2016年4月のNBAプレーオフで選手に声をかけるマイケル・ジョーダン(写真:AP/アフロ) NBAの元スーパースターで、現在はシャーロット・ホーネッツのオーナーであるマイケル・ジョーダン(54)が、地元に医療施設を建設するための資金700万ドル(約7億8,750万円)を寄付した。2020年には、ジョーダンの名を冠した貧困層のための二軒のクリニックが開業予定だという。 ホーネッツはノースカロライナ州シャーロットの本拠を置く、NBAの中では最も新参のチーム。ジョーダンのスポークスパーソンによると、ジョーダンはシャーロットに住む子どもの貧困率がワースト1位であるとする調査結果を受け、今回の決断に踏み切ったという。
2017年10月10日マイケル・コース(MICHAEL KORS)から、新作フレグランス「セクシー・ルビー(SEXY RUBY)」が登場。銀座店、表参道店、神戸店、福岡店、公式オンラインストアにて取り扱う。マイケル・コースが2017年の秋に提案するフレグランスは“香りの宝石”。デザイナーのマイケル・コースの思い描くユニークな女性像から誕生した。その女性像とは、力強く、グラマーで魅惑的……。現代女性のセクシーを新解釈した「セクシー・ルビー」は、身につけた瞬間から香りが咲き誇る。みずみずしいラズベリーとアプリコット、バラの花びら、ジャスミンがエキゾチックで魅惑的な印象を膨らませ、そこにカシミアウッドの香りがふんわりと温かみをプラスする。また、情熱的で貴高いジュエリー「ルビー」を象ったボトルは宝石そのものだ。クリスマスも近づくこれからの時期。まるで宝石を纏うように、香りを身に着けてみてはいかがだろう。【詳細】「セクシー・ルビー(SEXY RUBY)」価格:9,500円+税展開店舗:銀座店、表参道店、神戸店、福岡店、公式オンラインストア【読者問い合わせ先】マイケル・コース カスタマーサービスTEL:03-5772-4611
2017年10月02日マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS Collection)2018年春コレクションのランウェイショーが、日本時間2017年9月13日(水)23:00より発表される。ファッションプレスではその模様をライブ配信。先シーズンは、ストロング・ショルダーを採用したパワフルな印象のテーラードコートやジャケットに加え、柔らかいドレープドレスやスリットの効いたスカートなどを提案。エレガント、セクシーでいながらインディペンデント、そして強さのある「ニューヨークウーマン」を描いた。今シーズンはいったいどんな女性像を魅せてくれるのだろう。なお、マイケル・コースのインスタグラムアカウントでは、ショーのバックステージやトップモデルたちの様子などがストーリー機能を通して垣間見れる。まるで会場にいるかのような、熱気を感じられそうだ。【詳細】マイケル・コース コレクション 2018年春コレクション開催日時:日本時間 2017年9月13日(水)23:00現地時間 9月13日(水)10:00
2017年09月14日広大な宇宙を舞台に、“完璧な生命体”との遭遇を描いた『エイリアン』シリーズの原点を描く『エイリアン:コヴェナント』。本作でアンドロイドを演じたマイケル・ファスベンダーが、旧型のアンドロイドとの比較やリドリー・スコット監督について語るインタビュー映像が到着した。伝説的シリーズの創造主、スコット監督が自らメガホンをとる本作で、アンドロイドのウォルターを演じているファスベンダー。宇宙船コヴェナント号に乗り込むのは、滅び行く地球から脱出し、新たな惑星に移り住む2,000人のカップルと彼らを警護する乗組員たち、そして、アンドロイドのウォルター。ウォルターはこの船にいる唯一の独り身。スコット監督は、「運行中はウォルターがあらゆる雑事を担う。眠らないし、歳も取らない」と説明する。一方、『プロメテウス』に登場した旧型のアンドロイド、デヴィッドについて、ファスベンダーは「人間のような人柄や特性を身に着けられるよう設計されている。人間の最大の特徴ともいえるプライドや虚栄心を持っている。しかし、それが人々に不安を与えるようになる」と分析。エリザベス・ショウ博士(ノオミ・ラパス)との関係性にも言及する。続けて、「人間からの受容度をさらに向上させるために機能を限定した新しいモデルが開発される。だから、(新型の)ウォルターはデヴィッドに比べると機械的だ」と言う。本作で彼が演じたウォルターは、改良されたアンドロイドだ。そのため「人間のように感情に流されることなく、論理的に行動する。虚栄心や、嫉妬や感謝の気持ち、そういった概念は、一切持ち合わせていない。恋愛感情もない」と明かし、カップルばかりが乗り合わせる宇宙船でも、恋愛感情も抱かない、より機械らしいアンドロイドとなるという。以前、別のインタビューでは「子どものころ『エイリアン』を初めて観て、衝撃を受けたのを覚えている」と語り、「オープニングから10分後にはもう容赦なしの展開を見せる。本作は全作の中で一番衝撃的なものになると思う」と語っていたファスベンダー。今回の映像でも、「地球以外に生命体がいないとはとても考えられない。本作の恐怖はそこから始まる。そして人間を宿主にして寄生するという発想は観る者の心をかき乱すコンセプトだと思う」と期待が高まるコメントを残す。また、人間を宿主にして寄生する“ネオモーフ”を考え出したスコット監督の才能についても語るファスベンダー。シリーズの原点に回帰した本作に、期待が高まる。『エイリアン:コヴェナント』は9月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月13日マイケル・コース(MICHAEL KORS)からタッチスクリーン式スマートウォッチ「ソフィー」「グレイソン」が登場する。実用性を兼ね備えたラグジュアリーなウォッチライン、マイケル・コース・アクセスのスマートウォッチに「ソフィー」と「グレイソン」が仲間入りする。今回登場した2モデルの革新的な点は、インスタグラムやフェイスブックにアクセスできる機能「My Social」だ。アカウントをウォッチにリンクさせることで、撮影した写真やお気に入りのビジュアルを文字盤に設定することも可能になった。内窓と外盤で違うものを表示させることができるので、時間と一緒に天気や異なるタイムゾーンの時間など、自分に必要な情報を同時に複数チェックすることができる。円形のフェイスがフェミニンでシックでありつつも、随所に施されたパヴェが華やかな「ソフィー」。メッキ処理を施したボディに、パヴェのトップリングを組み合わせた。ベルトは、メッキボディのほか、パヴェチェック、全面パヴェのデザインで展開する。「グレイソン」はグラマラスでありながらスポーティさの目立つメンズ向けモデル。3つもの内窓と一分単位に細かく表示された文字盤は機能性も抜群だ。サイドのボタンにストップウォッチ機能も追加され、日常使いでも、スポーツやアウトドアシーンでも活躍してくれそうだ。【詳細】マイケル・コース「ソフィー」「グレイソン」発売日:2017年9月25日(月)価格:「ソフィー」45,000〜56,000円+税 「グレイソン」45,000円+税取り扱い店舗:全国マイケル・コース店舗、オンラインストア【問い合わせ先】マイケル・コース カスタマーサービスTEL:03-5772-4611
2017年08月29日マイケル マイケル・コース(MICHAEL Michael Kors)から、新作バッグ「セルマ・ノベルティ(SELMA NOVELTY)」が登場。2017年8月中旬より発売される。ベースとなったのは、ブランドのアイコンであり、リチャード・ノイトラのような近代建築にインスピレーションを得たシルエットが人気のバッグ「セルマ(SELMA)」。これに「ロンドン」「東京」「パリ」「ニューヨーク」という4つの世界都市それぞれを象徴するモチーフを組み合わせたのが「セルマ・ノベルティ」だ。ロンドンブリッジやエッフェル塔、エンパイア・ステート・ビルディングなど、各都市を象徴する要素は、スタッズ、レザーのアップリケ、グリッター、メタリックなどの素材で表現。バッグには自転車、ヘリコプターのモチーフも合わせて配されており、高まる旅への思いが表現されている。モデルは「ロンドン」「東京」「パリ」「ニューヨーク」の4つに、それらのハイライトを集合させた「グローバル」を加えた全5モデルがラインナップ。それぞれのバッグの内側には、シリアルナンバーを刻んだプレートが配されている。【商品情報】「セルマ・ノベルティ(SELMA NOVELTY)」発売時期:2017年8月中旬展開:5色/5都市(ロンドン、東京、パリ、ニューヨーク、グローバル)価格:各56,000円+税サイズ:H17×W28×D11cm
