ホラー映画『プー あくまのくまさん』が2023年6月23日(金)に公開される。癒し系キャラクター「プー」×アトラクション・ホラー癒し系キャラクターの代表格・くまのプーさんのホラー作品として、瞬く間に世界を席巻した映画『プー あくまのくまさん』が日本に上陸。青年になったクリストファー・ロビンは、大学進学のためプーとピグレットを残し旅立ってしまう。プーたちとの再会を楽しみにしていたロビンだったが、プーとピグレットは野生化し血に飢えるようになっていた。ロビンと会わない間、プーとピグレットに一体何が起こったのか?永遠の人気キャラクター×アトラクション・ホラーという禁断の組み合わせに注目だ。映画『プー あくまのくまさん』あらすじ大学進学を機にプーとピグレットを森に残し旅立ったクリストファー・ロビンは、婚約者のメアリーとともに100エーカーの森に再び戻ってきた。しかし、そこで目にしたのは血に飢え野生化してしまったプーとピグレットの異様な姿だった…。【作品詳細】『プー あくまのくまさん』公開日:2023年6月23日(金)監督・脚本:リース・フレイク=ウォーターフィールド編集・製作:リース・フレイク=ウォーターフィールド出演:マリア・テイラー、ニコライ・レオン、ナターシャ・ローズ・ミルズ、アンバー・ドイグ・ソー、ダニエル・ノナルド、ナターシャ・トシーニ、クレイグ・デイビット・ドーセット、クリストファー・コーデル配給:アルバトロス・フィルム
2023年04月03日A・A・ミルンによる児童小説の人気者プーさんをホラー映画化した『WINNIE THE POOH BLOOD AND HONEY』が『プー あくまのくまさん』の邦題で6月23日(金)より全国公開されることが決定。ティザービジュアルと特報が解禁された。楽しい冒険に満ち溢れていたかつての日々は終わりを迎え、青年になったクリストファー・ロビンは、大学進学のためプーとピグレットを森に残し旅立ってしまう。時が経ち、婚約者のメアリーとともに100エーカーの森に戻ってきたロビンだったが、そこで目にしたのは血に飢え野生化してしまったプーとピグレットの異様な姿だった…。解禁された特報では「森のくまさん」のメロディにのせて、不気味な影をまとわせたプーが人間たちに襲い掛かる様子がとらえられている。さらに、鈴木敏夫(スタジオジブリ)の「こんなプーさん、見たくなかった。」のコピーがならぶティザービジュアルには、プーの大好物であるはちみつの代わりに血があふれるポットが映し出されている。また、刃物を片手に立つプーのビジュアルには、「はちみつはもう飽きた」との言葉も…。おぞましい惨劇を予感させる、特報とティザービジュアルとなっている。『プー あくまのくまさん』は6月23日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年03月31日ホラー映画『テリファー 終わらない惨劇』が、2023年6月2日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて公開される。失神&嘔吐続出の“超過激”ホラー『テリファー 終わらない惨劇』は、アメリカの脚本家、監督、プロデューサーであり、敏腕特殊メイクアップアーティストでもあるダミアン・レオーネが監督を務めるホラー作品。最狂ピエロ「アート・ザ・クラウン」をアイコンに、失神者&嘔吐者が続出した程の過激なバイオレンス描写と、ホラー愛溢れる表現で劇場を阿鼻叫喚の渦に陥れる。最狂ピエロ「アート・ザ・クラウン」新ホラーアイコンに『IT/イット THE END “それ”がみえたら、終わり。』のペニー・ワイズに続く新ホラーアイコンともいえる、ピエロ「アート・ザ・クラウン」は、ダミアン・レオーネが2008年制作の短編映画『The 9th Circle』、2013年の短編映画『All Hallows Eve』と、一貫して築き上げてきたキャラクターだ。満を持して「アート・ザ・クラウン」がメジャーのステージに躍り出たのは、ダミアン・レオーネの長編デビュー作となった『テリファー』。映画『テリファー』は、「アート・ザ・クラウン」の不気味さや特殊メイクによる生々しい表現、過剰だと言いたくなるような残虐描写、80年代ホラー映画へのオマージュなど、新旧ホラーファンの心をつかむ演出が随所にあしらわれ、興行的な大ヒットとはならなかったものの一部熱狂的なファンの火種を誕生させた。過激さ、恐ろしさが一層パワーアップそして『テリファー』から6年の時を経て、過激さ、恐ろしさがより一層パワーアップした映画『テリファー 終わらない惨劇』が公開へ。全米で封切られると、瞬く間にヒットを飛ばしたという。これでもかと非道の限りを尽くす「アート・ザ・クラウン」が巻き起こす、戦慄の惨劇に注目だ。映画『テリファー 終わらない惨劇』あらすじ人々に忌まわしい記憶を植え付けたマイルズ・カウンティーの惨劇から1年後のハロウィン。ピエロの恰好をした連続殺人鬼、アート・ザ・クラウンがハロウィンに再び姿を現した。絶命したかにみえたクラウンは死体安置所で息を吹き返し、その残虐性と冷酷さを増してハロウィンの街へと繰り出した。標的となったのは、父親を亡くした姉シエナと弟ジョナサン。悪夢が再び彼らに襲い掛かる。クラウンが通った後に残るのは惨劇の記憶と被害者の亡骸だけ。一人、また一人と増えていく犠牲者。ハロウィンの喧騒をよそに迫りくるクラウンの魔の手から姉弟は逃れることができるのだろうか……。【作品詳細】映画『テリファー 終わらない惨劇』公開日:2023年6月2日(金)監督・脚本:ダミアン・レオーネ出演:ジェナ・カネル、ローレン・ラベラ、デイビット・ハワード・ソーントン、キャサリン・コーコラン、グリフィン・サントピエトロR18+
2023年03月19日カナダ発のホラーゲーム『デッド・バイ・デイライト(Dead by Daylight)』が映画化。オンライン対戦型のホラーゲーム『デッド・バイ・デイライト』映画化『デッド・バイ・デイライト』は、4対1の非対称型でオンライン対戦を行うマルチプレイヤーホラーゲーム。「サバイバルなかくれんぼ」をコンセプトとするダークファンタジーな世界観が魅力で、「殺戮場」を舞台にキラーと呼ばれる殺人鬼1人と、殺人鬼からの逃亡を試みるサバイバー4人に分かれてプレイする。2016年の発売以来、1日あたり約200万人のユーザーがゲームに参加し、総プレイヤー数は5,000万人を突破。テレビや映画、ゲームにおける伝説的な作品とも次々にコラボレーションしている。『死霊館』シリーズのアトミックモンスター×『パージ』ブラムハウスそんな人気ゲーム『デッド・バイ・デイライト』が満を持して映画化。『アナベル 死霊館の人形』を皮切りに、『ラ・ヨローナ~泣く女~』『M3GAN ミーガン』などヒット作の映画製作を手がけてきた、ジェームズ・ワン率いるアトミックモンスター(Atomic Monster)と、『ハロウィン』、『パラノーマル・アクティビティ』、『パージ』といったホラー映画を世に送り出してきたジェイソン・ブラム率いるブラムハウス(Blumhouse)がタッグを組む。尚、監督・脚本家は今後選出される。映画という新たなフィールドで、『デッド・バイ・デイライト』シリーズがどのような世界観を繰り広げるのか。詳細はまだ明らかになっていないが、続報を待ちたい。【詳細】『デッド・バイ・デイライト』映画化公開時期:未定プロデューサー:ジェームズ・ワン、ジェイソン・ブラム、ステファン・ムルローニーエグゼクティブプロデューサー:レミ・ラシン、マイケル・クリア、ジャドソン・スコット、ライアン・トゥレク、ラッセル・バインダー
2023年03月06日清水崇が手がけるホラー映画『ミンナのウタ』が、2023年8月11日(金)に公開される。主演は、ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」。Jホラーの巨匠・清水崇が紡ぐサスペンスホラー映画『ミンナのウタ』は、Jホラーの巨匠・清水崇が監督を務めるサスペンスホラー映画。『呪怨』シリーズやハリウッドリメイク版の『THE JUON/呪怨』、『犬鳴村』をはじめとする「村シリーズ」、そして『忌怪島/きかいじま』と、様々な話題作を世に送り出す清水崇が、『ミンナのウタ』ではどのような恐怖の世界を繰り広げるのかに注目だ。尚、映画『ミンナのウタ』は、韓国で開催される富川ファンタスティック国際映画祭のクロージング作品として 、ワールドプレミア上映される。カセットテープから流れる不穏なメロディー『ミンナのウタ』の物語は、あるカセットテープから流れる“とあるメロディー”を聞いたことから始まる。そして、このメロディーを聴いた人々は、次第に自らも口ずさむようになり、不可解な事件に巻き込まれてゆくことに。このメロディーに仕込まれた謎とは一体何なのか。また、女子中学生の少女・“さな”が物語のヒントに。さなは、カセットテープレコーダーで”命が消える音”を集めるという。その音を一度聴いてしまった者は、メロディーに取り憑かれ、自らも口ずさんでしまう。不気味なメロディーとともに迫りくる新感覚の恐怖――。このメロディーから逃れる手立てはあるのだろうか。「GENERATIONS」全員が本人役で主演に映画『ミンナのウタ』で主演を務めるのは、ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友。しかも全員が本人役で、ホラー映画に初出演する。劇中では、ライブを控えた「GENERATIONS」の活動の裏側や日常を描くシーンも。現実とフィクションが曖昧になった世界で、“呪いのメロディー”の恐怖が襲い掛かる。主人公・GENERATIONS白濱亜嵐(本人役)GENERATIONSのリーダー。廃墟で怪異に遭遇。片寄涼太(本人役)失踪直前の小森との電話中、突如知らない女性の声が聞こえる。小森隼(本人役)人気ラジオ番組のパーソナリティを務める。収録前にラジオ局の倉庫で30年前に届いたまま、放置されていた「ミンナノウタ」と書かれた一本のカセットテープを発見し、収録中に不穏なノイズと声を耳にする。LIVEのリハーサル中、頭の中で鳴りやまないメロディーに「違う!そんな曲じゃない!」と半狂乱で震えながら耳を塞ぐ。佐野玲於(本人役)不審な人物に声をかけ、覗き込んだ先に異様な影を目にする。関口メンディー(本人役)スタジオで見てしまった“あるもの”に驚き叫び腰を抜かす。中務裕太(本人役)メンバーの中でも霊感があり、ホテルの自室に引きこもる。