3D映画を超えるアトラクション型4Dシアターとして注目を集める“MediaMation MX4D TM”(以下MX4D)の東京初上陸を前に6月23日、東京・TOHOシネマズ新宿で体験上映会が実施された。その他の画像“MX4D”は映像に合わせて客席のシートが動き、風、ミスト、香り、ストロボ、煙、首元や足元への振動などの特殊効果11種類と連動させた“体感型”システム。ロサンゼルスに本社を構え、4D/5Dモーション・エフェクト・シアターとシートの特許を持つMediaMation社が開発し、「アトラクション型の映画鑑賞スタイル」を実現する。すでにTOHOシネマズららぽーと富士見で本格稼働しており、都内では6月26日(金)からTOHOシネマズ新宿とTOHOシネマズ六本木ヒルズにて“MX4D東京初上陸”を果たす。この日は『万里の長城』と題された10分弱のデモンストレーション映像が上映され、駆けつけた関係者や報道陣が一足先にMX4Dを“体感”。特殊効果がもたらす臨場感に加えて、映像との連動性やシートの動きの滑らかさも想像以上で、文字通りアトラクション感覚を存分に味わえるシステムになっている。また、「派手なアクションシーンが多い」という理由で現在公開中の『極道大戦争』が邦画で初めてMX4D上映されることになり、主演の市原隼人と三池崇史監督が急きょ上映会に出席。「ヤクザヴァンパイアに噛まれたら、誰もがヤクザになってしまう」というユニークな設定で、市原も「かまれるシーンは、MX4Dだとどうなるんでしょうね?」と興味津々。三池監督は「僕らが直接(MX4Dの特殊効果に)ディレクションするわけじゃないので、どんな楽しみがプラスされているのか、とても楽しみ」と期待を寄せた。MediaMation MX4D(TM)導入劇場TOHOシネマズ ららぽーと富士見導入済みTOHOシネマズ 新宿6月26日(金)導入TOHOシネマズ 六本木ヒルズ6月26日(金)導入『極道大戦争』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年06月23日IK Multimediaは、古今東西のマイク名機をモデリングしたiPhone/iPad用アプリ「Mic Room」を公開した。価格は960円で、標準搭載のモデル数が限定された無料版も用意されている。同アプリは、同社のデジタル/アナログ・マイクロフォンやiPhone/iPadの内蔵マイクで入力したサウンドを、プロ用スタジオ・マイクロフォンで入力したサウンドであるかのように再現するというもの。プロの録音スタジオで使用されているコンデンサー・マイク名機をモデリングした「Condenser 12」、「Condenser 87」、「Condenser 414」、リボン・マイクをモデリングした「Ribbon 121」、ダイナミック・マイク名機をモデリングした「Dynamic 57」、「Dynamic 58」、「Dynamic 421」、「Vintage Dynamic」、さらに古い電話機のカーボン・カプセルをモデリングしたOld Telephone Micなど9機種のモデルが標準搭載されている。また、同社iRigマイク製品のシリアル・ナンバーを登録すると、ラージダイアフラムのダイナミック・マイク「Vintage Dynamic 20」、リボンマイク「Velo 8」と、ふたつの限定マイク・モデルが無償でアンロックされる。さらに、アプリ内課金にて9種類の追加モデル「Mic Pack 2」(1,200円)の購入も可能だ。なお、音声入力には、IK MultimediaのiRig Mic Studio、iRig Mic HD、iRig Mic Field、iRig Mic、iRig Voice、iRig Mic Castのほか、iPhoneやiPadの内蔵マイク、Apple EarPods with Remote and Micも使用できる。
2015年06月23日コンビニエンスストアを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」より、『一番くじ D君 [D-LITE (from BIGBANG)]』が、7月中旬より全国のローソン、CDショップ、アミューズメント施設などで販売される(取扱いのない店舗あり)。価格は1回620円(税込)。今回の「一番くじ」は、アジアが世界に誇るモンスターグループ・BIGBANG(ビッグバン)のメンバー「D-LITE」(ディライト)が考案したキャラクター「D君」をモチーフにしたアイテムA賞~G賞の7等級全16種類+ラストワン賞をラインナップ。B賞の『ぼくが包むよ マイクロファイバーブランケット』(全1種)やC賞『ぼくとランチ お弁当箱』(全1種)、D賞『ぼくが飲ませてあげる ペットボトルホルダー』(全1種)、E賞『ぼくで拭いて ボックスティッシュ』(全3種)など、日常で使えるアイテムが勢ぞろい。そのほかにも、ぎゅっと抱きしめたくなるような約38cmのA賞『ぼくを抱きしめて D君ぬいぐるみ』(全1種)や柔らかな感触を楽しめるF賞『ぼくをにぎって いろんなD君スクイーズ』(全3種)、「D-LITE」本人の直筆メッセージをプリントしたおみくじが付いてくるG賞『ぼくのお告げ おみくじ付マスコット』(5種+シークレット1種)など、バラエティに富んだアイテムが用意されている。恒例となったラストワン賞には、手にはめて使えるパペットタイプの「D君」のぬいぐるみ『いつでもぼくがそばにいるよ パペット』(全1種)が登場。なお、くじの半券を使って応募するダブルチャンスキャンペーンも同時に展開され、A賞『ぼくを抱きしめて D君ぬいぐるみ』に、「D-LITE」直筆のサインが入ったスペシャルバージョン『ぼくを抱きしめて D君ぬいぐるみ D-LITE直筆サイン入りver.』が100名に当たる。(C)YG. All rights reserved.
