第5回マカオ国際映画祭が、12月3日から8日までバーチャル開催される。このたび公式サイトで、是枝裕和監督が特別賞の「スピリット・オブ・シネマ」賞を受賞することが発表された。これまでの同賞の受賞者にはチェン・カイコー監督、リー・シャオホン監督らがいる。是枝監督は、映画談義コーナー「イン・カンバーセーションズ」に参加することも決まっており、こちらは無料で視聴が可能。是枝監督のほか、ヴィゴ・モーテンセン、ホ・ジノ監督、ドイツ人女優のニーナ・ホス、今年の審査員長を務めるニン・ハオ監督もそれぞれ個別に「イン・カンバーセーションズ」に登場する。日本からは「ワールド・パノラマ」部門に春本雄二郎監督の『由宇子の天秤』、西川美和監督の『すばらしき世界』、「スペシャル・プレゼンテーションズ」部門に二宮健監督の『とんかつDJアゲ太郎』、「ショートフィルム・コンペティション」部門にユー・マン・ライ監督の『The Smoke That Blinds Us』(香港・日本合作)が出品されている。作品はオンラインで24時間~48時間レンタル視聴が可能。視聴チケットは13日に発売開始となる。(Hiromi Kaku)
2020年11月11日映画『午前0時、キスしに来てよ』に出演する片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が、「第4回マカオ国際映画祭」アジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワードの授賞式に出席、英語でスピーチも行った。「アジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワード」(Star Asia UpNext)は、「マカオ国際映画祭」とアメリカの代表的なエンターテイメントメディアである「Variety」の主催で開催される授賞式。第2回マカオ国際映画祭より新設された賞であり、今年で3回目を迎える。現在、世界で最も有望な次世代スターにスポットライトを当てている同賞。過去には、忽那汐里が受賞している。そんな本賞で「アジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワード」として日本人男性が受賞するのは片寄さんが史上初だ。今回この授賞式に参加するため、マカオ国際空港の到着ゲートに姿を現すと、空港に集まったファンから悲鳴のような大きな歓声に包まれ、片寄さんもその熱烈歓迎ぶりに驚く。記者会見には、片寄さんをはじめ「BNK48」プレーワー・スタムポンとジェニス・オープラサート、「少女時代」ユナ、ベトナム出身のリエン・ビン・ファット、インドネシア出身のアスマラ・アビゲイル、フィリピンの女優ベア・アロンソ、インドの女優ブミ・ベドニカルも出席。艶やかなブルーの衣装で参加した片寄さんは、英語で「映画祭とバラエティー誌に選んで頂き感謝します。また、スタッフ、家族、そしてファンにお礼を言いたいです。皆さんのサポートのおかげで受賞することができました。私の夢はエンターテイメントの世界でアジアと日本の架け橋になることです。この賞を頂き、私のキャリアにとっても一つの節目となるとともに、夢の実現への一歩となると思います。ありがとうございます」と力強くピ―チし、大きな拍手を浴びていた。そして黒のタキシードに着替え、「これからレッドカーペット歩きますー!」とにこやかにコメントし、カーペットインした片寄さん。ファンとプレスに「涼太ー!涼太ー!」と呼び止められながら、片寄さんは笑顔でカメラの前でポーズを決める様子も。映画について記者に問われた片寄さんは「この映画は、王子様との恋愛にあこがれている夢見がちな女子高生の現代のシンデレラ物語です。私は、国民的スーパースター綾瀬楓を演じています」と答えると「そのあなたがスーパースターでしょ?」と言われ、「YES!」とはにかむ片寄さん。ランウェイ後片寄さんは「凄く賑やか!」と興奮気味に感想を明かしていた。その後の本授賞式では、とても暖かい雰囲気に包まれながら終了。この日、マカオでは片寄涼太フィーバーが巻き起こっていた。『午前0時、キスしに来てよ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:午前0時、キスしに来てよ 2019年12月6日より全国にて公開Ⓒ2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会
2019年12月11日GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太が10日、第4回マカオ国際映画祭のアジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワード記者会見、レッドカーペット、授賞式に登場した。現在公開中の映画『午前0時、キスしに来てよ』(12月6日公開)で、橋本環奈とともにW主演を務める片寄。同作はみきもと凜による同名コミックを実写映画化。超・まじめ人間で優等生だが実は夢見がちな花澤日奈々(橋本)が、ある日映画の撮影で高校にやってきた国民的人気スター・綾瀬楓(片寄)に出会い、2人は惹かれていくが、住む世界が全く違う2人には、思いもよらぬ障害が次から次に押し寄せる。「アジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワード」はこの度第3回目を迎える賞で、片寄はアジアのスター俳優たちと共に日本からの国際派若手俳優として、記者会見で流暢な英語でのスピーチを披露。レッドカーペットと授賞式に参加し、日本人として今年度唯一受賞、日本人男性としては初の快挙となった。片寄がマカオ国際空港の到着ゲートから姿を見せるや否や、空港に集まったファンの悲鳴のような大きな歓声に包まれ、片寄もその熱烈歓迎ぶりに驚く。翌日10日12時(現地時間)、きらびやかなマカオの町で行われたマカオ国際映画祭にて、米Varietyが期待するアジアの次世代スター8人に贈られる「アジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワード」の記者会見が開かれ、沢山のプレスが会場に集まった。記者会見には、日本人として今年度唯一受賞した片寄をはじめ、BNK48に所属しているタイ出身のプレーワー・スタムポンとジェニス・オープラサート、『コンフィデンシャル/共助』(18)や『EXIT』(19)に出演している韓国出身のユナ(少女時代)、第31回東京国際映画祭で東京ジェムストーン賞に輝いたベトナム出身のリエン・ビン・ファット、今年のマカオ国際映画祭で上映された『Homecoming(英題)』に出演しているインドネシア出身のアスマラ・アビゲイル、さらにNetflix作品のキャストから、『A Second Chance』に出演しているフィリピンの女優ベア・アロンソ、『慕情のアンソロジー』に出演しているインドの女優ブミ・ベドニカルも出席した。片寄が現れると、記者会見に集まったプレスからはフラッシュの嵐で、艶やかなブルーの衣装で参加した片寄は英語で「映画祭とバラエティー誌に選んで頂き感謝します。また、スタッフ、家族、そしてファンにお礼を言いたいです。皆さんのサポートのおかげで受賞することができました。私の夢はエンターテイメントの世界でアジアと日本の架け橋になることです。この賞を頂き、私のキャリアにとっても一つの節目となるとともに、夢の実現への一歩となると思います。ありがとうございます」と力強くピ―チし、大きな拍手を浴びた。夜には黒のタキシードに着替え、「これからレッドカーペット歩きます〜!」とにこやかにコメントした片寄。ファンとプレスに「涼太〜!」と呼び止められながらも笑顔で対応し、堂々とポーズを決める。「『午前0時、キスしに来てよ』はどんな映画ですか?」という記者からの質問に対し、片寄は「この映画は、王子様との恋愛にあこがれている夢見がちな女子高生の現代のシンデレラ物語です。私は、国民的スーパースター綾瀬楓を演じています」と答え、さらに「そのあなたがスーパースターでしょ?」と問われると、「YES!」とはにかみながら回答。ランウェイ後の片寄は「凄く賑やか!」と興奮気味にコメントした。日本人唯一の参加となった本授賞式では、バラエティ・アジア責任者のパトリック・フラター氏が、片寄受賞の理由について「我々は輝かしい経歴を持ち、世界にも通用する若き才能の持ち主を探していた。片寄涼太氏は日本ではすでに有名であるが、世界ではまだその名は広く知れ渡っていない。しかし彼には優れた才能と力、そしてそれらを世界に向けて発信していこうとする気持ちがある」とコメントした。
