今年はオンラインで開催されているサンディエゴ・コミコンこと「コミコン@ホーム」。日本時間7月26日朝、約30年の時を超えて帰ってくる『ビルとテッド』シリーズ第3弾の最新作『Bill & Ted Face the Music』(原題)のパネルディスカッションにキアヌ・リーブスやアレックス・ウィンターと、2人の“娘”役を演じる注目若手女優たちが登場し、2人との共演を語った。先日US版新予告編が解禁され、アメリカでは9月1日より劇場と配信で同時公開されることになった本作。『ビルとテッドの大冒険』(1989)、『ビルとテッドの地獄旅行』(1991)は興行的にも成功しただけでなく、アメリカのポップカルチャーに影響を与えたカルト的作品として知られる。本シリーズの大ファンという進行ケヴィン・スミスの紹介で、主人公コンビのひとりビルを演じ、現在ではドキュメンタリー作品の監督として活躍するアレックス、本シリーズの生みの親である脚本家エド・ソロモンとクリス・マシソン、前作の『地獄旅行』に登場して人気を博した死神役ウィリアム・サドラー、メガホンをとったディーン・パリソット監督が次々登場、最後には『ジョン・ウィック』シリーズですっかりお馴染みとなったテッド役のキアヌが登場した。さらに、バンド活動は続けながらも、すっかり中年のおじさんとなったビルとテッドが“世界を救う”を音楽を作るため再びタイムトラベルをする本作で、かつてのビルとテッドのような役回りで新たに参加するのがそれぞれの娘たち。ビル(アレックス)の娘テアを演じるのは、『マトリックス』俳優ヒューゴ・ウィーヴィングの姪で、『レディ・オア・ノット』に主演するサマラ・ウィーヴィング、そしてテッド(キアヌ)の娘ビリーを演じるのは、Netflixオリジナルドラマ「ユニークライフ」や映画『スキャンダル』のブリジット・ランディ=ペインという、ネクストブレイク必至の2人。サマラは1992年生まれ、ブリジットは1994年生まれで、2人とも前2作を観たことがなかったそう。自身もバンド活動をしているブリジットは、撮影中もキアヌ(のエアギター!?)を観察しながら「どうやって腕を動かしているんだろうとずっと思っていました」と明かし、「(娘たちは)ビリーやテッドのように天性の素質があると思うんです。間が抜けていて、素朴な、そういう部分を見つけて違いを出すようにしました」という。そして、サマラも「(父役)アレックスの体を動かし方を観て、彼を研究しようとしました。もっと女性的になっているか分かりませんが、違いを出しつつ、かけ離れすぎないようにしました」と語った。そんな2人にアレックスも、「私たちの模倣ではなく、完全に彼女たち自身のキャラクターとなっていました。私たちは明らかに1つの家族のようでした」と太鼓判。とはいえ、サマラは最初のシーンから“洗礼”を受けたよう。「ブリジットと私は父親たちの姿を見ているんですが、あのジョン・ウィックのキアヌ・リーブスが踊りながら、演奏しているんですよ。泣くほど笑っちゃいました」と打ち明け、「あれはハイライトでした。熱狂しました」と楽しそうに振り返り、キアヌたちも笑顔に。彼女たちのキャスティングについてパリソット監督は、「キャスティングセッションのときには思いませんでしたが、ビルたちの写真と並べてみたら、サマラとブリジットは明らかにビルとテッドの娘のように見えることに驚きました。実際の娘たちのように見えました」と語っていた。『Bill & Ted Face the Music』は9月1日より全米公開予定、日本公開は未定。(text:Reiko Uehara)
2020年07月26日キアヌ・リーブスとアレックス・ウィンターが出演する『ビルとテッド』シリーズ第3弾『Bill & Ted Face the Music』(原題)の予告編が公開された。前作『ビルとテッドの地獄旅行』から約30年。第3弾の劇中でも中年のおじさんとなっているビル(アレックス)とテッド(キアヌ)の現在は果たして…。予告編で描かれている2人のバンド「ワイルド・スタリオンズ」は、ロックで世界を救済するという夢とはほど遠く、2ドルのタコスを食べるという目的でやってきた40人の観客の前でライブするという落ちぶれぶり。そこで2人は思いつく。「世界を救う曲」を書き上げているはずの未来へ行き、現在に持ってくればいいのだと。テッドは「それって“盗み”じゃない?」と一瞬悩むものの、ビルは「自分たちから盗むんだから盗みにならない」と気に留めない。そして、お馴染みの電話ボックス型タイムマシンが登場。降り立った場所はどうやら刑務所の中で…。