2015年06月19日●ユーザー自身が組み立てるロボット「PLEN. D」というロボットをご存知だろうか? 「Plen. D」は大阪市に拠点を置くプレンプロジェクトが開発したロボットで、DMM.com(DMM)のロボットキャリア事業を通じて今年の春から販売が開始されている。同ロボットは運動性能に優れていることが特徴で、iPhoneアプリから簡単操作で歩行だけでなく、サッカーやローラースケートをさせることができる。しかし、「PLEN. D」にはもう1つ大きな特徴がある。それは「自分で組み立てる」こと。DMMでは「PLEN. D」のほかに、富士ソフトの「Palmi」、ユカイ光学「BOCCO」、ロボットゆうえんちの「プリメイド AI」、「Robi 組み立て代行バージョン」を取り扱っているが、ユーザー自身が組み立てるのは「PLEN. D」だけ。「これはぜひ組み立ててみたい!」と思い、DMMに打診してみたところ、ありがたいことに1体お借りすることができたので、本稿では「PLEN. D」を組み立てる模様をご紹介する。ちなみに、「組み立ててみたい!」と思ったものの、筆者にロボットを組み立てた経験はない。もっと言えば、子供の頃からプラモデルもロクに作ったことが無く、大人になってからも家具やテレビの組み立てを嫁に任せる始末だ。DMMは「大体2時間くらいでできますよ。」と言っていたが果たして…○「PLEN. D」が到着!DMMに打診してからおよそ2週間後に届いたのがこちら。この箱に写っているのが今回組み立てる「PLEN. D」だ。キットにはロボットの部品のほか、「PLEN. D」に持たせたりすることができる組み立てサイコロ、おもちゃのボール、ドライバー、説明書などが入ったUSBが付随してくる。各部品には番号が振られていて、説明書を見ながら各工程に必要な部品をピックアップしながら組み立てていくことになる。●組み立てスタート!○部品の向きに注意!まずは右足から組み立てていく。「PLEN. D」には人間と同じように足首、膝、股関節があって、それを下から順番に組み上げていくことになる。ここで注意しなくてはならないのが、部品の向き。部品の中には左右共通のものもあるので、その向きを間違えると「PLEN. D」の関節があらぬ方に曲がってしまい、組み直さなければならなくなる。ちなみに筆者は初っ端の足裏プレートの向きを間違えたことに気づかず、一度右足ユニットを組み上げて、写真と見比べて「膝の向き」が逆になっていることを発見し、直すのに10分くらいかかってしまった。○組み立てにも徐々に慣れていく手戻りもあって、右足ユニットは組み上げるのには若干苦労したが、だんだん慣れてきたのか左足ユニットは迷いなく組み立てることができた。足の次は腕。腕は足に比べパーツが少ないため非常に簡単だった。足・腕と揃えたら胴体の組み立てに入る。胴体も部品は2つと少なく、すぐに完了。その後、手を取り付ける。足も取り付けて早く立たせてあげたいところだが、その前に「PLEN. D」の心臓部となるマイコンボードを取り付ける。マイコンボードの取り付けは、配線を圧迫しないようにスペーサーを挟んでビス止めをしていく。説明書には「スペーサーを入れるときはピンセットを使うと便利です」と書いてあるのだが、キットにはドライバーしか附属していないので、事前にピンセットを用意しておくことをおすすめする。筆者が不器用であることに加え、ピンセットを持っていなかったため、この作業にはなかなか苦労した。●完成まであと少し!○ケーブルの向きも要注意マイコンボードの取り付けが終わったら、足を取り付ける。ここでようやく「Plen. D」を立たせることができる。あれだけバラバラだったパーツから自分で組み立ててきたのかと思うと、なかなか感慨深かった。「Plen. D」の四肢が無事胴体につながったところで、マイコンボードの配線に移る。説明書で指示される通りにマイコンボードのピンにコネクタを差し込んでいくわけだが、ここでも向きに注意が必要だ。各ケーブルの信号線を内側にして接続しないと、モーターを制御することができなくなってしまう。筆者はここでも間違いを犯し、後で電源を入れたら「Plen. D」の右足首が痙攣したような動きになってしまい、配線をやり直すことになった。配線が完了したら、あとは仕上げだ。肘、腕などのプラスチックカバーを取り付けていく。ここまで来るとさすがにドライバーとビスの扱いにも慣れたので問題なく作業を進める。最後にバッテリーパックを付けて、腹のカバーを装着させれば完成だ。○所々の「粗さ」も「自分が作った感」に組み立ててみて思ったのは、やはり「組み立てることは楽しい」ということだ。説明書が丁寧に作られているため迷うことも少なく、慣れてきたらどんどん熱中して時間を忘れてしまったほどだ。完成後に改めて眺めると、初心者が作っただけあって、ケーブルのたわみが不均一であるなど「粗さ」があるのだが、そういった点も「自分が作った感」を強める要素だ。筆者がとても不器用で、撮影しながらの作業であったこともあり、完成までにかかった時間は約3時間。DMMが言っていた2時間を大幅にオーバーしてしまったが、ロボット初心者でも楽しみながら組み立てることができた。もちろん、組み立てて終わりというわけではなく、作ったからには「Plen. D」で遊ばなければ意味が無い。冒頭で述べたように、「Plen. D」はさまざまな動きをさせることが可能なので「何をさせてみようか」とワクワクしている。今後、「Plen. D」の操作方法や遊び方について順次紹介していく予定だ。
2015年06月19日ニコンイメージングジャパンは、「組み合わせてお得! 1・2・3キャッシュバックキャンペーン」を6月20日から実施する。FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ「D810」「D750」「D610」や同レンズキット、交換レンズなどの購入者を対象に、最大30,000円のキャッシュバックを行う。期間は9月30日まで。応募締め切りは2015年10月15日(当日消印有効)。「組み合わせてお得! 1・2・3キャッシュバックキャンペーン」は、「D810」「D750」「D610」本体やレンズキット、交換レンズなどを購入した応募者全員にキャッシュバックを行うキャンペーン。購入した製品によってキャッシュバック金額は異なる。カメラボディとレンズA群(詳細は後述)、もしくはレンズキットを購入することで10,000円のキャッシュバック、本体もしくはレンズキットと、レンズB群(詳細は後述)もしくは対象のアクセサリーを購入することで20,000円のキャッシュバック、さらにレンズB群からレンズもう1本を追加で購入することで30,000円のキャッシュバックを受けられる。レンズA群は「AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR」「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」の3本。