■前回のあらすじママ友・ユキナのことを別のママ友に相談すると「マトモじゃない?」という意外な返答が。感じている違和感を話すべきなのか…。ついつい電話に出てしまいましたが、大失敗でした。次回へ続く
2021年04月14日■前回のあらすじ「元夫にストーカーされ、不安になってあなたの家に行った」と語るママ友・ユキナ。住所を教えていないはずなのに一体どうやって…。「マトモな人」と言われ、言葉に詰まってしまったナギサ。しかしこの後ノゾミちゃんが、驚くべきことを語ってくれたのでした。次回へ続く
2021年04月13日■前回のあらすじママ友ユキナと「偶然」街中で出くわすことが頻繁に。それどころか、ユキナはナギサが教えたことのない交友関係まで知っていたのです。まさかアポなしで家にまでくるなんて! ここまで来たら普通じゃないと感じてしまいます。次回へ続く
2021年04月12日■前回のあらすじ公園で出会って仲良くなったママ友。なぜか「偶然」同じ柔軟剤を使っていたり、「偶然」大好きなケーキをくれたりしたのです…。そこまで調べるなんて…でもこれはほんの序章にすぎないのです。次回へ続く
2021年04月11日作者ババレオさんに寄せられたエピソードです。今日も今日とて全国のママさん達を悩ませる「ママ友問題」。今回ご紹介するのは、強烈なママ友に遭遇したナギサさんのお話です。ママ友に感じ始めた違和感。それはどんどん確信へと変わっていくのです…。次回へ続く
2021年04月10日ママ友と話しているときに、「あ、今マウンティングされてる」と思ったことがある方は多いと思います。マウンティングされるといい気はしないもの。マインティングをする人の心理とはどのようなものなのでしょうか。 マウンティングとは?そもそものマウンティングは、ゴリラやチンパンジーなどが優位に立っていることを示すために相手の後ろからまたがる行動を指すことばです。これを、他人に対して自分の優位性を誇示するような振る舞いをしている人間に当てはめたのが、現在よく使用されている「マウンティング」です。 マウンティングにもいろいろあり、学歴や年収などのステイタスを誇示する場合、高級時計を自慢したり高級店に行ったことを吹聴し金銭的に豊かなことをアピールする場合、知識をアピールする場合などがあります。 恵まているように見える人ほどマウンティングをする?お金持ちや良い企業に勤めている人ほど、マウンティングする人が多いように感じている人も多いのではないでしょうか。 ここで、マウンティングをする人について、「マズローの欲求5段階説」になぞって考えてみます。 「マズローの欲求5段階説」とは、人間の欲求は「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現の欲求」の5段階のピラミッドのように構成されているとする心理学理論です。 「生理的欲求」が満たされると「安全の欲求」→「社会的欲求」→「承認欲求」→「自己実現の欲求」と次の段階の欲求に向かうとされています。人に認められたいという「承認欲求」は第4段階になります。すでに、「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求」が満たされている人がもつ欲求と考えられるのです。 現在の研究ではそれぞれの欲求が同時進行で行われていると考えられていますが、とはいえ、マウンティングするには、ある程度、生理的欲求(食事・睡眠など)、安全の欲求、社会的欲求(家族や集団などに所属する欲求)などの低次の欲求が満たされていないと、承認欲求が湧きづらいと考えられます。 恵まれているように見える人ほど、低次の欲求が満たされていることが多いため、マウンティングしやすい状況にあるといえるのではないでしょうか。 自己肯定感との関係承認欲求にも、他人への評価が重要となる「低位の承認欲求」と自分で自分を承認する「高位の承認欲求」があるとされます。自己肯定感が低く人と比較することでしか自分を肯定することができないと、「低位の承認欲求」が働きマウンティングしやすい人となることが多いでしょう。 人は残念ながら、その人が自分自身で変わろうと思わないかぎり、他人が変えることができません。マウンティングする人を変えることはほぼ不可能です。マウントされて嫌だなと感じたら、なるべく近づかないか、反論せずに「そうなのね」と受け流すようにしましょう。 