ホラー映画の金字塔『オーメン』前日譚を描く『オーメン:ザ・ファースト』。主演を務めるのは、自身を「大のホラー好き」と語るネル・タイガー・フリーだ。悪魔の子・ダミアン誕生の秘密に迫る本作で、修道女になるためにローマの教会で奉仕するマーガレットを演じているのが、イングランド出身のネル・タイガー・フリー。世界的に大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」ミアセラ・バラシオン役で一躍注目を集め、ニコラス・ウィンディング・レフン監督のドラマ「トゥー・オールド・トゥー・ダイ・ヤング」や、M・ナイト・シャマラン監督のドラマ「サーヴァント ターナー家の子守」に出演し、名だたる監督の指名を受け、ダイナミックな役柄を幾つも演じながら、そのレパートリーを広げ続けている。本作のアルカシャ・スティーブンソン監督は、「この役柄にネル・タイガー・フリー以上の人材は考えられません。ネルのマジカルなところは、カメラの前で徹底的に脆くなってみせるだけの心の強さを持ち合わせているところです」とコメント。「彼女は、デリケートなぎこちなさを吹き込むことができます。そのぎこちなさがマーガレットの大きな魅力で、人々は彼女を一目で好きになる。しかも、その一方で、一見いとも簡単に凶暴さをにじみ出すこともできます。彼女は本当に恐れを知りませんね」とネルの“恐ろしい”芝居を大絶賛。そんな、ネルは本作の出演について「本当に光栄なことだった。私は初代『オーメン』の大ファンで、何度も観た。私は大のホラーファンなんです。それは私のお気に入りのジャンル。だから夢のようだった。私にとっては本当にそうだった」と言い、ホラー好きだからこそ細やかな演技が実現できたようだ。本作ではネル演じるマーガレットの旅路を追いながら、観客も彼女と一緒に恐ろしい経験をともにしていくことになる。『オーメン』の物語の始まりを目の当たりにするとともに、最“恐”ヒロイン誕生を目撃することになるだろう。『オーメン:ザ・ファースト』は4月5日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オーメン:ザ・ファースト 2024年4月5日より全国にて公開© 2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月30日マッチングアプリでイケメン過ぎるイケ杉メン太と出会い付き合うことになったパチ美。しかしなんとイケ杉は常軌を逸したヤバいヤツ…別れを決意したパチ美だったのですが…超イケメンと付き合うことになったけど…!?マッチングアプリで恋人を探すパチ美。しばらくは気軽な恋愛相手を探そうと思ったパチ美は、せっかくなら見た目がタイプの人と付き合ってみたいと考えていました。すると、ビックリするほどイケメンな男性からパチ美のプロフィールに「いいね」がついたのです。こんな超イケメンから「いいね」をもらえるだけでもドキドキしてしまうのに、なんと彼と会うことになったのです!!ちょっと変わったところがある彼…でもその次に訪れたカラオケ店で盛り上がり…ヤバイ彼氏と別れたい…イケメン過ぎて言い出せない!超イケメンのイケ杉と付き合いだしたパチ美。しかし喜びも束の間、イケ杉のヤバイ本性が次々と露わになるのです。ぬいぐるみ大好き! 常にぬいぐるみと一緒。さらに実はちゃんとした仕事についていないことも判明!そのうえ酒乱だったりSNS命だったり、ヤバいこと三昧。とうとうパチ美はイケ杉との別れを決意します。しかし…別れたいけど、イケメン過ぎて顔を見ると言い出せない! そんなパチ美が頼ったのが、某所にある有名な縁切り神社。意を決して神社でイケ杉との別れを願うことにしたパチ美。するとこの神社が恐るべき威力を発揮するのです。縁切り神社の効果とは!?こちらは2024年1月7日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。縁切り神社、そんなに効果あるの!? 読者も興味津々イケ杉メン太、ヤバすぎる! 読者からはイケ杉のヤバすぎる行動にコメントが集まっていました。・相手のイケメン、40過ぎでコレはヤバい…この時点で、どんなにイケメンでも、自分なら付き合わないな。 というか、昔、ネットのコミュニティで、この人に凄い似たタイプの人に粘着されたことを思い出した。もしかして、同一人物だろうか? 私はそういう感覚が鋭い方なので…その人は縁切り神社行かなくとも、初対面なのに既に顔の上に黒いモヤがかかっていて「ヤバい」と感じた。やっぱり、同一人物かも…・助走つけて殴るレベル。・イケ杉メン太、ヤバ過ぎる~ 40代で自分から、アルバイト生活を選んでるところも。 ヤバい奴にしか思えない。・イヤイヤなんで付き合ってるの? 速攻サヨナラだろ。それにしても、縁きり神社ってすごい! 神社について読者も興味津々でした。・めちゃくちゃ面白いです、というかノンフィクションということなら怖いです。・縁切り、悪霊系大好きです。しかし、神社に行ってようやく彼氏と別れることができた作者のパチ美さん。そこまでしないと別れられないことって、あるんですね。・神社に行かないと縁を切れないなら、まだ好きってことじゃないですか?・私も京都で学生の時作者さんみたいに3ヶ月間くらい、見た目だけでこっちからいったイケメンフリーターと付き合ってたことがあり懐かしかったです。 作者さんは優しくて気をつかう方なので、そういう方がこんな風に別れ話ができず縁切り神社に行くのかーと思いました。どれだけヤバい行いをしても、神社に行かないと別れられないほどのイケメンって、一回お目にかかってみたいものです!すごすぎる縁切り神社の効果とは? ▼漫画「ヤバすぎるイケメン彼氏と縁切り神社で縁切った話」
2024年03月18日ホラー映画『胸騒ぎ』が、2024年5月10日(金)より新宿シネマカリテほか全国で公開される。北欧発の“最狂ヒューマンホラー”『胸騒ぎ』は、北欧デンマークの鬼才、クリスチャン・タフドルップによるホラー映画。「血も凍るような恐怖」「今年最も不穏な映画」など話題を呼んだ、“最狂ヒューマンホラー”となっている。ストーリーはクリスチャン・タフドルップがイタリアでの休暇中に出会った “ある家族との実体験がベース。自らの体験をもとに物語を膨らませ、クリスチャン・タフドルップ自身が脚本を執筆した。善良な家族が過ごす悪夢のような週末ホラー映画『胸騒ぎ』で描かれるのは、ある善良な家族がイタリアでの休暇中に過ごす悪夢のような週末。デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスは、オランダ人夫婦のパトリックとカリン、その息子のアーベルと出会い意気投合する。数週間後にパトリック夫婦からの招待状を受け取った一家は、人里離れた彼らの家を訪れる。彼らの“おもてなし”に居心地の悪さと恐怖を覚えるも、その好意を無下にできず、週末が終わるまでの辛抱だと自分たちに言い聞かせる。しかしそんな思いも虚しく、違和感は徐々に加速。その違和感は、2度と忘れることのできない恐怖へと変わっていく。監督にクリスチャン・タフドルップは、作品のテーマについて「現代の⻄洋人たちは、何かを決断する時に 自分自身の素直な判断ではなく、『どう振る舞うべきか』という文化的な決まりに従う傾向がある。本来の自分でありたいと切望しながら、一方で自分自身を偽っている」とコメント。物語の中に込められた普遍的なメッセージこそが、劇中の不穏さを後押ししているといえるだろう。映画スタジオ・ブラムハウスによるリメイクも決定ホラー映画『胸騒ぎ』は、『透明人間』『ゲット・アウト』『M3GAN/ミーガン』で知られる、ジェイソン・ブラム率いる映画スタジオ・ブラムハウスによるリメイクも決定。ジェームズ・マカヴォイ主演で、日本公開に先駆けてリメイク版の製作を行う。ブラムハウスが惚れ込むほど、ホラーファン必見の映画であることが伺える。リメイク版の製作総指揮はクリスチャン・タフドルップが務め、監督を『フレンチ・ラン』『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』のジェームズ・ワトキンス、プロデュースをジェイソン・ブラムが担当する。映画『胸騒ぎ』あらすじイタリアでの休暇中、意気投合したパトリック夫婦からの招待状を受け取ったビャアンは、家族を連れて人里離れた彼らの家を訪ねる。再会を喜んだのも束の間、会話のなかで些細な誤解や違和感が生まれていき、それは段々と広がっていく。彼らの「おもてなし」に居心地の悪さと恐怖を覚えるビャアンとルイーセだったが、週末が終わるまでの辛抱だと自分たちに言い聞かせる。【作品詳細】映画『胸騒ぎ』公開日:2024年5月10日(金)監督:クリスチャン・タフドルップ脚本:クリスチャン・タフドルップ、マッズ・タフドルップ出演:モルテン・ブリアン、スィセル・スィーム・コク、フェジャ・ファン・フェット、カリーナ・スムルダース配給:シンカ英題: Speak No Evil原題:GÆSTERNE
