2月10日から12日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、新作『マジック・マイク ラストダンス』だった。今作は配信用オリジナルとして製作されたが、劇場公開に変更されたもの。公開スクリーン数は1500と少なめだったが、見事に1位となった。2位は『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。3位は3Dで劇場再公開された『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年リマスター』。4位は『80 for Brady』、5位は『長ぐつをはいたネコと9つの命』だった。次の週末はマーベルの『アントマン&ワスプクアントマニア』が公開される。『マジック・マイク ラストダンス』3月3日(金) 新宿ピカデリー他 ロードショー(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved文=猿渡由紀
2023年02月13日主演のチャニング・テイタムの経験を基に製作された大ヒットダンス映画シリーズ最新作『マジック・マイク ラストダンス』より場面写真が解禁された。本作は、知られざる男性ストリップダンスの世界の裏側とそこで奮闘するダンサーたちの姿を迫力のダンスシーンとともに描き、世界を熱狂させた映画『マジック・マイク』の第3弾。主演とプロデューサーを務めたチャニング・テイタムは、『マジック・マイク』シリーズの過去2作を経て、映画シリーズをベースにしたエンターテインメントショー「マジック・マイク・ライブ」を監督した。チャニングは、「僕たちはライブショーもつくり上げた。その過程で学んだことがこの3作目をつくるきっかけとなり、僕らのマジック・マイクというものを根本的にデザインし直そうと試みたんだ」と舞台をプロデュースした経験を活かして、史上最もセクシーで感情溢れるエキサイティングな新しいダンスパフォーマンスを作り上げた。マイク役を再び演じるために自ら厳しいトレーニングを課し、本編に登場する若きダンサーたちを世界から集めたチャニングは、「僕にとってダンサーこそがこの映画をつくる理由だった。全員が唯一無二のダンサーで、それぞれがほかの誰にもできないことができる、すごい面々なんだ。世界中でライブショーをやっていて、大勢のダンサーがいるので、映画に出演してもらう人を選ぶのはとても難しかったよ」と、プロデューサーとしての嬉しい悩みがあったことを明かしている。そしてこの度、最大の見どころとなるラスト30分のダンスパフォーマンス・シーンと、マイクが出会う大富豪の女性マックスとのツーショットを切り取った場面写真5点が解禁。特に注目なのは、ステージに雨を降らせる独創的な演出でマイクと女性ダンサーが見つめ合うカット。続いて、赤く染まったステージにブルーの照明が差し込まれる中、半裸のダンサーたちが挑発的な踊りを披露している場面。グルーブで踊るダンサーたちを従え、センターのダンサーがジャンプする躍動感溢れるカットだ。シリーズ初登場となるサルマ・ハエック演じるマックスとマイクのツーショットでは、イギリスを代表する高級車ロールスロイスに乗り込む彼女をシンプルなスーツ姿でエスコートするマックスの姿が。そして、マックスが所有する名門劇場「RATTIGAN」のロビーで、黒の帽子にコート姿のマックスとマイクが、指切りして意味深な約束を交わしている場面も初披露となった。ふたりの関係がどんな展開を見せるのか、気になるところだ。独創的なステージを作り上げ、シリーズ最高の爽快感で観客を魅了する作品を作り上げたチャニングは、「本当に息を呑むような、とても人目を引くダンスだった」と、1分1秒も見逃せないダンスパフォーマンスに注目してほしいと語っている。『マジック・マイク ラストダンス』は3月3日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マジック・マイク ラストダンス 2023年3月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2023年02月09日女優の真木よう子、恒松祐里、キムラ緑子、俳優の山内圭哉、みのすけが、6月5日から東京・THEATER MILANO-Zaで上演される舞台 COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』に出演することが8日、わかった。脚本・演出家の鄭義信氏が台本と演出を担当し、映画を手掛けたポン・ジュノ監督、鄭氏の両名と親交が深い李鳳宇プロデューサーの企画のもと実現した同作。今回、古田新太らが演じる金田一家に次第に寄生されていく、高台の豪邸で暮らす永井一家のキャストが発表。一家の主で実業家として成功しつつも、中身はまるで土建屋の親父である永井慎太郎を山内、美しく品もあるが天然な側面も持ち合わせる永井家の“奥様”千代子を真木、そして、その娘・繭子を恒松が演じる。さらに、一家の家政婦で同作のキーパーソンとなる安田玉子役をキムラが務めるほか、舞台版オリジナルの登場人物としてみのすけが出演する。コメントは以下の通り。■キムラ緑子「あの衝撃作を舞台化するなんて、ウソでしょう!?」という驚きと共に、「どう立ち上げていくのか知りたい」という好奇心がムクムクと込み上げ、私自身が心から「観たい!」と思う舞台に参加させていただきます。富める者と貧しい者が二極化し、お金があるところにさまざまな人間が呼び寄せられ、パラサイトしていく……今の日本にも響くテーマを内包した作品をライブ空間で見せるために、どうしたらいいか想像つきません。道のりの遠さを思うと「観る側に回ればよかったなあ」と弱気になります(笑)。やると決めたからには、思いきりぶつかっていこうと思っております!■みのすけ同世代である古田新太さんとの共演は、僕が所属する劇団「ナイロン100℃」にゲスト出演してもらった『下北ビートニクス』(96)以来、なんと27年ぶり! そして映像で共演してきた方も多い座組みで、この豪華メンバーに加えていただき、まずは嬉しい気持ちでいっぱいです。そして初期作品から拝見し、これまで何作もご一緒している大好きな鄭さんの舞台に出られることにも、大きな喜びがあります。今回演じる役は、精神的にも体力的にもギリギリですが(笑)、鄭さんが「みのすけならできる」と思ってくださったからには、その期待に大いに応え、面白い作品になるよう頑張ります。どうぞご期待ください。■山内圭哉実は初めて『パラサイト』を観た時、「これを戯曲化したら面白いだろうな」と思いながら観たんです。でもまさか日本で上演するなんて、そして自分が参加できる日が来るなんて、想像だにしていませんでした。信頼する方ばかりが並ぶ座組みで、しかも、長年仲良くさせてもらっている古田さんとは、30年ぶりの共演。お互いなかなかに老いてから再びご一緒できることに、月日の流れを感じます(笑)。常に弱者からの視点を描いてきた鄭さんの手によって、必ずや、普遍的な物語であることを確認していただけるでしょう。「映画の方が絶対面白いちゃうん?」と思う方にこそ、観ていただければと思います。■恒松祐里すごい原作映画の舞台化、そして大先輩が並ぶビッグな作品で、嬉しくワクワクする気持ちと緊張する気持ち、両方がこみ上げています。人間の根っこにある感情を情熱的に描き、見るものの心を揺さぶり、燃え上がらせる、鄭義信さんの作品に初めて参加させていただくことにも、とにかくドキドキしています。私が演じる裕福な家庭の女の子は、物質的な豊かさはあっても、世間を知らない普通の女子高生。若さゆえに胸に秘めた「誰かに認めてほしい」と思う気持ち、彼女のピュアな部分を大切に、まずは戯曲として心新たに、真剣に向き合っていきたいと思っております。■真木よう子まずは映画『パラサイト』を日本で舞台化する企画自体にびっくりし、自分が参加させていただけることにダブルでびっくりしています。素晴らしい原作を前にプレッシャーはありますが、古田さんを筆頭に“愉快な仲間たち”が揃い、今から稽古場が楽しみで仕方ありません。鄭さんとは映画『焼肉ドラゴン』以来。撮影現場では優しい監督でしたが、風のウワサで聞くと舞台の稽古場では厳しく、“鬼の演出家”だとか(笑)。こうして舞台でもご一緒できることに喜びを感じています。原作の良さを生かしながら“日本版”に置き換えられた、オリジナリティあふれる舞台。素晴らしい作品となるよう、私も尽力したいと思っております。
2023年02月08日チャニング・テイタムの経験を基に製作された映画『マジック・マイク』最新作『マジック・マイク ラストダンス』が、ファンの熱望を受けて2023年3月3日(金)より日本公開決定。第1作目のスティーブン・ソダーバーグが監督として再度カムバック、マイクの人生をかけたラストダンス&ショーを描く。破産で全てを失い、長期間ステージから遠ざかっていた元ストリップダンサーのマイク(チャニング・テイタム)は、資産家の女性マックス(サルマ・ハエック)の依頼を受け伝統の街・ロンドンへ。人生の再起をかけて世界中のダンサーと“人生最後の挑戦”となる、一夜限りのラストショーに挑む!究極のダンス・エンターテインメントの最終章となる本作最大の見どころは、マイクが世界中のダンサーと共に繰り広げる、シリーズ史上最も危険で最もセクシーで最もエキサイティングなラスト30分の圧巻のダンスシーン。チャニング・テイタム指導者となったマイクが世界中の若手ダンサーたちに振り付けや演出を行うストーリーは、映画の世界的ヒットを受け世界ツアーを実施した人気ミュージカル舞台「マジック・マイクステージ」で、構想・総監督を務めたチャニングの実体験に基づくもの。1作目の成り立ちからミュージカル、最後の劇場版となる本作まで『マジック・マイク』に人生を注ぎ込んでいるチャニングの全てが映画に盛り込まれているといえる。また、今作では1作目で監督を務め、「全ての始まりである“ダンス”に焦点をあてる。最後の30分にわたる壮大なダンスシーンにこれまでの映画の全てをかけた」と熱く語るアカデミー賞受賞監督のスティーブン・ソダーバーグが監督に返り咲いた。さらに、様々なジャンルのダンサーたちがヒップホップ、ジャズ、クラシックバレエと、シリーズ史上最も危険で最もセクシー、最もエキサイティングなダンスを披露していく。今回、映画の場面写真が2点初解禁。1点目は、鍛え上げられた腹筋をチラ見せするマイクと、彼にそっと触れる資産家の女性マックス。サルマ・ハエック演じる資産家マックスは、シリーズ初登場となる謎のキャラクター。彼女はどん底だったマイクのダンスに可能性を見出し、彼に最後のチャンスを与えるが、実はマックスには別の目的が…。2点目は、若いダンサーの前で2人が披露する危険で情熱的なダンスシーンから切り取られた。『マジック・マイク』(2012)は、知られざる男性ストリップダンスの世界の裏側とそこで奮闘するダンサーたちの裏側を迫力のダンスシーンと共に描き、世界を熱狂させてきた。無名時代にストリップダンサーだったチャニングの経験を基に製作され、過去累計の世界興行収入は2億8600万ドル超え、ダンス映画史上NO.1大ヒットに君臨する。過去作公開時には名だたる批評家から、「アカデミー賞に値する作品」(The Toast)、「驚くほどエンターテイメント!面白い」(Cinema Crazed)、「魅力的で軽快な作品」(Guardian)、「心の目の保養!」