レンズB群は「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」「AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR」「AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED」「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED」「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II」「AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR」「AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED」「AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR」「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」「AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G」「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」「AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED」「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」「AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G」「AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G」「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」の計18本。対象のアクセサリーは、スピードライト「SB-910」「SB-700」、マルチパワーバッテリーパック「MB-D12」「MB-D14」「MB-D16」。Webサイト上でダウンロードできる応募用紙、応募専用封筒で必要書類を郵送する。保証書のコピーのほか、レシートや領収書などのコピー、商品箱のバーコードの切り抜きの添付が必要。キャッシュバックは振替払出証書で行われる。詳細はWebページを参照のこと。
2015年06月17日ムトーエンジニアリングは6月8日、パーソナル3Dプリンタ「MF-2200D」の販売を7月より開始すると発表した。「MF-2200D」は昨年発売した「MF-2200」の造形サイズ(300×300×300mm)をそのままに、溶解積層能力を高めた高速ヘッドを開発することで、より精密な造形を可能としている。また、成形テーブルを一定の温度に保つヒーター付成形テーブルや、ダブル冷却ファンなども高精度な造形に貢献している。さらに、XY軸を固定しZ軸でテーブルを上下移動する駆動方式に変更することで造形の安定性と静粛性を向上した。外寸は705(長さ)×675(幅)×680(高さ)mm、重量は57kgとなっており、価格は50万円(税別)。さまざまなカラーのABS樹脂・PLA樹脂・PVA樹脂・SB樹脂の純正フィラメントが用意されており、新色も随時リリースされる予定だ。
2015年06月08日フォステクスカンパニーは、優れた再生能力により豊かな音楽性を表現するパーソナルアクティブスピーカー「PM0.4d」(ブラック/ホワイト)「PM0.5d」(ブラック)を、6月上旬より発売する。価格は、PM0.4dが税抜1万2,800円、PM0.5dが税抜1万8,800円。同製品は、パーソナル・レコーディングからDTM、 ホームシアター再生用など幅広い用途に活用可能なアクティブスピーカー。自然な響きを生み出すスリム&コンパクト設計の木製エンクロージャーに、迫力あるサウンドを生み出すアップロールラバーエッジをウーハーに搭載。サイズを超えた重低音を実現するリアバスレフ、高性能デジタルアンプなどに加え、本体のパワーインジケーターには視認性の高いブルーLEDを採用する。さらに、エコデザイン指令と呼ばれる欧州の環境配備設計ErP指令に対応し、無信号入力状態が約15分間続くと自動的にスタンバイモードに切り換わり、消費電力を約0.5Wまで下げる機能を備える。なお、PM0.4dでは口径100mmのウーハーと19mmのソフトドーム・ツィーターそれぞれを、最大出力25W/16Wのバイ・アンプ方式で駆動、PM0.5dでは口径130mmのウーハーと19mmのソフトドーム・ツィーターそれぞれを、最大出力35W/23Wのバイ・アンプ方式で駆動する。
2015年06月05日コシナは5月20日、マイクロフォーサーズ規格の超広角単焦点レンズ「フォクトレンダー NOKTON 10.5mm F0.95」を発表した。発売は6月下旬で、希望小売価格は148,000円(税別)。焦点距離21mm(35mm判換算)の大口径単焦点レンズ。開放F値は0.95と明るく、浅いピントと美しいボケを活かした撮影に最適だとしている。非球面レンズ2枚3面を含む10群13枚のレンズ構成。絞り開放でも、周辺部まで十分な解像力を確保した。新設計の「絞りクリック切換え機構」によって、クリック音を発生させることなく無段階で絞りリングを開閉可能だ。総金属製ヘリコイドユニットは、適度なトルクを生み出す高品質グリスと合わせて、なめらかなフォーカシングを提供する。主な仕様は、焦点距離が10.5mm、最小絞りがF16、レンズ構成が10群13枚、絞り羽根枚数が10枚、画角が93度、撮影距離範囲が0.17m、最大撮影倍率が1:8.2となっている。フィルターサイズは72mm。花形レンズフードが付属。本体サイズは最大径が77mm、全長が82.4mm、重量は約585g。
2015年05月21日コトブキヤが展開するデフォルメプラモデルシリーズ「D-STYLE」(ディースタイル)より、『D-スタイル スタースクリーム』と『D-スタイル スカイワープ&サンダークラッカー』が、2015年9月に発売されることが決定した。昨年30周年を迎えた『トランスフォーマー』シリーズだが、今回はデストロンの航空参謀「スタースクリーム」に加え、同型の航空兵「スカイワープ」と「サンダークラッカー」がセットで「D-スタイル」に登場。これまで「D-スタイル」では、「コンボイ」「メガトロン」「ブラックコンボイ」が商品化されたが、それに続きデストロン軍団における航空部隊「ジェットロン」のメインキャラクターがまとめて立体化される。『D-スタイル スタースクリーム』は、「お、お許しください、メガトロン様~!」の声が聞こえてきそうな表情パーツを多数用意。通常顔、ニヤリ顔、叫び顔の3種類で、叫び顔は発売済みのメガトロンと組み合わせると「怒られている時」の表情としても使えるほか、攻撃時の叫び顔としても使用できるという。胸部ハッチは展開してミサイルポッド発射シーンを再現でき、ビークルモードをイメージしたジェット機も付属。成型色と一部塗装済みパーツにより、組み立てるだけでイメージに近い仕上がりとなる。そのほか平手パーツ(右)やデストロンのエンブレムも同梱される。『D-スタイル スカイワープ&サンダークラッカー』は2体セットとなり、基本仕様は『D-スタイル スタースクリーム』と同様。スカイワープはブラックとパープル、サンダークラッカーはブルーとグレーを基調にした設定カラーを成型色と塗装済みパーツ、付属のシールで再現される。商品価格は『D-スタイル スタースクリーム』が3,456円(税込)、『D-スタイルスカイワープ&サンダークラッカー』が6,264円(税込)。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、商品の発売および発送は、2015年9月を予定している。(C)TOMY
