70~90年代の古き良き日本のポップス・ロックからの影響を、現代的なポップミュージックへと昇華する3人組ユニット、ベルマインツ。神戸・大阪を中心に活動している彼らの新作『風を頼りに』は、“懐かしくて新しい”音楽世界がさらに広がっていることを実感できる作品だ。12月2日(金) 東京・新代田FEVER、12月9日(金) 大阪・心斎橋Pangeaでバンドセットによるワンマンライブも決定。街の光景と心象風景が滲み合う歌詞、ツインボーカルによる豊かな表現をぜひ、生のステージを通して体感してほしい。――ベルマインツは2018年に結成。以前は盆丸さん、小柳さんのシンガーソングライター・ユニットだったそうですね。盆丸一生(Vo/Gt)はい。小柳とは高校生の頃から知り合いで。地元でそれぞれバンドをやっていたんですけど、単発で二人でライブをやってみたら、わりと評判がよくて。それがきっかけですね。盆丸一生(Vo/Gt)小柳大介(Vo/Gt)当時はそこまで真剣に音楽をやっていたわけではないんですけどね(笑)。高校の仲間と地元の公民館を借りて、30~40人の前でライブをやって。その仲間内にいるのが楽しかったというか。盆丸そうやな(笑)。前田さんは大学の軽音楽部の先輩なんですよ。小柳と二人でやってた弾き語りのライブにも来てくれたことがあって、「前田さんに入ってもらうの、どう?」「ええやん」みたいな感じで入ってもらうことになりました。前田祥吾(Ba/Cho)当時は小柳くんがアコギを弾いて、盆丸くんと二人で歌っていて。最初は「よくある感じの弾き語りでしょ?」と思ってたんだけど、実際にライブを見たら、(アコギ、歌、ハモリなどを)丁寧に組み上げてて、カッコよかったんですよ。二人とも歌が上手いし、これはいいねと。一緒にやれることになったときはうれしかったですね。――音楽的なルーツや好きなものも近いんですか?盆丸けっこう違うかもしれないですね。僕は父親が聴いてた浜田省吾、母親が好きな槇原敬之、車のなかで聴いたビートルズやスピッツが最初で。自分で聴くようになってからは、コブクロ、YUI、aikoとか。バンドをはじめてからはandymori、斉藤和義、キリンジ、cero、憧れていたのはbonobos、吉澤嘉代子さんですね。洋楽だと、ギターがカッコいいアーティストが好きで。ジョン・メイヤー、ジャック・ジョンソン、最近だとPeach-Pitというカナダのバンドを聴いたりしてます。小柳親父がギターをかじってて、歌本を見ながら弾いてたんですよ。そのそばでギターケースに入って遊んでたのが、原体験ですね(笑)。小学生のときにコブクロが「NAMELESS WORLD」(「桜」「ここにしか咲かない花」などを収録した5thアルバム/2005年)を出して、小渕健太郎さんがギター弾いてるのを見て、かっこいいなと。ギター教室に通わせてもらったんですけど、教えてくれた先生がロック好きだったんですよ。ビートルズからはじまって、UKロックやニューウェイブ、あとは大瀧詠一さん、山下達郎さんなども聴くようになって。ブリティッシュロックとナイアガラ系ですね。小柳大介(Vo/Gt)前田僕も最初は家族が聴いてた音楽ですね。親父が井上陽水、姉がB’zのファンで。SMAPや宇多田ヒカルなどもよく聴いてました。楽器をやるようになってから聴き直してみると、トラックの仕上がり方がすごいんですよ。――なるほど。新作『風を頼りに』にも、みなさんが通ってきた日本の良質のポップスが反映されていると思います。小柳前作『MOUNTAIN』(1stアルバム)もバラエティに富んでいたんですけど、今回も「いろんなことをやったな」という感じですね。前回よりはレコーディングのことがわかってきて、たとえば「エンジニアの方にこういう要望を出せば、こういう音になる」みたいなやり取りもできるようになってきたんですよ。全体を通して、少しずつアップデートできてるのかなと。前田うん。今回は8曲のうち3曲にアレンジャーの方に入ってもらって。しっかりアレンジを煮詰める時間を取れたし、深みも出てきたと思います。アルバムのコンセプトを先に決めたことで、8曲を通して芯が感じられるのもよかったのかなと。前田祥吾(Ba/Cho)――コンセプトというと?盆丸先行配信した「Call」を作ったときに、“風”をテーマにしてみようと思ったんですよね。「Call」は電話の曲で、離れた場所にいる人と人をつなぐ見えない線のことを歌っていて。その線に沿って流れる風、抗うような風、交差する風を通して、人の思いみたいなものを表現してるんですけど、曲自体も気に入っていたし、アルバム全体のコンセプトも“風”にしたらどうだろうと。“風”からバリエーションを広げることで、いろんなタイプの曲があっても一つにまとまる気がしたので。――「Call」が起点だったんですね。この曲のリードボーカルは小柳さん。大事な曲のボーカルを小柳さんに託したのは、どうしてなんですか?盆丸前作『MOUNTAIN』あたりから自分の感情を歌詞に書くことが多くなってきていたんですけど、僕としては普遍的な曲にしたいという気持ちがあって。特に「Call」は聴いてくれる人が誰かを思い浮かべやすいと思うし、(小柳に)預けやすかったんですよ。シンプルに小柳の声にハマるだろうなというのもありました。――全員が歌えるのは、ベルマインツの強みですよね。ちなみに「笑ってほしいよ」の作詞は前田さんですが、これはどうしてですか?盆丸最初は自分で書こうとしてたんですが、なかなか思いつかなかったんですよ。ずっと「もうちょっと粘ってみるわ」って言ってたんだけど、途中でパスしました(笑)。