(AWFJ Women on Film)、「素晴らしい演技と強力な脚本、印象的な演出、見事な編集で、大いに楽しませてくれるエンタメドラマ作品」(ViewLondon)をはじめとする絶賛コメントが飛びかっていた。特に「クライマックスの完璧な振り付けのショーケースのおかげで大きな笑みを浮かべながら、家路に着いた」(MiamiArtZine)、「ワイルドで豪快なダンス(とストリップ)がパフォーマンスをより印象的なものにしている」(Concrete Playground)などの迫力満載のダンスシーンへの賞賛の声とファンからのコメントが世界中を賑わせ、第3弾となるファン待望の『マジック・マイク ラストダンス』の製作・劇場公開へとつながったといえる。『マジック・マイク ラストダンス』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マジック・マイク 2013年8月3日よりシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネマカリテほか全国にて公開© 2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.マジック・マイク ラストダンス 2023年3月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年12月23日『オーシャンズ』シリーズのスティーブン・ソダーバーグ監督の最新作『マジック・マイク ラストダンス』が、2023年3月3日(金)より日本公開されることが決定し、場面写真2点が初解禁となった。本作は、知られざる男性ストリップダンスの世界とそこで奮闘するダンサーたちの裏側を迫力のダンスシーンと共に描く、チャニング・テイタム主演映画『マジック・マイク』の3作目。破産で全てを失い、長期間ステージから遠ざかっていた元ストリップダンサーのマイクが、人生の再起をかけて世界中のダンサーと“人生最後の挑戦”、一夜限りのラストショーに挑む。過去2作は、無名時代にストリップダンサーだったチャニング・テイタムの経験をもとに制作され、公開時には名だたる批評家からも絶賛コメントが飛びかうなど話題となり、ダンス映画史上NO.1大ヒットを記録した。最終章となる本作最大の見どころは、主人公マイクが世界中のダンサーと共に繰り広げるラスト30分の圧巻のダンスシーン。1作目で監督を務め、監督としてカムバックしたスティーブン・ソダーバーグも「全ての始まりである“ダンス”に焦点をあてる。最後の30分にわたる壮大なダンスシーンにこれまでの映画の全てをかけた」とコメント。ヒップホップ、ジャズ、クラシックバレエなど様々なジャンルのダンサー達が鍛え上げた筋肉を惜しげもなく披露するダンスシーンは必見だ。また、指導者となったマイクが世界中の若手ダンサーたちに振り付けや演出を行うストーリーは、映画の世界的ヒットを受け世界ツアーを実施した人気ミュージカル舞台『マジック・マイクステージ』で、構想・総監督を務めたチャニング・テイタムの実体験に基づくもの。1作目の成り立ちからミュージカル、劇場版最後となる本作まで『マジック・マイク』に人生を注ぎ込んでいるチャニング・テイタムの全てが映画に盛り込まれていると言っても過言ではないだろう。今回、初解禁された場面写真は、マイクとシリーズ初登場となる謎のキャラクター・マックス(サルマ・ハエック)とのシーン。鍛え上げられた腹筋をチラ見せするマイクと、彼にそっと触れる資産家の女性マックス。彼女はどん底だったマイクのダンスに可能性を見出し、彼に最後のチャンスを与えるが、実はマックスには別の目的があり……。多くのダンサーたちと一夜限りのラストショーを迎えるまでの苦労やトラブルを乗り越え、果たして、マイクはラストショーを成功させ人生のリスタートを切れるのか?その答えと圧巻のダンスシーンは、ぜひ映画館の大きなスクリーンで確認いただきたい。『マジック・マイクラストダンス』( )2023年3月3日(金)公開(C) 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年12月23日永瀬正敏主演の映画として人気を博した「私立探偵 濱マイク」シリーズの第1弾を舞台化した「私立探偵 濱マイク-我が人生最悪の時-」が12月15日(木)に開幕した。横浜・黄金町の映画館の2階に事務所を構える探偵・濱マイク。行きつけの麻雀屋でのケンカをきっかけに知り合った台湾人・楊海平から、2年前に来日した兄・徳健を探してほしいと依頼される。捜索を進めていくうちに徳健の失踪の裏には、帰化したアジア系外国人が組織した黒狗会と台湾マフィアの抗争があることがわかり…。舞台上には、マイクの事務所がある映画館の「CINEMASCOPE NICHIGEKI」というやや古ぼけたネオンサインが見える。ちなみにこのネオンのデザイン、マイクの事務所があるという設定の、かつて黄金町に実在した「横浜日劇」のネオンを忠実に再現している。そして、物語は古い映写機が回り出す懐かしい音と共に、さながら一本の名画のようにスタートする。2年前に、本作の朗読劇が行われているが、その朗読劇に続いてマイクを演じるのが佐藤流司。ハードボイルドだが人情家でお茶目、その反面、刑事から“野良犬”と称されるような狂気を心の奥底に秘めた主人公を魅力的に演じており、「困ったことがあったら、いつでも来なよ」という決めゼリフも様になっている。約2時間の舞台の中で、十数分に一度は激しいアクションか歌唱&ダンスシーンが入ってくるのだが、佐藤はここでもしっかりと存在感を発揮しており、華麗な身のこなしで素手のケンカからナイフ、銃を使ったファイトまでをこなし、さらにマイクスタンドを握っては自らの身の上や心情をフルコーラスで熱唱し、美声を響かせる。マイクの周囲の人々、そして今回の事件に関わってくる面々もひとりひとりが個性的。マイクの妹で物語の語り部でもある茜を演じるのは小泉萌香。彼女を大学まで出すというのがマイクの“夢”であり、彼女の存在そのものが、今回の事件に対するマイクのスタンス、ひいては彼の生き方を表している。マイクとは鑑別所時代に知り合ったという“相棒”星野をダンスロックユニット「DISH//」の矢部昌暉が演じるが(※宮本弘佑とWキャスト)、チャラさ全開で、頼りになるのかならないのか……どこか憎めない星野を好演しており、アクションでもポテンシャルの高さを見せている。寺西拓人が演じる依頼人・楊海平と、椎名鯛造演じる兄・楊徳健の関係性も切なく、哀しく、終盤に2人が背中を合わせて座り込むシーンは胸に迫る!王道のハードボイルド探偵アクションであり、バディものであり、きょうだい(兄弟/兄妹)の愛と絆の物語であり、歌あり、ダンスあり。目が離せない2時間の活劇となっている。舞台「私立探偵 濱マイク-我が人生最悪の時-」は12月18日(日)までサンシャイン劇場にて、12月29日(木)、30日(金)は森ノ宮ピロティホールにて上演。文:黒豆直樹
2022年12月16日舞台『私立探偵 濱マイク -我が人生最悪の時-THE MOST TERRIBLE TIME IN MY LIFE』が2022年12月15日(木)から東京・サンシャイン劇場で、12月29日(木)から大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。舞台は、横浜・黄金町。映画館の2階に事務所を構える探偵・濱マイク(佐藤流司)は、ケンカから助けた台湾人の楊海平(寺西拓人)に日本にいる兄の捜索を依頼される。マイクはタクシー運転手の旧友・星野(矢部昌暉/宮本弘佑)とともに捜査を進めていくが、背景にアジア系外国人で構成されている黒狗会と台湾マフィアの抗争があること、その組員の1人が海平の兄であることが分かる。師匠の宍戸と妹の茜(小泉萌香)は深入りしないようマイクに忠告するが......という物語。原作は、1993〜96年に製作・公開された、林海象監督によるハードボイルド探偵映画シリーズ三部作で、今回の舞台化にあたっては西田大輔が脚本・演出を務める。主人公の濱マイクを演じるのは、佐藤流司。昨年2月にも同役で朗読劇に出演している佐藤は「前回しっかり成功させたという自信があるからこそ、今回はよりよいものをつくっていけたらいいなと思っています」と気合十分。「アクションは好きですし、ずっとやらせてもらっているからこそ、楽しみな部分ですね。お芝居と同様、観にきてくださるお客様にいいものを見せられるように準備します」とも話していた。ちなみに濱マイクという役について「生き様や立ち居振る舞いが親父に似ているんですよね」といい、「自分自身、その親父と性格がほぼ一緒と言われるので、男臭いところなんかは共通点かもしれません」。2022年も駆け抜けたが「精神的に悩むことが多かった。自分の思うようにいかないことが多くて、四苦八苦した一年でした」と振り返る佐藤。しかし「こうやって自分を信用して仕事をくださる皆さんや、ずっと応援してくださるお客様、期待してくれる両親。佐藤流司という人間に対して何かしらの魅力を感じている方がいらっしゃることがモチベーションです」と語る。そして、「2023年は自分の人生の転機になる気がします。自分の中で超えなくてはいけない壁がいくつかあるので、しっかりと準備したいと思います」と抱負を述べた。本作についても「西田さんの作る舞台はいつも、舞台好きだったら絶対にチェックしておかないといけないぐらい、すごい。原作が好きな方はもちろん、舞台好きな方にはぜひ観てほしいなと思います」とコメントしていた。東京公演は12月15日(木)〜18日(日)、大阪公演は12月29日(木)〜30日(金)。取材・文:五月女菜穂
2022年12月12日チャニング・テイタムが、主演作で『マジック・マイク』シリーズ最終章『Magic Mike’s Last Dance』(原題)の初予告編をSNSでシェアした。先月、キャストのサルマ・ハエックとの親密そうなファーストルック画像を公開したチャニング。今回のシェアした予告編については「マジック・マイク・ライブからインスパイアされ、『マジック・マイク』の映画をやりきったよ!」というコメントを添えている。冒頭では、マイアミでサルマ演じるセレブ女性とバーテンダーとして会話を交わしているマイク(チャニング)。2人きりになり「バーテンダーの仕事が好きなの?」と聞かれると、「本来の俺の仕事じゃないんだ」とダンサー時代への未練を匂わせ、サルマをリードしながらセクシーなストリップダンスをしてみせる。サルマは「予想外の、マジカルな時間をくれた。自分が何者かを思い出せた」と喜び、2人は親密な関係となる。そして、マイクはサルマに誘われロンドンへと向かう。有名な劇場でダンサーを集めてショーを開くために…。ワーナー・ブラザースの説明によると、サルマ演じるセレブ女性には真の計画があり、「それを知ったマイクは、新しいダンサーたちを鍛え上げて無事ショーを開催することができるのか」とのこと。『Magic Mike’s Last Dance』の北米公開日は2023年2月10日。(賀来比呂美)■関連作品:マジック・マイク 2013年8月3日よりシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネマカリテほか全国にて公開© 2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.