2017年08月10日マイケル・コース(MICHAEL KORS)から、タッチスクリーン式の新スマートウォッチ「ソフィー」限定モデルが登場。これまでデザイン性&機能性に富んだスマートウォッチを数多く世に送り出してきた、マイケル・コース。彼らが新たに提案するスマートウォッチ「ソフィー」は、これ1本でインスタグラムやフェイスブックにアクセスできるもの。「My Social」の機能を持つ、最新版の「Michael Kors Access」アプリが搭載されているため、インスタグラムやフェイスブックのアカウントをこのスマートウォッチをリンクさせることで、撮影した写真やお気に入りのビジュアルを文字盤に設定することができる。限定モデルのデザインは、シックな印象。メッキ処理を施したブラックボディに、ガンメタル色のパヴェのトップリングとパヴェチェックのブレスレットを組み合わせた。この新スマートウォッチ「ソフィー」の限定モデルは、世界饑餓撲滅を目的とした「ウォッチ・ハンガー・ストップ」キャンペーンと連動。スマートウォッチを1つ販売するごとに、100食の学校給食が食糧を必要としている子供達へWFPを通じて提供される。その他、「ソフィー」シリーズは7種類のウォッチを展開。ローズゴールドやシルバーカラーのメタル・ボディ、ゴールドやシルバーのパヴェ・チェック、華やかなフル・パヴェと、多彩なラインナップとなっている。また、「ソフィー」シリーズの紹介動画も公開。様々なシーンに合わせてテクノロジーを楽しむ様子が映し出されている。【アイテム詳細】マイケル・コース 新スマートウォッチ「ソフィー」限定モデル 49,000円+税発売期間:2017年10月~2018年3月31日(土)<予定>取扱店舗:日本国内のマイケル・コース直営店(アウトレットを除く)及びマイケル・コース公式オンラインストア■ソフィー シリーズ詳細・メタル・ボディ(シルバー、ゴールド、ローズゴールド、セーブル) 45,000円+税・パヴェ・チェック(ゴールド、シルバー) 49,000円+税・フル・パヴェ 56,000円+税【問い合わせ先】フォッシル ジャパン ウェアラブルサポートTEL:03-4578-3369(平日9:40〜17:40)
2017年08月06日(写真:新華社/アフロ) 五輪で23個の金メダルを獲得した競泳界のレジェンド、マイケル・フェルプス(32)。米ディスカバリーチャンネルの企画でホホジロサメと100メートルを競ったが、残念ながら敗北を喫してしまった。 「フェルプス対サメ:グレイト・ゴールド対グレイト・ホワイト(Phelps vs. Shark: Great Gold vs. Great White)」と題された対決は、フェルプス本人とコンピューターグラフィックのホホジロサメにより行われた。トレーナーが事前にホホジロサメをエサで誘うことで100メートルを全力で泳がせ、番組スタッフがその速度を計算。競争をより公平なものにするためにサメの外皮を模したウェットスーツと、バネを仕込んだフィンを装着したフェルプスの横に、ホホジロサメをCGIで再現した。 結果は、ホホジロサメが36.10秒でゴールし、38.10秒のフェルプスに勝利。しかし、そもそもフェルプスには不利な条件が揃っていた。ひとつは体格差だ。小さな人間が6マイル(約9.65km)毎時進む間に、巨大なホホジロサメは瞬発的に25マイル(約40.23km)毎時の速度を出すことができる。また、ロケが行われたケープタウンのオープンウォーターの水温は13℃ほどで、これは五輪会場のプールに比べ15℃程度低かったという。 試合後、フェルプスは「どれほど寒いかはわかってたけれど、全身に激しい負担がかかったよ。銀に甘んじるのは好きじゃない。でもホホジロサメ相手には仕方ないね」と語った。
2017年07月24日突然の年金打ち切りに端を発した、平均年齢80歳以上のジーサンたちの“銀行強盗”を描く痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』。6月24日の公開以来、名優たちの豪華共演やジーサンズが奮闘する様子が評判を呼び、SNS上でも鑑賞後の絶賛コメントが相次ぐなど、好調なスタートを切っている本作から、銀行強盗の“予行演習”で大目玉をくらう本編映像が解禁となった。退職後、慎ましくも幸せな老後生活を送っていたウィリー、ジョー、アルの3人。ところがある日、長年勤めていた会社の吸収合併によって、年金を止められてしまう。このことをきっかけに、ジョーの発案からある企てを決意。何としても年金を取り戻し、愛する孫たちや仲間たちとの幸せな余生を続けられるよう、3人は大胆で危険な賭けに出るが…。40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から年金打ち切りを宣告され、銀行からも冷たくあしらわれたジーサンたちが、80歳オーバーにして一世一代の賭け=銀行強盗に出る本作。体力以外は誰にも負けない、最強のジーサンたちを演じたのは、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという、全員アカデミー賞受賞者のハリウッドのレジェンドたち。今回届いた本編映像では、銀行を襲う前に、まずは予行演習としてスーパーで万引きを目論むジーサンズたちのその後が…。彼らの万引きに気づいた女性警備員から逃走するも、追い詰められたウィリーとジョーはとっさに老婆から電動車椅子を奪い、“ET”のごとく車道へ!小麦粉をばらまき、追跡を振り切ろうとするが、そこはジーサン、あっさりと捕まってしまう。そしてスーパーの事務所に連れてこられた3人は、店長(キーナン・トンプソン)に監視カメラの映像を見せられる。そこには、ズボンの中にブロック肉を押し込むウィリー(モーガン・フリーマン)の姿がはっきりと収められている。80歳オーバーのハリウッドの名優たちが、「ママが泣くぞ」と叱られるシーンはまさに見もの。こんな調子で“本番”の銀行強盗は成功するのか!?その結果はスクリーンで確かめてみて。『ジーサンズ はじめての強盗』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月10日俳優のマイケル・ファスベンダー(40)が、恋人である女優のアリシア・ヴィキャンデル(28)と同棲を始めたと報じられている。交際3年を迎えているマイケルとアリシアだが、ロンドンで一人暮らししていたマイケルが2人で住むため同都市内の新居に引っ越したようだ。ある関係者はザ・サン紙に、「マイケルとアリシアは、アリシアがイギリスで新作『トゥームレイダー』の撮影を行っていることもあり、正式に同棲を始めました」「マイケルは恋人と同棲したことは恐らく一度もないと思われますが、2人は真剣に交際しています。2人とも家と呼ぶ場所はたくさんあるのですが、正式な自分たちのための家はここだけですし、お互い喜んでいますよ」と明かした。恋愛で順調な進展を見せているマイケルだが、以前は恋愛のことを「危険」だと表現しており、危険な状況に対応できるか聞かれた際、「もちろん。『アサシン・クリード』では、僕の役が『信念の飛び込み』とでも呼べるような38メートルものジャンプをするシーンがあるんだ」「(比喩的に)あらゆる意味でやってきたことだからね。恋愛関係や崖から水に飛び込むのって『信念の飛び込み』じゃないかな。それに困難にぶつかりそうな仕事においてだってそういった飛び込みは必要だろ」と答えていた。マイケルとは2017年日本公開『光をくれた人』の撮影で出会ったアリシアは、以前マイケルとの関係は「楽」だと語っていた。「私たちは一定のことは2人だけの間に留めておくっていうルールを作ったの。とても楽だけど、これはとっても個人的なことよ」(C)BANG Media International
