ジェニファー・リーが、『アナと雪の女王』3作目では監督をしないことがわかった。リーは、クリス・バックとともに、過去2作を監督し、大ヒットに導いた。リーによれば、3作目のストーリーのアイデアはスタジオ内の別のアーティストから来たとのこと。まったく新しい方向性で、リーは非常に気に入っているそうだ。ただし、リーはウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーなので、3作目にも深くかかわることは間違いない。新たな監督が誰なのかは不明。『アナ雪』3作目が作られることは、今年2月、『ズートピア2』 『トイ・ストーリー5』の企画とともに発表された。文=猿渡由紀
2023年06月20日アン・リーの次回監督作に、息子メイソン・リーが主演することがわかった。ブルース・リーの伝記映画で、メイソンはこの3年間、アジアでトレーニングを受けてきたという。メイソンは、父が監督した『ビリー・リンの永遠の一日』のほか、香港や台湾の作品にも出演してきた。脚本は、『フォックスキャッチャー』『カポーティ』のダン・ファターマンが現在執筆中。ソニーの3000ピクチャーズが製作する。アン・リーの最近作は、ウィル・スミスが主演した『ジェミニマン』。文=猿渡由紀
2022年12月01日Filmarksでは4.3の高得点、2020年秋ドラマ満足度ランキングのベスト3にランクイン、辛口で知られるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)で97%と高評価の『クイーンズ・ギャンビット』(Netflixドラマ全7話)。全話レビューの第5回目では、主人公のチェスの天才少女ベス(アニャ・テイラー=ジョイ)の同棲生活が描かれます。相手のベルティックを演じるのは『ハリー・ポッター』シリーズではおでぶのダドリー役、ハリー・メリング(大変身に驚きます)。ゲーム作家・米光一成といっしょに佳境に入っていきましょう。仕事と恋愛ははっきりと切り離せるのか?天才少女の恋愛は前途多難。Netflixオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』独占配信中。【『クイーンズ・ギャンビット』全話レビュー第5話】vol. 5仕事と恋愛をはっきりと切り離すことはできるのか。しかも、それが厳しい競争社会であるチェスのプロともなるとどうだろう。第5話は、主人公ベス・ハーモン(アニャ・テイラー=ジョイ)が、恋愛に巻き込まれる回。そもそもベスは、人間関係においてはクールでポーカーフェイス。あまり泥沼化させない。「世界のすべてが64マスでコントロールできれば安心できるのに」というタイプだ。『ハリー・ポッター』シリーズのダドリーがスリムに宿敵ボルコフに負け、養母を亡くしたベス・ハーモン(アニャ・テイラー=ジョイ)。雨の中、たくさんの荷物を持って暗い家に帰宅する。電気をつける。養母が好きだった動物画。テーブルのコーヒーカップ(口紅がついている)。暗い部屋でそれを眺める。セリフがなくとも、その動き、表情、照明、カメラの動きから、孤独が伝わってくる。ハリー・ベルティックから電話がかかってくる。最初のトーナメント戦の最終試合で打ち負かした相手だ。実は、ハリー・ベルティックは、『ハリー・ポッター』シリーズのダドリー・ダーズリー役のハリー・メリングが演じている。ダドリー役のときは、ぽっちゃりまるまるした子どもだったのに、しゅっとした大人になってる!言われなければぜんぜん気づかない風貌の変化に驚く。ベルティックは、ベスに恋している。ボルコフに負けて落ち込んでるベスに電話をし慰め、自分が練習相手になると申し出る。歯並びを治したのもベスに再会するためだ。奔放に誘うベス!だが、うまくいかない。ついアドバイスをしてしまう。「君はすぐカッとなって周りが見えなくなる」「怒りは武器よ」「怒りは香辛料だ。使いすぎると感覚が鈍る」いや、いいことを言ってるのだ。だが、うまくない。「くそ、何をやってるんだ」と帰りの車でベルティックは後悔に苛まれる(エンジンをかけ損ねたタイミングに重ねる演出の妙!)。次の日もやってしまう。「(ボルコフは)州チャンピオンとは違う。