また一方で、承認欲求は誰にでもあるものです。自分自身が他人対してマウンティングしている可能性も否定できません。マウンティングされて嫌だと感じたら、自分について振り返ってみる良い機会と捉えてみるのもおすすめです。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2021年03月27日■前回のあらすじ響子さんの夫の勤める会社の社長が私の父であることを知った響子さん。すぐに怒りの電話がかかってきたのですが、その翌日には一転懇願するようなメッセージが届き…。響子さんの夫が勤めている会社は、偶然にも私の父が社長、さらに夫も同じ会社でした。そして響子さんがママ友に話してしまった噂話が、じつは重大な内容だったらしく夫もその対応で毎晩夜遅くまで帰ってこなくなりました。夫は何も話さないので私は詳しくはわからなかったのですが、「お父さまに許してほしい」と懇願するメッセージを送ってくるほど、“響子さんの家庭が大変な状況にあること”だけは私にも理解できました。ですが…。夫の会社内でどのように今回のことを解決したのかまではわかりませんでしたが、響子さんの家にとってはかなり厳しい措置が取られてしまったようです。そしてその後、響子さんからは何度も何度も連絡がきました。彼女に同情はしても、私にできることは何もありません。万が一父や夫にお願いしたとしても、何も変化は起こらないでしょう。噂話が元だったとは言え、私が夫に伝えたことで起こった今回の出来事は、私の中でも暗い影を落としました。響子さんが望んでいたのは悩みを打ち明けあったり、趣味を楽しく話したりできるママ友が欲しいだけだったのかもしれません。もしくは自分自身でママたちの階級を作り上げ、そこでもがき苦しんでいたのか…。私にはこれまでの響子さんの言動は理解できないし、今後、彼女と付き合うこともないでしょう。それでも響子さんが、少しでも生きやすい毎日が送れるようにと願っています。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月26日■前回のあらすじ私の悪口を広めたり、自分の息子をけしかけて私の息子に嫌がらせを繰り返す響子さん。そんな彼女がママ友の間である噂を広めており…。しかしその内容は私にとっても関係あるものだったのです。子どもが同じクラスのママである響子さん。彼女がママ友の間で広めていた噂はある企業の情報。そしてその企業であるS&G社は、じつは私の父が社長をしていたのです。私自身は在宅で別の仕事をしていますが、夫も父の会社で働いていました。夫に言われたとおり、私は百合ちゃんにも、そして響子さんにも連絡を取ることはしませんでした。すると後日、響子さんから怒りの電話がかかってきたのです。響子さんの夫の勤める会社の社長が私の父であることを知った響子さん。怒りの電話がかかってきたのですが…。昨日の激高とは打って変わって、響子さんから懇願のメッセージがひっきりなしに届くようになりました。息子が幼稚園時代に父の会社のことがひょんなことからママ友にバレてしまったことがあります。その時に嫌味だったり、「周りを見下してる」など言われてしまいました。だから父や夫の職業については触れたくないし、家庭の環境で急に態度を変えられたことがショックで、ママ友を作らないと決めてきたのです。響子さんが悩んでいても、会社がどう動いているのか私にはまったくわからなくて…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月25日■前回のあらすじ息子と同じクラスのママである響子さんによる私の悪口が止まったと思ったら、次は息子の遙人がターゲットに。学校で「ママは悪い人」と言われるように…。当初は私に執心しており、洋服や持ち物まで必要のないアドバイスを繰り返していた響子さん。その行動の裏にあったのは、「裕福なママが多い地域の中で自分よりも格下の友人が欲しかったから」でした。そして彼女の次のターゲットになってしまったのは私の息子。響子さんの息子・直樹くんからの遙人への嫌がらせをやめてほしいと伝えるべく、私ははじめて自分から響子さんを呼び出しました。結局、響子さんは「知らない」の一点張りで、話し合いはまったく進みませんでした。そんなある日、従妹の百合ちゃんから連絡があり、事態が思わぬ方向へ急変するのです…!この響子さんの自慢話、実は我が家と大きな関わりがあったのです。