女の友情なんてハムより薄い。そんなふうに揶揄されることもしばしばありますが、実際のところみなさんはどう思いますか?私は女の友情というのは時期やタイミングによって、希薄になったり、濃厚になったりするものだと考えています。とくに女の友情が希薄になるときは、さまざまなライフスタイルの変化が大きな要因となっているのではないでしょうか。そこで今回はライフステージによって関係を一度、見直した方が良いと判断した友人たちのエピソードをご紹介いたします。「もー勘弁して!」新婚さんのウエディングハイ【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 140「学生時代からの友達がこの度、結婚しました。間もなく30歳という順調なタイミングでの結婚もあってとにかく何を語るにしてもお花畑って感じ。ご主人にどうプロポーズされた、ハネムーンはどこにしようかなど結婚の話が9割っていう状況が続いて、さすがにこちらも引いてしまったんですよね。そんな私と彼女の間にある温度差を彼女も感じたのか、最終的に『〇〇ちゃんも絶対、結婚したほうが良いよ~!高望みばかりしてない? 大丈夫?』とウエディングハイからの心配からの、マウンティングという3コンボ。毎度こんな感じなので自然と疎遠になってしまいました」(29歳 ・ 自営業)「そうじゃないんだけど……」独身友達のズレた感覚「 あれは既婚者のミカと独身のマリエと私の3人での夕食会の時でした。いつもオシャレなミカは常に完璧な存在で、私がふいに『ミカっていつもちゃんとしてるよね』と褒めたんです。するとミカは『いやー、家に帰ったらすっぴんでジャージでウロウロしてるよ〜』と笑いながら自分の私生活をあけっぴろげに話してくれました。そんな彼女の気さくさに私は好感を覚えたのですが、マリエは『やだ、みっともない!ていうか、そんな格好ばっかしてると浮気されちゃうよー。女は身だしなみに気をつけないと』と非難し始めました。もちろん、その場の空気が凍りましたよ。でも、帰る家が同じ以上、多少の人間らしさが出てくるのは仕方のないことだし、それくらいで愛想をつかされない相手を選んだんだと私は思いますけどね。このことがずっとモヤモヤしててマリエに会うのが気まずいです」(30歳・主婦)出世がキッカケで生まれたママ友との亀裂「とくに結婚願望のない私。この年まで結婚しない代わりと言ってはなんですが、バリバリ働いたおかげで今は割と良いポジションについて働いています。しかし、出世した去年以降これまでずっと仲良くしていた既婚者で一児の母である友人と最近うまくいってません。何かというと『そんなに仕事ばっかりして将来どうするの?』『早くあなたと一緒に子どものこととか、夫とのこととかそういう話がしたい』と言われるようになりました。私自身は、結婚するつもりはないと言っているのですが、心のどこかで友人は自分と同じ目線で人生を歩んで欲しいと思っていたのか、想像以上にあたりが強かったのに驚きました」(35歳・営業マネージャー)亀裂が深くなる前に距離をおくのも1つの策かつては同年代・同世代で横並びだったみんなも、それぞれのキャリアを築き、それぞれのライフスタイルを謳歌しています。でも、私たち女性ってなぜか仲の良い友達と“一緒の悩みを共有したい”という気持ちが強いのですよね。だから、ある日急にそこから友達が抜けてしまうと寂しい気持ちや羨ましい気持ちが大きくなって、知らず知らずにマウンティングを取ってしまうのかもしれません。どう頑張っても価値観の違いが大きくなりすぎて今はわかり合えないと思った場合は、あえて一定の距離をおいてみることも大切。アラサー世代は変化しやすい環境なので無理をせず、今の感情で楽しいと思える交友関係を大事にしていきましょう。
2018年12月15日独身のときは周囲から「サバサバしているね」と言われていたし、自分でもあっけらかんとした性格だと思っていた。なのに結婚して子どもができてから、周囲と比べてしまうようになった……という人は少なくないようです。ママ友から敬遠されるだけではなく、自分自身も心が狭くなった気がして苦しくなりますよね。そこで今回は「ママ友についマウンティングをしてしまうときの対処法」についてご紹介します。1. 満たされない理由を解いてみるマウンティングをしてしまう理由って、基本的に相手に何か非があるわけじゃなく、自分が満たされていない場合がほとんど。まずはその「満たされない何か」を他人に向けるのではなく、しっかりと自分の中で考えてみましょう。夫婦仲がうまくいっていないからなのか、それとも子育てに疲れを感じてしまっているからなのか……。原因がわかれば対処法も見えてくるので、少しずつ心のゆとりを取り戻せるかもしれません。2. よその子と比べても仕方がない!特に子どもができると、「良い学校に行けるように、いまから勉強をさせよう!」「将来は○○になってほしいな~」など、期待が膨らみます。でもそんな期待に反して、よその家の子のほうがデキが良かったりすると、少なからず嫉妬心が生まれてしまいます。そうするとチクリと嫌味を言いたくなってしまうことも……。でもいくらよその家の子と比べたって、やっぱり一番かわいいのは我が子ですよね。子どもたちはこれからイヤでも試験や運動、就活などなど……、他人と競うことになり、時には挫折を味わいます。だからこそ親くらいは、相対評価ではなく絶対評価で、子どもを見てあげるべきではないでしょうか。3. ママ友の種類を変えてみようたとえば同性同士を育児していると、共有でできる情報もたくさんあるでしょう。でもだからこそ、無意識に競ってしまう面もあるもの。ここは男の子を育児するママなら女の子を育児しているママと、もしくは女の子を育児しているママなら男の子を育児するママと仲良くするのも方法です。そうすれば自然とライバル視する気持ちも消えて、マウンティング欲もなくなるかもしれません。人間なのですから、たまには心の中で「負けたくないなぁ……」などと思うこともあるでしょう。でもそれをマウンティングとして、全面に出すのは良くありません。子どもにも影響が出てくる可能性があるので、すぐにでも対策を考えてくださいね。written by 和
2018年09月18日変わりたいけれど変われない、つい人と接しているときにマウントをとってしまう癖のある女性がいます。相手より自分が上だとアピールするマウンティング女性は、周囲から厄介扱いされていることも多いです。自覚があるのに治せないのは、治す方法を知らないからかもしれません。できることから変えて、マウント女を卒業しましょう!・他人と比較しない嫉妬心はマウントをとるきっかけになることが多いです。自分だって負けてない!と思いながら勝手に口からきつい言葉が飛び出していませんか? まずは自分と他人を比べて優劣をつけるのをやめましょう。口に出して言うのは簡単ですが、これがなかなか難しいんですよね。気が付くと他人と比較する癖のある人は「今比較しているな」と冷静に自分の気持ちを分析してみてください。どうして比較するのか?比較して意味があるのか?よくよく考えてみれば、他人との比較がプラスになることはほとんどないことがわかります。他人と比較している自分に気づいたときは「人は人、自分は自分」と言い聞かせることから始めましょう。口に出して言うとより効果的です。言葉のパワーで自然とあなたの内面もマウントをとるような女性ではなくなるでしょう。・マウントしそうな前に数字を頭の中で数える相手の自慢話や順風満帆な話を聞くと、「私だって!」とつい言葉や態度に出てしまうのがマウント女性の癖です。マウントしてやりたい!という気持ちが心の奥でのぞいてきた時には、数字を頭の中で数えてみてください。要するに感情から意識をそらすのです。これが意外と効果的なんです。10秒も数えていると、マウントしたい気持ちはしぼんで、素直に「すごいね、頑張ってるね!」と笑顔で言えることも増えますよ。どうしようもならない気持ちから意識をそらすことで、本来の「マウント女を卒業したい」と願っている姿に戻れるのです。むくむくとマウント意欲が湧いたときは、頭の中で「1.2.3.…」と数える癖をつけましょう。人間関係が今よりずっと良くなって、周囲とのコミュニケーションも楽しめるあなたに変われるはずです。マウント女を卒業するには自分との戦いを地道に続けていくしかありません。しかし、その先には自分への自信とストレスフリーな毎日が待っています。諦めずゆっくりと変わっていきましょう。
