2月19日、ロンドンでJ.W.アンダーソン(J.W.Anderson)が2017-18年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。ロンドン・ファッションウィーク一番の目玉であり、業界を牽引しているブランド。複雑さと独自性の強さがブランドの魅力ではあるが、今季はさらに複雑なデザインの意外な組み合わせによって、クリエーションに磨きがかかっていた。ファーストルックに登場したのは、ネックピースのポケットが備え付けられたギャザー入りの黒のバルーンワンピースにポインテッドトゥのブーツ。胸元や背中は大胆に肌が露出されていた。同じシルエットのワンピースはストライプ柄も登場したが、花柄のトップスとレイヤードされ足元はスニーカーと、全く異なる雰囲気を作った。ランダムな組み合わせはその後も続き、袖と肩以外取り除かれたレザージャケットとオーストリッチフェザーが自由に踊るスカート、フラワープリントとメタリック素材を合わせたワンピースにはムートンジャケットを。様々な素材、レイヤード、シルエットの組み合わせは破壊的ではあるが不自然ではなく、コントラストが美しかった。黒のロングドレスに白いプリーツの胸当てをしたルックはシスターを想起させ、その他チャイナドレス、カンフー衣装、ギリシャ神話の女神の衣装など、着想源は定かではないが、あらゆる方面からインスピレーションを得たことが伺える。予測不可能なデザイン構成や巧みなカッティングによって突如あらわになる女性の肌、優雅に揺らめくドレープなど、J.W.アンダーソンにしか生み出せない独自性の強いスタイルが印象的だった。歪めたり崩したりと意表をつくデザインではあるものの、ウェラブルであるということも特筆しておきたい。ボタンの付け替えによって長さを調整できるスカートや様々なルックに追加されたポケットは、スポンテニアスの要素と実用性を強調している。コレクションに大きなテーマを設けたというよりも、一つひとつのルック全てに意味があるようだった。全体像を把握するのが容易ではない分、その魅力に引き込まれる。高いクリエーションが目立つが、観る者を敬遠することなく程よい距離感で人々を引き付けるのが、J.W.アンダーソンの魅力なのだ。
2017年02月23日「ザ・ビートルズ」の元メンバー、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターがともにスタジオ入りした。今年リリースが予定されている、リンゴの新作アルバムのレコーディングにポールが参加したようだ。リンゴがツイッターに、2人で笑顔で仲良く写っている写真を掲載している。「来てくれて、そして素晴らしいベースを演奏してくれてありがとう。大好きだよ ピース&ラブ」とのコメントとたくさんの絵文字でポールに感謝を表現した。リンゴとポールが一緒にレコーディングするのは、2010年に発売されたリンゴのアルバム「ワイ・ノット」以来、実に7年ぶり。同作からの1曲「ピース・ドリーム」ではポールがベースを演奏し、「ウォーク・ウィズ・ユー」では2人のデュエットが披露したが、今度の新作アルバムでもポールの歌声が聴けるかはいまのところ不明。さらに、この新作アルバムには「イーグルス」のギタリストのジョー・ウォルシュも参加していることが明らかになった。ジョーが真ん中に立ち、3人で撮った写真に「ジョーも来て演奏してくれたんだよ。すごい1日を過ごしちゃったよ。ピース&ラブ」とリンゴはコメントを付けている。リンゴとジョーは妻同士が姉妹なので、実は義理の兄弟という関係だ。(Hiromi Kaku)
2017年02月21日ポール・スミス(Paul Smith)は、国立高等美術学校(ボ・ザール)のホールを会場に2017-18年秋冬メンズメンズコレクションのショーを開催した。今回は特に2017-18年秋冬ウィメンズメンズコレクションも交えたが、ルーツにテーラリングが存在するため、両コレクションを同時発表するに至ったという。今シーズンは、ブランドの原点や美学を表現する様々な要素を随所に落とし込み、ポール・スミスらしさを打ち出している。英国らしさを象徴するようなプリンス・オブ・ウェールズやブラックワッチタータンなどのチェックをあしらったスーツには、デニムシャツや羽モチーフのシャツなどを合わせてカジュアルダウン。パッチワークパーカやムートンのアビエータージャケットなどのワークウエアにも、アニマルモチーフをスカンジナビア風にあしらったニットや鳥の羽とペイズリーを描いたプリントシャツ、小花を散らしたエクスクルーシヴなリバティプリントのシャツなどをコーディネートし、その落差を遊びに替えている。特にキーモチーフとなったのが、様々な色の羽を描いたプリント。シルクにプリントされたり、コートに手刺繍を施されたりし、ベーシックなスーツに彩りを添えていた。それに呼応するかのように、様々な鳥を描いたプリントや刺繍も登場。そんな具象的なモチーフが、オーセンティックなアイテムにコントラストを付けるのだが、その遊び心こそがポール・スミスらしさであると再確認できるコレクションとなっていた。
2017年02月11日フランスのデザイナーズブランド「ポール&ジョー(PAUL & JOE)」のステーショナリーライン「ポール & ジョー ラ・パペトリー(PAUL & JOE La Papeterie)」より、2017年春夏の新作コレクションを発売。昨年秋のデビューコレクションから約半年となる今回のセカンドコレクションは、「PAUL & JOE」のアイコニックモチーフとして愛されている「クリザンテーム」の他、色鮮やかな花々とストライプ柄をあわせた「ストライプブーケ」、水墨画タッチの黒猫が印象的な「水墨画ネコ」の2柄が限定で登場。ブランドのコンテンポラリーで旬な世界観を反映した人気デザインをあしらい、クリップやドキュメントケースなども新たに加わって、デザインと使いやすさにこだわったステーショナリーが完成。「PAUL & JOE」クリエイティブ・ディレクターのソフィーが大切にする“Joie de vivre(生きることの喜び)”のエッセンスが散りばめられた、日常生活に小さな幸せを運んできてくれるコレクションとなっている。製品概要■マスキングテープ ¥860(税抜)PAUL & JOEのファッショナブルなデザインがマスキングテープに。25mm幅と15mm幅の2巻セット。■付箋セット ¥700(税抜)表紙のネコの顔の形をした窓からのぞくモチーフがキュート。5つのデザインの付箋が入った便利なセット。■メッセージカード ¥540(税抜)カードを開くと可愛らしいモチーフが立体的に立ち上がる、ポップアップ仕様のメッセージカード。■ノート・A5 ¥1,200(税抜)リング製本タイプのA5ノート。本文ページは2種類の色で構成され、横から見える挿し色がさりげなくオシャレ。■ノート・A6 ¥860(税抜)開きの良い並製本のA6ノート。ゴールドのコバ付きで上品な仕上がり。小さなバッグにも入り、持ち歩きたくなるデザイン。■ターンクリップ ¥860(税抜)ネコ窓ボックス入りのターンクリップ(25mm幅・8個入り)。マーキングとしても便利な、愛らしいプリント柄が資料のアクセントに。■ステーショナリーケース ¥1,600(税抜)A6ノート、ペン、付箋、マスキングテープなどたくさんの文房具が入るPVCケース。必要なアイテムをまとめるのに便利。■ペンホルダー ¥850(税抜)「クリザンテーム」の花があしらわれたペンホルダー。「クリザンテーム」柄のノートやペンに合わせると愛らしさ満点。■ボールペン ¥2,300(税抜)手帳やノートに合わせてもちたくなる、「クリザンテーム」がプリントされた上品で女性の手になじむボールペン。