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月24日■前回のあらすじ「自分より格下だから付き合おうとしていた」とする響子さんにハッキリ意見を伝えたことで連絡もなくなりホッとしたのもつかの間、彼女が私の悪口を言いふらしていると聞き…。従妹の百合ちゃんから私の噂について心配して電話が…。百合ちゃんは私が幼稚園時代に受けた嫌がらせを知っていて、そのせいで「ママ友を作りたくない」という私の想いをわかっています。だから学校ではあえて距離を置いて接してくれているのですが。あろうことか響子さんは、私を悪者に仕立てて、かわいそうな自分を演出。その話題をきっかけとして、裕福なママたちのグループに入っていたのです。それからというもの、私を見るたび大げさに声をあげるようになった響子さん。最初のうちは、彼女の話に同情するママも多かったみたいですが…。百合ちゃんがやんわりと誘導してくれたようで、響子さんの私への悪口もストップしたようです。また他のママさんたちは、ほとんど私と話したことがないために関心を持つことがなかったことも幸いしました。これで一見落着! そう思ったのですが…。響子さんが私の悪口をママさんたちに広げることはなくなったのですが、代わりに私の息子が標的となってしまいました。響子さんの息子の直樹くんが、響子さんが私に対してしたように遙人が近づくと「こわーい、睨まれた」と言い出してしまったのです…。自分だけが嫌な思いをするなら耐えられますが、遙人まで辛い思いをするとなれば、話は別。いよいよ本腰を入れて、火の粉を振り払わなければいけないと思い始めました。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月23日■前回のあらすじスマホに頻繁に届く響子さんからのメッセージ。あまりの強引さに既読スルーすると「あなたの服装だと一緒にいる私が恥ずかしい!」と逆ギレメッセージが送られてきてしまい…。「ママ友を作らない」と決めている私は、息子と同じクラスのママさんたちとはある一定の距離感をもってつきあいたいと思ってきました。それなのに強引にパーソナルスペースにまで入り込もうとする響子さん。どうして私に関心を持つのかまったくわからず困惑しきっていました。そんなときに送られてきた逆ギレともとれるメッセージ。しかしこの一件でどうして響子さんが私に付きまとっていたのかようやく判明するのです。私が本音をぶつけると、響子さんから驚きの返信がありました。失礼なメッセージに衝撃を受けつつも、私は「裕福なママが多い中、自分より下に見える人を探していたわけね」と納得しました。ある意味、響子さんが私に執着していた理由がわかってホッとしたのもつかの間、新たな問題が起こってしまったのです。響子さんにハッキリと気持ちを伝え、安心していたのですが…。電話は従妹の百合ちゃんからでした。響子さんはもちろんクラスの誰にも話していませんが、百合ちゃんの子どもも同じクラスでした。百合ちゃんは私が「ママ友を作らない」と思っていることを知っているので、学校など公の場所で会うときには私にはほとんど話しかけてきませんが、お互い連絡のやり取りはしていました。そんな百合ちゃんから私の悪口が流れていると連絡があったのです…!次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月22日■前回のあらすじ子どもと同じクラスのママ・響子さんが会う度に「あなたの恰好では恥ずかしい」「あなたのために言っているの」と話しかけることに困惑した茉莉だったが…。子どもの幼稚園時代のママ友トラブルをきっかけに「ママ友は作らない」と決めいていた私。しかしどうしてだか響子さんは私に付きまとってくるのです。私が遙人の学校に着ていく洋服やバッグはシンプルだけど、とくにTPO的にも問題ないと思っているもの。でも、響子さんは私の持ち物が気に食わないようで何度も「恥ずかしい」と注意をしてきます。私とは価値観が合わないことは明らかでしたが、できるだけ波風立てずに交わしたいと思っていました。とうとう響子さんから、個別でメッセージが届くようになってしまったのです。スマホに届くようになってしまったメッセージ。子どもと同じクラスのママをまさかブロックすることはできず、幼稚園時代のトラウマもあり対策に頭を悩ますように…。