前田(笑)何かのタイミングで「俺、この曲の歌詞書いていい?」って言ってたんですよ。曲自体もノリノリで好きだったし。盆丸せっかく3人でやってるんだから、そのあたりは柔軟に。前田は“たまたま持ってる楽器がベース”みたいな感じがあって。歌もいいので、今後はライブや音源でも歌ってほしいです。ハーモニーの積み方も、みんなでいろいろ話しながら作ってるんですよ。――1曲目の「風のゆく先 - with 鈴木迅, 井上花月 from Laura day romance」は、Laura day romance の井上花月さん、鈴木迅が参加。ドラムは日本のトップドラマー、石若駿さんですね。前田「風のゆく先」は、長い期間をかけて制作したので、ベースのフレーズは体に入ってて。なのでレコーディングのときは、ドラムのグルーヴやニュアンスをしっかり聴いて、導かれるように演奏してました。そうすることで必然的にいいテイクになると思ったので。小柳恐ろしくリズムが正確なんですけど、ちゃんと揺らいでるんですよ。人間らしいノリがあるし、気持ちいいグルーヴに乗っかることで、いい演奏ができるというか。盆丸石若さんはテクニックもすごいし、たとえばジャズのトリオバンドで演奏すると、1枚のシンバルだけでいろんな音色を出せる。曲のイメージによって変化するというか、ジャンルの境界がないんですよね。8ビートも推進力もすごいので、「風のゆく先」は間違いなく、石若さんのドラムが合うだろうなと。――ベルマインツの音楽の中心は“歌”だと思いますが、バンドのグルーヴやアレンジの妙も魅力だなと。盆丸もともと僕自身、音楽を聴くときに歌詞だけを重視しているわけではなくて。メロディだったり、ベース、ドラムに耳がいくことが多いんですよ。ベルマインツを始める時に、じつはドラマーを探したこともあって。その条件が“歌心がある”“ブラックミュージックのビート感がある”“ロックもいける”だったんです。石若さんはまさにそういうドラマーだし、今回のアルバムにがっつり参加してもらった守真人さんも素晴らしくて。――「摩天楼」「ミラーダンス」もそうですが、気持ちよく体を揺らせる曲もあって。盆丸そうですね。直感的なノリの良さもあると思うし、まずはあまり考えず、ボーッと聴いてもらうのがいいかも(笑)。なんとなく流していて、「この曲いいな」と思ったら、グッと集中して聴いてもらって。――そして12月2日(金) 東京・新代田FEVER、12月9日(金) 大阪・心斎橋Pangeaでワンマンライブが決定。「風を頼りに」の楽曲をバンドセットで聴けるのは、本当に楽しみです。前田僕らも楽しみですね。今回は守真人さん(Ds)、堀仁一郎さん(Key)に参加してもらって。アルバムの曲はバンドで録音したものが多いし、ワンマンライブで好きなように表現できるのはすごく贅沢な時間だなと。たくさんの人に見に来てもらいたいです。小柳音楽のアレンジに近い形で演奏できるのは、やっぱりうれしいですよね。音源に入れたギターのフレーズも弾けるので(笑)。盆丸「風を頼りに」は、ライブで活きる曲が多くて。自分たちのライブの雰囲気もだいぶ変わると思ってるんですよね。さっきも言いましたけど、体を揺らせる曲、リズムが気持ちいい曲もあるので、ぜひ楽しみにしていてください。Text:森朋之ライブPhoto:Hayashi Maco<ライブ情報>ベルマインツ『風を頼りに』リリース記念ツアー「虎穴巡業」11月4日(金) 兵庫・神戸 モズライトカフェ開場18:30 / 開演19:00出演:ベルマインツGuest:YMBチケット料金:3,300円 ※ドリンク代別途必要FM802 FUNKY MARKET11月6日(日) 万博記念公園 お祭り広場・下の広場時間:9:30~17:00出演:ベルマインツ / all at once / 小林柊矢 / 近石涼 / ハナフサマユ / 陽真 / MACKJACK / 有華 / ゆるミュージックほぼオールスターズ / 麗奈入場無料 ※別途、自然文化園の入場料が必要ベルマインツ『風を頼りに』リリース記念ツアー「冬将軍よろしく」12月2日(金) 東京 新代田FEVER開場19:00 / 開演19:3012月9日(金) 大阪 心斎橋Pangea開場19:00 / 開演19:30チケット料金:一般:4,500円 / 学割:2,200円(※大学生・専門学生以下 / 公演当日要学生証)チケット一般発売中<リリース情報>ベルマインツ Digital Mini Album『風を頼りに』Now On Saleベルマインツ『風を頼りに』ジャケット【収録曲】1. 風のゆく先 - with 鈴木迅, 井上花月 from Laura day romance2. 笑ってほしいよ3. Call4. 摩天楼5. 街のテーマ6. ミラーダンス7. ゆえに希望など8. Foolish - with SUKISHA関連リンクオフィシャルサイト:::::
2022年11月02日プーマ(PUMA)の新作スニーカー「RS-0 Sound」が、2018年8月16日(木)よりプーマストアなどで発売される。「RS-0 Sound」は、1980年代に当時バイオメカニクス理論の第一人者であったピーター・カバナー博士とプーマが共同で開発したランニングシューズをベースに、現代的なアップデートを施した「RS-0」シリーズの新作モデル。音楽や写真、ゲームなど、時代を飾る様々なポップカルチャーをモチーフにしている「RS-0」シリーズ。今モデルは、ポップカルチャーに欠かせない音楽をテーマに、80年代のリズムマシンやミュージックビデオ、ビタミンカラーのファッションなどに着想を得たポップなカラーリングが特徴。アウトソールやミッドソール、つま先部分にメッシュ素材を採用したアッパーに、レッド、ピンク、ブルー、ブラックなどのシンプルで力強いカラーを組み合わせた豊富なカラーバリエーションが用意されている。【商品情報】「RS-0 Sound」発売日:2018年8月16日(木)価格:11,000円+税販売店舗:プーマストア、公式オンラインストア、プーマ取り扱いの一部限定店舗【問い合わせ先】プーマ お客様サービスTEL:0120-125-150
