本田技研工業(ホンダ)は10日、「N-BOX(エヌボックス)」シリーズの2015年上半期における軽自動車販売台数No.1を記念し、人気装備を追加しながら購入しやすい価格設定とした特別仕様車「SSパッケージ」を発売した。「SSパッケージ」は、「N-BOX」「N-BOX+」「N-BOX+ 車いす仕様車」と、それぞれの「カスタム」タイプに設定され、「あんしんパッケージ」「パワースライドドア(リア左もしくは右側)」を全タイプに特別装備。その他、タイプによってブラックインテリアの標準装備やクロームメッキ加飾、シルバー塗装アイテムなどが採用されている。特別装備の「あんしんパッケージ」は、衝突や発進時における事故被害の軽減と衝突回避支援を行い、安全運転をサポートする「シティブレーキアクティブ システム」、前席用「i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)」「サイドカーテンエアバッグシステム(前席 / 後席対応)」をセットにしたパッケージに。「パワースライドドア」はタッチセンサー / 挟み込み防止機構付き、リモコン&運転席スイッチ開閉式となっている。特別仕様車「SSパッケージ」の価格は、「N-BOX」144万~176万円、「N-BOX+」156万~184万5,000円、「N-BOX+ 車いす仕様車」164万~194万円(価格はすべて税込)。
2015年07月10日本田技研工業(ホンダ)は10日、軽乗用車「N-WGN(エヌ ワゴン)」に、購入しやすい価格設定の「C」タイプを、また「N-WGN 助手席回転シート車」に「G・Lパッケージ」、「N-WGN カスタム」に特別仕様車「SSクールパッケージ」をそれぞれ追加して発売した。「N-WGN C」は、装備を厳選したベーシックなタイプとして新たに設定。「VSA(車両挙動安定化制御システム)」「エマージェンシーストップシグナル」「ヒルスタートアシスト機能」「フルオート・エアコンディショナー」「 電波式キーレスエントリーシステム(キー2個付)」を装備している。「N-WGN 助手席回転シート車 G・Lパッケージ」は、「G」タイプをベースに、さらに快適装備を充実させた新タイプ。「IRカット<遮熱< / UVカット機能付フロントウインドウガラス」「IRカット<遮熱< / スーパーUVカットフロントドアガラス」「プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナー」「オートリトラミラー」を装備する。N-WGN カスタムの「SSクールパッケージ」は、「G・Lパッケージ」と「G・ターボパッケージ」にクロームメッキフロントグリルを装備しながらも、購入しやすい価格設定とした特別仕様車となっている。価格は、「N-WGN C」が109万円~122万円、「N-WGN 助手席回転シート車 G・Lパッケージ」が142万5,000円~155万5,000円、「N-WGN カスタム G・Lパッケージ 特別仕様車 SSクールパッケージ」が147万円~160万円、「N-WGN カスタム G・ターボ 特別仕様車 ターボSSクールパッケージ」が152万円~165万円(いずれも税込)。
2015年07月10日トヨタ自動車(トヨタ)、日産自動車(日産)、本田技研工業(ホンダ)は7月1日、水素ステーションの整備促進に向けた支援策を発表した。3社は今年2月に水素ステーションの整備促進に向けて支援策を共同で推進することに合意しており今回の発表はそれを踏まえたものとなる。具体的には、3社は政府による水素ステーションの運営支援と協調し、水素供給ビジネスへの参入を決めたインフラ事業者に対して、水素ステーションの運営経費の一部を支援するとともに、同取り組みの周知を図り新規参入を促していくとしている。運営費の支援は水素供給・利用技術研究組合(HySUT)への資金拠出を通じて行われ、支援割合は1/3かつ1基あたり年間1100万円を上限に、同日より2015年度分の申請を受け付ける。さらに3社は、水素ステーションに関するニーズやステーション稼働履歴といった情報の活用や、水素ステーションの利便性の向上、燃料電池自動車や水素に対する理解促進および認知度の向上についてインフラ事業者と共同で取り組んでいくとしている。
2015年07月01日本田技研工業(ホンダ)のインドネシアにおける四輪車生産販売合弁会社であるピー・ティ・ホンダプロスペクトモーターは29日、インドネシア・タンゲランで8月20日~30日の期間に開催される『インドネシア国際モーターショー2015』に、世界初公開となる新型クロスオーバーユーティリティビークル「BR-V」プロトタイプを出展すると発表した。BR-Vは、インドネシアでのニーズに基づき、タイとインドネシアの研究所で開発されたホンダの新世代クロスオーバーユーティリティビークルで、インドネシア市場に導入されるモデル。余裕のある最低地上高や、大径アルミホイール、スタイリッシュなルーフレールによって、力強いエクステリアデザインとするとともに、3列シート7人乗りの快適で広々とした室内空間を確保。さらに、1.5Lガソリンエンジンと先進のトランスミッションを搭載することで、スポーティーな走行性能と優れた燃費性能を両立している。
2015年06月30日本田技研工業(ホンダ)は18日、5ナンバーサイズの新型コンパクトステーションワゴンとして5月15日に発売した「シャトル(SHUTTLE)」の受注状況を発表した。シャトルは、5ナンバーサイズの扱いやすさや高い燃費性能、スタイリッシュなフォルム、広くてフラットなラゲッジスペース、上質な走りを融合した新しいコンパクトステーションワゴン。ガソリン車とハイブリッド車を設定したほか、すべての機種にFF車と4WD車が設定されている。発表された受注状況によると、発売から1カ月となる6月14日現在の累計受注台数は、月間販売計画3,000台の3倍以上となる1万台を超え、好調に推移している。タイプ別の構成比は、「HYBRID Z」が30%、「HYBRID X」が50%、「HYBRID」が10%、「G」が10%。同社は購入ポイントとして、「質感の高いエクステリア・インテリアのデザイン」「クラス最大の広さに加え、フラットで使い勝手のよいラゲッジスペース」「乗り心地と操縦安定性をともに高めた上質な走行性能」「クラストップとなる34.0km/L(JC08モード)の優れた燃費性能」「コンパクトクラスでありながら、1クラス上の様な高級感と充実した装備」を挙げている。