数原龍友(本人役)凛…早見あかりGENERATIONSのマネージャー。権田…マキタスポーツ謎を追う探偵。高谷さな呪いのメロディーを奏でる少女主題歌はGENERATIONSの新曲「ミンナノウタ」主題歌は、GENERATIONSの新曲「ミンナノウタ」。映画にインスパイアされた書き下ろしの楽曲で、カセットテープを再生することから始まり、少女“さな”の想いを歌詞で表現した内容になっている。“心霊写真風”フォトカードの入場者プレゼント映画『ミンナのウタ』の公開初日から3日限定で、入場者プレゼントとして“なにか”が写り込んだGENERATIONSの心霊写真風フォトカードを全国の上映劇場で配布。また、裏面には GENERATIONS と一緒に心霊写真が撮れるという、プレミアムイベントへの応募詳細も記載されているため、ファン必見の入場者特典となっている。映画『ミンナのウタ』あらすじGENERATIONSの小森隼がパーソナリティを務めるラジオ番組に届いた1本のカセットテープ。番組収録中に「カセットテープ、届き…ま…した…?」という少女らしき声を耳にした彼は、突然姿を消してしまう。マネージャーの凛に依頼され、探偵の権田が調査を始めるが、GENERATIONSメンバーの周りで次々と不可解な事件が起こり……。【作品詳細】映画『ミンナのウタ』公開日:2023年8月11日(金)監督:清水崇脚本:清水崇、角田ルミ出演:白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友、早見あかり、穂紫朋子、天野はな、山川真里果、マキタスポーツ配給:松竹■映画『ミンナのウタ』入場者プレゼント 心霊写真風 フォトカード配布期間:8月11日(金)~13日(日)配布場所:全国の上映劇場※数量限定のため、無くなり次第配布終了。※1人1回の鑑賞につき1セット配布。※上映劇場は映画公式サイトを確認。※特典は非売品。※転売、内容の複写・複製・転用は一切禁止。
2023年03月02日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「最新ホラー音楽事情」です。「最近、ホラー多ない?」と思います。Netflixなどの海外ドラマもホラー要素のあるものがウケているなと思っていましたが、気づけば韓国のドラマも、日本のドラマもホラーやバイオレンス要素のあるものが話題です。僕は、ホラーもバイオレンスものも実は苦手。でも、職業上、話題になっているエンターテインメント作品はできるだけ観たいなと思っているので、かなり気合を入れて、腹に力を入れつつ観るようにしています。でも、あまりに刺激が強すぎると途中で離脱したりもします……。ホラー作品において、音楽や音響は恐怖を増幅する役割があります。怖い怖いと怯えているときに「カチャン…」と何か小さな音がするだけでも、人は異常にびくっと怯えてしまうものです。どんな聴覚情報を効果的に使うかはホラー作品にとってとても重要です。僕は、大学時代の卒業研究で映像と音楽の密接さについて論文を書いていて、もともと映像と音楽の関係性に興味があります。音楽には長調(メジャー)と短調(マイナー)があり、通常、恐怖や不安、悲しみを演出するのは短調の音楽といわれています。ただ、最近のホラー作品を観ていると、この通説と変わってきているなと感じます。どういうことかというと、恐怖をもっとも煽りたい、観客に悲壮感を突きつけたいというときにこそ、明るい長調の曲を使うという演出が増えてきているように思うんです。童謡は明るい長調の曲が多いです。そんな童謡の歌を伴奏なしで少女がハミングで歌うと、なんかめちゃくちゃ怖い。そういう感じです。よい例が、韓国ドラマ『イカゲーム』。「だるまさんがころんだ」で動いてしまうと射殺されてしまう。その緊張感の中で小さな女の子の声で「だるまさんがころんだ~」と響く。恐怖の音楽とは真逆の少女のかわいらしい声です。そのかわいらしい声が死と表裏になっていると気づくと得体の知れない恐怖感が増します。不協和音は、調和しない不安定な音が人の不安感を誘うといいます。明るい音楽と恐怖の映像というのは、まさにその効果を視覚と聴覚でやっているのではないかと思います。映像と音楽が合わない。その違和感が人をどうしようもなく不安にさせるのではないでしょうか。これはホラー作品特有の音楽演出の考え方で面白いなと思います。ラブロマンスの作品では、どう考えてもやらないほうがいいと思います。おかざきたいいく対バン形式の自主企画イベント「okazakitaiiku purezentsu“TECHNIQUE”」Vol.3、4を7/5・6に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で、Vol.5、6を7/22・23に京都・宇治市文化センター 大ホールで開催。※『anan』2023年3月1日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年02月25日『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ、『ゲット・アウト』『M3GAN/ミーガン』などのホラー作品の製作で知られる製作会社「ブラムハウス」が、ホラーに特化したゲーム会社「ブラムハウス・ゲームズ」を設立したことを発表した。革新を可能にし、クリエイティビティの限界を押し上げるという映画ビジネスに則った方法で、“インディー予算”(1000万ドル以下)のゲームを製作&リリースするという。社長には、ゲーム業界で25年以上の経験を持ち、30以上のゲームを手掛けてきたプロデューサーのザック・ウッド(「Reafall」)が就任。CFOには元プレイステーション重役のドン・セクラーが起用された。「ブラムハウス」の社長アビジェイ・プラカシュは、「ゲーム市場に関する経験、感性、知識を持つザックとドンは、ブラムハウス独自のジャンルの強みをゲームに活かすのに理想的なリーダーたちです」と2人に太鼓判を押している。「ブラムハウス」のツイッターアカウントは、「ブラムハウス・ゲームズ」の設立を発表すると共に、「これからみなさんに、2人からさらなる情報をお届けするのが楽しみです」と投稿。「ブラムハウス・ゲームズ」はインディ系ゲームのデベロッパーと組み、家庭用ゲーム機、PC、モバイル機器のホラーゲームを開発していく。(賀来比呂美)
2023年02月22日ダリオ・アルジェント監督・脚本の映画『ダークグラス』が、2023年4月7日(金)より公開される。ホラーの帝王 ダリオ・アルジェント監督10年ぶりの作品1977年の『サスペリア』をはじめ『サスペリアPART2』『フェノミナ』などを手がけ、“ホラー映画の帝王”と称されるダリオ・アルジェント監督の10年ぶりとなる映画『ダークグラス』が公開へ。現代まで長く愛されあらゆる映画人に影響を与え続けているアルジェントのホラー作品。2018年には、ルカ・グアダァニーノが『サスペリア』をリメイクしヒットさせたことでも話題を呼んだ。そんなアルジェント自身の作品へのオマージュともいえる原点回帰となった『ダークグラス』は、脚本をフランコ・フェリーニと共同執筆した、完全オリジナルのイタリアン・ホラー。2000年代初頭に脚本を執筆しながらも、中止を余儀なくされた幻の企画がついに実現を果たす。イタリア・ローマを舞台に、盲目の娼婦と中国人の少年がサイコパスの殺人鬼から執拗に追いかけ回され、殺されないよう逃げ続ける物語だ。アルジェントらしい鮮やかな色彩と不穏な音楽、そして狂気な演出が恐怖心を掻き立てる作品になっている。デビュー作『歓びの毒牙』の連続殺人鬼を彷彿とさせる人影や、“鮮血の魔術師”とも呼ばれるアルジェントの十八番である血みどろに横たわる女性の姿など、随所に見られる自身の過去作へのオマージュにも注目だ。主演は『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』のイレニア・パストレッリ主人公である盲目の娼婦・ディアナには、2015年の『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』でイタリアのアカデミー賞と呼ばれるダヴィド・ディ・ドナテッロ賞の主演女優に輝いたイレニア・パストレッリ。そしてアルジェントの娘、アーシア・アルジェントがディアナを支える歩行訓練士役を演じ、アソシエイトプロデューサーを兼任した。主人公・ディアナ…イレニア・パストレッリコールガール。ある夜、車を衝突させられ大事故に遭い、一命は取り留めるも両目の視力を失う。チンディアナと同じ事故で両親を亡くした中国人の少年。ディアナとの間に絆が生まれ、一緒に暮らすこととなる。リータ…アーシア・アルジェントディアナを献身的に支える歩行訓練士。ダリオ・アルジェント特集上映も映画『ダークグラス』の公開を記念して、ダリオ・アルジェント監督の特集上映を開催。『サスペリア』、『サスペリアPART2』、『フェノミナ』の3作品を、2023年3月31日(金)から4月6日(木)までの1週間限定でヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館の2館で上映する。作品はローテーションで1日1回の上映となる。映画『ダークグラス』あらすじイタリア・ローマで娼婦ばかりを狙った猟奇的な連続殺人事件が発生。その4人目のターゲットにされたコールガールのディアナもまた殺人鬼に執拗に追いかけられ、事故によって両目の視力を失ってしまう。同じ事故で両親を亡くした中国人の少年チンとディアナは一緒に暮らすこととなるが、サイコパスの殺人鬼はその後もしつこくディアナたちを殺害しようとつけ狙う。【作品詳細】映画『ダークグラス』公開日:2023年4月7日(金)原題:Occhiali neri監督:ダリオ・アルジェント脚本:ダリオ・アルジェント、フランコ・フェリーニ出演:イレニア・パストレッリ、アーシア・アルジェント、シンユー・チャン■ダリオ・アルジェント特集上映期間:2023年3月31日(金)〜4月6日(木)場所:ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館上映作品:『サスペリア』『サスペリアPART2』『フェノミナ』※1日1回のローテーションで上映。詳細は劇場ホームページを確認。Copyright 2021 © URANIA PICTURES S.R.L. e GETAWAY FILMS S.A.S.