2024年02月25日『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』『オペレーション・フォーチュン』の製作チームが贈る抱腹絶倒の新時代アニマル・パニック・ホラー『キラー・ナマケモノ』の公開が決定した。パナマの密林で捕獲され、密輸業者によりアメリカに連れてこられたナマケモノ。怪しいペット業者を人知れず血祭りにあげ、珍しい動物を飼ってSNSで人気者になろうと躍起になる女子大生エミリーに抱き抱えられ辿り着いたのは、大学の女子寮――。生涯のほとんどを木の枝につかまって過ごすナマケモノ。本作の脚本家のひとり、ブラッドリー・ファウラーはもっともバカバカしいホラーを作ろうと思い立ち、最もホラーらしからぬ動物として、ナマケモノに白羽の矢を立てたという。そんな覚醒したナマケモノが大暴れする舞台は、アメリカの女子大生が共同生活を送る女子寮。寮の会長を決める選挙の真っ只中、ビッチな現会長を引きずり下ろすべく、人気取りのマスコットとして連れてこられた野生のナマケモノが、ひとりまたひとりと美女たちを血祭りにあげ、寮は殺戮の館と化していく。人間VSナマケモノだけではなく、人気と権力のシンボルであるティアラをめぐり、女子大生VS女子大生の骨肉バトルも繰り広げられるのだが、そこにはSNS依存への警鐘が込められていたり、野生動物の密猟や自然破壊を告発していたり、社会派の目線を持ち込む監督マシュー・グッドヒューの野心に驚きを禁じえない。しかし本作のナマケモノは、アニマトロニクスのパペットを5人の人形遣いが操作するアナログ手法。素朴で懐かしいほっこり感と、ノーCGの新鮮さとの合せ技で、観る者の思考力を削りにくる。公開決定に併せて、暗闇を背景にナマケモノの手だけが映し出されたティザービジュアルと、パーティ中の女子大生たちの姿と、彼女たちに忍び寄り、危害を加えようとするナマケモノの様子が映し出される特報映像も到着した。『キラー・ナマケモノ』は4月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月01日丁寧なストーリー運びによって生まれた、胸を突く美しき怪異譚。北沢 陶さんによる『をんごく』をご紹介します。「大正末期の大阪市はまわりの町村との統合が進み、関東大震災で人口も流入して、活気のある面白い時代だったと知りました。それが2018年ごろ。この作品を書き始めたのもそのころで、ストーリーやキャラクターより先に、大正大阪を書いてみたいというのが出発点でした」数々のプロットや、3年にも及ぶ執筆のブランクなど、紆余曲折を経て完成した北沢陶さんの『をんごく』。2023年を飾るベストホラーミステリーのひとつとして、各方面から高い評価を得たデビュー作だ。語り手を務める画家の古瀬壮一郎は、大阪・船場で代々続く呉服屋の倅。関東大震災のケガがもとで亡くなった新妻・倭子(しずこ)への未練から、密子という巫女に降霊してもらうのだが、巫女は不穏な警告をする。〈気をつけなはれな〉〈奥さんな、行んではらへんかもしれへん。なんや普通の霊と違てはる〉。やがて、壮一郎も倭子の気配に気づき始める。死んだ妻が成仏できず、この世に留まっているのには理由があるはず。その謎を解くミステリーであり、その霊がもたらす厄災を防げるかというホラー要素も詰まっている。「私も身の回りの人を亡くした経験があって、私自身はまだちょっと割り切れてないところもあるんです。ただ、作中の壮一郎の苦悩を無駄にしたくなかったので、再生の希望を持つまでの心理的な変化をどう描くかには腐心しました」その面白さに拍車をかけるのが、〈エリマキ〉の存在だ。特定の顔がなく、だが、見る者の意識が転写された姿が顔となる不思議な生態を持ち、死を自覚していない霊を喰って腹を満たしている。そんなエリマキが壮一郎の相棒として、倭子の霊と対峙し、秘められた謎を追っていく。「私自身が、エリマキに対して理解しきれていないというか、『あいつ、何なの?』て思ってます(笑)。怪物、化け物、あやかし、妖怪…どの呼び名もしっくりこなくて、〈何か〉としか言いようがないですし。でも赤い襟巻きをしているというイメージだけは最初から強烈に浮かんでいました。小説であっても映像的なところというか、たとえば映画『シャイニング』の双子の出てくる場面のように、読者に忘れがたいインパクトを残すシーンがあるのが理想形だと思っています。そんな物語をこれからも書いていきたいですね」『をんごく』影響を受けた作家は江戸川乱歩や澤村伊智だそう。選考委員の辻村深月さんも激賞した扇が並ぶ場面は、本書のクライマックスの一つ。KADOKAWA1980円きたざわ・とう作家。大阪府出身。英国・ニューカッスル大学大学院英文学・英語研究科修士課程修了。2023年、本作で横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉〈読者賞〉〈カクヨム賞〉を総なめ。※『anan』2024年1月31日号より。写真・中島慶子(本)取材、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2024年01月31日『ゲット・アウト』『M3GAN/ミーガン』などのホラー映画を代表作に持つ製作会社のブラムハウスが、名作ホラー『シャイニング』のモデルとなったコロラド州エステス・パークにあるスタンリー・ホテルとタッグを組み、「ホラーに特化したミニ版のアカデミー・ミュージアム」のようなものを作るという。ホテル内にある1万平方メートルを超えるスタンリー・フィルム・センターの展示スペースで、ブラムハウスの映画、テレビ、ゲーム作品から様々なものを公開する。コロラド州知事のジャレッド・ポリスは「ブラムハウスがやってきます!コロラドの象徴的なこのホテルに、面白さと恐怖の新しい要素が加わり、コロラドの人たちも、世界中の観光客も楽しめるようになりますよ。観光事業の促進、私たちの経済の強化にもなります」と期待を寄せている。ブラムハウスのCEOジェイソン・ブラムは、スタンリー・ホテルを「ホラーファンにとって神聖な場所」であり、ここでブラムハウスが展覧会を行うのは「自然なこと」とコメント。「ファンはここで、自分の大好きな作品にこれまで以上に近づくことができるでしょう。でも、私たちが展示する“アイテム”からは距離を取りたいと思うかもしれませんね」と自信をのぞかせている。(賀来比呂美)
2024年01月29日ホラー映画の金字塔『オーメン』の新作映画『オーメン:ザ・ファースト』が、2024年4月5日(金)に公開される。ホラー映画の金字塔『オーメン』とは『オーメン』は、1976年に公開されたレジェンド・オブ・ホラーと称されるホラー映画。6月6日6:00に誕生し、頭に666のアザを持つ“悪魔の子”、ダミアンに翻弄される人々の恐怖を描き、世界中を震え上がらせた作品だ。「666」の数字は、新約聖書ヨハネの黙示録において“獣の数字”とされ、映画をきっかけに広く知れ渡ることになった。また第49回アカデミー賞では、音楽を担当したジェリー・ゴールドスミスが作曲賞を受賞。その後、続編の制作に加え、2006年には1976年版のリメイク映画『オーメン』、さらには2016年には「ダミアン」としてTVシリーズ化もされ、1976年の公開から約半世紀経った今もなおホラー映画の金字塔として根強い人気を誇っている。“悪魔の子”ダミアンの誕生秘話が明らかにそんな『オーメン』の前日譚となる『オーメン:ザ・ファースト』が公開へ。周囲に悲劇を引き起こす“悪魔の子”ダミアンは、なぜ生まれたのか。本作では、その誕生の秘密が明らかとなる。劇中には、大きく開けられた口の中に刻まれた悪魔の数字「666」の文字、教会が炎に包まれる中、顔を覆われた生まれたばかりの赤ん坊を抱くシスターなどが登場。恐怖で人々を支配すべく、意図的に悪魔の子“ダミアン”を誕生させようとする教会の恐るべき陰謀を知ってしまったアメリカ人女性のマーガレットが、おぞましい真実に巻き込まれていく様子が描かれる。主役・マーガレットはネル・タイガー・フリー主役のマーガレットを演じるのは、テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」など話題作に出演しているネル・タイガー・フリー。