2017年06月20日モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという3人のアカデミー賞俳優が夢の共演を果たす『ジーサンズ はじめての強盗』。このほど、彼らハリウッドのレジェンドたちがそろって登場する本作のプロモーション映像が到着した。年金打ち切りというかたちで、40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇”状態となったジーサン3人組、ウィリー、ジョー、アル。彼らがどん底から這い上がるため、思いついたのは、なんと銀行強盗だった!?80歳オーバーのジーサンたちが、生まれて初めて真面目な生き方を捨て、命がけの大勝負に出る痛快コメディとなる本作。ウィリー役を務めるのは、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、数々の作品で活躍するモーガン・フリーマン。ジョーを演じるのは、『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』で2度のアカデミー賞に輝き、『ダークナイト』シリーズや『キングスマン』などでも知られるマイケル・ケイン。そしてアル役には、『リトル・ミス・サンシャイン』でアカデミー賞を受賞、ベン・アフレック監督の『アルゴ』でもノミネートされたアラン・アーキン。家族との生活のためなら怖いものなどない!とばかりに銀行強盗に挑んでいく、彼らジーサンズ…だが、今回届いた映像では、ウィリー、ジョー、アルを演じるモーガン、マイケル、アランは、どうやらSNSが苦手な様子…?映像には、本作を見た観客たちにSNSでの口コミのお願いをする様子が収められている。しょっぱなからアランが、「ソーシャブル・メディアやガーグルに投稿してください」と言い間違えると、それを言うなら「ソーシャル・メディアだ」「グーグルだ」と2人からWツッコミ。だが、それを指摘したモーガンも「ツイットも忘れずに」とドヤ顔で言い間違い。役柄と同じく、一番しっかり者のマイケルに「ツイッターだ」と正される一幕も。「いまの説明でわからないなら老人だな」と自虐混じりにコメントするアランにも、思わず笑みがこぼれてしまう。ジーサンズたちの一生懸命な告知がどこかカワイイ映像を、ぜひ確かめてみて。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月13日梅雨入り間近の6月。これから夏にかけて、ジメジメとした雨や猛暑にやられた心を回復させること間違いなしの、笑って泣ける注目作が続々と登場!バテた心にオススメの映画とドラマをタイプ別にご紹介しよう。■仕事に疲れたアナタにオススメ映画『ちょっと今から仕事やめてくる』(公開中)仕事のノルマが厳しく、精神的に追い詰められていた主人公・青山隆(工藤阿須加)。疲労のあまり駅のホームで意識を失い、電車に跳ねられそうになったところを、幼なじみのヤマモト(福士蒼汰)と名乗る青年に助けられる。その青年に見覚えがなかった隆だが、ヤマモトとの交流を通して徐々に明るさを取り戻し、仕事も順調に進むようになっていく…。幼なじみだと名乗る男・ヤマモトとの出会いを機に、本来の自分を取り戻していく主人公が体験する不思議な出来事を描く本作。工藤さんと福士さんという注目の若手が、『八日目の蝉』『ソロモンの偽証』の成島出監督のもとで鍛えられ、新境地を見せていることでも話題。そんな彼らが演じる隆とヤマモトに元気をもらえる『ちょいやめ』。本作をチェックして、月曜日を前に憂鬱になる“サザエさんシンドローム”を吹き飛ばせ!?■癒しが欲しいアナタにオススメ映画『ジーサンズはじめての強盗』(6月24日(土)公開)ウィリー(モーガン・フリーマン)、ジョー(マイケル・ケイン)、アル(アラン・アーキン)の3人は平和な老後生活を送っていたが、40年以上勤めていた会社の合併によって状況が一変。年金の打ち切りで会社から見放され、どん底に落ちてしまった彼らが、80歳をオーバーして初めて“強盗”を決意するが…。モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという3人のオスカー俳優が、平穏な余生を取り戻すために銀行強盗を企てる老人3人組を演じた全米大ヒットの犯罪コメディ。そんな一世一代の賭けに挑むジーサンたちの一生懸命な姿は、どこか愛らしく、癒されること間違いなし!?■とにかく笑いたいアナタにオススメ映画『銀魂』(7月14日(金)公開)「週刊少年ジャンプ」連載の空知英秋原作による大ヒットコミックを、TVドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや『HK 変態仮面』『女子ーズ』の福田雄一がメガホンをとり、小栗旬主演で実写映画化。宇宙人に支配された江戸で万事屋(よろずや)を営む侍・坂田銀時と仲間たちの活躍を描く。主役の銀時を演じるために地毛を銀髪に染めた小栗さんをはじめ、志村新八役に菅田将暉、神楽役に橋本環奈、脇を固めるキャストも長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、柳楽優弥、堂本剛など超豪華俳優陣が集結!原作を忠実に再現したシュールなキャラクターや世界観はもちろんのこと、抱腹絶倒の“ギャグ”連発な展開、意外にほろりとさせるストーリーにも目が離せない!■近ごろ“感動不足”なアナタにオススメNetflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」(7月7日(金)配信スタート)幼いころから何をやってもダメだった少年が、ひとりの天才お笑い芸人に出会い、導かれ、失敗を繰り返しながらもやがて“本当の自分の道”を見つけ出すまで――。明石家さんまが芸歴42年目にして初の企画・プロデュースを手掛け、芸人であり画家であるジミー大西と自身との関係性を主軸に、夢を追う人々とそれを応援する人々の姿を描いた本作。突拍子もない言動を繰り返し、幼いころから失敗ばかりの大西秀明(ジミー大西)役に、中尾明慶。そんな大西と「なんば花月」で運命的な出会いを果たす人気絶頂の天才お笑い芸人・明石家さんまを、小出恵介が演じる。そのほか芸人仲間やマネージャーなど、ふたりを取り巻く人々に尾上寛之、六角慎司、宇野祥平、濱田マリ、木南晴夏ら個性と実力を併せ持つキャストがずらり。さらに、佐藤浩市、生瀬勝久、温水洋一ほか、豪華な実力派俳優陣も出演し、ジミー大西が“本当に巻き起こした”爆笑エピソードを共に盛り立てながら、時にツッコミ役、時にスパイスとなって物語を彩っていく。そんな本作で描かれる“実話”は、新喜劇の舞台で放送禁止用語を叫んだり、病院で点滴を飲もうとしたり…という、ジミー青年による“ありえへん”エピソードの数々。ジミーさんの信じられないような驚愕の実話の数々に笑いながらも、孤独感や劣等感と向き合いながら成長していく姿、それを支える人々の愛と友情には胸が詰まり、最後は思わず涙してしまうはず!?そんな、笑って泣いて、最後には感動をもらえる本作。「映画を観に行きたいけど、外に行く体力が…」という心身共にヘトヘトなあなたも、家にいながらにして楽しめる。夏バテで疲れた心も体も(?)浄化してくれる今夏話題の4作品を、ぜひチェックしてみて。Netflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」は7月7日(金)よりNetflixにて世界190か国同時オンラインストリーミング開始(全9話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会ちょっと今から仕事やめてくる 2017年5月27日より全国東宝系にて公開(C) 2017 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会
2017年06月05日突然の年金打ち切りにより絶望にくれた平均年齢80歳以上のジーサンたちが、どん底から這い上がるため、生まれて初めて銀行強盗という命がけの大勝負に出る痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』。本作に登場するのは、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという全員アカデミー賞俳優のレジェンドたち。そんな中、彼らが銀行強盗の“予行演習”に挑む本編シーンがシネマカフェに到着した。年金が突然打ち切られ、40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくされたジーサンたち、ウィリー、ジョー、アル。 彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗だった!?平均年齢80オーバーのジーサンズが銀行強盗をするなんて、どう考えてもひと筋縄ではいかなそう。何事も基礎が大切、とばかりに、彼らは“強盗のリハーサル”を行うことに。今回到着したのは、そんなジーサンたちが銀行強盗の予行練習として行った万引きがバレ、命からがら逃亡するシーンの本編映像。銀行を襲う前に、予行演習としてスーパーで万引きを目論むジーサンズ。真面目に働き、つつましい生活を送ってきた彼らの“初万引き”は、商品は落とすわ、監視カメラにもハッキリと映るわで、モロバレ状態。コミカルな行動が満載のこのシーンについて、ウィリー役のフリーマンは「いちばん大変だったのは、ズボンの中にローストポークを隠そうとしたときだな。あと、シャツの中に卵を1ダース隠して駐車場を走り回るというのもあったな」と、楽しそうにふり返って語る。しかし、逃走のため、車で待たせていたはずのアル(アラン・アーキン)がいつの間にかいなくなり、警備員に追い詰められたジョーはとっさに老婆から電動車いすを奪い、車道へ!“盗んだバイク(!?)で走り出した”ジョー役のケインは、このシーンについて「あれは古典的でちょっとスローなカーチェイスさ」と笑う。電動車いすの前カゴにすっぽりとはまり、“ET”さながらのフリーマンはすっかりその場所がお気に入りになってしまったよう。