2023年02月19日サバイバルホラーゲーム「バイオハザード」の最新CG映画『バイオハザード:デスアイランド』が、2023年7月7日(金)に公開される。サバイバルホラーゲームの金字塔「バイオハザード」最新CG映画映画『バイオハザード:デスアイランド』は、全世界シリーズ累計売上本数1億3000万本超えのサバイバルホラーゲームの金字塔「バイオハザード」を原作とするCG映画だ。2021年に動画配信サービスNetflixで再生回数ランキングの首位を獲得したシリーズ初の連続CGドラマ、『バイオハザード:インフィニット ダークネス』で監督を務めた羽住英一郎をはじめとする制作スタッフが再集結。加えて、2017年に公開した『バイオハザード:ヴェンデッタ』の脚本を手掛けた深見真も再び参加し、新たなCG長編映画が誕生した。映画『バイオハザード:デスアイランド』あらすじ物語の舞台となるのは、迫り来る波の中央に浮かぶ監獄島・アルカトラズ。かつて刑務所として使用されていた監獄島だ。主人公・レオンは、機密情報を握るアントニオ・テイラーを拉致した武装集団の車を追っていた。しかし突如現れた謎の女の妨害に逢い、犯人たちを取り逃がしてしまう。一方、対バイオテロ組織「BSAA」に所属するクリスは、サンフランシスコを中心に起きている感染経路不明のゾンビ発生事件を担当していた。調査の結果、ウイルスの被害者全員が監獄島・アルカトラズを訪れていたことを突き止める。この島が“デスアイランド(死の島)”になることなど知る由もない彼らは、交わるはずのない2つの事件の手掛かりを求めて島へと向かうのだった。『バイオハザード:デスアイランド』登場人物レオン・S・ケネディラクーンシティ警察署の元新米警官で、市内で発生したバイオハザードに巻き込まれ、果敢に生存者の救出に全力を尽くした。後に政府の諜報員にスカウトされ、合衆国大統領直轄のエージェント組織「DSO」に所属し、日々極秘任務に就いている。サバイバル能力に長け、高い身体能力と判断力を併せ持つ。誘拐されたグラハム大統領の娘、アシュリー救出作戦を成功させ、大統領から絶大な信頼を得る。クリス・レッドフィールド対バイオテロ組織「BSAA(Bioterrorism Security Assessment Alliance)」創設メンバーの1人。優れた観察力と洞察力、卓越した戦闘能力やサバイバル技能を備えたエース、「BSAA」の生ける伝説として活躍する。部下からも慕われる仲間思いの性格。元ラクーン市警の特殊部隊S.T.A.R.S.所属であり、ジルとともにアークレイ研究所で発生した通称“洋館事件”の調査と対処を行った。洋館事件を生き延びた過去を持つ。ジル・バレンタイン「BSAA」の創設メンバーの1人。元ラクーン市警の特殊部隊 S.T.A.R.S.所属。クリスと共に数々のバイオテロと戦い続けてきた。正義感、責任感は強かったが「スペンサー邸事件」で敵に捕らえられた際には、t-ウィルス投与と精神支配による洗脳で、自らバイオテロへ加担すしてしまった。クリスに救出された後は、精神的後遺症を引きずる。また、ウィルスの副作用により肉体の劣化が抑えられている。長期に渡る経過観察とリハビリ期間を経て部隊復帰を果たす。クレア・レッドフィールドクリスの妹で、バイオテロや薬剤被害者の救済を行うNGO団体テラセイブの職員。兄であるクリスから護身術の教えを受けており、ラクーンシティから脱出した後には各種戦闘技術を身につけている。兄譲りの勝気な性格の持ち主だが心根は優しく弱者には献身的である。レオンとは共にバイオテロと戦ってきた戦友のような間柄。テラセイブの調査でゾンビ事件の被害者が全員アルカトラズに訪れていたことを突き止める。レベッカ・チェンバース元ラクーン市警の特殊部隊 S.T.A.R.S.所属で、薬品の精製および調合エキスパート。少しの事では動じない度胸のある女性で、行動力、そして決断力を持ち合わせている。現在は大学教授の傍ら、BSAA のアドバイザーを務めている。「BSAA」のクリスとジルと感染経路不明のゾンビ発生事件を担当する。入場者特典として「オリジナル LED キーライト」なお、 映画『バイオハザード:デスアイランド』の入場者特典として「オリジナル LED キーライト」を配布。物語の舞台となる監獄島・アルカトラズ島の調査に必需品となるキーホルダー付きLED ライトだ。ここでしかゲットできないオリジナルグッズとなるので、気になる人は早めにチェックしてみてほしい。【作品詳細】映画『バイオハザード:デスアイランド』公開日:2023年7月7日(金)監督:羽住英一郎脚本:深見真CG制作:Quebicoプロデュース:トムス・エンタテインメント配給:角川 ANIMATION制作:DEATH ISLAND FILM PARTNERS原作:カプコン
2023年02月11日西畑大吾(なにわ男子)主演映画『忌怪島/きかいじま』より、西畑自ら“ホラー映画初主演”について熱く語るスペシャル映像が解禁された。本作は『犬鳴村』、『樹海村』、『牛首村』の「恐怖の村」シリーズの清水崇監督が、島という閉鎖空間を舞台に今話題のVRの世界を表現したホラー映画。VR研究チームに次々と降りかかる不可解な死と謎、解き放たれた“赤い女”の怨念、真っ赤に染まる島。現実と仮想というふたつの空間で今までにない最強の恐怖が待ち受ける。西畑は撮影地・奄美大島と東京の往復というハードスケジュールの中、非科学的なことを信じない天才脳科学者・片岡友彦を演じ、閉ざされた南の島で次々と降りかかる不可解な死と謎を解き明かそうと奔走する。この度解禁されたスペシャル映像は、西畑がVRゴーグルを付けVRを楽しむ様子から始まる。突如VR映像にノイズが走り不可解な映像が映し出された後、何者かの手によってVRゴーグルが外され、現実の世界に引き戻される。どこからともなく現れた清水崇監督から、本作で西畑が演じる“片岡友彦”の名で呼ばれ、困惑する西畑。さらに、「アイドルは仮の姿だ」と告げられて驚愕し……。果たして映像に映る彼は、アイドル“西畑大吾”なのか?それとも“片岡友彦”なのか?本作で描かれる現実と仮想空間の狭間の恐怖の一旦を垣間見ることができる映像に仕上がっている。映像中盤、西畑自らホラー映画初主演に抜擢された当時を振り返り、「めちゃくちゃびっくりしました!僕自身が怖がりですし、ビビリですし……。めっちゃ怖がる役なんかなぁと思っていたら、僕の役が非科学的なことは全く信じない役で。どうやったら彼に歩み寄れるのかなって考えながら撮影する日々でした」とコメント。映像のラストでは、清水監督が撮影の裏話を披露。別の仕事の都合で西畑が東京から撮影地・奄美大島へ戻ってきた際、直前に演出の変更があり西畑の出演が”手”のみになってしまったが、「もちろん自分の役なので手だけでもやらせてください」と話したという。また、「西畑くんは賢いですね、頭がいい。彼なら僕が描く片岡友彦という役をすぐにできるなと分かったのでやりやすかったです」と西畑を大絶賛した。また、併せて公開日も6月16日(金)に決定。さらに場面写真とメイキングスチールも初公開された。場面写真には西畑演じる片岡友彦が海に引きずり込まれる衝撃のカットをはじめ、訪れた島に違和感を覚える様子や、天才脳科学者らしく冷静な表情が収められ、メイキングスチールは監督、スタッフとともに真剣な表情で撮影に臨む西畑の姿を捉えた写真となっている。『忌怪島/きかいじま』スペシャル動画『忌怪島/きかいじま』6月16日(金)公開
2023年02月08日フォークホラー映画『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』が、2023年2月3日(金)に公開される。“トラウマ級”フォークホラー、アイルランドの民間伝承をモチーフに映画『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』は、トロント国際映画祭ほか、世界中の映画祭で“トラウマ級の最高傑作”と称されたホラー映画。アイルランドの民間伝承をモチーフにしており『ミッドサマー』に続くフォークホラー作品として、注目を集めている。謎の失踪から戻ってきた母ある日、少女チャーの母アンジェラが謎の失踪を遂げるところから『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』の物語がスタート。アンジェラはすぐ戻って来たものの、その性格も立ち居振る舞いも失踪前とは違っていた。アンジェラは何者かに取り憑かれているかのような、おぞましい様子を見せ……?監督・脚本はケイト・ドーラン監督・脚本を務めるのは、ケイト・ドーラン。キャストとして、ヘーゼル・ドゥープ、キャロリン・ブラッケン、ポール・リード、イングリッド・クレイギーが出演を果たしている。〈映画『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』あらすじ〉ハロウィンの前週。少女チャーの母アンジェラが不可解な失踪をした。残されたのは放置された車だけ。翌日の夜に、アンジェラは何事もなかったように帰宅したが、何故いなくなったのか何も話さない。そんな母を見てチャーと祖母のリタは何かがおかしいと感じる。アンジェラは見た目や声は変わらないが、まるで悪意のある力に取って代わられてしまったかの様だった。そして、アンジェラは次第に常軌を逸した恐ろしい行動を取る様になり、チャーはこの母は“別モノ”と思い始める。【詳細】映画『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』公開日:2023年2月3日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷 ※近日公開:シネ・リーブル梅田監督・脚本:ケイト・ドーラン出演:ヘーゼル・ドゥープ、キャロリン・ブラッケン、ポール・リード、イングリッド・クレイギープロデューサー:ディアドラ・レヴィン『ビバリウム』2021年/アイルランド/英語 5.1ch/93分/原題:YOU ARE NOT MY MOTHER字幕翻訳:岡﨑恵配給:「ユー・アー・ノット・マイ・マザー」上映委員会
2023年02月05日A24のホラー映画『Pearl(原題)』で主演を務めたミア・ゴスが、レポーターのジェイク・ハミルトンと対談。先日発表されたアカデミー賞のノミネーションについて、ジェイクから「相変わらずホラーというジャンルが除外され、真剣に扱ってもらえないのはなぜなのでしょう?」と問われたミアは、「すごくポリティカルなことだと思います」と答えた。「プロジェクトそのもののクオリティーに完全に基づいて(選んで)いるわけではないのでは。ノミネーションについては、色々なことがあるのだと思います。指示する上の人たちが多すぎて統制が取れずに、うまくいかないこともあるでしょう。言うべきじゃないのかもしれないけど、正しいと思います。多くの人が知っていることです」と大胆に発言。さらにミアは、「変化が必要です。もっと多くの人と関わっていきたいなら、変えていくべきですね。(ホラー映画をノミネートするのは)有益だと思いますよ。本当に」と続けた。アカデミー賞は過去にホラー映画を評価したこともある。例えば『羊たちの沈黙』は作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞、『ゲット・アウト』は脚本賞を受賞した。とはいえやはり、ホラーはまだ例外として扱われている印象だ。今年のアカデミー賞では、興収1億ドル超えの大ヒット作となったジョーダン・ピール監督の『NOPE/ノープ』、ミアの演技が高い評価を受けた『Pearl』が候補になる可能性が期待されていたが、実現しなかった。(賀来比呂美)■関連作品:X エックス 2022年7月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.
