わいたいフードメニューには、ベルギー人が愛するフライドポテト「フリッツ」や、ムール貝、チョコレートケーキといった、ベルギーの伝統料理などを取り揃える。また、日本・ベルギーの有名アーティストのライブステージや、ベルギー人のナビゲーターによるトークショー、ゲーム、来場者の中からベルギーペア旅行があたるキャンペーンなども実施される。【詳細】ベルギービールウィークエンド 2018■東京・六本木会場期間:2018年9月19日(水)~9月24日(月・祝) ※雨天開催時間:9月19日(水)~21日(金) 16:00~22:009月22日(土)~24日(月・祝) 11:00~22:00 ※24日は21:00※ラストオーダー終了30分前会場:六本木ヒルズアリーナ住所:東京都港区六本木6丁目9-1【チケット情報】・スターターセット(オリジナルグラス1個、飲食用コイン11枚) 前売り2,900円/当日3,100円・グループセット(オリジナルグラス1個、飲食用コイン11枚×4名分) 前売りのみ11,200円※価格は全て税込。チケット取扱:全国セブンイレブン各店、全国サークルK・サンクス各店、チケットぴあ、ベルギービールウィークエンド公式サイト【問い合わせ先】ベルギービールウィークエンド事務局TEL:03-5829-6878
2017年08月24日渋谷で開かれている『ベルギー 奇想の系譜ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで』展。タイトルからしてタダならぬ雰囲気ですが、実際に行ってみると…想像以上にヘンな作品がいっぱい!キモいのエロいのグロいのからユニークなものまで、充実のアートがそろう展覧会をレポートします!『ベルギー奇想の系譜』展へ!【女子的アートナビ】vol. 81『ベルギー奇想の系譜ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで』が開かれているのは、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアム。上の写真は、7月下旬に行われたプレス内覧会で撮影しました。今展では、中世から現代まで、総勢30名の作家による約120点のベルギー美術が集結。ボス派からブリューゲル、ルーベンスにマグリットなど、スター作家たちの作品をまとめて見られるワクワクの展覧会です!まずは、キモい系のスター作品から!会場では時代順に作品が並んでいるので、まずは15~17世紀のフランドル絵画から展示がはじまっています。入り口を通って少し進むと、ヒエロニムス・ボス工房作の超目玉作品《トゥヌグダルスの幻視》が登場!一見してヘンな絵です。中央にある巨大な頭部の前に大きな桶が置かれ、そのなかには裸の男女。周囲には、首を落とされた人間や動物、怪物のようなものまで描かれています。この絵の主人公は、左下に描かれている赤い服をきた男性トゥヌグダルス。ここでは彼が眠っている間に巡った地獄の様子が表現されています。15世紀半ばに生まれたヒエロニムス・ボスは、現存する作品がわずか40点ほどしかないという説もある謎多き画家。悪魔や奇妙な怪物などさまざまなキモい系のキャラクターを作品のなかに描きこんだことでも知られています。彼のアートは一度見たら忘れられないほど独創的。ブリューゲルなど後世の画家たちにも強い影響を与え、さらに現代まで描き継がれているため、ボスはベルギー美術における「奇想の系譜」の原点といわれているそうです。また、ピーテル・ブリューゲル(父・1525/30-1569)の原画による版画作品もありました。キリスト教の教えや教訓を伝える版画ですが、これらにもボス風のキモい系キャラクターが多数登場!こちらは《魔術師ヘルモゲネスの転落》に出てくるキャラクター。インパクトが強すぎます。次はエロい系♡続いてエロい系で取り上げるのは、フェリシアン・ロップス(1833-1898)の原画による銅版画作品《娼婦政治家》。黒いストッキングと手袋を身につけた裸の娼婦と大きな豚が描かれています。女性は目隠しまでされていて、なんともエロチック。でも、この作品にはたくさんの皮肉が込められています。まず、娼婦と豚。これがなにを意味しているかわかりますか?食欲と性欲の本能しかないものの象徴なんだそうです。さらに、足もとに「彫刻」「音楽」「詩」「絵画」と書かれた擬人像がありますが、女性も豚もそれらを踏みつけています。これは、彼女らが芸術を理解していないという意味。そして、タイトルは《娼婦政治家》。つまり、この女性は欲に目がくらんでいる政治家を表しているそうです。ちょっとコワい系もちょっとコワい絵もあります。例えば、ジャン・デルヴィル(1867-1953)の《赤死病の仮面》。本作は、赤死病という架空の疫病が広がる世界を舞台にしたエドガー・アラン・ポーの同名小説に基づいて描かれたもの。死に装束の男がじっとこちらを見据えていて、何とも恐ろしい作品です。デルヴィルは、目に見えない幻想的な世界を追い求める「ベルギー象徴主義」に属するアーティスト。画家としてだけでなく、文学にも関心をもつなど多方面で活躍し、ベルギー王立美術アカデミーの教授も務めました。このほか、会場では現代アートも展示されています。著作権の関係で会場での写真撮影はNGでしたが、ポール・デルヴォー(1897-1994)やルネ・マグリット(1898-1967)、ヤン・ファーブル(1958-)など人気作家の作品もたくさん見ることができますよ!ベルギーからアーティストも来日!