2018年08月04日プーマ(PUMA)は、ポップミュージックグループ「BTS(防弾少年団)」とのコラボレーションコレクション「PUMA x BTS コレクション」を2018年7月より発売予定。「BTS」は、ブイ/V、シュガ/SUGA、ジョングク/JungKook、アールエム/RM、ジン/Jin、ジェイホープ/J-hope、ジミン/Jiminからなる韓国を拠点とするK-popグループ。2017年にはアメリカの3大音楽賞の1つであるBillboard Music Awardsで「トップソーシャルアーティスト」を受賞。また、同年11月に発売したリミックスアルバム「MIC Drop」がK-popグループの最高記録となるBillboard シングルチャート「Hot 100」で28位にランクインするなど、世界からも注目を浴びている。そんなBTSとプーマのコラボレーションは2015年から韓国内のみで発表されていた。それが人気を博したことから、2018年より日本を含む世界各国でもコラボレーションモデルが発売されることが決定。第一弾として、ベーシックなスニーカー「チューリン(Turin)」をベースとしたモデルが登場する。なお、2018年の秋には新しいカプセルコレクションも発表予定。加えて、プーマの定番モデルのSUEDEやT-7 トラックスーツを着用したBTSが写し出されたスポーツスタイルのビジュアルも公開される。【詳細】PUMA x BTS コレクション発売時期:2018年7月予定
2018年03月23日日本のポップミュージック・シーンにおける女性シンガー&ソングライターの草分け的な存在のひとり、大貫妙子がソロデビュー40周年記念プロジェクトをスタートさせている。その独自の美意識に根差した繊細な音楽世界と飾らない透明な歌声で多くの人を魅了する一方で、CMや映画音楽関連も多く、あの映画『Shall we ダンス?』メインテーマや、竹中直人監督の『東京日和』の音楽プロデュースなど数多くのオリジナルサウンドトラックも手がけ、その活動は日本の音楽シーンで多岐に渡っている。今回、ソロデビュー40周年プロジェクトの第1弾としてアニバーサリーボックスを発売、第2弾として初のシンフォニックコンサートを12月に開催するなど、精力的に活動を展開する大貫妙子に単独インタビュー。これまでのソロデビュー40年について、そして今後の展望について、本人に聞いた。――「パラレルワールド」の制作にあたっては、どういう想いで取り組まれたのでしょうか?「ピュア・アコースティック」というアルバムを80年代に出しまして、当時アナログでレコーディングをしましたが、CDでしか発売されていませんでした。LPがまた復活している今の時期にLPで復刻盤を出しませんか、というお話をいただきまして。そのお話を進めているうちにアイディアが膨らみ、こういうボックスになりました。40周年ということもあって、過去に4回やらせていただいた、メトロポリタン美術館を含む「みんなのうた」シリーズ。それに連なる絵本「金のまきば」、また「ピュア・アコースティック」を制作した当時、NHKで1時間の音楽番組をやらせていただいた、その80年代の映像も入れましょうと。現在の心境を語ったインタビューや、私が選ぶ私のBESTなど、いろいろなものが膨らんで、こういうアニバーサリーBOXになりました。――ソロ活動の集大成という意味合いもありますね?集大成と言うには、もっと入れないと全然足りないですが(笑)、わたしの場合は、ポップスというカテゴリーがあって、その中でアコースティックな音楽、物を書くこと、旅の話、そういったいろいろな要素がそれぞれひとつの世界として存在しつつ、トータルで自分の世界になっています。今回のボックスは、その中でも大人も読むようなファンタジー・ノベルみたいな意味合いも含めて収めてみました。現実の世の中で、そんな意味合いを持つものがあってもよいかな、と思いましたし、このような企画だからできたこと、だと思います。――それで「パラレルワールド」というタイトルになっているのでしょうか?BOXに入っている「金のまきば」という絵本は復刻ですが、「みんなのうた」の映像を制作している時に、絵本として膨らませることができるのではないかと思い作ったものです。その時期たまたま「ナルニア国物語」を読んでいて。衣装ダンスの中に入っていくと、そこに別世界が!という物語。パラレルワールドは、わたしたちが生きている世界と平行してまったく同じ世界が存在しているということですが。まったく同じに見えて、もうひとつの世界では、なくしたものが存在している。実際にその扉を見つけることができるかどうかわかりませんが、わたしたちは進むべき方向を失っても、チャンスはあるということです。音楽を聴く時に、過去の自分に戻る時がありますが、音楽はファンタジーであると同時にパラレルワールドへ誘ってくれるツールでもあると思う。という希望を込めて「パラレルワールド」というタイトルにしたんです。