どんどんエスカレートしていくメッセージにげんなりした私は、ついに既読スルーという手段に出てしまいました。すると響子さんから、「あなたの服装だと一緒にいる私が恥ずかしい!」と逆ギレメッセージが送られてきたのです。それだったら、私と一緒にいなければいいのに…。しかし、なぜ私の服装によって響子さんが恥ずかしい想いをするのか…その予想外の答えに目が点になってしまい…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月21日私は、小1の息子・遥人を育てる茉莉。息子が幼稚園時代、ママ友グループから目の敵にされたのを機に、「自分のことについては話さない、ママ友も作らない」と決意しました。そして、小学校入学前に引っ越し。ママ友がいない環境で、新生活をスタートしました。もともとシンプルな服装が好きで、バッグなども実用主義だったのですが、それが発端となってトラブルに巻き込まれてしまったのです。保護者会で出会って以来、頻繁に話しかけてくる響子さん。その強引さにはじめから引き気味だったものの、同じPTA役員になったことで、一緒にいる機会が増えてしまいました。すると響子さんは、学校行事があるたび私のそばにやって来るように。響子さんは会うたびに私のファッションや持ち物をチェックしては、「そんな安物では子どもがかわいそう」「学校に失礼だ」と言うようになったのです…。響子さんとは価値観が合わず、プライベートまでお付き合いするつもりはありませんでした。それなのに響子さんは、帰り道に私を追いかけてまで話しかけてくるのです。その後も、会う度に「あなたのため」と善意を押しつけるような言葉を投げかけてくる響子さんに、困惑していました。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月20日飛び級している小3の息子。一人しかいない6年生の引退試合直前にケガ。痛みを押して試合に出て、6年生にパスを出そうと頑張ったけどどうしても足を引きずってしまい力が発揮できず。試合後そのこの親が息子に直接「足を引きずるな!」と怒鳴っていて......。どうして欲しいのか聞くと、うちの子からパスをもらってシュートを決めたい。でも足を引きずるぐらいなら試合に出るなと矛盾した回答。飛び級している息子にいい感情を持っていない上級生の親もいるし、保護者のマウンティングなんかにもうんざり。もはや試合辞退したい。どうすれば?とのご相談です。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、取材で得た知見をもとにアドバイスを授けますので参考にしてください。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<他の子が成長しないため上の学年でプレーできない。息子を伸ばしてくれないチームをやめたい問題<サッカーママからのご相談>うちのチームは6年生が一人しかいません。息子は6年生最後の試合の一週間前にケガをしてしまい、本当はケガが治るまで休ませるべきなのですが、3年生なのに抜擢してもらっているので頑張りたいという気持ちもあり、その試合に出ました。引退試合となる6年生の為に良いラストパスを出したい、という気持ちで頑張る息子でしたが、ケガが完治しておらずどうしても時おり足を引きずってしまったりパフォーマンスが発揮できず、結局1戦目は試合には勝てませんでした。試合後、その6年生の保護者から、「コートの中で足引きずらないで」「息子はこの試合にかけてるの」と言われました。息子にも直接「足を引きずるな!」と怒鳴り、それ以外にも「疲れてくると、足引きずるよね甘ったれてる」とか「痛いふりして逃げてる」などとも言われました。その方にどうしたいのかと聞くと、うちの子からパスをもらってシュートを決めたいと。でも足を引きずるな、足を引きずるぐらいなら試合に出てほしくない、とかなり矛盾した回答をされました。私としては、痛みがあるし足を引きずらないという約束は難しいと伝えたのですが、わが子の有終の美を飾る試合で周囲が完璧におぜん立てしないと納得できないようで......。その保護者は「自分の息子が怪我したときは...」と比べてきます。確かに優秀ですが、ケガを押して試合に出続けることが良いこととは思いませんし、美談ではないと思います。