2015年06月18日本田技研工業(ホンダ)は12日、原付二種スクーター「リード125」のカラーバリエーションを変更するとともに、ユーティリティーのさらなる向上を図るため一部仕様を変更して、18日に発売すると発表した。リード125は、低フリクション技術とアイドリングストップシステムによる優れた燃費性能と環境性能、力強い出力特性を実現する水冷・4ストローク・OHC・単気筒125ccエンジン「eSP(イーエスピー)」を搭載。ビジネスからレジャーまで、幅広いシチュエーションにおいて機動性に優れた原付二種スクーター。今回のカラーバリエーション変更では、「エグザルテッドブルーメタリック」を新たに採用し、以前より好評の「アルテミスシルバーメタリック」「ポセイドンブラックメタリック」「パールジャスミンホワイト」と併せた全4色の設定とした。ユーティリティーを高める装備としては、アイドリングストップシステムに電圧感知機能を追加するとともに、バッテリーサイズを大型化することで、さまざまな使用環境におけるバッテリーのタフネス性を向上。また、エンジンオイル交換時期の目安をメーター内の液晶ディスプレイに表示する機能において、表示が点灯するまでの走行距離を設定範囲内で任意に選択できる仕様に変更している。リード125の価格は、29万3,760円(税込)。
2015年06月12日本田技研工業(ホンダ)の航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)は18日、小型ビジネスジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」が初めて欧州に訪れ、スイスのジュネーブで開催されている欧州最大のビジネス航空ショー『ヨーロピアン ビジネス アビエーション コンベンション アンド エキシビション(EBACE 2015)』にて実機公開を行ったと発表した。HondaJetは、全行程が4万8,000kmを超えるワールドツアーを4月に開始。欧州初公開に先立って行われた日本ツアーでは、6カ所の空港でデモンストレーションフライトが実施され、述べ1万人以上の来場者が同機を間近で見学した。今回はそのワールドツアーの一環として、日本に続き欧州へ初飛来。EBACE 2015の後は、ポーランド、英国、ドイツおよびスイスの9都市でデモンストレーションフライトを行う予定だ。また、欧州におけるHondaJetのディーラーネットワークにマーシャルアビエーションサービスを加え、販売およびサービスネットワークを強化したことも発表。80年を超える航空機の販売、運航およびサービスの実績を有するマーシャルアビエーションサービスは、英国バーミンガムに拠点を置き、欧州北部においてHondaJetの販売およびサービスを提供する。米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市にあるHACIの本社工場では、デリバリーに備えてすでに3機のHondaJetが飛行検査を行っており、製造ラインでは20機が組立中となっている。
2015年05月19日本田技研工業(ホンダ)は18日、スタイリッシュな外観と環境性能に優れたエンジンなどで好評を得ている125ccの原付二種スクーター「PCX」と、150ccの軽二輪スクーター「PCX150」に新色を追加して、22日に発売すると発表した。今回は、PCXに精悍なイメージの「マットテクノシルバーメタリック」、PCX150に鮮やかな「キャンディーノーブルレッド」を新色として追加し、それぞれ全4色のラインアップとした。PCXとPCX150は、2014年にフルモデルチェンジを行って、ヘッドライト、テールランプなどの全灯火器にLEDを採用したほか、新設計のフロント・リアカウルを装着するなど、スタイリッシュで高級感のある外観としている。エンジンには、耐久性と静粛性、燃費性能に優れたスクーター用グローバルエンジン「eSP(イーエスピー)」の一部を改良し、低・中速域で力強いトルク特性を発揮することで、両車種ともに燃費性能の向上を実現した。価格は、PCXが32万9,400円、PCX150が36万720円(いずれも税込)。
2015年05月18日本田技研工業(ホンダ)は5月15日、新型コンパクトステーションワゴン「SHUTTLE」を同日より発売すると発表した。「SHUTTLE」は5名乗車時でクラス最大(ホンダ調べ)の荷室容量570lを確保し、2名乗車時に後席を倒すことで、荷室長が最大184cm、容量は最大1141lまで拡大する。ガソリン車には1.5L直噴DOHC i-VTECエンジンを、ハイブリッド車にはハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」を採用。ハイブリッド車は34.0km/lの燃費性能を達成した。また、専用設計のステアリング、サスペンションシステムを導入したことに加え、HYBRID X、HYBRID Zにはフロントとリアに振幅感応型ダンパーを採用し、乗り心地と操縦安定性を高めることに成功した。価格はガソリン車が169万円~、ハイブリッド車が199万円~となっており、ホンダは月間3000台の販売を計画している。