――ソロデビュー40年周年ですが、ふりかえってみて長かったですか、短かったですか?あっという間ですよね。あっという間の40年間で、あっという間にお墓に入ってしまうかも(笑)。単純に後40年はできないので、100歳を越えてしまいますから。人生ってけっこう短いなって思いました。バンドを始めた20代の頃は、海のものとも山のものともよべないようなものでしたが(笑)。その後ソロになって、たくさんアルバムを出させていただきました。たいしたヒットもない私が続けられたのは、ひとえに支えてくださったファンのみなさまのおかげだと、心から感謝しています。――音楽シーンも劇的に変化を遂げて来ましたが、一番印象的な出来事は何でしたか?LPからCDの時代になり、現在は配信の時代になって、またLPに戻ってみたりしていますが。テクノロジーの変化とともに、音楽も変わってきたと思います。それはとても音楽に影響を与えるものですが、時代とともに受け入れなくてはいけなかったので、当然取り入れてはきました。今の時代は良いか悪いかは別として、譜面が読めなくても楽器が弾けなくても、コンピューターで音楽が作れるようになった。そのおかげで、家で録音が可能になったりと便利にはなりましたが、多くの歴史あるレコーディングスタジオがなくなりました。それは、ほんとにかなしいことだと思います。音楽には、国境がありませんし、言葉が通じなくても音楽は一緒に作り上げることができます。部屋にこもるのではなく、いろいろな世界のミュージシャンともっともっとジャンルを超えて、楽しく世界を広げてほしいですね。――初のシンフォニックコンサートが今年12月22日(木)に開催されるそうですが、どういうコンセプトでしょうか?千住明さんとは30年来のお友だちで、今までも何度かステージでご一緒していますが、今回は初めてふたりでやるんです。もちろんオーケストラと、バンドにも参加していただきますので、とても楽しみにしています。千住さんはポップスからクラシックまで幅広く活動されていて、オーケストラの指揮もなさいますから、今回はそれもお願いしています。今までは呼んでいただいて2~3曲だけの共演だったのが、今回はじっくりご一緒できるので、ふたりでどういう世界を作ることができるかを考えています。コンサートの前に千住さんとCDも作るので、その収録曲もお披露目したいですし、是非、楽しみにしていただければと思います。――この先の40年は?ですから、生きていないですよ(笑)。40周年も区切りではなくて、わたしには通過点だと思っています。これから先は、いつまで続けるかわかりませんけれど、いままでどおり。できるところまで(笑)。(text/photo:Takashi Tokita)
2016年10月01日ポップミュージック界の女王マドンナがプロデュースをするスキンケアブランド・エムディーエヌエースキン(MDNA SKIN)が2月17日、全国一斉発売をする。それを記念し、2月15日銀座三越で開催したプレス向け発表会にマドンナ本人が出席をした。予定より約1時間遅れで登場したマドンナは、自慢のセクシーなボディラインを魅せるタイトなブラックドレスを身に纏い、オーラを放ちながらゆっくりと登場。自身が出演するビジュアルパネルが除幕されると、そこにサインを披露した。フォトセッションでは、様々なポーズをとり、カメラマンのリクエストに「アリガトウゴザイマス」と日本語で応えるなど、終始上機嫌。投げキッスで会場を後にした。同ブランドの代表取締役、松下剛は「撮影がギリギリまでどうなるかハラハラした」と安堵の表情を見せ、「今日彼女と新しいブランドが銀座三越からスタートができて光栄。2月19日に香港へ進出をし、アジア、ヨーロッパ、アメリカへと広げて行く予定」と意気込みを語った。また、三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長執行役員の大西洋は「マドンナの想いを是非お客様にお伝えしたい。また“メイド イン ジャパン”の美容雑貨のあり方を検証しながら、今後も新しい提案をしていきたい」と語った。同商品は、2月17日より全国一斉発売する。MDNA SKINの新作スキンケア商品をみる。
2016年02月16日ビーチ・ボーイズのメンバーで、ポップミュージック界の偉人ブライアン・ウィルソンの半生と知られざるエピソードを描いた映画『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』が公開になる。本作ではブライアンを年代に分けてポール・ダノとジョン・キューザックが演じているが、ダノはブライアンになりきるべく、様々な準備を重ねたようだ。その他の画像ブライアン・ウィルソンはビーチ・ボーイズの中心的なメンバーとして演奏、歌唱、ソングライティングの面で活躍するが、やがて演奏旅行から離脱し、曲作りに専念するためにスタジオにこもるようになる。そこで誕生したのが、現在も愛され続ける名盤『ペット・サウンズ』だ。美しいメロディ、計算し尽くされたコーラスワーク、巧みな構成は現在では“マスターピース”としての評価を集めている。しかし、ブライアンは曲作りへのプレッシャーから体調を崩し、心が折れてしまう。映画は、革新的な楽曲を次々に放ちながら大きな挫折を味わったブライアンが、ひとりの女性と出会い、再び希望の光を見つけ出していく様を描き出していくブライアン公認の作品だ。ダノは演技派俳優として映画ファンから厚い信頼を寄せられている俳優で、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』や『ルビー・スパークス』などの演技で人気を博してきた。