また、こういった保護者のマウンティングのようなものにもうんざりです。6年生は引退しますが、4、5年生の保護者にも似たような親御さんがおり、3年生で試合に出ているうちの子に対していい気がしない方もいるようです。私としては試合に出場して嫌な思いをするくらいなら試合も辞退したいくらいです。出場は監督が決めることなので辞退したいと監督にいうべきか迷っています。こんなときどうしたら良いでしょうか。<島沢さんのアドバイス>ご相談のメールありがとうございます。まだ小学3年生なのに6年生の試合に出るなんて、才能のあるお子さんなのでしょう。お母さんとしては誇らしくもあるけれど、3学年飛び級で試合に出る息子さんへのやっかみも感じているようです。私から3つアドバイスさせてください。■ケガの時は監督ではなく医療従事者の判断に従ってひとつめ。「ケガをしたときは迷わず休ませましょう」監督やコーチではなく、ドクターや整骨院の先生など、かかった医療関係者の意見に従ってください。「3年生なのに抜擢してもらっているので頑張りたいという気持ちもあり、その試合に出ました」とありますが、このニュアンスだと抜擢されたため周囲にケガを隠して試合に出たように感じました。一方で、最後に「出場は監督が決めることなので」と書かれているので、監督さんが無理やり出場させたのかもしれません。ただ、監督さんが決めたことにすべて従わなくてはいけないわけではありません。近年、暴力や暴言を用いる指導が問題視されていますが、これらがなかなかなくならないのは保護者が「監督が選択した指導だから」と容認してしまうことも大きな要因のひとつです。■監督の判断がいつも正しい訳ではないよって、「監督さんと対等に付き合いましょう」をふたつめのアドバイスにします。監督さんのすべての言動を疑えと言っているわけではなく、監督さんに対しご自分が感じたことを伝えられる対等な関係性を築きましょう。監督さんがいつも正しい訳ではありません。スポーツの指導現場にはさまざまな課題があることを保護者自身が学び、賢く対応してください。子どもがケガや体調不良で試合に出られないときは、「ケガをしているので今日は休みます」と子ども自身が監督に話すよう促してください。そして、もし万が一、何でも言い合える対等な関係性を築けない監督さんであれば、クラブ(少年団)の代表の方に相談するなりしたほうがいいと思います。■本来の「飛び級」とは。飛び級は試合に勝つための手段ではない三つめ。ここが一番重要です。「自分の力が及ばないことにイライラするのはやめましょう」相談文のなかで、お母さんは「保護者のマウンティングのようなものにもうんざり」「3年生で試合に出ているうちの子に対していい気がしない方もいる」と書かれています。飛び級の本質を理解しているクラブは、選手を飛び級させるときにさまざまな配慮をしています。飛ばせた学年の選手や親に対しチームの方針を説明します。そして、配慮をするクラブは、試合に勝つために飛び級をさせるわけではありません。例えば、3年生のなかでプレーしていても物足らない子どもを上の学年とやらせることで力をつけるといった目的があります。そこを親御さんたちに理解してもらいます。ところが、息子さんが所属しているクラブは恐らくそういった配慮が足らないようです。試合に勝つために息子さんを上の学年の試合に出しているように見受けられます。だから、ケガをしていて足を引きずっていてもそのまま出場させたのでしょう。チームに問題があるのですから、保護者達が混乱するのは当然です。それに、他の親御さんがマウンティングしてくることをお母さんは止められません。■親が子どものプレーを決めて実行することなど不可能さらにいえば、6年生のお母さんとの会話を垣間見る限り、このクラブの保護者の皆さんは子どもを主体に考えていないようです。その親御さんにどうしたいのかと聞くと「あなたの子からパスをもらってシュートを決めたい」と言われたようですが、親がどうしたいかを決めて、子どもにそれを実行させるのでしょうか。どうしたいかは子どもが決めて判断することです。親御さんはただただ見守っていれば良いと思います。プレーするのは子どもですから、親がどんな声がけをしようが、どんな作戦を授けようが、そこに力は及びません。それについては、このコーナーにも質問が多く寄せられます。試合前にどんな言葉がけをしたら、100%の力が出せるか?子どもがサッカーを上手くなるには親は何をしたらいいか?みなさん必死です。