2015年05月15日本田技研工業(ホンダ)の英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは現地時間の12日、新型二輪車「CRF1000L Africa Twin」を、2015年中に欧州で発売すると発表した。同車は、2014年11月の『EICMA2014(ミラノショー)』に出展した「True Adventure プロトタイプ」で示した方向性を製品化したモデル。初代Africa Twinは、ホンダがパリ・ダカールラリーで3連覇を達成した1988年に「XRV650 Africa Twin」としてデビュー。オンロードはもちろん、オフロードでの耐久性にも優れ、高い操縦安定性によって一日中快適に走行できるアドベンチャーモデルとして世界中で人気を呼んだ。今回発売される新型「CRF1000L Africa Twin」は、オンロード、オフロード双方で高い走行性能を持つ大排気量のアドベンチャーモデル。歴代モデルの優れた特性に加え、チーム・エイチアールシー(Team HRC)のダカールラリー復帰などによって得たノウハウを投入するなど、ホンダがこの10年間で開発に取り組んできたオンロード・オフロードモデルにおける多くの技術が採用されている。さらに、同カテゴリーで初となる、新開発のデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)モデルも設定し、オフロードで優れた性能を発揮できる仕様としている。
2015年05月12日ホンダは4月23日、同社の航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニーによる小型ビジネスジェット機「HondaJet」のワールドツアー開始にあたり、午後に羽田空港に着陸したHondaJetを公開した。今回のワールドツアーで、HondaJetは13カ国以上を訪れ、日本と欧州で初めて公開され、ツアールートの総計は4万8000kmを超えるという。日本では、4月25日から5月5日までHondaJetの一般公開を行う。一般公開は、4月25日に仙台空港、4月26日に神戸空港、5月2・3日に岡南飛行場(岡山)、5月4日に成田国際空港で行われる予定。欧州では、スイスのジュネーブで5月19日から21日まで開催されるビジネス航空ショーの「ヨーロピアン ビジネス アビエーション コンベンション アンド エキシビション(EBACE2015)」に出展され、その後、HondaJetの欧州ディーラーとともにスイス、イギリス、フランス、ドイツ、ベルギーなどでデモンストレーションを行う予定。
2015年04月24日本田技研工業(ホンダ)は、新型「ステップ ワゴン」「ステップ ワゴン スパーダ」を4月24日に発売すると発表した。5代目となる新型ステップ ワゴンは、新開発の直噴1.5L VTEC TURBOエンジンを搭載。同社にとって初の採用となる直噴1.5L VTEC TURBOエンジンは、常用域で2.4Lエンジン並みのトルクを発生する力強くスムーズな加速と、高い静粛性を両立し、ミニバンに求められる多人数での乗車時や坂道などでも、余裕のある走りを実現するとしている。さらに、クラストップレベルとなる17.0km/L(JC08モード)という優れた燃費性能も実現した。また、大開口のテールゲートに横開き式のサブドアを備えた独自機構の「わくわくゲート」を採用。3列目シートを分割して床下格納できる「マジックシート」との組み合わせにより、テールゲートを開けることなく横開き式のサブドアから3列目のシートへの乗り降りが可能となる。サブドアの開度は3段階で、スペースの狭い駐車場やご自宅のガレージなどで、壁やほかのクルマなどにぶつかりそうでテールゲートを開けられない場合など、状況に応じて臨機応変に対応できるよう工夫がなされている。そのほかでは、安全運転支援システム「Honda SENSING」の性能も向上した。対象物体の位置や速度だけでなく、検知が難しいとされてきた電波の反射率が低い歩行者まで検知対象を拡大したほか、単眼カメラは車両前方約60mまでの歩行者や対象物体の属性、大きさの識別が可能となった。なお同社ではシリーズ合計で、月間5000台(国内)の販売を目指すとしている。
2015年04月24日本田技研工業(以下、ホンダ)の航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(以下、HACI)は4月23日、日本では4月25日から始まる小型ビジネスジェット「HondaJet(以下、ホンダジェット)」のワールドツアーに先駆けて、羽田空港でプレス向けに日本初のホンダジェット披露・記者会見を実施した。○クラス最大となる高度・省エネ・広さ23日に実施された記者会見の前、ホンダジェットからHACI社長 藤野道格氏が登場した。同日に発売となった新開発ターボを搭載した新型「ステップワゴン」に乗り込み、会場前にて降車して入場。記者会見には藤野社長とともに、ホンダ代表取締役社長執行役員 伊東孝紳氏、同取締役専務執行役員 山本芳春氏が出席した。記者会見では伊東社長が、「三次元のモビリティである航空機業界への参入は、創業者本田宗一郎の夢であり、ホンダはその夢の実現に向けて、ジェットエンジンと機体の両方を開発するという、いまだかつてないチャレンジを長きにわたって続けてきました」とコメントしたように、本田宗一郎氏が航空機開発への意向を示したのが昭和37年(1962)である。その後、昭和61年(1986)より航空機の研究に着手し、1997年には本格的に開発がスタートした。2011年には最高速度425ノット(778km/h、クラス最高速)、最高運用高度43,000ftを達成(クラス最高高度)、量産工場完成、失速試験の実施、降着装置落下試験の実施、パイロットシート衝突試験の実施、2012年には終局荷重試験完了、主翼着氷試験の実施、高温環境試験の実施、量産最終組み立ての開始、2013年には寒冷地環境試験の実施、エンジンインレット着氷試験の実施、水吸込み試験の実施、極低温試験の実施、型式検査承認(TIA)取得、カスタマーサービスセンターFAR Part145に認定された。