2018年08月21日結婚して子どもを生み、家庭を守ることこそ女の幸せ。そんな私こそが勝ち組…。 前回 は、ちょっと旧式の価値観を振りかざし、友人相手にマウンティングに走る小百合さんのエピソードをご紹介しました。小百合さんは夫と話す時も、「イヤな女」丸出しです。このまま彼女の態度が変わらない限り、夫は結婚相手に幻滅感を抱き、将来はおそろしい展開になるでしょう…。マウンティング妻になってしまっては、夫の愛も急速に冷めていくことは時間の問題。あなたの中にも「マウンティング系モンスター」の芽がないか、チェックテストで確認しましょう。■「マウンティング系モンスター 勝ち組はワタシ」度チェックここでは、あなたの「マウンティング系モンスター 勝ち組はワタシ」度をチェックしてみましょう。以下の質問で、〇はいくつありますか?1. 子どもの頃から順位にこだわるほうだった。2. 子どもの頃、ライバルと思える女子がいた。3. ブランド品、限定もの、レア物を5点以上持っている。4. 自分のやり方が正しいと思うと、ほかの人が言うやり方は受け入れられない。5. メディアにアップされる同世代女性のブログやSNSを週3回以上見てしまう。6.嘘をついて自分を大きく見せる時がある。 7. 芸能人、ハリウッドセレブ記事やワイドショーが好き。8.家族や友人に、自分の正当性をムキになって主張してしまう時がある。9. 自分と違う価値観を持った人は、幸せにはなれないないと決めつける。10. 自分の幸せの尺度を決めていて、点数が低くなりそうだと夫を責める。 ■あなたの「勝ち組はワタシ」度は何レベル? 「モンスターワイフ」判定結果「マウンティング系モンスター 勝ち組はワタシ」度をチェックする質問に、あなたはいくつ〇がありましたか? 下の判定結果と照らし合わせて、自分のモンスターワイフ度を確認しましょう。○の数が3個以上6個未満は、勝ち組はワタシ度「C」(友だちが減り始め、夫の視線も冷たくなり始めていませんか?)○の数が6個以上8個未満は、勝ち組はワタシ度「B」(自分の実生活や気持ちより、他人と張り合うことに重きを置くあなたに、夫はゲンナリしています)○の数が8個以上は、勝ち組はワタシ度「A」(人をけなして自己満足にひたる「イヤな女」になっています。夫の心も離れる一方です)「女性は25歳までに結婚して、30歳前に子どもを」と真剣に考える人が大多数だった時代は、もはや終わりました。女性のライフスタイルは、どんどん多様化しています。結婚や妊娠を機に家庭に入る選択をする女性もいれば、バリバリ働き社会で大活躍する女性もいます。結婚しない、結婚はしても子どもは持たないなど、女性の選択もいろいろ増えてきました。社会も多様化を認めようとする風潮になってきているのです。ところが、自分の人生に満足できていないと、そうも言ってはいられません。女性は同性に負けたくない生き物ですし、見栄を張ってしまいがちなところもあります。自分が満たされていない、幸せを感じられない時に、自分と違った人生を歩んでいる女性がとても輝いて見えたら…うらやんだり妬んだりという感情が生まれます。「私だって頑張って幸せになるわ」と思えれば、何も問題はありません。ところが、不満や不幸に心を蝕まれている場合そうはいきません。自分の境遇を他人と比べて卑屈になったり、あるいは「ほかの人たちは間違っている。自分の人生こそ正しい」「自分のほうが上!」と、ムキになって他人と張り合おうとします。マウンティングによって、自分の人生、自分の選択の正当性や優位性を誇示して、自分の言うことにうなずいてくれる家来的な人を作りたくもなります。マウンティング妻は他人と比べ、他人を否定することで、「自分のほうが上」だと証明したいのです。人の暮らしぶりをスパイのようにうかがい、あれこれケチをつける妻の姿は決して美しいものではなく、夫の心は離れていきます。しかも、最近ではSNSにより、簡単に他人の生活をのぞき見ることができます。自分の生活そっちのけで長時間スマホとにらめっこし、他人の生活を監視してはダメ出しを続ける妻…夫にとっては、まさに理解不能のモンスターワイフです。自分の結婚生活に満足している幸せ妻になれば、他人の暮らしぶりなど、いい意味でどうでもよくなるものです。もしも今、あなたが結婚生活に不満を抱いているとしたら、他人を相手にマウンティングなどしている場合ではありません。自分の人生や自分の抱える問題に向き合ってみてください。「足るを知る」のがマウンティング感情を切り捨てるコツです。
2018年05月27日夫の愛が冷めてゆく…それは、妻にモンスターワイフの影が見えるから…。拙著『モンスターワイフ―幸せなふりはもうしない』が出版されてから10年。この間に、私たちを取り巻く環境は大きく変化しました。女性が一線で働くようになり、寿退社の激減、そして年収格差もろもろ。それにともない、より複雑かつ強力な『新型モンスターワイフ』まさにモンスターワイフ2.0が増殖中です。誰でも陥りそうな不安定な結婚生活から現れ始めた新型モンスターワイフは、急激な社会の変化による犠牲者といえるかもしれません。目まぐるしく変化する現代社会の中で、気付けば自分もモンスターワイフと化していた…そんなことはありませんか?■一番幸せなのは絶対にワタシ! 新型マウンティング妻、現る「マウンティング系モンスター 勝ち組はワタシ」代表:小百合(仮名)31歳の場合「亜美、ニューヨーク赴任決定おめでとう!」久しぶりに集まった4人組は、汐留のイタリアンレストランで乾杯した。大学時代、いつも一緒だった4人。それが今では、バラバラの世界に散らばっている。ちゃんと結婚して子どもを2人生み、正統派の女の幸せをつかんでいるのは私だけ…小百合はワイングラスを片手に、しみじみと感慨にひたった。「ありがとう」パリッとしたスーツに身を包んだ亜美は、祝福に笑顔で応える。大手銀行に就職し、海外勤務を志望していた彼女は、とても幸せそうだ。「さすが、亜美」「ニューヨーク、遊びに行きたいな!」はしゃぐ2人を横目に見ながら、刺々しい声で小百合は言い放った。「でも、3年は向こうにいなくちゃいけないんでしょ? 戻ってきたら高齢出産のお年頃よ…結婚は? ちゃんと考えてる?」「うーん、今は仕事がすごく楽しいから、仕事優先かなぁ」スッキリとセットされたセミロングの髪に手をやりながら、亜美が曖昧な笑みを浮かべて答える。そして話題を変えるように言った。「そうそう、直美、テーブルマナー講座始めるんだって?」直美は結婚後、仕事を辞めて夫のイギリス赴任に同行していた。イギリス滞在中にテーブルマナーを学び、帰国後、日本でも資格を取ったという。「そうなの。今は準備で大忙し」大忙し、と言いながらも、直美からは優雅な余裕が漂っている。