ですが、何度も言いますが、親の力は及びません。私たち親の役目は、以下のことだと私は伝えています。適度な睡眠と早寝早起き朝ごはんを定着させる。学校の勉強ときちんと両立しているか目を光らせる。子どもが楽しく伸び伸びサッカーができる環境を与えているかを常に振り返る。たった三つです。ここさえ整えれば、安心安全な環境で本人がどれだけサッカーを好きになるか。小学生時代はその気持ちを育てることをまずは考えましょう。■小学生のうちから痛みを押して試合に出るのは......(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)もちろん、ほかにもできることもたくさんあります。例えば、飛び級で試合に出る息子さんに、チームのためにプレーすることを話してあげる。何のためにサッカーをするかを一緒に話し合う。そんなふうに心に寄り添ってあげてください。加えて、まずはケガをしていたのに、出場を止めずに出してしまったこと、足を引きずるほどの痛みを味わわせてしまったことを息子さんに謝ってはどうでしょうか。成人すれば、痛みと付き合いながらプレーする時期もあるでしょう。ただ、それは今ではありません。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2020年12月23日ちなきちさんのフォロワーさんの体験談を描いています。■前回のあらすじ私たちの前に現れたママ友の夫、過ちを認め一緒に謝罪をしてくれて…何事もなかったように話しかけてくるママ友仲間…。あなたのまわりにいるママ友は、本当のママ友ですか?コミックライター: ちなきち
2020年11月28日ちなきちさんのフォロワーさんの体験談を描いています。■前回のあらすじ好きだった気持ちを踏みにじられ、今でも夫のことを許せないママ友。「誠心誠意詫びて」の言葉に夫が土下座をしようとしたとき…ママ友の夫はすべての過ちを認め、私たちに謝ろうとしてくれました。次回へ続くコミックライター: ちなきち 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年11月27日ちなきちさんのフォロワーさんの体験談を描いています。■前回のあらすじ10年前夫に口説かれ婚約者と別れたのに、夫は別の女性と付き合うことに。そのことを「まだ怒っているか」と聞かれ、ママ友の怒りは爆発し…本当に好きだった気持ちを踏みにじられ、どうしても夫のことを許せないママ友。「誠心誠意詫びて」の言葉に、夫が土下座をしようとしたとき…。次回へ続くコミックライター: ちなきち 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年11月26日ちなきちさんのフォロワーさんの体験談を描いています。■前回のあらすじ夫に気づかれ動揺を隠せないママ友。しかし、夫のひと言に態度が豹変し…当時婚約者がいたママ友を積極的にくどいたにもかかわらず、別の恋人をつくり、何事もなかったかのように距離を置かれた…。そのことを「まだ怒っているか」と聞かれ、ママ友の怒りは爆発しました。次回へ続くコミックライター: ちなきち 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年11月25日ちなきちさんのフォロワーさんの体験談を描いています。■前回のあらすじ過去にあった出来事を話してくれた夫。すべてを清算するため、ママ友と決着をつけることにしました。夫の「ひと言」を聞いて、豹変したママ友。ママ友の中で今もくすぶっている、10年前の出来事とは…。次回へ続くコミックライター: ちなきち 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年11月24日ちなきちさんのフォロワーさんの体験談を描いています。■前回のあらすじ弄ばれ、職まで奪われたと思い込んでいるかもしれないママ友。そこで、私は決心をしました。過去を話してくれた夫。すべてを清算するために、ママ友と決着をつけることに…。次回へ続くコミックライター: ちなきち 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年11月23日ちなきちさんのフォロワーさんの体験談を描いています。■前回のあらすじママ友は夫が働いていた職場の派遣社員でした。