マイケル・ジャクソンのヒット曲で構成される歌とダンスのシアター・パフォーマンス『THRILLER Live/スリラーライブ』が現在日本公演中。11月25日には特別イベントも行われ、当日の模様を伝えるレポートが寄せられた。『THRILLER Live/スリラーライブ』公演情報11月25日(日)13:00終演後、世界24か国での公演を行うスリラーライブでも初めての試み、ファン参加型イベント“Moon Walk Challenge”が開催された。事前エントリーしてくれたファンも含め、参加者は10名。それぞれ個性豊かなMoon Walkを披露しました。審査をしたのは、マイケル・デューク、サマンサ・ジョンソン、ヘイデン・エシュン、ダリアス・ケイレブの4人。ファンのパフォーマンスに驚いたり、大笑いしたりと、楽しんだ様子。さらには、Young MJのディアンドレが飛び入り参加。ファンもキャストも一体となって多いに盛り上がったイベントになった。優勝者は伊藤銀児くん(13歳)、浜田惇平くん(16歳)、櫻庭歌也くん(11歳)の3名で40点満点を獲得。3人とも、普段から、マイケルのDVDを見て、マイケルの動きの研究に余念がないそう。この3人はキャスト、観客から、特に大きな歓声が上がった。審査員を務めたサマンサは、「日本のファンのマイケルへの愛を強く感じる。みんな素晴らしいパフォーマンスだった。サイコー!(日本語で)」と興奮した様子。キャストと観客の距離をさらに近づけた、日本のファンにも、スリラーライブのキャストにも思い出に残るイベントとなった。日本初上陸のスリラーライブ東京公演も今日の公演を終えて、残り16公演。トリヴュートショウとして、ますますマイケル・ジャクソンへの敬意と愛情に包まれたショウとして進化してくことだろう。ステージジャーナリスト今井未菜美公演は12月9日(日)まで東京・六本木ブルーシアターにて、12月18日(火)から27日(木)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて開催される。チケットは発売中。
2012年11月27日動物に対する正しいケアを怠ったため、『ホビット』の撮影現場で27匹の動物が死んだという報道に対し、ピーター・ジャクソン監督と映画のプロデューサーが否定の声明を発表した。一方で別の動物愛護団体は製作側のケアの怠りを非難する声明を出している。その他の情報『ホビット』の現場で動物が死んだと非難しているのは、動物愛護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)。動物が管理されていた場所に危ない要素が多数あったことが原因だったという。映画の現場における動物の扱いを監視するアメリカン・ヒューマン・アソシエーションは、この映画の撮影中に動物のケガはいっさいなかったとしているが、同団体は通常、動物が管理されている場所まではチェックしていない。この報道を受けて、アメリカン・ヒューマン・アソシエーションは「私たちには、撮影現場の外まで監視することはできません。現場の外での事故は、あまりに多すぎます。この状況を止めるべきです。製作中のどの段階にあっても、動物を守らなければいけません」と声明を発表した。一方でピーター・ジャクソンとプロデューサーは、動物のケアに怠りはなかったと主張。「我々は動物に対して最高の基準のケアをしています。事故があった場合は即座に検証し、正しい処置を取っています。27匹の動物が死んだという報道を、我々は断固として否定します。動物が出てくるショットの55%はCGで、アクションやストレスを与えるシーンに動物は使っていません」とコメントしているようだ。(C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
2012年11月20日マイケル・ジャクソンの元アシスタントが、ツアープロモーターのAEG社を訴えた。生前のマイケルの付き人を務めていたマイケル・アミール・ウィリアムズさんは、ほか数名の原告団と共に同社に対する訴状を提出し、マイケルが2009年6月に死亡した後に支払われるべき損害賠償金750万ドル(約6億円)が支払われていないと訴えている。ザ・ラップが入手した訴状によれば、ウィリアムズさんらは同社がロンドンでのコンサート準備中のマイケルの健康管理のために元主治医のコンラッド・マーレーを雇ったことを痛烈に非難しているという。これに対してAEG側のマーヴィン・プットナム弁護士は「この訴状は明らかに軽率なものです。少なくとも4つの法律的原理によってこういった行為は禁じられています。しかも、ウィリアムズ氏はマイケル・ジャクソンの個人的な付き人であり、ジャクソン氏が契約していたAEGライブ側による信託受益者ではないのです。したがってそういった契約に対してウィリアムズ氏らが訴える法律的根拠は全くないのです。また、ジャクソン氏の誤った死に対してウィリアムズ氏が法的に訴える根拠もないのです」と話し、さらに「ジャクソン氏の死によって多くの人間たちが貪欲にもらえるものはもらおうと虎視眈々と狙っているという今の状況は本当に残念なことです。彼らは生前のジャクソン氏の収入から利益を得ていたのと同じように、ジャクソン氏の悲劇的な死を利用して暴利を貪ろうとする人たちで、今回の訴えはそれの最新版でしかありません」と反論している。
2012年11月16日リース・ウィザースプーンが、ビッグバンド歌手で俳優のマイケル・ブーブレとデュエット曲のレコーディングを予定しているようだ。「US Weekly」誌によると、リースはマイケルとのコラボ曲の実現に向けて交渉中だという。リースは以前、ボーカル・レッスンを受け、2005年公開のカントリー・ミュージシャン、ジョニー・キャッシュの伝記映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でジョニーの妻ジューン・カーター役を演じ、劇中で数多くの歌声を披露し、アカデミー主演女優賞を受賞した経験を持つ。そんな美しい歌声を持つリースだが、同作のでの歌うシーンは楽しいものではなく、むしろ「大きな挑戦で、人生で最も恐ろしい体験だった」と語っている。「撮影スタッフは私に『歌わなきゃダメですよ。みんな待っているんだから』と言って、文字通り私の背中を押してステージで歌わせたの。撮影初日は本当に吐きそうだったわ(笑)。本当に大変だったのよ」と明かしている。
2012年10月29日エリザベス・テイラーが、マイケル・ジャクソンを抜いて亡くなったセレブの長者番付で1位に君臨した。米「Forbes」誌が恒例の長者番付を発表し、2011年10月からの1年間で、テイラーは生前に所有していた宝石や衣装、美術品など1,800点がオークションで完売し、1億8,400万ドル(約147億2,000万円)を稼ぎ出したことで合計収入が2億1,000万ドル(約168億円)となり、2年連続で首位を守ってきたマイケルを抜いた形となった。中でもゴッホの1889年の絵画がオークションで1,600万ドル(約12億8,000万円)と最高金額で落札され、ほかにもテイラーの香水「ホワイトダイヤモンド」が2011年だけで7,500万ドル(約60億円)の売り上げを記録したという。さらに同誌によれば、テイラーは不動産の売却益だけでなく、1963年の大作『クレオパトラ』に出演以降、2011年に79歳で亡くなるまで自身が出演した映画からそれぞれ10%のロイヤリティーを受けていることなども今回1位に輝くことに貢献したという。テイラーに続いて、マイケル・ジャクソンが1億4,500万ドル(約116億円)で2位、エルヴィス・プレスリーが5,500万ドル(約44億円)で3位と続いた。マイケルは、シルク・ドゥ・ソレイユの公演「マイケル・ジャクソン:ジ・イモータル・ワールド・ツアー」からの収入や、「ザ・ビートルズ」やレディー・ガガ、テイラー・スウィフトなどを抱える音楽出版会社のソニー/ATVミュージックパブリッシングで50%の株を所有していることによる収入などがある。さらに、スヌーピーが登場する人気コミック「ピーナッツ」でお馴染みの漫画家チャールズ・M・シュルツが3,700万ドル(約29億6,000万円)で4位、ボブ・マーリーが1,700万ドル(約13億6,000万円)で5位、ジョン・レノンが1,200万ドル(約9億6,000万円)で6位、マリリン・モンローが1,000万ドル(約8億円)で7位と続き、スティーブ・マックイーンが800万ドル(6億4,000万円)で10位に食い込んでいる。Forbes誌「亡くなったセレブ長者番付」トップ131位 エリザベス・テイラー:2億1,000万ドル(約168億円)2位 マイケル・ジャクソン:1億4,500万ドル(約116億円)3位 エルヴィス・プレスリー:5,500万ドル(約44億円)4位 チャールズ・M・シュルツ:3,700万ドル(約29億6,000万円)5位 ボブ・マーリー:1,700万ドル(約13億6,000万円)6位 ジョン・レノン:1,200万ドル(約9億6,000万円)7位 マリリン・モンロー:1,000万ドル(約8億円)7位 アルベルト・アインシュタイン:1,000万ドル(約8億円)9位 ドクター・スース:900万ドル(約7億2,000万円)10位 スティーブ・マックイーン:800万ドル(約6億4,000万円)10位 ベティ・ペイジ:800万ドル(約6億4,000万円)12位 リチャード・ロジャース:600万ドル(約4億8,000万円)13位 ジョージ・ハリスン:550万ドル(約4億4,000万円)