2023年01月27日橋本環奈と重岡大毅(ジャニーズWEST)がW主演するホラー映画『禁じられた遊び』の公開が決定。ティザーポスタービジュアルと、本編映像初解禁となる超特報映像も到着した。「トカゲはね、尻尾が切れても、また生えてくるんだ」。「本当?じゃあ、この尻尾からまたトカゲが生えてくるの?」「ああ。土に埋めて、おまじないするとまた生えてくるんだよ」。微笑ましい親子の日常。庭に響く、少年の唱えるおまじない…それは、他愛ない冗談のはずだった。が、そんな幸せな日々が一転――家族に悲劇が起きてしまう。映像ディレクター・倉沢比呂子は、かつての同僚である伊原直人の家で、庭の盛り土に向かい、不可解なおまじないを唱え続ける直人の息子・春翔を目撃する。謎の呪文、トカゲの尻尾、指、白い影、蠢く盛り土、封印された家…そして彼女の身に異常な現象が起こりはじめる。それは、子どもの純粋な願いによって解き放たれた災いだった。この庭には、何かがいる。最凶の禁忌が比呂子と直人に襲いかかる――。原作は、清水カルマのデビュー作で、新人離れした恐怖の表現で第4回「本のサナギ賞」で大賞を受賞した同名人気ホラー小説。監督は、『リング』『スマホを落としただけなのに』など、ホラー、サスペンスなどのあらゆる怖さを追求し、世に送り出してきた中田秀夫が務める。橋本環奈ホラー映画『カラダ探し』での好演が記憶に新しい橋本環奈と、初のホラー作品となると重岡大毅(ジャニーズWEST)。2人は本作が初共演となり、中田組初参加。橋本さんは映像ディレクター・倉沢比呂子を、重岡さんは比呂子の元同僚・伊原直人を演じる。解禁となった超特報映像は、比呂子がボーイッシュな装いでカメラを回すシーンから始まる。直人の家で庭の盛り土に向かい「エロイムエッサイム。エロイムエッサイム」と呪文を唱え続ける直人の息子・春翔の姿を目撃。その呪文は、「トカゲのしっぽからトカゲが生えてくるか?」という春翔の疑問に直人が冗談で教えたはずのものだったが、土は蠢き、なぜかトカゲが蘇る。そして得体の知れない女性の姿や、土から伸びる不気味な白い手も映し出され、比呂子と直人は絶叫し戦慄する。併せて解禁となったティザービジュアルは、不気味な女性が2人を狙い、迫ってくるような衝撃的な一枚となっている。コメント・橋本環奈今まで芯の強い女の子という役柄は演じたことがありましたが、今回演じた比呂子はすごくサバサバした切り替えの早い性格でしかもお仕事ができる大人の女性という役で初めての試みだったので台本を読んだ時から演じるのを楽しみに思っていました。服装もすごく新鮮で、今までの役とは少しイメージが異なり基本パンツスタイルでジャケットを着て腕まくりをして、ブーツを履いていてといういでたちは演じていて私自身すごく新鮮でした。・重岡大毅ホラー映画の出演は初めてなので、『これはどうやって撮るんだろう』と台本を読んで考えたりしましたが、想像を遥かに超えてくると思います。そしてホラーの撮影は、カメラが回り出す時点で気持ちを作っていないといけないので、酸欠になりそうだと感じたこともあるほど。本当にパワーが必要なんだなと思いました。映画自体とても久しぶりで、また機会があればと思っていたので、それが叶うことになり嬉しかったです。もうすぐ30歳なのですが、20代最後にこの作品を撮れてよかったです。(昨年夏撮影時点)・中田秀夫監督(W主演のお二人に関して)橋本さんは、役の本質を掴む芝居勘の鋭さと持ち前の明朗さで、現場の雰囲気を明るくかつプロフェッショナルに保ってくださいました。おかげで、スタッフ・キャスト一同気持ち良く撮影を進められました。重岡さんは、息子役の子との長時間に渡るリハーサルをたいへん真摯に行なってくださり、おかげで彼の家の場面からのクランクインも大変スムーズでした。私が「ホラーは後でいっぱい音がつくから」と「大きな表現」を求めたのにも十全に応えてくださり、大満足でした。・原作者:清水カルマまず、映画化に関わってくださっている皆さんにお礼申し上げます。自分が書いた小説が映画になるというのは、ずっと夢見ていたことでした。もともと高校、大学時代には自主映画を制作したりして、ほんの少しは映画監督を夢見たことがありました。ただ、大勢で作品を作ることの大変さを味わい(といっても十人程度でしたが)、自分ひとりでやれる小説を志すようになりました。それでもずっと映画に対する憧れがあったので、『禁じられた遊び』の映画化が正式に決まったときは、自分自身が中田組の一員になれたようなうれしさがありました。実際に撮影現場も見学させていただきましたが、中田秀夫監督はじめ、スタッフやキャストの方たちとお目にかかったときは、現実感がなくてふわふわした気分でした。今は中田秀夫監督が私の小説をどういうふうに料理してくださったのか、その本編を観るのが楽しみでたまりません。『禁じられた遊び』は9月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:禁じられた遊び(2023) 2023年9月8日より全国にて公開©2023映画『禁じられた遊び』製作委員会
2023年01月23日第79回ヴェネツィア国際映画祭で「監督賞」「新⼈俳優賞」の2冠に輝いた『ボーンズ アンド オール』が2⽉17⽇(⾦)に日本公開となる。この度、特別映像《純愛ホラー編》が解禁された。本作は、アカデミー賞「作品賞」「主演男優賞」など主要4部門にノミネートされ「脚⾊賞」に輝いた『君の名前で僕を呼んで』に続き、ティモシー・シャラメとルカ・グァダニーノ監督が再タッグを組んだ禁断の純愛ホラー。⽣きるため本能的に⼈を喰べてしまう若者ふたりの逃避⾏と、予想だにしない純愛のゆくえを描き、アカデミー賞の前哨戦に数えられるインディペンデント・スピリット賞やゴッサム賞でも複数の部門にノミネート。また、米ハリウッド・レポーターからは「ルカ・グァダニーノ監督は、“人喰い”というホラーの題材を、アメリカを舞台にしたロードムービーとしてアプローチした。単なる恐怖ではなく、愛と人生に対する人の必要性を問いかける作品」と評されるなど注目を集めている。今回、解禁された特別映像《純愛ホラー編》は、自分探しの旅をする18歳のマレンが、自分と同じ“人喰い”の青年リーと出会い、ダイナーで食事をする場面から始まる。この場面の撮影現場で、主演のふたりに「天才的だ。すばらしい」と声をかけたグァダニーノ監督は、本作について「愛の不可能性を描く映画だ。居場所を探すことも描く」とコメント。主演すると同時に製作も務めたティモシー・シャラメは、「よそ者であるふたりに共感できると思う。マレンは世間知らずで、自分とは何かを模索している」と語る。さらに映像は続き、撮影現場の様子とともに、キャスト・監督がホラーの枠を超えて“純愛”を描く本作の魅力に言及。“人喰い”という禁断のテーマについてグァダニーノ監督は、「ふたりが直面する不可能性は、私たちを形作る可能性を反映したものだ」とも語っている。後半、《純愛ホラー編》は急展開を見せる。凶暴な表情で人に襲いかかり、「食い尽くしてやった。気分最高だった」とつぶやくリー。倒した相手を見下ろす彼の姿で映像は幕を閉じる。「人を傷つけたくない」と願うマレンと、「喰わなきゃ生きていけないんだ」と叫ぶリー。禁断の宿命を背負ったふたりの愛の旅路には、どんな結末が待ち受けているのか。R18作品で輝く、ティモシーの衝撃的な姿にも注目だ。『ボーンズ アンド オール』特別映像《純愛ホラー編》『ボーンズ アンド オール』2⽉17⽇(⾦)公開
2023年01月19日ホラー映画『呪呪呪/死者をあやつるもの』が2023年2月10日(金)に公開される。監督は『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ。『新感染 ファイナル・エクスプレス』ヨン・サンホ監督の最新作映画『呪呪呪/死者をあやつるもの』は、『新感染 ファイナル・エクスプレス』やNetflix作品「地獄が呼んでいる」「寄生獣 -ザ・グレイ-」などを手掛ける韓国の俊英監督ヨン・サンホの最新作。「シスターズ」「トッケビ 君がくれた愛しい日々」「愛の不時着」を世に送り出したスタジオドラゴンとタッグを組み、“呪術ゾンビアクション”を作り上げた。“呪術×ゾンビ”の壮絶アクション映画『呪呪呪/死者をあやつるもの』の軸となるのは、呪術×ゾンビをハイブリッドさせた“在此矣(ジェチャウィ)”の存在。ジョージ・A・ロメロを敬愛するヨン・サンホが、アジアの伝説的な生き物や恐ろしい伝承的な民話を、現代風に蘇らせた生き物だ。この“在此矣(ジェチャウィ)”と呪術師が、壮絶な闘いを繰り広げる。尚、物語はオカルトスリラードラマ「謗法 ~運命を変える方法~」のその後のストーリーをよりパワーアップした世界観で描いたもの。ドラマ版では韓国のシャーマニズムに焦点を当てているが、映画ではそのコンセプトを東南アジアに広げ、さらにスケールアップさせている。オム・ジウォンやチョン・ジソが出演出演は、Netflixシリーズ「シスターズ」のオム・ジウォンや、『パラサイト 半地下の家族』のチョン・ジソなど。その他にも、チョン・ムンソンやキム・イングォン、コ・ギュピルらが名を連ねる。■イム・ジニ...オム・ジウォン独立系ニュースチャンネル「都市探偵」の共同代表を務めるジャーナリスト。閑静な住宅街で起きた、凄惨な事件の謎を追う。背後にとある企業の陰謀が関係していることを突き止めたが、そこには人知を超えた強大な“呪い”が渦巻いていて...。■ソジン...チョン・ジソシャーマンの娘。失踪し、音信不通になっている呪術師。ジニの強い想いを感じとりゾンビと戦うことになる。■チョン・ソンジュン...チョン・ムンソンジニの夫で、ソウル地方警察庁の捜査本部長。古傷が原因で杖をついている。■キム・ピルソン...キム・イングォン独立系ニュースチャンネル「都市探偵」の社長。元警官だけあって、事件に対する第六感が働く。■タク・ジョンフン...コ・ギュピル民俗学の研究に打ち込む大学教授。シャーマニズムや超常現象に精通しており、ジニの調査に協力する。■イ・サンイン...クォン・ヘヒョ生放送で殺人を告白した男に、死の宣告をされた男。警察と特殊警備隊が護衛にあたる。■ビョン・ミヨン...オ・ユナ世界を変える影響力のある女性リーダーとしてメディアから称賛されるビジネスウーマン。スンイル製薬で父の後継者と目されている。■ジェシー・ジョン...イ・スル「都市探偵」に加わったインターン。ジニに憧れている。<映画『呪呪呪/死者をあやつるもの』あらすじ>閑静な住宅街で起きた凄惨な事件。被害者の傍らで横たわる容疑者らしき死体が発見された。しかし、その死体は、死後3カ月経過していた……。警察が捜査を進めるにつれ事件は混迷を極めていく。ジャーナリストのイム・ジニはこの奇妙な事件の謎を追及すべく調査を進めると、背後にとある企業の陰謀が関係していることを突き止めた。しかし、そこには人知を超えた強大な“呪い”が渦巻いていた。ジニは、失踪し音信不通になっている呪術師のソジンなら“呪い”の正体を突き止めることができるのではと、彼女の帰還に望みを託すのだが・・・・・・。【詳細】映画『呪呪呪/死者をあやつるもの』公開日:2023年2月10日(金)監督:キム・ヨンワン原作・脚本:ヨン・サンホ出演:オム・ジウォン、チョン・ジソ、チョン・ムンソン、キム・イングォン、コ・ギュピル配給:ハピネットファントム・スタジオ
2023年01月16日投稿者さんの義母はホラー映画鑑賞が趣味。ところが、ホラー映画を鑑賞した後に、毎回衝撃的な発言を……。今回は、実際に募集した「理解しがたい義母のエピソード」をご紹介します。ホラー映画を鑑賞し……自称、心が弱いという義母の話。義母の趣味はホラー映画鑑賞。時間が空いているときは1人でホラー映画を見ています。そして見終わると必ず「怖くて心が辛いから今日の夕飯はお願いね」と言ってきて……。家事ができなくなるくらいしんどいなら、ホラー映画鑑賞は控えてほしいです。(29歳/主婦)義母のお願いに困惑……ホラー映画鑑賞が趣味の義母が、鑑賞後に夕食の準備をお願いしてくるという体験談。皆さんは家族の言動に不満を感じたら、どう反応しますか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月15日ホラー映画『ジェーン・ドウの解剖』が、本日1月13日(金)22時30分よりライブ配信プラットフォーム「ツイキャス」にて無料放送される。本作は、全米最大のジャンル映画の祭典ファンタスティック・フェストでベスト・ホラー賞、シッチェス映画祭では審査員特別賞を受賞したホラー映画。“ジェーン・ドウ=身元不明”の美女の死体を解剖することになった検死官の親子が、その解剖を進めるに従い、あり得ない物の数々が死体の内部から出現、起こり得ない現象が次々と発生するなど想像を絶する結末が待ち受ける。死体ひとつで約90分、緊張と恐怖が途切れない斬新な設定と展開、思わず見惚れる美しさとエロティックさを誇る死体も相俟って、2017年春に東京1館で公開されるやいなや、口コミが口コミを呼び連日満席を記録。各方面から驚愕の声が続出した。監督は、『トロール・ハンター』や、ギレルモ・デル・トロ製作の『スケアリーストリーズ 怖い本』も記憶に新しいアンドレ・ウーヴレダル。『イントゥ・ザ・ワイルド』『スピード・レーサー』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のエミール・ハーシュと、『ジェイソン・ボーン』『RED』シリーズのブライアン・コックスが検視官の親子を熱演する。今回の無料放送は昨年、ツイキャスで放送した映画版『サイレントヒル』での反響が大きかったことに起因する。ツイキャスでのゲーム配信でも配信者・リスナー双方に人気のあるゲームが原作の映画ということもあり、初の洋画放送ながら公式放送の総来場者8.8万人以上、配信者と同時視聴が可能な「シアターパーティ」の総来場者数12万人以上と、大きな盛り上がりを見せた。そんな中、もっとホラー作品をみんなで一緒に楽しみたいというユーザーの声を受け、映画版『サイレントヒル』の提供元でもある松竹と提携、毎月第2金曜日にホラー作品を上映する「ツイキャス×松竹 ホラーの日」が決定した。奇しくもその初回放送は、1月の13日の金曜日というホラーにピッタリの日となった。なお、1月20日(金)の23時59分まではアーカイブが残され、見逃してしまったという方も視聴することができる。『ジェーン・ドウの解剖』予告編※閲覧注意『ジェーン・ドウの解剖』本編冒頭映像※閲覧注意『ジェーン・ドウの解剖』メイキング※閲覧注意『ジェーン・ドウの解剖』1月13日(金)22時30分より「ツイキャス」にて無料放送ツイキャス『ジェーン・ドウの解剖』視聴ページ()