おかしいと感じたのは、当時夫が付き合っていた彼女の身のまわりで、異変が起きはじめ…弄ばれ、職まで奪われたと思い込んでいるかもしれないママ友。夫の話を聞いた私はある決心をしました。次回へ続くコミックライター: ちなきち 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年11月22日ちなきちさんのフォロワーさんの体験談を描いています。■前回のあらすじ事情を話してくれたママ友の言葉がとてもうれしかった夜、夫から「あの女性が誰だか分かった」と言われ…ママ友は夫が働いていた職場の派遣社員だったようです。おかしいと感じたのは、当時の付き合っていた彼女の身のまわりで異変が起きはじめたからだといいます。次回へ続くコミックライター: ちなきち 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年11月21日ちなきちさんのフォロワーさんの体験談を描いています。■前回のあらすじ私を見つけたとたん、あからさまに避ける公園のママたち。その理由はあのママ友にあるようで…勇気を出して事情を話してくれた友人、言ってくれた言葉がとてもありがたかった。その夜、夫から「あの女性が誰だか分かった」と言われ…、あの人は誰なのか…、真相に近づいていきます。次回へ続くコミックライター: ちなきち 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年11月20日ちなきちさんのフォロワーさんの体験談を描いています。■前回のあらすじママ友を一方的に責めたことを後悔。ある日訪れた公園にあのママ友はいなかったけれど、別のママ友たちからは冷ややかな視線をあびせられて…あからさまに私を避ける、他のママたち。その理由を、仲良くしていたママ友が教えてくれました。次回へ続くコミックライター: ちなきち 【同じテーマの連載はこちら】 私のママ友付き合い事情 この連載の全話を見る >>
2020年11月19日ちなきちさんのフォロワーさんの体験談を描いています。■前回のあらすじ「証拠はあるの?」と言われ、言葉につまってしまった私。「恨みなんてあるわけない」と言われたけれど、ママ友への不信感が薄れることはなくて…冷静なった瞬間、ママ友を責めてしまったことに後悔が…。ある日、子どもが行きたいというので、あのママ友もよく訪れる公園に行くことに。当のママ友はいなかったけれど、別のママ友たちから、何やら冷ややかな視線を向けられたのです。次回へ続くコミックライター: ちなきち 【同じテーマの連載はこちら】 私のママ友付き合い事情 この連載の全話を見る >>
2020年11月18日前回からのあらすじ(【マウンティング系モンスター】全4回)夫も子どももマウンティングのための道具として使い始めてしまった沙織さん。ある日、子どもに泣きながら習い事を辞めたいと言われて…。夫に「娘を追い込んでいるのはお前だ」と言われてショックを受ける沙織さん。しかしママ友の前では、まだ「幸せなフリ」を続けていたのですが、ある日その嘘の仮面が剥がされるときがやってきたのです。「すてきな街の、すてきなマンションの、すてきな私」を演出し続けた沙織さん。他人を自分より“下”に見る無意味な競争が思いがけず終焉に近づいていました。沙織さんはママ友とのグループから距離を置き、またパートを続けながらフルタイムでの仕事を探し始めたそうです。沙織さんが持ってしまった「ほかのママ友よりも“上”になれたら『すてきな私』になれる」という考え方。これこそ、際限のないマウンティングの根底にあるものです。自分を良く見せたい気持ち…それはよくわかります。しかし、そんな気持ちが出てきた時こそ、モンスターに取りつかれないよう注意しなければなりません。※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ 鈴木し乃 ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA) 【同じテーマの連載はこちら】 私のママ友付き合い事情 この連載の全話を見る >> モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年11月18日ちなきちさんのフォロワーさんの体験談を描いています。■前回のあらすじこれまで感じてきた不信感をぶつけてみたけれど、シラを切るママ友。ワンピースを見せてと言うと…「証拠はあるの?」と言われ、言葉につまってしまった私。「恨みなんてあるわけない」と言われたけれど…、ママ友への不信感が薄れることはありませんでした。次回へ続くコミックライター: ちなきち 【同じテーマの連載はこちら】 私のママ友付き合い事情 この連載の全話を見る >>