2012年10月26日東京・六本木で12月9日まで開催中の「THRILLER Live(スリラーライブ)」(12月18日~27日までは大阪で公演される)。マイケルの生涯のヒット曲とダンスを復活させたライブの魅力と見どころ5つをご紹介。 前編はこちらから 3、あの伝説のダンス「ムーンウォーク」が復活マイケルのダンスといえば「ムーンウォーク」が一番有名ではないだろうか。今回のライブでも「BILLIE JEAN(ビリー ジーン)」などの曲の中で登場する。ダンサーがムーンウォークを繰り出すと観客からは思わず歓声が上がった。(c)TETSUO SUZUKIムーンウォークだけでなく、マイケルの生前のライブが再現されたようなダンスパフォーマンスがいくつも登場する。身体を一直線にしたまま足首から前に倒れ込む、あの独特の動きも今回のライブでは見られる。マイケルをリスペクトし、多くのダンサーを虜にしてきたムーンウォークを始めとしたマイケルのダンスの数々。実際に目の前で見ることができるのが「スリラーライブ」の魅力の1つだ。4、名曲「スリラー」を再現今回のライブの名前にもなっている「THRILLER(スリラー)」といえば、ゾンビが出てくるミュージックビデオが有名。今回のライブでは、そのミュージックビデオを彷彿させる演出がされている。(c)TETSUO SUZUKIリアルなゾンビたちと一緒にダンスをする場面では、迫力あるダンスで見ごたえ十分。ダンサーたちのゾンビの格好には、登場したときに観客席から悲鳴が聞こえたほどだ。思いがけない演出がされているので、是非一度、劇場に足を運んで実際に体験していただきたい。5、観客参加型のライブパフォーマンス「スリラーライブ」最大の魅力は、キャスト達と観客との一体感だ。子供から大人まで幅広い年齢層の観客達は、ノリのよいシンガー達につられ、総立ちでのダンス。初めの恥ずかしさは曲が進むにつれなくなり、終盤では曲に合わせて頭の上での手拍子と、身体全体を使って踊りだす。(c)TETSUO SUZUKIおすすめはやはり舞台の正面、キャスト達の表情まで見える前列からの観劇だ。運がよければキャスト達があなたにハイタッチしてくれるかもしれない。実際にライブを見た人は「期待以上に楽しかった。もう1回見に行きたい」「キャストみんなが魅力的でファンになった」と感想を述べている。こんな魅力いっぱいの「スリラーライブ」は12月9日まで。マイケルのファンという人も、あまりマイケルのことを知らないという人も、新しいライブパフォーマンスに魅了されること間違いない。仕事帰りや週末の予定に「スリラーライブ」で盛り上がってみてはいかがだろうか?PHOTOS OF PREVIOUS CAST MEMBERS「スリラーライブ」 公式サイト 【東京公演】■開催期間: 2012年9月29日~12月9日■開催場所: 六本木・ブルーシアター■チケット: S席8,500円/A席7,500円/学割(A席)6,500円【大阪公演】■開催期間: 2012年12月18日~27日■開催場所: 森ノ宮ピロティホール■チケット: S席8,500円/A席7,500円
2012年10月24日誰もが一度は耳にしたことのある「THRILLER(スリラー)」や「BEAT IT(ビート イット)」で知られる、キング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソン。未だに彼の名曲の数々は聞く機会は多い。そんなマイケルの生涯のヒット曲とダンスを復活させたライブが日本にやってきた。それが東京・六本木で12月9日まで開催中の「THRILLER Live(スリラーライブ)」だ(12月18日~27日までは大阪で公演される)。歌とダンスを凝縮し、ライブとはまた違う、新しいエンターテイメントとしてマイケルを感じることのできるライブパフォーマンスだ。今回はこの「スリラーライブ」の魅力と見どころ5つを紹介しよう。1、30曲以上を5人のシンガーが歌い上げる今回のライブでは、マイケルのヒット曲が30曲以上演奏される。「SMOOTH CRIMINAL(スムース クリミナル)」「BAD(バッド)」など、イントロを聞いただけでワクワクし始め、思わず身体でリズムを刻んでしまうマイケルの名曲が目白押し。歌うのは、5人のシンガー。曲に応じて様々な表情を魅せるマイケルの多面性を、5人の個性豊かなシンガーたちが表現している。その中でも、マイケルの"ソウルシンガー"としての側面や、セクシーな魅力を表現する唯一の女性シンガー、サマンサ・ジョンソンの姿には目が釘付けにされる。(c)TETSUO SUZUKI同じマイケルの曲でも、女性であるサマンサが歌うと、女性的な内面を取り入れた表現がされ、よりマイケルの繊細で情熱的な歌の魅力が増して聞こえる。また、男性シンガーに引けをとらないパワフルな歌唱力にも、心をぐっと掴まれるようだ。ライブの中での彼女に注目をしたい。2、マイケルの幼少期を演じる12歳の少年がカワイイこのライブでは、ジャクソン5時代のマイケルから始まり、「人類史上最も成功したエンターテイナー」と称されるに至るまでをヒット曲に乗せ、まるでマイケルの人生をダイジェストで見ているかのように、1つのライブに凝縮している。ライブの冒頭で、幼少時代のマイケルを演じるのは若干12歳のシェーン・ケオ・グレネード。「ABC」「I Want You Back(アイ ウォント ユー バック)」では、彼の歌声はとても澄んでおり愛くるしい。しかも大人に負けない、圧倒的な歌唱力を持っており、ライブが始まった途端に彼の歌に惹き込まれてしまうのだ。ライブが進む中で、彼が出てくる場面では思わず観客も笑顔を見せてしまうほど、舞台上でのムードメーカー的な存在になっていた。彼のあどけない表情も楽しませてくれる。なお、キャストは公演日程により変更になる場合があるので、公式サイトをチェックしてみよう。別のキャストだとまた違った魅力が出るので、何度も楽しむことができそうだ。「スリラーライブ」が思わず見たくなる、残る3つの魅力は後編に続く。 後編はこちら PHOTOS OF PREVIOUS CAST MEMBERS「スリラーライブ」 公式サイト 【東京公演】■開催期間: 2012年9月29日~12月9日■開催場所: 六本木・ブルーシアター■チケット: S席8,500円/A席7,500円/学割(A席)6,500円【大阪公演】■開催期間: 2012年12月18日~27日■開催場所: 森ノ宮ピロティホール■チケット: S席8,500円/A席7,500円
2012年10月23日東京スカイツリータウン内東京ソラマチ 「スペース634」にて「マイケル・ジャクソン展」が10月18日よりスタートした。【公演情報はこちら】会場では『スリラー』や『スムーズ・クリミナル』などミュージックビデオで披露されたものや、ツアーで着用されたものなど、マイケルが生前愛用した衣装など100点以上、時価総額推定30億円以上という展示品が公開される。展示品は日本での公開後、オークションに出品されるため、これらの衣装やアイテムが一堂に会するのはこれが最後になるとの事。マイケルジャクソン展は11月12日(月)まで開催。また、期間中は10月31日(水)までを「THRILLER Stage」、11月1日(木)~11月12日(月)は「BAD&DANGEROUS Stage」とメインの展示物が変更されるという仕組みもあり。また、衣裳展示のほか、会場ではマイケルの功績を振り返る展示や映像、オリジナルTシャツ、ステッカーなど限定アイテムの販売なども行われる。12月6日(木)・7日(金)に東京・東京国際フォーラム・ホールAでザ・ジャクソンズの来日公演が行われるが、その時代の衣装も展示されるため、ライブに行かれる予定の方はこの展示会を見ておくと、より公演を楽しめるかも。マイケル・ジャクソン展日時/2012年10月18日(木)~11月12日(月)・前半 「THRILLER Stage」(10月18日~10月31日)・後半 「BAD&DANGEROUS Stage」(11月1日~11月12日)時間/10:00~21:00 (最終入場は~20:00)会場/東京スカイツリータウン(東京都墨田区押上1-1-2)内 東京ソラマチ 「スペース634」チケット・平日大人1,800円、高校生・大学生900円、小・中学生400円・土日祝大人2,200円、高校生・大学生1,100円 、小・中学生500円・未就学児は保護者同伴に限り入場無料