2019年12月11日三池崇史監督、窪田正孝主演の映画『初恋』が今年4回目を迎えたマカオ国際映画祭フライングダガー部門に出品され、窪田さんと内野聖陽、ベッキー、三池監督が参加した。同映画祭は、現地の若い世代の映画文化を反映し、人気作やジャンル作品を中心に構成される国際映画祭。三池監督は第1回マカオ国際映画祭に『土竜の唄 香港狂騒曲』で参加して以来2回目、窪田さんらは今回が初参加。出品された「フライングダガー部門」(Flying Daggers section)とはノンコンペティションで、世界から選りすぐりのジャンル映画を上映する部門となる。窪田正孝、念願のボクサー役を「頑張りました!」と笑顔12月7日(土)に行われた海外メディア向けの囲み取材には、アジアメディア、インターナショナルメディアが集結。三池監督は、多岐にわたるジャンルの作品を手掛けるなかで香港映画からの影響は受けているかという質問に対し「僕は映画監督になりたかったというよりも、ブルース・リーになりたかった!カンフー映画は子供頃からたくさん観ているので、監督として以前に人間として影響受けている」と答え、ジャッキー・チェン以前の香港映画からも強い影響を受けていることを明かした。窪田さんは、役作りについて聞かれると「ジムのシーンを一日で、前日は試合のシーンがそれぞれ1日で撮影したのは体力的に辛かったですが、念願のボクサー役だったので頑張りました!(笑)」と、厳しい撮影を笑顔でふり返る。また、ベッキーさんは、本作に携わった感想を聞かれ、「憧れであった三池監督に声をかけていただいたので、すぐに出演のお返事をさせていただきました。私が感情爆発させる時は皆さんが空気を作ってくれて。明るすぎるわけでも、暗すぎるわけでもなく、居心地のいい現場だった。シーンに合う現場でやりやすかったです」と感無量の様子でコメントした。「誰よりも現場を楽しんでいる姿が10年間変わらない」三池監督マカオ国際映画祭の印象について聞かれると、窪田さんは「ギラギラでした!これからたくさんの海外の方々に見ていただく中でジャンルを問わず映画って楽しいなって思っていただけると嬉しいです」、そして三池監督は「マカオは1回目に来た時からギラギラしていました(笑)。マカオ映画祭は4回目を向かえて成長してきていると思うしこれからも楽しみな映画祭です」とコメント。三池監督とほかの監督との違いについて問われた窪田さんは「いろんな現場でやってきた中で、誰よりも現場を楽しんでいる姿が10年間変わらない三池監督はすごい。主要キャストだけでなく、通行人や周りの出演する人全員に対して愛をもって役を導いているのは素晴らしいなと思う」と明かす。内野さんは「映画にかけるやんちゃぶりは素敵だと思う。日本映画の現場はいろんな制約があるものの、前向きに捉えて、作品を愛して戦い続ける姿は見ていて嬉しかった。高みに挑んでく姿は、みんながついていきたくなるくらい、三池監督の映画愛は別格」と絶賛。ベッキーさんも「初めてご一緒したのに、こんなに私を理解してくださる方がいるんだって有難かったです」と、それぞれ三池監督に対する特別な思いがあることを明かした。さらに、本作での海外映画祭は初めての参加となった内野さんは、「実際に三池監督の作品がどのように受け入れられているのか反応をみるのが楽しみです。私は劇中でバイオレンス担当なのですが、そのようなところもどのようにみられているのか楽しみです」と答え、観客の反応に期待している様子だった。レッドカーペット&舞台挨拶も大歓声「海を越えて一人でも多くの人に」同日の夜に行われたレッドカーペットでは多くの観客が詰めかけ、大きな歓声が止まないなか4人のサインを求める人々で溢れかえっていた。そんな熱烈的なファンの声援に、ひとつひとつ丁寧に答えるなか10分ほど押して舞台挨拶がスタート。600席の場内がほぼ満席となる中、窪田さんが広東語でひと言挨拶をすると会場からははちきれんばかりの黄色い歓声が!続けて、「この作品を通して、日本映画の素晴らしさが海を越えて一人でも多くの人に届くといいなと思っています。渾身の力作なので、観終わった人に身近な助けてくれる人へ感謝の気持ちが芽生えてくれたら嬉しいです」と本作にかける熱い思いを明かした。内野さんも広東語の挨拶でファンを沸かせると、「今や絶滅危惧種となっているヤクザという過激な役を演じています。ぶっとんだ映画になっていますので、最後まで楽しんでください」とコメント。エンドロールでは万雷の拍手が鳴りやまず、上映後には盛大な歓声があがっていた。「カンヌの時はお客さんと一緒に作品を見られなかったけれど、今日皆さんと観られて、笑いたいところは笑うという素直に映画を楽しんでいる様子を伺えて嬉しかったです!」と窪田さん。観客もキャストも大興奮の様子となった。現地の観客からは、「役者の方もみんな素晴らしくて、窪田さんの目の演技がすごい!」「バイオレンスも激しかったけど、しっかり純愛も描かれていて感動した」「窪田ファンなので、全然他の作品と演技が違くてよかった!素晴らしい!」といった声が上がっていた。『初恋』は2020年2月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2019年12月09日マカオ発のチーズティー専門店「マカオインペリアルティー」が日本初上陸。2019年8月9日(金)、東京・表参道に1号店をオープンする。マカオで誕生した「マカオインペリアルティー」は、中国、マレーシア、フィリピン、ベトナムなどのアジア諸国のほか、カナダ、アメリカとインターナショナルに店舗を展開しているチーズティー専門店。提供するティーメニューには、マカオ本社が厳選した中国・台湾の高級茶葉を使用。本国ではその芳醇な香りと豊かな味わいが楽しめるチーズティー、ミルクティー、フルーツティーが特に人気で、代表的なメニューになっているという。近年日本で爆発的なブームが巻き起こっているタピオカも用意。オリジナルブレンドのタピオカ粉を店舗で練るところから作る“生タピオカ”が楽しめる。【店舗情報】「マカオインペリアルティー」表参道店オープン日:2019年8月9日(金)住所:東京都渋谷区神宮前5−51−6 テラアシオス青山1階営業時間:11:00〜21:00まで 不定休
2019年08月09日マカオへは、成田空港から飛行機で5時間前後。カジノやF1グランプリなど、大人の楽しみが多い旅先という印象が強いかと思います。そんなマカオへ5歳の息子を連れて夫の長期出張に帯同、コタイ地区に滞在することに。マカオへは数年前に一度行ったことがあったものの、子連れは初めて。しかも、日中は夫が現地で仕事。海外でのワンオペ育児状態に不安だらけでしたが、マカオは意外にも子どもと楽しめる観光地でした。というわけで、子どもと楽しんだマカオのスポットを紹介します。目玉はフリーフォール!マカオの有料プレイルーム「Qube」コタイ地区を代表するホテル「ザ・ベネチアン・マカオ」の中にある有料プレイルームの「Qube」。最近、日本にも有料のプレイルームがよくありますが、「Qube」の目玉は角度がほぼ90度のフリーフォールの滑り台。子どもにこんなことやらせていいの?と最初は不安でしたが、フリーフォール専属のスタッフが待機しており、滑るときの手の位置など、滑り方のアドバイスをしたり、摩擦でケガをしないよう、半袖半ズボンなどで肌が露出した子には、無料貸出のウエアを着てすべるよう指示していました。日本のプレイルームではありえないフリーフォールに、息子は大興奮!2時間すべってもまだやりたいとダダをこねるほど。