「モーガンはほぼ1日中、あのカゴの中で過ごしていました」 と明かすのはザック・ブラフ監督だ。「撮影の合い間、トレーラーに引っ込む人は誰もいませんでしたよ。マイケルは車のスタントもかなりの部分を自分でこなしました。交通量のある通りでカートを操縦し、目の前に割り込んできたバスをかわしたり。あのシーンの4分の3ぐらいはスタントが必要だったんですが、彼らはその大部分を自分でやりました。3人ともやる気満々だったな」と、撮影時の3人をふり返っている。まずは手始めに万引きに挑戦してみたジーサンズ。80歳の“ミッション:インポッシブル”は“ワイスピ”ばりのチェイスシーンへ!?その華麗なる(?)逃亡劇を、映像でチェックしてみて。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月03日マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS Collection))が2017年プレフォールコレクションを発表した。テーマは、50年代のグラマーと80年代のパワフルドレッシングの融合。ウエストをしぼり、ヒップラインにぴったりと沿ったシルエットや太ももや肩の大胆な露出が、官能的な女性らしさを醸し出す。そんなフェミニティに、マニッシュなストロングショルダーやパンクテイストのディテールが組み合わさり、挑発的でクールな女性像を作り出した。腰の曲線的なラインを際立たせるタイトスカートが印象的だ。スカートは、膝の高さあたりからフリルに切り替わり、大人の女性らしいシックで優雅なシルエットを描く。そんなエレガントなイメージを裏切るように、ブラックレザーとシルバーのバックルがエッジが効かせる太いベルトでウエストをマーク。さらに、ポインテッドトゥのレザーシューズや、スタッズをあしらったパンクテイストのバッグを合わせ、シャープな印象に仕上げた。テーラーリングやミリタリーテイストなどマスキュリンな要素が、女性らしい繊細さと絶妙なバランスを織りなしているコーディネートも。ベージュのスーツは、ストロングショルダーでハンサムなシルエットに仕上げた。一方で、大きめに着たジャケットのウエストはベルトでキュッとしぼり、胸元は大胆に露出した。また、足元に合わせたヒールのシューズも女性らしさを垣間見せる。シーズンレスなパーティドレスも多くランウェイを飾った。グラフィカルなフローラルを施したゴールドや真紅のドレスは、パッと目を引くゴージャスさ。それでいて、シックなカラーパレットや辛口なテイストのバッグやシューズで、マイケル・コース コレクションらしい都会的でクールなスタイルに仕上がっている。
2017年05月25日人気ブランド「マイケル・コース(Michael Kors)」が展開するデジタル・キャンペーン「The Walk」が、今年春の3回目に続き、夏に4回目を迎える。今回は春の顔を務めたヘイリー・スタインフェルド、ケリー・ロールバッハ、ジリアン・ハーヴェイ(「LION BABE」)、そして日本の森星に加え、新たにスーパーモデルのジョーダン・ダンが仲間入りした。すでに「The Walk Summer 2017」と題した「マイケル・コース(Michael Kors)」の魅力を存分に伝えるジョーダンのWeb動画が公開中だ。ストリートスタイルにフォーカスした「The Walk」のテーマ通り、ジョーダンは全身を「マイケル・コース」のカジュアルかつ爽やかなアイテムでコーディネート。降り注ぐ太陽の下、カリフォルニア州ヴェニスの街を闊歩している。また、ヘイリーが自分の名前をペイントしてカスタマイズした「マーサー・センターストライプ・トート」を持つ写真、ケリーが新作の「マーサー・フローラル・パッチワーク・レザー・クロスボディ」を肩から掛け、やはり夏の日差しの下でクールにポーズを決めた写真も公開になっている。@michaelkors #sidewalkspotted @tommytonJourdan Dunnさん(@jourdandunn)がシェアした投稿 - 2017 5月 13 9:47午前 PDT(Hiromi Kaku)
2017年05月16日マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)から、英国の老舗アイウェアブランド、オリバー ゴールドスミス(OLIVER GOLDSMITH)とのコラボレーションサングラスが2017年5月上旬より発売。コラボレーションモデルのベースとなったのは、オリバー ゴールドスミスを代表するモデル「CONSUL-S(コンスル エス)」。「CONSUL-S」は、英国の俳優マイケル・ケインが愛用していたことでも知られる「CONSUL」をひと回り小さくした正統派のウェリントンスタイル。このオプティカル用の名モデルをサングラスに変更した一本だ。英国クラシックの原点とも言えるこのモデルは、太目のラインの重厚感とシンプルで飽きのこない洗練されたデザインが特徴。今回のコラボレーションの証として、レンズにはマッキントッシュ ロンドンのアイコンであるダンディマンの刻印が、またテンプルにはオリバー ゴールドスミスとマッキントッシュ ロンドンそれぞれのロゴのプリントが施されている。【商品情報】MACKINTOSH LONDON×OLIVER GOLDSMITH発売時期:2017年5月上旬価格:36,000円+税カラー:ブラック、ブラウン【問い合わせ先】SANYO SHOKAI(カスタマーサポート)TEL:0120-340-460 (フリーダイヤル)
2017年05月12日モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという全員オスカー俳優の3人が、年金ストップに奮起し命がけの大勝負に出る痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』。このほど、本作に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの発明家“ドク”ことクリストファー・ロイドが出演、そのあまりのボケっぷりにジーサンズもドン引きしていることが分かった。突然の年金打ち切りというかたちで、40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇”状態のジーサン3人組、ウィリー、ジョー、アル。彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗! 80歳オーバーのジーサンたちが、どん底から這い上がるため、生まれて初めて真面目な生き方を捨てることを決意し、すべてを失うかもしれない命がけの大勝負に出る!北米では、公開4週目も『ワイルド・スピード ICE BREAK』『美女と野獣』など超大作とともにトップ10入りを果たすなど、“ジーサンズ”だけにまさに息の長い興行を続けている。体の不調が気になる実直なウィリー役のフリーマン、冷静沈着な知能派のジョー役ケイン、心配症で気難しいアル役アーキンと、ハリウッドのレジェンドたちが夢の豪華共演を果たしているなか、レジェンドたちの脇を固めるのも実力派の俳優陣たちばかり。まず、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでタイムマシンを研究する奇天烈な発明家ドクを演じたロイドは、本作ではウィリー、ジョー、アルの3人から「あれはちょっと…」と思われてしまうほどのボケっぷりを見せるジーサン、ミルトン役に。彼は、ウィリー、ジョー、アルが所属する老人クラブの仲間。ぼーっとしたり、何かと間違えたり、つじつまが合わなかったり、耳も聞こえているのか、いないのか…。おそらく、“仕切り役”としては最もふさわしくないキャラクターを、ロイドはユーモアたっぷりに演じている。ボケを連発しながらも、どこか威厳が漂う役柄について、ロイドは「ミルトンは気のいいじいさんなんですよ。自分が何をやっているのかすぐに分からなくなるし、間違いばかりする。その上、少し耳も聞こえなくて…。でも、老人クラブでは物事をコントロールしたり、まとめたりする権限を与えられています」と、自ら説明。「それをミルトンはとても誇りに思っているんです。彼は、みんなが規則・決まり事を守り、スケジュールを乱さないように、自分なりに努力する。それが彼の役割なんです。私はこの役がとても気に入っていたし、どう演じるかのチャレンジを大いに楽しみました」と語っている。ザック・ブラフ監督はロイドに特に決まった演出はつけず、自由に演じるように話したという。アドリブとは思えない、ロイドの軽妙でユニークな姿は要チェックだ。また、“モテ”ジーサン、アルのロマンスのお相手!?