2012年10月19日俳優の松坂桃李その他の画像が17日に公開中の主演映画『ツナグ』のヒットを記念して都内劇場で行われた舞台あいさつに登壇した。この日は松坂の24歳の誕生日ということで会場全体で松坂を祝福した。辻村深月の人気小説を映画化した本作。死者と生者を一度だけ会わせることができる少年と彼の依頼人たちが紡ぎ出すドラマを描き、公開2週目にして週末興行ランキング1位に躍り出た。先週1位の『アウトレイジ ビヨンド』、2位の『踊る大捜査線』を抜き去っての1位獲得に松坂は「まさか『アウトレイジ』よりも…。公開後にこうして舞台あいさつができるのはなかなかないことで、みなさんの口コミのおかげ。スタッフ、キャストを代表してありがとうございます」と客席に深々と頭を下げた。これまでのプロモーションには、祖母を演じた樹木希林と一緒に出席することが多かったが、この日は松坂ひとり。改めて樹木の存在について「本当のおばあちゃんのように支えてくださった」と感謝の思いを口にした。劇中の夕食のシーンで、樹木が松坂の皿にしらたきをよそい、松坂がそれを鍋に戻すというやりとりがあるが、これもその場のアドリブが入っているそう。松坂は「本当にしらたきが苦手で食べられないんです(苦笑)。樹木さんに『嫌いなものは?』と聞かれ『こんにゃくです』と答えたら入れられました」と明かした。24歳の誕生日ということで観客がバースデイソングを合唱。映画にちなんで満月をモチーフにした特製ケーキが運ばれた。24本のロウソクを松坂は笑顔で吹き消し「24には24のときにしかできない役があると思う。役者の立場でいろんなものを届け、表現したい」と抱負を語った。映画では、人生でたった一度だけ満月の夜に“ツナグ”を介して死者と会うことができるが、この日はサプライズで国民的映画『男はつらいよ』の寅さん(渥美清)と“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンのそっくりさんの芸人が登場。松坂が演技の勉強を兼ねて、大好きな山田洋次監督作品のDVDを見ているということもあり、寅さんは『男はつらいよ』のDVDセットをプレゼント。マイケルは自身の死後に公開されて大ヒットを記録したライブ映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のDVDを贈った。思わぬビッグな死者との対面に松坂は困惑気味。人生でたった一度の死者との再会が勝手にこの2人となってしまい「僕、呼びましたっけ?」と苦笑を浮かべていたが、すかさず寅さんが「それを言っちゃあ、おしまいよ」とおなじみのセリフで返し、劇場は笑いに包まれた。『ツナグ』公開中
2012年10月17日3D映画全盛期の昨今、白黒&サイレントという斬新な演出で本年度アカデミー賞にて最多5部門を制覇した『アーティスト』が明日、いよいよブルーレイ&DVDでリリースされる。これを記念して10月16日(火)、東京・虎ノ門にて“ブルーレイ&DVD応援団就任会見”が行われ、映画コメンテーターの有村昆さんを司会に、田原俊彦とプロフィギュアスケーターの澤山璃奈が本作に登場する名犬・アギー(日本版)と共に登壇し、本作の魅力を語った。1920年代末期、サイレントからトーキーへの移行期を迎えたハリウッド映画界。サイレント映画のスター、ジョージ・ヴァレンティンは新人女優のぺピーを見初め、2人は強く惹かれ合うが、時代の流れに逆らいサイレントに固執するジョージは没落の一途へ。一方、ぺピーは新時代のスターとして人気を誇るようになり…。田原さんと澤山さんは『アーティスト』に登場する主人公たちのように“踊れる男女”ということで今回、応援団に抜擢となったが、この日もそれぞれにタキシードにドレスという映画さながらの衣装で登場するやいなや、2人共華麗なダンスを披露。その勢いのまま、マイクを手にした田原さんは「結婚おめでとう!」と開口一番、9月末に結婚を発表した有村さんをイジり、早くもエンジン全開!『アーティスト』は友人に「主人公があなたにそっくりよ」と勧められて鑑賞したと言い、「僕もこの業界で紆余曲折ありましたからね(笑)」と自虐ネタで会場を沸かせた。一方、澤山さんは応援団に抜擢されたことについて「本当に嬉しいです!スケートをやってて良かったと思いました」と喜びの心境を明かした。作品については、「白黒&サイレントなので、とにかく音楽がすごく重要な役割を占めているんですが、それがまた素晴らしくて、ちょっとフィギュアスケートに似てるなと思いました」と氷上のアーティストならではの目線で感想を口にした。最後に、アーティストとはどんな人のことか?という質問に田原さんは「歌って、踊る僕たちの業界もそうだけど、どんな世界でも夢を見させてくれる人が“アーティスト”と呼ばれるんだと思う。尊敬するアーティストは、マイケル・ジャクソンです。いつも僕の心を躍らせてくれた。いつも“ひとりディズニーランド”状態でした」と真摯に語るも、澤山さんの「田原さんのようなビッグな方の前で、(アーティストを定義するのは)ちょっと難しいです…」との言葉に、「あっ、(アーティストって)オレのことか!」と上機嫌になり、何故か「お母さんに宜しく言っといてね(笑)」と最後まで“トシちゃん節”を炸裂させていた。『アーティスト』ブルーレイ&DVDは10月17日(水)よりリリース。『アーティスト』特別試写会レポート「アーティストコレクターズ・エディション」 [Blu-ray]価格:4,935円(税込)「アーティストコレクターズ・エディション」 [DVD]価格:4,935円(税込)発売日:10月17日(水)発売元:ギャガ/販売元:ポニーキャニオン© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm■関連作品:アーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm
2012年10月16日マイケル・ジャクソンとジャクソン5のヒット曲で構成される歌とダンスのシアター・パフォーマンス『THRILLER Live/スリラーライブ』が9月29日、東京・六本木ブルーシアターで日本初演の幕を開けた。“THRILLER Live”は英国ショウビズ界の聖地ウエストエンドで1000回を超えるロングランを続け、ヨーロッパ各国はもとより南アフリカ、中国、シンガポール、アブダビと世界規模で注目を集めてきた。開幕前日の9月28日、プレビュー公演が行われた。『THRILLER Live/スリラーライブ』チケット情報マイケル・ジャクソンと20余年にわたって親交を温めてきたプロデューサー、エイドリアン・グラントが気鋭のスタッフとともに練り上げてきた2部構成の約2時間のショウ。ジャクソン5からジャクソンズ、マイケルのソロとほぼ時系列に沿ったオーソドックスな構成で、KING OF POPの栄光を凝縮した幕開け映像から、観客は無理なく音楽の魅力や、それぞれのナンバーが輝きを放った時代の空気へと入り込むことができる。往年のマイケルを思わせるボーイ・ソプラノが印象的なジャクソン5メドレー「ABC」「帰ってほしいの」「I’ll be There」から、「ハートブレイク・ホテル」「シェイク・ユア・ボディ」といったジャクソンズのディスコヒットへとつなぐ序盤の展開で、客席は一気に非日常の空間へ。男女5人のボーカリストが代わる代わる持ち味を見せつけるバラードやポップチューンを織り交ぜながら、R&Bとポップ・ミュージックの融合で一世を風靡した『OFF THE WALL』の世界観を歌い継いでいく。休憩をはさんで第2部は、ストリートカルチャーの台頭した80年代の匂いを漂わせ、「BEAT IT」を皮切りにモンスターアルバム『スリラー』の時代に突入。ブレイクダンスやハードなギターソロなどエッジの効いた見せ場をテンポよく繰り出し、MTV全盛期にチャートを席巻したヒット曲の数々で魅了する。圧巻は「スムース・クリミナル」。ミュージックビデオでおなじみの無重力ダンス、ムーンウォークといった超絶テクニックが目の前で展開され、客席とのコール&レスポンスも最高潮に。そして、マイケルが生涯、訴え続けた愛と平和と調和というテーマを体現する「HEAL THE WORLD」で安らかな一体感がもたらされる。ショウを締めくくるのは「ビリージーン」「スリラー」「BAD」「BLACK OR WHITE」……という言わずもがなのヒットパレードによる“イッツ・パーティタイム!”なフィナーレだ。不世出のスーパースターのキャリアを総括するファンにとっては垂涎のヒット絵巻であるとともに、予備知識なしでも十分に歌とダンスのエネルギーに心打たれるエンタテインメントである。公演は12月9日(日)まで東京・六本木ブルーシアターにて、12月18日(火)から27日(木)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて開催される。チケットは発売中。
2012年10月01日先日、劇場公開となった最強のロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』。カリスマ・ロック歌手という役で初のミュージカルでまたも観客を魅了するトム・クルーズを始め、新星ディエゴ・ボネータやジュリアン・ハフなど、若手からベテランまで個性的なメンバーが見事なコラボレートを成し遂げた本作だが、この錚々たるキャストを集めえた人物こそが、監督のアダム・シャンクマンである。連載でお届けしてきた『ロック・オブ・エイジズ』インタビュー最終回に登場してくれたシャンクマン監督が、そのキャスティングにまつわる興味深いエピソードの数々を聞かせてくれた。熱狂的な人気を博しているブロードウェイ・ミュージカルを原作に、オリジナルのミュージカルにはない「ガンズ・アンド・ローゼズ」や「デフ・レパード」など80’sロック音楽をも取り入れることを可能にしたシャンクマン監督は、そのワケを「彼ら(ミュージシャン当人)はこの作品で何か面白いことが起きていると思ったんだ」と話す。「舞台はその時代をかなり魅力的に描いている。そして、それがちょっと馬鹿げているという事実をうまく利用している。そして僕はそういったことを全く馬鹿にしないことに決めていた。僕はストーリーをそのまま語りたかったんだ。僕はこの作品を、舞台を馬鹿にしたようなものにしたくなかった。なぜならそうじゃないからね。それは見事に機能していたよ」。そして「トム・クルーズが魅力的だったというのがあったね」と言う監督。一見、ロック歌手役とはかけ離れたイメージをもつトムが本作に出演するきっかけとは?「彼とはアダム・サンドラーの娘の最初の誕生日パーティーで会った。彼は娘のスリを連れて来ていた。彼は自分の家では『ヘアスプレー』(シャンクマン監督作)がいつもかかっていると言ったよ。それはスリのお気に入りで、彼も何度も観ているって。彼は僕にとてもナイスだった。