昭和女子大学(学長小原奈津子:東京都世田谷区)国際文化研究所は、設立30周年記念として今秋開催する「世界遺産ホイアン・日本橋展」に先立ち、1月26日から「ホイアン・日本橋」を10分の1スケールで再現した模型のプレ展示を開始します。26日のオープニングでは「世界遺産ホイアン・日本橋展」を紹介。ホイアン市の依頼による街並みを再現したメタバース(インターネット上の3D仮想空間)で、アバターが街の中を自由に動き回るデモンストレーションも実施します。10分の1スケールで再現した日本橋模型の画像メタバースで再現されたホイアンの街並み国際文化研究所30周年記念「世界遺産ホイアン・日本橋展」プレ展示 オープニング開催概要【開催日】1月26日(木)15:00ー17:00【場所】昭和女子大学(東京都世田谷区太子堂1-7-57)「ホイアン・日本橋模型」 展示、メタバースデモンストレーションなど【U R L】 【主催】昭和女子大学国際文化研究所※国際文化研究所では日本とベトナムの外交関係樹立50周年に当たる2023年、1年を通して、ベトナムに関わるプロジェクトやイベント等を開催します。「世界遺産ホイアン・日本橋展」は10月開催予定。国際文化研究所は、ベトナム政府の要請により1992年から日本文化庁とホイアン旧市街の建築・都市・考古学など総合的調査研究を実施し、ホイアンの町並み保存に対しての技術協力事業の一翼を担っています。2000年にはダナン近郊ホイアンの修復活動と世界遺産登録、2013年にはハノイ近郊ドンラム村の国家文化財農村第1号指定と保存技術移転によりユネスコ文化財保存賞を受賞しています。昭和女子大学ホームページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月13日ホイアン ©TRIPPING!世界遺産と言えばアンコール・ワットやピラミッドのようにドーンとした遺跡のイメージが強いと思うのですが、実は街並み全体が世界遺産として登録されているところがあるのです。屋台へおやつを買いに行くだけで、それはもう世界遺産散歩!東南アジアの街の世界遺産は特にオススメなのです! ねっとりと暑い中汗をかきながら散歩したり、屋台で買い食いしながら道端に座り込んでおばちゃんとおしゃべりしたりするのも醍醐味の1つ!ヨーロッパなどにも街の世界遺産ってたくさんあって、魅力的なところも多いのですが、名所が多いからかあれを見て!これを見て!と忙しくせかせかと動き回ってしまいます。名所1つ見落としちゃったけれど、屋台のプリン美味しかったから、まあいいや~と思っちゃうのが東南アジアの街の世界遺産の魅力ではないでしょうか。ホイアン photo:世界遺産イェーイ! 今回の記事では、東南アジアが誇る街の世界遺産4選をご紹介いたします!1. 古都ホイアン (ベトナム)2. マラッカとジョージ・タウン:マラッカ海峡の歴史都市 (マレーシア)3. 古都ルアン・パバン (ラオス)4. ビガンの歴史地区 (フィリピン) 東南アジアの街の世界遺産の特徴の一つに、他の国の影響を強く受けているというのがあります。国際貿易港として発展したために様々な建物や教会、寺院が残されているホイアンやジョージタウン、欧米列強に支配された歴史を持つマラッカやビガンなど、どういった歴史を経てこのような見事な街並みが作り上げられてきたのかにも注目してみると面白いかと思います! 1. 古都ホイアン (ベトナム)人気急上昇中の街の世界遺産、ホイアン!成田から直行便のあるダナンから車で1時間とアクセス良好です!来遠橋(日本人橋) photo:ひさほ ゆうホイアンは16~19世紀に中国、インド、アラブを結ぶ中継貿易の拠点として栄えた港町です。16世紀~17世紀には日本との朱印船貿易の中継地点として栄え、かつては日本人町もありました。しかし江戸幕府の鎖国政策により日本人町は衰退し、現在はその後に移り住んできた中国人の影響を受けた街並みとなっています。 フーンフンの家(馮興家) photo:ひさほ ゆうホイアンではノスタルジックな木造のお家を見学することができます!こちらのフーンフンの家は約200年前に貿易商人の住居として建てられた家。建物の中は中国っぽいレトロな雰囲気なので、ぜひ部屋の中も見学して下さい。photo:ひさほ ゆう夜景も素敵なホイアン!ダナンからナイトツアーもあるので、夜景も安全に楽しめます!