「ポール・ホーガン」について知りたいことや今話題の「ポール・ホーガン」についての記事をチェック! (22/22)
ダメダメお坊ちゃま社長ブリット・リードとクールなお抱え運転手カトーが、ロスの街に出没する“グリーン・ホーネット”となって悪者たちをやっつける!3D公開で話題沸騰中の『グリーン・ホーネット』は、鬼才ミシェル・ゴンドリー監督による斬新な映像と主演俳優セス・ローゲン&ジェイ・チョウの凸凹コンビが大きな魅力。そこで、公開直前に来日したセス&ジェイを直撃し、“『グリーン・ホーネット』が面白いワケ”を探った。互いの存在を認識するなり意気投合し、ケンカするほど仲の良い相棒同士と化していくブリットとカトーだが、演じるセスとジェイもいまや大の仲良し。ブリット&カトー同様、打ち解けるまでに時間はかからなかったそうで、「リハーサルの期間中に台本の読み合わせをしたのだけど、すぐにジェイとは気が合うことがよく分かった」とセスが言えば、「たしかに言葉の壁もあったけど、僕たちの間には暗黙の了解のようなものがあった。セスは僕のことをいつも“クールな奴”と言ってくれていたけど、僕はクールな格好をしているだけで本当はクールじゃない(笑)。そういった本質の部分がお互いに分かってきて、仲良くなれたんじゃないかな」とジェイも笑う。ちなみに、どうやって言葉の壁を乗り越えたかと言うと、「僕はジェイがたとえ分かっていなくても、分かっていると思い込んで喋り続けた」と強硬手段(?)に出たセス。そんなセスに対し、ジェイも「分かっているふりをするのは上手いよ。役者だからね、僕は(笑)」と、これまた大胆不敵な方法で応えたようだ。絶妙な間合いが楽しいブリットとカトーの会話は、こんなところから生まれたのかもしれない。今回、主演だけなく製作総指揮と脚本も担当しているセスは、ジェイをカトー役に抜擢した張本人。自分にとって大切な相棒となる役どころに、ジェイを起用した理由を聞いた。「キャスティングの理由は、ひと目見て彼が面白い奴だと分かったし、気が合うとも感じられたから。もちろん、ジェイはどこからどう見てもクールだしね。彼は間合いを取るのが上手くて、そこからユーモアが生まれるんだ。みんなが知っているように、カトーはかつてブルース・リーが演じた役だけど、ブルース・リーとは全く違う個性を彼が持っていたのもよかったと思う。ジェイならではのカトーが出来上がったからね」。セスの話からも分かるように、『グリーン・ホーネット』はラジオドラマ、映画、コミック、TVドラマとして親しまれてきた人気シリーズ。なかでも、ブルース・リー出演で60年代に放映されたTVドラマ版が有名だ。これについて、ジェイは「カトーは誰が演じるにしてもプレッシャーを感じずにはいられない役」と冷静に分析する。「だって、あのブルース・リーが演じた役だからね。だから、僕はオリジナルのカトーに敬意を払った上で、新しい要素を取り入れるようにした。僕が演じたカトーはコーヒーも入れるし、ピアノも弾く。よりロマンティックなキャラクターになったんじゃないかな」。たしかに、おいしいコーヒーを入れられるコーヒーメイカーを発明したかと思えば、得意の武術で敵を圧倒し、楽器も弾きこなしてしまうカトーはとってもクール。さらには、ありとあらゆるハイテクを駆使し、攻撃機能を搭載した武装車まで開発する“天才”なのだから、クールじゃないわけがない。そんなカトーを違和感なく演じられるジェイにセスも惚れ惚れしているようで、「ジェイは本当にクール!」と事あるごとに連呼するセス。これまでに『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』ではキャサリン・ハイグルを妊娠させる青年を演じ、『スモーキング・ハイ』ではジェームズ・フランコと“ラブロマンス”を繰り広げ、美形共演者には慣れている(?)はずのセスだが、そんな彼でさえ大きな声で主張したくなるジェイの“格好よさ”とは何なのか。だが、この質問に対し、セスは「ちょっと待って!『パイナップル・エクスプレス』(原題)の邦題は『スモーキング・ハイ』なの!?そりゃいいや!ぶはははは」としばし大爆笑。気を取り直して再び聞くと、「そんなの見れば一目瞭然だろう?今日のこの服(※写真参照)を着こなせるのはジェイしかいないね。キャサリン・ハイグルには到底無理だ」と断言。では、ここまで絶賛されたジェイはセスをどう思っているかと言うと、「普段のセスは隣の家に住んでいる大きなお坊ちゃまという感じ」。その真意は「すごく面白いし、ナチュラルだから」だそうで、互いに対する評価のコメントもどことなくブリット&カトーっぽいふたりなのだった。ところで、映画のヒーローとなったセスとジェイにも憧れの存在はいるらしく、セスのヒーローは「ビル・マーレイが最高な『ゴースト・バスターズ』」、ジェイのヒーローは「アメリカでは『バットマン』。日本では『ドラえもん』」とのこと。