2022年11月16日『マジック・マイク』の第3弾かつ最終章となる『Magic Mike’s Last Dance』(原題)より、ファーストルック画像が公開された。サルマ・ハエック演じる役柄不明の女性が、チャニング・テイタム演じる主人公マジック・マイクのシックスパックに手を当て、目を閉じ鼓動を感じているような様子の画像。2人は同じ画像をそれぞれのSNSに投稿し、チャニングは「すべてのよいことは、マイアミで始まる。『Magic Mike’s Last Dance』はバレンタインデーの週末に劇場で公開されます。それと、マジック・マイク・ライブも開催中ですよ!」とツイート。サルマは「バレンタインデーの週末に公開される作品より一部をご紹介。『Magic Mike’s Last Dance』は必見です」とインスタグラムで紹介している。『マジック・マイク』は若い頃にストリッパーをしていたチャニングの体験に基づき描いた作品で、2012年に公開され大ヒット。2016年に続編となる『マジック・マイクXXL』を製作、さらにラスベガスでストリップショーの「マジック・マイク・ツアー」を開催。その後、海を越えてロンドン、ベルリン、オーストラリアなどでも公演を行った。現在は、マイアミでツアー中だ。『Magic Mike’s Last Dance』の監督は第1弾のメガホンを取ったスティーヴン・ソダーバーグ。2023年2月10日全米公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:マジック・マイク 2013年8月3日よりシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネマカリテほか全国にて公開© 2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.マジック・マイクXXL 2015年10月17日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT,LLC
2022年10月24日俳優の真木よう子さんが、2022年10月19日にInstagramを更新。ブルーの髪色となった、自身のアップの写真を公開しました。真木さんは、同月15日にヘアカラーをブルーにしたことをInstagramで報告しており、その時よりも、さらに髪色を青くしたようです。早速、その姿をご覧ください! この投稿をInstagramで見る 真木よう子 Yoko Maki(@yokomaki_official)がシェアした投稿 きれいな青色に染められた、ショートボブ姿を披露する、真木さん。真木さんの最新ヘアスタイルに、アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクター『綾波レイ』を連想した人が多くいたようです。投稿には「リアル綾波レイだ」といったコメントが多数寄せられ、反響を呼んでいました。【ネットの声】・綾波レイにしか見えない。・実写版、綾波レイだ。・このヘアスタイルが似合う人は、なかなかいないと思います。素敵ですね!・青髪かっこいい!・きれいすぎる。アニメのキャラクターかと思わせるほどの、真木さんの美しさにも驚きます!なお真木さんは、同年8月にInstagramで「青髪にしたい」という思いをつづっていました。きっと念願のブルーヘアを、存分に楽しんでいることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年10月21日舞台『私立探偵 濱マイク -我が人生最悪の時-』が、12月15日(木)から18日(日)までサンシャイン劇場、12月29日(木)・30日(金)に森ノ宮ピロティホールにて上演されることが決定した。本舞台の原作は、映画監督・林海象による同名の探偵を主人公とするハードボイルド探偵映画のシリーズ。三部作として1993年から1996年までに、第1弾『我が人生最悪の時 THE MOST TERRIBLE TIME IN MY LIFE』、第2弾『遥かな時代の階段を The Stairway to the Distant Past』、完結編『罠 THE TRAP』が製作され劇場公開。その後テレビドラマ化され、昨年は朗読劇も上演されるなど多くの支持を集めている。映画製作から約30年、テレビドラマ化から20年となる今年。映画で林監督が一番伝えたかった「友情」「家族愛」などを、舞台として蘇らせる。本作の脚本・演出を担当するのは「AND ENDLESS」の主宰で、観る人の心に刺さる人間描写や、殺陣、ダンスなどを取り入れたパワフルな演出を得意とする西田大輔。主人公・濱マイク役は、昨年の朗読劇でも濱マイク役を務めた佐藤流司が務める。共演には、今作のキーマンとなる楊海平(ヤン・ハイピン)役にストレートプレイからミュージカルまで幅広く活躍する寺西拓人、濱マイクの幼馴染で相棒の星野役にダンス・ロックバンド「DISH//」のメンバーで、朗読劇でも同役を演じた矢部昌暉とe-sportsでも活躍する宮本弘佑がWキャストで演じる。さらに、楊海平の兄・楊徳健(ヤン・トッケン)役には椎名鯛造が、濱マイクの妹・濱茜役には小泉萌香、楊徳健の妻である王百蘭(ワン・バイラン)役には七木奏音 、そして中山刑事役を数多くの舞台や映像作品に出演し、西田作品にもゆかりの深い和興が出演する。■原作者 林海象 コメント今回の舞台は、映画版「濱マイク3部作」の第一話「我が人生最悪の時」である。この3部作は1993年から1995年に制作された。全て私と天願大介氏のオリジナル脚本で、私の監督作品である。この映画は当時大反響を呼んだ。しかしそれから29年の歳月が流れた。まさかこの映画を再び『舞台』で再現したい人が現れるとは思ってもいなかった。しかし今回有志が現れ、あの映画を『舞台』で再現したいと言われた。最初はハテナ(?)だったが、その熱意は本物で、舞台化を了承した。どんな舞台になるか、私が一番楽しみである。多くの若者に観てほしい。■脚本・演出 西田大輔 コメントこの度、舞台『私立探偵 濱マイク -我が人生最悪の時-』の脚本・演出を努めさせて頂きます。あのモノクロの中に渦巻く圧倒的な世界観を、舞台という世界でどう魅せていくか?緊張と同時に、とても心が躍ります。濱マイクの世界観は、私達に根付くヒロイズムの原点がある気がします。挑戦的に、そして繊細に、原作の世界を大切にしながら、素晴らしい俳優陣と望みたいと思っています。■濱マイク 佐藤流司 コメント皆様ご無沙汰しております。佐藤流司です。さて、昨今は様々なジャンルの「魅力的な男たち」がしのぎを削る、群雄割拠の時代となっております。ある所には短髪がよく似合う身体の大きな男が。ある所には爽やかな笑顔振りまく男が。中性的な魅力がある男が。世の流れを司る男が。十人十色、みんな違ってみんな良いわけですが、特に私が憧れ、目指し続けている男がおります。それは「漢」です。それは時に不器用だったり、時にお茶目だったり、時に落ち込んだりする、一見普通の男に見えたりもしますが、紛れもなく「漢」である。そんな人間に憧れるわけです。今回演じさせていただく「濱マイク」まさに「漢の中の漢」で御座います。ご期待下さい。■楊海平(ヤン・ハイピン)寺西拓人 コメントヤン・ハイピン役で出演させていただきます、寺西拓人です。役名を聞いた時に一瞬焦りましたが、セリフは日本語のようなので、とりあえず安心しております。原作へのリスペクトを持ちつつ、舞台ならではの表現が出来るよう真摯に取り組みたいと思っております。個人的には、初めてご一緒する方が多く、とても緊張しておりますが、様々な分野で活躍されている方ばかりですので、刺激をいただきながら年末まで一緒に突っ走っていけたらと思います。ぜひ劇場へお越しください!<公演情報>舞台『私立探偵 濱マイク -我が人生最悪の時-』東京公演:2022年12月15日(木)~18日(日) サンシャイン劇場大阪公演:2022年12月29日(木)・30日(金) 森ノ宮ピロティホール原作:林 海象(濱マイクシリーズ 第一弾映画『私立探偵 濱マイク -我が人生最悪の時-』 )脚本・演出:西田大輔【キャスト】濱マイク役:佐藤流司楊海平(ヤン・ハイピン)役:寺西拓人星野役:矢部昌暉 / 宮本弘佑(Wキャスト)楊徳健(ヤン・トッケン)役:椎名鯛造濱茜役:小泉萌香王百蘭(ワン・バイラン)役:七木奏音中山刑事役:和興ほか※矢部昌暉は東京公演のみの出演となります。【チケット料金】価格:9,900円(税込 / 全席指定)チケット一般発売日:2022年11月12日(土) 10:00~公式ホームページ:公式Twitter:
2022年10月04日ローランド株式会社は、米国のマイクブランド「AUDIX」(オーディックス)のプロ向けマイクと周辺機器合計119機種を、日本国内で2022年10月より販売開始します。AUDIXマイク■ここがポイント●2022年10月より、ローランドが日本国内で米国のマイクブランド「AUDIX」のプロオーディオ製品を販売開始●AUDIXマイクの特長は、独自技術による高音質と高いコストパフォーマンス●特定の用途に最適化されたマイクや、専用オプション品を豊富にラインアップ。さまざまなシチュエーションに応じた録音環境を実現AUDIX製品の詳細はこちら: ●マイクブランド「AUDIX」AUDIXは、米国西海岸に面するオレゴン州のウィルソンビルに開発、製造、物流の拠点を置くマイクブランドです。革新的で高性能な製品を生み出し、プロフェッショナル・オーディオ業界の発展に貢献することをミッションとして、1984年に設立されました。AUDIXのマイクは、そのデザイン、性能、品質、耐久性の面から、30年以上にわたり市場で高く評価されています。このたび、ローランドの新たなパートナーブランドに加わる運びとなり、2022年10月よりローランドでAUDIXプロオーディオ製品のマイク、周辺機器の取り扱いを開始します。●製品の特長AUDIXマイクの最大の特長は、同ブランドのダイナミック型マイクで採用している、独自のVLM(Very Low Mass)テクノロジーです。音の振動を電気信号に変換する「ダイアフラム」に、高硬度、超軽量な素材を使用。高精細でクリアなサウンドを実現しました。比較的安価で、ライブステージなどで用いられることの多いダイナミック型のマイクでありながら、低ノイズで繊細な音までも捉えるコンデンサー型のマイクに匹敵する高い性能を備えています。そのため、アコースティックドラムの録音など、複数のマイクを設置する必要がある場合にも、導入コストを抑えながら最適な録音環境を作ることができます。また、VLMテクノロジーを用いてさまざまな特性のダイアフラムを持ったマイクカプセルを開発し、それぞれに異なるチューニングを施すことで、さまざまな楽器の録音に特化したダイナミック型マイクのラインアップを豊富に取り揃えています。さらに、スタジオやコンサートホール向けのコンデンサー型マイク、録音用途に合わせて選べる多彩なマイク取り付け用アクセサリーも多数用意。幅広いシチュエーションでの録音に対応します。●製品ラインアップ・Handheld Vocal Microphonesボーカル録音用手持ちマイクのラインアップ。VLMダイアフラム採用の高音質ダイナミックマイク「OMシリーズ」、高音質のコンデンサーマイク「VXシリーズ」など、自宅での録音からスタジオユースまで用途に応じた9モデルを展開。製品詳細ページ: VX10・Instruments Microphones打楽器、弦楽器、管楽器それぞれに特化したマイクの豊富なラインアップ。VLMダイアフラム採用の高音質ダイナミックマイク「Dシリーズ」、「iシリーズ」、「Fireballシリーズ」や、エントリーグレードのマイク「fシリーズ」を用意。コストパフォーマンスに優れ、それぞれの楽器ごとに最適なマイクを組み合わせることで、最高の録音環境を実現します。製品詳細ページ: D6・Studio Microphones独特なサイズ、形状、指向性を持つ、スタジオやコンサートホール用のコンデンサーマイクを数多くラインアップ。大口径ダイアフラムでライブ配信にも適したモデルから、設置しやすい超小型モデル、グランドピアノに特化した高音質モデルまで、幅広い用途に対応するマイクを取り揃えています。製品詳細ページ: SCX25A・Accessoriesドラム固定用、アンプ固定用、管楽器固定用など、さまざまなマイク取り付け用アクセサリーをラインアップ。製品詳細ページ: SMT25※画像は、ニュースリリース・ページ よりダウンロードいただけます。※文中記載の会社名および製品名などは、各社の登録商標または商標です。※このニュースリリースに掲載されている製品情報や発売時期などは、発表日現在の情報です。発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。■製品に関するお客様のお問い合わせ先ローランド製品サポート: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月21日クールな美貌と高い演技力で俳優として活躍している、真木よう子さん。若々しさもあるため、真木さんが2022年10月には40歳の誕生日を迎えることを、きっと大半の人が信じられないことでしょう。どんなに努力をしていても、歳をとれば必ず身体に変化は現れます。しかし、真木さんが公開した写真は、そんな常識を疑ってしまうようなものでした! この投稿をInstagramで見る 真木よう子 Yoko Maki(@yokomaki_official)がシェアした投稿 同月16日、Instagramに寝起きのすっぴんショットを公開した真木さん。寝起きはまだなんの身支度もできていないどころか、頭もよく働いておらず、酷い顔になってしまうもの。しかし、真木さんの寝起きの姿は今年で40歳になることが信じられないほど、天然できれいなことが分かります。眠そうな顔をしていても美しさが分かる真木さんの姿に、多くの人が驚かされたようです!・えっ、寝起き!?めちゃくちゃキレイでビックリしたわ!・寝起きで髪が乱れていてもかっこいい。反則だ…。・眠そうな表情なのに、絵になっているなあ。ビジュアルが重視されるため、芸能人として普段から肌のケアに励む努力のたまものなのでしょうか。もしくは、真木さんの持ち前の美しさが圧倒的すぎるのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2022年06月16日待望の最新シーズン4が2部作で配信される「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。Vol.1(7エピソード)の配信を前に、マイク、イレブン、ウィル、ダスティンら、シリーズの人気をけん引してきた子どもたちが離れ離れになった場所で、“裏側の世界”から迫りくる“史上最大級の脅威”に一致団結して立ち向かう、緊張感溢れる配信直前予告編が解禁された。小さな町ホーキンスを舞台に、少年ウィルの失踪と突如現れた謎の少女イレブンとの出会いから、想像を超える不可解な事件に巻き込まれながらもマイクたちが活躍してきた本作。今回解禁された予告編では、“シーズン3で起こった衝撃の出来事”をきっかけに、ホーキンスから慣れない土地カリフォルニアへ引っ越したウィル(ノア・シュナップ)とエル(ミリー・ボビー・ブラウン)、そして彼らと離れ離れになってしまったマイク(フィン・ヴォルフハルト)、ダスティン(ゲイテン・マタラッツォ)、ルーカス(ケイレブ・マクラフリン)らが高校生へと成長し、それぞれの日常の様子が描かれる。ホーキンスに残るマイクとダスティンは、はみ出し者たちが集まる“ヘルファイア・クラブ”に入部。謎に満ちた新キャラクターのエディ(ジョセフ・クイン)と対峙し、ダイスを振るって何やら怪しげなバトルに挑むことに。いつになく真剣な表情のダスティンだが、これは一体何を巡る勝負なのか?しかし、やがてこれまで以上に予測不能な“最大の脅威”が迫りくることに。映像では、真っ赤に染まり禍々しさに満ち溢れた“裏側の世界”から脅威が訪れ、それに立ち向かおうとする姿も描かれていく。スティーブ(ジョー・キーリー)やナンシー(ナタリア・ダイアー)らが“裏側の世界”らしき世界で自転車を疾走させる謎のシーンや、異国の地で戦いへと挑もうとするホッパー(デヴィッド・ハーバー)の姿も...。製作総指揮・監督・脚本を務める、シリーズの生みの親であるザ・ダファー・ブラザーズは、「シーズン4を何よりも特徴づけているのは、"離れ離れになっている"こと」とコメント。「このバラバラに展開されるこれらの物語は、段々と、まるで何かに導かれるように1つの物語へと集約されていくんです」と本シーズンの展開を示唆する。加えて、それぞれのキャラクターたちについても、「マイクとダスティンは、はみ出しものが集まる"ヘルファイア・クラブ"に入部します。ルーカスは運動神経が良いので、運動部の生徒たちと仲良くなります。これが原因で、仲良しグループの関係にちょっとした亀裂が生じます。そして、これまでほとんど関わりがなかったキャラクター同士の絡みもありますよ」と、これまでとは違う変化についても明かす。さらにキーキャラクターのひとり、エルことイレブンについては「イレブンの物語は、ほかの皆のものとまったく異なります。今シーズン、イレブンは、自らのあらゆる過去と向き合わなければなりません」と語っており、今回もイレブンが物語の行方を左右することになりそうだ。Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン1~3は独占配信中、シーズン4Vol.1は5月27日(金)より、Vol.2は7月1日(金)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年05月24日ホアキン・フェニックス主演、マイク・ミルズが監督・脚本を務めた「A24」製作映画『カモン カモン』より、ミルズ監督の手描きイラストをあしらったアートポスタービジュアルが到着した。本作は、N.Y.を拠点に全米各地を取材して回るラジオジャーナリストのジョニーと、9歳の甥・ジェシーが、突然、共同生活を始めるところからスタートする、心温まる物語。到着したアートポスターは、ミルズ監督本人が、ジョニーとジェシーを描き下ろしたイラストに、監督が大好きだという劇中のセリフをあしらった。“このシーンの2人を描いてほしい!”という日本からのオーダーを快諾したミルズ監督は「この一節を永遠のものとして残すことができて本当にうれしい。僕が大好きな台詞の一つで、『カモン カモン』のテーマやタイトルの意味を聞かれたらいつも、”ジェシーが、『何ごとも思ったようには起きない』と言うシーンで説明しているよ!“と心の中で思っているんだ。日本には大好きな友人が多くいるし、このポスターも作品も、日本の皆さんに観てもらえるのがすごく楽しみだよ!」とコメントを寄せている。ディレクションは、本作の日本版ビジュアルを手掛けたデザイナー・大島依提亜。「今回のポスターを作るにあたり、マイク・ミルズ監督から素敵な描き下ろしの絵を頂戴し、それだけでも充分幸運なことなのに、さらにデザインしたものを見てもらうという(しかも監督自らちょっとした─でも魔法のような的確さで手直しまでしてもらい)とても貴重な機会を頂きました」と制作をふり返っている。なお、同ポスターは、代官山 蔦屋書店にて4月13日から、六本木 蔦屋書店にて4月14日から開催される本作の公開記念ポスター展で展示される予定となっている。『カモン カモン』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年04月11日2022年4月6日、俳優の真木よう子さんがInstagramを更新。公開された1枚の写真に、反響が上がっています。同日、真木さんが投稿したのは、友人から送られてきたという写真。「自分で『誰?』