その他には、室内アスレチックやボールプール、エアホッケーやテレビゲームなどがあり、遊び方が分からなければスタッフが丁寧に教えてくれました。息子が「Qube」で仲よくなった子どもの情報によると、観光客だけでなく現地の子どももよく遊びに来るそう。私も近所にあれば、絶対通うだろうなという充実っぷりでした。写真では伝わりにくいですが、すごい傾斜のフリーフォールで、大人でもちょっと怖いほど歩いているだけで楽しい!ショッピングモール「ショップス・アット・パリジャン」パリの街をイメージしたホテル「ザ・パリジャン・マカオ」。そこに併設された「ショップス・アット・パリジャン」は150ものショップが並んだショッピングモールなのですが、パントマイムや大道芸など、たくさんのストリート・パフォーマーが常駐しており、いたるところでエンターテイメントが楽しめます。子どもを積極的に参加させてくれる上に、さまざまなパフォーマーがいるので、すっかり大道芸が気に入った息子は、半日いても飽きなかったようです。銅像かと思ったら人でビックリ足がものすごく長い人がいると大興奮!親子で楽しめるウォーターショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」「シルク・ド・ソレイユ」の舞台監督が手がけた、マカオでしか見ることができない世界最大級のウォーターショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」。専用劇場は、大型カジノリゾートである「シティ・オブ・ドリームズ」にあります。ショーと言ってもただのミュージカルではなく、サーカスや曲芸などさまざま。そして最大の見所は舞台装置。ショーが開始した時点ではプールだったステージが、一瞬で川になったり水がなくなったり、またプールになったり。さっきまで人が立っていたところが一瞬でプールになったと思ったら、10メートル以上の高さから飛び込む人が現れたりと、まったく仕掛け分からないステージに圧倒されっぱなしでした。セリフがなく、子どもにもわかりやすいストーリー。「6歳未満のお子様の観劇はおすすめしておりません」との案内がありましたが、6歳未満と思われる子どもも多く、5歳の息子は少し怖がりつつもとても楽しんでいました。プールになったり床が現れたりと不思議なステージ今回の滞在は、台風接近のせいで屋外レジャーを楽しむ機会が少なかったのですが、ママ友情報によると、波のプールや、1周するのに20分かかる流れるプール、ウォータースライダー、人工ビーチなどが揃ったギャラクシー・マカオのプール「グランドリゾートデッキ」もオススメとのこと。以前は、香港からフェリーでのアクセスが主流だったマカオですが、2018年10月に香港とマカオをつなぐ港珠澳大橋が開通、現在は香港からバス1本でマカオに行けるように。時間もフェリーの半分ほどで、出入国審査の時間を入れても1時間もかかりません。これからは、香港旅行のついででも気軽に子連れでマカオを堪能することができそうです。<文・写真:フリーランス記者芳賀千歳>
2019年01月07日広東料理を自由かつエレガントに昇華させた名店「何軒も手広くなんて僕には到底できない。毎日それぞれのテーブルをハッピーにさせるだけさ」。そう話すのは、2018年度の「アジアのベストレストラン 50」でマカオ唯一のランクイン(35位)を果たし、いまマカオで最も支持を集めると言われる広東料理【ジェード・ドラゴン】シェフのタム・クオゥク・ファン(Tam Kwok Fung)シェフ。話し始めると止まらない、タム・クオゥク・ファンシェフベスト50授賞式翌日の取材であるというのに、実に気さくで、隠し事のない、そして屈託なく笑う氏のトークを聞いていると、この人は純粋に料理が好きなんだと伝わるから不思議です。例えば、店の名物でもある伝統的な広東の製法にこだわったという焼き物。こちらが「おいしかったです」と伝えると、嬉しそうに「香りをブラッシュアップさせるため薪は様々試し、行き着いたのがライチ。肉にはタスマニア産ハニーをたっぷりかけて焼き上げるんだ」とトークが止まりません。『焼き物盛り合わせ』「前夜もアジアを代表するシェフたちを、ローカルの穴場店に連れていき大満足させたんだ」とどこまでも嬉しそうなのです。来てくれた人をハッピーにさせるだけ、奢らずに料理と向き合うそんな氏の想いこそがこの店が人気を集める所以なのかもしれません。自由奔放に食材を使い、未知なる広東料理体験を爽やかなライチの香りとともに肉をふっくらジューシーに焼き上げる焼き物ももちろんですが、広東料理の範疇に収まらない料理もまたタム・クオゥク・ファンシェフの真骨頂です。白身魚と卵白という淡白な素材を滋味深い蒸し物で提供例えば、日本の茶碗蒸しにヒントを得たという蒸し物。金華ハムなどで取る極上の上湯に白身魚と卵白、さらには20年物の紹興酒で香りを纏わせれば、豊かな香りが鼻孔をくすぐり、その後にふわりととろける食感の卵白を使った蒸し物でテクスチャーを楽しませてくれるのです。さらには北海道産の毛蟹に、神戸牛、イベリコ豚を使った焼き物など、日本をはじめヨーロッパや中国大陸など、品質重視で集める素材を、自由奔放にアレンジし彼流のプレゼンテーションで楽しませてくれるのですが、ベースには丁寧にとった上湯などを使うことで、着地点はしっかり広東料理になっているから、不思議です。Tam Kwok Fung Profile30年以上にわたり広東料理を一筋に研鑽を重ねる。中華人民共和国や香港で腕を磨き、タイ・バンコクのペニンシュラホテルでは中国料理のエグゼクティブシェフに。旬な食材をふんだんに取り入れた広東料理が特徴で、優雅で繊細な彩り・盛り付けは視覚的にも楽しませてくれるものばかり。【Jade Dragon】電話:+853 8868 2822住所:Level 2, The Shops at The Boulevard,City of Dreams,Estrada do Istmo, Cotai営業時間:11:00015:00、18:00023:0018:30~22:30休日:無休
2018年05月17日GWにおでかけできなかったママパパ、どこかに行きたい欲求がムクムクわいていませんか? 旅行予約は、早ければ早いほどおトクなことがたくさん! 「旅行に行きたい」熱が冷めないうちに、夏休みの旅行計画を立ててみましょう。そこで、お話をうかがったのが、あの黄色いガイドブックでおなじみの『地球の歩き方編集部』で働くママ編集部員、福井さんと日隈さん。赤ちゃん連れで国内外リゾートを旅した実体験をもとに、まずは「予約」のコツやお役立ち情報、奥の手などを教えてもらいました。教えてくれた『地球の歩き方編集部』ママ編集部員は…福井由香里さん(39歳)/『arucoソウル』、『arucoシンガポール』、『arucoドイツ』など担当7歳の女の子のママ。海外渡航回数は30回以上で、子連れでは台湾、シンガポール、ハワイ、ベトナム、バリ島、ソウル、イタリアへ渡航経験あり。日隈理絵さん(35歳)/『MOOKホノルルの歩き方』、『MOOK台湾の歩き方』、『MOOKソウルの歩き方』など担当11歳の男の子、6歳の女の子のママ。海外渡航回数は40回以上で、子連れではハワイ、台湾、ソウル、シンガポール、バリ島、オーストラリア、モルディブ、UAE、香港、マカオ、インド、トルコ、アメリカ合衆国へ渡航経験あり。■赤ちゃん連れ夏のリゾート旅、成功のカギは○○!2018年のGWは、総旅行者数が過去最高だったそうです。そう考えると、すでに夏休みに旅行を計画している人もきっと多いはず。旅先がある程度決まったら、まずは「予約」を攻略しましょう!――いつごろ予約するのがいいのでしょうか?日隈さん:飛行機のバシネット(赤ちゃん用の簡易ベッド)や、ホテルのベビーベッド、親世代と一緒に旅行するときに便利なコネクティングルーム(室内のドアで行き来できる隣同士の部屋)は、いずれも数に限りがあるので、利用したい人は早めの予約&手配が吉。私も直前の飛行機予約でバシネットを手配できず、延々抱っこし続けた経験があります…。ロングフライト旅行を検討しているママは、ぜひバシネットのご予約を。