2014年には量産1号機初飛行・初披露、顧客試乗会の実施、2015年にはフライトシミュレーターの設置、連邦航空局(FAA)の事前型式証明(PTC)を取得、そして今回のワールドツアーとなり、スイスのジュネーブで開催されるビジネス航空ショー「EBACE」に出展する。今回のワールドツアーは総計4万8,000kmを超えるツアールートとなり、HondaJetは13カ国以上を訪れる予定。このワールドツアーにより、ホンダジェットは日本および欧州にて初めて公開される。日本では4月25日に仙台空港(抽選で540人)を皮切りに、4月26日に神戸空港(抽選で900人)、4月29日(抽選で400人)、5月2、3日に岡山の岡南飛行場(抽選で3,000人)、5月4、5日に成田国際空港(抽選で1,600人)で、デモンストレーション飛行や地上展示などを実施する。○フェラガモのハイヒールから着想本田宗一郎氏が夢見たホンダの新時代を切り開くホンダジェットの性能については、藤野社長が紹介した。藤野社長は同機の最も優れた点として、GE Honda製新世代ターボファンエンジン「HF120」をまず挙げた。小型軽量ながら2,095lbという高い推力を発生するHF120はファンに特長があり、ホンダ独自のCFD(流体解析プログラム)とFOD解析技術を用いた最適化設計により、高推力と安全性を両立させた。また、高精度な燃焼解析技術で形状や冷却性能を最適化した燃焼器は、HF120の小型化・軽量化に大きく貢献しているという。このエンジンを通常の小型ビジネスジェットのように胴体ではなく、主翼上面に配置することにより、キャビンと荷物室の空間を最大限確保し、同時にエンジンからキャビンに伝達される騒音と振動を小さくさせる。空気抵抗の大幅な低減を目指し、主翼と胴体ノーズ部には物体周りのスムーズな空気の流れを最大化させるNLF(自然層流)技術を採用。なお、藤野社長が最初にコンセプトスケッチを描いた際、ノーズ部はフェラガモのハイヒールから着想を得たという。燃費に関しても約1,100km飛行時の消費量は165galで、同級他機に比べると-12~-17%程度となっている。また、多くの航空機では構造材料として主にアルミニウム合金が使われるのに対し、同機では複合材(炭素繊維強化プラスチック)が胴体で使われている。この胴体は強度と軽量化を追求できるスティフンドパネル様式と形状保持を追求できるサンドイッチパネル様式の構造からなりたっている。内装に関してはシングルパイロットにとって視認性・安全性に優れたデザインを採用。2台のタッチスクリーンコントローラーにはアイコンが用いられ、飛行機の直感的な操作を可能にしている。キャビンは4人がゆったりと座れるクラブ配置シートとなっており、同級他機では183cmのスペースのところ、同機では218cmにすることで足元には36cmのゆとり空間が生まれる。なお、同機の標準仕様は6人(最大仕様7人)となっている。○最新の安全基準を満たしたことが強みビジネスジェットのマーケットではボンバルディアやセスナなどが先行している中で、ホンダジェットが業界に与えるインパクトに関して、藤野社長は「最高の安全性・信頼性」を挙げた。「20年前、30年前の安全基準はもちろんその時代の最高基準ではあるのですが、年々、安全へのレギュレーションは厳しくなっています。最新の安全基準によって設計・認定されたホンダジェットは、性能はもちろんですが、安全に関しても非常に厳しい基準をパスしているということで、新たな市場に入っていく上でお客様からの信頼性はあるんじゃないかと思っています」(藤野社長)。次のモデルに関して藤野社長は明言を避けたものの、希望としては航空機開発を事業としてやっていきたいという意向を示した上で、「車でアメリカのカルチャーを変えていったように、(航空機開発に関しても)カルチャーを変えることができれば、ホンダが参入した意味があるのではないでしょうか」とコメントしている。○お披露目会
2015年04月24日本田技研工業(ホンダ)は4月16日、軽乗用車「N-WGN/N-WGN Custom」を一部改良し、4月17日より提供すると発表した。今回の改良では、インジェクター噴霧の最適化やCVTサーモバルブの新規追加などにより、燃費を29.4km/L(JC08モード)に向上。2015年度新税制基準におけるエコカー減税の免税を達成した。また、メーカーオプションとして、追突時や発進時の事故被害の軽減に寄与し、安全運転をサポートする「シティブレーキアクティブシステム」と、「前席用i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)」、「サイドカーテンエアバッグシステム」をセットにした「あんしんパッケージ」を全タイプに提供。さらに、軽く触れると3回点滅する機能付きのウインカー「ワンタッチウインカー」やプラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナを標準装備している(Gタイプと助手席回転シート車を除く)。カラーバリエーションとして、プレミアムホワイト・パールII、プレミアムピンク・パール、プレミアムベルベットパープル・パール、ブリリアントスポーティブルー・メタリック、ミラノレッドの5種類を新たに追加しており、全11種類とした。なお同社ではシリーズ合計で、月間1万2000台(国内)の販売を目指すとしている。