■レターセット ¥2,800(税抜)美しい「クリザンテーム」柄の、贈る側も受け取る側もうれしくなるレターセット。ボックスつきでギフトにもぴったり。■レターセット ¥1,900(税抜)2017春夏の限定デザインがあしらわれたレターセット。華やかな柄が目を惹く。■ペンケース ¥2,200(税抜)ブランドロゴがデザインされたメタルチャームつきのペンケース。■カードケース ¥1,900(税抜)ポイントカードなどを入れるクリアポケットが14枚ついたカードケース。たくさんのカードの持ち運びや保管に便利。■ドキュメントケース ¥4,500(税抜)A4サイズの書類を分けて入れられ、ポケットも多く機能的なドキュメントケース。持つだけでファッショナブルな印象に。■EDiT 1日1ページ手帳 ¥4,800(税抜)1日1ページ手帳で知られる「EDiT」から、4月始まりの手帳がおしゃれなラウンドジップのカバーで展開。■B6ウィークリー・レフト手帳 ¥1,900(税抜)左頁が1週間のスケジュール、右頁がメモでたっぷり書ける3月始まりの手帳。限定商品■ノート(A6) ¥860(税抜)■ペンケース ¥2,200(税抜)マークス直営店とオンライン・マークス限定で、澄んだ青空に羽ばたく「ツバメ」柄のノート(A6)とペンケースを限定発売。
2017年02月06日紅茶ブランド 「リプトン」 のプレミアムシリーズ「サー・トーマス・リプトン」 から、産地ごとに異なる紅茶の香り、味わいを利き分ける「TEASTING(ティースティング)」をコンセプトにした新製品として特製グラスとティーバッグのセット「ティースティングキット」や産地の違いを楽しめる「アソートメントティーバッグ」を新発売する。「サー・トーマス・リプトン」は、世界の高名な紅茶の産地から厳選された茶葉のみを使用した品質へのこだわりを持つ紅茶ブランド。茶葉の上質な良い部分だけを丁寧に摘み取り、採れたての茶葉を24時間以内に加工し、鮮度も重視。さらに、茶葉のブレンドについても、世界で約60人のリプトンブレンダーがその技術を継承しており、日本では世界に10人しかいない「リプトン マスターブレンダー」の1人によって、日本仕立てにブレンドティーを提供している。紅茶への確かな理解と技術を持つ「リプトン」だからできるのが、今回の新提案となる「TEASTING(ティースティング)」だ。産地ごとに異なる紅茶の香り、味わいを利き分ける紅茶の新しい楽しみ方。まずは、産地によって異なる紅茶の水色、渋み、香り、コクといった茶葉の特徴を最大限に引き出すために、グラス選びが必要だ。紅茶を飲むのに、茶葉に合うグラスがあるとは知らなかった人も多いはず。これだけでも衝撃だが、さらにそれだけでなく、それぞれの紅茶の特徴に適したフードとのペアリングによって、紅茶ならではの「掛け合わせる」というスタイルを通じ、味わいを際立たせることができるという。まるでワインのように奥深い飲み物、それが紅茶なのだ。今回発売となる、「ティースティングキット」は、アッサム、ダージリン、セイロン、ヌワラエリヤ、ディンブラの5種を用意。1,500円にて2月8日(水)発売となる。さらに、3月1日(水)には、「サー・トーマス・リプトンティースティング アソートメントパック」が324円で発売となる。サー・トーマス・リプトンが展開する紅茶教室 「サー・トーマス・リプトンティーハウス銀座」では、新しい紅茶のスタイル 「TEASTING(ティースティング)」をさらに深く学び、体験できる特別イベントを2月7日(火)、2月22日(水)の両日で 計4回実施予定だ。気になる方はぜひチェックを!(text:cinemacafe.net)
2017年02月05日金沢21世紀美術館で開催中の『トーマス・ルフ展』を俳優の大東駿介が訪れた。トーマス・ルフ展トーマス・ルフは1958年生まれのドイツ人写真家。アンドレアス・グルスキーやトーマス・シュトゥルートと共にベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に学んだ“ベッヒャー派” のひとりで、現代アートシーンをリードする存在として世界から注目を集めている。日本初の回顧展となる本展では、初期から最新作までの主要な18シリーズを展示している。金沢を訪れたのが初めてだという大東は「いつか来ようと思っていたこの場所で観られるのはすごくラッキー」と語り、最初のシリーズが展示されたスペースに足を踏み入れると、「この人すごいな!」と感嘆の声をあげた。大東がもっとも注目したのは、ルフの柔軟性。「人は生きているなかでいろんな思想の影響を少なからず受けるのに、この人はフラットで冷静。核でものを見ている」と洞察。友人たちに指示を出し画一的な表情を捉えた<Portraits(ポートレート)>シリーズでは、普段撮影される側として、自らの役者観を重ねる一幕も。鑑賞中、何度も口にしたのは“ゼロ地点”という言葉。さまざまなモチーフの画像を圧縮してブロックノイズを発生させ、長辺3m近くもの巨大プリントでそれらを突出させた<jpeg>シリーズでは、「世界ってこんな見方があんのや!」と驚きの声を出していた。「こうやって見ると、美しい写真も悲惨な写真もフラットだし、ネットの情報だって全部2次元で虚像みたいなもの。トーマス・ルフの作品は、ゼロ地点に立ち返らせるというか、立ち返ること自体を作品を通して言っている気がする。でも、自分が立ち返った地点が合っているか間違っているかを決めるのは自分しかないし、(ルフから受け取ったメッセージで)俳優の仕事に活かせることとしては、自分ができる範囲のことに自信を持つしかないってこと。『今の自分にはできない』『自分と比べてあの人はこんなにすごい』とか関係ない。重要なのは自分のゼロ地点に戻ることだけなんだなって」。自らの体、そして思考にフィードバックしながら、「平等、冷静、中立ってことを教えられた」と語り、“今を生きる”意識を改めて認識したようだった。『トーマス・ルフ展』は金沢21世紀美術館で3月12日(日)まで開催。フラットな視点で表現された18シリーズの作品群で、現代を生きるヒントを探してみては?取材:武田吏都文:高本亜紀■『トーマス・ルフ展』日程:開催中~3月12日(日)会場:金沢21世紀美術館(石川県)料金:一般=1000円/大学生=800円/小中高生=400円/65歳以上の方=800円会館時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)休場日:月曜日お問い合わせ:金沢21世紀美術館 tel076-220-2800
2017年02月03日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が2月6日から14日まで、バレンタインコレクションを数量限定で販売する。「アムール アン クール グラン」(8,298円)と「アムール アン クール プティ」(6,848円)は、ショコラで繊細につくられたハートの器に、まるで黒真珠のような粒ショコラ「ペルル クラッカントゥ ショコラ」と期間限定のボンボンショコラを詰めたアイテム。器には溢れる愛情と感謝を込めたキスマークがあしらわれている。「タルト ペタル ドゥ ローズ」(2,300円)は、サクサク食感のサブレをユズ風味のガナッシュとカラカス産カカオのガナッシュでデコーレーションした逸品。仕上げにショコラでできた真っ赤なバラの花びらがあしらわれた。イートインスペース“バー ア ショコラ”では、紅茶とのセットメニュー「ムニュ タルト ペタル ドゥ ローズ」(2,750円)も用意される。