福井さん:夏休み向けのツアー商品は、GWにどこにも行けなかった人に向けて宣伝が強化されることが多いので、まさに今が予約どきといえるかもしれません! ANAやJAL、LCCのソラシドエアなどの国内便は、格安でお得な75日前割引があるので、まさに今がチャンスですね。――パッケージツアーと個人手配。どちらがおすすめですか?日隈さん:どちらもメリットとデメリットがあると思います。旅行にどのくらい慣れているかで判断してみてはいかがでしょう。あまり慣れていないママなら、飛行機+ホテル(+レンタカー)がセットになったパッケージツアーを利用し、慣れていくのも手です。海外ツアーなら、空港〜ホテル間の送迎や市内移動の無料券(巡回バスやトロリーなど)が付いて便利でお得。現地に日本語サポートデスクもあるので言葉の不安があっても安心…などのメリットがあります。国内旅行は、憧れホテル+交通料金がセットになったお得なツアーが多いのも魅力。ツアー商品によって内容が異なるので、吟味してみましょう。福井さん:旅行に慣れているママなら、より自由度の高い個人手配にトライするのもおすすめです。航空券を一括比較できるサイト 「スカイスキャナー」 や国内外のあらゆる宿を検索できるサイト 「Booking.com」 「じゃらん」 など便利なサイトもあるので、今は個人手配も難しくはありません。国内は言葉が通じるので、ネット予約後に宿に電話をして、追加リクエストを頼むのも楽ですしね。海外の場合、飛行機はバシネットやベビーミールなどの追加リクエストが多いので日系航空会社を選択し、ホテルはキッチン付きのアパートメントを借りて暮らすようなステイを楽しむ、など個人手配なら自由に組み立てられます。万が一、出発間際にキャンセルする際も、航空券はキャンセル料がかかりますが、ホテルは前日まで無料キャンセルできる物件も多いので経済的負担が軽くなるメリットも。国内リゾートも、最近は訪日外国人の増加に伴って宿泊代が高騰傾向にあるので、民泊マッチングサイト 「Airbnb」 を利用して、安くて心地いい民泊物件を探すのも一案です。――パッケージツアーを予約する際の注意点はありますか?日隈さん:パッケージツアーの場合は、あらゆることがセットされている便利さがある反面、細かなリクエストには別料金がかかることがあります。特にネット予約は、条件等を細かくチェックするか、電話か来店して確認・予約するほうが早い場合も。飛行機のバシネットやベビーミール、ホテルのベビーベッド手配、キャンセル規定、旅先でのサポート体制など、赤ちゃん連れに必要な項目は細かくチェックするのが最善です。福井さん:また、気をつけたいのが海外旅行の格安パッケージツアー。飛行機が早朝・深夜発着便だったり、ホテルが中心地から遠かったり、安いなりの理由があります。これらは赤ちゃん連れにはネックなので、フライトスケジュールやホテルを変更すると追加料金がいくらかかるのか確認して、商品比較するのがおすすめです。――個人手配で飛行機を予約する際はどこに気を付けたほうがいいでしょうか?日隈さん:飛行機は予約前に、公式サイトで子連れ客向けのサービスページを確認するのがポイント。国内線だとバシネットがある航空会社と、バシネットの代わりにチャイルドシートがある会社などサービス内容が異なるので比較してみましょう。特にLCCは2歳以上の子ども料金設定がなく、大人料金になることがほとんど。本当にお得かどうか検討したいですね。国際線なら、個人的には日系航空会社がおすすめ。機内で泣き止まない子どもを抱えて困っている時、何度CAさんのあの笑顔に救ってもらったことか…。困った時に日本語で相談できるという安心感は格別です。ただし、最近ではコードシェア便といって外資系航空会社の機体とスタッフをシェアして運行する便も多いので注意が必要。ネット予約の際には、しっかりコードシェア便の有無をチェックする必要があります。最近は、 ニュージーランド航空 などエコノミー席3席をベッドのように使える「カウチシート」(要予約)も子連れ旅に人気があります。赤ちゃんとママで横になったり、小さな子どもたちの遊び場にしたり、夫婦でゆったり座ったりさまざまな活用方法があり、長距離フライトにはおすすめです。――では、宿を予約する際はどうですか?福井さん:授乳やお昼寝などですぐ宿に戻れるように、中心地から近い場所にとるのが安心です。ネット予約の際には、日程と金額で絞り込んだ候補から即決せずに、地図で位置を確認してから予約を。海外旅行の場合は、フライト時間にあわせてアーリーチェックイン・レイトチェックアウトが可能か、ベビーベッドの手配が可能かも忘れずに確認しましょう。また、あると便利なのがキッチンと洗濯機です。 「Airbnb」 を使えば、一軒家を探すことも簡単。日々のミルクやベビーミール作りや洗濯はもちろん、夜泣きしても隣室を気にすることがないのは、ママにとってもストレスフリーですね。国内も続々一軒家物件が増えていますし、無人島貸し切り! なんて面白い物件もありますよ。 ■ファーストリゾートならこの2択はいかが?――赤ちゃん連れでビーチリゾートに行きたいママにおすすめの旅先を教えてください。日隈さん:国内ならLCCのバニラエアの直行便で行ける奄美大島はいかがでしょう? ハワイより近く、沖縄ほど混まないだろう国内ビーチリゾートとして、近年注目されています。試しに 「スカイスキャナー」 で8/10(金)〜12(日)で航空券を検索したところ(5/11調べ)、JALがひとり6万円代のところ、LCCのバニラエアなら3万円代で予約できるようです。夏休みという超繁忙期でもこの価格。国内の穴場リゾートといえるかもしれませんね。福井さん:私は、海外リゾートを紹介します。子連れ海外旅行を成功させるコツは、1)直行便がある、2)フライト時間が短い、3)時差が少ない旅先を選ぶこと。この3つを満たすビーチリゾートといえば、グアムです。ぐずりが心配なフライト時間も4時間以内ならなんとか我慢できますし、時差は日本より1時間進んでいるだけなので体の負担も少ないはず。短期旅行でも十分に楽しめるので、忙しいパパともスケジュールを合わせやすい旅先です。■海はちょっとこわい…そんな時は“おこもりプールステイ”がおすすめ――夏にビーチリゾートに行きたいけれど海は少し不安…というママにおすすめは?日隈さん:ビーチではなく、施設が充実したリゾートホテルステイを楽しんでみてはどうでしょう? 赤ちゃんならキッズプールで水浴びする程度でも十分に楽しめますし、眠くなったらすぐ部屋に戻れるので安心です。また、1日3食に全く困らないバリエーション豊富なレストランやカフェ、ショッピングモールを併設した大型リゾートホテルも多く、敷地内で衣食住遊のすべてを楽しむことができます。ママパパもゆっくりできるのがホテルステイのいいところですね。――具体的にはどんな都市のリゾートホテルがおすすめですか?日隈さん:海外なら直行便で行けるマカオはどうでしょう? カジノのイメージが強いと思いますが今、家族旅行先として注目を浴びています。その理由は前述のようになんでもそろう大型リゾートホテルが多いから。海外旅行に不慣れな親世代が一緒でも、ホテルの敷地内にいるだけでこと足りるので安心です。本物そっくりのエッフェル塔がそびえ立つ 「ザ・パリジャン・マカオ」 や、ゴンドラが悠々と川を流れる 「ザ・ヴェネチアン・マカオ」 など、海外の人気都市を模した大型リゾートホテルなら一度で二度おいしい海外旅行が実現します。福井さん:国内ならやっぱり沖縄ですね。キッズプールもある大型リゾートホテルが充実していますし、パッケージツアーも豊富。日の高い時間帯は、レンタカーでドライブしたり 「美ら海水族館」 を楽しんだり。日がやわらぐ午後の時間帯に、プールで水浴びするなどホテルの中と外を上手にプランニングしてみましょう。モナコとマカオの大手IR(総合型リゾート)が日本参入を決めたというニュースもありました。国内に海外並みの大型リゾートが誕生する日も、そう遠くはなさそうです。「子どもが小さすぎる時は、旅行にでかけても覚えていないだろうし…」と赤ちゃん連れリゾート旅行をあきらめてしまうママパパも多いでしょう。でも、親子で奮闘しながら旅行することで、夫婦の絆が強くなることもなきにしもあらず。子どもが大きくなったら「こんなこともあったんだよ」と夫婦で写真を見ながら話せるように、ステキな思い出作りにリゾートへでかけてみませんか?<関連図書> 地球の歩き方MOOKハンディ『海外子連れ旅★パーフェクトガイド!2019』 子どもを連れて海外旅行をするためのノウハウを凝縮した1冊。準備から出発、帰国後の思い出作りまで時系列に発生する不安に、子連れ海外旅行経験者約100名と各ジャンルのスペシャリストが回答。さらに子連れ海外旅行経験のある編集スタッフが選んだ、家族に優しい13エリアの旅先ガイドも付いている。定価:本体890円+税発行年月日:2018年5月31日【Amazonで絶賛発売中!】取材・文/山田裕子