朝、昼、夕方、夜と様々な姿を見ることができるのも、街の世界遺産ならではです。夜の来遠橋 ©TRIPPING! アクセス成田からダナンまで直行便で約6時間。ダナンからホイアンまで車で約1時間。 ■古都ホイアン (文化遺産) ベトナム・登録:1999年・登録基準:「文化交流」、「伝統的集落」 2. マラッカとジョージ・タウン:マラッカ海峡の歴史都市 (マレーシア)マレー半島とスマトラ島(インドネシア)の間にあるマラッカ海峡は、古くから太平洋とインド洋を結ぶ海上交通の要所でした。マラッカ海峡周辺はモンスーン(季節風)の変わり目にあるため、風待ちで停泊する中継地として栄えました。こちらの世界遺産はマレーシア南部の都市マラッカとペナン島にあるジョージタウンの2つの都市が世界遺産として登録されています! ■マラッカマレーシア最古の都マラッカには、15世紀にイスラム教国家マラッカ王国、そして16世紀にポルトガル、オランダ、イギリスに支配された時の建物が残されています。photo:ひさほ ゆうマラッカのシンボル的存在であるオランダ広場!正面はムラカ・キリスト教会、右側の建物がオランダの旧総督邸であるスタダイスです!photo:ひさほ ゆうこちらは日本に初めてキリスト教を伝えたことでも有名な、聖フランシスコ・ザビエル教会です。中にある美しいステンドグラスは必見。このように美しい宗教建造物を見ることができるのも東南アジアの街の世界遺産の特徴です!クアラルンプールから車で約2時間とアクセス良好なので日帰りも可能です。乗り継ぎの関係で、クアラルンプールで1泊するけれどどこに行こう?!なんて時にもオススメですよ! アクセス日本からマレーシアの首都クアラルンプールまで飛行機で約7時間半。クアラルンプールから車で約2時間。 ■ジョージタウンphoto:世界遺産イェーイ!1786年、イギリス東インド会社のフランシス・ライトは、東南アジア進出の拠点にペナン島を選び、以後この島は東西貿易の中継地として発展していきました。そのためペナン島にはイギリス統治時代の建造物が数多く残されています。こちらのシティ・ホール(ペナン市庁舎)は神殿のような造りが特徴です!このようにイギリスなど植民地時代の建物の形式をコロニアル様式とも言います。photo:世界遺産イェーイ!左手前が中国寺院の「ヤップ・コンシ」で、右奥にちょこっと写ってる塔がペナン島最大のモスク「カピタン・クリン・モスク」のミナレット(尖塔)です。街を歩いていると、イギリス、中国、イスラムなど東洋と西洋の文化が入り混じったエキゾチックな雰囲気を味わうことができます。photo:世界遺産イェーイ!ペナンと言えば食も有名!こちらはペナン島のラーメン福建麺(ホッケン・ミー)!エビの出汁がたっぷりのスープに、レンゲに入っている辛いソースを混ぜると絶品!美食の街ペナンは屋台メシの食べ歩きも楽しいです。 アクセスクアラルンプールからジョージタウンまで飛行機で約1時間。 ■メラカとジョージ・タウン:マラッカ海峡の歴史都市 (文化遺産) マレーシア・登録:2008年・登録基準・:「文化交流」、「文明の証拠」、「建築技術」 3. 古都ルアン・パバン (ラオス)photo:世界遺産イェーイ!ルアン・パバンはラオスの仏教信仰の中枢として栄えた古都です。こちらの写真は何層にも重なった屋根を持つ本堂(ルアン・パバン様式)が有名な「ワット・シェントーン」です。photo:世界遺産イェーイ!市内中心地のサッカリン通りでは、早朝に僧侶達の托鉢を見ることができます!photo:世界遺産イェーイ!ルアン・パバンでは毎晩ナイトマーケットが開かれます。可愛いらしい雑貨などが多く、ついつい買いたくなってしまうものばかり。お寺巡りもお買い物も楽しいルアン・パバンです。photo:世界遺産イェーイ!ラオスは19世紀半ば以降からフランスによって、カンボジア、ベトナムと共に植民地化されました。その影響で、ラオスでも美味しいフランスパンを食べることができます。好きな具を挟んでもらって観光の合間にパクリしちゃいましょう! アクセス日本からタイの首都バンコクまで飛行機で約6時間半。バンコクからルアン・パバンまで飛行機で約1時間半。 ■古都ルアン・パバン (文化遺産) ラオス・登録:1995年・登録基準:「文化交流」、「建築技術」、「伝統的集落」 4. ビガンの歴史地区 (フィリピン)photo:ひさほ ゆうフィリピン北部、南シナ海に面した良港をもつ街ビガンは、16世紀後半からスペインの植民地として築かれ、中国やメキシコとの交易の要所として発展しました。