2020年11月17日前回からのあらすじ(【マウンティング系モンスター】全4回)国産車では娘が恥ずかしい思いをするから外国車を買おうと夫の秀樹さんを説得する沙織さん。娘を盾に取られて、秀樹さんは次第に言葉を飲み込むようになっていき…。念願の高層マンションに住み、キャリアも私生活も人からうらやましがられている沙織さん。背伸びして演じてきた生活は、やがてほころびを見せ始めます。 住宅ローン返済の足しになるようにとパートを始めた沙織さんですが、そのお給料は「カッコいいキャリアママ」を演じるためのスーツと靴代に消えてしまっていたのです。 そんなある日、同じマンションに住む茉奈ちゃんママに声をかけられたのですが…。「茉奈ちゃんママ、恵里菜に追い付かれたくないからあんなこと言うんだわ」そう思った沙織さん。「幸せなフリ」をする沙織さんは、子どもも「楽しいフリ」をしているとは思いもよらなかったのです…。マウンティングすることに心を乗っ取られた沙織さんは、夫も子どももマウンティングのための道具として使い始めていました。夫は妻の見栄のためにお金をしぼり取られ、子どもはまるで興味のない習い事やイベントに無理やり連れて行かれたり。沙織さんの「幸せなフリ」が家族を不幸にしていったのです。次回に続く※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ 鈴木し乃 ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA) 【同じテーマの連載はこちら】 私のママ友付き合い事情 この連載の全話を見る >> モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年11月17日ちなきちさんのフォロワーさんの体験談を描いています。■前回のあらすじ変わり果てた姿で見つかった結婚指輪。悪質な行為に怒りが止まらない私は、ある人の元へ向かいました…数々の疑惑をぶつけてもしらを切るママ友。さらに確かめるために、ワンピースを見せてくれと言うと…次回へ続くコミックライター: ちなきち 【同じテーマの連載はこちら】 私のママ友付き合い事情 この連載の全話を見る >>
2020年11月16日前回からのあらすじ(【マウンティング系モンスター】全4回)タワマンに住んで恥ずかしい格好はできないと、沙織さんはブランドスーツに身を包みます。そして最大のライバルは、最上階に住む茉奈ちゃんママでした…沙織さんの住むマンションでは、外資系で働いたり、起業していたりするママが多くいます。そんな中でもひと目で上質なものと分かるものを身に付け、働くこととは無縁と思われる茉奈ちゃんママに、沙織さんは闘争心を燃やしていくのですが…。実際には英会話を習わせるだけでも家計的にはいっぱいいっぱいだった沙織さん。しかし、ママ友社会のヒエラルキーの上位に君臨するのに必死になっていきます。遅くに帰宅してきた英樹さんに沙織さんは、さっそくバレエ教室の話を切り出したのですが…。上を見ればきりがない。でも、まだまだ上を目指そうと手を伸ばし続ける沙織さんに、その言葉は通用しませんでした。秀樹さんを説き伏せたいときは、いつも「恵里菜がかわいそう あなたは娘がかわいくないの?」と言い寄る沙織さん。娘を盾に取られて、秀樹さんは次第に言葉を飲み込むようになっていったのです。 しかし沙織さんの度を超えた虚栄心は危険水域まで達しようとしていました…。次回に続く※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ 鈴木し乃 ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA) 【同じテーマの連載はこちら】 私のママ友付き合い事情 この連載の全話を見る >> モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年11月16日