僕の方は“オーマイゴッド、あなたはトム・クルーズじゃないですか”って感じでね。僕はそのとき子供用の小さな椅子に座っていたんだけど、立ち上がったらその椅子がくっついたままになってね(笑)。彼は笑って、『いつか一緒にミュージカルをやるかもね』って言ったよ。僕は『そんなことは絶対に起きないね』って思ったよ。でもそれからこの映画の話が出てきた。僕はすぐに思ったよ。『もし世界で一番ビッグな映画スターのひとりを捕まえて、世界で一番ビッグなロックスターを演じてもらったら、完璧な相互作用となるぞ!』ってね。なぜなら、その人ならこの役を理解できると分かっていたからね。それで再び会ったクリスマス・パーティで、彼に向かって『僕らが一緒にやれるミュージカルがある』って説明したんだ。彼は考えてから『ありえない』って言ったよ。彼は自分がやったことのない何かをやるチャンスにどう反応していいか分からないといった感じだった。49歳になろうとしていた頃に、突然ロックスターを演じるという話が来て、彼はどう反応していいか分からなかったんだと思う。興奮しながらもね」。トムの“スター”の役づくりにおいては、現場での彼自身のアイディアから生まれたものもあった。それは、トム扮するステイシーのお供のサル、ヘイ・メンだ。「僕は(トムに)『どうやってそれを思いついたの?』って聞いたら、マイケル・ジャクソンやバブルスについて話したんだ。僕が『マイケル・ジャクソンにはバブルス・ザ・チンパンジーという親友がいたね』って言ったら、トムが『友だちが欲しい』となって、モンキーが足されることになったんだ。ヘイ・メンと名付けたのはトムだと思う。でも僕らはノドジロオマキザルを使えなかった。『ハングオーバー!!』のせいでね。それでヒヒにしないといけなかったんだよ」。トム然り、ほぼ全ての主要キャストが監督からのオファーで決定していったが、その中でただ一人、主役の無名俳優、ディエゴ・ボネータだけは何千人ものオーディションから選び抜かれたという。「彼のオーディションはパーフェクトだった。それは『ヘアスプレー』でニッキー・ブロンスキーを見たのと同じようだった。見た後、止まってしまった。全てのオーディション・プロセスが基本的に止まったんだ。そしてニュー・ラインに行って、『見つけたよ。彼の名前はディエゴ・ボネータだ』って言ったら、『何言ってるの?誰?ノーだね。僕らはザック・エフロンが欲しい』ってなってね。僕は『ノーだ。ザックは僕のためにこういった役をやってくれた。でも僕は新鮮な人が欲しい。それはディエゴ・ボネータだ!』って言ったんだ。彼らは『オーケー。それにはある程度の証拠が必要だ』ってなってね。だから、彼には6回オーディションに来てもらうことになったんだ」。異色のキャストと言えば、ホットなキスシーンも披露する英コメディアンのラッセル・ブランドと大御所アレック・ボールドウィンのキャスティングも気になるところ。2人はこの役にどう臨んだのだろうか?「アレックとは何年も友だちで、この役をやってもらいたいと言ったんだ。そしたら、アレックはこの作品に興味を持っていて、電話をかけてきた。彼はどんなキャラクターかも知らなかったけど、この作品に関わりたかったんだ。それで僕は『あなたはロックのナイトクラブを経営していて、音楽が大好きで、60年代からラリっていて、そこで止まってしまっている男の役だよ。彼はあまりに長い間ずっとラリっていて、自分がゲイだったことに気づかないんだ』って言ったんだ。そしたら彼は『僕はこの映画に夢中だ!』ってなってね。それでおしまいだよ。ラッセルには、『君にはアレック・ボールドウィンの相棒で、彼の愛人になる役をやってもらいたい』って言ったら、彼も『僕はこの作品に夢中だ!』ってなったよ。だから話し合うことはほとんどなかったね」。実は本作、たったの5週間という短い期間で準備をしたと明かすシャンクマン監督。その中でも過密を極めたのは大女優、キャサリン・ゼタ・ジョーンズとの撮影。ミュージカルにはない新しい役として、監督は彼女の存在は本作の時代背景にリアリティをもたらすのに不可欠だったという。「僕がそのキャラクターを作ったんだ。なぜならクラブやロックンロール全般、ステイシー・ジャックス、そういったこと全てを止めさせるのにもっとリアルで感情的な危機感をあおる悪役が欲しかったからね。本当にそういったことがその時代に起きていたし。その時代のドキュメンタリーを見たら、こういった母親たちがいつも反対していたんだ。それらは“サタンの音楽”と呼ばれてね。それはとてもリアルなことだった。ティッパー・ゴア(元米国副大統領アル・ゴア夫人)が上院に行って、検閲しようとしたんだ。アルバムにステッカーを貼ってね。そしてその歴史がミッシェル・バックマン(大統領選挙の共和党候補)なんだ。僕らが映画を準備しているとき、忌々しいコマーシャルが流れていたんだ。僕は『なんてこった。いま映画で何をやるべきか分かっている』ってなって、それでキャサリン・ゼタに電話したんだ。彼女は脚本を読まず、僕が何も言う前に『ダーリン、ぜひやりたいわ。いつ始めるの?』って言ったよ。それはとてもクールだったね」。最後に、シャンクマン監督はキャスティングについて笑顔で語った。「『どうやってこのキャストを集めたの?』って言われるけど、ある意味簡単だったんだ。そう言うのはちょっと気が引けるけど。『ヘアスプレー』が僕に多くの資産をもたらしてくれたんだ。この世界での信用をね。この世界に感謝するよ。役者たちも気に入っていた。誰もが自分たちが思っていた通りの世界にいると感じていたからね。たぶん、それは僕の頭の中にミュージカルがあるからなんだ。僕にとってはそうするのはとても簡単なことなんだ」。『ロック・オブ・エイジス』連続インタビュー■vol.1:メアリー・J・ブライジ■vol.2:マリン・アッカーマン■vol.3:ジュリアン・ハフ&ディエゴ・ボネータ■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年09月28日ゲームから実写映画化された『バイオハザード』シリーズの最新作『バイオハザードV リトリビューション』が9月14日(金)からいよいよ公開に。本作をはじめ、昨今ではゲームに映画、マンガにアニメとさまざまなジャンルで「ゾンビ作品」が増え、ゾンビのタイプもさまざまなものがある。ということで今回はゾンビの「ありがちな設定」について、女性566人に聞いてみた。>>男性編も見るQ.ゾンビにまつわるお決まりの設定といえば?(複数回答)1位ボロボロの服を着ている48.1%2位体が腐っている46.8%3位圧倒的な数で人類をおびやかす30.0%4位動きが遅い26.7%5位包帯をぐるぐる巻きにしている23.7%次点うまく言葉をしゃべることができない22.6%1位に選ばれた「ボロボロの服を着ている」は、ファッションに意識の高い女性ならではの回答。「映画で見るゾンビは汚いボロボロの格好をしている印象しかない。逆にきれいなゾンビを見てみたい」(27歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)、「ボロボロの服を着て集団でノロノロしている」(32歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)などの意見が寄せられた。後に「オバタリアン」という流行語のきっかけとなった映画『バタリアン』のように墓場からよみがえってくるパターンも多いためか、ボロボロの服が定番イメージのようだ。2位は、男性編では1位だった「体が腐っている」。「とにかくグロテスクなイメージ」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)、「動く死体である以上、前提条件ではないかと思う」(26歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)という意見は、映画やゲームのイメージから選んだ人が多く、定番映画の『ゾンビ』や『死霊のはらわた』も、このパターンにあたる。3位の「圧倒的な数で人類をおびやかす」に対して、「すぐに倒せるが、とにかく数が多い」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)という意見も。1体1体よりも囲まれると怖いのがゾンビ。4位「動きが遅い」は、「ゆっくり動くところが怖い」(28歳/その他/その他)、5位の「包帯をぐるぐる巻きにしている」は、男性版と同様に「マイケル・ジャクソンの『スリラー』のイメージ」(32歳/不動産/事務系専門職)という声が多く寄せられていた。■総評過去のゾンビ映画のほか、意外にも『バイオハザード』シリーズのゾンビのイメージを思い浮かべる人が多かった女性編。男性編では9位に選ばれた「好きな人がゾンビになってしまう」は、女性編では10位。最近ではライトノベルの『これはゾンビですか?』、映画『ゾンビランド』などラブコメディ調のゾンビ作品も人気を集めており、昔に比べゾンビの「描かれ方」も変化している。『バイオハザードV リトリビューション』をはじめ、新旧のゾンビ作品を見ながら定番や新たなゾンビ像について語り合うのもいいかもしれない。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年7月4日~7月16日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性566名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】海外で実写化されたアニメやゲームががっかりな理由ランキング【女性編】悪役にありがちな展開ランキング【女性編】メガネ女子キャラのありがちな設定ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年09月15日世界中で大ヒットを飛ばした映画『バイオハザード』シリーズの最新作『バイオハザードV リトリビューション』が9月14日(金)から公開中。