世界チャンピオンだ。10歳の彼にも勝てないさ」トイレに入ったベルティックは自分の言ったことを「最悪だな」と後悔する。自分より強いベスに、アドバイスし、教訓めいたことを言う滑稽。しかも「州チャンピオンとは違う」と自分のことを卑下してしまう。ベスは奔放だ。服を一枚脱いで、ラジオのボリュームをあげて踊っている。「もう夏よね」。曲はペギー・リーの「feaver」。「あなたが腕を私に回すと、我慢できなく燃えてしまう」という歌だ。チェスボードの前に座り「来る?」と誘う。セクシャルな誘いだと受け止めていいようなシチュエーション。だが、ベルティックは、暗い顔をして帰る。才能の格差が恋愛を阻むベスとベルティックは同棲することになるのだが、うまくいかない。チェスの対局をすると、ベスにははっきりと見えている手筋が、ベルティックには見えない。「君にはついていけない」チェスのことだとベルティックは割り切ることができない。「ぼくはチェスが好きじゃない。かつてのぼくほどには」とベルティックは言ってしまう。ベスと一緒に暮らすことで、自分のチェスへの集中力がベスほどではないことを思い知らされてしまったのだ。ベルティックは、ベスのスタイルをこう表現する。「ナイトやビショップを惜しみなく捨てる。素早くキングを攻め敵を動けなくする」ベルティックは、自分を惜しみなく捨てられた駒のように感じている。恋のABCにコーチは必要か1967年オハイオ米国チェス選手権で、ベスは連勝。マルチ画面を使ってテンポよく試合を見せる。過去の対局では負けたベニー・ワッツにも勝つ。ベニー・ワッツを演じるのは、トーマス・ブロディ=サングスター。『ラブ・アクチュアリー』の片思いに悩む少年を演じて一躍有名になり、『メイズ・ランナー』でイケメンに成長した姿を見せ、『ゴッドレス 神の消えた町』『ゲーム・オブ・スローンズ』等に出演。ボルコフと再戦するためには、「いいコーチが必要だ」というベニー・ワッツ。「ベルティックでなく、もっと強いヤツ。もっと大人な誰かだ」ということで、ベニー・ワッツが色恋抜きでコーチになるのだ。最後にかかる曲は、Nancy Wilsonの「Teach Me Tonight」。「今夜教えて、恋のABCを」っていう歌だ。第5話の冒頭で母アリスはこう語る。「誰よりも強いのは孤独を恐れない人よ。問題は周りの人たち。行動や感情を指図してくる人たち。言いなりになって、知らぬ間に人生を無駄にしてしまう」教訓のようにみえる言葉は、呪縛としても機能してしまう。文・米光一成(ゲーム作家、代表作に『ぷよぷよ』『はぁって言うゲーム』など)information『クイーンズ・ギャンビット』原作・制作:スコット・フランク、アラン・スコット出演:アニャ・テイラー=ジョイ、ビル・キャンプ、マリエル・ヘラー文・米光一成
2021年03月09日ルイ・ヴィトンはこの冬、世界的に注目されている韓国出身の音楽プロデューサー兼DJのPeggy Gou(ペギー・グー)を起用し、彼女の本拠地であるベルリンで撮影した新ビジュアルを発表しました。今季のルイ・ヴィトンの新作ウィメンズ・シューズ コレクションは強い印象を放ち、カジュアルかつ都会的で、よりボーイッシュなアイテムを幅広く展開します。ルイ・ヴィトンのウィメンズ アーティスティック・ディレクター、ニコラ・ジェスキエールは、絶えず再解釈され進化を続けるワードローブを心に描き、「SINCE 1854」のジャカード生地を使用した象徴的なスタイルを表現しています。今シーズンのコレクションは、アイコニックなモノグラム・モチーフと共に、2020秋冬ショーで新たに再解釈されたキャンバスにスポットライトを当てています。アーカイヴにインスパイアされた「SINCE 1854」のジャカード生地は、エレガントな「シルエット・ライン アンクルブーツ」や「LV ボブール・ライン ダービー」と調和を奏でます。このほかにも、大ぶりのスクエアヒールにポインテッドトウを施し、コントラストを効かせたジオメトリックなブーツ「マタドール・ライン」は、クラシカルなウエスタンアンクルブーツを想わせます。