直美の質のいい素材のブラウスをにらみながら小百合は思う。幾何学模様のスカートはイタリア製か…頭の中のブランド辞典がパラパラめくれる。テーブルマナー講座? 子どものいないヒマな主婦による、ヒマな主婦のための講座でしょ。こっちは2人も子どもを育ててるのよ。そんなヒマつぶしで「大忙し」だなんて、笑っちゃう。本音がにじみ出ないよう注意しながら、小百合は言った。「直美、せっかく大企業に就職したのに、旦那さんの赴任で辞めちゃって、惜しいことしたよね。イギリスでは働けないから、その間に出産ってプランかなと思ってたんだけど…そっか、マナー講座かぁ」直美も亜美と同様、微妙な表情を浮かべながらも、おっとりと答えた。「そうね、そういう考え方もあったかも…。でも向こうで学んだことを生かしてみたいと思って」小百合はなおも何か言い出そうとしたが、恵美子が直美に助け舟を出した。「マナー講座、楽しそう! 私も最近、習い事を始めたんだ。ほら、ジェルネイル」屈託なくそう言うと、縦ロールが揺れる長い髪を耳にかけながら、ピンク色に輝く指先をヒラヒラしてみせる。小百合は呆気にとられた。ネイル? 結婚して家事をするようになったら、ましてや子どもでも生まれたら、ゆっくりハンドクリームを塗る時間すらないんだから!「恵美子は昔からオシャレだったもんねー。でもさ、今は実家暮らしだからいいけど、結婚して家事をするようになったり、子どもが生まれたりしたら、爪なんて伸ばせないよ」誰も反論できない正論を突きつけたつもりだった。ところが恵美子の反応は、小百合が予想していなかったものだった。「だったら私、結婚も出産もまだ先でいいやー。やってみたいこと、まだ山ほどあるし。服とか髪とかネイルとか、自分の好きなように選べないのって、辛くない?」小百合は全身がカッと熱くなるのを感じた。好きなようにファッションを選べない…。恵美子、私がダサいって言いたいわけ? 確かに青山の美容院には長いこと行けていない。服もずっと動きやすさ重視のものばかり選んできたけど…。でも、バリキャリの亜美や、子どものいない有閑マダムの直美、ファッション誌から飛び出してきたようなOLの恵美子たちと比べられてはたまらない。私は主婦業にママ業と、フル稼働してるんだもの。そしてそれこそ、女の真の幸せでしょ?「全然、辛くなんかないよ。子どもは宝物だし、子どもたちと過ごす時間が一番幸せよ!」■浅ましいマウンティング妻に夫も友人もウンザリ■特別、趣味や特技もなく、大学卒業後は小さな会社に就職し、そこで出会った夫と結婚。2人の子どもが生まれ、大忙しの毎日を送っていた。夫の仕事は忙しいわりに、お給料が良いとは言い難い。けれども、それを理由に、夫は家事や育児に消極的だ。小百合は家で孤軍奮闘。いわゆるワンオペ育児で、正直、辛い。それが小百合の人生だった。だけど、自分で自分をあわれんでしまったら、それこそ救いがない気がする。だから「結婚、出産、育児に専念」という昔ながらの女性の生き方こそ、女の真の幸せなのだと自分に言い聞かせてきたのだ。しかし、そのジレンマで小百合はどんどん「イヤな女」になっていった。久しぶりに女友だちと会った後は、嫉妬丸出しの愚痴をぶつけた。「亜美ってば海外赴任だって。帰って来てから婚活始めて、手遅れにならなきゃいいけど」「直美は講師を始めるとか…。20代のうちに子作りすればいいのにね」「恵美子なんて、まだ独身でネイルがどうとか言ってるのよ。ちゃんと将来のこと考えてるのかしら」お前はお節介な親戚のおばちゃんか? どうして人のことばっかり、あれこれ言いたがるんだ? 夫からすれば、小百合が友人たちを妬んでいるようにしか見えない。そこには、かつて愛した妻ではなく、トゲのある言葉しか吐かない、うっとうしい、浅ましい女がいるだけだった。「こんなやつだったかなあ…」自信のなさの裏返しなのか、マウンティングに走り周囲を見下すことによって、自分の生き方こそ幸せ、自分こそが勝ち組だと思い込もうとして、イヤな言葉やオーラを周囲にまき散らしている小百合さん。この「イヤな女」むき出しの姿は、女友だちから引かれるだけではなく、夫の心も遠ざけていました。次回は、あなたの中にも潜んでいるかも知れないマウンティング系モンスター度を調べてみませんか? チェックテストをぜひお試しください。
2018年05月26日女性は他人と自分を比べて格付けし合う習性を持っていると言われていますが、それは時に周りの人間を巻き込みイヤな気分にさせることがあります。その場ではマウンティングされていると気付かなくても、後になってモヤモヤしたり、疲れたと感じたりすることも……。特に女性の多い職場やママ友の集まる場では日常的にマウンティングが行われる、なんてこともあるようです。では、そんな厄介なマウンティングをしてくる女性に対してどのような対処をすれば良いのでしょうか。マウンティングされた経験を持つ女性たちにお話を聞いてみました。●(1)気付かないふりで聞き流す『まともに受けてたらイライラムカムカして精神衛生上よくないので、マウンティング発言に気付かないふりをして聞き流すのが一番。天然なふりをして、「そうなんだー、へぇー」「そっかそっか〜」と気のない返事ばかりしてニコニコ していたら、そのうち私にマウンティングしてもつまらないと思ったのか、されなくなりました』(30代女性/会社員)マウンティングされてもひたすらスルー、という方法です。同じ土俵に立って張り合っても疲れるだけなので、相手の挑発には乗らず、のらりくらりとかわしましょう。打っても響かないとわかれば、相手も「この人にマウンティングしても無駄だ」と気付き、去っていくはずです。相手の言動に振り回されないよう心を“無”にして相槌に徹し、余計な言葉を発しないようにしましょう。●(2)自分のプライベートな情報は提供しない『幼稚園のママ友にマウンティングのすごい人がいるんですが、情報通で、いろんなママの家庭の状況を把握しているんですよね。誰がどこへ旅行に行ったなんて情報はもちろん、旦那さんの仕事とか年収とか、出身大学までバレてるママも。そういった個人情報って、どこから漏れるかわからないので、私はもうSNSをやめました。それに、知られたくないプライベートなことは誰にもしゃべらない ようにしています』(20代女性/専業主婦)噂好きな人や、やたらと他人の家のことを知りたがる人っていますよね。そういう人の耳に情報が入ったら最後。自分より上だと判断した人の悪口を言ったり、自分より下だと思う人にマウンティングしたりといった厄介なことをしかねません。そういったターゲットにならないためにも、秘密主義を貫くのが正解です。たとえば、ご主人の仕事や会社を聞かれても、「ひみつ」と言って笑ったり、「うちなんか大したことないから、言うまでもないよー」と返したり。自分から個人情報を提供しないように注意しましょう。●(3)ほめてあげる『彼氏がイケメンでお金持ちとか、一流企業に勤めてるとか自慢してくる友達には、「すごいね!そんな彼に見初められるなんて、○○ちゃんが魅力的だからだよ」と言ってほめてあげています。たぶん、私を含めて周りの友達がみんな結婚してしまったので、独身である自分に劣等感があってそういう発言をしてきている んだと思うので……。最初は自慢がウザいなと思ってましたが、なんかだんだんかわいそうだなと思ってきて』(30代女性/パート)マウンティングするのは自分に劣等感がある証拠だとも言われています。そのため、自分に自信が持てればむやみにマウンティングすることもなくなるかもしれません。そこで、相手を徹底的にほめて認めてあげるという手もオススメです。「マウンティングなんかしなくても、あなたの良さはちゃんとわかってるよ」ということを暗に伝えてあげましょう。----------マウンティングしてくる女性の多くは、周りの人たちを羨ましいと思っていたり、劣等感を抱えていたりするようです。そのため、人一倍認められたいという欲求が強いのでしょう。マウンティングにマウンティングで反撃してもややこしくなって余計に相手の闘争心に火をつけてしまうだけ。ここはひとつ、マウンティングされた側は大人になって、一歩引いた視点で対応してあげることが有効です。マウンティングに困っている方は、ご紹介した対処法を参考に、自分が一番疲れない方法を試してみてくださいね。●文/パピマミ編集部●モデル/SAYA