2018年05月15日桜庭ななみ女優の桜庭ななみ(25)が14日(現地時間)、マカオ国際映画祭にクロージングセレモニーの特別ゲストとして招待され、流暢な北京語を披露した。桜庭は、2年前から上海と台湾に何度も留学して北京語を学び、2016年には台湾ドラマで世界デビューを果たし、全編北京語で演じてみせた。11月に北京と台湾で行われた映画『マンハント』のプレミアにも参加し、日本語、韓国語、中国語の3カ国語で演じることができる女優として話題になっていた。その語学力を買われて2年連続でマカオ国際映画祭に招待され、現地マスコミとの質疑応答やインタビューでも通訳を介さず、流暢な北京語で応対。「海外の映画祭で、あなたの映画を観ましたと言われたことが初めてだったので。インドやタイの方たちからも、そう言って頂いたことに感激しました」と語る桜庭には、中国映画界からのオファーが相次いでいるという。
2017年12月15日カジノやきらびやかなホテルが立ち並び、ブランド品ショッピングやグルメ探訪など、“大人な遊び”が充実しているイメージのマカオ。しかし意外や、子連れでもぜひ行きたい!というアクティビティがいくつもあるのです。1582年から20年かけて建設された聖ポール天主堂跡。ファサードの彫刻がちょっとアジアっぽいのが特徴マカオ・パンダ館など子ども向けのお楽しみもいっぱいマカオがポルトガルから中国に返還されたのが1999年。150年にもおよぶポルトガル支配のおかげで、マカオはポルトガルと中華が絶妙に混ざり合った独特の文化が魅力です。世界遺産にも認定されている旧市街ではヨーロッパ風の建築物を眺めながらしっとりと歴史散歩。夕方になれば、ホテルの集中するコタイ地区でミシュラン星付きのレストランで食事をしたり、ショーを楽しんだり。もちろんカジノに繰り出すのもいいし、ショッピングモールも遅くまで営業しているのでお買い物も楽しめます。そんなマカオですが、実は子連れで来てもかなり楽しい旅先です。たとえば、マカオ・パンダ館のパンダ。上野動物園と比べ、すいているのでゆっくりパンダを見ることができ、小さなお子さまにも喜ばれることはうけあい。昨年パンダ夫妻に双子の赤ちゃんが生まれたため、1月28日(土)から2月12日(日)までの期間限定で赤ちゃんパンダも公開されています。また、グランプリ博物館やマカオ科学館など、体験型のアトラクションもあり、特に科学館は遊びながら学べるので1日中いても飽きないほど。観光客が少ないのか、こちらもそれほど混んでいないのもうれしいところです。パンダをじっくりゆっくり観察することができる。かわいらしいしぐさで、いつまでも見ていたくなる細部にまで気配りがされたシェラトン・マカオのファミリースイートさらに、シェラトン・マカオも数年前から子連れフレンドリーにリニューアル。チェックインの際の待ち時間には目の前でバルーンアートを作ってくれたり、ポップコーンをプレゼントしてくれたりと、子どもたちが飽きないようなおもてなしが盛りだくさんです。ファミリースイートもあり、コネクションルームの1室をキッズルームにして、広々、のんびりできるようになりました。キッズルームはカラフルな二段ベッド、座って工作やぬり絵が楽しめる小さなテーブルセットが設置されていてホテルというより自宅のようです。なにもかもが子ども仕様で、スリッパやバスローブもキッズサイズ、アメニティにはドリームワークスのキャラクターの絵が描かれています。コップもカラフルなプラスチック製で、うっかり落としても割れる心配がありません。洗面台には踏み台が置かれ、よく見るとトイレもちょっと小さいサイズ、バスタブは入りやすいよう少し浅めなのは感動ものです。XboxやDVDの貸出もあるので、幅広い年齢層に対応できそうです。ファミリースイートのキッズルーム。カラフルでかわいらしい。ドリームワークスの人気キャラクターがテーマアメニティのこだわりも。歯ブラシも小さいサイズ、シャンプーなども刺激の少ないベビー用踏み台があるのも気が利いている。小さい子も自分で歯磨きなどがしやすいハイライトは朝食!料理の数が多いので、お腹を空かせていざ出陣!お部屋もさることながら、このシェラトン・マカオに泊まりたい最大の理由は朝食。一般の朝食ビュッフェのほかに、「ポーズカンフーフィーストPo’s Kung Fu Feast」というプログラムがあり、こちらは室内にも描かれていたドリームワークスの映画キャラクターたちがステージから降りて来て各テーブルを巡り、彼らとふれあいながら食事ができるというもの。映画『マダガスカル』のあのペンギンたちやライオンのアレックス、『カンフーパンダ』はもちろん、『シュレック』も登場。ドリームワークスファンはもちろん、そうでなくともウキウキ楽しい気持ちになってしまいます。料理を取りに行って席をはずしている間にキャラクターが来ちゃった(泣)、なんていう場合も大丈夫!最後にはステージ上で家族ごとにキャラクターと撮影する時間も設けられています。洋食、中華、ヌードルステーション、デザートと、とにかく料理の数が多いのも印象的。しっかりお腹を空かせていきましょう。「ポーズカンフーフィーストPo’s Kung Fu Feast」の始まりはショー形式。英語がわからなくても楽しめるつくりその場でゆでて作ってくれるヌードルバー。さすが食の都マカオ。ビュッフェもあなどれないラインナップもはや敷地内から出なくてもいいかも!?ドリームワークス推しなシェラトン・マカオ。キッズプログラムもドリームワークスで、今は『カンフーパンダ』のポーと一緒に”気”を学び、悪いドラゴンを退治する、というストーリー。プールサイドなどで体を動かしたり、ホテル内をスタッフと一緒に探検したりしながら遊びます。また、複合施設コタイ・セントラルに隣接し、ショッピングモールへも敷地から出ることなく行くことができるので、ショッピングも楽々。このモールのロビーでは毎日午後4時から「ドリームワークスオールスターパレード」が開催されているので、ぜひ時間を合わせて行ってみて。音楽に合わせ、キャラクターやダンサーたちが陽気に踊りながらのパレードは20分間。ここでもキャラクターたちと出合えるチャンスです。シェラトン・マカオでは3歳からベビーシッターサービスを利用することもできますが、やはり子どもたちと一緒に楽しめるのが大きな魅力です。マカオは日本からわずか5時間半、直行便で行けるほか、治安がいい、食べ物がおいしい、時差もマイナス1時間。子連れにやさしい条件がそろっているので、これは行かない手はありません!ポーズカンフーフィースト●開催時間日曜日、月曜日:10:00am-11:30am火曜日~金曜日: 9:00am-10:30am●料金(サービス料別)大人: MOP238+子ども(4歳~12歳): MOP138+家族パッケージ: MOP688+ (大人3人 + 子ども1人)●予約TEL:+853 8113 7915+853 8113 7916dreamworks.reservation@sands.com.mo※シェラトン・マカオ宿泊者以外でも予約可<文・写真:フリーランス記者岩佐史絵>