Photographer Bruno StaubPhotographer Bruno StaubPhotographer Bruno Staub上から: ※価格はすべて税抜きマタドール・ライン アンクルブーツ 18万1,000円 (ヒール3.5CM)LV ボブール ・ライン ダービー 12万7,000円 (ヒール4CM)シルエット ・ライン アンクルブーツ 12万7,000円(ヒール8CM)【公式サイト】【ルイ・ヴィトンについて】1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」という精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンは伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきました。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。【お問合せ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービス0120-00-1854#LouisVuitton #ルイヴィトン企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年12月03日DJとして活躍するペギー・グーの手掛けるファッションレーベル、キリン バイ ペギー グー(Kirin By Peggy Gou)の2シーズン目となる2020年春夏コレクション。テーマは“KRAVE”。
2019年10月02日『ミッション:インポッシブル』シリーズの最新作に、マーベル作品でペギー・カーターを演じてきたヘイリー・アトウェルの出演が決まった。クリストファー・マッカリー監督が、インスタグラムにヘイリーの写真を掲載。「Should you choose to accept...」(もし君が受け入れるのなら…)と同作品でお馴染みのセリフを引用し、ヘイリーの仲間入りを発表した。この投稿に、主演のトム・クルーズは「チームへようこそ」と歓迎するコメントを寄せた。ヘイリーは『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』、「エージェント・オブ・シールド」、「エージェント・カーター」などのマーベル作品でペギー・カーターを演じ、ほかの作品では『シンデレラ』や『プーと大人になった僕』などに出演。ヘイリーも自身のインスタグラムで『ミッション:インポッシブル』の出演を報告しており、「でも、私は命令に従う人間じゃないわ…」と意味深なコメント。早くも役柄に関する“ヒント”ではないかと話題になっている。同シリーズは2021年7月23日、2022年8月5日と、今後2作品の公開日が決定済み。(Hiromi Kaku)■関連作品:ミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年09月09日映画『ペギー・グッゲンハイムアートに恋した大富豪』が、2018年9月8日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開となる。ペギー・グッゲンハイムとは?イタリア・ベネチアは“水の都”として有名であるが、同時にアートの都としても知られている。そのベネチアにある美術館「ペギー・グッゲンハイム・コレクション」は、個人のものとしては質、量ともに世界最大級のコレクションを有する。「ペギー・グッゲンハイム・コレクション」をベネチアに建てた、アメリカの現代美術コレクターであるペギー・グッゲンハイム。彼女が20代の頃、伝統と格式だらけの世界から逃れるため、開放的な雰囲気に溢れるパリに単身渡欧。当時まだ勝ちを認められていなかったシュルレアリスムや抽象絵画の革命的な表現に出会い、コレクターとして、また伝説のパトロネスとして大きな影響力を持ち、生涯にわたって数多くの作品を収集した。“現代アートの革命児”ジャクソン・ポロックを見出したペギーのコレクションの中には、サルバドール・ダリ、パブロ・ピカソといった20世紀を代表する画家の作品が数多く存在。