ゲームから実写映画化された『バイオハザード』シリーズのほか、マンガやアニメでも「ゾンビもの」は人気の様子。さまざまな作品に多彩なゾンビが登場している今、あえて「ありがちなの設定」を男性434名に聞いてみた。>>女性編も見るQ.ゾンビにありがちな設定といえば?(複数回答)1位動きが遅い35.5%2位体が腐っている34.8%3位ボロボロの服を着ている27.2%4位圧倒的な数で人類をおびやかす26.3%5位頭部や背骨が弱点20.5%次点 感染する18.7%1位の「動きが遅い」は、まさに典型的なゾンビ・イメージ。「きちんと歩いたり走ったりできるゾンビを見たことがない」(29歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)、「道さえふさがれなければ逃げられる」(32歳/その他/その他)などの意見が寄せられた。ゾンビ映画のド定番といえる、1978年にイタリアで公開されたジョージ・A・ロメロ監督による『ゾンビ』をはじめ、昔ながらのゾンビは大抵動きが鈍い。ただし、「『バイオハザード』にはめちゃ早いゾンビがいたけどね」(38歳/団体・公益法人・官公庁/販売職・サービス系)という声もあり、ゲームなどを中心に規格外のスピードを誇るゾンビもいる。2位のように「体が腐っている」のは、死人だから当然といえるがゲームや映画のほか「マイケル・ジャクソンの『スリラー』のイメージ」(45歳/アパレル・繊維/事務系専門職)という声も非常に多かった。また「腐っていないと中国の死体妖怪、キョンシーになってしまう」(45歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)という意見も。確かに、腐っていてこそゾンビ。また、映画『スパイダーマン』シリーズで知られるサム・ライミ監督のデビュー作であり、80年代ホラーの傑作『死霊のはらわた』の薄気味悪いゾンビを思い出した人もいたようだ。3位に選ばれた「ボロボロの服を着ている」に対しては、「きれいな服を着ていてもいいのに、なぜ?」(44歳/建築・土木/技術職)という声も。4位の「圧倒的な数で人類をおびやかす」には「どんどん増える恐怖を描く映画が多い」(30歳/その他/事務系専門職)、5位の「頭部や背骨が弱点」については、「なんでもありの強いイメージがあるが、弱点を突くと弱い」(42歳/電機/技術職)といった声が多く寄せられた。■総評読者にとって定番ゾンビのイメージを作り上げたのは、映画『ゾンビ』や『死霊のはらわた』の影響が大きかったようだ。ゲームや映画で人気の『バイオハザード』も例外はあるものの、定番ゾンビのイメージを踏襲している。ちなみに最近では、9位に選ばれていた"ヒロインがゾンビになってしまう"青春ゾンビラブコメ『さんかれあ』なども人気だ。公開中の『バイオハザードV リトリビューション』をはじめ、10月には待望の新作ゲーム『バイオハザード6』も発売される。新旧のゾンビ作品を映画、ゲームと見比べ、ゾンビの進化(?)を探ってみるのも楽しいかもしれない。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年7月4日~7月16日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性434名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】海外で実写化されたアニメやゲームががっかりな理由ランキング【男性編】悪役にありがちな展開ランキング【男性編】メガネ女子キャラのありがちな設定ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年09月15日人気4人組ガールズ・グループ、2NE1(トゥエニィワン)が9月12日、韓国の女性グループでは初となる世界ツアーの神奈川公演を横浜アリーナで開催。2夜連続で2万6000人を熱狂させた。2NE1の公演チケット情報“世界ツアー”にふさわしく、マイケル・ジャクソンやアッシャー、レディー・ガガなどの振付けを担当したトラビス・ペインや、マイケル・ジャクソンのステージを手がけた舞台デザイナーのマイケル・コットンら世界的に著名なスタッフが集結。大歓声で場内が沸く中、メンバーはそれぞれトロッコに乗って登場。派手な演出で沸かせ、『I AM THE BEST』『FIRE』でオープニングを一気に盛り上げると、会場は巨大なクラブへとチェンジした。初の日本ツアーから1年ぶりとなる同所でのステージに、メンバーは「1年間、この時を待っていました」(ミンジ)と喜びを爆発させ、「2NE1と遊ぶ準備はできましたか?」(CL)と観客を煽る。そして、ジャージを羽織ったレゲエ・スタイルやチアガールのコスチューム、エレガントなドレス・スタイルほかさまざまな衣装で派手なパフォーマンスを披露し、新曲『I LOVE YOU』(9月19日発売)や『GO AWAY』など全23曲を熱唱した。また、ソロ・ステージでは、CLのDJプレイやミンジのダンス・パフォーマンスでさらにヒートアップ。ダラが『KISS』を歌いながら、ひとりの男性客をステージに上げ、ほほにキスをするサプライズに客席から絶叫が飛んだ。7月に韓国・ソウルを皮切りにスタートし、米・ニュージャージー、ロサンゼルスを経てきた世界ツアーは7か国11都市で開催。日本公演は、9月29日(土)・30日(日)の埼玉まで4都市9公演で12万人を動員予定。
2012年09月13日『デクスター(シーズン6)』日本版ブルーレイ&DVDのリリースを前に、主演のマイケル・C・ホールがインタビューに応えた。シーズン1から6年間演じてきたホールは、昼間は警察勤めを、夜は連続殺人鬼という特異なキャラクターや、今シーズンの重要なテーマである“宗教”についてなど、思いを語った。その他の写真ホールは、“デクスター”の役作りについて「連続殺人鬼のインタビュー記事を読んだり、たまたま見つけたドキュメンタリーを見たり、FBIの心理分析官によって書かれた連続殺人鬼を作り上げる彼らの心理についての本を読んだりしたよ。きっと“デクスター”の場合は、そういうことをよく熟知していて、どのプロファイルにも当てはまらないようにするだろうから、僕もそうしたよ。この役を演じるには、すぐれた想像力が要求されるんだ。」と語る。本作はすでにシーズン8までの製作が決定しているが、「人はそれぞれ、影の部分を持っていると思う。みんな秘密を持っているんだ。恐らく“デクスター”の秘密は通常の人よりも大きくて、並外れているし、影が多いのだろうけど、この部分が受け入れられるところだと思う」と人気の理由を分析。更に、今シーズンで重要なテーマになっている“宗教”については、「もし“デクスター”の世界に神が存在するのであれば、それはほぼ間違いなく、“ハリーの掟”か“デクスター”本人だと思う。知っての通り、彼は人の命を終わらせるという、神の仕事を自分の手で行っているんだ。神が何なのかということは、デクスターが今回直面しているものではないんだ」と話し、「僕が今回のシーズンで好きなところは、聖書をもとにして凶悪犯罪を繰り返す犯罪者を描くことで、宗教国家に対して否定的な表明をしていることなんだ。その一方で、デクスターは信仰の力を通して、「シーズン6」の登場人物と正真正銘の友情を持つ。そうやって光と影の両方が表現され、デクスターはその両方に触れるんだ」と振り返る。最後に、デクスターと息子ハリソンとの関係がやがてどうなるか、という問いには「それは鍵となる質問なので、作品の中で答えが出るんじゃないかな」と期待を持たせながらも煙に巻いた。ゲストスターにトム・ハンクスの息子コリン・ハンクス、『バトルスター・ギャラクティカ』のエドワード・ジェームズ・オルモス、人気ラッパーのモス・デフを迎えた新シーズンの日本版は、9月14日(金)よりブルーレイ&DVDがレンタル&発売開始。『デクスター(シーズン6)』9月14日(金)より、ブルーレイ&DVDをレンタル&発売開始セル(ブルーレイBOX、全12話収録):12600円(税込)セル(DVDコンプリートBOX、全12話収録):10290円(税込)レンタル(DVD):Vol.1~3※レンタルDVD Vol.4~6は、10/12(金)レンタル開始発売元:パラマウント ジャパン
2012年09月10日今月3日(現地時間)、心筋梗塞のため死去したマイケル・クラーク・ダンカン。彼の娘を名乗る女性が現れ、遺産を要求していることが明らかになった。7月13日(現地時間)に心臓発作を起こして入院、治療を続けた甲斐もなく、54歳の若さで亡くなったマイケルの娘だと名乗る32歳のマーケイ・アンブローズさんはウェブサイト「My Fox Chicago」のインタビューで、父親とは11年間話していなかったと明かし、「本当につらいのは、彼が亡くなって、私たちが仲直りできなくなったことです。それが嫌なんです。私の存在が明らかにならなくたって、それは構わないんです」と語った。だが、ある関係者は「マイケルはマーケイの母親と交際していましたが、彼は自分が父親ではないと信じていました」と語った上で、マーケイさんのとった驚くべき行動を明らかにした。「マイケルは52日間も入院していたのに、彼女は1度も見舞いに来なかったし、話をしようとさえしませんでした。それが、彼が亡くなったその日から、彼女はマイケルの母親に電話をして『私の取り分(遺産)がほしい』と言い立てたのです。93歳の老母が息子を亡くした日にそんな電話をかけるなんて…」。マイケルの棺は9日(現地時間)に、ハリウッドヒルズにある墓地「Hall of Liberty」で午前9時から午後2時まで一般公開が予定されている。近親者のみが参列する葬儀は来週に行われる予定だという。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO
2012年09月07日マイケル・ファスベンダーが、英コメディ作品『Frank』(原題)の主演に抜擢された。『SHAME−シェイム−』でのセックス依存症の男や『プロメテウス』のアンドロイドなど、近作ではシリアスな役柄をこなしてきたマイケルだが、本作でロックミュージシャン役に挑戦する。レナド・エイブラハムソン監督が手がける同作でマイケルが演じるのは、破天荒なバンドのリーダー。ドーナル・グリーソン(『ハリー・ポッターと死の秘宝』)扮する野心に燃えるミュージシャンをバンドメンバーに選ぶフランク役を演じる見込みである。アイルランドの田舎町に住んでいた10代の頃には、実際にヘヴィメタバンドを組みロックスターになること夢見ていたというマイケルは、当時をふり返り「バンドには、僕ともう一人ギタリストがいただけなんだ。小さな町に住んでると、ドラマーとベースを見つけるのは難しいんだよ。僕らはほかのバンドメンバーを見つけられなかったから2人だけでやってたのさ。僕らは1回だけギグをしたよ。小さなパブだったんだけど、昼時だったから中年のお客ばっかりで、メタリカの曲を演奏してたのにお客は『ボリュームを下げろ!』て言うんだ」と話している。本作は「フィルム4」製作の下、『裏切りのサーカス』を手がけたピーター・ストローハンと『ヤギと男と男と壁と』の原作者ジョン・ロンソンが脚本を執筆する予定。■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年09月06日俳優のマイケル・クラーク・ダンカンが先日、54歳の若さでこの世を去った。マイケルは7月に心臓発作を起こし入院していたが、9月3日(現地時間)にロサンゼルスの病院で急逝した。婚約者のオマロサ・マニゴールさんは、心臓発作の入院以降、マイケルの病床で付き添っていたという。マイケルは『グリーンマイル』(’00年)で不思議な力を持つ死刑囚ジョン・コフィー役を演じたアカデミー賞助演男優賞にノミネートされただけではなく、『アルマゲドン』、『隣のヒットマン』、『シン・シティ』、『グリーン・ランタン』など数多くのヒット作に出演。マイケルの広報担当ジョイ・フィリー氏は、オマロサさんの言葉として声明を発表している。「オマロサはみなさんの祈りに感謝すると共に、プライバシーの遵守をお願いしています。公私共にマイケルの人生の成功を祝福することを後ほど公表したいと思います」。身長196cm、体重145kgという巨体のマイケルは、ハリウッドで俳優として成功する以前は、ウィル・スミスやマーティン・ローレンス、ジェイミー・フォックス、LL・クール・J、ノトーリアス・B.I.G.らスターのボディーガードに付いていた経歴がある。今回のマイケルの突然の死を受けて多くのスターが追悼の意を示しており、中でも『グリーンマイル』で共演したトム・ハンクスは「ビッグ・マイクの突然の死にとても悲しい思いです。彼は『グリーンマイル』の撮影セットで見出された宝物のような存在でした。奇跡のような存在です。多くの人から愛される存在で、彼の死に我々は茫然自失となっています」とマイケルの死を悼んだ。■関連作品:クラウド アトラス 2013年、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年09月05日AORシンガーの最高峰と呼ばれる、マイケル・ボルトンの来日公演が決定した。【公演情報はこちら】マイケル・ボルトンはアメリカ出身のシンガーソングライター。『ウィズアウト・ユー』やバーシー・スレッジの名曲カバー『男が女を愛する時』などのヒット曲で知られ、全世界で5,000万枚以上のセールスを記録。グラミー賞には4回ノミネートされ、そのうち、最優秀男性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンスを2度受賞。アメリカン・ミュージック・アワードでは6度の受賞を果たし、チャートに多くのヒットシングルを送り出している。今回の来日公演は10月29日(月)に東京・Bunkamuraオーチャードホール、10月30日(火)に大阪・サンケイホールブリーゼで行われる。単独公演としては2年ぶりとなる今回の来日。興味のある方はご確認を。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて、東京・大阪両公演の先着先行プリセールを実施。受付期間は9月5日(水)午前10時から9月14日(金)午後11時30分まで。■マイケル・ボルトンジャパン・ツアー 201210月29日(月) 開場18:00 開演19:00Bunkamuraオーチャードホール(東京都)10月30日(火) 開場18:00 開演19:00 サンケイホールブリーゼ(大阪府)
2012年09月05日3年前、惜しまれながらこの世を去った歌手のマイケル・ジャクソンが、死の直前に「かなりの情緒不安定」になっていたことが明らかとなった。今回、「Los Angeles Times」紙が入手した複数のEメールによれば、マイケルが死の直前に準備していたコンサート「THIS IS IT」のリハーサルなどを運営していたツアープロモーターのAEG社のティム・レイウェケ社長とランディ ・フィリップスの両者は、ツアーの数週間前にマイケルの精神状態が不安定になっていたのを危惧して話し合いを重ねていたようだ。2009年に行ったコンサートの記者会見の前に、フィリップス氏はあるEメールで「マイケルは自分の部屋に閉じこもり、酔っ払って意気消沈してるんだ…。何とか僕が彼をしらふに戻そうとしてるんだけど」と綴り、さらにマイケルのことを「マスコミの前に立つのが死ぬほど怖く、マネージャーに服を着せてもらわなければならないほど感情的に麻痺してしまい、かなりの情緒不安定な状態」と表現している。その後、マイケルは麻酔薬・プロポフォールの過剰摂取でツアーが始まる前に命を落とした。今回公表された複数のEメールは、AEG社と同ツアーを請け負っていた保険会社との裁判で提出された資料の一部であり、同保険会社はAEG社が主張している保険金1,750万ドル(約13億7,000万円)の無効を訴えている。
2012年09月04日マイケル・クラーク・ダンカンが、アメリカ時間3日に、ロサンゼルスで死亡した。54歳だった。ダンカンは7月に心臓発作で倒れ、治療を受けていた。身長195cmの大きな体とやさしい笑顔で知られるダンカンは、シカゴ出身。ロサンゼルスに移住してからは、ウィル・スミスやジェイミー・フォックスのボディガードを務めていた。ブレイクのきっかけとなったのは、トム・ハンクス主演、フランク・ダラボン監督の『グリーンマイル』。この作品で、オスカー助演男優部門にノミネートされた。ほかの出演作に『アルマゲドン』『デアデビル』『シン・シティ』『アイランド』などがある。ダンカンは、7月13日に心臓発作で倒れ、治療を受けていたが、回復しなかったらしい。婚約者オマロサ・マニゴールトは、「みなさんのお気持ちに感謝します。今はプライバシーを尊重してください。彼の人生を祝う集いについては、また後日、お知らせします」と声明を発表。訃報を受けて、トム・ハンクスは「マイクを失ってとても悲しい。『グリーンマイル』の現場において、彼はとても貴重な発見だった。彼はマジックのような存在で、愛に満ちた人だった」とコメントしている。文:猿渡由紀
2012年09月04日没後3年、再評価の機運衰えぬ不世出のスター、マイケル・ジャクソン。名作『BAD』発売25周年に当たり、スパイク・リー監督によるドキュメンタリー等トリビュート企画が相次ぐなか、彼の代表曲とダンスで綴るステージ“THRILLER Live”が今秋、日本に上陸する。ファン雑誌の編集長としてマイケルと親交を深め、いまや24か国で200万人を動員するライブショウの主宰者となったエイドリアン・グラントにその魅力を訊いた。『THRILLER Live/スリラーライブ』チケット情報「最初のイベントは1991年。雑誌づくりの延長といった感じで、毎年、マイケルの誕生日を音楽や映像とともに祝っていたんです。ビデオメッセージを送ってくれたり、サイン入りの帽子をプレゼントしてくれたり、彼も気に入ってくれました」。10回目にはマイケル本人も来場し、ファンのお祭りの域を超える規模と内容へと成長した同イベントは、2006年、“THRILLER Live”プレビュー公演としてステップアップする。マイケルの私生活を巡る裁判が注目を集める逆風下であったものの、2009年に英国ショウビスの聖地、ウエストエンドに辿り着く。「ジャクソン5時代に始まり、ポップ・ミュージック史上に燦然と輝く彼の作品をそれぞれの見せ場を伴ってテンポよく編成するのには苦労します。とりわけ象徴的なビデオがある『ビート・イット』とか『スムース・クリミナル』は。『ビート・イット』にはストリートでのダンス対決、『スリラー』にはゾンビが不可欠ですしね」。『帰ってほしいの』『BAD』『ビリージーン』……約2時間、息もつかせぬ珠玉のヒットパレードは、5歳にしてエンタテインメントの一線に立ち、生涯、君臨し続けたマイケルの心の旅に同行するかのような高揚感をもたらす。「このショウを始めた頃からずっと、ある種の責任を感じていました。最初は誹謗中傷のさなかにあった彼の真実を音楽でどう伝えるか。亡くなってからはYou Tubeなどを通じて彼の魅力を発見する新しい世代にどう語り継いでいくか。マイケル・ジャクソンという巨星の放つ一筋の光として、このショウはそんな役割を担っているのではないかと思っています」。『THRILLER Live/スリラーライブ』は、9月29日(土)から12月9日(日)まで東京・六本木ブルーシアター、12月18日(火)から12月27日(木)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて開催。チケットは発売中。