ってなった」とつづる、実際の写真をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 真木よう子 Yoko Maki(@yokomaki_official)がシェアした投稿 凛とした表情を浮かべる、昔の真木さん。画像の解像度が低いところを見るに、昔に撮影された写真には間違いなさそうですが…被写体である真木さんは、今と特別変わっていないように見えます!2022年2月に撮影された写真と比較してもさほど変化がないのは、表舞台に立つ真木さんが美しさを保つため、日々努力を惜しんでいない証拠なのかもしれません。 この投稿をInstagramで見る 真木よう子 Yoko Maki(@yokomaki_official)がシェアした投稿 真木さんの写真を見たファンからは、驚きの声が上がりました。・今も昔も美しい…。・変わらない美しさ、素敵すぎる!ずっと大好きです!・どうしてそんなにきれいなのですか?美の秘訣を教えてほしい…。クールな雰囲気でミステリアスな魅力を持ち、時折おちゃめな一面を覗かせる真木さん。今後の真木さんの活躍からも、目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2022年04月08日ホアキン・フェニックス主演『カモン カモン』の監督マイク・ミルズが、本作を美しいモノクロームの映像で綴った理由について語った。ミルズ監督はモノクロへ並々ならぬこだわりがあったという。「この映画の物語は、すごくありきたりのことだと思うんだよね。子供をお風呂に入れて、一緒に寝て、ご飯食べるというものだからね。だけど白黒にすることで、その日常風景から切り離されて、これは“物語”なんだということをまず提示できると思った」と、モノクロにした理由を語る。加えて、「子供と大人がある場所を歩いていくというイメージが僕の頭の中に浮かんだんだけど、それが神話的かつ、寓話的で、ほとんどクリストファー・ロビンとくまのプーさん的な絵のような映像や、『キッド』(1921)でのチャーリー・チャップリンと子供みたいな感じだった。さらにイソップ物語的なイメージが浮かんだんだ」と本作の着想を語り、モノクロ映画が持つ効果について「日常から切り離して、“物語”の中へ導くための手段でもあったんだ」と説明した。理由をさらに加えるとしたら、ミルズ監督が白黒映画を好きだったということも挙げられる。モノクロを簡素な映像ではなく、生き生きとした表現が可能な手法と考えていたミルズ監督は、ヴィム・ヴェンダース監督『都会のアリス』(74)を筆頭に、フランソワ・トリュフォー監督『ピアニストを撃て』(59)、ミロス・フォアマン監督『ブロンドの恋』(65)、ピーター・ボグダノヴィッチ監督『ペーパー・ムーン』(73)、エルマンノ・オルミ監督『婚約者たち』(63)など白黒の名作からのインスパイアを受けたと明かした。アカデミー賞ノミネート『女王陛下のお気に入り』や名匠ケン・ローチ監督作常連の“職人”と作り上げた映像美本作で撮影を手掛けたのは、ヨルゴス・ランティモス監督の『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞撮影賞にノミネートされ、『わたしは、ダニエル・ブレイク』など名匠ケン・ローチ監督作常連のロビー・ライアン。様式化された芸術的な映画からリアリズムを追及した作品まで担う、まさに“職人”ともいえる撮影監督だ。「主に自然光を使って、臨場感を出すことを考えていた」というミルズ監督は、「ロビーはその点で非常に優れている。また、強引にならないように美しく見せる方法についても極めて鋭いセンスを持っている」とライアンの手腕を絶賛している。デトロイト、ロサンゼルス、ニューヨーク、ニューオーリンズの4都市をモノクロで撮影また、デトロイトからロサンゼルス、ニューヨーク、ニューオーリンズへと旅をするロードムービーの側面も持つ本作。ミルズ監督は、「東、西、北、南の各都市が入っているのが気に入った」と言い、ライアンは「モノクロにすることで、さまざまな場所に統一感を持たせることができた。これは、旅全体をひとつにつなぐ感覚だ」「この世界をモノクロで包み込むわけだけど、人間関係や感情よりも映像が勝ってしまわないように、バランスをとることが重要だった」とふり返っている。こうしてミルズ監督とライアンが手掛けた生き生きとしたモノクロの映像美は、見事に現実世界と寓話を調和させた。今回解禁となった場面写真は、2人が作り上げた洗練された映像よりロサンゼルス、ニューヨーク、ニューオーリンズの景観が切り取られたものとなっている。『カモン カモン』は4月22日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年03月30日チャニング・テイタムの長年の製作パートナーで、『マジック・マイク』『マジック・マイクXXL』の脚本を担当したリード・カロリンが、再び脚本を手掛ける同シリーズ第3弾『Magic Mike’s Last Dance』(原題)について「SlashFilm」に語った。「そうですね、この言い方をチャニングも気に入っているんですけど、『ストリップのスーパーボウル』みたいになります。過剰に期待させたくはありませんが、私はすごく楽しみにしています。前2作とは全く違った作品になりますね」と自信をのぞかせるカロリン。「それぞれの映画にジャンルとテーマがありましたが、第3弾は『プリティ・ウーマン』に『オール・ザット・ジャズ』、それかフレッド・アステアの映画とか、そういうものをあわせたような映画になります」と具体的な映画を例として挙げ、第3弾について説明した。「3本目はトーンが違うんですよ。中心にいるのは女性。とてもクールな女性のキャラクターで、マイクと一緒に映画の推力になる。舞台はロンドンです」と語った。撮影は、2週間後にスタートするという。「撮影が始まったら、もっとお伝えできることが増えるんじゃないかなと思います」と、今後のさらなる情報提供も約束した。ワクワクしている様子のカロリンとは対照的に、主演のチャニングは主人公のストリッパーらしい身体つきを取り戻すために、苦労している様子。ケリー・クラークソンのトーク番組で、「若い頃は14キロくらいの増減は簡単にできたのに、いまじゃ7キロくらいが精いっぱい」「ひもじい思いをしなきゃならない」「不健康なほど身体を締めている」と役作りについて語った。(Hiromi Kaku)■関連作品:マジック・マイク 2013年8月3日よりシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネマカリテほか全国にて公開© 2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.マジック・マイクXXL 2015年10月17日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT,LLC
2022年02月22日「憧れの“あのマイク”を持って歌うキスマイのメンバーの姿を見れて本当にうれしかったです」感慨深げにこう話すのは、Kis-My-Ft2の女性ファン。1月から全国ツアー中のキスマイ。その初日となった1月15日の静岡公演で、ファン感涙の“うれしい発表”があったという。「MCで、この日から“白いマイク”を使い始めたことをメンバーが明かしていました。白マイクを持った7人はとても誇らしげでした」(前出・女性ファン)メンバーが歓喜する“白マイク”。それもそのはず、送り主は中居正広(49)なのだ。「昨年8月にデビュー10周年を迎えたキスマイにお祝いの品として中居さんが贈ったものです。10周年を記念してキスマイ全員が昨年9月に出演した『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の収録後に中居さんが渡したそうです。メンバー7人分と故障した際に使えるスペア1本の計8本で、それぞれにメンバーの名字が刻印されているといいます」(音楽関係者)その驚きの金額をライブ制作関係者は明かす。「中居さんが贈ったマイクはドイツの音響機器メーカー『ゼンハイザー』の最高級モデル。名前の刻印代や付属品なども合わせると1本50万円ほどで、総額で約400万円です」中居といえば、これまでジャニーズの後輩グループの“節目”をプレゼントで祝ってきた。「嵐が’20年末をもってグループ活動を休止したときには5人に箸を、昨年11月に解散したV6全員にも一足35万円ほどの高級革靴をプレゼントしています。活動休止の嵐は“箸休め”で箸、解散のV6は“新たな一歩”で靴、と贈り物に中居さんからのメッセージが込められているとみるファンもいます」(前出・音楽関係者)■白マイクに秘められた中居の“大切な思い出”松本潤(38)も、昨年12月にゲスト出演した『金スマ』で自身が受け取った箸について、「2つ対になっているものっていうことにすごく意味を持っているんだろうな」と推察。対して中居は「ごめん。なんの意味もないんだよ。俺、そんな深い人間じゃないんだよ」と否定していた。しかし、キスマイへの白マイクには中居の“大切な思い出”が詰まっているようだ。「白マイクといえば、歌番組やライブでSMAPが使っていたもの。白色を使うアーティストは珍しく、一部では“SMAPの象徴”という声もあります。しかも、白マイクの発案者は中居さんなんです。ライブの演出も担当していた中居さんが、『曲によってマイクの色を変えたほうがいい』『清潔感がある』といった理由で特注したと聞いています」(前出・音楽関係者)愛着のある白マイクをキスマイに“譲渡”した中居だが、そこには彼の“願い”が込められていると、別の音楽関係者は言う。「自身の番組にメンバーをよく招き、派生ユニットである舞祭組のプロデュースも手掛けるなど、中居さんはキスマイを特にかわいがってきました。彼らが出演した『金スマ』では『僕が見たことのない景色を見せてほしい』と伝えています。