こちらの写真は美しいスペイン風の大聖堂、聖ポール大聖堂です!photo:ひさほ ゆうこのような石と木を組み合わせた家屋が特徴で、こちらはフィリピンの公用語のタガログ語で「バハイ・ナ・バト」と呼ばれています。photo:ひさほ ゆう街は都市計画に基づいて碁盤目状に作られています。スペイン情緒溢れるコロニアルな街並みを馬車で世界遺産散歩するのも楽しいですよ! アクセス日本からフィリピンの首都マニラまで飛行機で約4時間半。マニラからラワグまで飛行機で約1時間。ラワグからビガンまで車で約1時間半。 ■ビガンの歴史地区 (文化遺産)・登録:1999年・登録基準:「文化交流」、「建築技術」 ※記事中の情報は、全て2016年9月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】 4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラム
2016年09月30日photo:世界遺産イェーイ!街の世界遺産ホイアン!ぷらっと街を歩けば、それは世界遺産散歩!ホイアンは小腹が減っておやつを買いに行くだけで世界遺産が堪能できてしまう素敵な街なんです。ベトナム中部にあるホイアンは国際貿易港として繁栄した街で、様々な国の文化の影響を受けたノスタルジックな街並みが魅力です!成田から直行便があり人気急上昇中の都市ダナンからホイアンまで車で1時間とアクセスの良さも素敵です。それでは、ホイアンでマストな観光スポット6個をまわるモデルルートをご紹介致します! 1. 来遠橋photo:ひさほゆうホイアンで最もメジャーな観光スポット「来遠橋(らいおんばし)」からホイアン散歩を始めましょう!ベトナムの2万ドン札にも印刷されている来遠橋は、日本の職人が作ったと言われています。朱印船貿易の中継地点として多くの日本人がホイアンに移住し、最盛期には1,000人もの人々が暮らしていたそうです。 2. フーンフンの家(馮興家)photo:ひさほゆう来遠橋から歩いて1分のところにあるフーンフンの家!ホイアンでは古くからある木造のお家を見学することができます!こちらのフーンフンの家は約200年前に貿易商人の住居として建てられた家。建物の中は中国っぽいレトロな雰囲気で素敵なので、ぜひ部屋の中も見学して下さい。2階からは来遠橋を見ることができますよ! 3. クアンタンの家(均勝號)フーンフンの家からチャンフー通りを東に歩くと数分でクアンタンの家に到着です!このチャンフー通りには古い町並みが残っているので、のんびり歩いて世界遺産散歩を楽しみましょう。photo:ひさほゆうクアンタンの家は平屋でホイアンの典型的な住宅と言われています。こちらの写真は中庭。このようにホイアンには中庭のある造りの住宅が多いんです!繊細な美しい彫刻も見逃せません。 4. 海のシルクロード博物館photo:ひさほゆうクアンタンの家の斜め向かいにある海のシルクロード博物館は2階建ての民家がそのまま博物館になっており、内部には沈没船から引き上げた遺物などが展示されています。朱印船貿易で日本との関わりが深かったホイアン。朱印船の絵巻の写真なども残されています。 5. 福建会館photo:世界遺産イェーイ!クアンタンの家からチャンフー通りをぷらぷらと数分歩くと、中国南東部にある福建省出身者達が建てた集会所、福建会館に到着!中国っぽい華やかな色使いが鮮やかです。 6. タンキーの家(進記家)photo:世界遺産イェーイ!福建会館を出たらチャンフー通りの1本南を走るグエンタイホック通りを西に戻りましょう。グエンタイホック通りもチャンフー通りと同様ノスタルジックな風景が広がっていますので、カメラ小僧も大満足!パシャパシャしながらグエンタイホック通りを10分くらい歩くとタンキーの家(進記家)に到着です。こちらは200年前に建てられた中国広東省出身の漁師の家。 ホイアン三大名物は外せません!タンキーの家の周辺には、お洒落なカフェやレストランがたくさんあるのでここまで来たら一休みしましょう!すぐ近くのアンホイ橋を渡った対岸にも、トゥボン川に面した眺めの良いカフェがあるのでそちらもオススメ!実はホイアンは食も有名なんです!