2017年01月30日アメリカのシンガーソングライター、アリエル・ポールが28日、東京・渋谷のJZ Brat Sound of Tokyoで「Amazon Music プレゼンツ アリエル・ポール スペシャルショーケース」を開催。同イベントには、AmazonのCMに出演している俳優の吉田悟郎、犬のゼウスもスペシャルゲストとして駆け付けた。Amazonプライム会員50組100人を招いて行われた同イベントは、AmazonプライムのCMソング「You and Me」を内山肇とともに共作したアメリカ在住の人気シンガーソングライター、アリエル・ポールのイベント。トークを交えながら新曲「Everyday,Every Way」や「I Know」を含めた全5曲が披露され、最後にはCM曲の「You and Me」を熱唱して訪れた会員たちを感動させた。イベント中のトークでは、AmazonのCMの話題となり、アリエルは「初めてCMを見た時は鳥肌が立ちました。短いCMでしたが、まるで映画のように切なさや悲しさなどいろんなストーリーが盛り込まれており、ワンちゃん(ゼウス)の表情も可愛らしかったです。こんなに素晴らしいCMになって私もうれしいです」と感想を。同CMで使用された「You and Me」は、内山肇が書いた曲をアリエルが作詞を担当し、大ヒットを記録しているが、「ある夜にコンピューターの横で過ごしていたら連絡があり、それからプロデューサーさんやみんなと集まってストーリーを作りました。肇さんの曲を聴いた時は『何て美しい曲なんだ!』と思いましたし、自分が歌詞を書いて何度かやり取りをしてできあがり、大満足の出来になりました。本当に美しい曲ですよね」と満足そうだった。イベントの最後にはCMでパパ役を演じた吉田悟郎が犬のゼウスを引き連れて登場。アリエルに花束を手渡した吉田は「裏でこっそりアリエルさんの歌声を聴かせてもらったんですが、僕の人生を変えてくれたCMの曲なので、ゼウスくんと一緒に聴くことができて感動しました」と感謝の言葉を口にし、アリエルも「吉田さんと同じで、このCMは私の人生を変えてくれました。CMの中で名演技を見せてくれた吉田さんとゼウスくん、本当にありがとうございました」と涙ぐんでいた。
2017年01月28日ポール & ジョー ボーテ(PAUL & JOE BEAUTE)が、「Les Petits Noms d’Amour(レ プティ ノン ダムール)」をテーマにした、愛とロマンスに溢れるスプリングコレクションの第2弾を、2月1日より限定発売する。「パール ファンデーション プライマー」(3,500円)は、美容成分を配合した化粧下地。4色のピンクのパールボールが溶け合い、血色感がアップしたようにほんのり色づいた透明感あふれるツヤ肌に仕上げる。「パウダー ブラッシュ(レフィル)」(各2,000円)には、ピンクバリエーションの限定色が登場。いきいきとした表情を生み出すフェミニンピンク、はにかんだ笑顔に映えるフレッシュピンク、スウィートな頬に仕上げるラブピンクの3タイプがラインアップする。「アイカラー トリオ(レフィル)」(各3,800円)は、2色のベースカラーに絶妙な色合いのスパイスカラーを組み合わせたアイカラーパレット。ニュアンスのあるピンクをベースに、ラベンダーやグレー、ベージュなどのユースフルなカラーがイン。フェミニンなグラデーションで印象的な目元を演出する。別売の「コンパクト」(各1,000円)には、ブランドの世界観が詰まった2017年春夏コレクションからセレクトした限定プリント柄の新デザインが仲間入り。全てのパウダー ブラッシュ、クリーミィ ブラッシュ、アイカラー トリオ、アイブロウ パウダー デュオに使うことができる。
2017年01月26日J.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)が2017-18秋冬メンズコレクションを発表した。
2017年01月15日J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)の2017年リゾートコレクションを紹介する。ジョナサン・アンダーソン手掛ける今季は、2017年春夏メンズコレクションに通じるところがある。一際目を引く抽象画のようなモチーフ。デフォルメされたような大きな鼻と口、そして厚いまぶたを持つ一人の女性は、髪を青やパープルに染め上げてニットトップスの上に登場している。2016年春夏シーズンで見かけた、パズルのようなモチーフは、彼女のオリエンタルな美しさを引き立てるように周りを囲んで存在している。ジョナサンは、こういったチャーミングな遊びが上手い。モデルの顔の半分くらいある大振りなピアスには、おすましした表情を添えて。甲を覆うほどのレザーシューズには、円柱状のヒールを合わせて、おもちゃのようなポップな姿に仕上げている。一見シンプルなワンピース、オールインワン、ワイドパンツにも、様々な仕掛けが健在。マルチストライプのワンピースは、随所につまんだような膨らみがあり、胸の辺りには細かな切替が。合わせたパンツは、足首の上あたりまでカッティングされ、ゆるりと広がった裾をあえてブラックのリボンで結わいて、フォルムに強弱をつけている。ホワイトのワンピースは、ポンチョのようなものを幾重にも重ね、進化型のティアードドレスといった具合。一枚一枚の生地の裾には透かし糸を取り入れて、女性らしさを香らせている。
2017年01月12日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が1月14日から2月14日まで、“フレンチ タッチ”をテーマにしたバレンタインデーに向けた新作コレクションを販売する。今回は、フランス文化を表現した華やかかつ遊び心あふれるボックスに収めたショコラを提供。新作ボンボンショコラも10種類(各418円)用意される。そのうち「クール ノワール ルージュ」は、アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネをショコラ ノワールでコーティングし、愛知県三河の赤味噌を隠し味に加えた赤いハート型のショコラ。「クール レ ルージュ」では、ショコラ レでコーティングしたアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネにターメリックを忍ばせている。日本の国旗をイメージしたボンボンショコラ ノワール「キス フロム ジャポン」は、ヘーゼルナッツのプラリネにほのかな辛みを感じさせるジンジャーをプラス。フランス国旗をイメージした「キス フロム フランス」では、キャラメルガナッシュにベルガモットの果汁とコンフィが加えられた。フランスを表す伝統的な“ガリアの雄鶏”をあしらった「ココリコ」は、ハチミツの濃密な香りが広がるハーフビターガナッシュ。月をイメージした「リュンヌ」は、ココナッツをたっぷりと使用したミルクチョコレートのガナッシュの甘みが印象的なボンボンショコラ レとなっている。その他、コスタリカ産のパイナップルにビターとミルクのチョコレートを合わせ、シンプルなミントブルーのドット柄で仕上げた「モード」や、オレンジ風味のハーフビターガナッシュにジンジャーと洋梨のコンポートを加え、庭園の噴水をあしらった「グラン スティル」なども登場。これに、カシス風味のビターチョコレートガナッシュとティムットペッパー、グレープフルーツ コンポートを合わせた流星モチーフの「ユーモア」、フランボワーズ風味の柔らかなキャラメルに四川山椒を加え、テロワールを象徴する赤い風車をプリントした「ムーラン」を合わせた10種類が登場した。今回はこれらの期間限定ショコラと定番ショコラを組み合わせたボックスを販売。フレンチ キスのプリントがちょっぴりセクシーな「ボワットゥ ショコラ フレンチ キス」(6個入/2,630円、10個入/3,675円、16個入/6,244円、19個入/7,034円)やフレンチカンカンを華やかに舞うダンサーが描かれた「ボワットゥ ショコラ カンカン」(9個入/4,558円、12個入/4,874円)などが用意された。その他、フレンチ キスをモチーフにしたバレンタイン限定デザインのプティサイズのサック「サック バゲット パレ フレンチ キス」(1,584円)や、小さな粒々のショコラ「ペルル ショコラ メランジュ」でたっぷり満たした缶にリップ型のショコラなどを詰め合せた「ボワットゥ モナムール」(3,700円)なども登場する。