2015年05月18日JVCケンウッドは、JVCブランドより、学校や企業などにおける講義室や会議室、ホールなどの音響設備向けにデジタルワイヤレスマイクシステム「WT-1000Dシリーズ」を、5月下旬より順次発売すると発表した。新システムは、デジタル方式の採用により、従来のアナログ方式よりもチャンネル間の干渉に強く、同一空間で最大15波の同時使用が可能。ホール施設などで、ワイヤレスマイクを多人数で使う場合に、最大15本のマイクを同時に使用できる。また、外部からの妨害波に対する耐性を大幅に向上し、混信防止を強化。マイクとチューナー間でID認証を行う「セキュリティ機能」を搭載し、盗聴防止に効果を発揮する。さらに、チューナーやマイクロホンのステータス表示および、受信状況の確認や設定が可能なアプリケーションソフトを用意。スペクトラムスキャン機能やチャンネルサーチ機能により、電波状況をリアルタイムで確認可能。電波状況やエラーの推移をリアルタイムで確認できるウォークテスト機能も備えている。「WT-1000Dシリーズ」の価格や発売時期は次のとおり。
2015年05月14日東京・神宮前のギャラリーショップ「EDIT LIFE TOKYO」で、写真家の若木信吾と、アーティストのマイク・ミンによる展示会「Let’s go for a drive in Singapore」が開催される。期間は4月25日から7月17日まで。若木は写真家として活動する傍らで、これまでに雑誌『youngtreepress』の編集、映画『星影のワルツ』などを手掛けてきた。10年には浜松に書店「BOOKS AND PRINTS」をオープン。近年では幼なじみ『英ちゃん 弘ちゃん』の新作写真集をクラウドファンディングによって発刊した他、4月25日に監督を手掛けた映画『白河夜船』が公開される予定だ。一方、ニューヨークを拠点に活動するマイクは、クリエイター集団「Barnstormer」に所属するペイントアーティスト。旅をこよなく愛し、若木とは深い信頼関係を築いている。そんな両者のコラボワークは96年のアメリカ横断で、後の代表作となる「Let’s go for a drive」を生みだした。今回発表される作品はその続編となり、舞台には今年建国50周年を迎えたシンガポールが選ばれている。大型タンカーが行き来するマラッカ・シンガポール海峡、道路拡張によって撤去が予定されているブキット・ブラウン華人墓地、マレーシアから続く水のパイプライン。作品の中で、若木は急速な経済成長の裏側にある、シンガポールのもう一つの顔を写し出している。更に、建国の父リー・クアンユー元首相の逝去を乗り越え、様々な歴史背景を抱えながら、生き生きと活躍しているローカルクリエイターにもフォーカスした。これらの写真にマイクがアートペイントを施すことで、全部で37点の作品が完成した。この作品群は4月24日から26日までの3日間にかけて展示され、その後は1か月ごとに大サイズで4点、ポラロイドサイズで8点の作品が順次紹介されていく。なお、26日の18時からは、若木とマイクによるトークショー(要予約)を行う予定。また、展示期間中にはショップ内で「MAKERS MAKE A CITY /ものづくり、まちづくり。」が同時開催される。
2015年04月23日ユニットコムは16日、パソコン向けコンデンサーマイク「K025 SF-920」を発表し、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて販売を開始した。価格は2,139円。K025 SF-920は3.5mmステレオミニプラグで接続するコンデンサーマイク。ボイスチャットや動画配信での使用を想定しており、ボリューム調整ダイヤルを搭載する。周波数応答は50MHzから16KHzまで。長さ約1.8mの接続ケーブルと、折りたたみ可能な三脚マイクスタンドが付属し、マイクホルダー部分は角度調節が行える。マイクのサイズはW150×D66×H55mmで、重量は98g。マイクスタンドは約H175mm。マイクスタンドの三脚部分は約110mm、ネックは約55mm、ホルダーは約48mmで、重量は54gだ。
2015年04月17日ニコンは4月10日、ニコン D4SおよびD810、D750において、HDMIで接続した映像制作・編集用外部レコーダーと録画開始・停止の同期を可能とする新ファームウェアを開発中であることを発表した。新ファームウェアは今夏公開予定。今回、開発を表明した新ファームウェアは、映像制作に関わるプロフェッショナルの現場でデジタル一眼レフカメラによる撮影が広がってきたことに対応するためのもの。ニコンは4月11日~16日の期間、米・ラスベガスで開催中の放送機器展覧会「2015 NAB Show」において、新ファームウェアのデモンストレーション展示を行う。
2015年04月14日サンワサプライは17日、スマートフォンやタブレットなどで使用できるマイク付きステレオイヤホン「MM-HS705」シリーズを発売した。ブラックとレッドの2色を用意。価格は税込2,160円。直径9mmのダイナミック型ステレオイヤホン。ケーブル部にマイク付きリモコンスイッチを備え、スマートフォンの通話や着信オン / オフの切り替えのほか、音楽ファイルの再生 / 停止 / 曲送り / 曲戻し / ボリューム調整が手元で操作できる。シールドケーブル仕様で電流ノイズの影響も受けにくい。イヤホン部はカナル式を採用し、S / M / Lの3種類のサイズのイヤーピースが付属。周波数特性は20Hz~20KHz、インピーダンスは32Ω、音圧感度は90±dB。ハウジングはアルミ製でケーブル長は約1.1m。
2015年03月17日サンワサプライは4日、タブレットなどで使用できるマイク付きイヤホン「MM-HS704」シリーズを発売した。ブラックとレッドの2色を用意。価格は税込1,620円。スマートフォンやタブレットで使えるマイク付きステレオイヤホン。直径10mmのダイナミック型で、アルミハウジングを採用するカナル式。S / M / Lの大きさの違う3種類のイヤーピースが付属する。手元スイッチを搭載しマイクも内蔵。通話のオン / オフのほか音楽の再生 / 停止なども制御できる。ハンズフリー通話も可能。音声入力インタフェースは3.5mmミニジャック。ケーブル用は1.1m、プラグ部分はL型になっている。周波数特性は20~20KHz、インピーダンスは16Ω、音圧感度は96dBA。