さらに、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどのビル・ナイ、『蜘蛛女のキス』のソニア・ブラガ、『ウィッチ』のラルフ・アイネソンらが出演する。主人公・マーガレット…ネル・タイガー・フリーイタリア・ローマの教会に奉仕生活を始めるためにやってきたアメリカ人修練生。孤立するカルリータに自分の過去を重ねたマーガレットはカルリータを気にかけるが、そこでマーガレットは恐怖で人々を支配すべく悪の化身を意図的に誕生させようとする、教会の恐るべき陰謀を知ってしまう。カルリータ…ニコール・ソラス修道院に預けられた少女。なぜかカルリータの周囲では人智を超えた不自然な連続死が起こり、カルリータがその元凶であるとされている。監督はアルカシャ・スティーブンソン監督は、アルカシャ・スティーブンソン。長編映画のメガホンを取るのは初となる。キャラクター原案は、『オーメン』の脚本を務めたデヴィッド・セルツァーが担当。脚本および製作総指揮は、『シン・シティ 復讐の女神』や『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』のティム・スミスが務める。映画『オーメン:ザ・ファースト』あらすじレジェンド・オブ・ホラー『オーメン』の“はじまり”の物語が、“悪の誕生”に隠された真実を暴き出す。イタリア・ローマのある教会で、新たな人生を歩み始めたアメリカ人女性、マーガレット。だが彼女は、悪の化身を生み出そうとする恐るべき陰謀を知ってしまう。人々の信仰心を取り戻すため手段を選ばない教会側の陰謀を阻止しようとするマーガレットだったが、さらなる戦慄の真実を目撃することに。“なぜダミアンは誕生したのか?”その謎へとつながる真の恐怖への幕が開く。【作品詳細】映画『オーメン:ザ・ファースト』公開日:2024年4月5日(金)監督:アルカシャ・スティーブンソンキャラクター原案:デヴィッド・セルツァー製作総指揮・脚本:ティム・スミス出演:ネル・タイガー・フリー、ビル・ナイ、ソニア・ブラガ、ラルフ・アイネソン配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン原題:THE FIRST OMEN
2024年01月28日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第9回目のテーマは「トラウマの向こうにある“好き”」です。先月のTGA(注1)で『OD』という新作ゲームを発表した。究極の“恐怖”を扱う非常に“とんがったゲーム”を目指した野心作である。昨年の秋には、この『OD』の特別企画合宿を熱海で行った。僕は子供の頃から、怖がりだった。それは今も変わらない。人には見えないものが見える、聞こえない音が聞こえる。と言っても、霊能力者ではない。感受性の強さゆえに、あらゆる刺激に過敏に反応してしまうのだ。森の木々が人に見えたり、天井のシミが歪んだ顔に見えたり、柱の影が巨大な化け物に見えたりする。だからホラー映画もオカルトも怪談も苦手だ。だが、怖がりだからこそ、誰よりも怖いものが創れるというメリットがある。ヒッチコックやスピルバーグがそうであるように。コナミ在籍時代に『P.T.』というホラーゲーム(注2)の体験版を創った。配信後、制作が中止となったこともあり、今でも多くのフォロワーが影響を受け“伝説のホラー・ゲーム”として語り継がれている。スタッフと一緒なら、怖がりの僕でも冷静に観られるかもしれない。そう思い、ある映画のBD(注3)を倉庫から発掘、熱海での合宿に持参した。どうしても観られない作品、僕のオールタイムベスト級の“怖い映画”だ(別の映画を観たいというスタッフの意見を優先し、観る機会は逃した)。それが『エクソシスト』(1973)だ。監督はウィリアム・フリードキン。昨年の8月、ロサンゼルスの自宅で肺炎と心不全のため、87歳で死去した。言わずと知れた映画界の巨匠だ。僕も多くの影響を受けた。中でも『フレンチ・コネクション』『恐怖の報酬(リメイク版)』『L.A.大捜査線/狼たちの街』などがお気に入りだ。映画を通じて、マイク・オールドフィールド(『エクソシスト』の挿入曲)やタンジェリン・ドリーム(『恐怖の報酬』のOST担当。注4)といった“プログレッシブ・ロック”という前衛音楽を教えてくれたのも彼である。訃報を聞いた夜、彼を悼んで作品を観直した。だがそれほどまでにリスペクトしている監督なのに、どうしても『エクソシスト』だけは怖くて観られない。それが日本で公開されたのは小学5年生の時。北米のわずか26館からスタートした映画は、評判が評判を呼び、世界中で空前の大ヒットを記録した。あまりの怖さに退出者が続出、心臓発作で死人が出たとの噂も飛び込んできた。口から嘔吐物を飛ばす!十字架を陰部に突き立てる!首が360度回転する!という映画の常識を超えた過激さに途中退席したという知人からの生の鑑賞譚も聞いた。「悪魔祓い(エクソシスト)」という単語さえもが、未知なる恐怖の対象だった。既にかなりの映画マニアだった僕でも鑑賞は無理だと思った。ある日、中学生だった2歳上の兄が原作本を買ってきた。その表紙のイラストがまた怖かった!青い背景に丸い窓があり、悪魔に憑依されるリーガンらしき少女のイラスト(似ていない)が載っている。左手は吊り革のようなものを握り、そのサークルの中に、笑みを浮かべた少年の頭部が逆さまに描かれている。ゾッとするイラストだった。それが本棚にあるだけで、僕は兄の部屋には入れなくなった。そこに邪悪な霊が宿っているかのようで。6年後、禁断の映画『エクソシスト』がTVで放映されることとなった。いつまでも逃げてはいられない。高校生になった僕は、決意してテレビの前に座った。日本語音声なので、少しは怖さも紛れるだろう。しかし、映画には恐怖した。以降、“最も怖い映画”として、2度と観ることはなかった。熱海の合宿後、『エクソシスト』の正統派続編と言われる話題の『エクソシスト 信じる者』が公開された。向き合うには今しかない。そう思い、10年前に購入していた『エクソシスト』製作40周年記念エディションのBDの封を開けた。60歳を超えて観直した『エクソシスト』は、怖いどころか、猛烈によく出来た映画だった。フリードキンの演出、特殊効果、音響、カメラ、役者の演技、ディテール。どのシーンも素晴らしく、完璧だった。邪悪なものに立ち向かう、人間の勇気と愛を描いた良質なドラマだったのだ。世界中で大ヒットし、今も語り継がれているのも、オカルト映画だからではなかったのだ。フリードキン監督、ごめんさない。50年間も誤解していました。あなたはやはり天才です。私は永遠にあなたを“信じる者”です。そして今、僕の眼の前に、トラウマとなったあの原作本がある。文庫版が復刊されたのだ。例の怖かった単行本の表紙は、貞子のような写真に変わっている(注5)。昨年11月に出た『エクソシスト』のソフト(注6)も購入した。原作を読んだ後に観直すつもりだ。それもフリードキンの音声解説付きで。この作品をもっと知りたいと思う。もっと好きになりたいと思う。怖さは未知から来るからだ。これから僕は、あるお祓いの儀式をする。トラウマとなった原作を読むことで“悪魔祓い”をするのだ。その“トラウマ”を乗り越えた向こうに、本当の“好き”が待っている。注1:TGAThe Game Awardsの略称で、毎年12月にアメリカで開催されるビデオゲームイベント。注2:『P.T.』プレイアブル・ティザー。2014年8月14日に無料配信され、絶賛された小島秀夫監督作品のホラー・ゲーム。注3:BDBlu‐ray Discのこと。注4:OSTオリジナルサウンドトラックのこと。注5:ウィリアム・ピーター・ブラッティの原作は、1973年に新潮社から翻訳が出版され(吊り革を握った少女のイラスト)、1977年に新潮文庫版(リーガンの顔がトレースされたイラスト)、1999年に創元推理文庫版が出版され、2023年の復刊で現在のカバーになった。注6:ディレクターズカット版&オリジナル劇場版〈4K ULTRA HD&ブルーレイセット〉(4枚組/ペーパープレミアム付き)今月のCulture Favorite新作『OD』のトレイラーに登場するハンター・シェイファー。ティモシー・シャラメと。『OD』でタッグを組むジョーダン・ピール監督と。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。ゲームクリエイター、コジマプロダクション代表。’