2017年01月29日今月公開となる『土竜の唄 香港狂騒曲』が、記念すべき初開催となった「第1回マカオ国際映画祭」“特別招待ガラプレミア”の枠で招待され、主演の生田斗真を始め、本田翼、三池崇史監督、原作者・高橋のぼるが参加した。本作は、2014年2月に公開された『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』の続編。原作コミック「土竜の唄」でも絶大な人気を誇る「チャイニーズマフィア編」を実写化し、香港を舞台に、潜入捜査官・菊川玲二が前作以上に絶対インポッシブルな任務に挑んでいる。本作の舞台となった香港の目と鼻の先、西洋と東洋の歴史と文化が融合した世界遺産の街・マカオ。本作はマカオ国際映画祭から手厚い歓迎を受けおり、まず1つ目のVIP待遇、なんとキャストのためにプライベートジェットが運航!マカオに到着後、移動し海外メディアに向けての記者会見を終えると、2つ目のVIP待遇、本作のためにレッドカーペットが用意されていたのだ。スタート4時間前から最前列を狙うファンが押し寄せ、一般客用の観覧エリアは、あっという間に500名を超える人で超満員に。そして本作の主題歌「NOROSHI」がマカオのリゾート地に響き渡る中、リムジンからキャストが降車し姿を現した瞬間、待ちわびたファンはボルテージMAXとなり、大歓声が沸き起こっていた。上映前舞台挨拶では、生田さんが英語で「記念すべき、第1回マカオ映画祭に呼んでいただきありがとうございます。僕たちが日本から持ってきた映画、土竜の唄はお祭りのような映画です。たくさん笑って、身体が熱くなって、日頃の嫌なことを全部吹き飛ばしてくれる映画です。三池崇史監督は、僕にとってスーパーヒーローです。スーパーヒーローが作った、スーパースケベなヒーローの物語です。最後まで楽しんで下さい」と長尺挨拶。集まったファンはそんな生田さんの英語に対して「かっこいい!」と日本語で歓声を送られ、「皆さん日本語わかるんですね」と大笑い。終始和やかな舞台挨拶となっていた。その後、キャストたちも客席に降り、本作の上映をマカオのファンと一緒に観劇。上映中は現地の観劇者からは笑いが多く起こり、特に本作のポイントであるちょっとエッチなお色気シーンでは声に出して大笑いする観劇者も。上映後は拍手喝采スタンディングオベーションとなり、生田さんと本田さんはノリノリで“バッチこい”ポーズを披露した。映画祭終了後、生田さんは「上映中、三池監督の隣にマカオの観光大使(マカオ国際映画祭主催者)が座っていたのですが、映画祭のとても偉い方とお聞きしていたので『この作品大丈夫かな?』なんて思っていました。ところが、その方、下ネタですっごく笑ってくれたんですよ(笑)ローマのときも思いましたが、下ネタは万国共通なのだと実感しました(笑)」とコメント。上映前は反応がどんなものかとドキドキしていたと言う本田さんは「皆さんすごく笑ってくれて、日本語もわかる方が多かったんですよね。『これって日本人独特の笑いじゃないの?』ってところも大笑いしてくれました。楽しんでいただけて良かったです」と安堵した様子。また、「レッドカーペットのときも感じましたが、マカオの人たちは熱狂的で、人を愛する気持ちが強くて、とても熱を感じました。そんな皆様と一緒に上映を観ることが楽しかったです」と感想を述べた。一方、「非常に良い上映が出来た」と語る三池監督は「ただ残るのは生田斗真に対する嫉妬心ですね。レッドカーペットや舞台挨拶の熱狂がすごかったんです。キャーキャー言われる生田斗真を同じ男として嫉妬しますね(笑)そしてなんでも出来る斗真を目の当たりにしました!イケメンすぎますね!」と話し、本田さんも「生田さんは本当に何でも出来てすごいです。三池監督と一緒に嫉妬しておきます(笑)」とコメントした。『土竜の唄 香港狂騒曲』は12月23日(金・祝)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:土竜の唄 香港狂騒曲 2016年12月23日より全国東宝系にて公開(C) 2016「土竜の唄 香港狂騒曲」 製作委員会(C) 高橋のぼる・小学館
2016年12月12日俳優・生田斗真が9日、マカオで行われた第1回マカオ国際映画祭『土竜の唄香港狂騒曲』セレモニーに、共演の本田翼、三池崇史監督、原作者の高橋のぼるとともに登場した。同作は高橋のぼるによる人気コミックを原作に、2014年に実写映画第一弾が公開、興行収入21.9億円のヒットを記録した。警察官の菊川玲二がヤクザに潜入捜査を行う様子を描き、続編となる今作ではチャイニーズマフィアと対決していく。生田らは同イベントからVIP待遇を受け、プライベートジェットで渡航。さらにリゾートホテル・ベネチアンホテルにてレッドカーペットを用意され、500人を超える観客に対してリムジンで現れた。映画祭での上映前舞台挨拶では、生田が英語で挨拶。「記念すべき、第一回マカオ映画祭に呼んでいただきありがとうございます」と礼を述べ、「僕たちが日本から持ってきた映画、土竜の唄はお祭りのような映画です。たくさん笑って、身体が熱くなって、日頃の嫌なことを全部吹き飛ばしてくれる映画です」と長尺での英語を披露すると、観客から日本語で「かっこいい!」と声援を受け、「みなさん日本語わかるんですね!」と苦笑した。また、上映後は場内がスタンディングオベーションで拍手喝采となった。一緒に観た生田は「マカオの皆さんはいろんなところで笑いが起きたり、拍手が起きたり、歓声が沸いたりで反応が僕たちと違ってとても楽しかったです」とコメントした。生田は「三池監督の隣にマカオの観光大使(マカオ国際映画祭主催者)が座っていた」と明かし、「この作品大丈夫かな?」と心配していたが、映画の下ネタですごく笑ってくれたため「下ネタは万国共通」と実感できたという。一方本田は「皆さんすごく笑ってくれて、日本語もわかる方が多かった」と安心した様子。三池監督はレッドカーペットでの熱狂に対し「キャーキャー言われる生田斗真を同じ男として嫉妬しますね」と語り、生田の英語挨拶に「イケメンすぎますね!」と感心していた。
2016年12月12日生田斗真主演の『土竜の唄 香港狂騒曲』と小日向文世×深津絵里共演『サバイバルファミリー』が、この度12月8日(木)から12月13日(火)まで中華人民共和国マカオ特別行政区で行われる「第1回マカオ国際映画祭」にて、上映されることが決定した。今年初開催となる記念すべき回に、「特別招待ガラプレミア」の枠で招待が決定したのが『土竜の唄 香港狂騒曲』。前作『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』は、「第8回ローマ国際映画祭」コンペティション部門に出品され話題を呼んだが、今回は本作の舞台となった香港の目と鼻の先、西洋と東洋の歴史と文化が融合した世界遺産の街・マカオ。そんな本作と所縁もあるエンタメ都市に、主演の生田さんを始め、今作から新たに加わる本田翼、そして三池崇史監督が9日(現地時間)のワールド・プレミア上映に参加することも決定。三池監督は「ベガスよりハデなマカオでデッカイ土竜の花火を打ち上げてやる!」と気合十分なコメントを寄せている。また、「コンペティション部門」への出品が決定した『サバイバルファミリー』からは、主演の小日向さんと矢口史靖監督が招待を受け、ワールド・プレミアとなる上映に参加。なお、この「コンペティション部門」に選定された邦画は、『サバイバルファミリー』本作だけとなっている。俳優人生40周年という節目の年に、初の国際映画祭参加となる小日向さんは、「正直びっくりしました。日本に先立ちマカオでの上映ですが、マカオのお客様に日本映画の面白さ、素敵さが伝わるといいなと願っています」と話し、また「マカオには初めて行きます。素敵な思い出を作ることができたらいいなと思います。特に、何か賞をいただけたら最高です!!」とコメント。矢口監督も「記念すべき第1回のマカオ国際映画祭。レッドカーペット。初めて尽くしなので、何が起きるかまったく予想できません。日本よりも先に世界の観客に見てもらうというのはこんなに緊張するものなんですね…」と心境を語り、「いまや日本のおっさんを代表する俳優・小日向文世を、世界中に知らしめるときが来ました。