2017年09月03日今回は「自分が玉の輿婚をした」「素敵な彼氏との交際が順調で幸せだ」などと自慢話ばかりしてくる女友達に、イラっと…。「あなたよりも私が幸せ」「私のほうが、社会的立場が上」と、相手を低くみて相手に対し自分の優位性を示したがる女性のことを、マウンティング女子と言います。今回は、ストレスの原因ともなるマウンティング女子の交わし方についてご紹介します。完全に無視!自分の優位性をアピールしたがるマウンティング女子たちは、自慢話をすることで、あなたに「羨ましいな」「いいな」「それに比べて私は独身で彼氏もいないし惨めだな」と思ってもらうことが快感なのです。ですから、マウンティング女子たちにいちばん堪える対処法は「無視」です。女性はちょっとした顔の表情や仕草にも敏感ですので、決してひきつった表情や、悔しそうな顔をしてはいけません。すずしい顔をして、右から左に受け流しましょう。やせ我慢をしていると思われるのもくやしいので、ニコニコしながら聞き流すのが良いでしょう。相手が自慢話を繰り広げているときに、電話がかかってきたふりをして「ちょっとごめんね」と席をはずしてもいいでしょう。本来こういう行為は失礼かもしれませんが、あえて失礼な態度を示すことで、相手に「あなたの話は優先度が低い」と思わせましょう。とにかく、マウンティング女子の話に、まったく興味がない、心が動かされる部分がないという態度を取ることが重要です。「そうだね」「すごいね」と聞いてあげる上記の「無視」とは対照的ですが、マウンティング女子の目的は「悔しがらせること」といっても過言ではありません。ですから、自慢話が始まったら、おおげさなくらいに「へ~いいなあ!」「すごいね」「あなたは本当にすごいね」「そのとおりだね!」と肯定的な相槌やリアクションをとってみましょう。素直でポジティブな反応を続けることで、相手は「この人悔しくないのかな」「ジェラシーを感じないのかな」と感じ、あなたに対して自慢話をすることがつまらなくなってくるでしょう。ここで注意しなければならないのは「いいなあ」「すごいね」のあとに「私なんて~~だよ」などと自分を卑下する言葉を言わないこと。こういう「あなたに比べて私は幸せ度が低いです」ということを認めてしまうと、相手が喜んでしまい、あなたをマウンティングのターゲットとし続けることになってしまいますよ。相手にはっきり不快感を伝え、避けるあなたに対して、マウンティングしてくる女友達なんて、所詮あなたのことを「自分より下」に見ている失礼な人。いろいろ気を使って友達でい続ける必要はないですよね。ですから、はっきりと「それ私に対する嫌味だよね。ちょっと不快だわ」と言ってもいいでしょう。また、関わる機会を減らせば嫌な思いをすることも減るはずですので、マウンティング女子がくる飲み会には出ないなど、自分から距離をおくことも大切です。マウンティング女子こそ寂しい女本来、自分が幸せかどうかは自分の心がきめるものであって、誰かと比べて「私はこの人よりも幸せ」と確認しないと分からないようなものではないはず。自分より低い立場にいる(と思っている)相手を見つけて、自慢や嫌味を言うことでしか自分の優位性を確認できないなんて、マウンティング女子こそ人として劣っていて、寂しい女なのではないでしょうか。こんなマウンティング女子に屈せず、あなたはあなたの幸せを見つけて、充実した日々を過ごしましょうね!
2017年08月17日女同士の友情は複雑。昨日まで仲良しこよしでいても、どちらかが幸せな道へと進むと相手は嫉妬するものです。もし「親友だよ」と言いながらマウンティングの被害に遭っているなら、極力関わらないこと!今回は、マウンティングしてくる友達への対処法をご紹介いたします。1.気づかれない範囲で”距離を置く”マウンティングする女性の心理としては、おそらくどこか自分自身に自信を持てないんでしょう。だからこそ、自分よりも成功している、あるいは幸せな日々を過ごしているあなたよりも自分は幸せなんだ、充実しているんだと言い聞かせるように、あなたが話したことを否定してくるはずです。もし、どうしても波長が合わなくなってきているなら、気づかれない範囲で距離を置きましょう。あからさまに距離を置くと、どんな風に周りに悪口を吹き込むか分かりません。あくまでも相手に気づかれない程度に、そっと会う頻度を下げましょう。仮に定期的にお誘いが来ても、とにかく忙しいアピールをして、会う時間がないことを強調すれば、彼女も薄々気づいてお誘いはしてこなくなるでしょう。2.”自慢話”はしないどんな友人の前でもマウンティングをする女性なら、余計な話は一切しないほうが安全。自信がなくて必死になって自分をアピールするくらいですから「そろそろ結婚が決まりそうで」「彼と○年目に入ったんだ」と、少しでも幸せ自慢をすれば「私もね…」と、まったく話を聞くことなく、相手も競うように自分の話をするでしょう。マウンティング女子とうまく付き合っていきたいなら、最初から自慢話はしない、と自分の中でルールを決めておくといいかもしれません。3.”聞き役”に回るマウンティング女子は、あくまでも自分が主役でいたいんでしょう。カフェで集う女性たちを見ても分かるように、必ず話題の中心、リーダーとなる人が必ずいて、残りの数人はリーダーの話を聞いているだけのはずです。マウンティング女子の被害に遭いたくないなら、聞き役に回るのが一番。職場の上司や先輩をおだてるのと同じで、ご機嫌を伺いながら、話を引き出せてあげれば、とりあえず仲間外れに遭うこともなくなるでしょう。自分の話はせず、とにかく彼女の話を聞いてあげて♪4.”フェードアウト”する距離を置くというよりも、彼女との関係を断ち切りたいと思っているなら、少しずつ会う回数を減らしていわゆる「疎遠」状態にもっていきましょう。マウンティング女子と関わっていても、心神喪失の原因になるだけ。いつの間にか悪口を広められていたり、仲間外れにされていたりと、マウンティングだけで終わらず、人間関係のトラブルへと発展するケースも珍しくありません。彼女の被害に遭う前に、思い切って関係を断ち切りましょう。あくまでも、曖昧に終わらせる方法をとるといいかも。「私はもう付き合いません」という宣言をすると、かえってややこしい状態に。いかがでしたか?他人に対してマウンティングをするほどですから本人はコンプレックスのかたまりのはず。いつまでも親友ごっこをしていないで、そろそろ「悪友」との関係は断ち切っておきましょう♪