また、プレス内覧会では特別ゲストとしてアーティストのトマス・ルルイさんが登場!作品の前でフォトセッションが行われました。左がトマス・ルルイさんで、右はキュレーターでアーティストのエリック・ワイスさん。(著作権の関係で画像の一部をぼかしています)ルルイさんのブロンズ作品《生き残るには脳が足らない》は、体などの各パーツはギリシア彫刻のような雰囲気ですが、頭がおそろしく巨大。しかも重すぎるようで、地面に落ちています。本作について、彼は次のように語っていました。「アーティストというのは常に考え、決めなければいけません。いろいろなものの中から何を取り上げるのか、選択もしなければなりません。これは、とても難しい作業です。朝昼晩ずっと考えてばかりいるので、頭がどんどん大きくなっていくのです。この彫刻は、重い頭をどうしようかと悩んでいる、そういう人を表現しました」いかがですか?現代のベルギー美術もヘンでおもしろいですよね!最後に、この展覧会で最も衝撃を受けた作品、レオ・コーペルス《ティンパニー》の紹介動画を載せておきます。(音が出ますのでご注意ください)逆さに吊るされた骸骨が奏でるティンパニーの音、かなりシュールです。実際に展示室でも動画と同じようなパフォーマンスが時折開催されています(※詳細はHPをご覧ください)。ぜひぜひ会場で、楽しんでみてくださいね!Information会期:~ 9月24日(日)※休館日8月22日(火)時間:10:00 ~ 18:00(金・土曜日は21:00まで)※入館は30分前まで会場:Bunkamura ザ・ミュージアム料金:一般 1,500円/大学生・高校生 1,000円/中学生・小学生 700円
2017年08月15日2017年8月30日(水)~9月3日(日)の期間、神戸のメリケンパークで「ベルギービールウィークエンド2017 神戸」(BBW)が開催されます。開港150年に沸く神戸で、“ビール王国”ベルギーの文化を丸ごと体験できる国際フェスティバルを楽しみましょう!82種類のベルギービールが一度に楽しめる!2017年8月30日(水)~9月3日(日)の期間、神戸のメリケンパークで「ベルギービールウィークエンド2017 神戸」が開催されます。会場には82種類のビールが登場。そのうち27種類が、BBW初登場となります。BBWで提供されるビールは分かりやすい11のタイプに分類されており、特徴が一目でわかるテイストチャートも用意されています。ビール通には定番のトラピスト・ビールやIPAはもちろん、夏の鮮やかな青空にぴったりのホワイト・ビールやフルーツ・ビールなど、自分好みのビールを見つけるのもBBWならではの楽しみ方です。また、メニューがランダムに変わるBBW Boutique(ビービーダブリュー・ブティック)コーナーでは、お目当てのベルギービールにいつ出会えるかわからないドキドキ感が味わえますよ!さらに9月1日(金)には、お得な飲み比べセットを販売(先着200名)。沢山ありすぎてどれから飲んで良いか分からないという、初心者の方にぴったりの飲み比べセットです。●ベルギー文化を丸ごと体験できる5日間!人気のフリッツやミートボールなど、ベルギーの食文化を楽しめるのはもちろん、ベルギーのトップアーティストによる迫力のライブステージが観られるのも、BBWの大きな魅力です。ベルギー人のBBWナビゲーターによるトークショーやゲームも楽しめるほか、ベルギーペア旅行をはじめ、昨年認定されたユネスコ無形文化遺産にちなんだプレゼントが当たるキャンペーンも実施されます。ベルギーを丸ごと楽しめる大人のベストウィークエンド、「ベルギービールウィークエンド2017 神戸」が待ちきれませんね!【イベント概要】ベルギービールウィークエンド 2017 神戸開催日時:2017年8月30日(水)~9月3日(日)(雨天開催)平日 16:00~21:00土日 11:00~21:00会場: メリケンパークチケット: スターターセット(オリジナルグラス1個、飲食用コイン11枚)価格3,100円 (税込)前売りチケット取扱: 全国セブンイレブン各店、全国サークルKサンクス各店、チケットぴあ(Pコード 990-881)公式サイト:
2017年08月08日ザ・リッツ・カールトン大阪にて、ベルギー王室御用達の最高級レザーブランド「デルヴォー(DELVAUX)」をテーマにしたアフタヌーンティーが2017年8月1日(火)から9月30日(土)まで開催される。「デルヴォー」は、1829年にベルギーで生まれたレザーグッズブランド。その歴史の中、多くの職人と最高品質のレザーによって数々の名品が生まれ、高い評価を得てきた。クラシックなフォルムに、ユーモラスなデザインが特徴的だ。今回のアフタヌーンティーは、最新コレクションからインスピレーションを得て、ベルギーの伝統的なリエージュワッフルやベルギーチョコレートを使用したムースなどを「デルヴォー」の世界観で表現した。また甘菓子だけではなく、マッシュルームとトリュフクリームにマスタードがアクセントの田舎風パテなど、塩味の効いた軽食も充実している。ブランドの持つクラシックなイメージと、ベルギーの伝統菓子がもたらす優雅な午後のひとときを、是非過ごしてみてはいかがだろうか。【詳細】DELVAUX アフタヌーンティー期間:2017年8月1日(火)~9月30日(土)料金:一人 4,900円+税、サービス料15%場所:ザ・リッツ・カールトン大阪 ザ・ロビーラウンジ(1F)住所:大阪府大阪市北区梅田2丁目5−25
2017年07月21日