『サバイバルファミリー』というタイトルからは想像できない、最もサバイバルに向いていない鈴木一家の奮闘を楽しんでもらえるか、いまからワクワクしています」と期待も寄せている。『土竜の唄 香港狂騒曲』は12月23日(金・祝)より全国東宝系にて公開。『サバイバルファミリー』は2017年2月11日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月14日シェラトン・マカオ コタイセントラルでは、9月30日までの夏休み限定で「カンフー・パンダ・アカデミー」を開催するなど、家族でのマカオステイを特別な時間にしてくれるプランを用意している。子供を対象にした「カンフー・パンダ・アカデミー」は、ドリームワークス アニメーション・シリーズ『カンフー・パンダ』をテーマに、5つのカルキュラムを通じて子どもを心身共に鍛えるプログラム。一人前のカンフー・マスターになるための準備に始まり、勇気、尊敬、集中、勤勉のゾーンを体験し、全ての挑戦が終わると卒業証書とともに、『カンフー・パンダ』をテーマにしたナップサック、水筒(ぬりえシート1枚付き)、ポーのうちわ、ヘッドバンドがプレゼントされる。また、最後にはポー、または、マスター・タイガーとのふれあい&撮影会も実施する。「カンフー・パンダ・アカデミー」は4~12歳を対象とした90分のプログラムで、1日2回実施する。子供ひとりにつき200香港ドル、子供に同伴するおとなはひとりなら入場無料、2人目からはひとり100香港ドルとなる。この「カンフー・パンダ・アカデミー」のほか、同ホテルのダイニングやエンターテイメントを満喫できるお得な「カンフー・パンダ・サマー・パッケージ」も、1泊1,498香港ドル(※)から用意している。同パッケージでは、子供は無料でサービスが受けられる。客室はデラックスキングルームまたはデラックスツインルーム(大人2人)で、モーニングまたはランチをセットにし、「カンフー・パンダ・アカデミー」チケット2枚(もしくはシャイン・スパ・フォー・シェラトン/レストランのクーポン券)、マカオ~香港/香港国際空港のフェリーチケット片道2枚(もしくはシャイン・スパ・フォー・シェラトン/レストランのクーポン券)が付いてくる。また、同ホテルではドリームワークス・アニメーションの世界を形にしたファミリースイートルームを展開している。33室限定で、それぞれの客室は『シュレック』『カンフー・パンダ』『マダガスカル』に登場するキャラクターたちをテーマにデザイン。このスイートルームに宿泊できる「ドリームワークス・ファミリー・スイート・パッケージ」も、1泊2,588香港ドル(※)から用意している。客室はファミリースイートルーム(大人2人、子供2人)で、モーニングまたはランチをセットにし、「カンフー・パンダ・アカデミー」チケット2枚、客室で自由にビデオ観賞ができる「ドリームワークス・エクスペリエンス・ウェルカムキット」、マカオ~香港/香港国際空港のフェリーチケット片道2枚(もしくはシャイン・スパ・フォー・シェラトン/レストランのクーポン券)が付いてくる。各パッケージの詳細や予約方法はホームページを参照。※別途、10%のサービス料と5%の政府税が必要
2015年07月22日マカオ(中華人民共和国マカオ特別行政区)といえば、世界文化遺産やカジノで知られる世界的な観光地。旅行で訪れた際には、お土産に何を買えばよいのだろうか。"定番"だと現地で教えてもらったお菓子「杏仁餅」を買ってきた。○「杏仁餅」=アーモンドクッキーは定番今回杏仁餅を購入したのは、マカオに21店舗、香港やシンガポールにも店舗展開する人気菓子店「鉅記餅家」。数店舗覗いたが、いずれも店頭の最も目立つ場所に杏仁餅の箱が積まれていた。杏仁餅とは、アーモンドクッキーのこと。ざくざくとした甘いクッキーに砕いたアーモンドが入っている。「粒粒杏仁餅禮盒」(160香港ドル=約2,530円)。箱のなかみは個包装になっているので、ばらまきのお土産にもよさそうだ。○「鮮蛋巻」=エッグロールも人気また、薄く焼いたクッキーを巻いた細長いお菓子「鮮蛋巻」(エッグロール)も人気だそう。口の中でほろほろとくずれるやさしい歯ざわりで、ほのかに卵の香りがする。「罐裝鮮蛋卷」(174香港ドル=約2,750円)。○まだまだあるぞ! マカオのお菓子店内には「杏仁餅」「鮮蛋巻」のほか、ゴマのクッキー、パイナップルケーキ、くるみのケーキ、肉(!)入りのケーキやヌガー、ドライフルーツ、ジャーキーなどさまざまなお菓子が並ぶ。○菓子店は「家餅記英」「咀香園餅家」も今回紹介した鉅記餅家のほかにも、お土産の菓子店としてはパッケージがかわいい「家餅記英」、歴史のある「咀香園餅家」などが有名なのだそう。いずれもオリジナルの「杏仁餅」「鮮蛋巻」が購入できる。マカオでお土産に迷ったらぜひチェックしてみて!※記事中の情報は2015年7月取材時のもの
2015年07月06日○マカオはカジノだけじゃない!きらきら輝くネオンサイン、ブランドショップが立ち並ぶショッピングモールにヨーロッパ情緒漂う世界遺産の旧市街、グルメ天国・香港の人々も舌を巻く料理の数々……。そんな魅力溢れるマカオだが、24時間営業のカジノがいたるところに点在することもあって、"大人の旅先"の印象が強い。だが、「シェラトン・マカオ コタイセントラル」はそんな雰囲気に一石を投じ、世界のファミリートラベラーから人気を博している。香港からフェリーで約1時間。香港旅行の際、デイトリップで訪れたことがある人も多いかもしれない。1999年までポルトガル領であり、洋の東西がまさに融合した文化をもつマカオは、カジノの街としても知られ、その収益はラスベガスを超えるという。新市街はカジノを中心に多くの高級ホテルが軒を連ね、今なお建設ラッシュが続き、活力に溢れている。特に海峡を埋め立ててできた「コタイ地区」には、新しい施設が毎年のように登場している。その1つ「コタイ・セントラル」には、シェラトン、コンラッド、ホリデイインの3つのホテルがあり、カジノ、ショッピングモール、多数のレストランが隣接。ここだけで十分遊べる広大なリゾートを形成している。すぐ隣にはやはり広大な敷地面積を誇る商業コンプレックス「ベネツィアン」があり、このエリアのすべてを体験するなら1泊ではとても足りない。そこへ新たに加わったのが、シェラトン・マカオのキッズプログラムで、マカオで初めてのファミリー向けプランとして注目を集めているという。まず、チェックインするところから、子どもたちが喜ぶ仕掛けが始まる。レセプション前の広場の一角に設置された「Jungle Hut」では、チェックイン手続きの間にキッズへポップコーンやキャンディーなどをプレゼント。バルーンアートを目の前でちゃちゃっと作ってくれ、それを眺めながら楽しく待つことができる。さらに続くお楽しみは、お部屋。ドリームワークスの映画でおなじみの『シュレック』『マダガスカル』『カンフー・パンダ』がテーマの子ども部屋付きスイートは、入った瞬間大人も思わず「わぁっ! 」と歓声をあげてしまうこと必至。カラフルな二段ベッドにキャラクターのクッション、小さな子ども用ドロワーにはキッズサイズのスリッパとバスローブが収まっている。バスルームも完全に子ども仕様。バスタブやトイレは大人用よりも少し低いものが設置され、洗面台には踏み台も用意。アメニティにも箱にテーマキャラクターが描かれているほか、これまたキッズサイズの歯ブラシにキッズ用バスプロダクツが。子ども向けDVDなども用意されているといい、とにかく子どもたちが快適に過ごすことができる子どものための部屋なのだ。○シュレックと朝ごはんお楽しみはまだまだある。毎日午後3時にはコタイ・セントラルのショッピングモール内をキャラクターたちがパレードする「ドリームワークス・オールスター・パレード」のほか、プールサイドのカバナにもキャラクターのペイントがされている。そして極め付きは、キャラクターたちと一緒に写真も撮れる「シュレックファースト」。その名からもわかるように、「シュレック+ブレックファースト」、つまりシュレックなどのキャラクターたちが登場する朝食ブッフェである。「……別に、シュレックとかファンじゃないし」などと斜に構えた大人だって、次々とテーブルを訪れてくれるキャラクターたちにだんだん興奮してくることは請け合い。ハッと気づけば『マダガスカル』のアレックスと一緒に、満面の笑顔とピースサインで写真におさまっていることだろう。とにかく次から次へとキャラクターが登場するため、料理をとりにいくヒマもないほど。だが、洋食、和食、中華まで揃い、卵料理やヌードルステーションもあるかなり豪華なメニューなので、ここは家族で分業してでも食べまくりたい。ちなみに、シェラトン・マカオコタイ セントラル宿泊者なら100HKドル(約1,550円・税別)という金額もかなりうれしい。日本からはマカオ航空直行便があるほか、2016年には香港とマカオをつなぐ橋も完成するといい、香港経由でもますます気軽に訪れることができるようになるマカオ。日本から行ける近場の子連れ海外旅行先としてリストに加えたい。