予告編では死神役を再演するウィリアム・サドラーや、テッドとビルの娘たちの姿も見られる。監督は『ギャラクシー・クエスト』のディーン・パリソットで、脚本は前2作を手掛けたクリス・マシソン&エド・ソロモン。『Bill & Ted Face the Music』は8月21日全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2020年06月10日『ビルとテッドの大冒険』(1989)、『ビルとテッドの地獄旅行』(1991)で主役のビルとテッドを演じたアレックス・ウィンターとキアヌ・リーブスが、再び帰ってくる。約30年を経て3作目『Bill & Ted Face The Music』(原題)が製作され、ツイッターの公式アカウントからファーストルックが公開された。1作目、2作目と同様、ビル&テッドは再び公衆電話型タイムマシンでタイムトラベルをする模様。今回は2人が組んでいるバンド「ワイルド・スタリンズ」が、世界を救うために音楽を作る話だという。前作から引き続き、ウィリアム・サドラー演じる死神も登場することが画像から分かる。すっかり中年となった2人には家族がおり、ビル(アレックス)の娘テア役をサマラ・ウィーヴィング、テッド(キアヌ)の娘ビリー役をブリジット・ランディ=ペインが演じている。脚本も前2作を担当したクリス・マシソン&エド・ソロモンのコンビが担当。マシソンによると、テアもビリーも父親たちの音楽を愛しており、曲作りの手伝いをするという。また、キッド・カディが本人役で出演。この30年間、キアヌは俳優業に邁進してきたが、アレックスは主にドキュメンタリー作品の監督を行い、俳優業からは遠ざかっていた。「リア王を演じろなんて言われたらビビっちゃうけど、ビルのことは知り尽くしているから大丈夫」と自信を見せた。『Bill & Ted Face The Music』の全米公開日は2020年8月21日。(Hiromi Kaku)
2019年12月18日14年ぶりにペナントレースを制したヤクルトが1勝のアドバンテージと本拠地の利を生かし『日本シリーズ』へ進出するのか、2位・巨人が昨季下克上を喫した雪辱を果たすスイープを決めるのか。本日10月14日(水)より神宮球場で『クライマックスシリーズ(CS)』ファイナルステージがスタートする。【チケット情報はこちら】今季の直接対決は巨人が13勝12敗とほぼ互角の戦いを展開してきた。だが、神宮に舞台を移すと、ヤクルトが8勝3敗と圧倒する。しかも、巨人は10月10日からのファーストステージでマイコラス、菅野智之、ポレダが登板し、中4日の強行登板でも明日10月15日(木)からの第2戦以降の登板となる。第1戦の登板が濃厚な内海哲也は最終戦・ヤクルト戦こそ5回0封と好投したものの、今季は2勝1敗・防御率5.01と不安は隠せない。一方のヤクルトは先発3本柱が本拠地で抜群の相性の良さを見せる。初戦のマウンドに立つ可能性が高い石川雅規は9勝1敗・防御率2.00、第2戦のマウンドを託されそうな小川泰弘は5勝1敗・防御率2.60、第3戦に先発が濃厚な館山昌平は5勝2敗・防御率2.47と、いずれも高い勝率を誇っている。打線は明暗がハッキリしている。ヤクルトは首位打者・川端慎吾、トリプルスリーの本塁打王・山田哲人、打点王の畠山和洋と軸がしっかりしている。一方の巨人は、ファーストステージで阪神投手陣に対し、3試合で29安打放つなど低迷した打撃陣が復調の兆しを見せつつあるが、3試合で8得点とタイムリー欠乏症は解消していない。セットアッパー陣は互角か。ヤクルトは先発が6回まで持てば秋吉亮、ロマン、オンドルセク、バーネットの磐石のリレーが待っている。巨人は山口鉄也、マシソン、澤村拓一がシーズン合計16敗を喫したが、シーズン終盤からファーストステージにかけて安定感のある投球を見せている。ヤクルトには戦力の充実に加え、アドバンテージと地の利がある。巨人には9年連続で『CS』を戦ってきた経験値がある。とにかく、短期決戦は初戦が重要な意味を持つ。ベテラン左腕同士の投げ合いが予想される中、自軍に流れを引き寄せるのはヤクルトの背番号19か、巨人の背番号26か。『CS』ファイナルステージ・ヤクルト×巨人・神宮球場のチケットは、10月17日(土)の第4戦を除き、発売中。戦いの火蓋を切って落とす本日14日(木)のチケットもわずかながら残っている。チケット争奪戦に参戦せずにテレビ観戦を決め込んでいたヤクルトファンも巨人ファンも、いざ神宮球場へ。ヒリヒリした緊張感に包まれた一戦が待っている。