ホイアン三大名物の「カオ・ラウ」、「ホワイト・ローズ」、「揚げワンタン」はどれも絶品!他の街ではなかなか味わえないホイアン名物をぜひ味わってみて下さい。左上:カオ・ラウ右上:ホワイト・ローズ左下:揚げワンタンどれもビールとの相性が抜群です! photo:世界遺産イェーイ! ホイアンは夜もい~んです!photo:ひさほゆう街の世界遺産ホイアンは、早朝、昼、夜、全ての時間でそれぞれに違った趣のある姿を見せてくれるのですが、私のオススメは夜のホイアン!ホイアン名物のランタンに彩られたロマンチックな風景は日程に余裕がなくとも一度は見ておきたいところです!photo:ひさほゆう先ほどご紹介した来遠橋も夜はライトアップされて、幻想的になります! ホイアン観光どこに泊まって楽しむ?昼間のお散歩も夜のそぞろ歩きも楽しいホイアン!どこに泊まってホイアンを楽しめば良いのか悩むところです。ホイアンを観光するには、ホイアンもしくはダナンを拠点とすることになるのですが、私のオススメはダナンのリゾートホテル!ホテルからホイアン1日ツアー、もしくは夜のホイアン散策&ディナー付きのナイトツアーなどもあるので、リゾートライフも満喫しつつ、効率よくホイアンを楽しむことができます。世界遺産大好き!写真撮りまくりたい!!という方はホイアンを拠点とした方が早朝、昼、夜と色々なホイアンの姿を見ることができて楽しいです。ホイアンの街中には小さいホテルが多いですが、雰囲気のあるブティックホテルなどもありますよ!またダナンからは「ミーソン」という遺跡の世界遺産にも車に乗って2時間程度で行くことができます (ホイアンからミーソンは車で約1時間半) 。ダナン、ホイアンから半日ツアーがあるので、ホイアンとは全く趣の異なる、緑に囲まれた神秘的な遺跡を見てみましょう!ミーソン聖域 photo:世界遺産イェーイ!午前中はミーソンで汗をかきながら遺跡観光、ホテルのプールで一休みして夕方からはホイアンでノスタルジックな雰囲気を味わうなんて過ごし方も素敵ですね。 世界遺産豆知識!■古都ホイアン (文化遺産)・登録:1999年・登録基準:「文化交流」、「伝統的集落」全盛期はヨーロッパ、インド、中国、日本などの船がたくさん寄港し、国際貿易港として栄えた街ホイアン。前回の記事でご紹介したアユタヤも同じく国際貿易港として栄華を極めました。どちらも朱印船貿易で日本との関わりも深く、その面影を現在も残しています。世界遺産を500件以上まわってきた私も大好きな街の世界遺産ホイアン。あまり気負わずにのんびり散策するのが楽しいですね。東南アジアでは金ピカの寺院が美しいラオスのルアン・パバンなども同じく街の世界遺産です。どちらも街をぷらぷら歩いたりするのが好きな方におすすめです。・ホイアンへのアクセス日本からダナンまで直行便で約6時間。ダナンからホイアンまで車で約1時間。 ※記事中の情報は、全て2016年4月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】 4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラム
2016年04月30日©ANANTARA HOI AN RESORT毎月、旧暦14日の満月の夜になると、家々の軒先に吊るされたランタンの灯りが、ベトナム中部にある古都・ホイアンの街を幻想的に照らし出す。これが有名な「ランタン祭り」だ。中世に東西貿易で栄えたホイアンは、今も木造建築の美しい街並みを留めており、 (さらに…)2. ANANTARA HOI AN RESORTアナンタラ ホイアン リゾート©ANANTARA HOI AN RESORT上品で肩に力の抜けたインテリア、風光明媚なトゥボン川の風景や異国情緒たっぷりの中庭が眺められる趣味の良いポーチ、居心地の良いラウンジソファのあるリビングルーム、そして肌触りの良いリネンで設えられたベッドルーム。そんな風景を思い浮かべただけで、ちょっといい気分になれる。©ANANTARA HOI AN RESORT「アナンタラ ホイアン リゾート」は、ホイアンの中心街に位置し、植民統治時代さながらの川辺の風景が見渡せる隠れ家的なリバーサイドリゾート。フランス、オランダ、中国、日本の意匠が融合したデザインのラグジュアリーな雰囲気の建物で、最高にロマンティックな滞在を約束してくれる。