2017年01月11日「FRENCH TOUCH(フレンチ タッチ)」をテーマに2016-2017年のコレクションを開始する「ジャン=ポール・エヴァン」が、2017年のバレンタイン期間限定コレクションを1月14日(土)から2月14日(火)までの期間限定で発売。JEAN-PAUL HEVIN店頭およびオンラインブティック、全国一部百貨店催事店舗にて順次予約を開始する。フランス人にとって喜びと祝祭を象徴するフレンチカンカンとフレンチ キスをモチーフにした華やかなパッケージの中には、フランスから届いた新作のバレンタイン期間限定ボンボンショコラと定番ボンボンショコラの組み合わせ(6個入り 2,841円~)が詰まっている。真っ赤なハート型の「クール ノワール ルージュ」は、アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネをショコラ ノワールでコーティング。愛知県三河の赤味噌が隠し味に使われている。日本の国旗をイメージした「キス フロム ジャポン」やフランスの国旗をイメージした「キス フロム フランス」など、日仏の要素が融合したアイテムもラインナップ。ほかにも<フレンチ タッチ>を構成する7要素、「生きる喜び」、「創造性」、「モード」、「スタイル」、「テロワール」、「ユーモア」、「伝統」をコンセプトにした限定ショコラがお目見え。ボンボンショコラのほかにも、小さな粒々のショコラ「ペルル ショコラ メランジュ」と、リップ型のショコラなどが入った「ボワットゥ モナムール」(3,996円)やフレンチ キスをモチーフにしたバレンタイン限定デザインのプティサイズのサックに、パレ ノワールとノワムティエール産の塩でコクを増したパレ レを計5枚詰め合わせた「サック バゲット パレ フレンチ キス」(1,711円)など、アイコニックなアイテムも登場。日本でも屈指の人気を誇る「ジャン=ポール・エヴァン」の注目のバレンタイン限定コレクション。気になるアイテムは売り切れ前に早めにゲットして。(text:cinemacafe.net)
2017年01月10日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)は、新年を祝う「Bonne Année(ボナネ=よいお年を!)」コレクションを、2016年12月26日(月)よりジャン=ポール・エヴァン全ブティックおよびイートインスペース“バー ア ショコラ”にて提供する。新年の訪れを祝うフランスの伝統菓子「ガレット デ ロワ」新年の訪れを祝うフランスの伝統菓子「ガレット デ ロワ」。ジャン=ポール・エヴァンは、フローラルな香りが特徴のエクアドル産グラン クリュ カカオのショコラとたっぷりのアーモンドクリームを、ショコラ風味のパイ生地で包み焼き上げ、軽い食感と豊かな風味が楽しめる一品に仕上げた。イートインスペースの“バー ア ショコラ”では、この「ガレット デ ロワ エクアトゥル」と好みのドリンクをセットにした「ムニュ ガレット デ ロワ」を提供する。また同期間限定で、華やかなボンボンショコラが新レシピで登場。ベルガモット風味のやわらかいキャラメルをショコラ ノワールでコーティングした「ヴィシー ローズ」と、カシス風味のビターガナッシュにティムットペッパーのアクセントが効いた「レイユール ヴィオレ」も合わせてチェックして。【商品情報】■ガレット デ ロワ販売期間:2016年12月26日(月)〜2017年1月13日(金)価格:・「ガレット デ ロワ エクアトゥル」 (21cm) 4,212円(税込)・「プティ ガレット デ ロワ エクアトゥル」(13cm) 2,646円(税込)取り扱い店舗:ジャン=ポール・エヴァン 全ブティック■ムニュ ガレット デ ロワ販売期間:2016年12月26日(月)〜2017年1月13日(金)価格:1,404円(税込)取り扱い店舗:ジャン=ポール・エヴァン バー ア ショコラ■新春限定ボンボンショコラ販売期間:2016年12月26日(月)〜2017年1月13日(金)種類:ヴィシー ローズ、レイユール ヴィオレ価格:各452円(税込)新年を祝うガトー「MOF 2016」「モン フジ」新年を迎えた2017年1月1日(日)から8日(日)までの期間は、本来ジャン=ポール・エヴァン 京都店限定で提供しているガトー「MOF 2016」が全店に登場。マロン コンフィ入りのシャンティイ(生クリーム)にフランス産のクルミを贅沢に使用したビスキュイを合わせ、ショコラ ノワールでコーティングした新春だけの特別な味わいだ。アーモンド風味のメレンゲとシャンティイ、香り豊かなマロンクリームの絶妙な組合せが堪能できる「モン フジ」も、2017年1月1日(日)から31日(火)の土日祝日限定で販売。フランス語で“富士山”の名を持つ縁起の良いスイーツは、新春にぴったりだ。【商品情報】■「MOF 2016」販売期間:2017年1月1日(日)〜8日(日)価格:772円(税込)販売店舗:取り扱い店舗:ジャン=ポール・エヴァン全ブティック■「モン フジ」販売期間:2017年1月1日(日)〜31日(火)※土日祝日限定販売価格:688円(税込)販売店舗:取り扱い店舗:ジャン=ポール・エヴァン全ブティック
2016年12月29日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、新年をお祝いする「Bonne Annee(ボナネ=よいお年を!)コレクション」を、ジャン=ポール・エヴァン全ブティックおよびイートインスペース“バー ア ショコラ”にて、17年1月13日まで販売中。新年にふさわしいフランスの伝統菓子といえば、やはり「ガレット デ ロワ」だろう。切り分けられたガレットの中から“フェーヴ”と呼ばれる陶器の人形が出てきた人は、その日一日王様として祝福され、一年間幸運に恵まれるといわれ、“運試し”的な楽しみ方もできるもの。「ガレット デ ロワ エクアトゥル」(21cm/税込4,212円)、「プティ ガレット デ ロワ エクアトゥル」(13cm/税込2,646円)の中にはエッフェル塔のフェーヴ入り!エクアドル産グラン クリュ カカオのショコラと、たっぷりのアーモンドクリームを、ショコラ風味のパイ生地で包み焼き上げた至福の味を召し上がれ。バー ア ショコラでは、お好みのドリンクとセット(税込1,404円)で楽しむことができる。エヴァンお得意のショコラは、レシピを新たにした新春限定のボンボンショコラをご用意。ベルガモットのほのかな酸味が上品な「ヴィシーローズ」(税込452円)、柑橘の香りのペッパーが効いた「レイユール ヴィオレ」(税込452円)など、色彩豊かなショコラは手土産としても喜ばれそうだ。また、新年だけの限定のガトーも要チェック。普段はジャン=ポール・エヴァン京都店でのみ販売されている「MOF 2016」(税込772円)が1月1日から8日までは、全ブティックで販売され、「モン フジ」(税込688円)は1月1日から31日までの期間中、土日祝日限定で販売される。年末年始のパーティーや団欒のひとときにエヴァンのショコラを添えて、歓びあふれる新年を迎えてはいかが?