陽気で情熱的なアニーには、『愛の狩人』『Tommy/トミー』で2度アカデミー賞にノミネートされたアン=マーグレット、ジョー最愛の孫娘でキュートで冷静なブルックリンには、ブラフ監督の『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』のジョーイ・キング、ジーサンズに初めての銀行強盗のイロハを教え込む男には『キングコング:髑髏島の巨神』のジョン・オーティス、闇の世界に精通する(?)あやしいハッパを扱う元娘婿・マーフィーには『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『SPY/スパイ』のピーター・セラフィノウィッツ、やけに勘が鋭いスーパーの店長には「サタデーナイトライブ」のキーナン・トンプソン、そして銀行強盗の真実に迫るFBI捜査官ハマーにはマット・ディロンと、芸達者な個性派がずらり。レジェンドの“ジーサンズ”を盛り上げている。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月03日マイケル・コース(MICHAEL KORS)と富士フイルムのコラボレーションによる、インスタント・フィルム・カメラ「instax mini 70」から、新色シルバーメタリックが登場。2016年10月に発売され人気を博した「instax mini 70」。ゴールドカラーで展開されたが、今回はケースボディにシルバーのメタリックカラーを採用。表面にはブランドロゴを刻み、裏面にはマイケル・コースのサインをスタンプした。フィルム付きで展開される。別売りのゴールドやシルバーのチェーン・ストラップを付けることで、アクセサリー感覚で一身に着けることが可能となっている。また、ヴィンテージのカメラ・バッグにインスピレーションを得たバッグ「スカウト」と一緒に持つのもおすすめだ。【詳細】MICHAEL KORS x FUJIFILM instax mini 70店頭で展開中取り扱い店舗:マイケル・コース銀座店、表参道店、神戸店、福岡店価格:・「instax mini 70」フィルム付き 18,000円+税・チェーン・ストラップ 5,000円+税【問い合わせ先】マイケル・コース ジャパンTEL:03-5772-4611
2017年04月29日モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンというアカデミー賞俳優が命がけの大勝負に出る痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』(原題:『Going in Style』)。全米でも大ヒット中の本作から、“ジーサンズ”によるコミカル、でも必死な予告編と、クールすぎるポスターが解禁された。年金打ち切りというかたちで40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇“状態のジーサンたち、ウィリー、ジョー、アル。平均年齢80歳以上の彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗だった――!?北米では4月7日に公開されるや、3日間で1,250万ドルという大ヒットスタートをきり、2週目もトップ5入りを果たすなど、大ヒットとなっている本作。体力以外は誰にも負けない最強のジーサンたちを演じたのは、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという、全員アカデミー賞受賞者であるハリウッドのレジェンドたち。このたび公開された予告編では、銀行強盗に至るまでの3人のジーサンズの様子がコミカルに描かれている。ジョー(ケイン)は住宅ローンの相談に訪れた銀行で、偶然にも銀行強盗に遭遇。社会的弱者に冷酷な銀行から、あざやかな手口で1億7,000万円もの大金をかすめとるさまを間近で見たジョーは、同じく年金打ち切りにあった友人・ウィリー(フリーマン)、アル(アーキン)に「銀行を襲って、俺たちの年金を取り戻すんだ!」と持ちかける。決意を固めた彼らが、“準備運動”と称してはじめての万引きに挑戦する姿や、警備員から電動カートで逃げ惑う様子には思わず笑みがこぼれてしまう。また、そんな姿とは裏腹に、スーツに身を包み銃をぶっ放す超クールな3人の姿は必見だ。また、併せて解禁となったポスターでは、ボストンバッグから札束をのぞかせるジーサンたちの姿が印象的。「最後に輝くのはシルバーだ。」とのコピーにあるように、名優たちがどのようなきらめきを見せるのかは要注目。本作でメガホンをとったザック・ブラフ監督は、「この映画には、ハリウッドの真の名優たちが登場します。私はそれが本当にうれしかった。彼らがコメディやアクションの要素と、ストーリー上でやはり重要な部分である、もっと感動的、情緒的な要素を見事なバランスで演じるのを観客はきっと楽しめると思います」と3人の名優たちについてコメント。「私は彼らが大好きなんですよ。当然ですよね?彼らを見ていると、あのキャラクターたちがいい時代も悪い時代も互いを支え合って生きてきた40年来の親友同士だと心から信じることができるんです」と称賛を贈る。この言葉をうけたフリーマンも、「私たちはとにかく楽しかったので、それがスクリーンを通して感じられるはずです」と自信をにじませている。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月21日『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞にノミネートされ、この夏には敵役として『スパイダーマン:ホームカミング』にも出演するマイケル・キートンの主演最新作『The founder』(原題)が、邦題『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』として公開決定。今度は、誰もが知る世界最強のハンバーガー帝国“マクドナルド”の創業者を演じている。1954年アメリカ。52歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。ある日、ドライブインレストランから8台もの大量オーダーが入る。どんな店なのか興味を抱いて向かうと、そこはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店<マクドナルド>だった。合理的な流れ作業のスピード・サービス・システムや、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに商機を見いだしたレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、マクドナルド兄弟を説得、契約を交わす。次々にフランチャイズ化を成功させていくが、利益を追求するレイと、兄弟との関係は急激に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、兄弟との全面対決への道に突き進んでいく――。『バードマン』で第87回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、第88回アカデミー賞作品賞『スポットライト 世紀のスクープ』でも好演を見せたキートンが、『ウォルト・ディズニーの約束』『しあわせの隠れ場所』のジョン・リー・ハンコック監督とタッグを組む本作。“元バットマン”でもあるキートンといえば、『スパイダーマン:ホームカミング』ほか、ティム・バートンが監督を務める実写『ダンボ』にも出演する見込みで、完全復活を果たした、いまノリに乗っている実力派俳優。その彼が演じるのは、世界中の企業家たちに絶大な影響を与える世界最大級のファーストフードチェーンの創業者(ファウンダー)、レイ・クロック。サラリーマン人生も半ばを過ぎた50代にして、ディック&マックのマクドナルド兄弟と出会い、手段を選ばず資本主義経済や競争社会の中でのし上がっていくレイは、まさに現代のアメリカン・ドリーム!?ギラギラとした野心と圧倒的な情熱を持ち、アクは強いが人々を魅了するレイを、キートンは見事に体現する。また、レイの妻役には『わたしに会うまでの1600キロ』のローラ・ダーン、マクドナルド兄弟には『ロング・トレイル!』のニック・オファーマン、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のジョン・キャロル・リンチらが脇を固める。あわせて解禁されたポスタービジュアルは、あのお馴染みのマークを背負ったキートンの姿が!思い描いた壮大な夢はきれいごとだけでは叶わない。冴えないセールスマンだった男が、情熱のかぎりに突き進み、10億ドル規模の巨大企業のトップに上りつめていく姿は、“英雄か”、“怪物か”。誰もが知っているマクドナルドの誰も知らない誕生のウラが暴かれる本作に、引き続き注目していて。