2015年04月17日Hondaの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(以下、HACI)はこのほど、日本では4月25日~5月5日まで行う小型ビジネスジェット機「HondaJet」のワールドツアーに熊本空港の予定を加え、全国5カ所を巡ることを発表した。今回のワールドツアーは総計4万8,000kmを超えるツアールートとなり、HondaJetは13カ国以上を訪れる予定。このワールドツアーにより、HondaJetは日本および欧州にて初めて公開される。日本では4月25日に仙台空港(抽選で540人)を皮切りに、4月26日に神戸空港(抽選で900人)、4月29日(抽選で400人)、5月2、3日に岡山の岡南飛行場(抽選で3,000人)、5月4、5日に成田国際空港(抽選で1,600人)で、HondaJetのデモンストレーション飛行や地上展示などを実施する。現在、仙台と神戸で実施するデモンストレーション飛行や地上展示の参加者を募集している。1組あたり、最大5人(応募者本人と同行者4人)まで参加が可能で、参加条件は18歳以上(18歳以下は保護者の同伴が必要。未就学児童は同伴がいても不可)。当日の受付時に顔写真付きの身分証明書の提示が求められる。なお、HondaJetワールドツアーのスケジュールは、ツアー中の天候や使用空港の状況などによって変更される可能性もある。申し込み方法など詳細はホームページを参照。
2015年04月13日Hondaの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(以下、HACI)は4月下旬より、小型ビジネスジェット機「HondaJet」のワールドツアーを実施し、日本では4月25日~5月5日まで一般公開を行う。今回のワールドツアーは総計4万8,000kmを超えるツアールートとなり、HondaJetは13カ国以上を訪れる予定。このワールドツアーにより、HondaJetは日本および欧州にて初めて公開される。HondaJetの開発責任者であり、開発・製造・販売を担当するHACIの藤野道格社長は、「HondaJetは、ビジネス航空機の世界に革新をもたらそうとするHondaのチャレンジ精神の表れです。今回のワールドツアーでは、日本と欧州の各地でHondaJetのデモンストレーション飛行を行い、Hondaのコーポレートスローガンである『The Power of Dreams』を体現するHondaJetをひとりでも多くの皆様に見ていただければと思っています」とコメントしている。日本では4月25日に仙台空港を皮切りに、4月26日に神戸空港、5月2、3日に岡南飛行場(岡山)、5月4、5日に成田国際空港で、HondaJetのデモンストレーション飛行や地上展示などを実施する。その後、HondaJetはスイスのジュネーブで5月19日~21日まで開催される欧州最大のビジネス航空ショーの「ヨーロピアン ビジネス アビエーション コンベンション アンド エキシビション(以下、EBACE2015)」に出展する。EBACE2015の後はHondaJetの欧州ディーラーとともに、スイス、イギリス、フランス、ドイツ、ベルギーなどでデモンストレーション飛行やイベントを行う予定となっている。欧州におけるデモンストレーション飛行に対して藤野氏は、HondaJetの速度や燃費の卓越性、そして、欧州圏内の主要都市を結ぶのに最適な航続距離などを実際に体験してもらうことを目指しているという。なお、HondaJetワールドツアーのスケジュールは、ツアー中の天候や使用空港の状況などによって変更される可能性もある。
2015年04月09日本田技研工業(ホンダ)は4月1日(米国時間)、「2015年ニューヨークオートショー」にて、北米で2015年秋に発売を予定している次期「シビック」シリーズのデザインの方向性を示すコンセプトモデル「シビックコンセプト」を世界で初めて公開したと発表した。北米で10代目となる次期シビックは、新たに開発されたプラットフォームを採用しており、北米市場にはクーペ、セダンに加えて、新たに5ドアを投入する計画。パワートレインには、次世代パワートレイン技術群「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」の1つで、北米では初となる「1.5L VTEC TURBOエンジン」を採用したほか、6速マニュアルトランスミッションや新開発のCVTを搭載することで、爽快な走りと優れた燃費性能を両立しており、同社ではこの新たなプラットフォームとパワートレインの組み合わせにより、これまでにない運転する喜びと卓越した乗り心地を実現したと説明している。なお、北米向け次期シビックのデザインと開発は北米を中心に行われているほか、生産については、セダンとクーペは米国・インディアナ工場とカナダ・オンタリオ工場で、5ドアは英国・スウィンドン工場でそれぞれ行われる予定だという。
2015年04月02日本田技研工業(ホンダ)の中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司は31日、中国・上海で4月20日から開催予定(一般公開は4月22日~29日)の『2015年上海モーターショー(第16回上海国際モーターショー)』において、世界初公開となるコンセプトモデルを含むホンダの新型車を展示すると発表した。同モーターショーの会場では、広汽本田汽車有限公司と東風本田汽車有限公司が合同ブースを出展。中国市場向け新型SUVコンセプトモデルを世界初公開するほか、全面改良した新型「シティ」、パワートレインを刷新した「CR-V」を展示する。その他には、F1マシン「McLaren-Honda MP4-30」、米国仕様の「アコード・ハイブリッド」、福祉車両の「オデッセイ福祉車両(サイドリフトアップシート車)」、二輪車の「GL1800C」と「NC750S」の出展が発表されている。