2017年05月08日子ども同士のケンカの原因はさまざまですが、親のふとした発言がきっかけになることもありえます。子ども同士のけんかに発達したり、さらに意図せずしていじめっこにしないためにも、気をつけたいフレーズを実例とともに紹介します。■教材費タダでうらやましい「子どもとスーパーへ行ったとき、たまたまママ友Cさんに会いました。野菜が高くて大変よね、という話から家計が厳しいなど、よくある世間話に。そのときに『母子家庭は教材費とかタダでうらやましいわ~』なんて不用意な発言をしてしまって…。それを子どもが聞いていて、Cさんの子に『お金がかからなくていいね』と言っちゃったらしいんです。先生から聞いて、相手の家へ謝りに行きました」(31歳・小学1年生のママ)子どもは言葉の意味もわからずに、ただ聞いたことをストレートに伝えてしまうことがあります。しかし、それで誰かを傷つけてしまうのは避けたいですよね。さらにママ自身もその言葉に悪気がなかったとしても、相手を不快にさせ、さらに偏見を持っていると、とらえられるかもしれません。さいわい、このことはいじめには発展しなかったそうです。でも、私の友だちのシングルマザーも同様の経験をしたことがあるそう。そのときは子どもがからかわれてしまい、「つらい思いをさせてしまった」と悲しげに話してくれました。■あのマンション、お金持ちばかりでしょ「近所に大きな新築マンションができたとき、ママ友とも話題になりました。チラシによれば設備も最新で、高収入じゃないと住めないような価格。お茶会でも『あのマンション、かなり高級だからお金持ちばかりでしょ』なんて、うらやましがっていました。それを聞いた息子が、学校で『Aくんはお金持ちなんだよ!』と言いふらしたそうです。そのひと言でクラスの中でちょっとした騒ぎに。息子のクラスに、そのマンションへ引っ越してきた子がいたなんて知りませんでした」(32歳・小学4年生のママ)今回のケースでは、「お金持ちなのに、普通の鉛筆なんか使ってる~」とからかわれたり、「こんな遊びはお金持ちにはつまらないでしょ」と避けられたりしたそうです。テレビや雑誌などで豪邸を見れば「あんな家に住みたい」、セレブの生活を見て「お金があってうらやましい」と思う…。それは不思議なことではないのですが、お金持ちといわれることをよろこばない人もいます。また、子どもにとってはからかうネタにもなりやすいので気をつけましょう。■寂しいだろうから、うちに来るようにいったら?「息子の友だちFくんのママは看護師さん。夜勤のときは、パパが帰るまでひとりで過ごすこともあるそうです。とてもいい子だし、ひとりはかわいそうだと思って、『ママが働いているとFくんは寂しいだろうからうちに来るようにいったら?』といいました。私は専業主婦で家にいるし、息子の遊び相手にもなるからいいかな、と思って。でも、息子はその子のことを『寂しい子=暗い』と勘違いしてしまったんです。しばらくその子がうちに来ないので聞いてみたら、『暗い子と一緒に遊ぶのはつまらない』と言い出して…。余計なことを言わなければよかったと後悔しました」(36歳・小学3年生のママ)小さな子がひとりで留守番していると聞けば、同じママとして「できることをしてあげたい」と思うかもしれません。一見、親切そうにみえるけれど、子どもに変な先入観を植え付けることになりかねません。ましてや相手方にも事情があること。本当に助けになりたいと思うときには、相手から依頼されたときに親同士だけで話し合うほうがいいでしょう。どれも悪気もなく発しられたフレーズかもしれません。でも、子どもには意図しない形で伝わってしまうこともあります。またママの心の中にある、ねたみ、マウンティングといったブラックな感情を子どもが敏感に察することも。親の会話を子どもは意外と聞いているものです。ママ自身が持つ偏見は、子どもに連鎖しているかもしれません。自分の子どもをいじめっこにしないために、子ども同士の友情を壊してしまわないために、十分注意しましょう。そして同時に、自分の心の中にあるブラックな感情の正体をつきとめて、できれば退治してあげてくださいね。
2017年04月19日“女性は笑顔で殴り合う”。よく言われる言葉ですが、女性同士のマウンティングの様子がうまく表現されていますね。おそらく古代から女性同士によるマウンティングはあったことと思いますが、とくに現代は“マウンティング戦国時代 ”と言っても過言ではありません。リアルでもSNSでも日々マウンティングに勤しんでいる女性は大勢います。ネット上ではそういう“マウンティング女子”を軽蔑することでさらにマウンティングする女性たち が激増していますが、本人たちに自分の行為がマウンティングになっているという自覚はないようです。しかし、胸に手を当ててみてください。普段はマウンティング女子を蔑んでいるあなたも、過去に一度や二度はマウンティングしてしまったことがあるでしょう。おそらく例外はないはずです。そこで今回は、周囲の女性たちに“ついやってしまったマウンティングエピソード”について聞いてみました!●ついやってしまったマウンティングエピソード●(1)ママ友のマウンティングがウザすぎて……『ママ友の一人に、自分の金持ちぶりをめちゃめちゃ自慢してくるマウンティングママがいたのですが、ある日あまりにもウザいので、「私の旦那年収○万円なの〜」とニヤニヤしているママ友に「うちは○万円だよ」とさらに上の金額を突きつけてやった ことがある。今思い返すとかなり大人げなかったと思います……』(32歳女性/専業主婦)これは大人げない笑!でも露骨にマウンティングしてくる人を黙らせるには、さらにその上からマウンティングしてしまうのが楽だったりするんですよね……。マウンティングをかわすには、同じ土俵に立たないことが一番ですが、若いときにはなかなかそれが難しいものです。●(2)知らない間にマウンティングになってた『当時は自分がマウンティングしてるなんて全然気づかなかったんだけど、周囲からの質問に「両親は病院経営してる」とか「旦那は○○(某大手企業)で働いてる」とか正直に返してたら、ある日仲のよい友達から「感じ悪いよ」って言われてそこで気づいた。事実をそのまま言うだけでもマウンティングになる らしいです』(27歳女性/専業主婦)うーん……これは難しいですね。悪意がなくてもマウンティングとみなされてしまうケースはたしかによくありますよね。自分に劣等感を抱かせる発言をした人に手当たり次第「マウンティングだ!マウンティングだ!」と叫ぶ人もいますからね。女性同士の間では高すぎるスペックを持つ人は嫌われる傾向にありますから、なるべくあやふやにして流すようにしたいですね。●(3)深刻な話をさえぎって……『友達からストーカーの相談を受けてたんだけど、なぜか私はその話を遮って「私も言いよってくる男多くてさ〜」とマウンティングしてしまいました。友達は深刻だったろうに…… つまらないプライドできちんと向き合わなかったことに後悔です』(36歳女性/1児のママ)端から聞く分には「あり得ない」と断罪できてしまう話ですが、自分の容姿に全く自信が持てず、長年恋人もいないような状況 のなかで「この前知らない男に急に好きっていわれてさ……」なんて話をされたら、冷静でいられるでしょうか。おそらくこの女性のようにマウンティングし返してしまう人もいると思います。ダメだと分かっていてもマウンティングしてしまう。そんな状況ってあるんですよね……。----------いかがでしたか?生きていればマウンティングの一つや二つはしたくなってしまうものです。とくに若いうちにやらかしてしまった人が多いようですね。マウンティングは何も生みません。たとえ相手からウザいマウンティング攻撃を受けたとしても、さらっと流せるような心の余裕をもっておきたいですね。●文/パピマミ編集部