2015年03月04日ZOOMは、ショックマウント機構を備え、同社のハンディレコーダーであるH5/H6/Q8に対応するXYステレオマイク・カプセル「XYH-5」を発売した。価格は税抜9,000円。同製品は、マッチング済みの単一指向性コンデンサーマイク2基を90度のアングルでクロスさせ、最大140dB SPLという耐音圧を実現した本格仕様のXYステレオマイク。左右の正確な音像定位だけでなく、前後の奥行き感まで忠実に再現した、自然で立体的なステレオイメージを収録することができる。また、防振ゴムを使用した新開発のショックマウント機構を装備しており、マイクケースが直接ダイキャスト製の台座に接触しないフローティング構造を採用。レコーダー本体やDSLRなどのハンドリングノイズを最小限に抑えられるとのこと。なお、H5には標準で同製品が付属している。
2015年03月04日サンワサプライは2日、イベントなどに気軽に持ち運んで使えるワイヤレスマイク付き拡声器スピーカー「MM-SPAMP3」を発売した。価格は税込105,840円。イベントなどに気軽に持ち込めるショルダーベルトタイプの拡声器とマイク2本のセット。付属のハンドマイク「MM-SPHM3」と、ワイヤレスマイク「MM-SPHMW3」は単品でも発売される。価格は「MM-SPHM3」が税込5,918円、「MM-SPHMW3」が税込26,784円。スピーカーは最大40Wと高出力で、屋内環境であれば120~150平方メートル内で使用可能。ハンドルが着いているので手で持って持ち運びできるほか、ショルダーベルトも取り付け可能。肩掛けで持ち運ぶのに便利な作りになっている。本体にはバッテリを内蔵。約12時間の連続使用に対応する。充電時間は約4時間。またUSBポートも備えており、オーディオプレイヤー機能も搭載。USBメモリにMP3形式の音楽データを入れて接続することで再生できる。外部音声入力端子も装備。プレイヤーとマイク音声の同時入出力が可能なので、カラオケに利用することもできる。専用の収納バッグが付属。本体下面には三脚取り付け用のネジ穴も装備。緊急時には3種類のサイレンを鳴らすこともできる。周波数特性は50~20,000Hz、スピーカーサイズは直径約101mm、ロードインピーダンスは4Ω。本体サイズはW156×D205×H156mm、重量は1,600g。ハンドマイク「MM-SPHM3」は、ダイカストメタルを使用した有線マイク。ハンドノイズやフィードバックノイズ対策を施しており、マイク部とケーブル部は着脱式。市販のケーブルを使用することも可能。周波数特性は50~15,000Hz、感度は-74±3dB、インピーダンスは600Ω。本体サイズは直径38mm×105mm、重量は95g。ワイヤレスマイク「MM-SPHMW3」は、単一指向性のダイナミックワイヤレスマイク。特定小電力無線局ラジオマイク(800MHz帯)規格に適合し、B型帯域を使用することで16波の中から1波を選択して利用できる。ボリュームコントロールを搭載するので、音量を手元で調整可能。電源に単3形乾電池×2本を使用し電池寿命は約8時間。周波数特性は806.125~809.750MHz、感度は-74±3dB、インピーダンスは600Ω。本体サイズは直径46mm×240mm、重量は196g。
2015年03月02日メディア・インテグレーションは、ステレオUSBマイク、デジタルマルチツールによるLEWITT社製オールインワンUSBレコーディングシステム「DGT 650」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は6万5,000円。同製品は、最高24bit/96kHz、ダイナミックレンジ110dBのコンバーター、PC、Mac、iOS対応USBインタフェース機能を搭載したステレオ・マイク。XYステレオ、カーディオイド、シンガーソングライター、ステレオラインインなど4種のモードを搭載し、ステレオ録音、ライン入力したギターとボーカル、外部ライン機器のレコーディングなど多彩なソースを高音質で録音できる。さらに、マイク本体にはリチウムイオン電池を内蔵しており、フィールドレコーディングなど電源が無い環境でも活用可能。iOS対応の無料レコーディングアプリ「Lewitt Recorder」(アプリ内課金あり)も公開中だ。
2015年03月02日コトブキヤが展開するデフォルメプラモデルシリーズ「D-STYLE」(ディースタイル)より、『D-スタイル ブラックコンボイ』が2015年6月に発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は3,456(税込)。「ブラックコンボイ」は、昨年30周年を迎えた『トランスフォーマー』シリーズに登場する星帝ユニクロンによって複製されたコンボイのクローンで、コンボイ司令官と同じ姿、武器、変形能力を持っている。2015年1月に発売された『D-スタイル コンボイ』をベースに、ボディは漆黒に包まれて立体化される。『D-スタイル ブラックコンボイ』には、武器としてレーザーブラスターとバトルアックスの2種、また新規造型パーツ「ジェットパック」も付属し、発売中の『D-スタイル コンボイ』の背中にセットすることも可能。アンテナを動かすとマスクが連動して発声時の動きを再現できる。また、ビークルモードをイメージした「トレーラー」も付属し、『D-スタイル コンボイ』と合わせてディスプレイしたいキットに仕上がっている。商品価格は3,456(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年6月を予定している。(C)TOMY
2015年02月18日サンワサプライは5日、全指向性と単一指向性の2つを切り替えて使える高感度USBマイク「MM-MCUSB30」を発売した。価格は21,600円。指向性を切り替えられる高感度USBマイク。半径約5mの広範囲にわたって集音できる高感度マイクを搭載。マイクの指向性を全指向性にすることで360度全周から音を拾うことができ、単一指向性にすることで前方方向130度の音を集音できる。Web会議の規模が少人数でも多人数でも対応できるのが利点。マイク部は高音質な集音が可能なコンデンサータイプで、エコーやハウリングを防止する「エコーキャンセリング機能」を搭載。ミュートボタンも装備する。インタフェースはUSBで、電源はUSBバスパワー。周波数特性は、全指向性が50Hz~20kHz、単一指向性が70Hz~20kHz。入力感度は全指向性が-32±3dB、単一指向性が-32±3dB、インピーダンスが2.2KΩ±30%。本体サイズはW60×D60×H62mm、重量は115g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.0以降、Mac OS 9.2~9.22。
2015年02月05日男性ストリッパーたちの物語を描いた『マジック・マイク』の続編『Magic Mike XXL』(原題)の最新ポスターが、主演チャニング・テイタムのInstagramにて公開された。本ポスターは、チャニングの割れた腹筋を披露した女性垂涎の一枚となっている。チャニングは上半身裸&タイトジーンズで映画『ステップ・アップ』のときのようなダンサースタイルでポーズを決めている。たくましい二の腕に割れた腹筋と、まさに完璧と呼ぶべき肉体美を惜しげもなく見せつけている。帽子を深くかぶっているので顔は見えないが、それがかえってミステリアスな魅力を増しているといえるだろう。チャニングは自身のInstagramにてポスターと共に「見ても良いけど、おさわりはダメだよ…明日まではね」とメッセージを付け加えている。明日とは2月4日(現地時間)にテレビ番組「エレンの部屋」に出演することを指している。またチャニングは「ET」にて、「ロードトリップの映画なんだ」「これは“オデュッセイア”なのさ。そう呼びたい。“イーリアス”みたいなんだ。ストリッパーの“オデュッセイア”さ」と、同映画をギリシア古典の冒険叙事詩に例えて語っている。(text:cinemacafe.net)