2015年03月31日本田技研工業(ホンダ)は、30日に発売を発表した新型2シーター・オープンスポーツ「S660(エスロクロクマル)」について、多くの注文があったため、今後ご注文した場合には納期に多大な時間を要する見込みだと発表した。S660は、スポーツカーにふさわしい走りと質感を実現するため、人の手と機械を融合させた専用工程を取り入れた少量生産技術での生産を行っており、生産台数が限られるとのこと。販売計画台数は、国内で月間800台としている。納期見通しは、2015年7月以降の工場出荷を予定。また、4月2日11 : 00より、S660特別Webサイト「GATE660」にて、納期見通しを案内する予定。同社は、一日でも早く納車できるように、生産現場が一丸となって取り組んでいくとしている。
2015年03月30日Hondaの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(本社: 米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市、以下HACI)は現地時間3月27日、米国連邦航空局(Federal Aviation Administration、以下FAA)より小型ビジネスジェット機「HondaJet」に対する事前型式証明(Provisional Type Certificate、以下PTC)を取得したことを発表した。これは、HondaJetの設計が安全性および耐空性の基準を満たしていることをFAAが認定し、最終の型式証明が間近であることを意味する。HondaJetの開発責任者であり、開発・製造・販売を担当するHACIの藤野道格社長は、「今回のPTC取得は、HondaJetにとって非常に大きな節目です。私たちは、FAAから要求される各種試験や書類審査をほぼ完了しており、間もなく最終の型式証明を取得できる見通しを得ました」とコメントしている。FAAアトランタ航空機認定部の責任者であるメルビン・テイラー氏は、「HondaJetに対するPTCの発行をうれしく思います。新しく設立された航空機メーカーであるHACIがPTCを取得したことは、航空機メーカーとして重要なマイルストーンを達成したと言えます。HACIとFAAのスタッフの多大な努力と協力関係の結果と言えるでしょう。アトランタ航空機認定部は、先進的な航空機であるHondaJetを市場に送り出すプロセスに参加できて誇りに思います」とコメントしている。HondaJetは、これまで全米70カ所以上で2,500時間を超える飛行試験を実施している。生産工場では12機が最終組み立て工程にあり、今後FAAによる最終の型式証明取得後、機体の納入を開始していく予定となっている。
2015年03月30日本田技研工業(ホンダ)は30日、新型2シーター・オープンスポーツ「S660(エスロクロクマル)」と、同車発売を記念した660台限定の特別限定車「S660 CONCEPT EDITION(エスロクロクマル コンセプト エディション)」を、4月2日に発売すると発表した。S660は、スポーツカーの醍醐味"曲がる楽しさ"を最大限に体感できるように高い旋回性能にこだわり、ミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)レイアウトを採用。低重心と理想的な前後重量配分である45 : 55を実現している。専用開発ボディーは、高剛性と軽量化を両立し、オープンエアな空間であると同時にコンパクトで包まれ感があり、人とクルマの一体感をもたらすドライビング空間とした。エンジンは、Nシリーズで力強さに定評のある直列3気筒DOHCターボエンジンをベースに、マイクロスポーツに相応しいエンジンレスポンスを実現するため、新設計のターボチャージャーを採用。トランスミッションには、軽自動車としては初という、新開発の6速マニュアルトランスミッション(6MT)の採用に加え、スポーツモードを備えた7速パドルシフト付CVT(無段変速オートマチックトランスミッション)も設定し、スポーツカーらしいドライビングと日常での扱いやすさを実現した。グレード展開は「α」と「β」の2種類で、それぞれに6MT車とCVT+バドルシフト車を設定。価格は、どちらのトランスミッションでもαが218万円、βが198万円(いずれも税込)。S660 CONCEPT EDITIONは、S660の発売を記念して660台限定で発売される特別限定モデル。『東京モーターショー2013』で公開した「S660 CONCEPT」をモチーフにし、より上質感のある仕上がりとしている。こちらも、6MT車とCVT+バドルシフト車を設定し、価格はどちらのトランスミッションでも238万円(税込)。
2015年03月30日Hondaの航空エンジン事業子会社であるホンダ エアロ インク(以下HAI)は米国時間の3月17日に、米国ノースカロライナ州バーリントンの自社工場が米国連邦航空局(Federal Aviation Administration、以下FAA)による連邦航空規則のPart 21が定める製造認定(Production Certificate、PC)を取得したことを発表した。HAIはターボファンエンジン「HF120」の生産を担当。「HF120」そのものは、Hondaとゼネラル・エレクトリック社(以下GE)の合弁会社であるGE Honda エアロ エンジンズ(GE Honda Aero Engines, LLC、以下GE Honda)が2013年12月にFAA型式認定(Type Certificate、TC)を取得したターボファンエンジンとなっている。「HF120」は、初期の生産をマサチューセッツ州リンにあるGEの工場で開始し、2014年11月からGE Hondaの型式認定に基づいて、HAIバーリントン工場においてFAAの監督下で生産を行ってきた。