2016年12月28日ホリデーシーズンのホームパーティーや季節のご挨拶、そして年末年始の帰省と何かと手土産を用意する機会が多い12月。手土産に思いを巡らせているのなら、FASHION HEADLINE編集部がオススメする手土産リストも参考にして欲しい。子どもと一緒のホームパーティーで毎回人気を集める手土産がリーポール(Li Pore)のフルーツポンチ。透明のボトルに浮かぶカラフルなフルーツ!テーブルにドーンと置くだけで、わーっと歓声があがる華やかな手土産に。季節のフルーツポンチには、旬のフルーツが数種類。今回は、パイナップル、洋梨、みかん、マンゴー、キウイ、苺、ブルーベリーが。みずみずしい食感の程よい甘さのシロップにはレモン果汁が入っているから、喉越しもさわやか。お腹いっぱいになった食後でも、しっかり別腹に入りそう!季節のフルーツポンチのサイズは、1人用にぴったりのMサイズ(税込410円)から、7~8人位までシェア出来てしまうパーティーサイズ(税込3,240円)まであるから、人数がはっきり分からない時にも役立つ一品です。【店舗情報】伊勢丹新宿店東京都新宿区新宿3-14-1本館地下1階=カフェ エ シュクレ内 リーポール営業時間:10時30分~20時まで定休日:伊勢丹新宿店に準ずる※2016年は12月31日18時まで営業/2017年は1月3日10時から営業TEL:03-3352-1111(伊勢丹新宿店大代表)>> 他の手土産をもっと見る
2016年12月26日女優のミラ・ジョヴォヴィッチ主演の人気アクション・シリーズが、12月23日に公開を迎えた6作目『バイオハザード:ザ・ファイナル』でいよいよ完結する! ミラの公私共にベストパートナーであるポール・W・S・アンダーソン監督は、15年間、全6作にあふれんばかりの情熱を注いできた。本作では「原点回帰」を掲げた上でホラー色を強め、アフリカなどでロケを敢行。主人公アリス役のミラは研ぎ澄まされたダイナミックなアクションを怒涛のように連打する。そして、これまで謎だったアリスの出生の秘密などの伏線を回収していく衝撃的なグランドフィナーレを用意。これぞ、シリーズの集大成だ!『バイオハザード』で"ヒロインアクション"というジャンルを切り開いたアンダーソン監督。心を揺さぶる結末からは、死闘を繰り広げてきたアリスの魂の孤高さが際立つ中で、敬愛の念さえも読み取れた。アンダーソン監督にインタビューし、ファイナルに込めた思いや、妻ミラや娘エヴァ・アンダーソンとの家族の秘話について聞いた。――今回は縦横無尽なカメラワークで撮るために、3Dではなくあえて2Dで撮影したものをコンバージョンしたそうですが、アクションの迫力は数段アップされていると思いました。僕は3Dでの撮影が好きだし、実際に本作を撮る前に3Dで4本ほど撮影している。特に『バイオハザードIV アフターライフ』(10)は、『アバター』(09)の次に公開された3D作品だ。でも3Dは3Dの難しさがあり、後で変換するよりも立体的な映像としては良いものが撮れるけど、なんといってもカメラは2つのレンズをつけたデスク2台分くらいの大きさのものなので、ダイナミックな動きのあるものは撮りにくくて。2Dだと狭いところにもカメラを設置できるから、ミラたちのアクションシーンを撮るのには最適だ。カメラをぐっと寄せて役者から役者へパンすることもできるから、より没入できる世界観が作れたかなと。――近年コンバージョンの技術がアップしたと監督がおっしゃったとおり、2Dで撮った映像でも3D映像のような奥行きがちゃんと感じられました。今回2Dで撮ってはいるけど、過去の4作品でお世話になった3Dの撮影監督やクルーと組んでいる。構図の決め方やフレーミングの仕方も3Dに仕上げることを意識したし。また、コンバージョンする時、普通はスタジオ任せにしちゃうことが多いけど、僕がずっと最後まで自分で監修したことも大きかったのではないかな。――アリスが、何でも切り刻んでしまう恐ろしいレーザー光線を避けるというアクションは、本当にキレがあって美しかったです。ヒロインをカッコ良く撮るという点では堂に入ってらっしゃいますね。僕は、ビジュアル的にも女性を主人公にした映画が好きなんだ。『バイオハザード』シリーズは15年前に始まったけど、その頃はヒロインのアクション・シリーズはけっこう珍しかった。でも、『バイオハザード』のおかげでその門戸は開かれたと思う。僕としてはごく当たり前のジャンルとして作っていたけどね。昔、ゴダールが「良い映画を作るには、女と銃があれば十分だ」と言っていたけど、本当にその通りだと思う。――今回、ミラさんだけではなく、レッド・クイーンを演じた娘さんのエヴァちゃんを演出してみていかがでしたか?ミラについては常に一生懸命取り組んでくれるし、才能豊かで親しみやすい人柄だからとても演出しやすいんだ。僕は彼女の夫なのでダブルでラッキーだと思っている。今回はむしろ娘を演出する方が緊張したよ。エヴァはちゃんとセリフも覚えてくれていたし、ずっと撮影現場に親しんできたので彼女自身はあまり緊張してなかったんだけど、父親として彼女を庇護する立場でいながらもいい芝居を引き出さないといけなかったのでけっこう大変だったかな。――さすがはお二人の血を受け継いでいるだけあり、エヴァちゃんの存在感も素晴らしかったです。ありがとう。彼女に才能があるということは感じていたけど、撮っていてようやくほっとしたのは葬式のシーンかな。当時エヴァはまだ7歳だったけど、カメラの動きを把握しつつもその場の感情に身をゆだねることができていたんだ。最初はイアン・グレンをアップで映し、そこから彼女にパンするシーン。そこで絶妙なタイミングで涙を流してくれた。技術部を意識しつつ感情表現ができるのは、大人の役者でもそうそうできないので感心したよ。――エヴァちゃんは、テコンドーも頑張っているそうですね。将来はやはりアクション女優になってほしいですか?テコンドーをやっていると、クラスの男の子をやっつけることができるから、父親としてはこの上なくうれしいね(笑)。板を二つ蹴りにして割るんだからすごいでしょ。まあ、将来的に彼女が幸せになってくれるのであれば、何をやってくれてもいいんだけど。僕もミラも意識しているのは、体力作りをちゃんと仕込んでいくことかな。武術はさらに礼儀も叩き込まれるから、きちんと学んでいってほしい。また、これから成長していく上で、女の子だといろんな心配事が出てくると思うけど、自己防衛の仕方をちゃんと身につけていたら少しは安心できるし、親としても誇らしいよ。――注目の結末は、アリスを通して女性の力強さが打ち出された素晴らしいフィナーレとなりました。ゲームも映画もシリーズとして振り返ると強い女性を描いてきた。例えば第1作目の『バイオハザード』(02)のポスターはミラとミシェル・ロドリゲスの2人が並んでいたし。そもそも強い女性をずっと打ち出してきたので、最終章ではその原点に回帰しているんだ。『バイオハザード』は、アリスの壮大な旅を描いてきたシリーズでもあるのだから。――シリーズを終えられて、燃え尽き症候群になったりはしなかったですか? また、ミラさんとの今後のコラボレーションについても聞かせてください。全然、完全燃焼はしてないよ(笑)。こういうバトルが盛りだくさんの映画は撮っていて全然飽きないから。そして、ミラとの共作について、今明かせる話はないよ。本作もついこの間仕上がったばかりだから、今は少し休憩かな。ただ、彼女とはこれまで7本もいっしょにやってきているし、彼女は私のミューズだから、きっとまたいっしょに仕事をすると思うよ。■プロフィールポール・W・S・アンダーソン1965年3月4日、1965生まれ。ジュード・ロウの主演映画『ショッピング』(1993年」で監督デビューし、『モータル・コンバット』(1995年)で注目される。『バイオハザード』(2002年)が大ヒットし、以降プロデューサーや監督、脚本家として全シリーズに携わる。私生活では、ミラ・ジョヴォヴィッチの夫で、ミラの出演映画は『バイオハザード』シリーズの他、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』(2011年)も監督した。