SMAPが解散した今だからこそ、思い入れの詰まった白マイクをキスマイにプレゼントすることで、『SMAPを超えるグループになってほしい』という思いを伝えたかったのではないでしょうか」最愛の後輩へ“エール”を送った中居。’20年3月末にジャニーズ事務所を退所してからまもなく2年がたつが、人知れず悩みを抱えているという。「最近、中居さんが“ジャニーズに戻りたい……”とよくぼやいているといいます。思った以上に社長としてやることが多く、そのことに苦心しているそうです」(テレビ局関係者)■SMAPで叶えられなかった銀座パレードの夢退所後、中居は自ら立ち上げた個人事務所「のんびりなかい」のタレントと社長業を兼業している。昨年4月に出演した『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、独立について「絶賛、皆さんにおすすめしますという感じではない。大変ですし」と苦労を冗談まじりに語っていた。今も5本のレギュラー番組を抱える売れっ子の中居だけに、“二足のわらじ”は想像以上にハードなものだったようだ。「番組ではふざけることも多い中居さんですが、素顔はかなりの勉強家。毎回台本を全て頭に入れ、ゲストの出演作や趣味なども必ず調べるそうです。しかし、独立後は書類の整理や、年末になると関係各所へお歳暮を手配し、年度末には確定申告のため税理士と領収書の確認作業を行うなど、社長業に追われる日々だといいます。その結果、本業であるタレント業の準備の時間が取れず、『能力と余力が取られちゃうよ』と周囲にこぼしているそうです。以前、友人のナインティナイン・岡村隆史さん(51)に『絶対に会社は辞めないほうがいい』と言ったそうですが、本音の部分もあるのでしょう」(前出・テレビ局関係者)多忙な社長業との両立に煩悶する中居だが、キスマイに贈った白マイクにもその“余波”があると、前出の音楽関係者は指摘する。「松本さんが昨年12月に出演した『金スマ』で中居さんは、かつて松本さん、櫻井翔さん(39)との食事会で2人に“嵐が銀座でパレードを行うこと”を提案しようとしたが、踏みとどまったことを明かしていました。中居さんはSMAPでパレードを行いたかったので、“嵐にやられたら悔しい”と思ったそうです。今もSMAP時代に思いを馳せる中居さんが、SMAPの象徴である白マイクをキスマイに贈ったかげにはアイドル業に専念できた“黄金期”への未練もあるのかもしれませんね」解散後も、“SMAPは実家”と語っている中居。ジャニーズ時代の伝説は後輩の“白マイク”で語り継がれることになるはずだ。
2022年01月26日1月14日(金)より日本で公開され、大ヒット中のクリント・イーストウッド監督・主演・製作の映画『クライ・マッチョ』。この度、本作よりイーストウッドが演じるマイクがと少年ラフォが出会う新たな本編映像が公開された。半世紀以上に渡り一線で活躍を続ける名優にして、映画『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で監督として2度の「アカデミー賞」に輝くクリント・イーストウッド。監督デビューから50年・40作目となるアニバーサリー作品『クライ・マッチョ』は彼が監督・主演を兼任する新たなマスターピースである。落ちぶれた元カウボーイ・マイクと少年・ラフォの旅を通して語られる「人生」とは。喜びや悲しみを背負い、なお人生を歩み続ける、生きる上で必要な「強さ」とは何かを温かく、時にユーモラスに時に切なく語りかける。40年前から検討されていた原作に満を持して向き合った本作は、まさにイーストウッドの集大成にして新境地と言えるだろう。今回公開された本編映像は、マイクが探していた少年・ラフォを見つけ出す、初めての出会いを果たした場面。恩人の息子を探して彼らの家を訪れたマイクは、母親から息子はここではなくストリートで生きていると告げられる。マイクは警察にガサ入れされたメキシコの闘鶏場に足を踏み入れる。「出てきたまえ。俺は家族の友人だ」と呼びかけるも場内からは何の反応もない。誰も居ないと思った矢先、闘鶏用のニワトリが物陰から飛び出してくる。しかめっ面でニワトリを捕まえたマイクは「悪いチキン、暴れるな」と瞬く間に手懐ける。マイクは「よし。くそガキ出てこい。5まで数え、チキンの首を折る。いいな?」と手荒なやり方でラフォを挑発し、カウントを始めると「雄鶏を返せ!」と怒りをみなぎらせたラフォが姿を現す。「話が先だ。ラフォ」と呼びかけるマイクに、少年は「名前知ってるの?なぜここが?」と複雑な表情を浮かべる。「お母さんから居場所を聞いたからだ」というマイクの返答に、ラフォは「俺を買ったのかよ」と言い捨てる。男遊びが盛んな母の元、劣悪な環境で育ったラフォは、闘鶏の“マッチョ”とストリートで生きてきた。誰も信用できないと心に決めた彼は、突然現れたマイクに敵対心をむき出しにする。一方のマイクも、恩義がある元雇い主の依頼だから受けた仕事だが、ひねくれた若造になめられる筋合いはない。まさに“最悪”の出会いの後、マイクが運転するピックアップトラックでアメリカ国境を目指す旅を始める。勇気、希望、友情、そして愛…。ここまで数々の人生を描いてきたイーストウッドが描く真の”強さ”とは。旅を続ける映画人・イーストウッドが『クライ・マッチョ』に込めた想いを、映画館の大スクリーンで受けとめてほしい。『クライ・マッチョ』公開中
2022年01月19日男性ストリッパーの世界を舞台にしたチャニング・テイタム主演映画『マジック・マイク』の3作目が製作されることになった。タイトルは『Magic Mike’s Last Dance』。2作目『マジック・マイク XXL』から6年を経てのゴーサインだ。監督は1作目同様スティーブン・ソダーバーグ。2作目の監督グレゴリー・ジェイコブスはプロデューサーとして参加。2作目のヒットの後、『マジック・マイク』は舞台化され、ラスベガス、ロンドン、ベルリンなどで好評を得た。3作目へのゴーサインが出たのには、そういった背景も大きいようだ。過去2作は劇場公開だったが、この3作目はワーナーメディア傘下のHBO Maxで配信される。文=猿渡由紀
2021年12月01日『マジック・マイク』第3弾が製作されることが明らかになった。前2作の『マジック・マイク』(2012)、『マジック・マイクXXL』(2015)で主演を務めたチャニング・テイタムが、SNSで報告した。監督は第1弾のスティーブン・ソダーバーグ、脚本は前2作から引き続きリード・キャロリンが担当するという。タイトルは『Magic Mike’s Last Dance』(原題)。HBO Maxで独占公開されるとのこと。前2作の興行収入は合計で約3億ドル(約341億円)を稼ぎ出す大ヒットとなり、2017年にはラスベガスで「Magic Mike Live!」として舞台化もされ、のちにイギリス、ドイツ、オーストラリアでも上演された。このショーは今月16日からHBO Maxで配信開始となるリアリティー・コンペティション番組「Finding Magic Mike」(原題)にも大きな影響を与えている。(優勝者は賞金を授与されるとともに、ショーでパフォーマンスすることもできる)。ソダーバーグ監督は、「チャニング、リード、『マジック・マイク』の振り付けチームが作り上げたライブショーを見てすぐに『もう1本、映画を作らなきゃ』と思いました。(チャニングが演じる)マイク・レーンのダンスを通して人とつながるという夢は、実現されなければなりません」と語っている。(Hiromi Kaku)■関連作品:マジック・マイク 2013年8月3日よりシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネマカリテほか全国にて公開© 2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.マジック・マイクXXL 2015年10月17日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT,LLC
2021年11月30日Netflixがエドガー・アラン・ポーの短編小説「アッシャー家の崩壊」をリミテッドシリーズ化するにあたり、ホラーを得意とするマイク・フラナガン監督(『ドクター・スリープ』)を起用した。フラナガン監督はここ2年でNetflixのドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」、その続編の「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」、「真夜中のミサ」を手がけてきた。今回のドラマには、監督・製作総指揮として携わる。Netflixによれば、全8話のリミテッドシリーズになるとのことだが、「アッシャー家の崩壊」だけでなくポーの「複数の作品」を基にしているとのこと。フラナガンと、『ドクター・スリープ』で撮影を担当したマイケル・フィナモリが、4話ずつ監督するという。フラナガン監督はツイッターで「このドラマをすごく楽しみにしています。いままでやってきたものとは全く別のものになる。まもなく詳細をお知らせします」と報告&予告。監督仲間のメアリー・ランバート(『ペット・セメタリー』)から「ワオ。おめでとう、マイク。私もポーの作品を監督したいとずっと思っていた。あなたの大成功を確信している」、ファンからは「Netflixでホラーの傑作を撮り続けてくれてありがとう」「すごく楽しみ。ポーの世界が映像で戻って来るなんて」などのコメントが寄せられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年10月07日映画『カモン カモン』が2022年4月22日(金)より全国公開。主演はホアキン・フェニックス、監督はマイク・ミルズが担当。制作はA24が手掛ける。“甥っ子”との最高に愛おしい日々映画『カモン カモン』は、『人生はビギナーズ』『20センチュリー・ウーマン』などを世に送り出してきた監督マイク・ミルズが監督&脚本を手掛けるヒューマンドラマ映画。