『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』は7月29日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月14日モーガン・フリーマン&マイケル・ケイン&アラン・アーキンという平均年齢80歳以上の3人が、どん底から這い上がるべく大勝負に打って出る痛快コメディ『Going in Style』が、早くも邦題『ジーサンズ はじめての強盗』として6月に日本公開されることが決定した。つつましくも、幸せな老後生活を送っていたウィリー、ジョー、アルの3人。ところがある日、長年勤めていた会社の合併によって、年金を止められてしまう。このことをきっかけに、彼らはある企てを決意。なんとしてでもいままでの生活を取り戻し、愛する家族と仲間たちとの幸せな余生を送り続けられるよう、3人は銀行のお金を奪おうと、大胆で危険な賭けに出るが…。40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された揚げ句、年金は打ち切り、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇”状態となってしまった、おじいさん3人組。そんな彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗!?先週末4月7日より北米公開された本作は、当初の期待値を大きく上回る初日3日間で1,250万ドルという大スタートに。劇場に足を運んだ観客層の90%が35歳以上、特に50歳以上の観客から驚異的な支持を集めているという(Box Office Mojo調べ)。ウィリーを演じたのは、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『ショーシャンクの空に』『インビクタス/負けざる者たち』などでも高い評価を得ているモーガン・フリーマン。近ごろ体の不調が気になる、孫にメロメロの実直ジーサンは、アメリカ映画界で最も尊敬される俳優の1人であるモーガンにピッタリ!?また、ジョーを演じるのは、『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』で2度のアカデミー賞に輝くマイケル・ケイン。『ダークナイト』シリーズの執事アルフレッド役や『キングスマン』のアーサー役でも知られる彼は、本作では銀行強盗を企てる冷静沈着な知能派ジーサンに。さらに、アルを演じるのは、『リトル・ミス・サンシャイン』でのおじいちゃん役が絶賛され、アカデミー賞や英国アカデミー賞を受賞、ベン・アフレック監督の『アルゴ』でもアカデミー賞にノミネートされたアラン・アーキン。サックスプレイヤーであり、心配症で気難しい“モテ”ジーサンに扮する。体力以外は誰にも負けない(?)最強の3人は、いずれもアカデミー賞俳優で、内外から高い支持と尊敬を集めるハリウッドのレジェンドたち。この名優たちが体を張ったアクションで挑むのは、年金、住宅ローン、病気という身近な問題やリタイア後の生活など、現代の社会問題を軽妙に描きつつ、大切な家族や仲間との愛もにも触れた一発逆転ストーリー。「こんな破天荒なジーサンたちに会いたかった!」と元気がもらえること請け合いの痛快コメディを、期待して待っていて。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月11日米BOX OFFICE MOJOは4月7日~4月9日の全米週末興業成績を発表した。前週に引き続きトップはドリームワークスの新作3Dアニメ『The Boss Baby(原題)』。2位も前週同様『美女と野獣 (2017) 』が順位を維持し、累計興行収入4億3,231万6,034ドルとついに4億ドルの大台を突破した。3位は『Smurfs: The Lost Village(原題)』が初登場。小さな青い妖精"スマーフ"たちの世界を描いた3Dアニメで、2011年の『スマーフ』、2013年の『スマーフ2 アイドル救出大作戦!』に次ぐ続編となる。アニメ『シュレック2』のケリー・アズベリー監督が指揮し、パパ・スマーフやスマーフェットなど主要キャストの声優陣が一新されている他、ジュリア・ロバーツ、ミシェル・ロドリゲスといった大物俳優が参加している。4位も初登場の『Going in Style (2017) (原題)』。1979年公開の同名作品(邦題『お達者コメディ/シルバー・ギャング』)のリメイクにあたり、俳優兼監督の『終わりで始まりの4日間』『WISH I WAS HERE 僕らのいる場所』のザック・ブラフが監督を務める。モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンのアカデミースターの名優3人が年金を取り返すべく銀行強盗に扮するコメディだ。前週3位の『ゴースト・イン・ザ・シェル』は5位にランクダウン。6位『パワーレンジャー』など以下の作品も初登場2作品に押され、それぞれ2位ずつ順位を下げた。10位『The Case for Christ(原題)』も今週初登場。1998年にジャーナリストのリー・ストロベルによって書かれた同名書籍を原案に描かれたキリスト教ドラマ映画だ。
2017年04月10日マイケル・ジャクソンの息子プリンス(20)が、父親のタトゥーを足に入れた。プリンスは2009年に他界したキング・オブ・ポップことマイケルが背中に天使の羽を付け両手を高く上に挙げているおなじみの姿を模した新しいタトゥーを、インスタグラムに投稿した動画で公開。動画のキャプションには「@dermagraphink、素晴らしく美しいタトゥーのために9時間費やしてくれてありがとう。もっと投稿していくよ」とコメントが添えられている。そんなプリンスは、このタトゥーだけにとどまらず、最近ではタトゥーを多数入れていることで知られる妹パリス(18)とおそろいで太極図を彫っていた。その際パリスは、プリンスと自身は「同じ考え」を共有していると同時に、「完全に対極な」性格でもあり、一緒にいろいろすることができるという考えから足首に太極図を入れることにしたと、そのタトゥーの写真と共にインスタグラムで説明。一方のプリンスも同じ写真を同サイトで公開し、そのタトゥーが2人が離れることなくずっと一緒にいるということの証明であるとコメントしていた。(C)BANG Media International
2017年04月04日ジョージ・マイケルが他界して約3カ月経った3月29日、親近者のみで葬儀が執り行われ、ジョージの遺体がようやくロンドンのハイゲイト墓地に埋葬されたが、ジョージを偲んでお墓参りをしたいというファンの願いは叶わないようだ。ジョージは墓地の中でも公には開放されていない、壁や植物で覆われ、墓地の公式ツアーでのみで訪れることができる場所に埋葬されているが、同墓地はそのツアー内にジョージのお墓を訪れるプランはないことをウェブサイトで発表。「ジョージ・マイケルのお墓をツアーで訪れることはありません」とシンプルに書かれており、ジョージの遺族がお墓を観光スポットのようにはしたくなかったのではとみられている。遺族は29日に葬儀が執り行われたことを明かし、ファンに向けて感謝のメッセージを発信。遺族からの声明には「歌手ジョージ・マイケルの葬儀が本日執り行われたことをご報告いたします。家族と親しい友人が愛された息子、兄弟、友人であったジョージにさよならを言うために小規模の儀式に集まりました」「ジョージ・マイケルの家族は、ファンからの愛とサポートのたくさんのメッセージに感謝の意を示したく存じます」と記されている。(C)BANG Media International