2015年02月04日丸紅情報システムズ(MSYS)は2月3日、3Dプリンタによる医療向け3Dモデルを造形する受託サービス「メディカル3Dモデル造形サービス」を開始すると発表した。同サービスは、CTやMRIなどの患者の医療データを3Dプリンタによって立体的に再現し、臓器や血管、骨などの形状や質感までを可視化、可触化した3Dモデルを製作するというもの。3Dプリンタを用いることで複雑な形状でも一体構造で造形することができ、型を製作する必要もないため、3Dモデルの製造期間の短縮・コスト削減を実現する。医療現場において3Dモデルを活用することは、医師にとっては術前計画の効率化が望めるほか、患者とその家族とって病態の理解の助けとなることが期待される。MSYSは今後3年間で、売り上げ総額1億円を目指すとしている。
2015年02月03日バンダイの展開するフィギュアシリーズ「D-Arts」より、『D-Arts メタルガルルモン -Original Designer’s Edition-』の予約受付が、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年7月発送予定で、価格は5,400円(税込)。「メタルガルルモン」は、昨年で放送15周年を迎えた『デジタルモンスター』シリーズのTVアニメ第1作『デジモンアドベンチャー』に登場する「ガルルモン」が、全身を生体金属クロンデジゾイドメタルで機械化し、ミサイルやマシンガンを内蔵したサイボーグ型デジモン。本商品は、多数の商品化要望の声を受けて、2013年6月に「プレミアムバンダイ」限定商品として立体化された『D-Arts メタルガルルモン』のスペシャルカラー版で、現在では入手が難しくなっていた『メタルガルルモン』を手に入れるチャンスとなる。『S.H.Figuarts メタルガルルモン -Original Designer’s Edition-』は、『D-Arts メタルガルルモン』と比較すると、やや深みが増したメタリック調のカラーに。設定上の金属箇所にもメタリック塗装を施し、硬質な質感を再現。飛行ポーズを始めとするアクションも自由自在に楽しむことができる。セット内容は本体に加え、コキュートスブレス再現パーツ、飛行時羽パーツ、ミサイル、魂STAGE(別売)用ジョイントパーツ。商品価格は5,400円(税込)で、予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年7月を予定している。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年01月31日○マイクとスピーカーが分離したスマートな会議用スピーカーシステムヤマハの「YVC-1000」は会議室等に設置してウェブ会議に活用することを想定した、ユニファイドコミュニケーションマイクスピーカーシステムだ。一般的にスピーカーとマイクが一体化した製品が多い中で、スピーカーを搭載した本体部分とマイク部分が分離しているのが大きな特徴といえる。今回、こちらの製品を試用できる機会を得たので、使い勝手や音質などを実際にチェックしてみた。「YVC-1000」の本体のサイズは、幅332×奥行き162×高さ95mmで重量は1.8kg。コンパクトなプリンタ程度の大きさだが、ミーティング用のデスクなら無理なく置けるサイズだ。セットとなるマイクは、直径136mmの円形で、高さ36mmと薄い。重さは0.4kgだ。本体には電源ケーブル、マイクケーブル、USBケーブルが付属するが、すべてをバッグ等に納めれば、女性が片手で運ぶこともできる。テレビ会議システムは、使える会議室が固定されることが多いが、「YVC-1000」であれば、持ち運んで社内のいろいろな場所で会議ができる。付属ケーブルは電源ケーブルが3m、USBケーブルが5m、マイクケーブルが5mあり、マイクを別途追加購入すれば、5台までつなげて接続できる。横長テーブルであれば、最大25mまで延長できる計算だ。そのため、小さなスペースはもちろん、大人数の会議室やコの字の机レイアウトにも対応できる。なお、マイク1台あたりの収音範囲は半径3m程度までが推奨されている。○ケーブルを2本接続すれば設置準備は完了「YVC-1000」の設置は非常に簡単だ。利用する場合、本体に電源ケーブルを接続して、本体とマイクをマイクケーブルで接続するだけだ。マイクケーブルはLANケーブルのような見た目で、レバーを押せば簡単に取り外しができる。挿入時にはカチンと手応えがあり、ケーブルの片側に銀色のテープが巻かれていて、マイク裏側にある「OUT」という表示にある銀色と合わせて接続する要領なので、わかりやすい。本体は、電源を接続した段階で電源ボタンが赤く点灯。ボタンを押すと今度は緑に光り、インジケーターバーが点滅した後で全てのランプが緑に点灯すれば準備完了だ。マニュアルが不要なほど簡単だ。接続端子としてはUSB接続等のほかにオーディオ端子も備えられており、別にテレビ会議システムがあれば、そちらと接続することもできる。従来のスピーカー一体型マイクだと、ビデオ画面は壁際のディスプレイに表示されているのに、声は目の前のスピーカーから聞こえてくるというスタイルになりがちだが、「YVC-1000」の場合、ディスプレイ近くにスピーカーを、自分の近くにマイクを設置できるので自然な形で会議ができる。○PCへの接続はUSBケーブルをつなぐだけでOK!「YVC-1000」は、PCにUSB接続するか、スマートフォンにBluetooth接続するかの、いずれかで利用するのが標準的な使い方だ。PCとのUSB接続の場合、付属のUSBケーブルで接続すると、自動的にドライバがインストールされ、別途CD-ROMを挿入したり、ダウンロードの必要はない。PCはMac OSにも対応しているので、利用範囲は広い。利用するには、別途会議用ソフトが必要だ。今回はマイクロソフトの「Lync」で利用して接続したところ、「YVC-1000」をPCに接続してしばらく待つだけで、きちんと「Lync」オーディオデバイス一覧に表示された。PC側で何か設定する必要はない。実際に会話をしてみると、部屋の中では外の音や空調の音などが多少気になる状態でも、通話先ではそれほど雑音が感じられなかった。これは高性能な適応型エコーキャンセラ-やマイクで収音した音から人間の声を高い精度で判定する技術「Human Voice Activity Detection(HVAD)」などの各種音声処理技術を搭載することで声とノイズを分けて聞かせてくれるおかげだろう。このあたりは、オーディオで歴史があるヤマハならではの特長といえるだろう。また、スピーカーは音量を小さくしても聞き取りやすいので、パーティションで区切っただけのミーティングスペースでも、となりに迷惑をかけずに会議ができるだろう。