2023年01月13日ホラー映画の中でも若者たちを主人公にした「ティーンホラー」はいつの時代も大人気。特に最近はZ世代(現在の10代、20代)を主体とした良作が多く生み出されている。今回はその中から配信で観られるおすすめ映画をご紹介!Z世代はデジタルネイティブで社会問題にも高い関心を持つ世代といわれ、彼らを主人公にした作品の多くは、既存の価値観にとらわれない作劇や、ジェンダーやフェミニズムなどを盛り込んだそのテーマ性も特徴的だ。大人世代の凝り固まった「常識」を刺激してくれる5作品をピックアップ。高校生と連続殺人鬼が入れ替わり!『ザ・スイッチ』地味な高校生ミリーは、夫の死の悲しみを引きずりアルコールに溺れる母親、警察官の姉と暮らしている。そんな彼女の前に、若者を襲う連続殺人鬼ブッチャーが現れる。短剣で刺されてしまったミリーは意識を失うが…翌日目を覚ますと、なぜかブッチャーと中身が入れ替わってしまっていた!高校生の体を得たブッチャーが意気揚々と殺戮を楽しむ一方、仲間とともに入れ替わりの謎を探るミリー。しかし元の体に戻るためのタイムリミットが迫る…!『ハッピー・デス・デイ』シリーズのクリストファー・ランドン監督による、ブラムハウス製作のティーンホラー。主人公のミリーを演じたのは『明日への地図を探して』『名探偵ピカチュウ』などの注目若手株キャスリン・ニュートン。冴えない女子から入れ替わり後に妖艶さをみせる変化の演じ分けも見事。「外見は大男の殺人鬼、中身は女子高校生」を体現したヴィンス・ヴォーンの演技もキュートで楽しい。そんな「高校生とおじさんの入れ替わり」という本作の奇想天外なアイディアだが、映像としての面白さだけでなく、ジェンダーにおける不均衡を可視化し「女の子」の生きにくさを鮮やかに描き出すことにも成功している。いじられるたびにビクビクしていたミリーが、入れ替わり後のブッチャーの体だと誰からもからかわれないことに気づくなど、数ある「入れ替わりジャンル」の映画でもあまりない視点が盛り込まれている。また、殺人鬼ブッチャー(外見はミリー)が手をかける対象が、スクールカーストやミソジニー(女性嫌悪)、同性愛嫌悪などを具現化したキャラクターなのもユニーク。現代における悪しき慣習や概念を「殺す」ことで批判していると見ることもできるだろう。『13日の金曜日』など80年代ホラー映画のオマージュを取り入れながらも、軸足はしっかりと現代に置かれているそのバランス感覚も高評価の所以かもしれない。ちなみに、劇中ミリーが好きな映画だと語っているのが、女子大生アカペラグループの活躍を描いた人気シリーズ2作目『ピッチ・パーフェクト2』。実は本作ラストの重要な伏線にもなっているのだが…ぜひ本編で確認してみて欲しい。『ザ・スイッチ』はAmazon Primeで配信中(12月30日現在)。「魔女」とは何か?を現代に問う『フィアー・ストリート』3部作呪われた街と呼ばれる「シェイディサイド」では、周期的に凶悪な殺人事件が繰り返されていた。女子高校生のディーナは元カノのサムが事件に巻き込まれたことで弟ジョシュとともに真相を追うことに。やがて連続する殺人事件が魔女の呪いによるものだと突き止めるが…。怪奇映画の時代から現在も「魔女映画」は人気の一大ジャンル。本作はそんな「魔女」をモチーフに、クィアな視点も織り交ぜながら展開するNetflixオリジナルの秀逸ティーンホラー。原作はR・L・スタインによる人気ヤングアダルト小説。第一作「Part1:1994」は1994年を舞台に、『スクリーム』の「ゴーストマスク」を彷彿とさせる仮面を付けた殺人鬼に襲われる王道スラッシャー、二作目「Pert2:1978」は70年代のキャンプ地で起こる殺人事件を、さながら『13日の金曜日』シリーズを思わせる手触りで描き、最終章「Pert3:1666」では大きく時を遡り15世紀の魔女狩りの時代で、ゴシックホラー調を意識しながら「女」や「魔女」に付与された意味を問い直していく。三作品がそれぞれ異なるテイストで作られている点と、名作ホラーから飛び出してきたかのような殺人鬼たちが次々に登場する展開はホラーファンにはたまらない。また、主人公のディーナと恋人サマンサの女子2人のロマンスが作品をさらに意義深いものにしている点にも注目。女性同士の恋愛が禁忌とされたり消費されたりしてきた歴史に反撃するかのような、若い2人の戦いはきっと未来に希望をもたらすものだろう。舞台となる時代はどれも現代ではないけれど、その視座はしっかりとZ世代を意識したもの。「ホラー映画」という枠組みの中で、蔑ろにされてきた者たちに光を当てる、新世代のティーンホラーだ。『フィアー・ストリート』3部作はNetflixにて独占配信中。続編とリメイクのいいとこどり『スクリーム(2022)』ゴーストマスクを被った殺人鬼の惨劇から10年後。再び同じ手口の事件が起き、若者たちを恐怖に陥れる。かつて惨劇から生き延びそれぞれの人生を送っていた大人たちが集結し、関係者の子どもたちと犯人に立ち向かう!スラッシャー映画ブームが下火となった90年代に登場し、「ホラー映画あるある」を絶妙に皮肉る作風で一世を風靡した『スクリーム』のシリーズ5作目。2015年に亡くなったシリーズの生みの親ウェス・クレイヴンに代わり『レディ・オア・ノット』のマット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレットが監督を務めた。今回のテーマは「リメイク」。数多ある続編映画やシリーズ、また自作の過去作を半ば自虐的に皮肉りながら、オリジナル至上主義的な「トキシック・ファンダム(有害な一部のファン)」の問題にも切り込んでいく。創造主不在ながらもオリジナルにあった「ホラー映画」をメタ的に描く姿勢は顕在だ。「地下室には一人で行くな」「〇〇すると死ぬ」…などなど、これでもかと盛り込まれる「ホラー映画あるある」と「あるある外し」はホラーファンならずとも笑ってしまうこと間違いなし。さらに、ゴーストマスクとの歴戦を勝ち抜いてきたレジェンドキャラが、若者世代を救おうとする展開には熱いものがこみ上げてくる。2022年公開のA24ホラー『X エックス』でも見事なスクリームクイーン振りを見せたジェナ・オルテガが主人公の妹として出演するほか、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のマイキー・マディソン、「イエロージャケッツ」のジャスミン・サボイ・ブラウン、「Love、ヴィクター」のメイソン・グッディングら若手俳優陣とベテラン勢の掛け合いにも注目。『スクリーム(2022)』はNetflixにて配信中(12月30日現在)。スクールカースト、何それおいしいの?『アンヒューマン』郊外学習へと向かうスクールバスが事故を起こし、森の中に取り残されてしまった高校生たち。するとどこからかうめき声が…血だらけで攻撃的な何者かに襲われ、外の世界はゾンビに溢れていると判明する。若者たちは襲撃者をかわしながら廃墟に逃げ込み、協力して生き残ろうとするが…?『ワナオトコ』シリーズのマーカス・ダンスタン監督によるホラーコメディ。ゴア描写も控えめなので、グロテスクな表現が苦手な人にもおすすめしたい。とはいえそこはただの「ゾンビ映画」とあなどるなかれ。終盤にはこれまでの「ホラー映画」におけるスクールカーストの図式を逆手に取ったひねりのきいた展開が待ち受ける。終わってみれば爽やかな青春映画のような後味で、さながらティーンホラー版『ブレックファスト・クラブ』といったおもむき。大人世代の「常識」を越えていく、若者たちがまぶしい!主演を務めるのはドラマ版「ラストサマー」などに出演する新星ブリアンヌ・チュー。フレッシュなキャスティングも魅力的な一作。『アンヒューマン』はU-NEXT、Amazon Prime Videoほか各種配信サービスで有料配信中(12月30日現在)。『ブックスマート』のホラー版!?『トラジディ・ガールズ』小さな田舎町で暮らすサディとマッケイラは固い絆で結ばれた親友同士。2人は街で起きている殺人事件が同一人物によるものだと推理し、パターンを予測して犯人を捕まえることに成功する。SNSに「トラジディ・ガールズ」の名前で事件についての投稿を続けるが、世間からは見向きもされない…。しかし、事件を利用して有名になろうと考える2人は、その手を血で染めることも厭わないのだった!「デッドプール」シリーズのネガソニック役ブリアナ・ヒルデブランドと「X-MEN」シリーズのストーム役アレクサンドラ・シップが親友同士を演じる、殺人でSNSインフルエンサーを目指そうとする女の子たちが主人公の一風変わったホラーコメディ。良心の呵責なくサクサクと人を殺していく彼女たちにはちょっと(いやかなり)共感はしづらいかもしれないが、2人の熱い友情は2019年のヒット作『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のような妙な清々しさがあって、「悪い女の子はどこへでも行ける」(女優メイ・ウエストの言葉)を体現したかのようなラストも感慨深い。…殺人は悪い子どころか完全に犯罪だけれど!監督は、殺されて体が継ぎ接ぎになってしまった女性たちが三位一体(文字通り)で復讐を果たそうとする『Patchwork』(日本未公開)のタイラー・マッキンタイア。殺戮描写はかなり血みどろだが(人体損壊などグロテスクな表現もあり)、あくまでも演出はポップでコミカルなので比較的見やすい(と思う)。『トラジディ・ガールズ』はU-NEXTで配信中(12月30日現在)。(text:cinemacafe.net)