87年、初めて手掛けた『メタルギア』でステルスゲームと呼ばれるジャンルを切り開き、ゲームにおけるシネマティックな映像表現とストーリーテリングのパイオニアとしても評価され、世界的な人気を獲得。世界中で年間最優秀ゲーム賞をはじめ、多くのゲーム賞を受賞。2020年、これまでのビデオゲームや映像メディアへの貢献を讃えられ、BAFTAフェローシップ賞を受賞。映画、小説などの解説や推薦文も多数。ゲームや映画などのジャンルを超えたエンターテインメントへも、創作領域を広げている。「The Game Awards 2023」にて発表した、最新作『OD』の公式ティザートレーラーが、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。次回は、2384号(2024年2月7日発売)です。※『anan』2024年1月17日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2024年01月13日2023年12月28日放送の『ぐるぐるナインティナイン4時間半SP』(日本テレビ系)では、正体が誰なのかを当てる人気企画『ダレダレ?コスプレショー』が年末らしくパワーアップ。『ダレダレ?コスプレ紅白歌合戦』として男女10名が出場し、仮装とパフォーマンスを披露しました。お笑いタレントの明石家さんまさんと、俳優の大竹しのぶさんの娘である、タレントのIMALUさんも登場したのですが、変身ぶりに驚く声が続出しています。再現度が高すぎる!IMALUのホラーキャラコスプレIMALUさんは、同番組の放送同日にInstagramを更新。自身のコスプレ姿を改めて公開しました。完成度が高すぎる、あのホラー映画のキャラクターに扮した姿をご覧ください!※左右に表示される矢印をクリックして、ほかの写真もご覧ください。 View this post on Instagram A post shared by IMALU / LULU X (@imalu_0919) 眼力がすごすぎる…!このピエロ姿のキャラクターは、ホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』に登場する、ペニーワイズという怪物。不吉な赤い風船とともに現れ、不気味に笑う姿に、ゾッとした人は少なくないでしょう。カメラを見つめるIMALUさんからは、ペニーワイズの持つ殺気が感じられるようです。普段のIMALUさんからは予想もつかない変身ぶりに、このような声が続出しました。・迫力がありすぎる…。・「分かる人、絶対いない」と思う最高のクオリティ。・CMで見て怖いと思ったら…正体に驚き!・お母様で俳優の「大竹しのぶさんに似ているなー」と思ったら正解だった。・めちゃ怖いんですけど!?排水溝から出てきちゃダメ。コスプレで、新たな一面を見せたIMALUさん。機会があれば、今後もコスプレ姿を見せてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2023年12月29日いま注目を集める俳優の一人、古川琴音さんが、『みなに幸あれ』でホラー映画に初出演。今作でタッグを組んだ下津優太監督と、作品の魅力や演技のことなど語り合いました。映画『みなに幸あれ』が切り拓く新しいJホラーの世界。――下津監督は、今作『みなに幸あれ』が商業映画監督デビュー作です。なぜホラーというジャンルを選ばれたのでしょうか。下津:そもそもになりますが、KADOKAWAが主催する日本ホラー映画大賞に今作の前身となる短編作品を応募したところ大賞をいただき、その副賞として長編化することに。コンペがあったのが大きいですが、日本のホラー映画というと、清水崇監督と中田秀夫監督というツートップの方々がいて。また、ホラーは言葉がなくても伝わるので、一番世界に出ていきやすいといわれているジャンルでもあり。お二人を超えること、そして世界でお仕事ができることを目指した、という感じです。――古川さんはホラー初出演です。古川:割とホラー映画を観ていて、結構好きなんだなと思っていたので、本当に楽しみにしていました。台本を読むと楽しみな気持ちが増幅(笑)。後味が悪い不気味さが、他ではあまり感じたことがないもので、なんか新しいなと。根底にある“誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている”というテーマも、現実と少しリンクしていて、いろいろ考えさせられました。下津:始まりは「地球上感情保存の法則」という都市伝説で。この世の家畜や動物などを殺すことで地球上に負の感情がたまり、それにより人間は負の行動を起こしてしまう。幸せな人と不幸な人の数を足すと0になるという内容ですが、もし本当ならば、意図的に不幸な人を作り出せば幸せを得ることができる、という設定のもとに作りました。古川さんがおっしゃったように、映画を観ていると、“こいつら気持ち悪い”って思うけど、ふと立ち止まって考え直すと、僕たちもこういうふうに生きてるかもしれないなと思うはず。古川:自分ごととしてとらえられる、身近な怖さですよね。下津:動物を食べるのをやめろというわけではなく、辛い現実を受け入れていくことの大切さがテーマです。たとえばいじめは悲しいし絶対にダメなことだけど、残念ながら、なかなかなくならない。「いじめは存在してはいけない」という理想を掲げすぎたために、いじめが隠蔽されることがあると思っていて。辛い現実が存在することをきちんと受け入れた上で理想を描き続けることが大事だなと。――完成した作品を観た感想を教えてください。古川:台本を読んだ時は怖いと思ったけど、映像で見ると、こんなにめちゃくちゃでカオスな映画だったんだ、と。楽しかったです。下津:気持ち悪い映画ですね。後味が悪そうで、やっぱり悪い(笑)。――演じる上で大事にされたことは何ですか?古川:監督がフレッシュな反応を大切にされているように感じて。リハーサルをあまり重ねず、サプライズ的な演出もたくさんありました。部屋の一角を隠した布をめくるシーンがあるんですけど、めくったところに何があるのかを本番まで見せてもらえなかったり…。お芝居をする時は、相手の反応を受けてから自分の反応を出すので基本、少しラグがあるんですけど、めくった瞬間に叫び声が何より最初に出て。あ、これが自然な反応なんだとびっくりしました。何か気になった時に質問をすることはあったんですけど、「わからないまんまやってください」と言われたのが、印象に残っています。下津:本当に古川さんだからできたことです。今回は時間がなく、ほとんどがワンシーンワンテイクで進めていって。だから、感覚的な部分を共有できていたのは大きかった。自分のビジョンを持って現場に入られて、これこれ!と思う演技を毎回してくださるんです。変な言い方ですけど、これが本物の俳優なんだなと感じました。古川:よかったです…!私は監督の長編1作目に出られたことがよかったなと思っています。多分、監督は、いろいろ実験をしながら撮影していたと思うんです。きっと、これから作品を撮っていくにつれて、いろいろな制約がかかり、できなくなることもあると思うので、貴重な体験をさせてもらえたなと。大変なこともあったんですけど、すごく楽しかったです。――キャスティングはどうされたんですか?下津:ほとんど、撮影をした福岡県在住のキャストさんでやらせていただいて。おばあちゃん役の方は、本当に演技初挑戦というくらいだったんです。素人感って一番難しくて、なかなか出せないものですから、そこを生かしながらやっていきました。古川:「こんな感じでいいのかしらね」っておっしゃっていて。下津:ははは。古川:でも、そのよくわかっていなさも不気味で。セリフで怖がらせようとか、何の邪心もなくて、すごくいいなって思いました。各々の自由なタイミングでセリフを言っていて、なんなら、「あ、次、私だっけ」みたいなこともあって(笑)。それゆえに生まれる微妙なバランスみたいなものが不気味さに繋がると思ったので、私もお芝居をしないようにしようと思っていました。と言いつつも、物語を引っ張っていくのは主人公の自分なので、ある程度の感情の運びというのは考えてくるんですけど。現場では自分のイメージを超えてくるものがたくさんあったので、結果的に、ほとんど何も考えずにやっています。――普段は演技経験の豊富な役者さんとの共演がほとんどだと思いますが、やはり違うものですか?古川:いつもは自然にお互いの呼吸を合わせていたりと無意識のコミュニケーションをしているんですけど、そうしたテンポを超えた何かを出せるのが、経験がない方の強みなんだと感じました。