2016年12月25日ポール & ジョー ボーテ(PAUL & JOE BEAUTE)は、2017年春クリエーションを2017年1月5日(木)より発売する。今季は、ポール & ジョー ボーテのアイコン「ネコモチーフ」が多数登場。春らしいピンクカラーにのせて、恋をしているようなLOVEメイクを提案する。ネコのしっぽのパフ付き、フェイス & アイ カラーフランスで愛する人に話しかける愛称に使用される「Mon chat=猫」のイメージをそのままカラーパレットに落とし込んだ「ポール & ジョー フェイス & アイ カラー CS」は、猫型のフェイス & アイ カラー。お腹回りと背中、そしてモチーフを囲む背景それぞれ異なる色彩をセットにした。付属するしっぽに見立てたふわふわのパフで猫をなでて色を取り纏えば、ふんわり血色感のある頬に。カラーは、ウォームオレンジやベージュを揃えた「107」に加え、キャメルピンクやシナモンといった落ち着いたカラーの「108」、3種類の異なるピンクを並べた「109」の全3種類が揃う。猫型リップスティックの新作は唇の上で色が変化登場する度すぐに完売してしまう、人気の猫型リップスティックには3色の限定品がラインナップ。今回は、唇表面の水分などに反応してピンク色に発色する2色が揃った。「102 シャンパンミンク」は淡い色だが唇にのせるとピュアピンクに。一方「103 ロシアンブルー」は、女性らしく鮮やかなフェミニンピンクへと変化する。また、甘い唇へ導く「104 ペルシャピンク」は、なめらかに肌になじみ、自然なツヤと輝きを添えてふっくらとした唇を完成させてくれる。【アイテム詳細】ポール & ジョー ボーテ(PAUL & JOE BEAUTE) 2017年春クリエーション発売日:2017年1月5日(木)・フェイス & アイ カラー CS 全3種 各4,000円+税<限定品>・リップスティック CS レフィル 全3色 各2,000円+税<限定品>・リップスティック ケース CS 全3種 各1,000円+税<限定品>【問い合わせ先】ポール & ジョー ボーテTEL:0120-766-996
2016年12月23日熱狂的ファンを多く持つウェス・アンダーソン監督が、2009年に製作した『ファンタスティック Mr.FOX』のようなストップモーション・アニメを製作中。声優にエドワード・ノートン、ジェフ・ゴールドブラム、ボブ・バラバン、ブライアン・クランストン、ビル・マーレイを起用したことはすでに発表していたが、このたび監督自らがこの映画についてプレゼンテーションする動画を公開し、スカーレット・ヨハンソン、オノ・ヨーコ、ティルダ・スウィントン、リーヴ・シュレイバーなどの豪華キャストがさらに決定したことを伝えた。動画は、淡々と語るアンダーソン監督の後ろでたまに顔を覗かせるエドワード・ノートンとのやり取りがおもしろい。監督が「エドワード演じる『レックス』という名の犬のシーンをちょっと見せよう」と言って見せてくれたシーンは、犬が3秒ほど映るだけ…。「それじゃセリフもないし僕が演じてるってわからないよ!」とツッコむエドワードに「僕はそう思わない」と真顔で返す監督。この2人が動画に出演した理由は、映画のプレゼンテーションだけでなく、マーティン・スコセッシ監督が1990年に設立した映画の修復や保存活動を行う団体「ザ・フィルム・ファンデーション」への寄付を募るのが目的だという。募金は1口10ドルから受け付けており、締め切りは40日後。募金した人の中から抽選で1組(2名)が『Isle of Dogs』(原題)の撮影現場を訪れたり「犬」としての出演権が与えられるそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年12月22日J.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)が17年リゾートコレクションを発表した。
2016年12月16日ロエベ(LOEWE)がクリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンによる新ストアコンセプトの世界最大規模となるスペイン初の旗艦店「カサ ロエベ マドリード」をオープンした。ロエベのヘッドオフィスにも程近い、スペインの首都・サラマンカ地区の中心に位置する同ショップ。広さ1,000平方メートルの店内では、メンズ、ウィメンズ、アクセサリーの各フロアの他、エキゾチックレザーのアイテムやメイド・トゥ・オーダーコーナーなども展開する。内装には、クリーム色のスペインメイドの大理石や木材、国際的に活躍する敷物織職人のジェイソン・コリングウッド(Jason Collingwood)が織ったカーペットを始めとする温かみのあるニュートラルな素材などを採用。また、英国のオリジナルアンティークや、アンダーソンが選んだアンダーソンは同ショップのために、エドマンド・ドゥ・ヴァール(Edmund de Waal)、リチャード・スミス(Richard Smith)、グロリア・ガルシア・ロルカ(Gloria Garcia Lorca)などの作品を収集。その中でも最も有名だとされるハワード・ホジキン(Sir Howard Hodgkin)の過去・現在・未来をテーマにしたハンドペイントのアクアチント版画は、壁全体に広がるように展示された。また、店内には英国の教育者でフローリスト、作家でもあったコンスタンス・スプライ(Constance Spry 1886から1960年)の人生と功績にインスパイアされたフラワーショップも併設されている。
2016年12月15日ミラ・ジョヴォヴィッチが『バイオハザード ザ・ファイナル』を携え、夫で監督のポール・W・S・アンダーソン、愛娘で今回、共演も果たしたエヴァと共に来日!本作でハリウッドデビューを果たしたローラも参加しワールドプレミアが開催された。ミラ、娘のエヴァ、アンダーソン監督、ローラに加え、共演のアリ・ラーター、オーエン・マッケン、ウィリアム・レヴィ、イ・ジュンギも来日し、シリーズの原作であるゲームの誕生の地である日本で開催されたプレミアに出席。寒空の下での屋外イベントにもかかわらず、850人のファンが足を運び熱烈な声援を送った。ミラは、胸元を大胆に露出し、肩も出したセクシーなドレスで登場!寒さをものともせずにファンの声援に応え、レッドカーペットを歩いた。ステージに上がったミラは、来日を待ちわびた日本のファンに「本当にありがとう!『バイオハザード』が生まれた日本にこうして戻ってこられて、ここで世界で最初に映画を観てもらえることにワクワクしてます!」と挨拶。15年におよび、主人公のアリスを演じ続けてきたが、シリーズの終了には「とっても悲しいし、ポールに怒りさえ感じてるわ!私と仕事するの好きだったはずなのに!って(笑)」と壇上で夫への恨み節を炸裂!?「でも、アリスを長く演じてこれたことを名誉に感じているし、結末は絶対にみなさんの期待に応えるものになっていると思うわ!」と誇らしげに語った。娘のエヴァちゃんは、2007年、ミラが来日した際にお腹の中にいたが、今回、パパとママと一緒に来日を果たし「また“戻って”こられて嬉しいわ(笑)」と語り、喝采を浴びる。初めて見る日本についても「プリティでスーパー“カワイイ”」と満面の笑みを浮かべて語っていた。ローラは、ハリウッド女優らしく「じゃあ、イングリッシュで…(笑)」と流暢な英語で挨拶し、その後、自らその内容を日本語で「この作品に出られてすっごく嬉しい!台本を読んだら本当に素晴らしくて、ファイナルだけあって迫力もすごくて、ドキドキハラハラの映画になってます。