本作では伝説的な人物を演じるべく14キロ増量して見た目からブライアンになりきるよう準備を開始。ダノもバンドでギターとヴォーカルを担当しているが、撮影前にボイストレーニングを行い、『ペット・サウンズ』制作に関わったミュージシャンからベースやピアノの弾き方の特訓を受け、代役ではなくダノの演奏と歌唱で撮影が行われた。ダノは「この役に取り組むことにヤバイぐらいに夢中になって楽しんだ。心を奪われたよ」とコメント。世界中に熱狂的なファンをもつ実在の音楽家を演じることは大きなプレッシャーがかかるはずだが、彼は熱意をもって役に挑んだようだ。このほど公開された画像は劇中のダノとブライアン本人の写真を並べたものだが、ふたりの見た目は驚くほどよく似ている。ダノが演じる“若き日のブライアン”は多くのファンを納得させるのではないだろうか。『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』8月1日(土) 角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
2015年06月19日世界基準のポップミュージックとして評価を得ているニュー・アルバム『WALK OF MY LIFE』を引っ提げ、倖田來未が約2年ぶりの全国アリーナツアー「Koda Kumi 15th Anniversary Live Tour 2015 ~WALK OF MY LIFE~ supported by Mercedes-Benz」が4月4日、静岡エコパアリーナで幕を切った。倖田來未のチケット情報記念すべき15周年イヤーという節目の年に開催されるツアーということも相まって、開催前から期待値が高く、全国からのファンが静岡に集結。約4か月にわたる準備期間を経てお目見えとなる今回のツアーに対し、倖田來未は「120%のパワーを初日にぶつけたい」と語ってくれた。初日は特別緊張するという倖田來未。幕があがると同時にはち切れんばかりの拍手と歓声に迎えられ、圧巻のライブがスタートした。進化し続けるアーティストとして、良質のエンタテインメントを発信し続ける彼女。今回のツアーはこれまでの彼女のツアーとは一線を画す内容に仕上がっているという。自身のコンサートでは最高の12人のダンサーと共に繰り広げられる圧巻のダンスパフォーマンスと、圧倒的な歌唱力は一瞬たりとも目を離すことができない。約2時間半にわたるステージはニュー・アルバムの収録曲はもちろんのこと、過去にリリースしたシングル曲も散りばめられ、まさに“15周年イヤーの集大成”とも言えるだろう。大阪公演は4月11日(土)の一般発売に先駆け、5月29日(金)公演は4月9日(木) 23:59までプリセール(WEB先行先着)。5月31日(日)公演はプレリザーブ(WEB先行抽選)を4月9日(木) 11:00まで受付中。福岡・愛知・石川・北海道公演は発売中。宮城・埼玉公演は4月25日(土)一般発売開始。【公演スケジュール】福岡/4月11日(土) マリンメッセ福岡愛知/5月2日(土)・3日(日・祝) 日本ガイシホール(旧名古屋レインボーホール)石川/5月9日(土) 石川県産業展示館 4号館北海道/5月23日(土) 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ大阪/5月29日(金)・30日(土)・31日(日) 大阪城ホール宮城/6月20日(土) 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ埼玉/6月27日(土)・28日(日) さいたまスーパーアリーナ
2015年04月07日約1年ぶりの2ndソロアルバム『Bronze Caravan』をリリースするCHEMISTRYの堂珍嘉邦。ツアーを共に回ったバンドメンバーや海外のミュージシャンなど、多彩な音楽家との共同作業から生まれた本作は、ソロ以降の先鋭的な音作りをさらに推し進めた内容となった。ギターロックからエレクトロニカまで多彩な音楽的要素を吸収しつつ、その歌声には彼らしい艶かしさが宿っており、ポップミュージックとしても一級の輝きを放っている。堂珍嘉邦は今作をどんなコンセプトの元で作り上げたのか、その音楽観と創作プロセスをじっくりと聞いた。 ■約1年ぶりの2ndソロアルバム『Bronze Caravan』は、ギターロックやエレクトロニカ、その他にも様々な要素を取り入れつつ、バンド的な躍動感を感じさせる力作です。まず、どんな作品にしたいと考えて制作に入りましたか? 昨年1stアルバムをリリースして、ツアーを終えたところで、バンドとしての手応えを感じたんです。そこで、もう少しメンバーがステージで“炸裂している”姿が見たくなったというか、もっとそれぞれのポテンシャルを引き出したいと思うようになって。自分の曲にもいろんなアプローチがあると思うのですが、1stアルバム『OUT OF THE BOX』で“枠からはみ出た”自分が、2ndアルバム『Bronze Caravan』で“キャラバンでさらに遠くに引っ張っていく”という流れですね。■「メンバーのポテンシャルを引き出す」というテーマは、曲作りの段階から考えていたのでしょうか? そうですね。曲作りもメンバーと一緒にやったほうが早いじゃん、と思って。それに、メンバーのポテンシャルが炸裂するということは、もっと自分のよさを出さないといけない。やっぱり、メンバーがノッていれば、ボーカリストとしてもノれますしね。