2022年12月30日映画のさまざまなジャンルの中でも、無声映画以来の歴史を持つ「恐怖映画」。古くはフランケンシュタインや吸血鬼から現在のJホラーまで、およそ100年にわたる歴史をポスターでたどる試みが「ポスターでみる映画史 Part 4 恐怖映画の世界」だ。「怖いもの見たさ」を満たす古今東西のポスターの祭典。「ポスターは映画の顔。どういう作品かを伝える役割と同時に、宣伝媒体としての表現も楽しみたいところ。恐怖映画の場合、いかにもおどろおどろしい惹句も魅力の一つです」と国立映画アーカイブ・主任研究員の岡田秀則さん。恐怖映画は映画の発展と歩みを同じくしながらも、「人を怖がらせる」ことに特化し、花開いたジャンル。エポックメイキングな作品がいくつもあり、それには必ず印象的なポスターがあると言っていいほど。例えば、動物パニック映画の代表作『ジョーズ』。「海を泳ぐ人の真下に迫るサメを描いた有名な一枚。これを見ただけで映画を観たような気分になれます」と特定研究員の藤原征生さん。会場には1910年代から現代までの約120点を展示。グロテスクな外見の「怪人・怪物」が登場する古典に始まり、内面からわき起こる恐怖を描くサイコホラー、動物や未知なるものに襲われるパニック映画、流血描写など残酷表現を追求したスプラッターへと時代を追って展示。また「日本の恐怖映画」と題して、日本独自の進化も紹介。江戸時代の怪談を映像化する流れや、特撮を駆使したSFホラー。横溝正史、江戸川乱歩原作のミステリー映画の隆盛を経て世界に知られるJホラーへと発展していく歩みを見ることができる。それにしても「恐怖映画」はなぜこれほど人を惹きつける?「『見たくないけれど見たくなる』という人間の根源的な欲望を、ダイレクトに満たしてくれるからではないでしょうか」(藤原さん)ホラーは苦手という人も、人間の想像力が生み出した多様な「恐怖」をポスターから覗き見してみては?怪談からJホラーまで。「貴重な戦前のポスター。化け猫と化け猫役の女優のポーズなど、絵力を楽しんで」(藤原さん)『怪猫赤壁大明神』(1938年、森一生監督)国立映画アーカイブ所蔵怖く哀しき怪人・怪物の登場。怪人が真っ赤な衣装で登場する場面を描く。2m近くあるサイズが圧巻の100年近く前のポスター。「ぜひ現物を見てください」(岡田さん)『オペラの怪人』(1925年、日本公開同年、ルパート・ジュリアン監督)国立映画アーカイブ所蔵心の闇と狂気を描く、サイコホラー。《サイコ‐異常心理‐》と補足入り。初めて聞く人が多かったせい?監督自身が登場し《物語の秘密をお友達に話さないで下さい》とお願いも。『サイコ』(1960年、日本公開同年、アルフレッド・ヒッチコック監督)国立映画アーカイブ所蔵超常現象に震撼。オカルト映画。暗闇にぼうっと浮かび上がる車のヘッドライト。「おどろおどろしさより静謐な雰囲気がかえって気味の悪さを感じさせます」(藤原さん)『クリスティーン』(1983年、日本公開1984年、ジョン・カーペンター監督)国立映画アーカイブ所蔵ジョーズ襲来。広がるパニック。「簡にして要。これを見ただけでどんな映画かわかります。これ以上何も足せない、何も引けない、非常にすばらしいビジュアル」(藤原さん)『ジョーズ』(1975年、日本公開同年、スティーヴン・スピルバーグ監督)国立映画アーカイブ所蔵「ポスターでみる映画史 Part 4 恐怖映画の世界」国立映画アーカイブ 展示室(7階)東京都中央区京橋3‐7‐6開催中~2023年3月26日(日)11時~18時30分(1/27、2/24は~20時。入室は閉室の30分前まで)月曜、12/27~1/3休一般250円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2022年12月29日各国の映画祭で注目された、インドネシア産ホラーの続編『Pengabdi Setan 2: Communion』が邦題『呪餐(じゅさん) 悪魔の奴隷』として2023年2月17日(金)より全国公開されることが決定した。母と祖母を立て続けに亡くし、末弟のイアンも行方不明になったリニ。それまで住んでいた一軒家を後にし、4年前に父親とふたりの弟とともにジャカルタ北部の高層アパートへと引っ越してきた。一方、数年に渡り2,000人が犠牲となっている前代未聞の連続殺人事件が世間を賑わせていた。そして、慎ましく暮らしていたリニたちの周囲を、度重なる不幸が襲い始める。アパートのエレベーターが落下し、多くの住人が命を落とし、父親も重傷を負う。さらに、死者の埋葬もままならないまま、局地的な大嵐が襲い下層階が浸水。停電も併発し完全に孤立してしまう。リニたち住人は、暗闇を纏った寒々しいアパートで、多数の遺体と一夜を過ごさなければならなくなる…。1980年代に、イスラム教圏で最も恐いホラー映画として話題を集めたインドネシア映画『夜霧のジョギジョギモンスター』。その舞台を現代に移してリメイクし、2017年インドネシア国産映画観客動員数1位を記録した『悪魔の奴隷』。本作は、その『悪魔の奴隷』から4年後を舞台とした続編。前作と同じくジョコ・アンワルが監督を務め、主人公のリニとその一家に再び襲いかかる恐怖を描く。東南アジアで初のIMAX撮影された本作は、釜山国際映画祭をはじめ各国の映画祭に出品。本国ではインドネシア国産映画歴代興行収入3位の記録的大ヒットとなった。『呪詛』『女神の継承』『哭悲/The Sadness』など、様々なプラットフォームでスマッシュヒットを連発しているアジア発ホラー作品だが、本作も、新たな恐怖を刻む作品として大きな話題となりそうだ。『呪餐 悪魔の奴隷』は2023年2月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:呪餐 悪魔の奴隷 2023年2月17日より全国にて公開© 2022 Rapi Films
2022年12月27日ホラー映画『エスター』の前日譚を描く映画『エスター ファースト・キル』が、2023年3月31日(金)より全国ロードショー。映画『エスター』の前日譚カルト的な人気を誇るホラー映画『エスター』は、“恐怖の娘”エスターを描いた作品。物語は、裕福な一家コールマン家が孤児院からエスターを養子に迎えるところから始まる。エスターは聡明で、画才もあり、家族に喜びを持って受け入れられ、親子として幸せな関係を築いていくはずだったが...彼女の真実を知った時、物語は衝撃的なラストへと投入していく。映画『エスター ファースト・キル』は、そんな『エスター』の前日譚=エピソードゼロを描いた最新作だ。実は、コールマン家の養子になる前に、エスターは別のある一家“オルブライト家”に引き取られていた。4年前に失踪した娘が保護されたことを知った母のトリシアが、エスターを家に迎え入れるところから物語は始まる。驚くほど成長したエスターは聡明で才能も豊か。画家の父親に昔以上にべったりだ。幸せな時間が戻ってくると喜ぶ一家だが、やがてトリシアはまるで別人のような娘の変貌に疑念を抱き始めるのだった。前半は“本当の家族”と楽しく過ごすエスターだが……?前作『エスター』を遥かに凌ぐ、驚きの結末とは?イザベル・ファーマンが再びエスターに主人公のエスターを演じるのは、前作『エスター』でもエスター役を務めたイザベル・ファーマン。当時12歳で同年代のエスターを演じたイザベル・ファーマンだが、25歳になった彼女が、最新作『エスター ファースト ・ キル』でも“子供”のエスターを演じることになる。エスター...イザベル・ファーマンオルブライト家の娘。6歳で行方不明となってから4年後、10歳になった時に保護され、オルブライト家のもとへ戻るが、実は失踪した娘とは全くの別人だった。エスターとして戻ってきた娘は、見た目の可愛らしさとは裏腹に、凶暴な性格で精神科療養所に収容されていた少女リーナ。ある時、職員を騙して収容所から脱走した彼女は、療法士の自宅に身を隠し、そこではじめての殺人を犯す。パソコンで行方不明者のデータベースにアクセスし、自分に顔立ちが似たある少女に目をとめる。その少女の名は“エスター”…。トリシア...ジュリア・スタイルズ(『ボーン』)オルブライト家の母親。失踪していた娘が保護されたと聞いて喜ぶが、娘が“どこか変”だということに少しずつ気付いていく。オルブライト家の父親役...ロッシフ・サザーランド(『逆行』)画家。オルブライト家の息子役...マシュー・アーロン・フィンラン(『傲慢な花』)事件に関わる刑事役...ヒロ・カナガワ(『GODZILLA ゴジラ』)監督はウィリアム・ブレント・ベル映画『エスター ファースト・キル』の監督は、『ザ・ボーイ~残虐人形遊戯~』のウィリアム・ブレント・ベル。脚本は『パラサイト 禁断の島』のデヴィッド・コッゲシャルが手がけた。日本語吹替版も制作前作『エスター』と同様に、声優の矢島晶子がエスターを演じる日本語吹替え版も制作・公開が決定している。映画『エスター ファースト・キル』あらすじ裕福な一家、オルブライト家には4年前に行方不明となった一人娘のエスターがいた。だがある日、警察からエスターが見つかったという朗報が入る。父、母、兄は数年振りの再会という信じられない奇跡にこの上ない喜びを感じ、成長したエスターを迎え入れる。当時6歳だった彼女は時をへて10歳になっていた。これから幸せな生活が始まる・・・そう思っていた。この娘が、どこかが変だと気づくまでは。【作品詳細】映画『エスター ファースト・キル』公開日:2023年3月31日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開監督:ウィリアム・ブレント・ベル脚本:デヴィッド・コッゲシャル原案・製作総指揮:デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリックプロデューサー:アレックス・メイス、ハル・サドフ、イーサン・アーウィン出演:イザベル・ファーマン、ジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サザーランド、マシュー・アーロン・フィンラン〈日本語吹替版 声の出演〉出演:矢島晶子アメリカ/99分/R-15/カラー/5.1ch
2022年12月25日『シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション2022』にて劇場公開されたホラー映画全6作品が、U-NEXTで年内限定オンライン上映される。これを記念し、話題のブラックコメディ『ヴィーガンズ・ハム』ほか、全6作品の冒頭映像が特別公開された。スペイン、バルセロナ近郊のシッチェスで毎年10月に開催され、SFやホラー、スリラーなどのファンタジー系作品が上映される『シッチェス映画祭』。日本では、この映画祭で好評を博した作品を紹介する『シッチェス映画祭ファンタスティックシネマコレクション』が2012年より開催されている。今年10月下旬より、『シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション2022』としてホラーやスリラーの精鋭6作品が劇場公開されていたのも記憶に新しいが、この度、同映画祭とU-NEXTが提携を発表。2022年12月31日(土)までの期間限定で、U-NEXTにて特別先行オンライン上映が実施されている。これを記念し、オンライン上映中全6作品の冒頭部分(約2分間)が特別公開となった。戦慄の人間狩りと夫婦愛を両立させた不謹慎な笑いが満載の『ヴィーガンズ・ハム』を筆頭に、人外による寄生と捕食、人間狩りと人肉食、ゾンビとSDGs、カルト宗教による受難と復讐、変異する家族への愛憎、正体どころか主体も不明な悪意……。意外に深いテーマ性を孕みつつ、それでいて面白く、冒頭部分を観ればつい続きが気になってしまう個性豊かな作品ばかり。この機会にU-NEXTで実施中の先行オンライン上映を、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。美女ハイカーにはご用心!心理バトルが交錯するアップテンポなロードホラー『パラミドロ』『パラミドロ』キービジュアル ©2021 Person´s Films/la Dalia Films『パラミドロ』冒頭映像肉屋夫婦のヴィーガン狩りを描く痛快コメディ『ヴィーガンズ・ハム』『ヴィーガンズ・ハム』キービジュアル ©2021 Cinéfrance Studios TF1 Studio Apollo Films Distribution TF1 Films Production Chez Félix Cinéfrance SAS Cinéfrance Plus Cinéfrance 1888『ヴィ―ガンズ・ハム』冒頭映像ゾンビで栄養補給!ハイテンションな世紀末バイオレンスアクション『ゾンビ・サステナブル』『ゾンビ・サステナブル』キービジュアル ©2021 WYRMWOOD PRODUCTION HOLDINGS PTY LTD. ALL RIGHTS RESERVED.『ゾンビ・サステナブル』冒頭映像カルト集団に追われる親子の8年にわたる逃亡劇『呪われた息子の母 ローラ』『呪われた息子の母 ローラ』キービジュアル © AMN Productions LTD. t/a Park Films / Elastic Film E ntertainment Ltd / Belladonna Productions Inc. 2020『呪われた息子の母 ローラ』冒頭映像ヴァンパイアになった兄を生かす?殺す?究極の二択を描くホラーコメディ『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴』『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴』キービジュアル ©2021 Workshed Films Ltd.『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴』冒頭映像突然、拉致監禁され逃げ惑う少年たち…誘拐犯の正体とは?『ビハインド・ザ・ドア 誘拐』『ビハインド・ザ・ドア 誘拐』キービジュアル ©2021 TBBTD LLC『ビハインド・ザ・ドア 誘拐』冒頭映像■「U-NEXT」視聴はこちら: ■『シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション2022』公式HP:
2022年12月16日人気K-POPアイドルが多数出演した韓国のオムニバスホラー映画『ソウル怪談』が、12月5日(月)0時よりABEMAにて日本初・国内独占配信。12月10日(土)21時50分から無料放送する。本作は、復讐、欲望、呪いに関する、死より恐ろしい10本のエピソードをオムニバス形式で描いた映画。「トンネル」「赤い服」「歯虫」「ひとりかくれんぼ」「壁間騒音」「中古家具」「婚姻」「顔泥棒」「マネキン」「脱出ゲーム」という10本の現実的なテーマと融合させることにより、“次は自分に起こるかもしれない”と感じるストーリーがより恐怖を募らせる本格派ホラーとなっている。本作で恐怖に慄く登場人物を演じるのは、キム・ドユン、イ・ヨルム、イ・ホウォン、イ・スミン、チョン・ウォンチャン、イ・ヨンジン、ソ・ジス、オ・リュンら8名の演技派俳優に加え、「BTOB」のイ・ミンヒョク、「MONSTA X」のショヌ、「Golden Child」のボン・ジェヒョン、「OH MY GIRL」のアリン、「WJSN(宇宙少女)」のEXYとソラ、「THE BOYZ」のチュ・ハンニョン、歌手のAleXaといった韓国のミュージックシーンを彩る豪華K-POPアイドルら8名。「MONSTA X」のショヌ、「Golden Child」のボン・ジェヒョン、「OH MY GIRL」のアリン、「WJSN(宇宙少女)」のEXYとソラ、「THE BOYZ」のチュ・ハンニョン、そしてAleXaは本作でスクリーンデビューを果たしている。また、本作の演出を担当するのは、「BTS」をはじめとした約1,500作品以上のミュージックビデオを手がける韓国を代表するミュージックビデオ界の巨匠、ホン・ウォンギ監督。本格的なホラーを圧倒的な映像美で描くことで、観る者に背筋も凍るような恐怖を与えていく。『ソウル怪談』は12月5日(月)0時より「ABEMA」にて日本初・国内独占配信。12月10日(土)21時50分~毎週土曜3話ずつ無料放送。(text:cinemacafe.net)
2022年12月04日ホラー映画『みなに幸あれ』が、2024年1月19日(木)に公開される。主演は古川琴音、総合プロデュースは清水崇。とある村が舞台、祖父母の家にいる「何か」映画『みなに幸あれ』は、とある村を舞台にしたホラー映画。祖父母の家に「何か」がいる、という違和感を抱いた主人公が、得体のしれない恐怖に追い込まれていく様を描く。タイトル『みなに幸あれ』には希望と皮肉の意味が込められており、「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」という人類の根源的なテーマを描き出す、社会派ホラーだ。なお、映画『みなに幸あれ』は「日本ホラー映画大賞」で大賞を受賞した短編作品を長編へとスケールアップした作品で、短編では描かれていなかったバックグラウンドも描写。より一層没入感のある不穏な世界観を楽しめるようになっている。清水崇が総合プロデュース総合プロデュースを手掛けるのは、『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』の「恐怖の村」シリーズを生み出し、最新作『忌怪島/きかいじま』の公開も控えるジャパニーズホラーの名手・清水崇。ホラー映画の豊かな知見を活かし、新人監督・下津優太へ強力なバックアップを行った。主演・古川琴音がホラー映画に初出演主演を務めるのは、『春』『偶然と想像』『街の上で』などで話題を集める古川琴音。彼女がホラー映画に出演するのは、初の試みとなる。主人公・孫…古川琴音看護学生。田舎に住む祖父母に会いに行き、久しぶりに家族⽔⼊らずの幸せな時間を過ごしていたが、どこか違和感を覚える。“誰かの不幸の上に、誰かの幸せが成り立っている”という世界の特異な成り⽴ちに疑問を持ち⾏動を起こすも、逆にどんどん追い込まれていき……。幼馴染…松⼤航也主人公の幼馴染。社会の仕組みからこぼれ落ち、どうしようもない現実を突きつけられながらも“幸せ”について考えを巡らせる。「日本ホラー映画大賞」初大賞作品を映画化なお、映画『みなに幸あれ』は、KADOKAWAが2021年より開始した一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」の初大賞作品を映画化するもの。コンペで大賞を受賞した下津優太による同名短編映画を、長編へとグレードアップさせた。映画『みなに幸あれ』は、下津優太の商業映画デビュー作品となる。主題歌はBase Ball Bear「Endless Etude」主題歌は、Base Ball Bearの書き下ろしによる楽曲「Endless Etude」。誰も観たことのない、斬新な恐怖の世界を創り上げることに挑んだ映画『みなに幸あれ』にふさわしく、Base Ball Bearとしても新機軸となる1曲だ。尚、『みなに幸あれ』が大賞を受賞した「日本ホラー映画大賞」では、Base Ball Bearのボーカル・小出祐介が審査員として参加している。映画『みなに幸あれ』あらすじ看護学生の孫は、ひょんなことから田舎に住む祖父母に会いに行く。久しぶりの再会に、にこやかに微笑む優しい祖⽗⺟と過ごす穏やかな時間も束の間、どこか違和感を覚える孫。祖父母の家には「何か」がいる。そしてある時から、人間の存在自体を揺るがすような根源的な恐怖が迫って来る…。【詳細】映画『みなに幸あれ』公開日:2024年1月19日(金)総合プロデュース:清水崇原案・監督:下津優太脚本:角田ルミ出演:古川琴音、松⼤航也音楽:香田悠真配給:KADOKAWA
2022年11月29日あのクマのプーさんが殺人鬼と化してしまうホラー映画『Winnie the Pooh: Blood and Honey』(原題)を手掛けた製作陣が、今度はバンビをホラー映画化することが分かった。タイトルは『Bambi: The Reckoning』(原題)。『Winnie the Pooh: Blood and Honey』のプロデューサー、スコット・ジェフリーが「Dread Central」に「私たちみんなが知っていて大好きな1928年の物語を信じられないほど暗い形で再び語る映画です。Netflixの映画『ザ・リチュアル いけにえの儀式』で使われた(モンスターの)デザインからインスピレーションを得て、バンビは荒野に潜む残忍な殺人マシーンになります」と語っている。ジェフリーは今作で監督を務め、『Winnie the Pooh: Blood and Honey』でメガホンを取ったリス・ウォーターフィールド、ジェフリーの製作会社「Jagged Edge Productions」も再び製作に関わる。ジェフリーと同社は『Winnie the Pooh: Blood and Honey』第2弾や、ピーターパンのホラー映画も企画中。『Winnie the Pooh: Blood and Honey』がA・A・ミルンの小説「クマのプーさん」を原作としているように、今作もフェーリクス・ザルテンが1923年に発表(英語版は1928年)した「バンビ」を基にしている。どちらの小説も著作権が消滅しパブリックドメイン化したことにより、独自の解釈を加えた映画化などが可能になった。(賀来比呂美)
2022年11月29日・ホラー映画のワンシーン!?・愉快だな…。かわいすぎる!・表情がヤバい!笑いましたー!もちこ(@5EfOKY2lpzcQIRP)さんがTwitterに投稿した、1枚の写真にこのような声が寄せられています。写っているのは、もちこさんが帰宅した時に目にした光景でした。部屋の扉を開けると、そこで待ち構えていたのは…。お”〜か”〜え”〜り”〜 pic.twitter.com/n2bvxo0xMs — もちこ (@5EfOKY2lpzcQIRP) November 15, 2022 扉の向こうにいたのは、猫のオリバーくん。「どこに行ってたの~」と、おどろおどろしい声で詰め寄りそうな表情です!もちこさんによると、オリバーくんは毎日この方法で出迎えてくれるといいます。こんなに熱烈なお出迎えをされたら、嬉しくなってしまいますね![文・構成/grape編集部]
2022年11月17日ananトレンド大賞2022“CULTURE”。ここでは、アジアの文化背景を生かした高品質なホラーが多く誕生した“アジアホラー”に注目。お笑い芸人、YouTuberの大島育宙さんが解説します。アジアホラー日本だけでなく韓国やタイ、台湾など、近年ますます盛り上がってきているアジア発のホラー。今年の春には、台湾映画として2022年最高の興行収入を記録している『呪詛』が一躍話題に。Netflixで全世界に配信されたということもあり、その圧倒的な影響力によって普段ホラーを観ない層にまでその人気が伝播していった。「『呪詛』や『哭悲/THE SADNESS』『返校 言葉が消えた日』を生んだ台湾では、1962年に金馬奨という賞が作られたのをきっかけに映画業界がぐんと盛り上がっていきました。当初はアクションの多い任侠映画が中心だったようですが、1970年代に日本とアメリカとの交流が途絶えたことで海外映画に触れる機会がなくなり、その反動で1980年代には“台湾ニューシネマ”という低予算で高品質な作品を作るムーブメントが生まれました。2000年代以降には行政が映画制作に潤沢な予算を使うという施策を打ち出し、そこから言論も自由化されていく中で、より多様な作品が作られるように。『呪詛』は配信でNetflixとタッグを組むという新しい方法に挑戦し、『哭悲/THE SADNESS』はカナダ出身の監督が制作。『返校 言葉が消えた日』は日本文化好きの監督が台湾の“白色テロ時代”を歴史エンタメホラーとして昇華しています。それぞれ毛色は違いますが、どれも国を挙げて映画制作を頑張ったおかげで生まれたと思うと羨ましい話ですね」そんな中、大島さんが“今年のベストアジアホラー”だと語るのは『女神の継承』。タイのホラー映画にたびたび登場する、タイ東北部にあるイサーン地方を舞台にした物語だ。「年間20~30本ほどしか映画を制作しない時期もあったタイでは、作品数が少ない分、一つずつ丁寧に作り上げている印象があります。なかでも怪奇映画には特に力を入れていて、2000年代頃からおもしろいホラー映画が連続的に発表されていました。そのため、タイのホラー映画ブームは今に始まったものではないといえるかもしれません。今回の『女神の継承』は『哭声/コクソン』で知られるナ・ホンジン監督が手がけているのですが、映画を世界へ届けるためのノウハウがある韓国の映画制作チームが参加したこともあって、よりいっそう海外から注目されやすかったのかなと思います」『リング』や『呪怨』など、日本のホラー映画のヒットが続いた平成期を経て、アジアの他の国・地域の作品がこれまで以上に数多く触れられるようになった今。ここ数年に公開された映画を観ていると、かつてのJホラーからの影響を感じる点も多くある。「個人的には、日本のホラーは昔ほど海外へ通用しなくなってきていて、今はリベンジの時期だと考えています。Netflixが2020年に制作した『呪怨:呪いの家』もとてもおもしろかったけれど、海外でヒットしたかというとそうでもないんですよね。しかし、やはり平成のJホラーは今なお偉大で、『リング』や『呪怨』に影響を受けた世代が“自分がこの国でああいう映画を作るならどうしよう”と考えて作ったのが、近年のアジアホラーなのかなと思います。アジアと欧米での違いでいうと、まず霊というものに対しての解釈が全然違うという点も重要です。英語圏には基本的にゴーストとモンスターしか存在しませんが、アジアには妖怪やお化け、精霊などがいて、これらは英語で表現しにくいアジア独自の存在です。タイの“ピー信仰”や台湾の“道教”など、同じアジアに暮らす私たちにも馴染みのない文化もあるので、アジア諸外国のホラーは日本人にとっては少し新鮮なものとして映るのではないでしょうか。ちなみに一神教が強いエジプトやイランなどのイスラム圏ではホラー映画が作られず、中国やベトナムなどの社会主義国でも規制の対象となりがちのようです。中国の莫大な資本を使ってホラー映画を作ったらどうなるんだろう…って考えるといろんな想像が膨らみますけどね」また、ホラー映画は他のジャンルに比べて低予算で制作しやすいため、経済危機に陥ったあとに多く作られるという説もあるのだとか。「日本でも、バブル崩壊後にたくさんのJホラーがヒットしましたし、都市伝説も流行りましたよね。