みんな、本当に優しくて、最高に楽しい撮影でした。観てね!イェー!!」とノリノリで語り、歓声がわき起こる。役作りに関して「ハリウッド映画だし、簡単じゃなかった。でも、監督もみんなもすごく優しくて、世界観も、大規模に(セットが)作られているから、その迫力のおかげで気持ちも入りこめた」と明かす。そんなローラについてミラは「みんな、彼女を見てショックを受けると思うわ。いまの彼女とは、雰囲気が全然違って、戦士に変身してるわ。最初に会ったときはトレーラーの中で、ファッションや美容について話してたけど、衣装に身を包んで、銃を手にしたら激しくクレイジーな戦士になってたの。女優としても素晴らしいと思ったわ」と絶賛。ミラの言葉を聞いたローラは「Thank you, Milla!!」と感激。2人揃って、ローラお得意の「OK」のポーズまで見せ、親密な様子をうかがわせた。アンダーソン監督は「家族、そして、キャストのみんなと日本に来られて嬉しいです」とニッコリ。シリーズでも最大・最高の作品になってます!プレッシャーはありましたが、期待に応えられる作品になったと思うし、ビックリするような結末が待っています!」と予告し、アンデッドのお面をしたり、コスプレをした熱狂的なファンの姿も見られた客席からは、期待を込めた拍手がわき起こっていた。『バイオハザード ザ・ファイナル』は12月23日(祝・金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バイオハザード:ザ・ファイナル 2016年12月23日より全国にて公開
2016年12月13日日本にて世界最速公開となるシリーズ最終作『バイオハザード:ザ・ファイナル』。この度、出演するミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督の娘・エヴァが、本作でハリウッドデビューを果たしていることが分かった。「48時間で人類は滅びる」とレッドクイーンに告げられるアリス。彼女の前に絶望的な数のアンデッドが現れ地上を埋め尽くしていく。人類滅亡のカウントダウンが始まったのだ。アリスはすべての物語がはじまった地=ラクーンシティへ戻る。世界をアンデッド化してきた宿敵アンブレラ社との壮絶なラストバトル。人類の命運はアリスに託された…。そして、ついに明かされるアリスの秘密とは――。日本初のゲームソフト「バイオハザード」を原作とする本シリーズは、ミラ演じるヒロイン・アリスと、世界をアンデッド化した元凶である宿敵アンブレラ社との戦いが描いたもの。最新作には、アリスと共に戦う女戦士コバルト役で日本からローラがハリウッドデビューし参戦するほか、クレア役のアリ・ラーターも再登場していることでも話題だ。今回本シリーズ全てに携わるアンダーソン監督と、アリス演じるミラの娘・エヴァが演じるのは、重要なキーパーソンとなる“レッドクイーン役”。レッドクイーンは宿敵・アンブレラ社が開発した最先端かつ高性能の人工知能で、シリーズ最初の作品『バイオハザード』にも登場した地下研究所「ハイブ」全体を統御するメインコンピューター。T-ウイルスによる世界支配をもくろむアンブレラ社の中枢的な存在として、本作でも物語の重要な役どころを演じている。娘・エヴァの出演についてミラは、「彼女が仕事をしているのを見るのは素晴らしいし、すごく情熱があるから映画の中のとてもワクワクする部分になると思うわ」と共演者として彼女の演技を絶賛すると共に、物語を大いに盛り上げる存在であることを示唆している。レッドクイーンと言えば、アリスら生存者を追い込むために様々なトラップを仕掛ける残忍な人工知能だったが、今回解禁となる本編映像では、テレックス機から突然「ハロー、アリス」と印字された紙が。そしてレッドクイーンが出現し、「48時間以内に人類は滅びる」、「私を止めてほしい」とアリスに呼びかける。さらには「後ろ」とアンデッドの存在を教え、アリスの手助けも。果たして、レッドクイーンの真の目的とは?ミラとエバーの親子初共演にも注目だ。『バイオハザード:ザ・ファイナル』は12月23日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:バイオハザード:ザ・ファイナル 2016年12月23日より全国にて公開
2016年12月07日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)全ブティックにおいて、12月17日から25日までの期間限定でクリスマスを賑やかに彩るプティサイズのビュッシュ ド ノエルを提供する。ジャン=ポール・エヴァンの16年のクリスマスのテーマはフレンチタッチ(FRENCH TOUCH)。プティサイズの愛らしいルックスは、食べ比べをしたいという食いしん坊にも、大切な人と味を分け合いたい人にもコレクションの世界観が愉しめるよう仕上げられている。「カンカン(Cancan)」(プティサイズ 859円)はグリオットチェリーのジュレを包むペルー産グラン クリュカカオとトンカ豆のシュトロイゼを組み合わせたもので、フランス人にとっての喜びと祝祭を象徴するフレンチカンカンがオマージュされたもの。ショコラ ノワールとヴェネズエラ産グラン クリュカカオをビスキュイが引き立てる「ファッション(Fashion)」(プティサイズ 859円)や、空の月をつかもうとする子供の夢のような趣きを表現した、オレンジとシリアルのクルスティヤンとブラジル産カカオのムース、オレンジ風味のクレーム ブリュレを合わせた「レーヴ(Reve)」(プティサイズ 859円)が登場する。なお、イートインスペース「バー ア ショコラ」ではプティ ビュッシュとドリンクのセットメニューが展開される他、通常サイズのビュッシュ ド ノエルも各店舗にて予約を受け付けている。
2016年12月07日ポール & ジョー ボーテ(PAUL & JOE BEAUTE)は、2016クリスマス クリエーション「Marché de Noël」の第2弾を2016年12月1日(木)より限定発売する。クリスマスが近づき、町全体がウキウキした気分に溢れる12月。ポール & ジョー ボーテは、華やかなシーンにもぴったりなネイル ポリッシュとリップグロスを提案する。心躍るクリスマスカラーのネイル ポリッシュ楽しいクリスマスを色彩と香りで表現した「ポール & ジョー ネイル ポリッシュ」が登場。全8色それぞれにストーリーが付けられていて、にぎやかな街の様子を描き出す。花々の色と香りを纏った「019 ポインセチア」は、このシーズンに相応しい真っ赤なカラー。マルシェに並ぶ青々としたモミのすがすがしさを表現した「018 もみのき」と合わせて使うのがオススメだ。パリのイルミネーションからヒントを得た「016 トゥインクル ライト」には、雪が降るマルシェを想起させる繊細な色と香りを添えた。くちびるにドレスを纏う限定リップグロスドレスアップすることの多い年末に最適なのは、「ポール & ジョー リップグロス リミテッド」。クリアな発色とふっくらとした立体感を叶えた口元は、可憐な彩りを添えてくれる。カラーは、お菓子のようなデコレーションピンクや、ゴールド・シルバー・グリーンのパールを含んだオレンジなど全5色。どれも甘いチェリーシトラススウィートの香りで、メイクタイムを盛り上げてくれそう。【アイテム詳細】ポール & ジョー ボーテ2016クリスマス クリエーション「Marché de Noël」第2弾発売日:2016年12月1日(木)・ネイル ポリッシュ 全8色 各1,600円+税<限定品>・リップグロス リミテッド 全5色 各2,500円+税<限定品>【問い合わせ先】ポール & ジョー ボーテTEL:0120-766-996