2016年09月04日みなさんは、マウンティングをされたことがありますか?これは、相手よりも自分の方が上だとアピールする行為のこと。されると、ちょっとイラッとしますよね。『ガールズスタイルLABO』の調査によると、マウンティングされた経験がある女性は51.6%。つまり2人に1人は経験しているということ。恐ろしい時代になりましたね……。また54.1%が、女性同士のコミュニケーションで怖い思いをしたことがあると回答したのだとか。女友だちやママ友、職場など、さまざまな場所にマウンティングは存在するのです。そういった経験によって傷つかないために読んでおきたいのが、『上手に「自分を守る」技術: かわす、はね返す、やりこめる』(片田珠美著、三笠書房)。精神科医として多くの患者と接してきた著者が、やっかいな人との関係でもう悩まなくなる具体的な方法を紹介する書籍です。きょうはそのなかから、上手に自分を守る「7つの盾」をピックアップしたいと思います。■1:クッション言葉を置く相手の言動により不愉快な思いをしても、職場やママ友などのデリケートな間柄の人には、きつくは当たれないもの。そこで実践しやすい対処法が“クッション言葉”を置いたうえで、相手に思いや要望を伝えること。たとえば、傷つく発言をされたときにいい返す場合。「冗談のつもりだろうけど」と前置きをして、「冗談のつもりだろうけど、私はへこんでしまうから、やめてね」というのです。他にも「ありがとうございます……でも(要望を伝える)」などと、感謝の言葉を添えてから要望をいってみます。こうすれば、自分の気持ちを伝えやすくなるわけです。■2:リミット・セッティングをする話が長すぎる人、馴れ馴れしい人、借りたものを返さない人……。このようなタイプの人たちと関わっていると、いつまでも相手のペースに振り回されて、こちらの都合や感情は無視され続けるもの。そのような相手には「もうこれ以上は許しません」というリミットを設定するとよいそうです。話が長い相手には「30分後に出かける予定があって」と、自分の都合を先にいっておく。また貸したものを返してくれない相手には「明日どうしても必要なので、返してほしい」と期限を決めるのです。■3:相手の急所をチクリと刺す上司や先輩など立場が上の相手には、いい返すのが難しいと思いませんか?そのような相手には、「そんなことをすると、あなたも不利益をこうむりますよ」というニュアンスを込めて返すのがポイントになるとか。たとえば、仕事で無茶ぶりをしてくる先輩に対しては「できなかった場合には〇〇さんにも迷惑が掛かってしまうと思うので、再考していただけませんか?」と、少しだけデメリットを指摘するわけです。他人に対しては鈍感な人でも、自分の利益に対してはとても敏感になるそうです。■4:私を主語にして抗議するデリカシーのない人や自己中な人には、遠回しないい方では通用しません。そのような相手には、ストレートに抗議すること。ただし鈍感な人は基本的に自己愛が強くプライドが高いため、“相手”を主語にしての抗議はNG。相手に受け止めてもらえるためには、あくまで“私”を主語にすることが大切だといいます。ナイショ話を他の人にペラペラ喋られた場合などに、「私は、あなたのことを信頼していたからショックでした」というふうに話すのです。■5:伝聞調を使ってみる鈍感な人になにかいってやりたいけれど、どのようにいえばいいのかわからない場合も多いはず。そんなときには、“伝聞を使う”という手段を著者は勧めています。鈍い人ほど、やさしい人から指摘されても「そう思っているのは彼女だけ」と軽く考えるのだとか。しかし大勢からそう思われているといわれると、さすがにまずいと思うそうです。そこで、「●●さんの話って、ちょっと長すぎるってみんないっていますよ」と話してみるのです。■6:可哀想な人だと見下す機嫌の悪さをわざとアピールして周囲に気を遣わせる人や、自分の価値観を正しいと主張し、上から目線で押しつけてくるような人がいます。こういった人は、自分の生活や境遇に対する欲求不満や苛立ちを、周囲にばらまいているにすぎないのだとか。このような相手には「彼女も彼女なりに大変なんだな」と、ちょっと上から見下ろすような感覚を持つことがポイント。「へえ~そうですか~」と適当に相槌を打ったり、笑顔で受け流したりするのも、賢い対応になるといいます。■7:こちらも「鈍感さ」を応酬する鈍感な人に対しては、自分も鈍感で対応するのもひとつの手。職場で、自分の付箋を勝手に使われるという被害に遭っている場合を考えてみましょう。まず付箋はデスクの上ではなく、机の引き出しのなかにしまっておきます。そして「付箋貸してくれる?」といわれたなら、平然と「ごめん、私も持っていない」と返すのです。自分が使うときは机から出すことになりますが、「付箋あったのね」とわざわざいう人は少なく、いわれた場合も「あれ、引き出しのなかにあったのか~」としらばっくれること。鈍感さを武器に迷惑をかけてくる相手には、こちらも鈍感さを盾にしてはね返せばいいわけです。*ゴシップ好きな人、暴言を吐く人、自己中な人、なにかとルーズな人……。みなさんの周りにも他人を傷つける人がいるのでは?そのような人たちとの関係を賢く対処するテクニックを公開した一冊。ぜひ手にとって、人間関係の悩みから解放されましょう。(文/椎名恵麻) 【参考】※片田珠美(2016)『上手に「自分を守る」技術: かわす、はね返す、やりこめる』三笠書房※「女性同士のコミュニケーション」に関する実態調査女性同士の格付け(マウンティング)、2人に1人が体験者 ~「女性同士のコミュニケーションは気を使う」は8割以上~―ガールズスタイルLABO
2016年05月12日子どものころは文房具などを自慢しあい、大人になると彼氏のスペックを競い合う。このような女同士のマウンティングは、ママになってからも続きます。まるで重箱のすみをつつくようにネタを探す姿は、決していいものではありませんよね。今回はママたちが体験した「どーでもいい」マウンティングを紹介します。■ネタがなければ無理やりつくる!ママたちのマウンティングといえば、本人の属性よりも夫の職業や収入、子どもの学力が主になります。家族の自慢をすることで、自分を上の立場に見せたがるのでしょう。新興住宅地に家を買ったUさんに話を聞いたところ、「まわりも同じような価格の家で、夫の収入も似たようなもの。さらに子どもがまだ小さいから比べようもなく、本当にどうでもいいことでマウンティングをする」といいます。「それが自転車のデザイン。ママ友とファミレスに行くときに使うのですが、電動だとかかわいい色だとか、そんなことでも自慢の対象にしたがることに驚きました」Uさんから見ればどれも大差はないように感じるそうですが、マウンティングママたちから見れば重要らしく、ちょっとしたことでも自慢してくるそうです。それに負けじと、おしゃれなベルをつけて対抗する人もいるのだとか。「私の自転車はいわゆるママチャリなので、買い替えやドレスアップをすすめられることもあります。でも、ほかのママの自転車がうらやましいとは思えないし…」とUさん。適当にスルーしているものの、子どもの成長とともにマウンティングがエスカレートするだろうと、いまからうんざりしているそうです。 ■ブランド品がなくてもマウンティングはできる!?出産後も仕事を続けているHさんの職場には、「安く買った自慢」をするママがいるそうです。「とにかく1円でも安く買ったことがえらい、みたいな風潮があるんですよ。うちは夫の家族と同居していて、共働きだからそこまで節約する必要はないのですが、ちょっとしたことでもぜいたくしているといわれるのがイヤですね」同じ職場なら給料はだいたい察しがつくので、マウンティングの材料にはなりにくいでしょう。その上、持ち物で自慢ができなくなると、今度は節約でマウンティングするように。なんでもいいから、自分の優れたところをアピールしなくては気がすまないようですね。マウンティングといえば、誰が見ても自慢できるようなポイントで攻めるものだと思っていましたが、どんなことでもネタにしてしまうとは恐ろしい…。将来おばあちゃんになっても、今度は「孫自慢」がはじまるのだから、女というのは一生マウンティングをしたがる生きものなのでしょうか。つねに相手をしていては疲れてしまうので、相手にしないのがいちばんです。