リバービューを眺めながら、ベトナム料理の逸品に加え、絶妙に焼き上げられた海鮮料理、ステーキが味わえるフレンチコロニアル様式のダイニングルームでワインを傾けてみたり、ランタンの下がった大木の木陰にしつらえたバーの席で憩う時間など、旅の思い出が蘇るたびに、この上なく美しい光景が思い出されるに違いない。何もせずに過ごす贅沢もいいが、ランタン工作教室やトゥボン川クルーズといった地元の文化に触れるのも楽しい。©ANANTARA HOI AN RESORT*宿泊料金:一泊(2名一室) JPY20,666~*部屋数:93室-----------------------------------住所:1 Pham Hong Thai Street. Hoi An City, Quang Nam Province, VietnamTEL:+84 510 391 4555Email:hoian@anantara.com Hoi An Ancient House Village Resort & Spaホイアン エンシェント ハウス ビレッジ リゾート&スパ©Hoi An Ancient House Village Resort & Spa旅に新しい刺激と興奮はつきもの。でも、平和な気持ちを求めて旅に出るというのもありかもしれない。ここホイアンに限っては、アンティークな街の美しさや静かなリバービュー、のどかな田園風景に、ピースフルな気持ちを満たされるはずである。ホイアンならではの幸福感あふれる旅情を満喫するのにぴったりな一軒が、ここ「エンシェント ハウス ビレッジ リゾート」だ。ホイアンの中心街とクアダイビーチの中間にあるこのホテルは、周囲を水田の緑に囲まれていて、どこかノスタルジックな気分をに誘われる。(私たち日本人にとっては、とりわけそうかもしれない。)ベトナムの伝統的なスタイルでエレガントなゲストルームは清潔で心地よく、忙しない日常に縛られた身体をリリースして、思いきり伸びをさせてあげたくなる。©Hoi An Ancient House Village Resort & Spaベトナムの人々は古くからハーブや薬草を用いて日々の健康に役立ててきたそうであるが、ホイアンのボディケアの技術もそうした伝統に裏打ちされている。ここでは、伝統的なベトナムの薬草療法や他の東洋のアプローチの組み合わせによるスパ・トリートメントを提供。ホイアン流の癒しの極意をとくと堪能あれ。©Hoi An Ancient House Village Resort & Spa*宿泊料金:一泊(2名一室)VND 1,495,660.00~*部屋数:56室-----------------------------------住所:Hamlet 5, Cam Thanh Village Hoi An Quang Nam 880000 VietnamTEL:+84.510.3933377Email:info@ancienthousevillage.com Victoria Hoi An Beach Resort & Spaヴィクトリアホイアン ビーチ リゾート&スパ©Victoria Hoi An Beach Resort & Spa次は、いま注目度が急上昇中のホイアンのビーチリゾートへご案内。明るい太陽と絶え間ない波音、潮の香り。ビーチが近づくと、おのずと南国ムードにさらされてアップカミングな気分になるものだ。美しい白い砂浜が続く、ホイアンのクアダイビーチは、世界的にも注目が集まるビーチのひとつだ。このビーチに面した「ヴィクトリアホイアン ビーチ リゾート&スパ」は、ホイアンを代表する4つ星リゾートホテル。海が目前に迫るヴィラタイプの部屋からは、ホイアンの朝焼けの美しさを独り占めできる。朝の食卓に並ぶフレッシュなフルーツやベトナム料理をたっぷりといただいて、太陽と海が刻む自然の時計にチャネルを合わせれば、レイドバックな一日がスタート。ホテル内は、プールサイドにいても、レストランにいても、落ち着いたムードに満たされている。©Victoria Hoi An Beach Resort & Spaサイドカーで古都を巡るショートトリップもおすすめ。ホイアン旧市街からも近く、博物館やかつて中国人街だった通りの中国の豪商の家々、日本橋など、世界遺産に登録されているスポットをゆっくり散策できる。