2015年01月07日ミシュランエイジアはこのほど、「ミシュランガイド香港・マカオ2013第5版」を発表した。香港とマカオでは12月5日から1冊198香港ドル(約2,200円)で販売され、東南アジアでは12月中旬から販売される。同ガイドブックに掲載される施設は、香港286軒(レストラン244軒 ホテル42軒)、マカオ62軒(レストラン46軒ホテル16軒)の合計348軒。そのうち65軒ものレストラン(香港51 / マカオ14)とマカオのホテル1軒が新規の施設となっており、約4割もの情報が更新された。急速な変化を遂げている香港・マカオのレストラン業界の現状を反映したかたちとなった。最高峰となる3つ星レストランには、今回5軒(香港4 / マカオ1)が選出された。香港のフレンチ「Caprice(カプリス)」やモダンフレンチの「L’Atelier de Joel Robuchon(ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション)」、広東料理の「龍景軒」、イタリアンの「8 1/2 Otto e Mezzo-Bombana」。そしてマカオのモダンフレンチ「Robuchon au Dome(ロブション・オ・ドーム)」だ。2つ星レストランには17軒(香港13 / マカオ4)、1つ星レストランには46軒(香港44 / マカオ2)が選出された。他にラーメン店やローカル屋台、焼肉、ベトナム屋台、点心など、星の付いていない飲食店63軒(香港54 / マカオ9)も掲載されている。今回から香港のKennedy TownやSai Ying Punといった新たな場所も調査エリアに含まれ、料理カテゴリーも増やし、香港とマカオにおける美食の多様性を指し示すショーケースのようなガイドブックに仕上がったという。ちなみに今年は、上海料理・北京料理・四川料理・広東料理といったいわゆる中華料理カテゴリーの店は全体の約7割を占めている。また、コストパフォーマンスの高い食事を提供し、星のない店の中でも特に調査員がおすすめするレストランは、「ビブグルマン」(ミシュランのキャラクターである「ビバンダム」こと「ミシュランマン」の顔のマークが付いている店)として紹介され、特に読者に人気があるとのことだが、今回は76軒が「ビブグルマン」に選ばれた(香港68 / マカオ8)。これらは約300香港ドル(約3,300円)以下でもおいしい食事が楽しめる店としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日マカオの「コタイ」をご存じだろうか。コロアン島とタイパ島のあいだをつないで埋め立てた「コタイ地区」は、近年大規模なリゾート開発が進められ、目覚しい発展をとげている。同地区で米国のカジノやホテルが立ち並ぶ通り「ラスベガス・ストリップ」にならって名づけられたのが「コタイ・ストリップ」。”マカオ=カジノ”のイメージのもとになっているエリアだ。マカオ国際空港から車で5分、マカオ フェリーターミナルから車で15分の場所に位置する。コタイの紹介をする前に、マカオ全体の説明をしておきたい。マカオの正式名称は、中華人民共和国マカオ特別行政区。中国大陸の南、香港の西南西約60kmに位置する。中国広東省と陸続きの澳門半島部、タイパ島、コロアン島、コタイ地区の4ゾーンからなり、総面積は29.9km2と東京都世田谷区の約半分の広さ。観光スポットをめぐりやすい。マカオはポルトガルの統治下から、1999年に中国に返還された。長いあいだ両国の文化が混ざり合い、22の歴史的建造物と8カ所の広場が「マカオ歴史市街地区」として世界文化遺産に登録されている。ふたつの異国情緒とそれらのユニークな融合を存分に味わうことができる。コタイ地区のコタイ・ストリップには現在、巨大な複合リゾート施設「ザ・ベネチアン・マカオ・リゾート・ホテル」「シティ・オブ・ドリームズ」「ギャラクシーマカオ」「サンズ・コタイ・セントラル」の4つがある。それぞれの施設がすべて徒歩圏内だ。ザ・ベネチアン・マカオ・リゾート・ホテルは全室スイートの客室を有し、アリーナやシアターも備え、建物内に流れる運河をゴンドラで遊覧できる。シティ・オブ・ドリームズは「クラウン・タワーズ」「ハードロック・ホテル」「グランドハイアット」の3つのホテルがあり、水を使ったアクロバットショーが見られるシアターでも知られている。ギャラクシーマカオには「バンヤンツリー」「ギャラクシー・ホテル」「ホテル・オークラ」の3つのホテルがあり、屋上に巨大な波のプールも備える。それぞれの施設で、ホテルでの宿泊に加えて、カジノやショッピング、エンターテイメントが楽しめる。そして今年4月にサンズ・チャイナ社がコタイ・ストリップの中心地にオープンしたのが、「サンズ・コタイ・セントラル」。ラグジュアリーホテルブランド3つが立ち並び、カジノ、ショッピング、食事などそのすべてがひとところで楽しめる一大リゾート空間だ。同リゾート内で宿泊できる部屋数は、なんと合計約6,000室! 「ホリデイ・イン」(約1,200室)「コンラッド」(約600室)「シェラトン」(約4,000室)の3つの有名ホテルが軒を連ねている。さらに、合計約11万1,500平方メートルにもなるショッピングエリア、飲食店、会議室などが広がっている。「ショップス・コタイセントラル」では約100カ所の小売店やギャラリーで免税ショッピングが楽しめるほか、約2万7,900平方メートルものカジノスペース、10個のダンスホール、2つのスパ、3つのフィットネスクラブ、20以上の飲食店が備わっている。歩いても歩いてもリゾート。あまりにスケールが大きすぎて、華やかすぎて、「ここはゴージャスの限りを尽くした天国……!?」と夢を見ているようだった。見たいものほしいものがぎゅ~っとつまったエリアだから、非日常のリゾートで濃密な時間を過ごしたい人におすすめ。また、コタイストリップを歩いていると、所どころで開発中の様子を見ることができる。今まさに開発が進んでいる現在進行形のリゾートなのだ。リゾートの進化の過程を目撃するなら今。次回は、このコタイ・セントラルに9月20日にオープンした「シェラトン・マカオホテル」についてレポートしたい。function addEvent(elm,listener,fn){try{elm.addEventListener(listener,fn,false);}catch(e){elm.attachEvent(”on”+listener,fn);}}addEvent(window,”load”,function(){ var ymap = new Y.Map(”map”); ymap.addControl(new Y.CenterMarkControl({ visibleButton: true , visible : true})); ymap.addControl(new Y.SliderZoomControl()); ymap.drawMap(new Y.LatLng(22.14002977,113.56327057),13,Y.LayerSetId.NORMAL);}); 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日