“現代アートの革命児”とも呼ばれたジャクソン・ポロックに関しては、ペギー・グッゲンハイムが才能を見出し支援することで、成功へと導いたとされているほど。ペギー生前インタビューにアート界の大物登場映画『ペギー・グッゲンハイムアートに恋した大富豪』では、ペギー生前に収録されたインタビューに基づき、彼女の人生を探る。ダリ、ジャコメッティ、モンドリアン、ポロックなど、20世紀美術の綺羅星のような芸術家たちに加え、ガゴシアンやアブラモヴィッチといった現代アート界の大物も続々登場。アートに造詣が深いが「収集作品より恋人の方が多かった」「女性の自由と権利の荒れた見本」などと言われるほど、女性として自由な時間を過ごしたペギー。華麗な恋愛遍歴とともにアート界の伝説を生んだ彼女の痛快な一生に迫る。【作品情報】映画『ペギー・グッゲンハイムアートに恋した大富豪』公開時期:2018年9月8日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開2015年/アメリカ/96分/カラー/DCP/原題:PEGGY GUGGENHEIM ART ADDICT監督:リサ・インモルディーノ・ヴリーランド(『ダイアナ・ヴリーランド伝説のファッショニスタ(2011)』)製作:スタンリー・バックタール、デイビッド・コー、ダン・ブラウン、リサ・インモルディーノ・ヴリーランド編集:バーナディン・コーリッシュ、ジェッド・パーカー配給:SDP 宣伝:プレイタイム
2018年07月08日コーヒーを飲みながら、ホッとしたいひと時に、お洒落ななジャズはいかが? そんなコンセプトから生まれたのがコンピレーション・アルバム『コーヒー・ブレイク・ジャズ』。もともとダウンロード配信用として企画され、配信ジャズ・コンピとしては異例のヒットを記録したこのアルバム。その後CDとしても発売され、それが主婦をはじめとした女性層を中心に話題を呼び、いずれもヒットを記録している。そのシリーズ第3弾となる『コーヒー・ブレイク・ジャズ Ⅲ』が1月25日に発売となった。『コーヒー・ブレイク・ジャズ Ⅲ』の情報を見る今作も前作同様、CD2枚組全20曲で1980円というお手頃価格。『サンライズ/ノラ・ジョーンズ』、『ロック・ウィズ・ユー/トレインチャ』、『恋に恋して/シーラ・ジョーダン』、『リトル・ガール・ブルー/チェット・ベイカー』、『ラヴ/ナット・キング・コール』など、ホッとする新旧お洒落なジャズの名曲が勢揃いしている。また、このコーヒー・ブレイク・シリーズは、ジャズ以外にも、ボッサ、サルサ、レゲエなどを発売。シリーズですでに6タイトルが発売され、トータル10万枚を超えるセールスを記録する人気シリーズとなっているが、今回、同じコーヒー・ブレイク・シリーズとして『コーヒー・ブレイク・アロハ』も同時に発売された。こちらは『ウクレレ・レディ』、『真珠貝の歌』、『ワイキキの浜辺で』、『アロハ・オエ』など、ハワイアンの名曲全20曲を収録。こちらも2枚組で1980円というお買い得価格だ。■『コーヒー・ブレイク・ジャズ Ⅲ』1月25日発売1980円【収録曲】DISC101.サンライズ/ノラ・ジョーンズ02.ロック・ウィズ・ユー/トレインチャ03.セイ・バイ/リューベン・ハイン04.Happy Few feat.ウーター・ヘメル/クオシモード05.ジャスト・ドント・ウォント・トゥ・ビー・ロンリー/マリーナ・ショウ06.はかない想い/ダイアン・リーヴス07.ラヴ・ミー・スティル/サンネ・サロモンセン08.フォーリング・イン・ラヴ・ウィズ・ラヴ/シーラ・ジョーダン09. カ・リー・ソ/リー・モーガン10.ラヴ/ナット・キング・コールDISC201.ダンス・ウィズ・ミー/アール・クルー02.ラヴ・オン・ア・トゥー・ウェイ・ ストリート /グラント・グリーン03.ティアーズ/デューク・ピアソン04.スマイル/ペギー・リー05.ブラジリアン組曲/ミシェル・ペトルチアーニ06.サティスファクション/タニア・マリア07.ダウン・タイム/ロバート・グラスパー08.キャシー/ホレス・シルヴァー09.リトル・ガール・ブルー/チェット・ベイカー10.ジョージア・オン・マイ・マインド/ファブリッツィオ・ボッソ
2012年01月30日