2017年04月01日パーキンソン病とともに25年以上生きてきたマイケル・J・フォックスが、50歳以上を対象とした生活情報誌「AARP The Magazine」の最新刊の表紙を飾り、インタビューを受けた。難病のパーキンソン病を患っているマイケルだが、日々の生活は「自分の症状に笑いが止まらない」ようなことばかりだという。例えば、ある日の朝、コーヒーを飲もうとキッチンへ向かうマイケル。まずは、テーブルで新聞を読んでいる妻のトレイシーにコーヒーを持って行ってあげようと、少し苦労しながらカップにコーヒーを注ぐ。そこからが難関だ。トレイシーの「私が運ぼうか?」の助けの声にも「大丈夫!僕がやるから!」と断り、震える両手でカップを持ち、テーブルへたどり着くころには両手も床もビショビショ、カップは空っぽに。しかしマイケルはトレイシーに「コーヒーを持ってきたよ。飲んでね!」と声を掛ける。「こんな風に、朝7時から僕らの生活は始まるんだよ」と言うマイケル。不謹慎ながらコメディのような話だが、「僕がおもしろいと思うのは、もしこの生活を他人が見ていて、『かわいそうなマイケル。コーヒーさえも運べないなんて!』と思っていたら…と想像したときだね」。パーキンソン病との長い付き合いで、自分の症状とも、それに対して人々が一般的に持っているイメージにも対処できるようになったそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年03月31日マイケル・コース(MICHAEL KORS)の新作バッグが発売される。マイケル・コースが提案するバッグは、デイリーにもオフィスにも使えるミニマルなフォルムが魅力。だからこそ、思い思いのカスタマイズが楽しめる。フォール、ホリデイ 2016 シーズンに引き続きイットガールを起用したキャンペーンでは、女優のヘイリー・スタインフェルド、モデルの森星ら4人が登場し、マイケル マイケル・コースの“マーサー”ラインのハンドバッグを手にしている。本記事では、彼女たちのカスタマイズを紹介。バッグに加え、別売りのストラップやチャームは日本でも購入可能なので、自分のアレンジを楽しんでみてはいかがだろう。森星は女性らしいキャッチーなカスタム森星のセレクトは「マーサー・スタッズ・グロメット・トートLG」。小さなスタッズを走らせたシンプルながらもパンチの効いたアイテムだ。モードなフラットな四角いフォルムはモードなスタイルから、フェミニンなスタイルにまで合わせることができる。“スカウト”クロスボディとのダブル持ちで、利便性だけでなくプレイフルなムードも取り入れて。ヘイリー・スタインフェルドはハートチャームでアレンジ2017年ゴールデングローブ賞にノミネートされるなど、若干20歳にして、女優・歌手など幅広く活躍するヘイリー・スタインフェルド。彼女は「マーサー・センターストライプ・トートLG」をチョイスした。付替えのレザーストラップはビジュー付きでエレガントなデザイン。首から下げた「instax mini 70」カメラに付けたのは「ハート・ポンポン・キーフォブ」だ。真っ赤なハートがバッグを一躍注目の的にする。ジリアン・ハーヴェイはゴージャスにセレクト歌手、ソングライター、ダンサーでありLion bebeとしても活躍するパフォーマンス・アーティストであるジリアン・ハーヴェイ。彼女のカスタムはゴージャスなゴールドカラーの「マーサー・ダッフル」。ボストン型で、マチも広いフォルムは大容量で使い勝手も抜群。花があしらわれた「フラワー・ギターストラップ」でプレイフルな華やかさも添えて。ケリー・ロールバッハのレディライクな組み合わせモデル出身の女優、ケリー・ロールバッハは、比較的コンパクトな「マーサー・メッセンジャー」で。小さなボディーのアクセントとして合わせた「スタッズ・ギターストラップ」と「ポンポン・フラワー・キーフォブ」は、レディライクな装いにポップな雰囲気を纏わせる。※動画内、森星とヘイリー・スタインフェルドのバッグにあしらわれたオリジナルペイントは、ロンドンをベースに活躍するイラストレーター、デイジーエマーソンにより特別に描かれたもの。【問い合わせ先】マイケル・コース ジャパンTEL:03-5772-4611
2017年03月06日マイケル・ジャクソンの娘パリス(18)が、世界最王手のモデル事務所と契約を交わした。今回パリスと契約を結んだIMGモデルズは、ジゼル・ブンチェン、ジジ・ハディッド、キャンディス・スワンポールといった世界でも名高いトップモデルたちを輩出しており、同社のアイヴァン・バート社長は2日、インスタグラムでパリスの写真を公開し、「まれにみるセンセーション! ミス・ジャクソン、ようこそ! パリス・ジャクソン 」とこのニュースを発表した。一方のパリスもこの契約に喜びを示しており、「IMGモデルズ、ありがとう。本当に幸運でうれしいです」とコメントしている。今後キャリアを築いていくために、先月ロッド・スチュワートのマネージャーを雇ったパリスは以前、モデルと俳優業への興味を示していた。2009年にマイケルが死を迎えるまでパリスは世間の目にさらされないよう育てられてきたが、パリスのおじのジャッキー・ジャクソンは以前、家族はパリスと、兄弟のプリンスとマイケルJr.が注目を浴びるキャリアを選ぶのであれば、それを尊重すると話していた。マイケルの子供たちが父親と同じ道を進む可能性について尋ねられたジャクソン5のメンバーでもあったジャッキーは、「おそらく、それは彼らの血の中にある。彼らは僕らのことを見て育っていて、この業界が大好きなんだ。それが彼らのやりたいことなら、そうしたらいい。そういうふうに私たちは考えているよ」と答えていた。(C)BANG Media International
2017年03月04日全世界で大人気を獲得している同名ゲームを、『X-MEN』シリーズや『スティーブ・ジョブズ』のマイケル・ファスベンダー主演で実写映画化した『アサシン クリード』(3月3日公開)。現代と15世紀末ルネサンス期のスペインを舞台に、ファスベンダー演じる記憶をなくした死刑囚の男が15世紀の自分の祖先の運命を追体験することで、人類の歴史をも揺るがす謎に迫っていくアクション超大作だ。いまや世界的トップスターとなったファスベンダーが初めてプロデューサーに名を連ね、俳優人生を懸けた意気込みで映画化した本作について、公開前に来日した本人が激白。「情熱だけでは、映画化は難しい」と語る人気俳優の覚悟とは――。――現代の主人公カラム・リンチは、ファンタジックな出来事に巻き込まれていく設定でしたが、演じている最中は、彼のことをどう理解して演じていたのですか?彼の祖先である伝説のアサシンであるアギラールと2役を演じられましたが。僕が演じたカラムとアギラールは全然違って、カラムは精神的なキャラクターで、アギラールは肉体的でね。アギラールには仲間がいて、組織に所属していて、自分の使命感みたいなものも持っているが、カラムは誰も信用していない迷える人間だ。本当に何をしていいかわからない渦中でアギラールの運命を追体験することで、徐々に自分がリーダー的になっていく。最初は嫌々だけれど、やがて自分よりも大きな目標に意義を見つけ出すんだ。――彼だけでなく、主に3人の女性たちも魅力的に映っていました。ご自身は、どういう女性に魅力を感じますか?強く、自立した女性でユーモアがある人が、魅力的だと思う。この業界に長くいて10年くらい俳優業をしているけれど、強い女性のキャラクターは本当に少ないものだ。だいたいが男性のリーダシップの下にいるとか、それだけの役柄が多いよ。そういう状況を受けて、今回は自立した女性を入れようかということになっていったわけだ。――また、静かでありながら迫力があるアクションに魅了されましたが、今回のアクションをする上で意識したことは何でしょうか?そのとおりだよ。大きな爆発的なアクションがあったかと思えば、静かになる時もあって、ある意味では、まるでゴムを伸ばして縮まるような、まるでダンスのようなアクションと言ってもいいだろう。それは、元々のゲームの中にすでにあったもので、洗練されたアクションだった。だから、それを研究して、今回の映画の中に採り入れたよ。――DNAの記憶を呼び覚ます装置“アニムス”という装置が印象的でした。これまでにも『アバター』や『インセプション』など意識と肉体がかい離するアイデアはあったと思いますが、今回はロボットアームによる表現が新鮮でした。どういう経緯で生まれたのでしょう?アームの部分はCGでね。撮影現場ではワイヤーで吊るされている状況で、とても居心地が悪かったよ。ゲームの中ではただの椅子だったので、それではカラムがただの受け身の人間になってしまう。アギラールの追体験をしている時には、格闘や動いている様子がほしいと思ったのさ。だから、想像しながら演技をしていたけれど、後はCGで処理したわけだ。――ちなみに“アニムス”で追体験中の戦闘シーンでは、裸でしたよね。そこへの抵抗や疑問は?追体験のシーンは、基本的にはシャツなしの裸で挑みたかった。美意識的にも、白いTシャツでは面白くない気がしていてね。よくオリンピックのアスリートなどは、肉体が見えるようなピチっとしたシャツを着ているよね?肉体を見せることは大事だったから、近未来的なボディースーツの着用も考えたけれど、最後はカラムが自分の意思で戦いにいくという意味の表現でシャツを脱いでいる。シャツを着ていると、原始的な意味合いは出ないからね。――主人公は理不尽なことを経て、主体的に成長していきますが、今回の映画を撮ったことで、あなた自身は何が収穫はありましたか?ちょっと白髪が増えたかな(笑)。いや、今回はプロデューサーも兼ねていることがあって、学びは多かったよ。以前小さい作品を自分の製作会社で作ったことがあったけれど、今回はスケールが違う大作だったので、そういう意味ではまったく新しい体験をした。例えば脚本上ではすごく重要だと思って書いたシーンが、実際に撮影するとビジュアルとしてたいしたことがなかった、あるいは1秒くらいのシーンなのに実際に撮影するとすごく語ることがあるいいシーンになっているなど、常に意識が必要だった。