歴史保護地区の中心にはフィッシャーズマーケットもあり、早朝に訪れれば、穫れたての魚が並んだローカルな市場を見てまわることもできる。©Victoria Hoi An Beach Resort & Spa*宿泊料金:一泊(2名一室)USD 160.00~*部屋数: 109室-----------------------------------住所:Cua Dai Beach, Hoi An Town Quang Nam Province, VietnamTEL:(84 510) 3 927 040Email:reservation@victoriahotels.asiawww.victoriahotels.asia/en/hoi-an5. HOI AN BEACH RESORTホイアン ビーチ リゾート©HOI AN BEACH RESORT太陽と海、潮風と砂浜だけあれば何もいらないビーチリゾートは、お気楽でロハスな過ごし方が基本。一方のリバーサイドリゾートは、川の流れを眺めている時間にも情趣があって、どことなくロマンティックなステイが楽しめる。「ホイアン ビーチリゾート」は、デ·ヴォング川とクアダイビーチの間に立地しているから、ビーチとリバーサイド、2つのウォーターフロントを同時に味わえる一軒だ。ホテルの外観は伝統的なベトナムの家屋を思い起こさせるが、中には広々としたリュクスな客室でアメニティも完備。開放的なムードを演出してくれる美しいインフィニティ―プールのまわりのビーチパラソルの下でくつろげば、すぐそばの広がる海からの風を感じることができる。ダイニングは、リバービューを堪能できる「River Breeze Restaurant」がおすすめ。夜には、川面にたゆたうカラフルなランタンが幻想的でロマンティックな光景を作り出して、ホイアンの滞在をより一層メモリアルなものにしてくれるはず。©HOI AN BEACH RESORTホテル周辺には、世界文化遺産のミーソン遺跡や、五行山、サンゴが美しいダイビングスポットとして有名なチャム島などがあるので、ロングステイの予定なら、プライベートビーチでのんびりする合間に、観光で出かけてみてもいいかも。©HOI AN BEACH RESORT*宿泊料金:一泊(2名一室)VND2,274,772~*部屋数: 121室-----------------------------------住所:01 Cua Dai St., Hoi An City, Quang Nam - VietnamTEL:(+84.510) 392 7011Email: reservation@hoianbeachresort.com.vnwww.hoianbeachresort.com.vn(text : Miwa Ogata)TRIPPING!編集部がリアルに泊まりたいホテルをピックアップ!【MY HOTEL CHOICE】>>その他の記事はこちら
2015年04月24日日本のうどんを思わせるホイアンの名物麺「カオラウ」。太めの麺に醤油系の濃いめのタレを和えて食べる汁なし麺です。その1に続き、ホーチミンでカオラウが食べられるお店をご紹介します。Hoi An Quan店先にホイアンの特産品・ランタンが吊るされた小さな食堂「Hoi An Quan」。場所は1区の北東、ビンタン区。サイゴン動植物園の川向かいにあります。お店の並びにはティゲー市場(Cho Thi Nghe)というローカル色の強い市場も。店主のThao(タオ)さん。ホイアンのご出身です。アメリカ人のご主人とこちらのお店を始めて、まだ一年も経っていないそう。壁には、幻想的に浮かび上がるカラフルなランタンの写真が飾られています。看板メニューのカオラウは35,000VND(約192円)。丼の底にたまっているタレと麺が絡むようにしっかり混ぜて食べます。モヤシやレタスのシャキシャキ感、ピーナッツのカリッとした食感がアクセント!タレが甘みのあるだし醤油という感じで美味しいです。お好みでライムの絞り汁や唐辛子を加えても。メニューは他に、コムガーホイアン(黄色いごはんのチキンライス)、ブンヨーホイアン(ホイアン風豚足入りの米麺)などもあります。中心地から少し離れていますが、ホイアン料理を食べてみたい!という方はぜひ足を運んでみてください。※上記の日本円表記は、2015年2月10日現在の為替レートに準じます。