○スマートフォンとはBluetooth & NFCで毎回快適にスマートフォンのBluetooth接続については、ペアリング方法が本体に説明に記載されているので、出先で使う場合も接続方法で迷うことがない。このあたりは、うれしい配慮だ。実際のペアリングは、本体のBluetoothマークがついたボタンを押すと、電子音が鳴ってからゆっくりとした点滅が始まる。これでBluetoothの接続可能状態になる。そして、もう一度Bluetoothボタンを2秒間長押しすると、点滅速度が高速になるので、この時にスマートフォン等の接続機器側から機器の検索を行えばよい。Bluetoothが有効になったことは音声でもアナウンスしてくれるので、うまくいったかどうかがすぐにわかる。ペアリングの方法自体はBluetooth接続のキーボードやヘッドセットと同じだ。接続状態でSkypeやLyncを起動すると、内蔵マイクではなく「YVC-1000」が有効になった。もちろん、接続先との通話も問題なく行えた。スマートフォンからの利用は、2度目以降はさらに快適になる。NFC対応のスマートフォンならば「YVC-1000」の側でBluetoothボタンを押して青く点滅している状態で、NFCを有効にしたスマートフォンを本体のNFCマーク部分にかざしてやるだけで接続される。いちいち機器の選択などを行わず、すぐに利用開始となる。○操作と設置のしやすいスピーカーシステム本体上面部には音量調整ボタンと音叉ボタンが搭載されている。どれも大きく、確実に押せるボタンなのが好印象だ。最大音量にすれば中規模の会議室でも十分に参加者全員が聞き取れそうな音量になる。音叉ボタンは、会議が始まる前に使用することで部屋の音響環境を学習する自動音響調整機能が働き、使用前に最適化しておくことができる。実際に使ってみると、PCでもスマートフォンでも、非常に簡単に利用することができるシステムという印象が強い。正直、あまりにもあっさりつながるので、書くことがなくて困るほどだ。付属ケーブルがそれぞれ長く、設置の自由度が高いことにも注目したい。会議室のレイアウト関係で電源が取りづらい場合や、スピーカーとマイクの位置が遠くなる時にも困らないから、さまざまな環境に対応できるだろう。
2015年01月30日NTTは1月28日、観客の歓声に埋もれているスポーツの競技音をクリアに抽出する音声処理ソフトウェア技術「ターゲットマイク技術」を開発したと発表した。従来、スポーツ中継で競技音を集音するために、ガンマイクやパラボラマイクが使われている。ガンマイクは可搬性に優れており、サッカーや相撲、ゴルフの中継に使用されている。また、パラボラマイクは、パラボラ反射板により目的音のエネルギーを高めて集音することで、騒音に埋もれた中でもクリアに強調でき、野球のキャッチャーミットやバットの打撃音を集音するために使用されている。しかし、歓声や応援といった周囲の雑音を十分に抑圧できず、狙った音が埋もれてしまい、視聴者が聞きたい臨場感あふれる競技音を届けることが困難だった。一方、マイク集音技術では、遠くの音をピンポイントで抽出する技術として、2014年4月にNTTが発表した「ズームアップマイク技術」がある。同技術は、複数のパラボラ反射板と約100個のマイクで構成された受音系を用いることで、約3度の鋭い指向性を達成し、狙った音をピンポイントで集音できる。しかし、装置サイズが大きく、スタジアムなどの施設へ常設するのが前提の技術だった。また、2014年9月に発表した「高騒音下対応マイク技術」は、複数のマイクを用いて観測した信号により、周囲雑音を抑圧する信号処理技術で、装置サイズが従来の放送集音とほぼ変わらないため、実フィールドでの利用を見込めるものとなっている。主に空間情報を用いて目的音や雑音の周波数スペクトルを推定しているため、角度幅60度にある目的音とその他の雑音を区別して集音することができる。しかし、サッカースタジアムのような場所では、全周囲から歓声や応援が到来するので、この処理技術を単に適用しただけでは、シュート音などをクリアに抽出することができなかった。そこで今回、「ターゲットマイク技術」を開発した。一般的に用いられる複数のマイクで観測した音声信号に、空間情報だけでは取り除けなかった雑音(歓声や応援)と競技音(サッカーではシュート音など)を区別するためのソフトウェア技術を適用することで、100dB程度の高騒音下でも競技音をクリアに集音できるようにした。具体的には、音源の到来方向の空間情報と音源の時間的性質の両方を活用することで、2本程度のマイクロホンでも、狙った音をクリアに抽出することができる。例えば、サッカーではシュート音に立ち上がりが鋭いという特徴があるためその特性を利用している。これにより、従来以上にスポーツのダイナミックな競技音を視聴者に届けることが可能になった。なお、同技術の集音範囲は約10~20mで、マイクをサッカーのゴール裏に設置した場合、ペナルティエリアをカバーできる。また、ソフトウェア処理による遅延は15sec程度であり、30fpsの動画なら1フレームもずれないという。さらに、2014年7月には、NHKとの共同実験を実施し、実フィールドで迫力ある競技音を収録できることを確認した。サッカーではキック音や選手の叫び声を、大相撲では張り手やぶつかり音を、ゴルフではティーショットやパット音を強調した。中でも、サッカーは応援による騒音レベルが大きく、音をクリアにして放送品質を維持することが難しかったという。なお、商用化は2015年度夏頃を予定している。その後も、音源の性質を活用した処理の高度化による性能向上を図っていく。そして、2020年の東京オリンピックまでに技術改良を進めていき、さまざまなパートナーとのコラボレーションを通じ、スポーツ観戦において、より臨場感ある競技音の体験を世界中の人々に提供できるように取り組むとコメントしている。
2015年01月30日新しい年を迎え本連載も2年目に入りました。大田区3Dプリンタメーカ スマイルリンクの大林万利子です。年が改まり、当社でも3Dプリンタの出力物を飾りエントランスのディスプレイを刷新しました。ちょっとした小物を飾るだけでも雰囲気が変わります。無料の3Dデータがアップされているサイト(図1)もデータが日々充実してきていますので、試してみてはいかがでしょうか。○成人式に3Dボディースキャナ(人体スキャン)当社では人体の3Dデータが取れるボディースキャナの取扱い及びプリントサービス(図2)を始めました。先日の成人式の日に記念としてフルカラー3Dプリントしたのが図3です。これはハイエンドの3Dプリンタで造形したもので、石膏でできています。ターンテーブル上で1分間回ることで全身360度のデータを取ることができます。その後パソコン上でデータを重ね合わせるなどの処理をして、3Dプリンタで出力します。これからは写真だけでなく、フルカラーのフィギュアでカタチを残しておくのも楽しいかもしれません。○「積層ピッチ」と「造形時間」についてさて、今回は沢山のご質問を頂く「積層ピッチ」についてお話しします。パーソナル3Dプリンタの多くはFDM(積層溶解)方式を取っており、「ホットエンド(溶けたプラスチックの出口)の先端からソフトクリームを重ねるように」造形しています(詳細は第1回をご覧ください)。そこでよくお客様からお問合せを頂くのが「積層ピッチ」についてです。