あとは歌詞の部分で、自分が伝えたいものをしっかり書こう、と考えました。■今作の歌詞はドキッとするようなフレーズ――辛辣な部分もあるし、ハッピーな部分もあって、感情の振り幅が広いと感じました。そのときに思ったこと、サウンドに呼ばれて書いたことが、結果として幅広いものになったんです。たぶん自分自身が、音楽も含めて多くのことにチャレンジしたいと考えているからでしょうね。ひとつに決めてしまうより、自分のいろんな面をまだまだ広げていきたい。おかずは色んなものがあって、少しずつ食べるほうが自分もうれしいんです。自分の過去の経験や夢に見た景色が明確にあるから、書けることはたくさんある。それは、自分の経験値だと思っています。■歌詞だけでなく、楽曲自体からも“幅広さ”は感じられます。ロマンチックな世界と、現実的な視点、総合力を使って音楽的に煮詰めていく部分がミックスされているように思いましたが、音作りのプロセスは? デモのときはとにかく想像力をふくらませて、アイデアを残していきました。まずは好き勝手にやって、気になる部分はあとで考えようと。そうして、ミックス段階では作業しながら、具体的にどうするかを話し合っていく……という流れでしたね。かなり音を重ねているので“コンプ感”が出ています。■84年にマンチェスターで結成され、90年前後に人気を博した4人組バンド“The Railway Children”のGary Newby(Vo,Gt)とも共作をしていますね。 制作作業はロンドンに行って、スタジオに2人で入って、実際に演奏しながらメロディを付けていったんですが、気さくな兄さんというか(笑)。向こうも向こうで、「弟というか、同級生と久しぶりにあったような気分だよ」と言ってくれました。僕も楽しかったし、彼も楽しんでくれていたみたいです。■The Smithの少し後に出てきたバンドで、かつてはとても美形でした(笑)。今はちょっとポッチャリしていますけど(笑)、人も曲も、すごく爽やかなんですよね。いつもはけっこう無口らしくて、シャイな感じはしました。実際の作業としては、Garyがコードを弾いてくれて、そこに自分がメロディをのせていく、という感じ。お互いに遠慮せず、ギタリストとボーカリストに徹して、アイデアを出し合って。僕も、途中で気に入らないコード進行があったら、「違うコードにしてくれ」と言いました。■そこで生まれたのが、5曲目の「Reminisce」と、最終曲として収録された「To the end for me」。最初に「Reminisce」を作ったのですが、曲が煮詰まってきたところで一度ストップして、「せっかくだからもう一曲」ということで作ったのが、「To the end for me」だったんです。いちから作ったらギターとボーカルだけで成立してしまって、あとからリズムやベースも入れてみたんですけど、結局は合わなくて。これまで、ギターとボーカルだけというのはやったことがなかったけれど、自分の好きなアーティストもやっているし、セミアコで弾き語る感じもすごく好きだったので、結果的にいい曲に仕上がったと思います。タイトルについては、デタラメ英語で歌っているときに出てきた、“トゥジエンフォミー”というのを文字に起こしてみたら、“終着地点に向かって”という意味になったので、ラストにピッタリだなと。■「To the end for me」はアルバムを締めくくる、憂いを帯びた楽曲ですね。ロンドンという環境が大きかったかもしれません。日本なら自分のことを知っている人がたくさんいて、街で指を差されることもありますが、ロンドンでは自分のことを知らない人だらけで、自分がポツンと浮き彫りになった感覚があったんです。そこで、自分が何をやるのか、ということが整理されて、一番シンプルなものが出てきたというか。それと、Garyと作業をしているとき、自分や日本の音楽シーンにはない、UKっぽいものを感じたんですよね。自分が聴いていた90年代の音楽と、日本の音楽に強い影響を受けてきた自分の音楽、そして、2001年にデビューしてからこれまでやってきた音楽と、色んなものが混ざって、出たひとつの答えがこの曲で。それがすごく繊細で物悲しげなものだったから、ギターとボーカルがすごくマッチしました。■一方で、3曲目の「Hey! Mr.」のように言葉遊びが全開の曲もあります。コーラスも含めて、ボーカリストとして要求されるものがかなり高い曲ですね。CHEMISTRYでのコーラスとはまた違って、ブリッジのところで“ぶっ壊れ気味のサラリーマンの聖歌隊”みたいなイメージで歌ってみたり、奇声を入れてみたり(笑)。歌詞も自分なりの曲がりくねった言葉で、皮肉も入っているし、マジメなものじゃないから、不思議とそういうものがハマるんです。■歌詞はキーワードを起点に、連想ゲーム的に作っていった感じですか? いや、むしろ即興で当てずっぽう状態でした(笑)。ライヴでやるときは、基本的にはCDの音源を忠実に再現しようとしています。■本当に色んな表情のあるアルバムですが、2曲目の「It's a new day」は堂珍さんのやさしい部分が出たメロディだと思います。あらためて出発をする、というのはそうとうな決意が必要で、その裏側にある切ない部分も、うまく表現できたと思います。ソロでの再出発、みたいなことはあまり深く意識していないけれど、そういうテーマがサウンドにうまくハマって。Sigur Rosというと少し違うかもしれませんが、北欧っぽさは意識しています。こういう曲が好きな若い男の子なんかが、ライヴに来てくれるとうれしいですね。■Sigur Rosもそうですが、ヨーロッパ的なギターサウンドは随所に出てきますね。