2012年09月04日マイケル・ダグラスがインディーズ映画”Reykjavik”(原題)でロナルド・レーガン元アメリカ合衆国大統領を演じるかもしれない。「The Hollywood Reporter」誌によると、同作は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のマイク・ニューウェル監督の新作で、リドリー・スコットが製作総指揮にあたる。1986年、チェルノブイリ原発事故後にレーガン大統領とソ連のミハイル・ゴルバチョフ書記長がアイスランドの首都レイキャビクで会談した数日間を描くもので、脚本は『ジェイン・オースティン秘められた恋』のケヴィン・フッド。現在、ゴルバチョフ書記長のキャスティングが行われている。撮影は来年3月からドイツで予定されている。ガン治療のため休養していたマイケル・ダグラスだが、実在のピアニスト、リベラーチェを演じたスティーヴン・ソダーバーグ監督の『 Behind the Candelabra』(原題)やコメディ作『Last Vegas』(原題)など、主演作を次々に撮影している。筋金入りの民主党支持者でバラク・オバマ大統領を応援しているダグラスが、俳優から政治家に転身し、共和党の大統領となった保守派のレーガンをどう演じるのか?”Reykjavik”は実現が楽しみな企画だ。(text:Yuki Tominaga)© /AFLO■関連作品:エージェント・マロリー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2011 Five Continents Imports, LLC. All rights reserved
2012年08月31日この5年間における、彼の大躍進は凄い。マイケル・ファスベンダー、35歳。ザック・スナイダー監督『300[スリーハンドレッド]』(’07)でスクリーン・デビューし、大人気シリーズ作品『X−MEN:ファースト・ジェネレーション』(’11)やヴェネチアを賑わせた『SHAME−シェイム−』、『ジェーン・エア』、『危険なメソッド』と、確固たる存在感を示してきた彼が、巨匠リドリー・スコットの最新作『プロメテウス』で抜擢されたのは、未知の旅への鍵を握るアンドロイドである。ミステリアスな美しさを放つアンドロイドを見事に演じ上げた彼が、役へのアプローチについて明かした。巨匠が本作で取り組んだ題材とは、人類最大の謎である「人類の起源」。アンドロイドのデヴィッドと考古学者のエリザベスとその恋人・ホロウェイら17名を乗せた宇宙船・プロメテウス号は、この謎に迫るべく未知のゾーンへと旅立つ。「これは宇宙の旅の話だ。我々が求めているのは、地球の歴史にこの世界のものではない生物による介入があったかどうかなんだ。どうして我々人間はここにいるのか、どうして我々は造られたのか――その答えを求めて航海に出る」と“ミッション”について説明するマイケルは、「そういったことは、間違いなく頭の片隅にあるものだ」と言う。「おそらく、観客はストーリーを支える理論があることに気づくだろう。演技にはそれほど影響はないが、意識はしているから理論が示唆するものはある。デヴィッドにとっては、これは非常に重要なことなんだ。というのは、彼は人間が作り出したロボットだから、彼としては『人間だって誰かに造られたものだから、人間も誰かにプログラムされている』と言い、人間の方は『我々はプログラムされていない。自由意思を持っている』と答える。それで、『あれ、本当に?』と彼は返すんだ」。「僕は船の執事のようなもの。スペース・バトラーだよ」と独自の言葉で自身の役を表現するマイケル。最初から創造主が人間だとわかっている分、究極の“創造主”を知ろうとする人間たちとデイヴィッドの間には当然のことながら温度差がある。だが一方で、あるはずのない感情がやがて彼の中から湧いてくる。「彼は一人ぼっちなんだ。時々、彼は人の注意を引こうとするが、そこにはちょっと不安が走る。ほかの映画でもロボットに対して不安があったように、たぶん、ロボットが信用されていないからだ。彼の考えでは、人間だって造られたようなものだ。それは彼が抱える不安に対しての防御反応のような考え方だが、これはまた彼が人間の感情を持っていることの証にもなる。プログラムされて少し時間が経つと、プログラムは消え、そこから何かが派生し、その後、別の個性を発揮するようになると考えていくと、おもしろい」。その微妙な“感情”を見事にアンドロイドに吹き込んでいる彼だが、その役づくりでは意外な人物を参考にしたのだそう。「これは論理的な生きものだから、全てを常に処理しているし、あらゆるものを保管している。歩き方では、グレッグ・ローガニスからヒントを得た。彼は80年代初めの頃に活躍した飛び込みの選手だよ。子供の頃に彼を見たのを覚えているんだ。飛び込み台の先へ行くときに、彼が一定の歩き方をしていたのをいつも思い出す。そういうちょっとしたこともヒントになることがあるんだ。この男はヨガ行者に似ている。人がいろいろと姿勢を変えるのと違って、彼のスタンスは中立しかない。でも、不自然にならないようにしながらこの男を演じる上で、どれぐらい人間らしくするか、機械に近づけるか、あるいはロボットらしくするかをある程度、曖昧に見せたいと思ったんだ」。巨匠リドリー・スコットとの初めての仕事について聞くと、「最初に考えるのは、“ああ、大変だ、絶対にしくじるなよ”ってことだ」と落ち着いた風貌からは意外とも思える素顔を覗かせるマイケル。改めて本作での経験をふり返ってもらった。「キャストに起用されたら責任を感じるものだし、特にリドリー・スコットのような優れた人に起用されたんだからね。不安要素はいつでも必ずあるものだし、それはごく健全なことだと思う。僕はいつも感じているからね。だから油断ができないし、満足することもできない。でも僕としては、準備を整えて、できるだけ多くのアイディアを考え出し、そして全力を出すだけ。その後は、信頼の気持ちが肝心。彼を信じて任せれば、楽しめるし、良い経験ができる。今回もセットに行くと、彼(リドリー)はとてもリラックスしていたんだ。彼は仕事に夢中なんだ。彼が毎日セットへ持ち込んでくる大きなエネルギー、熱意、仕事への愛情、それがとても気持ちのいい驚きだった。ぜひ言いたいのは、僕は彼とすぐに意気投合して、とても仕事がやりやすかったってことだよ」。■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年08月28日故マイケル・ジャクソンの3人の子供たちがアニメで声優を務めることになった。プリンス(15歳)、パリス(14歳)、ブランケット(10歳)の3人は今回声優デビューを飾ることになり、これを踏み台にして今後ショウビズ界でもっと“一流の”仕事の機会を得られることを期待していると、ある関係者は「The Sun」紙に明かした。「3人は、アジアからアメリカに輸入された子供用アニメの吹き替えをすることになりました。パリスちゃんはお父さんと違って歌のセンスは微妙ですが、演技の経験はあります。なのでもし今回の声優の仕事が成功すれば、今後もっと一流の仕事につながることになるでしょうね」。プリンスとパリスは共に俳優業に乗り気のようで、その仕事が「つらい」学校生活からの気晴らしになると考えているようだと先の関係者は続ける。「特に上の2人は明らかに芸能界で父親と同じ足跡を歩みたいと思っているんです。それに2人は学校生活がつらいようですね。子供は本当に残酷ですから」。ただマイケルの妹のジャネット・ジャクソンは最近、パリスちゃんにはもう少し大人になるまで俳優の夢は待ってほしいと語っている。「パリスには待ってほしいの。彼女は若い頃をもっと楽しむべきよ」。