ちなみに、ジェイは「フィギュアやオモチャやゲームが大好き」だそうで、ドラえもんグッズにも夢中になっている様子。「ドラえもんから『行け!稲中卓球部』まで、フィギュアが家にたくさんあるよ。友達の中に『行け!稲中卓球部』のキャラクターにそっくりの奴がいるんだ(笑)。あとは、『となりのトトロ』のネコバスも好き」と、クールなだけではないキュートな一面を覗かせた。そんなジェイだが、『グリーン・ホーネット』を作り上げたいまなお、ひとつだけ無念なことがあるそうだ。「いままでは映画を通して知っているだけだったキャメロンとせっかく共演できたのに、ラブロマンスにまつわるシーンがあまり描かれなかったこと。続編があるなら、ぜひ恋愛のシーンを増やしてほしいな」。キャメロン・ディアス演じるブリットの美人秘書レノアは、ブリットからもカトーからも言い寄られる役どころ。日本語で「ザンネンデス…」と呟きながら、最後はやっぱり男の相棒よりロマンス相手の美女?なジェイと、その横で「ぶはははは」と豪快に笑うセスだった。(photo:Toru Hiraiwa/text:Hikaru Watanabe)■関連作品:グリーン・ホーネット 2011年1月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:『グリーン・ホーネット』日本上陸!愛車も“飛び出す”ド派手プレミアで、なぜか餅つきキャメロン・ディアス『グリーン・ホーネット』LAプレミアに真っ赤な妖艶ドレスで登場キャスト&監督来場!3D超大作『グリーン・ホーネット』ジャパン・プレミアに25組50名様ご招待鬼才ミシェル・ゴンドリーが蘇らせた『グリーン・ホーネット』予告編がついに解禁!台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出
2011年01月28日奇才ミシェル・ゴンドリー監督が挑む最新3Dバディアクション『グリーン・ホーネット』のLAプレミアが現地時間1月10日(日本時間1月11日)、ハリウッドのチャイニーズ・シアターで行われた。ダメな2代目社長ブリット・リード(セス・ローゲン)とイケてるお抱え運転手のカトー(ジェイ・チョウ)が自らをグリーン・ホーネット(=緑の蜂)と命名し、ハイテクマシンを駆使しながら悪を刺す本作。当日は脚本と製作総指揮も務めたローゲンとアジアを代表するトップスターのジェイをはじめ、2人から同時に愛されてしまう美人秘書のレノアを演じるキャメロン・ディアスも真っ赤な妖艶ドレスに身を包み、プレミアに華を添えた。主人公・ブリットは新聞社の創業者である父親に厳格に育てられた反動で、絵に描いたような放蕩息子に育ってしまったダメ男。しかし父親の急死(なんと蜂に刺されてしまう!)を機に、父の運転手だったカトーとともに正義に目覚め、ロスにはびこる悪を一掃しようと決意する。「ブリットはバカで意地悪で犯罪も止められないやつなんだ。そこが普通のヒーロー映画と違って、面白くて笑えるところなんだけど(笑)。一方、相棒のカトーはイケてる。2人は仲が悪いけど、いつのまにか力を合わせて、友情が芽生えるんだ。そこが映画のコンセプトさ」とローゲン。そのイケてる相棒でメカニックの天才・カトーを演じるチョウは、「実はカトーよりブリットの方が部下なんだ(笑)。ワイルドなカーアクションも見どころで、これを見ると『007』のカーアクションが女の子の運転に見えちゃうかもね。冗談だけど!」と笑いを誘い、「僕のファンはきっと楽しんでくれると思うよ。ぜひ、劇場で観て欲しいな」と初のハリウッド進出作に胸を張った。そして紅一点のキャメロンは、大胆に肩を露出させた真っ赤なアザロのドレスで、会場の視線を独り占め。「ブリットは自分が愚かなことを分かっていて、お茶目で憎めないキャラクター。いつも面白いことをして、レノアもそんな彼から目が離せなくなるの。彼が成長することで、レノアは彼を好きになる。セスもブリットに似たところがあって、私もいつのまにか惹かれたわ」と満面の“キャメロンスマイル”を披露してくれた。メガホンをとったのは『エターナル・サンシャイン』、『恋愛睡眠のすすめ』などで知られる映像派の奇才ミシェル・ゴンドリーだ。ハリウッドの超大作を手掛けるのは、これが初めてだが、「セスはコメディ出身の俳優だから、想像力が豊かでとてもいいね。台本にはないアドリブが自然で面白いんだ。キャメロンもそう。すごく面白い女優だね。ジェイについて?彼は文字通りのスーパースターさ」とキャスト陣と息の合ったタッグを組むことができたようだ。この日はエドワード・ファーロング、ハンク・アザリア、マイケル・クラーク・ダンカン、クリストファー・ミンツ=プラッセ、そして、トム・グリーン(グリーンだけに?)らも来場した。『グリーン・ホーネット』は1月22日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:グリーン・ホーネット 2011年1月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:キャスト&監督来場!3D超大作『グリーン・ホーネット』ジャパン・プレミアに25組50名様ご招待鬼才ミシェル・ゴンドリーが蘇らせた『グリーン・ホーネット』予告編がついに解禁!台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出