急にその場で作ったものがベターなことがあるので、そういうチャンスを逃さないということも含めて、交渉力も勉強した。情熱だけではできないんだ。外交的な手腕、そういうものも必要だったよ。■プロフィールマイケル・ファスベンダー1977年生まれ、ドイツ、ハイデルベルク出身。TVシリーズ「バンド・オブ・ブラザース」(01)で注目され、映画デビューは『300<スリーハンドレッド>』(07)。翌年の『HUNGER/ハンガー』(08)で、英国インディペンデント映画賞主演男優賞などを受賞した。クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』(09)を経て、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)で、マグニートー役に抜てき。『X-MEN:フューチャー&パスト』(14)、『X-MEN:アポカリプス』(16)でもマグニートーを演じた。『SHAME -シェイム-』(11)で、ヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞。アカデミー賞では『それでも夜は明ける』(13)で助演男優賞に、『スティーブ・ジョブズ』(15)で主演男優賞に、それぞれノミネートされた。待機作に『プロメテウス』(12)の続編、『エイリアン:コヴェナント』などがある。(C)2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月02日2月20日クリストファー・ケイン(Christopher Kane)が2017-18年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。会場には国立美術館テート・ブリテンを選んだ。コレクションは時の流れを表しているかのように、トラディショナルなアイテムからフューチャリスティックへ、最後は地球を飛び出し宇宙へまで連れて行ってくれた。序盤はダマスク織りのボディコンシャスなドレスが続く。折り紙のようにシャープな折り込みを入れ独特のフォルムに仕上げた。時空は徐々に現在へと変化し、レースのチュニックとスカート、スリーブにポケットを並べて段々シルエットが描かれたカーディガン。これまでのコレクションに見られた“修復して繕う”手法は今季も健在し、シャツやアウターはボタンの代わりにマジックテープを用いた。ホログラム効果でキラキラと光るメタリックな素材はドレスやスカートに取り入れ、近未来へと進んだ。2年前に亡くなったアメリカ人アーティストのイオネル・タルパザンが描くUFOの絵をプリントしたドレスで、色彩豊かに宇宙への旅へと出かける。昨シーズン登場したクロックスはファーを取り付け秋冬仕様に。チープなスポンジをスリングバックシューズに挟みむといった遊び心も見られた。終盤は、スパンコールで製作された3Dの花のアップリケがドレスの上で繚乱し、過去か未来か現在へと捧げられた。これまで全面に押し出していたリサイクルやDIYの要素は影を薄め、より洗練されエレガントな印象だった。先シーズンで10周年を迎えたクリストファー・ケインはデビュー当初から変わらぬハイテク素材を継続しながらも、次のステージへと昇るべくブランドの新たな側面を模索したようなコレクションとなった。
2017年02月28日「10代の頃はゲームもよくしたけど、23歳になるまでにやめてしまった。本当に上手くなるためには、時間がものすごく必要だとわかったから」。こう語るマイケル・ファスベンダーの真剣な面持ちに、失礼ながら少し笑ってしまった。彼の持つストイックなイメージと重なったからだ。現在のファスベンダーが真摯過ぎるほど真摯に役と向き合うように、ゲームをプレイする若き日の彼も、気軽な気持ちではなかったのだろう。そんなファスベンダーが同名の人気ゲームを実写化した『アサシン クリード』で、製作と主演を務めている。23歳でゲームの世界とは別離しているため、「『アサシン クリード』をプレイしたことはなかった」が、その世界観にすっかり魅せられてしまったそうだ。「現代の人間が祖先の記憶を持ち、その身に起きたことを追体験するアイデアが魅力的に思えた。僕の役目は、それらを映画的体験に変換できる脚本家を探すところから始まったね。その後、出来上がった脚本を手に今度は監督を探し、キャスティングをし…。長い期間、作品に関わってきたことは確かだよ」。「撮影が始まってからも、脚本の手直しをしたり…」と製作者としての仕事がまだまだ続く中、俳優としては2つの役を演じることに。15世紀のスペインで信念の戦いを繰り広げる戦士アギラール・デ・ネルハと、彼の運命を追体験する子孫カラム・リンチだ。「まずはアギラールの撮影をし、その後にカラムの撮影をした。だから、一人二役の難しさはそれほどなかったんだ。シーンによっては、それぞれの役を同じ日に撮ることもあったけどね。そのときは髭をつけ、ウィッグをかぶり、髭を取り、ウィッグを外し、また髭をつけ…。着脱に1時間半はかかるし、面倒だったことは認めるよ(笑)」。また、両者にはアクションシーンにおける違いも。中世の街並みを駆け抜けるアギラールに対し、カラムは祖先の記憶を追体験するための特殊な装置につながれている。「カラムのアクションはワイヤーに吊られながら行ったのだけど、ワイヤーを固定するハーネスはすべての男にとって苦しいものだよ(笑)。アギラールのアクションの方が断然楽しかった。猛暑のマルタ島で中世の衣裳を着るつらさがあったとしてもね。ただ、それぞれのシーンで僕が学んだのは、どんなアクションにも感情を伴わせられるということ。カラムの感情も、アギラールの感情も、アクションを通して語ることができたと思う」。たしかに、本編の大半を占める彼らのアクションから、その心中が伝わってくる。とりわけ、激変した人生の中で成長していくカラムの心の変化は見どころだ。「カラムの現実と僕の現実はあまりに違い過ぎるけど、彼を生み出し、作り上げ、その成長を見守ることはできた」と語るファスベンダーもまた、変化する人生を歩んできている。「何事においても、“一夜にして”なんてことはないからね。人生は徐々に変わりゆくもの。僕自身、(俳優の)仕事に全くありつけなかったのが、ある時期を境に変わった。そうやって仕事が舞い込んでくるようになると、今度は最高の人たちと仕事をする機会もやってくるようになるんだ」。傍目には華やかな「僕の現実」の中で、地に足のついた印象を放つマイケル・ファスベンダー。ファンタスティックでありながらリアルな感触のある作品に仕上がった『アサシン クリード』自体も、彼自身と重なる。「シンプルな人生を送ろうと心掛けているんだ。僕の役目は、ただ仕事に集中すること。すごくラッキーだし、夢のような場所にいるのは自覚しているけど、あまりにも華やかなものとは距離を置くよう自分を戒めている(笑)。世界中を回ることができたり、こうして日本に来ることができる時間も楽しんでいるけどね」。「僕はラッキーボーイなんだ」。こう言って笑顔を見せるのは、リドリー・スコット、スティーヴ・マックイーン、ダニー・ボイル、デヴィッド・クローネンバーグ、ブライアン・シンガー、クエンティン・タランティーノ、フランソワ・オゾンなどなど、挙げきれないほど大勢の名監督たちに望まれてきた身だから。名匠をこれ以上独り占めしたら、俳優仲間たちに嫉妬されるのでは?と訊いてみると、「でも、コーエン兄弟やクリストファー・ノーランとも仕事をしてみたいな」との呟きがこっそり返ってきた。俳優として出演したいのは「いい映画」、製作者として作りたいのも「いい映画」。「いい映画とは、いい物語を語っている映画のこと」だそうだ。「それ以上の望みはないよね。僕は物語の力というものを信じている。どんなに大きな規模の作品でも、小さな規模の作品でも構わない。いい物語を語りたいんだ。たとえ興味深い役柄に巡り合えたとしても、ストーリーが酷ければ全く意味がない。優先順位をつけるなら、ストーリー、監督、その次が自分の演じるキャラクターといったところかな」。ちなみに、一観客としても当然「いい映画」を求めているそうだが、最近はもっぱらドキュメンタリーに魅了されているという。「ここ数年、本当に興味深い作品が多いよね。つい最近観た中では、『13th -憲法修正第13条-』『O.J.:メイド・イン・アメリカ』(原題)が面白かった。少し前のテレビ番組だけど、HBOの『ザ・ジンクス』(原題)も。ただし、ダークなドキュメンタリーを観過ぎると、悪夢にうなされるから体によくないのだけど(笑)」。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:アサシン クリード 2017年3月3日より全国にて公開(C) 2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures.All Rights Reserved.
2017年02月28日