2015年10月14日プロ野球は現在、順位争いが次第に気になってくる後半戦の真っただ中。開幕前に描いていた展望以上の結果が出ている球団もあるが、順調には進まないチームがほとんどだ。特に、上位予想されていたのに現状は下位に甘んじていたり、混戦にはまっていたりするチームには、期待外れの数字しか残せていない選手が多い。そこで、本稿ではこれまでの2015年シーズンを振り返りつつ、複数球団の「戦犯」候補をピックアップしてみよう(※成績はすべて8月12日の試合終了時点)。○オリックス 糸井嘉男前評判を盛大に裏切ったオリックス。戦犯を挙げるとキリがないが、見込んでいた数字と大幅に乖離(かいり)がある選手となると、やはりその筆頭は糸井になりそうだ。日本ハム時代の2009年から6年連続打率3割、20盗塁、ゴールデングラブ賞と日本球界をけん引する成績を残してきたが、今年は開幕から極度の打撃不振。打率.237と奮わぬ途中結果となっている。夏場からは右ヒジ、右足首などのケガもあり、守備にもつけていない。チームが反撃ののろしを上げるには、やはりキャプテン・糸井の復調は絶対に必要。ここからの巻き返しに期待したい。○オリックス 金子千尋昨オフはメジャー挑戦か国内移籍かでストーブリーグを盛り上げ、結局"元サヤ"に収まった金子。ここ数年は日本球界を代表する「陰のエース」との呼び声も高かったが、昨年11月の右ヒジ手術のリハビリが長期化。開幕投手も予定されていたが、復帰は5月中旬になり大きく出遅れた。ただ、現在4連勝中と好調を維持しており、本来の実力を発揮すればまだまだ連勝は伸ばせるだろう。○広島 緒方孝市監督一方でセ・リーグは、「人気と若手の成長が著しく、黒田博樹が復帰した広島が一気にくる! 」とみた評論家が多かった。得失点差だけを見ると、378得点で350失点は僅差でセ・リーグ2位。しかし、実際の順位は借金5の4位となっている。確かに一岡竜司、野村祐輔の不調や今村猛、栗原健太、堂林翔太の復調のめどが立たないなどの問題もあるが、これはある程度は想定内だったと言ってもいいだろう。これでは「采配に責任アリ」ということになっても仕方がない。歯車をうまくかみ合わせられるか。1年目の緒方監督の手腕次第で明暗が分かれそうだ。○巨人 スコット・マシソン21ホールド、防御率2.58と数字上ではまずまずの好成績を残している中継ぎエースのマシソンだが、今年は大事なところで打たれる「ここ一番の弱さ」を見せ、すでに7敗。原辰徳監督もしばしば歯に衣(きぬ)着せぬ苦言を呈しており、今後、大一番で炎上することがあれば、一気に戦犯へと躍り出る可能性を秘めている。今シーズンは弱気なコメントも多く、精神面での疲れが見えるのも不安だ。○巨人 村田修一昨年に引き続き、復調の気配が乏しい村田。昨年はチームワーストの22併殺打を記録しながらも、辛うじての21本塁打が救いだったが、今年はここまで8本塁打。規定打席未満にも関わらず、チームワーストの9併殺打と全てが悪い方向に向かっている。6月21日の中日戦では、2点ビハインドの7回裏無死二、三塁の場面で代打を出される屈辱も。一部のファンからは「もはや守備の人」との声も聞かれる。8月5日に1試合2本塁打を放ったことから、一気に持ち直したいところだ。○ロッテ お家騒動を起こした親会社個人成績を見ても前半戦の不振とは裏腹に突出した戦犯候補もおらず、各人が予想から大きくかけ離れてはいないロッテ。それでも前半戦が奮わなかったのは、ソフトバンクや日本ハムとの地力の差。イ・デウンなど予想以上の活躍を見せた新戦力もいるが、力の差を埋めようという補強がかなわなかったのも事実だ。そんな中、7月末から7連勝で3位に順位を上げ、反撃体制も整ってきた。優勝は少し難しい位置だが、2010年に3位から日本一に輝いた「史上最大の下克上」の再現は可能だろう。しかし、時を同じくしてロッテ本社でお家騒動が勃発。球団オーナーを兼任する重光武雄氏が会長の座を追われるなど、何やら穏やかではない。1972年、オリオンズ時代から球団オーナーを務め、マリーンズを愛する同氏だけにお家騒動が拡大すれば、見せしめのごとく、球団にしわ寄せが来ることも予想される。チームに上昇機運が見えるだけに「球団売却」などの活字が、現在の勢いをそがないか、心配になってくるファンも多いだろう。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』は、『200文字でわかる! 夏の甲子園大会・49地区代表校紹介』、『名将の生き様がここに! 全国49地区代表校監督名鑑』を掲載中! 甲子園大会期間中は、試合のみどころや注目選手を毎朝配信します! 試合前にチェックしよう!