2021年のナショナル・ボード・オブ・レビュー賞においてインディペンデント映画トップ10に選ばれたほか、タイム誌やヴァニティ・フェア誌の有力誌が年間トップ10映画に選出、オバマ元米大統領が選ぶベストムービーにも選ばれるなど、アメリカ本国で高い評価を得ている。主演に『ジョーカー』のホアキン・フェニックスマイク・ミルズが自身の子供を風呂に入れている時に着想を得たと語る感動作『カモン カモン』の主人公ジョニーを演じたのは、ホアキン・フェニックス。映画『ジョーカー』での怪演で映画賞を総なめにしアカデミー賞主演男優賞を受賞した後、本作が最初の主演作品となる。・ジョニー(ホアキン・フェニックス)ニューヨークでラジオジャーナリストとして1人で暮らし、様々な過去を抱える男。妹に頼まれたことから数日間預かることになった甥ジェッシーに振り回されながらも優しく接する。・ジェシー(ウディ・ノーマン)ジョニーの甥であり、好奇心旺盛で少し風変わりな子供。ジョニーのぎこちない兄妹関係やいまだ独身でいる理由、自分の父親の病気に関する疑問をストレートに投げかけ、ジョニーを困らせる。一方で、ジョニーの仕事や録音機材に興味を示し、次第にジョニーとの距離を縮めていく。・ヴィヴ(ギャビー・ホフマン)ジョニーの妹で、ジェシーの母親。制作は『ムーンライト』『ミッドサマー』などのA24制作を手掛けたのは『ムーンライト』『レディ・バード』『ミッドサマー』など、数々の話題作を生み出してきた気鋭のスタジオ・A24。A24がホアキン・フェニックス、マイク・ミルズとタッグを組むのは今回が初となる。ロビー・ライアンによる全編モノクロ撮影にも注目また、物語へ導くための手段として全編モノクロームで撮影。『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞撮影賞ノミネートを果たし、『わたしは、ダニエル・ブレイク』など名匠ケン・ローチ監督作品常連のロビー・ライアンが撮影監督を務めている。デトロイトからロサンゼルス、ニューヨーク、ニューオーリンズへと旅をするロードムービーの側面も持つ『カモン カモン』。マイク・ミルズは「モノクロにすることで、さまざまな場所に統一感を持たせることができた。これは、旅全体をひとつにつなぐ感覚だ」「この世界をモノクロで包み込むわけだけど、人間関係や感情よりも映像が勝ってしまわないように、バランスをとることが重要だった」と語っている。映画『カモン カモン』あらすじニューヨークでラジオジャーナリストとして 1 人で暮らすジョニーは、妹から頼まれ、9歳の甥・ジェシーの面倒を数日間みることに。ロサンゼルスの妹の家で突然始まった共同生活は、戸惑いの連続。好奇心旺盛なジェシーは、ジョニーのぎこちない兄妹関係やいまだ独身でいる理由、自分の父親の病気に関する疑問をストレートに投げかけ、ジョニーを困らせる一方で、ジョニーの仕事や録音機材に興味を示し、二人は次第に距離を縮めていく。仕事のためニューヨークに戻ることになったジョニーは、ジェシーを連れて行くことを決めるが…作品情報映画『カモン カモン』公開日:2022年4月22日(金)監督・脚本:マイク・ミルズ出演:ホアキン・フェニックス、ウディ・ノーマン、ギャビー・ホフマン、モリー・ウェブスター、ジャブーキー・ヤング=ホワイト音楽:アーロン・デスナー、ブライス・デスナー(ザ・ナショナル)配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
2021年09月12日漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で連載され、2020年にはテレビアニメ化も発表された人気作品『チェンソーマン』。また、漫画は第2部が連載開始予定であり、盛り上がりはとどまることを知りません。真木よう子の『チェンソーマン』コスプレに絶賛の声2021年8月21日、俳優の真木よう子さんがInstagramを更新。投稿によると、真木さんとマネージャーは『チェンソーマン』を愛読するファンなのだそうです。マネージャーの熱いリクエストで、真木さんは主人公・デンジの上司であるマキマのコスプレをすることに!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 真木よう子 Yoko Maki(@yokomaki_official)がシェアした投稿 クールな印象の顔立ちと、ワイシャツに黒いパンツスーツ姿が特徴的なマキマ。真木さんのマキマはミステリアスな雰囲気があり、髪色は違えど漫画から出てきたような再現度です!素晴らしい写真の数々に、マキマが好きなマネージャーだけでなく、ネットを通して多くの真木さんのファンや、『チェンソーマン』の読者が心奪われた様子。実写化が決定していないにもかかわらず、「真木さん、いつか『チェンソーマン』が実写化したらお願いします!」という声も上がっています。・素晴らしい。マキマが持つ雰囲気を完璧に再現している…。・色気や強さ、そして冷たさが見事に出てる。このまま実写化してほしい。・スタイルがよすぎて、シンプルなワイシャツとパンツスーツなのにかっこいい…。ビジュアルだけでなく、「真木さんの淡々とした演技も、マキマというキャラクターに合いそう」という意見もありました。いつか同作品が本当に実写化したら、キャスティングが気になりますね![文・構成/grape編集部]
2021年08月22日VANS(ヴァンズ)から、アニメーション「スポンジ・ボブ」、スケートボーダーのマイク・ギグロッティとのトリプルコラボレーションアイテムが登場。2021年6月5日(土)よりVANSストア各店などで発売される。VANS×スポンジ・ボブ×マイク・ギグロッティのトリプルコラボアーティスト、そしてイラストレーターとしても活躍するマイク・ギグロッティが描いたのは、スケートテイストに解釈した「スポンジ・ボブ」。オリジナルのキャラクターデザインは維持しながら、自らのアートやドローイングスタイルで表現した「スポンジ・ボブ」の世界観を、スニーカーとアパレルアイテムに落とし込んでいる。スカルや炎、有刺鉄線のモチーフで「スポンジ・ボブ」の世界観を表現中でも特に注目したいスニーカーは、「スケート オールド スクール(SKATE OLD SKOOL)」、「スケート スケート ハイ(SKATE SK8-HI)」、「スケート スリッポン(SKATE SLIP-ON)」の3モデルがラインナップ。ブラック×イエローの配色で、「スポンジ・ボブ」とジリオッティのシグネチャーであるスカルや炎、有刺鉄線、鎖といったモチーフを組み合わせたグラフィックが印象的に描かれている。アパレルアイテムは、スニーカーと同様のストリート感溢れる「スポンジ・ボブ」のグラフィックがプリントされたTシャツ、ロングスリーブTシャツ、パーカーが展開される。商品情報VANS × スポンジ・ボブ × マイク・ギグロッティ発売日:2021年6月5日(土)取扱店舗:VANSストア各店、ABC-MART GRAND STAGEオンラインストア、一部のVans Skate販売店
2021年06月07日『スクール・オブ・ロック』の脚本を手掛けたマイク・ホワイトが監督した、ベン・スティラー主演の『47歳 人生のステータス』より予告編が到着した。申し分ないキャリアと幸せな家庭を手に入れている47歳の中年男性ブラッドは、大学進学を目指す息子と2人でボストンへ向かう。その旅で経済的にも社会的にも成功した旧友たちと再会したブラッドは、次第に自分が築いた家族や仕事が果たして最高のものなのかと疑問を抱き始め、自分の人生を見つめ直していく――。本作は、50代を目前にミッドライフ・クライシス(中年の危機)に陥り、その中で人生後半戦を歩み始める中年男性の悲哀と再生を温かくユーモラスに描いたハートフルドラマ。製作総指揮にはブラッド・ピットが名を連ね、ブラッド率いる「プランBエンターテインメント」が製作。今回到着した予告編では、ベン扮する主人公ブラッドが、息子トロイ(オースティン・エイブラムス)の大学見学に向かう途中、学生時代の旧友たちの成功を知り、自分自身のステータスについて悩む様子が映し出される。息子の友達からは「もう50歳なのに自分勝手なのね」と言われ、旧友には展開している事業を皮肉られ…そんな中、ふと息子の成長した姿に気づき、妻に電話をかける姿や、ラストでは涙を浮かべるシーンも。「本音で語られる男性側のミッドライフ・クライシス(中年の危機)に関する映画を、皮肉っぽく、しかしながら同時に同情も込めて描きたかった」というホワイト監督は、「周りの人々は、より大きな人生を歩んでいるように見えますよね。私たちの生活でのこういった局面が、映画の中で共感できるように描かれることはあまり無いと感じていました。自分自身について考えることが、いかに自らの多くの時間を食っていることか。この映画はすぐに、風変わりで予想しない方向へと進みます。観客は、ある特定のタイプの映画だと予想するでしょうけど、私が思うところの、楽しく予想を裏切る方向へと展開します」とコメント。また、ずっとベンのファンだったというホワイト監督。「長い間ずっと彼と一緒に仕事がしたいと本当に思っていたのですが、今までずっと叶わなかったのです。ベンは、笑える普通の人、みたいな感じなのです。都会的な野心のようなものを体現する、強烈で、正確なコメディ俳優なので、ブラッドの役柄にうってつけだと感じました」と主演のベンについても明かしている。『47歳 人生のステータス』は6月11日(金)よりMIRAIL、Amazon Prime Video、U-NEXTにてオンライン上映。(cinemacafe.net)