タイトル曲「Caravan」についても聞かせてください。耽美なものは奥深く、気持ちいいし、落ち着きます。ただ、それに浸っていると、攻撃的になってみたり、皮肉を言ってみたりしたくもなるんですよね。「Caravan」は、この曲が突破できれば、僕のアルバムを好きになれるよ!という試金石のような1曲です。1曲目に持ってきたのは、はじめに大風呂敷を広げて、“やらかしたかった”から(笑)。そういう意味では「It's a new day」が1曲目だという考え方もできるので、曲間を短めにしてもらったりしています。■最初にハードルを高くして、リスナーに“かます”というのは面白い発想ですね。ツアーから2作目という流れで、堂珍さんの音楽がリスナーに届いているという手応えはありますか? そうですね。少しずつ、自分が持っているスケール感やイメージが伝わっていると思うし、ライヴの大歓声があって初めて得られる快感を目指したいなって。ライヴは一つ一つが大事で、もっと新しい人たちに聴いてもらいたい、という気持ちでやっています。■堂珍さんの表現衝動がどんどん高まっている、という印象を受けます。少しずつでも、表現していきたいと思います。そういう意味でも、1年に1枚のアルバムとツアーというペースはキープして、走り続けなきゃいけない。バンドとして全国を回るなかで、より“足跡を残す”という意識が高くなっているし、今回のツアーでまた大きく成長したいですね。いっぱいいっぱいな部分もありますが、ガッツで最高のライヴに仕上げます! (取材・文/神谷弘一[blueprint]、撮影/宮腰まみこ)■作品情報堂珍嘉邦 2nd Solo Album『Bronze Caravan』2014年3月5日リリース【初回限定盤】CD+DVD SLCL-002/¥3,800(消費税別) >>購入する 【通常盤】CD SLCL-003/¥3,000(消費税別) >>購入する ・堂珍嘉邦 オフィシャルサイト ・堂珍嘉邦 エキサイトミュージック撮り下ろし特集
2014年03月12日ポップミュージック界の女王・マドンナが監督を務めた『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』の公開を記念して、劇中にも登場した貴重な品を世界初公開する特別展示会が10月30日(火)から11月5日(月)まで西武渋谷店で開催されることが決定した。その他の写真本作は世紀のスキャンダルとして全世界を揺るがした、英国王エドワード8世と離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの恋の真相を描くロマンチックなラブ・ストーリー。世間のバッシングにも屈することなく、自分たちの愛を全うしたふたりの知られざる苦悩を、現代に生きる女性の視点から見つめていく。今回、特別展示会が実現したのは英国の骨董宝飾店ボンド・ストリートが所蔵するジュエリーや宝石類、愛用品の数々。エドワード8世とシンプソン夫人が互いに贈り合い、身に付け、ふたりが愛を貫いた35年という歳月を共に過ごした品々だ。これらの多くは、1987年に行われたサザビーズのオークションでも評判を呼び、目当てに集まったバイヤーの数は、50ヵ国以上1000人にものぼったほど。2010年に開催されたオークションには、約20点のジュエリーが出品され、総額800万ポンド(約10億5000万円)もの落札額に達するほどの人気となった。「誤った方向に進んだことに対する言い訳はない」といった言葉やふたりのイニシャルなどが刻まれた品もあり、単なる宝飾品と言うだけではなく、「ふたりの恋物語の記録」との見方もできそうだ。中でも話題となりそうなのは、シンプソン夫人が愛用していたというバレンシアガの白いキッド手袋と、ウィンザー公爵(エドワード8世の退位後の称号)が愛用したシェリーグラス。どちらも世界初公開となるだけに、早くも多方面から注目が集まっている。そのほか、エドワード8世がカルティエに注文をしたというクロスのチャームネックレスやシンプソン夫人直筆の手紙など、貴重な品々が一堂に会する。超一流ブランドの技が作り出した美しい意匠に魅了されながら、エドワード8世とシンプソン夫人が紡いだ愛の時間に思いを馳せてみてはどうだろうか。『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』11月3日(土)より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー映画『ウォリスとエドワード英国王冠をかけた恋』公開記念“ウィンザーコレクション”特別展示会開催日時:10月30日(火)~11月5日(月)場所:西武渋谷店 B館8F 特設会場文:渡部あきこ