下津:結果的にうまく転んでよかったなと思います。『みなに幸あれ』看護学生の孫(古川琴音)は、ひょんなことから田舎に住む祖父母のもとへ。はじめは家族水いらずで楽しく過ごすも、家に“何か”がいることに気づき、追い込まれていく。“誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている”というテーマが根底に流れる作品。「日本ホラー映画大賞」大賞受賞作品の映画化第1弾。清水崇監督が総合プロデュースを担当。2024年1月19日から全国の劇場で公開される。ふるかわ・ことね1996年10月25日生まれ、神奈川県出身。2018年デビュー。NHK特集ドラマ『アイドル』や、NHK大河ドラマ『どうする家康』、映画『偶然と想像』『スクロール』など、数々の作品に出演して話題を呼んでいる。ぼたんを演じる『幽遊白書』(Netflix)が現在配信中。出演映画『言えない秘密』が2024年夏に公開される。ドレス¥96,800(3.1 Phillip Lim/3.1 フィリップ リム ジャパンcustomercare@31philliplim.co.jp)ネックレス、ショート¥74,800ロング¥100,100(共にe.m./イー・エム アオヤマ TEL:03・6712・6797)しもつ・ゆうた1990年11月9日生まれ、福岡県出身。CMやMVの企画・監督をする傍ら、映画の制作を行う。これまでに「ショートホラーフィルムチャレンジ」大賞、「第1回YouTubeホラー映画祭」特別賞など、コンペティションでの受賞歴多数。『みなに幸あれ』は上海国際映画祭をはじめ、さまざまな国際映画祭に出品されている。※『anan』2023年12月27日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・伊藤信子ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年12月23日皆さんは、ホラー映像を見たことはありますか?今回は、友達とホラー映像を見たときのエピソードを漫画で紹介します。イラスト:文月チコ友達とホラー映像を見たときその日以降…届いたメールを見てみると…逃げられると思わないでね友達とホラー映像を鑑賞した後に、不気味なメッセージが届いた主人公。幼いころの『恐怖体験』は、大人になっても忘れないものですよね。怖い思いをしましたが、主人公になにもなかったようでよかったです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年12月07日2021年、日本唯一のホラージャンルに絞った一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」(主催:KADOKAWA)の初大賞受賞作品であり、早くも“日本のホラー映画の歴史を塗り替える”と世界各国から注目を集める『みなに幸あれ』が、長編映画として2024年1月19日(金)に劇場公開決定、予告映像とキービジュアルが解禁となった。看護学生の“孫”は、ひょんなことから田舎に住む祖父母に会いに行く。久しぶりの再会、家族水入らずで幸せな時間を過ごす。しかし、どこか違和感を覚える孫。祖父母の家には「何か」がいる。そしてある時から、人間の存在自体を揺るがすような根源的な恐怖が迫ってくる…。主演は、いま最も注目を集める俳優の1人で、確かな演技力で評価の高い古川琴音。自身初めてのホラー映画への出演となる。古川琴音メガホンをとるのは、「日本ホラー映画大賞」にて同名タイトルの短編映画として大賞を受賞した下津優太。商業映画監督デビューにして、早くも世界各国の映画祭で称賛を浴びており、これまでに観たことのない斬新な恐怖の世界を創り上げている。そして、日本ホラー映画界を牽引してきた清水崇が総合プロデュースを手掛けた。今回解禁となったキービジュアルは、田舎の田んぼの真ん中で、赤く充血した片目に血の付いた頬、髪を乱した古川さん演じる・孫が、普通ではない雰囲気を醸し出しながら振り返える姿が切り取られた印象的な1枚。そして、「地球上の幸せには、限りがある――」という意味深いコピーが添えられている。さらに、解禁となった予告映像は、孫(古川さん)が田舎の祖父母の家へ向かう途中、道で手助けをした老婆から不可解な言葉を投げかけられるシーンから始まる。祖父母宅に着き久々の再会を喜ぶのも束の間、祖父母や近隣住民の言動に違和感を抱き始めた最中、「この人のおかげで私たちの幸せが成り立っているの」と祖母に謎の言葉を投げかけられる。畳み掛けるように切り取られた本編シーンは、血だらけになった主人公、目と口を縫った男、痙攣する少年、目に血を滲ませ叫びながら迫り来る家族など、次々と常軌を逸した出来事に孫が巻き込まれていく。そしてラストで見せる孫の不可解な笑顔の意味とは…。本作の主題歌、「BASE BALL BEAR」の「Endless Etude(BEST WISHES TO ALL ver.)」と共に、体感したことのない恐怖へと物語は加速していくーー。すでに数々の海外映画祭で上映されている本作は、「強力なストーリー、独創的なアイデア、ダークユーモア、田舎暮らしという要素が、暗いホラー映画のレシピを完璧に完成させている(プチョン国際ファンタスティック映画祭最優秀アジア映画賞受賞)」「コントロールされた演出力をもつ下津優太は、Jホラーの伝統を受け継ぐにふさわしい監督である(Monsters Taranto Horror Film Festival最優秀監督賞受賞)」など、Jホラーの歴史を塗り替えると賞賛を集めている。『みなに幸あれ』は2024年1月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月26日ホラー映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』が、2024年2月9日(金)に公開される。人気ホラーゲームを映画化映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は、全世界で一大ブームを巻き起こしたホラーゲームを、『M3GAN/ミーガン』や『透明人間』などを手掛けたジェイソン・ブラム率いる映画スタジオ・ブラムハウスが映画化した話題作。2023年10月に、全米及び全世界では日本での公開に先駆け、ゲームファンやティーンたちの熱狂的な支持を集め話題を独占した。ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズとは?ゲーム「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」は、スコット・カーソンが開発したパソコンおよびスマートフォン、さらにはニンテンドースイッチ向けの作品だ。プレイヤーは夜間警備員として、小さな事務所に立てこもりライトや監視カメラ等を駆使し、じわじわと襲い来るアニマトロニクスから生き延びるというストーリーとなっている。廃墟のピザレストランで不気味なマスコットたちが動き出す物語の舞台は、廃墟と化したピザレストラン「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」。ピザレストランの夜間警備員として働き始めた主人公のマイクが、愛らしい見た目とは真逆の狂気的な行動を予感させる機械仕掛けのマスコットたちと対峙し、恐怖の5日間を過ごす様を描いている。ジョシュ・ハッチャーソンやエリザベル・レイルらが出演主人公のマイクを演じるのは、『ハンガー・ゲーム』シリーズのジョシュ・ハッチャーソン。共演には、『YOU ―君がすべて― 』や『カウントダウン』のエリザベス・レイル、『屋根裏のアーネスト』のキャット・コナー・スターリングらが名を連ねている。主人公・マイク...ジョシュ・ハッチャーソン謎の失踪を遂げた弟の行方不明事件に未だに苦しむ。悲しい記憶に苛まれながらも、妹アビーの親代わりとなりながら生計を立てるべく、廃墟と化したレストラン「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の夜間警備員として勤務することに。劇中では演奏するマスコットたちの姿も劇中では、不気味なマスコットたちが楽器を手に、演奏するシーンも。シルクハットに蝶ネクタイがトレードマークのクマ「フレディ」、ギターを奏でるウサギの「ボニー」、コンビで仲良しなヒヨコの「チカ」と「Mr.カップケーキ」たちが、火花を散らしながらステージに立っている。