2011年01月13日往年の人気TVシリーズを鬼才ミシェル・ゴンドリーが映画化して注目を集める『グリーン・ホーネット』の予告編が解禁となり、その映像世界の一端が明らかになった。偉大な父の跡を継いで新聞社の社長に就任したブリット・リードが、助手のカトーと共にひとたび凶悪事件が起こると帽子とマスクを被った“グリーン・ホーネット”となって悪人たちをなぎ倒すという痛快ヒーローアクション。1960年代にTVシリーズが放送され、日本でも人気を博した。ちなみにこのときのTVシリーズでカトーを演じたのは、ブレイク前のブルース・リー。今回、新たに3Dで映画化された本作。メガホンを取ったのは、数々のCMやミュージックビデオを手がけ注目を浴び、『エターナル・サンシャイン』、『恋愛睡眠のすすめ』などの話題作を世に送り出してきたミシェル・ゴンドリー。ユーモアたっぷりの魅惑の映像を作り上げてきた鬼才が今回、ハリウッドのアクション大作に挑戦する。主人公のブリットを演じるのは、カナダ出身で俳優、コメディアン、監督としての顔も持つセス・ローゲン。カトーには、台湾出身で日本でも人気のジェイ・チョウが扮し、激しいアクションを披露している。ほかにキャメロン・ディアス、『イングロリアス・バスターズ』でオスカーを獲得した演技派クリストフ・ヴァルツなどが出演している。まずは予告編で映画の世界観、そして男心をくすぐる、車に装着されたマシンガンをはじめとする数々のメカを見るべし!『グリーン・ホーネット』は2011年1月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:グリーン・ホーネット 2011年1月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出
2010年08月25日来年3月7日にロサンゼルスのコダック・シアターで開催される第82回アカデミー賞授賞式の司会を、スティーヴ・マーティンとアレック・ボールドウィンがコンビで務めることが決定した。コメディ俳優、脚本家としても知られるマーティンは2001年と2003年の授賞式で司会者を経験済み。今回が初挑戦となるボールドウィンは、2004年に『The Cooler』(原題)で同賞の助演男優賞にノミネートされている。長い歴史の中で、複数の司会者の登場はこれが初めてではないが、1987年にチェビー・チェイス、ゴールディ・ホーン、ポール・ホーガンの3人が司会を務めた後、1988年からは司会者はずっと1人だった。ボールドウィンは『私の中のあなた』の弁護士役などシリアスな役はもちろん得意だが、アメリカで人気のTVシリーズ「30 Rock」でエミー賞コメディ・シリーズ部門主演男優賞を2年連続受賞し、コメディ・センスにも定評がある。「オスカー授賞式を司会するのは、人生にまたとない機会。嬉しいです」と殊勝なコメントを発表。一方、マーティンは「私の敵、アレック・ボールドウィンと2人でオスカー授賞式の司会を務められて幸せです」とユーモアを効かせた。ちなみに2人は全米でクリスマス公開予定の『It’s Complicated』(原題)で、メリル・ストリープ演じるヒロインの元夫(ボールドウィン)と男友達(マーティン)を演じている。授賞式でも息の合ったコンビぶりを見せてくれそうだ。(text:Yuki Tominaga)写真は『私の中のあなた』のボールドウィン。アビゲイル・ブレスリン扮する少女・アナの依頼を受ける弁護士役を演じた。■関連作品:私の中のあなた 2009年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© MMIX New Line Productions,Inc.All Rights Reserved.■関連記事:ニック・カサヴェテス監督インタビュー“母親”キャメロン・ディアスの素顔を語る母娘レビューをチェック!『私の中のあなた』特製フォトマウスパッドを5名様にプレゼントトム・クルーズ&キャメロン・ディアス、急接近!『Wichita』現場写真が到着カサヴェテス監督は来場せず…も一青窈は熱唱!香椎由宇は“家族愛”を語る台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出
2009年11月05日