2015年02月12日「ランタン祭り」で知られるベトナム中部の古都・ホイアン。日本とも縁が深い町で、かつて朱印船貿易の拠点として多数の日本人商人が来航し、最盛期には1,000人以上の日本人が暮らしていたといわれています。その時代に、伊勢出身の貿易商人が伝えたといわれている麺料理をご紹介します。ホイアンの名物麺・カオラウ(汁なしうどん)具は豚肉、揚げせんべい、香草、野菜です。うどんと丼の底にたまっている醤油系の濃いめのタレをよく絡ませて、お好みでライムの絞り汁や生唐辛子を加えて食べます。ホーチミン市内でカオラウが食べられるお店はなかなか見かけることがなく、私が知っているのは2店舗のみです。今回は、その2店舗を2回に分けてご紹介したいと思います。FAIFO Pho hoai1店舗目は「FAIFO Pho hoai」。3区のHuynh Tinh Cua通りにあります。鮮やかなピンク色の教会「タンディン教会」に近い場所です。通り沿いに出ている看板に沿って、細い路地を進んで行くと店舗に着きます。メニューには日本語表記もあります。カオラウはメニューの一番上です。伊勢うどんよりはコシのある麺に、甘めの醤油ダレ。日本人の口に合うと思います。割り入れる揚げせんべいの食感もいいですし、野菜と香草たっぷりでヘルシーです!ホーチミンでちょっと変わった麺料理が食べたくなったら、ぜひお試しください。その2「Hoi An Quan」はこちら!こちらもあわせてCheck!ホーチミンの地元ベトナム人で賑わうソウルフード人気店ベトナム家庭料理が気軽に楽しめるレストラン「Quan Bui(クアンブイ)」
2015年02月04日©ASEAN-Japan Centreベトナム中部にある古都、ホイアン(Hội An)。15~19世紀にかけてアジアとヨーロッパを結ぶ海上交易の中継地として栄え、約180年前の木造家屋が建ち並ぶ古い町並みが1999年にユネスコの世界文化遺産に登録された。そんなホイアンの名物といえば、毎月開催される「ランタン祭り」。古くからランタンの産地であったことが祭りの由来とされており、ベトナム好きなら一度は訪れたいお祭りだ。年も明けたところで、2015年のスケジュールをチェックしておこう!1.ランタン祭りとは?©ASEAN-Japan Centre毎月、満月の夜(旧暦の14日)の19:00~21:30頃に開催されるお祭り。家々の電気が消され、町が幻想的なランタンの灯りのみで照らし出される。開催時間帯は歴史保存地区が歩行者天国となり、ベトナムの伝統音楽などが響き渡る。通りには屋台や露店が出て、さながら日本の縁日のような雰囲気となる。2.スケジュール2015年のスケジュールは以下の通り。ランタン祭りの日程に合わせてホイアンを訪れてみてはいかがだろうか。2月2日(月)、3月4日(水)、4月2日(木)5月2日(土)、6月29日(月)、7月29日(水)8月27日(木)、9月26日(土)、10月26日(月)11月25日(水)、12月24日(木)※天候や現地事情等により日程が前後したり、中止となる場合があります。3.みどころ©ASEAN-Japan Centre趣のある古い町並みとランタンが作り出す、ノスタルジックで幻想的な風景がみどころ。ランタンはひとつひとつ色や形が違うので、じっくり目を凝らして見てみよう。また、1593年に日本人商人たちによって架けられたといわれ、現在の20,000ドン紙幣の裏側に描かれている観光スポット・来遠橋(通称:日本橋)は必ず見ておきたい。4.日本からの行き方ホイアンへの玄関口は、ベトナム中部最大の都市・ダナン。ダナンからホイアンまでの距離は約30km、車で約40~50分かかる。日本からダナン国際空港への直行便は東京/成田発のみで、週4便就航(毎週水・木・土・日)している。その他の空港から出発する場合、東京/成田・ソウル/仁川・ハノイ・ホーチミン経由となる。ダナンまでのフライト所要時間はハノイからもホーチミンからも1時間強。実は日本とも縁が深い古都ホイアン。16世紀末には朱印船貿易により多数の日本人商人が来航。大規模な日本人町が形成され、最盛期には1,000人以上の日本人が暮らしていたといわれる。約400年前の日本人商人たちの活躍に思いを馳せながら、世界遺産の町を歩いてみるのもいいかもしれない。(text:グッチ)こちらもあわせてCheck!お祭りにでかけよう!今年訪れたい東南アジアのお祭り
2015年01月20日