また、骨格剥き出しのボディがチャームポイントのキツネ「フォクシー」も登場するなど、個性的なマスコットたちの動きに注目だ。マスコットたちは「セサミストリート」を手掛けるクリエイター集団が担当また、本作における重要キャラでありアニマトロニクスのマスコットは、マペットや「セサミストリート」などコミカルな動きのキャラクターを手掛けることを得意とするクリエイター集団ジム・ヘンソン・クリーチャーショップが制作を担当した。映画『ファイブ・ナイツ ・アット・ フレディーズ』あらすじ廃墟のピザレストラン「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の夜間警備員であるマイクは、誰もいないはずの店内に漂う異様な雰囲気、次々と巻き起こる奇妙な出来事を不審に思い、懐中電灯片手に恐る恐る店内を見回ることに。すると店内には、無邪気さすら感じる不気味な笑い声が響き渡り、眠っていたはずの機械仕掛けのマスコットたちが目を覚まし、怪しく眼を光らせながらマイクをはじめ廃墟への侵入者へ牙をむき始める。なぜマスコットたちは動き出したのか?その真の目的とは?そしてレストランで次々と起きた子どもたちの失踪事件の謎とは...。マイクと妹は恐怖の夜を生き抜くことができるのか?【作品詳細】映画『ファイブ・ナイツ・アット・ フレディーズ』公開日:2024年2月9日(金)監督:エマ・タミ脚本:スコット・カーソン、セス・カデバック、エマ・タミ出演:ジョシュ・ハッチャーソン、エリザベス・レイル、パイパー・ルビオ、キャット・コナー・スターリング、メアリー・スチュアート・マスターソン、マシュー・リラード制作:ジェイソン・ブラム、スコット・カーソン原案:ゲーム「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(Five Nights at Freddy’s)」シリーズ/スコット・カーソン配給:東宝東和原題:Five Nights at Freddy’s■ムビチケ前売券(オンライン)発売日:2023年12月1日(金)12:00~予定
2023年11月10日お化けが出まくる漫画喫茶でバイトしてました!オカルトや怖い話が大好きなパチ美。怖いもの見たさから所謂「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。中から引っ張られるシャワー室、黒いもやがかかる3階、ほぼ毎回怪奇現象が起こる2階の「魔のブース」などで何者かに肩を叩かれたり、黒いもやと目が合ったり…予想よりたくさんの怖い現象と遭遇します。しかしそんな環境で2年ほど働いていると、最初は霊感がほとんどなかったパチ美にも、よりはっきりとお化けが見えるようになってきてしまったのです。高まる霊感に危機感を覚えたバイト仲間はひとりまたひとりとバイトを辞めていきます。■前回のあらすじとうとうG君に続きパチ美とM君もアルバイトを辞めることに。その時の教訓から、好奇心から危ないと言われている場所に近づくべきではないと思うのでした。一番怖かった出来ごと中からパチ美の腕を引っ張るのは…!?結局生きてる人間が一番怖い。約2年間この漫画喫茶でバイトし、何度かガチで身の危険を感じたりもしましたが、いろんな体験ができてとても楽しかったです。楽しんでいただけたなら幸いです。お付き合いいただき、ありがとうございました。
2023年11月02日職場はお化けが出まくる心霊漫画喫茶!霊感はほとんどないけれど、オカルトや怖い話が大好きなパチ美。好奇心から所謂「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。中から引っ張られるシャワー室、黒いもやがかかる3階やほぼ毎回怪奇現象が起こる2階の「魔のブース」などで何者かに肩を叩かれたり、目が合ったり…そんな環境で2年ほど働いていると、最初は霊感がほとんどなかったパチ美にも、よりはっきりとお化けが見えるようになってきてしまったのです。だんだんハッキリしてくる霊の姿に、パチ美も仲間たちも危機感を抱き始めて…?■前回のあらすじだんだん霊感が強くなってきていることを感じていたパチ美たち。中でも最初から見えるG君は、しばらくして辞めていきました。そして入ってきたのは霊がいても平気でスルーできる無敵系女子でした。2年のバイトから得た教訓は…バイトを辞めたその後やっぱり危ういものには近寄らない。これが一番ですね。最後に、この漫画喫茶で2年間バイトした中で、一番怖すぎてドン引いたことをご紹介します!次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年11月01日職場は恐怖のお化け漫画喫茶!?オカルトや怖い話が大好きなパチ美。好奇心から所謂「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。働き始めると、中から引っ張られるシャワー室、黒いもやがかかる3階、肩を叩く幽霊がいる2階、ほぼ毎回怪奇現象が起こる2階の「魔のブース」など、予想以上の恐怖と遭遇することになりました。しかしそんな環境で2年ほど働いていると、最初は霊感がほとんどなかったパチ美にも、だんだんはっきりとお化けが見えるようになってきてしまったのです。やがてパチ美をはじめ仲間たちもここで働くことに疑問を感じ始め…?■前回のあらすじもとから霊感が強かったバイト仲間のG君がバイトを辞めると言い出しました。最近霊が家までついてくると言うのです。霊感が上昇しちゃう私だけでなく、M君も霊感の上昇を感じていたとのこと。いや霊感の上昇って何。出る場所にいたり、霊感が強い人とずっと一緒にいたりすると霊感強くなるって言うもんなー!そろそろみんな、身の危険を感じてきましたな。無敵女子登場無敵の新人女子。バンギャの世界についていろいろ教えてくれました。バンギャとは、ヴィジュアル系バンドの熱心なファンのことです。しかしそろそろパチ美も限界です…。次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年10月31日バイト先はお化けが出まくる恐怖の心霊漫画喫茶!オカルトや怖い話が大好きなパチ美。好奇心から所謂「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。中から引っ張られるシャワー室、黒いもやがかかる3階、ほぼ毎回怪奇現象が起こる2階の「魔のブース」などがある漫画喫茶で、何者かに肩を叩かれたり、目が合ったり…そんな環境で2年ほど働いていると、最初は霊感がほとんどなかったパチ美にも、よりはっきりとお化けが見えるようになってきてしまったのです。お化けがいるかもしれない場所で働くだけでも怖いのに、ハッキリ見えるようになっていくなんて…そんな怖い職場で働けますか?■前回のあらすじ漫画喫茶で働き始めて約2年。それまでもたくさんの不思議な現象を体験したパチ美でしたが、だんだんよりハッキリ見えるようになってきたことを自覚します。4階で気配を感じて振り返るとスロットの前に座る男性が。その時霊感の強いG君が、パチ美を何度もインカムで呼んだと言ってやってきて…。スロット前のお化けを見てしまったG君は…今頃になって辞める理由は?家にまでついてくるとか、怖すぎん?そして、「オレも」と言い出したM君。お化けがいても全然気にしていなかったはずのM君ですが…?次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年10月30日「恋人がカレーを作ってくれていた。おいしそう」そんなコメントとともに、1枚の写真をX(Twitter)に投稿した、ピエロ大好き人間(@I_LOVE_Clown)さん。写真には、鍋に入ったカレーと、それを作ったであろう恋人の手が写っています。日常の小さな幸せを切りとった、ほほ笑ましい投稿かと思いきや…。恋人の手をよく見ると…う、腕がないぃぃ!安心してください。実はこの手、東京造形大学に通う投稿者さんが作った、シリコン製の作品なのです。肌の色味や指のシワなど、本物そっくりな見た目に、一瞬ゾッとしてしまいますね。カレーが本物だからこそ、よりリアルに感じられるのかもしれません。指輪がはめられた薬指に、ネイルが施された爪。細かな部分まで『恋人』を再現しているのも、ポイントですね。【ネットの声】・リアルすぎて怖い!・作った恋人自身が、カレーになっちゃったのかな…。・めっちゃビビった!・隠し味は恋人ですか。身の毛もよだつホラーな光景に、多くの人が驚かされたようです。女性の手だけが添えられた、まさに『手作り』カレーといえる料理は、一体どんな味がするのでしょうか…。[文・構成/grape編集部]