2016年04月09日一時期、ドラマの影響で「マウンティング女子」という言葉が流行しましたよね。「私の方があなたより上の立場よ」という格付け争いを、回りくどい言い方や態度で表す女性を意味するこの言葉。女性なら、大なり小なり一度は体験したことのある女同士の“戦い”です。何をもってその上下関係を判断するのか。その要素はさまざまですが、その中で今回注目するのは「彼氏」。そこで今回は、友人の彼氏の何を基準に「マウンティング」しているのか、20代の女性にアンケートを取りました。■1.職業「医者、弁護士、公務員・・・安定した仕事の彼氏を持っている人は勝ち組だと思う。」(27歳/OL)「フリーターと付き合うなんて論外だけど、3B(美容師・バンドマン・バーテンダー)と付き合っている友達も意味分かんない。将来苦労するだけでしょ。まぁ頑張れって感じ(笑)」(25歳/派遣社員)やはり彼氏の職業というのは女性にとって死活問題です。いずれは結婚、という運びになれば人生も大きく左右されます。友人の彼氏が自分の彼氏より高い年収であれば「何であの男あんな女と付き合ってんの?」となり、逆に低収入であれば「私の方が勝ってるな。」と思うわけです。複雑な世界ですよね。■2.車「車が無い男なんて有り得ない。普段どうやってデートしているの?」(25歳/栄養士)「軽で迎えに来るような男と付きえないよね、普通(笑)」(23歳/フリーター)第二のマウンティング基準は車。やはり車には生活水準が見え隠れするそうです。彼が高級車に乗っていれば、マウンティングの中でもトップにいることが出来ます。逆に彼が車を持っていないと、マウンティングどころか「可哀想な子・・・」と哀れみの目で見られることもあるそうです。この場合、土俵にも上がらせてもらえないなんてある意味楽かもしれませんね。■3.ルックス「やっぱり顔は大事!その子がイケメンと付き合っていると知れ渡れば、急に上位に格上げされます。」(22歳/学生)「友人がイケメンの彼氏を隣に連れて歩いているだけで何か負けた気分になる。」(25歳/美容師)「親友が知らぬ間にイケメンを捕まえていて、自分の彼氏の写メとか恥ずかしくて見せられなくなった。」(27歳/介護士)やっぱり何といっても顔!持って生まれたものはもうどうしようもありません。でもだからこそ皆「イケメン」に敏感なのでしょうね。逆を言えば、今までマウンティング底辺だった女性もイケメンと付き合えば見返すことが出来るのかもしれません。■4.優しさ「大してカッコ良くはないけれど、いつも彼女を最寄りの駅まで迎えに来てあげている。それを見せつけている友人は心の中で絶対私を底辺扱いしていると思う。」(21歳/学生)「私の友人の彼は誕生日、毎月の記念日には必ずサプライズをしている。正直羨ましい。」(26歳/公務員)「彼氏にどれだけ愛されているか」もマウンティングをする際には必要不可欠な項目です。女性は男性の優しさ、マメさに弱い生き物です。マウンティングの裏には「私もあの子みたいになりたい」「自分に自信がない」という心理が働いているのではないでしょうか。■おわりにいかがでしたか。無意識のうちにマウンティングをしてしまっていた・・・という方もいたのではないでしょうか。そして、あなたの彼氏も「マウンティング女子」にチェックされているかもしれません!でも本当はお互いが愛し合っていればこれ以上の幸せはないのですけどね。結局は皆幸せが欲しいだけなのかもしれません。(和/ライター)
2015年08月25日マウンティング女子とは、沢尻エリカのドラマ『ファーストクラス2』にも登場する、ことあるごとに自分の方が上だとアピールしてくる面倒な存在の女子です。そんなマウンティング女子にライバル視されたら大変。日常のストレスは軽く2倍以上になりそうです。そこでマウンティング女子を上手にかわす秘訣について、キャリアウーマンにインタビューしてきました。■1.完全に無視をする「女子って生き物は身近にいる同性と比較したがる傾向があるから、いちいち相手にしていたら、こっちのストレスがたまる一方。私はライバル視されて、自分の方が上だとさり気なくアピールしてくる女子がいたら完全に無視する。そんな人を相手にしていると、仕事の邪魔になるからね」(30歳/メーカー)心を強く持てるのなら、身近にいる女子からマウンティングされた際、完全にスルーするのもストレスをためないためのひとつの方法でしょう。マウンティングする女子はどこかで自分への自信が欠けているからこそ、「私のほうがすごい」と言いたがるものなので、無視をしていれば下手に波風を立てずに済む可能性も高いでしょう。■2.相手の方が上だと認めてあげる「自分の方が才能がある、美人などとアピールしてくる女子は、要は認められたいだけ。それを笑顔で認めてあげれば、それ以上しつこくしてはこない。同じ会社にも、そういう女子がいるけど、マウンティングしてくたびに“すごいね”“さすが!”とちょっとオーバーにおだてる。そうすれば、マウンティング女子も味方にできる。今では私の仕事が忙しいとき、サポートしてくれることもある」(27歳/商社)いっそのことマウンティング女子を褒めて味方にしてしまえば、楽かもしれませんね。認められたいがために、自分の方が上だとアピールしてくる女子もいるはずですから。また、マウンティングされるということ自体、実はあなたが魅力的な女子だという証なのかもしれません。■3.とぼけて笑ってみる「マウンティングする女子には何を言っても無駄。ああ言えばこう言うで、自分の方が優れているとアピールし続けるから。女子からマウンティングされたら、それを笑いに変える。たとえば“実は私って○○ができるんだよね”なんて言ってきたら“おお、それは知らなかった。じゃあ見せてよ(笑)”なんてとぼけて笑ってみる。そうすると、マウンティングされにくくなる」(32歳/映像)マウンティング女子というのは、プライドが高い傾向があるため、自己アピールをした際に笑いで返されたら、内心イラっとしたとしても、それ以上踏み込んでこないかもしれませんね。マウンティング女子を素早く撃退したいときに使えるワザです。■4.マウンティング女子を超える能力を身に付け黙らせる「昔から負けず嫌いな私は自分の方があなたより上、とアピールしてくる女子が許せない。何とか意識の上から消そうとしても、気になって無理。だから、マウンティングしてくる女子を超す能力を身につける。悔しさ、ムカつきをすべて自分の能力を高めるパワーに変えていく。相手に負けを認めさせるまではキツいけど、それで自分が成長できるなら、むしろマウンティングしてくれて、ありがとうと思える」(30歳/WEBプロデューサー)マウンティングされたとき、誰でも少なからずイラっとするものだと思います。しかし、その苛立ちを糧に能力を高めれば、大きく飛躍できるかもしれませんね。いつの間にか、マウンティングしてきた女子の能力などを軽く超えてしまうことも考えられるでしょう。■さいごに女子というのは、どうしても周りにいる同性と自分を比較しがちなため、いつあなたにマウンティングしてくる女子が現れても不思議ではありません。でも、あなたの考え方を少し変えることで、マウンティング女子を上手にかわすことはできるでしょう。(羽音/ハウコレ)