2016年12月02日ロエベ(LOEWE)が11月16日、ジョナサン・アンダーソンのクリエイティブ ディレクションによる初のフレグランス「LOEWE 001」(50ml/1万300円、100ml/1万4,200円)を発売した。同フレグランスは、二人が初めての親密な夜を過ごした翌朝の純真な想いや不確かな約束を表現したもの。ウーマンとマンの2タイプで展開され、それぞれのフレグランスは深くリラックスさせるウッディからやがて濃密なムスクへと重なり、異なりながらも完璧に互いを引き立て合っていく。ウーマンは、タンジェリンとベルガモットのトップノートと、サンダルウッドのミドルノート、ジャスミンとバニラのラストノートで構成。マンは、同じトップとミドルノートを採用し、最後にシダーとムスクのアンダートーンを組み合わせた。また、パッケージには16SSウィメンズコレクションにプリントとして登場した、カール・ブロスフェルトの植物写真を採用。同作には、モダンクラフトと純粋なクリエイティビティーのもとに創業されたロエベの真髄が抽出されている。
2016年11月29日『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』のウェス・アンダーソン監督が、「H&M」ホリデーシーズンのショートフィルムを製作。アンダーソン監督作品の『ダージリン急行』や『グランド・ブダペスト・ホテル』でおなじみのエイドリアン・ブロディを主演に起用している。「H&M号ウィンターエクスプレス」の車掌・ラルフを演じているエイドリアン。悪天候のため目的地の到着が大幅に遅れることになってしまったクリスマス当日、ラルフは同じ列車に乗り合わせた見知らぬ乗客同士を食堂に集めて心温まるサプライズを贈る。映像にはレトロなインテリアや制服、色使い、ドールハウスのようなセットなど、アンダーソン監督ならではのこだわりが散りばめられている。最後はジョン・レノンの「Happy Xmas(War Is Over)」が流れ、1人旅をしていた少年も食堂にやってきて、乗客たちとハッピーな時間を共に過ごす。そしてショートフィルムが最も伝えたいメッセージは、「共に過ごす(Come Together)」という文字がクローズアップされる。YouTubeでは字幕ボタンをクリックすれば、日本語字幕で視聴も可能。アンダーソン監督が描くクリスマスの世界をぜひご覧になってはいかがだろうか。(Hiromi Kaku)
2016年11月29日H&Mが16年ホリデーコレクションの発売日である11月28日より、近年最も尊敬されている監督の一人であるウェス・アンダーソンが手掛けた16年ホリデーキャンペーンフィルムのショートバージョンをTVコマーシャルにてオンエアしている。また、約4分のフルバージョンも公式ホームページにて公開中だ。『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』や『グランド・ブタペスト・ホテル』などの映画を手掛けてきた著名映画監督のウェス・アンダーソンが監督を務め、アンダーソンの長年のコラボレーターである俳優のエイドリアン・ブロディが主演を務めた同キャンペーンフィルム。「Come together -共に過ごそう-」をテーマに、冬景色の中を走るマジカルなクリスマス列車「H&M号ウィンターエクスプレス」の車内で起こる物語が映し出された。ブロディが演じたのは、クリスマス列車「H&M号ウィンターエクスプレス」の車掌さん。H&Mのホリデーコレクションを身に付けた乗客たちが、「H&M号ウィンターエクスプレス」の席に座って雪景色の中でクリスマスを祝う。同コレクションはレディース、メンズ、キッズのアイテムで展開されており、フィルム内でも、ラメディテールがゴージャスなグレーニットや、ドレスアップに最適なシャープなブレザー、柔らかい素材のセーター、ミモレ丈のメタリックプリーツスカートなどのエレガントなアイテムの数々が登場している。ブロディは同フィルムについて、「このH&Mクリスマスフィルムのクライマックスはすべての乗客が車掌車に集まり、温かいココアを楽しむところです。列車に乗り合わせた知らない者同士の集まりは、シンプルでありながらもホリデースピリットを素敵に表現しています。知らない人にハグすることが必要となっているような今の世の中では、もしかするとさらにこのような温かみのあるシーンが心に響くのかも知れません」と語っている。
2016年11月29日第87回アカデミー賞で4部門を受賞したウェス・アンダーソン監督の代表作『グランド・ブダペスト・ホテル』(4,500円)のメイキング・ブックが、12月23日に3,000部限定で発売される。同書では、ウェス本人が同作を含む作品づくりについて語ったインタビューをはじめ、主演のレイフ・ファインズや、音楽・衣裳・撮影などアカデミー賞受賞に導いた豪華スタッフ陣へのインタビュー記事を収録。さらに、ウェスが影響を受けた映像作品も詳細に紹介された。その他、インスピレーション源となったツヴァイク作品も収録される他、映画理論家のデイヴィッド・ボードウェルをはじめとした批評家たちによる論考も掲載。ウェスならではのスタイリッシュでキュートな世界観の秘密がわかる貴重なメイキング・ブックとなっている。【書籍情報】『グランド・ブダペスト・ホテル』著者:マット・ゾラー・サイツ訳:篠儀直子出版社:ディスクユニオン上製/256ページ/A4変型発刊:2016年12月23日価格:4,500円
2016年11月29日現代の写真表現をリードしてきた写真家のトーマス・ルフによる日本初の本格的な回顧展となる「トーマス・ルフ展」が東京に続き、12月10日から17年3月12日まで石川県の金沢21世紀美術館にて開催される。トーマス・ルフは、デュッセルドルフ芸術アカデミーで、アンドレアス・グルスキーやトーマス・シュトゥルートらとともにベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に学んだ「ベッヒャー派」の写真家。初期に発表した高さ約2mの巨大なポートレート作品で注目され、それ以降は建築、都市風景、ヌード、天体など様々なテーマの作品を展開してきた。同展では、トーマス・ルフの初期作品から初公開の最新作までを紹介する。ラインアップは、初期作品の「Interieurs」や、自身の評価を高めた「Portrats」、モダニズム建築を代表するドイツ出身の建築家、ルードヴィッヒ・ミース・ファン・デル・ローエによる建築作品を撮影したシリーズ「l.m.v.d.r」など。NASAの宇宙探査船が撮影した土星や火星などの画像を素材にした「cassini」や「ma.r.s.」、様々な数式がつくる線形を3Dプログラムによって再現し、コンピューター上の3次元空間で再構成した「zycles」も展示される。さらに、カメラを用いず感光紙上に物体を置いて直接露光し、その影や透過する光をかたちとして定着させる「フォトグラム」技法を使用した「photograms」や、日本の漫画やアニメなどから取り込んだ画像に原形がわからなくなるまでデジタル加工を繰り返した「Substrate」などの作品も出展。インターネット時代の視覚・情報空間を問う「nudes」や、デジタル画像の解体を主題とした「jpeg」、新作の「press++」シリーズなど主要な18シリーズ約160点が展開される。また、12月10日の14時から16時までは、トーマス・ルフ本人を招いてアーティストトークを開催する予定だ。【展覧会情報】「トーマス・ルフ展」会場:金沢21世紀美術館住所:石川県金沢市広坂1-2-1会期:12月10日~17年3月12日時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)料金:一般1,000円、大学生800円、小中高生400円、65歳以上800円休館日:月曜日(17年1月2日、1月9日は開場)、12月29日~1月1日、1月10日
2016年11月23日