2021年05月24日唐沢寿明が凄腕刑事、真木よう子がボイスプロファイラーを演じる、制限時間内に人々を救い出すタイムリミットサスペンスドラマ「ボイスII 110緊急指令室」に、「NEWS」増田貴久の出演が決定した。前作で樋口(唐沢さん)を“兄貴”と慕う後輩・石川透を演じた増田さん。前作ラストでは、樋口を裏切り警察官を辞める決断をしていたが、今回は一体、どのような形で出演するのか、樋口との関係はどうなるのか、気になる詳細はまだ明かされていない。今回参加決定に「思わず、『おおおっ!やったぁ!』という言葉が出てしまいました」と心境を明かした増田さんは、「2年前の唐沢寿明さんとの出会いは僕にとってとても大きな出来事で、プライベートでもお世話になっているほどです。今回も“兄貴”とボイスに全てをかけて頑張るつもりです!そして、(演じる)石川透が抱えた罪の意識を2年の月日がどう変えたのか。そんな心の変化を意識しながらも、優しく強い透ちゃんを演じたいと思っています」と意気込んだ。そんな増田さんの出演について、続編をやるなら同じメンバーがいいと思っていたという唐沢さんは「『ボイス』の後にいろいろな作品に出演して経験を重ねてきたと思うので、2年前とはまたちょっと違う(石川)透が見られるんじゃないかなと思います。今年も一緒に熱い夏を過ごせることを楽しみにしています」言い、真木さんも「前回も身体作りを全力でしたりと、忙しい中でもとてもストイックな方なので、私も刺激を受けて毎回撮影に挑んでいました。今回も共演が楽しみです」と共演に期待を寄せている。新土曜ドラマ「ボイスII 110緊急指令室」は7月、22時~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年05月20日唐沢寿明主演、共演に真木よう子を迎え、2019年7月に放送された「ボイス 110緊急指令室」の続編、「ボイスII 110緊急指令室」がこの夏、放送されることが分かった。本作は、迫りくる凶悪犯罪者から、声、音を手掛かりに、制限時間内に被害者を助ける緊急指令室「ECU」を舞台にした、通報からの10分間が生死を分けるタイムリミットサスペンスドラマ。今回の続編では、勘と行動力で突き進む情熱的な敏腕刑事で、猟奇殺人犯に妻を殺され犯人への復讐に燃えた男、唐沢さん演じる樋口彰吾と、真木さん演じる緊急指令室室長でボイスプロファイラー(声紋分析官)の橘ひかりが帰ってくるほか、この2人に対峙する、単なる悪役ではない“ダークヒーロー”が登場。若者が社会に持つ鬱屈や、やり場のない怒りを代弁し、その苦悩、鬱憤を爆発させるかのような、魅力的な悪の権化だ。連続ドラマで続編をやるのは今回が初めてだという唐沢さんは「真木さんと再び共演ですが、『II』をやるならやはり同じメンバーがいいと思っていました。メンバーそれぞれに今回、新たな展開がありそうなので期待して欲しいです。『ボイス』の魅力のひとつは、“恐怖”ですが、ただ単純に怖いということだけではなく、犯罪者側にも何か背負っているものがあって、そういったところがしっかりと描かれているヒューマンドラマになっていると思います」とアピール。どんな微かな音でも聞き分けることができる絶対聴感能力を持つひかり役の真木さんは「特殊でとても難しくやりがいのある役で、またハードな撮影になるかと思うので、気合を入れて頑張りたいと思いました」と続編へ意欲を見せ、「唐沢さんはとても頼りがいのある方で前回も演者、スタッフ全員の兄貴的存在でした。今回も唐沢さんに全力で甘えていきたいと思います(笑)」とコメントしている。新土曜ドラマ「ボイスII 110緊急指令室」は7月期、22時~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年05月12日真木よう子主演ドラマ「ハクタカ 白鷹雨音の捜査ファイル」の放送が決定。共演には眞島秀和、赤楚衛二、黒木瞳を迎えることも分かった。公園でピエロ姿の変死体が見つかる。武蔵野東署の白鷹雨音が捜査を始めると、被害者からフグの毒が検出され、SNS内にアップされた被害者の写真からフグの毒を示すTTXの文字と数字の1が書かれた風船を見つける。雨音は、犯行声明で連続殺人ではないかと疑うが、捜査一課長の福川冴子は否定的だ。その後、第2の殺人事件が起き、白鷹は後悔が残る2年前の事件を思い出す…。本作は、「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した異色のサラリーマン作家・梶永正史による警察小説「組織犯罪対策課 白鷹雨音」のドラマ化。犯人からの謎の犯行声明を手掛かりに、立て続けに起こる殺人事件の関連性を紐解き、主人公の優れた洞察力によって事件の真相を暴いていくミステリーだ。主演の真木さんが演じるのは、鷹のような鋭い眼光で事件の全貌を見通す“ハクタカ”こと白鷹雨音。武蔵野東署の巡査部長で、刑事の勘と身体能力を兼ね備えた有能な人物。過去に起きた事件にいまも心を痛め、被害者の心に寄り添いながら事件解決へと導く。「何事も自分の責任として全てを背負い、他の人を責める選択肢のない人間」と今回演じる白鷹役について説明した真木さんは、「単純な事件解決物語とは少し違った、生きる事の意味、取り戻せなくなった幸せな時間を深く考えさせられるストーリーになっていると思います」と本作について語っている。また眞島さんが、白鷹と同じ過去の事件を引きずり、捜査ではバディとなる白鷹を支えながら共に真相に迫る警視庁捜査一課の刑事・草野誠也。『思い、思われ、ふり、ふられ』「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の赤楚さんが白鷹を慕う新米刑事・兎束晋作。黒木さんが憶測や勘を排するクールな捜査一課長・福川冴子を演じる。ほかにも、正名僕蔵、マギー、猫背椿、猫ひろし、山口翔悟、安居剣一郎、水間ロン、白石朋也、高杉亘、藤田弓子、笹野高史が出演する。<キャストコメント>真木よう子雨音は何事も自分の責任として全てを背負い、他の人を責める選択肢のない人間です。故に孤独で常に自分との闘いの中で生きています。私もそういった時期はありましたので、当時を思い出し演じた感じに近いです。眞島さんとは、初共演ではないのですが、この作品で距離が縮められてお互い気楽に話せる様になり、ユニークな方でアドリブも面白かったです。赤楚さんは日々重ねる毎にフレッシュで新鮮な芝居を出してくれて現場でも先輩男性陣から可愛がられている印象です。黒木さんとの共演は初ではないですが、私は黒木さんの目がとても好きです。多くの言葉は交わさずとも黒木さんとならもっともっと芝居で関わり勉強していきたいと強く思わせて頂きました。単純な事件解決物語とは少し違った、生きる事の意味、取り戻せなくなった幸せな時間を深く考えさせられるストーリーになっていると思います。眞島秀和草野誠也役については、衣装合わせで監督とお会いした時に役柄の幅を広く持たせて欲しいとの事でしたので、そこを意識しながら楽しく演じることができました。そして真木よう子さんとがっつり共演するのは久しぶりです。真木さんが持っていらっしゃるミステリアスな雰囲気の中にも芯の強さを感じる刑事とのバディ役がとても刺激的でした。真木さんと黒木瞳さんの緊張感あるやりとり、新米刑事の赤楚衛二くんをはじめとした刑事の面々など見所は沢山あります。是非ご覧ください!赤楚衛二白鷹先輩にゾッコンの兎束晋作、演じてみてとても魅力的なキャラクターだと思いました。兎束は、23歳の新人だからこその若さとエネルギー溢れる力強さがあり、白鷹先輩をはじめとした先輩方との交流、そして大きな事件をきっかけに段々と刑事の面構えになっていく過程を演じられて楽しかったです。撮影にあたり、先輩方にはとてもお世話になりました。真木よう子さんの芯の強さとお芝居は、兎束としては勿論、僕自身も凄く憧憬の念を抱き、役と共に甘えさせていただきました。眞島秀和さんは役者としても男としても凄く素敵な方で、僕も20年後、眞島さんのような人になりたいなぁと思いました。高杉亘さんはバディという事で、刑事ならこういう時どうするか?という考え方や所作など色々教えていただき、アクションもご一緒させていただけたので感謝ばかりの日々でした。黒木瞳さんの絶対的存在感は現場をよりリアルにさせる、良い緊迫感があり、言葉一つ一つの重みに兎束は刑事としての自覚が芽生えていったと思います。作中の犯人の犯行のメッセージ性は、現代だからこそ起きてしまう強いモノなので、きっと皆さんとも一緒に考える余白がある作品だと思います。そして兎束の成長も見届けていただけたら嬉しいです。是非ご覧ください!黒木瞳警視庁捜査一課長・福川冴子という役を演じる上で、キャラクター作りが一番の課題でした。ただ厳しい、クールなだけではない何かを表現できたらいいかなと思っていたところ、台本にある「本庁は伏魔殿。あの人(福川冴子)はあの人なりに伏魔殿で戦ってる」という草野の台詞を見て、彼女もそこでしっかり自分の職を全うするべく、いろんなものを抑えつけながら世のため人のため、警察官として自覚と誇りを持って生きている人なんだなと思えたので、その言葉を拠り所にしました。ラストにハクタカと対峙するシーンでもう一度「伏魔殿」という台詞を提案させていただいて、少し冴子の人物を表現させていただきました。真木よう子さんとの共演は二回目ですが、キャラクターがブレないので安心感があり、「ハクタカ」と呼ばれる今回のキャラにピッタリだなと思いました。やはり独特な個性をお持ちの女優さんなので素晴らしいなと思います。今回、コロナ禍での撮影でしたので、世間話をあまり出来ていないため、本庁の捜査一課長と所轄の巡査部長の立場の違いがある中で、その距離感が良い意味でドラマに出ているのではないかなと思います。脚本が面白く、事件の起承転結が一筋縄ではいかない展開で、犯人がだいたい予想がつくサスペンスが多い中、心地よく裏切られて楽しませていただきました。現在の事件が、過去のある事件と鮮やかに繋がっていく展開が面白かったので、そこを楽しんでいただければと思います。月曜プレミア8「ハクタカ 白鷹雨音の捜査ファイル」は3月22日(月)20時~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2021年02月22日