2015年01月01日早くも続編が放送中の連続ドラマ「ファースト・クラス」。ドラマの中で繰り広げられるマウンティング女子の争いを見て、「こういう子っているよね」と女性なら誰もが共感してしまうのではないでしょうか。しかし、マウンティングをしてくるのは、同性である女子だけではありません。男子の中にも、女子に対して上から目線のマウンティング男子は存在するのです。そこで今回は、20代女子のみなさんから、実際に出会ったマウンティング男子の特徴について聞いてきました。■1.「女を落とすのなんて簡単」「恋愛経験豊富な男友達の口癖は、『女って優しくされると何ですぐに落ちるの?』です。自身の恋愛経験から女を落とすのは簡単だと本気で思っているのでしょうが、たまに話を聞いていてイラッとします」(25歳/保育士)恋愛経験が豊富であれば、女子の取り扱いにも慣れていることでしょう。しかし、どんな女性でも確実に落とせる男性なんて、ほとんどいません。むしろ、本当にそうであれば、それを仕事にすべきです。今までの恋愛経験が通用しないこともあるから、恋愛って楽しいのですよね。マウンティング男子のみなさんには、ぜひ一度、心が折れるほどの失恋を味わってもらいたいものです。■2.「元カノが美人だったんだよね」「最近までモデルの子と付き合っていた男友達。別れてからというもの、私たち女子の前で『もう普通レベルの子とは付き合えないよ』と鼻高々に言ってくるので、正直困っています」(20歳/大学生)きっと、美人と付き合っていたから、自分もイケメンなんだと信じて疑っていないのでしょうね。しかし、現実はそうじゃない。レベルが高かったのは、元カノだけで、君はどうってことないのだよと、誰か教えてあげてください。■3.「彼女は欲しいけど、ブスとは付き合いたくない」「友達から紹介された男性と何度か食事に行ったりしていたのですが、裏で、『いい子なんだけど、顔面偏差値が低すぎるわ』と周りに言われていたことが発覚。おもわず、お前の顔面偏差値の方が低いよと言いかけました」(27歳/営業事務)自分のことは棚に上げて、異性の見た目を批判する人って、男女関わらずいますものね。これは、マウンティング男子にもよく見られる特徴です。もし、自分の見た目を批判してくる男性がいたら、そっと鏡を渡してあげましょう。「あんたも人のこと言えないよ」という現実を見せてあげるのです。■4.「女は仕事が嫌になっても、結婚できるからいいよな」「同僚の男性に仕事の相談をしていたら、『でも、女は仕事が嫌になったら結婚できるからいいじゃん。男はそれができないから辛いんだよね』と言われた。こういう男性って、結婚しても『俺が養ってるんだから文句を言うな』とか言ってそう」(22歳/受付)そもそも、「仕事が嫌になったから結婚します」なんて、要領の良い女子にしかできない高度なテクなのです。女であれば、誰もがその手を使えるなんてことはないんですから。このような発言で「簡単に辞められる女子と違って、俺は頑張ってるんだよ」といったアピールをするのは、やめてもらいたいものですよね。■おわりに一緒にいて何だかイラッとするマウンティング男子は、どこかで女子のことを小バカにして見ています。そんな彼らとは、恋愛だけでなく、友人関係ですら、築くのは難しいもの。もし、マウンティング男子に出会ってしまった場合は、自分の気持ちを乱される前に、距離を置くことをオススメします。(LISA/ハウコレ)
2014年11月01日漫画家・瀧波ユカリさんとエッセイストの犬山紙子さんによる共著『女は笑顔で殴り合うマウンティング女子の実態』によって、ブームになっている『マウンティング女子』。マウンティングとは、サルなどが他のサルの背中の上に乗り、自分が優位であることを示す行為です。これを由来に、自分より上位であることをさりげなく示してくる女子のことをマウンティング女子と呼びます。そこで今回、一般女子たちに『私、もしかして今、マウンティングされた!?』と思ったエピソードを聞いてみました。■1.美人がナチュラルメイクを推奨「友達に、すっぴんでもすごく美人なモデルをやっている子がいます。メイクの話になったとき、『カラコンとつけまがなきゃ外出できないよ』みたいなことを言ったら、『カラコンとかつけまをずっと付けていると、重みで目元が老けちゃうんだって。それに、私は元が濃い顔だからカラコンとかつけまとかでメイクし過ぎるとオカマ顔になちゃうんだよね。◯◯ちゃん(私のこと)は派手なメイクが映える顔でいいなぁ』と言われました。そりゃモデルやってるくらいの美人だからしなくてもいいじゃん!美容アドバイスしつつも、私の貧相顔をバカにしている気がしました」(19歳/大学生)自分のことを美人だと自覚している美人からナチュラルメイクを推奨されると、裏には『私はあなたとは違って美人だからナチュラルメイクが似合うの』という言葉が隠されていそうですね。■2.ナンパ自慢?「友人から『またナンパされちゃった。◯子(私のこと)は素朴で純粋なオーラが出てるから、チャラい男が寄ってこなくていいなぁ』と言われました。ナンパされたことを自慢しているようにしか思えませんでした」(22歳/販売)これはナンパ自慢をしつつ、素朴や純粋という言葉を使って『あなたは地味だけど私は華やかなのよ』という意味がこめられていそう。しかし、ナンパをされるからと言って必ずしもモテているとは限りませんよね。■3.後輩からの「まだ若いんで」アピール「職場の後輩ちゃんが『昨日もクラブに行ってきたんです』と言ってきたので、私はクラブのようなにぎやかな場所に興味ないものの、話を合わせるために『いいなぁ、楽しそう』と返しました。しかし、後輩ちゃんは何を思ったのか『◯◯さんは落ち着いてるっていうか、キャッキャして遊ぶ感じじゃないですもんねー、じゃあ次はクラブいこー!てなる前にもう帰ってそうなイメージです~』と、言ってきました。私がババアでイケてない女ってことをディスってたんでしょうね、きっと・・・・・・」(28歳/美容関連)興味のない話に付き合ってあげているのにマウンティングされてしまうとは悔しい!年齢を重ねると、若い子からマウンティングされることが増えそうです。■4.自分より痩せている子がダイエット宣言「自分より痩せているモデル体型で、ダイエットなんて必要ないA子が私の前で『ヤバーい、超太った。本気でダイエットしなきゃ』と言い始めたので『ダイエットなんてする必要ないじゃん。A子がデブだったら私はどうなるの!』と言ったら『●●(私)は健康体って感じで男ウケ良いからいいじゃん。私は男ウケよりも、露出の多い服が着たいんだよね』と言われて、」(23歳/金融)これ、『そのスタイルで露出の多い服は無理』というメッセージにプラスして、『痩せる必要なんてないじゃん』って言ってもらいたい思いも含まれていそうですね。■おわりに実は自分も気付かないうちにマウンティングしていた・されていた、なんて経験は意外と多いのではないでしょうか。気付くか気付かないか、微妙なラインで攻めるマウンティングとなると、益々モヤッと感が増しそうですね。しかし、女子は誰だってそんなもの、と思っておけば、自分がしてしまった、されたマウンティングに対しても必要以上にジタバタもがくこともなくなり、許せるようになるかもしれませんよ。(姫野ケイ/ハウコレ)
2014年06月16日