積層ピッチとはホットエンドが描く1層の大きさを言います(図4)。当社の3DプリンタDS1000の最少の積層ピッチは0.05mmです。積層ピッチはユーザー側で指定することができます(DS1000の場合0.05mmから0.35の間で設定が可能です)。○積層ピッチを小さくすると時間が・・・例えば私がDS1000の最少積層ピッチである「0.05mm」を指定して積層すると、1mm重ねるために20層重ねる計算になります(1÷0.05=20)。積層ピッチを「0.25」にした場合には、4層ですむことになり(1÷0.25=4)5倍速く造形できることになります(図5)。一般的に積層ピッチを細かくした方がきれいな造形ができますが、一方で造形時間は長くなるという欠点もでてきます(積層ピッチ以外の設定値を固定した場合。実際には吐出量、吐出スピード、中身の詰め具合等によっても造形時間は変化します)。実際に私が使う積層ピッチは殆ど0.1mmか0.25mmです。FDM方式のパーソナル3Dプリンタでは、積層ピッチの調整によって見栄えを改善することはできても、層の縞を完全にみえなくすることは難しいようです。積層方向を変更するなどみなさん造形時に工夫を重ねているようです。3Dプリンタにはデフォルトの値が設定されていますので、まずはそこからスタートして、いろいろ試してみることをお勧めします。今週の28日から東京ビッグサイトにて開催される3D Printing2015に当社もブース出展します。冒頭にご紹介したボディースキャナも体験頂けます。よろしければスマイルリンクブースにてお試しください。次回は3Dプリンタの現状について3D Printing2015の会場の様子を含めてレポートしたいと思います。お楽しみに。
2015年01月27日IK Multimediaは、Lightning端子搭載で、iPhoneやiPadなどに接続できるデジタルステレオ・マイク「iRig Mic Field」を発売した。価格はオープンで、市場想定価格は税別13,500円前後。「iRig Mic Field」は、Lightning端子を搭載し、iPhoneやiPadに直接接続して使用できるデジタルステレオ・マイク。90度の角度調整機構を搭載しており、ビデオ撮影時や、音声レコーディング時など、正確なステレオ録音が可能となっている。また、2つの単一指向性エレクトレット・コンデンサー・マイク・カプセル、44.1/48kHz対応の高品位な24-bit A/Dコンバータにより、クリアで臨場感溢れる収音を実現している。「iRig Mic Field」のサイズ/重量は、幅約50mm×高さ約57.5mm×厚さ約16mm/約30g。対応機種は、iOS 6.0以降を搭載した、iPhone 6 Plus/6/5s/5c/5、iPod touch(第5世代)、iPad Air 2、iPad Air、iPad mini 3、iPad mini 2、iPad mini、iPad(第4世代)。
2015年01月11日フックアップは、ポケットにも入るサイズながら、高品位な音声収録が可能なIK Multimediaのデジタル・ステレオ・マイク「iRig Mic Field」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格税抜1万3,500円前後。同製品は、Lightningコネクタを装備したAppleのiPhone、iPad、iPod touchに対応し、90度の角度調節機構も可能なデジタル・マイク。オーディオの録音ばかりでなく、ビデオ撮影でも使用可能。ポケットに入る程の小型で軽量なボディーには、ふたつの単一指向性エレクトレット・コンデンサー・マイク・カプセル、44.1/48kHz対応の高品位な24-bit A/Dコンバータ、LED、ヘッドフォン端子、入力ゲイン・コントロール、Lightning端子などを搭載している。また、最大SPL115 dB対応、低ノイズ、高解像度なプリアンプで入力ゲインを調整可能となっており、臨場感あふれるステレオ音声の集音が手軽に行える。静かな森、騒音あふれた街頭での撮影、会議、講義の収録、旅先での楽器の録音から、バンド・リハーサルの記録まで、さまざまな場面でステレオ・レコーディングを楽しめるということだ。
2015年01月07日ドスパラは24日、動画撮影用のステレオコンデンサマイク「DN-12126」を、同社運営の「上海問屋」で発売した。直販価格は税込9,999円。DN-12126は、2基のマイクユニットの向きを変えて、X-Y方式とA-B方式の両方に対応可能な製品。デジタル一眼カメラやビデオカメラのアクセサリシューに取り付けて使用する。音の歪や低域ノイズをカットするハイパスフィルターを備えているほか、風切り音を防ぐマイクカバーが付属する。
2014年12月25日ティアックは、インタビューや記者会見などの音声収録をコンパクトに実現するXLRマイク用プラグオンマイクロリニアPCMレコーダー「DR-10X」、ワイヤレスマイクシステムのバックアップ録音用マイクロリニアPCMレコーダー「DR-10Cシリーズ」を、同社TASCAMブランドより発売する。発売時期は製品ごとに異なり、「DR-10X」は販売中、「DR-10CS」は1月中旬発売予定。価格は、「DR-10X」が税別2万円、「DR-10CS」が税別2万2,000円。「DR-10X」は、XLRタイプコネクターのハンドヘルドマイクに直接取り付けるだけで音声収録可能なケーブル不要のマイクロリニアPCMレコーダー。インタビュー用のダイナミックマイクとしての利用や電池駆動のコンデンサーマイクに対応しており、XLRタイプコネクターのハンドヘルドマイクに直接取り付けるだけで音声収録が可能。軽量設計に加え、マイクとの接合部にはぐらつきを防ぐダイヤル式のロック機構を採用しており、マイクとDR-10Xを結合させた状態においてもマイク単体を扱うかのような使用感を実現する。「DR-10C」シリーズは、マイクを本体に接続し、付属のケーブルを使ってトランスミッターに接続するだけで、ワイヤレスシステムにおいて万一音声が途切れた場合でも、音声を記録しておくことができるバックアップ録音も可能なマイクロリニアPCMレコーダー。手のひらサイズのボディーは、トランスミッターと束ねての使用やトランスミッターと並べてベルトに装着しやすいデザインとなっており、環境にあわせた選択が行える。ちなみに、SENNHEISER製品対応モデル「DR-10CS」、SHURE製ワイヤレスマイクシステムに対応するオプションパネル「AK-DR10CH」(税別4,500円)、SONY/RAMSA製ワイヤレスマイクシステム対応するオプションパネル「AK-DR10CR」(税別1万3,500円)もラインナップされる。いずれの製品も、記録フォーマットは24bit/48kHz MONO WAV(BWFフォーマット)。また、時計機能内蔵による音声ファイルへの時間情報の記録、誤操作を防止するスライド式録音スイッチ、デュアルレコーディング機能など、確実な録音を行うための機能を搭載。さらに、同機種間でのデータ転送が行える赤外線通信機能もサポートする。※2月4日追記: 記事公開時に発売が予定されていた「DR-10CL」はメーカー都合により発売中止となったため、一部内容を変更いたしました。
2014年12月25日