2023年10月30日バイト先は恐ろしいお化け漫画喫茶!?オカルトや怖い話が大好きなパチ美。好奇心から所謂「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。しかし働き始めると、中から引っ張られるシャワー室、黒いもやがかかる3階、肩を叩く幽霊がいる2階、ほぼ毎回怪奇現象が起こる2階の「魔のブース」と、そこはとにかく怪奇スポットだらけの漫画喫茶だったのでした。お化けが見えてしまう同僚のG君やまったく平気なM君たちも日常的に奇妙な現象を経験します。何者かに肩を叩かれたり、目が合ったりしてるうちにだんだん霊感が強くなってきたパチ美。怖いものに興味津々だったけれど、いよいよ働き始めたことを後悔し始めて…?■前回のあらすじ3階のトイレの清掃中、何かがトイレの中を歩いていることに気付いたパチ美。逃げようとすると、扉の外にも「何か」が! 外の方が危険だと感じたパチ美はトイレにいるお化けを無視してなんとか清掃を終えたのでした。だんだん霊感が強くなってる?普通に座ってんの、やめてくんろ…怖すぎるから!ぼーーんやりとしか視えなかったですが、白いシャツ・黒いズボンを履いた若い男性というのはなぜか分かりました。不思議…うっすら見える!G君はいわゆる『視える』人です。パチ美はうっすらとしか見えなかったのですが、G君は一体何を『視た』のでしょうか…?次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年10月29日職場は恐怖の心霊漫画喫茶!?オカルト大好きなパチ美は、好奇心から所謂「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。しかし働き始めると予想を超えた恐怖の連続。中から引っ張られるシャワー室、黒いもやがかかる3階、肩を叩く幽霊がいる2階、ほぼ毎回怪奇現象が起こる2階の「魔のブース」…そこはとにかく怪奇スポットだらけの漫画喫茶だったのでした。何者かに肩を叩かれたり、目が合ったりの日々を過ごすうちに、だんだん霊感が強くなってきたパチ美。最初は怖いものに興味津々だったけれど、だんだん働き始めたことを後悔し始めて…?■前回のあらすじおかしな現象だらけの3階のトイレを清掃していた時のこと。まだ外は薄暗く恐る恐る作業をしていたパチ美の耳に、水が滴る音がしてきたのです。しかしその音は、水漏れと言うよりは、誰かが水の上を歩いている音。今掃除しているトイレに何かがいるようなのです…!逃げようとしたら…え…挟み撃ち?あなたは幽霊に挟み撃ちされたことがありますか?いやさすがに同時出現は話違うくない!?3階はぜーんぶ嫌な雰囲気だったのですが、特に私は女子トイレが怖くて、当番で回ってくるこの大掃除がめちゃ苦手でした。掃除中に外から扉を叩かれる(フロアに誰もいない)、インカムに謎の声が入る、急に空気が重くなる…、などまともに何事もなく掃除できたことの方が少なかったです。この扉の外側に立つ化けにも何度も遭遇しました(扉叩いたのもコイツかな…?)。次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年10月28日アルバイト先は世にも恐ろしい心霊漫画喫茶!?オカルトが大好きなパチ美は、好奇心から所謂「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。中から引っ張られるシャワー室、黒いもやがかかる3階、肩を叩く幽霊がいる2階、ほぼ毎回怪奇現象が起こる2階の「魔のブース」…そこはとにかく怪奇スポットだらけの漫画喫茶だったのでした。「魔のブース」を清掃していると黒いモヤが現れて目が合ってしまったパチ美。なんだか以前よりハッキリと「見える」ようになった気がします。いよいよ軽い気持ちでアルバイトを始めたことを後悔しだしたのでした。■前回のあらすじ2階の魔のブースを清掃中に「バン」という音が。振り返ると人型のもやのような黒い影が…バッチリ目が合ってしまったのです。なんだか最近前よりハッキリ見える気がしてきたパチ美。軽い気持ちでアルバイトを始めたことを後悔し始めました。フロア全体からヤバイ雰囲気のする3階のトイレこの音は…水漏れ?え…てことは…外じゃなくて、中に…? 慌てて逃げようとしたパチ美にさらなる恐怖が!次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年10月27日アルバイト先は世にも恐ろしい心霊漫画喫茶だった!?オカルト大好きなパチ美は、好奇心から所謂「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトを始めます。しかし働き始めると、あまりに怖い職場の状況に後悔することに。中から引っ張られるシャワー室、黒いもやがかかる3階、肩を叩く幽霊がいる2階、…そこはとにかく怪奇スポットだらけの漫画喫茶だったのでした。ほぼ毎回怪奇現象が起こる2階の「魔のブース」。なるべくお客を通さないようにしてたけど、その日は他がいっぱいでやむを得なく…すると案の定、おかしなことが起こるのです。■前回のあらすじ2階の通称「魔のブース」にはなるべくお客を入れないようにしていたのですが、やむなく利用すると、必ずと言っていいほど場所の変更を頼まれました。機械の状態がおかしくなったり、誰かに見られているような気がしたりするのだとお客様は言うのです。「魔のブース」といえども清掃しなくてはならないこのブースは一部のネットオカルト界隈で有名で、当時某掲示板で書き込まれているのをたまに見ました。…てか逆さまの女って何!?やだ…目が合っちゃった!この人影のモヤ? 影? なのにめっちゃ目合いましたー!!マジでしばらく思い出して超怖かったです…っ!これを見た時ぐらいから、だんだんと軽い気持ちで出ると言われる漫画喫茶でバイトを始めたことを後悔しだして(遅っ)、辞めることを考え始めました。それまでは「見えないけど感じる」程度だったのが徐々に自分の霊感が強くなってきていると感じ、「見えるようになったら終わり」と考えていたので…。だって今後の人生ずっと幽霊が見えるとか…めちゃくちゃハードモードすぎません…?次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年10月26日オカルト大好きなパチ美は、好奇心から所謂「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。しかし働き始めると予想を超えた恐怖の連続。中から引っ張られるシャワー室、黒いもやがかかる3階、肩を叩く幽霊がいる2階…想像をはるかに超えた怖さに働き始めたことを後悔することになるのです。■前回のあらすじある時インカムから女性の声が。女性はパチ美しかいないはずなのに…。他のアルバイトも同じ声を聞き、外の音声が紛れ込んだのかと話していたその時、再び女性の声が。明らかにパチ美たちに話しかけていると感じられたのでした。2階奥の「魔のブース」必ずと言っていいほど部屋の変更を頼まれる3階と匹敵するぐらいガチでヤバかった、2階一番奥にある魔のブース。非常階段・EV・トイレ近くにあり、自販機が前にあるのになぜかいつも雰囲気が暗く、何よりお客さんを入れるとほぼ確実に部屋変更を申し出されました。次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年10月25日オカルト大好きなパチ美は、所謂「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。しかし、中から引っ張られる4番シャワー、黒いもやがかかる3階、肩を叩いてくる2階の幽霊と、想像をはるかに超えた恐怖体験の連続に働き始めたことを後悔するのでした。■前回のあらすじ怖い現象が平気な最年少バイトのM君。朝勤務で暇なときに2階で仮眠していると、誰もいないはずなのに肩を叩かれたのでした。パチ美もその後同じ経験をすることに。インカムから聞こえてきたのは…声って妙に脳に残るから怖いんですよねぇ…。空耳と思いたいけれど…3人同時に同じ声を聞くという…。早朝だから滅多にないことですが、たまに外のタクシーやトラックの無線の声をインカムが拾うことはありました。でもこれは明らかにそんな感じではなくて、完全に私たちに話しかけていました…。ぎゃあー!!