2012年10月02日車でのドライブ中、みなさんはどんな音楽を聞くとテンションが上がりますか?日本のポップミュージックに海外のアーティスト、またはダンスミュージックなどいろいろあると思います。そこで今回は、そんな『ドライブ中に聞くとテンションが上がる音楽・アーティスト』をマイナビニュース読者に伺いました。さて、どんなアーティストが挙げられたのでしょうか?調査期間:2011/11/16~2011/11/17アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 500件(ウェブログイン式)まずアーティストを聞く前に、ドライブ中にどんなジャンルの音楽を聴くと気分が上がるのかを聞いてみました。その結果は……●ポップス……367人(73.4%)●ロック……55人(11%)●クラシック……25人(5%)●そのほか(ダンスミュージックなど)……25人(5%)●アニソン……19人(3.8%)●メタル……5人(1%)●ラップ……2人(0.4%)●演歌……2人(0.4%)以上のようになりました。知名度のある曲の多いポップスに票が集まりました。勢いのあるロックがそれに続いていますが、クラシックと答えた人が意外に多いことに驚きます。次に、ドライブ中に聴くとテンションが上がるアーティストです。(※敬称略)●第1位 Mr.Children……36人ポップスの回答の中で、一番多く挙げられたアーティストがミスチルこと『Mr.Children』でした。さすが、日本のミュージックシーンをリードするアーティストです。ミスチルと答えた方からは……・さわやかだけど気分を上げてくれる。盛り上がる曲も多いので。(女性/25歳)・だいたいみんな知ってる曲だから話が盛り上がる。(女性/27歳)・嫌いな人ってまずいないし、曲自体もいい曲が多いから。(女性/29歳)といった意見をいただきました。いい曲が多いだけでなく、みんなが曲を知っているというのが大きいですよね。●第2位 AKB48……19人次に多く挙げられたのが、いまや国民的アイドルの『AKB48』。AKBと回答した理由としては……・明るい曲が多く、テンションが上がるから!(女性/29歳)・遊びすぎて疲れて寝ていたのに、曲がかかるとみんな起きて歌いまくってしまった。(女性/27歳)といった回答がほとんどでした。アイドルらしいアップテンポの曲を聴くと自然にテンションが上がってしまいますよね!一緒にうたったりすれば盛り上がること必至です。●第2位 嵐……19人AKB48と同じく、19人の人が挙げたのが、こちらも国民的男性アイドルの『嵐』です。以下、寄せられた回答の一部です!・元気になれる曲が多く、ノリノリでドライブができるから。(女性/24歳)・みんなだいたい曲を知ってるので、同乗者と一緒に歌えるのが楽しい。(女性/26歳)また、『迷宮ラブソング』、『Love Rainbow』、『Happiness』といった、具体的な曲名の回答も多くいただきました。これもAKBと同じく、みんなが曲を知ってるというのがうれしいですよね。お互いファン同士だったら、さらに盛り上がること間違いなしです!●第4位 サザンオールスターズ……14人第4位が『サザンオールスターズ』でした。こちらも既出のミスチルと同じく、いやそれ以上に長きに渡り、日本のポップシーンをリードし続けている存在です。サザンと答えた理由としては……・海岸線ドライブにはぴったりだし、曲によってその時代の話で盛り上がれるから。(28歳/女性)・サザンを聞きながら夏の海をドライブすると、曲のストーリーに吸い込まれているような気がする。(28歳/女性)といった、曲だけでなく、シチュエーションも相まってテンションが上がるという回答が多く寄せられました。確かに『サザンを聞きながら夏の海岸沿いのドライブ』とか、想像しただけでテンションが上がっちゃいますよね!そのほかでは『DREAMS COME TRUE』や『EXILE』、『スピッツ』などが多数の支持を集めました。また、少数回答では、●広瀬香美・スキーに行くときの車の中とか。すべる前からテンションあがりまくり(36歳/男性)●奥田民生・奥田民生本人も車が好きでドライブにあう曲がたくさんあるので(37歳/男性)●小室ミュージック全般・同世代とのドライブだと確実に懐かしくて盛り上がる(34歳/男性)といった回答をいただきました。広瀬香美さんの曲はCMの印象効果もあって、冬にぴったりですよね! 奥田民生さんは『イージュー★ライダー』なんかをドライブ中に聞くとテンションが上がること間違いなしですし、小室ファミリーの曲はダンスチューンなので爽快(そうかい)感バツグンです。そして、回答が少なかったジャンルでは……● エレクトロ・テクノ・ダンスミュージック・『Hotel Costes~A Dscade~』というパリのホテルコストのコンピレーション。良いものだけが入っている。ボーカルが少なく、BGMとして邪魔しない音。DJもシャッフルされていて飽きない(女性/28歳)・『FREETEMPO』などのハウスを聞くと、曲のスピード感に乗ってテンションが上がります(女性/27歳)● イージーリスニング・『Coba』の作る曲は喜怒哀楽どれも含まれているのであきない。一般道で帰るつもりが、Cobaの曲の影響でテンションが上がり、高速に乗ったことがあります(男性/22歳)● クラシック・ショパンやモーツァルトの明るい曲だと、歌がないので、聴きながらでもおしゃべりできるし、気分も明るくなります(女性/25歳)といった回答をいただきました。こちらはポップスと違い、ボーカルがないことでテンションが上げやすいという意見が多く寄せられました。ポップスでなく、クラシックやダンスミュージックなど幅広い回答が集まった今回のアンケート。コレだ! という定番のものだけでなく、たまには違うアーティストや、いつも聴いているものとは異なるジャンルの音楽を聴いてみるのもいいかもしれませんね。もしかしたらいままで以上にテンションの上がる曲が見つかるかもしれませんよ?(貫井康徳@dcp)【関連リンク】【コラム】彼の車が●●だったら。女子に聞いたテンション上がる車ランキング!!【コラム】これから車を買う予定のぼくでもカンタンに見積もりができるサイトって?【コラム】第9回これってどういう意味!?世界のオモシロ道路標識
2011年12月01日