今回の製造認定取得により、HAIバーリントン工場がエンジンを継続的に製造する能力を持つことが承認され、HAIの製造認定に基づき「HF120」の生産を行うようになる。なお、FAAがジェットエンジン用に製造認定を授与するのは23年ぶりとなる。HAIの泉征彦社長は、「今回のFAA製造認定取得は、HF120におけるお客様のニーズにお応えするために、我々が取り組んできたことの大きな成果です。我々はこれからもGE Hondaをサポートし続け、お客様の満足を高めるために努力していきます」とコメントした。HF120について2013年12月13日に米国連邦航空局(FAA)より連邦航空規則のPart 33が定める型式認定を取得。クラストップの低燃費と耐久性、世界最高レベルの環境性を兼ね備え、新たなスタンダードとなるべく開発された定格推力2,095ポンドのエンジン。先進空力設計技術を盛り込んだ一体型ファンローターとカーボンコンポジット製の軽量ガイドベーン、世界最高レベルの効率・圧力比と操作性を両立する耐熱チタン製の遠心圧縮機ローター、コンパクトで低エミッションの燃焼器とシンプルな単段エアブラスト式燃料噴射ノズル、そして、最先端耐熱材料を使用した高圧・低圧タービンと空力性能を向上させるカウンターローテーティング2軸システムを備えている。
2015年03月18日本田技研工業(ホンダ)は17日、6人乗りの新型ハイブリッド乗用車として2月13日に発売した「ジェイド」の受注状況を発表した。それによると、累計受注台数は3月16日現在で5,000台(タイプ別構成比「HYBRID X」93%、「HYBRID」7%)を超え、好調に推移している。なお、国内販売計画台数は月に3,000台。ジェイドは、1.5L直噴DOHC i-VTECエンジンに高出力モーターを内蔵した7速DCTと、リチウムイオンバッテリー内蔵のIPUを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」を採用した新型ハイブリッド乗用車。セダン並みの低全高に、ミニバンクラスの居住性とユーティリティーを特徴としている。ジェイドの購入ポイントとして同社は、「多くの立体駐車場に対応する低全高とスタイリッシュな外観デザイン」「Vスライドキャプテンシートによるゆとりのある室内空間と上質なインテリア」「上質な乗り心地と高い静粛性」「ホンダ初の乗用ハイブリッドミニバン」「乗用ミニバンクラストップレベルとなる25.0km/L(JC08モード)の優れた燃費性能」「先進の安全運転支援システム『Honda SENSING(ホンダ センシング)』」を挙げている。
2015年03月17日本田技研工業(ホンダ)は17日、インテックス大阪で3月20日~22日の期間に開催される『31回大阪モーターサイクルショー2015』と、東京ビッグサイトで3月27日~29日の期間に開催される『第42回東京モーターサイクルショー』に、幅広いカテゴリーのモデルを出展すると発表した。今回は、先行して開催される大阪モーターサイクルショーにおいて世界初公開となるコンセプトモデル(東京モーターサイクルショーにも出展)のほか、参考出品車・プロトタイプ、市販車などを含め、それぞれのモーターサイクルショーに合計21台の二輪車を出展。コンセプトモデルとしては、「CRF250L」をベースとしたアドベンチャーモデル「CRF250 RALLY」、スリムなトラスフレームに単気筒エンジンを搭載したストリートファイタースタイルの「SFA」を出展。プロトタイプでは、MotoGPのワークスマシン「RC213V」の基本メカニズムを踏襲した公道仕様車「RC213V-S」、HRCのワークスマシン「CRF450 RALLY」のレーシングテクノロジーを反映した「トゥルー アドベンチャー」が出展される。
2015年03月17日本田技研工業(ホンダ)は6日、軽乗用車「N」シリーズ5機種の累計販売が、2月末時点で100万台を突破したと発表した。これは、2011年12月に「N」シリーズ第1弾モデル「N-BOX(エヌボックス)」を発売してから38カ月目での達成となる。「N」シリーズは、同社独創のセンタータンクレイアウトを活かした高効率なパッケージングによる広い室内空間により、多彩な使い勝手を実現した軽乗用車。充実した安全装備・快適装備、新開発のエンジンとCVTを搭載した力強い走りなども好評となっている。現在の「N」シリーズは、「N-BOX(エヌボックス)」のほか、2012年7月発売の「N-BOX +(エヌボックス プラス)」、2012年11月発売の「N-ONE(エヌワン)」、2013年11月発売の「N-WGN(エヌ ワゴン)」、2014年12月発売の「N-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)」の5機種。同シリーズの販売台数推移は、2011年12月に2,860台、2012年は22万9,156台、2013年は35万4,087台、2014年は36万1,505台、そして2015年1~2月は6万5,955台となり、合計で101万3,563台。
2015年03月06日本田技研工業(ホンダ)は6日、水冷・4ストローク・V型2気筒1,300ccエンジンを搭載した大型クルーザーモデル「VT1300CX<ABS>」のカラーバリエーションを変更し、13日に発売すると発表した。VT1300CXは、フレームのハンドル支持部分を従来の位置より高く設定し、フロントホイールをより前方へ配置させることで、フレームとエンジンの間に大きな空間を生み出す「ハイネックスタイル」を実現した大型二輪車のクルーザーモデル。今回、車体色に新採用した「キャンディープロミネンスレッド」は、フレームをブラックに、前・後のアルミキャストホイールをマットグレーに仕上げ、引き締まったイメージとしている。継続色の「グラファイトブラック」は、フレームをブラックからグレーに、前・後のアルミキャストホイールをブラックからブラウンメタリックに変更することで、シックな中にも高級感を演出した。また、タイプ設定の見直しが行われ、ABS標準装着タイプのみに変更されたほか、価格は従来モデルより6万4,800円低く設定されている。VT1300CX<ABS>の価格は、140万4,000円(税込)。