次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年10月24日オカルト大好きなパチ美は、好奇心から所謂「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。しかし働きだすと、中から引っ張られる4番シャワーに、黒いもやがかかったり時計の針が高速回転する3階…想像をはるかに超えた怖い現象の連続に、パチ美は早くも後悔するのでした。■前回のあらすじおかしな現象が起こる漫画喫茶の中でも3階はとくに嫌な感じがする場所でした。ある時客から「3階の時計が変」と言われて見に行くと、針がグルグルと回転しているのを目撃。時計を取り換えても同じことが起こるため、3階には時計を設置しないことになったのでした。オカルトを楽しめる最年少バイトは…誰もいないはずなのに手ェ出したらあかんやろ…!この肩をドツいてくる幽霊は、深夜勤と朝勤の時しか出ませんでした。うちら嫌われた…?)私は2階漫画コーナで漫画の整理をしている時にドツかれました。次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年10月23日オカルト大好きなパチ美は、所謂「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。しかし想像をはるかに超えた怖さに働き始めたことを後悔することになります。中から引っ張られる4番シャワー、黒いもやがかかる3階と、いくつもの怖い場所があるこの漫画喫茶。中でも3階は一番変な感じがするのでした。■前回のあらすじ同じ朝勤務のG君は霊感が強く、ある日3階に向かうとすぐに「黒いヤツおる」と言って降りてきました。一緒に見に行くとエレベーターホールの前に浮かぶ黒いもやが。3階の時計が変怖い映画で見るやつマジもんの実話です。朝昼晩問わず、四六時中ずーーーっとぐーるぐるぐるぐる高速回転していました。各フロア同じ場所に掛けているのに、3階だけぐるぐるっておかしくないですか!?こんなの…映画や漫画でしか見たことねぇよぅ…。てか、映画や漫画ですらもう古い描写だよぅ……。初めて見た時は逆にちょっとテンション上がりました(笑)。次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年10月22日オカルト大好きなパチ美。オカルトが好きが高じてオカルトスポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。しかしこの漫画喫茶の恐ろしさはパチ美の想像をはるかに超えていたのです。働き始めて早々に、誰もいないフロアで機械が勝手に動いているのを目撃。あまりに多い不思議な現象に、早くも働き始めたことを後悔します。■前回のあらすじ早朝勤務中のパチ美。フロアにはほかに誰もいないはずなのに、物音が。見に行くとドリンクバーやレンジが勝手に動いたり、扉が閉じたり開いたりしていました。さらに、4番のシャワー室は扉を開けようとすると中から引っ張られることが。こんなこともあり、新人アルバイトはすぐに辞めていきました。もっとも怪奇が多かった3階3階によくいる「ヤバい」ヤツG君曰く、この黒い“ヤツ”は見ただけで機嫌がいいか悪いか分かるそうです。「今日アイツめっちゃ怒ってる!! 3階行かん方がいい!!」と、たまに言ってました。何だったんでしょうね…この黒いモヤ…。今もいるのかな?3階は私的に一番ヤバくて、他にもホラー漫画でしか見たことねぇよっていう変な現象が起きまくります。そして「あのフロア気持ち悪いから変えてくれ」というクレームもめっちゃ多かった!次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年10月21日オカルト大好きなパチ美。オカルトが好きすぎて、オカルトスポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることにしました。しかしこの漫画喫茶の恐ろしさはパチ美の想像をはるかに超えていたのです。ホラーな現象は働き出して間もなく遭遇することに。誰もいないフロアで何やら物音がするのです…。■前回のあらすじオカルトが大好きなパチ美は、オカルトスポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトを始めました。ある日の朝勤務中、誰かの気配がしたと思うとゾッと悪寒が走って…?早くもオカルトに遭遇!これがバイト始めてすぐに体験したことでした。もうね~、朝の6時過ぎでまだ外も真っ暗なのに、誰もいないフロアに1人でいる時にこれはマジでめちゃくちゃ怖かったです…!しかもその時は、なぜか人がいるような気配を感じました。こっっっここここわーーーーー!あと、嫌な感じがするスポットはバイト入ってすぐに感じていたのですが、新人がいきなり「あそこヤ~バくないっスか?w」とか言ったらおかしな奴だと思われるかもしれないので、誰にも何も言ってませんでした。ですが! ある日みんなで話したとき、嫌な感じがする場所が全員一致したんですよね…。そ、そんなことある…?もちろん「私(俺)そーゆーの全然分からーん」という方もいましたが!軽い気持ちで始めたバイトですが、早々に後悔し始めました。4番シャワー室これは私もなったことがあります…。部屋に誰もいないのに、中から扉を思いっきり引っ張られるんです…。こっっっっわなのでこの部屋では絶対に1人になりたくなくて、いつも扉開けっぱなしでマッハで掃除していました(本当はダメだけどみんなそうしていた)。ちなみに社員さんが指導するときも中に入らず外から教えてました(笑)。 そしてこんな感じなので、新人バイトがしょっちゅう辞めていました。次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年10月20日この話は実話をベースに、身バレ防止のため脚色を加えてあります。オカルト大好きなパチ美。オカルト好きが高じて、「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。しかしこの漫画喫茶の心霊現象はパチ美の想像をはるかに超えていたのです。バイトを始めて間もないころから続けざまに起こる怖い現象に、パチ美は働き始めたことを後悔!とくに3階全体と2階の「魔のブース」は奇妙なことの連続で…?オカルト好きから見てもヤバい漫画喫茶朝勤は3~4人体制で、1人がフロント、他はフロア清掃や本の整理など雑務をしていました。当時の朝勤で女性はパチ美だけでした。お客さんがいないはずのフロア物音が…そこでパチ美が見たものは…!?次回に続く 「バイト先がホラーだった話」(全15話)は21時更新!
2023年10月19日富士急ハイランドのハロウィーンイベント「FUJI-Q HALLOWEEN戦慄ホラーナイト“叫”」が、2023年10月27日(金)から29日(日)までの3日間で開催される。富士急ハイランド「FUJI-Q HALLOWEEN戦慄ホラーナイト“叫”」富士急ハイランドにとって毎年恒例となっている、ハロウィーンシーズンの人気イベント「FUJI-Q HALLOWEEN戦慄ホラーナイト」。閉園後の暗く静まり返った園内を舞台に、総勢100体の亡霊たちが容赦なく襲い掛かってくるという、恐ろしいホラーイベントだ。閉園後の不気味なエリアを探索、実験の真相と惨劇を調査参加者は亡霊たちから逃げるだけでなく、戦慄迷宮の恐怖を生み出す背景にある「禁断の実験」の真相を探るため、自分自身が被験者となって3つの実験場を調査。本来は入ることの許されないバックヤードや営業終了後のアトラクション施設など、不気味なエリアの隅々までを探索しながら、実験の真相とその惨劇をその目で確かめることとなる。料金は1人2,000円で、チケット購入者限定となる記念品付き。定員は各日100名限定となっており、事前予約抽選に受かった場合のみイベントへの参加が可能となる。薄暗く閑散とした静けさが広がる恐怖空間へと姿を変える富士急ハイランド。ハロウィーンシーズンだけの本気の恐怖体験、この機会にぜひ挑戦してみてはいかがだろう。開催概要「FUJI-Q HALLOWEEN戦慄ホラーナイト“叫”」開催期間:2023年10月27日(金)〜29日(日)時間:18:40~20:10※受付時間は18:20~18:40。料金:1人 2,000円※チケット購入者限定、記念品付き。※事前に予約を行ったうえで参加者は抽選となる。定員:1日限定100名会場:富士急ハイランド※チケットの購入方法、販売期間は後日公式WEBサイトにて告知。
2023年10月15日