2015年08月13日300人のスパルタ兵士の壮絶な闘いを描いた『300<スリーハンドレッド>』。その続編となる、スパルタのDNAを継いだ男たちの最後の戦いを史実「サラミスの海戦」を基に描き出す『300<スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』が、6月20日(金)より公開となる。公開当時、「THIS IS SPARTA!(スパルタをなめるな!)」というセリフで一世を風靡した前作『300』は、実は現在公開中の『X-MEN:フューチャー&パスト』で若きマグニートー役、マイケル・ファスベンダーのデビュー作だ。このほど、前作出演時のファスベンダーのビジュアルと貴重な予告編映像が到着した。前作で、ペルシア帝国100万の大軍を相手にひるむことなく命を賭け、死闘を繰り広げたのは、レオニダス王(ジェラルド・バトラー)率いる最強国家スパルタのわずか300人の勇敢な兵士たち。映像の天才ザック・スナイダーが創り上げた圧倒的な世界観は全世界に熱狂的を呼び、レオニダス王の「THIS IS SPARTA!」という雄叫びは当時、日本でも流行したほど。極限まで鍛え上げられた肉体美、斬新な映像の戦闘シーン、男気溢れるイケメン筋肉軍団たちは、世の女性たちをも虜にした。その『300』は、世界119か国で初登場1位を獲得し、『X-MEN:フューチャー&パスト』では“過去”のマグニートーとして、本年度アカデミー賞「作品賞」の『それでも夜は明ける』では冷酷な奴隷主、『SHAMEーシェイムー』ではセックス依存症の男と、いまや幅広い役柄で活躍する演技派俳優マイケル・ファスベンダーのスクリーンデビュー作としても知られている。ファスベンダーは、血気盛んな若き戦士ステリオスとして、見事に割れた腹筋と、かけ出しのころとは思えない存在感を発揮、当時から注目を集めていた。『300』の予告編映像は、当時はまだYouTubeに予告編をアップすることが主流でなかったため、貴重なものになるという。そして、その続編となる本作でも、イケメンマッチョ軍団が勢揃いする。監督のノーム・ムーロが、「『300』作品に出演するからには『300』の掟を受け入れてもらわないといけない。掟のひとつがトレーニングを通して肉体を磨き上げること」と語るように、キャストたちには最高のコンディションで撮影に臨むことが求められ、専門トレーナーたちが食事制限と運動で戦闘シーンに向けた体づくりをサポートしていた。「ギリシアの自由市民はスパルタ人と違って、画一的ではないんだ。だから、指導にあたるトレーナーには個々のキャストに合ったマンツーマンの指導を増やしてもらう必要があったよ」と語るのは、本作では製作を担当したザック・スナイダー。キャストは前作でおなじみのスパルタ王妃レナ・ヘディ、ペルシャのクセルクセス王ことロドリゴ・サントロという面々に加え、主人公の勇者テミストクレス役に『L.A.ギャングストーリー』のサリバン・ステイプルトン、宿敵となる女戦士アルテミシア役に『ダーク・シャドウ』のエヴァ・グリーンほか、『タイタンの戦い』のハンス・マシソン、アンジェリーナ・ジョリー監督作『Unbroken』(原題)で主演を務めるジャック・オコンネルらが参戦。全米では初登場1位の大ヒットスタートを切り、すでに話題を呼んでいる本作から、再び世界的スターが現れるのか?前作に引けを取らないイケメン筋肉男子たちの活躍にぜひ注目してみて。『300<スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』は6月20日(土)より全国にて3D/2D/IMAX3D同時公開。【初回生産限定スペシャル・パッケージ】『300 <スリーハンドレッド> 』コンプリート・エクスペリエンス発売日:6月4日(水)ブルーレイ:2,381円(税別)/DVD:1,429円(税別)発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ(text:cinemacafe.net)■関連作品:300[スリーハンドレッド] 2007年6月9日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて公開(C)2006 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.300<スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~ 2014年6月20日より丸の内ルーブルほか全国にて公開(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2014年05月30日