2015年03月06日本田技研工業(ホンダ)は3日、個性的なスタイリングの125ccスポーツモデル「グロム」のカラーリングを変更し、5日に発売すると発表した。グロムは、コンパクトで扱いやすい車体サイズと本格的な装備を採用した原付二種のスポーツモデル。扱いやすく燃費に優れた空冷・4ストローク・OHC・125cc単気筒エンジンを採用し、4速マニュアルミッションの採用などで、市街地走行から郊外でのレジャー用途まで機動性に優れた走りを楽しむことができる。今回は、カラーバリエーションの変更によって、より軽快感にあふれた外観としている。新色「マリゴールドイエロー」をカラーバリエーションに追加したほか、継続色の「パールヒマラヤズホワイト」と「アステロイドブラックメタリック」では、シュラウドにあしらったウイングマークをレッドに変更。「パールバレンタインレッド」は廃色となり、計3色の展開となる。また、サイドカバーとリアカウルにマットブラック塗装を施して軽快感が強調され、「GROM」のロゴを拡大してサイドカバーに貼付された。グロムの価格は、33万4,800円(税込)。
2015年03月03日本田技研工業(ホンダ)は27日、独自のスタイリングを実現した750ccのスポーツモデル「NM4-01」と「NM4-02」に11色のカラーオーダープランを追加し、3月2日に発売すると発表した。NM4シリーズは、「近未来」と「COOL」を開発のテーマに設定し、これまでのモーターサイクルとは一線を画した独自のスタイリングを実現したモデル。2014年4月にNM4-01を発売し、同年6月にボリューム感のあるリアデザインを採用してETC車載器とグリップヒーターを装備したNM4-02を発売している。今回設定したカラーオーダープランでは、NM4-01とNM4-02ともに、11色のカラーオーダープランを設定。フロントフェンダー、ロアサイドカバー、アンダーカウルをボディーと同色にするとともに、タンクシェルタートップやリアセンターカウルなどには、ボディーカラーによって質感の異なるブラックを施すなど、より個性を強調している。価格は、NM4-01 カラーオーダープランが102万600円、NM4-02 カラーオーダープランが118万2,600円(いずれも税込)。
2015年02月27日本田技研工業(ホンダ)は27日、原付二種スクーター「ディオ110」をフルモデルチェンジし、3月6日に発売すると発表した。今回のフルモデルチェンジでは、使い勝手と燃費性能のさらなる向上、より上質感のあるスタイリングを追求している。燃費性能の向上では、オフセットシリンダーの採用や各部に低フリクション技術を採り入れた、空冷・4ストローク・OHC単気筒のスクーター用エンジン「eSP(イーエスピー)」を搭載し、57.9km/L(60km/h定地走行テスト値)という高い燃費性能を実現。燃焼効率の向上により、最高出力値は従来モデルに対し約6%向上させた6.6kWを実現するなど、力強い走りも持ち合わせている。停車時の燃料消費・騒音・排出ガスを抑止するアイドリングストップシステムの新採用も行われた。使い勝手では、メインスイッチとハンドルロック機構を集約した「シャッター付キーシリンダー」、ワンタッチでシートが開けられる「シートオープンスイッチ」、シート下に設けられた容量18Lの「ユーティリティースペース」などの装備を採用している。車体と足回りでは、フレームを新開発して従来モデルに対して車両重量を3kg軽量化し、ゆとりある走行に寄与する大径14インチタイヤを継承。スタイリングは「スタンダードでありながら上質を兼ね備えた洗練のカタチ」をデザインテーマに掲げ、流麗かつ立体的な面構成とした。カラーバリエーションは、「エグザルテッドブルーメタリック」や「フォースシルバーメタリック」など、街で映える4種類を展開する。ディオ110の価格は、22万8,960円(税込)。
2015年02月27日本田技研工業(ホンダ)は20日、大型ロードスポーツモデル「CB1300 SUPER FOUR」シリーズに、特別カラーを採用した「CB1300 SUPER FOUR E Package Special Edition」と「CB1300 SUPER BOL D’OR E Package Special Edition」を設定し、受注期間限定で27日に発売すると発表した。受注期間は2月20日から6月8日まで。今回採用した特別カラーは、深みがあり、光の当たり方によってさまざまな印象を与えるパールコスミックブラックを主体色に、キャンディーアリザリンレッドのストライプが施されている。また、シリンダーヘッドカバーには、ホイールと同色のブラウンメタリックを採用して特別感を演出した。両モデルともに、ETC車載器・グリップヒーター・専用インジケーターランプを標準装備した「E Package」タイプのみの設定となっており、使用にはセットアップとセットアップ費用、決済用のETCカードが必要となる。その他の特別なカラーリングとして、「ブラックアルマイト仕上げのスイングアームとチェーンケース」「ブラックの前・後ブレーキキャリパー、フロントフォークトップボルト、フォークトップブリッジとステアリングステム」「グレイアルマイト仕上げのリアクッションリザーバータンク」が採用されている。価格は、CB1300 SUPER FOUR E Package Special Editionが137万8,080円、CB1300 SUPER BOL D’OR E Package Special Editionが150万7,680円(いずれも税込)。
2015年02月20日