2012年08月23日時代を代表するポップ・スター、ケイティ・ペリー。彼女の素顔が浮かび上がるドキュメンタリー3D映画『パート・オブ・ミー 3D』が、9月29日(土)より期間限定で日本公開される事が発表された。また、公開を記念してケイティ登壇予定のプレミア上映の開催も決定した。ケイティ・ペリー『パート・オブ・ミー 3D』チケット情報ケイティ・ペリーは、ポップなうた、キュートなルックスとキャラクター、抜群のファッション・センスで世界的に大ブレイクしたプリンセス・オブ・ポップ。2008年に全米チャート7週連続1位の「キス・ア・ガール」などを収録した『ワン・オブ・ザ・ボーイズ』でデビュー。2010年、全米で最も売れたシングル「カリフォルニア・ガールズ」を収録したセカンド・アルバム『ティーンエイジ・ドリーム』は、全米&全英で1位、日本でも洋楽チャート1位を記録。このアルバムからシングルカットされた5曲がビルボードで1位を獲得し、1枚のアルバムに収録されたNo.1シングル曲の記録で、マイケル・ジャクソンと並び、史上2人目、女性歌手としては初の快挙を達成している。『パート・オブ・ミー 3D』は、2011年2月20日から2012年1月22日に行われたワールド・ツアー「カリフォルニア・ドリーム・ツアー」のスタートから終了までのステージ上、楽屋裏、プライベートに至るまで、まさにケイティの全てを記録したドキュメンタリー。全米では、既に7月5日から公開されている注目作だ。ケイティは、この撮影で何もかも包み隠さず映像化することを重視。圧倒的なライブシーンはもちろんのこと、俳優でコメディアンのラッセル・ブランドとの破局という個人的なトラブルを抱えた中でのショー継続を決断する様子まで、彼女の成功と挫折を赤裸々に描き出している。ケイティは「この作品を通して、自分自身に正直であること、夢にチャレンジすることの大切さを感じて欲しい。人々が感化されて動き出すことを望むわ。充実した人生を生きて、あなたの目標を達成しましょう、それが大きな目標でも、小さな目標であっても」とコメント。彼女の前向きな姿が大きな話題を呼びそうだ。ケイティ・ペリー『パート・オブ・ミー 3D』は、9月29日(土)より全国21劇場で上映。また今回の日本公開を記念して、9月25日(火) 東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、ケイティ・ペリー登壇(予定)のジャパンプレミア上映が開催される。チケットは、前売り鑑賞券・プレミア上映券ともに、9月8日(土)10時より一般発売。尚、チケットぴあでは、プレミア上映の先行を実施。最速抽選いち早プレリザーブを8月29日(水)11時より、先行抽選プレリザーブを8月30日(木)11時より受付ける。
2012年08月22日8月18日・19日、千葉・QVCマリンフィールド&幕張メッセで開催された国内最大級の音楽フェス“サマーソニック2012”のステージに“マイケル・ジャクソン”と“ジャクソン5”が残した数々の曲を使った、歌とダンスのライブ・シアター・パフォーマンス『THRILLER Live/スリラーライブ』のキャストが登場した。1日目は「SONIC STAGE(1万人収容)」を2ステージ、2日目には「MOUNTAIN STAGE(2万人収容)」「RAINBOW STAGE(1万人収容)」のステージにそれぞれ登場し観客を魅了。ジャクソン5の代表曲、『ABC』でスタートしたパフォーマンスは、5名の子役キャストによる当時のジャクソン5を再現、曲が始まると一瞬で観客の心を惹きつけた。続いて、ジャクソン5のデビュー曲『I Want You Back』へと繋がり、会場の熱気はヒートアップ。セットチェンジのあとはマイケル・ジャクソンの名曲『BAD』、『Blame It On The Boogie』を男性シンガーと女性シンガーが歌い上げると、その圧倒的な歌唱力で会場からはため息まじりの歓声があがった。ラストナンバーは『Billie Jean』。ステージ中央に帽子を被り、左手には装飾された白い手袋を付けたマイケル役のキャストが登場。次々と繰り出される踊りに会場からは歓声があがり、見せ場の“ムーンウォーク”のシーンになるとひときわ盛り上がりをみせた。10分間に及んだパフォーマンスは、まさにキング・オブ・ポップ=マイケル・ジャクソンを感じられる貴重なステージとなった。8月19日には、サマソニ2012特別企画としてフラッシュモブも決行された。会場のマリンフィールド入り口に突如、マイケルに扮した人物があらわれ『Beat It』を踊り出す。それを見ていたギャラリーも続々と一緒に踊りだし、その人数はあっと言う間に増え、最終的にはその数およそ200人にも及んだ。また、スリラーライブのキャストメンバーも飛び入り参加。その様子を一目見ようと多くの通行人が足を止め、およそ1000人のギャラリーが音楽とダンスに手拍子や歓声を送っていた。なお、このイベントのため来日中の『THRILLER Live/スリラーライブ』のパフォーマーたちが、8月21日(火)にも東京・お台場ヴィーナスフォート教会広場でスペシャルパフォーマンスを行うことが決定した。「THRILLER Live Special Performance ODAIBA」【日時】8月21日(火)12時から20分程度を予定(前後することがあります)【会場】東京・お台場ヴィーナスフォート 教会広場(入場無料)六本木ブルーシアターでの公演は9月29日(土)から12月9日(日)まで上演。その後、大阪・森ノ宮ピロティホールにて12月18日(火)から27日(木)まで公演を行う。東京公演のチケットは発売中、大阪公演は8月25日より一般発売開始。
2012年08月20日マイケル・J・フォックスが、TVドラマに復帰することになるようだ。1991年に30歳という若さでパーキンソン病を発病したマイケルだが、ソニーピクチャーズ・テレビジョンが製作しマイケル自身の人生を基にしたタイトル未定のコメディー作品に出演することになるという。米「Vulture」の報道によれば、『小悪魔はなぜモテる?!』のウィル・グラックが監督を担当する本作は、「クーガータウン」などの人気ドラマを手掛けてきたサム・レイボーンが脚本を執筆するという。1980年代のTVドラマ「ファミリータイズ」で人気が出たマイケルは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのマーティ・マクフライ役で一躍脚光を浴びるようになり、その後1996年から2000年まで「スピン・シティ」に出演していたものの、パーキンソン病の治療に専念するために2000年にテレビでの活動を休止し、闘病の傍らで「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」を設立し、パーキンソン病研究を推進した。一方で、「レスキュー・ミー~NYの英雄たち」、「ラリーのミッドライフ☆クライシス」、「ボストン・リーガル」、「グッド・ワイフ 彼女の評決」">「グッド・ワイフ 彼女の評決」などのドラマ作品でたびたびゲスト出演を繰り返してきた。5月にマイケルはABCニュースに対して、新しく始めた治療によって顔面の痙攣がコントロールできるようになり、俳優業が可能になってきていると話していた。同作品は来年に放送予定だ。■関連作品:バック・トゥ・ザ・フューチャー 1985年12月より公開グッド・ワイフ 彼女の評決 [海外TVドラマ]
2012年08月20日公開中の映画『アベンジャーズ』に出演している俳優サミュエル・L・ジャクソンがこのほど来日し、自身が演じた役や、本作が全世界で圧倒的な成功をおさめている理由について語った。その他の写真本作は、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナー=ハルク、神々の国を追われたソー、謎の女スパイ、ブラック・ウィドウ、最強の射手ホークアイ、長きに渡る眠りから覚めた超人キャプテン・アメリカが、ひとつのチームに集められ、自らの過去や苦悩と向きあいながら、地球に迫る脅威と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。ジャクソンが本作で演じているのは、強大な力をもつ者たちが集まったアベンジャーズを率いる長官ニック・フューリー。彼は劇中でメンバーに指令を出すだけでなく、エゴのぶつかり合いで調和の乱れたチームをまとめ、さらに彼らを統率している委員会からメンバーを守る役割も果たす。「映画の世界全体を把握しながら、それぞれのキャラクターとニック・フューリーの関係をつねに考えながら演技するようにしたよ。メンバーによって何が必要かが違うんだ。スタークは特殊な取り扱いが必要だし、ソーにいたっては別世界の人間だからね(笑)。ニックはメンバーの悩みの渦に巻き込まれることもあるけど、みんなが一致団結できるものを見いだして、“個人でいるよりチームでいる方が強いんだ”ってことをメンバーに感じさせなければならないんだ」。だからこそ、フューリーには“強大な力”以上の能力が求められる。それは、ジャクソン個人の考え方とも共通する部分があるようだ。「世界は混沌を深めていくけど、私自身は英雄的な存在を求めてはいないんだ。私はヒロイズム(英雄的行為)よりもソリューション(問題の解決方法)こそが重要だと思う。ひとつずつ問題を解決すること、自分が問題の一部にならないことが大事なんだ」。どれだけ大きな力を持っていても、それだけでは問題を解決することはできないし、世界を救うことはできない。本作が描く重要な問題に立ち向かう際、先頭に立つのはやはり、ニック・フューリー=サミュエル・L・ジャクソンが適任なのだろう。そんなジャクソンの想いを見事に脚本にし、演出したのが本作を手がけたジョス・ウェドン監督だ。「この映画の製作チームは監督の選択に優れていると思う。ジョス・ウェドンはこのジャンルをよく理解しているし、ファンの気持ちが誰よりわかってるんだ。私もファンだからね(笑)。彼はアドベンチャーやアクションだけじゃなく、このジャンルに必要な“ユーモア”をちゃんと理解して、映画を製作した初めての監督だと思うよ」。自身を「あれこれとマルチに活動するのではなく、自分でゴールを決めて、ひとつのことをひとすじにやり遂げたいタイプ」と分析するジャクソンは、自身のキャリアの中で最も長い期間、ひとつの役=ニック・フューリーと向き合った。「私はヒーローを演じたいとはまったく思わなかったな」と断言するジャクソンが、本作でどんな活躍を見せるのか、スクリーンで目撃してほしい。『アベンジャーズ』公開中
2012年08月17日