もしかすると、ここ数年のアジアホラーブームも、コロナをきっかけに世界的に経済が落ち込んだことが関係しているのかもしれません。景気が悪いと、ホラーが流行るっていう(笑)。そう考えると、コロナ禍の影響を受けたおもしろい作品がこれからも続々と出てきそうで楽しみですね」『女神の継承』タイ・韓国合作の『女神の継承』。『哭声/コクソン』のナ・ホンジン監督が原案・プロデュースを担当し話題に。©2021 SHOWBOX AND NORTHERN CROSS ALL RIGHTS RESERVED.『哭悲/THE SADNESS』人間の凶暴性を助長するウイルスが蔓延する台湾を舞台にしたパニックホラー『哭悲/THE SADNESS』。『哭悲/THE SADNESS』Blu‐ray&DVD12月23日(金)発売発売元:クロックワークス販売元:ハピネット・メディアマーケティング©2021 Machi Xcelsior StudiosLtd. All Rights Reserved.『返校 言葉が消えた日』台湾の大ヒットホラーゲーム『返校』を映画化。国民党政権下の白色テロ時代を題材にしたダークミステリー。DVD発売中&デジタル配信中発売・販売元:ツイン©1 PRODUCTION FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED.『呪詛』Netflixの配給で今年公開された『呪詛』。大きな反響を受けて、続編の制作もすでに決定しているのだとか。Netflix映画『呪詛』独占配信中おおしま・やすおきお笑い芸人、YouTuber。東京大学法学部卒業。2016年にお笑いコンビ「XXCLUB」でデビュー。YouTubeチャンネル「【映画・ドラマ考察】の大島育宙」で映像作品のレビューや考察を発信している。※『anan』2022年11月16日号より。イラスト・武田星良取材、文・飯田ネオ大場桃果菅原良美(akaoni)(by anan編集部)
2022年11月14日展覧会「ポスターでみる映画史 Part 4 恐怖映画の世界」が、2022年12月13日(火)から2023年3月26日(日)まで東京の国立映画アーカイブにて開催される。約120点の資料から見る恐怖映画の系譜展覧会シリーズ「ポスターでみる映画史」の第4回となる「恐怖映画の世界」は、国立映画アーカイブのコレクションを中心に、映画が誕生して間もない頃から現在に至るまで、連綿と生み出され続けてきた恐怖映画のポスターに焦点を当てた展覧会。多岐にわたる恐怖映画の系譜を、特徴的なビジュアルや惹句によって人々を引きつけてやまない約120点の宣伝資料によって紹介する。『カリガリ博士』から『呪怨』などのJホラーまで会場内で展示されるのは、長きにわたり多くの人々を魅了し続けてきた「恐怖」を題材とした映画ポスター。恐怖映画で扱われる内容や題材は時代とともに変遷していき、初めてスクリーンに現れた怪人や怪物たちの姿は観る者に衝撃を与え、恐怖映画の世界に引き込んだ。まず初めに、『カリガリ博士』(1919年、日本公開1921年、ロベルト・ヴィーネ監督)といった古典のポスターなどを取り上げる。映画芸術や技術の進歩により映画が描く恐怖は、怪人などの外面的恐怖から『サイコ』(1960年、日本公開同年、アルフレッド・ヒッチコック監督)などの人間の心の奥底に潜む闇や狂気などの内面的なものを描くサイコホラーへと移行。また、ドラキュラやフランケンシュタインなどの怪人・怪物映画のリメイクに基づくゴシックホラーも隆盛を極めた。1950年代から1980年代にかけては、目に見えないもの、得体のしれないものの恐怖を描いた『ジョーズ』(1975年、日本公開同年、スティーヴン・スピルバーグ監督)や『ゾンビ』(1978年、日本公開1979年、ジョージ・A・ロメロ監督)などのパニック映画が数多く制作された。その後、『サスペリア』(1977年、日本公開同年、ダリオ・アルジェント監督)といった、人知を超えた超常現象や際立った残酷描写を中心とするオカルトやスプラッターといったジャンルが確立。本展では、時代ごとに流行した、各恐怖映画のジャンルを象徴するポスターを多数鑑賞できる。“怪談”や“ミステリもの”などの日本の恐怖映画日本に古くから伝わる怪談に根差した映画や、透明人間をはじめとする変身人間の特撮恐怖映画、『犬神家の一族』(1976 年、市川崑監督)といった怪奇・ミステリ文学の映像化など日本の恐怖映画のポスターも豊富に展示。さらに、1990年代に高橋洋や黒沢清らによって生み出された「Jホラー」の作品群も、最新作に至るまで幅広く展示する。アジアの恐怖映画&欧米の新恐怖映画日本だけでなく、アジア各国では古来より民話や怪奇譚などに着目した恐怖映画を製作してきた。また、近年『ミッドサマー』(2019年、日本公開2020年、アリ・アスター監督)で話題を呼んだアリ・アスターといった新世代の監督たちによる欧米産恐怖映画や、アジアの恐怖映画のポスターを特別コーナーにて紹介する。聴覚で楽しむ恐怖映画の世界古今東西の恐怖映画の音楽を聴けるのも本展の見どころ。ポスターなどの視覚情報だけでなく、聴覚面からも恐怖映画を追体験できるため、どっぷりと恐怖の世界に浸ることが可能だ。【詳細】「ポスターでみる映画史 Part 4 恐怖映画の世界」開催期間:2022年12月13日(火)~2023年3月26日(日)休室日:月曜日および12月27日(火)~1月3日(火)場所:国立映画アーカイブ 展示室(7階)住所:東京都中央区京橋3-7-6開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)※1月27日(金)と2月24日(金)は、開室時間を20:00まで延長(入室は19:30まで)観覧料:一般 250円(200円)/大学生 130円(60円)※65歳以上・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含む。※( )内は20名以上の団体料金。※学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズはそれぞれ入室の際、証明できるものの提示が必要。※国立映画アーカイブの上映観覧券(オンラインチケット「購入確認メール」、またはQRコードのプリントアウト)を提示すると、1回に限り団体料金を適用。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年11月14日ホラー映画『禁じられた遊び』が、2023年9月8日(金)に公開される。『リング』の中田秀夫が監督を務め、橋本環奈、ジャニーズWESTの重岡大毅がW主演を果たす。人気ホラー小説『禁じられた遊び』を実写化映画『禁じられた遊び』は、第4回「本のサナギ賞」で大賞を受賞した清水カルマの同名小説を実写映画化するもの。清水カルマのデビュー作でありながら、累計発行部数4万部を突破した人気ホラー小説だ。『リング』中田秀夫と平野隆が再タッグ監督を務めるのは、『リング』『スマホを落としただけなのに』『事故物件 怖い間取り』などを世に送り出してきた中田秀夫。ホラーにとどまらず、サスペンス、ミステリーなど、様々なジャンルで恐怖を追求してきた中田秀夫が、『スマホを落としただけなのに』で企画プロデュースを務めた平野隆と2年ぶりのタッグを組む。平野隆がホラー映画をプロデュースするのは初の試みとなる。尚、映画『禁じられた遊び』は完成前にも関わらず、既に海外の映画配給会社などからもオファーがかかっている。スペイン語圏、中南米およびカリブ海地域、東南アジアなど、40カ国以上からの上映・配信オファーが寄せられているという。魔法の呪文“エロイムエッサイム”物語のキーとなるのは、愛する人が帰ってくる魔法の呪文“エロイムエッサイム”。それは直人がただの遊びで教えた呪文のはずだった。伊原直人の息子・春翔が純粋な願いを込め、庭で母のためにその呪文を唱え始める姿を、直人のかつての同僚である映像ディレクター・倉沢比呂子が目撃。すると、彼女の身に異常な現象が起こり始めて……。橋本環奈×重岡大毅がW主演映画『禁じられた遊び』でW主演を務めるのは、橋本環奈とジャニーズWESTの重岡大毅。2人が共演するのは初となり、また、重岡大毅がホラー作品に出演するのも本作が初となる。倉沢比呂子…橋本環奈映像ディレクター。サバサバした切り替えの早い性格。演じるのは、ホラー映画『カラダ探し』への出演も記憶に新しい橋本環奈。伊原直人…重岡大毅(ジャニーズWEST)比呂子の元同僚で、春翔の父親。優しくよきパパであると同時に、やや頼りない一面もあるキャラクター。息子・春翔におまじないを教えるが……。演じるのは、7年ぶりの映画出演となるジャニーズWESTの重岡大毅。春翔…正垣湊都直人の息子。過去、重岡大毅主演のミニドラマ「悲熊」にも出演しており『禁じられた遊び』にて再共演となる。美雪…ファーストサマーウイカ直人の愛する妻であり春翔の母。亡くなったはずの美雪が、純粋な想いとともに唱えられた魔法の呪文“エロイムエッサイム”によって蘇り、直人や比呂子に襲い掛かる。平丘麻耶…堀田真由比呂子の元同僚。直人と同じ職場で働いている社員。柏原亮次…倉悠貴比呂子の同僚でWEB番組「霊能ファイル」のディレクター。大門謙信…長谷川忍(シソンヌ)「霊能ファイル」に出演中の霊能者。「あの世から戻ってきてしまったものを消滅させなければ」と立ち向かう。黒崎邦明…猪塚健太霊能者である大門の弟子。野田修子…MEGUMI比呂子と直人を襲う怨霊モンスター・美雪の幼少期を知るシスター。村田サチ…清水ミチコ借金を置いて逃げた夫を探し出すべく、霊能者・大門らに捜索を依頼する女性。川崎…新納慎也かつて比呂子の上司だった男。サチの夫…諏訪太朗現在、行方をくらましている。映画『禁じられた遊び』あらすじ伊原直人が息子・春翔に冗談半分で教えた小さな嘘。「ねえパパ、トカゲの尻尾を埋めたらトカゲが生えてくるの?」「そうだよ。でも、ある呪文を唱えないとダメなんだ」仲睦まじい二人を妻・美雪が見守っていた。幸せな生活を送る伊原家に、ある日、不幸な事故の報せが届く…。「――この事故で…伊原美雪さんが死亡しました。」聞き覚えのある名前を耳にした映像ディレクター・倉沢比呂子はかつての同僚・伊原直人を思い出す。時を同じくして周囲では次々と不気味な出来事が起き始め、その根源を探るため比呂子は伊原家へと向かう。そこで目撃したのは、母親にもう一度会いたい一心で呪文を唱える春翔と、それに呼応するかのようにうごめく土の山だった…。【作品詳細】映画『禁じられた遊び』公開日:2023年9月8日(金)出演:橋本環奈、重岡大毅、堀田真由、倉悠貴、正垣湊都、猪塚健太、新納慎也、MEGUMI、清水ミチコ、長谷川忍、ファーストサマーウイカ原作:清水カルマ『禁じられた遊び』(ディスカヴァー文庫)監督:中田秀夫脚本:杉原憲明企画・プロデュース:平野隆
2022年11月10日映画『禁じられた遊び』が2023年に公開されることが決定。併せてティザービジュアルが公開された。原作は、第4回「本のサナギ賞」で大賞を受賞した新人作家・清水カルマによる同名ホラー小説。監督は『リング』『事故物件 怖い間取り』『“それ”がいる森』など、ホラーやサスペンスのあらゆる怖さを追求し、世に送り出してきた中田秀夫。企画・プロデュースは、中田が監督を務めた映画『スマホを落としただけなのに』以来2年ぶりのタッグとなる平野隆が担当する。この度公開されたのは、顔の見えない子どもの下に生える不気味な根っこが作品タイトルになっているアーティスティックなビジュアルと、その子どもが一軒家の庭に指を埋めているドキっとする刺激的なビジュアルの2種類で、それぞれ不気味な世界観を表現。日本時間11月1日から開催され、世界80カ国以上の映画配給会社が一堂に会する世界有数の映画見本市『American Film Market 2022』でビジュアルが初解禁されると、映画関係者から「まさしく“これぞホラー”というアートワークだ!」「ホラー版『イカゲーム』を彷彿させるアートワークで、非常に興味をそそられる。面白そうだ」「どちらのビジュアルも邪悪なモノが地中でうごめいているような、非常に不気味な印象を与えていて、とても良い」といった声が寄せられ、早くも本作に対する期待が高まっている。さらに、本日11月5日に開設された公式サイトでは戦慄のビジュアルが公開されている。なお出演者情報など詳細は後日発表される。<作品情報>映画『禁じられた遊び』2023年公開原作:清水カルマ『禁じられた遊び』(ディスカヴァー文庫)監督:中田秀夫企画・プロデュース:平野隆公式サイト:
2022年11月05日